JP2018201417A - 収量予測システム - Google Patents

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良太 黒田
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Abstract

【課題】植物の収量を高い精度で予測できる収量予測システムを提供する。【解決手段】収量予測システム8は、入力栽培環境パラメータを栽培領域ごとに設定し、入力栽培環境パラメータに基づいて植物の栽培環境を栽培領域ごとに制御し、出力栽培環境パラメータを栽培領域ごとに測定し、出力栽培環境パラメータを記録し、収穫された植物の重量を測定し、その重量を記録し、出力栽培環境パラメータの中から収量予測に使用する1又は2以上のパラメータを入力栽培環境パラメータごとに選択し、出力栽培環境パラメータのうち選択されたかつ現在栽培中の植物に係るパラメータと、出力栽培環境パラメータのうち選択されかつ過去に収穫された植物に係るパラメータと、記録された植物の重量とに基づいて、収量を推定する。【選択図】図3

Description

本開示は、収量予測システムに関し、さらに詳しくは、植物の成長が複数の段階に分割され、複数の段階に対応して設けられた複数の栽培領域を備える植物工場で用いられる収量予測システムに関する。
近年、気象変動の影響を受けることなく、安定して無農薬の野菜等を生産できる植物工場が普及し始めている。植物工場は、人工光源を利用した人工光型植物工場と、太陽光を利用した太陽光型植物工場とに大別される。植物工場は、露地栽培に比べて多額の初期投資と操業コストを必要とする。特に人工光型植物工場は全ての栽培環境を人工的に制御するので、その額は太陽光型植物工場よりも大きい。このような植物工場において、収量を予測できれば、栽培方法の検証や修正といった品質改善、出荷時期や出荷量の計画といった販売計画や事業計画に大いに役立つ。
特許第6018765号公報(特許文献1)は、収穫時期の植物の収穫量の推定値として、現在の状態量に基づいて算出した推定値を示す推定収穫量と、植物の成長度合いを示す推定値として、現在の状態量に基づいて推定した結果を示す推定状態量とを算出する植物栽培システムを開示する。本システムは、植物の現在の状態量に基づいて収量を予測している。
特開2015−49号公報(特許文献2)は、気象データの時系列パターンを各生育ステージごとに解析することにより、生育状況に相関のあるパラメータ群を算出し、画像特徴量、ほ場の属性情報とパラメータ群を説明変数とした収量推計を実施する収量予測システムを開示する。本システムは、ほ場の空撮画像を利用するもので、植物工場には適用不可能である。
特許第6018765号公報 特開2015−49号公報
本開示の目的は、生産される植物の収量を高い精度で予測できる収量予測システムを提供することである。
本開示に係る収量予測システムは、植物工場で用いられる。植物工場は、複数の段階に対応して設けられた複数の栽培領域を備える。植物の成長は複数の段階に分割される。収量予測システムは、栽培環境設定部と、栽培環境制御部と、栽培環境測定部と、栽培環境記録部と、収量測定部と、収量記録部と、収量予測パラメータ選択部と、収量推定部とを備える。栽培環境設定部は、複数の入力栽培環境パラメータを栽培領域ごとに設定する。栽培環境制御部は、栽培環境設定部により設定された入力栽培環境パラメータに基づいて植物の栽培環境を栽培領域ごとに制御する。栽培環境測定部は、複数の出力栽培環境パラメータを栽培領域ごとに測定する。栽培環境記録部は、栽培環境測定部により測定された出力栽培環境パラメータを記録する。収量測定部は、収穫された植物の重量を測定する。収量記録部は、収量測定部により測定された植物の重量を記録する。収量予測パラメータ選択部は、複数の出力栽培環境パラメータの中から、収量予測に使用する1又は2以上の出力栽培環境パラメータを栽培環境設定部により設定された入力栽培環境パラメータごとに選択する。収量推定部は、栽培環境記録部により記録された出力栽培環境パラメータのうち収量予測パラメータ選択部により選択された出力栽培環境パラメータでありかつ現在栽培中の植物に係る出力栽培環境パラメータと、栽培環境記録部により記録された出力栽培環境パラメータのうち収量予測パラメータ選択部により選択された出力栽培環境パラメータでありかつ過去に収穫された植物に係る出力栽培環境パラメータと、収量記録部により記録された植物の重量とに基づいて、現在栽培中の植物が収穫される時に到達するであろう重量を推定する。
収量予測パラメータ選択部は、出力栽培環境パラメータを栽培領域ごとに選択してもよい。収量予測パラメータ選択部は、出力栽培環境パラメータを植物の品種ごとに選択してもよい。入力栽培環境パラメータは、例えば、照明のオン及びオフ、及び/又は設定温度である。
図1は、実施の形態に係る収量予測システムが用いられる植物工場の2階のレイアウトを示す平面図である。 図2は、図1に示される植物工場の1階のレイアウトを示す平面図である。 図3は、実施の形態に係る収量予測システムの概略構成を示す機能ブロック図である。 図4は、図3に示される収量予測システムの第1の実施の形態に係る構成を示す機能ブロック図である。 図5は、図4中の環境制御履歴データベースのうちLEDに係る構成を示すテーブルである。 図6は、図4中の環境制御履歴データベースのうちエアコンに係る構成を示すテーブルである。 図7は、図4中の環境測定結果データベースのうち播種棚に係る構成を示すテーブルである。 図8は、図4中の環境測定結果データベースのうち育苗棚に係る構成を示すテーブルである。 図9は、図4中の収量実績データベースの構成を示すテーブルである。 図10は、図4中の品種選択データベースの構成を示すテーブルである。 図11は、図4中の栽培段階選択データベースの構成を示すテーブルである。 図12は、図4中の栽培条件データベースの構成を示すテーブルである。 図13は、図4中のパネル移動計画データベースの構成を示すテーブルである。 図14は、図4中の栽培計画データベースの構成を示すテーブルである。 図15は、図4中のパラメータ選択データベースの構成を示すテーブルである。 図16は、図4中の収量予測データベースの構成を示すテーブルである。 図17は、図3に示される収量予測システムの第2の実施の形態に係る構成を示す機能ブロック図である。 図18は、図17中の環境制御履歴データベースのうち育苗室から生育室への自動搬送機に係る構成を示すテーブルである。 図19は、図17中の環境制御履歴データベースのうち生育室から収穫室への自動搬送機に係る構成を示すテーブルである。 図20は、図17中の収量予測データベースの構成を示すテーブルである。 図21は、図17中のパネル情報データベースの構成を示すテーブルである。
以下、図面を参照し、本実施の形態に係る収量予測システムを説明する。図中同一及び相当する構成には同一の符号を付し、同じ説明を繰り返さない。
[植物工場の構成]
図1及び図2を参照して、植物工場100は、複数の栽培室、具体的には、播種室1、緑化室5、育苗室2、生育室3、及び収穫室4を備える。図1に示されるように、播種室1、緑化室5、及び育苗室2は、建屋10内の2階に配置される。図2に示されるように、収穫室4は、建屋10内の1階に配置される。図1及び図2に示されるように、生育室3は、建屋10内の1階及び2階を貫通して配置される。
播種室1、緑化室5、育苗室2、生育室3、及び収穫室4は、それぞれ、壁、天井、床などで取り囲まれ、互いに遮蔽される。植物の成長は、複数の段階、本例では、播種段階、緑化段階、育苗段階、及び生育段階という4つの栽培段階に分割される。播種室1、緑化室5、育苗室2、及び生育室3は、播種段階、緑化段階、育苗段階、及び生育段階に対応して設けられる。
図1を参照して、播種室1は、植物の播種を行うための栽培室である。播種室1は、多段の播種棚A1を含む。緑化室5は、播種室1の隣に配置される。緑化室5は、植物の緑化(発芽)を行うための栽培室である。緑化室5は、多段の緑化棚B1,B2を含む。育苗室2は、植物の育苗を行うための栽培室である。育苗室2は、多段の育苗棚C1,C2を含む。育苗室2はさらに、投入装置22、取出装置23、定植機24、及びコンベア25を含む。
育苗棚C1,C2は、それぞれ、長手方向の一端側に投入口211を有し、長手方向の他端側に取出口212を有する。育苗棚C1,C2は、投入口211同士が対向するように、直列に配置される。育苗棚C1,C2の間には、苗選別領域7が設けられる。
育苗棚C1,C2の各投入口211側には、投入装置22が配置される。育苗棚C1,C2の各取出口212側には、取出装置23が配置される。投入装置22及び取出装置23は、上下動可能に構成される。各取出口212の近傍には、定植機24が設けられる。各定植機24の近傍には、コンベア25が配置される。
生育室3は、育苗室2及び収穫室4の隣に配置される。生育室3は、植物の生育を行うための栽培室である。生育室3は周壁31で囲まれる。生育室3の詳細は後述する。
図2を参照して、収穫室4は、植物の収穫を行うための栽培室である。収穫室4は、播種室1、緑化室5及び育苗室2の階下である1階に配置される。
収穫室4は、コンベア41、出荷領域42、及び洗浄領域43を含む。コンベア41は、生育室3内から収穫室4へと延び、出荷領域42を通って洗浄領域43に到達している。コンベア41の一部は、生育室3内において、収穫室4に近接する部分に配置される。
出荷領域42には、ウェイトチェッカ421、梱包機422、金属探知機423、製函封緘機424が設けられる。洗浄領域43には、洗浄機431、及び垂直搬送機432が設けられる。ウェイトチェッカ421は、収穫された植物の重量を測定する。
[生育室の具体的構成]
次に、生育室3の具体的構成を説明する。
図1及び図2に示されるように、生育室3は複数の生育室32A,32Bに分割される。生育室32A,32Bは、垂直仕切壁33で生育室3内を二分することにより形成される。
生育室32A,32Bは、それぞれ、周壁31及び垂直仕切壁33により画定される。周壁31及び垂直仕切壁33は、いずれも、建屋10の床面から天井まで延びている。したがって、生育室32A,32Bは、それぞれ、全側面及び上下面が閉じられた部屋である。生育室32A及び32Bは同じ構成を有するが、平面視で線対称に配置される。
以下、生育室32A,32Bの構成を説明する。生育室32A,32Bを特に区別しないときは、生育室32と総称する。
生育室32は、複数の多段の生育棚D1〜D40、投入用自動搬送機322、及び取出用自動搬送機323を含む。生育棚D1〜D20は、生育室32A内に並列に配置される。生育棚D21〜D40は、生育室32B内に並列に配置される。生育棚D1〜D40の各段には、多数のLED(図示せず)が配置される。生育棚D1〜D40の各段には、生育中の野菜Vが並ぶ。
生育棚D1〜D40は、同一の方向に延びる。生育棚D1〜D40は、それぞれ、長さ方向の一端に投入口3211を有し、長さ方向の他端に取出口3212を有する。生育棚D1〜D40の投入口3211は、生育室3の端側に位置付けられる。生育棚D1〜D40の取出口3212は、生育室3の中央側に位置付けられる。これにより、生育室32A内の生育棚D1〜D20の取出口3212は、垂直仕切壁33を介して、生育室32B内の生育棚D21〜D40の取出口3212と対向する。
投入用自動搬送機322は、生育室32内において、生育棚D1〜D40の投入口3211側に配置される。取出用自動搬送機323は、生育室32内において、生育棚D1〜D40の取出口3212側に配置される。自動搬送機322,323は、生育棚D1〜D40が並ぶ方向及び上下方向に移動可能に構成される。自動搬送機322,323は、例えば、スタッカクレーンである。
生育室32はさらに、エアコン(空調機)324及び制御盤325を含む。エアコン324及び制御盤325は、生育室32内において、生育棚D1〜D40の投入口3211側に配置される。エアコン324は、生育棚D1〜D40の投入口3211から空気を吸引し、生育棚D1〜D40の間に空気を供給する。エアコン324と生育棚D1〜D40との間には、差圧壁35が配置される。エアコン324から供給された空気は、生育棚D1〜D40の間、生育棚D1〜D40の取出口3212、投入口3211の順に循環する。制御盤325は、自動搬送機322,323、エアコン324、LED326などを制御する。
エアコン324、制御盤325、及びLED326は、生育室3と同様に、播種室1、緑化室5、及び育苗室2にも配置される。
[収量予測システムの概略構成]
次に、植物工場100で用いられる収量予測システムの概略構成を説明する。
図3を参照して、収量予測システム8は、栽培環境設定部81と、栽培環境制御部82と、栽培環境測定部83と、栽培環境記録部84と、収量測定部85と、収量記録部86と、収量予測パラメータ選択部87と、収量推定部88とを備える。
栽培環境設定部81は、複数の入力栽培環境パラメータを栽培室ごとに設定する。栽培環境制御部82は、栽培環境設定部81により設定された入力栽培環境パラメータに基づいて植物の栽培環境を栽培室ごとに制御する。栽培環境測定部83は、複数の出力栽培環境パラメータを栽培室ごとに測定する。栽培環境記録部84は、栽培環境測定部83により測定された出力栽培環境パラメータを記録する。収量測定部85は、収穫された植物の重量を測定する。収量記録部86は、収量測定部85により測定された植物の重量を記録する。収量予測パラメータ選択部87は、複数の出力栽培環境パラメータの中から、収量予測に使用する1又は2以上の出力栽培環境パラメータを栽培環境設定部81により設定された入力栽培環境パラメータごとに選択する。収量推定部88は、栽培環境記録部84により記録された出力栽培環境パラメータのうち収量予測パラメータ選択部87により選択された出力栽培環境パラメータでありかつ現在栽培中の植物に係る出力栽培環境パラメータと、栽培環境記録部84により記録された出力栽培環境パラメータのうち収量予測パラメータ選択部87により選択された出力栽培環境パラメータでありかつ過去に収穫された植物に係る出力栽培環境パラメータと、収量記録部86により記録された植物の重量とに基づいて、現在栽培中の植物が収穫される時に到達するであろう重量を推定する。
収量予測パラメータ選択部87は、出力栽培環境パラメータを栽培室ごとに選択してもよい。収量予測パラメータ選択部87は、出力栽培環境パラメータを植物の品種ごとに選択してもよい。入力栽培環境パラメータは、例えば、照明のオン/オフ、及び温度を含む。出力栽培環境パラメータは、例えば、温度、湿度、pH、炭酸ガス濃度、及びECからなる群から選択される少なくとも2つを含む。
[収量予測システムの具体的構成(第1の実施の形態)]
次に、第1の実施の形態に係る収量予測システム8の具体的構成を説明する。
図4を参照して、収量予測システム8は、環境制御機器91、環境測定機器92、サーバ93、栽培管理者用PC(パーソナルコンピュータ)94、及び栽培現場用PC96を備える。
環境制御機器91は、各栽培室に配置されたLED326と、LED326を制御する制御盤912と、各栽培室に配置されたエアコン324と、エアコン324を制御する制御盤914とを含む。
環境測定機器92は、温度計921、pHメータ922、湿度計923、COセンサ924、及びECメータ925を含む。温度計921は、各栽培室の温度を測定する。pHメータ922は、水耕栽培に用いられる養液のpHを測定する。湿度計923は、各栽培室の湿度を測定する。COセンサ924は、各栽培室の炭酸ガス濃度を測定する。ECメータ925は、水耕栽培に用いられる養液のEC(電気伝導率)を測定する。
サーバ93は、環境制御履歴データベース931、環境測定結果データベース932、収量実績データベース933、分析プログラム934、及び収量予測データベース935を含む。サーバ93は、植物工場内の管理室、複数の植物工場100を統括する管理会社などに設置される。
栽培管理者用PC94は、品種選択データベース941、栽培段階選択データベース942、栽培条件データベース943、パネル移動計画データベース944、栽培計画データベース945、パラメータ選択データベース946、入力部947、マウス948、キーボード949、出力部950、及びディスプレイ951を含む。栽培管理者用PC94は、植物工場100内の管理室などに設置される。
栽培現場用PC96は、ディスプレイ961を含む。栽培現場用PC96は、播種室1、緑化室5、育苗室2、生育室3、収穫室4などに設置される。
サーバ93、栽培管理者用PC94、及び栽培現場用PC96は、CPU、メモリ、ハードディスクなどを含むコンピュータであり、それぞれに専用のアプリケーションプログラムがインストールされる。CPUは、これらのプログラムをメモリに読み出して実行する。
環境制御履歴データベース931には、LED326のオン/オフ、エアコン324の設定温度などの制御履歴が記録される。具体的には図5に示されるように、LED326をオン又はオフした日時、そのLED326を含む棚の識別番号、及び制御盤912から取得したLED326の状態(オン又はオフ)を記録する。また、図6に示されるように、栽培室の温度が設定温度になるようにエアコン324が動作を開始した日時、そのエアコン324に対応する棚の識別番号、及び制御盤914から取得したエアコン324の設定温度が記録される。LED326の状態及びエアコン324の設定温度は、栽培室ごとに設定される「入力栽培環境パラメータ」である。
環境測定結果データベース932には、温度、pH、湿度、炭酸ガス濃度、ECなどの測定結果が記録される。具体的には図7及び図8に示されるように、測定日時、棚番号、測定結果が記録される。図7は、播種棚A1の環境測定機器921から取得した測定結果の例を示す。図8は、生育棚D1の環境測定機器921から取得した測定結果の例を示す。温度、pH、湿度、炭酸ガス濃度、及びECは、栽培室ごとに測定される「出力栽培環境パラメータ」である。
収量実績データベース933には、収穫され、ウェイトチェッカ421により測定された植物の重量、作業員が目視で確認した植物の品種などが記録される。具体的には図9に示されるように、収穫日時、1株当たりの重量、品種などが記録される。
再び図4を参照して、分析プログラム932は、これらのデータベース931〜933のほか、後述するデータベース941〜946から必要なデータを読み出し、収穫される植物の収量を予測し、収量予測データベース935に記録する。
品種選択データベース941には、具体的には図10に示されるように、選択可能な品種が記録される。本実施例では、フリルレタスとプリーツレタスという品種をそれぞれ「フリル」と「プリーツ」という略称で品種選択データベース941に記録している。栽培段階選択データベース942には、具体的には図11に示されるように、選択可能な栽培段階が記録される。
栽培条件データベース943には、栽培条件が記録される。具体的には図12に示されるように、栽培段階、品種、日数、栽培棚の数、棚番号と、温度などの環境制御の目標値が記録される。例えば育苗段階には、品種「フリル」、日数「7日」、栽培段階「C」(育苗)、育苗棚の数「2台」、棚番号「C1」、目標温度「20度」、目標湿度「30%」、明期時間(LEDがオンの時間)「12時間」が記録される。
パネル移動計画データベース944には、栽培パネルを投入する栽培棚の順番が記録される。具体的には図13に示されるように、播種予定日、並びに播種棚、緑化棚、育苗棚、及び生育棚の番号が記録される。例えば4月29日にフリルレタスを播種しようとする場合、播種棚A1、緑化棚B1、育苗棚C1、生育棚D1という順番で、栽培パネルを移動する計画が記録される。
栽培計画データベース945には、栽培パネルを移動する予定日が記録される。具体的には図14に示されるように、播種予定日、緑化予定日、育苗予定日、生育予定日、収穫予定日が記録される。例えば4月29日にフリルレタスを播種しようとする場合、播種予定日「4月29日」、栽培パネルを播種棚から緑化棚に移動する予定日「5月1日」、栽培パネルを緑化棚から育苗棚に移動する予定日「5月5日」、栽培パネルを育苗棚から生育棚に移動する予定日「5月12日」、フリルレタスを収穫する予定日「6月1日」が記録される。播種予定日が入力されると、図12に示される栽培条件データベース943の日数を参照して、緑化予定日、育苗予定日、生育予定日、及び収穫予定日が自動的に算出される。
自動搬送機322,323は、パネル移動計画データベース944及び栽培計画データベース945を参照し、栽培パネルを移動する。本実施の形態では、計画通りに栽培パネルを移動しているため、収穫した植物の入力栽培環境パラメータ、出力栽培環境パラメータ、及び収量を対応付けて記録することができる。
パラメータ選択データベース946には、収量予測に使用する出力栽培環境パラメータが記録される。具体的には図15に示されるように、LEDの状態、栽培段階、品種、収量予測に使用する出力栽培環境パラメータ(温度、湿度、炭酸ガス濃度、pH、及びEC)などが記録される。○印は当該パラメータの使用を示す。空欄は当該パラメータの不使用を示す。例えば栽培段階が緑化にあるフリルレタスにおいて、LEDを制御してオフにした時間帯は、収量予測に使用すべき出力栽培環境パラメータとして、温度、炭酸ガス濃度、及びpHが記録され、収量予測に使用すべきでない出力栽培環境パラメータとして湿度及びECが記録される。
収量予測に使用する出力栽培環境パラメータは、植物工場の長年の実績から得た経験則で決定してもよく、また、人工知能技術を利用して自動的に決定してもよい。
収量予測データベース935には、分析プログラム932により予測された収量が記録される。具体的には図16に示されるように、収穫予定日、品種、予測された重量などが記録される。
[収量予測システムの動作]
以下、図3及び図4を参照し、収量予測システム8の動作を説明する。
栽培環境設定部81は、複数の入力栽培環境パラメータを栽培室ごとに設定する。具体的には、播種室1、緑化室5、育苗室2、及び生育室3の各々に、入力栽培環境パラメータとして、LED326のオン/オフ及びエアコン324の温度を設定する。
栽培環境制御部82は、栽培環境設定部81により設定された入力栽培環境パラメータに基づいて植物の栽培環境を栽培室ごとに制御する。具体的には、播種室1、緑化室5、育苗室2、及び生育室3の各々において、制御盤912はLED326を制御してオン又はオフにする。また、制御盤914は各栽培室の温度が設定温度になるようにエアコン324を制御する。サーバ93は、制御盤912からLED326の状態(オン又はオフ)と制御盤914からエアコン324の設定温度とを取得し、図5及び図6に示されるように、現在の日時及び制御対象の栽培棚の識別番号とともに栽培制御履歴データベース931に記録する。
栽培環境測定部83は、複数の出力栽培環境パラメータを栽培室ごとに測定する。具体的には、播種室1、緑化室5、育苗室2、及び生育室3の各々において、環境測定機器92は、出力栽培環境パラメータとして、温度、pH、湿度、炭酸ガス濃度、及びECを測定する。
栽培環境記録部84は、栽培環境測定部83により測定された出力栽培環境パラメータを記録する。具体的には、サーバ93は、環境測定機器92から測定結果である出力栽培環境パラメータを取得し、図7及び図8に示されるように、測定日時及び制御対象の栽培棚の識別番号とともに環境測定結果データベース932に記録する。
収量測定部85は、収穫された植物の重量を測定する。具体的には、ウェイトチェッカ421は収穫された植物の重量を測定する。収量記録部86は、収量測定部85により測定された植物の重量を記録する。具体的には、サーバ93は、ウェイトチェッカ421から測定された植物の重量と作業員により入力された植物の品種とを取得し、図9に示されるように、収穫日時とともに収量実績データベース933に記録する。
収量予測パラメータ選択部87は、複数の出力栽培環境パラメータの中から、収量予測に使用する1又は2以上の出力栽培環境パラメータを栽培環境設定部81により設定された入力栽培環境パラメータごとに選択する。具体的には、サーバ93は、パラメータ選択データベース946を参照し、収量予測に使用すべき出力栽培環境パラメータを選択する。ここで選択すべき出力栽培環境パラメータは、入力栽培環境パラメータ(LED326の状態及びエアコン324の設定温度)ごと、栽培室ごと、品種ごとに変更する。
例えばフリルレタスの場合、播種段階において、LED326をオンにしたときは、播種室1の温度を選択する。播種段階の明期(LED326がオンの期間)では、フリルレタスの成長は主として温度に依存するからである。また、播種段階にあるフリルレタスにおいて、LED326をオフにしたときは、播種室1の炭酸ガス濃度を選択する。播種段階の暗期(LED326がオフの期間)では、フリルレタスの成長は主として炭酸ガス濃度に依存するからである。また、緑化段階にあるフリルレタスにおいて、LED326をオンにしたときは、緑化室5の温度及び湿度を選択する。緑化段階の明期では、フリルレタスの成長は主として温度及び湿度に依存するからである。また、緑化段階にあるフリルレタスにおいて、LED326をオフにしたときは、緑化室5の温度、炭酸ガス濃度、及び養液のpHを選択する。緑化段階の暗期では、フリルレタスの成長は主として温度、炭酸ガス濃度、及びpHに依存するからである。
収量推定部88は、栽培環境記録部84により記録された出力栽培環境パラメータのうち収量予測パラメータ選択部87により選択された出力栽培環境パラメータでありかつ現在栽培中の植物に係る出力栽培環境パラメータと、栽培環境記録部84により記録された出力栽培環境パラメータのうち収量予測パラメータ選択部87により選択された出力栽培環境パラメータでありかつ過去に収穫された植物に係る出力栽培環境パラメータと、収量記録部86により記録された植物の重量とに基づいて、現在栽培中の植物が収穫される時に到達するであろう重量を推定する。
具体的には、サーバ93は、選択した出力栽培環境パラメータを環境測定結果データベース932から読み出す。より具体的には、現在栽培中の植物に係る出力栽培環境パラメータと、過去に収穫された植物に係る出力栽培環境パラメータとを読み出す。サーバ93はまた、収量実績データベース933から過去に収穫された植物の重量を読み出す。過去に収穫された植物に係る出力栽培環境パラメータとその重量との間には相関関係が存在する。したがって、この相関関係を参照すれば、現在栽培中の植物に係る出力栽培環境パラメータからその植物が収穫される時に到達するであろう重量を推定することができる。
以上、本実施の形態によれば、植物の成長に大きく依存する出力栽培環境パラメータのみに着目し、この出力栽培環境パラメータを、入力栽培環境パラメータごと、栽培室ごと、品種ごとに適宜変更することで、収穫される植物の重量を高い精度で予測することができる。
[収量予測システムの具体的構成(第2の実施の形態)]
図17を参照して、第2の実施の形態に係る収量予測システム8においては、環境制御機器91はさらに、自動搬送機322,323と、自動搬送機322,323を制御する制御盤916とを含む。栽培管理者用PC94は、図4に示されるパネル移動計画データベース944に代えて、パネル情報データベース952を含む。
環境制御履歴データベース931には、図5及び図6に示されるLED326のオン/オフ、エアコン324の設定温度に加えて、栽培パネルの移動に係る制御履歴も記録される。具体的には図18に示されるように、投入用自動搬送機322が栽培パネルを育苗室2から生育室3に移動させた場合、その移動日時、栽培パネルを取り出した育苗棚の識別番号、パネルID(識別子)、及び栽培パネルを投入した生育棚の識別番号が記録される。また、具体的には図19に示されるように、取出用自動搬送機323が栽培パネルを生育室3から収穫室4に移動させた場合、その移動日時、栽培パネルを取り出した生育棚の識別番号、及びパネルIDが記録される。このような栽培パネルの移動に係る制御履歴は、図17に示されるサーバ93が制御盤916からこれを取得して環境制御履歴データベース931に記録する。
収量実績データベース933には、図9に示される収穫日時、1株当たりの重量に加えて、図20に示されるようにパネルIDも記録される。パネルIDは、図17に示されるサーバ93がウェイトチェッカ421からこれを取得して収量実績データベース933に記録する。パネルIDは、収穫室4の作業員がウェイトチェッカ421に入力してもよいが、各栽培パネルにICタグを付け、タグリーダがこれを読み取るようにしてもよい。
パネル情報データベース952には、栽培パネルの全ての移動に係る制御履歴が記録される。具体的には図21に示されるように、パネルID、その栽培パネルに植えられた植物の品種、その栽培パネルを播種棚に投入した日時及びその播種棚の識別番号、その栽培パネルを緑化棚に投入した日時及びその緑化棚の識別番号、その栽培パネルを育苗棚に投入した日時及びその育苗棚の識別番号、並びにその栽培パネルを生育棚に投入した日時及びその生育棚の識別番号が記録される。
生育棚への栽培パネルの投入に係る制御履歴は、栽培管理者用PC94が環境制御履歴データベース931からこれを読み出してパネル情報データベース952に記録する。育苗棚への栽培パネルの投入に係る制御履歴は、栽培管理者用PC94が図1に示される投入装置22からこれを取得してパネル情報データベース952に記録する。
本実施の形態では、播種棚及び緑化棚への栽培パネルの投入は作業員が行うので、作業員がこれらの履歴情報を入力しているが、投入装置が栽培パネルを自動的に投入するようにしてもよく、この場合、栽培管理者用PC94が投入装置からこれらの制御履歴を取得してパネル情報データベース952に記録するようにしてもよい。
パネルIDは、作業員が入力してもよいが、各栽培パネルにICタグを付けた場合、タグリーダを各栽培棚の投入口付近に設け、タグリーダがICタグからパネルIDを読み取るようにしてもよい。
品種は、作業員が入力してもよいが、品種ごとに栽培パネルを使い分けるようにしてもよく、この場合、品種を入力する必要はない。また、植物をカメラで撮影し、画像処理により品種を判別するようにしてもよい。
上記第2の実施の形態では、栽培パネルにパネルIDを付与し、栽培パネルを投入する栽培棚の種類及びその投入日時を管理しているため、収穫した植物の入力栽培環境パラメータ、出力栽培環境パラメータ、及び収量を対応付けて記録することができる。その結果、過去に収穫された植物に係る出力栽培環境パラメータ及びその収量を参照し、現在栽培中の植物に係る出力栽培環境パラメータからその収量を予測することができる。
上記栽培環境の制御及び測定は、栽培室ごとに行ってもよいが、栽培棚ごとに行ってもよく、さらに栽培棚の段ごとに行ってもよい。
また、上記実施の形態では、各栽培室は独立した部屋であり、他の栽培室から遮蔽されているが、必ずしもこのような部屋でなくてもよい。例えば播種棚、緑化棚、育苗棚など、複数種類の栽培棚を1つの大きな部屋に設置し、各栽培棚の周辺に専用のエアコンを設置してもよい。この場合、空調制御を完全に独立して行うことはできないが、ある程度は独立して行うことはできる。複数の栽培室は、複数の栽培段階に対応して設けられた複数の栽培領域でもよい。
以上、実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限り種々の変更が可能である。
1:播種室
2:育苗室
3:生育室
4:収穫室
5:緑化室
8:収量予測システム
81:栽培環境設定部
82:栽培環境制御部
83:栽培環境測定部
84:栽培環境記録部
85:収量測定部
86:収量記録部
87:収量予測パラメータ選択部
88:収量推定部
100:植物工場

Claims (4)

  1. 植物の成長が複数の段階に分割され、前記複数の段階に対応して設けられた複数の栽培領域を備える植物工場で用いられる収量予測システムであって、
    複数の入力栽培環境パラメータを前記栽培領域ごとに設定する栽培環境設定部と、
    前記栽培環境設定部により設定された入力栽培環境パラメータに基づいて植物の栽培環境を前記栽培領域ごとに制御する栽培環境制御部と、
    複数の出力栽培環境パラメータを前記栽培領域ごとに測定する栽培環境測定部と、
    前記栽培環境測定部により測定された出力栽培環境パラメータを記録する栽培環境記録部と、
    収穫された植物の重量を測定する収量測定部と、
    前記収量測定部により測定された植物の重量を記録する収量記録部と、
    前記複数の出力栽培環境パラメータの中から、収量予測に使用する1又は2以上の出力栽培環境パラメータを前記栽培環境設定部により設定された入力栽培環境パラメータごとに選択する収量予測パラメータ選択部と、
    前記栽培環境記録部により記録された出力栽培環境パラメータのうち前記収量予測パラメータ選択部により選択された出力栽培環境パラメータでありかつ現在栽培中の植物に係る出力栽培環境パラメータと、前記栽培環境記録部により記録された出力栽培環境パラメータのうち前記収量予測パラメータ選択部により選択された出力栽培環境パラメータでありかつ過去に収穫された植物に係る出力栽培環境パラメータと、前記収量記録部により記録された植物の重量とに基づいて、前記現在栽培中の植物が収穫される時に到達するであろう重量を推定する収量推定部とを備える、収量予測システム。
  2. 請求項1に記載の収量予測システムであって、
    前記収量予測パラメータ選択部は、前記出力栽培環境パラメータを前記栽培領域ごとに選択する、収量予測システム。
  3. 請求項1又は2に記載の収量予測システムであって、
    前記収量予測パラメータ選択部は、前記出力栽培環境パラメータを植物の品種ごとに選択する、収量予測システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の収量予測システムであって、
    前記入力栽培環境パラメータは、照明のオン及びオフ、及び/又は設定温度である、収量予測システム。
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