JP2018196882A - 脱塵装置用としての半円形の円筒形構成 - Google Patents
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Abstract
【構成】本発明は、脱塵装置を通過する粒状材料から粉塵およびデブリを除去する半円形の脱塵装置に関する。脱塵装置はその構成において半円形の円筒形ハウジングを有し、このハウジングに上下動して、洗浄デッキ上を通過する粒状材料の流速を変更できる逆円錐形で部分円錐形の偏向部材を有する部分円錐形洗浄デッキを取り付ける。製品送込みポートとしては円形が好ましく、混入物を含有する粒状材料を偏向部材の内部に誘導し、洗浄デッキの表面上に流す。このハウジングは直径が洗浄デッキの最大直径よりも大きいため、洗浄デッキの周囲にベンチュリ帯を形成できる。洗浄デッキおよび偏向部材はハウジング内に着脱自在に取り付けることができ、これらを取り外すと、洗浄デッキおよびハウジング内部の洗浄が容易になる。【選択図】図1
Description
本明細書に開示する発明は、全体としてはプラスチックペレット、リグラインド(粉砕再生材料)、タブレット、穀物、鉱物などの粒状材料から混入物(汚染物)を洗浄除去し、これらを処理することに、具体的には半円形の円筒形で構成して、効果的な操作能力を実現した脱塵装置に関する。
特に、通常粗い粉末、粒子、ペレットなどの粒状材料を輸送し、これらを利用する分野では、混入物を可能な限り製品粒子から除去しておくことが重要であることはよく知られている。微粒子は、ある設備、即ちある意味流体のように振る舞う材料の流れを実際発生する圧力を付加した管状システムにおいて混合され、パッケージ化されるか、あるいは使用される設備内において通常搬送されるものである。これら微粒子がパイプ内を移動している間、粒子間だけでなく、管壁部と流れ内にある粒子との間にもかなりの摩擦が発生する。この摩擦が発生すると、粒状粉塵、破壊された粒子、綿くずやストリーマーが発生する(なお、このストリーマーは物質流れを邪魔し、あるいは流れを完全に塞ぐことになるきわめて長く、絡まった塊に“成長”するリボン状要素である)。このような搬送システムの特性については、製品粒子からできるだけ混入物を除去しておく重要性および価値と同様に、よく知られている。
本明細書で使用する用語“混入物”には、広範囲の異物だけでなく、既に記載した破壊された粒子、粉塵、綿くずやストリーマーが含まれる。いずれにせよ、混入物は高品質製品の製造にとって有害であり、場合によっては、製造サイドの従業員の健康を脅かすものである。極端な場合には、点火源に暴露された場合に爆発することもある粉塵雲を発生する恐れに繋がる。
製品品質を考えると、そして一次的な実例として成型可能なプラスチックに焦点を合わせる限り、一次的な材料とは組成が異なる、例えば粉塵、一次製品の非均質な材料、綿くずやストリーマーなどの異物は、その融点が一次製品とは必ずしも同じではなく、材料の融解および成形時に傷が発生する。これら傷が発生すると、最終製品の色が不揃いになり、また最終製品が泡を有することになり、時には最終製品に傷または汚れが生じ、販売できなくなることもある。射出成形機の場合には、熱によって粉塵が蒸発し、最終製品に小さな気泡が生じる傾向が出る。また熱によって粉塵が燃焼し、“黒点(black spots)”の原因になる。これは、実際には炭化粉塵である。時には、射出成形機の粉塵ポケット(dust pocket)が溶解せず、通常“ソフトスポット(軟点、soft spots)”あるいは“白点(white spots)”と呼ばれている欠陥の原因になる。なお、これら同じ非均質材料は一次製品と同じ温度で溶解することが少ないため、溶解しない混入物が成形機の摩擦および早すぎる摩耗を引き起こし、稼動不能時間および製造不能時間を原因として、生産性が低下し、保守の増大、全生産コストの増加の憂き目にあうことを知っておくことは大切である。
Jerome I.Paulsonに1991年7月30日に付与されたUSP5,035,331に開示されているような従来の粒状材料脱塵装置の場合、装置内に傾斜平面として形成され、かつ内部に開口を備えた第1洗浄デッキおよび第2洗浄デッキを利用する。これら開口から加圧空気が、洗浄デッキにそって流れる粒状材料を通過する。これら2つの洗浄デッキの間において、粒状材料がベンチュリ帯(Venturi zone)を通過し、これら粒子物質が洗浄デッキ上の粒状材料に流れる空気と結合し、粉塵およびその他の混入物を上方に排出し、空気流れが装置から排出される。
Jerome I.Paulson、Heinz SchneiderおよびPaulWagnerに2008年6月3日に付与されたUSP7,380,670に開示されているコンパクトな脱塵装置は、連続的な洗浄デッキ体を備え、洗浄デッキおよびベンチュリ帯を倍増することによって高容量化しているが、流入する粒状材料を2つの洗浄デッキ体の間において等分する必要がある。USP5,035,331およびUSP7,380,670のいずれにおいても、磁束場を流入する粒状材料に印加し、混入物を粒状ペレットに引き寄せる静電荷を中性化し、洗浄デッキの粒状材料から混入物を分離する動作を強化している。
Heinz SchneiderおよびPaul Wagnerに2012年11月20日に付与されたUSP8,312,994に開示されている脱塵装置は、全体形状としては円筒形であり、流入した粒状材料が逆円錐形洗浄デッキ上を通過して、円錐形洗浄デッキの円周周囲に360度延在する流路に洗浄空気の流れを与える構造である。構成トレランス(construction tolerances)があるため、粒状材料の流れが円錐形洗浄デッキの全周に必ずしも均質に流れず、この結果として、操業効率が多数の従来脱塵装置よりも高いと見なされている場合にも、操業効率が低下する。
このように、粒状材料の流れおよび洗浄空気流れを半円錐形洗浄デッキに集中させ、脱塵装置の全体サイズを大きくすることなく、大量の粒状材料から混入物を分離する半円筒形脱塵装置の実現が求められている。また、円筒形脱塵装置に使用されている通常の円錐形洗浄デッキと同様な洗浄デッキおよびベンチュリ帯稼動を実現して、混入物洗浄操業稼動を適正化することも依然として求められている。
本発明の一つの目的は、脱塵装置を通過する粒状材料から粉塵およびデブリの除去効率を改善した粒状材料脱塵装置を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、処理量または処理品質を犠牲にすることない操業が簡単な粒状材料脱塵装置を提供することである。
本発明の一つの特徴は、洗浄デッキを半円錐形、あるいは部分円錐形として構成した点にある。
本発明の一つの作用効果は、洗浄デッキを取り囲むハウジングを半円形円筒体として構成した点にある。
本発明のもう一つの作用効果は、脱塵装置の製造コストが、完全円筒形構成の場合よりも低くなる点にある。
本発明のもう一つの特徴は、材料送込み開口を一部が円錐形洗浄デッキの形状に合わせて半円形円筒体として形成できるか、好ましくは洗浄デッキを部分円錐体として形成した場合にも完全な円形送込み開口として形成できる点にある。
本発明のさらにもう一つの特徴は、洗浄後の製品送り出しポートも部分円錐形洗浄デッキの形状に一致する半円形洗浄デッキとして形成できるが、完全な円形の製品送込み開口に対応する完全な円形の送り出し開口として形成するのが好ましい点にある。
本発明のさらにもう一つの特徴は、洗浄デッキおよび偏向部材がハウジング構造体から取り外し可能な点にある。
本発明のさらにもう一つの作用効果は、洗浄デッキおよび偏向部材が、ハウジング構造体の正面ドアを介してハウジングから取り外すことができる点にある。
本発明のさらにもう一つの作用効果は、洗浄デッキおよび偏向部材を取り外した状態で、ハウジングの内部の洗浄を容易にできる点にある。
本発明のさらにもう一つの特徴は、洗浄デッキおよびベンチュリ帯を通過する、混入物含有空気が、空気送込みポートと空気排出ポートとの間に圧力差があるため、ハウジングの上部に連続的に流れる点にある。
本発明のもう一つの特徴は、偏向部材が洗浄デッキに対して上下動し、洗浄デッキの表面上に流れる粒状材料の流速を制御できる点にある。
本発明のさらにもう一つの特徴は、偏向構造体に、アクチュエーターに連動接続した垂直ナイフ部材を形成した点にある。
本発明のさらにもう一つの作用効果は、脱塵装置を通過する粒状材料の流れを遠隔制御できる点にある。
本発明のさらなる特徴は、製品送込みポートを取り囲む電磁コイルの両側においてハウジングの後プレート(rear plate)の開口を介して混入物を含有する空気を排出する点にある。
本発明のさらにもう一つの目的は、粒状材料から混入物を分離することで粒状材料を洗浄する脱塵装置であって、半円筒形の正面ハウジングおよび平面後壁を有するハウジング、粒状材料を上記ハウジングに導入する製品送込み管を有する製品送込みポートおよび粒状材料を上記ハウジングから排出する製品排出ポート、および上記後壁に対して上記製品送込み管の曲率中心に設けた先端で終端する部分円錐形洗浄デッキを有し、上記の混入物を含有する粒状材料の流れをこの部分円錐形洗浄デッキに均一に誘導する脱塵装置を提供することである。
本発明のさらなる目的は、回収後の粉塵およびデブリに関する構成がコンパクトな上に、耐久性があり、製造コストが低く、保守点検が不要で、組立が容易かつ使用が簡単な上に効率的なコンパクトな脱塵装置を提供することにある。
以上の目的およびこれ以外の目的、以上の特徴およびこれ以外の特徴、および以上の作用効果およびこれ以外の作用効果は本発明によって実現できる。即ち、脱塵装置の内部を通過する粒状材料から粉塵およびデブリを除去する半円形の脱塵装置によって提供できる。この脱塵装置の構成は半円形の円筒形ハウジングを有し、このハウジング内に、上下動して洗浄デッキ上に流れる粒状材料の流速を調節・変更できる逆円錐形で部分円錐形の偏向部材を有する部分円錐形洗浄デッキを設ける。製品送込みポートは好ましくは円形で、混入物を含有する粒状材料を偏向部材内部に誘導し、洗浄デッキの表面上に流す。ハウジングの直径は洗浄デッキの最大直径よりも大きいため、洗浄デッキの円周周囲にベンチュリ帯が形成される。洗浄デッキおよび偏向部材がハウジング内に着脱でき、これらを取り外すと、洗浄デッキの洗浄が容易になり、またハウジング内部の洗浄も容易になる。
本発明の作用効果については、特に添付図面を参照して以下の本発明の詳細な説明を読めば明らかになるはずである。
本発明の原理に従って構成した半円形の円筒形脱塵装置を示す左側面図である。
図1に示した半円形の円筒形脱塵装置を示す正面図である。
図1および図2に示した半円形の円筒形脱塵装置を示す右側面図である。
半円形の脱塵装置を示す後面図である。
半円形の円筒形脱塵装置を示す上面図である。
半円形の円筒形脱塵装置を示す底面図である。
半円形の円筒形脱塵装置を示す右後面斜視図である。
半円形の円筒形脱塵装置を示す左後面斜視図である。
半円形の円筒形脱塵装置を示す右正面図である。なお、洗浄デッキおよび粒子状材料の流入を正面図で示すために半円筒形の正面ハウジングを切り欠いてある。
図9に示した半円形の円筒形脱塵装置を示す後面図である。なお、洗浄デッキ装置の後面、空気の流入/流出装置、および粒状材料供給装置を明示するために後壁をさらに切り欠いてある。
図10に示した半円形の円筒形脱塵装置を示す右斜視図である。なお、粒状材料送込みポートおよび洗浄デッキの半円形円周の周囲に延在するベンチュリ帯を明示するために正面ハウジングおよび後壁を切り欠いてある。
図10および図11に示した半円形の円筒形脱塵装置を示す下側後面斜視図である。なお、空気送込み口および洗浄デッキの外周にベンチュリ帯を形成する構造を明示するために正面ハウジングおよび後壁を切り欠いてある。
洗浄デッキの正面図である。
脱塵装置を示す拡大斜視図である。なお、洗浄デッキから脱塵装置を通って流れる粒状材料の流速を制御する流れ制御機構の別な構成を示すためにハウジングの一部を切り欠いてある。
図13に示した脱塵装置を示す後面図であり、流れ制御機構のアクチュエーターを示す図である。
脱塵装置の側面図である。なお、別な拡大製品排出ポート構成を示すために、図13に示すように、ハウジングの一部を切り欠いてある。
脱塵装置を示す正面図である。なお、製品送込みポートを通過する粒状材料に印加される磁束を与える電磁コイルの高さにある混入物を含む空気の排出ポートの別な向きを示すためにハウジングの一部を切り欠いてある。
別な製品流れ制御装置を示す一部断面を含む詳細図である。
図18における円19に相当する別な製品流れ制御装置を示す一部断面を含む拡大図である。なお、粒状材料が製品送込みポートから部分円錐形洗浄デッキに流れるように各構成部材を位置決めしてある。
図18における円19に相当する別な製品流れ制御装置を示す一部断面を含む拡大図である。なお、粒状材料が製品送込みポートから部分円錐形洗浄デッキに流れないように各構成部材を位置決めしてある。
図1〜図8を参照して説明すると、これら図面は本発明の原理に従って構成した半円形の円筒形脱塵装置を明示する図面である。この半円形の円筒形脱塵装置は、2012年11月20日にHeinz SchneiderおよびPaul Wagnerに付与されたUSP8,312,994に開示されている公知脱塵技術を利用する装置で、この技術は全体的な原理は、1991年6月3日にJerome I.Paulsonに付与されたUSP5,035,331に開示されている脱塵技術と同じであり、スロット付きの傾斜洗浄デッキを流れる加圧空気の流路および粒状材料が通過するベンチュリ帯を流れる空気の流路を有する。なお、これら公知の混入物洗浄除去技術は、当技術分野で今まで知られていない異なる構成で体系化されている。
脱塵装置10は形状および形態が全体として半円筒形であり、円形の正面部分の終端が後壁15である。ハウジング12は正面ハウジング13を有する。正面ハウジング13を有するこのハウジング12は、図5において上から見た場合、全体として半円形であり、正面アクセスドア14を正面ハウジング13にヒンジし、かつラッチして正面ハウジング13に対して気密を保つ。この正面アクセスドア14があるため、正面ハウジング13の内側にある後壁15に取り付けられた洗浄デッキ20にアクセスできる。ハウジング12の下部分が正面ハウジング13から後方に傾斜しているため、洗浄後の粒状材料を排出開口35に送り出すことができる。ハウジング12の後部は、円形の粒状材料送込みポート30の中心に対して実質的に位置を合わせた後壁15である。電源やその他の制御素子の制御ボックス19を後壁15の後に支持する。
図13にも示されている洗浄デッキ20は、逆半円錐体であり、複数の開口23が洗浄デッキ20の全円周面の周囲に延在し、以下詳細に説明するように、洗浄デッキ20上を通過する粒状材料に空気流れを誘導する。洗浄デッキ20については、後壁15を貫通する締付具21によって後壁15に着脱自在に取り付ける。後壁15の洗浄デッキ20の真後ろにある部分が不透過性であるため、以下に記載するように、洗浄デッキに流入する空気が正しい方向に向き、洗浄デッキ20の外周面22を通過する粒状材料を洗浄する。また、洗浄デッキ20には底部材26を形成し、これによってベンチュリ帯25に流入する洗浄用空気の流れを形成する操作が可能になる。
洗浄デッキ20の開口23については、空気流れが洗浄デッキ20を均一に流れるように形成し、粒状材料送込みポート30からの洗浄デッキ20上を通過する粒状材料から混入粒子を除去する。図面には洗浄デッキ20の開口23を離散的な線で示すが、当業者ならば、他の開口分布パターンによっても洗浄デッキ20を通る空気流れの異なる分布やより効率的な分布を作り出すことができることを理解できるはずである。即ち、図面に示した洗浄デッキ20の開口23の記載は、限定的なパターンを示しているのではなく、開口付き洗浄デッキ20の概略を示すものである。
洗浄デッキ20の先端24は、製品送込みポート30から粒状材料を搬送する製品送込み管33の中心点において後壁15に隣接配置する。部分円錐形偏向部材34については、洗浄デッキ20の形状に合わせ、製品送込み管33の端部において後壁15に取り付け、洗浄デッキ20および製品送込み管33両者に対して上下に位置決めできるようにする。偏向部材34が上下動すると、図13に明示するように、十分に下げて洗浄デッキ20の表面22に係合した場合のゼロ間隔から偏向部材34と洗浄デッキ20の外周面22との間の間隙33aの寸法が変化する。偏向部材34の位置によって、洗浄デッキ20の外周面22上を通過する粒状材料の流速を制御する。
偏向部材34の好適な実施態様を図13に明示する。偏向板フランジ(deflector flange)34cおよび製品送込み管33は後壁15に対して固定し、かつ相互に可動できないようにする。部分円錐形偏向板34aは、後壁15内に形成したスロット(図示省略)内に受け取られる締付具およびプレート34bによって後壁15に固定するため、後壁15に対して、従って偏向板フランジ34および製品送込み管33に対して部分円錐形偏向板34aが上下に移動できる。部分円錐形偏向板34aの上下動によって、部分円錐形偏向板34aと偏向板フランジ34との開口即ち間隙33aの寸法が変化するため、洗浄デッキ20の周面22への粒状材料の流速を、図13に実線で示すゼロ流動(zero flow)から図13に想像線で示すフル流動(full flow)まで制御できる。当業者ならば、偏向部材34および関係する構成部分33、34aの他の構成も図13に示す具体的な構造と同じ作用効果を発揮できることを認識できるはずである。
正面ハウジング13の最上部では、後壁15が、図9に明示するように、製品送込み管33の側において開放するため、空気流れが、以下に詳しく記載するように、正面ハウジング13から流出し、脱塵装置10から排出する。排出された空気をマニホルド46が回収し、混入物を含有した空気の流れを空気排出ポート45に誘導し、離れた位置でさらに処理する。空気送込みポート40を空気排出ポート45の下に設け、洗浄用空気の流れを洗浄デッキ20に送り、以下に詳しく記載するように洗浄操作を行う。
粒状材料送込みポート30は脱塵装置10の上部に設けるが、このポートは従来の方法で供給ホッパー(図示省略)に接続する円形取り付けフランジ31を有し、これによって所定量の粒状材料を脱塵装置10に送る。上部取り付けフランジ31についてはハウジング12の上に間をおいて設けることが好ましく、従来公知なように、粒状材料と混入物粒子との間の正電荷を中性化し、かつ洗浄デッキ20の洗浄操作を強化する動作が可能な磁束場を発生する電磁コイル32の取り付け位置を確保できる。ハウジング12の下部は、粒状材料排出ポート35で終端する。このポートには洗浄後の粒状材料を受け取る回転弁(図示省略)などの装置を取り付ける取り付けフランジ36を組み込む。
空気送込みポート40は、加圧下にある所定量の汚れのない空気を後壁15から洗浄デッキ20の後側に送り、洗浄デッキ20の開口23に流入させ、洗浄デッキ20上を通過する粒状材料から混入物粒子を除去する。洗浄デッキ20を流れる空気流れは、これに捕捉された、除去すべき混入物粒子とともに脱塵装置10から上方に移動し、後壁15の開口を通って、空気排出ポート45から外側に向かって流出する。また、図11および図12に明示するように、空気は洗浄デッキ20の底部材26の開口27を通って流れ、底部材26の周囲に流れ、洗浄デッキ20の底部外周と正面ハウジング13との間の間隙を通って上向きに流出する。洗浄デッキ20と正面ハウジング13との間にあるこの間隙を通る汚れのない空気が、洗浄デッキ20から落下する粒状材料の流れから混入物粒子が残留している場合にこれを除去するために有効なベンチュリ帯25を作り出す。次に、洗浄後の粒状材料がこの後粒状材料排出ポート35に落下し、ここで適切な処理を受ける。
洗浄デッキ20が半円錐形であり、また粒状材料が円形の取り付けフランジ31を通過して脱塵装置10に流入し、洗浄されるため、脱塵装置10の送込み構造によって粒状材料の流れを製品送込み管33である半円形の開口に誘導することができる。この半円形の送込み開口は洗浄デッキの部分円錐形構成にマッチできる許容可能な構成ではあるが、以下に詳しく記載するように、完全円形の送込み開口のほうが好ましい。このためには、磁気コイル32の位置決め状態に対応する取り付けフランジ31とハウジング12との間の送り込み構造にそらせ板37を設け、洗浄すべき粒状材料の流れを製品送込み管33に、洗浄デッキ20の外面22に分散するようにその方向を決定する。図6、図8および図12に明示するように、製品排出ポート35についても、取り付けられた受け取り装置(図示省略)に接続する半円形の開口であればよいが、図16および図17に示すように、完全円形の開口のほうが好ましい。
脱塵装置10を洗浄し、かつ保守するために、洗浄デッキ20は偏向部材34と同様に後壁15から取り外し可能であり、また正面アクセスドア14を介して取り外し可能であるため、ハウジング12とは別に洗浄することが可能になる。内部構造20、34を取り外すと、製品送込み管33から製品排出開口35に至るハウジング12の内部の洗浄が容易になる。
稼動時、取り付けフランジ31を介して混入物を含む粒状材料を製品送込み構造30に供給し、反らせ板34に送り込み、ここで粒状材料を半円筒形の製品送込み管33に送り込む。洗浄デッキ20の先端24が製品送込み管33の曲率中心において後壁15に位置しているため、粒状材料は偏向部材34の下にある洗浄デッキ20の外周面22の全体に均一に拡散する。洗浄デッキ20に対する偏向部材34の位置に応じて洗浄デッキ20上の粒状材料の流速が決まるが、この位置が粒状材料の移動も制御するため、洗浄デッキ20の外面22上の粒状材料の流れが層流状態になる。
粒状材料が洗浄デッキ20上を通過している間、洗浄用空気の流れが開口23、次に粒状材料の流れを通過するため、粒状材料から粉塵、デブリやその他の混入物を除去できる。最後に、粒状材料が洗浄デッキ20の底部に達し、洗浄デッキからベンチュリ帯25に落下する。このベンチュリ帯には洗浄用空気の別な流れが落下している粒状材料を通過するため、混入物が残留している場合にはこれを除去する。ベンチュリ帯25を通過した後、洗浄後の粒状材料は製品排出ポート35から流出し、各用途に回される。洗浄デッキ20およびベンチュリ帯25を通過した混入物を含有する空気は、空気送込みポート30と空気排出ポート35との間に圧力差があるため、ハウジング12の上部まで上昇を続け、後壁15の上部にある開口から混入物をマニホルド46に運び出し、空気排出ポート35から流出する。
流れ制御機構50の別な構成については、図14および図15に明示する。偏向部材54は円錐台形状であり、その長さは図1〜図13に示したものよりも短い。ナイフ部材51には円錐台形部分52を形成する。この円錐台形部分は偏向部材54に係合し、かつこれに取り付けられ、また円錐台形部分52の両側において横に延在する一対のアクチュエーターウイング53に係合する。これらアクチュエーターウイング53については、以下に詳しく記載するように、後壁15の後側に取り付けられるアクチュエーター機構55に接続する。各アクチュエーターウイング53は、減摩性スライド56に係合する後壁15の内側に支持され、後壁15の後側に取り付けられたアクチュエーター59の動作によってナイフ部材51の上下動を容易にするものである。
図15に明示するアクチュエーター機構55は、アクチュエーターウイング53間に延在し、後壁15に形成された対応スロットによってアクチェーターウイング53に接続したリフトラック(lift rack)57を有する。線形アクチュエーター59については、後壁15の後側に支持するとともに、リフトラック57のリフトハンドル58に係合し、リフトラック57の上下動を行うように位置決めする。線形アクチュエーター59の動力源は油圧でもよく、電気でもよいが、空気圧が好ましい。ナイフ部材51が動作して、最大上昇位置と洗浄デッキ20の上に偏向部材54を設ける降下位置との間において洗浄デッキ20の表面に対して偏向部材54を上下動させて、粒状材料のすべての流れを完全に止める。円錐台形部分52は製品送込み管33の外面に乗り上げ、ナイフ部材がその下降位置に下降したときに粒状材料を製品送込み管33内に捕捉した状態におく。
図16から見て取れるように、混入物を含有する空気は空気排出ポート61、62から排出できる。これらポートについては、電磁コイル32の正面側を取り囲み、かつ電磁コイル32の両側において後壁15を介して製品排出ポート35上に同じ高さにある排出開口を形成するハウジング12の延在部分に位置決めする。混入物を含有する空気の排出ポート61、62が空気送込みポート40よりも小さい排出領域を形成する結果、排出ポート61、62における気流速度が上がり、従って混入物を含有する空気の流れに同伴する粉塵およびデブリの排出作用を強める小さな真空が作られる。図16には、完全な円形の製品排出ポート35を形成する傾斜した下方後壁を有し、ハウジング12からの粒状材料の排出作用を強化したハウジングの構成を示す。この構成は、粒状材料を部分円錐形洗浄デッキ20に搬送する完全な円形の製品送込み開口30に対応する。
図18〜図20に、第2の別な粒状材料流れ制御機構70を明示する。この構成における製品送込み管33は、偏向部材54と製品送込み管33との交差点のわずか下に延在する半円形ナイフエッジ71として終端する。このナイフエッジ71は洗浄デッキ20の上部部分72の形状に一致する半円形部材として形成するため、洗浄デッキ20の周囲に均一にある上部部分72の表面に係合する。洗浄デッキ20は可動上部部分72および固定下部部分73に分割され、いずれにも上記のように洗浄デッキ20上の粒状材料の移動に対応して洗浄用空気を流すことができるスロットを形成する。洗浄デッキ20の上部部分72については、後壁15を貫通するブラケット74によって線形アクチュエーター59、好ましくは空気圧式シリンダーに接続する。このように、空気圧式シリンダー59の延在部分を操作することによって、下部部分73に対する洗浄デッキ20の上部部分72の位置を制御できる。
図19および図20に示すように、洗浄デッキ20の上部部分72については、これを下げて固定下部部分73に係合させ、半円形のナイフエッジ71と洗浄デッキ20の上部部分72の表面との間に間隙を空けることができるため、製品送込み管33から粒状材料を洗浄デッキ20の表面に流すことができ、従って上記のように洗浄できる。洗浄デッキ20の上部部分72を上昇位置に設定すると、上部部分72が半円形のナイフエッジ71に係合する。この係合およびナイフエッジ71の形状によって、図20に示すように、製品送込み管33からの粒状材料の移動が終了する。当業者ならば、洗浄デッキ20の上部部分72については、図19および図20に示す中間位置に位置決めすると、洗浄デッキ20の表面上の粒状材料の流速を制御できることを認識できるはずである。
洗浄デッキ20の固定下部部分73については、その上部境界で閉じておくのが好ましく、このように構成すると、粒状材料が上部部分72の周囲から上部部分72と下部部分73との間の間隙に流入することがなくなり、洗浄デッキ20の外面に粒状材料を流すことによって洗浄をバイパスできる。上部部分72の下部周辺エッジについては、下部部分73にわずかにオーバーラップさせてもよく、あるいはわずかにカールしたリップを設けてもよく、粒状材料を上部部分72と下部部分73との間の間隙から離間でき、粒状材料が上部部分72と下部部分73との間の間隙に流入することをさらに確実に防止できる。このナイフエッジ71については、以上詳しく説明してきたように、別な流れ制御機構50に組み込むこともでき、洗浄デッキ20に確実に係合させることが可能になる。
本発明の本質を説明するために記載し、かつ図示した細部、物質(材料)、工程および構成などを適宜変更できることは、本発明の範囲の原理内において、当業者にとっては自明な事柄であるはずである。以上の説明は本発明の好ましい実施態様を記述するものであるが、本明細書の記載に基づいて、本発明の技術思想は、本発明の範囲から逸脱することなく他の実施態様に利用できるものである。従って、特許請求の範囲は本発明を広く保護するだけでなく、以上説明してきた具体的な形態をも保護するものである。
10:脱塵装置
12:ハウジング
13:正面ハウジング
14:正面アクセスドア
15:後壁
19:制御ボックス
20:洗浄デッキ、内部構造
21:締付具
22:外周面、表面、外面
23、27:開口
24:先端
25:ベンチュリ帯
26:底部材
30:送込みポート、送込み構造、開口
31、36:フランジ
32:電磁コイル
33:送込み管
33a:間隙
34:偏向部材、偏向板フランジ
34a:偏向板
34b:プレート
34c:偏向板フランジ
35:排出開口、排出ポート
37:そらせ板
40:送込みポート
42、54:偏向部材
45、61、62:排出ポート
46:マニホルド
50、70:流れ制御機構
51:ナイフ部材
52:円錐台形部分
53:アクチュエーターウイング
55:アクチュエーター機構
56:減摩性スライド
57:リフトラック
58:リフトハンドル
59:アクチュエーター、シリンダー
71:ナイフエッジ
72:上部部分
73:下部部分
74:ブラケット
12:ハウジング
13:正面ハウジング
14:正面アクセスドア
15:後壁
19:制御ボックス
20:洗浄デッキ、内部構造
21:締付具
22:外周面、表面、外面
23、27:開口
24:先端
25:ベンチュリ帯
26:底部材
30:送込みポート、送込み構造、開口
31、36:フランジ
32:電磁コイル
33:送込み管
33a:間隙
34:偏向部材、偏向板フランジ
34a:偏向板
34b:プレート
34c:偏向板フランジ
35:排出開口、排出ポート
37:そらせ板
40:送込みポート
42、54:偏向部材
45、61、62:排出ポート
46:マニホルド
50、70:流れ制御機構
51:ナイフ部材
52:円錐台形部分
53:アクチュエーターウイング
55:アクチュエーター機構
56:減摩性スライド
57:リフトラック
58:リフトハンドル
59:アクチュエーター、シリンダー
71:ナイフエッジ
72:上部部分
73:下部部分
74:ブラケット
Claims (20)
- 混入物を含有する粒状材料から混入物を洗浄除去する脱塵装置であって、
半円筒形の正面ハウジングを有するハウジング、
粒状材料を前記ハウジングに導入する製品送込み管を有する製品送込みポートおよび粒状材料を前記ハウジングから排出する製品排出ポート、および
前記製品送込み管に位置を合わせて設けた先端で終端する部分円錐形洗浄デッキであって、前記の混入物を含有する粒状材料の流れをこの部分円錐形洗浄デッキに均一に誘導し、前記正面ハウジングから内側に離間する外周底部エッジを有し、前記洗浄デッキと前記正面ハウジングとの間を通過する空気の流れのベンチュリ帯を形成する洗浄デッキを有し、
前記洗浄デッキに複数の開口を形成し、これらに前記洗浄デッキを通過する空気を流して、前記製品送込み管から前記洗浄デッキに流れる前記混入物を含有する粒状材料から前記混入物を分離することを特徴とする脱塵装置。
- 前記ハウジングがさらに平面後壁を有し、この後壁が前記正面ハウジングと連携して前記ハウジングを半円形の円筒体として構成する請求項1に記載の脱塵装置。
- さらに、前記後壁を貫通して、所定量の空気を前記洗浄デッキに送入する空気送込みポート、および前記ハウジングから混入物を含有する空気を排出する空気排出ポートを有する請求項2に記載の脱塵装置。
- 前記製品送込みポートが円形で、前記製品送込み管が半円筒形で、そして前記脱塵装置がさらに前記粒状材料の流れを前記製品送込み管に誘導する反らせ板を有する請求項2に記載の脱塵装置。
- 前記洗浄デッキが前記後壁に着脱可能である請求項2に記載の脱塵装置。
- さらに、前記洗浄デッキおよび製品送込み管に対して上下動して、前記製品送込み管から前記洗浄デッキに流れる粒状材料の流速を規定する偏向部材であって、この偏向部材の上下動に作用して、前記洗浄デッキ上を流れる粒状材料の流速を調節するアクチュエーター制御式ナイフ部材に接続した偏向部材を有する請求項2に記載の脱塵装置。
- 前記洗浄デッキに可動上部部分および固定下部部分を形成し、前記製品送込み管がこれから突出し、かつ前記洗浄デッキの形状に対応する部分円錐形偏向部材であって、前記洗浄デッキの上に位置決めされて、混入物を含有する粒状材料を前記洗浄デッキの表面上に誘導する偏向部材を有し、前記製品送込み管がさらに前記偏向部材と前記製品送込み管との交差点の下に延在するナイフエッジを有し、そして前記洗浄デッキの前記上部部分が前記洗浄デッキを前記ナイフエッジに係合する上昇位置に上下動でき、前記の混入物を含有する粒状材料が前記洗浄デッキ上に移動することを防止する請求項2に記載の脱塵装置。
- 前記後壁を貫通して線形アクチュエーターに連動接続し、前記洗浄デッキの前記上部部分の上下動を制御するブラケットに前記上部部分を接続し、前記上部部分が、前記上昇位置と、前記洗浄デッキの前記上部部分が前記ナイフエッジから分離する降下位置との間で移動し、前記上部部分の位置によって前記洗浄デッキの前記下部部分上の混入物を含有する粒状材料の流速を制御できる請求項7に記載の脱塵装置。
- 混入物を含有する粒状材料から混入物を洗浄除去する脱塵装置であって、
半円筒形の正面ハウジングおよび平面後壁を有するハウジング、
混入物を含有する粒状材料を前記ハウジングに導入する製品送込み管を有する製品送込みポートおよび粒状材料を前記ハウジングから排出する製品排出ポート、および
前記後壁に対して前記製品送込み管の曲率中心に設けた先端で終端する部分円錐形洗浄デッキであって、前記の混入物を含有する粒状材料の流れをこの部分円錐洗浄デッキに均一に誘導し、前記正面ハウジングから内側に離間する外周底部エッジを有し、前記洗浄デッキと前記正面ハウジングとの間を通過する空気の流れのベンチュリ帯を形成する洗浄デッキを有し、
前記洗浄デッキに複数の開口を形成し、これらに前記洗浄デッキを通過する空気を流して、前記製品送込み管から前記洗浄デッキに流れる前記混入物を含有する粒状材料から前記混入物を洗浄除去することを特徴とする脱塵装置。
- 前記洗浄デッキがさらに、空気が通過して前記ベンチュリ帯に流入する開口を除く前記洗浄デッキの底部分を塞ぐ底部材を有する請求項9に記載の脱塵装置。
- さらに、前記後壁を貫通し、所定量の空気を前記洗浄デッキに搬送する空気送込みポート、および
前記ハウジングから混入物を含有する空気を排出する空気排出ポートを有する請求項9に記載の脱塵装置。
- 前記排出ポートを前記ハウジングの高い部分に設けるとともに、前記製品送込みポートを取り囲む電磁コイルの両側に設けた請求項11に記載の脱塵装置。
- 前記洗浄デッキが前記後壁に着脱可能である請求項9に記載の脱塵装置。
- さらに、前記洗浄デッキおよび製品送込み管に対して上下動して、前記製品送込み管から前記洗浄デッキに流れる粒状材料の流速を規定するナイフ部材に接続した偏向部材を有し、このナイフ部材をフェノール系スライドに取り付けるとともに、前記後壁の対向側に取り付けられた線形アクチュエーターに接続した請求項9に記載の脱塵装置。
- 前記洗浄デッキに可動上部部分および固定下部部分を形成し、前記製品送込み管がこれから突出し、かつ前記洗浄デッキの形状に対応する部分円錐形偏向部材であって、前記洗浄デッキの上に位置決めされて、混入物を含有する粒状材料を前記洗浄デッキの表面上に誘導する偏向部材を有し、前記製品送込み管がさらに前記偏向部材と前記製品送込み管との交差点の下に延在するナイフエッジを有し、そして前記洗浄デッキの前記上部部分が前記洗浄デッキを前記ナイフエッジに係合する上昇位置に上下動でき、前記の混入物を含有する粒状材料が前記洗浄デッキ上に移動することを防止し、前記ナイフエッジに対する前記上部部分の上下動を制御する線形アクチュエーターに前記上部部分を連動接続した請求項9に記載の脱塵装置。
- 混入物を含有する粒状材料から混入物を洗浄除去する脱塵装置であって、
半円筒形の正面ハウジングおよび平面後壁を有するハウジング、
粒状材料を前記ハウジングに導入する半円筒形の製品送込み管を有する円筒形の製品送込みポートおよび粒状材料を前記ハウジングから排出する製品排出ポート、
前記製品送込みポートからの前記粒状材料の流れを前記製品送込み管に誘導する反らせ板、および
前記後壁に着脱可能に取り付け、かつ前記後壁に対して前記製品送込み管の曲率中心に設けた先端で終端し、前記の混入物を含有する粒状材料の流れをこの部分円錐形洗浄デッキに均一に誘導する部分円錐形洗浄デッキであって、複数の開口を形成し、これら開口に空気を流して、この洗浄デッキ上に前記製品送込み管から通過する前記の混入物を含有する粒状材料から混入物を洗浄除去する部分円錐形洗浄デッキ、および
前記洗浄デッキおよび前記製品送込み管に対して上下動し、前記製品送込み管から前記洗浄デッキに流れる粒状材料の流速を規定する偏向部材に結合したナイフ部材であって、前記偏向部材の下に延在するナイフエッジおよび線形アクチュエーターに連動接続され、前記偏向部材および前記ナイフ部材の上下動に作用する一対の横に延在するアクチュエーターウイングを有するナイフ部材を有することを特徴とする脱塵装置。
- 前記正面ハウジングが、前記洗浄デッキにアクセスできる正面アクセスドアを有し、前記洗浄デッキがこの正面アクセスドアを介して前記ハウジングから取り外すことができる請求項16に記載の脱塵装置。
- 前記洗浄デッキが、前記正面ハウジングから内側に離間し、前記洗浄デッキと前記正面ハウジングとの間に空気を流すためのベンチュリ帯を形成する外周底部エッジを有する請求項16に記載の脱塵装置。
- さらに、前記洗浄デッキが、空気が通過し、この洗浄デッキの周縁エッジと前記ハウジングとの間に移動して、粒状材料が前記製品排出ポートに達する前に通過する必要があるベンチュリ帯を形成する開口を除いた前記洗浄デッキの底部部分に締め付ける底部材を有する請求項16に記載の脱塵装置。
- 前記線形アクチュエーターが、前記後壁の後側を横断して延在し、前記ナイフ部材の2つのアクチュエーターウイングを係合するリフトラックに連動係合し、前記アクチュエーターウイングの同時移動に影響を与える請求項16に記載の脱塵装置。
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