JP2018505004A - アフェレーシス治療を実施するための装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、アフェレーシス治療を実施するための装置に関し、装置は、血漿分離器によって得られた血液から物質を分離するか又は血漿から物質を分離するための再生可能な単一吸着体が配置された体外回路を有し、吸着体まで延びて血液又は血漿を誘導するためのラインが設けられ、それを通じて血液又は血漿が吸着体に付加され、血液又は血漿を受け入れるためのリザーバが設けられ、かつライン内の吸着体の上流に配置されるか又は吸着体の上流でラインと連通し、リザーバが血液又は血漿で充填され、かつ吸着体への血液又は血漿の付加が吸着体の再生が実施される時に抑制されるように構成されたコントローラ又は切り換え手段が設けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、アフェレーシス治療を実施するための装置に関し、装置は、物質を血液から分離するための又は物質を血漿分離器によって得られた血漿から分離するための再生可能な単一吸着体が配置された体外回路を有し、吸着体まで延びるラインが、血液又は血漿を誘導するために設けられ、それを通じて吸着体は、血液又は血漿によって作用される。
従来技術で公知である吸着体は、血漿成分の枯渇仁寄与する医療製品である。それらは、典型的には、貫流することができるハウジングに配置された母材を含む。保持システムが、例えば粒状母材として構成することができる母材がハウジングに留まることを保証する。吸着体母材は、典型的には、血漿から望ましいターゲット分子を結合することができ、従って、それらを血漿から取り出すことができるように特に修正された面を有する。
免疫アフェレーシスにおいて、再使用のための再生可能な吸着体が現在使用され、同じく1回だけ使用されてその後に廃棄される使い捨て吸着体も使用される。使い捨て吸着体は、再生されず、従って、それらの結合容量に関して限界がある。この限界は、本発明の枠内で単に血漿とも呼ぶ血液血漿中に高濃度で存在する取り出されるターゲット分子に関して特に望ましくない。再生可能吸着体は、これを改善することが公知である。それらの使用に対して、血漿の処理は中断され、吸着体は、血漿の処理が継続される前に再生される。
治療の中断を受容する必要がないように、2つの吸着体円柱が交互に充填及び再生されるいわゆる二重円柱処理が使用される。従って、血漿の連続処理を行うことができ、ターゲット分子の望ましい枯渇は、再生サイクの回数を通じて達成することができる。
再生可能吸着体は、典型的に、全血液からの血漿の分離を要求する。この分離は、処理された血漿が、血球を含有する少量の血液と共に再度患者に継続的に再注入される第2の接続された体外回路内で免疫アフェレーシス血漿処理と並行して行われる。
二重円柱システムの従来の再生可能吸着体は、それらの高いコストに起因して同じ患者に数回再使用され、これは、中間保存を要求する。保存溶液は、チオメルサール中の取りわけ水銀のような成分を含有し、そこからは、使用前に吸着体を空にする洗浄が十分に実行されないか又は全く実行されない時に患者に対する潜在的なリスクが生じる。保存溶液によって吸着体を充填すること及び次の使用前に空にする洗浄は、ユーザにとって追加の負担を表すものである。これとは別に、保存溶液は、環境汚染を表すものである。
これらの欠点とは別に、血流及び血漿流の調整、並びに異なる溶液の流れの調整も比較的複雑及び/又は高価である。複雑な制御は、複雑な治療処理に関連付けられたリスクの管理に対して高い要求を課している。
単一円柱治療処理は、比較的複数の利点を提供する。治療システムは、二重円柱処理に対して複雑性が低く、従って、急性治療機械内に容易に一体化することができる。円柱を処理するための追加のモニタが不要であり、処理は、血漿と溶出溶液のような毒性溶液との並行処理が行われないのでより安全になる。
円柱の又は吸着体の再生中に治療を行うことができず、すなわち、吸着体での汚染物質の吸着がないことは、単一円柱治療処理の欠点である。全体治療時間は、従って、再生フェーズの持続時間によって延長される。これらのフェーズ中には治療利益がない。再生フェーズ中の治療の中断は、装置の利用可能性の低減を表しており、これは、治療関連物質を必要な速度で治療中の患者の血液から取り出すことができないという結果を有する場合がある。疾患の急性経過に関して、これは、治療遅延、従って、TA治療(TA=治療的アフェレーシス)による患者の状態の改善の遅延を意味する。移動可能な患者に対しては、実質的な快適性の欠点がある。
本発明の基本的な目的は、単一円柱又は単純治療処理における時間損失及び利用可能性制限が最小にされ、かつ理想的な場合に吸着体の再生の時間要件が治療観点から排除されるような冒頭に挙げた種類の装置を更に開発することである。
この目的は、請求項1の特徴を有する装置によって達成される。従って、アフェレーシス装置が、ライン内の吸着体の上流に配置されるか又は吸着体の上流でラインと連通している血液又は血漿を受け入れるための少なくとも1つのリザーバを有すること、及びリザーバがコントローラ又は切り換え手段の少なくとも1つの切換状態において血液又は血漿で充填され、かつ吸着体への血液又は血漿の付加が吸着体の再生フェーズの開始時に抑制されるように構成された少なくとも1つのコントローラ又は切り換え手段が設けられることという規定が為される。
コントローラの使用の場合に、装置は、自動的に機能し、すなわち、それは、リザーバを充填するようにコントローラによって教唆され、吸着体上への付加は、それが吸着体の再生フェーズが開始されていることをコントローラに信号送信した時に抑制される。そのような信号送信は、特定の治療フェーズの終了後に、すなわち、吸着体の特定の治療持続時間の終了後に、又は吸着される物質の測定された濃度に依存してなどの他のパラメータに依存して吸着体の下流で行うことができる。
しかし、ユーザによって起動されることになる切り換え手段が存在する場合も本発明によってカバーされる。吸着体の再生が開始されていることが見出された場合に、ユーザは、切り換え手段を起動し、これは、例えばポンプ又は弁などがリザーバの充填及び吸着体への血液又は血漿の付加が再生の持続時間にわたって抑制されるように作動される結果を有する。
コントローラ又は切り換え手段は、血液又は血漿によるリザーバの望ましい充填と吸着体への血液又は血漿の付加に関して吸着体の遮断とが行われるように、手段と連通しており、特に、血流又は血漿流を制御するための1又は2以上のポンプ及び/又は弁と連通している。
再生流体による吸着体の再生に対して、血流又は血漿分離は中断されず、むしろ、少なくとも時々に継続され、血液又は血漿は、再生が完了するまでリザーバ内に回収され、治療、すなわち、吸着体内の吸着を継続することができるという規定が本発明によって為される。
基本的な考え方は、従って、単一円柱吸着体として又はいずれかの他の単純吸着体として構成された吸着体の再生フェーズ中の血漿発生又は血液搬送の継続である。二重円柱システムと異なり、単一吸着体として使用される吸着体は、このように理解されるものとする。血漿発生又は血液搬送の継続は、吸着体の再生フェーズの全体持続時間にわたって又は例えばリザーバが完全に満たされるまでの再生持続時間の一部にわたって延長することができる。
血液又は得られた血漿は、リザーバに格納される。その後の治療フェーズでは、依然として継続的に搬送される血液又は依然として継続的に得られる血漿に加えて、リザーバに格納された血液又は血漿は、相応により高い流量で吸着体の上で誘導される。
血漿の治療の場合に、リザーバは、血漿ソースの下流に、すなわち、一般的に血漿ポンプと吸着体の間に配置される。全血液の治療の場合に、リザーバは、患者の動脈入口と吸着体の間に配置される。
TA処理の速度決定段階は、血漿発生速度である。患者入口、すなわち、利用可能な血流と、処理と干渉することなく確実に分離することができる血漿部分とが決定的である。15−25ml/minの血漿流量は、血液濾過によって血漿発生において典型的に達成される。
本発明は、血漿フィルタ、遠心分離機などの使用のようなあらゆる望ましいタイプの血漿分離をカバーする。
リザーバを空にすることに対して比較的高い体積流れを処理することができるように、吸着体は、遙かに高い流れで適正に機能することもできなければならない。吸着体での結合処理は、十分に速くなければならず、すなわち、吸着体と血液中又は血漿中の物質との間の結合は、十分に高い結合定数を有するべきである。これに加えて、流れプロファイル、流れ抵抗、及び従って吸着体の長さにわたる得られる圧力降下のような流れ特性は、より高い流量で吸着体の長さにわたって認め得るほどに劣化してはならない。個々の場合に、吸着体の上の血漿流は、最大値に限定されなければならない。
吸着体は、好ましくは血漿が存在する体外回路のラインセクションに配置され、すなわち、吸着体は、血漿をそれに付加させる。従って、第2の体外回路によって隣接された2次側を有する血漿分離器が配置された第1の体外回路が設けられ、リザーバ及び吸着体が、第2の体外回路内に配置され、吸着体を第1の体外回路に接続する戻りラインが設けられるという規定が本発明の好ましい実施形態において為される。第1の体外回路は、動脈入口を通じてかつ静脈入口を通じて患者と連通しており、かつ例えば血漿フィルタの形態の血漿分離器を含有する。2次側には、すなわち、得られた血漿の側には、リザーバが配置されてその下流に吸着体が配置された第2の体外回路が配置される。
しかし、本発明は、これに制限されず、全血液が付加される吸着体を有するシステムもカバーする。
本発明の好ましい実施形態では、リザーバは、血漿ポンプ又は第1の血漿ポンプ(これは、全血液からの血漿分離後の血漿分岐内の第1のポンプを意味する)と吸着体の間に配置される。
リザーバの血液又は血漿の流路とのリンクは、異なる方式で行うことができ、リザーバは、血液又は血漿によって貫流され、従って、少なくとも1つの流入ラインと少なくとも1つの流出ラインを有するように考えられている。
これに代えて、リザーバは、血液又は血漿を誘導するラインの2次分岐として又は2次分岐に配置することができる。
これに代えて、リザーバは、血液又は血漿を誘導するラインと平行にラインセクションに配置することができる。
コントローラ又は切り換え手段は、それが、リザーバ内の最大体積が到達されて再生サイクルがまだ終了していない時に血漿分離又は全血液の搬送を中断するように構成することができる。
コントローラ又は切り換え手段は、それが、リザーバ内の最大体積が到達されて再生サイクルがまだ終了していない時に最初にリザーバ内への全分離血漿の搬送を開始し、かつ吸着体の周りのバイパスに切り換えるように構成されることも想定される。バイパスは、それが、吸着体を迂回し、かつ発生された血漿を戻りラインを通じて第1の体外回路に及び従って再び患者に戻すように構成される。
コントローラ又は切り換え手段は、リザーバ内への分離血漿の一部分及び同時に部分的な血漿の戻りが実行されるように構成されることも想定される。リザーバ内の最大体積が到達された場合にかつ再生サイクルがまだ終了していない場合に、分離血漿の完全な戻りが行われる。
リザーバを空にするための好ましくはポンプ及び/又は弁の形態の手段を設けることができ、コントローラ又は切り換え手段は、リザーバを空にするための手段と連通し、かつ吸着体の再生フェーズが終了した時にそれらを起動する。従って、リザーバを空にすることは、自動的に開始され、すなわち、コントローラによって又は切り換え手段によって教唆され、すなわち、ユーザによって教唆することができる。
リザーバを充填するための手段は、血漿分離器の下流に配置されたポンプにより、血液ポンプにより、リザーバに至るライン内に配置されたポンプにより、又は空圧アクチュエータによって形成することができる。
吸着体に付加される流体が、血漿、すなわち、血液血漿である場合に、血漿分離器に直接に続く、すなわち、血漿分離器の直ぐ下流に配置された血漿ポンプは、好ましくは、リザーバを充填するための手段として寄与する。これは、リザーバが存在するか否かに関わらず必要である。それは、血漿分離器からの明確な血漿流を発生することに寄与する。
原則的に、リザーバの充填は、別のポンプにより、例えば、血液流路又は血漿流路の副次分岐に配置されたポンプによっても行うことができる。
リザーバの空圧充填も想定される。従って、剛性中空体の使用に対して、空圧アクチュエータユニットを接続することができ、それにより、真空が中空体内に発生される。それは、中空体の通気に接続することができる。ポンプ機能はまた、可撓性又は弾性中空体を用いて、それらがデバイス側に配置されて剛性であって環境空気に関して密封することができるマウント内に置かれた場合に空気圧によって行うことができる。
中空体内の真空発生はまた、注射器による又は機械的に両側に装着された1対のベローズによるなどの外部機械力によって行うことができる。
リザーバを空にするための手段は、重力により、リザーバの下流に配置されたポンプにより、リザーバから延びるライン内に配置されたポンプにより、空圧アクチュエータにより、又はリザーバの弾性材料によって形成されるという規定を更に為すことができる。
用語「上流」及び「下流」は、治療中に又はリザーバを充填かつ排出する最中に血液又は血漿の流れの向きに対する配置を特徴付けることをこの時点で指摘する。
最も簡単な場合に、排出は、リザーバが吸着体の上方に十分な高さで配置されるという点で重力によって行われる。吸着体の流れ抵抗及び静脈戻り圧力は、重力によって印加しなければならない。重力の使用に代えて又はそれに加えて、弾性中空体を使用することができ、これは、その壁を延伸することによって血漿又は血液を事前圧力下に設定する。比較的簡単な配置のこの配置を用いる利点はあるが、流れを能動的に制御することができず、又は制限付きでのみ制御することができるという欠点がある。
原則的に、体積、レベル、又は流れの測定のための手段は、説明した空圧作動式配置に代えて又はそれに加えて調整可能なものとして使用することができる。
制御式排出は、例えばポンプによって可能である。リザーバが血液又は血漿の流路に配置された場合に、このポンプは、リザーバと吸着体の間に配置される。血漿流又は血流の副次分岐に配置されたポンプも、リザーバを空にするのに使用することができる。
再生溶液のための1又は2以上の計量ポンプによってリザーバを空にすることも行うことができる。更に、血漿又は血液の分注は、リザーバの機械的に結合された実施形態によって達成することができる。
本発明の枠内では、「ポンプ」は、あらゆる望ましい従来のポンプ、並びに流体を搬送するのに適切なあらゆる他の手段として理解される。
空にすることに寄与するポンプは、好ましくはリザーバと吸着体の間に配置される。原則的に、吸着体の下流のこのポンプの配置も可能であり、かつ本発明によってカバーされる。
ポンプが、ライン内に配置され、リザーバが、ポンプと吸着体の間に配置され、及び/又はリザーバが、ライン内に、ラインから分岐するライン内に、又はラインと平行に延びるライン内に配置されるという規定を更に為すことができる。
リザーバが、弾性及び/又は可撓性壁を有する剛性中空体又は中空体であることが想定される。
最も簡単な場合に、それは、1又は2以上のホース接続を有する剛性、可撓性、又は弾性体である。
剛性中空体は、あらゆる望ましい形状の中空部品として実現することができる。それは、好ましくは、例えば無菌膜が設けられた通気及び抽気デバイスを有する。流出部は、好ましくは最下点に配置される。
それが可撓性中空体である場合に、それは、バッグの形態に互いに溶接された2つのフィルムによって最も簡単に実現することができる。1対のベローズのような他の構成も実現することができ、かつ本発明によってカバーされる。
弾性中空体は、1又は2以上の弾性フィルムを含んで分離血漿又は血液を取り囲んで受け入れた体積と共に膨脹するバッグによって実現することができる。体積の分注は、流出ラインの開放に対する収縮によるバッグの弾性に起因して専ら又はサポート的に行われる。
完全又は部分的に可撓性及び/又は弾性の容器壁による上述の構造原理の組合せからのリザーバに対するあらゆる望ましい更に別の技術的ソリューションも想定される。
リザーバは、通気及び抽気デバイスを有することができる。リザーバが別々の要素により又は1つのかつ同じ要素によって形成される流出部及び流入部を有することが更に想定される。
リザーバは、10mlと1000mlの間の体積を有することができる。
リザーバは、受け入れた体積を格納することができ、かつそれを再び完全に分注することができる。
装置は、好ましくは、血漿流又は血流を制御又は調整するための手段を有する。それらは、それらが患者の流体平衡に直接に影響を与え、かつこれに加えて吸着体の上の流れに直接に影響を与えるので、リザーバの充填かつ排出することに対して必要である。この手段は、血液又は血漿が吸着体の上で誘導されて特定の流量を設定することができる治療フェーズ中にも必要である。
処理された全体流れのかつ治療時間の最適化は、リザーバからの追加の血漿流又は血流の妥当な制御又は調整によって行うことができる。望ましくない影響が関連付けられるリザーバの空の稼動及び溢れを防止するモニタ手段が、好ましくは存在する。その理由は、ポンプホースの製造公差に起因して望ましい搬送速度からの実際の搬送速度の偏差が存在する可能性があり、又はポンプの搬送特性に起因する差が圧力差の発生と共に発生する可能性があるからである。
装置は、好ましくは、リザーバ内に現在格納されている体積を検出するためのかつリザーバ内への又はそこからの流入速度及び流出速度を検出するための手段を有する。
圧力センサが、好ましくは、血漿分離器と第1の血漿ポンプの間に設けられ、及び/又は圧力センサは、吸着体入口に設けられる。
これに代えて又はこれに加えて、圧力センサは、リザーバに又はリザーバの前又は後に配置することができる。
更に、好ましくは、リザーバに配置された血液又は血漿の量を決定又は制限するための手段が設けられる。それらは、特に、リザーバに格納された体積の制限に寄与する。このモニタは、ユーザによって行うことができる。
しかし、好ましくは、この作業に取って代わり、かつコントローラと協働して量が最大値を超えないことを保証する手段が設けられる。
コントローラは、好ましくは、装置の完全に自動化された作動が行われるように構成される。コントローラは、好ましくは、流体流れを制御するための手段に接続され、かつ好ましくはリザーバの自動充填及び排出、治療フェーズ中の吸着体への血液又は血漿の自動付加、及び吸着体の自動再生が行われるようにそれらを自律的に作動する。
リザーバが可撓性であるが弾性ではない材料を含む場合に、充填圧力は、充填体積の超過に対してかなり増大する。これは、充填ポンプ内の圧力制限により、又は個別のセンサによってモニタすることができる。
リザーバの弾性又は可撓性材料の場合に、リザーバは、体積制限のための固定ハウジングによって取り囲むことができると考えられる。この場合かつ剛性リザーバを使用する場合に、リザーバに受け入れることができる最大体積の構成的制限がもたらされる。
この手段は、センサにより、特に圧力センサにより、光センサにより、超音波センサにより、位置符号器により、体積制限のための固定ハウジングにより、平衡器により、又はリザーバ内への流入とリザーバからの流出を測定する流量測定デバイスによって形成されることが想定される。
体積、質量、又は充填レベルを検出するのに適切であるあらゆる他のセンサ又は測定要素を使用することができ、かつ同じく本発明によってカバーされる。
流入及び流出の測定によるリザーバに受け入れた体積の決定も本発明によってカバーされる。流量センサ又は流量調整器は、この目的に使用することができる。
機械的充填レベルモニタ、例えば、バッグ膨脹に対する位置符号器も想定される。
充填体積はまた、光センサ、超音波センサなどによるなどで技術的に通常の手段によってモニタ又は測定することができる。
リザーバはまた、実施形態に関わらずかつ血漿流路又は血液流路内の配置に関わらず、平衡器に位置決めすることができる。これは、リザーバの材料及び設計に関して単に小さい要求を行えばよく、かつリザーバ内の血漿体積又は血液体積の正確かつ直接的なモニタが坪量によって可能であるという利点を有する。同時に、血漿及び血液の流入及び流出は、あらゆる時間に検出することができ、かつ処理制御又は処理調整に使用することができる。
本発明の更に別の実施形態では、バイパスラインが、吸着体の周りに設けられる。血漿流又は血流は、リザーバが完全に満たされた時にこのラインを通して吸着体を過ぎて誘導することができ、血漿分離又は全血液の搬送は、中断されないことになる。従って、コントローラ又は切り換え手段は、それが、リザーバ内の最大充填量が到達されたが吸着体の再生がまだ終了していない時にバイパスラインを通る血液又は血漿の搬送を教唆するように構成することができる。
コントローラ又は切り換え手段はまた、それが、リザーバ内の最大充填量が到達された時に血液ポンプ又は血漿分離器の作動の中断を教唆するように構成することができる。
本発明の好ましい実施形態では、本発明による考え方の技術的な実施は、ホースシステム内の十分なサイズを有する血液又は血漿のためのリザーバと、リザーバを充填かつ排出するための装置と、リザーバを充填かつ排出する際に追加の血漿流を制御及びモニタするための対策と、リザーバの充填レベルをモニタするための装置と、ユーザによる装置の安全な取り扱いのための対策とを要求する。
本発明は、更に、血漿分離器に得られた血液から又は血漿から物質を分離するための少なくとも1つの単一吸着体を有する配置を作動する方法に関連し、血液又は血漿は、吸着体の再生フェーズ中に吸着体に供給されず、むしろリザーバに格納され、格納された血液又は血漿は、吸着体の再生フェーズの後で吸着体に供給される。
血液又は血漿の供給は、リザーバが最大充填レベルに到達した時に中断されることが想定される。
血液又は血漿は、リザーバが最大充填レベルに到達した時にバイパス内で吸着体を過ぎて誘導されるという規定が本発明の可能な実施形態で為される。この場合に、血液又は血漿の供給の中断は与えられない。
本方法の更に好ましい特徴は、アフェレーシス処理を実施するための上述の装置の特徴である。可能な実施形態では、本発明による方法は、本発明により装置を作動する方法に関連する。
図面に示す実施形態を参照して本発明の更なる詳細及び利点をより詳細に以下に説明する。
本発明による装置の異なるフローチャートである。 本発明による装置の異なるフローチャートである。 本発明による装置の異なるフローチャートである。 本発明による装置の異なるフローチャートである。 本発明による装置の異なるフローチャートである。 本発明による装置の異なるフローチャートである。 本発明による装置の異なるフローチャートである。 本発明による装置の異なるフローチャートである。
同じであるか又は同じ機能を有する本発明によるアフェレーシス装置の要素は、図中では同じ参照番号によってマーク付けされている。
図1は、本発明による配置の第1のフローチャートを示している。
血液は、患者の動脈入口Aから取り出され、かつ第1の体外回路E1に配置された血液ポンプP1によって血漿分離器PSに供給される。それは、この関連では、例えば、血漿フィルタ、遠心分離機などとすることができる。
本発明の枠内で使用される表現「血漿フィルタ」又は「血漿分離器」は、血漿を患者の血液から取ることができるあらゆる望ましいデバイスをカバーする。
血漿分離器PSにおいて分離されなかった血液成分は、第1の体外回路E1によって静脈入口Vを用いて再び患者に供給される。
血漿分離器PSにおいて分離された血漿は、第2の体外回路E2を通してリザーバPR内に血漿ポンプP2によって搬送される。リザーバPRは、第1のライン100に配置される。ポンプP4は、血漿をリザーバPRから吸着体A内にポンピングする。図1に示されているように、ポンプP2は、リザーバPRの上流に配置され、ポンプP4は、リザーバPRの下流に配置される。吸着体Aにおいて浄化された血漿は、戻りライン200を通って開放弁V1を有する体外回路E1に戻り、次に、血漿分離器において分離されなかった血液の部分と混合される。この混合物は、静脈入口Vを通して患者に供給される。
参照記号Rは、吸着体Aの再生のために吸着体Aの上で特定の期間にわたって誘導される再生溶液のためのリザーバを特徴付けている。消費された再生溶液は、廃棄物容器300又は開放弁V2と閉鎖弁V1と有する別の廃棄物受け入れ器に供給される。
参照記号Kは、2つの体外回路E1及びE2の接続点を特徴付けている。
図2による配置は、それぞれの圧力センサPS4、PS7、及びPS5が血漿分離器PSと血漿ポンプP2の間、リザーバPRと血漿ポンプP4の間、及び後者と吸着体Aの間に配置されるという点で図1による配置と異なっており、上述の圧力センサの機能は、図3に関する説明の枠内で以下でより詳細に検討する。
図3に示されているように、血液は、第1の体外回路E1の動脈入口A及び動脈ラインからポンプP1によって患者から取り出され、例えば、血漿フィルタPSの形態の血漿分離器を通じて誘導される。第1の体外回路E1に点Kで接続された第2の体外回路E2は、得られた血漿がその上に存在する血漿フィルタPSの2次側から延びる。
ライン100(以下において、「血漿ライン」とも呼ぶ)において血漿フィルタPFの2次側上に配置されたポンプP2は、真空を発生し、真空により、血漿フィルタPF内の血漿の予め定められた部分は、患者の血液から分離される。圧力センサPS4は、ポンプP2によって発生された真空の測定に寄与する。
血漿フィルタPFにおいて分離された血漿は、同様にリザーバPR内にポンプP2を通して搬送され、リザーバPRは、同様に血漿ライン100に配置される。実施形態では、リザーバは、流入部及び流出部を有するフィルムバッグとして構成される。あらゆる他の設計のリザーバも一般的に考慮することができ、かつ本発明によってカバーされる。
リザーバの容量は、例えば200から1000ml、好ましくは500mlにある。フィルムバッグは、血漿の受け入れを超える更なる機能を有していない。
リザーバPRは、平衡器BAL2上に配置される。それによってリザーバPR内に配置された流体の質量又は充填レベル又は体積を継続的に決定してモニタすることができる。従って、リザーバ内の血漿の量又はその体積及び質量は、あらゆる時間で既知である。それによって適切な処理制御により、間欠的に、すなわち、吸着体Aの再生フェーズ中に患者から取り出される血漿体積を最大値として制限することができる。この目的のために、最大値は、装置のソフトウエアに格納することができ、最大値は、装置によって患者データから計算することができ、又は最大値は、2つの上述のオプションの組合せとすることができる。
リザーバPR内に配置された血漿の量及びリザーバの充填レベルの情報は、リザーバ内への入口流れ及びリザーバからの出口流れの両方に関する血漿流の自動制御及び最適化を可能にする。
リザーバPRの下流で血漿ライン内に配置された圧力センサPS7は、バッグ流出の閉塞又は公称体積を超えたバッグの溢れのような荒い誤作動を決定するのに寄与する。平衡器BAL2が確実に構成された場合に、追加の圧力センサPS7を不要とすることができる。
血漿ライン内のリザーバPRの下流に配置されたポンプP4は、リザーバPRからの血漿を搬送し、その後に、吸着体Aの上で誘導する。圧力センサPS5は、吸着体の直ぐ上流に配置され、吸着体の入口圧力をモニタする。浄化された血漿は、戻りライン200を通して吸着体の下流に配置された開放弁V1を通じて体外回路E1に誘導して戻され、かつそれと共に患者に供給される。
一方で吸着体Aの再生のために再生溶液のためのリザーバRと連通し、他方で洗浄溶液のためのリザーバSと連通しているライン400は、血漿ライン100内へ開口している。リザーバR及びSの両方は、弁V3及びV4によって各々を遮断することができる。リザーバR及びSからの溶液の搬送は、ポンプP3によって行われる。
参照番号300は、廃棄物、すなわち、廃棄されることになる溶液のための受け入れ器を特徴付けている。
図3に示す配置の作動は、以下の通りである。
吸着体の充填状態に応じて、吸着体が血漿からの物質で充填される治療フェーズと充填された吸着体が再生される再生フェーズとの間で区別が行われる。吸着体は、治療フェーズ中に血漿から充填される。ポンプP3は静止であり、弁V2は閉じられる。
治療の開始時に、すなわち、第1の治療フェーズでは、ライン100内でリザーバPRの上流及び下流に配置されたポンプP2及びP4は、同じ流量で搬送し、それは、血漿体積がリザーバ内に回収されないという結果になる。
吸着体Aの受け入れ容量が使用されたことが判明した場合に、吸着体Aの再生フェーズが開始される。
この目的に対して、ポンプP4は停止され、ポンプP2は、治療フェーズに対して低減された流量である一定の状況下で稼動し続ける。ポンプP4が静止であるので、発生された血漿は、リザーバPR内に完全に搬送される。発生された量のモニタは、例えば、重量測定的に、すなわち、平衡器BAL2によって行われる。リザーバPR内に配置された体積の最大値が到達された場合に、ポンプP2は停止される。
再生フェーズの終了時に、すなわち、第2又は次の治療フェーズの開始時に、ポンプP4は、再び血漿を搬送し始める。ポンプP2は、再び最大可能血漿搬送速度で搬送するが、これは、特に、ポンプP2が再生フェーズ中に停止されたか又は低減された流れで作動された時に当て嵌まる。ポンプP2の最大可能搬送速度は、体外回路E1及び最大分離可能血漿部分内の血流からもたらされる。
ポンプP4の搬送速度は、第1の治療フェーズにおけるよりも高い。ポンプP4は、ポンプP2によって搬送された血漿だけでなく、これに加えて同じく治療フェーズでリザーバPR内に回収された血漿を運び去る目的を有する。
例えば、平衡器BAL2のモニタにより、リザーバが再び空であると判明した場合に、ポンプP4の流れは、この治療フェーズの残りの残留時間にわたってポンプP2の流れに低減され、それによって血漿がリザーバ内に回収されないという結果になる。
吸着体Aが完全に又は大部分充填された場合、すなわち、吸着体Aの受け入れ容量が完全に又は大部分使用された場合に、治療フェーズは終了され、再生フェーズが開始される。
再生フェーズ中に、ポンプP4は静止であり、弁V1は、再生溶液が患者の血液に入らないことを保証するために閉じられる。再生溶液及び洗浄溶液は、吸着体Aに固有のシーケンス、流量、及び体積で弁V3及びV4の弁開口部を通ってポンプP3によりポンプP3を通って吸着体Aを通して廃棄物容器300内に搬送される。
図3から更に分るように、再生溶液のためのリザーバR及び洗浄溶液のためのリザーバSは、共通の平衡器BAL1上に配置される。溶液(再生溶液又は洗浄溶液)の選択は、弁V3及びV4によって行われる。ポンプP3の搬送速度は、平衡器BAL1の信号と比較することができ、どの程度長く又はどの搬送速度で溶液が搬送されるかをこの方式で決定することができる。
正しい溶液がホースシステムの正しい分岐に接続されることを保証するために、構成的に混同することができないコネクタを使用することができる。これは、コネクタの一部が、非常に特定の反対部分にのみ接続することができることを意味する。
同じことは、再生溶液及び洗浄溶液のための供給ホースを有するホースシステムの挿入又は装着に相応に適用される。それらが弁V3及びV4内に入れ替えられて挿入されないこともこの関連で同じく保証されなければならない。これは、例えば、ホースシステムでの機械的に異なる混同することができない構成の圧力取り出し点、及びデバイス側で相応に設計された受け入れ点によって保証することができる。「圧力取り出し点」は、弁に挿入されるホースの領域として理解されるものとする。
溶液又はリザーバR及びリザーバSの弁V3及びV4との関連付けが正しいことは、この対策によって及びコネクタ要素の明確な関連付けによって保証される。
更に別のエラーソースは、弁の漏れである。従って、完全に閉じられていない弁V3又はV4は、例えば、望ましくない方式で再生溶液が洗浄溶液と又は流体流れと混合されるという結果になる可能性がある。弁V3及びV4が正しく機能することを保証するために、真空をポンプP3と弁V3及びV4間のホースセグメントにポンプP3によって蓄積することができ、平衡器BAL1は、洗浄溶液の搬送開始前、すなわち、弁V4の開放前に一定の重量が得られているかに関して調べることができる。重量変化が決定された場合に、これは、弁V3及びV4の一方又は両方の不完全な閉鎖によるものである。
同時に、ポンプP4及び弁V1の漏れ気密性、すなわち、閉塞性の検査がポンプP3の圧力側で実行される。一定圧力に関する検査は、圧力センサPS5によって行われる。
これらの試験が問題なく終了した後に、弁V2及びV4は開かれ、洗浄が始まる。洗浄溶液の搬送は、ポンプP3によって行われる。
これに代えて又はこれに加えて、切換状態のモニタを有する及び/又は正しく挿入されたホース又は弁座のモニタを有する弁を使用することができる。
図3に示されているように、この配置は、廃棄物容器300の重量を検出する更に別の平衡器BAL3を有する。洗浄及び再生フェーズ中に弁V1が閉じられ、かつポンプP4が静止であるか否かの検査は、平衡器BAL1によって決定された重量低減と平衡器BAL3によって決定された重量増加との比較から行うことができる。
対応する試験はまた、弁V2、V3、及びV4に関して及びポンプP4の漏れ気密性、すなわち、閉塞性に関して実行することができる。閉じられた弁V1及びV2を用いてかつ静止ポンプP3を用いて、P4とV1、V3とP3の間でラインシステム内にポンプP4によって圧力が蓄積される。圧力は、このラインシステムに配置された圧力センサPS5によって一定であるかを検査することができる。一定圧力がもたらされる場合に、弁V1は開かれ、治療フェーズが開始される。
治療フェーズ中に弁V2の追加の検査が、平衡器BAL3を用いて廃棄物リザーバ300の重さの測定によって行われる。ポンプP3は、このフェーズにおいて停止に関してモニタされる。
血漿から洗浄溶液への移行に対して、洗浄溶液のためのリザーバSから体外回路E2への流路は、移行時間にわたって開に切り換えられる。弁V4及びV1が開かれ、ポンプP3が起動される。この処理は、血漿が、洗浄溶液によってホースシステムから及び吸着体Aから大部分置換されるまで長く掛かる。
洗浄溶液から血漿への切り換えに対して、リザーバPRから弁V2を通って廃棄物300までの流路は開かれる。血漿の搬送は、洗浄溶液が、血漿によってホースシステムから及び吸着体Aから大部分置換されるまで長くこの移行フェーズで実行される。
両方の場合に、処理の安全性は、上述のモニタ処理の組合せによって保証することができる。
再生溶液は、洗浄溶液によって希釈されないのでその効果は損なわれず、洗浄溶液は、再生溶液と混合されず、非生理的に構成された溶液が以下の治療において患者に供給されず、再生溶液及び/又は洗浄溶液は、リザーバ内で血漿と混合されず、後で患者に再び供給され、再生溶液及び/又は洗浄溶液は、患者に直接に供給されず、認識されない血漿損失が、十分に閉じられない弁V2によって起こらず、再生溶液及び/又は洗浄溶液は、血漿によって汚染されないことは、上述の検査によって保証される。
図3による配置の作動に関する陳述は、同じか又は同じ機能のものである要素が存在する図1、図2、及び図4から図8の全ての更に別の実施形態に相応に適用される。
図4によるフローチャートは、図1のフローチャートに対応し、相違点として、リザーバPRは、第1の血漿ライン100内ではなく、むしろそこから分岐するライン105に配置される。図1による配置との更なる相違点は、リザーバPRと血漿ポンプP4の間の圧力センサPS7の配置を含む。圧力センサPS7は、バッグ流出部の閉塞又は公称体積を超えるバッグの溢れのような荒い誤作動を決定する目的を有する。
図1から図4による配置において、リザーバPRの充填は、第1の血漿ライン100内で血漿分離器PSとリザーバの間に配置されたポンプP2によって各々の場合に行われ、リザーバPRの排出は、血漿ライン100内でリザーバPRの下流に配置されたポンプP4によって行われる。
これに反して、リザーバPRとリザーバPRの充填及び排出のためのポンプP4とは、第1の血漿ライン100から分岐するライン105内に図5による配置においては配置される。血漿を血漿フィルタPFから搬送するポンプP2は、血漿フィルタPFと第1の血漿ライン100からのライン105の分岐との間に配置される。血漿リザーバPRの充填及び排出に寄与する単一ライン105が設けられる。
図6による配置は、図5による配置に対応し、相違点として、ポンプP2は、第1の血漿ライン内で第1の血漿ライン100からのライン105の分岐と吸着体Aの間に配置される。
リザーバPRが第1の血漿ライン100から分岐するライン内に配置された配置は、図7によるフローチャートに示されている。これらのラインは、参照番号106、107によってマーク付けされている。
ライン106は、血漿フィルタPFと第1の血漿ライン100からのライン106の分岐との間に配置されたポンプP2によるリザーバPRの充填に寄与する。ポンプP4は、リザーバPRを空にするために血漿ライン100内へ開口するライン107に配置される。
遮断可能な弁V3は、第1の血漿ライン100内への又はそこからのライン106、107の2つの分岐点間を延びる第1の血漿ライン100のラインセクション101に配置される。リザーバPRの血漿による充填に対して、弁V3は閉じられ、ポンプP2は稼動中であり、ポンプP4は静止である。リザーバPRの排出に対して、弁V3は開かれ、ポンプP2及びP4は作動中である。
第1の血漿ライン100内に同じく配置され、かつライン106、107の開口点と吸着体Aの間に配置された遮断弁V3*は、第1の血漿ライン100内への及び従って同じくリザーバPR内への再生溶液の進入を防止する目的を有する。
図8による配置は、リザーバPRが、図4から図7による配置においても当て嵌まるような分岐ライン105に配置されるという点で特徴付けられる。これらの図の配置と異なって、図8によれば、リザーバPRを空にするポンプは設けられない。リザーバPRの充填は、血漿フィルタPFと第1の血漿ラインからのライン105の分岐との間に配置された血漿ポンプP2によって閉じた弁V3を用いて行われる。リザーバの排出は、重力によって行われ、そのために、ある一定の高さhが必要である。
再生溶液のためのリザーバRが、各図に存在し、かつポンプP3が配置されたライン400を通じて第1の血漿ライン100に接続される。吸着体の再生という目的のために、ライン100及び戻りライン200は、再生溶液の進入に対抗して閉じられ、弁V2は、消費された再生溶液が廃棄部300に進入することができるように開かれる。再生フェーズが終了した状態で、ポンプP3は停止され、弁V2は閉じられる。

Claims (15)

  1. 装置が、血漿分離器によって得られた血液から物質を分離するか又は血漿から物質を分離するための再生可能な単一吸着体が配置された体外回路を有し、前記吸着体まで延びて血液又は血漿を誘導するラインが設けられ、それを通じて血液又は血漿が前記吸着体に付加されるアフェレーシス治療を実施するための装置であって、
    血液又は血漿を受け入れるためのリザーバが設けられ且つ前記ライン内で前記吸着体の上流に配置される又は前記吸着体の上流で前記ラインと連通し、
    前記リザーバが血液又は血漿で充填されかつ前記吸着体への血液又は血漿の前記付加が該吸着体の再生が実施されたときに抑制されるように構成されたコントローラ又は切り換え手段が設けられている、
    ことを特徴とする装置。
  2. 血漿分離器が配置された第1の体外回路が設けられ、前記血漿分離器の2次側が第2の体外回路に隣接し、前記リザーバ及び前記吸着体は、前記第2の体外回路に配置され、前記吸着体を出口側で前記第1の体外回路に接続する戻りラインが設けられている、
    請求項1に記載の装置。
  3. 前記リザーバを空にするための好ましくはポンプ及び/又は弁の形態の手段が設けられ、
    前記コントローラ又は切り換え手段は、前記リザーバを空にするための前記手段と連通し、そのためにそれらは、前記吸着体の再生フェーズが終了した時に該コントローラによって又は該切り換え手段によって起動することができる、
    請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記リザーバを充填するための前記手段は、前記血漿分離器の下流に配置されたポンプ、血液ポンプ、前記リザーバに至るラインに配置されたポンプ、又は空圧アクチュエータによって形成されている、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記リザーバを空にするための手段は、重力により、前記リザーバの下流に配置されたポンプ、前記リザーバから延びるラインに配置されたポンプ、空圧アクチュエータ、又は前記リザーバの弾性材料によって形成されている、
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の装置。
  6. ポンプが、前記ライン内に配置され、
    前記リザーバは、前記ポンプと前記吸着体の間に配置され、及び/又は
    前記リザーバは、前記ライン内、前記ラインから分岐するライン内、又は該ラインと平行に延びるライン内に配置されている、
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記リザーバは、弾性及び/又は可撓性壁を有する剛性中空体又は中空体であり、好ましくは、該リザーバが換気及び抽気デバイスを有するという規定が為され、及び/又は
    前記リザーバは、別々の要素により、又は1つかつ同じ要素によって形成された流出部及び流入部を有し、及び/又は
    前記リザーバは、10mlと1000mlの間の体積を有する、
    請求項1ないし6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記リザーバに配置された前記血液又は血漿の量を決定し、及び/又はモニタし、及び/又は制限するための手段が設けられている、
    請求項1ないし7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 前記手段は、センサ、特に圧力センサ、光センサ、超音波センサ、位置符号器、体積制限のための固定ハウジング、1組の目盛り、又は前記リザーバ内への流入及びそこからの流出を測定するための流量測定デバイスによって形成されている、
    請求項8に記載の装置。
  10. 前記吸着体の周りのバイパスラインが設けられている、
    請求項1ないし9のいずれか1項に記載の装置。
  11. 前記コントローラ又は前記切り換え手段は、それが、前記リザーバ内の最大充填量が到達された時に前記バイパスラインを通した前記血液又は前記血漿の搬送を教唆するように構成されている、
    請求項10に記載の装置。
  12. 前記コントローラ又は前記切り換え手段は、前記リザーバ内の最大充填量が到達された時に、それらによって血液ポンプ又は前記血漿分離器の作動の中断を達成することができるように構成されている、
    請求項1ないし11のいずれか1項に記載の装置。
  13. 血漿分離器において得られた血液から物質を分離するか又は血漿から物質を分離するための再生可能な単一吸着体を有する配置を作動する方法であって、
    血液又は血漿が、前記吸着体の再生フェーズ中に該吸着体に供給されず、むしろリザーバに格納され、
    前記格納された血液又は血漿は、前記吸着体の前記再生フェーズの後で該吸着体に供給される、
    ことを特徴とする方法。
  14. 前記血液又は前記血漿の前記供給は、前記リザーバが最大充填レベルに到達した時に中断される、
    請求項13に記載の方法。
  15. 前記血液又は前記血漿は、前記リザーバが最大充填レベルに到達した時に前記吸着体の周りのバイパス内で誘導される、
    請求項13に記載の方法。
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