JP2018504977A - チューブイントロデューサ及びアセンブリ - Google Patents

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Abstract

気管切開チューブ用のイントロデューサは、その機械端部に配置されたアクチュエータを用いて、イントロデューサに沿って伸張する張力部材を締めることで、比較的高い可撓性を有する状態から剛性を有する状態に変化可能となる複数の連結部24により形成される。可撓性を有する状態において、イントロデューサをチューブに対して挿入・除去することができる。イントロデューサを、気管にチューブを挿入するために剛性がより高い状態とする。代替又は追加的に、イントロデューサが、患者側端部に向けてその外側に複数の把持リングを備え、患者側端部を拡張させるために相互に摺動する2つの伸張部材を備えることで、把持リングを係合させ、チューブの内部を把持することが可能となり、患者側端部から気管を通じてイントロデューサによりチューブを牽引することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、医療外科用チューブのボア内に挿入するためのチューブイントロデューサに関する。
多くの医療及び外科工程において、自然開口部又は手術により形成した開口部を通じて、体内にプラスチック・チューブを導入することを要する。体管の部位を保護し、あるいは、患者の臓器への外傷を低減させるために、チューブは可撓性を有することがしばし所望される。可撓性チューブはそれ自体を挿入しようとするとより困難となるため、ひとたびチューブが所望の位置に配置されたならば除去することができる、より硬いイントロデューサ又は緊塞具により内部からチューブを支持することをしばし要する。イントロデューサは、チューブ内で密嵌する場合、特にチューブが高い可撓性を有する場合において、チューブを最大限に支持することができる。しかしながら、密嵌イントロデューサは、挿入及び除去が、特にチューブが体内に配置されている場合に、困難であるという不利な点を有する。これは、チューブが曲率半径の小さいベンドを含む輪郭形状を有する場合に特に問題となる。密嵌状態にあるイントロデューサをチューブから取り出そうとすると、チューブの配置を阻害し、チューブの領域にある患者の臓器に過大な力を及ぼしかねない。イントロデューサ又は緊塞具がチューブを支持する工程の一例として、気管切開チューブが手術により形成した開口部を通じて気管に挿入されることで、チューブの患者側端部は気管内に配置され、その対向部において、ネック表面から突出する機械側端部が配置されることが挙げられる。この工程において、イントロデューサがチューブを十分に支持することにより比較的硬い気管軟骨間の開口部を通じてチューブを押すことが重要であるが、同時に、イントロデューサが完全に除去されるまで、患者の呼吸気管に出入する気流が阻害され、又は実質的に減少するため、イントロデューサを容易かつ迅速に除去可能であることが重要である。
本発明の課題は、代替的なチューブイントロデューサを提供することである。
本発明の一態様によれば、上述した形式のチューブイントロデューサにおいて、イントロデューサが、チューブの機械側端部から除去可能である第1状態から、チューブを体内への挿入中に支持する第2状態に選択的に構成可能であることを特徴とするイントロデューサが提供される。
第1状態は、第2状態よりも低い剛性を有していてもよい。イントロデューサは、複数の連結部を備えることができ、この場合にこれらの連結部は、第1状態において相互に屈曲可能なように緩やかに保持されるのみであるが、第2状態において相互により剛固に保持される構成とする。イントロデューサは、患者側端部から機械側端部にて前記イントロデューサに沿って延在する引張部材と、前記アクチュエータの機械側端部にて、第2状態における引張部材に張力を加えるよう配置されるアクチュエータとを備えることが好ましい。代替的に、第2状態において、イントロデューサは、チューブ内部を把持するよう伸張可能とすることができる。イントロデューサは、その患者側端部に向かう領域内においてのみ伸張可能とすることができる。イントロデューサは、患者側端部に向かう複数の把持リングを有し、第2状態において、把持リングを直径に亘って伸張可能とすることができる。イントロデューサは、チューブの患者側端から突出するように配置されたテーパー患者側端部を備えることができ、イントロデューサ内においてチューブは、該チューブの体内へのガイド挿入を補助するよう挿入される。
本発明の他の態様によれば、チューブの機械側端部から医療外科用チューブのボア内に挿入するために用いられるチューブイントロデューサが提供される。このイントロデューサは、患者側端部に向かって、その長さに沿う少なくとも一部の領域を有し、患者側端部は、イントロデューサをチューブから出し入れ可能とする第1寸法から、領域の少なくとも一部の外部が、イントロデューサとチューブとの間の相対動作に対抗するようチューブの内部を把持可能とするより大きい寸法を有する第2寸法に選択的に可変である外形寸法を備えることができる。
本発明の更なる態様によれば、医療外科用チューブのボア内に挿入するために用いられ、チューブの患者側端部に向かって実質的に伸張する患者側端部と、チューブの機械側端部から外側に突出するよう用いられる機械側端部とを備えるチューブイントロデューサが提供される。このイントロデューサは、チューブの内部をチューブの患者側端部付近にて把持するよう選択的に構成されることで、イントロデューサの機械側端部を押し、チューブを患者側端部から本体キャビティに牽引することで、チューブ及びイントロデューサを本体キャビティに挿入可能とする。
イントロデューサは、2つの伸張要素を備え、該伸張要素が、イントロデューサをチューブに出し入れ可能な第1位置から、イントロデューサの少なくとも一部がチューブの内部を把持する第2位置まで相対移動可能であってもよい。2つの伸張要素がアウタースリーブと、インナー伸張要素とを備え、インナー伸張要素が、アウタースリーブに対して長手方向に変位可能であって、第1位置において、アウタースリーブの少なくとも一部がチューブの内径よりも小さい第1直径を有し、第2位置において、アウタースリーブの一部がチューブの内部を把持するのに十分なより大きな直径を有していてもよい。
本発明の第4態様によれば、上述の一態様、他の態様又は更なる態様に従う医療外科用チューブとチューブイントロデューサのアセンブリが提供される。このアセンブリにおいて、イントロデューサは、チューブ内に挿入可能であり、その際にイントロデューサの患者側端部はチューブの患者側端部に位置し、イントロデューサの機械側端部はチューブの機械側端部にアクセス可能に配置される。
チューブは、気管切開チューブであることが好ましい。
以下、本発明によるイントロデューサの多様な異なる実施形態を、例示的な添付図面を参照しつつ説明する。
気管切開チューブとイントロデューサのアセンブリの側面図である。 イントロデューサの第1形状の側面図である。 気管切開チューブに対して挿入・除去可能な自然状態にあるイントロデューサの第2形状の側面図である。 気管切開チューブの内部を把持する展開状態にある、図3Aに示すイントロデューサの側面図である。 気管切開チューブに対して挿入・除去可能な自然状態にあるイントロデューサの患者側端部の第3形状を示す側面図である。 気管切開チューブの内部を把持する展開状態にある、図4Aに示すイントロデューサの患者側端部の側面図である。
初めに図1及び図2について参照するが、これらの図は、チューブ内に挿入される気管切開チューブ1及びイントロデューサ2を備える、気管切開チューブ及びイントロデューサアセンブリを示す。本発明に係る「イントロデューサ」は、チューブの体内への挿入を補助し、閉鎖部を含むチューブ内に挿入されるあらゆる装置を含む。気管切開チューブ1は、体内に配置される体内患者側端部10及び首表面から外側に突出するよう配置される機械側端部11を備える従来のものであってもよい。チューブ1のシャフト12は、多様な形状であってもよいが、本実施例においては、直線状の患者側端部13、直線状の機械側端部14及び屈曲中間部15を備える。チューブ1の機械側端部11は、従来の15mm 雌コネクタ16を備え、該コネクタにより、チューブ及び患者の首周りにチューブを固定させるネックストラップ(図示せず)を取り付け可能なフランジ17を結合させる。気管切開チューブ1は、患者側端部に近辺に、従来の膨張可能な封止袖口を備えていてもよいが、図中にはそのような袖口は図示していない。
イントロデューサ2は、図2により明白に示されるように、チューブに自由に挿入可能であり、該チューブから除去可能である第1状態から、チューブ1を体内への挿入中に支持する第2状態に構成可能である。特に、第一実施形態において、イントロデューサ2は「プッシュパペット型」玩具と同様の構造を有する。この種の玩具は、分離した本体又は脚部を有し、各部位を共に保持するために張力を加えると直立するが、その張力を解放するために玩具の底部ボタンを押すと崩れる構造を有する。イントロデューサ2は、気管切開チューブを通じてアセンブリのガイド挿入を補助するよう鋭利な又は円状のノーズ部21を形成するよう整形される患者側端部20を備える。イントロデューサ2が、チューブ1に完全に挿入されると、ノーズ部21は、チューブの患者側端部10から突出する。イントロデューサ2の機械側端部22において、イントロデューサ2は、チューブ1のコネクタ16から後方に突出するアクチュエータ23を有することで、手でアクセス可能となる。ノーズ部20とアクチュエータ23との間において、イントロデューサ2は、複数の別個の連結部24に分割される。8分割された連結部を実施例として図示する。連結部24は、それらの長さに沿って伸張する円柱状又はチューブ状のボア25並びに、(チューブ1の曲面の)少なくとも一面の隣接部間にて相対角変位を可能とする形状を有する湾曲プロファイル端26を備える。イントロデューサは、円弧状断面を有する必要はないが、例えば、十字形又は、イントロデューサとチューブ内部との間に、挿管中に患者に呼吸可能とさせるチャンネルを備える他の形状を有することができる。
伸張引張部材27は、ノーズ部20とアクチュエータ23との間の連結部24のボア25を通じてイントロデューサ2の長さに沿って伸張する。引張部材27は、可撓性ロッド、ウェブ、ワイヤ等の形状を有することができ、非弾性又は剛性であってもよい。連結部24は、引張部27により機械的に結合され、あるいは、それぞれ別個に保持されていてもよい。アクチュエータ23は、多様な異なる形状を有し、引張部材27に張力を選択的に加え又は該部材の張力が弛緩するように作用するものとすることができる。図示するアクチュエータ23は、2つのカム部材231及び232を備え、引張部材27に取り付けられた一方のカム部材が後端部24に取り付けられた他方のカム部材に対して回転可能であることで、アクチュエータ23を軸線方向に移動させ、牽引力及び引張力を引張部材27に加えることができる。アクチュエータの他の形状には、引張状態にてアクチュエータを保持するためにロック形状を備えるねじ山装置、ヒンジレバー又は簡易牽引部材を含むことができる。アクチュエータ23及び引張部材27は、2つの異なる状態間で構成可能である。第1状態において、アクチュエータ23が解放され、引張部材27に張力が全く加えられていないとき、連結部24を共に牽引する力は比較的小さいため、これらは相互に結合可能である。実質的に、イントロデューサ2は、柔軟(リンプ)又は変節的(フロッピィ)である。第2状態において、アクチュエータ23が引張部材27に張力を加えるように作用するとき、イントロデューサ2に沿って軸線方向の力が加えられることで、ノーズ部20をイントロデューサ2の機械側端部22に向かって後方に牽引する。これにより、イントロデューサ2の分離部分24を相互に軸線方向に牽引することで、当該部分24のプロファイルされた端部表面26の形状により決定される方向に対して、効果的にロックすることができる。特に、当該部分24の端部表面26の形状を選択することで、イントロデューサ2をロックするためにアクチュエータ23を締め付ける場合に、気管切開チューブアセンブリの挿入に好適な形状を用いることができる。
イントロデューサ2をチューブ1とは別に用いる場合、すなわち、イントロデューサがチューブに既に挿入された状態ではないとき、第1状態にあるアクチュエータ23を予め設定することにより、イントロデューサは張力が加えられない、比較的緩い状態となる。これにより、イントロデューサ2はその機械側端部11からチューブ1に挿入され、イントロデューサが、チューブの屈曲に沿って動くのに伴って変形する。代替的に、イントロデューサ2は、体外にて剛固な状態であるとき、チューブに挿入可能である。ノーズ部21がチューブ1の患者側端部10から突出し、アクチュエータ23が機械側端部コネクタ16に対して横たわった状態で、イントロデューサ2が完全に挿入されると、アクチュエータは、引張部材27に張力を加えるように第2状態に切り替え、従って、剛性シャフトを形成するように連結部24を共にロックする。イントロデューサ2の剛固な状態は、チューブ1を支持し、気管切開開口部を通じて、チューブアセンブリ及びイントロデューサ2を患者に挿入可能とする。チューブアセンブリが完全に挿入されると、アクチュエータ23は、弛緩した第1状態に再び切り替えられ、引張部材27に加えられる張力が十分に低減されることで、イントロデューサ2の連結部24は相互に結合可能となる。これにより、イントロデューサ2はチューブ外に牽引可能となり、チューブ1の除去に伴い、チューブ2を著しく変形させることなく、イントロデューサはチューブ1の形状を収容するよう連結する。
本発明に係るイントロデューサは、特に高い可撓性を有するチューブ、例えば薄壁又は柔軟な材料により形成された薄壁及び衝撃に耐えるように強化材を含むチューブにおいて有用である。このようなチューブを備えるイントロデューサアセンブリは、挿入に十分な剛性を提供するが、イントロデューサを除去した後には、チューブの可撓特性の利点を活かすことが可能である。
図3A及び図3Bは、本発明に係る代替的なイントロデューサ302の2つの異なる状態を示す。図3Aは、第1状態にあるイントロデューサ302を示し、この場合にイントロデューサ302は、気管切開チューブに挿入し、該チューブから除去するよう自然な状態にある。図3Bは、第2状態にあるイントロデューサ302を示し、この場合にイントロデューサ302は、チューブアセンブリ及びイントロデューサを体内に挿入中に気管切開チューブとして用いるよう引張状態にある。イントロデューサ302は、シャフト303形状の内部伸張要素を有する。図2に示すイントロデューサ及び可撓性材料のスリーブ326形状の外部伸張要素と同様の内部連結部324を有する。ボア325は、シャフト303の長さに沿って伸張する。シャフト303は、その患者側端部320において、図1及び図2に示すイントロデューサ2と同一の形状を有するノーズ部321を備える。シャフト303は、外部スリーブ326周りに伸張する弾性材料の3つの環状把持リング328を除いて、滑らかで連続状態にある外面を有する。外部スリーブ326及び把持リング328は、同一の弾性材料により一体として鋳造することができる。リング328は、自然状態における外径がチューブの内径よりもわずかに小さいため、イントロデューサをチューブから自由に出入するよう摺動させることができる。引張部材327は、イントロデューサの機械側端部において、ボア325に沿って、ノーズ部321からアクチュエータ323に伸張する。引張部材327に張力を加えるためにアクチュエータ323を調整するとき、引張部材327は、ノーズ部321を後方にわずかに牽引させ、イントロデューサ302の全長を短縮させる。内部連結部324の構造は、隣接部間のより大きいギャップを許容することで、収縮張力が加えられるとき、連結部の長さをより縮小させることができる。図3Bにしめすように、イントロデューサ302の長さを縮小させることで、外部スリーブ326を短縮させ、結果的にスリーブ及びそのリング328を拡張させることができる。拡張は、リング327が、患者側端部に向かう気管切開チューブの内部に接触し、該チューブを把持するよう選択される。第2状態において、医療従事者によりイントロデューサ302に力が加えられるとき、患者側端部に向かうチューブのイントロデューサの内部把持部は、イントロデューサを前方端から患者側に牽引する。これにより、挿入中にチューブがねじれ又はイントロデューサ302に沿って後退するリスクを低減させることができる。外部スリーブ326の弾性は、イントロデューサ302を自然な状態に戻すことを可能とするために患者に適正に配置されているチューブが解放されるとき、アクチュエータ323は、チューブ内部を把持するように停止し、シャフト303は比較的柔軟である第1状態にある。これにより、イントロデューサ302は、チューブを阻害することなく、チューブ内から容易に除去することが可能となる。
図3A及び図3Bにより参照する構成において、必ずしもイントロデューサの内部連結部を用いる必要はなく、アセンブリの挿入中に十分な押圧力を加えられる程度の硬性を有する引張部材を設ける単なる外部弾性スリーブであってもよい。
図4A及び図4Bは、更なる代替的なイントロデューサ402を示し、該イントロデューサ402は、プラスチック材料(金属等の他の材料を用いてもよい)から形成されるスリーブ403形状の外部伸張要素及びスリーブに沿うボア405に沿って摺動可能な硬性ロッド404形状の内部伸張要素を有する。外部スリーブ403は、使用時に切開チューブの患者側端部から突出するように構成された患者側端部420にて形成される。外部スリーブ403は、該スリーブを包囲する外部突出型把持リング407を備え、その患者側端部420に近接する領域を有する。スリーブは、複数の把持リングを備えることができる。標準の、弛緩した第1状態における把持リング407の外径は、気管切開チューブの内径よりもわずかに小さいため、イントロデューサ402を気管切開チューブに沿って移動させることができる。内部構造として、スリーブ403のボア405は、把持リング407の後方に配置された拡大環状キャビティ408を有する。ロッド404は、アクチュエータの機械側端部から、スリーブ403を通って、ボア405の患者側端部の後方に配置された患者側端部425に伸張する。外部構造として、ロッド404は、滑らかな表面及びスリーブのボア405の略全長に沿う直径よりもわずかに小さい外径を有する。患者側端のわずか後方に配置されたロッド404は、テーパー端410を有し、放射状に拡大されたバレル形状の突出部409を備える。標準の、弛緩した第1状態におけるイントロデューサ402において、ロッド404は、ボア405内に配置され、該ボア405の突出部409は、密嵌ではなくある程度嵌合するようスリーブ403のキャビティ408内に配置される。ロッド404の突出部409の直径は、キャビティ408内を除く、ボア405の略全長に沿うボア405の直径よりも大きい。イントロデューサ402のアクチュエータの構造は、ロッド404を前方に変位可能とするよう、スリーブ403の患者側端部に向かって、変化させることができる。この点において、アクチュエータは、反対方向に向かう機能を除き、上述したあらゆる形状とすることができる。アクチュエータを把持状態に変位させることで、ロッド404を約10 mm前方に移動させることができ、これにより、ロッドの突出部409をスリーブ403のキャビティ408から前方に向かって、スリーブの外部把持リング407と直線上になる位置に出すことが可能となる。その位置において、ロッド404の突出部409の直径はボア405の標準直径を超えるため、スリーブ403が外向きに伸張し、よって把持リング407の直径が拡大する。これにより、把持リング407は、患者側端部の領域内の気管切開チューブの内部を確実に把持することができる。このような状況において、チューブの患者側端部における力を作用させ、気管切開開口部を通じて気管切開チューブを牽引することで、気管切開開口部を通じてチューブを挿入するためにイントロデューサ402を用いることができる。ひとたび、チューブが適正に挿入されると、アクチュエータは標準位置に解放され、ロッド404は、把持リング407がその標準直径まで縮径し、チューブの把持部の解放を可能とするよう後退する。これにより、イントロデューサ402をチューブから除去することが可能となる。ロッドが前方に押された時ではなく、後方に牽引されたときに、チューブの内部を把持するようイントロデューサを再配置可能であることは言うまでもない。
本発明は、気管切開チューブとの使用に限定されず、体腔への挿入用の他のチューブに使用することができる。

Claims (14)

  1. 医療外科用チューブ(1)のボア内に挿入するために用いられるチューブイントロデューサ(2,302,402)であって、該イントロデューサ(2,302,402)が、チューブ(1)の機械側端部(11)から除去可能である第1状態から、チューブ(1)を体内への挿入中に支持する第2状態に選択的に構成可能であることを特徴とする、チューブイントロデューサ(2,302,402)。
  2. 請求項1に記載のチューブイントロデューサであって、前記第1状態は、前記第2状態よりも剛性が低い、チューブイントロデューサ。
  3. 請求項2に記載のチューブイントロデューサであって、前記イントロデューサ(2,302)が、複数の連結部(24,324)を備え、前記連結部が、第1状態において相互に屈曲可能なように緩やかに保持されるのみであるが、第2状態において相互により剛固に保持されることを特徴とする、チューブイントロデューサ。
  4. 請求項3に記載のチューブイントロデューサであって、前記イントロデューサ(2,302)が、患者側端部(20,320)から機械側端部(22,322)にて前記イントロデューサ(2,302)に沿って延在する引張部材(27)と、前記アクチュエータの機械側端部にて、第2状態における引張部材(27)に張力を加えるよう配置されるアクチュエータ(23,323)とを備えることを特徴とする、チューブイントロデューサ。
  5. 請求項1に記載のチューブイントロデューサであって、第2状態において、前記イントロデューサ(302,402)が、前記チューブ内部を把持するよう伸張することを特徴とする、チューブイントロデューサ。
  6. 請求項5に記載のチューブイントロデューサであって、第2状態において、前記イントロデューサ(302,402)が、その患者側端部(320)に向かう領域内においてのみ伸張することを特徴とする、チューブイントロデューサ。
  7. 請求項5又は6に記載のチューブイントロデューサであって、前記イントロデューサ(302)が、患者側端部(320)に向かう複数の把持リング(328)を有し、第2状態において、前記把持リングが直径に亘って伸張することを特徴とする、チューブイントロデューサ。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のチューブイントロデューサであって、前記イントロデューサ(2,302,402)が、チューブ(1)の患者側端から突出するように配置されたテーパー患者側端部(21,321,421)を備え、前記イントロデューサ内において前記チューブは、該チューブの体内へのガイド挿入を補助するよう挿入されることを特徴とする、チューブイントロデューサ。
  9. チューブの機械側端部から医療外科用チューブのボア内に挿入するために用いられるチューブイントロデューサであって、該イントロデューサ(302,402)が、患者側端部(320,420)に向かって、その長さに沿う少なくとも一部の領域を有し、前記患者側端部が、前記イントロデューサ(302,402)を前記チューブから出し入れ可能とする第1寸法から、領域の少なくとも一部(328,407)の外部が、前記イントロデューサと前記チューブとの間の相対動作に対抗するようチューブの内部を把持可能とするより大きい寸法を有する第2寸法に選択的に可変である外形寸法を備えることを特徴とする、チューブイントロデューサ。
  10. 医療外科用チューブのボア内に挿入するために用いられ、前記チューブの患者側端部に向かって実質的に伸張する患者側端部と、前記チューブの機械側端部から外側に突出するよう用いられる機械側端部とを備えるチューブイントロデューサであって、前記イントロデューサ(302,402)が前記チューブの内部を前記チューブの患者側端部付近にて把持するよう選択的に構成されることで、前記イントロデューサの機械側端部を押し、前記チューブを前記患者側端部から前記本体キャビティに牽引することで、前記チューブ及び前記イントロデューサを本体キャビティに挿入可能とすることを特徴とする、チューブイントロデューサ。
  11. 請求項5〜10のいずれか一項に記載のチューブイントロデューサであって、前記イントロデューサが、2つの伸張要素(326及び327,403及び404)を備え、該伸張要素が、前記イントロデューサ(302,402)をチューブに出し入れ可能な第1位置から、前記イントロデューサの少なくとも一部が前記チューブの内部を把持する第2位置まで相対移動可能であることを特徴とする、チューブイントロデューサ。
  12. 請求項11に記載のチューブイントロデューサであって、2つの伸張要素がアウタースリーブ(326,403)と、インナー伸張要素(327及び404)とを備え、前記インナー伸張要素が、前記アウタースリーブに対して長手方向に変位可能であって、第1位置において、前記アウタースリーブの少なくとも一部(328,407)が前記チューブの内径よりも小さい第1直径を有し、第2位置において、前記アウタースリーブの一部が前記チューブの内部を把持するのに十分な、より大きな第2直径を有することを特徴とする、チューブイントロデューサ。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の医療外科用チューブ(1)と、チューブイントロデューサ(2,302,402)のアセンブリであって、前記イントロデューサは、前記チューブ内に挿入可能であり、その際に前記イントロデューサの患者側端部(21,321,421)は前記チューブの患者側端部(10)に位置し、前記イントロデューサの機械側端部(22,322)は前記チューブの機械側端部にアクセス可能に配置されることを特徴とする、アセンブリ。
  14. 請求項13に記載のアセンブリであって、前記チューブが、気管切開チューブ(1)であることを特徴とする、アセンブリ。
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