JP2018508877A - 技術プロジェクトをクラウドソーシングするためのシステム及び方法 - Google Patents

技術プロジェクトをクラウドソーシングするためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

本開示にて提示される技術は、顧客が、顧客によって投稿された技術プロジェクトを取り合う複数のプロジェクトマネージャを容易に閲覧すること、及び、該複数のプロジェクトマネージャとセキュアに接続することを可能にする。顧客は、最初に、クラウドソーシングプラットフォームを介してプロジェクト仕様書を投稿する。プロジェクトマネージャは、フリーランシングプラットフォームを介してプロジェクトの提案書を提出することにより、互いに取り合う。提案書が顧客によって選択された時に、提案書に対応するプロジェクトマネージャは、プロジェクトマネージャの監督の下で技術プロジェクトを完了する1人又は複数人のフリーランサーを含むチームを構成することができる。マイルストーンが完了すると、プロジェクトマネージャ及び/又はフリーランサーは、管理者が管理するエスクロー口座から支払いを受けることができる。それに加えて又はそれに代えて、チームが完了させた作業についての請求書が生成されて、顧客に配信され得る。【選択図】図1A

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2015年1月21日に出願された米国仮出願第62/106,131号の利益を主張し、その全体が、この参照により本明細書に組み込まれる。
発明の分野
本開示の少なくとも1つの実施形態は、技術プロジェクトをクラウドソーシングするためのシステム及び技法に関し、より詳細には、顧客又はパートナーの顧客を、顧客によって投稿された技術プロジェクトを取り合うフリーランスプロジェクトマネージャと繋ぐためのシステム及び技術に関する。
企業は、所与の分野(例えば、ソフトウェアプログラミング)においてコストを削減しつつ専門技術を獲得するため、従来より所定の技術プロジェクトに関連する業務をサードパーティコンサルティング会社にアウトソーシングしている。これらの企業(又は、これらの企業が使用するサードパーティコンサルタント)の多くは、コストをさらに削減するために、インド、ロシア及び中国のような国におけるオフショアリソースを活用している。歴史的に、これらのオフショアリソースは、事業体/サードパーティコンサルタントにより直接雇用されているか、下請け会社やコンサルティングパートナーを通じて、又は、独立した請負業者として供給されている。
フリーランシングは、あらゆる種類の業務について企業が世界中からフリーランス人材を調達することを可能にする、比較的新しいトレンドである。広く様々なタスクに対しフリーランス人材を特定して管理するため、フリーランシングを円滑にするウェブサイトに人気が集まっている。しかしながら、スタートアップ企業(スタートアップ)や小規模企業は、人材を調達する(すなわち、フリーランサーを特定して雇用する)ためにこのようなウェブサイトを使用することが増えているが、中規模企業や大企業は、これらのウェブサイトの使用について大いに控えている。これら規模の大きい企業は、社内スタッフを雇用して人材を調達すること、又は、サードパーティコンサルティング会社にアウトソーシングすることを続けている。
これには、プロジェクトマネージャ又はフリーランサーの検証の欠如や、フリーランサーのチームの必要性、並びに、所有権及び配信の責任の欠如のような、いくつかの理由がある。そのため、(全てではないとしても)ほとんどのフリーランシングに関連するウェブサイトは、新興企業や小規模企業を対象としている。上記の問題は、新興企業や小規模企業にとっては重要ではないためである。
本明細書にて提示される技術は、企業(「顧客」とも称される)の代表者が、顧客によって投稿された技術プロジェクトを取り合う複数のプロジェクトマネージャを容易に閲覧すること、及び、該複数のプロジェクトマネージャとセキュアに接続することを可能にする方法、装置、及びシステムを含む。より具体的には、顧客は、技術プロジェクトを完了するための提案書を、別々のプロジェクトマネージャによって提出された複数の提案書の中から選択することができる。提案書が顧客によって選択されると、提案書に対応するプロジェクトマネージャは、プロジェクトマネージャの監督下で技術プロジェクトを完了するために一緒に作業することが可能な1人以上のフリーランサーを含むチームを構成することができる。「顧客」とは、複数のフリーランサー(例えば、フリーランスプロジェクトマネージャ(「プロジェクトマネージャ」とも称される)、及び、少なくとも1人の他のフリーランス作業員(「フリーランサー」とも称される))のサービスを必要としている任意の事業又は事業の代表者である。また、「顧客」とは、管理者(又は管理体)又は管理者のパートナーのいずれかの顧客でもあり得る。パートナーは、例えば、顧客のためにクラウドソーシングプラットフォームの使用を希望するコンサルティング会社であり得る。プロジェクトマネージャとフリーランサーとは、顧客にサービスを提供する独立したコンサルタントである。
本発明の1つ以上の実施形態は、添付の図面の各図に、限定ではなく例として示されている。これらの図において、同様の参照符号は、同様の要素を示している。
図1Aは、クラウドソーシングプラットフォーム、フリーランシングプラットフォーム及び管理ポータルの間の関係を示す。 図1Bは、クラウドソーシングプラットフォーム、フリーランシングプラットフォーム、パートナープラットフォーム、管理ポータル及びパートナー管理ポータルの間の関係を示す。 図2は、クラウドソーシングプラットフォーム、フリーランシングプラットフォーム、パートナープラットフォーム及び/又は管理ポータルを構築するために使用され得るシステムアーキテクチャの一例を示す。 図3Aは、顧客、プロジェクトマネージャ、管理者及びフリーランサーの間のワークフロー及び対話の一例を示す。 図3Bは、プロジェクトマネージャ、管理者、パートナー管理者及びフリーランサーの間のワークフロー及び対話の一例を示す。 図4は、フリーランシングプラットフォームの外部で又はフリーランシングプラットフォームを介してプロジェクトを完了するために、顧客、プロジェクトマネージャ及びフリーランサーが活用可能なツールの一例を示す。 図5Aは、クラウドソーシングプラットフォームを介して閲覧できる、顧客が対話可能なグラフィカルユーザインタフェース(GUI)の一例を示す。 図5Bは、クラウドソーシングプラットフォームを介して閲覧できる、顧客が対話可能なGUIの一例を示す。 図5Cは、クラウドソーシングプラットフォームを介して閲覧できる、顧客が対話可能なGUIの一例を示す。 図5Dは、クラウドソーシングプラットフォームを介して閲覧できる、顧客が対話可能なGUIの一例を示す。 図5Eは、クラウドソーシングプラットフォームを介して閲覧できる、顧客が対話可能なGUIの一例を示す。 図5Fは、クラウドソーシングプラットフォームを介して閲覧できる、顧客が対話可能なGUIの一例を示す。 図5Gは、クラウドソーシングプラットフォームを介して閲覧できる、顧客が対話可能なGUIの一例を示す。 図5Hは、クラウドソーシングプラットフォームを介して閲覧できる、顧客が対話可能なGUIの一例を示す。 図5Iは、クラウドソーシングプラットフォームを介して閲覧できる、顧客が対話可能なGUIの一例を示す。 図5Jは、クラウドソーシングプラットフォームを介して閲覧できる、顧客が対話可能なGUIの一例を示す。 図5Kは、クラウドソーシングプラットフォームを介して閲覧できる、顧客が対話可能なGUIの一例を示す。 図5Lは、クラウドソーシングプラットフォームを介して閲覧できる、顧客が対話可能なGUIの一例を示す。 図5Mは、クラウドソーシングプラットフォームを介して閲覧できる、顧客が対話可能なGUIの一例を示す。 図5Nは、クラウドソーシングプラットフォームを介して閲覧できる、顧客が対話可能なGUIの一例を示す。 図6Aは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、プロジェクトマネージャが対話可能なGUIの一例を示す。 図6Bは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、プロジェクトマネージャが対話可能なGUIの一例を示す。 図6Cは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、プロジェクトマネージャが対話可能なGUIの一例を示す。 図6Dは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、プロジェクトマネージャが対話可能なGUIの一例を示す。 図6Eは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、プロジェクトマネージャが対話可能なGUIの一例を示す。 図6Fは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、プロジェクトマネージャが対話可能なGUIの一例を示す。 図6Gは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、プロジェクトマネージャが対話可能なGUIの一例を示す。 図6Hは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、プロジェクトマネージャが対話可能なGUIの一例を示す。 図6Iは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、プロジェクトマネージャが対話可能なGUIの一例を示す。 図6Jは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、プロジェクトマネージャが対話可能なGUIの一例を示す。 図6Kは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、プロジェクトマネージャが対話可能なGUIの一例を示す。 図6Lは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、プロジェクトマネージャが対話可能なGUIの一例を示す。 図6Mは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、プロジェクトマネージャが対話可能なGUIの一例を示す。 図7Aは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、フリーランサーが対話可能なGUIの一例を示す。 図7Bは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、フリーランサーが対話可能なGUIの一例を示す。 図7Cは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、フリーランサーが対話可能なGUIの一例を示す。 図7Dは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、フリーランサーが対話可能なGUIの一例を示す。 図7Eは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、フリーランサーが対話可能なGUIの一例を示す。 図7Fは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、フリーランサーが対話可能なGUIの一例を示す。 図7Gは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、フリーランサーが対話可能なGUIの一例を示す。 図7Hは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、フリーランサーが対話可能なGUIの一例を示す。 図7Iは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、フリーランサーが対話可能なGUIの一例を示す。 図7Jは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、フリーランサーが対話可能なGUIの一例を示す。 図7Kは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、フリーランサーが対話可能なGUIの一例を示す。 図7Lは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、フリーランサーが対話可能なGUIの一例を示す。 図7Mは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、フリーランサーが対話可能なGUIの一例を示す。 図8は、本明細書に記載の技術の少なくとも一部を円滑にするために使用可能なコンピューティングシステムについての高レベルブロック図である。
例えば、本明細書では、顧客によって投稿された技術プロジェクトを互いに取り合うプロジェクトマネージャのプールから、顧客がプロジェクトマネージャを選択することを可能にするプラットフォームが図示及び説明される。通常、プール内の各プロジェクトマネージャは、クラウドソーシングプロセスを監督する管理者によって検証される。また、本明細書では、プロジェクトマネージャが選択されたプロジェクトを完了するために使用可能なリソース(例えば、プロプライエタリの技術及び/又はサードパーティの技術のようなフリーランサー及びツール)について、プロジェクトマネージャがレビュー及びアクセスできるようにするプラットフォームも説明される。
クラウドソーシングプラットフォームは、新興企業から大企業まで、あらゆる規模の顧客がプロジェクトに関する詳細を投稿できるようにする。例えば、顧客は、プロジェクトを完了するためのパラメータ、完了のために求められるタイムライン、見積り予算などを含むプロジェクト仕様書を投稿し得る。クラウドソーシングプラットフォームを介して、顧客はまた、プロジェクトマネージャにより提出された提案書を閲覧し、プロジェクトマネージャの1人にプロジェクトを授与して、プロジェクトの実行を管理(例えば、進捗をレビュー)することもできる。顧客により選出されたプロジェクトマネージャは、「アカウントマネージャ」とも称されることがある。
パートナープラットフォームはまた、パートナー(例えば、コンサルティング会社)の顧客が、他の顧客がクラウドソーシングプラットフォームを使用するのと同じ方法で、クラウドソーシングプラットフォームを使用できるようにしてもよい。そのような実施形態では、パートナー管理者(例えば、パートナーの従業員)は、パートナーに関連するインタフェースのルックアンドフィールを有するように構成されたパートナー管理ポータルを使用することができる。例えば、パートナー管理ポータルは、パートナーのロゴ、キャッチフレーズ及び/又は配色を含んでいてもよい。
一方、フリーランシングプラットフォームは、プロジェクトマネージャが、プロジェクトの提案書を提出して(例えば、チームについてフリーランサーを選択し、それらのフリーランサーにタスクを割り当てることによって)プロジェクトを実行できるようにする。例えば、各々がクラウドソーシングプラットフォーム及びフリーランシングプラットフォームを管理する管理者によって検証されているプロジェクトマネージャは、投稿されたプロジェクト仕様書について提案書を顧客に提出し、プロジェクトが授与された場合には、プロジェクトを実行するために必要とされるフリーランサー(例えば、開発者、デザイナー、テスター)を特定して選択する。この後、フリーランシングプラットフォームは、選択されたフリーランサーをプロジェクトのライフスパン全体にわたって管理し、プロジェクトのステータスを顧客に通信するように、プロジェクトマネージャによって使用され得る。
同様に、フリーランサーは、顧客によって投稿されたプロジェクト仕様書の少なくとも一部の詳細を閲覧し、プロジェクトに従事することについて関心を表明することができる。例えば、フリーランサーは、プロジェクトのタイトルのみを見ることができてもよく、このとき、追加の情報は、プロジェクトマネージャにとってアクセス可能であってもよい。また、フリーランサーは、プロジェクトマネージャが提案書を提出する前、提出中及び提出した後に、プロジェクトマネージャと通信可能であってもよい。しかしながら、プロジェクトがプロジェクトマネージャに割り当てられた後に、プロジェクト(又は他のフリーランサー)に関心を表明したフリーランサーが、プロジェクトを完了するチームを形成するためにプロジェクトマネージャによって選択されてもよい。
併せて、クラウドソーシングプラットフォーム及びフリーランシングプラットフォームによって、顧客は、プロジェクトを取り合う複数のプロジェクトマネージャの間から容易に選出することができ、サードパーティプロバイダに何ら仕事をアウトソーシングすることなく、プロジェクトのためのチームを調達してプロジェクトの完了を管理することができる。本明細書にて提示される技術の様々な実施形態は、顧客によって使用されるクラウドソーシングプラットフォーム、フリーランサーによって使用されるフリーランシングプラットフォーム、管理者によって使用される管理ポータル、ワークフロー及びユーザインタフェース、実行モデル、並びに、本開示の全体にわたって説明される他の機能的な詳細及び構想を採用する。
図1は、クラウドソーシングプラットフォーム102及びフリーランシングプラットフォーム104を含む両面フリーランシングシステムの一例を示す。種々の実施形態において、クラウドソーシングプラットフォーム102及びフリーランシングプラットフォーム104は、それぞれ1つ以上のコンピュータネットワークに接続される。このようなコンピュータネットワークは、1つ以上のローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)及び/又はインターネットを含んでいてもよい。全般的に、クラウドソーシングプラットフォーム102は、顧客の使用を意図したインタフェースを生成する役割を担い、フリーランシングプラットフォーム104は、フリーランサー(例えば、プロジェクトマネージャ112及び他のフリーランサー114)の使用を意図したインタフェースを生成する役割を担う。管理者108(例えば、ユーザ又は処理システム)又は関連する事業体は、管理ポータル106を介して(又はいずれかのプラットフォームを介して直接)両方のプラットフォームを管理することができる。
同様に、図1Bに示すように、パートナー管理者116(例えば、パートナーの従業員)は、パートナーの顧客122によってアクセス可能なパートナープラットフォーム120のルックアンドフィールをカスタマイズするために、パートナー管理ポータル118を使用することができる。パートナープラットフォーム120は、例えば、目的がクラウドソーシングプラットフォーム102と実質的に類似していてもよいが、(例えば、パートナーのロゴ、キャッチフレーズ又は配色によって)パートナーのためのブランド化がされていてもよい。
より具体的には、クラウドソーシングプラットフォーム及びフリーランシングプラットフォームは、管理者108によって検証されたプロジェクトマネージャ112が、顧客110によって提出されたプロジェクトを取り合うことを可能にする。プロジェクトは、顧客110により、クラウドソーシングプラットフォーム102を介して提出され、顧客がネットワークアクセス可能なユーザデバイス(例えば、携帯電話、タブレット、ラップトップコンピュータ、時計)上で閲覧可能になる。例えば、顧客110は、プロジェクトに関する様々な詳細を含むプロジェクト仕様書を提出してもよい。
プロジェクトマネージャ112は、フリーランシングプラットフォーム104を使用して、顧客110によって投稿されたプロジェクトを閲覧することができ、また、プロジェクトマネージャ112同士で通信することができると共に、投稿されたプロジェクト等に関する他のフリーランサー114と通信することができる。フリーランサー114は、フリーランシングプラットフォーム104を使用して、顧客110によって投稿されたプロジェクトに関する少なくとも一部の情報を閲覧することができ、また、フリーランサー114同士で通信することができると共に、投稿されたプロジェクト等に関するプロジェクトマネージャ112と通信することができる。例えば、プロジェクトマネージャ112は、全ての利用可能なプロジェクトを、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧することができ、それらのプロジェクトは、プロジェクトマネージャがネットワークアクセス可能なユーザデバイス(例えば、携帯電話、タブレット、ラップトップコンピュータ、時計)上で閲覧可能になる。クラウドソーシングプラットフォーム、フリーランシングプラットフォーム及びパートナープラットフォーム120は、例えば、(例えば、ブラウザベースのポータルとしての)ウェブサイトを介して、又は、(例えば、iOS又はAndroid用の)ソフトウェアアプリケーションを介してアクセスされ得る。
図2は、クラウドソーシングプラットフォーム、フリーランシングプラットフォーム、パートナープラットフォーム、パートナー管理ポータル及び/又は管理ポータルを構築するために使用され得るシステムアーキテクチャの一例を示す。フロントエンドインタフェースは、(例えば、ウェブブラウザ、ソフトウェアプログラム、iOSアプリケーション及びAndroidアプリケーションのいくつかの組み合わせを介して)複数のデバイスを介してアクセス可能であることが好ましい。クラウドソーシングプラットフォーム、パートナープラットフォーム及び/又はフリーランシングプラットフォームのバックエンドは、例えば、Amazon Web Services(AWS)又は同様の技術によって動作するクラウドコンピューティングサービスによって実行され得る。さらに、クラウドソーシングプラットフォーム、フリーランシングプラットフォーム、パートナープラットフォーム、パートナー管理ポータル及び管理ポータルは、全てAWSの同じインスタンス上に(例えば、ただし別のフォルダ内に、ウェブアクセス用に別のポートを使用して)存在し得ると共に、同じデータベースを共有し得る。
クラウドソーシングプラットフォーム及び/又はフリーランシングプラットフォームは、例えば、JavaScript MEANスタック(すなわち、MongoDB、Express.js、Angular.js、Node.js)を使用して構築されてもよい。そのような実施形態では、MongoDBは、データベースサーバとして機能することができ、Angular.jsは、プラットフォームのフロントエンドインタフェースを表すことができ、Express.js及びNode.jsは、ウェブインタフェース及びモバイルアプリケーションの両方のバックエンドロジックを包含することができ、該ウェブインタフェース及びモバイルアプリケーションは、表現状態転送(Representational State Transfer)(REST)アプリケーションプログラミングインタフェース(API)呼び出しを介して、ウェブインタフェースにアクセスできる。
AWSによって提供される機能又はサービスは、キーとなる機能を実装するためにも使用することができる。例えば、電子メール機能をサポートするために、AWS Simple Email Server(SES)又は別の電子メールメッセージングプログラムが使用されてもよく、ファイルのようなコンテンツを記憶するために、AWS Simple Cloud Storage(S3)又は別のストレージ技術が使用されてもよい。認証技術(例えば、パスポートプログラム)は、クラウドソーシングプラットフォーム及び/又はフリーランシングプラットフォームのユーザを認証するために使用され得る。当業者は、これらがいくつかの実施形態で使用され得る技術の例であることを認識するであろう。他の実施形態は、これらの技術の一部又は全部を実装してもよい。
図3Aは、顧客、プロジェクトマネージャ、管理者及び1人以上のフリーランサー(例えば、開発者、デザイナー、テスター)の間のワークフロー及び対話の一例を示す。図3Bは、顧客、プロジェクトマネージャ、管理者、パートナー管理者及び1人以上のフリーランサー(例えば、開発者、デザイナー、テスター)間のワークフロー及び対話の一例を示す。顧客は、名前や企業の電子メールアドレスのような基本情報を入力することによって、クラウドソーシングプラットフォームにサインアップ及びログインすることができる(ステップ301)。顧客は、クラウドソーシングプラットフォームによって円滑にされるクラウドソーシングサービスにサインアップする前に、特定の利用規約やプライバシーポリシーに同意する必要があってもよい。顧客がサインアップした後、管理者(例えば、両方のプラットフォームを管理する管理者)は、顧客を検証して、顧客のアカウントをアクティブ化する(ステップ302)。通常、管理者が(例えば、企業が支払を処理するように設定されていることを検証することによって)検証プロセスを完了するまで、顧客がクラウドソーシングプラットフォームにプロジェクトを投稿することは許可されない。同様に、パートナーの顧客は、パートナープラットフォームを使用して名前や企業の電子メールアドレスのような基本情報を入力することによって、クラウドソーシングプラットフォームにサインアップ及びログインすることができる。パートナーの顧客は、クラウドソーシングプラットフォームによって円滑にされるクラウドソーシングサービスにサインアップする前に、特定の利用規約やプライバシーポリシーに同意する必要があってもよい。顧客がサインアップした後、パートナー管理者(例えば、コンサルティング会社などのパートナー企業の管理者)は、顧客を検証して、顧客のアカウントをアクティブ化する(ステップ327)。通常、パートナーの管理者が検証プロセスを完了するまで、パートナーの顧客がクラウドソーシングプラットフォームにプロジェクトを投稿することは許可されない。顧客が検証された後に、顧客は、プロジェクトマネージャ及び1人以上のフリーランサーによって完了されることとなるプロジェクトの詳細を含むプロジェクト仕様書を、クラウドソーシングプラットフォームに投稿することができる(ステップ303)。
同様に、プロジェクトマネージャ及びフリーランサーは、フリーランシングプラットフォームに登録することによって、フリーランス人材のネットワークに参加することができる(ステップ304及び305)。登録プロセス中に、プロジェクトマネージャ及びフリーランサーは、典型的には、フリーランシングプラットフォームを使用するための利用規約やプライバシーポリシーについての承諾を表す同意書に署名する。この同意書はまた、暗黙的に又は明示的に、プロジェクトマネージャ及びフリーランサーがプロジェクトについて開示できる内容を制限する非開示文言を含むこともできる。プロジェクトマネージャ及び/又はフリーランサーはまた、典型的には、自身の電子メールアドレス、自宅の住所、及び/又は、(例えば、身元確認を介して)プロジェクトマネージャ/フリーランサーを検証するために使用される他の詳細を入力する(ステップ306)。フリーランシングプラットフォームのアカウントの作成は、フリーランサーが手入力を介して(例えば、ウェブブラウザを通じて情報を入力することにより)、又は、そのアカウントをLinkedIn、Facebook又はTwitterのようなソーシャルメディアアカウントにリンクすることにより、行うことができる。
任意の者がアカウントにサインアップしてフリーランシングプラットフォームにログインできるが、少なくともいくつかの実施形態では、全てのフリーランサーは、顧客によって投稿されたプロジェクトの基本的な詳細を閲覧できるようになる前に、検証される。同様に、プロジェクトマネージャは、顧客によって投稿されたプロジェクトを表示する資格があるようになる前に、検証される。検証プロセスは、全体的又は部分的に自動化されていてもよく、顧客、プロジェクトマネージャ及びフリーランサーに使用される検証プロセスもまた、異なっていてもよい。例えば、プロジェクトマネージャは、通常、他のフリーランサーよりも多くの(又は、より徹底した)身元確認を受けている。(例えば、ステップ307に示されるように、身元確認を実行することによって)プロジェクトマネージャが検証されると、管理者は、プロジェクトマネージャのアカウントをアクティブ化し(ステップ302)、それによって登録プロセスを完了する。
いくつかの実施形態では、管理者はまた、理由の有無にかかわらず、いつでも顧客及び/又はフリーランサーをアクティブ化又は非アクティブ化する能力を有する。したがって、管理者は、プラットフォーム(又は個々のプロジェクト)のパフォーマンス、進捗及びその他のキーとなるメトリックを監視することに加えて、顧客、プロジェクトマネージャ及びフリーランサーを検証する役割を果たすことができる。
プロジェクト仕様書が顧客によって提出された後、フリーランシングプラットフォームは、プロジェクトについてプロジェクトマネージャに通知する。例えば、フリーランシングプラットフォームは、全てのプロジェクトマネージャ、又は、特定の基準(例えば、プロジェクト仕様書が、ヘルスケアのドメイン知識が必要であることを示している等)を満たすプロジェクトマネージャのサブセットに送信される電子メールメッセージを自動的に生成するように構成されてもよい。プロジェクトマネージャには、プロジェクトマネージャの提案書を提出するための期限が授与されてもよい(この期限は、設定されたとしても、プロジェクト又は管理者に関連する顧客によって延長される可能性がある)。プロジェクトマネージャは、フリーランシングプラットフォームを使用して、顧客によって投稿されたプロジェクト仕様書をレビューすることができる(ステップ308)。いくつかの例では、プロジェクトマネージャが(例えば、プロジェクト仕様書を明確化するため、又は、プロジェクトに関する質問をするために)顧客とのディスカッションを開始する必要があってもよい(ステップ309、310)。プロジェクトマネージャはまた、専門知識を求めたり、質問をしたり、意見を追求したりする等のために(これらは、提案書を準備するために必要であり得る)、他のフリーランサー(例えば、開発者、デザイナー又はテスター)とのディスカッションを開始することが可能であってもよい(ステップ310、311)。
フリーランサーは、通常、プロジェクトのタイトル及びプロジェクトマネージャによって提供される他の情報のようなプロジェクトに関する基本情報しか見ることができないが、フリーランサーはプロジェクトに関心を表明し(ステップ312)、プロジェクトマネージャが提案書を準備できるようにする広く様々なトピックスについて、プロジェクトマネージャに意見を提供することができる。フリーランサーによって提供される情報は、通常、全てのプロジェクトマネージャに見えているが、プロジェクトマネージャは、個々人に対して(例えば、特定の時間枠内において手が空いているかどうかについて)個人的に回答を募ることもできる。プロジェクトマネージャが提案書を生成及び提出するのに十分な情報を(例えば、フリーランサー及び顧客とのディスカッションを通じて、又は、プロジェクトに関連する自身の専門知識を通じて)取得すると、プロジェクトマネージャは、フリーランシングプラットフォーム上で提案書を提出することができる(ステップ313)。この提案書は、例えば、提案されたマイルストーンと、各マイルストーンについての見積りコストとを含み得る。
次に、顧客は、フリーランスのプロジェクトマネージャによって提出された提案書をレビューし、必要に応じて追加の明確化を求めることができる(ステップ314)。顧客が全ての提案書をレビューし、プロジェクトマネージャから十分な情報を取得すると、顧客はプロジェクトを1人のプロジェクトマネージャに授与する(ステップ315)。勝ち取ったプロジェクトマネージャは、プロジェクトの完了及び配信を担当する。
続いて、勝ち取ったプロジェクトマネージャは、1人以上のフリーランサーを選択することによってチームを作成する(ステップ316)。プロジェクトの投稿を担当する顧客は、顧客が追加の専門知識を望んでいる場合や、1人又は複数人のフリーランサーがチームの残りの者といまいち合っていないと考えている場合、チームをレビューして、追加のチームメンバー及び/代わりのチームメンバー(1人又は複数人)を求めてもよい(ステップ317)。選択されたフリーランサーは、プロジェクトに関心を表明したフリーランサー又は提案書を提出したプロジェクトマネージャの1人と以前にプロジェクトについてディスカッションしていたフリーランサーの群に由来していてもよい。勝ち取ったプロジェクトマネージャはまた、以前はフリーランサーが利用できなかったプロジェクトに関する詳細を(例えば、フリーランシングプラットフォームを介して)投稿することによって、追加のフリーランサーを募集してもよい。勝ち取ったプロジェクトマネージャは、プロジェクトを実行するのに十分な人材/経験者が見つかるまで、フリーランサーの招集を続ける。チームメンバー(すなわち、選択されたフリーランサー)のマイルストーン及び賃金構造は、通常、勝ち取ったプロジェクトマネージャによって設定される。いくつかの実施形態では、全てのチームメンバーは、プロジェクトの作業を開始する前に、チームをレビューしてマイルストーン及び賃金構造を承諾しなければならない(ステップ318)。
勝ち取ったプロジェクトマネージャがチームを招集し終えると、プロジェクトマネージャは、プロジェクトを管理して配信するため、フリーランシングプラットフォームを通して、かつ/又は、フリーランシングプラットフォーム外で、フリーランサーを雇い始めることができる(ステップ319)。プロジェクトマネージャは(フリーランシングプラットフォームを介して、)各マイルストーンについて、作業が完了する時点を示すことができる(ステップ319)。
各マイルストーンの完了に対する支払は、マイルストーンのそれぞれが完了したことが顧客によって承認されるまで(ステップ320)、管理者又は管理者の関連する事業体によって回収してエスクロー内に保持することができる。より具体的には、クラウドソーシングプラットフォームは、顧客が要素成果物を受け入れ(ステップ322)、マイルストーンが完了したことを(例えば、クラウドソーシングプラットフォームを介して)承諾した時(ステップ323)に、料金を差し引いて、プロジェクトマネージャ及びフリーランサーに支払いを行う(ステップ324)ように構成されてもよい。プロジェクトの実行中に、フリーランサーの手が空かなくなった又はフリーランサーが期待通りに働かない場合には、クラウドソーシングプラットフォームは、フリーランサーへの支払いを控えてもよい。このような状況では、プロジェクトマネージャはまた、フリーランサーを解任して、後任者を補充するために新規のフリーランサーを標的にすることもできる。
多くの場合、各マイルストーンの完了についての支払は、プロジェクトに対してなされた進捗に対する(例えば、管理者による)顧客の従来の請求書発行によって完了する(ステップ320)。例えば、顧客がプロジェクトをプロジェクトマネージャに授与した時に、管理者は、顧客に請求書を送付し、それによって、その金銭を回収してエスクロー内に保管する。同様に、パートナー顧客がプロジェクトをプロジェクトマネージャに授与した時に、パートナー管理者は、請求書を顧客に送付し、その支払を回収して(ステップ325)管理者に支払うことによって、その金銭をエスクロー内に保管する(ステップ326)。
プロジェクトマネージャの手が空かなくなった又はプロジェクトマネージャが期待通りに働かない場合には、顧客は、後任のプロジェクトマネージャを要求することができる。このような状況では、管理者は、管理ポータルを介してプロジェクトマネージャを変更できる。どのようにして新規のプロジェクトマネージャを選択するかに関わらず、プロジェクトマネージャの変更は、変更の完了時に、クラウドソーシングプラットフォーム及びフリーランシングプラットフォームの両方に表示される。
いくつかの実施形態では、クラウドソーシングプラットフォームは、顧客を特定のプロジェクトマネージャに結び付けようと試みるプロセスを採用する。それらのプロジェクトマネージャは、過去に顧客によって承認されていてもよく、過去に顧客のプロジェクトで作業していたことがあってもよい。該プロジェクトマネージャは、顧客がプロジェクトを投稿した時に、優先権を享受してもよい。例えば、プロジェクトマネージャのこのサブセットは、プロジェクトを表示して提案書を提出することが可能な、限られたプロジェクトマネージャであってもよい。
また、顧客をプロジェクトマネージャに結び付けるために使用されるプロセスは、種々の顧客属性(例えば、業種、企業規模、地理的位置、プロジェクトの専門分野)及び/又はプロジェクトマネージャ属性(例えば、スキル、地理的位置、該プラットフォームを介した作業経験の有無、業種、言語、以前に作業を行っていた顧客の規模など)を考慮に入れることもできる。このプロセスは、時間の経過と共に(例えば、顧客がより多くのプロジェクトを提出した時、又は、プロジェクトマネージャが経験又は専門知識を得た時に)変化してもよい。この変化は、アルゴリズムによって自動的に用いられてもよいし、管理者によって手動で管理されてもよい。同様のプロセスは、フリーランシングプラットフォームによって、プロジェクトマネージャを他のフリーランサー(例えば、開発者、デザイナー、テスター)に結び付けるために使用することもできる。
あるいは、顧客は、プロジェクトについて取り合うプロジェクトマネージャから提案書を募る上述のプロセスを迂回し、そのプロジェクトマネージャの資格(例えば、プロフィールの内容、完了した以前のプロジェクト、プラットフォームでの評価)に基づいて、1人又は複数人のプロジェクトマネージャに提案書を要求することができる。プロセスの残りは、上記のように、クラウドソーシングプラットフォーム及び/又はフリーランシングプラットフォームを使用して、引き続き実行することができる。
クラウドソーシングプラットフォーム及びフリーランシングプラットフォームの主な目的の1つは、顧客のためにプロジェクトを完了する検証済みフリーランサーのチームの作成を容易にすることである。図4は、顧客、プロジェクトマネージャ及びフリーランサーが、プロジェクトを完了するために、また相互に対話するために活用可能な、様々な種類のツール(サードパーティツール、クラウドベースの技術など)の一例を示す。特定の状況では、(例えば、プロジェクトの種類や顧客の種類などに基づいて)追加のツールがプラットフォーム上で利用可能であってもよい。いくつかの実施形態では、プロジェクトマネージャ及び他のフリーランサーは、フリーランシングプラットフォーム内からこれらのツールの全てにアクセスして使用することができる。同様に、いくつかの実施形態では、顧客は、クラウドソーシングプラットフォーム内からこれらのツールにアクセスすることができる。
これらのツールは、全てのユーザ(すなわち、顧客、プロジェクトマネージャ及び他のフリーランサー)にシームレスな体験を提供するために、クラウドソーシングプラットフォーム及び/又はフリーランシングプラットフォームに統合されていることが好ましい。上記のように、ユーザは、フリーランシングシステムについてのアカウントを作成する時に、秘密保持契約に署名する必要があってもよい。そのような場合、秘密保持契約は、例えば、Docusign(例えば、ネイティブDocusignインタフェースを介して、又は、クラウドソーシング/フリーランシングプラットフォーム内から(これは、クラウドソーシング/フリーランシングプラットフォームとDocusignとの間のAPI統合によって可能となる))に署名することができる。フリーランサーは、リンクを使用してコードをGithubに直接投稿するように、又は、Github統合が有効な場合にはフリーランシングプラットフォームを介してコードを投稿するように指示され得る。
作業要素成果物のセキュリティ及び品質は、本明細書に記載されるもののようなクラウドソーシング配信モデルにおける最重要懸念事項である。いくつかの実施形態では、クラウドソーシングプラットフォーム及び/又はフリーランシングプラットフォームは、両プラットフォームのセキュリティ及び/又はフリーランサーによって作成された要素成果物の品質を測定及び改良するためのプロプライエタリな技術(例えば、フリーランサーを検証する技術のようなアルゴリズム)を採用してもよい。プロジェクトの完了時又は任意のマイルストーンの完了時に、顧客(クラウドソーシングプラットフォームを介して)及び/又はプロジェクトマネージャ(フリーランシングプラットフォームを介して)は、チームにおける各フリーランサー、チーム全体、作業要素成果物などについて、評価及びランク付けする能力を有していてもよい。
図5A〜図5Nは、クラウドソーシングプラットフォームを介して閲覧できる、顧客が対話可能なグラフィカルユーザインタフェース(GUI)の一例を示す。図5A〜図5Nは、典型的には顧客によってナビゲートされるスクリーンのフローをまとめて示す。顧客は、最初に、名、姓、企業の電子メールアドレス及びパスワードのような基本情報を提供することによって、フリーランシングサービスにサインアップする(図5A)。この基本情報は、その後、クラウドソーシングプラットフォームのアカウントを生成するために使用される。
アカウントが作成されると、顧客は、プロジェクトのタイトル、プロジェクトの説明、見積り時間、見積り予算範囲、予算承認ステータス及び開始見積り日のような種々の詳細を指定することにより、プロジェクトを投稿することができる(図5B及び図5I)。顧客は、クラウドソーシングプラットフォームにログインすることによって、いつでも追加のプロフィール情報を提供したり、以前に提供されたプロフィール情報を更新したりすることができる(図5C〜図5E)。例えば、顧客は、企業のルールに従って、クラウドソーシングプラットフォームにアクセスするために使用されるパスワードを定期的に変更することを選択してもよい。
顧客は、ログイン時に、顧客のプロフィール、以前のプロジェクト、投稿されたプロジェクト、他の重要な又は時間依存の情報(例えば、差し迫った締め切り日)などに関する詳細を提供するダッシュボードページ(「ダッシュボード」)等に移動させられ得る(図5F)。上記のように、ダッシュボードは、ウェブブラウザ、モバイルアプリケーション又はその両方を介してアクセス可能であってもよい。一方で、新規の顧客は、新規のユーザダッシュボードに誘導させられて、各顧客がプロフィールを完成させ、支払いオプションを設定して、新規のプロジェクトを開始できるようにされ得る(図5G)。
顧客は、リンクをクリックして顧客が投稿した全てのプロジェクトを見て(図5H)、メッセージボードを使用して関心のあるプロジェクトマネージャと投稿されたプロジェクトについてディスカッションし(図5J)、プロジェクトマネージャにより投稿された提案書をレビューして(図5K)、特定のプロジェクトマネージャにプロジェクトを授与することができる(図5K)。いくつかの実施形態では、顧客は、チーム(すなわち、プロジェクトマネージャ及びプロジェクトマネージャによって選択されたフリーランサー)及びチームの各メンバーのプロフィール、平均評価並びに他の詳細についてレビューすることができる(図5L)。顧客はまた、クラウドソーシングプラットフォームを介して、プロジェクトマネージャを評価することもできる。それに加えて又はそれに代えて、顧客は、1つ以上のアルゴリズムによって生成されたプロジェクトマネージャ及び/又は他のフリーランサーについての評価を閲覧することができる。
クラウドソーシングプラットフォームは、様々なサードパーティツールをサポートするように構成することもできる(図5M)。例えば、各マイルストーンに至ると、顧客はマイルストーンのステータスを更新する(例えば、完了したとしてマーキングする)ことができ、それにより、管理者によって管理されているエスクロー口座からプロジェクトマネージャ及び/又はフリーランサーへの支払金を出金するように促す。電子メール通知もまた、プロジェクトの様々な段階において顧客に送信され得る(図5N)。例えば、プロジェクトマネージャ又は個々のフリーランサーが顧客と連絡を取ることを試みる時、又は、プロジェクトマネージャがプロジェクト(又はマイルストーン)に完了したとしてマーキングした時に、電子メールメッセージがいずれかのプラットフォームによって生成され得ると共に、顧客に配信され得る。
図6A〜図6Mは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、プロジェクトマネージャが対話可能なGUIの一例を示す。図6A〜図6Mは、典型的にはプロジェクトマネージャによってナビゲートされるスクリーンのフローをまとめて示す。プロジェクトマネージャは、最初に、名、姓、電子メールアドレスのような基本情報を提供することによって、フリーランシングプラットフォームのアカウントを作成する(図6A)。プロジェクトマネージャは、新規のアカウントを作成するのではなく、ソーシャルネットワーキングアカウント(例えば、LinkedIn、Facebook又はTwitter)を使用して、プラットフォームにサインアップすることもできる(図6B)。プロジェクトマネージャがフリーランシングプラットフォームに登録するためにソーシャルネットワーキングアカウントを使用することを選択した場合には、フリーランシングプラットフォームのアカウントを設定するために、ソーシャルネットワーキングアカウント(例えば、名前、電子メール、スキル)からの情報を使用することができる。
アカウントが作成されると、プロジェクトマネージャは、プロフィール情報をいつでも更新することができる。例えば、プロジェクトマネージャは、追加の詳細を指定することを選択してもよく(図6C)、パスワードを変更することを選択してもよい(図6D)。ログイン時には、プロジェクトマネージャは通常、プロジェクトマネージャのプロフィール、顧客によって投稿された新規のプロジェクト、プロジェクトのステータス(例えば、提出済、進行中)、他の重要な又は時間依存の情報(例えば、差し迫った締め切り日など)等に関する詳細を提供するダッシュボードページ(「ダッシュボード」)に移動させられる(図6E)。顧客用のダッシュボードと同様に、プロジェクトマネージャのダッシュボードは、Webブラウザ、モバイルアプリケーション又はその両方を介してアクセス可能であってもよい。新規のプロジェクトマネージャは、典型的には新規のユーザダッシュボードに移動させられて、ログイン時にダッシュボードに表示すべき情報を各プロジェクトマネージャが指定できるようにされる(図6F)。
プロジェクトマネージャは、ダッシュボード上に提示されたリンクをクリックすることにより、顧客によって投稿されたプロジェクトを見ることができ、かつ/又は、特定のプロジェクト(例えば、特定の状態又はプロジェクト名に適合するプロジェクト)を検索することができる(図6G)。投稿されたプロジェクトを選択した時に、プロジェクトマネージャは、顧客によって提供されたプロジェクト仕様書と共に、顧客によって提供された任意の添付ファイルを閲覧することができる(図6H)。クラウドソーシングプラットフォームのように、フリーランシングプラットフォームは、投稿されたプロジェクトについてプロジェクトマネージャが顧客又は他のフリーランサーとディスカッションできるディスカッションフォーラムを提供する(図6I)。フリーランシングプラットフォームはまた、投稿されたプロジェクトの提案書をプロジェクトマネージャが提出できるようにするインタフェースをも含んでいる(図6J)。
プロジェクトマネージャはまた、プロジェクトがプロジェクトマネージャに授与された時に、1人又は複数人のフリーランサーを含むチームを、フリーランシングプラットフォームを介して招集することもできる。より具体的には、プロジェクトマネージャは、プロジェクトにて作業することに関心を表明したフリーランサー又はフリーランサーのディスカッションに参加していたフリーランサーの中から選択することができる。それに加えて又はそれに代えて、プロジェクトマネージャは、ディスカッションに参加していなかった又は関心を表明していなかったフリーランサーに対して、議論に参加したりプロジェクトに関心を表明するように要請したりすることができる(図6K)。例えば、プロジェクトマネージャは、特定のスキルを持っている、又は、プロジェクトが完了する時間枠内において手が空いていることがプロフィールに示されている全てのフリーランサーを検索し得る。その後、プロジェクトマネージャは、プロジェクトを完了させて進捗に関する更新を顧客に提供するために、フリーランシングプラットフォームによって提供される様々なツール及び選択されたフリーランサーを使用することができる(図6L)。プロジェクト又はマイルストーンが完了した時に、プロジェクトマネージャは、チームに含まれるフリーランサーを、フリーランシングプラットフォームを介して評価することができる。例えば、顧客が更新を要求した時、又は、作業が完了したことについてチームメンバーが示した時に、電子メールメッセージ及び/又はモバイル通知が、いずれかのプラットフォームによってプロジェクトマネージャに送信されてもよい(図6M)。
図7A〜図7Mは、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧できる、フリーランサー(例えば、開発者、テスター、デザイナー)が対話可能なGUIの一例を示す。図7A〜図7Mは、典型的にはフリーランサーによってナビゲートされるスクリーンのフローをまとめて示す。フリーランサーは、名、姓、電子メールアドレスのような基本情報を提供することによって、クラウドソーシングプラットフォーム及びフリーランシングプラットフォームによって提供されるフリーランシングサービスにサインアップする(図7A)。この基本情報は、その後、クラウドソーシングプラットフォームのアカウントを生成するために使用される。また、フリーランサーは、新規のアカウントを作成するのではなく、ソーシャルネットワーキングアカウント(例えば、LinkedIn、Facebook又はTwitter)を使用して、プラットフォームにサインアップすることもできる(図7B)。フリーランサーがアカウントを作成すると、フリーランサーはいつでも、追加のプロフィール情報を提供したり、既存のプロフィール情報を更新したり、パスワードを変更したりすることができる(図7C〜D)。
フリーランサーは通常、ログイン時に、フリーランサー、顧客によって投稿された新規のプロジェクト、チームメンバーを探しているプロジェクトマネージャが望む特性、開発上の立場についてのプロジェクトマネージャからの質問、及び他の重要な又は時間依存の情報に関する詳細を提供するダッシュボードページ(「ダッシュボード」)に移動させられる(図7E)。一方で、新規のフリーランサーは、通常、新規のフリーランサーダッシュボードに誘導させられて、各フリーランサーがプロフィール情報を完成させ、オンライン契約に署名し、検証のための文書(例えば、身元確認を完了させるための法的文書)を提出するようにされる(図7F)。
フリーランサーはまた、ダッシュボード上に提示されたリンクをクリックすることにより、顧客によって投稿されたプロジェクトを見てもよく(図7G)、特定のプロジェクト(複数であってもよい)に関心を表明してもよい。プロジェクトに関する具体的な詳細については、通常、プロジェクトがプロジェクトマネージャに授与されるまでフリーランサーは利用できないが、プロジェクトのタイトルなどの顧客によって投稿された基本的な詳細が見えていてもよい(図7H)。したがって、添付ファイル、プロジェクトの説明、提案書等については、通常、プロジェクトがプロジェクトマネージャに授与されるまでフリーランサーには見えないが、プロジェクトがプロジェクトマネージャに授与された時点で、勝ち取ったプロジェクトマネージャによって入力されたプロジェクトの説明が、フリーランサーに見えるようになる。フリーランサーはまた、プロジェクトについてプロジェクトマネージャと又は互いにディスカッションするために、ディスカッションフォーラムを使用することもできる(図7I)。例えば、フリーランサーは、プロジェクトに関心があるかどうかを決定する前に、予定されたタイムライン、必要なスキル等に関する追加情報を必要とすることがある。ディスカッションフォーラムによって、フリーランサーは、特定のプロジェクトマネージャにプロジェクトが授与されるのを待つのではなく、早期にプロジェクトマネージャと交流できるようになる。
フリーランサーはまた、通常、入札を提出したプロジェクトマネージャの名前を見ることもできる(図7J)。さらに、フリーランサーがプロジェクトマネージャによって開発チームのメンバーに選択された場合には、該フリーランサーは通常、プロジェクトチーム全体を見ることができる(図7K)。その後、フリーランサーは、勝ち取ったプロジェクトマネージャの提案に記載されている開発マイルストーンを完了するために、フリーランシングプラットフォームより利用可能なツール及び開発チームにおける任意の他のフリーランサーを使用することができる(図7L)。上述のように、管理者は、開発マイルストーンが完了してプロジェクトマネージャ及び顧客により確認された時に、各フリーランサーに対して(例えば、エスクローから)支払いを行い得る。また、例えば、プロジェクトマネージャが開発の更新を要求したり、開発チームの他のメンバーが追加情報を要求したりする時に、いずれかのプラットフォームによって該フリーランサーに電子メールメッセージ及び/又はモバイル通知が送信されてもよい(図7M)。
クラウドソーシングプラットフォーム及びフリーランシングプラットフォームを介して顧客及びプロジェクトマネージャ/フリーランサーがそれぞれ閲覧可能なインタフェースは、互いに通信可能にリンクされている。その結果、顧客がクラウドソーシングプラットフォームに投稿されたプロジェクトを更新した際に、フリーランシングプラットフォームを介して閲覧可能な情報が、リアルタイムで更新される。さらに、これらのインタフェースは、その外観を自動的に修正するように構成されていてもよい。例えば、プロジェクトがプロジェクトマネージャに授与されると、そのプロジェクトマネージャは、プロジェクトマネージャが探しているフリーランサーの特性(例えば、経験、専門知識)を指定できる追加のインタフェースにアクセスしてもよい。
例:モバイルアプリケーション開発プロジェクト
ABC Corporation(ABC Corp.)は中規模企業であって、モバイルデバイスから食品を注文するためにエンドユーザが使用可能なモバイルアプリケーションを構築することを望んでいる。ABC Corp.の指定代理人(例えば、情報技術プロジェクトマネージャのJake Smith)は、クラウドソーシングプラットフォームのアカウントを作成し、モバイルアプリケーションの詳細、及び、どのようにモバイルアプリケーションを構築する予定であるか(例えば、サポート予定のオペレーティングシステム、見積り予算、見積りタイムライン)を含むプロジェクト仕様書を投稿する。いくつかの実施形態では、フリーランシングプラットフォームは、プロジェクトマネージャの少なくとも一部に対して、ABC Corp.によって新しいプロジェクトが投稿されたことを通知する。
プロジェクト仕様書は、通常、クラウドソーシングシステム及びフリーランシングシステムを監督する管理者によって検証された全てのプロジェクトマネージャに(例えば、フリーランシングプラットフォームを介して)見えている。しかしながら、いくつかの実施形態では、クラウドソーシングプラットフォームは、プロジェクト仕様書を閲覧可能なプロジェクトマネージャを(例えば、特定の地理的エリア内のプロジェクトマネージャ又は特定の産業に従事しているプロジェクトマネージャのみに)制限することを選択してもよい。その後、プロジェクトマネージャは、プロジェクトの仕様書をレビューして、プロジェクトの提案書を提出することができる。
多くの場合、プロジェクトマネージャは、提案書を提出するためにプロジェクトをより高度に理解する必要があり得る。そのような場合には、プロジェクトマネージャは、プロジェクト仕様書に関する質問をしたり、追加の詳細を要求したりするために、(例えば、フリーランシングプラットフォームのディスカッションフォーラムを通じて)Jakeに接触する。プロジェクトマネージャは、(例えば、プロジェクトに関連する専門知識を有するフリーランサーを特定するために)ディスカッションフォーラムを介して他のフリーランサーと交流することもできる。プロジェクトマネージャがJakeやその他のフリーランサーから十分な情報を入手すると、プロジェクトマネージャは、前提条件、マイルストーン、要素成果物及びその他の必要な情報についての詳細な要約を含むプロジェクトの提案書を、フリーランシングプラットフォームを介して提出することを選択できる。
その後、Jakeは、クラウドソーシングプラットフォームを使用して、提案書(及び他のプロジェクトマネージャによって提出された提案書)をレビューする。典型的には、レビュープロセスはある期間(例えば、1〜2週間)にわたって行われ、その後、Jakeはプロジェクトを1人のプロジェクトマネージャ(James Wongなど)にクラウドソーシングプラットフォームを介して授与する。Jamesはプロジェクトの提供を担当し、フリーランシングプラットフォームのアカウントを有する他のフリーランサーを含むチームを作成する。1人又は複数人の他のフリーランサーからなるチームが形成されると、Jamesは、フリーランシングプラットフォームによって提供されるツール及びリソース、サードパーティプロバイダ(すなわち、フリーランシングプラットフォーム外)によって提供されるツール又はそれらの組み合わせを使用して、プロジェクトを実行する。
ここでは、例えば、Jamesの勝ち取った提案書には、3つのマイルストーンが含まれている。
マイルストーン1:モバイルアプリケーションの設計($15,000)
マイルストーン2:モバイルアプリケーションのデモンストレーション及びテスト($25,000)
マイルストーン3:モバイルアプリケーションの完成($25,000)
Jake Smithは、これらの開発マイルストーンが完了するまでエスクロー内に金銭を保持している管理者に対して支払の一部又は全部を発行するために、ABC Corp.の調達部門と協力することができる。同時に、James Wongは、1人又は複数人のフリーランサーを含むチームを編成し、どのリソースがチームにとって利用可能であるかを指定して、各フリーランサーに対して(例えばマイルストーン毎に基づいて)いくら支払うかについての見積りを設定する。ここでは、Jamesは、プロジェクトを完了することとなる2人のフリーランサー(Sandeep Vel及びClifton John)を選択した。
通常、各フリーランサーには、個別化されたマイルストーンが設定されている。例えば、Sandeepのマイルストーンは、以下を含んでいてもよい。
マイルストーン1(顧客マイルストーン:マイルストーン1):
モバイルアプリケーションの設計($5,000)
そして、Cliftonのマイルストーンは、以下を含んでいてもよい:
マイルストーン1:(顧客マイルストーン:マイルストーン2):
モバイルアプリケーションのデモンストレーション及びテスト($8,000)
マイルストーン2:(顧客マイルストーン:マイルストーン3):
モバイルアプリケーションの完成($12,000)
Jamesは、モバイルアプリケーションについての作業を開始する際にSandeep及びCliftonを監督し、プロジェクトが進行するにつれてSandeep及びCliftonが各自のマイルストーンを完了することを保証する。Jamesはまた、フリーランサー及びフリーランシングプラットフォームを介して提供されるツールを活用することによって、チームをリードすることもできる。Sandeepがモバイルアプリケーションの設計(すなわち、マイルストーン1)を完了させると、Jamesは該設計をJakeに提示することができる。Jakeが該設計を了承する場合には、Jakeは、設計マイルストーンが完了したことについて、クラウドソーシングプラットフォームを介して確認する。その後、管理者は、Jakeがマイルストーンの完了を承認したと判断した時に、James及びSandeepに対する支払を出金する。マイルストーン2及び3についても、同様のプロセスが実行される。すなわち、マイルストーンが完了したことをJakeから確認した時に、管理者は、James及びCliftonに対する支払を出金する。Jake(又はABC Corp.の別の代表者)は、マイルストーンが完了したことを(クラウドソーシングプラットフォームを介して)確認する前に、全ての要素成果物が取得されたことについて保証することを担当する。
コンピュータシステム
図8は、本明細書に記載の少なくとも一部の動作を実装可能なコンピュータシステム800の一例を示すブロック図である。上述の動作を実装するコンピュータシステムは、直接の通信リンク及び/又は1つ以上のネットワークを介して互いに通信及び/又は協働し得る複数の異なるコンピューティングプラットフォームを含み得ることに留意されたい。コンピュータシステムは、1つ以上の中央処理装置(「プロセッサ」)802と、メインメモリ806と、不揮発性メモリ810と、ネットワークアダプタ812(例えば、ネットワークインタフェース)と、ビデオディスプレイ818と、入力/出力デバイス820と、制御デバイス822(例えば、キーボード及びポインティングデバイス)と、記憶媒体826を含むドライブユニット824と、バス816に通信可能に接続された信号生成デバイス830とを含む。バス816は、適切なブリッジ、アダプタ、又はコントローラによって接続された任意の1つ又は複数の別個の物理バス、ポイントツーポイント接続又はそれらの両方を表す抽象概念として示されている。したがって、バス816は、例えば、システムバス、周辺機器相互接続(PCI)バス又はPCI−Expressバス、HyperTransport又は 業界標準アーキテクチャ(ISA)バス、小型計算機システムインタフェース(SCSI)バス、ユニバーサルシリアルバス(USB)、IIC(I2C)バス又は電気電子技術者協会(IEEE)規格1394バス(「Firewire」とも称される)を含み得る。
種々の実施形態において、コンピュータシステム800は、スタンドアロンデバイスとして動作するが、コンピュータシステム800は、他のマシンに(例えば、有線又は無線で)接続されていてもよい。ネットワーク化された配置では、コンピュータシステム800は、クライアント−サーバネットワーク環境におけるサーバ若しくはクライアントマシンとして、又は、ピアツーピア(若しくは分散型)ネットワーク環境におけるピアマシンとして動作してもよい。
コンピュータシステム800は、サーバコンピュータ、クライアントコンピュータ、パーソナルコンピュータ(PC)、ユーザデバイス、タブレットPC、ラップトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、携帯電話、iPhone、iPad、Blackberry、プロセッサ、電話、ウェブアプライアンス、ネットワークルータ、スイッチ若しくはブリッジ、コンソール、ハンドヘルドコンソール、(ハンドヘルド)ゲームデバイス、音楽プレーヤー、任意の携帯式、モバイル若しくはハンドヘルドデバイス、又は、コンピュータシステムによって行われるアクションを指定する命令セットを(逐次又は他のようにして)実行可能な任意の機械であってもよい。
メインメモリ806、不揮発性メモリ810及び記憶媒体826(「機械可読媒体」とも称される)は、単一の媒体として示されているが、用語「機械可読媒体」及び「記憶媒体」は、1つ以上の命令セット828を記憶する単一の媒体又は複数の媒体(例えば、集中型又は分散型データベース、及び/又は、関連するキャッシュ及びサーバ)を含むと解されるべきである。用語「機械可読媒体」及び「記憶媒体」は、コンピュータシステムによって実行するための命令セットを記憶、符号化又は搬送することが可能な、本明細書にて開示される実施形態のうち任意の1つ以上の方法をコンピュータシステムに実行させる媒体を含むと解されるべきである。
通常、本開示の実施形態を実装するために実行されるルーチンは、オペレーティングシステムの一部として、又は、「コンピュータプログラム」と称される特定のアプリケーション、コンポーネント、プログラム、オブジェクト、モジュール若しくは命令シーケンスとして実装されてもよい。コンピュータプログラムは、典型的には、コンピュータにおける種々のメモリ及び記憶デバイス内に種々の時点でセットされる1つ以上の命令(例えば、命令804,808,828)を備えており、1つ以上の処理ユニット又はプロセッサ802により読み取られて実行された時に、本開示の種々の態様を伴う要素を実行する動作をコンピュータシステム800に実行させる。
さらに、実施形態は、完全に機能するコンピュータ及びコンピュータシステムの文脈にて説明されているが、当業者であれば、種々の実施形態が様々な形態のプログラム製品として配布可能であり、実際に配布を行うために使用されるマシン又はコンピュータ可読媒体の特定のタイプにかかわらず、本開示が等しく適用されることを理解するであろう。
機械可読記憶媒体、機械可読媒体又はコンピュータ可読(記憶)媒体のさらなる例としては、揮発性及び不揮発性メモリデバイス810、フロッピー(登録商標)及び他のリムーバブルディスク、ハードディスクドライブ、光学ディスク(例えば、コンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD−ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD))のような記録可能タイプの媒体、並びに、デジタル及びアナログ通信リンクのような伝送タイプの媒体が含まれる。
ネットワークアダプタ812は、コンピュータシステム800が、コンピュータシステム800及び外部エンティティによってサポートされる任意の既知の及び/又は便宜的な通信プロトコルを介して、ネットワーク814内のデータをコンピュータデバイス800外部のエンティティに仲介することを可能にする。ネットワークアダプタ812は、ネットワークアダプタカード、無線ネットワークインタフェースカード、ルータ、アクセスポイント、無線ルータ、スイッチ、マルチレイヤスイッチ、プロトコルコンバータ、ゲートウェイ、ブリッジ、ブリッジルータ、ハブ、デジタルメディアレシーバ及び/又はリピータのうちの1つ以上を含むことができる。
ネットワークアダプタ812は、ファイアウォールを含むことができる。該ファイアウォールは、いくつかの実施形態では、コンピュータネットワーク内のデータにアクセス/プロキシする許可を統御及び/又は管理できると共に、異なるマシン及び/又はアプリケーション間の様々な信頼レベルを追跡することができる。ファイアウォールは、特定のマシンのセットとアプリケーションとの間、マシン同士の間、及び/又は、アプリケーション同士の間における既定のアクセス権限のセットを実施することによって、例えば、これらの様々なエンティティ間のトラフィック及びリソース共有のフローを統制することが可能なハードウェア及び/又はソフトウェアコンポーネントの任意の組み合わせを有する任意の数のモジュールであり得る。加えて、ファイアウォールは、アクセス制御リストを管理及び/又はアクセス制御リストにアクセスしてもよい。該アクセス制御リストは、例えば、個人、マシン及び/又はアプリケーションによるオブジェクトのアクセス権限及び操作権限を含む許可、並びに、許可権限が有効な状況を詳細に決定する。
他のネットワークセキュリティ機能は、ファイアウォールの機能において実行され得る又該機能に含まれ得る。他のネットワークセキュリティ機能には、侵入防止、侵入検知、次世代ファイアウォール、パーソナルファイアウォール等が含まれ得る。
上述のように、本明細書にて提示した技術は、例えば、ソフトウェア及び/又はファームウェアによりプログラムされたプログラマブル回路(例えば、1つ以上のマイクロプロセッサ)によって実装されるか、全て専用のハードウェア組み込み(すなわち、非プログラマブル)回路内に実装されるか、又は、そのような形態の組み合わせにて実装される。専用回路は、例えば、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)等の形態であり得る。
上記で説明された実施形態のいくつか及び全ては、上記において他に述べられているか、そのような実施形態が機能及び/又は構造において互いに排他的である場合を除いて、互いに組み合わせ可能であることに留意されたい。
本発明は、特定の例示的な実施形態を参照して説明されたが、本発明は、記載された実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲の趣旨及び範囲内における修正及び改変によって実施され得ることが認識される。したがって、明細書及び図面は、限定的な意味ではなく、例示的な意味であるとみなされるべきである。

Claims (26)

  1. プロジェクトの検証済みフリーランス人材へのアウトソーシングを容易にするシステムであって、
    顧客のユーザデバイスからコンピュータネットワークを介して、前記顧客によりアウトソーシングされるプロジェクトについてのプロジェクト仕様書を受信するように構成された第1のプラットフォームと、
    前記第1のウェブベースのプラットフォームに通信可能に結合され、前記プロジェクトを管理するために前記顧客による選択を取り合う複数のプロジェクトマネージャにアクセス可能な第2のプラットフォームであって、
    前記第1のプラットフォームから前記プロジェクト仕様書を受信し、
    前記複数のプロジェクトマネージャによるレビューのために前記プロジェクト仕様書を投稿し、
    前記コンピュータネットワークを介して、前記複数のプロジェクトマネージャから前記プロジェクトを完了するための複数の提案書を受信し、ここで、それぞれの提案書は、別々のプロジェクトマネージャによって前記第2のプラットフォームに提出され、
    前記複数の提案書を前記第1のプラットフォームに通信する
    ように構成された第2のプラットフォームと
    を備えており、
    前記第1のプラットフォームは、さらに、前記複数の提案書を受信した時に、
    前記顧客によるレビューのために前記複数の提案書を投稿し、
    前記複数の提案書のうち1つの提案書を前記顧客が選択することを可能にするユーザインタフェースを生成し、
    前記顧客が前記提案書を選択したことを示すユーザ入力に応答して、前記顧客による選択の提案書に関連するプロジェクトマネージャに自動的に通知する
    ように構成されており、
    前記第2のプラットフォームは、さらに、前記顧客が前記提案書を選択した時に、
    前記プロジェクトマネージャが、前記プロジェクトマネージャの監督下で前記プロジェクトに関連するマイルストーンを完了することを担当するフリーランス作業員と通信できるようにするインタフェースを提供する
    ように構成されており、
    前記顧客が、ネットワークにアクセス可能なユーザデバイスを使用して、前記第1のウェブベースのプラットフォームにアクセスし、前記複数のプロジェクトマネージャのそれぞれが、複数のネットワークにアクセス可能なユーザデバイスのうち別々のものを使用して、前記第2のウェブベースのプラットフォームにアクセスする、システム。
  2. 前記複数のプロジェクトマネージャのそれぞれは、管理者によって検証済みである、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1のウェブベースのプラットフォームは、さらに、
    前記提案書において指定されたマイルストーンの完了に基づいて前記プロジェクトマネージャに支払う金銭の請求書を生成し、
    前記顧客から前記金銭を受け取り、
    前記金銭の少なくとも一部を、前記管理者が管理するエスクロー口座内に入金する
    ように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記第1のウェブベースのプラットフォームは、さらに、
    前記金銭の少なくとも一部を、前記プロジェクトマネージャ、前記フリーランス作業員又はその両方へと送金する
    ように構成されている、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記プロジェクト仕様書が、プロジェクト名、プロジェクトの説明、見積り予算、完了までの見積り時間、開始見積り日又はそれらの組み合わせを含む、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記第1のプラットフォームは、さらに、
    前記マイルストーンの完了時に前記プロジェクトマネージャを評価するよう前記顧客に促し、
    前記顧客からの評価を表すユーザ入力を受信する
    ように構成されている、請求項3に記載のシステム。
  7. 前記第2のプラットフォームは、さらに、
    前記マイルストーンの完了時に前記フリーランス作業員を評価するよう前記プロジェクトマネージャに促し、
    前記プロジェクトマネージャからの評価を表すユーザ入力を受信する
    ように構成されている、請求項3に記載のシステム。
  8. 前記第1のプラットフォーム及び前記第2のプラットフォームは、前記第1のプラットフォーム及び前記第2のプラットフォームを介してアクセス可能なディスカッションフォーラムを提供することにより、前記顧客及び前記プロジェクトマネージャが前記プロジェクトの実行中に互いに通信することを可能にする、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記第2のプラットフォームは、さらに、前記プロジェクトマネージャが前記提案書において指定された前記マイルストーンになされた進捗を明示する進捗報告を提出することを可能にするように構成されており、前記第1のプラットフォームは、さらに、前記顧客によるレビューのために前記進捗報告を投稿するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記マイルストーンは、複数のマイルストーンのうちの1つであり、前記第1のプラットフォームは、前記複数のマイルストーンのうち1つが完了したことを前記顧客が承認するたびに、前記エスクロー口座から前記金銭の一部を出金するように構成されている、請求項3に記載のシステム。
  11. 前記複数のプロジェクトマネージャは、前記第2のプラットフォームに登録されたプロジェクトマネージャの一部又は全部を含み、前記複数のプロジェクトマネージャのそれぞれは、管理者によって指定された基準又は前記システムによって開発されたアルゴリズムに適合する特質を有する、請求項1に記載のシステム。
  12. 前記基準は、求められるスキル、経験レベル、地理的位置、作業地域、話す言語、作業を行っていた以前の顧客の規模、業種、以前のチームの役割、評価又はそれらの組み合わせである、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記顧客は、前記プロジェクトマネージャ、前記フリーランス作業員又はその両方と前記顧客に代わって対話する、複数のパートナーのうちの1人を選出することができる、請求項1に記載のシステム。
  14. 前記フリーランス作業員は、前記プロジェクトマネージャの監督下で前記プロジェクトに関連する1つ以上のマイルストーンを完了する複数のフリーランス作業員の1人である、請求項1に記載のシステム。
  15. 第1のネットワーク接続されたコンピューティングプラットフォームと、
    データ記憶設備と、
    第2のネットワーク接続されたコンピューティングプラットフォームであって、
    顧客によりアウトソーシングされるプロジェクトについての詳細を指定する第1のユーザ入力を受信し、
    前記プロジェクトの前記詳細を含む前記データ記憶設備内に記憶するためのデータ記録を生成し、
    前記プロジェクトを管理するために前記顧客による選択を互いに取り合う複数のプロジェクトマネージャに対して表示するため、コンピュータネットワークを介して、前記詳細を前記第1のネットワーク接続されたコンピュータプラットフォームに送信し、
    前記コンピュータネットワークを介して、前記顧客によるレビューのために、前記第1のネットワーク接続されたプラットフォームから前記プロジェクトを完了するための複数の提案書を受信し、それぞれの前記提案書は、前記第1のネットワーク接続されたプラットフォームを介して、前記プロジェクトマネージャの別々の者によって提出されたものであり、
    前記第2のネットワーク接続されたコンピューティングプラットフォームを介して、前記顧客が複数の提案書にアクセスできるようにし、
    前記複数の提案書のうち前記顧客による提案書の選択を示す第2のユーザ入力を受信し、
    前記第2のユーザ入力に応答して、前記顧客により前記選択のされた前記提案書に関連するプロジェクトマネージャに通知するためのメッセージを送信させる
    ように構成されている第2のネットワーク接続されたコンピューティングプラットフォームと
    を備えている、システム。
  16. 前記通知することが、
    登録プロセス中に前記プロジェクトマネージャによって提供された電子メールアドレスに電子メールメッセージを送信すること、
    登録プロセス中に送信プロジェクトマネージャによって提供された電話番号にテキストメッセージを提出すること、又は
    前記プロジェクトマネージャに関連するユーザデバイスによって実行されたモバイルアプリケーションによって通知を表示させること
    のうち少なくとも1つを実行することを含む、請求項15に記載のシステム。
  17. 前記第2のネットワーク接続されたコンピュータプラットフォームが提案書の選択を示す第2のユーザ入力を受信した時に、前記第1のネットワーク接続されたコンピュータプラットフォームは、
    前記プロジェクトマネージャの監督下で前記プロジェクトを完了することを担当する少なくとも1人のフリーランス作業員を前記プロジェクトマネージャが選択できるようにするユーザインタフェースに、前記提案書に関連する前記プロジェクトマネージャがアクセスすることを可能にし、
    前記プロジェクトマネージャと少なくとも1人のフリーランス作業員とが、前記ユーザインタフェースを介して、前記プロジェクトについて共同作業することを可能にする
    ように構成されている、請求項15に記載のシステム。
  18. 前記第1のネットワーク接続されたコンピュータプラットフォーム、前記第2のネットワーク接続されたコンピュータプラットフォーム又はその両方が、前記プロジェクトマネージャと前記少なくとも1人のフリーランス作業員とが前記プロジェクトを実行するために使用可能かつ前記顧客が前記プロジェクトの進捗状況をレビューするために使用可能な複数のツールをサポートしている、請求項17に記載のシステム。
  19. 前記システムは、管理者によって管理され、前記第2のネットワーク接続されたコンピューティングプラットフォームは、前記管理者のパートナーの顧客が前記第2のネットワーク接続されたコンピューティングプラットフォームにアクセスできるようにするパートナープラットフォームを介してアクセス可能である、請求項15に記載のシステム。
  20. ネットワークを介して、前記ネットワークに接続されたコンピュータシステムにおいて、顧客からのユーザ入力を示す第1の入力であって、顧客によりアウトソーシングされるプロジェクトについての詳細を指定する第1の入力を受信するステップと、
    前記コンピュータシステムによって、前記プロジェクトの前記詳細を含むデータ記録を生成するステップと、
    前記コンピュータシステムによって、前記プロジェクトを管理するために前記顧客によって選択されるように互いに競い合う複数のプロジェクトマネージャによるレビューのために、前記説明を第1のネットワークアクセス可能なインタフェースに投稿されるようにするステップと、
    前記ネットワークを介して、前記コンピュータシステムにおいて、複数のプロジェクトマネージャからのユーザ入力を示す第2の入力であって、前記プロジェクトを完了するための提案書の詳細をそれぞれ指定する第2の入力を受信するステップと、
    前記コンピュータシステムによって、前記顧客によるレビューのために、それぞれの提案書を第2のネットワークアクセス可能なインタフェースに投稿されるようにするステップと、
    前記ネットワークを介して、前記コンピュータシステムにおいて、前記顧客からのユーザ入力を示す第3の入力であって、特定の提案書の選択を指定する第3の入力を受信するステップと、
    前記コンピュータシステムによって、前記顧客による前記選択のされた前記特定の提案書に関連するプロジェクトマネージャを通知するステップと、
    前記コンピュータシステムによって、前記プロジェクトマネージャが、少なくとも1人のフリーランス作業員を前記第1のネットワークアクセス可能なインタフェースを介して選択することを可能するステップであって、ここで、前記少なくとも1人のフリーランス作業員は、前記プロジェクトマネージャの監督下で前記プロジェクトに関連するマイルストーンを完了することを担当する、ステップと、
    前記コンピュータシステムによって、前記プロジェクトマネージャと前記少なくとも1人のフリーランス作業員とが、前記第1のネットワークアクセス可能なインタフェースを介して、前記プロジェクトについて共同作業することを可能にするステップと
    を備えている、方法。
  21. 前記第1のネットワークアクセス可能なインタフェースが、前記顧客によってアクセス可能ではなく、前記第2のネットワークアクセス可能なインタフェースが、前記プロジェクトマネージャ又は前記少なくとも1人のフリーランス作業員によってアクセス可能ではない、請求項20に記載の方法。
  22. 前記第1及び第2のネットワークアクセス可能なインタフェースがポータルである、請求項20に記載の方法。
  23. 前記第1のネットワークアクセス可能なインタフェースは、前記顧客によって、前記顧客に関連するユーザデバイスによって実行される第1のモバイルアプリケーションを介してアクセス可能であり、前記第2のネットワークアクセス可能なインタフェースは、前記プロジェクトマネージャによって、前記プロジェクトマネージャに関連するユーザデバイスによって実行される第2のモバイルアプリケーションを介してアクセス可能である、請求項20に記載の方法。
  24. いずれかのフリーランサーが以前に前記プロジェクト又は前記プロジェクトマネージャにより提出された前記特定の提案書に関心を示していたかどうかを判断するステップと、
    フリーランサーが前記プロジェクト又は前記プロジェクトマネージャにより投稿された前記特定の提案書に関心を示していたと判断したことに応答して、前記フリーランサーに関する詳細をストレージから取り出して、前記詳細を前記プロジェクトマネージャに自動的に送信するステップと
    をさらに備えている、請求項20に記載の方法。
  25. 前記コンピュータシステムが管理者によって管理される、請求項20に記載の方法。
  26. 前記コンピュータシステムによって、前記管理者のパートナーの顧客によってアクセス可能である第3のネットワークアクセス可能なインタフェースを生成するステップと、
    前記コンピュータシステムによって、前記パートナーの顧客が、前記第3のネットワークアクセス可能なインタフェースを介して、前記第2のネットワークアクセス可能なインタフェースにアクセスすることを可能にするステップと
    をさらに備えている、請求項25に記載の方法。
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