JP2018201848A - 流量目安計 - Google Patents

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Abstract

【課題】医療行為等の妨げとならないコンパクトで、接触による破損の恐れがなく、かつ、ガス供給量が0.25L/minから15L/minまでの広範囲に亘ってガス流体が流通しているか否かを鋭敏に検知できる流量目安計を提供することを課題とする。【課題を解決するための手段】本発明に係る流量目安計は、流体の流れを目視確認できる目安計であって、一端から他端に向かって順次段階的に大きくなる複数の異なる内径を有する筒状の透明な目安管と、目安管の内部に配置された球状のフロートと、を有するインジケータを備える流量目安計である。【選択図】図3

Description

本発明は、病室壁面に設けられた医療用ガス供給口に取り付けられ、所定流量のガスを加湿器などの医療器材を介して患者に供給する医療用ガス供給設備に係るガス流体の流量目安計に関するものである。
病院等の医療現場において、酸素やエアー等のガスが医療用ガスとして用いられ、医療用ガス供給設備により患者に供給されている。
例えば特許文献1には、医療用ガスが、ガス供給源からガス配管を介して各病室の壁に設けられたガス取出口に供給され、病室内のガス取出口からガス流量計、ガス流量調節器、加湿器、及びガス供給管を介して吸入マスクに供給され、吸入マスクより看者が医療用ガスを吸気する医療用ガス供給設備が開示されている。しかしながら、ガス取出口から上方へガス流量計が突出していることから、医療従事者がガス流量計に接触する等、医療行為の妨げになるとともに、ガス流量計を破損してしまう問題があった。
これに対して、特許文献2には、医療行為等の妨げとならないコンパクトで、接触による破損の恐れがない、ガス流量目安計が一体となった医療用ガス供給設備のガス流量調節器が開示されている。しかしながら、ガス流量調節器とガス流体の流量目安計が一体となっていることから、従来問題となっていた医療行為等の妨げとなり、接触による破損の恐れがあった流量目安計のみを交換して既存のガス流量調整器に取り付けることができない。このため、ガス流量調節器も合わせて交換する必要があり、既存のガス流量調節器を利用することができない無駄があった。
一方、特許文献3には、ガス取出口に設けたガス流量調節器の下方に取り付ける、ガス指示計のガス流体が流通する管の内面のテーパ角度が10.88度と一般的な流量計の管の内面のテーパ角度0.25度に比して大きくすることにより管の長さを短くして、従来に比して小型のガス指示計(流量目安計)が開示されている。しかしながら、医療用ガスの供給量は、用途や患者の状態に応じて、ガス流量調節器により、0.25L/minから15L/minまでの広範囲に亘っているにも拘らず、当該ガス指示計は、ガス流量が1L/min以上の流量にしか対応できず、1L/min未満の場合には、ガス流体が流通しているか否かを鋭敏に感知することができない問題があった。
特開平10−82671号公報 実案3206279号 特開2007−46970号
本発明は、医療行為等の妨げとならないコンパクトで、接触による破損の恐れがなく、かつ、ガス供給量が0.25L/minから15L/minまでの広範囲に亘ってガス流体が流通しているか否かを鋭敏に検知できる流量目安計を提供することを課題とする。
本発明に係る流量目安計は、流体の流れを目視確認できる目安計であって、
一端から他端に向かって順次段階的に大きくなる複数の異なる内径を有する筒状の透明な目安管と、
目安管の内部に配置された球状のフロートと、を有するインジケータを備える流量目安計である。
本発明に係る流量目安計であれば、目安管の長さを短くしても、ガス供給量が0.25L/minから15L/minまでの広範囲に亘ってガス流体が流通しているか否かを鋭敏に検知でき、また、医療行為等の妨げとならずコンパクトで、接触による破損の恐れがない。
本発明に係る流量目安計は、インジケータを内蔵するインジケータカバーをさらに備える、流量目安計である。
本流量目安計であれば、より、接触による破損の恐れがない。
本発明に係る流量目安計のインジケータカバーには、
インジケータカバーの上部に、 流体を供給する供給手段の供給口に脱着可能に装着するフレアと、インジケータカバーの下部に流体の被供給手段を脱着可能に装着する排出部と、
フレアに設けた流入口から目安管の一端に連結し、目安管の他端からノズルに設けた流出口に連結する流体経路と、を有する流量目安計である。
本発明に係る流量目安計であれば、インジケータカバーにインジケータおよび配管が内蔵され、コンパクトである。
本発明に係るインジケータは、
インジケータカバーの前側面に開口した開口部の内側に配置されている、流量目安計である。
インジケータが、カバーの前側面に配置されていれば、ガスの流量設定時に手でインジケータを覆い隠すことなく、ガスが流れていることを目視で確認することができる。
本発明に係るガス流量調節器の開口部は、さらに、インジケータカバーの両側面に開口している、ガス流量目安計である。
本発明によれば、インジケータを3方向から視認できる。
本発明に係る流量目安計であれば、医療行為等の妨げとならないコンパクトで、接触による破損の恐れがなく、かつ、ガス供給量が0.25L/minから15L/minまでの広範囲に亘ってガス流体が流通しているか否かを鋭敏に検知できる。
図1は、本実施形態に係る医療用ガス供給設備の構成を示す外観図である。 図2は、本実施形態に係る流量目安計の外観図である。 図3は、本実施形態に係る流量目安計の断面図である。 図4は、本実施形態に係る流量目安計のフロートの動きを示す、目安管の模式断面図である。
以下、本考案の一実施形態を、説明する。
図1に、本実施形態に係る医療用ガス供給設備1の構成を示す。医療用ガス供給設備1は、ガス供給源(不図示)、酸素供給ボックス3、ガス流量調整器6、流量目安計10及び加湿器(不図示)からなる。なお、医療用ガスの一例として酸素ガスを示しているが、これに限らず、エアー等のガスであってもよい。
ガス供給源(不図示)は、病室外に配備され、酸素ガスを後述する酸素供給ボックス3に供給する。
酸素供給ボックス3は、病室等の壁面2に取り付けられ、酸素供給源から酸素がガス配管4を介して供給される。酸素供給ボックス3には、上部にガス配管4が設けられ、前面にガス取出口5が設けられている。ガス取出口5にガス流量調節器6のインレットプラグ(不図示)を挿入して、ガス流量調節器6が酸素供給ボックス3に装着されている。
ガス流量調節器6は、ダイヤル式ガス流量調節器であって、酸素ガスの流量を調節する。インレットプラグ(不図示)を介してガス流量調節器6に供給された酸素ガスは、ダイヤル7を手で回転することにより任意の流量に調整され、連結口8から流出する。酸素ガスの流量は、例えば、予め設定された0、0.5、1、1.5、2、2.5、3、4、5、6、10、15L/minの流量のいずれかに選択することができる。なお、流量の設定値は、任意であり、これら以外の流量であってもよい。
図2に、流量目安計10の外観を示す。図2の(1)は、左側面図であり、(2)は、正面図である。また、図3に、目安計10のA−A断面の断面図を示す。
流量目安計(単に、目安計とも呼ぶ)10は、インジケータカバー11、フレア12、フレアナット13、及びインジケータ21からなる。流量目安計10は、インジケータカバー11の上部に配置されたフレア12を介してガス流量調節器6に接続されており、フレアナット13によりガス流量調節器6の連結口8に固定されている。
インジケータカバー11は、インジケータ21及び継手フィルタ25を内蔵する筐体であり、酸素ガスが流通する流通経路が設けられている。流通経路は、フレア12を貫通する流入口から、目安管22の下端部に連結して設けた接続室35に連結する流入路33と、目安管22の上端部から、インジケータカバー21の下部から突出するノズル14に設けられた流出口37に連結する流出路36からなる。
インジケータ21は、面積式浮遊型のガス流量のインジケータであり、インジケータカバー11の前方(壁面2と反対側)に位置し、目安管22、継手フィルタ25、及びフロート23からなる。目安管22は、透明な円筒状樹脂製管からなり、目安管22の下部41、中央部42、及び上部43の内径は、それぞれ異なり、順に大きくなっている。また、目安管22は、内部に封入された球状体のフロート23を有し、フロート23の直径は、下部41の内径よりは大きく、中央部42の内径よりは小さい。なお、フロート23の形状は、球状に限られず、目安管22を流れる流体の量に応じて浮遊すればよく、球状に限られず、例えば、頂点が下向きの円錐形であっても良い。
目安管22の下部41と中央部42の境界、及び、中央部42と上部43の境界、それぞれは、下部41、中央部42及び上部43のか内径が異なることから階段状になっているが、その角は、フロート22が酸素ガスの流量により上下し、繰り返し打ちつけられることから、破損防止のため、角を落として曲面になっている。万が一、角が破損して酸素ガスとともに患者に供給されることを防止するためである。なお、目安管22の内径の大きさは、3種類に限られず、2種類以上であれば、酸素ガスの流量の範囲に応じて、任意に選択すれば良い。
流量調節器6で流量が調節された酸素ガスは、フレア12を貫通する流入口32から流入路33に供給され、流入路33が目安管22に連結する接続室35に配置された継手フィルタ25を介して目安管22の下端から目安管22に流入する。継手フィルタ25は、目安管21に流入する酸素ガス中の異物を除去し、目安管22が正常に作動するよう異物の侵入を防止している。一方、目安管22に流入した酸素ガスは、封入されたフロート23を押し上げ、フロート23は、押し上げる力とフロート23の重さとがバランスした位置で止まり、フロート23が止まった位置で、酸素ガスが流れているかを目視確認することができる。更に、酸素ガスは、目安管22の上端から、流出路36へ流出する。
なお、ガス流量のインジケータ30は、面積式浮遊型に限らず、ガスが流れていることを目視確認できるものであればよい。また、流量調節器6により設定したガス流量が流れていることから、インジケータ21では酸素ガスが流れていることが確認できればよい。したがって、インジケータ21でガス流量を測定する必要はなく、一定量以上のガス流量が流れている場合には、目安管22の上端から目安管22内に突出して設けられたストッパ24にフロート23が当接して止まっていてもよく、目安管22の長さを短くすることができ、流量目安計10をコンパクトにすることができる。
図4は、フロート23の動きを示す、目安管22の模式断面図である。目安管23に酸素ガスが流れていないときは、フロート23は、フロート23bとして示した位置である目安管22の下部41と中央部42の境界部に当接している。フロート23が目安管22に連結する接続室35に配置された継手フィルタ25に当接していると、継手フィルタ25の一部をフロート23が塞ぎ、酸素ガスの流入量を干渉するので好ましくないので、下部41の長さは、フロート23が継手フィルタ25に当接しない長さが確保されていればよい。一方、酸素ガスが流れると、フロート23aとして示したように、フロート23は浮き上がる。目安管22の中央部42の内径は、酸素ガスの流量が0.25L/minの微量であっても、フロートが押し上げられ、酸素ガスが流れていることを確実に確認することができる太さが選定されている。一方、上部43の内径は、大量の酸素ガスが流れることができる太さが選定されている。なお、目安管22の下部41、中央部42、及び上部43それぞれの内径は、酸素ガスの流量に応じて任意に選択すれば良い。
一方、インジケータカバー11の前面の目安管22が位置する部分には、開口部15を有し、インジケータカバー11に内蔵されている目安管22を目視することができる。開口部15は、目安管22を正面及び両側面の3方向からも目視できるように開口していると、目安管22内で浮遊するフロート23の視認性が良好となり、好ましい。
目安管22から流出した酸素ガスは、流出路36を経由してノズル14を貫通する流出口37から、ノズル14に連結した被供給手段(不図示)に供給される。被供給手段は、加湿器6(不図示)、ガス供給ホース(不図示)、及び酸素マスク(不図示)からなる。
なお、酸素供給ボックス3より供給された酸素ガスは、ガス流量調節器6により所定のガス流量に調節された後、流量目安計10を経由して流量目安計10のノズル14を介して取り付けられた加湿器6に供給される。加湿器6に供給された酸素ガスは、加湿器6内で加湿された後、ガス供給ホース(不図示)を介して酸素マスク(不図示)に供給され、患者により呼気される。
本発明に係る流量目安計であれば、医療行為等の妨げとならないコンパクトで、接触による破損の恐れがなく、かつ、ガス供給量が0.25L/minから15L/minまでの広範囲に亘ってガス流体が流通しているか否かを鋭敏に検知できる。
1…医療用ガス供給設備
2…壁面
3…酸素供給ボックス
4…ガス配管
5…ガス取出口
6…ガス流量調節器
7…ダイヤル
8…連結口
10…流量目安計
11…インジケータカバー
12…フレア
13…フレアナット
14…ノズル
15…開口部
21…インジケータ
22…目安管
23…フロート
24…ストッパ
25…継手フィルタ
32…流入口
33…流入路
35…接続室
36…流出路
37…流出口
41…下部
42…中央部
43…上部

Claims (5)

  1. 流体の流れを目視確認できる流量目安計であって、
    一端から他端に向かって順次段階的に大きくなる複数の異なる内径を有する筒状の透明な目安管と、前記目安管の内部に配置されたフロートと、を有するインジケータを備える流量目安計。
  2. 前記インジケータを内蔵するインジケータカバーをさらに備える、請求項1に記載の流量目安計。
  3. 前記インジケータカバーは、
    流体を供給する供給手段の供給口に脱着可能に装着するフレアが前記インジケータカバーの上部に配置され、
    下部に流体の被供給手段を脱着可能に装着するノズルと、前記フレアを貫通する流入口から、前記目安管の前記一端に連結し、前記目安管の前記他端から前記ノズルが貫通する流出口に連結する流体経路を有する請求項2に記載の流量目安計。
  4. 前記インジケータは、前記インジケータカバーの前側面に開口した開口部の内側に配置されている、請求項2又は3に記載の流量目安計。
  5. 前記開口部は、さらに、前記インジケータカバーの両側面に開口している、請求項4に記載の流量目安計。

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