JP2018196978A - ローラーカッター - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な操作で、安定した条件の下に、一定の角度一定の力で被切物の表面に罫書き線を安全に形成することができるローラーカッターを提供する。【解決手段】 スクライビングホイールを備え、前記スクライビングホイールを保持するホルダーを備え、前記ホルダーを保持し後端部に係合孔を有するシャフトを備え、前記シャフトおよび前記ホルダーを収納するホルダーカバーを備え、前記シャフトの後端部を前記ホルダーカバーに軸着する支点軸を備え、ホルダーカバー底面に少なくとも前後一対のマグネットローラーを備え、前記ホルダーカバーの下面に摺接し前記シャフトまたは前記ホルダーの少なくともいずれか一方を下面方向に吸引することを特徴とするローラーカッター。【選択図】図1

Description

本発明は、被切物に対して罫書き刃を一定の角度及び一定の付勢力で付勢することにより罫書き線を形成するローラーカッターに関する。
ローラーカッターを用いて一定の角度でガラス板またはセラミック板の表面に傷を付ける方法としては、ローラーブレードの保持部とハンドル部とを車輪付き本体に固定し、ローラーブレードの角度を一定に保つことができるセラミック板用カッターが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2015−58539号公報
特許文献1に例示したセラミックカッターはホルダーの角度が一定に保持される。しかし、刃に加える押圧力は手で加える力の加減で一定に保つ必要がある。そのため、押圧力を定量的に制御して安定的に罫書き線を形成することは困難であった。本発明はこの様な問題を解決するためになされたものである。
本発明の上記課題は、スクライビングホイールを備え、前記スクライビングホイールを保持するホルダーを備え、前記ホルダーを保持し後端部に係合孔を有するシャフトを備え、前記シャフトおよび前記ホルダーを収納するホルダーカバーを備え、前記シャフトの後端部を前記ホルダーカバーに軸着する支点軸を備え、ホルダーカバー底面に少なくとも前後一対のマグネットローラーを備え、前記ホルダーカバーの下面に摺接し前記シャフトまたは前記ホルダーの少なくともいずれか一方を下面方向に吸引することを特徴とするローラーカッターにより解決された。
本発明のローラーカッターでは、簡単な操作で、安定した条件の下に、一定の角度一定の力で被切物の表面に罫書き線を安全に形成することができる。
図1は本発明のローラーカッターの一例を示す概略透視側面図である。 図2は図1に示したローラーカッターの分解斜視図である。 図3は図1に示したローラーカッターの正面斜視図である。 図4は図1に示したローラーカッターの背面斜視図である。 図5は本発明のローラーカッターの別の例を示す背面斜視図である。 図6は図5に示したローラーカッターと専用のカッター台を用いた罫書き方法の一例を示す正面斜視図である。 図7は図6に示したローラーカッターの拡大正面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明のローラーカッターの基本構成を示す概略透視側面図の一例である。図2、図3、および図4はそれぞれ図1のローラーカッターの分解斜視図、正面斜視図、および背面斜視図である。図1から図4において、ローラーカッター1は、カッター部とカバー部から構成される。カッター部はスクライビングホイール10、ホルダー20、後端部32に係合孔34を有するシャフト30が基本的な構成として備えられている。一方、カバー部はホルダーカバー40、支点軸50、マグネットローラー60、62、磁石70およびが基本的な構成として備えられている。カッター部はカバー部に支点軸により軸着されており、カバー部から外して単独で使用することもできる。
次に、図1から図4について詳細に説明する。スクライビングホイール10は、ホイールピン12でホルダー20に軸着されている。シャフト30は内部にカッティングオイルを入れることが可能である。シャフト後端部32は係合孔34を備え、カッティングオイルを使用する場合はオイルキャップの役割をする。シャフト30とシャフト後端部32の間にオイル漏れを防止するOリング36を備えても良い。シャフト30はホルダー20にネジ22によって一体化される。シャフト30の先端は綿等によりカッティングオイルの供給量を調整できる。また、オイルを入れないで使用することもできる。ホルダー20およびシャフト30の少なくともいずれか一方は磁性材料であり、両方が軟磁性材料であることが好ましい。ホルダーカバー40は上端部に係合孔52を有し、支点軸50と係合する。マグネットローラー60、62は回転軸64によってホルダーカバーに軸着され、ホルダーカバー底面に配置される。磁石70は磁石スライダー72で覆うことができる。磁石70はホルダーカバー40に摺接され、磁石70は2個以上用いることもできる。磁石スライダー72は軟磁性材料であることが好ましく、非磁性材料の場合は、内部に軟磁性材料のプレート74を入れても良い。
図1のローラーカッター1の使用方法の一例について説明する。被切物に対してマグネットローラー60、スクライビングホイール10、ついでマグネットローラー62の順に被切部材に接地させる。被切部材の裏面に磁性材料の板等を下敷きにすることで、ローラーカッター1はマグネットローラーによって自立することができる。磁石70の位置を被切部材の素材や厚みに応じて任意に設定し、マグネットローラー60、62が被切部材から離れないように注意しながら、前記ローラーカッターを一定速度で手前に引くことで、一定の角度、一定の深さで安定した罫書き線が形成される。磁石70の有無や位置は、事前に試し切りにより確認することが好ましい。マグネットローラー60の磁力のみで切り込みを形成できる場合は、磁石70を外して使用しても良い。
図5は本発明のローラーカッターの別の例を示す背面斜視図である。図5において、ローラーカッター2のカッター部はローラーカッター1と同様の構成である。一方、ホルダーカバー部は、ホルダーカバー41にマグネットローラー61、63を前後2つずつ備えている。また、ホルダーカバー41に2段階の係合孔52、53を有し、係合孔52の位置から係合孔53の位置に支点軸を移動することにより、スクライビングホイールを下方向に突出させることが可能である。図6は図5に示したローラーカッター2と専用のカッター台を用いた罫書き方法の一例を示す正面斜視図である。また、図7は図6に示したローラーカッター2の拡大正面図である。
図6および図7し示したカッター台は、カッター台80、ガイド81、ガイド高さ調整板82、ガイド固定バイス83、ガイド高さ調整板固定具84、ガイド固定バイス調整具85、ガラス固定具86、および高さ調整スペーサー88を備えている。カッターガイド81の底面は、ガイド高さ調整板82の底面より高い位置にある。2箇所の高さ調整スペーサ88を被切物100と同一厚さの板にすることで、ローラーカッター2の底面と常に一定の距離を保つことができる。ガイド高さ調整板82はガイド高さ調整板固定具84により固定される。ガイド81は軟磁性材料が好ましい。ガイド81はガイド固定バイス83によって任意の位置で固定される。
被切物100に対して罫書き線110を形成する方法としては、ガイド81にローラーカッター2のマグネットローラー61を磁力により吸着させ、次いでマグネットローラー63を磁力により吸着させる。次いで、マグネットローラー61、63が浮かないようにローラーカッター2を適切な一定速度で引くことで安全に安定して罫書き線を形成することができる。更に、ガイド81の底面がガイド高さ調整板82の底面より高い位置に固定されているため、切り終わり部分でスクライビングホイールをカッター台に接触させることなく引ききることが可能である。
本発明に関わるマグネットローラーは、リング型および球型の磁石を用いることができる。磁石の種類としては、小さいサイズでも強い磁力が得られるネオジム磁石が好ましい。ネオジム磁石は衝撃に弱いため、金属メッキが施されているものが好ましく、更に樹脂コートが施されたものがより好ましい。樹脂コートとしては、ナイロンコート、エポキシコート、フッ素樹脂コートが挙げられる。リング型のマグネットローラーは、回転軸でホルダーカバーに軸着される。回転軸の素材としては、磁性材料が好ましい。
10 スクライビングホイール
20 ホルダー
30 シャフト
40、41 ホルダーカバー
50 支点軸
52、53 ホルダーカバーの係合孔
60、61、62、63 マグネットローラー
70 磁石
72 磁石スライダー
74 プレート
80 カッター台
81 ガイド
82 ガイド高さ調整板
83 ガイド固定バイス
84 ガイド高さ調整板固定具
85 ガイド固定バイス調整具
86 ガラス固定具
88 高さ調整スペーサー
100 被切物
110 罫書き線

Claims (1)

  1. スクライビングホイールを備え、前記スクライビングホイールを保持するホルダーを備え、前記ホルダーを保持し後端部に係合孔を有するシャフトを備え、前記シャフトおよび前記ホルダーを収納するホルダーカバーを備え、前記シャフトの後端部を前記ホルダーカバーに軸着する支点軸を備え、ホルダーカバー底面に少なくとも前後一対のマグネットローラーを備え、前記ホルダーカバーの下面に摺接し前記シャフト又は前記ホルダーの少なくともいずれか一方を下面方向に吸引することを特徴とするローラーカッター。
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