JP2018504062A - 電気通信の装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

ワイヤレス電気通信システムにおいて端末デバイスを動作させる方法について記載する。この方法は、端末デバイスにおいて、システム情報の複数のブロックの少なくとも1つを所定の時間において受信することを含み、システム情報のブロックは、i)システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関する第1のスケジューリング情報と、ii)第2のスケジューリング情報の存在を示すマーカと、を含み、第2のスケジューリング情報は、システム情報の少なくとも1つのさらなるブロックの受信に関する命令を端末デバイスに提供する。【選択図】図6

Description

本開示は、電気通信の装置及び方法に関する。
ここに提供される「背景技術」の説明は、この開示の文脈を概括的に提示することを目的とする。目下列挙されている発明者らの成果であって、この背景技術の章に記載される限りの成果、及び、出願時点に先行技術としての別段の資格を有していないことがあり得る説明の態様は、本発明に対する先行技術としては明示的にも暗黙的にも認められない。
本開示は、ワイヤレス電気通信のシステム及び方法に関する。
モバイル通信システムは、過去ほぼ10年にわたり、GSMシステム(Global System for Mobile communications)から3Gシステムへと進化し、今では、パケットデータ通信及び回線交換通信を含んでいる。3GPP(the third generation partnership project)は、LTE(Long Term Evolution)と称される第4世代モバイル通信システムを開発しており、このLTEでは、コアネットワーク部分を進化させて、より早期のモバイル無線ネットワークアーキテクチャのコンポーネントと、ダウンリンク上では直交周波数分割多重(OFDM)に基づき、アップリンク上ではシングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)に基づく、無線アクセスインタフェースと、の統合に基づいた、より簡素化されたアーキテクチャを形成している。
3GPPが定義するUMTS及びLTE(Long Term Evolution)のアーキテクチャに基づいたものといった、第3及び第4世代のモバイル電気通信システムは、前世代のモバイル電気通信システムによって提供される簡素な音声及びメッセージングのサービスよりも高度化された範囲のサービスをサポートすることが可能である。
例えば、LTEシステムによって無線インタフェースの改善及びデータレートの向上が提供されている状態において、ユーザは、以前なら固定回線データ接続を介してのみ利用可能だったであろう、モバイルビデオストリーミング及びモバイルビデオ会議といった高データレートの用途を享受することが可能である。したがって、第3及び第4世代のネットワークの配備に対する需要が強く、これらのネットワークのカバレージエリア、即ち、これらのネットワークへのアクセスが可能な地理的ロケーション、の迅速な増大が期待されている。
第3及び第4世代のネットワークの、予期された広範にわたる配備により、或る類のデバイス及び用途が並行して開発されるに至った。当該デバイス及び用途は、利用可能な高データレートを利用するよりもむしろ、ロバストな無線インタフェースと、カバレージエリアの遍在性の増大とを利用する。例には、いわゆるマシンタイプ通信(MTC)の用途が含まれ、これらの幾つかは、幾つかの点において、相対的に低頻度で少量のデータを通信する半自律又は自律のワイヤレス通信デバイス(MTCデバイス)に代表される。例には、例えば、顧客の家庭に位置付けられて、顧客によるガス、水道、電気などといったユーティリティの消費に関するデータを中央MTCサーバに定期的に返信する、いわゆるスマートメータが含まれる。スマート計量は、潜在的なMTCデバイスの用途の単なる1つの例に過ぎない。MTCタイプのデバイスの特徴についてのさらなる情報は、例えば、ETSI TS 122 368 V11.6.0(2012−09)/3GPP TS 22.368 バージョン11.6.0 リリース11)[1]といった、対応する標準において見出すことができる。
MTCタイプの端末といった端末が、第3又は第4世代のモバイル電気通信ネットワークにより提供される広いカバレージエリアを利用することは便利であり得るが、現在、不利な点が存在する。MTCタイプの端末用のプライマリドライバは、このような端末が、スマートフォンといった従来の第3又は第4世代のモバイル端末とは異なり、相対的に簡素であり安価であることを所望する。MTCタイプの端末により典型的に実施される機能のタイプ(例えば、相対的に少量のデータの簡単な収集及び報告/受信)は、例えば、スマートフォンがサポートするビデオストリーミングに比べると、特に複雑な処理の実施を必要としない。しかしながら、第3及び第4世代のモバイル電気通信ネットワークは、典型的には、高度なデータ変調技法を利用し、より複雑であって高価な無線送受信機及び復号器の実装を必要とし得る無線インタフェース上で広帯域幅の使用をサポートする。スマートフォンが、典型的には、強力なプロセッサによる典型的なスマートフォンタイプの機能の実施を必要とするため、このように複雑な要素をスマートフォン内に含めることは、通常、妥当とされる。しかしながら、今では、上に示すように、LTEタイプのネットワークを使用した通信がなお可能な、比較的安価であって複雑ではないデバイスの使用が所望されている。
このことに留意して、例えば、GB 2 487 906[2]、GB 2 487 908[3]、GB 2 487 780[4]、GB 2 488 513[5]、GB 2 487 757[6]、GB 2 487 909[7]、GB 2 487 907[8]、及びGB 2 487 782[9]に記載されるように、「ホストキャリア」の帯域幅内で動作する、いわゆる「仮想キャリア」の概念が提案されている。この、仮想キャリアの概念の根底にある1つの原理は、より広い帯域幅の(より大きな範囲の周波数リソースの)ホストキャリア内の周波数サブ領域(周波数リソースのサブセット)が、或るタイプの端末デバイスとの少なくとも幾つかのタイプの通信のための独立キャリアとしての使用のために構成される、というものである。
引例[2]から[9]に記載されるものといった幾つかの実装例では、仮想キャリアを使用する端末デバイスについての全てのダウンリンク制御シグナリング及びユーザプレーンデータが、仮想キャリアに関連付けられる周波数リソースのサブセット内で搬送される。仮想キャリア上で動作する端末デバイスは、限られた周波数リソースに気付くように仕向けられ、基地局からデータを受信するために、送信リソースの、対応するサブセットの受信及び復号を行いさえすればよい。このアプローチの利点は、相対的に狭い帯域幅のみを通じて動作することが可能な低ケイパビリティの端末デバイスにより使用されるためのキャリアを提供することである。これにより、デバイスは、全帯域幅の動作のサポートを求められることなく、LTEタイプのネットワーク上で通信することが可能となる。復号される必要のある信号の帯域幅を縮小することにより、仮想キャリア上で動作するように構成されるデバイスのフロントエンド処理要件(例えば、FFT、チャネル推定、サブフレームバッファリングなど)が縮小される。その理由は、これらの機能の複雑性が、一般に、受信信号の帯域幅に関連するためである。
LTEタイプのネットワークを通じて通信するように構成されるデバイスの、必要とされる複雑性を低減するための他の仮想キャリアのアプローチが、GB 2 497 743[10]及びGB 2 497 742[11]に提案されている。これらの文献は、基地局と低減ケイパビリティ端末デバイスとの間でデータを通信するためのスキームを提案しており、それにより、低減ケイパビリティ端末デバイスについての物理レイヤ制御情報は、(従来のLTE端末デバイスに関する)全ホストキャリア周波数帯域の全体から選択されるサブキャリアを使用して、基地局から送信される。しかしながら、低減ケイパビリティ端末デバイスについての上位レイヤデータ(例えばユーザプレーンデータ)は、システム周波数帯域を含むサブキャリアのセットよりも小さく、且つ当該セット以内である、キャリアの限られたサブセット内から選択されるサブキャリアのみを使用して、送信される。よって、これは、特定の端末デバイスについてのユーザプレーンデータが周波数リソースのサブセット(即ち、ホストキャリアの送信リソース内でサポートされる仮想キャリア)に限られ得るのに対し、制御シグナリングがホストキャリアの全帯域幅を使用して通信される、アプローチである。端末デバイスは、限られた周波数リソースに気付くように仕向けられ、それにより、上位レイヤデータが送信されているピリオド中においては、この周波数リソース内でデータのバッファリング及び処理を行いさえすればよい。端末デバイスは、物理レイヤ制御情報が送信されているピリオド中においては、全システム周波数帯域のバッファリング及び処理を行う。よって、低減ケイパビリティ端末デバイスは、物理レイヤ制御情報が広い周波数範囲を通じて送信されるものの、上位レイヤデータについては、より小さな範囲の周波数リソースを処理するのに充分なメモリ及び処理機能を有しさえすればよいネットワークに組み込まれ得る。このアプローチは、時として、「T字型」割り当てと称され得るが、その理由は、低減ケイパビリティ端末デバイスにより使用されるダウンリンク時間−周波数リソースグリッドのエリアが、幾つかのケースにおいて、ほぼT字型を含み得るためである。
よって、仮想キャリアの概念により、低減されたケイパビリティを有する端末デバイスは、例えばそれらの送受信機帯域幅及び/又は処理パワーの観点において、LTEタイプのネットワーク内でサポートされることが可能となる。上で注記したように、このことは、相対的に安価であって複雑性の低いデバイスが、LTEタイプのネットワークを使用して通信することを可能にするのに有用であり得る。しかしながら、一般に既存の標準に基づいたワイヤレス電気通信システムにおいて、低減ケイパビリティデバイスのためのサポートを提供することは、低減ケイパビリティ端末デバイスが従来の端末デバイスと共に動作することを可能にするために、ワイヤレス電気通信システムの幾つかの動作上の態様についての付加的な配慮を必要とし得る。
発明者らが新規の手続きに対する必要性を認識してきた1つのエリアは、システム情報の獲得に関する。大まかに概要を述べると、LTEベースの電気通信システムといった既存のワイヤレス電気通信システムにおける、システム情報、又は、システム情報の少なくとも幾つかの態様は、全ての端末デバイスについて、ブロードキャストの様式で送信される。新規のシステム情報を得ることが求められる、1.4MHzの狭帯域RF帯域幅)を有するデバイスといった低減ケイパビリティデバイスは、特に、UEがサポートするものよりも大きなトランスポートブロックサイズを使用して新規のシステム情報がブロードキャストされる場合に、又は、送信用に使用されるリソースがデバイスのRF帯域幅よりも広がっている場合に、これらのブロードキャストを受信及び復号しなければならない。幾つかの例では、低減ケイパビリティデバイスが、このシステム情報を搬送するために使用される、より大きなシステム情報ブロック(SIB)の幾つかを受信できない恐れがある。同様に、カバレージ拡張の文脈においては、(低減ケイパビリティか否かに関わらず)端末デバイスによる大きなSIBの受信が、時として難しくなる。したがって、ワイヤレス電気通信システムでは、限られた周波数リソース上で動作する端末デバイスに対するシステム情報の通信を可能にするスキームが、必要とされる。また、カバレージ拡張状況において動作する端末デバイスに対するシステム情報の通信を可能にするスキームも、必要とされる。
1つの実施形態によると、ワイヤレス電気通信システムにおいて端末デバイスを動作させる方法が提供される。当該方法は、当該端末デバイスにおいて、システム情報の複数のブロックの少なくとも1つを所定の時間において受信することを含む。システム情報の当該ブロックは、i)システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関する第1のスケジューリング情報と、ii)第2のスケジューリング情報の存在を示すマーカと、を含み、当該第2のスケジューリング情報は、システム情報の少なくとも1つのさらなるブロックの受信に関する命令を当該端末デバイスに提供する。
幾つかの図面全体にわたり、同じ参照番号が同一の又は対応する部分を指し示す添付の図面に関してこの開示を考察すると、以下の詳細な説明を参照することにより、この開示がより良好に理解されるのに伴い、この開示の、より完全な認識と、それに付随するこの開示の利点の多くとが、容易に得られるであろう。添付の図面は以下の図を含む。
図1は、LTEタイプのワイヤレス電気通信ネットワークの一例を概略的に表す。 図2は、LTEダウンリンク無線フレーム構造の幾つかの態様を概略的に表す。 図3は、LTEダウンリンク無線サブフレーム構造の幾つかの態様を概略的に表す。 図4は、仮想キャリアをサポートするホストキャリアに関連付けられるLTEダウンリンク無線サブフレーム構造の幾つかの態様を概略的に表す。 図5は、仮想キャリアをサポートするホストキャリアについてのシステム情報修正ピリオド境界にまたがる一連の無線サブフレームの幾つかの態様を概略的に表す。 図6は、本原理による、スケジューリング情報を包含するシステム情報のブロックを、本開示の一例による、スケジューリング情報を包含するシステム情報のブロックと共に、概略的に表す。 図7は、図6によるシステム情報のブロックについてのタイミング図を示す。 図8は、図6のブロックを受信する例示的なMTCデバイスについてのタイミング図を示す。 図9は、本開示の一例に従って配置される、適合されたLTEタイプのワイヤレス電気通信システムを概略的に表す。
図1は、LTE原理に従って動作するワイヤレス電気通信ネットワーク/システム100の何らかの基本的な機能性を示す概略図を提供する。図1の種々の要素及びそれらのそれぞれの動作モードは、よく知られており、3GPP(RTM)機関により管理されている、関連する標準において定義されており、また、この主題に関する多くの書籍、例えば、Holma, H. and Toskala, A.[12]においても記載されている。
ネットワーク100は、コアネットワーク102に接続された複数の基地局101を含む。各基地局は、その内部で端末デバイス104への、及び端末デバイス104からのデータの通信が可能であるカバレージエリア103(即ちセル)を提供する。複数の基地局101から、それらのそれぞれのカバレージエリア103内の端末デバイス104に、無線ダウンリンクを介してデータが送信される。端末デバイス104から基地局101に、無線アップリンクを介してデータが送信される。コアネットワーク102は、それぞれの基地局101を介して端末デバイス104に、及び端末デバイス104から、データをルーティングし、認証、モビリティ管理、課金などといった機能を提供する。端末デバイスは、モバイル局、ユーザ機器(UE)、ユーザ端末、モバイル無線機などとも称され得る。基地局は、送受信局/nodeB/e−NodeBなどとも称され得る。
3GPPによって定義されるLTE(Long Term Evolution)アーキテクチャに従って配置されるものといったモバイル電気通信システムは、無線ダウンリンクについては直交周波数分割多重(OFDM)ベースのインタフェース(いわゆるOFDMA)を、無線アップリンクについてはシングルキャリア周波数分割多重ベースのインタフェース(いわゆるSC−FDMA)を使用する。図2は、OFDMベースのLTEダウンリンク無線フレーム201を示す概略図を示す。LTEダウンリンク無線フレームは、LTE基地局(拡張ノードBとして知られている)から送信され、10ms間継続する。ダウンリンク無線フレームは、10個のサブフレームを含み、各サブフレームは、1ms間継続する。LTEフレームの第1及び第6のサブフレームにおいて、プライマリ同期信号(PSS)及びセカンダリ同期信号(SSS)が送信される。LTEフレームの第1のサブフレームにおいて、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)が送信される。
図3は、例示的な従来のダウンリンクLTEサブフレーム(この例では、図2のフレームにおける第1の、即ち、最も左のサブフレームに対応する)の構造を示すグリッドの概略図である。このサブフレームは、1msのピリオドにわたって送信される所定の数のシンボルを含む。各シンボルは、ダウンリンク無線キャリアの帯域幅全体に分散される所定の数の直交サブキャリアを含む。
図3に示される例示的なサブフレームは、14個のシンボルと、20MHzの帯域幅全体に広がる1200個のサブキャリアとを含む。LTEにおける送信についてのユーザデータの最小の割り当てが、1個のスロット(0.5サブフレーム)を通じて送信される12個のサブキャリアを含むリソースブロックである。図3では、明瞭にするために、個々のリソースエレメント(1つのリソースエレメントは、単一のサブキャリア上の単一のシンボルを含む)の各々が示されておらず、その代わりに、サブフレームグリッド内の個々のボックスの各々が、1つのシンボル上で送信される12個のサブキャリアに対応する。
図3は、4個のLTE端末についてのリソース割り当て340、341、342、及び343を示す。例えば、第1のLTE端末(UE1)についてのリソース割り当て342は、12個のサブキャリアの5個のブロック(即ち、60個のサブキャリア)にわたって延在し、第2のLTE端末(UE2)についてのリソース割り当て343は、12個のサブキャリアの6個のブロックにわたって延在し、以下同様である。
サブフレームの最初のn個のシンボルを含む、サブフレームの制御領域300(図3では、点描による陰影付けによって示す)においては、制御チャネルデータが送信され、ここでnは、3MHz以上のチャネル帯域幅については1シンボルから3シンボルの間で変動することが可能であり、1.4MHzのチャネル帯域幅については2シンボルから4シンボルの間で変動することが可能である。具体的な例を提供するために、以下の説明は、3MHz以上のチャネル帯域幅を有するキャリアに関し、それによってnの最大値は3となる。制御領域300において送信されるデータは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)、及び物理HARQインジケータチャネル(PHICH)上で送信されるデータを含む。
PDCCHは、サブフレームのどのシンボル上のどのサブキャリアが特定のLTE端末に割り当てられたかを示す制御データを包含する。よって、図3に示されるサブフレームの制御領域300内で送信されるPDCCHデータは、参照番号342によって識別されるリソースのブロックがUE1に割り当てられていること、参照番号343によって識別されるリソースのブロックがUE2に割り当てられていること、以下同様、を示すであろう。
PCFICHは、制御領域のサイズ(即ち、1シンボルから3シンボルの間)を示す制御データを包含する。
PHICHは、以前に送信されたアップリンクデータがネットワークによって成功裏に受信されたか否かを示すHARQ(Hybrid Automatic Request)データを包含する。
時間−周波数リソースグリッドの中央帯域310内のシンボルは、プライマリ同期信号(PSS)、セカンダリ同期信号(SSS)、及び物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を含む情報の送信用に使用される。この中央帯域310は、典型的には、72個のサブキャリアの幅を有する(1.08MHzの送信帯域幅に対応する)。PSS及びSSSは、一旦検出されると、LTE端末デバイスによる、フレーム同期の達成と、ダウンリンク信号を送信する拡張ノードBのセルIDの判定と、を可能にする同期信号である。PBCHは、セルについての情報を搬送し、当該情報は、LTE端末がセルに適切にアクセスするために使用するパラメータを含むマスタ情報ブロック(MIB)を含む。物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)上で個々のLTE端末に送信されるデータは、サブフレームの他のリソースエレメントにおいて送信されることが可能である。
図3は、システム情報を包含し、R344の帯域幅にわたって延在する、PDSCHの領域も示す。
従来のLTEフレームは、明瞭にするために図3では示されていないリファレンス信号も含む。
図4は、図3に類似しており、図3から多くの点において理解されるであろう図である。しかしながら、図4は、仮想キャリア401(VC)がサポートされているホストキャリアに対応するダウンリンク無線サブフレームを概略的に表している点において、図3とは異なる。図4に表される仮想キャリアの一般的な動作は、例えば、上で特定した文献[2]から[11]のいずれかに記載されるような、以前に提案されたスキームに従い得る。よって、仮想キャリアは、或るタイプの端末デバイス、例えば、低減ケイパビリティマシンタイプ通信端末デバイスと、少なくとも何らかの情報を通信するために使用され得るホストキャリアに関連付けられる送信リソースグリッド全体内のダウンリンク送信リソースの、限られたサブセットを表す。
よって、従来の(即ち、非低減ケイパビリティ)端末デバイスは、従来のLTE技法に従って図4に表されるリソースグリッドの全帯域幅を使用してサポートされ得る。その一方で、低減ケイパビリティ端末デバイス用のダウンリンク通信は、仮想キャリア内の送信リソースのサブセットに限られ得る。
幾つかのケースにおいて、低減ケイパビリティ端末デバイス用のダウンリンク通信の全て(即ち、制御シグナリング及び上位レイヤ/ユーザプレーンデータを含む)は、例えば、上で特定した文献[2]から[9]で提案された原理に従って、仮想キャリアのうちの1つの送信リソース内で搬送され得る。このことは、例えば、ホストキャリアの全帯域幅を受信することができない(よって、制御領域300の全てを受信することができない)端末デバイスにとっては相応しいことがあり得る。
他のケースにおいて、低減ケイパビリティ端末デバイスは、ホストキャリアの全帯域幅の受信(よって、制御領域300の受信及び復号)が可能であり得るが、その、PDSCH領域の全てのバッファリング及び復号を行う能力に関して限られていることがあり得、そのため、例えば、上で特定した文献[10]及び[11]において提案された「T字型割り当て」原理に従って当該端末デバイスに割り当てられた仮想キャリアに及ぶ、ダウンリンク送信リソースのサブセットのみのバッファリング及び復号を行い得る。参照を容易にするために、この動作モードは「T字型割り当て」動作モードと称され得るが、低減ケイパビリティ端末デバイスに割り当てられるPDSCHリソースは、周波数において連続している必要はない。つまり、図4に概略的に表される仮想キャリアリソースは、連なったブロックとして示されているが、幾つかの例では、リソースの限られたサブセットが、システム帯域幅全体に分散された(広がった)OFDMキャリアのサブセットであってよい。さらに、1つの特定の端末デバイス用の仮想キャリアを含むOFDMサブキャリアのサブセットが、別の端末デバイス用の仮想キャリア動作をサポートすることに関連付けられるOFDMサブキャリアのサブセットとは異なり得ることが、認識されるであろう。
上で注記したように、仮想キャリア動作は、システム情報の変更が、低減ケイパビリティ端末デバイスによっていかに受信され得るかに影響を与え得る。
LTEベースのワイヤレス電気通信システムにおいて、端末デバイスがセル内で動作するのに必要とされる基礎的情報の何らかは、PBCH上において、マスタ情報ブロック(MIB)内で送信される。システム構成に関する他の情報は、SIB1、SIB2、SIB3、…などと称されるシステム情報ブロック(SIB)(リリース11 LTEの時点において、16個のSIBが定義されている)間で分割される。SIBは、システム情報(SI)メッセージにおいて送信され、当該SIメッセージは、SIB1以外に複数のSIBを包含し得る。異なる周期性で送信される1つ又は幾つかのSIメッセージが存在し得る。各SIメッセージは、同じ周期性でのスケジューリングに適した複数のSIBを搬送し得る。SIB1送信のためのタイミングは、80msのピリオドに固定されており、システムフレーム番号(SFN)が8の倍数(即ち、SFN mod 8=0)である場合、無線フレームの第5のサブフレームにおいて生じる。1つおきの無線フレームに、80msのピリオド以内において、SIB1の再送信が提供される。SIB1においては、他のSIB送信のためのタイミングが構成される。サブフレーム内のPDSCH上のSIメッセージについての送信リソース割り当ては、SI−RNTI(System Information Radio Network Temporary Identifier−現在、LTEにおいては0xFFFF)にアドレス指定されるPDCCH割り当てメッセージを使用して、端末デバイスに提供される。上位レイヤにおいて、SIは、ロジカルブロードキャスト制御チャネル(BCCH)上で搬送される。
セル内のシステム情報は変更され得るが、このことは典型的に、おそらくは数時間、数日間、又は数週間さえも変更されないままであるシステム情報では、ほとんど生じない。
EAB(Extended Access Barring)、ETWS(Earthquake Tsunami Warning System)、及びCMAS(Commercial Mobile Alert System)に関するもの以外のシステム情報の変更については、BCCH修正ピリオドが定義される(これは、「SI修正ピリオド」と称され得る)。SI修正ピリオド境界は、セル固有のqという値について、SFN mod q=0である無線フレーム上で規定され得る。システム情報に変更が存在する場合、新規のSI修正ピリオドの開始から、新規のシステム情報が送信される。
LTEベースのネットワークにおいて、システム情報におけるスケジューリングを実装するための一般的な処理については、例えば、ETSI TS 136 331 V11.4.0(2013−07)のセクション5.2.1.2/3GPP TS 36.331 バージョン11.4.0 リリース11[13]に記載されている。要約すると、基地局は、システム情報の変更を以下のように示す。
LTEベースのシステムにおける、システム情報と、システム情報におけるスケジューリングと、についての一層の詳細は、ETSI TS 136 331 V11.4.0(2013−07)/3GPP TS 36.331 バージョン11.4.0 リリース11[13]において見出すことができる。
上で論じたように、或るタイプの端末デバイスが、それを通じて動作するベースバンド帯域幅を縮小することにより、LTEモデムの複雑性を低減することが提案されてきた。特に、端末デバイスが、それを通じて(即ち、T字型割り当て仮想キャリア技法を使用して)PDSCHを受信し得る、少なくともベースバンド帯域幅の縮小が望ましいことがあり得る。このことは、サブフレームバッファリング、ポストFFTバッファリング、チャネル推定、及びターボ復号の複雑性を下げる利点を有し得、複雑性がより低くなることにより、モデムのコストがより低くなることに加え、動作上の電力消費が低減する機会が生じる。複雑性の低いモデムは特に、マシンタイプ通信(MTC)端末デバイスで使用するのに魅力的である。
このような低減ケイパビリティ端末デバイスは、例えば、n個の物理リソースブロック(PRB)、例えばベースバンドにおいて10MHzのシステム帯域幅についてn=50のPRB、に及ぶ全システム帯域幅全体においてPDCCHを受信するように適合され得る。しかしながら、端末デバイスは、最大でm個のPRBにおいてPDSCHを受信するように適合され得、ここでmは、n未満である。例えばm=6であり、これは、PDSCHについてベースバンドにおいて1.4MHzの実効帯域幅に対応する。
UEが、どのm個のPDSCH PRBを、復号する必要がある前にバッファリングしなければならないのかについての標識が、当該UEに与えられる場合、バッファリング要件を縮小させることができ、それにより、50個のPRBの代わりに6個のPRBに適したバッファを提供することができる。RF帯域幅は変更されないため、これらの6個のPDSCH PRBは、システム帯域幅内のどこかに存在することが可能であり、一般に、1サブフレーム当たりの周波数において、連続又は非連続であり得る。PDSCH復号が生じるサブフレームにおいて、PDCCHは、6個のPRBの、いずれかのサブセット又は全部をスケジューリングすることができるが、その理由は、6個全てがUEによりバッファリングされているためである。端末デバイスにおいて、バッファリングを行うためにPDSCHリソースの所定のサブセットを確立するための幾つかの例示的な技法は、GB 2 497 743[10]及びGB 2 497 742[11]において見出すことができるが、一般には、あらゆる適切な技法を使用することが可能である。
低減ケイパビリティ端末デバイスが所与のサブフレーム内でPDSCHを受信することのできる、送信リソースの限られたサブセットは、システム情報メッセージがワイヤレス電気通信システムにおいていかに取り扱われるべきかに影響を及ぼす。システム情報の変更を示すためのSI−RNTIへのPDCCHリソース割り当ては、PDCCH共通サーチスペース内で送信され、したがって、全ての端末デバイスは、(少なくとも、全ての端末デバイスについて関連するシステム情報について)同じPDSCHリソースを使用して、関連するSIBを受信する。SIBは、低減ケイパビリティ端末デバイスによって受信可能となるために、当該低減ケイパビリティ端末デバイスが関連するサブフレーム内においてバッファリングするであろう物理リソースブロック上で、スケジューリングされるべきである。さらに、これは、限られた数のPRBであり、例えば、SIBがm個の(例えばm=6)のPRB内で送信されることを求める。
しかしながら、基地局は、低減ケイパビリティ(複雑性の低い)端末デバイスのためのPDSCHリソースの限られたサブセットを使用して、当該端末デバイスにユーザデータを送信する必要もある。ネットワーク内でサポートされることが可能な低減ケイパビリティ端末デバイスの数の増大と、スケジューリング全体の柔軟性の増大とを助けるために、送信リソースの、異なる限られたサブセットを使用して、異なる低減ケイパビリティ端末デバイスが動作することができれば、役立ち得る。このことは、異なる端末デバイスが、それ自体のユーザデータを受信するためにバッファリングするPDSCHリソースブロックが、一般には、システム情報(SIB)が送信される同じリソースブロックではないことを意味する。仮想キャリア動作について以前に提案されたスキームは、端末デバイスがネットワークにアタッチする際に、所与のサブフレーム内においてPDSCHリソースの限られたサブセットのみを復号する当該端末デバイスの能力にも関わらず、システム情報をいかに獲得し得るかに対処してきた。しかしながら、低減ケイパビリティ端末デバイスがネットワークに(例えばRRC接続モードにおいて)接続されている間に、例えばシステム情報の変更によ新規のシステム情報を獲得し得るときに、異なる技法が必要とされ得る。
図5は、低減ケイパビリティ端末デバイスが、PDCCHリソースの全帯域幅を受信することが可能でありながらPDSCHリソースのサブセットをバッファリングすることに限定される、仮想キャリア動作モードをサポートするLTEベースのワイヤレス電気通信システムについて、SFn、SFn+1、SFn+2及びSFn+3と表記される4個のサブフレームに及ぶダウンリンク周波数リソースグリッドを概略的に表す。上記のように、各サブフレームは、PDCCH領域560及びPDSCH領域562を含む。サブフレームSFn+1及びSFn+2は、図面で概略的に表されるように、システム情報修正ピリオド境界564にまたがるものと想定される。各サブフレームのPDSCH領域内で概略的に表されるのは、例示的な低減ケイパビリティ端末デバイスが、ユーザプレーンデータを受信しているならば使用するであろう、送信リソース566のサブセットの標識である。これらは、低減ケイパビリティ端末デバイス用の専用物理リソースブロックと称され得る。同じく各サブフレームのPDSCH領域内で概略的に表されるのは、基地局が、関連するサブフレーム内でシステム情報ブロックを送信しているならば使用するであろう、送信リソース568の標識である。これらは、SIB物理リソースブロックと称され得る。認識されるであろう点は、送信リソース566及び568のそれぞれのセットが、純粋に表現を容易にするために、各サブフレーム内の同じ場所に生じている連続したブロックとして示されているという点である。実際には、低減ケイパビリティ端末デバイス用の専用PRBを含むリソース566は、連続していないかもしれず、それらの位置及び周波数は、異なるサブフレームにおいて変化し得る。SIB PRBを含むリソース566についても同様である(即ち、これらは一般に、各サブフレーム内の異なる周波数リソース上にスケジューリングされ得る)。
サブフレームSFn及びSFn+1において、低減ケイパビリティ端末デバイスは、当該低減ケイパビリティ端末デバイスが、全PDCCH領域560と、当該低減ケイパビリティ端末デバイス用の専用ユーザプレーンデータ送信のために確立されたPDSCH送信リソース566の限られたサブセットと、をバッファリングする、知られている「T字型」仮想キャリア動作モードで動作しているものと想定される。デバイスが専用PRB566をバッファリングしている間、当該デバイスは、システム情報を送信するためにネットワークにより使用される送信リソース568をバッファリングすることができない。このことを、専用PRBを含むPDSCH送信リソース566におけるチェック印と、SIB PRBを含むPDSCHリソース568におけるばつ印及び陰影付けと、によって図5に概略的に表す。
図5に表される概略的な例では、基地局が、サブフレームSFn+1とSFn+2との間のシステム情報修正ピリオド境界564において、システム情報に変更を加え得ることが想定される。あらゆる所与の実装例におけるシステム情報変更の理由は、この開示の実施形態の動作には重要ではない。
低減ケイパビリティ端末デバイスは、上で論じた従来の様式における従来の端末デバイスについてのものと同じやり方で、基地局からシステム情報変更通知を受信することができる。システム情報を送信するために使用される送信リソース(即ち、図5においてSIB PRBとして識別されるリソース568)について端末デバイスに知らせるために、確立された技法を使用することもできる。
しかしながら、低減ケイパビリティ端末デバイスが、より大きなSIBの幾つかを受信できないかもしれないという点において、問題が生じる。さらに、これらの低減ケイパビリティデバイスのカバレージを拡張するために、SIBにおいてデータの繰り返しが実施され得る。
発明者らは、低減ケイパビリティ端末デバイスにおいて、より大きなSIBの幾つかを受信する種々のメカニズムを特定している。1つのアプローチは、非低減ケイパビリティ端末デバイスについては、SIBの或るバージョンを送信し、1.4MHzの帯域幅で及び/又はカバレージ拡張を伴って動作する端末デバイスについては特に、当該SIBのコピーを送信する、というものである。このことは、非必須情報の排除と、より大きなブロックの削減と、を含み得る。しかしながら、このアプローチを用いても、発明者らは、幾つかの問題を特定している。
第1に、必須ではないと考えることのできる大量の情報は存在しない。このことは、複雑性の低いデバイスが周波数間モビリティをサポートする必要がある場合、特に当てはまる。この特性は、(スマートウォッチといった)ウェアラブル技術の分野において重要であるが、その理由は、最大サイズを有するSIBが、モビリティに関連するためである。第2に、発明者らは、同じ情報を2度ブロードキャストすることが非効率であると考えている。
本開示によると、SIBといったシステム情報のブロックについてのスケジューリング情報は、SchedulingInfoListによって提供される。これは、いわゆる「SIB1」において端末デバイスに送信される。本開示によるSIB1の構造を示す図を、図6に示す。知られているSIB1と同様に、本開示によるSIB1は、固定されたタイムロケーションにおいて端末デバイスに送信される。例において、SystemInformationBlockType1は、80msの周期性と、80ms以内に行われる繰り返しとを有する、固定されたスケジュールを使用する。SystemInformationBlockType1の最初の送信は、それについてSFN
mod 8=0である無線フレームのサブフレーム#5においてスケジューリングされ、繰り返しは、それについてSFN
mod 2=0である他の全ての無線フレームのサブフレーム#5においてスケジューリングされる。当然ながら、あらゆる適切なタイムロケーションが使用されてよい。
本開示によるSIB1構造のSchedulingInfoListは、他のSIBについてのスケジューリング情報を包含する。例えば、SIB2は、共通チャネル(例えばPCCH及びPRACH)構成を送信するために使用される。SIB3は、セル再選択構成情報を送信するために使用される。これは、周波数間/周波数内及びRAT間に共通である(例えば、サービングセル閾値及び適性基準)。SIB4は、周波数内再選択に固有の情報を包含する。SIB5は、周波数間再選択に固有の情報を包含する。SIB6及びSIB7は、それぞれ、UTRANセル再選択情報及びGERANセル再選択情報を包含する。このことは、知られているSIB構造に類似している。SIB1構造の順序は、3GPP TS 36.331 セクション6.2.2(SystemInformationBlockType1メッセージ)標準において定義されている。
しかしながら、本開示の実施形態によるSIB1構造は、低減ケイパビリティ端末デバイス用に設計された、SIBの形における付加的なスケジューリング情報が、SIB1内に含まれているかどうかを示すフラグも含む。図6において、この付加的なSIBは、「SIBx」として識別されており、フラグは、「SIBx present=true」である。認識されるように、図6には明示的なフラグが示されているが、他の例においては、付加的なスケジューリングブロックの存在を示すために、付加的なSIBが含まれていることを示すあらゆるマーカ(フラグ若しくはそれ以外のもの)が、SIB1と共にスケジューリング情報内に、例えば、図6の番号付けにおけるn=5に、位置付けられていてよく、又は、既存の若しくは新たに定義されたマスタ情報ブロック(MIB)内に別個に含まれていてよい。マーカ及び新たに定義されたスケジューリングは、代替的に、既存のMIBとは別個の、新たに定義されたMIB内に包含されてもよい。換言すると、SIBxの存在を示すマーカは、SIB1よりもむしろ、マスタ情報ブロック(MIB)内で送信される。すると、端末デバイスは、SIB1からスケジューリング情報を受信せず(又は、そうでなければ無視し)、その代わりに、SIBxからのスケジューリング情報のみを読み取る。
当然ながら、及び後に解説するように、単一の付加的なSIBのみがフラグにより識別されているが、他の実施形態は、低減ケイパビリティ端末デバイスに固有の2つ以上の付加的なSIBを含んでよい。例えば、低減帯域幅端末デバイスのために、1つの付加的なSIBが提供され得、カバレージ拡張端末デバイスのために、第2の付加的なSIBが提供され得る。他の実施形態は、付加的な1つ以上のSIBの代わりに、又は付加的な1つ以上のSIBに加えて、付加的なスケジューリング情報を包含する、SIB1に対する拡張を含んでよい。
したがって、端末デバイスは、本開示の実施形態によるSIB1構造を受信するときに、フラグ又はそれ以外のものによって識別される付加的なSIBxの存在をチェックする。端末デバイスが低減ケイパビリティ端末デバイスであるか、又はカバレージ拡張モードで動作している場合、端末デバイスは、低減ケイパビリティ端末デバイスのタイプか、又は現在のカバレージモードに相応しいSIBxを取り出す。しかしながら、端末デバイスが低減ケイパビリティ端末デバイスではないか、又はカバレージ拡張モードで動作していない場合、端末デバイスは、付加的なSIBを無視し、既に知られているようなSIBの処理を継続する。このことは、本開示の実施形態によるSIB1が、非ケイパビリティ低減端末デバイス、カバレージ拡張モードで動作するデバイス、及び、レガシーデバイスの全てと互換性を有することを意味する。
端末デバイスがケイパビリティ低減端末デバイスであるか、又はカバレージ拡張モードで動作しており、相応しい付加的なSIBxを識別している場合、当該端末デバイスは、SIBxからSchedulingInfoListを得る。明瞭にするために、付加的なSIBxのSchedulingInfoListを「SchedulingInfoList_MTC」と呼んでいるが、どのような名称でも相応しいかもしれない。
注記されるように、SchedulingInfoList_MTCは、SIB1のエントリn=1からn=4にマッピングするエントリn=1からn=4を包含する。そのため、SIB1についてのスケジューリング情報の順序は、このマッピングが生じるSIBxについてのスケジューリングの順序と同じである。また、SchedulingInfoList_MTCは、SIB1内のエントリにマッピングしないエントリn=5からn=7も包含する。SIBxの目的は、SIB1の種々のエントリ(例えば、図6におけるn=1からn=4)がケイパビリティ低減端末デバイスによって変更されるべきであるかどうか、及びいかに変更されるべきか、についての命令を提供することである。SIBx内のこれらのエントリの各々の内容及び機能について、次に、図6の右手側に位置付けられたSIBx構造を参照して解説する。
SIBxのエントリn=1は、項「Remove(sibType2)」を包含する。これは、低減ケイパビリティ端末デバイスが、SIB1内のエントリn=1からSIB2を排除するように命じられており、よって、n=1においてシステム情報ブロックが受信されないことを意味する。SIBxのエントリn=2は、項「Replace(sibType3)with(sibType3-defaultConfig1)Remove(sibType4)」を包含する。これは、低減ケイパビリティ端末デバイスが、SIB1のエントリn=2内のsibType3を置換し、これを、当該低減ケイパビリティデバイス内に記憶されたデフォルト構成に置換することを意味する。このデフォルト構成は、低減ケイパビリティデバイス内に予め記憶され得るか、又は、何らかのメカニズムを使用して、低減ケイパビリティデバイスに転送され得る。さらに、低減ケイパビリティ端末デバイスは、SIB1内のエントリn=2からSIB4を(受信しないことにより)排除する。
SIBxのエントリn=3は、項「Reuse(sibType5)」を包含する。これは、低減ケイパビリティ端末デバイスが、SIB5の内容を使用するように命じられていることを意味する。このことは、明示的な標識を使用することにより、又は、例えば、SchedulingInfoList_MTC内のエントリn=3を省略する(空の状態にする)ことにより、行われ得る。SIBxのエントリn=4は、項「Remove(sibType6, sibType7)」を包含する。これは、低減ケイパビリティ端末デバイスが、SIB1内のエントリn=4からSIB6及びSIB7を排除し(即ち、受信せず)、それらの受信を試みないことを意味する。
SIBxのエントリn=5からn=7は、SIB1にマッピングしない。エントリn=5からn=7内においては、エントリn=1からn=4より排除された置換SIBについての、又は、いずれかの新規の(付加的な)SIBについての、スケジューリングが含まれる。具体的には、図6の例において、SIBxのエントリn=5は、SIB4が32個の無線フレームの周期性で送信されることを表明している。換言すると、SIB1のエントリn=2と比較すると、SIBx内のSIB4は、SIB3と組み合わされることなく単独で送信される。モビリティ関連のシステム情報(例えばSIB4及びSIB5)のいずれかの置換物を送信することにより、他のデバイスについてスケジューリングされたSIBに比べ、シグナリングされる隣接物の数を減少させることができ、結果的に、システム情報ブロックの、より小さなサイズを生じる。
SIBxのエントリn=6及びn=7は、SIB2が2つの部分、即ち、セグメント1及びセグメント2(図6のsegl及びseg2)に効果的に分割されることを表明している。これらのセグメントの各々は、32個の無線フレームの周期性を有する。
SIB(このケースではSIB2)のこの分割は、デバイスが、セルの縁部上に存在するか、又は地下に存在する(即ち、いわゆるカバレージ拡張モードで動作している)といった、弱い信号エリアに位置付けられている例において、特に有用である。典型的に、これらのデバイスは、完全なSIBを受信するために、SIBが多くの回数にわたって送信されることを求める。SIBをセグメントに分割することにより、セグメントが一旦受信されると、当該セグメントが再送信される必要のないことを意味する。これにより、ネットワークリソースと、端末デバイス内のバッテリ寿命とが節約される。
この付加的なSIB及びSIBxを使用することにより、低減ケイパビリティ端末デバイスは、それ自体に関連するSIBの使用及び取出しのみを行うことが可能になる。これにより、端末デバイス内のバッテリ寿命が節約される。同様に、幾つかの例では、低減ケイパビリティ端末デバイスがSIBを受信することが不可能である。このケースでは、SIBが多くのセグメントに分割されて取り出され得、又は、デフォルト構成に単に置換され得る。
図7は、SIB1及びSIBxにおいて詳述される、SIBの各々の相対的スケジューリングを経時的に示す。このことは、図6のSIB1及びSIBxにおいて与えられたリスト位置及び周期性を使用して提示される。認識されるように、図7は、単に例示的なものに過ぎない。エントリn=1(SIB2)は、16個の無線フレーム毎に繰り返され、エントリn=2(SIB3、SIB4)は、32個の無線フレーム毎に繰り返され、エントリn=3(SIB5)は、64個の無線フレーム毎に繰り返され、エントリn=4(SIB6、SIB7)は、128個の無線フレーム毎に繰り返され、エントリn=5からn=7は、32個の無線フレーム毎に繰り返される。
次に、3つの異なるタイプの端末デバイスと、各々がSIBにおいて提供された情報をいかに使用してどの情報を復号すべきかを判定し得るかと、の一例を提示する。第1のタイプはスマートフォンであり、第2のタイプはスマートウォッチであり、第3のタイプは地下のパワーメータである。これらの端末デバイスの各々は、異なるケイパビリティ及び要件を有する。
スマートフォンがLTEカテゴリ1、UMTS、及びGSMをサポートするものと想定されたい。また、スマートウォッチが、UMTS又はGSMをサポートしないものの、LTEでモビリティをサポートしなければならない狭帯域LTEデバイス(Rel−13カテゴリ)であるものと想定されたい。最後に、スマートメータが、システム情報を含めたLTEデータを受信するためにカバレージ拡張もサポートするカテゴリ0(Rel−12)又は狭帯域(Rel−13)いずれかのデバイスであるものと想定されたい。スマートメータは、静止したデバイスであり、そのため、モビリティをサポートする必要はない。
レガシー端末デバイスは、n=1, 2, 3, 4においてのみ、SIBを受信する。その理由は、レガシー端末デバイスが、RF帯域幅又はカバレージのいずれかに対する制限を有さないためである。そのため、情報のセグメント化又は低減化が必要とされない。
スマートウォッチデバイスは、狭帯域RFを有するため、SIBx内に与えられる情報に従わなければならない。図8に、スマートウォッチにおいて受信されたSIBを示す。
スマートウォッチが狭帯域RFであるため、(n=1における)SIB2が大きすぎ、7個以上の物理リソースブロックにわたって広がる可能性がある。また、SIB2が、カバレージ拡張のための繰り返しをサポートするためにセグメント化するには大きすぎるものの、スマートウォッチによる受信のためにセグメント化される可能性もある。したがって、n=1におけるSIB2は、スマートウォッチ又はスマートメータのいずれかにより受信されないものの、その代わりに、2個のセグメントにおいて受信され、n=6及びn=7において提供される。これらのセグメントをn=6及びn=7において提供することにより、これらのセグメントは、スマートフォン又はレガシーデバイスにより受信されない。その理由は、これらのデバイスがn=1からn=4しか認識しないためである。
n=2においてSIB3及びSIB4を含むことは、SIB3及びSIB4が、やはり、スマートウォッチ又はスマートメータのいずれかによって受信されるには大きすぎることを意味する。一方、SIB5は、6個の物理リソースブロックにとって大きすぎず、よって、スマートウォッチによる受信が可能である。しかしながら、SIB5は、モビリティの特性である周波数間再選択パラメータに関連しているため、これは、スマートメータによって必要とされず、カバレージ拡張モードのための繰り返しを使用して送信されることが求められない。したがって、SIB5は、スマートウォッチによってのみ受信されればよい。
n=4におけるSIB6及びSIB7は、やはり、6個の物理リソースブロックにわたって広がるには大きすぎるため、スマートウォッチ又はスマートメータのいずれかによって受信され得ない。いずれの場合においても、SIB6及びSIB7がそれぞれ、UTRANセル再選択及びGERANセル再選択に関連しているため、スマートウォッチもスマートメータも、この情報を必要としないが、その理由は、それらがLTEのみをサポートするためである。したがって、SIB6及びSIB7は、スマートウォッチ又はスマートメータのいずれかによって受信されない(SIB6及びSIB7が「排除されている」、SIBx内のn=4を参照されたい)。
次に、スマートウォッチにより受信されるSIBを示す図8に、特に注目されたい。n=1においてSIBxにより示されるように、SIB2は受信されないが、その理由は、SIB2が2個のセクションにセグメント化されており、代わりにn=6及びn=7において提供されているためである。
n=2において、スマートウォッチは、SIB3又はSIB4を受信しない。むしろn=2は、スマートウォッチに、SIB3の内容を、予め定義された共通チャネル構成であり得るデフォルト構成に置換するように告げ、この、予め定義された共通構成は、仕様において定義され得るか、スマートウォッチのSIM機能において定義され得るか、又は、例えば専用シグナリングを使用して予め確立され得るか、若しくは、オペレータ固有の構成に従って製造時にハードコーディングされ得るか、のいずれかである。これは、例えば、固定された、低減ケイパビリティ端末デバイス固有のPRACHリソースを包含し得る。加えて、SIBx内のn=2において、SIB4は、n=5において単独で送信されるときに読み取られる。SIB4がSIB3と組み合わされないため、SIB4は、6個未満の物理リソースブロックを使用して送信されることが可能である。ここで注記されるべき点は、(n=5において送信されるときの)SIB4の内容が、n=2において送信されるSIB4とは異なり得る点である。その理由は、(スマートフォンといった)レガシーデバイスが、n=5を受信せず、スマートウォッチの周波数間リストよりも大きな周波数間リストを必要とし得るためである。したがって、n=5がスマートウォッチによってのみ受信されることを知得することにより、SIB情報をスマートウォッチ用に特化させることができる。このことは、ネットワークリソースを減少させ、スマートウォッチのバッテリ寿命を延長させる。このことは、何らかのレベルのカバレージ拡張をサポートするために繰り返しを実施する可能性も提供し、この何らかのレベルのカバレージ拡張は、ケイパビリティの低減なくデバイスとして同様の性能要件を満たすために、低減ケイパビリティデバイスによって必要とされ得る。これは、例えば、受信アンテナを1本しか有していないデバイスを補償するための3dBのカバレージ拡張であり得る。
n=3において、SIB1のSchedulingInfoListからのSIB5が再利用される。その理由は、SIB5がスマートウォッチにより必要とされており、6個の物理リソースブロック内にも収まるためである。
付加的な繰り返しを用いてSIB5を送信することが可能である。このことは、やはり繰り返しを必要とするスマートウォッチの使用をサポートする。このケースにおいて、SIB5は、同じ位置において依然としてスケジューリングされるが、幾つかの付加的な繰り返しを伴う。n=3がレガシーデバイスによって受信されるため、SIB5の繰り返しの提供は、レガシーデバイスのカバレージ拡張のために、考え得るさらなるサポートが存在することを意味する。
加えて、スマートメータに関し、SIB5は必要とされないが、その理由は、静止したスマートメータによってモビリティ情報が使用されないためである。したがって、スマートメータは、n=5, 6, 7においてSIBx内に包含される情報を読み取りさえすればよい。このことは、カバレージ拡張をサポートするために、新規のSIBのみが付加的な繰り返しを伴って送信される必要がある一方で、既存のSIBが影響を受けないまま、繰り返しを必要としない、という利点を有する。
先述の内容は、SIBxが、SIB1内で参照されるSIBのスケジューリング情報に関する命令を含み得ることを示してきたが、本開示はそのように限定されない。具体的には、SIBxは、端末デバイスに対し、SIB1内に位置付けられている全てのスケジューリング情報を無視するように告げる命令を含み得る。すると、SIBx内のスケジューリング情報は、代わりに、新たに定義されるSIBタイプ(即ち、SIB1内に位置付けられていないSIBタイプ)の配信に関連するスケジューリング情報を、端末デバイスに提供し得る。換言すると、SIBx内のスケジューリング情報が、SIB1内で言及されるSIBのスケジューリングに関連することが可能であるが、本開示はそのように限定されず、SIBx内のスケジューリング情報は、SIB1内で言及されていないSIBのスケジューリングに関連してよい。
図9は、本開示の一実施形態による電気通信システム600を概略的示す。この例における電気通信システム600は、上で論じたものといった仮想キャリア動作をサポートするLTEタイプのアーキテクチャに、大まかには基づいている。電気通信システム600の動作の多くの態様が、知られており且つ理解されており、ここでは簡潔にするために詳細には説明しない。ここで具体的には説明しない電気通信システム600の動作上の態様は、知られているあらゆる技法に従って、例えば、それらの内容全体がここに引用により組み込まれる、GB 2 487 906[2]、GB 2 487 908[3]、GB 2 487 780[4]、GB 2 488 613[5]、GB 2 487 757[6]、GB 2 487 909[7]、GB 2 487 907[8]、GB 2 487 782[9]、GB 2 497 743[10]、及びGB 2 497 742[11]に開示されるものといった仮想キャリア動作を組み込むために適宜修正を伴った現在のLTE標準に従って、実装されてよい。
電気通信システム600は、無線ネットワーク部分に結合されたコアネットワーク部分(発展型パケットコア)602を含む。無線ネットワーク部分は、複数の端末デバイスに結合された基地局(発展型nodeB)604を含む。この例では、2個の端末デバイス、即ち、第1の端末デバイス606及び第2の端末デバイス608が示されている。当然ながら、実際には、無線ネットワーク部分が、種々の通信セル全体において、より多くの数の端末デバイスにサービスする複数の基地局を含み得る旨が認識されるであろう。しかしながら、図9には、簡単にするために、単一の基地局及び2個の端末デバイスしか示されていない。
従来のモバイル無線ネットワークと同様に、端末デバイス606及び608は、基地局(送受信局)604に及び基地局(送受信局)604から、データを通信するように配置される。基地局は、次いで、基地局604を介して電気通信システム600内の端末デバイスにモバイル通信サービスのルーティング及び管理を実施するように配置されるコアネットワーク部分内のサービングゲートウェイ(S−GW)(図示せず)に、通信可能に接続される。モビリティ管理及び接続性を維持するために、コアネットワーク部分602は、ホーム加入者サーバ(HSS)に記憶される加入者情報に基づいて通信システム内で動作する端末デバイス606及び608との拡張パケットサービス(EPS)接続を管理するモビリティ管理エンティティ(図示せず)も含む。コアネットワーク内の他のネットワークコンポーネント(簡単にするため、やはり図示せず)には、ポリシー課金リソース機能(PCRF)と、コアネットワーク部分602から外部パケットデータネットワーク、例えばインターネットへの接続を提供するパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)と、が含まれる。上で注記したように、図9に示される通信システム600の種々の要素の動作は、ここで論じられるような本開示の実施形態に従って機能性を提供するために修正される場合を除き、例えば、確立された電気通信標準と、ここに言及される参考文献に詳述される原理とに従って、大まかには従来通りであり得る。
この例では、第1の端末デバイス606が、従来の様式で基地局604と通信する従来のスマートフォンタイプの端末デバイスであるものと想定される。この従来の端末デバイス606は、ワイヤレス信号の送信及び受信のための送受信機ユニット606aと、デバイス606を制御するように構成されるプロセッサユニット(コントローラユニット)606bと、を含む。プロセッサユニット606bは、ワイヤレス電気通信システム内の機器のために、従来のプログラミング/構成の技法を使用して、所望の機能性を提供するように適切に構成された/プログラミングされたプロセッサユニットを含み得る。図9では、送受信機ユニット606a及びプロセッサユニット606bが別個の要素として概略的に示されている。しかしながら、これらのユニットの機能性が、種々の異なるやり方で、例えば、単一の適切にプログラミングされた汎用コンピュータ、又は、適切に構成された特定用途向け集積回路/回路素子を使用して、提供されることが可能である旨が認識されるであろう。認識されるように、従来の端末デバイス606は一般に、その動作の機能性に関連付けられる種々の他の要素を含む。
この例では、第2の端末デバイス608が、基地局604と通信するときに、本開示の実施形態に従って仮想キャリア(VC)モードで動作するように適合されるマシンタイプ通信(MTC)端末デバイス604であるものと想定される。上で論じたように、マシンタイプ通信端末デバイスは、幾つかのケースにおいて、典型的には、少量のデータを通信する半自律又は自律のワイヤレス通信デバイスとして特徴付けられ得る。例には、例えば、顧客の家に位置付けられて、顧客によるガス、水道、電気などといったユーティリティの消費に関するデータについての情報を中央MTCサーバに定期的に返信し得る、いわゆるスマートメータが含まれる。MTCデバイスは、幾つかの点において、例えばレイテンシーの観点において相対的に低いサービス品質(QoS)を有する相対的に低帯域幅の通信チャネルによってサポートされることが可能なデバイスとみなされ得る。ここでは、図9のMTC端末デバイス608が、このようなデバイスであるものと想定される。
MTCデバイス608は、ワイヤレス信号の送信及び受信のための送受信機ユニット608aと、MTCデバイス608を制御するように構成されるプロセッサユニット(コントローラユニット)608bと、を含む。プロセッサユニット608bは、ここでさらに解説されるように、本開示の幾つかの実施形態に従って機能性を提供するための種々のサブユニットを含み得る。これらのサブユニットは、単体のハードウェア要素として、又は、プロセッサユニットの、適正に構成された機能として、実装され得る。よって、プロセッサユニット608bは、ワイヤレス電気通信システム内の機器のために、従来のプログラミング/構成の技法を使用して、ここに記載される所望の機能性を提供するように適切に構成された/プログラミングされたプロセッサを含み得る。図9において、送受信機ユニット608a及びプロセッサユニット608bは、表現を容易にするために、別個の要素として概略的に示されている。しかしながら、これらのユニットの機能性が、種々の異なるやり方で、例えば、単一の適切にプログラミングされた汎用コンピュータ、若しくは、適切に構成された特定用途向け集積回路/回路素子を使用して、又は、所望の機能性の異なる要素を提供するための複数の単体の回路素子/処理要素を使用して、提供されることが可能である旨が認識されるであろう。MTCデバイス608が一般に、確立されたワイヤレス電気通信技法に従って、その動作の機能性に関連付けられる種々の他の要素を含むことが認識されるであろう。
基地局604は、ワイヤレス信号の送信及び受信のための送受信機ユニット604aと、ここで記載されるように、本開示の実施形態に従って動作するよう基地局604を制御するように構成されるプロセッサユニット(コントローラユニット)604bと、を含む。プロセッサユニット606bは、以下にさらに解説されるように、本開示の実施形態に従って機能性を提供するための種々のサブユニットも含み得る。これらのサブユニットは、単体のハードウェア要素として、又は、プロセッサユニットの、適正に構成された機能として、実装され得る。よって、プロセッサユニット604bは、ワイヤレス電気通信システム内の機器のために、従来のプログラミング/構成の技法を使用して、ここに記載される所望の機能性を提供するように適切に構成された/プログラミングされたプロセッサを含み得る。図9において、送受信機ユニット604a及びプロセッサユニット604bは、表現を容易にするために、別個の要素として概略的に示されている。しかしながら、これらのユニットの機能性が、種々の異なるやり方で、例えば、単一の適切にプログラミングされた汎用コンピュータ、若しくは、適切に構成された特定用途向け集積回路/回路素子を使用して、又は、所望の機能性の異なる要素を提供するための複数の単体の回路素子/処理要素を使用して、提供されることが可能である旨が認識されるであろう。基地局604が一般に、確立されたワイヤレス電気通信技法に従って、その動作の機能性に関連付けられる種々の他の要素を含むことが認識されるであろう。
よって、基地局604は、それぞれの通信リンク610及び612を通じて、従来の端末デバイス606及びこの開示の一実施形態による端末デバイス608の両方とデータを通信するように構成される。基地局604と従来の端末デバイス606との間の通信のための通信リンク610は、(例えば、図4に概略的に表される送信リソースの全範囲を潜在的に利用する)ホストキャリアによりサポートされる。基地局604と低減ケイパビリティMTC端末デバイス608との間の通信のための通信リンク612は、(例えば、図4に概略的に表される仮想キャリアといった、周波数リソースの限られたサブセット内のリソースを利用する)仮想キャリアによりサポートされる。MTC端末デバイス608と基地局604との間の通信は、一般に、この開示の或る実施形態に従って機能性を提供するために、ここに記載されるような修正を伴った、仮想キャリア動作のための以前に提案されたスキームのいずれかに基づき得る。例えば、MTC端末デバイス608は、当該端末デバイス608にアドレス指定される、基地局604からの全ての制御プレーンシグナリング及びユーザプレーンシグナリングが、端末デバイス608のために提供される仮想キャリアに割り当てられた周波数リソース(OFDMキャリア)のサブセット内で行われるように動作し得る。代替的に、端末デバイス608にアドレス指定される、基地局604からの制御プレーンシグナリングは、図4に表される制御領域300の全帯域幅内で行われ得、上位レイヤデータ(ユーザプレーンデータ)は、端末デバイス608のために提供された仮想キャリアに割り当てられた限られた周波数リソース(OFDMキャリア)内で通信される。
最後に、先述の内容は、端末デバイスを、ウェアラブルデバイスとしてのスマートウォッチとして説明してきたが、あらゆるタイプのウェアラブルデバイスが構想される。例えば、本原理に従い、ウェアラブルデバイスは、スマートグラス又はフィットネスバンドであってよい。さらに、デバイスは、車、バン、又は船といった車両に位置付けられてよい。
本開示の実施形態は、番号を付けた以下の段落によって例示することが可能である。
1. ワイヤレス電気通信システムにおいて端末デバイスを動作させる方法であって、前記端末デバイスにおいて、システム情報の複数のブロックの少なくとも1つを所定の時間において受信することを含み、システム情報の前記ブロックは、i)システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関する第1のスケジューリング情報と、ii)第2のスケジューリング情報の存在を示すマーカと、を含み、前記第2のスケジューリング情報は、システム情報の少なくとも1つのさらなるブロックの受信に関する命令を前記端末デバイスに提供する、方法。
2. 前記命令が、システム情報の1つ以上の付加的なブロックの受信を無視することを含む、段落1に記載の方法。
3. 前記命令が、前記スケジューリング情報内に示される前記時間において、システム情報の1つ以上のブロックを受信する命令を含む、段落1又は2に記載の方法。
4. 前記命令が、前記スケジューリング情報内に示される時間とは異なる時間において、システム情報の1つ以上のブロックを受信する命令を含む、段落1、2、又は3に記載の方法。
5. 前記命令が、第1の時間においてはシステム情報の1つのブロックの一部分を、第2の時間においてはシステム情報の前記1つのブロックの第2の部分を、受信する命令を含む、段落1から4のいずれかに記載の方法。
6. システム情報の1つのブロックの前記部分を繰り返すことを含む、段落5に記載の方法。
7. 前記命令が、システム情報の1つのブロックの少なくとも一部分を、予め定義されたデフォルト情報に置換する命令を含む、段落1から6のいずれかに記載の方法。
8. 前記第1のスケジューリング情報の順序が、前記第2のスケジューリング情報の順序と同じである、段落1から7のいずれかに記載の方法。
9. 前記マーカがさらに、端末デバイスのタイプを示し、前記端末デバイスが、前記示されたタイプのものである場合に、前記端末デバイスが前記第2のスケジューリング情報を使用する、段落1から8のいずれかに記載の方法。
10. 前記第1のスケジューリング情報の順序が、前記第2のスケジューリング情報の順序と同じであり、前記第2のスケジューリング情報が、そのタイプの端末デバイスによって使用可能なシステム情報のさらなるブロックに関するスケジューリング情報を含む、段落9に記載の方法。
11. システム情報の前記少なくとも1つのさらなるブロックが、システム情報の前記付加的なブロックの少なくとも1つを含む、段落1から10のいずれかに記載の方法。
12. マスタ情報ブロック、並びに、第1のシステム情報ブロック及び第2のシステム情報ブロックを送信するワイヤレス電気通信システムにおいて、端末デバイスを動作させる方法であって、前記第1及び第2のシステム情報ブロックは、システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関する第1のスケジューリング情報及び第2のスケジューリング情報をそれぞれ含み、前記方法は、前記第1のスケジューリング情報を無視して前記第2のスケジューリング情報のみを受信するように前記端末デバイスに命じるマーカを含むシステム情報の前記マスタ情報ブロックを、前記端末デバイスにおいて受信することを含む、方法。
13. システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関するスケジューリング情報を含むマスタ情報ブロックを送信するワイヤレス電気通信システムにおいて、端末デバイスを動作させる方法
14. ワイヤレス電気通信システムにおいて使用するための端末デバイスであって、前記端末デバイスは、送受信機ユニット及び制御ユニットを含み、前記制御ユニットは、システム情報のブロックを所定の時間において受信するよう送受信機を制御するように構成され、システム情報の前記ブロックは、i)システム情報の少なくとも1つのブロックのタイミングに関する第1のスケジューリング情報と、ii)第2のスケジューリング情報の存在を示すマーカと、を含み、前記第2のスケジューリング情報は、システム情報の少なくとも1つのさらなるブロックの受信に関する命令を前記端末デバイスに提供する、端末デバイス。
15. 前記命令が、システム情報の1つ以上のさらなるブロックの受信を無視することを含む、段落14に記載の端末デバイス、
16. 前記命令が、前記スケジューリング情報内に示される前記時間において、システム情報の1つ以上のブロックを受信する命令を含む、段落14又は15に記載の端末デバイス。
17. 前記命令が、前記スケジューリング情報内に示される時間とは異なる時間において、システム情報の1つ以上のブロックを受信する命令を含む、段落14、15、又は16に記載の端末デバイス。
18. 前記命令が、第1の時間においてはシステム情報の1つのブロックの一部分を、第2の時間においてはシステム情報の前記1つのブロックの第2の部分を、受信する命令を含む、段落14から17に記載の端末デバイス。
19. システム情報の1つのブロックの前記部分を繰り返すことを含む、段落18に記載の端末デバイス。
20. 前記命令が、システム情報の1つのブロックの少なくとも一部分を、予め定義されたデフォルト情報に置換する命令を含む、段落14から19に記載の端末デバイス。
21. 前記第1のスケジューリング情報の順序が、前記第2のスケジューリング情報の順序と同じである、段落14から19に記載の端末デバイス。
22. 前記マーカがさらに、端末デバイスのタイプを示し、前記端末デバイスが、前記示されたタイプのものである場合に、前記端末デバイスが前記第2のスケジューリング情報を使用する、段落14から19に記載の方法。
23. 前記第1のスケジューリング情報の順序が、前記第2のスケジューリング情報の順序と同じであり、前記第2のスケジューリング情報が、そのタイプの端末デバイスによって使用可能なシステム情報のさらなるブロックに関するスケジューリング情報を含む、段落22に記載の端末デバイス。
24. システム情報の前記少なくとも1つのさらなるブロックが、システム情報の付加的なブロックの少なくとも1つを含む、段落14から23に記載の端末デバイス。
25. マスタ情報ブロック、並びに、第1のシステム情報ブロック及び第2のシステム情報ブロックを送信するワイヤレス電気通信システムにおいて、使用するための端末デバイスであって、前記第1及び第2のシステム情報ブロックは、システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関する第1のスケジューリング情報及び第2のスケジューリング情報をそれぞれ含み、前記端末デバイスは、コントローラユニット及び送受信機ユニットを含み、それにより、前記コントローラユニットは、マーカを含むシステム情報の前記マスタ情報ブロックを受信するよう前記送受信機ユニットを制御するように構成され、前記マーカの存在下において、前記コントローラユニットは、前記第1のスケジューリング情報を無視して前記第2のスケジューリング情報のみを受信するよう送受信機を制御するように構成される、端末デバイス
26. システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関するスケジューリング情報を含むマスタ情報ブロックを送信するワイヤレス電気通信システムにおいて、使用するための端末デバイスであって、前記端末デバイスは、前記マスタ情報ブロックを受信するように構成される送受信機と、前記マスタ情報ブロックから前記スケジューリング情報を抽出するように構成されるコントローラユニットと、を含む、端末デバイス。
27. ワイヤレス電気通信システムにおいて基地局を動作させる方法であって、端末デバイスに、システム情報の複数のブロックの少なくとも1つを所定の時間において送信することを含み、システム情報の前記ブロックは、i)システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関する第1のスケジューリング情報と、ii)第2のスケジューリング情報の存在を示すマーカと、を含み、前記第2のスケジューリング情報は、システム情報の少なくとも1つのさらなるブロックの受信に関する命令を前記端末デバイスに提供する、方法。
28. 前記命令が、システム情報の1つ以上の付加的なブロックの受信を無視することを含む、段落27に記載の方法、
29. 前記命令が、前記スケジューリング情報内に示される前記時間において、システム情報の1つ以上のブロックを受信する命令を含む、段落27又は28に記載の方法。
30. 前記命令が、前記スケジューリング情報内に示される時間とは異なる時間において、システム情報の1つ以上のブロックを受信する命令を含む、段落27から29に記載の方法。
31. 前記命令が、第1の時間においてはシステム情報の1つのブロックの一部分を、第2の時間においてはシステム情報の前記1つのブロックの第2の部分を、受信する命令を含む、段落27から30に記載の方法。
32. システム情報の1つのブロックの前記部分を繰り返すことを含む、段落31に記載の方法。
33. 前記命令が、システム情報の1つのブロックの少なくとも一部分を、予め定義されたデフォルト情報に置換する命令を含む、段落27から32に記載の方法。
34. 前記第1のスケジューリング情報の順序が、前記第2のスケジューリング情報の順序と同じである、段落27から33に記載の方法。
35. 前記マーカがさらに、端末デバイスのタイプを示し、前記端末デバイスが、前記示されたタイプのものである場合に、前記端末デバイスが前記第2のスケジューリング情報を使用する、段落27から34に記載の方法。
36. 前記第1のスケジューリング情報の順序が、前記第2のスケジューリング情報の順序と同じであり、前記第2のスケジューリング情報が、そのタイプの端末デバイスによって使用可能なシステム情報のさらなるブロックに関するスケジューリング情報を含む、段落35に記載の方法。
37. システム情報の前記少なくとも1つのさらなるブロックが、システム情報の前記付加的なブロックの少なくとも1つを含む、段落27から36に記載の方法。
38. マスタ情報ブロック、並びに、第1のシステム情報ブロック及び第2のシステム情報ブロックを送信するワイヤレス電気通信システムにおいて、基地局を動作させる方法であって、前記第1及び第2のシステム情報ブロックは、システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関する第1のスケジューリング情報及び第2のスケジューリング情報をそれぞれ含み、前記方法は、前記第1のスケジューリング情報を無視して前記第2のスケジューリング情報のみを受信するように前記端末デバイスに命じるマーカを含むシステム情報の前記マスタ情報ブロックを、前記端末デバイスに送信することを含む、方法。
39. システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関するスケジューリング情報を含むマスタ情報ブロックを送信するワイヤレス電気通信システムにおいて、基地局を動作させる方法。
40. ワイヤレス電気通信システムにおいて使用するための基地局であって、前記基地局は、送受信機ユニット及び制御ユニットを含み、前記制御ユニットは、システム情報の複数のブロックの少なくとも1つを所定の時間において端末デバイスに送信するよう送受信機を制御するように構成され、システム情報の前記ブロックは、i)システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関する第1のスケジューリング情報と、ii)第2のスケジューリング情報の存在を示すマーカと、を含み、前記第2のスケジューリング情報は、システム情報の少なくとも1つのさらなるブロックの受信に関する命令を前記端末デバイスに提供する、基地局。
41. ワイヤレス電気通信システムにおいて使用するための基地局であって、前記基地局は、送受信機ユニット及び制御ユニットを含み、前記制御ユニットは、マスタ情報ブロック、並びに、第1のシステム情報ブロック及び第2のシステム情報ブロックを端末デバイスに送信するよう送受信機を制御するように構成され、前記第1及び第2のシステム情報ブロックは、システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関する第1のスケジューリング情報及び第2のスケジューリング情報をそれぞれ含み、前記制御ユニットはさらに、前記第1のスケジューリング情報を無視して前記第2のスケジューリング情報のみを受信するように前記端末デバイスに命じるマーカを含むシステム情報の前記マスタ情報ブロックを、前記端末デバイスに送信するように構成される、基地局。
42. ワイヤレス電気通信システムにおいて使用するための基地局であって、前記基地局は、送受信機ユニット及び制御ユニットを含み、前記制御ユニットは、システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関するスケジューリング情報を含むマスタ情報ブロックを、端末デバイスに送信するよう送受信機を制御するように構成される、基地局。
43. 請求項40から42のいずれか一項に記載の基地局と、端末デバイスと、を含むワイヤレス電気通信システム。
引例
[1]ETSI TS 122 368 V11.6.0(2012−09)/3GPP TS 22.368 バージョン11.6.0 リリース11)
[2]GB 2 487 906(英国特許出願GB 1101970.0)
[3]GB 2 487 908(英国特許出願GB 1101981.7)
[4]GB 2 487 780(英国特許出願GB 1101966.8)
[5]GB 2 488 513(英国特許出願GB 1101983.3)
[6]GB 2 487 757(英国特許出願GB 1101853.8)
[7]GB 2 487 909(英国特許出願GB 1101982.5)
[8]GB 2 487 907(英国特許出願GB 1101980.9)
[9]GB 2 487 782(英国特許出願GB 1101972.6)
[10]GB 2 497 743(英国特許出願GB 1121767.6)
[11]GB 2 497 742(英国特許出願GB 1121766.8)
[12]Holma H. and Toskala A, "LTE for UMTS
OFDMA and SC-FDMA based radio access", John Wiley and Sons, 2009
[13]ETSI TS 136 331 V11.4.0(2013−07)/3GPP TS 36.331 バージョン11.4.0 リリース 11

Claims (43)

  1. ワイヤレス電気通信システムにおいて端末デバイスを動作させる方法であって、前記端末デバイスにおいて、システム情報の複数のブロックの少なくとも1つを所定の時間において受信することを含み、システム情報の前記ブロックは、i)システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関する第1のスケジューリング情報と、ii)第2のスケジューリング情報の存在を示すマーカと、を含み、前記第2のスケジューリング情報は、システム情報の少なくとも1つのさらなるブロックの受信に関する命令を前記端末デバイスに提供する、方法。
  2. 前記命令が、システム情報の1つ以上の付加的なブロックの受信を無視することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記命令が、前記スケジューリング情報内に示される前記時間において、システム情報の1つ以上のブロックを受信する命令を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記命令が、前記スケジューリング情報内に示される時間とは異なる時間において、システム情報の1つ以上のブロックを受信する命令を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記命令が、第1の時間においてはシステム情報の1つのブロックの一部分を、第2の時間においてはシステム情報の前記1つのブロックの第2の部分を、受信する命令を含む、請求項1に記載の方法。
  6. システム情報の1つのブロックの前記部分を繰り返すことを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記命令が、システム情報の1つのブロックの少なくとも一部分を、予め定義されたデフォルト情報に置換する命令を含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1のスケジューリング情報の順序が、前記第2のスケジューリング情報の順序と同じである、請求項1に記載の方法。
  9. 前記マーカがさらに、端末デバイスのタイプを示し、前記端末デバイスが、前記示されたタイプのものである場合に、前記端末デバイスが前記第2のスケジューリング情報を使用する、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第1のスケジューリング情報の順序が、前記第2のスケジューリング情報の順序と同じであり、前記第2のスケジューリング情報が、そのタイプの端末デバイスによって使用可能なシステム情報のさらなるブロックに関するスケジューリング情報を含む、請求項9に記載の方法。
  11. システム情報の前記少なくとも1つのさらなるブロックが、システム情報の前記付加的なブロックの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  12. マスタ情報ブロック、並びに、第1のシステム情報ブロック及び第2のシステム情報ブロックを送信するワイヤレス電気通信システムにおいて、端末デバイスを動作させる方法であって、前記第1及び第2のシステム情報ブロックは、システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関する第1のスケジューリング情報及び第2のスケジューリング情報をそれぞれ含み、前記方法は、前記第1のスケジューリング情報を無視して前記第2のスケジューリング情報のみを受信するように前記端末デバイスに命じるマーカを含むシステム情報の前記マスタ情報ブロックを、前記端末デバイスにおいて受信することを含む、方法。
  13. システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関するスケジューリング情報を含むマスタ情報ブロックを送信するワイヤレス電気通信システムにおいて、端末デバイスを動作させる方法
  14. ワイヤレス電気通信システムにおいて使用するための端末デバイスであって、前記端末デバイスは、送受信機ユニット及び制御ユニットを含み、前記制御ユニットは、システム情報のブロックを所定の時間において受信するよう送受信機を制御するように構成され、システム情報の前記ブロックは、i)システム情報の少なくとも1つのブロックのタイミングに関する第1のスケジューリング情報と、ii)第2のスケジューリング情報の存在を示すマーカと、を含み、前記第2のスケジューリング情報は、システム情報の少なくとも1つのさらなるブロックの受信に関する命令を前記端末デバイスに提供する、端末デバイス。
  15. 前記命令が、システム情報の1つ以上のさらなるブロックの受信を無視することを含む、請求項14に記載の端末デバイス、
  16. 前記命令が、前記スケジューリング情報内に示される前記時間において、システム情報の1つ以上のブロックを受信する命令を含む、請求項14に記載の端末デバイス。
  17. 前記命令が、前記スケジューリング情報内に示される時間とは異なる時間において、システム情報の1つ以上のブロックを受信する命令を含む、請求項14に記載の端末デバイス。
  18. 前記命令が、第1の時間においてはシステム情報の1つのブロックの一部分を、第2の時間においてはシステム情報の前記1つのブロックの第2の部分を、受信する命令を含む、請求項14に記載の端末デバイス。
  19. システム情報の1つのブロックの前記部分を繰り返すことを含む、請求項18に記載の端末デバイス。
  20. 前記命令が、システム情報の1つのブロックの少なくとも一部分を、予め定義されたデフォルト情報に置換する命令を含む、請求項14に記載の端末デバイス。
  21. 前記第1のスケジューリング情報の順序が、前記第2のスケジューリング情報の順序と同じである、請求項14に記載の端末デバイス。
  22. 前記マーカがさらに、端末デバイスのタイプを示し、前記端末デバイスが、前記示されたタイプのものである場合に、前記端末デバイスが前記第2のスケジューリング情報を使用する、請求項14に記載の方法。
  23. 前記第1のスケジューリング情報の順序が、前記第2のスケジューリング情報の順序と同じであり、前記第2のスケジューリング情報が、そのタイプの端末デバイスによって使用可能なシステム情報のさらなるブロックに関するスケジューリング情報を含む、請求項22に記載の端末デバイス。
  24. システム情報の前記少なくとも1つのさらなるブロックが、システム情報の付加的なブロックの少なくとも1つを含む、請求項14に記載の端末デバイス。
  25. マスタ情報ブロック、並びに、第1のシステム情報ブロック及び第2のシステム情報ブロックを送信するワイヤレス電気通信システムにおいて、使用するための端末デバイスであって、前記第1及び第2のシステム情報ブロックは、システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関する第1のスケジューリング情報及び第2のスケジューリング情報をそれぞれ含み、前記端末デバイスは、コントローラユニット及び送受信機ユニットを含み、それにより、前記コントローラユニットは、マーカを含むシステム情報の前記マスタ情報ブロックを受信するよう前記送受信機ユニットを制御するように構成され、前記マーカの存在下において、前記コントローラユニットは、前記第1のスケジューリング情報を無視して前記第2のスケジューリング情報のみを受信するよう送受信機を制御するように構成される、端末デバイス
  26. システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関するスケジューリング情報を含むマスタ情報ブロックを送信するワイヤレス電気通信システムにおいて、使用するための端末デバイスであって、前記端末デバイスは、前記マスタ情報ブロックを受信するように構成される送受信機と、前記マスタ情報ブロックから前記スケジューリング情報を抽出するように構成されるコントローラユニットと、を含む、端末デバイス。
  27. ワイヤレス電気通信システムにおいて基地局を動作させる方法であって、端末デバイスに、システム情報の複数のブロックの少なくとも1つを所定の時間において送信することを含み、システム情報の前記ブロックは、i)システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関する第1のスケジューリング情報と、ii)第2のスケジューリング情報の存在を示すマーカと、を含み、前記第2のスケジューリング情報は、システム情報の少なくとも1つのさらなるブロックの受信に関する命令を前記端末デバイスに提供する、方法。
  28. 前記命令が、システム情報の1つ以上の付加的なブロックの受信を無視することを含む、請求項27に記載の方法、
  29. 前記命令が、前記スケジューリング情報内に示される前記時間において、システム情報の1つ以上のブロックを受信する命令を含む、請求項27に記載の方法。
  30. 前記命令が、前記スケジューリング情報内に示される時間とは異なる時間において、システム情報の1つ以上のブロックを受信する命令を含む、請求項27に記載の方法。
  31. 前記命令が、第1の時間においてはシステム情報の1つのブロックの一部分を、第2の時間においてはシステム情報の前記1つのブロックの第2の部分を、受信する命令を含む、請求項27に記載の方法。
  32. システム情報の1つのブロックの前記部分を繰り返すことを含む、請求項31に記載の方法。
  33. 前記命令が、システム情報の1つのブロックの少なくとも一部分を、予め定義されたデフォルト情報に置換する命令を含む、請求項27に記載の方法。
  34. 前記第1のスケジューリング情報の順序が、前記第2のスケジューリング情報の順序と同じである、請求項27に記載の方法。
  35. 前記マーカがさらに、端末デバイスのタイプを示し、前記端末デバイスが、前記示されたタイプのものである場合に、前記端末デバイスが前記第2のスケジューリング情報を使用する、請求項27に記載の方法。
  36. 前記第1のスケジューリング情報の順序が、前記第2のスケジューリング情報の順序と同じであり、前記第2のスケジューリング情報が、そのタイプの端末デバイスによって使用可能なシステム情報のさらなるブロックに関するスケジューリング情報を含む、請求項35に記載の方法。
  37. システム情報の前記少なくとも1つのさらなるブロックが、システム情報の前記付加的なブロックの少なくとも1つを含む、請求項27に記載の方法。
  38. マスタ情報ブロック、並びに、第1のシステム情報ブロック及び第2のシステム情報ブロックを送信するワイヤレス電気通信システムにおいて、基地局を動作させる方法であって、前記第1及び第2のシステム情報ブロックは、システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関する第1のスケジューリング情報及び第2のスケジューリング情報をそれぞれ含み、前記方法は、前記第1のスケジューリング情報を無視して前記第2のスケジューリング情報のみを受信するように前記端末デバイスに命じるマーカを含むシステム情報の前記マスタ情報ブロックを、前記端末デバイスに送信することを含む、方法。
  39. システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関するスケジューリング情報を含むマスタ情報ブロックを送信するワイヤレス電気通信システムにおいて、基地局を動作させる方法。
  40. ワイヤレス電気通信システムにおいて使用するための基地局であって、前記基地局は、送受信機ユニット及び制御ユニットを含み、前記制御ユニットは、システム情報の複数のブロックの少なくとも1つを所定の時間において端末デバイスに送信するよう送受信機を制御するように構成され、システム情報の前記ブロックは、i)システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関する第1のスケジューリング情報と、ii)第2のスケジューリング情報の存在を示すマーカと、を含み、前記第2のスケジューリング情報は、システム情報の少なくとも1つのさらなるブロックの受信に関する命令を前記端末デバイスに提供する、基地局。
  41. ワイヤレス電気通信システムにおいて使用するための基地局であって、前記基地局は、送受信機ユニット及び制御ユニットを含み、前記制御ユニットは、マスタ情報ブロック、並びに、第1のシステム情報ブロック及び第2のシステム情報ブロックを端末デバイスに送信するよう送受信機を制御するように構成され、前記第1及び第2のシステム情報ブロックは、システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関する第1のスケジューリング情報及び第2のスケジューリング情報をそれぞれ含み、前記制御ユニットはさらに、前記第1のスケジューリング情報を無視して前記第2のスケジューリング情報のみを受信するように前記端末デバイスに命じるマーカを含むシステム情報の前記マスタ情報ブロックを、前記端末デバイスに送信するように構成される、基地局。
  42. ワイヤレス電気通信システムにおいて使用するための基地局であって、前記基地局は、送受信機ユニット及び制御ユニットを含み、前記制御ユニットは、システム情報の少なくとも1つの付加的なブロックのタイミングに関するスケジューリング情報を含むマスタ情報ブロックを、端末デバイスに送信するよう送受信機を制御するように構成される、基地局。
  43. 請求項40から42のいずれか一項に記載の基地局と、端末デバイスと、を含むワイヤレス電気通信システム。
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