JP2018203212A - 車両盗難防止装置、車両盗難防止システム、車両盗難防止方法および車載装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジンを掛けることが困難になり、より簡単に車両に取り付けることができる。【解決手段】 車両のバッテリケーブルに接続される接続部と、外部装置と通信を行う通信部と、車両バッテリの電力を消費する電力消費装置と、前記通信部を介して前記車両バッテリの消費を指示する信号を前記外部装置から受信すると、前記電力消費装置を用いて前記車両バッテリの電力を消費させる制御を行う全体制御部と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、車両盗難防止装置、車両盗難防止システム、車両盗難防止方法および車載装置に関する。
特許文献1には、車両盗難防止装置に関し、「バッテリー容器内に設けられた回路基板に、メインMCU回路20と、電流検出回路30と、窃盗防止機能回路40とが配設され、バッテリー電源10の正極及び負極の電源供給ライン11、12の出力端のうちのいずれか1つに、スイッチ50が配置される。メインMCU回路は、窃盗防止機能回路が起動している場合、電流検出回路から電流値を読み込んで、読み込んだ電流値が電流判定値を超過している場合に、スイッチを開放する。スイッチの開放によって、バッテリー電源の対外的な電流出力を遮断状態としてエンジンを始動不能にする。」と記載されている。
近年、車両の盗難(持ち逃げ)防止のために、車両に盗難防止装置を取り付ける場合がある。例えば、イモビライザーといった盗難防止装置はキーシリンダー周りに設置されるが、エンジン始動を制御する配線が車両ごとに異なっている上、キーシリンダー周りの分解が必要となるため、取り付けに専門知識が必要で時間と費用がかかるという問題がある。
また、特許文献1の車両盗難防止装置は、遠隔でスイッチを開放することでバッテリ電源の対外的な電流出力を遮断してエンジンが掛からないようにしている。しかしながら、同文献の技術では、例えばスイッチを跨ぐようにしてバッテリ電源からの電流を迂回させるバイパスを設置される虞があり、その場合エンジンは始動してしまう。
そこで、本発明は、エンジンを掛けることが困難になり、より簡単に車両に取り付けることができる車両盗難防止装置の提供を目的とする。
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。上記の課題を解決する本発明の一態様に係る車両盗難防止装置は、車両のバッテリケーブルに接続される接続部と、外部装置と通信を行う通信部と、車両バッテリの電力を消費する電力消費装置と、前記通信部を介して前記車両バッテリの消費を指示する信号を前記外部装置から受信すると、前記電力消費装置を用いて前記車両バッテリの電力を消費させる制御を行う全体制御部と、を備える。
本発明に係る車両盗難防止装置によれば、エンジンを掛けるためのバイパスの設置が困難であって、より簡単に車両に取り付けることができる。
なお、上記以外の課題、構成および効果等は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、本発明の各実施形態について図面を用いて説明する。
[第一の実施形態]
図1は、第一の実施形態に係る車両盗難防止装置100の概略構成の一例を示した図である。車両盗難防止装置100は、接続部Ca、Cbにより車両のバッテリケーブルに接続される。具体的には、車両盗難防止装置100は、接続部Ca、Cbにより、車両に搭載されているバッテリ(以下、「車両バッテリ」という)200の正極(プラス極)と、車両バッテリ200の負極(マイナス極)と同電位にある車両フレーム(シャーシ)のフレームグランドと、の間に接続されて車両に取り付けられる。車両バッテリ200の正極は、例えばヒューズボックスやオーディオ用ハーネスなど接続容易に引き回されており、フレームグランドは車体フレームであれば良いため、車両盗難防止装置100は特別な専門知識を要することなく容易に車両に取り付けることができる。
図1は、第一の実施形態に係る車両盗難防止装置100の概略構成の一例を示した図である。車両盗難防止装置100は、接続部Ca、Cbにより車両のバッテリケーブルに接続される。具体的には、車両盗難防止装置100は、接続部Ca、Cbにより、車両に搭載されているバッテリ(以下、「車両バッテリ」という)200の正極(プラス極)と、車両バッテリ200の負極(マイナス極)と同電位にある車両フレーム(シャーシ)のフレームグランドと、の間に接続されて車両に取り付けられる。車両バッテリ200の正極は、例えばヒューズボックスやオーディオ用ハーネスなど接続容易に引き回されており、フレームグランドは車体フレームであれば良いため、車両盗難防止装置100は特別な専門知識を要することなく容易に車両に取り付けることができる。
図示するように、車両盗難防止装置100は、演算装置1と、リレー装置2と、電力消費装置3と、電圧検知装置4と、通信モジュール5とを有している。
演算装置1は、車両盗難防止装置100の様々な処理を行う中心的なユニットである。演算装置1は、通信モジュール5を介して接続されるサーバ装置300などから取得した情報に基づいてリレー装置2の制御を行う。具体的には、演算装置1は、リレー装置2に対して電気信号(例えば、Highの信号レベルを示す電気信号)を出力したり、出力を停止することによりリレー装置2の動作を制御する。
このような演算装置1は、例えばSOC(System On a Chip)によって実現される。具体的には、演算装置1は、数値演算や演算装置1に接続されている各装置の制御など様々な処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、情報や演算結果を一時的に格納するRAM(Random AccessMemory)と、CPUで実行されるブートプログラムなどを格納するROM(Read Only Memory)と、を有している。
リレー装置2は、演算装置1から取得した電気信号に基づき、内蔵するスイッチのONおよびOFFを切り替える装置である。具体的には、リレー装置2は、演算装置1から電気信号を取得している間、スイッチをON状態にする。また、リレー装置2は、演算装置1から電気信号を取得していない状態では、スイッチをOFF状態にする。なお、スイッチがON状態になると、リレー装置2に連結される電力消費装置3に車両バッテリ200からの電流が流れ、車両バッテリ200の電力が消費されることになる。
電力消費装置3は、車両バッテリ200の電力を消費する装置であって、例えば抵抗などの発熱装置により実現される。電力消費装置3は、リレー装置2に連結され、リレー装置2のスイッチがON状態になることにより車両バッテリ200から流れ込む電流を熱エネルギーなどに変換することで車両バッテリ200の電力を消費する。
電圧検知装置4は、車両バッテリ200の電圧を検知する装置である。電圧検知装置4は、常時、車両バッテリ200の電圧を検知し、これを演算装置1に出力する。
通信モジュール5は、外部装置(本例では、サーバ装置300)との間で情報を送受信する装置である。通信モジュール5は、車両バッテリ200の電力消費を指示する信号をサーバ装置300から受信する。具体的には、通信モジュール5は、リレー装置2のスイッチをON状態にする指示信号(以下、「リレーON信号」という)を受信し、これを演算装置1に出力する。
以上、車両盗難防止装置100の概略構成について説明した。
なお、サーバ装置300は、例えばオートローン会社(自動車販売会社や車両盗難防止装置100の取り付け事業者などであっても良い)が保有する装置であって、オートローンを組んで車両を購入したユーザに関する情報や車両盗難防止装置100に関する情報を管理している。サーバ装置300は、例えば、メインフレームと言われる汎用コンピュータやワークステーションなどの情報処理装置により実現される。
サーバ装置300は、例えば使用者からの指示に応じて様々な処理を実行する演算装置(演算部)と、ユーザに関する情報や、車両盗難防止装置100に関する情報を格納する記憶装置(記憶部)と、車両盗難防止装置100と通信を行う通信装置(通信部)とを有しているものとする。なお、ユーザに関する情報には、例えば、氏名、住所、電話番号などの個人情報やオートローンの支払い状況が含まれる。また、車両盗難防止装置100に関する情報には、例えばシリアル番号およびリレーON信号の送信先となる通信モジュールの識別番号などが含まれる。
オートローン会社は、後述するように、オートローンの支払いが滞り、連絡がとれないユーザや支払い要求に応じないユーザの車両盗難防止装置100に対してサーバ装置300からリレーON信号を送信することにより、車両盗難防止装置100が取り付けられている車両のバッテリを消費させてエンジンが掛からないようにする。このような一連の盗難防止処理の詳細については後述する。
図2は、車両盗難防止装置100の機能構成の一例を示した機能ブロック図である。車両盗難防止装置100は、全体制御部101と、リレー制御部102と、電圧検知部103と、通信部104と、接続部Ca、Cbと、を有している。
全体制御部101は、車両盗難防止装置100の様々な処理を制御する中心的な機能部である。具体的には、全体制御部101は、通信部104を介してリレーON信号を取得すると、リレー装置2のスイッチをON状態にする指示をリレー制御部102に出力する。また、全体制御部101は、電圧検知部103から取得した車両バッテリ200の電圧が所定値以下(例えば、11.5V以下)の場合、リレー装置2をOFF状態にする指示をリレー制御部102に出力する。
リレー制御部102は、リレー装置2のスイッチを制御する機能部である。具体的には、リレー制御部102は、全体制御部101からリレー装置2のスイッチをON状態にする指示を受け付けると、電気信号をリレー装置2に出力する。また、リレー制御部102は、全体制御部101からリレー装置2のスイッチをOFF状態にする指示を受け付けると、リレー装置2への電気信号の出力を停止する。
電圧検知部103は、電圧を検知する機能部である。電圧検知部103は、電圧検知装置4から車両バッテリ200の電圧を取得し、これを全体制御部101に出力する。
通信部104は、外部装置(本例では、サーバ装置300)との間で情報を送受信する機能部である。具体的には、通信部104は、車両バッテリ200の電力消費を指示する信号であるリレーON信号をサーバ装置300から受信し、これを全体制御部101に出力する。
接続部Ca、Cbは、車両盗難防止装置100と車両バッテリ200とを電気的に接続する接続部である。具体的には、接続部Caは、車両バッテリ200の正極(プラス極)に接続され、接続部Cbは、車両バッテリ200の負極(マイナス極)と同電位にある車両フレームのフレームグランドに接続される。
なお、車両盗難防止装置100の全体制御部101、リレー制御部102および電圧検知部103は、CPUに処理を行わせるプログラムによって実現される。これらのプログラムは、ROMに格納されており、実行にあたってRAM上にロードされ、CPUにより実行される。なお、通信部104は、通信モジュール5により実現される。接続部Ca、Cbは、車両バッテリ200に接続するための所定の接続端子により実現される。
また、各機能ブロックは、本実施形態において実現される車両盗難防止装置100の機能を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。したがって、各機能の分類の仕方やその名称によって、本発明が制限されることはない。また、車両盗難防止装置100の各構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、車両盗難防止装置100が有する機能部の全部または一部は、コンピュータに実装されるハードウェア(ASICといった集積回路など)により構築されてもよい。また、車両盗難防止装置100が有する機能部の処理が1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
[動作の説明]
図3は、第一の実施形態に係る盗難防止処理の一例を示したフロー図である。盗難防止処理は、通信部104がサーバ装置300からリレーON信号を受信すると開始される。なお、オートローン会社は、オートローンの支払いが滞っていることなど所定の理由がある場合、サーバ装置300を介して車両盗難防止装置100にリレーON信号を送信する。
図3は、第一の実施形態に係る盗難防止処理の一例を示したフロー図である。盗難防止処理は、通信部104がサーバ装置300からリレーON信号を受信すると開始される。なお、オートローン会社は、オートローンの支払いが滞っていることなど所定の理由がある場合、サーバ装置300を介して車両盗難防止装置100にリレーON信号を送信する。
盗難防止処理が開始されると、全体制御部101は、リレー装置2のスイッチをON状態にする指示をリレー制御部102に出力する(ステップS001)。リレー制御部102は、全体制御部101からの指示を受け付けると、リレー装置2に電気信号を出力する(ステップS002)。リレー装置2のスイッチがON状態になると、電力消費装置3に車両バッテリ200の電流が流れ、電力消費装置3により車両バッテリ200の電力が消費される(ステップS003)。
次に、全体制御部101は、電圧検知部103から取得した電圧が所定値以下(例えば、11.5V以下)であるか否かを判定する(ステップS004)。そして、所定値以下ではないと判定した場合(ステップS004でNo)、全体制御部101は、ステップS004の処理を再度実行する。一方で、所定値以下と判定した場合(ステップS004でYes)、全体制御部101は、リレー装置2をOFF状態にする指示をリレー制御部102に出力する(ステップS005)。リレー制御部102は、全体制御部101からの指示を受け付けると、リレー装置2への電気信号の出力を停止し(ステップS006)、本フローの処理を終了する。
以上、第一の実施形態に係る車両盗難防止装置100について説明した。このような車両盗難防止装置100は、車両バッテリ200の正極とフレームグランドとの間に接続されているため、例えば車両バッテリ200からの電流を迂回するバイパスを設置することができない上、より簡単に車両に取り付けることができる。
また、車両盗難防止装置100は、車両のエンジンを始動させるスターターの起動に必要な電力以下になるまで、遠隔で車両バッテリ200を消費させることができる。すなわち、オートローン会社は、ローンの支払が滞り、支払い要求に応じないユーザの車両バッテリ200の電力を遠隔で消費させることによりエンジンが始動しないようにすることができるため、車両の盗難(持ち逃げ)を防止することができる。
[第二の実施形態]
次に、本発明の第二の実施形態について説明する。本実施形態に係る車両盗難防止装置100は、内蔵するタイマー6に設定された所定期間(例えば、2週間)が経過する前にタイマーリセット信号を受信しない場合、車両バッテリ200の電力を消費する。以下では、前述の第一の実施形態と異なる構成を中心に説明を行い、第一の実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
次に、本発明の第二の実施形態について説明する。本実施形態に係る車両盗難防止装置100は、内蔵するタイマー6に設定された所定期間(例えば、2週間)が経過する前にタイマーリセット信号を受信しない場合、車両バッテリ200の電力を消費する。以下では、前述の第一の実施形態と異なる構成を中心に説明を行い、第一の実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図4は、第二の実施形態に係る車両盗難防止装置100の概略構成の一例を示した図である。車両盗難防止装置100は、第一の実施形態に係る構成に加えて、タイマー6を有している。タイマー6は、所定時(例えば、前回リセット時)からの経過時間を全体制御部101に出力する。
また、通信部104(通信モジュール5)は、サーバ装置300と直接的に通信可能に接続されているか、あるいはサーバ装置300との間で情報を送受信するためのアプリケーションがインストールされたスマートフォン7やタブレット端末とBluetooth(登録商標)により接続され、サーバ装置300と間接的に通信可能に接続されているものとする。
全体制御部101は、所定のタイミングでタイマーリセット信号の取得要求をサーバ装置300に送信する。具体的には、全体制御部101は、通信部104とサーバ装置300とが直接通信可能である場合には、前回のタイマーリセット時から定期的(例えば、1日に1回、10日に1回など)にサーバ装置300にタイマーリセット信号の取得要求を送信する。また、通信部104がスマートフォン7等を介してサーバ装置300と間接的に通信可能に接続されている場合、全体制御部101は、所定のタイミング(例えば、通信部104とスマートフォン7等とがBluetoothにより相互接続された時)でサーバ装置300にタイマーリセット信号の取得要求を送信する。また、全体制御部101は、通信部104を介してタイマーリセット信号をサーバ装置300から取得すると、タイマー6の経過時間をリセットする。
一方で、所定期間(例えば、2週間)の経過前にタイマーリセット信号をサーバ装置300から取得できない場合、全体制御部101は、リレー制御部102に対してリレー装置2をON状態にする指示を出力する。すなわち、支払いが滞っているなど所定の理由があり、ユーザがサーバ装置300への接続を行わない場合でも、オートローン会社は、車両バッテリ200の電力を消費させることができる。
図5は、第二の実施形態に係る盗難防止処理の一例を示したフロー図である。盗難防止処理は、例えばタイマー6の前回リセット時から開始される。
盗難防止処理が開始されると、タイマー6は、経過時間を全体制御部101に出力する。全体制御部101は、タイマー6の経過時間が所定期間(例えば、2週間)を経過したか否かを判定する(ステップS011)。そして、所定期間が経過していないと判定した場合(ステップS011でNo)、全体制御部101は、処理をステップS018に移行する。一方で、所定期間が経過したと判定した場合(ステップS011でYes)、全体制御部101は、リレー装置2のスイッチをON状態にする指示をリレー制御部102に出力する(ステップS012)。なお、以降の処理であるステップS013〜ステップS017は、前述のステップS002〜ステップS006と同様であるため、説明を省略する。
ステップS018では、全体制御部101は、タイマーリセット信号をサーバ装置300から受信したか否かを判定する。そして、受信していないと判定した場合(ステップS018でNo)、全体制御部101は、処理をステップS011に戻す。一方で、受信したと判定した場合(ステップS018でYes)、全体制御部101は、タイマー6の経過時間をリセットし(ステップS019)、処理をステップS011に移行する。
以上、第二の実施形態に係る車両盗難防止装置100について説明した。このような第二の実施形態に係る車両盗難防止装置100によれば、通信できない場所に車両が保管されている場合(例えば、地下駐車場など)や通信モジュール5に接続されている通信アンテナ(図示せず)が取り外された場合でも、車両バッテリ200を消費させ、持ち逃げを防止することができる。
また、スマートフォン7等を介してサーバ装置300と通信できるように構成することで、例えば通信モジュール5にSIMカードを使用した場合にかかる通信費を低減することができる。なお、オートローンの支払いを継続している善意のユーザについては、前回のタイマーリセット時(例えば、前回の乗車時にスマートフォン7を介して通信部104がサーバ装置300と通信した時)から所定期間が経過する前にスマートフォン7と通信モジュール5とをBluetoothで接続すればタイマーリセット信号をサーバ装置300から取得できるため、車両バッテリ200が消費してエンジンが掛からないといった問題は生じない。
[第三の実施形態]
次に、本発明の第三の実施形態について説明する。本実施形態に係る車両盗難防止装置100は、車両の位置情報をサーバ装置300に送信する。本実施形態に係る車両盗難防止装置100は、第一の実施形態および第二の実施形態の何れの基本構成にも適用することができる。以下では、第一の実施形態および第二の実施形態と異なる構成を中心に説明を行い、これらの実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
次に、本発明の第三の実施形態について説明する。本実施形態に係る車両盗難防止装置100は、車両の位置情報をサーバ装置300に送信する。本実施形態に係る車両盗難防止装置100は、第一の実施形態および第二の実施形態の何れの基本構成にも適用することができる。以下では、第一の実施形態および第二の実施形態と異なる構成を中心に説明を行い、これらの実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図6は、第三の実施形態に係る車両盗難防止装置100の概略構成の一例を示した図である。車両盗難防止装置100は、第一の実施形態または第二の実施形態に係る構成(図6には、第二の実施形態に係る基本構成を記載)に加えて、GPS(Global Positioning System)受信装置8を有している。GPS受信装置8は、GPS衛星からの信号を受信し、車両とGPS衛星間の距離と距離の変化率とを3個以上の衛星に対して測定することで車両の現在地、進行速度および進行方位を測定する装置である。GPS受信装置8は、定期的(例えば、1分に1回)に全体制御部101に車両の現在位置を示す位置情報を出力する。なお、車両にカーナビゲーション装置が搭載されており、カーナビゲーション装置がGPS受信装置8を備えている場合、車両盗難防止装置100は、カーナビゲーション装置のGPS受信装置8を用いても良い。
全体制御部101は、位置情報の取得要求をサーバ装置300から受け付けた時、リレー装置2のスイッチをON状態にする指示をリレー制御部102に出力した時および全体制御部101が車両バッテリ200の電圧が所定値以下になったと判定した時などの所定のタイミングや定期的(例えば、1時間に1回)に、通信部104を介してGPS受信装置8から取得した直近の車両位置を示す位置情報をサーバ装置300に送信する。
なお、本実施形態に係る車両盗難防止装置100は、第一の実施形態または第二の実施形態と同様の盗難防止処理を実行する。すなわち、車両の現在位置をサーバ装置300に送信する処理は、盗難防止処理と並行して実行される処理である。
以上、第三の実施形態に係る車両盗難防止装置100について説明した。このような第三の実施形態に係る車両盗難防止装置100によれば、オートローン会社が車両位置を把握できるため、持ち逃げを防止するだけでなく、車両バッテリ200の電力を消費した車両の回収の助けになる。
[第四の実施形態]
次に、本発明の第四の実施形態について説明する。本実施形態に係る車両盗難防止装置100は、車両から取り外されたことを検知して車両位置をサーバ装置300に送信する。以下では、第一の実施形態〜第三の実施形態と異なる構成を中心に説明を行い、これらの実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
次に、本発明の第四の実施形態について説明する。本実施形態に係る車両盗難防止装置100は、車両から取り外されたことを検知して車両位置をサーバ装置300に送信する。以下では、第一の実施形態〜第三の実施形態と異なる構成を中心に説明を行い、これらの実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図7は、第四の実施形態に係る車両盗難防止装置100の概略構成の一例を示した図である。車両盗難防止装置100は、第三の実施形態に係る基本構成に加えて、内蔵バッテリ9を有している。内蔵バッテリ9は、車両バッテリ200からの電力供給がなくなった場合、演算装置1、通信モジュール5、タイマー6およびGPS受信装置8に電力を供給する給電装置である。
車両盗難防止装置100が車両から取り外されると、電圧検知装置4で検知される電圧は0Vになる。電圧が0Vになった場合、全体制御部101は、内蔵バッテリ9からの給電を受けて起動状態を維持する。
また、全体制御部101は、電圧検知部103から取得した電圧が0Vの場合、GPS受信装置8から取得した情報に基づき車両位置を特定する。また、全体制御部101は、車両盗難防止装置100が車両から取り外されたことを示す情報を生成し、車両位置を示す位置情報と共にサーバ装置300に送信する。
図8は、第四の実施形態に係る取り外し検知処理の一例を示したフロー図である。かかる処理は、車両盗難防止装置100の起動と共に開始される。
盗難防止処理が開始されると、全体制御部101は、電圧検知部103から取得した電圧が0Vであるか否かを判定する(ステップS021)。0Vではないと判定した場合(ステップS021でNo)、全体制御部101は、ステップS021の処理を再度実行する。一方で、0Vであると判定した場合(ステップS021でYes)、全体制御部101は、内蔵バッテリ9からの給電を受けて起動状態を維持し、車両盗難防止装置100が車両から取り外されたことを示す情報を生成する(ステップS022)。また、全体制御部101は、取り外された時点における車両位置を示す位置情報をGPS受信装置8から取得し(ステップS023)、通信部104を介して、これらの情報をサーバ装置300に送信して(ステップS024)、本フローの処理を終了する。
以上、第四の実施形態に係る車両盗難防止装置100について説明した。このような第四の実施形態に係る車両盗難防止装置100によれば、車両盗難防止装置100が車両から取り外された場合でも、その時点における車両位置を把握できる。そのため、例えばオートローン会社は、車両盗難防止装置100が不正に車両から取り外されたことを把握すると共に取り外された車両位置を把握することができる。
なお、本実施形態に係る車両盗難防止装置100は、第一の実施形態または第二の実施形態と同様の盗難防止処理を実行可能とする。また、本実施形態に係る車両盗難防止装置100は、第三の実施形態と同様に、所定のタイミングで車両の現在位置をサーバ装置300に送信する処理を実行可能とする。
[第五の実施形態]
次に、本発明の第五の実施形態について説明する。本実施形態に係る車両盗難防止システム400は、1台の車両盗難防止装置100が取り外された場合でも車両バッテリ200の電力を消費可能とするために、1台の車両に複数台(例えば、2台)の車両盗難防止装置100を取り付けた冗長構成となっている。以下では、第一の実施形態〜第四の実施形態と異なる構成を中心に説明を行い、これらの実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
次に、本発明の第五の実施形態について説明する。本実施形態に係る車両盗難防止システム400は、1台の車両盗難防止装置100が取り外された場合でも車両バッテリ200の電力を消費可能とするために、1台の車両に複数台(例えば、2台)の車両盗難防止装置100を取り付けた冗長構成となっている。以下では、第一の実施形態〜第四の実施形態と異なる構成を中心に説明を行い、これらの実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図9は、第五の実施形態に係る車両盗難防止システム400の概略構成の一例を示した図である。車両盗難防止システム400は、複数台(少なくとも2台)の車両盗難防止装置100を有している。なお、各車両盗難防止装置100は、第四の実施形態に係る車両盗難防止装置100と同様の構成を有しており、第一の実施形態〜第四の実施形態と同様の処理を実行可能とする。
すなわち、車両から取り外された側の車両盗難防止装置100は、第四実施形態に係る取り外し検知処理を実行し、車両から取り外されたことおよびその時点における車両位置をサーバ装置300に送信する。オートローン会社は、サーバ装置300を介して車両盗難防止装置100が取り外されたことを知ると、同一車両に取り付けられている他方の車両盗難防止装置100に対してリレーON信号を送信する。なお、オートローン会社は、かかる他方の車両盗難防止装置100に対してサーバ装置300からタイマーリセット信号の送信を行わないようにしても良い。
リレーON信号を受信した他方の車両盗難防止装置100は、第一実施形態に係る盗難防止処理を実行し、車両バッテリ200の電力を消費させる。
このような第五の実施形態に係る車両盗難防止システム400によれば、オートローン会社は、車両盗難防止装置100が車両から取り外された時点における車両位置を把握できる上、車両バッテリ200の電力を消費させエンジンが掛からないようにすることができる。
[第六の実施形態]
次に、本発明の第六の実施形態について説明する。本実施形態に係る車両盗難防止システム500は、複数台(例えば、2台)の車両盗難防止装置100を取り付けた冗長構成となっている点で第五の実施形態と共通するが、一方の車両盗難防止装置100のみが通信部104を有し、両方の車両盗難防止装置100が相互に監視し合うデバイス間監視装置10a、10bを有している点で異なる。以下では、第一の実施形態〜第五の実施形態と異なる構成を中心に説明を行い、これらの実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
次に、本発明の第六の実施形態について説明する。本実施形態に係る車両盗難防止システム500は、複数台(例えば、2台)の車両盗難防止装置100を取り付けた冗長構成となっている点で第五の実施形態と共通するが、一方の車両盗難防止装置100のみが通信部104を有し、両方の車両盗難防止装置100が相互に監視し合うデバイス間監視装置10a、10bを有している点で異なる。以下では、第一の実施形態〜第五の実施形態と異なる構成を中心に説明を行い、これらの実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図10は、第六の実施形態に係る車両盗難防止システム500の概略構成の一例を示した図である。車両盗難防止システム500は、複数台(少なくとも2台)の車両盗難防止装置100を有している。図示するように、親機となる車両盗難防止装置100aは、通信部104(通信モジュール5)を有し、サーバ装置300と通信可能に接続されている。一方で、子機となる車両盗難防止装置100bは、通信部104を有していない。
また、車両盗難防止装置100a、100bは各々、デバイス間監視装置10a、10bを有している。親機側のデバイス間監視装置10aと子機側のデバイス間監視装置10bとは、例えばBluetoothなどの所定の無線通信規格により相互に通信可能に接続されている。親機側のデバイス間監視装置10aは、子機側の車両盗難防止装置100bの状態を監視し、子機側のデバイス間監視装置10bは親機側の車両盗難防止装置100aの状態を監視する。
具体的には、親機側のデバイス監視間装置10aは、子機側のデバイス間監視装置10bが取り付けられている車両盗難防止装置100bの電圧状態を監視する。より具体的には、親機側のデバイス間監視装置10aは、子機側のデバイス間監視装置10bに対して子機側の車両盗難防止装置100bの電圧値の取得要求を定期的(例えば、1秒に1回)に行う。子機側のデバイス間監視装置10bは、子機側の全体制御部101を介して車両盗難防止装置100bの車両バッテリの電圧値を取得し、これを親機側のデバイス間監視装置10aに送信する。親機側のデバイス間監視装置10aは、子機側の車両盗難防止装置100bの電圧値を取得すると、これを親機側の全体制御部101に出力する。
また、子機側のデバイス間監視装置10bは、親機側のデバイス間監視装置10aが取り付けられている車両盗難防止装置100aの電圧状態を監視する。具体的には、子機側のデバイス間監視装置10bは、親機側のデバイス間監視装置10aに対して親機側の車両盗難防止装置100aの電圧値の取得要求を定期的(例えば、1秒に1回)に行う。親機側のデバイス間監視装置10aは、親機側の全体制御部101を介して車両盗難防止装置100aの車両バッテリの電圧値を取得し、これを子機側のデバイス間監視装置10bに送信する。子機側のデバイス間監視装置10bは、親機側の車両盗難防止装置100aの電圧値を取得すると、これを子機側の全体制御部101に出力する。
親機側および子機側の全体制御部101は各々、他方のデバイス間監視装置10a、10bから取得した電圧値が0Vか否かを判定し、判定結果に応じて所定の処理を行う。
親機側の車両盗難防止装置100aが車両から取り外された場合
(1)子機側の車両盗難防止装置100bの処理
図11は、子機側の車両盗難防止装置100bの盗難防止処理の一例を示したフロー図である。かかる処理は、子機側の全体制御部101が親機側の車両盗難防止装置100aの電圧値を取得すると開始される。
(1)子機側の車両盗難防止装置100bの処理
図11は、子機側の車両盗難防止装置100bの盗難防止処理の一例を示したフロー図である。かかる処理は、子機側の全体制御部101が親機側の車両盗難防止装置100aの電圧値を取得すると開始される。
盗難防止処理が開始されると、全体制御部101は、デバイス間監視装置10bを介して取得した親機側の車両盗難防止装置100aの電圧が0Vであるか否かを判定する(ステップS031)。そして、0Vではないと判定した場合(ステップS031でNo)、全体制御部101は、ステップS031の処理を再度実行する。一方で、0Vであると判定した場合(ステップS031でYes)、全体制御部101は、リレー装置2のスイッチをON状態にする指示をリレー制御部102に出力する(ステップS032)。なお、全体制御部101は、リレー装置2のスイッチをON状態にする指示を、車両盗難防止装置100aの電圧が0Vであることを検知してから直ぐに出力するのではなく、例えば所定時間(例えば、数時間から数日間)を経過した後にかかる指示を出力するようにしても良い。例えば、親機側の車両盗難防止装置100aが故障により取り外された場合も考えられ、ユーザに状況確認を行う時間を考慮するためである。
以降の処理ステップS033〜ステップS037は、第二の実施形態のステップS013〜ステップS017と同様であるため、説明を省略する。
(2)親機側の取り外し検知処理
親機側の車両盗難防止装置100aが車両から取り外された場合、車両盗難防止装置100aは、第四の実施形態に係る取り外し検知処理を行う。なお、親機の車両盗難防止装置100aは、第一の実施形態〜第三の実施形態と同様の盗難防止処理も実行可能とする。
親機側の車両盗難防止装置100aが車両から取り外された場合、車両盗難防止装置100aは、第四の実施形態に係る取り外し検知処理を行う。なお、親機の車両盗難防止装置100aは、第一の実施形態〜第三の実施形態と同様の盗難防止処理も実行可能とする。
子機側の車両盗難防止装置100bが車両から取り外された場合
子機側の車両盗難防止装置100bが車両から取り外されると、親機側の車両盗難防止装置100aにより以下の処理が行われる。
子機側の車両盗難防止装置100bが車両から取り外されると、親機側の車両盗難防止装置100aにより以下の処理が行われる。
図12は、親機側の車両盗難防止装置100aの盗難防止処理の一例を示したフロー図である。かかる処理は、親機側の全体制御部101が子機側の車両盗難防止装置100bの電圧値を取得すると開始される。
盗難防止処理が開始されると、全体制御部101は、デバイス間監視装置10aを介して取得した子機側の車両盗難防止装置100bの電圧が0Vであるか否かを判定する(ステップS041)。そして、0Vではないと判定した場合(ステップS041でNo)、全体制御部101は、ステップS041の処理を再度実行する。一方で、0Vであると判定した場合(ステップS041でYes)、全体制御部101は、子機側の車両盗難防止装置100bが車両から取り外されたことを示す情報を生成する(ステップS042)。また、全体制御部101は、取り外された時点における車両位置を示す位置情報をGPS受信装置8から取得し(ステップS043)、通信部104を介して、これらの情報をサーバ装置300に送信する(ステップS044)。
オートローン会社は、サーバ装置300を介して車両盗難防止装置100bが取り外されたことを知ると、同一車両に取り付けられている親機の車両盗難防止装置100aに対してリレーON信号を送信する。なお、オートローン会社は、親機の車両盗難防止装置100aに対してサーバ装置300からタイマーリセット信号の送信を行わないようにしても良い。
次に、親機側の全体制御部101は、サーバ装置300からリレーON信号を受信したか否かを判定する(ステップS045)。そして、受信していないと判定した場合(ステップS045でNo)、全体制御部101は、ステップS045の処理を再度実行する。一方で、受信したと判定した場合(ステップS045でYes)、全体制御部101は、エンジンが掛からなくなる程度に車両バッテリ200の電力が消費されるように制御を行い(ステップS046〜ステップS051)、本フローの処理を終了する。なお、ステップS046〜ステップS051の処理は、第一の実施形態に係るステップS001〜ステップS006と同様のため、説明を省略する。
このような第六の実施形態に係る車両盗難防止システム500によれば、一方の車両盗難防止装置100が車両から取り外された時点における車両位置を把握できる上、他方の車両盗難防止装置100により車両バッテリ200の電力を消費させることができる。そのため、例えばオートローン会社は、車両盗難防止装置100が不正に車両から取り外されたことを把握すると共に取り外された車両位置を把握でき、かつ、車両のエンジンを掛からなくすることができる。また、本実施形態に係る車両盗難防止装置100は、親機側の車両盗難防止装置100aのみが通信モジュールを有するため、第五の実施形態と比べて通信費を低減することができる。
なお、前述の実施形態に係る電力消費装置3は、電流を熱エネルギーに変換して電力を消費する抵抗を用いた例について説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、車両盗難防止装置100とヘッドランプや車内灯を制御するユニットとを通信接続し、リレーON信号を受信した場合やタイマー6が所定期間経過した場合に、CANを介してヘッドランプや車内灯を点灯させる指示を制御ユニットに出力することで車両バッテリ200の電力を消費させるようにしても良い。
また、車両に車載装置としてナビゲーション装置が搭載されている場合、車両盗難防止装置100の演算装置1、通信モジュール5およびGPS受信装置8を、ナビゲーション装置の演算装置、GPS受信装置および通信モジュールと置き換えて構成するようにしても良い。また、ナビゲーション装置は、電力消費装置としてカーオーディオやディスプレイを用いるようにしても良い。この場合、ナビゲーション装置は、車両バッテリ200の電力を消費させるためにカーオーディオやディスプレイを起動させ、カースピーカーやディスプレイから音楽や映像を出力するように制御しても良い。
なお、本発明は、上記の実施形態や変形例などに限られるものではなく、これら以外にも様々な実施形態および変形例が含まれる。例えば、上記の実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態や変形例の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部および処理手段などは、それらの一部または全部を、プロセッサが各々の機能を実現するプログラムにより実現しても良い。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイルなどの情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)などの記憶装置、または、ICカード、SD(Secure Digital)メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)などの記録媒体に置くことができる。なお、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。
100・・・盗難防止装置、1・・・演算装置、2・・・リレー装置、
3・・・電力消費装置、4・・・電圧検知装置、5・・・通信モジュール、
6・・・タイマー、7・・・スマートフォン、8・・・GPS受信装置、
9・・・内蔵バッテリ、10a・・・親機側の盗難防止装置のデバイス監視装置、
10b・・・子機側の盗難防止装置のデバイス監視装置、200・・・車両バッテリ、
300・・・サーバ装置、101・・・全体制御部、102・・・リレー制御部、
103・・・電圧検知部、104・・・通信部
3・・・電力消費装置、4・・・電圧検知装置、5・・・通信モジュール、
6・・・タイマー、7・・・スマートフォン、8・・・GPS受信装置、
9・・・内蔵バッテリ、10a・・・親機側の盗難防止装置のデバイス監視装置、
10b・・・子機側の盗難防止装置のデバイス監視装置、200・・・車両バッテリ、
300・・・サーバ装置、101・・・全体制御部、102・・・リレー制御部、
103・・・電圧検知部、104・・・通信部
Claims (12)
- 車両のバッテリケーブルに接続される接続部と、
外部装置と通信を行う通信部と、
車両バッテリの電力を消費する電力消費装置と、
前記通信部を介して前記車両バッテリの消費を指示する信号を前記外部装置から受信すると、前記電力消費装置を用いて前記車両バッテリの電力を消費させる制御を行う全体制御部と、を備える
ことを特徴とする車両盗難防止装置。 - 請求項1に記載の車両盗難防止装置であって、
前記バッテリケーブルの正極側の前記接続部および負極側の前記接続部の間に前記電力消費装置とリレー装置とが配置され、
前記全体制御部は、
前記通信部を介して前記車両バッテリの消費を指示する信号であるリレーON信号を取得すると、前記リレー装置のスイッチをON状態にする制御を行う
ことを特徴とする車両盗難防止装置。 - 請求項2に記載の車両盗難防止装置であって、
前記車両バッテリの電圧を検知する電圧検知部を有し、
前記車両バッテリの電圧が所定値以下となったことを前記電圧検知部が検知した場合、
前記全体制御部は、前記リレー装置のスイッチをOFF状態にする制御を行う
ことを特徴とする車両盗難防止装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両盗難防止装置であって、
所定期間が設定されているタイマーを有し、
前記全体制御部は、
前記通信部を介してタイマーのリセット信号を前記外部装置から取得すると、前記タイマーの経過時間をリセットし、
前記タイマーの所定期間が経過した場合、前記車両バッテリの電力を消費させる制御を行う
ことを特徴とする車両盗難防止装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両盗難防止装置であって、
車両の位置情報を計測するGPS受信装置を有し、
前記全体制御部は、前記通信部を介して、所定のタイミングで前記車両の位置情報を前記外部装置に送信する
ことを特徴とする車両盗難防止装置。 - 請求項5に記載の車両盗難防止装置であって、
前記車両バッテリの電圧を検知する電圧検知部を有し、
前記全体制御部は、
前記電圧検知部を介して取得した車両バッテリの電圧値に基づき車両盗難防止装置が車両から取り外されたことを検知すると、前記通信部を介して前記車両の位置情報を前記外部装置に送信する
ことを特徴とする車両盗難防止装置。 - 車両のバッテリケーブルに接続される接続部と、
外部装置と通信を行う通信部と、
前記接続部により接続された車両バッテリの電圧を検知する電圧検知部と、
車両の位置情報を計測するGPS受信装置と、
前記接続部により接続された前記車両バッテリの電力を消費する電力消費装置と、
所定の制御を行う全体制御部と、を有する車両盗難防止装置を複数備え、
一の前記車両盗難防止装置が備える前記全体制御部は、前記一の前記車両盗難防止装置が備える前記電圧検知部を介して取得した前記車両バッテリの電圧値に基づき、前記一の前記車両盗難防止装置が前記車両から取り外されたと判断すると、前記一の前記車両盗難防止装置が備える前記通信部を用いて前記車両の位置情報を前記外部装置に送信し、
前記一の前記車両盗難防止装置以外の車両盗難防止装置が備える前記通信部が、前記外部装置から前記車両バッテリの電力を消費させる指示を受信すると、前記一の前記車両盗難防止装置以外の車両盗難防止装置が備える全体制御部は、前記一の前記車両盗難防止装置以外の車両盗難防止装置が備える前記電力消費装置を動作させる制御を行う
ことを特徴とする車両盗難防止システム。 - 車両のバッテリケーブルに接続される接続部と、外部装置と通信を行う通信部と、前記車両バッテリの電力を消費する電力消費装置と、前記通信部を介して前記車両バッテリの消費を指示する信号を前記外部装置から受信すると、前記電力消費装置を用いて前記車両バッテリの電力を消費させる制御を行う全体制御部と、他の車両盗難防止装置の電力状態を監視するデバイス間監視装置と、を有する第一の車両盗難防止装置と、
前記接続部と、前記電力消費装置と、前記全体制御部と、前記デバイス間監視装置と、所定期間が設定されているタイマーと、を有する第二の車両盗難防止装置と、
を有し、
前記第二の車両盗難防止装置の前記全体制御部は、
前記第二の車両盗難防止装置の前記デバイス間監視装置を介して前記第一の車両盗難防止装置が車両から取り外されたことを検知すると前記タイマーを始動させ、
前記タイマーの所定期間が経過した場合、前記車両バッテリの電力を消費させる制御を行う
ことを特徴とする車両盗難防止システム。 - 請求項8に記載の車両盗難防止システムであって、
前記第一の車両盗難防止装置の前記全体制御部は、
前記デバイス間監視装置を介して前記第二の車両盗難防止装置が車両から取り外されたことを検知すると、前記通信部を介して車両の位置情報を前記外部装置に送信する
ことを特徴とする車両盗難防止システム。 - 車両盗難防止装置と、前記車両盗難防止装置との間で通信を行う外部装置とを有する車両盗難防止システムであって、
前記車両盗難防止装置は、
車両のバッテリケーブルに接続される接続部と、
前記外部装置と通信を行う通信部と、
前記車両バッテリの電力を消費する電力消費装置と、
前記車両バッテリの消費に関する制御を行う全体制御部と、を有し、
前記外部装置は、
盗難あるいは持ち逃げの可能性がある車両に設置された車両盗難防止装置に対し、車両バッテリの消費を指示する信号を送信し、
前記全体制御部は、前記通信部を介して前記信号を前記外部装置から受信すると、前記電力消費装置を用いて前記車両バッテリの電力を消費させる制御を行う
ことを特徴とする車両盗難防止システム。 - 車両のバッテリケーブルに接続され、外部装置と通信を行う通信部と、前記車両バッテリの電力を消費する電力消費装置と、を有する車両盗難防止装置の車両盗難防止方法であって、
前記通信部により前記車両バッテリの消費を指示する信号を前記外部装置から受信すると、前記電力消費装置により前記車両バッテリの電力を消費させるステップを行う
ことを特徴とする車両盗難防止方法。 - 外部装置と通信を行う通信部と、
前記車両バッテリの電力を消費する電力消費装置と、
前記通信部を介して前記車両バッテリの消費を指示する信号を前記外部装置から受信すると、前記電力消費装置を用いて前記車両バッテリの電力を消費させる制御を行う全体制御部と、を備える
ことを特徴とする車載装置。
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