JP2018195432A - 落雷抑制型避雷装置及び避雷器 - Google Patents

落雷抑制型避雷装置及び避雷器 Download PDF

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Abstract

【課題】避雷装置回りに形成されるプラス電荷の領域を極力小さくして、上向きストリーマの発生を効果的に抑制する。【解決手段】接地された内側電極体2と、この内側電極体2を、所定の隙間Gをおいて包み込むようにして設けられた外側電極体3と、前記隙間Gに設けられ、前記内側電極体2と外側電極体3とを電気絶縁状態に保持する電気絶縁体Sと、内側電極体の支持体とを備え、内側電極体2が略球状に形成され、前記外側電極体3が、前記内側電極体2の外面形状と相似形をなす球殻状に形成され、前記内側電極体2が前記外側電極体3によってほぼ全面に亙って覆われている。【選択図】図1

Description

本発明は、落雷を抑制することで、雷害から建築物や設備機器等の被保護体を保護するための落雷抑制型避雷装置及び避雷器に関するものである。
落雷は大気中で起こる放電現象であり、雷放電には雲内放電、雲間放電、雲―大地間放電等がある。雷放電で大きな被害を出すのは雲―大地間放電(以下落雷)である。落雷は雷雲(雲底)と大地または大地等に建設された構造物との間の電界強度が非常に大きくなり、その電荷が飽和状態となって大気の絶縁を破壊したときに発生する現象である。
落雷の現象を詳細に観察すると、夏季に起こる一般的な落雷(夏季雷)の場合、雷雲が成熟すると雷雲からステップトリーダが大気の放電しやすいところを選びながら大地に近づいてくる。
ステップトリーダが大地とある程度の距離になると大地または建築物(避雷針)、木などからステップトリーダに向かって、微弱電流の上向きストリーマ(お迎え放電)が伸びてくる。
このストリーマとステップトリーダが結合すると、その経路を通って、雷雲と大地間に大電流(帰還電流)が流れる。
これが落雷現象である。
このような落雷現象に対し、従来の雷保護概念では、落雷は防止できないものとの観点から、落雷を突針型避雷針(フランクリンロッド)に受けて大地に流す方式が大半であった。
これに対し、本発明者等は、落雷の発生を極力抑制することによって被保護体を保護すべく、特許文献1に示される落雷抑制型避雷装置を提案した。
この落雷抑制型避雷装置は、絶縁体を挟んで配置される上部電極体及び下部電極体を有し、下部電極体のみを接地して構成したものである。
そして、たとえばマイナス電荷が雲底に分布した雷雲が近づくと、それとは逆の電荷(プラス電荷)が大地の表面に分布し、接地されている下部電極体にもプラス電荷が集まる。
すると、絶縁体を介して配置されている上部電極体は、コンデンサの作用でマイナス電荷を帯びることとなる。
この作用により、避雷装置とその周辺における上向きストリーマの発生を起こりにくくして落雷の発生を抑制するようにしている。
特許第5839331号公報
前述した本発明者等による先の提案によって、避雷装置を中心とした円状の保護領域において落雷を抑制できるようになった。
しかしながら、先の提案においては、避雷装置の下部構成体である下部電極体に、プラス電荷の領域が形成されることから、落雷のエネルギーによっては、前記下部電極体への落雷が想定されることから、前述したプラス電荷の領域を極力狭くする必要があるとの知見に至った。
本発明は、前述した知見に基づいてなされたもので、接地される内側電極体と、この内側電極体を、所定の隙間をおいて包み込むようにして配置された外側電極体と、前記隙間に設けられ、前記内側電極体と外側電極体とを電気絶縁状態に保持する電気絶縁体と、前記内側電極体を支持する支持体とを備えることを特徴としている。
このような構成とすることにより、接地される内側電極体のほぼ全体を外側電極体で包み込む形態で覆うようにして、その外側電極体が電気絶縁状態で配置される。
そして、マイナス電荷が雲底に分布した雷雲が近づくと、それとは逆の電荷(プラス電荷)が大地の表面に分布し、この大地に接地された前記内側電極体にもプラス電荷が集まるようになる。
すると、前記内側電極体に前記絶縁被覆層を介して配置されている前記外側電極体は、コンデンサの作用でマイナス電荷を帯びる。
この作用により、前記外側電極体とその周辺における上向きストリーマの発生を起こりにくくし、落雷の発生を抑制することができる。
ここで、前記外側電極体は、前記内側電極体を包み込むように配置されていることから、避雷装置の回りの殆どがマイナス電荷で覆われることとなる。
したがって、避雷装置におけるプラス電荷の領域が極めて小さく抑えられ、雷雲接近時における上向きストリーマの発生を効果的に抑制することができる。この結果、落雷抑制効果を高めることができる。
本発明の避雷装置では、内側電極体を略球状又は球殻状に形成し、外側電極体を球殻状に形成することで、接地される略球状又は球殻状の内側電極体を包み込む形態で覆うようにして、前記球殻状の外側電極体が電気絶縁状態で配置される。
本発明の避雷装置では、避雷装置の回りの殆どがマイナス電荷で覆われる機能を高めるために、前記外側電極体を、前記内側電極体の外面形状と相似形をなす球殻状に形成し、前記内側電極体を、前記外側電極体によってほぼ全面に亙って覆われている構成とすることもできる。
本発明の避雷装置は、前記外側電極体の下部にその内外部を連通する貫通孔を形成しておき、この貫通孔内に、前記内側電極体に電気的に接続された支持体を、前記外側電極体に対し電気絶縁状態で挿通しておくことにより、この支持体により、前記外側電極体、前記内側電極体、および、電気絶縁体を支持して設置を可能にするとともに、前記第2電極を接地して避雷機能を確保することができる。
前記電気絶縁体は、前記隙間に配置され、前記内側電極体と前記外側電極体とを所定間隔に保持する電気絶縁性材料によって形成されたスペーサーと、前記隙間に形成される空間とによって構成することができる。
また、前記電気絶縁体は、電気絶縁性材料によって形成されたスペーサーを前記内側電極体と前記外側電極体との間に形成される隙間の全域に亙って設けることによって形成することもできる。
そして、前記内側電極体および前記外側電極体は、鉛直断面においてほぼ真球形状や楕円形状とすることができる。
特に、後者のように楕円形状とすることにより、強風時における空気抵抗を軽減することができる。
一方、前記外側電極体を、2分割されて形成された一対の外側電極構成体によって構成し、これら一対の外側電極構成体を、前記電気絶縁体を挟み込むようにして突き合わせて前記内側電極体を包み込むとともに、この突き合わされた部位において電気導通状態で接続して一体化することにより、前記内側電極体と一体化することができる。
そして、前記一対の外側電極構成体は、前記突き合わせた部位を溶接することにより、あるいは、前記突き合わせた部位において螺着することにより一体化することができる。
本発明の落雷抑制型避雷器は、内側電極体と、この内側電極体を、所定の間隔をおいて包み込むようにして配置される外側電極体と、前記隙間に設けられ、前記内側電極体と外側電極体とを電気絶縁状態に保持する電気絶縁体と、前記内側電極体に設けられた支持体と、を備えることを特徴としている。
本発明の避雷器によれば、外側電極体は、内側電極体を包み込むように配置されていることから、外側電極体の回りの殆どがマイナス電荷で覆われる構成とすることができる。
本発明の避雷器においても、内側電極体が略球状又は球殻状に形成され、外側電極体が球殻状に形成される。これにより、全体がコンパクトで軽量な構造とすることができる。
また、本発明の避雷器においても、外側電極体にその内外部を連通する貫通孔が形成され、この貫通孔内に、前記内側電極体に電気的に接続された支持体が、前記外側電極体に対し電気絶縁状態で挿通されている構成とすることができる。
前記外側電極体の貫通孔の内径としては、前記内側電極体の外径よりも小さく設定したり、大きく設定したりすることができる。
貫通孔の内径を内側電極体の外径よりも小さく設定した場合、内側電極体が貫通孔から抜け出すのを防ぐことができる。
貫通孔の内径を内側電極体の外径よりも大きく設定した場合、その貫通孔を利用して、内側電極体を外側電極体の内部へ挿入する作業を採用することができる。
本発明では、前記内側電極体と前記支持体とを溶接により一体化する構造を採用することができる。
さらに、前記内側電極体と前記支持体とを導電性金属により一体に形成することもできる。
前記内側電極体及び外側電極体は、鉛直断面においてほぼ真球状や楕円形状とすることができる。
本発明の落雷抑制型避雷装置によれば、避雷装置回りに形成されるプラス電荷の領域を極力小さくして、上向きストリーマの発生を効果的に抑制し、これによって、落雷抑制効果を高めることができる。
本発明の第1の実施形態を示す正面図である。 本発明の第1の実施形態を示す縦断面図である。 本発明におけるストリーマ発生抑制作用を説明するための概略図である。 本発明の第2の実施形態を示す縦断面図である。 本発明の第3の実施形態を示す要部の縦断面図である。 本発明の第4の実施形態を示す縦断面図である。 本発明の第5の実施形態を示す縦断面図である。 本発明の第6の実施形態を示す縦断面図である。 本発明の第7の実施形態を示す縦断面図である。
以下、本発明の第1の実施形態について、図1ないし図3を参照して説明する。
図1において、符号1は本実施形態に係わる落雷抑制型避雷装置(以下、避雷装置と略称する)を示す。
本実施形態の避雷装置1は、接地された内側電極体(第2電極体)2と、この内側電極体2を、所定の隙間Gをおいて包み込むようにして設けられた外側電極体(第1電極体)3と、隙間Gに設けられ、内側電極体2と外側電極体3とを電気絶縁状態に保持する電気絶縁体(電気絶縁層)Sからなり、内側電極体2が略球状に形成され、外側電極体3が、内側電極体2の外面形状と相似形をなす球殻状に形成され、内側電極体2が外側電極体3によってほぼ全面に亙って覆われた構成となっている。
内側電極体2は真球形状で、かつ、図2に示すように、所定厚みを有する中空状に形成されている。この内側電極体2は中空に限らず、充実の球体を用いることができる。
また、内側電極体2の下部には、ナット4が一体に取り付けられており、このナット4に後述する支持ロッド(支持体)5の先端が螺合させられている。
この支持ロッド5にはロックナット6が螺着されており、このロックナット6が固定ナット4に圧着されることにより、支持ロッド5と内側電極体2との固定がなされている。
外側電極体3は、上下に2分割されて形成された一対の外側電極構成体3a・3bによって構成されている。この外側電極体3は左右に2分割(縦割り)する構成とすることもできる。
これら一対の外側電極構成体3a・3bは、電気絶縁体Sを挟み込むようにして突き合わされることにより内側電極体2を包み込み、この突き合わされた部位において溶接(溶接部W)により一体化されている。
下方の外側電極構成体3aの下部中央には、その内外部を連通する貫通孔7が形成され、この貫通孔7内に、内側電極体2に電気的に接続された支持ロッド5が挿通されており、この支持ロッド5を介して内側電極体2が接地されるようになっている。
電気絶縁体Sは、隙間Gに配置され、内側電極体2と外側電極体3とを所定の間隔に保持する電気絶縁性材料によって形成されたスペーサー8と、内側電極体2と外側電極体3間に空間を形成する隙間Gによって構成されている。電気絶縁性材料としては、合成樹脂やセラミック等を好適に用いることができるが、それ以外の電気絶縁性材料も用いることができる。
スペーサー8は、本実施形態においては、内側電極体2の下部に配置される下部スペーサー8aと、内側電極体2の上部に配置される上部スペーサー8bとによって構成されている。
下部スペーサー8aは、下方の外側電極構成体3aの貫通孔7に嵌合させられると共に、下方の外側電極構成体3aの下部内面に面接触させられる形状となされている。
下部スペーサー8aと下方の外側電極構成体3aは、接着剤等によって一体化されている。
そして、下部スペーサー8aの中心部に支持ロッド5が貫通させられており、この支持ロッド5は、下部スペーサー8aによって下方の外側電極構成体3aに対し、所定間隔を保持した状態でかつ電気絶縁状態で連結されている。
外側電極構成体3aの下部中央には、支持ロッド5を挿通するための貫通孔7を形成するスカート部3cが連設されている。そして、下部スペーサー8aの下端は、スカート部3cの下端よりも突出している。この突出長さは、内側電極体2と外側電極体3との間の隙間(間隔)と同等もしくはそれ以上とすることが好ましい。
なお、スカート部3cの下端が下部スペーサー8aの下端よりも突出する設計としても良い。この場合には、長いスカート部3cによって、絶縁体からなる下部スペーサー8aを紫外線や風雨等の厳しい自然環境から保護する機能も発揮させることができる。
上部スペーサー8bは、下面が内側電極体2の外面に沿うように、また、上面が外側電極体3の内面に沿うように球面に形成されており、下面には、内側電極体2の上部に形成されている係止孔9に嵌合させられる位置決め突起10が突設されている。
上部スペーサー8bも、内側電極体2および外側電極体3に接着剤等によって固着されるようになっている。
図2に示すように、貫通孔7の内径は、内側電極体2の外径よりも小さく設定されている。図2において、符号16は、外側電極体3の内外に連通する内圧調整用の孔を示している。これにより、外側電極体3の内圧が予期しない落雷等で急激に上昇しても、内側電極体2は抜け出ない構成となっている。なお、この内圧調整用の孔16には、所定の内圧で開弁する弁体、あるいは外部へ抜け出る栓体を設けてもよい。
本実施形態の避雷装置1は、以下の手順で組み立てられる。
まず、下方の外側電極構成体3aの内面底部に、この底部に設けられている貫通孔7を塞ぐようにして下部スペーサー8aを固着する。
ついで、この下部スペーサー8aに、内側電極体2が固定された支持ロッド5を挿入したのちに、内側電極体2の上部に上部スペーサー8bを、その位置決め突起10を内側電極体2の係止孔9へ嵌合させつつ固定する。
そして、上部スペーサー8bを覆うようにして、上方の外側電極構成体3bを被せて、その下部を、下方の外側電極構成体3aに突き合わせる。
これより、上下の外側電極構成体3a・3bの突き合わせ部を溶接によって接続して組み立てを完了する。
このように組み上げられた本実施形態の避雷装置1は、外側電極体3が、下部スペーサー8aと上部スペーサー8bによって。内側電極体2に対して所定間隔をおき、かつ、電気絶縁状態で連結される。
また、外側電極体3、内側電極体2、および、絶縁体Sが支持ロッド5によって支持される。
そして、前述したように組み上げられた状態において、外側電極体3は、内側電極体2のほぼ全周を覆うように位置させられる。
また、内側電極体2は、支持ロッド5を介して電気的に外側電極体3の外部に引き出されている。
このように構成された本実施形態の避雷装置1は、支持ロッド5や追加の支持部材(連結用の棒状部材や筒状部材)や長尺の等を用いて、落雷から保護すべき被保護体に、あるいは、その近傍に設置され、支持ロッド5が、図1および図3に示すように大地Eに接地される。
ついで、このように設置された本実施形態の避雷装置1による落雷抑制機能について説明する。
図3に示すように、マイナス電荷が雲底に分布した雷雲Cが近づくと、それとは逆の電荷(プラス電荷)が大地Eの表面に分布し、この大地Eに支持ロッド5を介して接地されている内側電極体2にも、図2に示すように、プラス電荷が集まる。
一方、内側電極体2に電気絶縁体Sを介して対峙されている外側電極体3は、コンデンサの作用でマイナス電荷を帯びる。
この作用により、外側電極体3とその周辺における上向きストリーマの発生が起こりにくく、この結果、落雷の発生を抑制する。
そして、外側電極体3が、内側電極体2のほぼ全周を覆うように設けられていることにより、本実施形態の避雷装置1の上端部の殆どがマイナス電荷を帯びる。
これによって、上向きストリーマを生じさせるプラス電荷の領域を大幅に減少させることができ、落雷抑制効果を大幅に向上させることができる。
図4は、本発明の第2の実施形態を示すもので、下部スペーサー8aと上部スペーサー8bを、内側電極体2と外側電極体3との間に形成される隙間Gの全域に亙って設けることにより電気絶縁体Sを構成したものである。
このような構成とすることによって、外側電極体3、内側電極体2、および、支持ロッド5を剛接続することができる。
また、外側電極体3の内側の空間を無くすことにより、その内部圧力の変化を極力小さくして、本発明の避雷装置1の健全性を向上させることができる。
また、図5は本発明の第3の実施形態を示すもので、外側電極構成体3a・3bの連結をねじ11によって行なうようにしたものである。
このような構成とすることによって、外側電極体3の組み立て操作を簡便なものとすることができる。
さらに、図6は本発明の第4の実施形態を示すもので、外側電極体3および内側電極体2の形状を、鉛直断面において楕円形としたものである。この実施形態では、スカート部3cの下端が、下部スペーサー8aの下端よりも下方へ位置するように設定した例を示している。
このような構成とすることにより、水平方向の風に対する流体抵抗を軽減することができる。これによって、避雷装置1の風に対する強度を高めることができる。
また、長いスカート部3cによって、絶縁体からなる下部スペーサー8aを紫外線や風雨等の厳しい自然環境から保護する機能も同時に発揮させることができる。
さらにまた、図7は本発明の第5の実施形態を示すものである。
本実施形態においては、外側電極体3を連続した球殻状に形成するとともに、その下部に、支持ロッド5を挿通するための貫通孔7を形成するスカート部3cを連設してある。
また、スカート部3cには、支持ロッド5が挿通されるとともに、この支持ロッド5を、スカート部3cの内面と所定間隔をおいて保持する第1のスペーサー12が装着されている。
この第1のスペーサー12は、電気絶縁性材料によって形成されており、支持ロッド5とスカート部3cとを電気的に絶縁するようになっている。
また、第1のスペーサー12は、スカート部3cの内部に、外側電極体3の外側から嵌合させられるようになっており、接着、あるいは、ねじ込みによって、もしくはその両方で、前記スカート部3cに固定されるようになっている。勿論、スペーサー12とスカート部3cをビス止めすることも可能である。
そして、第1のスペーサー12の下端部には、スカート部3cの下端面に当接させられる鍔13が一体に形成され、この鍔13とスカート部3cとの当接により、両者間の位置決めがなされるようになっている。
一方、内側電極体2は、球体若しくは球殻体に形成されており、その外径が、外側電極体3に形成されているスカート部3cの内径よりも小さく形成されており、このスカート部3cから外側電極体3の内部に挿入可能となされている。
内側電極体2は、支持ロッド5の先端に固定されるが、この支持ロッド5の先端部から基端部へ向かう所定領域には雌ねじ5aが形成されている。内側電極体2と支持ロッド5とは溶接により一体化されている。溶接に代えて、内側電極体2に設けたねじ穴に支持ロッド5の一端をねじ込んで固定しても良い。
そして、支持ロッド5には、雌ねじ5aを介してロックナット14が螺着されているとともに、このロックナット14よりも先端側に第1のスペーサー12が嵌合され、さらに、この第1のスペーサー12よりも先端側に、筒状の第2のスペーサー15が嵌合されている。
このように、支持ロッド5にロックナット14、第1のスペーサー12、および、第2のスペーサー15が装着された状態において、支持ロッド5の先端部が、第2のスペーサー15から突出させられて、この突出させられた先端部に内側電極体2がねじ結合又は溶接等の固定手段により固着されるようになっている。
また、ロックナット14を内側電極体2へ向けてねじ込むことにより、ロックナット14と内側電極体2との間に、第1のスペーサー12、および、第2のスペーサー15を挟持固定するようになっている。
このような固定により、第1のスペーサー12と内側電極体2の距離が設定されるが、この間隔は、第1のスペーサー12の厚みと第2のスペーサー15の長さによって決まる。
そして、内側電極体2は、外側電極体3内に、スカート部3cの貫通孔7を経て挿入され、スカート部3cの下端に第1のスペーサー12の鍔13が当接させられることにより、外側電極体3内において位置決めされる。
ここで、第1のスペーサー12の厚みと第2のスペーサー15の長さを設定することにより、内側電極体2を外側電極体3の中心に位置させることができる。
これによって、内側電極体2と外側電極体3との間のほぼ全周に亙って均一な隙間Gを形成することができる。
すなわち、内側電極体2回りに、空気による均一な電気絶縁体Sを形成することができる。
そして、第1のスペーサー12と支持ロッド5は、雌ねじ5aを利用して螺着するようにしてもよく、また、第2のスペーサー15を電気絶縁性材料によって形成して、第1のスペーサー12と一体化することも可能である。
このような構成とすることによって、外側電極体3を単一部材で構成することができ、部品点数を減少させて構成を簡素化するとともに、製作性を向上させることができる。
図8は、本発明の第6の実施形態を示すもので、外側電極体3および内側電極体2の形状を、図7の真球状に代えて、鉛直断面において楕円形としたものである。この図8において、図7と基本的に同一の構成要素について同一の符号を付してある。
この第6の実施形態においても、外側電極体3の貫通孔7の内径は、内側電極体2の外径より大きく設定されている。これにより、貫通孔7を利用して、内側電極体2を外側電極体3内に挿入したり取り出したりすることができる。
図9は、本発明の第7の実施形態を示すものである。
本実施形態においては、外側電極体3を連続した球殻状に形成するとともに、その下部に、支持ロッド5を挿通するための貫通孔7を形成する長いスカート部(以下、被覆管と称する)3cを連設してある。
また、被覆管3cには、支持ロッド5が挿通されるとともに、この支持ロッド5を、被覆管3cの内面と所定間隔をおいて保持する第1のスペーサー12が装着されている。
この第1のスペーサー12は、電気絶縁性材料によって形成されており、支持ロッド5と被覆管3cとを電気的に絶縁するようになっている。
また、第1のスペーサー12は、被覆管3cの内部に、外側電極体3の外側から嵌合させられるようになっており、接着、あるいは、ねじ込みによって被覆管3cに固定されるようになっている。
そして、第1のスペーサー12の下端部には、被覆管3cの下端面に当接させられる鍔13が一体に形成され、この鍔13と被覆管3cとの当接により、両者間の位置決めがなされるようになっている。
一方、内側電極体2は、球体若しくは球殻体に形成されており、その外径が、外側電極体3に形成されている被覆管3cの内径よりも小さく形成されており、この被覆管3cから外側電極体3の内部に挿入可能となされている。
内側電極体2は、支持ロッド5の先端に固定されるが、この支持ロッド5の先端部から基端部へ向かう所定領域には雌ねじ5aが形成されている。
そして、支持ロッド5には、雌ねじ5aを介してロックナット14が螺着されているとともに、このロックナット14よりも先端側に第1のスペーサー12が嵌合され、さらに、この第1のスペーサー12よりも先端側に、筒状の第2のスペーサー15が嵌合されている。
このように、支持ロッド5にロックナット14、第1のスペーサー12、および、第2のスペーサー15が装着された状態において、支持ロッド5の先端部が、第2のスペーサー15から突出させられて、この突出させられた先端部に内側電極体2が固着されるようになっている。
また、ロックナット14を内側電極体2へ向けてねじ込むことにより、ロックナット14と内側電極体2との間に、第1のスペーサー12、および、第2のスペーサー15を挟持して固定するようになっている。
このような固定により、第1のスペーサー12と内側電極体2の距離が設定されるが、この間隔は、第1のスペーサー12の厚みと第2のスペーサー15の長さによって決まる。
そして、内側電極体2は、外側電極体3内に、被覆管3cの貫通孔7を経て挿入され、被覆管3cの下端に第1のスペーサー12の鍔13が当接させられることにより、外側電極体3内において位置決めされる。
ここで、第1のスペーサー12の厚みと第2のスペーサー15の長さを設定することにより、内側電極体2を外側電極体3の中心に位置させることができる。
これによって、内側電極体2と外側電極体3との間のほぼ全周に亙って均一な隙間Gを形成することができる。
すなわち、内側電極体2回りに、空気による均一な電気絶縁体層Sを形成することができる。
そして、第1のスペーサー12と支持ロッド5は、雌ねじ5aを利用して螺着するようにしてもよく、また、第2のスペーサー15を電気絶縁性材料によって形成して、第1のスペーサー12と一体化することも可能である。
このような構成とすることによって、外側電極体3を単一部材で構成することができ、部品点数を減少させて構成を簡素化するとともに、製作性を向上させることができる。
さらに、外側電極体3に加えて、長い被覆管3cも外側電極体3として機能するので、落雷抑制効果が広い領域に及ぶように発揮させることができる。即ち、お迎え放電としての上向きストリーマの発生を抑制する領域が外側電極体3の下方にも直接的に広がる構成とすることができる。これにより、落雷の発生を抑制する効果を高めることができる。
なお、被覆管3cの長さについては特に限定されない。本実施形態において、被覆管3cは、外側電極体3の外径(直径)の2倍程度の長さにした例を示しているが、外側電極体3の直径の半分程度、あるいは2倍以上の長さにしても良い。この被覆管3cの機能を効果的に発揮させるために、外側電極体3の外径(直径)よりも長く形成するのが好ましい。
また、第1のスペーサー12は絶縁機能とスペーサーとしての機能を発揮させればよいので、外側電極体3の内外に連通する空気孔や隙間を設けても良い。また、支持ロッド5により内側電極体2を直接支持し、外側電極体3は間接的に支持しているが、外側電極体3を筒状体などにより直接支持し、内側電極体2を間接的に支持する構成とすることもできる。その場合には、絶縁体を介して支持すればよい。このようにすれば、内側電極体の接地構造の自由度を高めることができる。例えば、支持ロッド5に単なる筒状部材を採用することも可能になる。
なお、前記各実施形態において示した各構成部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、内側電極体2と支持ロッド5とをステンレスやアルミ合金等の導電性金属により一体に形成しても良い。さらに、第1のスペーサー12と第2のスペーサー15を一体に形成しても良い。このようにすれば、部品点数をさらに少なくして、組み立て作業性を向上させることができる。
また、支持体を構成する支持ロッド5については、図示例では、ねじ棒を用いた例を示したが、筒状部材を用いてその一端を内側電極体に溶接止めする構成としても良い。また、その他端には接続用フランジやねじ穴等を設けて、他の筒状部材を接続可能に構成しても良い。
なお、以上の実施形態では、外側電極体3を球殻状とした例を示したが、本発明はこれに限らない。例えば、6面体、あるいはそれ以上の多面体としても良い。また、外側電極体3を中空円柱状としても良い。
また、内側電極体2としても、外側電極体3と同様に、6面体、あるいはそれ以上の多面体としても良い。また、内側電極体2を中空円柱状や円柱状としても良い。さらに、内側電極体2を複数の円板を用いて構成しても良い。
また、内側電極体2や外側電極体3は、鉛直断面において、縦長の楕円形状としても良い。
1 (落雷抑制型)避雷装置
2 内側電極体
3 外側電極体
3a 外側電極構成体
3b 外側電極構成体
3c スカート部
4 ナット
5 支持ロッド
5a 雌ねじ
6 ロックナット
7 貫通孔
8 スペーサー
8a 下部スペーサー
8b 上部スペーサー
9 係止孔
10 位置決め突起
11 ねじ
12 第1のスペーサー
13 鍔
14 ロックナット
15 第2のスペーサー
16 内圧調整用の孔
C 雷雲
E 大地
G 隙間(電気絶縁体)
S 電気絶縁体
W 溶接部

Claims (23)

  1. 接地される内側電極体と、この内側電極体を、所定の隙間をおいて包み込むようにして設けられる外側電極体と、前記隙間に設けられ、前記内側電極体と外側電極体とを電気絶縁状態に保持する電気絶縁体と、前記内側電極体を支持する支持体と、を備えている落雷抑制型避雷装置。
  2. 前記内側電極体が略球状又は球殻状に形成され、前記外側電極体が球殻状に形成されている、請求項1に記載の落雷抑制型避雷装置。
  3. 前記外側電極体が、前記内側電極体の外面形状と相似形をなす球殻状に形成され、前記内側電極体が、前記外側電極体によってほぼ全面に亙って覆われている、請求項1又は2に記載の落雷抑制型避雷装置。
  4. 前記外側電極体の下部にその内外部を連通する貫通孔が形成され、この貫通孔内に、前記内側電極体に電気的に接続された支持体が、前記外側電極体に対し電気絶縁状態で挿通され、この支持体を介して前記内側電極体が接地されている、請求項1〜3の何れかに記載の落雷抑制型避雷装置。
  5. 前記外側電極体の貫通孔は、その外側電極体の内部へ前記内側電極体を挿入可能な大きさに設定されている、請求項4に記載の落雷抑制型避雷装置。
  6. 前記電気絶縁体が、前記隙間に配置され、前記内側電極体と前記外側電極体とを所定間隔に保持する電気絶縁性材料によって形成されたスペーサーと、前記隙間に形成される空間と、によって構成されている請求項1ないし請求項5の何れかに記載の落雷抑制型避雷装置。
  7. 前記電気絶縁体が、前記内側電極体と前記外側電極体との間に形成される隙間の全域に亙って設けられ、電気絶縁性材料によって形成されたスペーサーによって構成されている、請求項1ないし請求項5の何れかに記載の落雷抑制型避雷装置。
  8. 前記内側電極体および前記外側電極体が、ほぼ真球形状である、請求項1ないし請求項7の何れかに記載の落雷抑制型避雷装置。
  9. 前記内側電極体および前記外側電極体が、鉛直断面において楕円形状である、請求項1ないし請求項7の何れかに記載の落雷抑制型避雷装置。
  10. 前記外側電極体が2分割されて形成された一対の外側電極構成体によって構成されているとともに、これら一対の外側電極構成体が、前記電気絶縁体を挟み込むようにして突き合わされることにより前記内側電極体を包み込み、この突き合わされた部位において電気導通状態で接続されて一体化されている、請求項1ないし請求項9の何れかに記載の落雷抑制型避雷装置。
  11. 前記一対の外側電極構成体が、前記突き合わせた部位において溶接によって一体化されている、請求項10に記載の落雷抑制型避雷装置。
  12. 前記一対の外側電極構成体が、前記突き合わせた部位において螺着されることにより一体化されている、請求項10に記載の落雷抑制型避雷装置。
  13. 内側電極体と、この内側電極体を、所定の隙間をおいて包み込むようにして配置される外側電極体と、前記隙間に設けられ、前記内側電極体と外側電極体とを電気絶縁状態に保持する電気絶縁体と、前記内側電極体に設けられた支持体と、を備える落雷抑制型避雷器。
  14. 前記内側電極体が略球状又は球殻状に形成され、前記外側電極体が球殻状に形成されている、請求項13に記載の落雷抑制型避雷器。
  15. 前記外側電極体にその内外部を連通する貫通孔が形成され、この貫通孔内に、前記内側電極体に電気的に接続された支持体が、前記外側電極体に対し電気絶縁状態で挿通されている、請求項13又は14に記載の落雷抑制型避雷器。
  16. 前記外側電極体の前記貫通孔の内径は、前記内側電極体の外径よりも小さく設定されている、請求項15に記載の落雷抑制型避雷器。
  17. 前記外側電極体の前記貫通孔の内径は、前記内側電極体の外径よりも大きく設定されている、請求項15に記載の落雷抑制型避雷器。
  18. 前記内側電極体と前記支持体とが溶接により一体化されている、請求項13〜17の何れかに記載の落雷抑制型避雷器。
  19. 前記内側電極体と前記支持体とが導電性金属により一体に形成されている、請求項13〜17の何れかに記載の落雷抑制型避雷器。
  20. 前記内側電極体及び外側電極体がほぼ真球状である、請求項13〜19の何れかに記載の落雷抑制型避雷器。
  21. 前記内側電極体及び外側電極体が、鉛直断面において楕円形状である、請求項14〜19の何れかに記載の落雷抑制型避雷器。
  22. 前記外側電極体には、前記貫通孔の内壁面を形成する筒状のスカート部が設けられている、請求項15〜21の何れかに記載の落雷抑制型避雷器。
  23. 前記スカート部の長さが、前記外側電極体の外径よりも長い、請求項22に記載の落雷抑制型避雷器。

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