JP2018205431A - 偏光を利用して立体映像表示を実現する投写型画像表示装置 - Google Patents

偏光を利用して立体映像表示を実現する投写型画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】偏光を用いる立体画像表示システムにおいて偏光性に偏りのある投写光を発する投写型画像表示装置を使用した場合の画質改善を実現する。【解決手段】投写型画像表示装置は、複数の発光素子を含む光源装置と、光源装置からの光を集光する第1の光学系と、映像信号に基づき、第1の光学系からの光を変調する画像表示素子と、画像表示素子により変調された光が示す画像を拡大投写する第2の光学系と、第2の光学系の出射側に配置された偏光板と、第1の光学系と偏光板の間に配置された偏光解消部と、を備える。偏光解消部は、入射光に第1の偏光作用を与える複数の第1の領域と、第1の偏光作用と異なる第2の偏光作用を与える複数の第2の領域とを備えている。【選択図】図2

Description

本開示は、偏光を利用して立体映像表示を実現する投写型画像表示装置に関する。
投写型画像表示装置を用いて立体映像を実現する方式として、例えば、以下の3種類の方式がある。いずれも専用のメガネを用いて、左目用の画像を観察者の左目のみに、右目用の画像を観察者の右目のみに導くようにするものである。
1)二台の投写型画像表示装置を用い、一方の投写型画像表示装置から左目用の画像を表示し、他方の投写型画像表示装置から右目用の画像を表示する。専用のメガネは、一方の投写型画像表示装置からの左目用画像が観察者の左目だけに導き、かつ、他方の投写型画像表示装置からの右目用画像が観察者の右目だけに導く。
2)1台の投写型画像表示装置により、右目用画像と左目用画像とを高速に切り替えて投写する。専用メガネは、左右それぞれの光路に対して光の透過を制御する高速シャッタを備える。専用メガネは、画像に同期して左右のシャッタを高速に交互にオンオフし、左目用画像を左目のみに、右目用画像を右目のみに導く。
3)RGBの各色を短波長成分と長波長成分に分け、左目用画像を短波長成分と長波長成分のいずれか一方の成分で表現し、右目用画像を他方の成分で表現する。専用メガネは、左目の光路が短波長成分と長波長成分のいずれか一方の成分のみを透過し、右目の光路が他方の成分のみを透過するように構成される。
以上の各方式はそれぞれ長所短所を有するが、特に、1)の方式が、メガネが安価に構成でき、使い捨ても可能で、衛生面で有利である点から最も普及している。具体的には、右目用画像及び左目用画像をそれぞれ表示する二台の投写型画像表示装置のそれぞれの出射側に、偏光方向が直交した偏光板を配置する。スクリーンには偏光性の維持に優れたシルバースクリーンを用いる。専用メガネは、右目用画像の偏光方向の光を透過させる偏光板を右目側のガラスに、左目用画像の偏光方向の光を透過させる偏光板を左目側に備える。特許文献1は、このような偏光メガネ方式の投写型画像表示装置を使用したシステムを開示している。
特開2013−120328号公報
投写型画像表示装置(プロジェクタ)は、従来高圧水銀ランプが光源として主流であったが、近年は、寿命が長く、瞬時点灯が可能であり、水銀不要などの理由から、固体光源を用いた装置が普及しつつある。特に、大勢で鑑賞する用途に用いる高輝度の投写型画像表示装置においては、青色半導体レーザを光源として用い、青色をレーザ光で実現し、緑色、赤色は青色レーザ光により蛍光体を励起して生成する構成が主流となっている。
投写型画像表示装置を用いて、偏光を利用した立体映像表示を実現する場合、画像を示す投写光における偏光の状態にバラツキがあると、観察者は品質のよい立体映像表示を視認することができない。
本開示は、偏光を利用した立体映像表示装置であって、高品位な立体画像を提示できる投写型画像表示装置を提供する。
本開示の一態様において、投写型画像表示装置が提供される。投写型画像表示装置は、複数の発光素子を含む光源装置と、光源装置からの光を集光する第1の光学系と、映像信号に基づき、第1の光学系からの光を変調する画像表示素子と、画像表示素子により変調された光が示す画像を拡大投写する第2の光学系と、第2の光学系の出射側に配置された偏光板と、第1の光学系と偏光板の間に配置された偏光解消部と、を備える。偏光解消部は、入射光に第1の偏光作用を与える複数の第1の領域と、第1の偏光作用と異なる第2の偏光作用を与える複数の第2の領域とを備えている。
本開示によれば、偏光を利用した立体映像表示装置であって、高品位な立体画像を提示できる投写型画像表示装置を提供できる。
本開示実施の形態1の偏光を利用した立体映像表示システムの構成を示した図 立体映像表示システムにおけるプロジェクタの構成を示す図 蛍光体ホイール装置の正面図 偏光板のみを使用した場合の課題を説明するための図 投写画像の色ムラの発生を説明するための図 偏光解消板における第1および第2の領域の配置を説明した図 偏光解消板と偏光板を透過する光の偏光状態を説明した図 偏光解消板における第1および第2の領域の配置のパターンの別の例を説明した図 偏光解消板における第1および第2の領域の配置のパターンのさらに別の例を説明した図 実施の形態2におけるプロジェクタの構成を示した図 実施の形態3におけるプロジェクタの構成を示した図 実施の形態4におけるプロジェクタの構成を示した図 実施の形態5におけるプロジェクタの構成を示した図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
偏光を利用した立体映像投写は特殊な偏光フィルタのメガネで立体視を実現する方式である。投写型画像表示装置で、この方式を実現する場合は、外部信号源から、視差を変えた左右の映像をそれぞれ2台のプロジェクタに送出し、一方のプロジェクタからは「右目の映像」を、他方のプロジェクタからは「左目の映像」を同時にスクリーン上に投写する。この時点では、左右の映像がスクリーン上でズレた映像として視認されるだけで、立体には見えない。そこで、2台のプロジェクタのレンズの前に特殊な偏光フィルタ(円偏光、縦横偏光など)を取り付け、さらに右目と左目に同じ偏光フィルタを取り付けた専用メガネを装着する。これによって、専用メガネをかけた観察者は、右目には右目だけの映像を、左目には左目だけの映像を見ることとなり、立体視が可能となる。偏光フィルタは偏光板あるいは偏光板の出射側に円偏光板を備えてなる。
[1.構成]
[1−1.立体画像表示システム]
図1は、実施の形態1における投写型立体画像表示システムの構成を示した図である。投写型立体画像表示システム100は、右目用画像を投影するプロジェクタ10aと、左目用の画像表示するプロジェクタ10bとを備える。プロジェクタ10aは、右目用の映像信号に基づき右目用画像を生成する。プロジェクタ10bは、左目用の映像信号に基づき左目用画像を生成する。右目用画像と左目用画像は視差を含む。プロジェクタ10a、10bは、出射口近傍位置に偏光板130a、130bを備える。偏光板130a、130bには、1/4位相差板132a、132bが取り付けられている。1/4位相差板が取り付けられた偏光板130aと偏光板130bは、同じ方向に吸収軸12a、12bを有する。
各1/4位相差板132a、132bは、円偏光の光を出射するために、遅相軸13a、13bが偏光板130a、130bの吸収軸12a、12bに対して45度の角度をなしている。1/4位相差板がその出射側に取り付けられた偏光板130aと130bの遅相軸13aと13bは、互いに逆方向に傾いている。これにより1/4位相差板が取り付けられた偏光板130a,130bのそれぞれを通過した光は、回転方向が互いに逆方向の円偏光となる。
各プロジェクタ10a、10bからの投写光は偏光特性を維持するスクリーン14上に重畳して投写される。各プロジェクタ10a、10bからの投写光は、それぞれスクリーン14上で反射によって逆回転方向の円偏光特性を有する光となる。
観察者は、専用メガネ15を用いて、プロジェクタ10a、10bにより投写された画像を観察する。専用メガネ15の右目及び左目の光路15a、15bには1/4位相差板が配置されている。右目の光路15aの1/4位相差板の遅相軸16aは、右目用画像を投映するプロジェクタ10aの偏光板130aの遅相軸13aと同じ方向に配置される。また、左目の光路15bの1/4位相差板の遅相軸16bは、左目用画像を投映するプロジェクタ10bに対して配置された偏光版11bの遅相軸13bと同じ方向に配置される。専用メガネ15の右目の1/4位相差板の吸収軸17aは、投写側の偏光板130aの吸収軸12aと直交する方向に設定されている。専用メガネ15の左目の1/4位相差板の吸収軸17bは、投写側の偏光板130bの吸収軸12bと直交する方向に設定されている。
プロジェクタ10aは右目用の映像信号に基づき生成された画像を示す投写光を出力する。この投写光は、偏光板130aを通過することにより、左回転の円偏光光に変換され、スクリーン14に投写される。この投写光は、上述の通りスクリーン14で反射され、左回転の円偏光光となる。そして、スクリーン14からの反射光は、専用メガネ15の右目の光路に入射する。このとき、右目の光路に配置された1/4位相差板により、投写光とは直交する偏光特性を持った光となって偏光板に入射する。専用メガネ15の右目の1/4位相差板の吸収軸17aは、投写側の偏光板130aの吸収軸12aと直交する方向に設定されているため、プロジェクタ10aから出射された投写光(すなわち、右目用画像)は、専用メガネ15の右目の光路を通過し、観察者の右目で観察することができる。
プロジェクタ10bからの左目用画像を示す投写光についても同様に作用し、専用メガネ15を介することで観察者は左目で左目用画像を観察できる。右目用画像と左眼画像は視差を有することから、以上のように、観察者が右目で右目用画像を観察し、左目で左目用画像を観察することにより、立体映像を観察することが可能となる。
[1−2.プロジェクタ]
以下、図2〜図9を用いて、本実施の形態の立体画像表示システム100におけるプロジェクタ10a、10bの構成を説明する。プロジェクタ10aとプロジェクタ10bは同じ構成を有するため、以下では、プロジェクタ10aとプロジェクタ10bをプロジェクタ10と総称して説明を行う。
図2は、立体画像表示システム100におけるプロジェクタ10の内部構成を示す図である。図2に示すように、プロジェクタ10は、励起光源用の青色レーザダイオード101a、101b、101cと、青色光源用の青色レーザダイオード116a、116bとを有する。
励起光源用の青色レーザダイオード101a、101b、101cは、−Y方向に青色光を出射する。青色レーザダイオード101a、101b、101cからの青色光は、コリメートレンズ102a、102b、102cでコリメートされた後、アフォーカル系を構成するレンズ103とレンズ104で収束され、拡散板105に入射される。拡散板105に入射された青色レーザ光は拡散され、その後、ダイクロイックミラー106に入射する。
ダイクロイックミラー106は、青色光を透過し、青色以外の光を反射する特性を有する。ダイクロイックミラー106は、光軸に対して45度傾斜して配置されており、拡散板105からの青色光を透過する。さらに青色光は第1レンズ107と第2レンズ108を通過して、蛍光体ホイール装置109に入射する。
図3は、プロジェクタ10に使用される蛍光体ホイール装置109の平面図である。蛍光体ホイール装置109は、基板110上に蛍光体111と蛍光体112が環状に形成されている。基板110上には、蛍光体111と蛍光体112が形成されない領域121がある。蛍光体111は、青色光を励起光として受けて緑色の蛍光光を発光する特性を有する。蛍光体112は、青色光を励起光として受けて赤色の蛍光光を発光する特性を有する。
図2に戻り、蛍光体ホイール装置109の基板110はモータ113により回転駆動される。これにより、照射光のエネルギーが高い場合でも、励起光が照射される蛍光体の面積を拡大できることから、蛍光時の発熱を抑制することができる。蛍光体111、112で生成された蛍光光は基板110上で+Y方向に反射される。反射された蛍光光はダイクロイックミラー106に再度入射する。ダイクロイックミラー106は青色以外の光は反射する特性を有しているので、緑色蛍光光または赤色蛍光光はダイクロイックミラー106で反射され+X方向に進む。レンズ114に入射した黄色光(緑と赤色の合成光)は光路前方に配置された矩形開口を持つロッドインテグレータ115の入射面に集光せしめられる。ロッドインテグレータ115は入射した光を均一な光として出射する光積分装置である。
一方、青色光源用の青色レーザダイオード116a、116bから+X方向に青色光が出射される。この青色光は、コリメートレンズ117a、117bでコリメートされた後、レンズ118で集光される。レンズ118により集光される位置には拡散板119が配置される。拡散板119で拡散された青色光はレンズ120で略平行光となる。レンズ120から出射された青色光は、青色光のみを透過させる特性を有するダイクロイックミラー106に入射し、ダイクロイックミラー106を透過する。青色レーザダイオード116a、116bは青色光源装置(光源装置の一例)を構成する。また、レンズ118、拡散板119、レンズ120、ダイクロイックミラー106は、青色光源装置からの光を集光する光学系(第1の光学系の一部)を構成する。
これによって、青色光源用の青色レーザダイオード116a、116bから+X方向に出射された青色光は、蛍光体ホイール装置109により生成された緑色蛍光光と、赤色蛍光光とに合成されて一定時間内に生成される色光を積分すると白色光となってレンズ114に入射する。白色光は、前方に配置された矩形開口を持つロッドインテグレータ115の入射面に集光せしめられる。
蛍光体ホイール装置109及び励起光源用の青色レーザダイオード101a、101b、101cは、励起光源装置(光源装置の一例)を構成する。また、レンズ103、104、拡散板105、レンズ107、レンズ108、ダイクロイックミラー106は、励起光源装置からの光を集光する光学系(第1の光学系の一部)を構成する。
以上のようにして青色レーザダイオードからの青色光から白色光を得ることができる。なお、緑色光と赤色光は順に発光する。励起光が蛍光体ホイール装置109の基板110の非蛍光体形成部121に入射するときには、励起光源用の青色レーザダイオード101a、101b、101cは消灯し、同時に青色光源用の青色レーザダイオード116a、116bが点灯する。励起光が蛍光体域111、112に入射する際には、逆に、青色光源用の青色レーザダイオード116a、116bが消灯し、励起光源用の青色レーザダイオード101a、101b、101cが点灯する。これにより、色光を順にロッドインテグレータ115の出射面より出射することができる。
ロッドインテグレータ115から出射した光は、レンズ122及びレンズ123を通過してミラー124、125で反射されてDMD126に入射し、このDMD126において映像信号によって変調されて映像光が生成される。DMD126は外部からの信号により制御可能な画像素子である。
DMD126で生成された映像光は、+Y方向に出射され拡大投写系を構成する投写レンズ127で拡大され、スクリーン(図示せず)に拡大投写される。スクリーンは入射光の偏光性を維持できるシルバースクリーンである。
本実施の形態のプロジェクタ10において、投写レンズ127の出射面側において、偏光解消板129が配置されている。偏光解消板129は、投写レンズ127と偏光板130(図1の偏光板130aまたは130bに対応)との間の光路上に配置される。
[2.偏光解消板の作用]
以上のように構成されるプロジェクタ10における偏光解消板129の作用について説明する。
一般にレーザダイオードの出射光は偏光性を有している。このため、青色レーザダイオード116a、116bはその偏光方向が揃うように配置されている。一方、蛍光体からの蛍光は偏光性がないことから、投写レンズ127から出射された光のうち、青色光は偏光光であるが、緑色光と赤色光は偏光性を有しない自然光である。
ここで、偏光板を利用した従来の投写型立体映像表示システムの課題を図4を参照して説明する。図4に示すように、プロジェクタの出射口近傍において偏光板11が配置され、プロジェクタからの投写光は偏光板11を透過してスクリーンに投写される。プロジェクタから出射される投写光は、偏光を有する青色光と、蛍光体ホイール装置で生成される自然光である緑色光・赤色光とが含まれる。図4に示すように、偏光板11の偏光軸と青色光の偏光方向とが合致している場合、青色光は100%透過する(偏光板11での吸収はここでは考慮しない)。一方、自然光である緑色光・赤色光は50%だけ偏光板11を透過する。このため、偏光板11を介した画像は青の強いホワイトバランスの崩れた画像になってしまう。また、青色光の偏光方向と偏光板11の偏光軸が直交する場合は、青色光が吸収されてしまい、青色光の偏光方向と偏光板11の偏光軸が合っていた場合と同様に、ホワイトバランスが悪くなる。
実際には青色光が光学系を通過する際、青色光は、場所によって異なる作用を受けるために、偏光特性の均一性が維持できなくなる。このため、図5に示すように、投写画像18に色ムラが生じる。図5において、ハッチングされた領域は主として青色光が少ない黄色が分布している領域であり、他の領域は青色が強い白の領域である。
このような青色光の偏光特性の非均一性に起因する問題を解決するため、本実施の形態では、図2に示すように、投写レンズ127の出射側に偏光解消板129aを配置している。図6は、偏光解消板129aの構成の一例を示した図である。図6に示すように、偏光解消板129aは、市松状に(行方向及び列方向において交互に)配置された第1の領域131a(図6で白色の小領域)と第2の領域131b(図6でハッチングされた小領域)を有する。第1の領域131aと第2の領域131bは、偏光解消板129aの有効部に入射する光に対して互いに異なる偏光作用を与える。
具体的には、第1の領域131aは、入射した第一方向(図6で上下方向)の直線偏光の光を楕円偏光の光に変換する。このため、第1の領域131aには、第一方向の直線偏光を楕円偏光に変換するように遅相軸が設定された1/4位相差板が配置される。第2の領域131bは、第二方向(第一方向と直交する方向(図6で左右方向))の直線偏光の光を楕円偏光の光に変換する。このため、第2の領域131bには、第二方向の直線偏光を楕円偏光に変換するように遅相軸が設定された1/4位相差板が配置される。このような、異なる偏光作用を与える微小な領域を二次元的に交互に配置した偏光解消板129中を、光を透過させることで、透過後の光の空間的な偏光の向きの偏った分布を全体として均一にすることができる。これにより、明るさムラを低減することができる。
図7は、偏光解消板129と偏光板130を透過する光の偏光状態を説明した図である。偏光解消板129において、第1の領域131aでは、偏光板130の偏光方向(透過軸の方向)と遅相軸方向がおよそ22.5°の角度をなす。第2の領域131bでは、偏光板130の偏光方向(透過軸の方向)と遅相軸方向が67.5°の角度をなしている。入射する青色光の偏光方向が偏光板130の偏光方向と一致する場合、第1の領域131aに入射する青色光は楕円偏光となり、偏光板130で一定の割合の光が透過し、残りの光が吸収されることになる。一方、第2の領域131bに入射した光も楕円偏光に偏光されるが、第1の領域131aとは傾きの異なる楕円偏光となる。よって、偏光板130上と偏光解消板129上との間で、第1の領域131aと第2の領域131bに入射する光の透過/吸収の割合が異なる。また図7に示すように、左右方向に偏光方向を有する場合でも、第1の領域131aと第2の領域131bについても同じように楕円偏光となって同様の作用を受ける。このとき、個々の領域を透過する光の強度は領域毎に異なるが、投写像全体として考えると(すなわち、各領域の集合をマクロ的に見れば)、偏光特性の分布が平均化され、初期の偏光ムラによる明るさムラを低減することができる。
図6、図7に示す例では、偏光解消板129において、第1の領域131aと第2の領域131bは二次元的に交互に規則正しく配列されている。しかし、必ずしも各領域131a、131bが二次元的に規則正しく配列される必要はない。例えば、図8に示すように、第1の領域131aと第2の領域131bが規則性無く配置されてもよい。この場合でも、偏光ムラによる明るさムラを低減することができる。なお、部分的に明るさが異なってしまうが、視認性を下げることで画質を改善することができる。
さらに、図9に示すように各領域131a、131bを配置してもよい。図6、図8の例では、図の左右方向に隣接する小領域間の境界の位置が、上下に隣接する領域間で一致するように各領域131a、131bを配置していた。これに対して、図9では、図の左右方向に隣接する領域間の境界が、上下に隣接する領域の間で半ピッチ(各領域の幅の1/2)ずれるように、各領域131a、131bを配置している。これによっても、ムラの視認性をさらに改善できる。なお、図9では、各領域を図の左右方向(水平方向)に半ピッチずらして配置したが、図の上下方向(垂直方向)に半ピッチずらして配置してもよい。また、領域間の境界において目的の性能を満たさない場合がある。このため、各領域はできるだけ大きくしたいが、大きくするとムラが認識されやすくなってしまう。そこで、図9に示すように、各領域形状を長方形とすることで、ムラを目立たなくすることができる。各領域131a、131bの幅(長手方向の長さ)は例えば1.5mm以下である。
偏光解消板129は、全ての第1の領域131aと第2の領域131bを透過するストークスベクトルの和が0あるいはそれに近くなるよう、第1の領域131aと第2の領域131bの出現率が設計されてもよい。これにより投写画像全体としての平均的な白品位が保たれる。
本実施の形態では、青色レーザダイオード116a、116bが青色光源として利用されているが、励起光源用の青色レーザダイオード101a、101b、101cから出射される励起用の青色光の一部を分離して、青色光源用の光とするように構成しても良い。その場合、青色光源用の青色レーザダイオード116a、116bは不要となる。
[3.効果、等]
以上のように本実施の形態のプロジェクタ10(投写型画像表示装置の一例)は、複数のレーザダイオード101a、101b、…(発光素子の一例)を含む光源装置と、光源装置からの光を集光する第1の光学系(103〜108、118〜120)と、映像信号に基づきレンズ第1の光学系からの光を変調するDMD126(画像表示素子の一例)と、DMD126により変調された光が示す画像を拡大投写する投写レンズ127(第2の光学系の一例)と、投写レンズ127の出射側に配置された偏光板130と、第1の光学系と前記偏光板の間に配置された偏光解消板129(偏光解消部の一例)と、を備える。偏光解消板129は、入射光に第1の偏光作用を与える複数の第1の領域131aと、第1の偏光作用と異なる第2の偏光作用を与える複数の第2の領域131bとを備えている。
偏光解消板129により、偏光板130の有効領域の小領域毎に種々の異なる偏光の向きが設定される。これにより、偏光板130の有効領域の全体において偏光の向きの偏った分布が低減される。その結果、偏光を有するレーザダイオード101a、…からの光と、偏光がない蛍光体ホイール装置109からの光とを光源として使用する場合に生じ得る偏光ムラの問題を解決することができる。
(実施の形態2)
プロジェクタ10の別の構成例を説明する。投写レンズ127から出射される青色光の偏光方向と、偏光板130の偏光方向とが同じ、又は90度だけ異なる場合は、実施の形態1で示した構成で対応しやすい。しかしながら、実際には、投写レンズ127から出射される青色光の偏光方向は、光源から投写レンズ127までの間の屈折作用などにより、スクリーン上では出射時の偏光方向と異なる場合が多い。この場合、図10に示すように、偏光解消板129と偏光板130の間に、入射領域全面において、偏光解消板129aと同じ特性を有する1/4位相差板129bをさらに配置すればよい。偏光解消板129aと1/4位相差板129bは、偏光解消部材を構成する。1/4位相差板129bは、偏光解消板129に対して遅相軸の角度を可変に支持されて配置される。これにより、入射光の偏光方向と偏光解消板129の第1の領域131aもしくは第2の領域131bの偏光方向とが同じまたは近いために入射光が偏光解消板129の偏光作用を受けにくい場合に、1/4位相差板129bの位相軸の回転方向を調整することで望ましい画質を得ることができる。
(実施の形態3)
プロジェクタ10のさらに別の構成例を説明する。実施の形態1(図1)の構成では、プロジェクタ10a、10bの外側に偏光解消板129及び偏光板130a、130bを配置していた。このような構成であれば、偏光を利用した立体画像表示用途でプロジェクタ10a、10bを使用しない場合、ユーザは偏光解消板129や偏光板130を必要とせず、設置する必要がない。このように、偏光を利用した立体映像を鑑賞する場合にのみ、偏光解消板129及び偏光板130が必要となるため、プロジェクタの製造メーカは、プロジェクタにおいて、偏光解消板及び偏光板を必ずしも組み込む必要はない。よって、製造メーカは、プロジェクタと、偏光解消板及び偏光板とを分離して販売でき、プロジェクタの価格の上昇を抑制することができる。
しかし、偏光解消板を含めてセットサイズの最小化や簡素化を優先する場合、偏光解消板129及び1/4位相差板129bをプロジェクタ10の本体(筐体)内に配置してもよい。例えば、偏光解消板129及び1/4位相差板129bを、プロジェクタ10の本体(筐体)内において、投写レンズ127の出射側の位置に配置してもよい。または、図11に示すように、偏光解消板129及び1/4位相差板129bを、レンズ123の出射側の位置(リレー光学系内)に配置してもよい。すなわち、偏光解消板129及び1/4位相差板129bは、偏光されている青色光の光路上にあり、かつ、光が小さいスポットに集光することによる発熱の懸念が少ない、ロッドインテグレータ115の出射側からDMD126までの間に配置してもよい。
(実施の形態4)
本実施の形態では、青色レーザダイオード116a、116bが青色光源として利用されているが、励起光源用の青色レーザダイオード101a、101b、101cから出射される励起用の青色光の一部を分離して、青色光源用の光とするように構成しても良い。その場合、青色光源用の青色レーザダイオード116a、116bは不要となる。
図12は、プロジェクタ10の別の構成例を示す図である。図12の例では、偏光解消板129は投写レンズ127の入射面近傍に配置されている。これにより、プロジェクタ10を比較的小型に構成することができる。また、偏光解消板129を、投写レンズ127に取り付け可能にしてもよい。これにより、投写レンズ127にシフト機能がある場合にも自動的に追従することができるようになる。さらに、投写レンズ127がプロジェクタ本体から着脱可能である場合、ユーザは、比較的高価である偏光解消板の有無を容易に選択できる。偏光解消板129は、投写レンズ127に対して、回転方向に微調可能かつ固定可能に支持されてもよい。ここでも、偏光解消板129を、偏光解消板129aと1/4位相差板129bの組み合わせで構成してもよい。
以上の実施の形態では、1つのDMD126を利用して時分割でRGB光を高速で切り替えてカラー表示を行う1チップ構成について説明したが、DMDをRGBの色毎に配置して構成される3チップ構成でも同様の効果を得られることは言うまでも無い。
また1チップ構成の場合に、蛍光体ホイール装置における非蛍光体形成部121に開口を設け、その開口に励起光である青色光を通過させ、通過させた青色光を他の色の蛍光光と合成して白色光を構成してもよい。これにより、青色光源用の青色レーザダイオード116a、116bが不要となる。その際、励起用光源の青色レーザダイオード101a、101b、101cの偏光方向が揃っているか又は直交していれば、上記の構成と同様に、偏光解消板129を用いた立体映像の画質向上の効果が得られる。
(実施の形態5)
図13は、実施の形態5のプロジェクタ10の構成を説明した図である。実施の形態5のプロジェクタ10は、蛍光体ホイール装置は使用せずに、青、緑、赤の3色の光を出力するレーザダイオードを光源として使用している。プロジェクタ10は、青色光を出射する青色レーザダイオード201a、201bと、緑色光を出射する緑色レーザダイオード203a、203bと、赤色光を出射する赤色レーザダイオード205a、205bと、を備える。
青色レーザダイオード201a、201bから+Y方向に出射された青色光は、コリメートレンズ202a、202bでコリメートされ、ダイクロイックミラー207,208に入射する。同様に、緑色レーザダイオード203a、203bから+X方向に出射された緑色光は、コリメートレンズ204a、204bでコリメートされ、ダイクロイックミラー207,208に入射する。赤色レーザダイオード205a、205bから+X方向に出射された赤色光は、コリメートレンズ206a、206bでコリメートされ、ダイクロイックミラー207,208に入射する。
ダイクロイックミラー207は青の波長帯の光のみを反射する特性を有する。ダイクロイックミラー208は赤の波長帯の光のみを反射する特性を有する。ダイクロイックミラー207、208を介して集光レンズ209に入射する光は同じ光軸上に合成される。
集光レンズ209と凹レンズ210はアフォーカル光学系を構成する。集光レンズ209と凹レンズ210を通過した光は平行光となって拡散板211に入射する。この拡散板211はアクチュエーター212によって微振動を加えられており、レーザ特有のスペックル現象を改善する。
その後、集光レンズ213によりロッドインテグレータ115の入射面に入射せしめられる。以上の構成、作用は上記の実施の形態で既に説明しているため、ここでの説明は省略する。
実施の形態5では、青、緑、赤の各色光ともレーザ出力であることから各色光において偏光性を有する。実施の形態1〜4における立体映像表示システムでは、投写画像は青色のみでムラが発生したが、本実施の形態の場合、全色についてムラが発生する。本実施の形態においても、実施の形態1〜4での偏光解消板129を用いて同様にムラ改善を行うことができる。この場合、青、緑、赤の平均的な波長に併せて1/4位相差特性を設定してもよい。さらに、全面同じ特性の1/4位相差板129bを合わせて備えても有効である。ただし、プロジェクタ10にこれらの素子を内蔵する場合は、入射光の単位面積あたりのエネルギーが強いため、位相差を形成する1/4位相差板129bの材料として、水晶など無機材料を利用してもよい。
図13において、レーザ光を合成する構成として、ダイクロイックミラー207、208を十字に組む構成としたが、順次ミラータイプでも構成可能で有り、プリズム形態でも構成可能である。更に半導体レーザは一例で他の種類のレーザ素子を利用することもできる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1〜5を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1〜5で説明した各構成要素を組み合わせて、または置換して、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
上記の実施の形態では、画像表示素子の例としてDMDを用いたが、他のデバイスを使用することもできる。例えば、画像表示素子として、液晶パネルを使用してもよい。液晶パネルを各色光の光路に配置してもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、偏光を利用して立体映像を表示する投写型映像表示装置(または表示システム)に有用である。
10、10a、10b、 プロジェクタ(投写型画像表示装置)
11a、11b 位相差板付き偏光板
12a,12b、17a、17b 偏光板の吸収軸
13a,13b、16a、16b 1/4位相差板の遅相軸
14 スクリーン
15 専用メガネ
100 投写型立体画像表示システム
101a、101b、101c、116a、116b 青色レーザダイオード
102a、102b、102c、117a、117b コリメートレンズ
103、104、114、118、120、122、123 レンズ
105、119 拡散板
106 ダイクロイックミラー
107,108 レンズ
109 蛍光体ホイール装置
110 基板
111、112 蛍光体
113 モータ
115 ロッドインテグレータ
121 非蛍光体形成部
124、125 ミラー
126 DMD
127 投写レンズ
129 偏光解消板
129b 1/4位相差板
130 偏光板
131a 偏光解消板の第1の領域
131b 偏光解消板の第2の領域

Claims (17)

  1. 複数の発光素子を含む光源装置と、
    前記光源装置からの光を集光する第1の光学系と、
    映像信号に基づき、前記第1の光学系からの光を変調する画像表示素子と、
    前記画像表示素子により変調された光が示す画像を拡大投写する第2の光学系と、
    前記第2の光学系の出射側に配置された偏光板と、
    前記第1の光学系と前記偏光板の間に配置された偏光解消部と、を備え、
    前記偏光解消部は、入射光に第1の偏光作用を与える複数の第1の領域と、第1の偏光作用と異なる第2の偏光作用を与える複数の第2の領域とを備えている
    投写型画像表示装置。
  2. 前記複数の発光素子は、互いに異なる波長の光を出射する複数の発光素子を含む、請求項1に記載の投写型画像表示装置。
  3. 前記複数の発光素子は、所定の波長の光を出射する発光素子と、
    前記所定の波長の光により励起され、所定の波長の蛍光を発光する蛍光体を含む蛍光体ホイール装置と、をさらに含み、
    前記画像表示素子に対して、前記発光素子からの光と、前記蛍光体ホイール装置からの光とが入射される、請求項1に記載の投写型画像表示装置。
  4. 前記偏光解消部における第1の領域と第2の領域には、入射した光に所定の位相差を生じる1/4位相差板が取り付けられ、前記1/4位相差板は、第1の領域と第2の領域との間で、所定方向の直線偏光に対して異なる作用を与えるように遅相軸の角度が互いに異なるように配置されている、請求項1に記載の投写型画像表示装置。
  5. 前記偏光解消部における第1の領域と第2の領域にはそれぞれ、所定の位相差を生じる1/4位相差板が取り付けられ、
    前記第1の領域の1/4位相差板は、第1の方向の直線偏光を楕円偏光に変換するように遅相軸が設定され、
    前記第2の領域の1/4位相差板は、前記第1の方向と直交する第2の方向の直線偏光を楕円偏光に変換するように遅相軸が設定されている、請求項4に記載の投写型画像表示装置。
  6. 前記第1および第2の領域は行方向及び列方向に2次元的に配置されている、請求項1に記載の投写型画像表示装置。
  7. 前記第1および第2の領域は市松状に配置されている請求項6に記載の投写型画像表示装置。
  8. 前記第1および第2の領域は、行方向及び列方向のいずれか一方において隣接する領域間の境界の位置が、行方向及び列方向の他方において、領域の幅の半分の長さだけずれている、請求項6に記載の投写型画像表示装置。
  9. 前記第1の領域と第2の領域は不規則に配置された、請求項6に記載の投写型画像表示装置。
  10. 各領域の幅は1.5mm以下である、請求項6に記載の投写型画像表示装置。
  11. 全ての第1および第2の領域を透過する光のストークスベクトルの和は略0である、請求項6に記載の投写型画像表示装置。
  12. 前記第1の領域では、前記1/4位相差板の遅相軸は、前記偏光板の透過軸方向に対して22.5度の角度をなし、前記第2の領域では、前記1/4位相差板の遅相軸は、前記偏光板の透過軸方向に対して67.5度の角度をなす、請求項4または5に記載の投写型画像表示装置。
  13. 前記偏光解消部は、前記第1および第2の領域のそれぞれに入射する光に対して異なる作用を与える第1の1/4位相差板と、入射光が入射する領域全体において同じ特性を有する第2の1/4位相差板とを備え、前記第2の1/4位相差板は、前記第1の1/4位相差板に対して遅相軸の角度を可変に支持されている、請求項1に記載の投写型画像表示装置。
  14. 前記偏光解消部は、前記画像表示素子に対して均一に光を入射させるためのインテグレータ素子の出射面から画像表示素子までの間に配置された、請求項1に記載の投写型画像表示装置。
  15. 前記偏光解消部は、前記画像表示素子と前記第2の光学系の間に配置された、請求項1に記載の投写型画像表示装置。
  16. 前記偏光解消部は、前記第2の光学系と前記偏光板の間に配置された、請求項1に記載の投写型画像表示装置。
  17. 前記画像表示素子を変調する映像信号は、立体画像表示のための右目用画像または左目用画像を示す映像信号映像である、請求項1に記載の投写型画像表示装置。
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