JP2018199393A - Wiring harness - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ワイヤハーネスに関する。 The present invention relates to a wire harness.
特許文献1には、ハイブリッド自動車又は電気自動車において、車両の前部室内に配索されるフロント側ワイヤハーネスと、車両の後部室内に配索されるリア側ワイヤハーネスと、車両の床下に配索される床下共用ワイヤハーネスとに分割されるワイヤハーネスが開示されている。床下共用ワイヤハーネスは、3本の電線を一括して挿通するシールドパイプを有している。 In Patent Document 1, in a hybrid vehicle or an electric vehicle, a front-side wire harness routed in the front compartment of the vehicle, a rear-side wire harness routed in the rear compartment of the vehicle, and a route under the vehicle floor A wire harness that is divided into a common under-floor wire harness is disclosed. The underfloor common wire harness has a shield pipe through which three electric wires are inserted.
ところで、床下共用ワイヤハーネスにおいて、シールドパイプに代えて、割り溝を介して開閉可能なコルゲートチューブを用いることもある。これによれば、開状態のコルゲートチューブに各電線を横入れすることができるため、各電線の挿通作業を容易に行うことができる。しかし、コルゲートチューブが室外に配設されると、割り溝を通して水が浸入し、浸入した水が各電線等を伝って車両の室内(フロント側ワイヤハーネス、リア側ワイヤハーネス)に至るおそれがある。これに対し、ワイヤハーネスに室外側から室内側の全長にわたってゴムブーツを外挿して防水を図ることも可能である。しかるに、例えば、雰囲気温度の高いエンジンルーム内では耐熱性の良好なゴムブーツを用いる必要があるため、使用可能な材料が制限され、コストが高くつくという事情がある。 By the way, in the underfloor common wire harness, a corrugated tube that can be opened and closed via a split groove may be used instead of the shield pipe. According to this, since each electric wire can be put horizontally into the open corrugated tube, the insertion operation of each electric wire can be easily performed. However, if the corrugated tube is disposed outside the room, water may infiltrate through the split groove, and the infiltrated water may travel through the electric wires to reach the vehicle interior (front side wire harness, rear side wire harness). . On the other hand, it is possible to extrapolate rubber boots over the entire length from the outdoor side to the indoor side of the wire harness to achieve waterproofing. However, for example, it is necessary to use rubber boots with good heat resistance in an engine room having a high ambient temperature, and therefore there are circumstances in which usable materials are limited and costs are high.
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、室外側の構造のコスト低減を図りつつ、室内側の防水を図ることが可能なワイヤハーネスを提供することを目的とする。 The present invention has been completed based on the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a wire harness capable of waterproofing the indoor side while reducing the cost of the outdoor structure. .
本発明のワイヤハーネスは、電線が配索される配索経路に、室外に配置される室外領域と、室内に配置される室内領域とが含まれ、前記室外領域と前記室内領域とにまたがって、前記電線の外周を包囲する外装部材が設けられ、前記室内領域に、前記電線と前記外装部材の端部との間を封止するシール部が設けられているところに特徴を有する。 The wire harness of the present invention includes an outdoor region disposed outside the room and an indoor region disposed indoors in the routing route through which the electric wire is routed, and spans the outdoor region and the indoor region. The exterior member which surrounds the outer periphery of the said electric wire is provided, The seal | sticker part which seals between the said electric wire and the edge part of the said exterior member is provided in the said indoor area | region, It has the characteristics.
ワイヤハーネスの室内領域には電線と外装部材の端部との間を封止するシール部が設けられているため、仮に、室外領域が浸水しても室内領域の防水を図ることができる。また、室外領域に特別な防水構造を設置する必要がないため、室外領域の構造のコスト低減を図ることができる。 Since the seal part which seals between the electric wire and the edge part of an exterior member is provided in the indoor area | region of the wire harness, even if an outdoor area | region is flooded, the indoor area | region can be waterproofed. Moreover, since it is not necessary to install a special waterproof structure in the outdoor area, the cost of the outdoor area structure can be reduced.
本発明の好ましい実施形態を以下に示す。
前記外装部材の内側に、前記電線を覆ってシールドする可撓性のシールド部材が配置され、前記シール部が、前記電線側から径方向に張り出し、径方向外部に前記シールド部材及び前記外装部材の端部が収容される収容凹部を有するホルダと、前記収容凹部内に封入される封止材とを有しているとよい。シールド部材が可撓性であるため、ゴム栓等で防水を図ることが難しいという事情があっても、本構成によれば、シールド部材が外装部材の端部とともにホルダの収容凹部に収容され、収容凹部に封止材が封入されるため、シールド部材と外装部材との間の防水を図ることができる。
Preferred embodiments of the present invention are shown below.
A flexible shield member that covers and shields the electric wire is disposed inside the outer member, and the seal portion projects in a radial direction from the electric wire side, and the shield member and the outer member are arranged radially outward. It is good to have the holder which has the accommodation recessed part in which an edge part is accommodated, and the sealing material enclosed in the said accommodation recessed part. Even if there is a situation where it is difficult to achieve waterproofing with a rubber plug or the like because the shield member is flexible, according to this configuration, the shield member is housed in the housing recessed portion together with the end portion of the exterior member, Since the sealing material is sealed in the housing recess, waterproofing between the shield member and the exterior member can be achieved.
前記ホルダが合成樹脂製であり、前記電線の周囲がシール性の部材で覆われており、前記シール性の部材と前記ホルダとの間が液密に封止されているとよい。これによれば、合成樹脂製のホルダによって収容凹部の成形性が良好となり、シール性の部材によって電線周りのシール性が確保される。 The holder may be made of synthetic resin, the periphery of the electric wire may be covered with a sealing member, and a space between the sealing member and the holder may be sealed in a liquid-tight manner. According to this, the moldability of the housing recess is improved by the synthetic resin holder, and the sealing performance around the electric wire is ensured by the sealing member.
前記ホルダが径方向内部に挿入孔を有し、前記シール性の部材がゴム栓であって、前記挿入孔に液密に挿入されるとよい。これによれば、ゴム栓を利用して簡単に電線とホルダとの間の防水を図ることができる。また、ホルダとゴム栓とを大掛かりな装置で一体成形する必要がない。 It is preferable that the holder has an insertion hole in the radial direction, and the sealing member is a rubber plug and is inserted into the insertion hole in a liquid-tight manner. According to this, waterproofing between an electric wire and a holder can be aimed at easily using a rubber stopper. Further, it is not necessary to integrally mold the holder and the rubber plug with a large apparatus.
前記ホルダが前記電線の周囲を覆う一体のゴム栓で構成されるとよい。これによれば、部品点数が増加するのを回避することができる。 The holder may be formed of an integral rubber plug that covers the periphery of the electric wire. According to this, it is possible to avoid an increase in the number of parts.
前記シールド部材が、前記外装部材の内面側から前記外面側に折り返され、その折り返された部分が前記収容凹部に収容されるとよい。これによれば、外装部材とシールド部材との一体性が高められるとともに、シールド部材の防水範囲を大きく確保することができる。 The shield member may be folded back from the inner surface side of the exterior member to the outer surface side, and the folded portion may be housed in the housing recess. According to this, the integrity of the exterior member and the shield member can be improved, and a large waterproof range of the shield member can be secured.
<実施例1>
本発明の実施例1を図1〜図3に基づいて説明する。本実施例1のワイヤハーネス10は、ハイブリッド自動車又は電気自動車等の車両において、バッテリとインバータとの間やインバータとモータとの間に配索される複数(図示する場合は2本)の電線20を備えている。具体的にはワイヤハーネス10は、車両前部の室内(エンジンルーム)から車両床下に沿う部分を経て車両後部の室内にわたる範囲に長く配索されるものである。端的には、ワイヤハーネス10は、図3に示すように、車両前部の室内領域11、車両床下の室外領域12及び車両後部の室内領域13に順次分割されている。なお、以下の説明において、室内領域と言えば、特にことわりのない限り、エンジンルーム側では無い車両後部の室内領域13を指す。
<Example 1>
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The
各電線20は、図示はしないが、複数の導電性の芯線と、各芯線を被覆する絶縁樹脂性の被覆とを有している。各電線20は、それ自身はシールド構造を有しないノンシールド電線とされる。
Although not shown, each
ワイヤハーネス10は、各電線20を一括して覆うシールド部材30を有している。シールド部材30は、導電性及び可撓性(柔軟性)を有する円筒状の編組部材であって、複数の金属素線を編み込んで形成される。本実施例1のシールド部材30は、ワイヤハーネス10の両端部を除く略全長にわたって設けられている。
The
図3に示すように、ワイヤハーネス10の両端部には、車両前部の室内領域11及び車両後部の室内領域13にそれぞれ対応するコネクタ80、90が設けられている。各電線20の両端部は、対応する端子金具81、91を介してコネクタ80、90に導入される。また、シールド部材30の両端部は、コネクタ80、90に設けられたシールドシェル82、92にシールド接続される。
As shown in FIG. 3,
ワイヤハーネス10は、室外領域12の各電線20の外周を包囲する外装部材40を有している。本実施例1の場合、外装部材40は、樹脂製の蛇腹管状のコルゲートチューブであって、可撓性を有し、配索経路の曲げ位置に応じて屈曲可能とされている。この外装部材40は、室外領域12の車両床下部分の略全域にわたって設けられるとともに、室外領域12から室内領域13の途中にかけて設けられている。図1に示すように、シールド部材30は、外装部材40の内面に沿って配置される。
The
外装部材40は、長さ方向に沿った割り溝41を有し、割り溝41を介して開閉可能とされている。各電線20及びシールド部材30は、開状態にある外装部材40に横入れされ、その後、閉状態にされた外装部材40によって全周を覆われる。したがって、各電線20及びシールド部材30を外装部材40の一端から他端にかけて挿通させる作業を行う必要がなく、良好な作業性を確保することができる。なお、外装部材40は、テープ巻き等されて閉状態を維持することが可能となっている。
The
車両には、ワイヤハーネス10の室内領域13と室外領域12とを区画する隔壁70(パネル)が設けられている。隔壁70には円形に開口する貫通孔71が設けられ、ワイヤハーネス10は貫通孔71を通して室外領域12から室内領域13に引き込まれる。
A partition wall 70 (panel) that partitions the
隔壁70の貫通孔71には、シリコンゴム等のゴム製のグロメット75が嵌着される。グロメット75は、外装部材40を長さ方向に挿通させる円筒状の挿通部76と、挿通部76から径方向(ワイヤハーネス10の長さ方向と直交する方向)に張り出す鍔部77とを有している。鍔部77の外周端面には、全周にわたって嵌着溝78が凹設されている。鍔部77の嵌着溝78が隔壁70の貫通孔71の孔縁部に弾性的に係止されることにより、グロメット75が隔壁70に保持される。また、挿通部76と外装部材40とにまたがってテープ巻き等されることにより、外装部材40がグロメット75を介して隔壁70に保持される。
A
ところで、既述のように、外装部材40が割り溝41を有する構造になっていると、割り溝41を通して内部に水が浸入する可能性がある。仮に、室外領域12が浸水すると、水が各電線20やシールド部材30を伝って室内領域13も浸水し、さらにコネクタ80、90の電気的接続部位も浸水するおそれがある。
By the way, as described above, when the
しかし、本実施例1においては、室内領域13における隔壁70の近傍位置に、室外領域12に浸入した水をせき止めるシール部50が設けられており、シール部50によって室内領域13の電気的接続部位が浸水するのを防止することが可能となっている。以下、シール部50の構造を具体的に説明する。
However, in the first embodiment, a
シール部50は、合成樹脂製のホルダ51と、光硬化性(例えば、紫外線硬化型)又は熱硬化性の樹脂からなる封止材52と、シリコンゴム等のゴム製のゴム栓53とを備えて構成される。
The
図2に示すように、ホルダ51は、径方向に沿った円板状の基部54と、基部54の径方向内端寄りの位置から長さ方向一側(室外領域12側)に突出する円筒状の内筒部55と、基部54の径方向外端位置から長さ方向一側に突出して内筒部55と略平行に配置される外筒部56とを有している。内筒部55の突出方向先端は、外筒部56の突出方向先端よりも先方に突出する位置に配置されている。
As shown in FIG. 2, the
基部54の径方向外部には、基部54、内筒部55及び外筒部56によって収容凹部57が区画されている。後述するように、収容凹部57の内部には、シールド部材30が外装部材40の端部とともに挿入され、且つ封止材52が投入されて固化される。
An
基部54の径方向内端部及び内筒部55は、各電線20から離間して配置される。ホルダ51の中心部には、基部54の径方向内端部及び内筒部55の内面によって区画される挿入孔64が設けられている。ホルダ51の挿入孔64は、ゴム栓53によって閉塞される。基部54の径方向内端部は、内筒部55に略直角に連なり、径方向内側(挿入孔64側)に突出する円環リブ状の係止部58とされている。
The inner end portion in the radial direction of the
ゴム栓53は、各電線20を液密に挿通可能な複数のシール孔59を有する一括型であって、図2に示すように、内筒部55に内嵌されて内筒部55の内面に密着する胴部61と、基部54の背面(内筒部55及び外筒部56が突出する側とは反対側の平坦面)に沿って径方向に密着して配置される栓部62とを有している。胴部61と栓部62との間には、胴部61の外面から一段落ちて栓部62の端面に段差なく連続する円環溝状の係止受け部63が設けられている。
The
次に、室内領域13側のシール部50の組み付け方法等について説明する。 組み付けに際し、シールド部材30が室内領域13において外装部材40の内面側から外面側へと外装部材40の端部を回り込むようにして略U字形に折り返され、これによってシールド部材30の延出途中に折り返し部32が形成される(図2を参照)。この折り返し部32が、ホルダ51の収容凹部57内に収容され、収容凹部57の内面に沿って配置される。さらに、シールド部材30における折り返し部32から先方へと延出する部分が、外筒部56の端部から外面側へと上記とは反対方向に略U字形に折り返され、シール部50の外周を包囲した後、各電線20を一括して覆うように配置される。なお、折り返し部32は、ホルダ51の収容凹部57内に外装部材30の端部が挿入されるのに伴って折り曲げ形成され得る。
Next, a method for assembling the
次に、収容凹部57内に封止材52が投入される。このとき、封止材52が流動して折り返し部32の網目に入り込むとともに、折り返し部32と外装部材40との間及び折り返し部32と収容凹部57との間に行き渡るように充填される。このとき、外装部材40が凹凸形状を繰り返すコルゲートチューブであることから、外装部材40の凹部46内にも封止材52が導入される。
Next, the sealing
その後、封止材52が硬化(固化)されると、収容凹部57内にてシールド部材30が外装部材40の端部ともども液密に封止される。
また、ゴム栓53が、適宜のタイミングで、ホルダ51の挿入孔64に挿入されて装着される。胴部61が内筒部55に液密に内嵌され、ホルダ51の係止部58がゴム栓53の係止受け部63に弾性的に嵌合されることにより、ゴム栓53がホルダ51に位置決め係止される。これにより、各電線20とホルダ51との間が液密に閉塞される。
Thereafter, when the sealing
Further, the
以上のとおり、本実施例1によれば、ワイヤハーネス10の室内領域13のシール部50において、外装部材40の端部及びシールド部材30とホルダ51との間が封止材52でシールされるとともに、ホルダ51と各電線20との間がゴム栓53でシールされるようになっている。このため、仮に、室外領域12で外装部材40の割り溝41等を介して内部に水が浸入し、該水が室内領域13に移行しようとしても、シール部50によってせき止められ、シール部50よりも先のコネクタ80、90等が浸水するのを防止することができる。したがって、室外領域12にゴムブーツを被着させる等の特別な防水構造を設けなくても、室内領域13の防水を図ることができる。
As described above, according to the first embodiment, in the
また、外装部材40の内側に、各電線20を覆ってシールドする可撓性のシールド部材30が配置され、各シール部50が、各電線20側から径方向に張り出し、径方向外部にシールド部材30及び外装部材40の端部が収容される収容凹部57を有するホルダ51と、収容凹部57内に封入される封止材52とを有しているため、シールド部材30が可撓性であるという事情があっても、防水を図ることができる。
Moreover, the
また、ホルダ51が合成樹脂製であって径方向内部に複数の挿入孔64を有し、シール部50が各挿入孔64の孔面と電線20との間に液密に挿入されるゴム栓53を有しているため、ゴム栓53を利用して簡単に電線20とホルダ51との間の防水を図ることができる。
The
さらに、シールド部材30が外装部材40の内面側から外面側に折り返され、折り返し部32が収容凹部57に収容されるため、外装部材40とシールド部材30との一体性が高められるとともに、シールド部材30の防水範囲を大きく確保することができる。
Furthermore, since the
<実施例2>
図4は、本発明の実施例2を示す。実施例2は、外装部材40Aの構造が実施例1とは異なる。その他は、実施例1とほぼ同様であり、実施例1と同一又は相当する部位には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
<Example 2>
FIG. 4 shows a second embodiment of the present invention. The second embodiment is different from the first embodiment in the structure of the
実施例2の場合、外装部材40Aは、実施例1と同様の蛇腹管状のコルゲートチューブ43と、合成樹脂製又は金属製のパイプ44とからなる。コルゲートチューブ43は、室外領域12に配置され、室内領域13には設けられていない。パイプ44は、円管状をなし、隔壁70の貫通孔71を貫通しつつ室外領域12から室内領域13にまたがって配置されている。具体的には、パイプ44は、凹凸の無い内面及び外面を有し、その外面が隔壁70の貫通孔71に嵌着されたグロメット75の挿通部76の内面に沿って配置される。また、パイプ44は、コルゲートチューブ43に隣接して並置され、挿通部76ともどもテープ巻きされてコルゲートチューブ43に固定される。
In the case of the second embodiment, the
シールド部材30の折り返し部32は、パイプ44の端部を回り込みつつパイプ44の内面及び外面に沿って配置され、パイプ44の端部とともにホルダ51の収容凹部57内に収容される。封止材52が収容凹部57内に投入固化されると、折り返し部32がパイプ44の端部とともに封止される。
The folded
実施例2の場合、シールド部材30の折り返し部32がパイプ44の端部における平坦な内面及び外面に沿って配置されるため、シールド部材30と外装部材40Aとの間に隙間が生じにくく、シールド部材30と外装部材40Aとの一体性が高められる。その結果、シールド部材30のシール性をより良好に維持することができる。
In the case of the second embodiment, since the folded
<他の実施例>
以下、他の実施例を簡単に説明する。
(1)本発明は、シールド部材を有しないノンシールド型のワイヤハーネスにも適用可能である。
(2)外装部材は、割り溝を有さず全周が閉じられたコルゲートチューブであってもよい。
(3)外装部材は、全体が金属管又は金属と樹脂の複合管からなるパイプであってもよい。
(4)エンジンルーム側の室内領域にシール部が設けられるものであってもよい。
(5)図5に示すように、ホルダ51Aは、シリコンゴム等のゴム材で構成され、電線の周囲を液密に覆うゴム栓と一体化する形態であってもよい。これによれば、ホルダ51Aとゴム栓とが別部品にならずに済み、部品点数を削減することができる。
(6)電線の周囲はシール性の部材で覆われていればよく、シール性の部材はゴム栓に限定されるわけではない。例えば、シール性の部材は、熱硬化性又は紫外線硬化性の材料(エラストマー、樹脂等)からなるものであってもよい。
(7)電線の周囲を覆うシール性の部材と合成樹脂製のホルダとが、二色成形又はインサート成形によって液密に一体成形されるものであってもよい。
<Other embodiments>
Other embodiments will be briefly described below.
(1) The present invention can also be applied to a non-shielded wire harness that does not have a shield member.
(2) The exterior member may be a corrugated tube that does not have a split groove and whose entire circumference is closed.
(3) The exterior member may be a pipe made entirely of a metal tube or a composite tube of metal and resin.
(4) A seal portion may be provided in the indoor area on the engine room side.
(5) As shown in FIG. 5, the
(6) The periphery of the electric wire only needs to be covered with a sealing member, and the sealing member is not limited to the rubber plug. For example, the sealing member may be made of a thermosetting or ultraviolet curable material (elastomer, resin, etc.).
(7) The sealing member covering the periphery of the electric wire and the synthetic resin holder may be integrally formed liquid-tight by two-color molding or insert molding.
10…ワイヤハーネス
12…室外領域
13…(車両後部の)室内領域
20…電線
30…シールド部材
40、40A…外装部材
50…シール部
51、51A…ホルダ
52…封止材
53…ホルダ
64…挿入孔
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記室外領域と前記室内領域とにまたがって、前記電線の外周を包囲する外装部材が設けられ、
前記室内領域に、前記電線と前記外装部材の端部との間を封止するシール部が設けられていることを特徴とするワイヤハーネス。 The routing route in which the electric wires are routed includes an outdoor area arranged outside the room and an indoor area arranged indoors,
An exterior member surrounding the outer periphery of the electric wire is provided across the outdoor region and the indoor region,
The wire harness characterized by the seal | sticker part which seals between the said electric wire and the edge part of the said exterior member being provided in the said indoor area | region.
前記シール部が、前記電線側から径方向に張り出し、径方向外部に前記シールド部材及び前記外装部材の端部が収容される収容凹部を有するホルダと、前記収容凹部内に封入される封止材とを有している請求項1記載のワイヤハーネス。 A flexible shield member that covers and shields the electric wire is disposed inside the exterior member,
The seal portion projects in a radial direction from the electric wire side, and includes a holder having an accommodation recess in which the end of the shield member and the exterior member is accommodated outside in the radial direction, and a sealing material sealed in the accommodation recess The wire harness according to claim 1, comprising:
Priority Applications (1)
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JP2017104508A JP2018199393A (en) | 2017-05-26 | 2017-05-26 | Wiring harness |
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