JP2018205832A - 情報提供システム、及び、情報提供装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザに手間をかけさせることなく、ユーザに対する店からの適切なサービス提供を支援すること。【解決手段】顧客が装着している発信機20が自機の発信機IDを含むビーコン信号を発信し、受信機31がビーコン信号を受信して受信強度を測定し、当該ビーコン信号に含まれる発信機IDと、当該ビーコン信号の受信時刻及び受信強度と、自機の受信機IDとを含むビーコン受信情報を管理サーバ11へ送信し、管理サーバ11が、受信したビーコン受信情報に含まれる発信機IDと受信時刻と受信強度と受信表示機IDとを対応付けて管理し、発信機IDに対応付けられている受信強度が所定の閾値以上、又は、受信強度と受信時刻とが所定の関係にある場合、受信機IDの受信機31の位置から所定距離以内に位置する表示機32に、発信機IDに係るユーザ情報を送信し、表示機32が、その送信されたユーザ情報を表示する。【選択図】図8

Description

本発明は、情報提供システム及び情報提供装置に関する。
従来より、スマートフォンから発信される無線信号を用いて店への来店を把握し、当該店に来店したユーザのスマートフォンに対して、当該店の情報を配信する技術が知られている。例えば、特許文献1には、Bluetooth(登録商標)又はWi−Fi(登録商標)等の近距離無線を発する装置を店に配備し、ユーザが所持するスマートフォンから発信された無線信号を受信して当該ユーザの来店を把握し、当該ユーザのスマートフォンに対して当該店からの推薦情報を配信することが開示されている。
特開2016−146107号公報
しかしながら、特許文献1を実現するためには、ユーザは、上記処理を行うアプリケーションをスマートフォンにインストールしたり、そのアプリケーションを実行したりする必要があり、これはユーザにとって手間である。
本発明の目的は、ユーザに手間をかけさせることなく、ユーザに対する店からの適切なサービス提供を支援することにある。
本発明の一態様に係る情報提供システムは、ユーザが装着可能な発信機と、受信機と、情報提供装置と、表示機とを備える情報提供システムであって、前記発信機は、発信機IDを含むビーコン信号を発信し、前記受信機は、前記ビーコン信号を受信して受信強度を測定し、当該ビーコン信号に含まれる前記発信機IDと、当該ビーコン信号の受信時刻及び受信強度と、自機の受信機IDと、を含むビーコン受信情報を、前記情報提供装置へ送信し、前記情報提供装置は、受信したビーコン受信情報に含まれる前記発信機IDと、前記受信時刻と、前記受信強度と、前記受信機IDと、を対応付けて管理し、前記発信機IDに対応付けられている前記受信強度が所定の閾値以上である場合、又は、前記受信強度と前記受信時刻とが所定の関係にある場合、前記発信機IDに対応付けられている受信機IDの受信機の位置から所定距離以内に位置する表示機に対して、前記発信機IDに予め対応付けられているユーザ情報を送信し、前記表示機は、前記情報提供装置から受信した前記ユーザ情報を表示する。
本発明によれば、ユーザに手間をかけさせることなく、ユーザに対する店からの適切なサービス提供を支援することができる。
実施の形態1の処理概要を示す模式図である。 発信機の構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る管理サーバの構成例を示すブロック図である。 受信機管理テーブルの構成例を示すテーブル図である。 顧客関連情報管理テーブルの構成例を示すテーブル図である。 実施の形態1に係る通知先決定処理の例を示すフローチャートである。 実施の形態2の処理概要を説明するための模式図である。 実施の形態2に係る管理サーバの構成例を示すブロック図である。 表示機管理テーブルの構成例を示すテーブル図である。 実施の形態2に係る通知先決定処理の例を示すフローチャート図である。 本発明に係るサーバ及び端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
第1の発明は、ユーザが装着可能な発信機と、受信機と、情報提供装置と、表示機とを備える情報提供システムにおいて、発信機が、発信機IDを含むビーコン信号を発信し、受信機が、ビーコン信号を受信して受信強度を測定し、当該ビーコン信号に含まれる発信機IDと、当該ビーコン信号の受信時刻及び受信強度と、受信機IDとを含むビーコン受信情報を情報提供装置へ送信し、情報提供装置が、受信したビーコン受信情報に含まれる発信機IDと、受信時刻と、受信強度と、受信機IDとを対応付けて管理し、発信機IDに対応付けられている受信強度が所定の閾値以上である場合、又は、受信強度と受信時刻とが所定の関係性にある場合、発信機IDに対応付けられている受信機IDの受信機の位置から所定距離以内に位置する表示機に対して、発信機IDに予め対応付けられているユーザ情報を送信し、表示機が、情報提供装置から受信したユーザ情報を表示することである。これにより、情報提供装置は、表示機から所定距離以内に存在するユーザのユーザ情報を、当該表示機へ送信することができるので、例えば、当該表示機を設置している店は、近くに存在するユーザのユーザ情報を確認し、当該ユーザが来店した場合の準備を行うことができる。なお、受信機が表示機の機能を備えてもよく、この場合は、受信機と表示機との距離を0とみなす。
第2の発明は、特に、第1の発明の受信強度と前記受信時刻とが所定の関係性にある場合を、受信強度が受信時刻の経過に応じて大きくなっている場合とすることである。これにより、表示機に、当該表示機に接近してきているユーザのユーザ情報を表示することができる。すなわち、表示機を設置している店に立ち寄る可能性の高いユーザのユーザ情報を、当該表示機に表示することができる。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明に関し、表示機が各店に配置されており、ユーザ情報が、そのユーザの各店における利用履歴を含んでおり、情報提供装置が、ユーザ情報に含まれる利用履歴に応じて、当該ユーザ情報を送信する表示機を決定することである。これにより、利用履歴に応じて、ユーザ情報の送信先とする表示機を適切に決定することができる。
第4の発明は、特に、第1から第3の発明に関し、情報提供装置が、さらに表示機IDと店員IDとを対応付けて管理し、ユーザ情報に含まれるユーザの属性と店員の属性とが所定の関係性にある場合に、当該店員の店員IDに対応付けられている表示機IDの表示機を、ユーザ情報の送信先に決定することである。これにより、ユーザの属性と店員の属性との関係性に応じて、ユーザ情報の送信先とする表示機を適切に決定することができる。
第5の発明は、特に、第1から第4の発明に関し、情報提供装置が、送信先に決定した表示機に対して、受信機IDの受信機の位置情報を送信することである。これにより、ユーザ情報に加えて、ユーザの位置情報も表示機に表示することができる。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を説明する。
(実施の形態1)
<処理概要>
以下、図1を用いて、実施の形態1に係る情報提供システムの処理概要を説明する。実施の形態1では、情報提供装置の一例である管理サーバ10が、施設に存在する店Hにおける店員Fが所持する受信表示機(例えばタブレット端末)30に対して、店Hに接近してきている顧客Kに関連する情報(以下「顧客関連情報」という)42を提供する情報提供システムについて説明する。なお、本明細書に記載の「顧客」は、「ユーザ」又は「来客」等と呼んでもよい。また、「顧客関連情報」は、「ユーザ情報」と呼んでもよい。また、本明細書に記載の「施設」は、「百貨店」又は「商業施設」等と呼び変えてもよい。また、本明細書に記載の「施設」は、屋内施設に限らず、イベント会場又は街中の所定のエリア等の屋外施設であってもよい。
顧客Kは、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)規格に準拠する信号(以下「ビーコン信号」という)4を間欠的(例えば数秒間毎)に発信する発信機20を装着する。BLE規格に準拠することにより、発信機20の消費電力量が抑制される。なお、上記BLEはあくまで一例であり、発信機20はどのような信号を発信してもよい。発信機20は、腕時計型のウェアラブル端末である。なお、発信機20は、それ以外の端末であってもよく、例えば、ペンシル型、カード型、イヤホン型、眼鏡型、被服型等、顧客Kが所持又は装着可能なものであれば何でもよい。
店員Fは、受信表示機30を所持する。受信表示機30は、ビーコン信号4を受信する受信機としての機能と、管理サーバ10から送信される顧客関連情報42を表示する表示機としての機能と、の両方を備える。なお、受信表示機30は、複数の店員Fで共有されてもよいし、店に設置されてもよい。
受信表示機30は、ビーコン信号4を受信すると、ビーコン信号4の受信強度を測定し、ビーコン信号4に含まれる発信機20の識別子(「発信機ID」という)と、ビーコン信号4の受信強度及び受信時刻と、自機の受信表示機30の識別子(「受信機ID」という)と、を含むビーコン受信情報41を、管理サーバ10へ送信する。
管理サーバ10は、各受信表示機30から送信されるビーコン受信情報41に基づいて、何れの発信機IDの発信機20(つまり顧客K)が、何れの受信機IDの受信表示機30に接近してきているかを分析する。そして、管理サーバ10は、受信表示機30に対して、その受信表示機30に接近してきている発信機IDに対応付けられている顧客関連情報42を通知する。顧客関連情報42には、顧客Kに関する情報、例えば、顧客Kの氏名及び各店の利用履歴等が含まれる。これにより、通知を受けた受信表示機30を所持する店員Fは、顧客Kが接近してきていることを事前に知ることができ、顧客Kに対する接客の準備を行うことができる。なお、利用履歴等には、メールマガジン購読履歴、ダイレクトメール送付履歴、商品購入履歴、サービス利用履歴、メンバー会員証情報、ポイント保有履歴等が含まれてよい。
また、顧客Kは、スマートフォンに専用のアプリケーションをインストールしたり、スマートフォンでアプリケーションを実行したりすることなく、発信機20を装着して施設内の店Hに向かうだけで、店員Fから適切な接客を受けることができる。以下、情報提供システムについて詳細に説明する。
<発信機の構成>
以下、図2を用いて発信機20の構成を説明する。発信機20は、記憶部21と、タイマ部22と、ビーコン発信部23を備える。
記憶部21には、自機の発信機20の発信機IDが保持されている。タイマ部22には、ビーコン信号の発信間隔が設定されている。ビーコン発信部23は、記憶部21に保持されている発信機IDを含むビーコン信号を、タイマ部22に設定されている発信間隔で発信する。発信機20は、信号を発信する機能のみを備え、信号を受信する機能を備えなくてもよい。
<管理サーバの構成>
以下、図3を用いて、実施の形態1に係る管理サーバ10の構成を説明する。管理サーバ10は、受信部101と、通知先決定部102と、送信部103と、受信機管理テーブル201と、顧客関連情報管理テーブル202と、を有する。まず、各テーブル201、202の構成について説明し、次に、各機能101、102、103について説明する。
<各テーブルの構成>
<<受信機管理テーブル>>
以下、図4を用いて、受信機管理テーブル201の構成を説明する。受信機管理テーブル201は、受信機ID301と、受信機位置302と、発信機ID303と、受信時刻304と、受信強度305と、を対応付けて管理する。
受信機ID301は、受信表示機30の識別子である。受信機位置302は、施設内における受信機ID301の受信表示機30が存在する位置(例えばXY座標)を示す情報である。施設が複数の階床を有する場合、受信機位置302は、受信機ID301の受信表示機30が存在する階数の情報も含む。なお、受信表示機30は、通常、店内の店員によって使用されるものであるため、受信機位置302は、施設内における店の位置情報であってもよい。
発信機ID303は、受信機ID302の受信表示機30が受信したビーコン信号4に含まれている発信機IDである。受信時刻304は、受信機ID301の受信表示機30が、発信機ID303の発信機20からビーコン信号4を受信した時刻である。受信強度305は、受信表示機30が、受信時刻304に受信したビーコン信号4の受信強度である。すなわち、受信強度は、受信表示機30によって測定される。
したがって、管理サーバ10は、受信機管理テーブル201を参照することにより、何れの位置に存在する受信表示機30が、何れの発信機20から、何れの時刻に、何れの受信強度で、ビーコン信号4を受信したのかを知ることができる。
<<顧客関連情報管理テーブル>>
以下、図5を用いて、顧客関連情報管理テーブル202の構成を説明する。顧客関連情報管理テーブル202は、顧客ID311と、発信機ID312と、顧客関連情報313と、を対応付けて管理する。
顧客ID311は、顧客の識別子である。発信機ID312は、顧客ID311の顧客が装着している発信機20の発信機IDである。顧客関連情報313は、顧客ID311の顧客に関連する情報である。顧客関連情報313には、例えば、顧客の氏名、性別、年齢、各店の利用履歴が含まれる。利用履歴には、顧客ID311の顧客が各店で購入した商品及び/又は提供を受けたサービス等の情報(つまり顧客の利用実績)が含まれる。
<管理サーバの機能>
以下、管理サーバ10の各機能101、102、103について説明する。
受信部101は、受信表示機30から送信されるビーコン受信情報41を受信し、そのビーコン受信情報41に含まれる受信機IDに、当該ビーコン受信情報41に含まれる発信機ID、受信時刻、及び、受信強度を対応付けて、受信機管理テーブル201に登録する。
通知先決定部102は、受信機管理テーブル201に基づいて、何れの発信機ID312に係る顧客関連情報313を、何れの受信機ID301の受信表示機30に通知すべきかを決定する。通知先決定部102は、典型的には、顧客の移動先に位置する受信表示機30を通知先に決定する。なお、通知先決定部102における通知先決定処理の詳細については後述する。
送信部103は、通知先決定部102によって決定された発信機ID312に係る顧客関連情報313を、通知先決定部102によって決定された受信機ID301の受信表示機30へ通知(送信)する。
<通知先決定処理のフロー>
以下、図6のフローチャートを用いて、通知先決定部102における通知先決定処理のフローを説明する。このフローチャートは、1つの発信機IDについての処理を示す。したがって、通知先決定部102は、発信機IDごとに当該処理を実行する。
まず、通知先決定部102は、受信機管理テーブル201から、本処理対象の発信機ID303について、最新の受信時刻304に対応付けられている受信強度305が所定の閾値以上である受信機ID301を抽出する(ST101)。これにより、通知先決定部102は、対象発信機ID303の発信機20(顧客)から所定距離以内に位置する受信表示機30(店員)の受信機ID301を抽出することができる。
次に、通知先決定部102は、ST101で抽出した受信機ID301の中から、最新の受信時刻304の受信強度305が、前回の受信時刻304の受信強度305よりも大きい受信機ID301を選択し、この選択した受信機ID301の受信表示機30を通知先に決定する(ST102)。すなわち、通知先決定部102は、受信強度305が受信時刻304の経過に応じて大きくなっている受信機ID301を選択する。これにより、通知先決定部102は、発信機ID303の発信機20が接近してきている方向に位置する受信表示機30を、通知先に決定することができる。
次に、通知先決定部102は、顧客関連情報管理テーブル202において、対象発信機ID312に対応付けられている顧客関連情報313を、ST102で決定した受信表示機30へ通知する顧客関連情報に決定する(ST103)。
送信部103は、ST102で決定した受信表示機30に対して、ST103で決定した顧客関連情報313を通知する(ST104)。
<実施の形態1に係る変形例>
(A1)通知先決定部102は、ST102において、最新の受信時刻304の受信強度305が所定の閾値以上である受信機ID301を選択する。これにより、通知先決定部102は、発信機ID303の発信機20から所定距離以内に位置する受信表示機30を、通知先に決定することができる。
(A2)通知先決定部102は、顧客関連情報313の通知先とする受信表示機30を、通知先の受信表示機30が位置する店と顧客との関係性に基づいて限定する。例えば、通知先決定部102は、ST102で決定した受信表示機30の中から、顧客関連情報313の利用履歴に少なくとも1回利用したこと(つまり利用実績)が記録されている店の受信表示機30のみを、顧客関連情報313の通知先としてもよい。これにより、店の受信表示機30に対して、過去にその店を利用したことがある顧客の顧客関連情報313のみを通知することができる。
(A3)管理サーバ10は、受信表示機30と、当該受信表示機30を所持する店員とを対応付けて管理し、顧客関連情報313に含まれる顧客の属性と、予め保持している店員の属性とに基づいて、顧客関連情報313を通知する受信表示機30を選択する。例えば、顧客の属性が「女性」の場合、属性「女性」の店員が所持する受信表示機30を顧客関連情報313の通知先に選択する。これにより、顧客はより適切な接客を受けることができる。
<実施の形態1の効果>
以上のように、実施の形態1では、管理サーバ10が、発信機20を所持する顧客が接近してきている受信表示機30に対して、その顧客の顧客関連情報を通知する。これにより、受信表示機30を所持する店員は、店に接近してきている顧客に対する接客の準備を行うことができる。すなわち、顧客は、スマートフォンに専用のアプリケーションをインストールしたり、スマートフォンでアプリケーションを実行したりすることなく、発信機20を装着して施設内の店に向かうだけで、店員から適切な接客を受けることができる。また、受信表示機30は、自ら信号を発信せずに、発信機20から発信されるビーコン信号を受信すればよいので、低消費電力で駆動することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、受信機と表示機とが一体である構成について説明した。実施の形態2では、受信機と表示機とが別々である構成について説明する。なお、実施の形態1と同じ構成要素については同じ参照符号を付し、説明を省略する。
<処理概要>
以下、図7を用いて、実施の形態2に係る情報提供システムの処理概要を説明する。実施の形態2では、施設内の様々な場所にビーコン信号4を受信するための受信機(ビーコン受信機)31が配置されており、店員Fは、店Hに設置されている表示機32を閲覧する。
各受信機31は、ビーコン信号4を受信すると、ビーコン信号4に含まれている発信機20の発信機IDと、ビーコン信号4の受信強度と、ビーコン信号4の受信時刻と、自機の受信機31の受信機IDと、を含むビーコン受信情報43を、管理サーバ11へ送信する。
管理サーバ11は、各受信機31から送信されるビーコン受信情報43に基づいて、何れの発信機20が、何れの受信機31に接近してきているかを分析する。そして、管理サーバ11は、発信機20が接近してきている受信機31の近傍の表示機32に対して、その接近してきている発信機20に対応付けられている顧客関連情報44を通知する。これにより、通知を受信した表示機32を備える店Hの店員Fは、顧客Kが接近してきていることを事前に知ることができ、事前に顧客Kに対する接客の準備をすることができる。なお、表示機32は、店Hに設置されているPC等である場合に限られず、実施の形態1と同様に、店員Fが所持するタブレット端末等であってもよい。以下、各装置の構成及び処理について詳細に説明する。
<管理サーバの構成>
図8は、実施の形態2に係る管理サーバ11の構成例を示すブロック図である。実施の形態2に係る管理サーバ11は、実施の形態1に係る管理サーバ10と比較して、表示機管理テーブル203を備える点と、通知先決定部104の処理内容とが相違する。なお、他の構成要素については実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
<表示機管理テーブルの構成>
以下、図9を用いて、表示機管理テーブル203の構成を説明する。表示機管理テーブル203は、表示機ID321と、表示機位置322とを対応付けて管理する。
表示機ID321は、表示機32の識別子である。表示機位置322は、表示機ID321の表示機32が設置されている位置の情報である。表示機位置322は、受信機管理テーブル201の受信機位置302と、同一の情報フォーマットであってよい。
<通知先決定処理のフロー>
以下、図10を用いて、通知先決定部104における通知先決定処理のフローを説明する。このフローチャートは、図6と同様、1つの発信機IDについての処理を示す。したがって、通知先決定部102は、発信機IDごとに当該処理を実行する。
まず、通知先決定部104は、受信機管理テーブル201(図4参照)から、本処理対象の発信機ID303について、最新の受信時刻304に対応付けられている受信強度305が所定の閾値以上である受信機ID301を抽出する(ST201)。これにより、通知先決定部104は、対象発信機ID303の発信機20(顧客)から所定距離以内に位置する受信機31の受信機ID301を抽出することができる。
次に、通知先決定部104は、ST201で抽出した受信機ID301の中から、最新の受信時刻304の受信強度305が、前回の受信時刻304の受信強度305よりも大きい受信機ID301を選択する(ST202)。これにより、通知先決定部104は、発信機ID303の発信機20が接近してきている方向に位置する受信機31の受信機ID301を選択することができる。
次に、通知先決定部104は、ST202で複数の受信機ID301が選択された場合、その中から最新の受信時刻304の受信強度205が最大の受信機ID301を選択する(ST203)。これにより、通知先決定部104は、発信機ID303の発信機20が接近してきている方向に位置する複数の受信機31の中から、発信機20に最も近い受信機31の受信機ID301を選択することができる。
次に、通知先決定部104は、表示機管理テーブル203を参照し、ST203で選択した受信機ID301の受信機位置302から所定距離以内に位置する表示機位置322の表示機ID321を選択し、この選択した表示機ID321の表示機32を通知先に決定する(ST204)。なお、当該選択方法はあくまで一例であり、通知先決定部104は、ST203で選択した受信機ID301の受信機位置302から最も近い表示機位置322の表示機ID321の表示機32を、通知先に決定してもよい。
次に、通知先決定部104は、顧客関連情報管理テーブル202(図5参照)において、対象発信機ID312に対応付けられている顧客関連情報313を、ST204で決定した表示機32へ通知する顧客関連情報に決定する(ST205)。
送信部103は、ST204で決定した表示機32に対して、ST205で決定した顧客関連情報313を通知する(ST206)。なお、送信部103は、ST203で選択された受信機ID301の受信機位置302を合わせて通知してもよい。
表示機32は、送信部103から送信された顧客関連情報313を表示する。これにより、店の店員は、どのような顧客が接近してきているのかを知ることができる。また、表示機32は、送信部103から受信機位置302も送信された場合、その受信機位置302も合わせて表示する。これにより、店の店員は、顧客が何れの地点におり、どれくらいの時間で店に到着するかを予測することができる。
<実施の形態2に係る変形例>
(B1)通知先決定部104は、顧客関連情報313の通知先とする表示機32を、表示機32を備える店と顧客との関係性に基づいて限定する。例えば、通知先決定部104は、ST204で決定した表示機32のうち、顧客関連情報313の利用履歴に少なくとも1回利用したことが記録されている店の表示機32のみを、顧客関連情報313の通知先としてもよい。これにより、店の表示機32に対して、過去にその店を利用したことがある顧客の顧客関連情報313のみを通知することができる。
(B2)実施の形態2では、店員が表示機32を閲覧する形態を説明したが、表示機32の形態は、これに限られない。例えば、表示機32は、店の前に設置されたデジタルサイネージ装置であって、顧客がデジタルサイネージ装置に表示された情報を閲覧する形態であってもよい。この場合、送信部103は、顧客関連情報313に代えて、その顧客関連情報313に適合する広告情報を、表示機32に送信する。これにより、本情報提供システムは、店の前を通るであろう顧客に対して、その顧客に適合する広告情報を提示することができる。
(B3)デジタルサイネージ装置に表示する情報は、広告情報に限られない。例えば、管理サーバ11は、顧客関連情報313に基づいて顧客の施設における利用頻度を分析し、利用頻度が少ない場合、発信機20の近くデジタルサイネージ装置に対して、当該施設内の案内情報を表示してもよい。これにより、顧客は、利用頻度の少ない施設内でも、容易に目的地にたどり着くことができる。
<実施の形態2の効果>
以上のように、実施の形態2では、管理サーバ11が、発信機20を所持する顧客が接近してきている受信機31の近傍に位置する表示機32に対して、顧客の顧客関連情報を通知する。これにより、表示機32を設置する店は、店に接近してきている顧客に対する接客の準備をすることができる。すなわち、顧客は、スマートフォンに専用のアプリケーションをインストールしたり、スマートフォンでアプリケーションを実行したりすることなく、発信機20を装着して施設内の店に向かうだけで、店員から適切な接客を受けることができる。また、受信機31は、自ら信号を発信せずに、発信機20から発信されるビーコン信号を受信すればよいので、低消費電力で駆動することができる。
(ハードウェア構成)
なお、上記実施の形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本発明の一実施の形態における各装置は、本発明の方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図11は、本発明の一実施の形態に係るユーザ端末(UE)のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の管理サーバ10、11、受信表示機30、受信機31は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。管理サーバ10、11、受信表示機30、受信機31のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
管理サーバ10、11、受信表示機30、受信機31における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信や、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、上述の受信部101、通知先決定部102、104、送信部103などは、プロセッサ1001で実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールやデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、管理サーバ10、11、受信表示機30、受信機31の各機能は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。例えば、上述の受信機管理テーブル201、顧客関連情報管理テーブル202、表示機管理テーブル203などは、メモリ1002及び/又はストレージ1003によって構成されてもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、上述の受信部101、送信部103などは、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001やメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、管理サーバ10、11、受信表示機30、受信機31は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(判定方法)
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
(態様のバリエーション等)
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
(用語の意味、解釈)
(ソフトウェア)
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
(情報、信号)
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC)は、キャリア周波数、セルなどと呼ばれてもよい。
(「システム」、「ネットワーク」)
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
(パラメータ名称)
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。
(「接続された」、「結合された」)
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどの電磁エネルギーを使用することにより、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
(「に基づいて」の意味)
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
(「第1の」、「第2の」)
本明細書で使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1および第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
(「手段」)
上記の各装置の構成における「手段」を、「部」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
(オープン形式)
「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
(冠詞)
本開示の全体において、例えば、英語でのa, an, 及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
10、11 管理サーバ
20 発信機
30 受信表示機
31 受信機
32 表示機
101 受信部
102、104 通知先決定部
103 送信部
201 受信機管理テーブル
202 顧客関連情報管理テーブル
203 表示機管理テーブル

Claims (6)

  1. 情報提供装置と、発信機IDを含むビーコン信号を発信する発信機と、前記ビーコン信号を受信して受信強度を測定し当該ビーコン信号に含まれる前記発信機IDと当該ビーコン信号の受信時刻及び受信強度と受信機IDとを含むビーコン受信情報を前記情報提供装置へ送信する受信機と、表示機と、からなるシステムの情報提供装置であって、
    受信したビーコン受信情報に含まれる前記発信機IDと、前記受信時刻と、前記受信強度と、前記受信機IDとを対応付けて管理する管理部と、
    前記発信機IDに対応付けられている前記受信強度が所定の閾値以上である場合、又は、前記受信強度と前記受信時刻とが所定の関係にある場合、前記発信機IDに対応付けられている受信機IDの受信機の位置から所定距離以内に位置する表示機を、前記発信機IDに予め対応付けられているユーザ情報の送信先に決定する通知先決定部と、
    を備える情報提供装置。
  2. 前記受信強度と前記受信時刻とが所定の関係性にある場合とは、前記受信強度が前記受信時刻の経過に応じて大きくなっている場合である、
    請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記表示機が各店に配置され、
    前記ユーザ情報は、前記ユーザの前記各店における利用履歴を含んでおり、
    前記通知先決定部は、前記ユーザ情報に含まれる利用履歴に応じて、前記ユーザ情報を送信する表示機を決定する、
    請求項1又は2に記載の情報提供装置。
  4. 前記管理部は、さらに表示機IDと店員IDとを対応付けて管理し、
    前記通知先決定部は、前記ユーザ情報に含まれるユーザの属性と店員の属性とが所定の関係性にある場合、当該店員の店員IDに対応付けられている表示機IDの表示機を、前記ユーザ情報の送信先に決定する、
    請求項1から3の何れか1項に記載の情報提供装置。
  5. 前記送信先に決定した表示機に対して、前記受信機IDの受信機の位置情報を送信する送信部、をさらに備える、
    請求項1から4の何れか1項に記載の情報提供装置。
  6. ユーザが装着可能な発信機と、受信機と、情報提供装置と、表示機とを備える情報提供システムであって、
    前記発信機は、
    発信機IDを含むビーコン信号を発信し、
    前記受信機は、
    前記ビーコン信号を受信して受信強度を測定し、当該ビーコン信号に含まれる前記発信機IDと、当該ビーコン信号の受信時刻及び受信強度と、自機の受信機IDと、を含むビーコン受信情報を、前記情報提供装置へ送信し、
    前記情報提供装置は、
    受信したビーコン受信情報に含まれる前記発信機IDと、前記受信時刻と、前記受信強度と、前記受信機IDと、を対応付けて管理し、
    前記発信機IDに対応付けられている前記受信強度が所定の閾値以上である場合、又は、前記受信強度と前記受信時刻とが所定の関係性にある場合、前記発信機IDに対応付けられている受信機IDの受信機の位置から所定距離以内に位置する表示機に対して、前記発信機IDに予め対応付けられているユーザ情報を送信し、
    前記表示機は、前記情報提供装置から受信した前記ユーザ情報を表示する、
    情報提供システム。
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