本発明は、通信分野に関し、特に、情報送信方法、デバイス、及びシステムに関する。
無線通信システムにおいて、情報が送信される前に、通常、スクランブルシーケンスを用いて情報をスクランブルする。スクランブルシーケンスは、送信された情報に含まれるタイムスロットの、タイムスロットシーケンスナンバー(Slot Number)などのパラメータに従って、生成される。概して、情報は、データフレームを単位として用いることによって、送信される。1つのデータフレームは、10のサブフレームを含み、1つのサブフレームは、2つのタイムスロットを含む。従って、1つのデータフレームには合計20のタイムスロットがある。送信側がタイムスロットにおいてデータを送信し、そのタイムスロットのタイムスロットシーケンスナンバーに従って生成されたスクランブルコードシーケンスは、情報をスクランブルするために用いられる。
情報が送信されるとき、データがライセンスキャリア上で送信される場合、ライセンスキャリアが専用のものなので、送信されるデータフレームが連続的なもので、タイムスロットシーケンスナンバーも連続的なものであり、データがアンライセンスキャリア上で送信される場合、アンライセンスキャリアが公衆用のものなので、使用するためにアンライセンスキャリアを占有する必要があり、アンライセンスキャリアを占有する時点がランダムである。従って、アンライセンスキャリア上でデータフレームを送信するための送信時点がランダムで、かつ、非連続的であり、データを送信するためのタイムスロットがランダムである。すなわち、タイムスロットシーケンスナンバーもランダムであり、特定のタイムスロット上で保持されている情報のスクランブルシーケンスもランダムであり、これにより、受信側は、情報をデスクランブルすることができない。
本発明の実施形態は、情報送信方法、デバイス、及びシステムを提供し、これにより、アンライセンススペクトルを占有してデータを送信するとき、受信側は、正確なシーケンスナンバーを取得できず、情報をデスクランブルすることができないといった従来技術の問題を解決する。
前述の目的を達成するために、以下の技術的解決手段が、本発明の実施形態において用いられる。
第1の態様によれば、情報送信方法が提供され、方法は、第1デバイスによって、第1スクランブルコードシーケンスに従って、アンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されている第1データをスクランブルする段階であって、第1データは、第1デバイスによって第2デバイスに送信されるデータであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上の第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成される、段階と、第1デバイスによって、スクランブルされた第1データを第2デバイスに送信する段階とを備える。
第1の態様に関連して、第1の態様の第1の可能な実施例において、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースを含む。
第1の態様の第1の可能な実施例に関連して、第1の態様の第2の可能な実施例において、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースと同じである。
第1の態様に関連して、第1の態様の第3の可能な実施例において、第1値は、予め設定した値、第1デバイスによって決定された値、又は第三者によって決定された値である。
第1の態様の第3の可能な実施例に関連して、第1の態様の第4の可能な実施例において、第1値は、第1デバイスによって決定された値であり、方法は、第1デバイスによって、第1値を第2デバイスに送信する段階をさらに備える。
第1の態様から第1の態様の第4の可能な実施例の何れか1つに関連して、第1の態様の第5の可能な実施例において、第1時間リソースは、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットであり、第2時間リソースは、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットである。
第1の態様から第1の態様の第5の可能な実施例の何れか1つに関連して、第1の態様の第6の可能な実施例において、第1時間リソースは、第1サブフレームであり、第1サブフレームは、N個の直交周波数分割多重方式OFDMシンボルを含み、N個のOFDMシンボルは、1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルであり、M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
第1の態様から第1の態様の第5の可能な実施例の何れか1つに関連して、第1の態様の第7の可能な実施例において、第1時間リソースは、第1タイムスロットであり、第1タイムスロットは、第1サブフレームに属し、第1サブフレームは、N個のOFDMシンボルを含み、NがM/2より大きい場合、第1タイムスロットは、N個のOFDMシンボルのうち最初のN−M/2個のOFDMシンボルを含み、Mは1つの完全なサブフレームに含まれるOFDMシンボルの数であり、M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
第2の態様によれば、情報送信方法が提供され、方法は、第1デバイスによって送信された、スクランブルされた第1データを第2デバイスによって受信する段階と、第2デバイスによって、第1スクランブルコードシーケンスに従って、第1データをデスクランブルする段階であって、第1データはアンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されているものであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上の第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成される、段階とを備える。
第2の態様に関連して、第2の態様の第1の可能な実施例において、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースを含む。
第2の態様の第1の可能な実施例に関連して、第2の態様の第2の可能な実施例において、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースと同じである。
第2の態様に関連して、第2の態様の第3の可能な実施例において、第1値は、予め設定した値、第1デバイスによって決定された値、又は第三者によって決定された値である。
第2の態様の第3の可能な実施例に関連して、第2の態様の第4の可能な実施例において、第1値は、第1デバイスによって決定された値であり、方法は、第1デバイスによって送信された第1値を第2デバイスによって受信する段階をさらに備える。
第2の態様から第2の態様の第4の可能な実施例の何れか1つに関連して、第2の態様の第5の可能な実施例において、第1時間リソースは、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットであり、第2時間リソースは、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットである。
第2の態様から第2の態様の第5の可能な実施例の何れか1つに関連して、第2の態様の第6の可能な実施例において、第1時間リソースは、第1サブフレームであり、第1サブフレームは、N個の直交周波数分割多重方式OFDMシンボルを含み、N個のOFDMシンボルは1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルであり、M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
第2の態様から第2の態様の第5の可能な実施例の何れか1つに関連して、第2の態様の第7の可能な実施例において、第1時間リソースは、第1タイムスロットであり、第1タイムスロットは、第1サブフレームに属し、第1サブフレームは、N個のOFDMシンボルを含み、NがM/2より大きい場合、第1タイムスロットは、N個のOFDMシンボルのうち最初のN−M/2個のOFDMシンボルを含み、Mは1つの完全なサブフレームに含まれるOFDMシンボルの数であり、M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
第3の態様によれば、第1デバイスが提供され、第1スクランブルコードシーケンスに従って、アンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されている第1データをスクランブルするよう構成されるスクランブル部であって、第1データは、第1デバイスによって第2デバイスに送信されるデータであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上の第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成される、スクランブル部と、スクランブル部によってスクランブルされた第1データを第2デバイスに送信するよう構成される送信部とを備える。
第3の態様に関連して、第3の態様の第1の可能な実施例において、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースを含む。
第3の態様の第1の可能な実施例に関連して、第3の態様の第2の可能な実施例において、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースと同じである。
第3の態様に関連して、第3の態様の第3の可能な実施例において、第1値は、予め設定した値、第1デバイスによって決定された値、又は第三者によって決定された値である。
第3の態様の第3の可能な実施例に関連して、第3の態様の第4の可能な実施例において、第1値は、第1デバイスによって決定された値であり、送信部は、第1値を第2デバイスに送信するようさらに構成される。
第3の態様から第3の態様の第4の可能な実施例の何れか1つに関連して、第3の態様の第5の可能な実施例において、第1時間リソースは、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットであり、第2時間リソースは、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットである。
第3の態様から第3の態様の第5の可能な実施例の何れか1つに関連して、第3の態様の第6の可能な実施例において、第1時間リソースは、第1サブフレームであり、第1サブフレームは、N個の直交周波数分割多重方式OFDMシンボルを含み、N個のOFDMシンボルは、1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルであり、M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
第3の態様から第3の態様の第5の可能な実施例の何れか1つに関連して、第3の態様の第7の可能な実施例において、第1時間リソースは、第1タイムスロットであり、第1タイムスロットは第1サブフレームに属し、第1サブフレームは、N個のOFDMシンボルを含み、NがM/2より大きい場合、第1タイムスロットは、N個のOFDMシンボルのうち最初のN−M/2個のOFDMシンボルを含み、Mは1つの完全なサブフレームに含まれるOFDMシンボルの数であり、M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
第4の態様によれば、第2デバイスが提供され、該デバイスは、第1デバイスによって送信された、スクランブルされた第1データを受信するよう構成される受信部と、第1スクランブルコードシーケンスに従って、受信部によって受信された第1データをデスクランブルするよう構成されるデスクランブル部とを備え、第1データは、アンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されているものであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上の第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成される。
第4の態様に関連して、第4の態様の第1の可能な実施例において、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースを含む。
第4の態様の第1の可能な実施例に関連して、第4の態様の第2の可能な実施例において、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースと同じである。
第4の態様に関連して、第4の態様の第3の可能な実施例において、第1値は、予め設定した値、第1デバイスによって決定された値、又は第三者によって決定された値である。
第4の態様の第3の可能な実施例に関連して、第4の態様の第4の可能な実施例において、第1値は、第1デバイスによって決定された値であり、受信部は、第1デバイスによって送信された第1値を受信するようさらに構成される。
第4の態様から第4の態様の第4の可能な実施例の何れか1つに関連して、第4の態様の第5の可能な実施例において、第1時間リソースは、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットであり、第2時間リソースは、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットである。
第4の態様から第4の態様の第5の可能な実施例の何れか1つに関連して、第4の態様の第6の可能な実施例において、第1時間リソースは、第1サブフレームであり、第1サブフレームは、N個の直交周波数分割多重方式OFDMシンボルを含み、N個のOFDMシンボルは、1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルであり、M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
第4の態様から第4の態様の第5の可能な実施例の何れか1つに関連して、第4の態様の第7の可能な実施例において、第1時間リソースは第1タイムスロットであり、第1タイムスロットは、第1サブフレームに属し、第1サブフレームは、N個のOFDMシンボルを含み、NがM/2より大きい場合、第1タイムスロットは、N個のOFDMシンボルのうち最初のN−M/2個のOFDMシンボルを含み、Mは1つの完全なサブフレームに含まれるOFDMシンボルの数であり、M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
第5の態様によれば、第1デバイスが提供され、該デバイスは、プロセッサ、メモリ、バス、及び送信機を備え、プロセッサ、メモリ、及び送信機は、バスを用いることによって相互接続され、プロセッサは、第1スクランブルコードシーケンスに従って、アンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されている第1データをスクランブルするよう構成され、第1データは、第1デバイスによって第2デバイスに送信されるデータであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成され、送信機は、プロセッサによってスクランブルされた第1データを第2デバイスに送信するよう構成される。
第5の態様に関連して、第5の態様の第1の可能な実施例において、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースを含む。
第5の態様の第1の可能な実施例に関連して、第5の態様の第2の可能な実施例において、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースと同じである。
第5の態様に関連して、第5の態様の第3の可能な実施例において、第1値は、予め設定した値、第1デバイスによって決定された値、又は第三者によって決定された値である。
第5の態様の第3の可能な実施例に関連して、第5の態様の第4の可能な実施例において、第1値は、第1デバイスによって決定された値であり、送信機は、第1値を第2デバイスに送信するようさらに構成される。
第5の態様から第5の態様の第4の可能な実施例の何れか1つに関連して、第5の態様の第5の可能な実施例において、第1時間リソースは、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットであり、第2時間リソースは、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットである。
第5の態様から第5の態様の第5の可能な実施例の何れか1つに関連して、第5の態様の第6の可能な実施例において、第1時間リソースは、第1サブフレームであり、第1サブフレームは、N個の直交周波数分割多重方式OFDMシンボルを含み、N個のOFDMシンボルは、1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルを含み、M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
第5の態様から第5の態様の第5の可能な実施例の何れか1つに関連して、第5の態様の第7の可能な実施例において、第1時間リソースは、第1タイムスロットであり、第1タイムスロットは、第1サブフレームに属し、第1サブフレームは、N個のOFDMシンボルを含み、NがM/2より大きい場合、第1タイムスロットは、N個のOFDMシンボルのうち最初のN−M/2個のOFDMシンボルを含み、Mは1つの完全なサブフレームに含まれるOFDMシンボルの数であり、M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
第6の態様によれば、第2デバイスが提供され、該デバイスは、プロセッサ、メモリ、バス、及び受信機を備え、プロセッサ、メモリ、及び受信機は、バスを用いることによって、相互接続され、受信機は、第1デバイスによって送信された、スクランブルされた第1データを受信するよう構成され、プロセッサは、第1スクランブルコードシーケンスに従って、受信機によって受信された第1データをデスクランブルするよう構成され、第1データは、アンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されているものであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上の第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成される。
第6の態様に関連して、第6の態様の第1の可能な実施例において、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースを含む。
第6の態様の第1の可能な実施例に関連して、第6の態様の第2の可能な実施例において、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースと同じである。
第6の態様に関連して、第6の態様の第3の可能な実施例において、第1値は、予め設定した値、第1デバイスによって決定された値、又は第三者によって決定された値である。
第6の態様の第3の可能な実施例に関連して、第6の態様の第4の可能な実施例において、第1値は、第1デバイスによって決定された値であり、受信機は、第1デバイスによって送信された第1値を受信するようさらに構成される。
第6の態様から第6の態様の第4の可能な実施例の何れか1つに関連して、第6の態様の第5の可能な実施例において、第1時間リソースは、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットであり、第2時間リソースは、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットである。
第6の態様から第6の態様の第5の可能な実施例の何れか1つに関連して、第6の態様の第6の可能な実施例において、第1時間リソースは、第1サブフレームであり、第1サブフレームは、N個の直交周波数分割多重方式OFDMシンボルを含み、N個のOFDMシンボルは、1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルであり、M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
第6の態様から第6の態様の第5の可能な実施例の何れか1つに関連して、第6の態様の第7の可能な実施例において、第1時間リソースは、第1タイムスロットであり、第1タイムスロットは、第1サブフレームに属し、第1サブフレームは、N個のOFDMシンボルを含み、NがM/2より大きい場合、第1タイムスロットは、N個のOFDMシンボルのうち最初のN−M/2個のOFDMシンボルを含み、Mは1つの完全なサブフレームに含まれるOFDMシンボルの数であり、M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
第7の態様によれば、無線通信システムが提供され、該システムは、第1デバイス及び第2デバイスを備え、第1デバイスは、第3の態様又は第1の態様の複数の可能な実施例のうち何れか1つに係る第1デバイスであり、第2デバイスは、第4の態様又は第4の態様の複数の可能な実施例のうち何れか1つに係る第2デバイスであり、又は、第1デバイスは、第5の態様又は第5の態様の複数の可能な実施例のうち何れか1つに係る第1デバイスであり、第2デバイスは、第6の態様又は第6の態様の複数の可能な実施例のうち何れか1つに係る第2デバイスである。
本発明の実施形態に提供される情報送信方法、デバイス、及びシステムにおいて、第1デバイスは、第1スクランブルコードシーケンスに従って、アンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されている第1データをスクランブルし、第1データは、第1デバイスによって第2デバイスに送信されるデータであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上の第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成され、第1デバイスは、スクランブルされた第1データを第2デバイスに送信する。従って、アンライセンススペクトルを占有してデータを送信するとき、受信側は正確なシーケンスナンバーを取得できず、情報をデスクランブルすることができないといった従来技術の問題が解決される。
本発明の実施形態における、又は従来技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下では、実施形態を説明するために必要とされる添付図面を簡潔に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は単に本発明のいくつかの実施形態を示しており、当業者であれば、創造的努力なく、これらの添付図面から他の図面をさらに導き出し得る。
本発明の実施形態に係る情報送信方法の模式的なフローチャートである。
本発明の実施形態に係る時間リソースのシーケンスナンバーの概略図である。
本発明の実施形態に係る時間リソースの模式的な構造図である。
本発明の別の実施形態に係る情報送信方法の模式的なフローチャートである。
本発明の実施形態に係る第1デバイスの模式的な構造図である。
本発明の実施形態に係る第2デバイスの模式的な構造図である。
本発明の別の実施形態に係る第1デバイスの模式的な構造図である。
本発明の別の実施形態に係る第2デバイスの模式的な構造図である。
本発明の実施形態に係る無線通信システムの模式的な構造図である。
以下では、本発明の実施形態における技術的解決手段を、本発明の実施形態の添付図面に関連して明確かつ十分に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本発明の実施形態の一部に過ぎず、全てではない。本発明の実施形態に基づいて、当業者によって創造的努力なく取得される全ての他の実施形態は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
本発明の実施形態の技術的解決手段は、グローバルシステム・フォー・モバイルコミュニケーションズ(Global System of Mobile communication,GSM(登録商標))、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access,CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access,WCDMA(登録商標))システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service,GPRS)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)システム、LTE周波数分割デュプレックス(Frequency Division Duplex,FDD)システム、LTE時分割デュプレックス(Time Division Duplex,TDD)システム、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(Universal Mobile Telecommunication System,UMTS)、ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブアクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access, WiMAX)通信システムなどの様々な通信システムに適用され得ることが、理解されるべきである。
本発明の実施形態において、ユーザ機器(英語全表記:User Equipment、略してUE)は、移動局(英語全表記:Mobile Station、略してMS)、移動端末(Mobile Terminal)、携帯電話(Mobile Telephone)、ハンドセット(handset)、ポータブル機器(portable equipment)、及び同様のものを含むが、それらに限定されるものではないことが理解されるべきである。ユーザ機器は、無線アクセスネットワーク(英語全表記:Radio Access Network、略してRAN)を用いることによって、1つ又は複数のコアネットワークと通信してよい。例えば、ユーザ機器は、携帯電話(又は「セルラ」電話と称され)、無線通信機能を有するコンピュータ、又は同様のものであってよく、又は、ユーザ機器はさらに、ポータブル、ポケットサイズ、ハンドヘルド、コンピュータビルトイン、又は車載の移動装置であってよい。
本発明の実施形態において、デバイスはさらに、GSM(登録商標)又はCDMAにおける基地局(英語全表記:Base Transceiver Station、略してBTS)であってよく、又は、WCDMA(登録商標)における基地局(NodeB)であってよく、又は、LTEにおける進化型NodeB(英語全表記:evolved Node B、略してeNB又はe−NodeB)であってよく、本発明においてこれは限定されるものではない。
本発明の実施形態において、「第1」及び「第2」という用語は単に、区別のために用いられており、本発明の実施形態において限定として用いられるものではないことが理解されるべきである。
本発明の一実施形態が、情報送信方法を提供する。好ましくは、該方法は、LTE(Long Term Evolution、ロングタームエボリューション)システムに適用される。もちろん、方法は、別の無線ネットワークシステムにも適用され得る。図1を参照すると、方法は、以下の段階を備える。
101.第1デバイスが、第1スクランブルコードシーケンスに従って、アンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されている第1データをスクランブルする。
第1データは、第1デバイスによって第2デバイスに送信されるデータであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上の第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成される。すなわち、ライセンスキャリア上のシーケンスナンバーは従って、アンライセンスキャリア上のシーケンスナンバーとして機能し得る。アンライセンスキャリア上の時間リソースとライセンスキャリア上の時間リソースとの間の対応関係は、予め設定した規則に従って画定されてよく、本発明においてこれは限定されるものではない。
任意選択的に、第1時間リソースは、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットであってよい。第2時間リソースはまた、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットであってよい。
任意選択的に、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースを含む。この場合、好ましくは、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースと同じである。
図2に示されているように、図2において、ライセンスキャリア上のシーケンスナンバーがnである時間リソースと、アンライセンスキャリア上の第1時間リソースとが、同じ時間ドメインリソースを含み、nは、第1時間リソースのシーケンスナンバーとして機能する。ライセンスキャリア上のシーケンスナンバーがn+1である時間リソースと、アンライセンスキャリア上の第2時間リソースとが、同じ時間ドメインリソースを含み、n+1は、第2時間リソースのシーケンスナンバーとして機能し、等など。
加えて、任意選択的に、第1値は、予め設定した値であってよく、又は、第1デバイスによって決定された値、又は第三者によって決定された値であってよい。第1値は、固定値、又は予め設定したアルゴリズムに従って変動する値であってよい。さらに任意選択的に、第1値が第1デバイスによって決定された値である場合、第1デバイスは、第1値を第2デバイスに送信し、これにより、第2デバイスは、第1スクランブルコードシーケンスを取得し、第1時間リソース上で保持されている第1データをデスクランブルする。好ましくは、第1値は、セル識別(Cell Identity)であってよく、又は、第1値は、セル識別に従って生成される変数、又は固定値であってよい。もちろん、第1値はまた、予め設定した値であってよく、第2デバイスに送信される必要がない。
任意選択的に、アンライセンススペクトルが占有されているシナリオが適用される。アンライセンススペクトルを占有している場合、第1デバイスは、アンライセンスキャリア上のリソースを用いてデータを送信する。この場合、第1時間リソースが第1サブフレームであることが、説明の例として用いられている。第1サブフレームは、N個のOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing,直交周波数分割多重方式)シンボルを含む。N個のOFDMシンボルが1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルである場合、すなわち、第1サブフレームが1つの完全なサブフレームではない場合、1つの完全なサブフレームにおけるOFDMシンボルは、前方から後方へスケジューリングされる。M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。好ましくは、Mは12又は14である。
あるいは、任意選択的に、第1時間リソースは、第1タイムスロットである。第1タイムスロットは、第1サブフレームに属し、第1サブフレームは、N個のOFDMシンボルを含む。NがM/2より大きい場合、第1タイムスロットは、N個のOFDMシンボルのうち最初のN−M/2個のOFDMシンボルを含む。Mは1つの完全なサブフレームに含まれるOFDMシンボルの数である。M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。1つのサブフレームは2つの時間リソースを含むので、第1サブフレームがN個のOFDMシンボルを含むとき、仮にMが14であるとし、Nが7より大きい場合、N個のOFDMシンボルのうち最初の(N−7)個のOFDMシンボルは第1値に対応し、すなわち、N個のOFDMシンボルのうち最初の(N−7)個のOFDMシンボルは第1時間リソースとして機能し、N個のOFDMシンボルのうち後ろの7個のOFDMシンボルは第2シーケンスナンバーに対応し、すなわち、後ろの7個のOFDMシンボルは第2時間リソースとして機能し、仮にMが12であるとして、Nが6より大きい場合、N個のOFDMシンボルのうち最初の(N−6)個のOFDMシンボルは第1値に対応し、N個のOFDMシンボルのうち後ろの6個のOFDMシンボルは第2シーケンスナンバーに対応する。図3に示されているように、Nが10であってMが14であることが、図3において例として用いられている。最初の3つのOFDMシンボルは、第1時間リソースとして機能し、後ろの7個のOFDMシンボルは、第2時間リソースとして機能する。
102.第1デバイスは、スクランブルされた第1データを第2デバイスに送信する。
任意選択的に、第1デバイスは、基地局であってよく、第2デバイスは、ユーザ機器であってよい。もちろん、ここでの説明は例に過ぎず、これは、本発明がそれに限定されるものであることを表しているわけではない。
本発明のこの実施形態において提供されている情報送信方法において、第1デバイスが、第1スクランブルコードシーケンスに従って、アンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されている第1データをスクランブルし、第1データは、第1デバイスによって第2デバイスに送信されるデータであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上の第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成され、第1デバイスは、スクランブルされた第1データを第2デバイスに送信する。従って、アンライセンススペクトルを占有してデータを送信するとき、受信側は正確なシーケンスナンバーを取得できず、情報をデスクランブルすることができないといった従来技術の問題が解決される。
図1に対応する前述の実施形態に関連して、本発明の別の実施形態は、情報送信方法を提供する。方法は、図1に対応する実施形態における受信側の方法である。図4を参照すると、方法は、以下の段階を備える。
401.第2デバイスが、第1デバイスによって送信された、スクランブルされた第1データを受信する。
任意選択的に、第1デバイスは、基地局であってよく、第2デバイスは、ユーザ機器であってよい。もちろん、ここでの説明は例に過ぎず、これは、本発明がそれに限定されるものであることを表しているわけではない。
402.第2デバイスは、第1スクランブルコードシーケンスに従って、第1データをデスクランブルする。
第1データは、アンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されているものであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上の第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成される。すなわち、ライセンスキャリア上のシーケンスナンバーは従って、アンライセンスキャリア上のシーケンスナンバーとして機能し得る。アンライセンスキャリア上の時間リソースと、ライセンスキャリア上の時間リソースとの間の対応関係が、予め設定した規則に従って画定されてよく、本発明においてこれは限定されるものではない。
任意選択的に、第1時間リソースは、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットであってよい。第2時間リソースも、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットであってよい。
任意選択的に、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースを含む。この場合、好ましくは、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースと同じである。
加えて、任意選択的に、第1値は、予め設定した値であってよく、又は第1デバイスによって決定された値、又は第三者によって決定された値であってよい。第1値は、固定値、又は予め設定したアルゴリズムに従って変動する値であってよい。さらに任意選択的に、第1値が第1デバイスによって決定された値である場合、第2デバイスは、第1デバイスによって送信された第1値を受信し、第1スクランブルコードシーケンスを取得して第1時間リソース上で保持されている第1データをデスクランブルする。好ましくは、第1値は、セル識別(Cell Identity)であってよく、又は、第1値は、セル識別に従って生成される変数、又は固定値であってよい。もちろん、第1値はまた、予め設定した値であってよく、第2デバイスに送信される必要がない。
任意選択的に、アンライセンススペクトルが占有されているシナリオが適用される。アンライセンススペクトルを占有している場合、第1デバイスは、アンライセンスキャリア上のリソースを用いてデータを送信する。この場合、第1時間リソースが第1サブフレームであることが、説明のための例として用いられる。第1サブフレームは、N個のOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing,直交周波数分割多重方式)シンボルを含む。N個のOFDMシンボルが、1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルである場合、すなわち、第1サブフレームが1つの完全なサブフレームではない場合、1つの完全なサブフレームにおけるOFDMシンボルは、前方から後方へスケジューリングされる。M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。好ましくは、Mは12又は14である。
あるいは、任意選択的に、第1時間リソースは、第1タイムスロットである。第1タイムスロットは、第1サブフレームに属し、第1サブフレームは、N個のOFDMシンボルを含む。NがM/2より大きい場合、第1タイムスロットは、N個のOFDMシンボルのうち最初のN−M/2個のOFDMシンボルを含む。Mは、1つの完全なサブフレームに含まれるOFDMシンボルの数である。M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。1つのサブフレームは2つの時間リソースを含むので、第1サブフレームがN個のOFDMシンボルを含むとき、仮にMが14であるとし、Nが7より大きい場合、N個のOFDMシンボルのうち最初の(N−7)個のOFDMシンボルは第1値に対応し、すなわち、N個のOFDMシンボルのうち最初の(N−7)個のOFDMシンボルは第1時間リソースとして機能し、N個のOFDMシンボルのうち後ろの7個のOFDMシンボルは第2シーケンスナンバーに対応し、すなわち、後ろの7個のOFDMシンボルは第2時間リソースとして機能し、仮にMが12であるとし、Nが6より大きい場合、N個のOFDMシンボルのうち最初の(N−6)個のOFDMシンボルは第1値に対応し、N個のOFDMシンボルのうち後ろの6個のOFDMシンボルは第2シーケンスナンバーに対応する。図3に示されているように、Nが10であってMが14であることが、図3において例として用いられている。最初の3つのOFDMシンボルは、第1時間リソースとして機能し、後ろの7個のOFDMシンボルは、第2時間リソースとして機能する。
本発明のこの実施形態において提供される情報送信方法において、第2デバイスが、第1デバイスによって送信された、スクランブルされた第1データを受信し、第2デバイスは、第1スクランブルコードシーケンスに従って、第1データをデスクランブルする。第1データは、アンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されているものであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上の第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成される。従って、アンライセンススペクトルを占有してデータを送信するとき、受信側は、正確なシーケンスナンバーを取得できず、情報をデスクランブルすることができないといった従来技術の問題が解決される。
図1に対応する前述の実施形態に基づき、本発明の一実施形態は、図1に対応する前述の実施形態において説明されている情報送信方法を実行するよう構成される第1デバイスを提供する。図5を参照すると、第1デバイス50は、スクランブル部501及び送信部502を含む。
スクランブル部501は、第1スクランブルコードシーケンスに従って、アンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されている第1データをスクランブルするよう構成され、第1データは、第1デバイスによって第2デバイスに送信されるデータであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上の第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成される。
送信部502は、スクランブル部501によってスクランブルされた第1データを、第2デバイスに送信するよう構成される。
任意選択的に、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースを含む。さらに任意選択的に、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースと同じである。
任意選択的に、第1値は、予め設定した値、第1デバイスによって決定された値、又は第三者によって決定された値である。
さらに任意選択的に、第1値が第1デバイスによって決定された値である場合、送信部502は、第1値を第2デバイスに送信するようさらに構成される。
任意選択的に、第1時間リソースは、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットであってよく、第2時間リソースも、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットであってよい。
任意選択的に、適用シナリオにおいて、第1時間リソースは第1サブフレームである。第1サブフレームは、N個の直交周波数分割多重方式OFDMシンボルを含み、N個のOFDMシンボルは、1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルである。M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
あるいは、任意選択的に、別の適用シナリオにおいて、第1時間リソースは、第1タイムスロットである。第1タイムスロットは、第1サブフレームに属し、第1サブフレームは、N個のOFDMシンボルを含む。NがM/2より大きい場合、第1タイムスロットは、N個のOFDMシンボルのうち最初のN−M/2個のOFDMシンボルを含む。Mは、1つの完全なサブフレームに含まれるOFDMシンボルの数である。M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
本発明のこの実施形態において提供されている第1デバイスは、第1スクランブルコードシーケンスに従って、アンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されている第1データをスクランブルし、第1データは、第1デバイスによって第2デバイスに送信されるデータであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上の第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成され、第1デバイスは、スクランブルされた第1データを第2デバイスに送信する。従って、アンライセンススペクトルを占有してデータを送信するとき、受信側は、正確なシーケンスナンバーを取得できず、情報をデスクランブルすることができないといった従来技術の問題が解決される。
図4に対応する前述の実施形態に基づき、本発明の一実施形態は、図4に対応する前述の実施形態において説明されている情報送信方法を実行するよう構成される第2デバイスを提供する。図6を参照すると、第1デバイス60は、デスクランブル部601及び受信部602を含む。
受信部602は、第1デバイスによって送信された、スクランブルされた第1データを受信するよう構成される。
デスクランブル部601は、第1スクランブルコードシーケンスに従って、受信部601によって受信された第1データをデスクランブルするよう構成され、第1データは、アンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されているものであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上の第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成される。
任意選択的に、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースを含む。さらに任意選択的に、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソース同じである。
任意選択的に、第1値は、予め設定した値、第1デバイスによって決定された値、又は第三者によって決定された値である。
さらに任意選択的に、第1値が第1デバイスによって決定された値である場合、受信部601は、第1デバイスによって送信された第1値を受信するようさらに構成される。
任意選択的に、第1時間リソースは、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットであってよく、第2時間リソースも、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットであってよい。
任意選択的に、適用シナリオにおいて、第1時間リソースは、第1サブフレームである。第1サブフレームは、N個の直交周波数分割多重方式OFDMシンボルを含み、N個のOFDMシンボルは、1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルである。M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
あるいは、任意選択的に、別の適用シナリオにおいて、第1時間リソースは、第1タイムスロットである。第1タイムスロットは、第1サブフレームに属し、第1サブフレームは、N個のOFDMシンボルを含む。NがM/2より大きい場合、第1タイムスロットは、N個のOFDMシンボルのうち最初のN−M/2個のOFDMシンボルを含む。Mは、1つの完全なサブフレームに含まれるOFDMシンボルの数である。M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
本発明のこの実施形態において提供されている第2デバイスは、第1デバイスによって送信された、スクランブルされた第1データを受信し、第2デバイスは、第1スクランブルコードシーケンスに従って、第1データをデスクランブルする。第1データは、アンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されているものであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上の第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成される。従って、アンライセンススペクトルを占有してデータを送信するとき、受信側は、正確なシーケンスナンバーを取得できず、情報をデスクランブルすることができないといった従来技術の問題が解決される。
図1に対応する前述の実施形態に基づき、本発明の別の実施形態は、図1に対応する前述の実施形態において説明されている情報送信方法を実行するよう構成される第1デバイスを提供する。図7を参照すると、第1デバイス70は、少なくとも1つのプロセッサ701と、メモリ702と、バス703と、送信機704とを含む。少なくとも1つのプロセッサ701、メモリ702、及び送信機704は、バス703を用いることによって、互いに接続され、互いと通信する。
バス703は、ISA(IndustryStandard Architecture,業界標準アーキテクチャ)バス、PCI(Peripheral Component,周辺構成要素相互接続)バス、EISA(Extended Industry Standard Architecture,拡張型業界標準アーキテクチャ)バス、又は同様のものであってよい。バス703は、アドレスバス、データバス、制御バス、及び同様のものに分類されてよい。例示の簡易さのために、図7において、バスを表すために1本の太線のみが用いられている。しかしながら、これは、1つのバスのみ、又は一種類のバスのみが存在することを意味するものではない。
メモリ702は、本発明の解決手段を実行するアプリケーションプログラムコードを格納するよう構成される。本発明の解決手段を実行するアプリケーションプログラムコードは、メモリに保存され、これらの実行は、プロセッサ701によって制御される。
メモリは、リードオンリメモリROM、又はスタティックな情報及び命令を格納し得る別の種類のスタティック記憶機器、又はランダムアクセスメモリRAM又は情報及び命令を格納し得る別の種類のダイナミック記憶機器であってよく、又は、電気的消去可能プログラマブル・リードオンリメモリEEPROM、コンパクトディスク・リードオンリメモリCD−ROM又は他のコンパクトディスク記憶装置、光ディスク記憶装置(コンパクトディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、ブルーレイディスク、及び同様のものを含み)、ディスク記憶媒体又は別の磁気記憶デバイス、又は予期されるプログラムコードを命令又はデータ構造形態に保持又は格納するために用いられることができ、コンピュータによってアクセスされることができる任意の他の媒体であってよい。しかしながら、本明細書においてこれは限定されるものではない。メモリは、バスを用いることによって、プロセッサに接続される。
プロセッサ701は、中央演算処理装置701(Central Processing Unit,略してCPU)、又は特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,略してASIC)、又は本発明のこの実施形態を実装するよう構成される1つ又は複数の集積回路であってよい。
プロセッサ701は、メモリ702におけるプログラムコードを呼び出すよう構成される。可能な実施例において、前述のアプリケーションプログラムがプロセッサ701によって実行される場合、以下の機能が実現される。
プロセッサ701は、第1スクランブルコードシーケンスに従って、アンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されている第1データをスクランブルするよう構成され、第1データは、第1デバイスによって、第2デバイスに送信されるデータであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上の第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成される。
送信機704は、プロセッサ701によってスクランブルされた第1データを、第2デバイスに送信するよう構成される。
任意選択的に、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースを含む。さらに任意選択的に、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースと同じである。
任意選択的に、第1値は、予め設定した値、第1デバイスによって決定された値、又は第三者によって決定された値である。
さらに任意選択的に、第1値が第1デバイスによって決定された値である場合、送信機704は、第1値を第2デバイスに送信するようさらに構成される。
任意選択的に、第1時間リソースは、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットであってよく、第2時間リソースも、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットであってよい。
任意選択的に、適用シナリオにおいて、第1時間リソースは、第1サブフレームである。第1サブフレームは、N個の直交周波数分割多重方式OFDMシンボルを含み、N個のOFDMシンボルは、1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルである。M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
あるいは、任意選択的に、別の適用シナリオにおいて、第1時間リソースは第1タイムスロットである。第1タイムスロットは、第1サブフレームに属し、第1サブフレームは、N個のOFDMシンボルを含む。NがM/2より大きい場合、第1タイムスロットは、N個のOFDMシンボルのうち最初のN−M/2個のOFDMシンボルを含む。Mは、1つの完全なサブフレームに含まれるOFDMシンボルの数である。M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
本発明のこの実施形態において提供されている第1デバイスは、第1スクランブルコードシーケンスに従って、アンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されている第1データをスクランブルし、第1データは、第1デバイスによって第2デバイスに送信されるデータであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上の第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成され、第1デバイスは、スクランブルされた第1データを第2デバイスに送信する。従って、アンライセンススペクトルを占有してデータを送信するとき、受信側は、正確なシーケンスナンバーを取得できず、情報をデスクランブルすることができないといった従来技術の問題が解決される。
図4に対応する前述の実施形態に基づき、本発明の一実施形態は、図4に対応する前述の実施形態において説明されている情報送信方法を実行するよう構成される第2デバイスを提供する。図8を参照すると、第2デバイス80は、少なくとも1つのプロセッサ801と、メモリ802と、バス803と、受信機804とを含む。少なくとも1つのプロセッサ801、メモリ802、及び受信機804は、バス803を用いることによって、互いに接続され通信する。
バス803は、ISA(Industry Standard Architecture、業界標準アーキテクチャ)バス、PCI(Peripheral Component、周辺構成要素相互接続)バス、EISA(Extended Industry Standard Architecture、拡張型業界標準アーキテクチャ)バス、又は同様のものであってよい。バス803は、アドレスバス、データバス、制御バス、及び同様のものに分類され得る。例示の簡易さのために、図8において、バスを表すために1本の太線のみが用いられている。しかしながら、これは、1つのバスのみ又は一種類のバスのみが存在することを意味するものではない。
メモリ802は、本発明の解決手段を実行するアプリケーションプログラムコードを格納するよう構成される。本発明の解決手段を実行するアプリケーションプログラムコードは、メモリに保存され、その実行は、プロセッサ801によって制御される。
メモリは、リードオンリメモリROM又はスタティックな情報及び命令を格納し得る別の種類のスタティック記憶機器、又はランダムアクセスメモリRAM又は情報及び命令を格納し得る別の種類のダイナミック記憶機器であってよく、又は、電気的消去可能プログラマブル・リードオンリメモリEEPROM、コンパクトディスク・リードオンリメモリCD−ROM、又は他のコンパクトディスク記憶装置、光ディスク記憶装置(コンパクトディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、ブルーレイディスク、及び同様のものを含み)、ディスク記憶媒体又は別の磁気記憶デバイス、又は予期されるプログラムコードを命令又はデータ構造形態に保持又は格納するために用いられることができ、コンピュータによってアクセスされることができる任意の他の媒体であってよい。しかしながら、本明細書においてこれは限定されるものではない。メモリは、バスを用いることによって、プロセッサに接続される。
プロセッサ801は、中央演算処理装置801(Central Processing Unit、略してCPU)、又は特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、略してASIC)、又は本発明のこの実施形態を実装するよう構成される1つ又は複数の集積回路であってよい。
プロセッサ801は、メモリ802におけるプログラムコードを呼び出すよう構成される。可能な実施例において、前述のアプリケーションプログラムがプロセッサ801によって実行されるとき、以下の機能が実現される。
受信機804は、第1デバイスによって送信された、スクランブルされた第1データを受信するよう構成される。
プロセッサ801は、第1スクランブルコードシーケンスに従って、受信部801によって受信された第1データをデスクランブルするよう構成され、第1データは、アンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されているものであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上の第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成される。
任意選択的に、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースを含む。さらに任意選択的に、第2時間リソースの時間ドメインリソースは、第1時間リソースの時間ドメインリソースと同じである。
任意選択的に、第1値は、予め設定した値、第1デバイスによって決定された値、又は第三者によって決定された値である。
さらに任意選択的に、第1値が第1デバイスによって決定された値である場合、受信部801は、第1デバイスによって送信された第1値を受信するようさらに構成される。
任意選択的に、第1時間リソースは、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットであってよく、第2時間リソースも、フレーム、サブフレーム、又はタイムスロットであってよい。
任意選択的に、適用シナリオにおいて、第1時間リソースは、第1サブフレームである。第1サブフレームは、N個の直交周波数分割多重方式OFDMシンボルを含み、N個のOFDMシンボルは、1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルである。M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
あるいは、任意選択的に、別の適用シナリオにおいて、第1時間リソースは、第1タイムスロットである。第1タイムスロットは、第1サブフレームに属し、第1サブフレームは、N個のOFDMシンボルを含む。NがM/2より大きい場合、第1タイムスロットは、N個のOFDMシンボルのうち最初のN−M/2個のOFDMシンボルを含む。Mは、1つの完全なサブフレームに含まれるOFDMシンボルの数である。M及びNは正の整数であり、M≧Nである。
本発明のこの実施形態において提供されている第2デバイスは、第1デバイスによって送信された、スクランブルされた第1データを受信し、第2デバイスは、第1スクランブルコードシーケンスに従って、第1データをデスクランブルする。第1データは、アンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されているものであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上の第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成される。従って、アンライセンススペクトルを占有してデータを送信するとき、受信側は、正確なシーケンスナンバーを取得できず、情報をデスクランブルすることができないといった従来技術の問題が解決される。
図1から図4に対応する前述の実施形態に基づき、本発明の実施形態は、図1から図4に対応する前述の実施形態において説明されている情報送信方法を実行するよう構成される無線通信システムを提供する。図9を参照すると、無線通信システム90は、第1デバイス901及び第2デバイス902を備える。
第1デバイス901は、図5に対応する実施形態において説明されている第1デバイスであり、第2デバイス902は、図6に対応する実施形態において説明されている第2デバイスである。
あるいは、第1デバイス901は、図7に対応する実施形態において説明されている第1デバイスであり、第2デバイス902は、図8に対応する実施形態において説明されている第2デバイスである。
本発明のこの実施形態において提供されている無線通信システムにおいて、アンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されている第1データが、第1スクランブルコードシーケンスに従って、スクランブルされ、第1データは、第1デバイスによって第2デバイスへ送信されるデータであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上の第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成され、第1デバイスは、スクランブルされた第1データを第2デバイスに送信する。従って、アンライセンススペクトルを占有してデータを送信するとき、受信側は、正確なシーケンスナンバーを取得できず、情報をデスクランブルすることができないといった従来技術の問題が解決される。
加えて、コンピュータ可読命令を含むコンピュータ可読媒体(又は媒質)がさらに提供され、コンピュータ可読命令は、媒体が実行されたとき、以下の動作を実行し、つまり、前述の実施形態の方法における段階101及び102又は段階401及び402の動作を実行する。
加えて、前述のコンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品がさらに提供される。
本明細書において言及されているシグナリングは、指示、情報、信号、メッセージ、又は同様のものを含むが、それらに限定されず、本明細書において限定されるものではないことに留意すべきである。
本明細書における「及び/又は」という用語は、関連対象物を説明するための関連関係のみを説明し、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、A及び/又はBは、以下の3つの場合、つまり、Aのみが存在すること、A及びBの両方が存在すること、及びBのみが存在することを表し得る。さらに、本明細書における「/」という記号は概して、関連対象物間で「又は」の関係を示す。
前述の処理のシーケンスナンバーは、本発明の様々な実施形態における実行順序を意味するものではないことが理解されるべきである。処理の実行順序は、処理の機能及び内部論理に従って決定されるべきであり、本発明の実施形態の実装処理上のいかなる制限として解釈されるべきではない。
本明細書に開示されている実施形態において説明されている例と組み合わせて、ユニット及びアルゴリズムの段階が、電子ハードウェア又はコンピュータ、ソフトウェア、及び電子ハードウェアの組み合わせによって実装され得ることについて、当業者であれば、認識するであろう。機能がハードウェアによって又はソフトウェアによって実行されるかは、技術的解決手段の特定の用途及び設計制約条件に依存する。当業者は、特定の用途ごとに説明されている機能を実装するよう異なる方法を使用してよいが、その実装は、本発明の範囲を越えるものとみなされるべきではない。
説明の簡便さ及び簡潔さの目的のために、前述のシステム、装置、及びユニットの詳細な作動プロセスについて、前述の方法の実施形態において対応するプロセスが参照されてよいことは、当業者であれば明確に理解され得て、その詳細は本明細書において説明されない。
本出願に提供されているいくつかの実施形態において、開示されているシステム、装置、及び方法は、他の方式において実装され得ることは理解されるべきである。例えば、説明されている装置の実施形態は単に例である。例えば、ユニットの分割は単に、論理機能の分割であり、実際の実装において他の分割であってよい。例えば、複数のユニット又は構成要素が組み合わせされ又は別のシステム内に統合されてよく、又はいくつかの特徴が無視され又は実行されなくてよい。さらに、表示され又は議論されている相互結合又は直接結合若しくは通信接続は、いくつかのインターフェースを用いることによって実装され得る。装置又はユニット間の間接結合又は通信接続は、電子、機械、又は他の形態で実装され得る。
別個の部分として説明されているユニットは、物理的に別個のものであってよく、そうでなくてもよく、ユニットとして表示されている部分は、物理的なユニットであっても、そうでなくてもよく、1つの位置に配置されてよく、又は複数のネットワークユニット上に分散されてよい。いくつかの又は全てのユニットは、実施形態の解決手段の目的を達成するために、実際の必要性に従って選択されてよい。
さらに、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニット内に統合されてよく、又は、それぞれのユニットは、物理的に単独で存在してよく、又は、2つ又はそれより多くのユニットは、1つのユニット内に統合される。
機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売され又は用いられる場合、該機能は、コンピュータ可読記憶媒体に格納され得る。そのような理解に基づき、本発明の技術的解決手段は本質的に、又は従来技術に寄与する部分、又は技術的解決手段のいくつかは、ソフトウェア製品の形態で実装され得る。ソフトウェア製品は、記憶媒体において格納され、(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイスであり得る)コンピュータデバイスを命令するためのいくつかの命令を含み、本発明の実施形態において説明されている方法の段階の全て又はいくつかを実行する。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリメモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、又は光ディスクなどのプログラムコードを格納することができる任意の媒体を含む。
前述の実施形態の説明によって、本発明は、ハードウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって実装され得ることは、当業者であれば、明確に理解するであろう。本発明がソフトウェアによって実装される場合、前述の機能は、コンピュータ可読媒体に格納されてよく、又は、コンピュータ可読媒体内の1つ又は複数の命令又はコードとして送信されてよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体及び通信媒体を含み、通信媒体は、コンピュータプログラムが1つの場所から別の場所へ送信されることを可能にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータにアクセス可能な任意の入手可能な媒体であってよい。以下は例として用いられるが、限定されるものではない。コンピュータ可読媒体は、RAM(Random Access Memory、ランダムアクセスメモリ)、ROM(Read−Only Memory、リードオンリメモリ)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory、電気的消去可能プログラマブル・リードオンリメモリ)、CD−ROM(Compact Disc Read−Only Memory、コンパクトディスク・リードオンリメモリ)又は他の光ディスク記憶装置、ディスク記憶媒体又は他のディスク記憶装置、又は、予期されるプログラムコードを命令又はデータ構造形態に保持又は格納するために用いられることができ、コンピュータによってアクセスされることができる任意の他の媒体を含み得る。さらに、任意の接続が、コンピュータ可読媒体として適切に画定されてよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバ/ケーブル、ツイストペア、DSL(Digital Subscriber Line、デジタル加入者線)、又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を用いることによって、ウェブサイト、サーバ又は別のリモートソースから送信される場合、その同軸ケーブル、光ファイバ/ケーブル、ツイストペア、DSL、又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術は、それらが属する媒質の定着に含まれる。例えば、本発明に用いられるディスク(disk)及びディスク(disc)は、CD(Compact Disc、コンパクトディスク)、レーザディスク、光ディスク、DVDディスク(Digital Versatile Disc、デジタル多用途ディスク)、フロッピ(登録商標)ディスク及びブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は概して、磁気手段によってデータをコピーし、ディスク(disc)は、レーザ手段によってデータを光学的にコピーする。前述の組み合わせも、コンピュータ可読媒体の保護範囲に含まれるべきである。
前述の説明は単に本発明の具体的な実施例であり、本発明の保護範囲を制限することを意図されるものではない。本発明において開示される技術的範囲内の、当業者によって容易に想到される任意の変形例又は代替例は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。従って、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
第1の態様から第1の態様の第5の可能な実施例の何れか1つに関連して、第1の態様の第6の可能な実施例において、第1時間リソースは、第1サブフレームであり、第1サブフレームは、N個の直交周波数分割多重方式(OFDM)シンボルを含み、N個のOFDMシンボルは、1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルであり、M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
第2の態様から第2の態様の第5の可能な実施例の何れか1つに関連して、第2の態様の第6の可能な実施例において、第1時間リソースは、第1サブフレームであり、第1サブフレームは、N個の直交周波数分割多重方式(OFDM)シンボルを含み、N個のOFDMシンボルは1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルであり、M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
第3の態様から第3の態様の第5の可能な実施例の何れか1つに関連して、第3の態様の第6の可能な実施例において、第1時間リソースは、第1サブフレームであり、第1サブフレームは、N個の直交周波数分割多重方式(OFDM)シンボルを含み、N個のOFDMシンボルは、1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルであり、M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
第4の態様から第4の態様の第5の可能な実施例の何れか1つに関連して、第4の態様の第6の可能な実施例において、第1時間リソースは、第1サブフレームであり、第1サブフレームは、N個の直交周波数分割多重方式(OFDM)シンボルを含み、N個のOFDMシンボルは、1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルであり、M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
第5の態様から第5の態様の第5の可能な実施例の何れか1つに関連して、第5の態様の第6の可能な実施例において、第1時間リソースは、第1サブフレームであり、第1サブフレームは、N個の直交周波数分割多重方式(OFDM)シンボルを含み、N個のOFDMシンボルは、1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルを含み、M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
第6の態様から第6の態様の第5の可能な実施例の何れか1つに関連して、第6の態様の第6の可能な実施例において、第1時間リソースは、第1サブフレームであり、第1サブフレームは、N個の直交周波数分割多重方式(OFDM)シンボルを含み、N個のOFDMシンボルは、1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルであり、M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
第7の態様によれば、無線通信システムが提供され、該システムは、第1デバイス及び第2デバイスを備え、第1デバイスは、第3の態様又は第3の態様の複数の可能な実施例のうち何れか1つに係る第1デバイスであり、第2デバイスは、第4の態様又は第4の態様の複数の可能な実施例のうち何れか1つに係る第2デバイスであり、又は、第1デバイスは、第5の態様又は第5の態様の複数の可能な実施例のうち何れか1つに係る第1デバイスであり、第2デバイスは、第6の態様又は第6の態様の複数の可能な実施例のうち何れか1つに係る第2デバイスである。
本発明の実施形態の技術的解決手段は、グローバルシステム・フォー・モバイルコミュニケーションズ(Global System for Mobile Communications,GSM(登録商標))、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access,CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access,WCDMA(登録商標))システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service,GPRS)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)システム、LTE周波数分割デュプレックス(Frequency Division Duplex,FDD)システム、LTE時分割デュプレックス(Time Division Duplex,TDD)システム、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(Universal Mobile Telecommunications System,UMTS)、ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブアクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access, WiMAX)通信システムなどの様々な通信システムに適用され得ることが、理解されるべきである。
任意選択的に、適用シナリオにおいて、第1時間リソースは第1サブフレームである。第1サブフレームは、N個の直交周波数分割多重方式(OFDM)シンボルを含み、N個のOFDMシンボルは、1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルである。M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
図4に対応する前述の実施形態に基づき、本発明の一実施形態は、図4に対応する前述の実施形態において説明されている情報送信方法を実行するよう構成される第2デバイスを提供する。図6を参照すると、第2デバイス60は、デスクランブル部601及び受信部602を含む。
デスクランブル部601は、第1スクランブルコードシーケンスに従って、受信部602によって受信された第1データをデスクランブルするよう構成され、第1データは、アンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されているものであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上の第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成される。
さらに任意選択的に、第1値が第1デバイスによって決定された値である場合、受信部602は、第1デバイスによって送信された第1値を受信するようさらに構成される。
任意選択的に、適用シナリオにおいて、第1時間リソースは、第1サブフレームである。第1サブフレームは、N個の直交周波数分割多重方式(OFDM)シンボルを含み、N個のOFDMシンボルは、1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルである。M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
バス703は、ISA(IndustryStandard Architecture,業界標準アーキテクチャ)バス、PCI(Peripheral Component Interconnect,周辺構成要素相互接続)バス、EISA(Extended Industry Standard Architecture,拡張型業界標準アーキテクチャ)バス、又は同様のものであってよい。バス703は、アドレスバス、データバス、制御バス、及び同様のものに分類されてよい。例示の簡易さのために、図7において、バスを表すために1本の太線のみが用いられている。しかしながら、これは、1つのバスのみ、又は一種類のバスのみが存在することを意味するものではない。
メモリは、リードオンリメモリ(ROM)、又はスタティックな情報及び命令を格納し得る別の種類のスタティック記憶機器、又はランダムアクセスメモリ(RAM)又は情報及び命令を格納し得る別の種類のダイナミック記憶機器であってよく、又は、電気的消去可能プログラマブル・リードオンリメモリ(EEPROM)、コンパクトディスク・リードオンリメモリ(CD−ROM)又は他のコンパクトディスク記憶装置、光ディスク記憶装置(コンパクトディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、ブルーレイディスク、及び同様のものを含み)、ディスク記憶媒体又は別の磁気記憶デバイス、又は予期されるプログラムコードを命令又はデータ構造形態に保持又は格納するために用いられることができ、コンピュータによってアクセスされることができる任意の他の媒体であってよい。しかしながら、本明細書においてこれは限定されるものではない。メモリは、バスを用いることによって、プロセッサに接続される。
任意選択的に、適用シナリオにおいて、第1時間リソースは、第1サブフレームである。第1サブフレームは、N個の直交周波数分割多重方式(OFDM)シンボルを含み、N個のOFDMシンボルは、1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルである。M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
バス803は、ISA(Industry Standard Architecture、業界標準アーキテクチャ)バス、PCI(Peripheral Component Interconnect、周辺構成要素相互接続)バス、EISA(Extended Industry Standard Architecture、拡張型業界標準アーキテクチャ)バス、又は同様のものであってよい。バス803は、アドレスバス、データバス、制御バス、及び同様のものに分類され得る。例示の簡易さのために、図8において、バスを表すために1本の太線のみが用いられている。しかしながら、これは、1つのバスのみ又は一種類のバスのみが存在することを意味するものではない。
メモリは、リードオンリメモリ(ROM)又はスタティックな情報及び命令を格納し得る別の種類のスタティック記憶機器、又はランダムアクセスメモリ(RAM)又は情報及び命令を格納し得る別の種類のダイナミック記憶機器であってよく、又は、電気的消去可能プログラマブル・リードオンリメモリ(EEPROM)、コンパクトディスク・リードオンリメモリ(CD−ROM)、又は他のコンパクトディスク記憶装置、光ディスク記憶装置(コンパクトディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、ブルーレイディスク、及び同様のものを含み)、ディスク記憶媒体又は別の磁気記憶デバイス、又は予期されるプログラムコードを命令又はデータ構造形態に保持又は格納するために用いられることができ、コンピュータによってアクセスされることができる任意の他の媒体であってよい。しかしながら、本明細書においてこれは限定されるものではない。メモリは、バスを用いることによって、プロセッサに接続される。
プロセッサ801は、第1スクランブルコードシーケンスに従って、受信機804によって受信された第1データをデスクランブルするよう構成され、第1データは、アンライセンスキャリア上の第1時間リソース上で保持されているものであり、第1スクランブルコードシーケンスは、ライセンスキャリア上の第2時間リソースのシーケンスナンバー、又は第1値に従って、生成される。
さらに任意選択的に、第1値が第1デバイスによって決定された値である場合、受信機804は、第1デバイスによって送信された第1値を受信するようさらに構成される。
任意選択的に、適用シナリオにおいて、第1時間リソースは、第1サブフレームである。第1サブフレームは、N個の直交周波数分割多重方式(OFDM)シンボルを含み、N個のOFDMシンボルは、1つの完全なサブフレームに含まれるM個のOFDMシンボルのうち最初のN個のOFDMシンボルである。M及びNは正の整数であり、かつ、M≧Nである。
本明細書において言及されている情報及び命令は、指示、情報、信号、メッセージ、又は同様のものを含むが、それらに限定されず、本明細書において限定されるものではないことに留意すべきである。