[0001]本特許出願は、各々が本出願の譲受人に譲渡された、2016年2月1日に出願された「Efficient ACK/NACK Transmission」と題する、Chendamarai Kannanらによる米国特許出願番号第15/012,560号、および2015年2月5日に出願された「Efficient ACK/NACK Transmission」と題する、Chendamarai Kannanらによる米国仮特許出願番号第62/112,310号の優先権を主張する。
[0006]コードブロック(CB)レベルのハイブリッド自動再送要求(HARQ)のためのシステム、方法、および装置について説明する。ワイヤレスデバイスは、いくつかのCBを含み得るトランスポートブロックとして知られる媒体アクセス制御(MAC)レイヤユニットを使用してデータを交換し得る。受信デバイスは、各CBを復号しようと試み、各CBが正常に復号されたのかどうかに基づいて送信デバイスに肯定応答(ACK)および否定応答(NACK)フィードバックを送り得る。受信デバイスは、2つ以上の利用可能なフォーマットから、ACK/NACKフィードバックを送信するためのフォーマットを決定し得る。ACK/NACKフィードバックのためのフォーマットは、受信されたCBの数とNACKフィードバックを有するCBの数とに少なくとも部分的に基づいて決定され得る。ACK/NACKフィードバックのためのフォーマットは、圧縮スキーム、バンドリングスキーム、またはそれらの組合せを備え得る。ACK/NACKフィードバックは、たとえば、個別のCBに基づいて、またはCBのバンドルに対して提供され得る。送信デバイスは、ACK/NACKフォーマットと、NACKフィードバックを有するCBとを決定するために受信されたフィードバックのブラインド復号を実行し得る。
[0007]ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信の方法について説明する。本方法は、受信された送信中で複数のコードブロック(CB)を受信することと、複数のCBのうちの各CBに対するハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックを決定することと、2つ以上の利用可能なフォーマットから、HARQ ACK/NACKフィードバックを送信するためのフォーマットを識別することと、識別されたフォーマットを使用してHARQ ACK/NACKフィードバックを送信することとを含み得る。
[0008]ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のための装置について説明する。本装置は、受信された送信中で複数のコードブロック(CB)を受信するための手段と、複数のCBのうちの各CBに対するハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックを決定するための手段と、2つ以上の利用可能なフォーマットから、HARQ ACK/NACKフィードバックを送信するためのフォーマットを識別するための手段と、識別されたフォーマットを使用してHARQ ACK/NACKフィードバックを送信するための手段とを含み得る。
[0009]ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のためのさらなる装置について説明する。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリ中に記憶された命令と、ここにおいて、命令は、受信された送信中で複数のコードブロック(CB)を受信することと、複数のCBのうちの各CBに対するハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックを決定することと、2つ以上の利用可能なフォーマットから、HARQ ACK/NACKフィードバックを送信するためのフォーマットを識別することと、識別されたフォーマットを使用してHARQ ACK/NACKフィードバックを送信することとを行うようにプロセッサによって実行可能である、を含み得る。
[0010]ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。本コードは、受信された送信中で複数のコードブロック(CB)を受信することと、複数のCBのうちの各CBに対するハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックを決定することと、2つ以上の利用可能なフォーマットから、HARQ ACK/NACKフィードバックを送信するためのフォーマットを識別することと、識別されたフォーマットを使用してHARQ ACK/NACKフィードバックを送信することとを行うように実行可能な命令を含み得る。
[0011]上記で説明した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、HARQ ACK/NACKフィードバックを送信するためのフォーマットを識別することは、複数のCBのためのNACKの数を決定することと、複数のCB中のCBの数を決定することと、NACKの数とCBの数とに少なくとも部分的に基づいてHARQ ACK/NACKフィードバックを送信するためのフォーマットを識別することとを備える。いくつかの例では、フォーマットを識別することは、HARQ ACK/NACKフィードバックに基づく。追加または代替として、いくつかの例では、2つ以上の利用可能なフォーマットは、非圧縮フォーマットと1つまたは複数の圧縮フォーマットとを備える。
[0012]上記で説明した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、非圧縮フォーマットは、CBの数がCBのしきい値数よりも少ないときにHARQ ACK/NACKフィードバックを送信するためのフォーマットとして識別され、ここにおいて、1つまたは複数の圧縮フォーマットのうちの1つは、CBの数がCBのしきい値数を満たすかまたはそれを超えるときにHARQ ACK/NACKフィードバックを送信するためのフォーマットとして識別される。追加または代替として、いくつかの例では、CBのしきい値数は、HARQ ACK/NACKフィードバックの送信のための利用可能なリソースに基づいて決定される。
[0013]上記で説明した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、HARQ ACK/NACKフィードバックを送信するための2つ以上の利用可能なフォーマットは、各CBに関連する専用ビットを有する第1のフォーマットと、NACKフィードバックを有するCBの数とNACKフィードバックを有するCBの組合せを識別するインデックスとのインジケーションを提供する第2のフォーマットとを備える。追加または代替として、いくつかの例では、第2のフォーマットは、CBの数よりも少ない複数のビットを含む。
[0014]上記で説明した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、HARQ ACK/NACKフィードバックを送信するための2つ以上の利用可能なフォーマットは、CBの1つまたは複数のバンドルに対するHARQ ACK/NACKフィードバックを提供する第3のフォーマットをさらに備える。追加または代替として、いくつかの例では、第3のフォーマットは、CBの各バンドル中のCBの数と、バンドル中のCBがNACKフィードバックを有するCBのバンドルの数と、NACKフィードバックを有するCBのバンドルの組合せを識別するインデックスとのインジケーションを提供する。
[0015]上記で説明した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、HARQ ACK/NACKフィードバックを送信するための2つ以上の利用可能なフォーマットは、CBの2つ以上のバンドルに関連する専用ビットを有する第4のフォーマットをさらに備える。追加または代替として、いくつかの例では、HARQ ACK/NACKフィードバックを送信するためのフォーマットは、NACKフィードバックを有するCBの数に少なくとも部分的に基づいて動的に選択される。
[0016]上記で説明した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、HARQ ACK/NACKフィードバックを送信するためのフォーマットは、複数のCBの送信に関連するチャネル状態に少なくとも部分的に基づいて半静的に選択される。追加または代替として、いくつかの例では、HARQ ACK/NACKフィードバックを送信するためのフォーマットは、無線リソース制御(RRC)シグナリングを使用してシグナリングされる。いくつかの例では、HARQ ACK/NACKフィードバックを送信するためのフォーマットは、RRCシグナリングを使用してシグナリングされるフォーマットのグループから選択される。
[0017]ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信の方法について説明する。本方法は、受信された送信中で複数のコードブロック(CB)を受信することと、複数のCBのうちの各CBに対するハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックを決定することと、NACKフィードバックを有するCBまたはCBのバンドルの数と、NACKフィードバックを有するCBまたはCBのバンドルの組合せを識別するインデックスとのインジケーションを提供するフォーマットを使用してHARQ ACK/NACKフィードバックを送信することとを含み得る。
[0018]ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のための装置について説明する。本装置は、受信された送信中で複数のコードブロック(CB)を受信するための手段と、複数のCBのうちの各CBに対するハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックを決定するための手段と、NACKフィードバックを有するCBまたはCBのバンドルの数と、NACKフィードバックを有するCBまたはCBのバンドルの組合せを識別するインデックスとのインジケーションを提供するフォーマットを使用してHARQ ACK/NACKフィードバックを送信するための手段とを含み得る。
[0019]ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のためのさらなる装置について説明する。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリ中に記憶された命令と、ここにおいて、命令は、受信された送信中で複数のコードブロック(CB)を受信することと、複数のCBのうちの各CBに対するハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックを決定することと、NACKフィードバックを有するCBまたはCBのバンドルの数と、NACKフィードバックを有するCBまたはCBのバンドルの組合せを識別するインデックスとのインジケーションを提供するフォーマットを使用してHARQ ACK/NACKフィードバックを送信することとを行うようにプロセッサによって実行可能である、を含み得る。
[0020]ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。本コードは、受信された送信中で複数のコードブロック(CB)を受信することと、複数のCBのうちの各CBに対するハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックを決定することと、NACKフィードバックを有するCBまたはCBのバンドルの数と、NACKフィードバックを有するCBまたはCBのバンドルの組合せを識別するインデックスとのインジケーションを提供するフォーマットを使用してHARQ ACK/NACKフィードバックを送信することとを行うように実行可能な命令を含み得る。
[0021]上記で説明したさらなる方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、フォーマットは、NACKフィードバックを有するCBの数とNACKフィードバックを有するCBの組合せを識別するインデックスとを識別し得る。追加または代替として、フォーマットは、CBの各バンドル中のCBの数と、バンドル中のCBがNACKフィードバックを有するCBのバンドルの数と、NACKフィードバックを有するCBのバンドルの組合せを識別するインデックスとを識別し得る。
[0022]ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信の方法について説明する。本方法は、受信機に複数のコードブロック(CB)を送信することと、複数のCBのうちの各CBに対するハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックを受信することと、2つ以上の利用可能なフォーマットから、HARQ ACK/NACKフィードバックのフォーマットを識別することと、受信されたHARQ ACK/NACKフィードバックに少なくとも部分的に基づいて複数のCBのうちの1つまたは複数のCBが再送信されるべきであると決定することとを含み得る。
[0023]ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のための装置について説明する。本装置は、受信機に複数のコードブロック(CB)を送信するための手段と、複数のCBのうちの各CBに対するハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックを受信するための手段と、2つ以上の利用可能なフォーマットから、HARQ ACK/NACKフィードバックのフォーマットを識別するための手段と、受信されたHARQ ACK/NACKフィードバックに少なくとも部分的に基づいて複数のCBのうちの1つまたは複数のCBが再送信されるべきであると決定するための手段とを含み得る。
[0024]ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のためのさらなる装置について説明する。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリ中に記憶された命令と、ここにおいて、命令は、受信機に複数のコードブロック(CB)を送信することと、複数のCBのうちの各CBに対するハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックを受信することと、2つ以上の利用可能なフォーマットから、HARQ ACK/NACKフィードバックのフォーマットを識別することと、受信されたHARQ ACK/NACKフィードバックに少なくとも部分的に基づいて複数のCBのうちの1つまたは複数のCBが再送信されるべきであると決定することとを行うようにプロセッサによって実行可能である、を含み得る。
[0025]ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。本コードは、受信機に複数のコードブロック(CB)を送信することと、複数のCBのうちの各CBに対するハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックを受信することと、2つ以上の利用可能なフォーマットから、HARQ ACK/NACKフィードバックのフォーマットを識別することと、受信されたHARQ ACK/NACKフィードバックに少なくとも部分的に基づいて複数のCBのうちの1つまたは複数のCBが再送信されるべきであると決定することとを行うように実行可能な命令を含み得る。
[0026]上記で説明した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、HARQ ACK/NACKフィードバックのフォーマットを識別することは、HARQ ACK/NACKフィードバックのブラインド復号を備える。追加または代替として、いくつかの例では、複数のCBのうちの1つまたは複数のCBが再送信されるべきであると決定することは、HARQ ACK/NACKフィードバック中で示されるNACKの数を決定することと、NACKフィードバックを有するCBの組合せを識別するインデックスを決定することと、インデックスに基づいてNACKフィードバックを有するCBを決定することとを備える。いくつかの例では、HARQ ACK/NACKフィードバックを送信するためのフォーマットは、RRCシグナリングを使用してシグナリングされるフォーマットのグループから選択される。
[0027]追加または代替として、いくつかの例では、複数のCBのうちの1つまたは複数のCBが再送信されるべきであると決定することは、受信されたACK/NACKフィードバックに対して圧縮解除、アンバンドリング、またはその両方を実行することによってNACKフィードバックを有するCBを決定すること、ここにおいて、圧縮解除、アンバンドリング、またはその両方は、識別されたフォーマットに少なくとも部分的に基づいて決定される、を備える。
[0028]上記で説明した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、複数のCBのうちの1つまたは複数のCBが再送信されるべきであると決定することは、CBが、同じACK/NACKフィードバックを有する各バンドル中で複数の連続するCBとバンドルされると決定することと、各バンドルに関連するCBの数を決定することと、NACKフィードバックを有するバンドルの数を決定することと、NACKフィードバックを有するバンドルの組合せを識別するインデックスを決定することと、インデックスに基づいてNACKフィードバックを有するバンドルを決定することとを備える。追加または代替として、いくつかの例では、2つ以上の利用可能なフォーマットは、非圧縮フォーマットと1つまたは複数の圧縮フォーマットとを備え、ここにおいて、1つまたは複数の圧縮フォーマットは、複数のCBのうちの各送信されたCBについてのACK/NACK情報を搬送することが可能である。
[0029]上記で説明した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、1つまたは複数の圧縮フォーマットは、CBの1つまたは複数のバンドルに対するHARQ ACK/NACKフィードバックを提供するフォーマットを備える。
[0030]上記は、以下の発明を実施するための形態がより良く理解され得るように、本開示による例の特徴および技術的利点についてやや広く概説した。追加の特徴および利点について、以下で説明する。開示する概念および具体例は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を修正または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲から逸脱しない。本明細書で開示される概念の特性、それらの編成と動作方法の両方は、関連する利点とともに、添付の図に関連して以下の説明を検討するとより良く理解されよう。図の各々は、例示および説明の目的でのみ提供されるものであり、特許請求の範囲の制限の定義として提供されるものではない。
[0050]いくつかのワイヤレス通信システムでは、基地局などの送信デバイスは、トランスポートブロックとして知られる媒体アクセス制御(MAC)レイヤユニットを使用してユーザ機器(UE)などの受信デバイスに制御およびデータを通信し得る。受信デバイスは、受信デバイスが、各トランスポートブロックを正常に受信し、復号したのかどうかを示す肯定応答(ACK)または否定応答(NACK)で応答し得る。本開示の態様によれば、トランスポートブロックは、コードブロック(CB)として知られるサブユニットで構成され得、ACK/NACK応答は、各CBに対して送られ得る。そのようなCBレベルのACK/NACKは、トランスポートブロックの長さの一部分しか持続しないことがある比較的短いバースト中にチャネル干渉が生じ得る実装形態のために有用であり得る。トランスポートブロック全体の再送信ではなく、影響を受けたCBのみの再送信は、チャネル効率を高め得る。そのような短いバースト干渉は、共有無線周波数スペクトルまたは無認可無線周波数スペクトルを使用し得る展開などのいくつかの展開においてより多く起こり得る。
[0051]各トランスポートブロックが多くのCBを含み得るとすれば、本開示の様々な態様は、トランスポートブロックレベルでではなくCBレベルでACK/NACK情報を送信することに関連する追加の量の情報の効率的な送信を提供する。たとえば、CBのためのACK/NACKを送ることは、トランスポートブロックのためのACK/NACKを送ることと比較して、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)などのアップリンク(UL)制御チャネル上でのACK/NACKトラフィックを増加させ得る。本開示のいくつかの態様では、CBレベルのACK/NACKフィードバックを送信するためのフォーマットは、利用可能なULリソースを効率的に使用するために2つ以上の利用可能なフォーマットから選択され得る。2つ以上の利用可能なフォーマットは、ACK/NACKフィードバックを送信するために使用されるビット数がCBの数よりも少ない圧縮フォーマットと、ACK/NACKフィードバックを送信するために使用されるビット数がCBの数に対応する非圧縮フォーマットとを含み得る。ACK/NACKフィードバックのためのフォーマットはまた、圧縮スキーム、バンドリングスキーム、またはそれらの組合せを備え得る。
[0052]送信されるCBの量がCBのしきい値数よりも少ない場合、ACK/NACKのためのフォーマットは、どのCBが正常に受信され、どのCBが誤っているのかを示すビットマップなどの非圧縮フォーマットであり得る。CBのしきい値数は、ACK/NACKフィードバックを送信するための利用可能なアップリンクリソースに少なくとも部分的に基づき得る。送信されるCBの量がしきい値を上回り、誤っているCBの数が比較的少ない場合、ACK/NACKのためのフォーマットは、誤っているCBの数と、誤っているCBの組合せを識別するインデックスとを識別するフォーマットなどの圧縮フォーマットであり得る。送信されるCBの量がしきい値を上回り、誤っているCBの数が比較的多い場合、ACK/NACKのためのフォーマットは、各バンドル中のCBの数と、誤っているバンドルの数と、エラーであるバンドルの組合せを識別するインデックスとを識別するフォーマットなど、誤っているCBのバンドルを識別する圧縮フォーマットであり得る。
[0053]したがって、UL制御チャネルは、いくつかの例では、ACK/NACKのより大きいペイロードをサポートする構成され得る。さらに、DL制御チャネルは、トランスポートブロック中での各コードブロックのための冗長バージョンの効率的なシグナリングから利益を得ることがある。たとえば、CBレベルのACK/NACKを実装するシステムは、たとえば、基地局がDLバースト中にUEをスケジュールするとき、ジャストインタイムのACK/NACKを享受し得、前のバースト中にスケジュールされたデータに対するACK/NACKが、基地局において利用可能であり得る。
[0054]複数のCBのうちの各CBに対するCBレベルのACK/NACKフィードバックを受信する基地局は、いくつかの例では、ACK/NACKフィードバックの送信のために使用されるフォーマットについての事前知識を有しないことがある。そのような場合、基地局は、ACK/NACKフィードバックのために使用されるフォーマットを識別し、次いで、1つまたは複数のCBが再送信されるべきであるのかどうかを決定するために、ACK/NACKフィードバックのブラインド復号を実行し得る。本開示のいくつかの態様では、基地局は、RRCシグナリングを通してなど、ACK/NACKフィードバックのためのフォーマットを半静的に構成し得る。ACK/NACKフィードバックのためのフォーマットは、たとえば、基地局とUEとの間のチャネル状態に基づいて半静的に構成され得る。いくつかの例では、HARQ ACK/NACKフィードバックを送信するためのフォーマットは、RRCシグナリングを使用してシグナリングされるフォーマットのグループから選択される。
[0055]以下の説明は例を提供するものであり、特許請求の範囲に記載される範囲、適用可能性、または例を限定するものではない。本開示の範囲から逸脱することなく、説明する要素の機能および構成に変更が行われ得る。様々な例は、適宜に、様々な手順または構成要素を、省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明する方法は、説明する順序とは異なる順序で実行され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わされ得る。また、いくつかの例に関して説明する特徴は、他の例では組み合わされ得る。
[0056]図1に、本開示の様々な態様による、CBレベルのハイブリッド自動再送要求(HARQ)のためのワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、基地局105と、アットユーザ機器(UE)115と、コアネットワーク130とを含む。コアネットワーク130は、ユーザ認証と、アクセス許可と、トラッキングと、インターネットプロトコル(IP)接続性と、他のアクセス、ルーティング、またはモビリティ機能とを提供し得る。基地局105は、バックホールリンク132(たとえば、S1など)を通してコアネットワーク130とインターフェースする。基地局105は、UE115との通信のための無線構成およびスケジューリングを実行し得るか、または基地局コントローラ(図示せず)の制御下で動作し得る。様々な例では、基地局105は、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134(たとえば、X2など)を介して、直接的または間接的のいずれかで(たとえば、コアネットワーク130を通して)、互いに通信し得る。
[0057]基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してUE115とワイヤレス通信し得る。基地局105の各々は、それぞれの地理的カバレージエリア110に通信カバレージを提供し得る。いくつかの例では、基地局105は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、ホームノードB、ホームeノードB、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。基地局105のための地理的カバレージエリア110は、カバレージエリアの一部分のみを構成するセクタに分割され得る(図示せず)。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105(たとえば、マクロセル基地局またはスモールセル基地局)を含み得る。異なる技術のための重複する地理的カバレージエリア110があり得る。
[0058]いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100はロングタームエボリューション(LTE)/LTEアドバンスト(LTE−A)ネットワークである。LTE/LTE−Aネットワークでは、発展型ノードB(eNB)という用語は、概して、基地局105を記述するために使用され得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプのeNBが様々な地理的領域にカバレージを提供する、異種LTE/LTE−Aネットワークであり得る。たとえば、各eNBまたは基地局105は、マクロセル、スモールセル、または他のタイプのセルに通信カバレージを提供し得る。「セル」という用語は、状況に応じて、基地局、基地局に関連付けられたキャリアもしくはコンポーネントキャリア、またはキャリアもしくは基地局のカバレージエリア(たとえば、セクタなど)を記述するために使用され得る3GPP(登録商標)用語である。
[0059]マクロセルは、一般に、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にし得る。スモールセルは、マクロセルと比較して、同じまたは異なる(たとえば、認可、無認可などの)周波数帯域内でマクロセルとして動作し得る低電力基地局である。スモールセルは、様々な例によれば、ピコセル、フェムトセル、およびマイクロセルを含み得る。ピコセルは、たとえば、小さい地理的エリアをカバーし得、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にし得る。また、フェムトセルは、小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーし得、フェムトセルとの関連を有するUE115(たとえば、限定加入者グループ(CSG:closed subscriber group)中のUE115、自宅内のユーザのためのUE115など)による制限付きアクセスを提供し得る。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれることがある。スモールセルのためのeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNB、またはホームeNBと呼ばれることがある。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セル(たとえば、コンポーネントキャリア)をサポートし得る。
[0060]ワイヤレス通信システム100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、基地局105は同様のフレームタイミングを有し得、異なる基地局105からの送信は近似的に時間的に整合され得る。非同期動作の場合、基地局105は異なるフレームタイミングを有し得、異なる基地局105からの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明する技法は、同期動作または非同期動作のいずれかのために使用され得る。
[0061]様々な開示する例のうちのいくつかに適応し得る通信ネットワークは、階層化プロトコルスタックに従って動作するパケットベースネットワークであり得、ユーザプレーン中のデータは、インターネットプロトコル(IP)に基づき得る。無線リンク制御(RLC)レイヤが、論理チャネルを介して通信するためにパケットセグメンテーションおよびリアセンブリを実行し得る。媒体アクセス制御(MAC)レイヤが、優先度処理と、トランスポートチャネルへの論理チャネルの多重化とを実行し得る。トランスポートチャネルは、MACの下部にあるトランスポートブロック中にあり得る。MACレイヤはまた、MACレイヤでの再送信を実現してリンク効率を改善するために、HARQを使用し得る。制御プレーンでは、無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤが、UE115と基地局105との間のRRC接続の確立と構成と維持とを行い得る。RRCプロトコルレイヤはまた、ユーザプレーンデータのための無線ベアラのコアネットワーク130サポートのために使用され得る。物理(PHY)レイヤにおいて、トランスポートチャネルは物理チャネルにマッピングされ得る。たとえば、MACレイヤトランスポートブロックは、PHYレイヤにおいてサブフレームにマッピングされ得る。トランスポートブロックは、受信機における誤り検出のためのCRCフィールドを含み得る。したがって、HARQは、トランスポートブロックレベルで実施され得る。ただし、HARQはまた、より精密な解像度に従って実施され得る。たとえば、本開示の様々な態様では、トランスポートブロックはCBに分割され得、その各々は、HARQのためにUE115が使用し得るCRCを有し得る。CBは、いくつかの例では、一定数のCBを有する複数のバンドルにバンドルされ得、それの破損は、HARQを使用して監視され得る。CBまたはCBのバンドルのサイズは、あらかじめ定義され得、場合によっては、ビットの最小数または最大数に制限され得る。
[0062]トランスポートブロック中で転送されるビットの数は、変調およびコーディングスキーム(MCS)ならびにトランスポートブロックが目的とするUEに割り当てられたリソースブロックの数に基づき得る。基地局105のMACは、UE115によって扱われ得る変調スキームを識別または決定し、リソースブロックの利用可能性について物理リソースを検査し得る。この情報を使用して、基地局105のMACは、MCSとUE115に割り振られ得るリソースブロックの数とを識別または決定し得る。いくつかの例では、MCSとリソース割振りとは、サブフレームのトランスポートブロックサイズを与える表を参照するために使用され得る。トランスポートブロックサイズが最大コードブロックサイズよりも大きい場合、トランスポートブロックは、CBにセグメント化され得る。トランスポートブロックが、最小コードブロックサイズよりも小さい場合、トランスポートブロックは、1つのCBによって表され得、これは、最小コードブロックサイズに一致するようにフィラービットに付加され得る。
[0063]UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散され得、各UE115は固定またはモバイルであり得る。UE115はまた、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な用語を含み得るか、あるいは当業者によってそのように呼ばれることがある。UE115は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UE115は、マクロeNB、スモールセルeNB、リレー基地局などを含む、様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信することが可能であり得る。
[0064]ワイヤレス通信システム100に示されている通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク(UL)送信、または基地局105からUE115へのダウンリンク(DL)送信を含み得る。ダウンリンク送信は、順方向リンク送信と呼ばれることもあり、アップリンク送信は、逆方向リンク送信と呼ばれることもある。各通信リンク125は1つまたは複数のキャリアを含み得、ここで、各キャリアは、上記で説明した様々な無線技術に従って変調された複数のサブキャリア(たとえば、異なる周波数の波形信号)からなる信号であり得る。各被変調信号は、異なるサブキャリア上で送られ得、制御情報(たとえば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、ユーザデータなどを搬送し得る。通信リンク125は、周波数分割複信(FDD:frequency division duplex)動作を使用して(たとえば、対スペクトルリソースを使用して)または時分割複信(TDD:time division duplex)動作を使用して(たとえば、不対スペクトルリソースを使用して)双方向通信を送信し得る。FDD(たとえば、フレーム構造タイプ1)およびTDD(たとえば、フレーム構造タイプ2)のためのフレーム構造が定義され得る。
[0065]ワイヤレス通信システム100のいくつかの例では、基地局105またはUE115は、基地局105とUE115との間の通信品質と信頼性とを改善するために、アンテナダイバーシティスキームを採用するために複数のアンテナを含み得る。追加または代替として、基地局105またはUE115は、同じまたは異なるコード化データを搬送する複数の空間レイヤを送信するために、マルチパス環境を利用し得る多入力多出力(MIMO)技法を採用し得る。
[0066]ワイヤレス通信システム100は、複数のセルまたはキャリア上での動作、すなわち、キャリアアグリゲーション(CA)またはマルチキャリア動作と呼ばれることがある特徴をサポートし得る。キャリアは、コンポーネントキャリア(CC)、レイヤなどと呼ばれることもある。「キャリア」、「コンポーネントキャリア」、および「セル」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。UE115は、キャリアアグリゲーションのために、複数のダウンリンクCCと1つまたは複数のアップリンクCCとで構成され得る。キャリアアグリゲーションは、FDDコンポーネントキャリアとTDDコンポーネントキャリアの両方とともに使用され得る。
[0067]いくつかの場合には、ワイヤレス通信システム100は、拡張CC(eCC)を利用し得る。拡張コンポーネントキャリア(eCC)は、より広い帯域幅と、より短いシンボル持続時間と、より短い送信時間間隔(TTI)と、変更された制御チャネル構成とを含む1つまたは複数の特徴によって特徴づけられ得る。いくつかの場合には、eCCは、(たとえば、複数のサービングセルが準最適または非理想バックホールリンクを有するときに)キャリアアグリゲーション構成またはデュアル接続性構成に関連付けられ得る。eCCはまた、(2つ以上の事業者がスペクトルを使用することを認可された場合)無認可スペクトルまたは共有スペクトルにおいて使用するために構成され得る。広い帯域幅によって特徴づけられるeCCは、帯域幅全体を監視することが可能でないか、または(たとえば、電力を節約するために)限られた帯域幅を使用することを希望するUE115によって利用され得る1つまたは複数のセグメントを含み得る。
[0068]場合によっては、eCCは、他のCCとは異なるシンボル持続時間を利用し得、これは、他のCCのシンボル持続時間と比較して低減されたシンボル持続時間の使用を含み得る。より短いシンボル持続時間は、増加したサブキャリア間隔に関連付けられる。eCCを利用するUE115または基地局105などのデバイスは、低減されたシンボル持続時間(たとえば、16.67μs)に広帯域信号(たとえば、20、40、60、80Mhzなど)を送信し得る。eCC中のTTIは、1つまたは複数のシンボルからなり得る。場合によっては、TTI継続時間(すなわち、TTI中のシンボルの数)は可変であり得る。場合によっては、eCCは、他のCCとは異なるシンボル持続時間を利用し得、これは、他のCCのシンボル持続時間と比較して低減されたシンボル持続時間の使用を含み得る。より短いシンボル持続時間は、増加したサブキャリア間隔に関連付けられる。eCCを利用するUE115または基地局105などのデバイスは、低減されたシンボル持続時間(たとえば、16.67μs)に広帯域信号(たとえば、20、40、60、80Mhzなど)を送信し得る。eCC中のTTIは、1つまたは複数のシンボルからなり得る。場合によっては、TTI継続時間(すなわち、TTI中のシンボルの数)は可変であり得る。
[0069]ワイヤレスシステム100は、生データへの偶発的な変更を検出するために送信するための誤り検出コードを実装し得る。たとえば、CRCは、受信データの復号中に誤りを検出するために使用され得る。送信の前に、CRCは、所定の計算に従ってデータから導出され得る。CRCは、次いで、データに付加され得、これは、その後送信される。受信エンティティは、同じ計算を実行し、CRCビットに対して結果を検査し得る。CRCビットが計算値に一致しない場合、CRCは、失敗したと見なされ得、受信エンティティは、データが破損したと決定し得る。
[0070]HARQは、データがワイヤレス通信リンク125を介して正しく受信されることを保証する方法であり得る。MACレイヤは、HARQ機能を管理することを担当し得、これは、トランスポートブロックレベルの自動再試行であるか、またはCBレベルの自動再試行であり得る。HARQは、(たとえば、CRCを使用する)誤り検出、FEC、および再送信(たとえば、自動再送要求(ARQ))の組合せを含み得る。HARQは、劣悪な無線状態(たとえば、信号対雑音状態)でのMACレイヤにおけるスループットを改善し得る。インクリメンタル冗長HARQでは、不正確に受信されたデータは、データの復号に成功する可能性全体を高めるために、バッファに記憶され、後続の送信と組み合わされ得る。
[0071]たとえば、UE115は、信号を再構成するためにいくつかの失敗したCBをバッファし得る。UE115は、データの再構築中に再送信されたCBと併せて使用するためにバッファ中に不成功に復号されたCBを記憶し得る。HARQは、MACとPHYとの間の組合せで行われ得、PHYは、保持と再結合とを扱い得、MACは、管理とシグナリングとを実行し得る。たとえば、CB CRC失敗があるとき、PHYは、MACに失敗を示し得る。したがって、MACは、NACKを示し得、これは、CBを最初に送った送信エンティティからの再送信を促し得る。
[0072]基地局105は、PDCCHを使用してDLリソースをスケジュールし得る。PDCCHは、制御チャネル要素(CCE)中でダウンリンク制御情報(DCI)を搬送し得、これは、論理的に連続する9つのリソース要素グループ(REG)からなり得、ここで、各REGは4つのリソース要素(RE)を含んでいる。DCIは、DLスケジューリング割当てと、ULリソース許可と、送信スキームと、UL電力制御と、HARQ情報と、変調およびコーディングスキーム(MCS)と、他の情報とに関する情報を含む。DCIメッセージのサイズおよびフォーマットは、DCIによって搬送される情報のタイプおよび量に応じて異なり得る。たとえば、空間多重化がサポートされる場合、DCIメッセージのサイズは、連続周波数割振りと比較して大きい。同様に、MIMOを採用するシステムの場合、DCIは、追加のシグナリング情報を含む必要がある。DCIサイズおよびフォーマットは、情報の量、ならびに帯域幅、アンテナポートの数、および複信モードなどのファクタに依存する。
[0073]本開示によれば、基地局105およびUE115などのワイヤレスデバイスは、複数のCBを含むトランスポートブロックを使用してデータを交換し得る。たとえば、UE115は、トランスポートブロックを復号しようと試み、各CBが正常に復号されたのかどうかに基づいて基地局105にACK/NACK情報を送り得る。本開示のいくつかの態様では、CBレベルのACK/NACKフィードバックを送信するためのフォーマットは、利用可能なULリソースを効率的に使用するために2つ以上の利用可能なフォーマットから選択され得る。2つ以上の利用可能なフォーマットは、ACK/NACKフィードバックを送信するために使用されるビット数がCBの数よりも少ない圧縮フォーマットと、ACK/NACKフィードバックを送信するために使用されるビット数がCBの数に対応する非圧縮フォーマットとを含み得る。ACK/NACKフィードバックのためのフォーマットはまた、圧縮スキーム、バンドリングスキーム、またはそれらの組合せを備え得る。基地局105は、CBレベルのACK/NACKフィードバックを受信し、誤っているものとして示されるCBを決定し、誤っているものとして示されるCBを再送信し得る。
[0074]UE115は、フィードバック送信のためのACK/NACKに対して圧縮、バンドリング、またはそれらの組合せを適用し得る。これは、UL送信とDL送信との両方に適用され得る。UE115は、CB圧縮および/またはバンドリングに使用すべき圧縮スキームを選択し得る。
[0075]たとえば、UE115は、最初に、圧縮スキームのグループからUE115が選択した圧縮スキームに従って最も小さいCBバンドリングサイズ(たとえば、バンドリングなし)を試み得る。UE115は、次いで、CBを圧縮し得る。圧縮の後に、ビット数がフィードバックチャネル容量内にある場合、UE115は、ACK/NACKフィードバックを送信し得る。ビット数がフィードバックチャネル容量内でない場合、UE115は、別の圧縮スキーム(たとえば、バンドリングおよび圧縮)を選択し得、UE115は、次の最も小さいバンドルサイズでビットをバンドルし、その後、ビットを圧縮し得る。このプロセスは、ビット数がフィードバックチャネル容量内になるまで続き得る。
[0076]追加のより具体的な例として、UE115は、200個のCBを受信し得る。200ACK/NACKビットがデコーダから生成され得る。フィードバックチャネル容量は、40ビットとなるように決定され得る。200ビットが40ビットのフィードバックチャネル容量を上回るので、UE115は、ビットを圧縮および/またはバンドルし得る。UE115は、バンドリングなしの圧縮スキームを試み得、ここで、圧縮スキームは、受信機アルゴリズムによって選定され得る。この圧縮は、90ビットを生じ得、これは40ビットのフィードバックチャネル容量を上回る。UE115は、その後、サイズが2のバンドリングで圧縮のない圧縮スキームを試み得、これは、100ビットを生じ得る。100ビットは、40ビットのフィードバックチャネル容量を上回るので、UE115は、次いで、バンドリングサイズが2で、圧縮のある圧縮スキームを試み得、これは、50ビットを生じる。50ビットは、40ビットのしきい値を上回るので、UE115は、次いで、サイズ4のバンドリングで圧縮のない圧縮スキームを試み得る。これは、50ビットを生じ得、これは40ビットのしきい値を依然として上回る。UE115は、次いで、サイズが4のバンドリングで、圧縮のある圧縮スキームを試み、35ビットを生じ得る。35ビットは、フィードバックチャネル容量を下回るので、UE115は、次いで、生成された35ビットのACK/NACKを送信し得る。この例の具体的な数および結果は、例にすぎず、限定するものではない。
[0077]図2に、本開示の様々な態様による、CBレベルのHARQのためのワイヤレス通信システム200の一例を示す。ワイヤレス通信システム200は、図1を参照しながら説明したUE115の一例であり得るUE115−aを含み得る。ワイヤレス通信システム200はまた、図1を参照しながら説明した基地局105の一例であり得る基地局105−aを含み得る。基地局105−aは、ダウンリンク(たとえば、ダウンリンク205)を介してそのカバレージエリア110−a内の任意のUE115に制御とデータとを送信し得る。たとえば、基地局105−aは、ダウンリンク205の一部であり得るトランスポートブロック215中でUE115−aにデータを送信し得る。UE115−aは、アップリンク(たとえば、アップリンク210)を介して基地局105−aと通信し得る。たとえば、UE115−aは、肯定応答(ACK)および否定応答(NACK)(たとえば、ACK/NACK220)を介してトランスポートブロック215の部分のステータスを示し得る。
[0078]場合によっては、トランスポートブロック215は、複数のCBを含み得、たとえば、ワイヤレス通信システム200に示すように、4つのCBがあり得る。もちろん、これらの図は、説明および議論のためのものであり、トランスポートブロック中の多数の他の構成および数のCBが実装され得ることを当業者には容易に理解されよう。異なるトランスポートブロックは、同じまたは異なる数のCBを有し得る。CRCパリティビットは、各CBに含まれ、場合によっては、CBのバンドルのために、または全体としてトランスポートブロック215のために含まれ得る。UE115−aは、復号プロセス中に誤りを検出するためにCRCを使用し、それに応じてACK/NACK220を送信し得る。たとえば、UE115−aは、CBレベルのACK/NACK220を送り得、基地局105−aは、ACK/NACK220に基づいてCBのうちの1つまたは複数を再送信し得る。
[0079]言い換えれば、CBは、ACK/NACKされるPDSCHの最小単位であり得る。たとえば、CBについてCRCが失敗する場合、UE115−aは、CBのためのNACKを送信し得る。NACKは、基地局105−aへのCBを再送するというインジケーションとして働き得る。本開示のいくつかの態様では、以下でより詳細に説明するように、CBレベルのACK/NACK220を送信するためのフォーマットは、2つ以上の利用可能なフォーマットから選択され得、利用可能なULリソースを比較的効率的に使用することを可能にし得る。2つ以上の利用可能なフォーマットは、ACK/NACK220を送信するために使用されるビット数がトランスポートブロック215中のCBの数よりも少ない圧縮フォーマットと、ACK/NACK220を送信するために使用されるビット数がトランスポートブロック215中のCBの数に対応する非圧縮フォーマットとを含み得る。
[0080]基地局105−aは、CBレベルのACK/NACK220を受信し、誤っているものとして示されるCBを決定し、誤っているものとして示されるCBを再送信し得る。本開示のいくつかの態様では、UE115−aは、ACK/NACK220が圧縮フォーマットで送信されるべきであるのか、または非圧縮フォーマットで送信されるべきであるのかを動的に決定し得る。さらに、複数の異なる圧縮フォーマットが利用可能であり得、UE115−aはまた、ACK/NACK220の送信において使用するための圧縮フォーマットを動的に選択し得る。ACK/NACKフォーマットと特定のフォーマットの選択について、以下でより詳細に説明する。
[0081]いくつかの例では、HARQ ACK/NACKフィードバックを送信するためのフォーマットは、RRCシグナリングを使用してシグナリングされるフォーマットのグループから選択される。そのような場合、基地局105−aにおいて、ACK/NACK220を送信するために使用されるフォーマットは、ACK/NACK220を受信するより前に知られないことがある。そのような場合、基地局105−aは、ACK/NACK220のために使用されるフォーマットを識別し、次いで、1つまたは複数のCBが再送信されるべきであるのかどうかを決定するために、ACK/NACK220のブラインド復号を実行し得る。代替的に、ACK/NACKは、使用されるフォーマットのインジケーションとともに送信され得、その場合、基地局は、インジケーションに基づいてフォーマットを決定する。他の例では、基地局105−aは、ダウンリンク送信205中でACK/NACK220に使用すべき単一のフォーマットを示し得る。たとえば、基地局105−aは、ダウンリンク送信205において送信されるRRCシグナリングを通してACK/NACK220のためのフォーマットを半静的に構成し得る。フォーマットは、たとえば、基地局105−aとUE115−aとの間のチャネル状態に基づいて半静的に構成され得る。
[0082]次に、図3に、本開示の様々な態様による、CBレベルのHARQのためのトランスポートブロック300の一例を示す。トランスポートブロック300は、図2を参照しながら説明したように、基地局105からUE115に送られるトランスポートブロックの一例であり得る。トランスポートブロック300は、UE115などの受信機による正常な受信を評価され得るいくつかのコードブロック305を含み得る。この例では、いくつかのCB305は、正しく受信されたデータ310ならびに間違って受信されたデータ315(たとえば、CB失敗CRCのデータ)を含む2つのCB305を含む。
[0083]上記のように、CB305に関連するACK/NACKは、圧縮フォーマットまたは非圧縮フォーマットのいずれかに従って送信され得る。いくつかのシナリオでは、ACK/NACK情報の圧縮送信は、特に、トランスポートブロックレベルで実行されるACK/NACKフィードバックに対して追加のデータを生成することになるCBレベルのACK/NACKフィードバックを送信するときに、拡張スペクトル効率を提供し得る。さらに、ACK/NACKフィードバックのための圧縮フォーマットは、誤って受信された特定のCB305に関する情報の損失なしに使用され得る。いくつかのシナリオでは、ACK/NACKのために予約された各ビットは、1ビットの情報を実際に搬送しないことがある。たとえば、ACKの確率(P(ACK))が0.99(すなわち、1%の誤り率)である場合、Entropy(ACK/NACK)は、実際には0.0808ビットである。同様に、0.9(すなわち、10%の誤り率)のP(ACK)の場合、Entropy(ACK/NACK)は、0.4690ビットである。50%の誤り率においてのみ、各CBのための専用ビット(または各トランスポートブロックに専用のACK/NACKビットを提供する場合、トランスポートブロック)が1ビットの情報を搬送するであろう。さらに、所与のMCSについて、トランスポートブロックのためのブロック誤り率(BLER)は、CBのためのBLERよりも高い。たとえば、10個のCB305が、トランスポートブロック300中に含まれる場合、10%のトランスポートブロックBLERは、近似的に1%のCB BLERに等しいことになる。したがって、所与のBLERについて、CBレベルのACK/NACKを搬送するために、トランスポートブロックレベルのACK/NACKを搬送するために必要とされるであろう情報ビットより少ない情報ビットが必要とされる。いくつかの例では、圧縮またはACK/NACKフィードバックのためにソースコーディング圧縮が使用され得る。
[0084]本開示の様々な態様では、CBレベルのACK/NACKは、間違って受信されたデータ315を有するCB305のみを示し、各CB305のための1ビットの専用ビットを示さないことがある。このような方法で、データは、比較的多数のCB305について効率的に搬送され得る。いくつかの例によれば、図4に関してより詳細に説明するように、圧縮ACK/NACKフォーマットは、誤っているCBの数を示し得る1ビットまたは複数のビットの専用ビットと、誤っているCBの組合せを示し得る1ビットまたは複数のビットの専用ビットとを含み得る。他の例では、CB305は、CBのバンドル320中に含まれる2つ以上の連続するCB305とバンドルされ得る。圧縮ACK/NACKフォーマットは、次いで、CBの各バンドル320中のCB305の数と、誤っているバンドル320の数とを示す1ビットまたは複数のビットの専用ビットと、誤っているバンドルの組合せを示し得る1ビットまたは複数のビットの専用ビットとを含み得る。受信された干渉が、複数の連続するCBの受信の際に誤りを生じる比較的長い継続時間を有する場合、CB305のバンドリングは有益であり得る。
[0085]次に、図4Aに、本開示の様々な態様による、CBレベルのHARQのためのACK/NACKフォーマット400の一例を示す。ACK/NACKフォーマット400は、図2を参照しながら説明したように、UE115から基地局105にACK/NACKを送信するためのフォーマットの一例であり得る。ACK/NACKフォーマット400は、いくつかのACKビット405とNACKビット410とを含み得、その総数は、CBの数に対応する。したがって、ACK/NACKフォーマット400は、どのCBが適切に受信され、どのCBが不適切に受信されたのかを示すビットマップを提供する。ACK/NACKフォーマット400を受信する送信機は、このビットマップを認識し得、再送信されるべき特定のCBを決定し得る。そのようなフォーマット400は、比較的少ないCBがあり、情報を送信するために十分なアップリンクリソースが利用可能であるシナリオにおいて有用であり得る。ACK/NACKフォーマット400を使用する決定は、CBの数と利用可能なアップリンクリソースとに基づいてUEによって動的に実行され得るか、または(たとえば、RRCシグナリングを通して)基地局によってシグナリングされ得る。いくつかの例では、ACK/NACKフォーマット400は、CBのバンドルに関する情報を送信するために使用され得、その場合、各ACKビット405またはNACKビット410は、2つ以上の連続するCBのためのACK/NACKを提供し得る。
[0086]次に、図4Bに、本開示の様々な態様による、CBレベルのHARQのためのACK/NACKフォーマット430の一例を示す。ACK/NACKフォーマット430は、図2を参照しながら説明したように、UE115から基地局105にACK/NACKを送信するための圧縮フォーマットの一例であり得る。ACK/NACKフォーマット430は、誤っているCBの数を示す1ビットまたは複数のビットの専用ビット435と、誤っているCBの組合せを識別するインデックスを提供するビットのセット440とを含み、したがって、NACKフィードバックを有し得る。インデックスは、たとえば、ビットのセット中で示されるCBの数のためのACK/NACKのビットマップを提供するルックアップテーブルへのインデックスであり得る。いくつかの例では、1つまたは複数の固定出力長さの圧縮コードがACK/NACKフォーマット430のために使用され得、これは、送信機によるフォーマットのブラインド復号の比較的効率的なシステム設計および支援を提供し得る。
[0087]いくつかの例では、ACK/NACKフォーマット430は、(「N」と呼ばれる)送信されたCBの数と、送信されたCB中の(「k」と呼ばれる)誤りの数と、(「K*」と呼ばれる)誤りのあらかじめ定義されたしきい値とに基づいてACK/NACKフィードバックを送信するために識別され得る。誤りのあらかじめ定義されたしきい値K*は、たとえば、CBの数と、ACK/NACKフィードバックを送信するための利用可能なULリソースとに基づき得る。いくつかの例では、受信機は、k<K*であるときにACK/NACKフォーマット430を識別し得、ACK/NACKフィードバックを搬送するために使用されるビット数は、誤りの数を示すためのlog2(K*)ビットと、CBのどの組合せが誤っているのかを示すための
ビットとになろう。ACK/NACKフォーマット430は、たとえば、BLERが比較的低いシナリオにおいて使用され得る。
[0088]次に、図4Cに、本開示の様々な態様による、CBレベルのHARQのためのACK/NACKフォーマット450の一例を示す。ACK/NACKフォーマット450は、図2を参照しながら説明したように、UE115から基地局105にACK/NACKを送信するためのフォーマットの一例であり得る。ACK/NACKフォーマット450は、誤っているCBのバンドルを示すために使用され得、CBのバンドルごとのCBの数を示す1ビットまたは複数のビットの専用ビット455と、誤っているバンドルの数460を示すビットのセットと、誤っている(したがって、NACKフィードバックを有する)CBのバンドルの組合せを示すインデックス465とを含み得る。インデックスは、たとえば、ビットのセット中で示されるバンドルの数のためのACK/NACKバンドルのビットマップを提供するルックアップテーブルへのインデックスであり得る。いくつかの例では、1つまたは複数の固定出力長さの圧縮コードがACK/NACKフォーマット450のために使用され得、これは、送信機によるフォーマットのブラインド復号の比較的効率的なシステム設計および支援を提供し得る。
[0089]いくつかの例では、ACK/NACKフォーマット450は、誤っているCBの数がしきい値を超えるとき、または比較的多数の連続するCBが誤っている場合、ACK/NACKフィードバックを送信するために識別され得る。いくつかの例では、コードワードの数(C)は、誤っているCBバンドルを示すためにバンドルされ得る。誤っているCBバンドルのあらかじめ定義されたしきい値(K*)ならびに(「k」と呼ばれる)誤っているCBバンドルの数が識別され得る。誤っているCBバンドルのあらかじめ定義されたしきい値K*は、たとえば、CBの数と、ACK/NACKフィードバックを送信するための利用可能なULリソースとに基づき得る。いくつかの例では、フォーマット450中でACK/NACKフィードバックを搬送するために使用されるビット数は、CBのバンドルごとのCBの数を示すためのlog2(C)ビットと、誤っているCBバンドルの数を示すためのlog2(K*)ビットと、CBのバンドルのどの組合せが誤っているのかを示すための
ビットとになろう。
[0090]圧縮フォーマットスキームの他の例は、より少ない数のビットで連続するACKを送るためにゴロムコードの使用を含み得る。表は、入力ストリングを出力ストリングにマッピングするために使用され得、UEは、選択された表に従って複数のCBのためのACK/NACKを符号化し得る。
[0091]圧縮フォーマットスキームの追加の例は、ランレングス符号化(RLE)の使用を含み得、ここで、0の連続ストリングは、kビットを使用して符号化され得る。一方、1は、符号化されないことがあり、2つの連続する1は、kビットの0によって分離され得る。したがって、kが4である一例では、2つの連続する1は、4ビットの0によって分離され得る。kが4であるさらなる例として、0010001100000000000の19ビットの入力は、0010 0011 0000 1011の対応する16ビットの出力を有し得る。RLEは、入力が連続する0の多くのストリングを含むときに特に効果的である。
[0092]図5に、本開示の様々な態様による、CBレベルのHARQのためのプロセスフロー500の一例を示す。プロセスフロー500は、図1〜図4を参照しながら上記で説明したUE115の一例であり得るUE115−bを含み得る。プロセスフロー500はまた、図1〜図4を参照しながら上記で説明した基地局105の一例であり得る、基地局105−bを含み得る。基地局105およびUE115に関して説明したが、プロセスフロー500のステップは、CBレベルのHARQで通信するワイヤレスデバイスの任意のセットによって実行され得る。
[0093]ステップ505において、基地局105−bは、UE115にダウンリンク通信を送信し得る。ダウンリンク通信は、データの1つまたは複数のトランスポートブロックを含み得、その各々は、上記で説明したのと同様の方法で、複数のCBを含み得る。
[0094]ステップ510において、UE115−bは、CBごとにACK/NACKフィードバックを決定し得る。ACK/NACKフィードバックは、たとえば、確立されたHARQルーチンに従って実行され得る。
[0095]ステップ515において、UE115−bは、基地局105−bへのACK/NACKフィードバックの送信に使用すべきACK/NACKフォーマットを識別する。ACK/NACKフォーマットの識別は、上記で説明したのと同様の方法で実行され得る。いくつかの例では、送信されるCBの量がCBのしきい値数よりも少ない場合、ACK/NACKのためのフォーマットは、どのCBが正常に受信され、どのCBが誤っているのかを示すビットマップなどの非圧縮フォーマット(たとえば、図4AのACK/NACKフォーマット400)であり得る。CBのしきい値数は、ACK/NACKフィードバックを送信するための利用可能なアップリンクリソースに少なくとも部分的に基づき得る。送信されるCBの量がしきい値を上回り、誤っているCBの数が比較的少ない場合、ACK/NACKのためのフォーマットは、誤っているCBの数と、誤っているCBの組合せを識別するインデックスとを識別するフォーマットなどの圧縮フォーマット(たとえば、図4BのACK/NACKフォーマット430)であり得る。送信されるCBの量がしきい値を上回り、誤っているCBの数が比較的多い場合、および/またはACK/NACKのためのフォーマットは、各バンドル中のCBの数と、誤っているバンドルの数と、エラーであるバンドルの組合せを識別するインデックスとを識別するフォーマットなど、誤っているCBのバンドルを識別する圧縮フォーマット(たとえば、図4CのACK/NACKフォーマット450)であり得る。ACK/NACKフォーマットの識別は、UE115−bによって動的に実行され得るか、または基地局105−bによって構成され得る。
[0096]ステップ520において、UE115−bは、UE115−bによって識別されるフォーマットでACK/NACK情報を含むACK/NACKフィードバックを送信し得(、基地局のUE105−bは、それを受信し得)る。
[0097]ステップ525において、基地局105−bは、ACK/NACKフィードバックフォーマットを復号し得る。基地局105−bは、ACK/NACKフィードバックのブラインド復号を行い、ACK/NACKフィードバック中で検出される情報のフィールド(たとえば、誤っているCBの数を示すか、またはCBのバンドル中に含まれるCBの数を示す専用ビット)を識別し得る。いくつかの例では、基地局105−bは、UE115−bにACK/NACKフォーマットをシグナリングし得、その場合、基地局105−bは、シグナリングされたフォーマットに従ってACK/NACKフィードバックを復号する。
[0098]ステップ530において、基地局のUE105−bは、誤っているCBを決定し得る。たとえば、そのような決定は、ACK/NACKフィードバックのフォーマットと特定のフォーマットに関連する圧縮解除とに基づき得る。ACK/NACKフィードバックが非圧縮であると決定される場合、誤っているCBは、単に、送信されたCBに関連するビットマップに基づいて決定され得る。
[0099]ステップ535において、基地局105−bは、誤っていたCBを再送信し得(、UE115−bは、それを受信し得)る。当業者には容易に理解されるように、そのようなプロセスは、次いで、繰り返され得る。
[0100]図6に、本開示の様々な態様による、CBレベルのHARQのために構成されたワイヤレスデバイス600のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス600は、図1〜図5を参照しながら説明したUE115または基地局105の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス600は、受信機605、CBレベルのHARQモジュール610、または送信機615を含み得る。ワイヤレスデバイス600はまた、プロセッサを含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。
[0101]受信機605は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネルに関連する制御情報(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびCBレベルのHARQに関係する情報など)などの情報を受信し得る。情報は、CBレベルのHARQモジュール610に、およびワイヤレスデバイス600の他の構成要素に渡され得る。いくつかの例では、受信機605は、送信機によって送信されたいくつかのCBを受信し得る。いくつかの例では、受信機は、データ送信の受信機からACK/NACKフィードバックを受信し得る。
[0102]CBレベルのHARQモジュール610は、図1〜図5に関して上記で説明したように、ACK/NACK送信のためのフォーマットを識別し得る。いくつかの例では、CBレベルのHARQモジュール610は、たとえば、送信機615と組み合わせて、TTI中にいくつかのCBを送信し得、たとえば、受信機605と組み合わせて、送信されたCBに対するACK/NACKフィードバックを受信し得る。他の例では、CBレベルのHARQモジュール610は、たとえば、受信機605と組み合わせて、TTI中にいくつかのCBを受信し得、たとえば、送信機615と組み合わせて、識別されたフォーマットに従って受信されたCBに対するACK/NACKフィードバックを送信し得る。
[0103]送信機615は、ワイヤレスデバイス600の他の構成要素から受信された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機615は、トランシーバモジュール内で受信機605とコロケートされ得る。送信機615は、単一のアンテナを含み得るか、または複数のアンテナを含み得る。
[0104]図7に、本開示の様々な態様による、CBレベルのHARQのためのワイヤレスデバイス700のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス700は、図1〜図6を参照しながら説明したワイヤレスデバイス600またはUE115または基地局105の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス700は、受信機605−a、CBレベルのHARQモジュール610−a、または送信機615−aを含み得る。ワイヤレスデバイス700はまた、プロセッサを含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。CBレベルのHARQモジュール610−aはまた、フィードバック決定モジュール705とフィードバックフォーマット識別モジュール710とを含み得る。
[0105]受信機605−aは、CBレベルのHARQモジュール610−aに、およびワイヤレスデバイス700の他の構成要素に渡され得る情報を受信し得る。CBレベルのHARQモジュール610−aは、図6を参照しながら上記で説明した動作を実行し得る。送信機615−aは、ワイヤレスデバイス700の他の構成要素から受信された信号を送信し得る。
[0106]フィードバック決定モジュール705は、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、TTI中に送信される1つまたは複数のCBに関連するACK/NACKフィードバックを識別し得る。フィードバック決定モジュール705は、たとえば、受信機605−aにおいて受信された1つまたは複数のCBが誤って受信されたと決定し得る。他の例では、フィードバック決定モジュール705は、受信機からACK/NACK情報を受信し、1つまたは複数の以前に送信されたCBが適切に受信されなかったと決定し得る。フィードバックフォーマット識別モジュール710は、図1〜図6に関して上記で説明したのと同様の方法でACK/NACKフィードバックのためのフォーマットを決定し得る。
[0107]図8に、本開示の様々な態様による、CBレベルのHARQのためのワイヤレスデバイス600またはワイヤレスデバイス700の構成要素であり得るCBレベルのHARQモジュール610−bのブロック図800を示す。CBレベルのHARQモジュール610−bは、図6〜図7を参照しながら説明したCBレベルのHARQモジュール610の態様の一例であり得る。CBレベルのHARQモジュール610−bは、フィードバック決定モジュール705−aとフィードバックフォーマット識別モジュール710−aとを含み得る。これらのモジュールの各々は、図7を参照しながら上記で説明した機能を実行し得る。CBレベルのHARQモジュール610−bはまた、制御メッセージモジュール805と、ACK/NACK失敗モジュール810と、HARQ状態モジュール815とを含み得る。CBレベルのHARQモジュール610−bの様々なモジュールは、互いに通信していることがある。
[0108]制御メッセージモジュール805は、図1〜図5を参照しながら上記で説明したように、いくつかの例では、ACK/NACKフィードバックのためにどのACK/NACKフォーマットを使用すべきかのインジケーションを含む、TTIのための制御メッセージを送信し得る。ACK/NACK失敗モジュール810は、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、ACK/NACK失敗インジケータを含むようにACK/NACKフィードバックメッセージを構成し得る。いくつかの例では、ACK/NACK失敗モジュール810はまた、送信されたCBについてACKまたはNACKが受信されたのかどうかを決定し得る。
[0109]HARQ状態モジュール815は、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、いくつかの送信されたCBに対応するHARQ状態を記憶し得る。HARQ状態モジュール815はまた、ACK/NACK応答に基づいてHARQ状態を更新し得る。HARQ状態モジュール815は、たとえば、1つまたは複数の送信されたCBについてACK/NACK応答が受信されていないと決定し得る。
[0110]ワイヤレスデバイス600、ワイヤレスデバイス700、またはCBレベルのHARQモジュール610−bの構成要素はそれぞれ、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実行するように適応された少なくとも1つの特定用途向け集積回路(ASIC)を用いて、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、少なくとも1つのIC上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または別のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0111]図9に、本開示の様々な態様による、CBレベルのHARQのために構成されたUEを含むシステム900の図を示す。システム900は、図1〜図7を参照しながら上記で説明したワイヤレスデバイス600またはワイヤレスデバイス700の一例であり得るUE115−cを含み得る。UE115−cは、図6〜図7を参照しながら説明したCBレベルのHARQモジュール610の一例であり得るCBレベルのHARQモジュール910を含み得る。いくつかの例では、UE115−cは、CBエラー検出モジュール925を含み得る。UE115−cは、通信を送信するための構成要素と通信を受信するための構成要素とを含む、双方向の音声およびデータ通信のための構成要素をも含み得る。たとえば、UE115−cは、基地局105−cまたはUE115−dと双方向に通信し得る。
[0112]CBエラー検出モジュール925は、各コードブロックが正しく受信されたのかどうかを決定するために受信されたコードブロックに対してCRCを実行し得る。場合によっては、送信または受信されたトランスポートブロックは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、たとえば、コードブロック、CB、またはトランスポートブロックに関連する少なくとも1つのCRCフィールドを含み得る。
[0113]UE115−cはまた、プロセッサ905と、(ソフトウェア(SW)920を含む)メモリ915と、トランシーバモジュール935と、1つまたは複数のアンテナ940とを含み得、その各々が、(たとえば、バス945を介して)直接または間接的に、互いに通信し得る。トランシーバモジュール935は、上記で説明したように、アンテナ940あるいはワイヤードリンクまたはワイヤレスリンクを介して、1つまたは複数のネットワークと双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバモジュール935は、基地局105または別のUE115と双方向に通信し得る。トランシーバモジュール935は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ940に提供し、アンテナ940から受信されたパケットを復調するためのモデムを含み得る。UE115−eは単一のアンテナ940を含み得るが、UE115−cはまた、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能な複数のアンテナ940を有し得る。
[0114]メモリ915は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と、読取り専用メモリ(ROM)とを含み得る。メモリ915は、実行されたとき、本明細書に記載された様々な機能(たとえば、CBレベルのHARQなど)をプロセッサ905に実行させる命令を含む、コンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア/ファームウェアコード920を記憶することができる。代替として、ソフトウェア/ファームウェアコード920は、プロセッサ905によって直接実行可能ではないが、(たとえば、コンパイルされ実行されたとき)本明細書で説明する機能をコンピュータに実行させ得る。プロセッサ905は、インテリジェントなハードウェアデバイス、(たとえば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、ASICなど)を含み得る。
[0115]図10に、本開示の様々な態様による、CBレベルのHARQのために構成された基地局105を含むシステム1000の図を示す。システム1000は、図1〜図8を参照しながら上記で説明したワイヤレスデバイス600、ワイヤレスデバイス700、または基地局105の一例であり得る基地局105−dを含み得る。基地局105−dは、図6〜図7を参照しながら説明したCBレベルのHARQモジュール610の一例であり得る基地局のCBレベルのHARQモジュール1010を含み得る。基地局105−dはまた、通信を送信するための構成要素と通信を受信するための構成要素とを含む、双方向音声およびデータ通信のための構成要素を含み得る。たとえば、基地局105−dは、UE115−eまたはUE115−fと双方向に通信し得る。
[0116]場合によっては、基地局105−dは、1つまたは複数のワイヤードバックホールリンクを有し得る。基地局105−dは、コアネットワーク130へのワイヤードバックホールリンク(たとえば、S1インターフェースなど)を有し得る。基地局105−dはまた、基地局間バックホールリンク(たとえば、X2インターフェース)を介して、基地局105−eおよび基地局105−fなどの他の基地局105と通信し得る。基地局105の各々は、同じまたは異なるワイヤレス通信技術を使用してUE115と通信し得る。場合によっては、基地局105−dは、基地局通信モジュール1025を利用して105−eまたは105−fなどの他の基地局と通信し得る。いくつかの例では、基地局通信モジュール1025は、基地局105のうちのいくつかの間の通信を行うために、LTE/LTE−Aワイヤレス通信ネットワーク技術内のX2インターフェースを提供し得る。いくつかの例では、基地局105−dは、コアネットワーク130を通じて他の基地局と通信し得る。場合によっては、基地局105−dは、ネットワーク通信モジュール1030を通じてコアネットワーク130と通信し得る。
[0117]基地局105−dは、プロセッサ1005と、メモリ1015(ソフトウェア(SW)1020を含む)と、トランシーバモジュール1035と、アンテナ1040とを含み得、それらはそれぞれ、直接または間接的に(たとえば、バスシステム1045を介して)互いと通信していることがある。トランシーバモジュール1035は、アンテナ1040を介して、マルチモードデバイスであり得るUE115と双方向に通信するように構成され得る。トランシーバモジュール1035(または基地局105−dの他の構成要素)はまた、アンテナ1040を介して、1つまたは複数の他の基地局(図示せず)と双方向に通信するように構成され得る。トランシーバモジュール1035は、パケットを変調し、被変調パケットを送信のためにアンテナ1040に提供し、アンテナ1040から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。基地局105−dは、各々が1つまたは複数の関連するアンテナ1040をもつ複数のトランシーバモジュール1035を含み得る。トランシーバモジュールは、図6の組み合わされた受信機605および送信機615の一例であり得る。
[0118]メモリ1015は、RAMとROMとを含み得る。メモリ1015はまた、実行されたとき、プロセッサ1005に本明細書で説明する様々な機能(たとえば、CBレベルのHARQ、カバレージ拡張技法を選択すること、呼処理、データベース管理、メッセージルーティングなど)を実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェアコード1020を記憶し得る。代替的に、ソフトウェア1020は、プロセッサ1005によって直接的に実行可能でないことがあるが、たとえば、コンパイルされ実行されたときコンピュータに本明細書で説明する機能を実行させるように構成され得る。プロセッサ1005は、たとえば、CPU、マイクロコントローラ、ASICなどのインテリジェントハードウェアデバイスを含み得る。プロセッサ1005は、エンコーダ、キュー処理モジュール、ベースバンドプロセッサ、無線ヘッドコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)など、様々な専用プロセッサを含み得る。
[0119]基地局通信モジュール1025は、他の基地局105との通信を管理し得る。通信管理モジュールは、他の基地局105と協働してUE115との通信を制御するためのコントローラまたはスケジューラを含み得る。たとえば、基地局通信モジュール1025は、ビームフォーミングまたはジョイント送信などの様々な干渉緩和技法のためのUE115への送信のためのスケジューリングを協調させ得る。
[0120]図11に、本開示の様々な態様による、CBレベルのHARQのための方法1100を示すフローチャートを示す。方法1100の動作は、図1〜図10を参照しながら説明したように、ワイヤレスデバイス600またはワイヤレスデバイス700を含み得る、UE115または基地局105、あるいはそれの構成要素を含むワイヤレスデバイスによって実施され得る。たとえば、方法1100の動作は、図6〜図8を参照しながら説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。いくつかの例では、ワイヤレスデバイスは、以下で説明する機能を実行するように機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、ワイヤレスデバイスは、専用ハードウェアを使用して以下で説明する機能態様を実行し得る。
[0121]ブロック1105において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、受信された送信中で複数のコードブロック(CB)を受信し得る。いくつかの例では、ブロック1105の動作は、図6〜図7を参照しながら上記で説明したように、受信機605によって実行され得る。
[0122]ブロック1110において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、複数のCBのうちの各CBに対するACK/NACKフィードバックを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1110の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0123]ブロック1115において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、2つ以上の利用可能なフォーマットから、HARQ ACK/NACKフィードバックを送信するためのフォーマットを識別し得る。いくつかの例では、ブロック1115の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0124]ブロック1120において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、識別されたフォーマットを使用してHARQ ACK/NACKフィードバックを送信し得る。いくつかの例では、ブロック1120の動作は、図6〜図7を参照しながら上記で説明したように、送信機615によって実行され得る。
[0125]図12に、本開示の様々な態様による、CBレベルのHARQのための方法1200を示すフローチャートを示す。方法1200の動作は、図1〜図10を参照しながら説明したように、ワイヤレスデバイス600またはワイヤレスデバイス700を含み得る、UE115または基地局105、あるいはそれの構成要素を含むワイヤレスデバイスによって実施され得る。たとえば、方法1200の動作は、図6〜図8を参照しながら説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。いくつかの例では、ワイヤレスデバイスは、以下で説明する機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、ワイヤレスデバイスは、専用ハードウェアを使用して以下で説明する機能態様を実行し得る。方法1200はまた、図11の方法1100の態様を組み込むことができる。
[0126]ブロック1205において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、受信された送信中で複数のコードブロック(CB)を受信し得る。いくつかの例では、ブロック1205の動作は、図6〜図7を参照しながら上記で説明したように、受信機605によって実行され得る。
[0127]ブロック1210において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、複数のCBのうちの各CBに対するACK/NACKフィードバックを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1210の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0128]ブロック1215において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、複数のCBのためのNACKの数を決定し得る。いくつかの例では、ブロック1215の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0129]ブロック1220において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、複数のCB中のCBの数を決定し得る。いくつかの例では、ブロック1220の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0130]ブロック1225において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、NACKの数とCBの数とに少なくとも部分的に基づいてHARQ ACK/NACKフィードバックを送信するためのフォーマットを識別し得る。いくつかの例では、ブロック1225の動作は、図6〜図7を参照しながら上記で説明したように、送信機615によって実行され得る。
[0131]ブロック1230において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、識別されたフォーマットを使用してHARQ ACK/NACKフィードバックを送信し得る。いくつかの例では、ブロック1230の動作は、図6〜図7を参照しながら上記で説明したように、送信機615によって実行され得る。
[0132]図13に、本開示の様々な態様による、CBレベルのHARQのための方法1300を示すフローチャートを示す。方法1300の動作は、図1〜図10を参照しながら説明したように、ワイヤレスデバイス600またはワイヤレスデバイス700を含み得る、UE115または基地局105、あるいはそれの構成要素を含むワイヤレスデバイスによって実施され得る。たとえば、方法1300の動作は、図6〜図8を参照しながら説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。いくつかの例では、ワイヤレスデバイスは、以下で説明する機能を実行するように機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、ワイヤレスデバイスは、専用ハードウェアを使用して以下で説明する機能態様を実行し得る。方法1300はまた、図11および図12の方法1100または1200の態様を組み込み得る。
[0133]ブロック1305において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、受信された送信中で複数のコードブロック(CB)を受信し得る。いくつかの例では、ブロック1305の動作は、図6〜図7を参照しながら上記で説明したように、受信機605によって実行され得る。
[0134]ブロック1310において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、複数のCBのうちの各CBに対するACK/NACKフィードバックを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1310の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0135]ブロック1315において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、NACKフィードバックを有するCBまたはCBのバンドルの数と、NACKフィードバックを有するCBまたはCBのバンドルの組合せを識別するインデックスとのインジケーションを提供するフォーマットを使用してHARQ ACK/NACKフィードバックを送信し得る。いくつかの例では、ブロック1315の動作は、図6〜図7を参照しながら上記で説明したように、送信機615によって実行され得る。
[0136]図14に、本開示の様々な態様による、CBレベルのHARQのための方法1400を示すフローチャートを示す。方法1400の動作は、図1〜図10を参照しながら説明したように、ワイヤレスデバイス600またはワイヤレスデバイス700を含み得る、UE115または基地局105、あるいはそれの構成要素を含むワイヤレスデバイスによって実施され得る。たとえば、方法1400の動作は、図6〜図8を参照しながら説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。いくつかの例では、ワイヤレスデバイスは、以下で説明する機能を実行するように機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、ワイヤレスデバイスは、専用ハードウェアを使用して以下で説明する機能態様を実行し得る。
[0137]ブロック1405において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、受信機に複数のコードブロック(CB)を送信し得る。いくつかの例では、ブロック1405の動作は、図6〜図7を参照しながら上記で説明したように、送信機615によって実行され得る。
[0138]ブロック1410において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、複数のCBのうちの各CBに対するACK/NACKフィードバックを受信し得る。いくつかの例では、ブロック1410の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0139]ブロック1415において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、2つ以上の利用可能なフォーマットから、受信されたHARQ ACK/NACKフィードバックのフォーマットを識別する。いくつかの例では、ブロック1415の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0140]ブロック1420において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、受信されたHARQ ACK/NACKフィードバックに少なくとも部分的に基づいて複数のCBのうちの1つまたは複数のCBが再送信されるべきであると決定し得る。いくつかの例では、ブロック1420の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0141]ブロック1425において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、NACKの数とCBの数とに少なくとも部分的に基づいてHARQ ACK/NACKフィードバックを送信するためのフォーマットを識別し得る。いくつかの例では、ブロック1425の動作は、図6〜図7を参照しながら上記で説明したように、送信機615によって実行され得る。
[0142]図15に、本開示の様々な態様による、CBレベルのHARQのための方法1500を示すフローチャートを示す。方法1500の動作は、図1〜図8を参照しながら説明したように、ワイヤレスデバイス600またはワイヤレスデバイス700を含み得る、UE115または基地局105、あるいはそれの構成要素を含むワイヤレスデバイスによって実施され得る。たとえば、方法1500の動作は、図6〜図8を参照しながら説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。いくつかの例では、ワイヤレスデバイスは、以下で説明する機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、ワイヤレスデバイスは、専用ハードウェアを使用して以下で説明する機能態様を実行し得る。方法1500はまた、図14の方法1400の態様を組み込み得る。
[0143]ブロック1505において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、受信機に複数のコードブロック(CB)を送信し得る。いくつかの例では、ブロック1505の動作は、図6〜図7を参照しながら上記で説明したように、送信機615によって実行され得る。
[0144]ブロック1510において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、複数のCBのうちの各CBに対するACK/NACKフィードバックを受信し得る。いくつかの例では、ブロック1510の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0145]ブロック1515において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、2つ以上の利用可能なフォーマットから、受信されたHARQ ACK/NACKフィードバックのフォーマットを識別する。いくつかの例では、ブロック1515の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0146]ブロック1520において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、HARQ ACK/NACKフィードバック中で示されるNACKの数を決定し得る。いくつかの例では、ブロック1520の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0147]ブロック1525において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、NACKフィードバックを有するCBの組合せを識別するインデックスを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1525の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0148]ブロック1530において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、インデックスに基づいてNACKフィードバックを有するCBを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1530の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0149]図16に、本開示の様々な態様による、CBレベルのHARQのための方法1600を示すフローチャートを示す。方法1600の動作は、図1〜図8を参照しながら説明したように、ワイヤレスデバイス600またはワイヤレスデバイス700を含み得る、UE115または基地局105、あるいはそれの構成要素を含むワイヤレスデバイスによって実施され得る。たとえば、方法1600の動作は、図5〜図8を参照しながら説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。いくつかの例では、ワイヤレスデバイスは、以下で説明する機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、ワイヤレスデバイスは、専用ハードウェアを使用して以下で説明する機能態様を実行し得る。方法1600はまた、図14および図15の方法1400または1600の態様を組み込み得る。
[0150]ブロック1605において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、受信機に複数のコードブロック(CB)を送信し得る。いくつかの例では、ブロック1605の動作は、図6〜図7を参照しながら上記で説明したように、送信機615によって実行され得る。
[0151]ブロック1610において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、複数のCBのうちの各CBに対するACK/NACKフィードバックを受信し得る。いくつかの例では、ブロック1610の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0152]ブロック1615において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、2つ以上の利用可能なフォーマットから、受信されたHARQ ACK/NACKフィードバックのフォーマットを識別する。いくつかの例では、ブロック1615の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0153]ブロック1620において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、HARQ ACK/NACKフィードバック中で示されるNACKの数を決定し得る。いくつかの例では、ブロック1620の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0154]ブロック1625において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、CBが、同じACK/NACKフィードバックを有する各バンドル中で複数の連続するCBとバンドルされると決定し得る。いくつかの例では、ブロック1625の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0155]ブロック1630において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、各バンドルに関連するCBの数を決定し得る。いくつかの例では、ブロック1630の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0156]ブロック1635において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、NACKフィードバックを有するバンドルの数を決定し得る。いくつかの例では、ブロック1635の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0157]ブロック1640において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、NACKフィードバックを有するバンドルの組合せを識別するインデックスを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1640の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0158]ブロック1645において、ワイヤレスデバイスは、図2〜図5を参照しながら上記で説明したように、インデックスに基づいてNACKフィードバックを有するバンドルを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1645の動作は、図6〜図8を参照しながら上記で説明したように、CBレベルのHARQモジュール610によって実行され得る。
[0159]このようにして、方法1100、1200、1300、1400、1500、および1600は、CBレベルのHARQを提供し得る。方法1100、1200、1300、1400、1500、および1600は可能な実装形態を表すこと、ならびに動作およびステップは、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。いくつかの例では、方法1100、1200、1300、1400、1500、および1600のうちの2つ以上からの態様が組み合わされ得る。
[0160]本明細書で説明した技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形態を含む。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(WiFi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP:3rd Generation Partnership Project)と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、無認可および/または共有帯域幅を介したセルラー(たとえば、LTE)通信を含む、上述のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術のために使用され得る。ただし、上記の説明では、例としてLTE/LTE−Aシステムについて説明し、上記の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、本技法はLTE/LTE−A適用例以外に適用可能である。
[0161]添付の図面に関して上記に記載した発明を実施するための形態は、例を説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入る唯一の例を表すものではない。「例」および「例示的」という用語は、この説明で使用されるとき、「例、事例、または例示として働く」ことを意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利である」ことを意味しない。発明を実施するための形態は、説明する技法の理解を提供するための具体的な詳細を含む。ただし、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実践され得る。いくつかの事例では、説明する例の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造および装置がブロック図の形式で示されている。
[0162]情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上の説明全体にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁気粒子、光場もしくは光粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0163]本明細書の開示に関して説明した様々な例示的なブロックおよび構成要素は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)としても実装され得る。
[0164]本明細書で説明した機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態が、本開示および添付の特許請求の範囲および趣旨内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明した機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、異なる物理的位置において機能の部分が実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、「および/または」という用語は、2つ以上の項目の列挙中で使用されるとき、列挙された項目のうちのいずれか1つが単独で用いられ得ること、または列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組合せが用いられ得ることを意味する。たとえば、組成が構成要素A、B、および/またはCを含んでいるものとして説明される場合、その組成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、AとCの組合せ、BとCの組合せ、またはAとBとCの組合せを含んでいることがある。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、項目の列挙(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」あるいは「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目の列挙)中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙を示す。
[0165]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の入手可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、フラッシュメモリ、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ソフトウェアがウェブサイト、サーバまたは他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0166]本開示の前述の説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするために提供される。本開示の様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義される一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。