JP2018502518A - ポイントツーマルチポイントサービス送信方法および装置 - Google Patents

ポイントツーマルチポイントサービス送信方法および装置 Download PDF

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Abstract

本発明の実施例は、ルートノード、第1ノード、第2ノード、および、複数のリーフノードを含むネットワークに対して適用される、ポイントツーマルチポイントサービス送信方法および装置を開示する。第1ノードは、第1追加パスを使用して第2ノードに対して接続されており、かつ、第1追加パスと第2パスは、第1ノードをルートノードに対して接続する第1保護パスを構成している。第2ノードは、第2追加パスを使用して第1ノードに対して接続されており、かつ、第2追加パスと第1パスは、第2ノードをルートノードに対して接続する第2保護パスを構成している。本方法は、第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、第1パスが故障している場合は第1保護パスを使用して第1ノードにより、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信するステップ、および、第1ノードにより、サービスデータを複数のリーフノードに対して転送するステップ、を含む。本発明の実施例は、P2MPサービスにおけるサービス送信の保護能力を改善することができる。

Description

本発明は、通信分野に関し、そして、特定的には、ポイントツーマルチポイントサービス送信方法および装置に関する。
本出願は、2015年1月16日付で中国特許庁に提出された中国特許出願第20150024469.3号に基づく優先権を主張するものである。タイトルは”POINT-TO-MULTIPOINT SERVICE TRANSMISSION METHOD AND APPARATUS”であり、その全体がここにおいて参照として包含されている。
ポイントツーマルチポイント(英語:Point To Multiple Point、略してP2MP)サービスは、イーサネットにおける重要なサービスモデルである。 P2MPサービスは単方向サービスであり、そして、サービスは、ルートノード(または、ソースエンド)からネットワークのリーフノード(または、シンクエンド)に対して送信される。実際のアプリケーションにおいては、一般的に2つのパスが存在する。P2MPサービスのための、アクティブパスとスタンバイパスである。アクティブパスは、ワーキングパスとして理解されてよく、そして、スタンバイパスは、保護パス(protection path)として理解されてよい。アクティブパスが故障していない場合には、アクティブパスが、サービス送信のために使用される。アクティブパスが故障している場合には、スタンバイパスが、サービス送信のために使用される。しかしながら、上記の技術的ソリューションにおいては、アクティブパスとスタンバイパスの両方が故障している場合には、ルートノードによって配信されるサービスデータをリーフノードに対して送信することができない。例えば、アクティブパスは、ルートノードA−ノードB−リーフノードD、を含み、そして、スタンバイパスは、ルートノードA−ノードC−リーフノードDを含んでいる。ノードBからリーフノードDへのパスが故障しており、かつ、ルートノードAからノードCへのパスも、また、故障している場合には、ルートノードAによって配信されるサービスデータをリーフノードDに対して送信することができない。現在のP2MPサービスにおいては、サービス伝送の保護能力が強くないことがわかる。
本発明は、P2MPサービスにおけるサービス伝送の保護能力を向上させるように、ポイントツーマルチポイントサービスの伝送方法および装置を提供する。
第1の態様に従って、本発明は、ルートノード、第1ノード、第2ノード、および、複数のリーフノードを含むネットワークに対して適用される、ポイントツーマルチポイントサービス送信方法を提供する。ここで、前記第1ノードは、第1パスを使用して前記ルートノードに対して接続されており、前記第2ノードは、第2パスを使用して前記ルートノードに対して接続されており、前記複数のリーフノードは、前記第1ノードと前記第2ノードに対してデュアルホームされており、かつ、前記第1ノードと前記第2ノードは、アクティブ−スタンバイの関係にある。
前記第1ノードは、第1追加パスを使用して前記第2ノードに対して接続されており、前記第1追加パスと前記第2パスは、前記第1ノードを前記ルートノードに対して接続する第1保護パスを構成しており、かつ、前記第1保護パスは、前記第2ノードを使用して前記ルートノードによって前記第1ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。
前記第2ノードは、第2追加パスを使用して前記第1ノードに対して接続されており、前記第2追加パスと前記第1パスは、前記第2ノードを前記ルートノードに対して接続する第2保護パスを構成しており、かつ、前記第2保護パスは、前記第1ノードを使用して前記ルートノードによって前記第2ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。そして、
前記方法は、
前記第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、前記第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、前記第1パスが故障している場合は第1保護パスを使用して前記第1ノードにより、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信するステップ、および、
前記第1ノードにより、前記サービスデータを前記複数のリーフノードに対して転送するステップ、を含む。
第1の態様に係る第1の可能な実施方法において、前記第1ノードが前記アクティブ状態にあり、かつ、前記第2ノードが前記スタンバイ状態にあるとき、前記方法は、さらに、
前記第1パスが故障していない場合には前記第1パスを使用して前記第1ノードにより、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信するステップ、および、前記サービスデータを前記複数のリーフノードに対して転送するステップ、を含む。
第1の態様に係る第1の可能な実施方法に関し、第1の態様に係る第2の可能な実施方法において、前記方法は、さらに、
前記第2ノードが、前記第2保護パスを使用して、前記ルートノードにより送信されるサービスデータを受信するように、前記第2追加パスを使用して前記第2ノードに対して前記第1ノードによって、前記ルートノードにより送信され、かつ、前記第1パスを使用して前記第1ノードにより受信されるサービスデータを転送するステップ、を含む。
第1の態様、第1の態様に係る第1の可能な実施方法、または、第1の態様に係る第2の可能な実施方法に関し、第1の態様に係る第3の可能な実施方法において、前記方法は、さらに、
前記第1ノードがスタンバイ状態にあり、かつ、前記第2ノードがアクティブ状態にあるとき、前記第1パスが故障していない場合には前記第1パスを使用して前記第1ノードによって、前記ルートノードにより送信される前記サービスデータを受信するステップ、および、前記第2ノードが、前記第2保護パスを使用して、前記ルートノードにより送信される前記サービスデータを受信するように、前記第2追加パスを使用して、前記サービスデータを第2ノードに対して転送するステップ、を含む。
第2の態様に従って、本発明は、ルートノード、第1ノード、第2ノード、および、複数のリーフノードを含むネットワークに対して適用される、ポイントツーマルチポイントサービス送信装置を提供する。ここで、前記装置は、第1ノードにおいて配置されており、前記第1ノードは、第1パスを使用して前記ルートノードに対して接続されており、前記第2ノードは、第2パスを使用して前記ルートノードに対して接続されており、前記複数のリーフノードは、前記第1ノードと前記第2ノードに対してデュアルホームされており、かつ、前記第1ノードと前記第2ノードは、アクティブ−スタンバイの関係にある。
前記装置は、第1追加パスを使用して前記第2ノードに対して接続されており、前記第1追加パスと前記第2パスは、前記第1ノードを前記ルートノードに対して接続する第1保護パスを構成しており、かつ、前記第1保護パスは、前記第2ノードを使用して前記ルートノードによって前記第1ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。
前記第2ノードは、第2追加パスを使用して前記装置に対して接続されており、前記第2追加パスと前記第1パスは、前記第2ノードを前記ルートノードに対して接続する第2保護パスを構成しており、かつ、前記第2保護パスは、前記第1ノードを使用して前記ルートノードによって前記第2ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。そして、
前記装置は、第1受信部と第1転送部を含む。ここで、
前記第1受信部は、前記第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、前記第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、前記第1パスが故障している場合に前記第1保護パスを使用して、前記ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する、ように構成されており、かつ、
前記第1転送部は、前記サービスデータを前記複数のリーフノードに対して転送する、ように構成されている。
第2の態様に係る第1の可能な実施方法において、前記装置は、さらに、
前記第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、前記第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、前記第1パスが故障していない場合に前記第1保護パスを使用して、前記ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する、ように構成されている第2受信部、および、
前記第2受信部によって受信される前記サービスデータを前記複数のリーフノードに対して転送する、ように構成されている第2転送部、を含む。
第2の態様に係る第1の可能な実施方法に関し、第2の態様に係る第2の可能な実施方法において、前記装置は、さらに、
前記第2ノードが、前記第2保護パスを使用して、前記ルートノードにより送信される前記サービスデータを受信するように、前記第2追加パスを使用して前記第2ノードに対して、前記第2受信部によって受信される前記サービスデータを転送する、ように構成されている第3転送部、を含む。
第2の態様、第2の態様に係る第1の可能な実施方法、または、第2の態様に係る第2の可能な実施方法に関し、第2の態様に係る第2の可能な実施方法において、前記装置は、さらに、
前記第1ノードがスタンバイ状態にあり、かつ、前記第2ノードがアクティブ状態にあるとき、前記第1パスが故障していない場合に前記第1パスを使用して、前記ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する、ように構成されている第3受信部、および、
前記第2ノードが、前記第2保護パスを使用して、前記ルートノードによって送信される前記サービスデータを受信するように、前記第2追加パスを使用して前記第2ノードに対して、前記第3受信部によって受信される前記サービスデータを転送する、ように構成されている第4転送部、を含む。
上述の技術ソリューションにおいて、第1ノードは、第1追加パスを使用して第2ノードに対して接続されており、前記第1追加パスと第2パスは、前記第1ノードをルートノードに対して接続する第1保護パスを構成しており、かつ、前記第1保護パスは、前記第2ノードを使用して前記ルートノードによって前記第1ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。前記第2ノードは、第2追加パスを使用して前記第1ノードに対して接続されており、前記第2追加パスと第1パスは、前記第2ノードを前記ルートノードに対して接続する第2保護パスを構成しており、かつ、前記第2保護パスは、前記第1ノードを使用して前記ルートノードによって前記第2ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。前記第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、前記第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、前記第1ノードは、前記第1パスが故障している場合は第1保護パスを使用して、前記ルートノードによって送信されるサービスデータを受信し、かつ、前記第1ノードは、前記サービスデータを前記複数のリーフノードに対して転送する。このようにして、前記第1パスが故障している場合に、前記第1ノードは、前記第1保護パスを使用して、前記ルートノードによって送信されるサービスデータを受信することができる。従って、本発明は、P2MPサービスにおけるサービス送信の保護能力を改善することができる。
本発明の実施例における、または、従来技術における技術的ソリューションをより明確に記述するために、以降に、実施例または従来技術を説明するために必要とされる添付図面を簡単に説明する。明らかに、以降の説明において添付の図面は、本発明に係るいくつかの実施例だけ示すものであり、そして、当業者であれば、これらの添付の図面から、創造的な努力なしに、なおも他の図面を引き出すことができる。
図1は、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信方法のネットワークアーキテクチャの概略図である。 図2は、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信方法のネットワークアーキテクチャの概略フローチャートである。 図3は、本発明の一つの実施例に従った、別のポイントツーマルチポイントサービス送信方法のネットワークアーキテクチャの概略フローチャートである。 図4は、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信装置の概略構成図である。 図5は、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信装置の別の概略構成図である。 図6は、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信装置の別の概略構成図である。
以下に、本発明の実施例における技術的ソリューションを、本発明の実施例における添付図面を参照して、明確かつ完全に説明する。明らかに、説明される実施例は、本発明の実施例のいくらかだけであって、全てではない。創作努力なしに本発明の実施例に基づいて当業者によって得られる他の全ての実施例は、本発明の保護範囲内に入るものである。
本発明の実施例をよりよく理解するために、以下に、最初に、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信のネットワークアーキテクチャを説明する。
図1は、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信方法のネットワークアーキテクチャの概略図である。図1に示されるように、本ネットワークアーキテクチャは、ルートノード101、第1ノード102、第2ノード103、および、複数のリーフノード104を含んでいる。第1ノード101は、第1パスL1を使用してルートノード101に対して接続されており、第2ノード102は、第2パスL2を使用してルートノード101に対して接続されており、複数のリーフノード104は、第1ノード102と第2ノード103に対してデュアルホーム(dual-homed)されており、そして、第1ノード102と第2ノード103は、アクティブ−スタンバイ(active-standby)の関係にある。第1パスL1は、第1ノード102をルートノード101に対して直接的に接続するパスであってよい。つまり、パスは、一つまたはそれ以上の中間ノード(intermediate node)を含んでよい。同様に、第2パスL2は、直接接続または間接接続のためのパスであってよい。加えて、複数のリーフノード104が第1ノード102と第2ノード103に対してデュアルホームされていることは、複数のリーフノード104が第1ノード102と第2ノード103の両方に接続されているものとして理解されてよい。第1ノード102と第2ノード103について、アクティブ状態における一方のノードは、複数のリーフノード104に対して、ルートノード101によって送信されるサービスデータを転送する役割を担い、スタンバイ状態における他方のノードは、複数のリーフノード104に対して、ルートノード101によって送信されるサービスデータを転送しない。
加えて、本発明のこの実施例において、第1ノード102は、第1追加パスL3を使用して第2ノード103に対して接続されてよく、第1追加パスL3と第2パスL2は、第1ノード102をルートノード101に対して接続する第1保護パスを構成し、そして、第1保護パスは、第2ノード103を使用してルートノード101によって第1ノード102に対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。
加えて、第2ノード103は、第2追加パスL4を使用して第1ノード102に対して接続されてよく、第2追加パスL4と第1パスL1は、第2ノード103をルートノード101に対して接続する第2保護パスを構成し、そして、第2保護パスは、第1ノード102を使用してルートノード101によって第2ノード103に対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。
このようにして、P2MPサービスにおけるサービス送信の保護能力が、第1追加パスL3と第2追加パスL4を使用することによって改善され得る。
加えて、第1追加パスL3と第2追加パスL4は、また、直接接続または間接接続のためのパスであってもよい。
加えて、本発明のこの実施例において、第1ノード102と第2ノード103は、ポイントツーマルチポイントサービス送信をサポートし得るあらゆるデバイスであってよい(例えば、スイッチおよびルータ)。さらに、第1ノード102と第2ノード103が配置されるネットワーク層(network layer)は、限定されるものではない。例えば、第1ノード102と第2ノード103は、コア層、アグリゲーション(aggregation)層、または、アクセス層におけるデバイスであってよい。
加えて、本発明の実施例は、イーサネット、マルチプロトコルラベルスイッチング(英語:Multi-Protocol Label Switching、略してMPLS)ネットワーク、または、デバイス内のサービスデータ送信が単方向である別のネットワークに対して適用されてよい。
以下は、上述のネットワークアーキテクチャにおけるポイントツーマルチポイントサービス送信に関する詳細な説明を提供する。
図2は、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信方法の概略フローチャートである。図2に示されるように、本方法は、以下のステップを含んでいる。
201:第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、第1ノードは、第1パスが故障している場合は第1保護パスを使用することにより、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する。
この方法における第1パスと第1保護パスは、図1に示されるネットワークアーキテクチャにおける第1パスと第1保護パスであってよいこと、および、ここにおいて説明は繰り返されないこと、に留意すべきである。
第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあることは、複数のリーフノードが、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信するための第1ノードを現在選択していること、第1ノードから複数のリーフノードへのパスは現在故障していないこと、および、第2ノードは、スタンバイノードとして動作しており、かつ、複数のリーフノードに対して、ルートノードによって送信されるサービスデータを転送しないこと、と理解されてよい、
任意的に、第1パスが故障している場合に、第1ノードは、第1パスを使用することによっては、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信できない。
加えて、第1ノードが、第1保護パスを使用することによって、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信することは、第1ノードは、ルートノードによって第2ノードを使用して第1ノードに対して送信されるサービスデータを受信するものとして理解されてよい。すなわち、第1ノードは、第1追加パスを使用して、ルートノードによって送信され、かつ、第2パスを使用して第2ノードによって受信されるサービスデータを受信する。
202:第1ノードは、サービスデータを複数のリーフノードに対して転送する。
上述のステップを用いて、第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にある場合に、第1ノードは、第1パスが故障している場合には第1保護パスを使用することにより、ルートノードによって送信されるデータを受信することができる。このようにして、第1パスが故障している場合に、第1ノードは、なおも、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信し、かつ、複数のリーフノードに対してサービスデータを転送することができる。それにより、P2MPサービスにおけるサービス送信の保護能力を改善している。
この実施例において、第1ノードは、第1追加パスを使用して第2ノードに対して接続されており、第1追加パスと第2パスは、第1ノードをルートノードに対して接続する第1保護パスを構成しており、そして、第1保護パスは、第2ノードを使用してルートノードによって第1ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。第2ノードは、第2追加パスを使用して第1ノードに対して接続されており、第2追加パスと第1パスは、第2ノードをルートノードに対して接続する第2保護パスを構成しており、そして、第2保護パスは、第1ノードを使用してルートノードによって第2ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にある場合に、第1ノードは、第1パスが故障している場合には第1保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する。そして、第1ノードは、サービスデータを複数のリーフノードに対して転送する。このようにして第1パスが故障している場合に、第1ノードは、第1保護パスを使用することにより、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信することができる。従って、P2MPサービスにおけるサービス送信の保護能力を改善することができる。
図3は、本発明の一つの実施例に従った、別のポイントツーマルチポイントサービス送信方法の概略フローチャートである。図3に示されるように、本方法は、以下のステップを含んでいる。
301:第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、第1ノードは、第1パスが故障している場合は第1保護パスを使用することにより、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する。
302:第1ノードは、サービスデータを複数のリーフノードに対して転送する。
303:第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、第1ノードは、第1パスが故障していない場合には第1パスを使用することにより、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信し、そして、サービスデータを複数のリーフノードに対して転送する。
上述のステップを用いて、第1パスが故障している場合に、第1ノードは、第2パスを使用してルートノードによって第2ノードに対して送信されるサービスデータを、第1保護パスを使用して、受信することができる。第1パスが故障していない場合に、第1ノードは、第1パスを使用することにより、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信することができる。このようにして、第1パスが故障しているか否かにかかわらず、第1ノードは、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信し、かつ、複数のリーフノードに対してサービスデータを転送することができる。
任意的に、本方法は、さらに、以下のステップを含んでよい。
300:第1ノードは、第1パスが故障しているかどうかを識別する。
第1パスが故障している場合には、ステップ301が実行され得る。第1パスが故障していない場合には、ステップ303が実行され得る。
加えて、第1ノードは、以下の方法において、第1パスが故障しているか否かを識別することができる。第1ノードが、第1パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信できるか否かが判断される。はい(yes)である場合には、第1パスは故障していないものと判断され、いいえ(no)である場合には、第1パスは故障しているものと判断される。代替的に、第1ノードは、オペレーション、管理、および保守(英語:Operation Administration and Maintenance、略してOAM)エンティティによって送信されるOMAメッセージを使用して、第1パスが故障しているか否かを判断する。
任意的に、本方法は、さらに、以下のステップを含んでよい。
304:第2ノードが、第2保護パスを使用して、ノードルートによって送信されるサービスデータ受信するように、第1ノードは、第2追加パスを使用して第2ノードに対して、ルートノードによって送信され、かつ、第1ノードによって第1パスを使用して受信されるサービスデータを転送する。
このステップにおいて受信されるデータは、ステップ303において受信されるサービスデータであってよい。
上述のステップによって、第1パスを使用して第1ノードによって受信されるサービスデータが、第2ノードに対して送信され得る。このようにして、第1ノードから複数のリーフノードへのパスが故障している場合に、第2ノードは、複数のリーフノードに対して、第1ノードによって転送されるサービスデータを送信することができ、それによって、サービスデータ保護能力を改善している。
任意的に、本方法は、さらに、
第1ノードがスタンバイ状態にあり、かつ、第2ノードがアクティブ状態にあるとき、第1パスが故障していない場合には第1パスを使用して第1ノードによって、ルートノードにより送信されるサービスデータを受信すること、および、第2ノードが、第2保護パスを使用して、ルートノードにより送信されるサービスデータを受信するように、サービスデータを第2追加パスを使用して第2ノードに対して転送すること、を含んでいる。
上述のステップによって、第1ノードがスタンバイ状態にある場合に、第1ノードは、第2追加パスを使用して第2ノードに対して、ルートノードにより送信され、かつ、第1パスを使用して受信されるサービスデータを送信することができる。すなわち、第2ノードは、第2保護パスを使用して、ルートノードにより送信されるサービスデータを受信することができる。このようにして、第2パスが故障している場合に、第2ノードは、ルートノードにより送信されるサービスデータを受信することができ、それによって、サービスデータ保護能力を改善している。例えば、第1ノードから複数のリーフノードへのパスが故障しており、第2ノードから複数のリーフノードへのパスは故障しておらず、かつ、ルートノードから第2ノードへの第2パスは故障している。この場合において、第1ノードは、第1パスを使用して、ルートノードにより送信されるサービスデータを受信することができ、かつ、第1ノードは、第2ノードが複数のリーフノードに対してサービスデータを送信できるように、第2追加パスを使用して第2ノードに対してサービスデータを送信する。
この実施例においては、図2に示される実施例に基づいて、複数の任意的な実装方法が提供されており、そして、複数の任意的な実装方法の全ては、P2MPサービスにおけるサービス送信の保護能力を改善することができる。
以降は、本発明の装置の実施例である。本発明の装置の実施例は、本発明の第1および第2の方法の実施例において実施される方法を実行するために使用される。説明を促進するために、本発明の実施例に関連する部分だけが示されている。開示されていない特定の技術的詳細については、本発明の第1および第2の実施例を参照のこと。
図4は、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信装置の概略構成図である。本装置は、本発明の実施例において提供されるポイントツーマルチポイントサービス送信方法を実行するように構成されている。本装置は、第1ノードにおいて配置されており、そして、第1ノードは、図1に示されるネットワークアーキテクチャに対して適用される。本装置は、第1保護パスを使用して第2ノードに対して接続されており、第1追加パスと第2パスは、第1ノードをルートノードに対して接続する第1保護パスを構成しており、そして、第1保護パスは、第2ノードを使用してルートノードにより第1ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。第2ノードは、第2追加パスを使用して装置に対して接続されており、第2追加パスおよび第1パスは、第2ノードをルートノードに対して接続する第2保護パスを構成しており、そして、第2保護パスは、第1ノードを使用してルートノードにより第2ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。図4に示されるように、本装置は、第1受信部41と、第1転送部42を含んでいる。
第1受信部41は、第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、第1パスが故障している場合に第1保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する、ように構成されている。
第1転送部42は、サービスデータを複数のリーフノードに対して転送するように構成されている。
この実施例において、第1ノードは、第1追加パスを使用して第2ノードに対して接続されており、第1追加パスと第2パスは、第1ノードをルートノードに対して接続する第1保護パスを構成しており、そして、第1保護パスは、第2ノードを使用してルートノードにより第1ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。第2ノードは、第2追加パスを使用して第1ノードに対して接続されており、第2追加パスと第1パスは、第2ノードをルートノードに対して接続する第2保護パスを構成しており、そして、第2保護パスは、第1ノードを使用してルートノードにより第2ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、第1ノードは、第1パスが故障している場合には第1保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する。そして、第1ノードは、サービスデータを複数のリーフノードに対して転送する。このようにして、第1パスが故障している場合に、第1ノードは、第1保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信することができる。従って、本実施例は、P2MPサービスにおけるサービス送信の保護能力を改善することができる。
図5は、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信装置の概略構成図である。本装置は、本発明の実施例において提供されるポイントツーマルチポイントサービス送信方法を実行するように構成されている。本装置は、第1ノードにおいて配置されており、そして、第1ノードは、図1に示されるネットワークアーキテクチャに対して適用されている。本装置は、第1追加パスを使用して第2ノードに対して接続されており、第1追加パスと第2パスは、第1ノードをルートノードに対して接続する第1保護パスを構成しており、そして、第1保護パスは、第2ノードを使用してルートノードにより第1ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。第2ノードは、第2追加パスを使用して、装置に対して接続されており、第2追加パスと第1パスは、第2ノードをルートノードに対して接続する第2保護パスを構成しており、そして、第2保護パスは、第1ノードを使用してルートノードにより第2ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。図5に示されるように、本装置は、第1受信部51と、第1転送部52、第2受信部53、および、第2転送部54を含んでいる。
第1受信部51は、第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、第1パスが故障している場合に第1保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する、ように構成されている。
第1転送部52は、サービスデータを複数のリーフノードに対して転送するように構成されている。
第2受信部53は、第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、第1パスが故障していない場合に第1保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する、ように構成されている。
第2転送部54は、第2受信部によって受信されるサービスデータを複数のリーフノードに対して転送するように構成されている。
任意的に、本装置は、さらに、
第1パスが故障しているか否か判断するように構成されている、識別部50を含んでよい。
任意的に、本装置は、さらに、
第2ノードは、第2保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信するように、第2受信部53によって受信されるサービスデータを、第2追加パスを使用して第2ノードに対して、転送するように構成されている、第3転送部55を含んでよい。
任意的に、本装置は、さらに、
第1ノードがスタンバイ状態にあり、かつ、第2ノードがアクティブ状態にあるとき、第1パスが故障していない場合に第1パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する、ように構成されている、第3受信部56、および、
第2ノードが、第2保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信するように、第3受信部56によって受信されるサービスデータを、第2追加パスを使用して第2ノードに対して転送する、ように構成されている、第4転送部57を含んでよい。
加えて、この実装方法において、識別部50は、第1ノードの状態をさらに識別し得る。第1ノードが現在スタンバイ状態にあると識別された場合に、第3受信部56は、第1パスが故障していないときに第1パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信することができる。
この実施例においては、図4に示される実施例に基づいて、複数の任意的な実装方法が提供されており、複数の任意的な実装方法の全ては、P2MPサービスにおけるサービス送信の保護能力を改善することができる。
図6は、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信装置の概略構成図である。第1ノードは、図1に示されるネットワークアーキテクチャに対して適用されており、そして、本装置は、第1ノードにおいて配置されている。本装置は、第1追加パスを使用して第2ノードに対して接続されており、第1追加パスと第2パスは、第1ノードをルートノードに対して接続する第1保護パスを構成しており、そして、第1保護パスは、第2ノードを使用してルートノードによって第1ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。第2ノードは、第2追加パスを使用して装置に対して接続されており、第2追加パスと第1パスは、第2ノードをルートノードに対して接続する第2保護パスを構成しており、そして、第2保護パスは、第1ノードを使用してルートノードによって第2ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。図6に示されるように、本装置は、プロセッサ61、ネットワークインターフェース62、メモリ63、通信バス64、を含んでいる。プロセッサ61、ネットワークインターフェース62、および、メモリ63は、通信バス64を使用して相互に接続されている。
メモリ63は、プログラムを保管するように構成されている。特定的に、プログラムは、プログラムコードを含んでよく、そして、プログラムコードは、コンピュータ動作命令を含んでいる。メモリ63は、ランダムアクセスメモリ(random access memory、略してRAM)を含んでよく、そして、また、不揮発性メモリ(non-volatile memory)を含んでもよい。例えば、少なくとも一つの磁気ディスクメモリである。
プロセッサ61は、本発明の実施例において提供されるポイントツーマルチポイントサービス送信方法を実施するために、メモリ63に保管されたプログラムを実行するように、構成されている。本方法は、
第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあるときに、第1パスが故障している場合には第1保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信すること、および、
サービスデータを複数のリーフノードに対して転送すること、を含んでいる。
任意的に、第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、プロセッサ61によって実行されるプログラムは、さらに、
第1パスが故障していない場合に第1パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信すること、および、サービスデータを複数のリーフノードに対して転送すること、を含んでいる。
任意的に、本方法は、さらに、
第2ノードが、第2保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信するように、ルートノードによって送信され、かつ、第1パスを使用して第1ノードによって受信されるサービスデータを、第2追加パスを使用して第2ノードに対して、転送すること、を含んでよい。
任意的に、本方法は、さらに、
第1ノードがスタンバイ状態にあり、かつ、第2ノードがアクティブ状態にあるとき、第1パスが故障していない場合には第1パスを使用して第1ノードによって、ルートノードにより送信されるサービスデータを受信すること、および、第2ノードが、第2保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信するように、サービスデータを第2追加パスを使用して第2ノードに対して送信すること、を含んでよい。
この実施例において、第1ノードは、第1追加パスを使用して第2ノードに対して接続されており、第1追加パスと第2パスは、第1ノードをルートノードに対して接続する第1保護パスを構成しており、そして、第1保護パスは、第2ノードを使用してルートノードによって第1ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。第2ノードは、第2追加パスを使用して第1ノードに対して接続されており、第2追加パスと第1パスは、第2ノードをルートノードに対して接続する第2保護パスを構成しており、そして、第2保護パスは、第1ノードを使用してルートノードによって第2ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、第1ノードは、第1パスが故障している場合には第1保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信し、そして、第1ノードは、サービスデータを複数のリーフノードに対して転送する。このようにして、第1パスが故障している場合に、第1ノードは、第1保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信することができる。従って、この実施例は、P2MPサービスにおけるサービス送信の保護能力を改善することができる。
プロセッサ61は、中央処理装置(Central Processing Unit、略してCPU)、ネットワークプロセッサ(Network Processor、略してNP)等を含む一般的なプロセッサであってよい。もしくは、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または、別のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理デバイス、または個別ハードウェアコンポーネントであってよい。
当業者であれば、実施例における方法に係るプロセスの全て又はいくらかが、関連するハードウェアを指示するコンピュータプログラムによって実施され得ることを理解することができる。プログラムは、コンピュータで読取り可能な記憶媒体に保管されてよい。プログラムが実行されると、実施例における方法に係るプロセスが実行される。上記の記憶媒体は、磁気ディスク、光ディスク、リードオンリーメモリ(Read-Only
Memory、ROM)、またはRAM、を含んでよい。
上記の説明は、本発明の実施例の単なる例であり、そして、本発明の保護範囲を限定するように意図されたものでは確かにない。従って、本発明の請求項に従ってなされた均等な変形は、本発明の範囲内に入るものである。
本発明は、通信分野に関し、そして、特定的には、ポイントツーマルチポイントサービス送信方法および装置に関する。
本出願は、2015年1月16日付で中国特許庁に提出された中国特許出願第20150024469.3号に基づく優先権を主張するものである。タイトルは”POINT-TO-MULTIPOINT SERVICE TRANSMISSION METHOD AND APPARATUS”であり、その全体がここにおいて参照として包含されている。
ポイントツーマルチポイント(英語:point-to-multiple point、略してP2MP)サービスは、イーサネットにおける重要なサービスモデルである。 P2MPサービスは単方向サービスであり、そして、サービスは、ルートノード(または、ソースエンド)からネットワークのリーフノード(または、シンクエンド)に対して送信される。実際のアプリケーションにおいては、一般的に2つのパスが存在する。P2MPサービスのための、アクティブパスとスタンバイパスである。アクティブパスは、ワーキングパスとして理解されてよく、そして、スタンバイパスは、保護パス(protection path)として理解されてよい。アクティブパスが故障していない場合には、アクティブパスが、サービス送信のために使用される。アクティブパスが故障している場合には、スタンバイパスが、サービス送信のために使用される。しかしながら、上記の技術的ソリューションにおいては、アクティブパスとスタンバイパスの両方が故障している場合には、ルートノードによって配信されるサービスデータをリーフノードに対して送信することができない。例えば、アクティブパスは、ルートノードA−ノードB−リーフノードD、を含み、そして、スタンバイパスは、ルートノードA−ノードC−リーフノードDを含んでいる。ノードBからリーフノードDへのパスが故障しており、かつ、ルートノードAからノードCへのパスも、また、故障している場合には、ルートノードAによって配信されるサービスデータをリーフノードDに対して送信することができない。現在のP2MPサービスにおいては、サービス伝送の保護能力が強くないことがわかる。
本発明は、P2MPサービスにおけるサービス伝送の保護能力を向上させるように、ポイントツーマルチポイントサービスの伝送方法および装置を提供する。
第1の態様に従って、本発明は、ルートノード、第1ノード、第2ノード、および、複数のリーフノードを含むネットワークに対して適用される、ポイントツーマルチポイントサービス送信方法を提供する。ここで、前記第1ノードは、第1パスを使用して前記ルートノードに対して接続されており、前記第2ノードは、第2パスを使用して前記ルートノードに対して接続されており、前記複数のリーフノードは、前記第1ノードと前記第2ノードに対してデュアルホームされており、かつ、前記第1ノードと前記第2ノードは、アクティブ−スタンバイの関係にある。
前記第1ノードは、第1追加パスを使用して前記第2ノードに対して接続されており、前記第1追加パスと前記第2パスは、前記第1ノードを前記ルートノードに対して接続する第1保護パスを構成しており、かつ、前記第1保護パスは、前記第2ノードを使用して前記ルートノードによって前記第1ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。
前記第2ノードは、第2追加パスを使用して前記第1ノードに対して接続されており、前記第2追加パスと前記第1パスは、前記第2ノードを前記ルートノードに対して接続する第2保護パスを構成しており、かつ、前記第2保護パスは、前記第1ノードを使用して前記ルートノードによって前記第2ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。そして、
前記方法は、
前記第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、前記第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、前記第1パスが故障している場合は第1保護パスを使用して前記第1ノードにより、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信するステップ、および、
前記第1ノードにより、前記サービスデータを前記複数のリーフノードに対して転送するステップ、を含む。
第1の態様に係る第1の可能な実施方法において、前記第1ノードが前記アクティブ状態にあり、かつ、前記第2ノードが前記スタンバイ状態にあるとき、前記方法は、さらに、
前記第1パスが故障していない場合には前記第1パスを使用して前記第1ノードにより、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信するステップ、および、前記サービスデータを前記複数のリーフノードに対して転送するステップ、を含む。
第1の態様に係る第1の可能な実施方法に関し、第1の態様に係る第2の可能な実施方法において、前記方法は、さらに、
前記第2ノードが、前記第2保護パスを使用して、前記ルートノードにより送信されるサービスデータを受信するように、前記第2追加パスを使用して前記第2ノードに対して前記第1ノードによって、前記ルートノードにより送信され、かつ、前記第1パスを使用して前記第1ノードにより受信されるサービスデータを転送するステップ、を含む。
第1の態様、第1の態様に係る第1の可能な実施方法、または、第1の態様に係る第2の可能な実施方法に関し、第1の態様に係る第3の可能な実施方法において、前記方法は、さらに、
前記第1ノードがスタンバイ状態にあり、かつ、前記第2ノードがアクティブ状態にあるとき、前記第1パスが故障していない場合には前記第1パスを使用して前記第1ノードによって、前記ルートノードにより送信される前記サービスデータを受信するステップ、および、前記第2ノードが、前記第2保護パスを使用して、前記ルートノードにより送信される前記サービスデータを受信するように、前記第2追加パスを使用して、前記サービスデータを第2ノードに対して転送するステップ、を含む。
第2の態様に従って、本発明は、ルートノード、第1ノード、第2ノード、および、複数のリーフノードを含むネットワークに対して適用される、ポイントツーマルチポイントサービス送信装置を提供する。ここで、前記装置は、第1ノードにおいて配置されており、前記第1ノードは、第1パスを使用して前記ルートノードに対して接続されており、前記第2ノードは、第2パスを使用して前記ルートノードに対して接続されており、前記複数のリーフノードは、前記第1ノードと前記第2ノードに対してデュアルホームされており、かつ、前記第1ノードと前記第2ノードは、アクティブ−スタンバイの関係にある。
前記装置は、第1追加パスを使用して前記第2ノードに対して接続されており、前記第1追加パスと前記第2パスは、前記第1ノードを前記ルートノードに対して接続する第1保護パスを構成しており、かつ、前記第1保護パスは、前記第2ノードを使用して前記ルートノードによって前記第1ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。
前記第2ノードは、第2追加パスを使用して前記装置に対して接続されており、前記第2追加パスと前記第1パスは、前記第2ノードを前記ルートノードに対して接続する第2保護パスを構成しており、かつ、前記第2保護パスは、前記第1ノードを使用して前記ルートノードによって前記第2ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。そして、
前記装置は、第1受信部と第1転送部を含む。ここで、
前記第1受信部は、前記第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、前記第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、前記第1パスが故障している場合に前記第1保護パスを使用して、前記ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する、ように構成されており、かつ、
前記第1転送部は、前記サービスデータを前記複数のリーフノードに対して転送する、ように構成されている。
第2の態様に係る第1の可能な実施方法において、前記装置は、さらに、
前記第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、前記第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、前記第1パスが故障していない場合に前記第1保護パスを使用して、前記ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する、ように構成されている第2受信部、および、
前記第2受信部によって受信される前記サービスデータを前記複数のリーフノードに対して転送する、ように構成されている第2転送部、を含む。
第2の態様に係る第1の可能な実施方法に関し、第2の態様に係る第2の可能な実施方法において、前記装置は、さらに、
前記第2ノードが、前記第2保護パスを使用して、前記ルートノードにより送信される前記サービスデータを受信するように、前記第2追加パスを使用して前記第2ノードに対して、前記第2受信部によって受信される前記サービスデータを転送する、ように構成されている第3転送部、を含む。
第2の態様、第2の態様に係る第1の可能な実施方法、または、第2の態様に係る第2の可能な実施方法に関し、第2の態様に係る第の可能な実施方法において、前記装置は、さらに、
前記第1ノードがスタンバイ状態にあり、かつ、前記第2ノードがアクティブ状態にあるとき、前記第1パスが故障していない場合に前記第1パスを使用して、前記ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する、ように構成されている第3受信部、および、
前記第2ノードが、前記第2保護パスを使用して、前記ルートノードによって送信される前記サービスデータを受信するように、前記第2追加パスを使用して前記第2ノードに対して、前記第3受信部によって受信される前記サービスデータを転送する、ように構成されている第4転送部、を含む。
上述の技術ソリューションにおいて、第1ノードは、第1追加パスを使用して第2ノードに対して接続されており、前記第1追加パスと第2パスは、前記第1ノードをルートノードに対して接続する第1保護パスを構成しており、かつ、前記第1保護パスは、前記第2ノードを使用して前記ルートノードによって前記第1ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。前記第2ノードは、第2追加パスを使用して前記第1ノードに対して接続されており、前記第2追加パスと第1パスは、前記第2ノードを前記ルートノードに対して接続する第2保護パスを構成しており、かつ、前記第2保護パスは、前記第1ノードを使用して前記ルートノードによって前記第2ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。前記第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、前記第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、前記第1ノードは、前記第1パスが故障している場合は第1保護パスを使用して、前記ルートノードによって送信されるサービスデータを受信し、かつ、前記第1ノードは、前記サービスデータを前記複数のリーフノードに対して転送する。このようにして、前記第1パスが故障している場合に、前記第1ノードは、前記第1保護パスを使用して、前記ルートノードによって送信されるサービスデータを受信することができる。従って、本発明は、P2MPサービスにおけるサービス送信の保護能力を改善することができる。
本発明の実施例における、または、従来技術における技術的ソリューションをより明確に記述するために、以降に、実施例または従来技術を説明するために必要とされる添付図面を簡単に説明する。明らかに、以降の説明において添付の図面は、本発明に係るいくつかの実施例だけ示すものであり、そして、当業者であれば、これらの添付の図面から、創造的な努力なしに、なおも他の図面を引き出すことができる。
図1は、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信のネットワークアーキテクチャの概略図である。 図2は、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信方法のネットワークアーキテクチャの概略フローチャートである。 図3は、本発明の一つの実施例に従った、別のポイントツーマルチポイントサービス送信方法のネットワークアーキテクチャの概略フローチャートである。 図4は、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信装置の概略構成図である。 図5は、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信装置の別の概略構成図である。 図6は、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信装置の別の概略構成図である。
以下に、本発明の実施例における技術的ソリューションを、本発明の実施例における添付図面を参照して、明確かつ完全に説明する。明らかに、説明される実施例は、本発明の実施例のいくらかだけであって、全てではない。創作努力なしに本発明の実施例に基づいて当業者によって得られる他の全ての実施例は、本発明の保護範囲内に入るものである。
本発明の実施例をよりよく理解するために、以下に、最初に、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信のネットワークアーキテクチャを説明する。
図1は、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信方法のネットワークアーキテクチャの概略図である。図1に示されるように、本ネットワークアーキテクチャは、ルートノード101、第1ノード102、第2ノード103、および、複数のリーフノード104を含んでいる。第1ノード102は、第1パスL1を使用してルートノード101に対して接続されており、第2ノード103は、第2パスL2を使用してルートノード101に対して接続されており、複数のリーフノード104は、第1ノード102と第2ノード103に対してデュアルホーム(dual-homed)されており、そして、第1ノード102と第2ノード103は、アクティブ−スタンバイ(active-standby)の関係にある。第1パスL1は、第1ノード102をルートノード101に対して直接的に接続するパスであってよい。つまり、パスは、一つまたはそれ以上の中間ノード(intermediate node)を含んでよい。同様に、第2パスL2は、直接接続または間接接続のためのパスであってよい。加えて、複数のリーフノード104が第1ノード102と第2ノード103に対してデュアルホームされていることは、複数のリーフノード104が第1ノード102と第2ノード103の両方に接続されているものとして理解されてよい。第1ノード102と第2ノード103について、アクティブ状態における一方のノードは、複数のリーフノード104に対して、ルートノード101によって送信されるサービスデータを転送する役割を担い、スタンバイ状態における他方のノードは、複数のリーフノード104に対して、ルートノード101によって送信されるサービスデータを転送しない。
加えて、本発明のこの実施例において、第1ノード102は、第1追加パスL3を使用して第2ノード103に対して接続されてよく、第1追加パスL3と第2パスL2は、第1ノード102をルートノード101に対して接続する第1保護パスを構成し、そして、第1保護パスは、第2ノード103を使用してルートノード101によって第1ノード102に対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。
加えて、第2ノード103は、第2追加パスL4を使用して第1ノード102に対して接続されてよく、第2追加パスL4と第1パスL1は、第2ノード103をルートノード101に対して接続する第2保護パスを構成し、そして、第2保護パスは、第1ノード102を使用してルートノード101によって第2ノード103に対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。
このようにして、P2MPサービスにおけるサービス送信の保護能力が、第1追加パスL3と第2追加パスL4を使用することによって改善され得る。
加えて、第1追加パスL3と第2追加パスL4は、また、直接接続または間接接続のためのパスであってもよい。
加えて、本発明のこの実施例において、第1ノード102と第2ノード103は、ポイントツーマルチポイントサービス送信をサポートし得るあらゆるデバイスであってよい(例えば、スイッチおよびルータ)。さらに、第1ノード102と第2ノード103が配置されるネットワーク層(network layer)は、限定されるものではない。例えば、第1ノード102と第2ノード103は、コア層、アグリゲーション(aggregation)層、または、アクセス層におけるデバイスであってよい。
加えて、本発明の実施例は、イーサネット、マルチプロトコルラベルスイッチング(英語:Multiprotocol Label Switching、略してMPLS)ネットワーク、または、デバイス内のサービスデータ送信が単方向である別のネットワークに対して適用されてよい。
以下は、上述のネットワークアーキテクチャにおけるポイントツーマルチポイントサービス送信に関する詳細な説明を提供する。
図2は、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信方法の概略フローチャートである。図2に示されるように、本方法は、以下のステップを含んでいる。
201:第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、第1ノードは、第1パスが故障している場合は第1保護パスを使用することにより、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する。
この方法における第1パスと第1保護パスは、図1に示されるネットワークアーキテクチャにおける第1パスと第1保護パスであってよいこと、および、ここにおいて説明は繰り返されないこと、に留意すべきである。
第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあることは、複数のリーフノードが、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信するための第1ノードを現在選択していること、第1ノードから複数のリーフノードへのパスは現在故障していないこと、および、第2ノードは、スタンバイノードとして動作しており、かつ、複数のリーフノードに対して、ルートノードによって送信されるサービスデータを転送しないこと、と理解されてよい、
任意的に、第1パスが故障している場合に、第1ノードは、第1パスを使用することによっては、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信できない。
加えて、第1ノードが、第1保護パスを使用することによって、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信することは、第1ノードは、ルートノードによって第2ノードを使用して第1ノードに対して送信されるサービスデータを受信するものとして理解されてよい。すなわち、第1ノードは、第1追加パスを使用して、ルートノードによって送信され、かつ、第2パスを使用して第2ノードによって受信されるサービスデータを受信する。
202:第1ノードは、サービスデータを複数のリーフノードに対して転送する。
上述のステップを用いて、第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にある場合に、第1ノードは、第1パスが故障している場合には第1保護パスを使用することにより、ルートノードによって送信されるデータを受信することができる。このようにして、第1パスが故障している場合に、第1ノードは、なおも、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信し、かつ、複数のリーフノードに対してサービスデータを転送することができる。それにより、P2MPサービスにおけるサービス送信の保護能力を改善している。
この実施例において、第1ノードは、第1追加パスを使用して第2ノードに対して接続されており、第1追加パスと第2パスは、第1ノードをルートノードに対して接続する第1保護パスを構成しており、そして、第1保護パスは、第2ノードを使用してルートノードによって第1ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。第2ノードは、第2追加パスを使用して第1ノードに対して接続されており、第2追加パスと第1パスは、第2ノードをルートノードに対して接続する第2保護パスを構成しており、そして、第2保護パスは、第1ノードを使用してルートノードによって第2ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にある場合に、第1ノードは、第1パスが故障している場合には第1保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する。そして、第1ノードは、サービスデータを複数のリーフノードに対して転送する。このようにして第1パスが故障している場合に、第1ノードは、第1保護パスを使用することにより、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信することができる。従って、P2MPサービスにおけるサービス送信の保護能力を改善することができる。
図3は、本発明の一つの実施例に従った、別のポイントツーマルチポイントサービス送信方法の概略フローチャートである。図3に示されるように、本方法は、以下のステップを含んでいる。
301:第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、第1ノードは、第1パスが故障している場合は第1保護パスを使用することにより、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する。
302:第1ノードは、サービスデータを複数のリーフノードに対して転送する。
303:第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、第1ノードは、第1パスが故障していない場合には第1パスを使用することにより、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信し、そして、サービスデータを複数のリーフノードに対して転送する。
上述のステップを用いて、第1パスが故障している場合に、第1ノードは、第2パスを使用してルートノードによって第2ノードに対して送信されるサービスデータを、第1保護パスを使用して、受信することができる。第1パスが故障していない場合に、第1ノードは、第1パスを使用することにより、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信することができる。このようにして、第1パスが故障しているか否かにかかわらず、第1ノードは、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信し、かつ、複数のリーフノードに対してサービスデータを転送することができる。
任意的に、本方法は、さらに、以下のステップを含んでよい。
300:第1ノードは、第1パスが故障しているかどうかを識別する。
第1パスが故障している場合には、ステップ301が実行され得る。第1パスが故障していない場合には、ステップ303が実行され得る。
加えて、第1ノードは、以下の方法において、第1パスが故障しているか否かを識別することができる。第1ノードが、第1パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信できるか否かが判断される。はい(yes)である場合には、第1パスは故障していないものと判断され、いいえ(no)である場合には、第1パスは故障しているものと判断される。代替的に、第1ノードは、オペレーション、管理、および保守(英語:operation administration and maintenance、略してOAM)エンティティによって送信されるOAMメッセージを使用して、第1パスが故障しているか否かを判断する。
任意的に、本方法は、さらに、以下のステップを含んでよい。
304:第2ノードが、第2保護パスを使用して、ノードルートによって送信されるサービスデータ受信するように、第1ノードは、第2追加パスを使用して第2ノードに対して、ルートノードによって送信され、かつ、第1ノードによって第1パスを使用して受信されるサービスデータを転送する。
このステップにおいて受信されるデータは、ステップ303において受信されるサービスデータであってよい。
上述のステップによって、第1パスを使用して第1ノードによって受信されるサービスデータが、第2ノードに対して送信され得る。このようにして、第1ノードから複数のリーフノードへのパスが故障している場合に、第2ノードは、複数のリーフノードに対して、第1ノードによって転送されるサービスデータを送信することができ、それによって、サービスデータ保護能力を改善している。
任意的に、本方法は、さらに、
第1ノードがスタンバイ状態にあり、かつ、第2ノードがアクティブ状態にあるとき、第1パスが故障していない場合には第1パスを使用して第1ノードによって、ルートノードにより送信されるサービスデータを受信すること、および、第2ノードが、第2保護パスを使用して、ルートノードにより送信されるサービスデータを受信するように、サービスデータを第2追加パスを使用して第2ノードに対して転送すること、を含んでいる。
上述のステップによって、第1ノードがスタンバイ状態にある場合に、第1ノードは、第2追加パスを使用して第2ノードに対して、ルートノードにより送信され、かつ、第1パスを使用して受信されるサービスデータを送信することができる。すなわち、第2ノードは、第2保護パスを使用して、ルートノードにより送信されるサービスデータを受信することができる。このようにして、第2パスが故障している場合に、第2ノードは、ルートノードにより送信されるサービスデータを受信することができ、それによって、サービスデータ保護能力を改善している。例えば、第1ノードから複数のリーフノードへのパスが故障しており、第2ノードから複数のリーフノードへのパスは故障しておらず、かつ、ルートノードから第2ノードへの第2パスは故障している。この場合において、第1ノードは、第1パスを使用して、ルートノードにより送信されるサービスデータを受信することができ、かつ、第1ノードは、第2ノードが複数のリーフノードに対してサービスデータを送信できるように、第2追加パスを使用して第2ノードに対してサービスデータを送信する。
この実施例においては、図2に示される実施例に基づいて、複数の任意的な実装方法が提供されており、そして、複数の任意的な実装方法の全ては、P2MPサービスにおけるサービス送信の保護能力を改善することができる。
以降は、本発明の装置の実施例である。本発明の装置の実施例は、本発明に係る方法の実施例において実施される方法を実行するために使用される。説明を促進するために、本発明の実施例に関連する部分だけが示されている。開示されていない特定の技術的詳細については、本発明に係る実施例を参照のこと。
図4は、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信装置の概略構成図である。本装置は、本発明の実施例において提供されるポイントツーマルチポイントサービス送信方法を実行するように構成されている。本装置は、第1ノードにおいて配置されており、そして、第1ノードは、図1に示されるネットワークアーキテクチャに対して適用される。本装置は、第1保護パスを使用して第2ノードに対して接続されており、第1追加パスと第2パスは、第1ノードをルートノードに対して接続する第1保護パスを構成しており、そして、第1保護パスは、第2ノードを使用してルートノードにより第1ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。第2ノードは、第2追加パスを使用して装置に対して接続されており、第2追加パスおよび第1パスは、第2ノードをルートノードに対して接続する第2保護パスを構成しており、そして、第2保護パスは、第1ノードを使用してルートノードにより第2ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。図4に示されるように、本装置は、第1受信部41と、第1転送部42を含んでいる。
第1受信部41は、第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、第1パスが故障している場合に第1保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する、ように構成されている。
第1転送部42は、サービスデータを複数のリーフノードに対して転送するように構成されている。
この実施例において、第1ノードは、第1追加パスを使用して第2ノードに対して接続されており、第1追加パスと第2パスは、第1ノードをルートノードに対して接続する第1保護パスを構成しており、そして、第1保護パスは、第2ノードを使用してルートノードにより第1ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。第2ノードは、第2追加パスを使用して第1ノードに対して接続されており、第2追加パスと第1パスは、第2ノードをルートノードに対して接続する第2保護パスを構成しており、そして、第2保護パスは、第1ノードを使用してルートノードにより第2ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、第1ノードは、第1パスが故障している場合には第1保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する。そして、第1ノードは、サービスデータを複数のリーフノードに対して転送する。このようにして、第1パスが故障している場合に、第1ノードは、第1保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信することができる。従って、本実施例は、P2MPサービスにおけるサービス送信の保護能力を改善することができる。
図5は、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信装置の概略構成図である。本装置は、本発明の実施例において提供されるポイントツーマルチポイントサービス送信方法を実行するように構成されている。本装置は、第1ノードにおいて配置されており、そして、第1ノードは、図1に示されるネットワークアーキテクチャに対して適用されている。本装置は、第1追加パスを使用して第2ノードに対して接続されており、第1追加パスと第2パスは、第1ノードをルートノードに対して接続する第1保護パスを構成しており、そして、第1保護パスは、第2ノードを使用してルートノードにより第1ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。第2ノードは、第2追加パスを使用して、装置に対して接続されており、第2追加パスと第1パスは、第2ノードをルートノードに対して接続する第2保護パスを構成しており、そして、第2保護パスは、第1ノードを使用してルートノードにより第2ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。図5に示されるように、本装置は、第1受信部51と、第1転送部52、第2受信部53、および、第2転送部54を含んでいる。
第1受信部51は、第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、第1パスが故障している場合に第1保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する、ように構成されている。
第1転送部52は、サービスデータを複数のリーフノードに対して転送するように構成されている。
第2受信部53は、第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、第1パスが故障していない場合に第1保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する、ように構成されている。
第2転送部54は、第2受信部53によって受信されるサービスデータを複数のリーフノードに対して転送するように構成されている。
任意的に、本装置は、さらに、
第1パスが故障しているか否か判断するように構成されている、識別部50を含んでよい。
任意的に、本装置は、さらに、
第2ノードは、第2保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信するように、第2受信部53によって受信されるサービスデータを、第2追加パスを使用して第2ノードに対して、転送するように構成されている、第3転送部55を含んでよい。
任意的に、本装置は、さらに、
第1ノードがスタンバイ状態にあり、かつ、第2ノードがアクティブ状態にあるとき、第1パスが故障していない場合に第1パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する、ように構成されている、第3受信部56、および、
第2ノードが、第2保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信するように、第3受信部56によって受信されるサービスデータを、第2追加パスを使用して第2ノードに対して転送する、ように構成されている、第4転送部57を含んでよい。
加えて、この実装方法において、識別部50は、第1ノードの状態をさらに識別し得る。第1ノードが現在スタンバイ状態にあると識別された場合に、第3受信部56は、第1パスが故障していないときに第1パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信することができる。
この実施例においては、図4に示される実施例に基づいて、複数の任意的な実装方法が提供されており、複数の任意的な実装方法の全ては、P2MPサービスにおけるサービス送信の保護能力を改善することができる。
図6は、本発明の一つの実施例に従った、ポイントツーマルチポイントサービス送信装置の概略構成図である。第1ノードは、図1に示されるネットワークアーキテクチャに対して適用されており、そして、本装置は、第1ノードにおいて配置されている。本装置は、第1追加パスを使用して第2ノードに対して接続されており、第1追加パスと第2パスは、第1ノードをルートノードに対して接続する第1保護パスを構成しており、そして、第1保護パスは、第2ノードを使用してルートノードによって第1ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。第2ノードは、第2追加パスを使用して装置に対して接続されており、第2追加パスと第1パスは、第2ノードをルートノードに対して接続する第2保護パスを構成しており、そして、第2保護パスは、第1ノードを使用してルートノードによって第2ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。図6に示されるように、本装置は、プロセッサ61、ネットワークインターフェース62、メモリ63、通信バス64、を含んでいる。プロセッサ61、ネットワークインターフェース62、および、メモリ63は、通信バス64を使用して相互に接続されている。
メモリ63は、プログラムを保管するように構成されている。特定的に、プログラムは、プログラムコードを含んでよく、そして、プログラムコードは、コンピュータ動作命令を含んでいる。メモリ63は、ランダムアクセスメモリ(random access memory、略してRAM)を含んでよく、そして、また、不揮発性メモリ(non-volatile memory)を含んでもよい。例えば、少なくとも一つの磁気ディスクメモリである。
プロセッサ61は、本発明の実施例において提供されるポイントツーマルチポイントサービス送信方法を実施するために、メモリ63に保管されたプログラムを実行するように、構成されている。本方法は、
第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあるときに、第1パスが故障している場合には第1保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信すること、および、
サービスデータを複数のリーフノードに対して転送すること、を含んでいる。
任意的に、第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、プロセッサ61は、さらなるステップを実施するためのプログラムを実行し得る。
第1パスが故障していない場合に第1パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信するステップ、および、サービスデータを複数のリーフノードに対して転送するステップである
任意的に、プロセッサ61は、さらなるステップを実施するためのプログラムを実行し得る。
第2ノードが、第2保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信するように、ルートノードによって送信され、かつ、第1パスを使用して第1ノードによって受信されるサービスデータを、第2追加パスを使用して第2ノードに対して、転送するステップである
任意的に、プロセッサ61は、さらなるステップを実施するためのプログラムを実行し得る。
第1ノードがスタンバイ状態にあり、かつ、第2ノードがアクティブ状態にあるとき、第1パスが故障していない場合には第1パスを使用して第1ノードによって、ルートノードにより送信されるサービスデータを受信するステップ、および、第2ノードが、第2保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信するように、サービスデータを第2追加パスを使用して第2ノードに対して送信するステップである
この実施例において、第1ノードは、第1追加パスを使用して第2ノードに対して接続されており、第1追加パスと第2パスは、第1ノードをルートノードに対して接続する第1保護パスを構成しており、そして、第1保護パスは、第2ノードを使用してルートノードによって第1ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。第2ノードは、第2追加パスを使用して第1ノードに対して接続されており、第2追加パスと第1パスは、第2ノードをルートノードに対して接続する第2保護パスを構成しており、そして、第2保護パスは、第1ノードを使用してルートノードによって第2ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用される。第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、第1ノードは、第1パスが故障している場合には第1保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信し、そして、第1ノードは、サービスデータを複数のリーフノードに対して転送する。このようにして、第1パスが故障している場合に、第1ノードは、第1保護パスを使用して、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信することができる。従って、この実施例は、P2MPサービスにおけるサービス送信の保護能力を改善することができる。
プロセッサ61は、中央処理装置(Central Processing Unit、略してCPU)、ネットワークプロセッサ(Network Processor、略してNP)等を含む一般的なプロセッサであってよい。もしくは、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または、別のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理デバイス、または個別ハードウェアコンポーネントであってよい。
当業者であれば、実施例における方法に係るプロセスの全て又はいくらかが、関連するハードウェアを指示するコンピュータプログラムによって実施され得ることを理解することができる。プログラムは、コンピュータで読取り可能な記憶媒体に保管されてよい。プログラムが実行されると、実施例における方法に係るプロセスが実行される。上記の記憶媒体は、磁気ディスク、光ディスク、リードオンリーメモリ(Read-Only
Memory、ROM)、またはRAM、を含んでよい。
上記の説明は、本発明の実施例の単なる例であり、そして、本発明の保護範囲を限定するように意図されたものでは確かにない。従って、本発明の請求項に従ってなされた均等な変形は、本発明の範囲内に入るものである。

Claims (8)

  1. ルートノード、第1ノード、第2ノード、および、複数のリーフノードを含むネットワークに対して適用される、ポイントツーマルチポイントサービス送信方法であって、
    前記第1ノードは、第1パスを使用して前記ルートノードに対して接続されており、前記第2ノードは、第2パスを使用して前記ルートノードに対して接続されており、前記複数のリーフノードは、前記第1ノードと前記第2ノードに対してデュアルホームされており、かつ、前記第1ノードと前記第2ノードは、アクティブ−スタンバイの関係にあり、
    前記第1ノードは、第1追加パスを使用して前記第2ノードに対して接続されており、前記第1追加パスと前記第2パスは、前記第1ノードを前記ルートノードに対して接続する第1保護パスを構成しており、かつ、前記第1保護パスは、前記第2ノードを使用して前記ルートノードによって前記第1ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用され、
    前記第2ノードは、第2追加パスを使用して前記第1ノードに対して接続されており、前記第2追加パスと前記第1パスは、前記第2ノードを前記ルートノードに対して接続する第2保護パスを構成しており、かつ、前記第2保護パスは、前記第1ノードを使用して前記ルートノードによって前記第2ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用され、かつ、
    前記方法は、
    前記第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、前記第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、前記第1パスが故障している場合は第1保護パスを使用して前記第1ノードにより、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信するステップ、および、
    前記第1ノードにより、前記サービスデータを前記複数のリーフノードに対して転送するステップ、を含む、
    方法。
  2. 前記第1ノードが前記アクティブ状態にあり、かつ、前記第2ノードが前記スタンバイ状態にあるとき、前記方法は、さらに、
    前記第1パスが故障していない場合には前記第1パスを使用して前記第1ノードにより、ルートノードによって送信されるサービスデータを受信するステップ、および、前記サービスデータを前記複数のリーフノードに対して転送するステップ、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法は、さらに、
    前記第2ノードが、前記第2保護パスを使用して、前記ルートノードにより送信されるサービスデータを受信するように、
    前記第2追加パスを使用して前記第2ノードに対して前記第1ノードによって、前記ルートノードにより送信され、かつ、前記第1パスを使用して前記第1ノードにより受信されるサービスデータを転送するステップ、
    を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記方法は、さらに、
    前記第1ノードがスタンバイ状態にあり、かつ、前記第2ノードがアクティブ状態にあるとき、前記第1パスが故障していない場合には前記第1パスを使用して前記第1ノードによって、前記ルートノードにより送信される前記サービスデータを受信するステップ、および、
    前記第2ノードが、前記第2保護パスを使用して、前記ルートノードにより送信される前記サービスデータを受信するように、前記第2追加パスを使用して、前記サービスデータを前記第2ノードに対して転送するステップ、
    を含む、請求項1乃至3いずれか一項に記載の方法。
  5. ルートノード、第1ノード、第2ノード、および、複数のリーフノードを含むネットワークに対して適用される、ポイントツーマルチポイントサービス送信装置であって、
    前記装置は、第1ノードにおいて配置されており、前記第1ノードは、第1パスを使用して前記ルートノードに対して接続されており、前記第2ノードは、第2パスを使用して前記ルートノードに対して接続されており、前記複数のリーフノードは、前記第1ノードと前記第2ノードに対してデュアルホームされており、かつ、前記第1ノードと前記第2ノードは、アクティブ−スタンバイの関係にあり、
    前記装置は、第1追加パスを使用して前記第2ノードに対して接続されており、前記第1追加パスと前記第2パスは、前記第1ノードを前記ルートノードに対して接続する第1保護パスを構成しており、かつ、前記第1保護パスは、前記第2ノードを使用して前記ルートノードによって前記第1ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用され、
    前記第2ノードは、第2追加パスを使用して前記装置に対して接続されており、前記第2追加パスと前記第1パスは、前記第2ノードを前記ルートノードに対して接続する第2保護パスを構成しており、かつ、前記第2保護パスは、前記第1ノードを使用して前記ルートノードによって前記第2ノードに対して送信されるサービスデータを送信するために使用され、かつ、
    前記装置は、第1受信部と第1転送部とを含み、
    前記第1受信部は、前記第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、前記第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、前記第1パスが故障している場合に前記第1保護パスを使用して、前記ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する、ように構成されており、かつ、
    前記第1転送部は、前記サービスデータを前記複数のリーフノードに対して転送するように構成されている、
    装置。
  6. 前記装置は、さらに、
    前記第1ノードがアクティブ状態にあり、かつ、前記第2ノードがスタンバイ状態にあるとき、前記第1パスが故障していない場合に前記第1保護パスを使用して、前記ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する、ように構成されている第2受信部、および、
    前記第2受信部によって受信される前記サービスデータを前記複数のリーフノードに対して転送する、ように構成されている第2転送部、
    を含む、請求項5に記載の装置。
  7. 前記装置は、さらに、
    前記第2ノードが、前記第2保護パスを使用して、前記ルートノードにより送信される前記サービスデータを受信するように、前記第2追加パスを使用して前記第2ノードに対して、前記第2受信部によって受信される前記サービスデータを転送する、ように構成されている第3転送部、
    を含む、請求項6に記載の装置。
  8. 前記装置は、さらに、
    前記第1ノードがスタンバイ状態にあり、かつ、前記第2ノードがアクティブ状態にあるとき、前記第1パスが故障していない場合に前記第1パスを使用して、前記ルートノードによって送信されるサービスデータを受信する、ように構成されている第3受信部、および、
    前記第2ノードが、前記第2保護パスを使用して、前記ルートノードによって送信される前記サービスデータを受信するように、前記第2追加パスを使用して前記第2ノードに対して、前記第3受信部によって受信される前記サービスデータを転送する、ように構成されている第4転送部、
    を含む、請求項7に記載の装置。
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