JP2018504067A - 動的バンド切替えのためのシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

現在の動作バンド上の性能を劣化させる可能性を有する検出された状態の結果として周波数バンド間で動的に切り替えるためのシステムおよび方法。複数のバンド上で動作するための能力を有するアクセスポイントは動作チャネルおよび任意のセキュリティ証明書のような異なる動作バンド上で通信リンクを形成するのに必要な情報を提供する。したがって、1つの周波数バンド上のアクセスポイントと関連づけられたデバイスは最初に代替バンド切替え情報を受信することができ、次に代替バンド情報を用いて異なる動作バンドへ動的に切り替えることができる。

Description

関連出願の相互参照
[001]本出願は、2015年2月2日に出願された、「Systems And Methods For Dynamic Band Switching」と題された米国特許出願第14/611,317号の利益および優先権を主張し、本出願の譲受人に譲渡され、その全体における参照により本明細書に組み込まれる。
[002]本開示は一般に無線通信システムに関し、特に利用可能なワイヤレスネットワークについての情報の収集を容易にするためのシステムおよび方法に関する。
[003]米国電気電子学会(「IEEE 」)802.11ファミリにおける仕様書に準拠するワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLANs)は、典型的にアクセスポイント(AP)の役割を演じるデバイスによって管理される基本サービスセット(BSS)を含む。ワイヤレス通信デバイス、またはWLANプロトコルを用いたステーション(STA)はそれらの関連するネットワークのSSIDを通知する(advertise)レンジ内のアクセスポイントからブロードキャストメッセージまたはビーコンを受信することができるようにサービスセット識別子(SSID)により各BSSが識別されることができる。ステーションはまた伝統的なアクセスポイントのインスタンス(instance)なしにWLANデバイスが互いに発見し直接データトラフィックを共有することができるピアツーピアまたはアドホックトポロジにおいて互いに直接ワイヤレスリンクを形成することができる。この種のネットワーク構成はインデペンデントベーシックサービスセット(IBSS)として知られているかもしれない。ピアツーピアネットワークの一例はワイヤレスフィディリティ(WiFi)DirectTMネットワークである。IBSSネットワークは典型的にネットワークを制御するための分配システムまたは他の専用デバイスを有していないので、1つのピアはピアツーピアグループオーナー(P2P GO)の役割において動作することによりある管理機能を請け負うことができ、1つまたは複数のさらなるデバイスはP2PクライアントとしてGOと関連付けることができる。他の状況において、1つのワイヤレスデバイスはソフトウェア使用可能な(software-enabled)アクセスポイント(SAP)として動作するアクセスポイント機能性に関連づけられた1つまたは複数の役割を引き受ける(assume)ことができる。
[004]WLAN技術の人気の増大の結果として、2.4GHzバンド上の動作に関する輻輳が増大した。この状況は、2.4GHzバンドがBluetooth(登録商標)を含む広範囲のワイヤレス技術に関してFCCにより割り当てられた産業、科学、および医学ワイヤレスバンドの一部であるなら悪影響を及ぼす。WLAN通信は、非同期プロトコルで動作し、キャリア検知多元接続/衝突回避(CSMA/CA:Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)メカニズムを使用してワイヤレス媒体にアクセスする一方で、Bluetooth通信は、時分割多元接続(TDMA)メカニズムに依拠するけれども、2.4GHzバンドを共有することは依然として2つの通信システム間に干渉を生じる。この問題は、両者が1つのデバイス内にインプリメントされるときシステムの物理的なコロケーション(collocation)により悪影響を及ぼす。実際、現在の傾向は各システムを別個の集積回路上に保持する(carried)ことから両者を1つのチップ(SoC)デザイン上のシステム内の単一チップ上に統合することに移行しつつある。この結果、輻輳を回避し増大された性能から潜在的に利益を得るために、5GHzバンドのような異なるバンド上で動作するための能力を備えたデバイスを提供する傾向がある。それに呼応して、ワイヤレス通信デバイスは上で述べたように2.4GHzバンド、5GHzバンドまたはその他のような複数のバンド上で動作されることができる。しかしながら、ワイヤレスコミュニケーションデバイスが互いに関連するとき、リンクは依然としてデフォルトでまたは偶然に2.4GHzバンドのような1つのバンド上で形成される可能性がある。これは、デバイスのWLAN動作がBluetoothのような別のワイヤレス技術との干渉を経験するとき性能の劣化を生じさせる可能性がある。また性能劣化は、選択されたバンド上の輻輳からまたは動作の利用可能なバンドのいくつかにのみ特異的に影響する(differentially affect)他の条件からも生じる可能性がある。
[005]従って、性能を高めるために動作バンドの中で選択可能なワイヤレス通信デバイスを提供することが望ましいであろう。同様に、異なる周波数バンド上の動作に関する情報を交換することが望ましいであろう。以下のマテリアル(material)から理解されるように、本開示はこれらおよび他の目標を満足する。
[006]この明細書は第1の周波数バンドを介して第1のネットワークノードと通信するための第1のトランシーバと、第2の周波数バンドを介して第1のネットワークノードと通信するための第2のトランシーバと、代替バンド情報を処理するためのバンドマネージャを有するワイヤレス通信デバイスを開示し、ここにおいて、代替バンド情報は第1のトランシーバを用いて通信され、第2の周波数バンドを介した第1のネットワークノードとの通信を可能にする。望まれるように、代替バンド情報はさらなるハンドシェーク交換なしに第2の周波数バンドを介した通信を可能にする。
[007]1つの態様において、バンドマネージャは代替バンド情報を第1のネットワークノードに送信することにより代替バンド情報を処理することができる。
[008]1つの態様において、バンドマネージャは第1のネットワークノードから代替バンド情報を受信することにより代替バンド情報を処理することができる。またバンドマネージャは定義された基準に少なくとも部分的に基づいて第1のトランシーバを用いることから第2のトランシーバを用いることに切り替えることにより第1のネットワークノードと通信することができる。さらに、ワイヤレス通信デバイスはBluetoothモジュールを含むことができ、定義された基準はBluetoothモジュールの動作ステータスであり得る。一実施形態において、第1の周波数バンドは2.4GHzバンドであり得、第2の周波数バンドは5GHzバンドであり得る。
[009]本開示はまた第1の周波数バンドを介して第1のネットワークノードと通信するように構成された第1のトランシーバと、第2の周波数バンドを介して第1のネットワークノードと通信するように構成された第2のトランシーバとを有するワイヤレス通信デバイスを提供することと、代替バンド情報を処理すること、ここにおいて代替バンド情報は第1のトランシーバを用いて通信され、第2の周波数バンドを介して第1のネットワークノードとの通信を可能にする、を含むワイヤレス通信デバイスと通信するための方法に向けられている。望まれるように、代替バンド情報はさらなるハンドシェーク交換なしに第2の周波数バンドを介した通信を可能にする。
[0010]1つの態様において、代替バンド情報を処理することは、代替バンド情報を第1のネットワークノードに送信することを含む。
[0011]1つの態様において、代替バンド情報を処理することは、第1のネットワークノードから代替バンド情報を受信することを含むことができる。この方法はまた、定義された基準に少なくとも部分的に基づいて第1のトランシーバを用いることから第2のトランシーバを用いることへ切り替えることにより第1のネットワークノードと通信することを含むことができる。定義された基準は第1のトランシーバとコロケートされるBluetoothモジュールの動作ステータスであり得る。一実施形態において、第1の周波数バンドは2.4GHzバンドであり得、第2の周波数バンドは5GHzバンドであり得る。
[0012]本開示はまた第1の周波数バンドを介して第1のネットワークノードと通信するように構成された第1のトランシーバと、第2の周波数バンドを介して第1のネットワークノードと通信するように構成された第2のトランシーバを有するワイヤレス通信デバイス動作させるための非一時的プロセッサ可読記憶媒体であって、前記プロセッサ可読記憶媒体は、命令が代替バンド情報を処理するためのコードを備えることができるように命令を有し、ここにおいて、代替バンド情報は第1のトランシーバを用いて通信され第2の周波数バンドを介した第1のネットワークノードとの通信を可能にする。望まれるように、代替バンド情報はさらなるハンドシェーク交換なしに第2の周波数バンドを介した通信を可能にすることができる。
[0013]一実施態様において、命令は代替バンド情報を第1のネットワークノードに送信することにより代替バンド情報を処理するように構成されることができる。
[0014]1つの態様において、命令は第1のネットワークノードから代替バンド情報を受信することにより代替バンド情報を処理するように構成されることができる。命令はまた定義された基準に少なくとも部分的に基づいて第1のトランシーバを用いることから第2のトランシーバを用いることへ切り替えることにより第1のネットワークノードと通信するためのコードを含むことができる。定義された基準は第1のトランシーバとコロケートされたBluetoothモジュールの動作ステータスであり得る。
[0015]さらなる特徴および利点が、付属の図面において図示されたような本開示の好ましい実施形態について下記のより詳細な説明から明らかになるだろう。なお、すべての図面を通して、同一の参照番号は、概して同一の部品または要素を指すものとする。
[0016]図1は一実施形態に従う、複数の周波数バンド上で動作することができるワイヤレス通信デバイスを含むワイヤレス環境を概略的に描写する。 [0017]図2は一実施形態に従う、動的バンド切替えのために構成されたワイヤレス通信デバイスの機能ブロックを概略的に描写する。 [0018]図3は一実施形態に従う、代替バンド情報を送信するためにワイヤレス通信デバイス間での調整を示すシーケンス図である。 [0019]図4は一実施形態に従う、代替バンド情報を受信するためにワイヤレス通信デバイス間の調整を示すシーケンス図である。 [0020]図5は一実施形態に従う、動的バンド切替えのための例示ルーチンを示すフローチャートである。
[0021]はじめに、本開示は、特に例示的なマテリアル、アーキテクチャ、ルーチン、方法、または構造に限定されるものではなく、多岐にわたるものであるということが、理解されるべきである。したがって、ここに説明されるオプションと同様または同等の、そのような多数のオプションが、本開示の実現または実施形態において使用され得るが、本明細書においては、好ましいマテリアルおよび方法が説明されている。
[0022]また、ここで使用される用語は、単に本開示の特定の実施形態を説明する目的で使用されているにすぎず、限定を意図するものではないということが理解されるべきである。
[0023]添付図面に関連して以下に記載される詳細な説明は、本開示の典型的な実施形態の説明として意図され、本開示が実現されうる唯一の実施形態を表すようには意図されない。本明細書の全体にわたって使用される「代表的(exemplary)」という用語は、「例、インスタンス、または例示としての役割を果たす」を意味し、他の代表的な実施形態に対して、必ずしも好ましいまたは有利であるように解釈されるべきではない。詳細な説明は、本開示の典型的な実施形態の完全な理解を提供することを目的とした特定の詳細を含む。本明細書の典型的な実施形態は、これらの特定の詳細なしで実現され得ることが当業者に明らかになるであろう。いくつかの事例では、周知の構造およびデバイスが、ここに示される典型的な実施形態の新規性を曖昧にすることを避けるために、ブロック図形式で示される。
[0024]便宜と明確性の目的のみのために、上部(top)、下部(bottom)、左(left)、右(right)、上方向(up)、下方向(down)、上の(over)、〜を越えて(above)、下方に(below)、真下に(beneath)、後ろ(rear)、背面(back)、および前面(front)のような、方向を示す用語は、添付の図面またはチップの実施形態(chip embodiments)に関して用いられ得る。これらの、および同様の方向を示す用語は、いかなる方法でも本開示の範囲を限定するように解釈されるべきではない。
[0025]本明細書および特許請求の範囲において、要素が別の要素に「接続される」または「結合される」として言及される場合、それは他の要素に直接接続または結合されることができる、あるいは介在する要素が存在しうることが理解されるであろう。反対に、要素が別の要素に「直接接続される」または「直接結合される」として言及されるとき、どの介在する要素も存在しない。
[0026]下記の詳細な説明のいくつかの部分には、コンピュータメモリ内のデータビットに対する動作の手順、論理ブロック、処理、および記号による他のシンボリック表記の観点から提示される。これらの説明および表現は、データ処理技術の当業者が他の当業者にそれらの作用の内容を最も効率よく伝えるために使用する手法である。本願において、手順、論理ブロック、処理、等は、所望の結果をもたらす首尾一貫した命令またはステップのシーケンスであるものと考えられる。それらのステップは、物理量の物理的な操作を要求するものである。通常、必ずではないが、これらの量は、コンピュータ・システムにおいて、記憶され、転送され、組み合わせられ、比較され、そうでなければ操作されることができる電気信号または磁気信号のかたちをとる。
[0027]しかしながら、これらのすべておよび類似の用語は、適切な物理量と関連付けられるものであり、単に、これらの量に適用される便利なラベルにすぎないことに留意されたい。下記の説明から明らかであるように、そうでないとの明確な記載がない限り、本願全体を通して、「アクセスすること」、「受信すること」、「送信すること」、「使用すること」、「選択すること」、「決定すること」、「正規化すること(normalizing)」、「乗算すること」、「平均すること」、「監視すること」、「比較すること」、「適用すること」、「更新すること」、「測定すること」、「抽出すること」、等の用語を用いた説明は、コンピュータシステムのレジスタおよびメモリ内での物理(電子)量として表されたデータを操作し、コンピュータシステムのメモリまたはレジスタ、または他のそのような情報記憶装置、送信デバイス、または表示デバイス内での物理量として同様に表された他のデータへと変換する、コンピュータシステムまたは同様の電子コンピューティングデバイスの動作および処理に言及しているということが理解される。
[0028]ここに説明される実施形態は、1つまたは複数のコンピュータまたは他のデバイスによって実行される、プログラムモジュールのような、ある形態の非一時的なプロセッサ可読媒体に存在する、プロセッサで実行可能な命令の一般的な文脈で説明され得る。一般に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行する、または特定の抽象データタイプをインプリメントする、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造、等を含む。プログラムモジュールの機能は、さまざまな実施形態において所望されるように、組み合わせられ、または分散され得る。
[0029]図面において、単一のブロックは、1つの機能または複数の機能を実行することとして説明され得るが、実際の実施では、そのブロックによって実行される1つの機能または複数の機能は、単一のコンポーネントにおいて、または複数のコンポーネントにわたり実行されることがあり得、および/またはハードウェアを使用して、ソフトウェアを使用して、またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせを使用して実行され得る。ハードウェアとソフトウェアとのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能の観点から一般的に上述されている。そのような機能が、ハードウェアとしてインプリメントされるか、あるいはソフトウェアとしてインプリメントされるかは、特定のアプリケーションおよび全体のシステムに課せられる設計制約に依存する。当業者は、説明された機能を特定のアプリケーションごとに様々な方法でインプリメントしうるが、そのようなインプリメンテーションの決定は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こしていると解釈されるべきではない。また、例示ワイヤレス通信デバイスは、プロセッサ、メモリおよびそれに類するもののような周知のコンポーネントを含む、示されているもの以外のコンポーネントを含み得る。
[0030]ここで説明された技法は、特定の方法でインプリメントされると明確に説明されない限り、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせにおいてインプリメントされ得る。モジュール又はコンポーネントとして説明される任意の特徴は、統合論理デバイスでまとめてインプリメントされるか、又は、離散的でありながらも相互作用可能な論理デバイスとして別々にインプリメントされ得る。ソフトウェアでインプリメントされた場合、本技法は少なくとも一部が、実行されると、上述された方法のうちの1つまたは複数を実行する命令を備える非一時的なプロセッサ可読データ記憶媒体によって実現され得る。非一時的なプロセッサ可読データ記憶媒体は、パッケージングマテリアルを含み得る、コンピュータプログラム製品の一部を形成し得る。
[0031]非一時的なプロセッサ可読記憶媒体は、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、読取専用メモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、電気的消去可能なプログラマブル読取専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュメモリ、他の周知の記憶媒体およびそれに類するもの等のランダムアクセスメモリ(RAM)を備え得る。追加的にまたは代替的に、本技法は少なくとも一部が、命令またはデータ構造の形式でコードを搬送または通信し、且つ、コンピュータまたは他のプロセッサによってアクセス、読取、および/または実行されることができるプロセッサ可読通信媒体によって実現され得る。
[0032] ここで開示された実施形態に関連して説明された多様な例示的な論理ブロック、モジュール、回路および命令は、1つまたは複数のディジタル信号処理(DSP)、汎用マイクロプロセッサ、特定用途集積回路(ASIC)、特定用途命令セットプロセッサ(ASIP:application specific instruction set processors)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他の同等の集積または離散論理回路などの1つまたは複数のプロセッサによって実行され得る。ここで使用される場合、「プロセッサ」という用語は、前述の構造、またはここで記述された技法のインプリメンテーションに適したその他任意の構造のいずれかを指し得る。加えて、幾つかの態様では、ここで説明された機能性は、ここで説明されたように構成された専用のハードウェアモジュール及び/又はソフトウェアモジュール内で提供され得る。また、技法は、1つまたは複数の回路または論理要素において十分にインプリメントされることができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替例として、このプロセッサは、任意の従来型のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいはステートマシンであり得る。プロセッサは、また、例えば、DSPと、1つのマクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに結合した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、その他の上記構成の組み合わせといった計算デバイスの組み合わせとしてもインプリメントされ得る。
[0033]実施形態は、ここでワイヤレス通信デバイスに関して記載され、それは、システム、加入者ユニット、加入者局、モバイル局、モバイルワイヤレス端末、モバイルデバイス、ノード、デバイス、遠隔局、遠隔端末、端末、ワイヤレス通信デバイス、ワイヤレス通信装置、ユーザエージェント、または他のクライアントデバイスのような、任意の適切なタイプのユーザ機器を含み得る。ワイヤレス通信デバイスのさらなる例は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、スマートフォン、無線ローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド計算デバイス、衛星ラジオ、ワイヤレスモデムカードおよび/または別のワイヤレスシステムを介して通信するための処理デバイスのような、モバイルデバイスを含む。さらに、実施形態はまた、アクセスポイント(AP)に関してここに記載され得る。APは、1つまたは複数のワイヤレスノードと通信するために利用されることができ、基地局、ノード、ノードB、発展型ノードB(eNB)または他の適切なネットワークエンティティとも称され、また基地局、ノード、ノードB、発展型ノードB(eNB)または他の適切なネットワークエンティティと関連付けられた機能性を表わし得る。APは、エアインターフェースを介してワイヤレス端末と通信する。通信は、1つまたは複数のセクタを通して行われ得る。APは、受信されたエアインターフェースフレームをIPパケットに変換することによって、他のアクセスネットワークトとワイヤレス端末との間のルータとして動作することがあり得、それはインターネットプロトコル(IP)ネットワークを含み得る。APはまた、エアインターフェースに関する属性の管理を調整(coordinate)することができ、また、ワイヤードネットワークとワイヤレスネットワークとの間のゲートウェイであり得る。
[0035]さらに、実施形態は特にワイヤレスネットワークを参照して述べられる。このため、本開示は必要な特性を有する任意の適切なワイヤレス通信システムに適用可能である。例えば、当業者は、例えば、ルータ、スイッチ、サーバー、コンピュータあるいは同等物のような情報ハンドリングシステムの他のデバイスにアクセスポイント機能性が埋め込まれるとき、これらの技術が適用可能であり、そしてAPとしての表示は専用のアクセスポイントでバイスに限定されないことを理解するであろう。さらに、インフラストラクチャWLANトポロジーに加えて、本開示の技術は上述したアドホックまたはピアツーピアトポロジーのような他のネットワーク構成、あるいは特定の周波数バンド上で形成されたワイヤレスリンクを含む他のワイヤレス通信システムあるいは他のワイヤレスプロトコルに適用可能である。
[0036]そうでないと定義されていない限り、ここに使用される、すべての技術用語および科学用語は、本開示に係る当業者によって一般的に理解される意味と同一の意味を有する。
[0037]最後に、本明細書および付属の特許請求の範囲において使用される場合、「ある」および「その」といった単数形の指示語は、そうでないことが内容から明示されない限り、複数形の指示対象を含むものとする。
[0038]本開示の技術は現在の動作バンド上の性能を劣化させる可能性を有する検出された状態の結果として周波数バンド間で動的に切り替えることを含む。複数バンド上で動作する能力を有するアクセスポイントはこの能力を、アソシエーション処理の期間中にまたはアソシエーション後に複数のステーションに通知する。またアクセスポイントは、動作チャネルおよび任意のセキュリティー証明書(security credentials)のような、異なる動作バンド上で通信リンクを形成するのに必要な任意の情報を提供する。したがって、1つの周波数バンド上のアクセスポイントに関連づけられたデバイスは最初にバンド切替え情報を受信することができる。次に、デバイスが第1の周波数バンド上の性能が低下している可能性がある状態を検出すると、それはバンド切替え情報を使用して異なる動作バンドに動的に切り替えることができる。一実施形態において、バンド切替えはデバイスの1つにより一方的に決定されることができる。例えば、デバイスはコロケートされたBluetoothトラシーバが動作している時を検出することができ、Bluetooth通信との干渉を防止するために2.4GHzバンド上の動作から5GHzバンド上の動作へ動的に切り替えることができる。デバイスはすでに5GHzバンド上でリンクを形成するのに必要な情報を受信しているので、そのバンドへ切替える際の遅延は実質的に低減される。他の実施形態において、デバイスは任意の適切なトリガーに応答して第1のバンド上で受信されたアソシエーション情報を用いて第1の動作バンドから第2の動作バンドへ切り替えることができる。
[0039]本開示の態様は図1に描かれたワイヤレス環境100のコンテキストに例証されることができる。図示されるように、STAの役割で動作しているワイヤレス通信デバイス(WCD)102は、AP104との通信リンクを形成するための十分なレンジ内にあることができる。この開示の技法にしたがって、ワイヤレス通信デバイス102およびAP104は両方とも、2.4GHzバンド乃至5GHzバンド上のような、独立したトランシーバの使用を介して複数の周波数バンド上で同時に動作することができる。またワイヤレス通信デバイス102は任意の適切なアドホックまたはピアツーピアプロトコルを用いてSTA106のようなこれもSTAの役割で動作する別のワイヤレス通信デバイスとダイレクト通信リンクを形成することができる。たとえば、ワイヤレス通信デバイス102はSAP技術を採用することができ、P2P GOとして動作することができ、または他の等価な機能性を提供することができる。このコンテキストにおいて、STA106はまたワイヤレス通信デバイス102によりサポートされる少なくとも2つの別個の周波数バンド上での同時動作を行うことができる。
[0040]さらに、ワイヤレス通信デバイス102はまたさらなるワイヤレスプロトコルまたは無線アクセス技術(RATs)を採用することができる。例えば、パーソナルエリアネットワーク(PAN)として特徴づけられることができる短距離通信(shorter range communications)は、モバイルフォン、コンピュータ、ウエアラブル、デジタルカメラ、ワイヤレスヘッドセット、スピーカ、キーボード、マウスまたは他の入力周辺機器、および類似のデバイスとの間で接続し情報を交換するためのBLUETOOTH(登録商標)(Bluetooth)プロトコルを用いて提供されることができる。図示するように、ワイヤレス通信デバイス102はリストバンド108とBluetooth通信リンクを形成することができ、それは、時計、通知デバイス、フィットネストラッカー(fitness tracker)、または他の類似のサービスとして機能することができる。他の実施形態において、ワイヤレス通信デバイス102は、限定することなしに、符号分割多元接続(CDMA)、時分割複信−符号分割多元接続(TD−SCDMA)、高速パケットアクセス(HSPA(+))、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))、エンハンストデータGSM環境(EDGE)、WiMax(登録商標)、ZigBee(登録商標)、ワイヤレスユニバーサルシリアルバス(USB)等を含む適切なRATsの任意の数を考慮することができる。
[0041]ワイヤレス通信デバイス102の一実施形態に関するさらなる詳細は、図2に高レベル概略ブロックとして描かれる。アクセスポイント、P2Pクライアントまたはその同等物のような他のネットワークの役割で動作するデバイスは同様に構成されることができる。一般に、ワイヤレス通信デバイス102はWLANプロトコルスタックの下位レベルがWLANトランシーバ202のハードウェアおよびファームウェアでインプリメントされるアーキテクチャを採用することができる。図示するように、2.4GHzトランシーバ202は、検証、アクノレジメント、ルーチング、フォーマッティング等を含むデータの802.11フレームの処理およびハンドリングに関連する機能を実行するメディアアクセスコントローラ(MAC)204を含む。入力および出力フレームはMAC204および物理層(PHY)206の間で交換され、それは図示するように関連する802.11プロトコルに従うフレームを変調しならびにワイヤレス信号の送信および受信を提供するのに必要なRF変換およびアナログ処理を提供する機能を含む。さらに、ワイヤレス通信デバイス102はまたMAC201およびPHY212を有する5GHzトランシーバ208を含むことができる。上述したように、ワイヤレス通信デバイス102はまた他のRATsを用いて通信リンクを形成することができる。この実施形態において、ワイヤレス通信デバイス102は、Bluetooth RFリンクを管理するためのリンクマネージャ(LM)216並びに電子信号のハードウェア固有の送信および受信を行うリンクコントローラ(LC)218を有し、アンテナ224に結合可能なBluetoothモジュール214を含むことができる。
[0042] 図示するように、2.4GHzトランシーバ202、5GHzトランシーバ208およびBluetoothモジュール214はおのおのそれぞれ別個のアンテナ220、222、および224に結合される。しかしながら、要望に応じておよび採用されるワイヤレスプロトコルに依存して1つまたは複数のアンテナが技術的に知られた切り替え技術を用いてトランシーバ間で共有されることができる。同様に、それぞれのトランシーバのいくつかまたはすべての素子は共通のシステム上にコロケートされることができる、(例えば、同じシステム内の同じ回路基板上または別個の回路基板上に、またはチップ(SoC)インプリメンテーション上のシステムと同じ集積回路上に埋め込まれることができる)。
[0043]ワイヤレスコミュニケーションデバイス102はまたワイヤレス通信デバイス102の機能に関連する種々の計算および動作を実行するように構成されたCPU226を含む。ホストCPU226は、周辺コンポーネント相互接続エクスプレス(PCIe)バス、ユニバーサルシリアルバス(USB)、ユニバーサル非同期受信機/送信機(UART)シリアルバス、適切なアドバンストマイクロコントローラバスアーキテクチャ(AMBA)インタフェース、シリアルデジタル入力出力(SDIO)バス、または他の等価なインタフェースとしてインプリメント可能であるバス228を介して2.4GHzトランシーバ202、5GHzトランシーバ208、およびBluetoothモジュール214に結合される。図示するように、ワイヤレス通信デバイス102は本開示の技法に従って、Bluetoothモジュール214、5GHzトランシーバ208、および2.4GHzトランシーバ202の動作を調整するためにCPU226により実行されることができる、メモリ232に記憶されたプロセッサ可読命令としてインプリメントされるバンドマネージャ230を含むことができる。当業者は、バンドマネージャ230の機能性は任意の適切なアーキテクチャにおけるハードウェア、ファームウェアおよび/またはソフトウェアの任意の所望の組み合わせを用いてインプリメントされることができる。
[0044]以下に記載されるように、バンドマネージャ230はWLAN内のワイヤレス通信デバイス102の役割に依存して異なる動作を実行するように構成されることができる。一般に、ワイヤレス通信リンクの形成はイニシエータとして動作するノードおよびレスポンダとして動作するノードを含むことができる。イニシエータはワイヤレス通信リンクの形成を要求し、一方レスポンダはその要求を受け付けるかまたは否定する。
[0045]APまたはピアの役割において動作するとき、ワイヤレス通信デバイス102は通信リンクを形成するためにイニシエータの要求に応答することができる。それに応じて、バンドマネージャ230は別のワイヤレス通信デバイスと新しく形成された通信リンクのための2.4GHzトランシーバ202のような1つのトランシーバをモニタすることができる。アソシエーションプロセスの期間中またはその後のいずれかで、バンドマネージャ230は次に5GHzトランシーバ208のような別のトランシーバに関する代替バンド情報を送信することができる。したがって、他のワイヤレス通信デバイスは、2.4GHzバンドを用いた通信から5GHzバンドを用いた通信へ動的に切り替えるために代替バンド情報を使用することができる。1つの観点において、2.4GHzトランシーバ202を用いた関与または通信交換を必要とすることなしに、他のワイヤレス通信デバイスはバンドをいつ切り替えるかを一方的(unilaterally)に決定することができる。
[0046]これらの実施形態の態様を図示するのを助けるために、図3は、ピアツーピア通信リンクにおけるSTA106とワイヤレス通信デバイス102との間のメッセージ交換を示すシーケンス図を描画する。類似の交換はワイヤレス通信デバイス102がSAPの役割で動作するとき生じることができる。STA106は認証要求を送信することにより第1のハンドシェークをイニシエートする。一般に、STA106はこの例において2.4GHzトランシーバ202、ワイヤレス通信デバイス102のトランシーバの1つに関連したSSIDを用いて認証要求を送信することができる。STA106は、プローブリクエストおよびプローブ応答交換からまたはワイヤレス通信デバイス102により送信されたビーコンフレームからのように、関連する802.11プロトコルによりSSIDを取得することができる。ワイヤレス通信デバイス102は次にそれぞれのアイデンティティを有効にする(validate)ために認証応答フレームで応答することができる。認証交換はまた、Wi−FIプロテクトアクセスII(WPA2)、Wi−Fiプロテクトアクセス(WPA)、有線同等機密(WEP)等のような適切な暗号化スキームの使用を確立するために使用されることができる。認証につづいて、図示するように第2のハンドシェークが行われ、ここにおいて、STA106はアソシエーション要求フレームを送信しワイヤレス通信デバイスはアソシエーション応答フレームで応答することができる。アソシエーション交換はワイヤレス通信デバイス102によるネットワークリソースの割当とアクティブリンクの形成を生じることができる。したがって、上述したハンドシェーク交換の形態における実質的なオーバヘッドがワイヤレス通信リンクのイニシャルフォーメーションの期間中に生じる。
[0047]ワイヤレス通信デバイス102は次に代替バンド情報をSTA106に送信することができる。図示するように、これはSTA106からの特定の要求「情報要求(“Info Request”)」に応答して送信された専用信号「情報要求(“Info Request”)」を構成することができる。代替的に、ワイヤレス通信デバイス102は自動的に代替バンド情報を送信することができる。これは専用フレームで実現されることができるかあるいはアソシエーション応答フレームまたは認証応答フレームのように、すでに交換された代替バンド情報のいくつかまたはすべてがフレームに組み込まれることができる。代替バンド情報は、5GHzトランシーバ208のような、異なるトランシーバを用いてワイヤレス通信デバイス102とアソシエートするのに必要な任意の詳細を含むことができる。これは、SSID、5GHzトランシーバのMACアドレス、動作のチャンネル、タイムスタンプ、サポートされたレート、レート選択に関する信号強度、接続パラメータ、セキュリティタイプ、並びに、STA106からのフレームを5GHzバンド上のワイヤレス通信デバイス102に成功裏に送信するのに必要な他のいかなる情報をも含むことができる。一態様において、代替バンド情報は、1つの周波数から他の周波数へ切り替えるとき上述した認証またはアソシエーションハンドシェークを実行する必要性を除去する。さらに、バンドマネージャ230は5GHzトランシーバ208の動作により保証された代替バンド情報を更新することができ、STA106から要求に応答してまたは周期的に更新されるとき、代替バンド情報を再送信することができる。
[0048]それに応じて、STA106は2.4GHzバンドから5GHzバンドへ動作を動的に切り替えることができる。示されるように、STA106は2.4GHzバンドを用いてワイヤレス通信デバイス102に1つまたは複数のデータフレームを送信することにより初めに通信することができる。任意の適切な基準を決定すると、STA106は1つまたは複数のデータフレームを送信するために5GHzバンドを採用するように直接切り替えることができる。理解されるように、これは一般的なアソシエーションプロセスに関連するオーバヘッドを引き起こさない。
[0049]STAまたはピアの役割において動作するとき、ワイヤレス通信デバイス102は通信リンクに関するイニシエータであり得る。2.4GHzトランシーバ202のような1つのトランシーバを用いたリンクの形成後、バンドマネージャ230は5GHzトランシーバ208のような別の周波数バンド上の動作に関する代替バンド情報を受信することができる。このため、バンドマネージャ230は、ワイヤレス通信デバイス102が2.4GHzバンドを用いた通信から5GHzバンドを用いた通信へ動作を動的に切り替え可能にするために代替バンド情報を使用することができる。一態様において、ワイヤレス通信デバイス102は、通信リンクを形成するために最初に使用されたトランシーバの関与または通信を必要とすることなしに、いつバンドを切り替えるかを一方的に決定することができる。
[0050]他の例として、図4はインフラストラクチャトポロジー(infrastructure topology)におけるワイヤレス通信デバイス102とAP104間のメッセージの交換を示すシーケンス図を描画する。ワイヤレス通信デバイス102がワイヤレス通信リンクに関する要求をイニシエートするピアの役割で動作するとき類似の交換が生じることができる。ここで、ワイヤレス通信デバイス102が認証要求管理フレームを送信することにより第1のハンドシェークをイニシエートする。つぎにAP104は、それぞれのアイデンティティを有効にし任意のセキュリティプロトコルを確立するために認証応答フレームで応答することができる。認証に続いて、図示するようにワイヤレス通信デバイス102は、アソシエーションリクエスト管理フレームを送信することにより第2のハンドシェークを実施し、AP104はアソシエーション応答管理フレームで応答することができる。この例において、AP104は、代替バンド情報をアソシエーション応答に組み込むけれども、上述したように、情報はまた専用フレームで送信されることができる。
[0051]代替バンド情報を受信すると、ワイヤレス通信デバイス102は2.4GHzバンドから5GHzバンドへ動作を動的に切り替えることができる。上述した実施形態と類似の方法で、ワイヤレス通信デバイス102は2.4GHzバンドを用いて1つまたは複数のデータフレームをAP104に送信することにより最初に通信することができる。任意の適切な基準を決定すると、ワイヤレス通信デバイス102はバンドを直接切り替えることができる。たとえば、Bluetoothモジュール214は示されるようにアクティブになることができる。したがって、バンドマネージャ230は2.4GHzトランシーバから5GHzトランシーバ208に動作を切り替えることができる。一態様において、図示するように認証を無効化するフレーム(deauthentication frame)は切替え前の2.4GHzバンド上に送信されることができる。これは動作が5GHzバンドに切り替わるという明示的表示を含むことができあるいはこの切替えは暗黙的であってもよい。代替的に、バンドマネージャ230はAP104とのさらなる交換なしに1つまたは複数のデータフレームを送信するために5GHzバンドを採用するように直接切り替えることができる。
[0052]上で述べたように、1つの周波数バンドから別の周波数バンドへ動作を切り替えるように決定するときに任意の定義された基準が採用されることができる。1つの態様において、これは切替えを行うデバイスにより実行されている動作を含むことができる。たとえば、ワイヤレス通信デバイス102は上述したBluetoothモジュール214を含む。Bluetooth通信は2.4GHzバンド上で干渉を生じる可能性があるので、バンドマネージャ230はBluetoothモジュール214の動作ステータスをモニタすることができる。Bluetoothモジュール214がアクティブである場合、または活動が差し迫っている場合、バンドマネージャ230は2.4GHzトランシーバ202から5GHzトランシーバ208へ動作を切り替えることができる。別の例として、代替トランシーバはより高い性能に関連づけられることができる。このため、バンドマネージャ230はより高いサービス品質(QoS)が所望されると決定すると周波数バンドを切り替えることができる。別の観点において、適切な基準はリンク品質であることができ、それは信号強度(例えば、受信信号強度表示(RSSI))、輻輳、スループット等を含む任意の適切な方法で評価される(assessed)ことができる。したがって、バンドマネージャ230は第1の周波数バンドに対して性能を劣化させる可能性がある任意の状態を検知すると第1の周波数バンド上の動作から第2の周波数バンドへの切替えを設定する(institute)ことができる。1つの態様において、バンドマネージャ230は動作を切り替える前に、定義された基準を検出した後に代替バンド情報に関する要求を送信することができる。
[0053]動的バンド切替えを実行することに関する本開示の技法を描画するのを助けるために例示ルーチンが図5のフローチャートにより表される。500で開始すると、第1のワイヤレス通信デバイスは第1の周波数バンドを介して第2のワイヤレス通信デバイスと通信リンクを形成することができる。502において、第1のワイヤレス通信デバイスは第1の周波数バンドを介して第2のワイヤレス通信デバイスにより送信された代替バンド情報を受信する。504において第1のワイヤレス通信デバイスは第1の周波数バンド上の性能を劣化させる可能性がある定義された状態を検出することができる。検出すると、第1のワイヤレス通信デバイスは次に506において第1の周波数バンドを使うことから第2の周波数バンドを使うことへ切り替えることにより第2のワイヤレス通信デバイスと通信する。
[0054]他の態様において、バンドマネージャ230はイニシャルアソシエーションの期間に周波数バンド間で知的に選択するように構成されることができる。たとえば、ワイヤレス通信デバイス102がAP104を発見するときBluetoothモジュール214がアクティブである場合、バンドマネージャ230は2.4GHzトランシーバ202よりも5GHzトランシーバ208とのアソシエーションを形成することができる。この例において、AP104は両方のバンドに関して同じSSIDを採用することができる。
[0055]2.4GHzバンドから5GHzバンドへ切り替えるワイヤレス通信デバイス102のコンテキストにおいて記載したけれども、任意の適切な数の周波数バンドが採用されることができる。たとえば、採用されている802.11基準に依存して、ワイヤレス通信は1つまたは複数の周波数バンド上で行うことができる。例えば、802.11b/g/nネットワークは2.4GHz周波数バンドを使用することができ、802.11a/n/acネットワークは5GHz周波数バンドを使用することができ、802.11jネットワークは4.9GHz周波数バンドを使用することができ、802.11adネットワークは60GHzバンドを使用することができ、レガシー802.11ネットワークは900MHzバンドを使用することができる。動的切替えはこれらのいずれかまたは他の周波数バンドの間にあり得る。
[0056]現在の好ましい実施形態が本明細書において説明されている。しかしながら、本発明に係る当業者は、本開示の原理が、適切な修正により、他の応用例に容易に拡張され得ることを理解するだろう。

Claims (20)

  1. 第1の周波数バンドを介して第1のネットワークノードと通信するように構成された第1のトランシーバと、
    第2の周波数バンドを介して前記第1のネットワークノードと通信するように構成された第2のトランシーバと、および
    代替バンド情報を処理するように構成されたバンドマネージャと、ここにおいて、前記代替バンド情報は前記第1のトランシーバを用いて通信され、前記第2の周波数バンドを介して前記第1のネットワークノードとの通信を可能にする、
    を備えた、ワイヤレス通信デバイス。
  2. 前記代替バンド情報はさらなるハンドシェーク交換なしに前記第2の周波数バンドを介した通信を可能にする、請求項1のワイヤレス通信デバイス。
  3. 前記バンドマネージャは代替バンド情報を前記第1のネットワークノードに送信することにより前記代替バンド情報を処理するように構成される、請求項1のワイヤレス通信デバイス。
  4. 前記バンドマネージャは前記第1のネットワークノードから代替バンド情報を受信することにより前記代替バンド情報を処理するように構成される、請求項1のワイヤレス通信デバイス。
  5. 前記バンドマネージャは、定義された基準に少なくとも部分的に基づいて前記第1のトランシーバを用いることから前記第2のトランシーバを用いることへ切り替えることにより前記第1のネットワークノードと通信するようにさらに構成される、請求項4のワイヤレス通信デバイス。
  6. 前記ワイヤレス通信デバイスはさらにBluetoothモジュールを備え、前記定義された基準は前記Bluetoothモジュールの動作状態である、請求項5のワイヤレス通信デバイス。
  7. 前記第1の周波数バンドは2.4GHzバンドであり、前記第2の周波数バンドは5GHzバンドである、請求項6のワイヤレス通信デバイス。
  8. ワイヤレス通信デバイスとの通信のための方法において、
    第1の周波数バンドを介して第1のネットワークノードと通信するように構成された第1のトランシーバと第2の周波数バンドを介して前記第1のネットワークノードと通信するように構成された第2のトランシーバを有するワイヤレス通信デバイスを提供することと、
    代替バンド情報を処理することと、ここにおいて、前記代替バンド情報は前記第1のトランシーバを用いて通信され、前記第2の周波数バンドを介して前記第1のネットワークノードとの通信を可能にする、
    を備えた、方法。
  9. 前記代替バンド情報はさらなるハンドシェーク交換なしに前記第2の周波数バンドを介した通信を可能にする、請求項8の方法。
  10. 代替バンド情報を処理することは前記代替バンド情報を前記第1のネットワークノードへ送信することを備える、請求項8の方法。
  11. 代替バンド情報を処理することは前記第1のネットワークノードから前記代替バンド情報を受信することを備える、請求項1の方法。
  12. 定義された基準に少なくとも部分的に基づいて前記第1のトランシーバを用いることから前記第2のトランシーバを用いることへ切り替えることにより前記第1のネットワークノードと通信することをさらに備えた、請求項11の方法。
  13. 前記定義された基準は前記第1のトランシーバとコロケートされたBluetoothモジュールの動作状態である、請求項12の方法。
  14. 前記第1の周波数バンドは2.4GHzであり、前記第2の周波数バンドは5GHzである、請求項13の方法。
  15. 第1の周波数バンドを介して第1のネットワークノードと通信するように構成された第1のトランシーバと、第2の周波数バンドを介して前記第1のネットワークノードと通信するように構成された第2のトランシーバとを有するワイヤレス通信デバイスを動作させるための非一時的プロセッサ可読記憶媒体であって、前記プロセッサ可読記憶媒体は命令群を有し、前記命令群は代替バンド情報を処理するためのコードを備え、
    前記代替バンド情報は前記第1のトランシーバを用いて通信され、前記第2の周波数バンドを介して前記第1のネットワークノードとの通信を可能にする、非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
  16. 前記代替バンド情報はさらなるハンドシェーク交換なしに前記第2の周波数バンドを介した通信を可能にする、請求項15の記憶媒体。
  17. 前記命令群は代替バンド情報を前記第1のネットワークノードに送信することにより前記代替バンド情報を処理するように構成された請求項15の記憶媒体。
  18. 前記命令群は前記第1のネットワークノードから代替バンド情報を受信することにより前記代替バンド情報を処理するように構成された請求項15の記憶媒体。
  19. 前記命令群はさらに定義された基準に少なくとも部分的に基づいて前記第1のトランシーバを用いることから前記第2のトランシーバを用いることへ切り替えることにより前記第1のネットワークノードと通信するためのコードをさらに備える、請求項18の記憶媒体。
  20. 前記定義された基準は前記第1のトランシーバとコロケートされたBluetoothモジュールの動作状態である、請求項19の記憶媒体。
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