JP2018196572A - 多層棒状健康器具 - Google Patents

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【課題】複数種のポールを備え、当該各ポールを個別又は組み合わせて人体の各部位に最適なマッサージ効果を付与しつつ、収納性及び操作性に優れた多層棒状健康器具の提供を目的とする。【課題を解決するための手段】軸棒と、前記軸棒に設けられた略円環状のローラ複数個と、把持部と、を含み、前記ローラ複数個が前記軸棒の軸方向に対して略垂直な方向において回転自在に設けられ、前記把持部が前記軸棒の両端に配設されて、前記軸棒の軸方向にスライド可能な小径ポールと、長尺方向に貫通する第一中心孔を備える略円筒状の中径ポールと、長尺方向に貫通する第二中心孔を備える略円筒状の大径ポールと、で構成され、前記中径ポールの前記第一中心孔に前記小径ポールが着脱自在に挿入され、前記大径ポールの前記第二中心孔に前記中径ポールが着脱自在に挿入されること、を特徴とする多層棒状健康器具。【選択図】図1

Description

本発明は、複数種のポールを備え、当該各ポールを個別又は組み合わせて人体の各部位に最適なマッサージ効果を付与可能な多層棒状健康器具に関する。
従来、マッサージは血行を促進するため、健康や美容に有効であることがよく知られている。既に、人体の各部位に適した種々のマッサージ器具が開発及び市販され、多くの人々に愛用されており、特にスポーツを嗜む人間にとって無くてはならないものとなっている。当該マッサージ器具の種類は非常に多岐に渡るが「フォームローラ」等と称される略円筒状のマッサージ器具が存在している。
当該「フォームローラ」は、人間の部位に円弧状の側面を当接し、回転させてマッサージを行うものである。また、「フォームローラ」上に人体の部位を乗せ、体重を掛けつつ当該「フォームローラ」を回転させることによってもマッサージ効果を得られる特徴を有する。
特開2003−310687号公報
しかしながら、上記従来のマッサージ器具(フォームローラ)では、人体の各部位に対して適切なマッサージを行うには、直径の異なる数種のマッサージ器具を準備せざるを得ない。また、数種すべてを用意すると非常に嵩張り、収納性に劣る問題があった。更に、直径の大きなものは操作性が低く、上方から乗って体重を掛けつつマッサージを行う以外の手法を取ることが困難だった。
ここで、マッサージ器具の構造に着目すると、非常に単純な構造であるにも関わらず、直径ごとに独立した構成が成されており、収納性及び操作性に対する備えが成されていないことは明らかであって、未だ改善の余地があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みて創作されたものであり、複数種のポールを備え、当該各ポールを個別又は組み合わせて人体の各部位に最適なマッサージ効果を付与しつつ、収納性及び操作性に優れた多層棒状健康器具の提供を目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明は、
軸棒と、前記軸棒に設けられた略円環状のローラ複数個と、把持部と、を含み、前記ローラ複数個が前記軸棒の軸方向に対して略垂直な方向において回転自在に設けられ、前記把持部が前記軸棒の両端に配設されて、前記軸棒の軸方向にスライド可能な小径ポールと、
長尺方向に貫通する第一中心孔を備える略円筒状の中径ポールと、
長尺方向に貫通する第二中心孔を備える略円筒状の大径ポールと、で構成され、
前記中径ポールの前記第一中心孔に前記小径ポールが着脱自在に挿入され、前記大径ポールの前記第二中心孔に前記中径ポールが着脱自在に挿入されること、
を特徴とする多層棒状健康器具を提供する。
このような構成を有する本発明の多層棒状健康器具は、小径ポール、中径ポール、大径ポールそれぞれを個別に使用して人体の各部位に適したマッサージを行うことができ、また小径ポール及び中径ポールの組み合わせ、又は小径ポール、中径ポール、及び大径ポールの組み合わせでより強い押圧を人体に与えつつマッサージを行うことが可能である。また、全てのポールを組み合わせることにより収納性が向上し、小さなスペースに対して容易に収納することができる。
上記の本発明の多層棒状健康器具においては、前記把持部が前記小径ポールの長さ方向にスライド可能であり、前記小径ポールの長さが伸縮自在であること、が好ましい。
このような構成を有する本発明の多層棒状健康器具では、小径ポールは把持部をスライドして長さ寸法を変更することができ、例えば中径ポール及び大径ポールと組み合わせた際に、把持部のみを外部に突出させてその他を軸棒の軸方向に対して略垂直な方向に回転させつつマッサージを行うことができ、使用方法のバリエーションが増える。
上記の本発明の多層棒状健康器具においては、前記中径ポールが、長尺方向に延びる第一凹凸を外表面に備えるとともに、前記大径ポールが、長尺方向に延びる第二凹凸を内表面に備え、前記大径ポールの前記第二中心孔に前記中径ポールが挿入された際、前記第一凹凸及び前記第二凹凸が互いに嵌合することが望ましい。
このような構成を有する本発明の多層棒状健康器具は、中径ポールの第一凹凸と、大径ポールの第二凹凸と、を嵌合させつつ当該大径ポール内部に中径ポールを挿入することで、双方のポールをより強固に組み合わせることができる。また、中径ポールは、表面に第一凹凸を備えているため、人体の部位に対して指圧的な効果を付与することができる。
本発明により、人体の各部位に最適なマッサージ効果を付与可能で、収納性及び操作性に優れた多層棒状健康器具を提供することができる。
本実施形態に係る多層棒状健康器具1の概要を示す模式図である。 本実施形態における多層棒状健康器具1の構造を示す模式図である。 小径ポール3の構造を示す図であって、図3(a)は、小径ポール3の通常状態を示す一部を断面視した側面図であり、図3(b)は、小径ポール3の延長状態を示す一部を断面視した側面図である。 中径ポール5の構造を示す図であって、図4(a)は、中径ポール5の端面を正面視した正面図であり、図4(b)は、中径ポール5の一部を断面視した側面図である。 大径ポール7の構造を示す図であって、図5(a)は、大径ポール7の端面を正面視した正面図であり、図5(b)は、大径ポール7の一部を断面視した側面図である。 小径ポール3を用いたマッサージ方法を示す模式図である。 小径ポール3と中径ポール5とを組み合わせる方法を示す図であって、図7(a)は、組み合わせ前の配置を示す模式図であり、図7(b)は、組み合わせた状態を示す模式図である。 中径ポール5を用いたマッサージ方法を示す模式図である。 小径ポール3を挿入した中径ポール5と大径ポール7とを組み合わせる方法を示す図であって、図9(a)は、組み合わせ前の配置を示す模式図であり、図9(b)は、組み合わせた状態を示す模式図である。 大径ポール7を用いたマッサージ方法を示す模式図である。
以下、本発明に係る多層棒状健康器具1の一実施形態を、図1〜図10を参照しながら詳細に説明する。但し、本発明は図示されるものに限られず、また、各図面は本発明を概念的に説明するためのものであるから、理解容易のために、必要に応じて寸法、比又は数を誇張又は簡略化して表している場合もある。更に、以下の説明では、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略することもある。
1.多層棒状健康器具1の概要
図1を用いて本実施形態における多層棒状健康器具1の概要について説明する。図1は、本実施形態に係る多層棒状健康器具1の概要を示す模式図である。図1に示すとおり、本実施形態の多層棒状健康器具1は、小径ポール3と、中径ポール5と、大径ポール7と、における複数のポールを単体又は組み合わせて人体の所望の部位をマッサージする健康器具である。全てのポールを組み合わせた際、各ポールが略入子状となるため、中径ポール5及び大径ポール7を使用した際の外圧に対する変形抵抗が高く、更に優れた収納性も兼ね備えたものである。
<多層棒状健康器具1の構造>
次に、図2を用いて本実施形態における多層棒状健康器具1の構造について詳細に説明する。図2は、本実施形態における多層棒状健康器具1の構造を示す模式図である。図2に示すとおり、本多層棒状健康器具1は、概ね小径ポール3と、中径ポール5と、大径ポール7と、から構成されている。上述のとおり、各ポールは入子状の組立構造を備えており、大径ポール7の内部には中径ポール5を挿入可能で、中径ポール5の内部には小径ポール3を挿入可能に構成されている。使用者は当該各ポールから選択して対象部位のマッサージに使用することになる。
<小径ポール3>
続いて図3(a)及び(b)を用い、小径ポール3の構造について詳細に説明する。図3(a)及び(b)は、小径ポール3の構造を示す図であって、図3(a)は、小径ポール3の通常状態(縮めた状態)を示す一部を断面視した側面図であり、図3(b)は、小径ポール3の延長状態(伸ばした状態)を示す一部を断面視した側面図である。
図3(a)及び(b)に示すとおり、小径ポール3は、本実施形態の多層棒状健康器具1を構成する3種のポールのうち、最も細い直径寸法を有しており、概ね当該小径ポール3の軸となる軸棒9と、当該軸棒9に挿通された複数個のローラ11と、該複数のローラ11の両端位置に配置される固定台31と、使用者が把持して操作するため軸棒9の両端部に配設された把持部13と、から構成されている。また、把持部13のどちらか一方にはストラップ15が設けられてもよく、当該ストラップ15によって小径ポール3の操作性及び取扱性を向上することができる。
軸棒9は、種々の金属又は硬質の樹脂材料等で形成された略棒状の部品であって、小径ポール3の内部中心に配設されており、当該小径ポール3全体の剛性を保持している。また、当該軸棒9の両端部には小径ポール3全体の伸縮操作を行う際に把持部13の位置調整を行う略円盤状の鍔部33を具備している。
ローラ11は、種々の樹脂で形成された略円環状の部品であって、内部には軸棒9を挿通するための孔29を有し、表面には人体のマッサージ効果を向上するための凹凸25が備わっている。当該凹凸25の詳細な形状は限定されないが、本実施形態では表面に長尺方向に延びる凹部と凸部とを規則的に連続して形成されたものである。また、本実施形態では4つのローラ11が小径ポール3に具備される。
固定台31は、種々の金属又は樹脂で形成された円盤状の部品であって、略中心部に軸棒9を挿通するための孔が備わっている。当該固定台31は所定の厚さで構成され、ローラ11の直径よりも小さく、かつ把持部13の端部(ローラ11側)と同等以上の直径寸法で形成されることが好ましい。
把持部13は、例えばEPMやEPDM等の合成ゴム等で形成された略円筒状の部品であって、一方の端部は閉口され、他方の端部(ローラ11側)は軸棒9と略同様の直径寸法で開口し、内部の中空部27と連通している。当該中空部27は、所定の長さかつ上述の鍔部33と略同寸法の直径を備えており、把持部13の一方の端部(ローラ11側)における開口位置のみ縮径され、該把持部13の内部で拡幅された形状となっている。
なお、把持部13の表面には突起(図示せず)等が形成されていることが好ましく、当該突起を施すことにより使用者が把持した際に把持部13と該使用者の掌内との間で高い摩擦力が発生し、滑りを好適に抑制することができる。
また、把持部13の閉口された一方の端部にはストラップ15が配設され、上述のとおり小径ポール3の操作性及び取扱性を向上している。当該ストラップ15は、生地又は樹脂等で形成された所定の長さを有する略紐状の部品であって、輪状にしつつ把持部13の端部に固定されている。なお、本実施形態では一方の把持部13のみにストラップ15を配設しているが、これに限定にされるものではなく、軸棒9に接続された両方の把持部13に配設してもよい。
図3(a)及び(b)に示すとおり、小径ポール3は、上記の軸棒9、ローラ11、固定台31、及び把持部13を組み合わせて構成されている。各部品の組立構成についてより具体的には、4つのローラ11を並列させ、それぞれの孔29を略直線状にした状態で軸棒9が挿通される。当該4つのローラ11を軸棒9の中心に並列配置した後、両端部に位置するローラ11の外側に固定台31を取り付け、各ローラ11を略固定し、軸棒9の軸方向に対する平行移動のみを抑制する。
更に、軸棒9の両端それぞれを把持部13の中空部27に挿入し、当該軸棒9の両端部に配設された鍔部33を当該中空部27内で略ピストン運動可能に嵌合させる。これにより、当該中空部27の長さ寸法に応じて把持部13を軸方向にスライドすることができる。
これにより、使用者は両端の把持部13の一方又は両方を把持し、小径ポール3を用いた所望の部位に対するマッサージ操作を容易に行うことができる。また、4つのローラ11は、軸棒9の軸方向に対して略垂直な方向に回転自在となるため、マッサージ使用時に当該ローラ11が使用者の被マッサージ部位に当接しつつ回転し、当該ローラ11の凹凸25が指圧に近い効果を発揮する。
小径ポール3は、両方の把持部13の部分をスライドさせることによって伸縮自在であり、把持部13をローラ11側にスライドして縮めた状態が通常状態(長さL1)で、両方の把持部13を外側に対して最大限にスライドして伸ばした状態が延長状態(長さL2)である。この長さL1及びL2は常にL1<L2の関係にある。当該通常状態は、小径ポール3を単体又はその他のポールと組み合わせて使用する際に用いる状態であって、延長状態は、小径ポール3をその他のポールと組み合わせて使用する際に、より操作性及び多種のマッサージ効果を使用者に付与するための状態である。
<中径ポール5>
次に、図4(a)及び(b)を用いて中径ポール5の構造について詳細に説明する。図4(a)及び(b)は、中径ポール5の構造を示す図であって、図4(a)は、中径ポール5の端面を正面視した正面図であり、図4(b)は、中径ポール5の一部を断面視した側面図である。
図4(a)及び(b)に示すとおり、中径ポール5は、本実施形態の多層棒状健康器具1を構成する一つのポールであって、例えばポリエチレン等の樹脂を用い、発砲加工を施して形成された略円筒状の部品である。当該中径ポール5は、長さ寸法がL1(小径ポール3及び大径ポール7と同様)で外径が後述する大径ポール7の内径(第二中心孔21の直径)と略同寸法に形成されている。また、内部には軸方向に貫通し、両端面を連通する第一中心孔17が備わっており、当該第一中心孔17に小径ポール3を挿入して略固定することができる。
中径ポール5の表面には、長尺方向に延び、円周方向に沿って規則的に繰り返し形成された第一凹凸19が備わっている。当該第一凹凸19は、中径ポール5を大径ポール7内に挿入した際、大径ポール7が備える第二中心孔21の表面に形成された第二凹凸23(後述にて説明)と表面形状が嵌合するように形成されている。従って、第一凹凸19と、第二凹凸23と、における双方の凸部と凹部とは、略同寸法の高低差及びピッチで形成されることが望ましい。
また、第一中心孔17は、小径ポール3が備えたローラ11の外径と略同寸法の直径を有する貫通孔であって、中径ポール5の両端の端面を連通している。当該第一中心孔17に小径ポール3を挿入した際、中径ポール5の弾性によりローラ11を把持して小径ポール3の略固定を行う。
<大径ポール7>
続いて、図5(a)及び(b)を用いて大径ポール7の構造について詳細に説明する。図5(a)及び(b)は、大径ポール7の構造を示す図であって、図5(a)は、大径ポール7の端面を正面視した正面図であり、図5(b)は、大径ポール7の一部を断面視した側面図である。
図5(a)及び(b)に示すとおり、大径ポール7は、本実施形態の多層棒状健康器具1を構成する3種のポールのうち、最も太い直径寸法を有したポールであって、概ね外部表面側に配置される外筒7Aと、第二中心孔21側に配置される内筒7Bと、から構成されている。
外筒7Aは、例えば発砲ポリエチレン等、中径ポール5と同様の樹脂、又はEVA樹脂やPVC樹脂等により所定の硬度を付与して形成された略円筒状の部品である。また、内筒7Bは、例えばEVA樹脂やPVC樹脂を用いて形成された所定の硬度を有する略円筒状の部品であり、
当該外筒7Aと内筒7Bとは、双方とも長さ寸法をL1(小径ポール3及び中径ポール5と同様)とし、外筒7Aの内径寸法と、内筒7Bの外径寸法と、を略同寸法に形成している。外筒7Aの外径寸法は、マッサージを行う対象部位、及び使用者の身体サイズに応じて決定することが好ましく、より好ましくは80mm〜300mmの範囲で形成する。また、内筒7Bの内部には軸方向に貫通して両端面を連通する第二中心孔21が備わっている。更に当該第二中孔23の表面には、長尺方向に延び、円周方向に沿って規則的に繰り返し形成された第二凹凸23が備わっており、中径ポール5の第一凹凸19と嵌合することができる。
上記構造を有する外筒7Aと内筒7Bとは、当該外筒7Aの内部に内筒7Bを完全に挿入して双方を固定し、大径ポール7を構成している。当該大径ポール7は、内部に備えた第二中心孔21に、第一凹凸19と第二凹凸23とを嵌合させつつ中径ポール5を挿入することで該中径ポール5を第二中心孔21内に略固定することができる。第一凹凸19と第二凹凸23とを嵌合させることにより、中径ポール5が大径ポール7内で回転することを抑制し、組み合わせて使用した際により操作性を向上させることができる。
2.小径ポール3、中径ポール5、及び大径ポール7の使用方法
<小径ポール3>
次に、図6を用いて小径ポール3の使用方法について説明する。図6は、小径ポール3を用いたマッサージ方法を示す模式図である。図6に示すとおり、小径ポール3は、使用者が把持部13を把持しつつローラ11を、マッサージを所望する部位に当接し、ローラ11を回転させつつ当該部位を押圧することでマッサージを行うものである。例えば背中や脚に対するマッサージに適しており、背中は棘下筋、小円筋、大円筋、及び広背筋等への使用、脚は大腿四頭筋、大腿二頭筋、腓腹筋、及び脛等への使用が効果的である。
<中径ポール5>
続いて、図7(a)及び(b)と図8とを用いて中径ポール5の使用方法について説明する。図7(a)及び(b)は、小径ポール3と中径ポール5とを組み合わせる方法を示す図であって、図7(a)は、組み合わせ前の配置を示す模式図であり、図7(b)は、組み合わせた状態を示す模式図である。また、図8は、中径ポール5を用いたマッサージ方法を示す模式図である。
中径ポール5は、単体又は図7(b)に示すとおり小径ポール3と組み合わせてマッサージに使用することができる。単体で使用した場合は、中径ポール5が備えた可撓性により適度に変形し、人体に対してクッション性を付与したマッサージ効果を与えることができる。また、小径ポール3と組み合わせた場合は、内部中心に当該小径ポール3が挿入されるため、中径ポール5の合成が向上し、よりしっかりと部位を押圧してマッサージを行うことができる。
小径ポール3と、中径ポール5と、の具体的な組み合わせ方法は、図7(a)及び(b)に示すとおり、まず、双方のポールを同軸にし、小径ポール3を中径ポール5の第一中心孔17に挿入する。小径ポール3の双方の把持部13が中径ポール5内に納まった状態で双方の組み合わせが完了し、長さL1の通常状態として使用することができる。また、当該通常状態から小径ポール3の双方の把持部13を外側にスライドして抜去することで長さL2の延長状態として使用することができる。
図8に示すとおり、中径ポール5は、例えば脇、腰部、及び脚に対するマッサージに適しており、脇は広背筋、大円筋、三角筋、及び上腕三頭筋等への使用、腰部は大殿筋、及び胸腰筋膜等への使用、脚はアキレス腱、ヒラメ筋、腓腹筋等への使用が効果的である。
<大径ポール7>
続いて、図9(a)及び(b)と図10とを用いて大径ポール7の使用方法について説明する。図9(a)及び(b)は、小径ポール3を挿入した中径ポール5と大径ポール7とを組み合わせる方法を示す図であって、図9(a)は、組み合わせ前の配置を示す模式図であり、図9(b)は、組み合わせた状態を示す模式図である。また図10は、大径ポール7を用いたマッサージ方法を示す模式図である。
大径ポール7は、単体又は図9(b)に示すとおり小径ポール3及び中径ポール5と組み合わせてマッサージに使用することができる。単体で使用した場合は、大径ポール7が備えた可撓性により適度に変形し、人体に対してクッション性を付与したマッサージ効果を与えることができる。また、小径ポール3及び中径ポール5と組み合わせた場合は、内部中心に当該小径ポール3及び中径ポール5が挿入されるため、大径ポール7の合成が向上し、よりしっかりと部位を押圧してマッサージを行うことができる。
小径ポール3及び中径ポール5と、大径ポール7と、の具体的な組み合わせ方法(あらかじめ小径ポール3と中径ポール5とを組み合わせた状態)は、図9(a)及び(b)に示すとおり、まず、小径ポール3及び中径ポール5と大径ポール7とを同軸にし、小径ポール3及び中径ポール5を大径ポール7の第二中心孔21に挿入する。小径ポール3及び中径ポール5大径ポール7内に納まった状態で双方の組み合わせが完了し、長さL1の通常状態として使用することができる。また、当該通常状態から小径ポール3の双方の把持部13を外側にスライドして抜去することで長さL2の延長状態として使用することができる。
大径ポール7は、小径ポール3及び中径ポール5と比して大きな直径を備えているため、図10に示すとおり、人体の多くの部位のマッサージに適している。
以上、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明してきたが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載の精神及び教示を逸脱しない範囲でその他の改良例や変形例が存在する。そして、かかる改良例や変形例は全て本発明の技術的範囲に含まれることは、当業者にとっては容易に理解されるところである。
本発明の多層棒状健康器具は、複数種のポールを備え、当該各ポールを個別又は組み合わせて人体の各部位に最適なマッサージ効果を付与しつつ、収納性及び操作性に優れたものである。また、複数種のポールを有し、かつそれぞれを組み合わせて使用できることから、より幅広いマッサージ方法を実施することができ、人体に対して効果的な血行促進及びリラックス効果を与えることができるものである。また、身体を鍛えることにも使用可能であり、メンテナンスからトレーニングまで健康促進のための様々な場面に適用可能である。
1 多層棒状健康器具
3 小径ポール
5 中径ポール
7 大径ポール
7A 外筒
7B 内筒
9 軸棒
11 ローラ
13 把持部
15 ストラップ
17 第一中心孔
19 第一凹凸
21 第二中心孔
23 第二凹凸
25 凹凸
27 中空部
29 孔
31 固定台
33 鍔部
L1 長さ
L2 長さ

Claims (3)

  1. 軸棒と、前記軸棒に設けられた略円環状のローラ複数個と、把持部と、を含み、前記ローラ複数個が前記軸棒の軸方向に対して略垂直な方向において回転自在に設けられ、前記把持部が前記軸棒の両端に配設されて、前記軸棒の軸方向にスライド可能な小径ポールと、
    長尺方向に貫通する第一中心孔を備える略円筒状の中径ポールと、
    長尺方向に貫通する第二中心孔を備える略円筒状の大径ポールと、
    で構成され、
    前記中径ポールの前記第一中心孔に前記小径ポールが着脱自在に挿入され、前記大径ポールの前記第二中心孔に前記中径ポールが着脱自在に挿入されること、
    を特徴とする多層棒状健康器具。
  2. 前記把持部が前記小径ポールの長さ方向にスライド可能であり、前記小径ポールの長さが伸縮自在であること、
    を特徴とする請求項1に記載の多層棒状健康器具。
  3. 前記中径ポールが、長尺方向に延びる第一凹凸を外表面に備えるとともに、前記大径ポールが、長尺方向に延びる第二凹凸を内表面に備え、
    前記大径ポールの前記第二中心孔に前記中径ポールが挿入された際、前記第一凹凸及び前記第二凹凸が互いに嵌合すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の多層棒状健康器具。
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