JP2018502107A5 - - Google Patents

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Description

いくつかの実施形態において、上記IBDの患者は、第1の治療期間の一部または全ての間に1種または複数種の更なるIBD治療薬の投与を受ける。いくつかの実施形態において、上記IBD患者は、第1の治療期間中に1種または複数種の更なるIBD治療薬を漸減している。いくつかの実施形態において、上記IBDの患者は第1の治療期間中にコルチコステロイドを漸減している(例えば、プレドニゾン)。いくつかの実施形態において、上記IBD患者は、コルチコステロイド、アミノサリチル酸、ブデソニド、または免疫抑制剤を含む更なるIBD治療薬を漸減する。いくつかの実施形態において、上記IBD患者はコルチコステロイドを漸減する。いくつかの実施形態において、上記IBD患者は、第1の治療期間の最後の1週間、最後の2週間、最後の3週間、最後の4週間、最後の5週間、最後の6週間、最後の7週間、最後の8週間、最後の9週間、または最後の10週間の間に更なるIBD治療薬を漸減する。いくつかの実施形態において、上記IBD患者は、第1の治療期間中に、1種または複数種の更なるIBD治療薬を完全に漸減する(上記1種または複数種の更なるIBD治療薬は、第1の治療期間の終了時には上記IBD患者にもはや投与されない)。いくつかの実施形態において、上記IBD患者は、第1の治療期間中に、1種または複数種の更なるIBD治療薬を部分的に漸減する(上記IBD患者は、第1の治療期間の終了時には、第1の治療期間の開始時よりも低用量で上記1種または複数種の更なるIBD治療薬の投与を受ける)。
いくつかの実施形態において、第1の治療期間に先立って1種または複数種の更なる治療薬の投与を受けたIBDの患者は、上記1種または複数種の更なるIBD治療薬なしで寛解を達成する。いくつかの実施形態において、上記IBDの患者はコルチコステロイドなしで寛解を達成する。いくつかの実施形態において、上記IBDの患者は、第2の治療期間の第24週でコルチコステロイドなしで寛解を達成する。
いくつかの実施形態において、第1の治療期間の繰返しの間の第1の用量を、40mg/日、80mg/日、120mg/日、160mg/日、240mg/日、320mg/日、または50%100%、200%、400%増加させてもよい。
組み入れ基準 − 被検者は、本治験に登録されるための以下の判定基準を満たす必要がある。
・ICFに署名する時点で≧18才の男性または女性であること。
・いずれかの治験に関連する評価/処置を行う前に、ICFを理解し自らの意志で署名すること。
・治験のための来院スケジュール及び他のプロトコル要件を遵守することが可能であること。
・スクリーニングに先立つ少なくとも3ヶ月の継続期間を有するCDとの診断。
・スクリーニングに先立つ2年以内に実施された、内視鏡による、X線によるもしくはいずれかの他の画像診断方法(例えば、MRI、CTスキャン)による評価によって判定された、回腸炎、回結腸炎または結腸炎との診断。左側結腸に限定される結腸炎の被検者は本治験への参加が許可されないこととなる。
・スクリーニング時における、≧220且つ≦450(範囲:0〜600)のCDAIスコアとして定義される活動性疾患。
・スクリーニング時における≧7のSES−CDスコア。回腸炎のみを有する被検者は>4のSES−CDを必要とする。
・アミノサリチル酸、ブデソニド、全身的コルチコステロイドまたは免疫抑制剤(例えば、6−MP、AZA、もしくはMTX)またはTNFa遮断薬(例えば、インフリキシマブ、アダリムマブもしくはセルトリズマブ)の少なくとも1種が功を奏さなかったこと、またはこれらに対する不耐性が生じていたことが必要。
・アミノサリチル酸経口剤を服用している被検者は、治療薬がベースライン時の来院の少なくとも6週間前に開始され、且つ当該ベースライン時の来院に先立つ少なくとも2週間一定の用量で与えられているとの前提で、本治験中それらの使用を継続してもよい。アミノサリチル酸経口剤の用量は、本治験の期間を通してまたは本治験の早期終了まで一定のままである必要がある。アミノサリチル酸経口剤が最近中止された場合は、治療薬はベースライン時の来院の少なくとも2週間前に停止されていたことが必要である。
・コルチコステロイド経口剤を服用している被検者は、用量(≦20mg/日のプレドニゾンまたは等価物、≦9mg/日のブデソニド)がベースライン時の来院に先立つ3週間一定であったとの前提で、誘導期中、それらの使用を継続してもよい。コルチコステロイド経口剤が最近中止された場合は、中止はスクリーニングの少なくとも4週間前に完了していた必要がある。当該被検者がコルチコステロイドの漸減を開始することに対して適格となるまで、コルチコステロイドの用量は一定のままである必要がある。
・6−MP、AZAまたはMTXなどの免疫抑制剤の投与を受けている被検者は、治療薬がベースライン時の来院の≧12週間前に開始されていたとの前提で、本治験中それらの使用を継続してもよい。免疫抑制剤の用量は、ベースライン時の来院に先立つ≧8週間一定の用量である必要があり、且つ本治験の期間を通してまたは本治験の早期終了まで一定のままである必要がある。免疫抑制剤を中止した被検者は、免疫抑制剤をベースライン時の来院の少なくとも8週間前に停止していた必要がある。
・以下の検査判定基準を満たすことが必要。
°≧3000/mm(≧3.0×10/L)且つ<14,000mm(14.0×10/L)の白血球数
°≧100,000mm(≧100×10/L)の血小板数
°≦1.5mg/dL(≦132.6μmol/L)の血清クレアチニン
°≦2×正常値の上限(ULN)のAST(SGOT)及びALT(SGPT)
°≦2mg/dL(≦34μmol/L)の総ビリルビンまたは>正常値の下限(LLN)のアルブミン
°≧9g/dL(≧5.6mmol/L)のヘモグロビン
°≦1.5×ULNの活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)
・出産可能な女性(FCBP)はスクリーニング及びベースラインの来院時に妊娠検査が陰性である必要がある。
許可される併用薬及び処置
以下の併用薬は本治験中許可される。
・アミノサリチル酸経口剤(スルファサラジン[SSZ]または5−ASA化合物)は、ベースライン時の来院の少なくとも6週間前に治療薬が開始され、且つベースライン時の来院に先立つ少なくとも2週間一定の用量で与えられていたとの前提で、本治験中許可される。アミノサリチル酸経口剤の用量は、本治験の期間を通してまたは本治験の早期終了まで一定のままである必要がある。アミノサリチル酸経口剤が最近中止された場合は、治療薬はベースライン時の来院の少なくとも2週間前に停止されていたことが必要である。
・コルチコステロイド経口剤は、用量(≦20mg/日のプレドニゾンまたは等価物、≦9mg/日のブデソニド)がベースライン時の来院に先立つ4週間一定であったとの前提で、誘導期中許可される。コルチコステロイド経口剤が最近中止された場合は、中止はスクリーニングの少なくとも4週間前に完了していた必要がある。当該被検者がコルチコステロイドの漸減を開始することに対して適格となるまで、コルチコステロイドの用量は一定のままである必要がある。
・AZA、6−MPまたはMTXなどの免疫抑制剤は、治療薬がベースライン時の来院の≧12週間前に開始されたとの前提で、本治験中許可される。免疫抑制剤の用量は、ベースライン時の来院に先立つ≧8週間一定の用量である必要があり、且つ本治験の期間を通してまたは本治験の早期終了まで一定のままである必要がある。免疫抑制剤を中止した被検者は、免疫抑制剤をベースライン時の来院の少なくとも8週間前に停止していた必要がある。
・心血管予防のためのアセトアミノフェン及び低用量アスピリンは許可される。上記した併用薬の用量は、本治験中、ベースライン時の用量を超えて増加させてはならない。当該被検者が本治験に対して無作為化された後には、新たなCD治療薬を処方することはできない。
治験評価項目
本治験の評価項目を表12に列挙する。
Figure 2018502107
Figure 2018502107
組み入れ基準:被検者は、スクリーニングを受けて本治験に登録されるための以下の判定基準を満たす必要がある。
・被検者は、同意説明文書(ICF)に署名する時点で≧18才の男性または女性である。
・被検者は、いずれかの治験に関連する評価/処置を行う前に、ICFを理解し自らの意志で署名する必要がある。
・被検者は、治験のための来院スケジュール及び他のプロトコル要件を進んで遵守し、且つそれが可能である。
・被検者は、スクリーニングのための来院1に先立つ少なくとも3ヶ月の継続期間を有するCDとの診断を受けている必要がある。
・被検者は、内視鏡による、X線によるもしくはいずれかの他の画像診断方法(例えば、磁気共鳴画像診断[MRI]、またはコンピュータ断層撮影[CT]スキャン)によって判定された、回腸炎、回結腸炎または結腸炎との診断を受けている必要がある。
・被検者は、スクリーニング時に、≧220且つ≦450のCDAIスコアとして定義される活動性疾患を有している必要がある。
・被検者は、スクリーニング時に、≧7のSES−CDを有する必要があり、回腸炎のみを有する被検者は、スクリーニング時に、≧4のSES−CDを有する必要がある。
・被検者は、アミノサリチル酸、ブデソニド、全身的コルチコステロイド、免疫抑制剤(例えば、アザチオプリン[AZA]、6−メルカプトプリン[6−MP]、またはメトトレキサート[MTX])、またはTNF−α遮断薬(例えば、インフリキシマブもしくはアダリムマブ)の少なくとも1種が功を奏さなかったこと、または被検者においてこれらに対する不耐性が生じていたことが必要である。
・被検者は、以下の検査判定基準:
・(スクリーニング期間中に、1回の検査の繰返しが、メディカルモニターに諮問した後に許容される。)
・≧3000/mm3(≧3.0×10/L)の白血球(WBC)数
・≧100,000mm3(≧100×10/L)の血小板数
・≦1.5mg/dL(≦132.6μmol/L)の血清クレアチニン
・≦2.5×正常値の上限(ULN)のアスパラギン酸アミノ基転移酵素(AST)/血清グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ(SGOT)、アラニンアミノ基転移酵素(ALT)/血清グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ(SGPT)
・当該被検者がジルベール病の確定診断を受けていない限りにおいて、≦2mg/dL(≦34μmol/L)の総ビリルビン
・≧8g/dL(≧4.98mmol/L)のヘモグロビン
・≦1.5×ULNの活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)
を満たすことが必要である。
組み入れ基準:被検者は、本治験に登録されるための以下の判定基準を満たす必要がある。
・被検者は、ICFに署名する時点で≧18才の男性または女性である。
・被検者は、いずれかの治験に関連する評価/処置を行う前に、ICFを理解し自らの意志で署名する必要がある。
・被検者は、治験のための来院スケジュール及び他のプロトコル要件を進んで遵守し、且つそれが可能である。
・被検者は、スクリーニングに先立つ少なくとも3ヶ月の継続期間を有するUCとの診断を受けている必要がある。
・被検者は、スクリーニング時に、≧1のRBSを伴う≧4〜≦9のMMSとして定義される中程度から重篤なUCである必要がある。
・被検者は、スクリーニング時に、≧2のメイヨー内視鏡検査サブスコアを有する必要がある。
・被検者は、アミノサリチル酸、ブデソニド、全身的コルチコステロイド、免疫抑制剤(例えば、6−メルカプトプリン[6−MP]、もしくはアザチオプリン[AZA])、またはTNF−α遮断薬(例えば、インフリキシマブ、アダリムマブ、もしくはゴリムマブ)の少なくとも1種が功を奏さなかったこと、または被検者においてこれらに対する不耐性が生じていたことが必要である。
・被検者は、以下の検査判定基準を満たすことが必要である。
a.≧3000/mm(≧3.0×10/L)の白血球数
b.≧100,000mm(≧100×10/L)の血小板数
c.≦1.5mg/dL(≦132.6μmol/L)の血清クレアチニン
d.≦2.5×正常値の上限(ULN)のアスパラギン酸トランスアミナーゼ(AST/血清グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ[SGOT])及びアラニントランスアミナーゼ(ALT/血清ピルビン酸トランスアミナーゼ[SGPT])
e.ジルベール病の確定診断がない限りにおいて、≦2mg/dL(≦34μmol/L)の総ビリルビン
f.≧9g/dL(≧5.6mmol/L)のヘモグロビン
g.≦1.5×ULNの活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)

Claims (40)

  1. SMAD7アンチセンスオリゴヌクレオチド(SMAD7 AON)を含む、炎症性腸疾患(IBD)の患者におけるIBDを治療または管理するための医薬組成物であって、該SMAD7 AONが、第1の治療期間中に第1の用量で投与され、かつ第2の治療期間中に第2の用量で投与されるように用いられる、前記医薬組成物。
  2. 前記第1の治療期間の後且つ前記第2の治療期間の前に観察期間が設けられ、前記観察期間中にはSMAD7 AONが前記患者に投与されない、請求項1に記載の医薬組成物。
  3. 前記SMAD7 AONの前記第1の用量が、約40mg/日または約160mg/日である、請求項1又は2に記載の医薬組成物。
  4. 前記第1の治療期間が、約4週間、約8週間、または約12週間である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  5. 前記SMAD7 AONの前記第2の用量が、約40mg/日または約160mg/日である、請求項1〜4のいずれか一項記載に記載の医薬組成物。
  6. 前記第2の用量が、前記第1の用量よりも低用量である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  7. 前記第2の治療期間が、約1週間と約100週間との間、約5週間と約95週間との間、約10週間と約90週間との間、約15週間と約85週間との間、約20週間と約80週間との間、約25週間と約75週間との間、約30週間と約70週間との間、約35週間と約65週間との間、約40週間と約60週間との間、約40週間と約55週間との間、約45週間と約55週間との間、または約50週間と約55週間との間である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  8. 前記第2の治療期間が、約24週間である、請求項7に記載の医薬組成物。
  9. 前記第2の治療期間が、少なくとも約1週間、少なくとも約2週間、少なくとも約4週間、少なくとも約6週間、少なくとも約8週間、少なくとも約10週間、少なくとも約3ヶ月、少なくとも約6ヶ月、少なくとも約9ヶ月、少なくとも約12ヶ月、少なくとも約18ヶ月、少なくとも約24ヶ月、少なくとも約30ヶ月、少なくとも約3年、少なくとも約4年、少なくとも約5年、少なくとも約6年、少なくとも約7年、少なくとも約8年、少なくとも約9年、または少なくとも約10年である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  10. 前記第1の治療期間中及び/または前記第2の治療期間中に、前記SMAD7アンチセンスオリゴヌクレオチドが交互投与スケジュールで投与される、請求項1〜9のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  11. 前記第2の治療期間中に、前記SMAD7アンチセンスオリゴヌクレオチドが交互投与スケジュールで投与される、請求項1〜10のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  12. 前記交互投与スケジュールが、a)約1週間、約2週間、約3週間、約4週間、約5週間、約6週間、約8週間、約9週間、約10週間、約11週間、約12週間、約13週間、約14週間、約15週間、もしくは約16週間、前記第2の用量で前記SMAD7アンチセンスオリゴヌクレオチドを投与することと、b)約1週間、約2週間、約3週間、約4週間、約5週間、約6週間、約8週間、約9週間、約10週間、約11週間、約12週間、約13週間、約14週間、約15週間、もしくは約16週間、プラセボを投与するかまたはSMAD7アンチセンスオリゴヌクレオチドを投与しないことと、a)及び任意選択でb)を1回または複数回繰り返すこととを含む、請求項11に記載の医薬組成物。
  13. a)及び任意選択でb)が少なくとも2回、少なくとも4回、少なくとも6回、少なくとも8回、少なくとも10回、少なくとも12回、少なくとも14回、少なくとも16回、少なくとも18回、少なくとも20回、少なくとも25回、少なくとも50回、少なくとも100回、少なくとも150回、少なくとも200回、または少なくとも250回繰り返される、請求項12に記載の医薬組成物。
  14. 前記SMAD7アンチセンスオリゴヌクレオチドが1日に1回朝に、朝食の少なくとも30分前に水と共に投与される、請求項1〜13のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  15. 前記患者が前記第1の治療期間の前にIBD治療薬の投与を受けた場合に、前記第1の治療期間の終了時に前記IBD治療薬を漸減する、請求項1〜14のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  16. 前記IBD治療薬がコルチコステロイド、アミノサリチル酸、ブデソニド、免疫抑制剤からなる群より選択される、請求項15に記載の医薬組成物。
  17. 前記第1の治療期間中及び/または前記第2の治療期間中の1または複数の時点で、前記患者の臨床応答を分析することを更に含む、請求項1〜16のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  18. 前記患者が前記第1の治療期間の終了時に臨床応答を示さない場合には、前記治療を終了するまたは前記第1の用量を増加させて前記第1の治療期間を繰り返す、請求項1〜17のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  19. 前記第1の用量が最大耐用量を超える場合に、前記治療を終了する、請求項18に記載の医薬組成物。
  20. 前記患者の臨床応答が、クローン病のための簡易内視鏡検査スコア(Simple Endoscopic Score for Crohn’s Disease)(SES−CD)、クローン病活動指数(CDAI)、2項目に関する患者報告アウトカム(PRO−2)検査、腸粘膜生検を用いて分析される、請求項1〜19のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  21. 前記患者のCDAIスコアが、前記第1の治療期間中にベースラインから≧100ポイント減少する場合に、前記患者が臨床応答を示している、請求項20に記載の医薬組成物。
  22. 前記患者のCDAIスコアが、前記第1の治療期間の終了時において<150である場合に、前記患者が臨床応答を示している、請求項20又は21に記載の医薬組成物。
  23. 前記第1の治療期間の終了時における前記患者のSES−CDスコアが、前記患者の前記第1の治療期間の開始時におけるSES−CDスコアと比較して<50%である場合に、前記患者が臨床応答を示している、請求項20〜22のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  24. 前記患者のSES−CDスコアが、前記第1の治療期間の終了時において≦2である場合に、前記患者が臨床応答を示している、請求項20〜23のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  25. 前記第1の治療期間の終了時において前記患者に腸粘膜潰瘍が存在しない場合に、前記患者が臨床応答を示している、請求項20〜24のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  26. 前記第1の治療期間中に、前記患者に線維症事象が生じない、請求項1〜25のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  27. 前記第1の治療期間中及び前記第2の治療期間中に、前記患者に線維症事象が生じない、請求項26に記載の医薬組成物。
  28. 患者の試料中のSMAD7アンチセンスオリゴヌクレオチドのレベルを分析することを更に含む、請求項1〜27のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  29. 前記患者の試料が血清試料または腸粘膜生検試料である、請求項28に記載の医薬組成物。
  30. 前記患者が回腸炎または回結腸炎と診断された、請求項1〜29のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  31. 前記IBDがクローン病(CD)または潰瘍性大腸炎(UC)である、請求項1〜30のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  32. 前記IBDの患者が、前記第1の治療期間の開始時に、≧220且つ≦450のCDAIスコア及び≧7のSES−CDスコアを有する、請求項1〜31のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  33. 前記IBDの患者が、アミノサリチル酸、ブデソニド、全身性コルチコステロイドまたは免疫抑制剤を用いて治療不成功またはこれらに対する不耐性を経験している、請求項1〜32のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  34. 前記IBDの患者の疾患が回腸末端及び/または中部横行結腸に限定される、請求項1〜33のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  35. 前記SMAD7アンチセンスオリゴヌクレオチドが前記IBDの患者に経口投与される、請求項1〜34のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  36. 前記SMAD7アンチセンスオリゴヌクレオチドがヒトSMAD7(配列番号1)の領域108〜128を標的とする、請求項1〜35のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  37. 前記SMAD7アンチセンスオリゴヌクレオチドがヒトSMAD7(配列番号1)のヌクレオチド403、233、294、295、296、298、299または533を標的とする、請求項1〜35のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  38. 前記SMAD7アンチセンスオリゴヌクレオチドが配列番号2のヌクレオチド配列(5’−GTCGCCCCTTCTCCCCGCAG−3’)を含む、請求項1〜35のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  39. 前記SMAD7 AONが化合物(I)である、請求項1〜35のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  40. 前記SMAD7 AONが配列番号6のヌクレオチド配列(5’−GTNGCCCCTTCTCCCNGCAGC−3’、Nは5−メチル−2’−デオキシシチジンを含むヌクレオチドである)を含む、請求項1〜35のいずれか一項に記載の医薬組成物。
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