JP2018509424A5 - - Google Patents

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JP2018509424A5
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4.Dの式が
Figure 2018509424

〔式中、
1b、R2b、R3bおよびR4bは、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−C(O)R13b、−C(O)OR13b、および−C(O)NR13b13b’から成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR13b、−OC(O)R13b、−OC(O)NR13b13b’、−OS(O)R13b、−OS(O)13b、−SR13b、−S(O)R13b、−S(O)13b、−S(O)NR13b13b’、−S(O)NR13b13b’、−OS(O)NR13b13b’、−OS(O)NR13b13b’、−NR13b13b’、−NR13bC(O)R14b、−NR13bC(O)OR14b、−NR13bC(O)NR14b14b’、−NR13bS(O)R14b、−NR13bS(O)14b、−NR13bS(O)NR14b14b’、−NR13bS(O)NR14b14b’、−C(O)R13b、−C(O)OR13bまたは−C(O)NR13b13b’により置換されていてよく;またはR1b、R2b、R3bおよびR4bのいずれか1つは結合であり;
5b、R6bおよびR7bは、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C3−シクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−C(O)R15b、−C(O)OR15b、および−C(O)NR15b15b’から成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−LH、−LH、−OR15b、−OC(O)R15b、−OC(O)NR15b15b’、−OS(O)R15b、−OS(O)15b、−SR15b、−S(O)R15b、−S(O)15b、−S(O)NR15b15b’、−S(O)NR15b15b’、−OS(O)NR15b15b’、−OS(O)NR15b15b’、−NR15b15b’、−NR15bC(O)R16b、−NR15bC(O)OR16b、−NR15bC(O)NR16b16b’、−NR15bS(O)R16b、−NR15bS(O)16b、−NR15bS(O)NR16b16b’、−NR15bS(O)NR16b16b’、−C(O)R15b、−C(O)OR15bまたは−C(O)NR15b15b’により置換されていてよく;
ここで、
6bおよびR7bは、それらが結合する原子と一緒になって、場合により結合して3〜7員環ヘテロシクロアルキルを形成するか、またはR5bおよびR6bは、それらが結合する原子と一緒になって、結合して場合により3〜7員環ヘテロシクロアルキルまたは5〜7員環ヘテロアリールを形成し、ここで3〜7員環ヘテロシクロアルキルおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR17b、−OC(O)R17b、−OC(O)NR17b17b’、−OS(O)R17b、−OS(O)17b、−SR17b、−S(O)R17b、−S(O)17b、−S(O)NR17b17b’、−S(O)NR17b17b’、−OS(O)NR17b17b’、−OS(O)NR17b17b’、−NR17b17b’、−NR17bC(O)R18b、−NR17bC(O)OR18b、−NR17bC(O)NR18b18b’、−NR17bS(O)R18b、−NR17bS(O)18b、−NR17bS(O)NR18b18b’、−NR17bS(O)NR18b18b’、−C(O)R17b、−C(O)OR17bまたは−C(O)NR17b17bにより置換されていてよく;またはR5b、R6bもしくはR7bのいずれか1つは結合であり;
31.−D−L−Dが式
Figure 2018509424

〔式中、
2a、R3a、R4a、R5a、R6a、R7a、R8a、R9a、R10a、R2c、R3c、R4c、R5cはHである〕
のものである、項1〜28のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
いくつかの態様において、D
Figure 2018509424

〔式中、
1b、R2b、R3bおよびR4bは、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−C(O)R13b、−C(O)OR13bおよび−C(O)NR13b13b’から成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR13b、−OC(O)R13b、−OC(O)NR13b13b’、−OS(O)R13b、−OS(O)13b、−SR13b、−S(O)R13b、−S(O)13b、−S(O)NR13b13b’、−S(O)NR13b13b’、−OS(O)NR13b13b’、−OS(O)NR13b13b’、−NR13b13b’、−NR13bC(O)R14b、−NR13bC(O)OR14b、−NR13bC(O)NR14b14b’、−NR13bS(O)R14b、−NR13bS(O)14b、−NR13bS(O)NR14b14b’、−NR13bS(O)NR14b14b’、−C(O)R13b、−C(O)OR13bまたは−C(O)NR13b13b’により置換されていてよく;またはR1b、R2b、R3bおよびR4bのいずれか1つは結合であり;
5b、R6bおよびR7bはそれぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−C(O)R15b、−C(O)OR15bおよび−C(O)NR15b15b’から成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−LH、−LH、−OR15b、−OC(O)R15b、−OC(O)NR15b15b’、−OS(O)R15b、−OS(O)15b、−SR15b、−S(O)R15b、−S(O)15b、−S(O)NR15b15b’、−S(O)NR15b15b’、−OS(O)NR15b15b’、−OS(O)NR15b15b’、−NR15b15b’、−NR15bC(O)R16b、−NR15bC(O)OR16b、−NR15bC(O)NR16b16b’、−NR15bS(O)R16b、−NR15bS(O)16b、−NR15bS(O)NR16b16b’、−NR15bS(O)NR16b16b’、−C(O)R15b、−C(O)OR15bまたは−C(O)NR15b15b’により置換されていてよく;ここで
6bおよびR7bは、それらが結合する原子と一緒になって、場合により結合して3〜7員環ヘテロシクロアルキルを形成し、またはR5bおよびR6bは、それらが結合する原子と一緒になって、場合により結合して3〜7員環ヘテロシクロアルキルまたは5〜7員環ヘテロアリールを形成し、ここで3〜7員環ヘテロシクロアルキルおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR17b、−OC(O)R17b、−OC(O)NR17b17b’、−OS(O)R17b、−OS(O)17b、−SR17b、−S(O)R17b、−S(O)17b、−S(O)NR17b17b’、−S(O)NR17b17b’、−OS(O)NR17b17b’、−OS(O)NR17b17b’、−NR17b17b’、−NR17bC(O)R18b、−NR17bC(O)OR18b、−NR17bC(O)NR18b18b’、−NR17bS(O)R18b、−NR17bS(O)18b、−NR17bS(O)NR18b18b’、−NR17bS(O)NR18b18b’、−C(O)R17b、−C(O)OR17bまたは−C(O)NR17b17bにより置換されていてよく;またはR5b、R6bまたはR7bのいずれか1つは結合であり;
いくつかの態様において、薬物(Drug)は一般式−D−L−Dにより表記でき、いくつかの態様において、薬物(Drug)は式
Figure 2018509424

〔式中、
、R2a、R3a、R4a、R5a、R6a、R7a、R8a、R9a、R10a、R2c、R3c、R4c、R5cおよびJは、本明細書で定義されるものである〕
により表記できる。いくつかの態様において、R2a、R3a、R4a、R8a、R9a、R10a、R2c、R3c、R4cおよびR5cはHであり、LはC〜C10アルキルであり、−(CR49=CR49’−、−(CR4949’C(O)−,−CHCH(OCR4949’CR4949’−、−CHCHCH(OCR4949’CR4949’CR4949’−、−CHCH(OCR4949’CR4949’C(O)−または−CHCH(OCR4949’CR4949’CR4949’C(O)−であり、ここでR49およびR49’はそれぞれHであり、そしてuは1、2、3、4または5である。いくつかの態様において、Jは−C(O)−、R2a、R3a、R4a、R8a、R9a、R10a、R2c、R3c、R4cおよびR5cはHであり、そしてLはC〜C10アルキルである。いくつかの態様において、Jは−CR13c=、R2a、R3a、R4a、R8a、R9a、R10a、R2c、R3c、R4c、R5cおよびR13cはHであり、そしてLはC〜C10アルキルである。いくつかの態様において、Jは−(CR13c13c’)−、R2a、R3a、R4a、R8a、R9a、R10a、R2c、R3c、R4c、R5c、R13cおよびR13c’はHであり、そしてLはC〜C10アルキルである。

Claims (50)


  1. B−(AA)z1−L−(L)z2−(AA)z3−(L)z4−(L)z5−D−L−D
    B−(AA)z10−L−D
    B−(AA)z11−L−D−L−D−L−(AA)z12−Bまたは
    B−L−AA−L−AA−L−L−(L)z6−(L)z7−(AA)z8−(L)z9−D−L−D
    〔式中、
    それぞれz1、z10、z11およびz12は、それぞれ独立して2、3、4または5であり;
    z2は0、1または2であり;
    z3は0、1、2、3または4であり;
    z4は0、1または2であり;そして
    z5は0、1または2であり
    z6は0、1または2であり;
    z7は0、1または2であり;
    z8は0、1、2、3または4であり;
    z9は0、1または2であり;
    Bは式I
    Figure 2018509424
    (式中、
    各場合において、RおよびRは独立してH、D、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、−OR、−SRおよび−NR7’から成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルにおける各水素原子は、独立して、場合により、ハロゲン、−OR、−SR、−NR8’、−C(O)R、−C(O)ORまたは−C(O)NR8’により置換されていてよく;
    、R、RおよびRは、それぞれ独立してH、D、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、−CN、−NO、−NCO、−OR、−SR、−NR9’、−C(O)R、−C(O)ORおよび−C(O)NR9’から成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルにおける各水素原子は、独立して、場合により、ハロゲン、−OR10、−SR10、−NR1010’、−C(O)R10、−C(O)OR10または−C(O)NR1010’により置換されていてよく;
    、R7’、R、R8’、R、R9’、R10およびR10’は、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニルであり;
    は−NR11−、=N−、−N=、−C(R11)=または=C(R11)−であり;
    は−NR11’−または=N−であり;
    は−NR11’’−、−N=または−C(R11’)=であり;
    は−N=または−C=であり;
    はNR12またはCR1212’ であり;
    が−N=もしくは−C(R11)=のとき、YはH、D、−OR13、−SR13もしくは−NR1313’であり、またはXが−NR11−、=N−もしくは=C(R11)−のとき、Yは=Oであり;
    が−C=のとき、YはH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、−C(O)R14、−C(O)OR14、−C(O)NR1414’であり、またはXが−N=のとき、Yは存在せず;
    11、R11’、R11’’、R12、R12’、R13、R13’、R14およびR14’は、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、−C(O)R15、−C(O)OR15および−C(O)NR1515’から成る群から選択され;
    15およびR15’は、それぞれ独立してHまたはC〜Cアルキルであり;
    mは1、2、3または4である)
    のものであり;
    AAはアミノ酸であり;
    は式II
    Figure 2018509424
    (式中、
    16H、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、−C(O)R19、−C(O)OR19および−C(O)NR1919’から成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜CアルケニルおよびC〜Cアルキニルにおける各水素原子は、独立して、場合により、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、およびC〜Cアルキニル、−OR20、−OC(O)R20、−OC(O)NR2020’、−OS(O)R20、−OS(O)20、−SR20、−S(O)R20、−S(O)20、−S(O)NR2020’、−S(O)NR2020’、−OS(O)NR2020’、−OS(O)NR2020’、−NR2020’、−NR20C(O)R21、−NR20C(O)OR21、−NR20C(O)NR2121’、−NR20S(O)R21、−NR20S(O)21、−NR20S(O)NR2121’、−NR20S(O)NR2121’、−C(O)R20、−C(O)OR20または−C(O)NR2020’により置換されていてよく;
    17およびR17’は、それぞれ独立してH、D、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR22、−OC(O)R22、−OC(O)NR2222’、−OS(O)R22、−OS(O)22、−SR22、−S(O)R22、−S(O)22、−S(O)NR2222’、−S(O)NR2222’、−OS(O)NR2222’、−OS(O)NR2222’、−NR2222’、−NR22C(O)R23、−NR22C(O)OR23、−NR22C(O)NR2323’、−NR22S(O)R23、−NR22S(O)23、−NR22S(O)NR2323’、−NR22S(O)NR2323’、−C(O)R22、−C(O)OR22および−C(O)NR2222’から成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、−OR24、−OC(O)R24、−OC(O)NR2424’、−OS(O)R24、−OS(O)24、−SR24、−S(O)R24、−S(O)24、−S(O)NR2424’、−S(O)NR2424’、−OS(O)NR2424’、−OS(O)NR2424’、−NR2424’、−NR24C(O)R25、−NR24C(O)OR25、−NR24C(O)NR2525’、−NR24S(O)R25、−NR24S(O)25、−NR24S(O)NR2525’、−NR24S(O)NR2525’、−C(O)R24、−C(O)OR24または−C(O)NR2424’により置換されていてよく;またはR17およびR17’は結合してC〜Cシクロアルキルまたは4〜6員ヘテロ環を形成してよく、ここでC〜Cシクロアルキルまたは4〜6員ヘテロ環における各水素原子は、独立して、場合により、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR24、−OC(O)R24、−OC(O)NR2424’、−OS(O)R24、−OS(O)24、−SR24、−S(O)R24、−S(O)24、−S(O)NR2424’、−S(O)NR2424’、−OS(O)NR2424’、−OS(O)NR2424’、−NR2424’、−NR24C(O)R25、−NR24C(O)OR25、−NR24C(O)NR2525’、−NR24S(O)R25、−NR24S(O)25、−NR24S(O)NR2525’、−NR24S(O)NR2525’、−C(O)R24、−C(O)OR24または−C(O)NR2424’により置換されていてよく;
    18はH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR26、−OC(O)R26、−OC(O)NR2626’、−OS(O)R26、−OS(O)26、−SR26、−S(O)R26、−S(O)26、−S(O)NR2626’、−S(O)NR2626’、−OS(O)NR2626’、−OS(O)NR2626’、−NR2626’、−NR26C(O)R27、−NR26C(O)OR27、−NR26C(O)NR2727’、−NR26C(=NR26’’)NR2727’、−NR26S(O)R27、−NR26S(O)27、−NR26S(O)NR2727’、−NR26S(O)NR2727’、−C(O)R26、−C(O)OR26および−C(O)NR2626’から成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、−(CHOR28、−(CH(OCHOR28、−(CH(OCHCHOR28、−OR29、−OC(O)R29、−OC(O)NR2929’、−OS(O)R29、−OS(O)29、−(CHOS(O)OR29、−OS(O)OR29、−SR29、−S(O)R29、−S(O)29、−S(O)NR2929’、−S(O)NR2929’、−OS(O)NR2929’、−OS(O)NR2929’、−NR2929’、−NR29C(O)R30、−NR29C(O)OR30、−NR29C(O)NR3030’、−NR29S(O)R30、−NR29S(O)30、−NR29S(O)NR3030’、−NR29S(O)NR3030’、−C(O)R29、−C(O)OR29または−C(O)NR2929’により置換されていてよく;
    19、R19’、R20、R20’、R21、R21’、R22、R22’、R23、R23’、R24、R24’、R25、R25’、R26、R26’、R26’’、R29、R29’、R30およびR30’は、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールから成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、または5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、ハロゲン、−OH、−SH、−NHまたは−COHにより置換されていてよく;
    27およびR27’は、それぞれ独立してH、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、−(CH(糖)、−(CH(OCHCH−(糖)および−(CH(OCHCHCH(糖)から成る群から選択され;
    28はH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリールまたは糖であり;
    nは1、2、3、4または5であり;
    pは1、2、3、4または5であり;
    qは1、2、3、4または5である)
    のリンカーであり;
    は遊離可能なリンカーであり;
    はC〜Cアルキル、−(CR3939’C(O)−、−(CR3939’OC(O)−、−NR3939’C(O)(CR3939’−、−(CHNR39−、−(OCR3939’CR3939’C(O)−および−(OCR3939’CR3939’CR3939’)−C(O)−から成る群から選択され、
    ここで、
    39およびR39’は、それぞれ独立してH、D、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR40、−OC(O)R40、−OC(O)NR4040’、−OS(O)R40、−OS(O)40、−SR40、−S(O)R40、−S(O)40、−S(O)NR4040’、−S(O)NR4040’、−OS(O)NR4040’、−OS(O)NR4040’、−NR4040’、−NR40C(O)R41、−NR40C(O)OR41、−NR40C(O)NR4141’、−NR40S(O)R41、−NR40S(O)41、−NR40S(O)NR4141’、−NR40S(O)NR4141’、−C(O)R40、−C(O)OR40および−C(O)NR4040’から成る群から選択され;
    40、R40’、R41およびR41’は、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールから成る群から選択され;そして
    各場合におけるrは1、2、3、4または5であり;
    は−C(O)(CR4444’−、−NR42CR4343’CR4343’(OCR4444’CR4444’−、−NR42CR4343’CR4343’(OCR4444’CR4444’−、−NR42CR4343’CR4343’(OCR4444’CR4444’C(O)−,−NR42CR4343’CR4343’(CR44=CR44’−および−NR42〜C10アリール(C〜Cアルキル)OC(O)−から成る群から選択され;
    ここで、
    42はH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルおよびC〜Cシクロアルキルから成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルおよびC〜Cシクロアルキルにおける各水素原子は、独立して、場合により、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR45、−OC(O)R45、−OC(O)NR4545’、−OS(O)R45、−OS(O)45、−SR45、−S(O)R45、−S(O)45、−S(O)NR4545’、−S(O)NR4545’、−OS(O)NR4545’、−OS(O)NR4545’、−NR4545’、−NR45C(O)R46、−NR45C(O)OR46、−NR45C(O)NR4646’、−NR45S(O)R46、−NR45S(O)46、−NR45S(O)NR4646’、−NR45S(O)NR4646’、−C(O)R45、−C(O)OR45または−C(O)NR4545’により置換されていてよく、
    43、R43’、R44およびR44は、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルおよびC〜Cシクロアルキルから成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルおよびC〜Cシクロアルキルにおける各水素原子は、独立して、場合により、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR47、−OC(O)R47、−OC(O)NR4747’、−OS(O)R47、−OS(O)47、−SR47、−S(O)R47、−S(O)47、−S(O)NR4747’、−S(O)NR4747’、−OS(O)NR4747’、−OS(O)NR4747’、−NR4747’、−NR47C(O)R48、−NR47C(O)OR48、−NR47C(O)NR4848’、−NR47S(O)R48、−NR47S(O)48、−NR47S(O)NR4848’、−NR47S(O)NR4848’、−C(O)R47、−C(O)OR47または−C(O)NR4747’により置換されていてよく;
    45、R45’、R46、R46’、R47、R47’、R48およびR48’は、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールから成る群から選択され;
    各場合におけるtは1、2、3、4または5であり;
    はC〜C10アルキル、−(CR49=CR49’−、−(CR4949’C(O)−,−CHCH(OCR4949’CR4949’−、−CHCHCH(OCR4949’CR4949’CR4949’−、−CHCH(OCR4949’CR4949’C(O)−および−CHCH(OCR4949’CR4949’CR4949’C(O)−から成る群から選択され、
    ここで、
    49およびR49’は、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルおよびC〜Cシクロアルキルから成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルおよびC〜Cシクロアルキルにおける各水素原子は、独立して、場合により、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR50、−OC(O)R50、−OC(O)NR5050’、−OS(O)R50、−OS(O)50、−SR50、−S(O)R50、−S(O)50、−S(O)NR5050’、−S(O)NR5050’、−OS(O)NR5050’、−OS(O)NR5050’、−NR5050’、−NR50C(O)R51、−NR50C(O)OR51、−NR50C(O)NR5151’、−NR50S(O)R51、−NR50S(O)51、−NR50S(O)NR5151’、−NR50S(O)NR5151’、−C(O)R50、−C(O)OR50または−C(O)NR5050’により置換されていてよく;
    50、R50’、R51およびR51’は、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールから成る群から選択され;
    各場合におけるuは0、1、2、3、4または5であり;
    はPBDプロドラッグであり;そして
    はDNA結合物質である〕
    を有する結合リガンド、リンカーおよび薬物を含むコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  2. が式III
    Figure 2018509424
    〔式中、
    1a、R2a、R3aおよびR4aは、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−C(O)R11a、−C(O)OR11aおよび−C(O)NR11a11a’から成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR11a、−OC(O)R11a、−OC(O)NR11a11a’、−OS(O)R11a、−OS(O)11a、−SR11a、−S(O)R11a、−S(O)11a、−S(O)NR11a11a’、−S(O)NR11a11a’、−OS(O)NR11a11a’、−OS(O)NR11a11a’、−NR11a11a’、−NR11aC(O)R12a、−NR11aC(O)OR12a、−NR11aC(O)NR12a12a’、−NR11aS(O)R12a、−NR11aS(O)12a、−NR11aS(O)NR12a12a’、−NR11aS(O)NR12a12a’、−C(O)R11a、−C(O)OR11aまたは−C(O)NR11a11a’により置換されていてよく;またはR1aは結合であり;またはR4aは結合であり;
    5a、R6aおよびR7aは、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−C(O)R13a、−C(O)OR13aおよび−C(O)NR13a13a’から成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、場合によりC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR14a、−OC(O)R14a、−OC(O)NR14a14a’、−OS(O)R14a、−OS(O)14a、−SR14a、−S(O)R14a、−S(O)14a、−S(O)NR14a14a’、−S(O)NR14a14a’、−OS(O)NR14a14a’、−OS(O)NR14a14a’、−NR14a14a’、−NR14aC(O)R15a、−NR14aC(O)OR15a、−NR14aC(O)NR15a15a’、−NR14aS(O)R15a、−NR14aS(O)15a、−NR14aS(O)NR15a15a’、−NR14aS(O)NR15a15a’、−C(O)R14a、−C(O)OR14aまたは−C(O)NR14a14a’により置換されていてよく;ここでR6aおよびR7aは、それらが結合する原子と一緒になって、場合により結合して3〜7員環ヘテロシクロアルキルを形成するか、またはR5aおよびR6aは、それらが結合する原子と一緒になって、場合により結合して3〜7員環ヘテロシクロアルキルまたは5〜7員環ヘテロアリールを形成し、3〜7員環ヘテロシクロアルキルまたは5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR16a、−OC(O)R16a
    −OC(O)NR16a16a’、−OS(O)R16a、−OS(O)16a、−SR16a、−S(O)R16a、−S(O)16a、−S(O)NR16a16a’、−S(O)NR16a16a’、−OS(O)NR16a16a’、−OS(O)NR16a16a’、−NR16a16a’、−NR16aC(O)R17a、−NR16aC(O)CHCH−、−NR16aC(O)OR17a、−NR16aC(O)NR17a17a’、−NR16aS(O)R17a、−NR16aS(O)17a、−NR16aS(O)NR17a17a’、−NR16aS(O)NR17a17a’、−C(O)R16a、−C(O)OR16aまたは−C(O)NR16a16a’により置換されていてよく、そしてここで5〜7員環ヘテロアリールの1個の水素原子は、場合により結合であるか、またはR5aは結合であり;
    8aおよびR9aは、それぞれ独立してH、D、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−CN、−NO、−NCO、−OR18a、−OC(O)R18a、−OC(O)NR18a18a’、−OS(O)R18a、−OS(O)18a、−SR18a、−S(O)R18a、−S(O)18a、−S(O)NR18a18a’、−S(O)NR18a18a’、−OS(O)NR18a18a’、−OS(O)NR18a18a’、−NR18a18a’、−NR18aC(O)R19a、−NR18aC(O)OR19a、−NR18aC(O)NR19a19a’、−NR18aS(O)R19a、−NR18aS(O)19a、−NR18aS(O)NR19a19a’、−NR18aS(O)NR19a19a’、−C(O)R18a、−C(O)OR18aおよび−C(O)NR18a18a’から成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR20a、−OC(O)R20a、−OC(O)NR20a20a’、−OS(O)R20a、−OS(O)20a、−SR20a、−S(O)R20a、−S(O)20a、−S(O)NR20a20a’、−S(O)NR20a20a’、−OS(O)NR20a20a’、−OS(O)NR20a20a’、−NR20a20a’、−NR20aC(O)R21a、−NR20aC(O)OR21a、−NR20aC(O)NR21a21a’、−NR20aS(O)R21a、−NR20aS(O)21a、−NR20aS(O)NR21a21a’、−NR20aS(O)NR21a21a’、−C(O)R20a、−C(O)OR20aまたは−C(O)NR20a20a’により置換されていてよく;
    10aはH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR22a、−OC(O)R22a、−OC(O)NR22a22a’、−OS(O)R22a、−OS(O)22a、−SR22a、−S(O)R22a、−S(O)22a、−S(O)NR22a22a’、−S(O)NR22a22a’、−OS(O)NR22a22a’、−OS(O)NR22a22a’、−NR22a22a’、−NR22aC(O)R23a、−NR22aC(O)OR23a、−NR22aC(O)NR23a23a’、−NR22aS(O)R23a、−NR22aS(O)23a、−NR22aS(O)NR23a23a’、−NR22aS(O)NR23a23a、−C(O)R22a、−C(O)OR23aおよび−C(O)NR22a22a’から成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR24a、−OC(O)R24a、−OC(O)NR24a24a’、−OS(O)R24a、−OS(O)24a、−SR24a、−S(O)R24a、−S(O)24a、−S(O)NR24a24a’、−S(O)NR24a24a’、−OS(O)NR24a24a’、−OS(O)NR24a24a’、−NR24a24a’、−NR24aC(O)R25a、−NR24aC(O)OR25a、−NR24aC(O)NR25a25a’、−NR24aS(O)R25a、−NR24aS(O)25a、−NR24aS(O)NR25a25a’、−NR24aS(O)NR25a25a’、−C(O)R24a、−C(O)OR24aまたは−C(O)NR24a24a’により置換されていてよく;そして
    11a、R11a’、R12a、R12a’、R13a、R13a’、R14a、R14a’、R15a、R15a’、R16a、R16a’、R17a、R17a’、R18a、R18a’、R19a、R19a’、R20a、R20a’、R21a、R21a’、R22a、R22a’、R23a、R23a’、R24a、R24a’、R25aおよびR25a’は、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜C13シクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールから成る群から選択され;
    ただし、R1a、R4aおよびR5aの少なくとも2つは結合であるか、またはR5aおよびR6aが、それらが結合する原子と一緒になって、場合により結合して3〜7員環ヘテロシクロアルキルまたは5〜7員環ヘテロアリールを形成するとき、5〜7員環ヘテロアリールにおける一の水素原子は結合であり、およびR1aまたはR4aの一方は結合である〕
    のものである、請求項1に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  3. が副溝結合薬物である請求項1または2に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。

  4. Figure 2018509424

    〔式中、
    1b、R2b、R3bおよびR4bは、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−C(O)R13b、−C(O)OR13bおよび−C(O)NR13b13b’から成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR13b、−OC(O)R13b、−OC(O)NR13b13b’、−OS(O)R13b、−OS(O)13b、−SR13b、−S(O)R13b、−S(O)13b、−S(O)NR13b13b’、−S(O)NR13b13b’、−OS(O)NR13b13b’、−OS(O)NR13b13b’、−NR13b13b’、−NR13bC(O)R14b、−NR13bC(O)OR14b、−NR13bC(O)NR14b14b’、−NR13bS(O)R14b、−NR13bS(O)14b、−NR13bS(O)NR14b14b’、−NR13bS(O)NR14b14b’、−C(O)R13b、−C(O)OR13bまたは−C(O)NR13b13b’により置換されていてよく;またはR1b、R2b、R3bおよびR4bのいずれか1つは結合であり;
    5b、R6bおよびR7bは、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−C(O)R15b、−C(O)OR15bおよび−C(O)NR15b15b’から成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−LH、−LH、−OR15b、−OC(O)R15b、−OC(O)NR15b15b’、−OS(O)R15b、−OS(O)15b、−SR15b、−S(O)R15b、−S(O)15b、−S(O)NR15b15b’、−S(O)NR15b15b’、−OS(O)NR15b15b’、−OS(O)NR15b15b’、−NR15b15b’、−NR15bC(O)R16b、−NR15bC(O)OR16b、−NR15bC(O)NR16b16b’、−NR15bS(O)R16b、−NR15bS(O)16b、−NR15bS(O)NR16b16b’、−NR15bS(O)NR16b16b’、−C(O)R15b、−C(O)OR15bまたは−C(O)NR15b15b’により置換されていてよく;
    ここで、
    6bおよびR7bは、それらが結合する原子と一緒になって、場合により結合して3〜7員環ヘテロシクロアルキルを形成するか、またはR5bおよびR6bは、それらが結合する原子と一緒になって、場合により結合して3〜7員環ヘテロシクロアルキルまたは5〜7員環ヘテロアリールを形成し、ここで3〜7員環ヘテロシクロアルキルおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR17b、−OC(O)R17b、−OC(O)NR17b17b’、−OS(O)R17b、−OS(O)17b、−SR17b、−S(O)R17b、−S(O)17b、−S(O)NR17b17b’、−S(O)NR17b17b’、−OS(O)NR17b17b’、−OS(O)NR17b17b’、−NR17b17b’、−NR17bC(O)R18b、−NR17bC(O)OR18b、−NR17bC(O)NR18b18b’、−NR17bS(O)R18b、−NR17bS(O)18b、−NR17bS(O)NR18b18b’、−NR17bS(O)NR18b18b’、−C(O)R17b、−C(O)OR17bまたは−C(O)NR17b17bにより置換されていてよく;またはR5b、R6bまたはR7bの1つは結合であり;
    8bおよびR9bは、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−CN、−NO、−NCO、−OR19b、−OC(O)R19b、−OC(O)NR19b19b’、−OS(O)R19b、−OS(O)19b、−SR19b、−S(O)R19b、−S(O)19b、−S(O)NR19b19b’、−S(O)NR19b19b’、−OS(O)NR19b19b’、−OS(O)NR19b19b’、−NR19b19b’、−NR19bC(O)R20b、−NR19bC(O)OR20b、−NR19bC(O)NR20b20b’、−NR19bS(O)R20b、−NR19bS(O)20b、−NR19bS(O)NR20b20b’、−NR19bS(O)NR20b20b’、−C(O)R19b、−C(O)OR19bおよび−C(O)NR19b19b’から成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR21b、−OC(O)R21b、−OC(O)NR21b21b’、−OS(O)R21b、−OS(O)21b、−SR21b、−S(O)R21b、−S(O)21b、−S(O)NR21b21b’、−S(O)NR21b21b’、−OS(O)NR21b21b’、−OS(O)NR21b21b’、−NR21b21b’、−NR21bC(O)R22b、−NR21bC(O)OR22b、−NR21bC(O)NR22b22b’、−NR21bS(O)R22b、−NR21bS(O)22b、−NR21bS(O)NR22b22b’、−NR21bS(O)NR22b22b’、−C(O)R21b、−C(O)OR21bまたは−C(O)NR21b21bにより置換されていてよく;
    10b、R11bおよびR12bは、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR23b、−OC(O)R23b、−OC(O)NR23b23b’、−OS(O)R23b、−OS(O)23b、−SR23b、−S(O)R23b、−S(O)23b、−S(O)NR23b23b’、−S(O)NR23b23b’、−OS(O)NR23b23b’、−OS(O)NR23b23b’、−NR23b23b’、−NR23bC(O)R24b、−NR23bC(O)OR24b、−NR23bC(O)NR24b24b’、−NR23bS(O)R24b、−NR23bS(O)24b、−NR23bS(O)NR24b24b’、−NR23bS(O)NR24b24b’、−C(O)R23b、−C(O)OR23bおよび−C(O)NR23b23b’から成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR25b、−OC(O)R25b、−OC(O)NR25b25b’、−OS(O)R25b、−OS(O)25b、−SR25b、−S(O)R25b、−S(O)25b、−S(O)NR25b25b’、−S(O)NR25b25b’、−OS(O)NR25b25b’、−OS(O)NR25b25b’、−NR25b25b’、−NR25bC(O)R26b、−NR25bC(O)OR26b、−NR25bC(O)NR26b26b’、−NR25bS(O)R26b、−NR25bS(O)26b、−NR25bS(O)NR26b26b’、−NR25bS(O)NR26b26b’、−C(O)R25b、−C(O)OR25bまたは−C(O)NR25b25bにより置換されていてよく、またはR10bおよびR11bは、それらが結合する炭素原子と一緒になって、場合により結合してC〜C10アリールを形成するか、またはR11bおよびR12bは、それらが結合する炭素原子と一緒になって、場合により結合してエキソ−メチレンを形成し;またはR12bは存在せず;
    13b、R13b’、R14b、R14b’、R15b、R15b’、R16b、R16b’、R17b、R17b’、R18b、R18b’、R19b、R19b’、R20b、R20b’、R21b、R21b’、R22b、R22b’、R23b、R23b’、R24b、R24b’、R25b、R25b’、R26bおよびR26b’は、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜C13シクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、C〜Cアルキル(C〜C10アリール)および5〜7員環ヘテロアリールから成る群から選択され、ここでC〜C10アリール、C〜Cアルキル(C〜C10アリール)および5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−CN、−NO、−NCO、−OH、−SH、−NH、−SOH、−C(O)OHおよび−C(O)NHにより置換されていてよく;
    ただし、R1b、R2b、R3b、R4b、R5b、R6bおよびR7bの1つは結合であり;
    1c、R2cおよびR5cは、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−C(O)R6c、−C(O)OR6cおよび−C(O)NR6c6c’から成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR7c、−OC(O)R7c、−OC(O)NR7c7c’、−OS(O)R7c、−OS(O)7c、−SR7c、−S(O)R7c、−S(O)7c、−S(O)OR7c、−S(O)NR7c7c’、−S(O)NR7c7c’、−OS(O)NR7c7c’、−OS(O)NR7c7c’、−NR7c7c’、−NR7cC(O)R8c、−NR7cC(O)OR8c、−NR7cC(O)NR8c8c’、−NR7cS(O)R8c、−NR7cS(O)8c、−NR7cS(O)NR8c8c’、−NR7cS(O)NR8c8c’、−C(O)R7c、−C(O)OR7cまたは−C(O)NR7c7c’により置換されていてよく;またはJが−CR13c=のとき、R5cは存在せず;ただし、R1cまたはR2cの一方が結合であり;
    3cおよびR4cは、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−CN、−NO、−NCO、−OR9c、−OC(O)R9c、−OC(O)NR9c9c’、−OS(O)R9c、−OS(O)9c、−SR9c、−S(O)R9c、−S(O)9c、−S(O)NR9c9c’、−S(O)NR9c9c’、−OS(O)NR9c9c’、−OS(O)NR9c9c’、−NR9c9c’、−NR9cC(O)R10c、−NR9cC(O)OR10c、−NR9cC(O)NR10c10c’、−NR9cS(O)R10c、−NR9cS(O)10c、−NR9cS(O)NR10c10c’、−NR9cS(O)NR10c10c’、−C(O)R9c、−C(O)OR9cおよび−C(O)NR9c9c’から成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR11c、−OC(O)R11c、−OC(O)NR11c11c’、−OS(O)R11c、−OS(O)11c、−SR11c、−S(O)R11c、−S(O)11c、−S(O)NR11c11c’、−S(O)NR11c11c’、−OS(O)NR11c11c’、−OS(O)NR11c11c’、−NR11c11c’、−NR11cC(O)R12c、−NR11cC(O)OR12c、−NR11cC(O)NR12c12c’、−NR11cS(O)R12c、−NR11cS(O)12c、−NR11cS(O)NR12c12c’、−NR11cS(O)NR12c12c’、−C(O)R11c、−C(O)OR11cまたは−C(O)NR11c11cにより置換されていてよく;
    Jは−C(O)−、−CR13c=または−(CR13c13c’)−であり
    6c、R6c’,R7c、R7c’、R8c、R8c’、R9c、R9c’、R10c、R10c’、R11c、R11c’、R12c、R12c’、R13cおよびR13c’は、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールから成る群から選択され;
    1dはH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR2d、−SR2dおよび−NR2d2d’から成る群から選択され、
    2dおよびR2d’は、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールから成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、場合により、−OR3d、−SR3dおよび−NR3d3d’により置換されていてよく;
    3dおよびR3d’は、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールから成る群から選択され;
    1eはH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールから成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR2e、−OC(O)R2e、−OC(O)NR2e2e’、−OS(O)R2e、−OS(O)2e、−SR2e、−S(O)R2e、−S(O)2e、−S(O)NR2e2e’、−S(O)NR2e2e’、−OS(O)NR2e2e’、−OS(O)NR2e2e’、−NR2e2e’、−NR2eC(O)R3e、−NR2eC(O)OR3e、−NR2eC(O)NR3e3e’、−NR2eS(O)R3e、−NR2eS(O)3e、−NR2eS(O)NR2e2e’、−NR2eS(O)NR3e3e’、−C(O)R2e、−C(O)OR2eまたは−C(O)NR2e2eにより置換されていてよく;
    2e、R2e’、R3eおよびR3e’は、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールから成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、場合により、−OR4e、−SR4eまたは−NR4e4e’により置換されていてよく;
    4eおよびR4e’は、独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールから成る群から選択され;
    vは1、2または3であり;そして
    *は共有結合である〕
    から成る群から選択される式のものである、請求項1〜3のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  5. AAが独立して、L−リシン、L−アスパラギン、L−スレオニン、L−セリン、L−イソロイシン、L−メチオニン、L−プロリン、L−ヒスチジン、L−グルタミン、L−アルギニン、L−グリシン、L−アスパラギン酸、L−グルタミン酸、L−アラニン、L−バリン、L−フェニルアラニン、L−ロイシン、L−チロシン、L−システイン、L−トリプトファン、L−ホスホセリン、L−スルホ−システイン、L−アルギノコハク酸、L−ヒドロキシプロリン、L−ホスホエタノールアミン、L−サルコシン、L−タウリン、L−カルノシン、L−シトルリン、L−アンセリン、L−1,3−メチル−ヒスチジン、L−α−アミノ−アジピン酸、D−リシン、D−アスパラギン、D−スレオニン、D−セリン、D−イソロイシン、D−メチオニン、D−プロリン、D−ヒスチジン、D−グルタミン、D−アルギニン、D−グリシン、D−アスパラギン酸、D−グルタミン酸、D−アラニン、D−バリン、D−フェニルアラニン、D−ロイシン、D−チロシン、D−システイン、D−トリプトファン、D−シトルリンおよびD−カルノシンから選択される、請求項1〜4のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  6. 16がHである、請求項1〜5のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩であって、
    17およびR17’は、それぞれ独立してH、C〜Cアルキルおよび−OR22から成る群から選択され、ここでC〜Cアルキルにおける各水素原子は、独立して、場合により、−OR24により置換されていてよく;またはR17およびR17’は結合してC〜Cシクロアルキルまたは4〜6員ヘテロ環を形成してよく、ここでC〜Cシクロアルキルまたは4〜6員ヘテロ環における各水素原子は、独立して、場合により、ハロゲン、C〜Cアルキルまたは−OR24により置換されていてよい;
    コンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩であって、
    18はH、C〜Cアルキル、5〜7員環ヘテロアリール、−OR26、−NR26C(O)R27、−NR26C(O)NR2727’、−NR26C(=NR26’’)NR2727’および−C(O)NR2626’から成る群から選択され、ここでC〜Cアルキルおよび5〜7員環ヘテロアリールにおける各水素原子は、独立して、場合により、C〜Cアルキル、−OR29、−(CHOS(O)OR29、−OS(O)OR29、または−C(O)NR2929’により置換されていてよく;
    26、R26’、R26’’、R29およびR29’は、それぞれ独立してHまたはC〜Cアルキルから成る群から選択され、ここでC〜Cアルキルにおける各水素原子は、独立して、場合により、ハロゲン、−OH、−SH、−NHまたは−COHにより置換されていてよく;
    27およびR27’は、それぞれ独立してH、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、−(CH(糖)、−(CH(OCHCH−(糖)および−(CH(OCHCHCH(糖)から成る群から選択され;
    nは2、3、4または5であり;
    pは1、2、3、4または5であり;
    qは1、2、3、4または5である;
    コンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  9. がそれぞれ
    Figure 2018509424
    〔式中、
    16はHであり、*は共有結合である〕
    から成る群から選択される、請求項1〜8のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩であって、
    各場合におけるRおよびRはHであり;R、R、RおよびRはHであり;Xは−NR11−であり;Xは=N−であり;Xは−N=であり;Xは−N=であり;XはNR12であり;Yはis=Oであり;Yは存在せず;R11およびR12はHであり;mは1、2、3または4であり;そして*は共有結合である;
    コンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。

  11. Figure 2018509424
    を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。

  12. Figure 2018509424
    Figure 2018509424
    を有する、請求項1〜11のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  13. −(AA)−の配列が−Asp−Arg−Asp−Asp−である、請求項1〜12のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  14. −(AA)−の配列がVal−CITである、請求項1〜13のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。

  15. Figure 2018509424
    〔式中、
    31はH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルおよびC〜Cシクロアルキルから成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルおよびC〜Cシクロアルキルにおける各水素原子は、独立して、場合により、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR32、−OC(O)R32、−OC(O)NR3232’、−OS(O)R32、−OS(O)32、−SR32、−S(O)R32、−S(O)32、−S(O)NR3232’、−S(O)NR3232’、−OS(O)NR3232’、−OS(O)NR3232’、−NR3232’、−NR32C(O)R33、−NR32C(O)OR33、−NR32C(O)NR3333’、−NR32S(O)R33、−NR32S(O)33、−NR32S(O)NR3333’、−NR32S(O)NR3333’、−C(O)R32、−C(O)OR32または−C(O)NR3232’により置換されていてよく;
    はC〜CアルキルまたはC〜C10アリール(C〜Cアルキル)であり、ここでC〜CアルキルおよびC〜C10アリール(C〜Cアルキル)における各水素原子は、独立して、場合により、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR34、−OC(O)R34、−OC(O)NR3434’、−OS(O)R34、−OS(O)34、−SR34、−S(O)R34、−S(O)34、−S(O)NR3434’、−S(O)NR3434’、−OS(O)NR3434’、−OS(O)NR3434’、−NR3434’、−NR34C(O)R35、−NR34C(O)OR35、−NR34C(O)NR3535’,−NR34S(O)R35、−NR34S(O)35、−NR34S(O)NR3535’、−NR34S(O)NR3535’、−C(O)R34、−C(O)OR34または−C(O)NR3434’により置換されていてよく;
    32、R32’、R33、R33’、R34、R34’、R35およびR35’は、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールから成る群から選択され;
    36は独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルおよびC〜Cシクロアルキルから成る群から選択され、ここでアルキル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルおよびC〜Cシクロアルキルにおける各水素原子は、独立して、場合により、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR37、−OC(O)R37、−OC(O)NR3737’、−OS(O)R37、−OS(O)37、−SR37、−S(O)R37、−S(O)37、−S(O)NR3737’、−S(O)NR3737’、−OS(O)NR3737’、−OS(O)NR3737’、−NR3737’、−NR37C(O)R38、−NR37C(O)OR38、−NR37C(O)NR3838’、−NR37S(O)R38、−NR37S(O)38、−NR37S(O)NR3838’、−NR37S(O)NR3838’、−C(O)R37、−C(O)OR37または−C(O)NR3737’により置換されていてよく;
    37、R37’、R38およびR38’は、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールであり;そして
    *は共有結合である〕
    から成る群から選択される、請求項1〜14のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  16. が式
    Figure 2018509424
    〔式中、
    31はHであり;そしてXはC〜Cアルキルである〕
    のものである、請求項1〜15のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  17. が式
    Figure 2018509424
    〔式中、
    31はHであり;そしてXはC〜C10アリール(C〜Cアルキル)である〕
    のものである、請求項1〜15のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  18. が式
    Figure 2018509424
    〔式中、
    36は独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルおよびC〜Cシクロアルキルから成る群から選択され、ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルおよびC〜Cシクロアルキルにおける各水素原子は、独立して、場合により、ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリール、5〜7員環ヘテロアリール、−OR37、−OC(O)R37、−OC(O)NR3737’、−OS(O)R37、−OS(O)37、−SR37、−S(O)R37、−S(O)37、−S(O)NR3737’、−S(O)NR3737’、−OS(O)NR3737’、−OS(O)NR3737’、−NR3737’、−NR37C(O)R38、−NR37C(O)OR38、−NR37C(O)NR3838’、−NR37S(O)R38、−NR37S(O)38、−NR37S(O)NR3838’、−NR37S(O)NR3838’、−C(O)R37、−C(O)OR37または−C(O)NR3737’により置換されていてよく;
    37、R37’、R38およびR38’は、それぞれ独立してH、D、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、3〜7員環ヘテロシクロアルキル、C〜C10アリールおよび5〜7員環ヘテロアリールから成る群から選択され;そして
    *は共有結合である〕
    のものである、請求項1〜15のいずれか一項に記載に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  19. 36がHである、請求項1〜15のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  20. リンカーが式
    Figure 2018509424
    〔式中、
    *は結合である〕
    のものである、請求項1〜15、18または19のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  21. リンカーが式
    Figure 2018509424
    〔式中、
    *は結合である〕
    のものである、請求項1〜15、18または19のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  22. リンカーが式
    Figure 2018509424
    〔式中、
    *は結合である〕
    のものである、請求項1〜16のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  23. リンカーが式
    Figure 2018509424
    〔式中、
    *は結合である〕
    のものである、請求項1〜16のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  24. リンカーが式
    Figure 2018509424
    〔式中、
    *は結合である〕
    のものである、請求項1〜15または16のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  25. リンカーが式
    Figure 2018509424
    〔式中、
    *は結合である〕
    のものである、請求項1〜15、18または19のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  26. リンカーが式
    Figure 2018509424
    〔式中、
    *は結合である〕
    のものである、請求項1〜15、18または19のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  27. リンカーが式
    Figure 2018509424
    〔式中、
    *は結合である〕
    のものである、請求項1〜15、18または19のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  28. リンカーが式
    Figure 2018509424
    〔式中、
    *は結合である〕
    のものである、請求項1〜15、18または19のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  29. −D−L−Dが式
    Figure 2018509424
    〔式中、
    2a、R3a、R4a、R8a、R9a、R10a、R2b、R3b、R4b、R8bおよびR9bは、Hである〕
    のものである、請求項1〜28のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  30. 2a、R3a、R4a、R8a、R9a、R10a、R2b、R3b、R4b、R8bおよびR9bはHであり、LはC〜C10アルキルまたは−(CR4949’C(O)−であり、R49およびR49’はそれぞれHであり、そしてuが1、2、3、または4である;
    請求項29に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  31. −D−L−Dが式
    Figure 2018509424

    〔式中、
    2a、R3a、R4a、R5a、R6a、R7a、R8a、R9a、R10a、R2c、R3c、R4c、R5cはHである〕
    のいずれかのものである、請求項1〜28のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  32. がC〜C10アルキルまたは−(CR4949’C(O)−であり、ここでR49およびR49’はそれぞれHであり、そしてuが1、2、3、4または5である;
    請求項31に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  33. −D−L−Dが式
    Figure 2018509424
    〔式中、
    2a、R3a、R4a、R5a、R6a、R7a、R8a、R9aおよびR10aは、Hである〕
    のものである、請求項1〜28のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  34. がC〜C10アルキルまたは−(CR4949’C(O)−であり、ここでR49およびR49’はそれぞれHであり、そしてuが1、2、3、4または5である;
    請求項33に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  35. −D−L−Dが式
    Figure 2018509424
    〔式中、
    2a、R3a、R4a、R5a、R6a、R7a、R8a、R9a、R10aおよびR1eは、Hである〕
    のものである、請求項1〜28のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  36. がC〜C10アルキルまたは−(CR4949’C(O)−であり、ここでR49およびR49’はそれぞれHであり、そしてuは1、2、3、4または5である;
    請求項35に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  37. −D−L−Dが式
    Figure 2018509424
    〔式中、
    2a、R3a、R4a、R5a、R6a、R7a、R8a、R9a、R10a、R1dはHである〕
    のものである、請求項1〜28のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  38. がC〜C10アルキルまたは−(CR4949’C(O)−であり、ここでR49およびR49’はそれぞれHであり、そしてuは1、2、3、4または5である;
    請求項37に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  39. −D−L−Dが式
    Figure 2018509424
    〔式中、
    2a、R3a、R4a、R5a、R6a、R7a、R8a、R9aおよびR10aはHである〕
    のものである、請求項1〜28のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  40. がC〜C10アルキルまたは−(CR4949’C(O)−であり、ここでR49およびR49’はそれぞれHであり、そしてuは1、2、3、4または5である;
    請求項39に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  41. −D−L−Dが式
    Figure 2018509424
    〔式中、
    2a、R3a、R4a、R5a、R6a、R7a、R8a、R9aおよびR10aはHである〕
    のものである、請求項1〜28のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  42. がC〜C10アルキルまたは−(CR4949’C(O)−であり、ここでR49およびR49’はそれぞれHであり、そしてuは1、2、3、4または5である;
    請求項41に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  43. −D−L−Dが式
    Figure 2018509424
    〔式中、
    2a、R3a、R5a、R6a、R7a、R8a、R9a、R10a、R2b、R3b、R4b、R5b、R6b、R7b、R8b、R9b、R10b、R11bおよびR12bは、Hである〕
    のものである、請求項1〜28のいずれか一項に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  44. がC〜C10アルキルまたは−(CR4949’C(O)−であり、ここでR49およびR49’はそれぞれHであり、そしてuは1、2、3、4または5である;
    請求項43に記載のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。

  45. Figure 2018509424
    のコンジュゲートまたはその薬学的に許容される塩。
  46. 治療有効量の、請求項1〜45のいずれか一項に記載のコンジュゲートもしくはその薬学的に許容される塩ならびに少なくとも1つの賦形剤を含む、医薬組成物。
  47. 求項1〜45のいずれか一項に記載のコンジュゲートを含む、異常細胞増殖の治療剤
  48. 異常細胞増殖が癌である、請求項47に記載の治療剤
  49. が肺癌、骨癌、膵臓癌、皮膚癌、頭頸癌、皮膚または眼内黒色腫、子宮癌、卵巣癌、直腸癌、肛門部癌、胃癌、結腸癌、乳癌、子宮癌、卵管癌、子宮内膜癌、子宮内頸癌、膣癌、外陰癌、ホジキン病、食道癌、小腸癌、内分泌系癌、甲状腺癌および副甲状腺癌、副腎癌、軟組織肉腫、尿道癌、陰茎癌、前立腺癌、慢性または急性白血病、リンパ性リンパ腫、膀胱癌、腎臓癌または尿管、腎細胞癌、腎盂癌、中枢神経系腫瘍(CNS)、原発性CNSリンパ腫、脊髄軸腫瘍、脳幹神経膠腫、下垂体腺腫または1以上の進行中の癌の組合せである、方法。前記方法の別の態様において、前記異常細胞増殖は、限定されないが、乾癬、良性前立腺肥大または再狭窄を含む良性増殖疾患である、請求項48の治療剤
  50. 癌の処置のための医薬製造における、請求項1〜45のいずれか一項に記載のコンジュゲートの使用。
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