JP2018194490A - 回転検出器及び流量計 - Google Patents

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義喜 早瀬
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Abstract

【課題】被計測流体の積算流量が表示される表示部に設けられた指針の回転方向と回転数を正確に検出することが可能となる回転検出器を提供する。【解決手段】被計測流体の積算流量が表示される表示部に設けられた被計測流体の流れ方向及び流量に対応して回転する指針に対向するように配置されて、指針の所定回転位置に向けて光を発光する発光素子と、指針に対向するように配置されると共に指針の所定回転位置を挟むように配置されて、発光素子が発した光のうち指針から反射してくる光を受光可能な一対の受光素子と、一対の受光素子が出力する出力信号に基づいて、指針の時計方向又は反時計方向の回転方向と各回転方向に対応する回転数とを検出する検出装置と、を備え、発光素子は、一対の受光素子間の中央に指針が位置したときに、該一対の受光素子が所定閾値以上の出力信号を出力するように配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、被計測流体の積算流量が表示される表示部に設けられた指針の回転を検出する回転検出器に関するものである。また、当該回転検出器が設けられた流量計に関するものである。
水道水、都市ガス等の流量計において、被計測流体の積算流量が表示される表示部に設けられたパイロット、指針等の回転を検出する回転検出器に関する技術が種々提案されている。
例えば、下記特許文献1には、直読式水道メータに組み込まれた複数の反射面を有するパイロットに対して、その任意の1面に発光素子から光を投光する。そして、パイロットの1面に投光された反射光を受けるように設けられた受光素子によってパイロットの回転によって生ずる光の反射角の変化を検出して、流量に比例した電気パルス信号を出力するパイロットの回転検出器が記載されている。
特開2002−107190号公報
しかしながら、前記した特許文献1に記載されたパイロットの回転検出器では、受光素子は、パイロットの半径方向に沿って1個だけ配置されているため、パイロットの回転方向を検出できない。そのため、パイロットが逆転した場合においても、流量に比例した電気パルス信号が出力され、流量が加算されるという問題がある。そこで、発光素子から被計測流体の積算流量が表示される表示部に設けられた指針に光を発光する。そして、指針からの反射光を2箇所に配置された受光素子で検出することによって、指針の回転方向と回転数を検出することが考えられる。しかし、発光素子と2個の受光素子との配置位置関係によっては、指針が正転方向から逆転方向に回転しても、正確に指針の回転方向を検出できない虞がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、被計測流体の積算流量が表示される表示部に設けられた指針の回転方向と回転数を正確に検出することが可能となる回転検出器を提供することを目的とする。また、この回転検出器が着脱可能に取り付けられた流量計を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係る回転検出器は、被計測流体の積算流量が表示される表示部に設けられた前記被計測流体の流れ方向及び流量に対応して回転する指針に対向するように配置されて、前記指針の所定回転位置に向けて光を発光する発光素子と、前記指針に対向するように配置されると共に前記指針の所定回転位置を挟むように配置されて、前記発光素子が発した光のうち前記指針から反射してくる光を受光可能な一対の受光素子と、前記一対の受光素子が出力する出力信号に基づいて、前記指針の時計方向又は反時計方向の回転方向と各回転方向に対応する回転数とを検出する検出装置と、を備え、前記発光素子は、前記一対の受光素子間の中央に前記指針が位置したときに、該一対の受光素子が所定閾値以上の出力信号を出力するように配置されていることを特徴とする。
また、請求項2に係る回転検出器は、請求項1に記載の回転検出器において、前記一対の受光素子は、前記指針の回転中心に対して同心円の同一の接線上に配置されていることを特徴とする。
また、請求項3に係る回転検出器は、請求項1に記載の回転検出器において、前記一対の受光素子は、前記指針の回転中心に対して同一の同心円上に配置されていることを特徴とする。
また、請求項4に係る回転検出器は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の回転検出器において、前記発光素子は、前記指針の回転中心に対して前記一対の受光素子間の中央位置を通る直径方向の直線上に配置されていることを特徴とする。
また、請求項5に係る回転検出器は、請求項4に記載の回転検出器において、前記発光素子は、前記一対の受光素子間の中央に位置するように配置されていることを特徴とする。
また、請求項6に係る回転検出器は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の回転検出器において、前記検出装置が検出した前記指針の時計方向と反時計方向の各回転方向に対応する回転数を積算して記憶する回転数記憶部と、前記回転数記憶部に積算して記憶する前記各回転方向に対応する回転数を外部に出力するタイミングになったか否かを判定する出力判定部と、前記回転数記憶部に積算して記憶する前記各回転方向に対応する回転数を外部に出力するタイミングになったと判定された場合に、前記回転数記憶部に積算して記憶する前記各回転方向に対応する回転数を外部に出力する出力部と、を備えたことを特徴とする。
更に、請求項7に係る回転検出器は、請求項6に記載の回転検出器において、外部のサーバ装置と通信可能な通信装置を備え、前記出力部は、前記回転数記憶部に積算して記憶する前記各回転方向に対応する回転数を前記通信装置を介して前記サーバ装置に送信することを特徴とする。
また、請求項8に係る流量計は、被計測流体の積算流量が表示される表示部と、前記表示部に設けられて前記被計測流体の流れ方向及び流量に対応して回転する指針と、前記指針の時計方向又は反時計方向の回転方向と各回転方向に対応する回転数とを検出する回転検出器と、を備えた流量計において、前記回転検出器は、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の回転検出器であり、着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。
請求項1に係る回転検出器では、発光素子は指針に対向するように配置されて、指針の所定回転位置に向けて光を発光する。そして、指針から反射してくる光を受光可能な一対の受光素子は、指針に対向するように配置されると共に指針の所定回転位置を挟むように配置されている。また、発光素子は、一対の受光素子間の中央に指針が位置したときに、該一対の受光素子が所定閾値以上の出力信号を出力するように配置されている。これにより、検出装置は、一対の受光素子が出力する出力信号に基づいて、被計測流体の積算流量が表示される表示部に設けられた指針の時計方向又は反時計方向の回転方向と各回転方向に対応する回転数とを正確に検出することが可能となる。
また、請求項2に係る回転検出器では、一対の受光素子は、指針の回転中心に対して同心円の同一の接線上に配置されているため、一対の受光素子間の中央に指針が位置したときに、該一対の受光素子が所定閾値以上の出力信号を出力するように容易に構成することが可能となる。
また、請求項3に係る回転検出器では、一対の受光素子は、指針の回転中心に対して同一の同心円上に配置されているため、一対の受光素子間の中央に指針が位置したときに、該一対の受光素子が所定閾値以上の出力信号を出力するように容易に構成することが可能となる。
また、請求項4に係る回転検出器では、発光素子は、指針の回転中心に対して一対の受光素子間の中心を通る直径方向の直線上に配置されているため、一対の受光素子間の中央に指針が位置したときに、該一対の受光素子が所定閾値以上の出力信号を出力するように容易に構成することが可能となる。
また、請求項5に係る回転検出器では、発光素子は、一対の受光素子間の中央に位置するように配置されているため、一対の受光素子間の中央に指針が位置したときに、該一対の受光素子が所定閾値以上の出力信号を出力するように更に容易に構成することが可能となる。
また、請求項6に係る回転検出器では、検出装置が検出した指針の時計方向と反時計方向の各回転方向に対応する回転数を積算して記憶する。そして、各回転方向に対応する回転数を外部に出力するタイミングになった場合に、この各回転方向に対応する回転数を外部に出力することができ、コンピュータ装置等で集計処理して被計測流体の積算流量を自動で計測することが可能となる。
更に、請求項7に係る回転検出器では、通信装置を介して各回転方向に対応する回転数を外部のサーバ装置に送信することが可能となり、サーバ装置で複数台の回転検出器から受信した各回転方向に対応する回転数を集計処理して、複数台の流量計の各々に対応する被計測流体の積算流量を自動で計測することが可能となる。
また、請求項8に係る流量計では、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の回転検出器が着脱可能に取り付けられるため、この回転検出器を介して被計測流体の積算流量が表示される表示部に設けられた指針の時計方向又は反時計方向の回転方向と各回転方向に対応する回転数とを正確に検出して、正確な流量を計測することが可能となる。
本実施形態に係る水道メータ、回転検出器、及び、外部のサーバ装置を示す概略構成図である。 本実施形態に係る回転検出器の概略構成を示す平面図である。 図2のX1−X1矢視断面図である。 回転検出器の回路構成を示すブロック図である。 第1フォトダイオードと第2フォトダイオードの出力信号と2値化出力値の一例を示す図である。 第1フォトダイオードと第2フォトダイオードの2値化出力値の変化と指針の回転方向の対応関係を示す図である。 指針の正方向及び逆方向の回転数を検出する回転検出処理のプログラムを示すフローチャートである。
以下、本発明に係る回転検出器及び流量計を水道メータについて具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、本実施形態に係る回転検出器1を含む検針システム2の概略構成について図1に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態に係る検針システム2は、検針センタ3が備えるサーバ装置5と、家庭に設置された水道メータ6と、水道メータ6の上方に開放される平面視円形状の開口7の内側に上方から着脱可能に装着された回転検出器1とから基本的に構成されている。また、回転検出器1は、インターネット8を介して、サーバ装置5に対して検出したデータ情報を無線通信により送信可能に構成されている。サーバ装置5は、インターネット8を介して受信したデータ情報に基づいて、各家庭の水道使用量を自動検針することが可能に構成されている。
図1に示すように、水道メータ6は、本体11の下部に流入口11Aと流出口11Bを備えると共に、上部を平面視円形のガラス板12で閉鎖した開口7を備えている。尚、不図示の蓋を開口7に対して開閉自在に設けてもよい。ガラス板12の内側(図1中、下側)には、表示板13が配置され、パイロット15、積算カウンタ16等を配置したメータ表示部17が設けられている。
メータ表示部17には、通水に応じて回転するパイロット15、0〜10リットルを平面視略二等辺三角形状の指針18の回転でアナログ表示する1リットル積算メータ19、0〜100リットルを平面視略二等辺三角形状の指針21の回転でアナログ表示する10リットル積算メータ22、及び、積算水使用量を表示する機械式の積算カウンタ16が設けられている。
水道メータ6は、周知のように水道水の通水により回転する不図示の羽根車を内蔵しており、羽根車と同軸に設けた磁石の回転を隔離配置されたマグネット歯車に伝え、歯車列を介してパイロット15、1リットル積算メータ19の指針18、10リットル積算メータ22の指針21、及び積算カウンタ16に伝達することで水道使用量を積算表示している。
従って、流入口11Aから流出口11Bに向かう供給方向に通水されている場合には、パイロット15と各指針18、21は、正方向(図1中、平面視時計方向)に回転する。一方、流出口11Bから流入口11Aに向かう逆流方向に通水されている場合には、パイロット15と各指針18、21は、逆方向(図1中、平面視反時計方向)に回転する。また、パイロット15は、羽根車の回転に対する減速比が小さく、僅かでも通水があると回転し、通水が行われていることを表示する。
図1乃至図3に示すように、回転検出器1は、中心角約90度で開口7の半径とほぼ同じ半径の平面視扇形状の略箱体に形成された本体ケース25と、本体ケース25の平面視円弧状周縁部の中央部上端縁から半径方向外側に突出するフック部26と、から構成されている。フック部26は、所定厚さ(例えば、厚さ約3mmである。)で、本体ケース25の平面視円弧状周縁部の中央部上端縁から中心角約45度で半径方向外側に所定長さ延出された後、下方へ略直角に所定長さ(例えば、本体ケース25の上下方向の高さに略等しい長さである。)延出されて平面視円弧状に形成され、本体ケース25の外周面との間に下方に開放された溝部27を形成する。本体ケース25及びフック部26は、合成樹脂やステンレス等で形成されている。
また、本体ケース25は、ガラス板12を挟んで平面視略円形状のメータ表示部17のうち、1リットル積算メータ19と10リットル積算メータ22を含む中心角約90度の扇形の部分を覆うように配置されている。従って、パイロット15と積算カウンタ16は、本体ケース25によって覆われないため、直読可能に構成されている。
また、フック部26は、水道メータ6の本体11の上端部の外周面に形成された正面視横長矩形状で半径方向内側に窪んだ平面視円弧状の位置決め凹部28に上方から嵌め込まれ、開口7の周壁7Aを本体ケース25の外周面と当該フック部26の外周部分とで挟持するように構成され、着脱可能に取り付けられている。尚、フック部26の上面部に貫通孔を形成すると共に、開口7の周壁7Aの位置決め凹部28に対向する上面にネジ孔を形成し、皿ネジ等を貫通孔に挿通して開口7の周壁7Aの上面に形成されたネジ孔にネジ止めして着脱可能に取り付けるようにしてもよい。
図2及び図3に示すように、本体ケース25内には、回路基板31が固定されている。また、本体ケース25内には、バッテリ23が取り替え可能に装着されている。回路基板31の下面には、赤外線LED33(発光素子)と、第1フォトダイオード35と第2フォトダイオード36(一対の受光素子)が下向きに配置されている。回転検出器1を水道メータ6の開口7に取り付けた状態において、赤外線LED33の光軸は、1リットル積算メータ19の「0」リットルを指している指針18上に位置するように下向きに配置されている。具体的には、赤外線LED33の光軸は、1リットル積算メータ19の「0」リットルを指している指針18の先端と指針18の回転中心37を結ぶ半径上に位置するように配置されるのが好ましい。
また、回転検出器1を水道メータ6の開口7に取り付けた状態において、第1フォトダイオード35の光軸と第2フォトダイオード36の光軸は、指針18の回転中心37に対して、赤外線LED33の光軸を通る同心円38の当該赤外線LED33の光軸の位置を通る接線39上に配置されている。また、第1フォトダイオード35の光軸と第2フォトダイオード36の光軸は、赤外線LED33の光軸を挟んで、1リットル積算メータ19上の赤外線LED33の光軸に対して対称な位置にそれぞれ下向きに配置されている。
従って、図2に示すように、第1フォトダイオード35は、指針18の回転方向において、赤外線LED33に対して反時計方向側に配置されている。また、第2フォトダイオード36は、指針18の回転方向において、赤外線LED33に対して時計方向側に配置されている。また、第1フォトダイオード35と第2フォトダイオード36の感度領域は、300nm〜1100nmで、近赤外領域(900nm〜1000nm)をピークとする凸型の受光感度分布を有している。また、赤外線LED33の発光面、及び、第1フォトダイオード35と第2フォトダイオード36の各受光面は、図3中、下方に向けられている。
次に、回転検出器1の回路構成について図2乃至図4に基づいて説明する。図2乃至図4に示すように、回路基板31には、赤外線LED33、第1フォトダイオード35、第2フォトダイオード36、及び各フォトダイオード35、36が出力する電流を電圧に変換する各電流電圧変換回路41、42、各電流電圧変換回路41、42から出力されたアナログ電圧をデジタル電圧に変換する各A/D変換回路部43、45、各A/D変換回路部43、45から出力されたデジタル電圧を所定閾値に従って「0」、「1」の2値に変換して出力する各2値化処理回路部46、47、赤外線LED33を1秒間に所定回数、例えば、1秒間に5回程度、点滅駆動する駆動回路48等の電子部品が実装されている。尚、駆動回路48は、赤外線LED33を常時点灯するようにしてもよい。
ここで、各A/D変換回路部43、45から出力されたデジタル電圧を所定閾値に従って「0」、「1」の2値に変換して出力する各2値化処理回路部46、47の出力について図5及び図6に基づいて説明する。尚、1リットル積算メータ19の指針18が正方向(平面視時計方向)に回転している場合、つまり、水道水が供給方向に通水されている場合について説明する。
図5に示すように、先ず、A/D変換回路部43から出力される第1フォトダイオード35の出力信号71が、0ボルトから徐々に増加して閾値、例えば、1.0ボルトを超えて更に増加して最大値になり、2値化処理回路部46の出力値が「0」から「1」になる。その後、A/D変換回路部43から出力される第1フォトダイオード35の出力信号71が、最大値から徐々に減少して、再度閾値よりも低下し、2値化処理回路部46の出力値が「1」から「0」になる。
一方、A/D変換回路部43から出力される第1フォトダイオード35の出力信号71が、最大値から徐々に減少していくに伴って、A/D変換回路部45から出力される第2フォトダイオード36の出力信号72が、0ボルトから徐々に増加して閾値、例えば、1.0ボルトを超えて更に増加して最大値になり、2値化処理回路部47の出力値が「0」から「1」になる。その後、A/D変換回路部45から出力される第2フォトダイオード36の出力信号72が、最大値から徐々に減少して、再度閾値よりも低下し、2値化処理回路部47の出力値が「1」から「0」になる。
また、赤外線LED33の直下に指針18が位置したとき、つまり、第1フォトダイオード35と第2フォトダイオード36との間の中間位置に指針18が位置したときに、各A/D変換回路部43、45から閾値以上の各出力信号71、72が出力され、各2値化処理回路部46、47の出力値が「1」になるように設定されている。つまり、赤外線LED33は、第1フォトダイオード35と第2フォトダイオード36との間の中間位置に指針18が位置したときに、各A/D変換回路部43、45から閾値以上の各出力信号71、72が出力されるように配置されている。
従って、図5及び図6に示すように、1リットル積算メータ19の指針18が正方向(平面視時計方向)に回転している場合、つまり、水道水が供給方向に通水されている場合には、2値化処理回路部46から出力される第1フォトダイオード35の2値化出力値と、2値化処理回路部47から出力される第2フォトダイオード36の2値化出力値は、指針18の1回転に対して、(0,0)→(1,0)→(1,1)→(0,1)→(0,0)の順に変化する。
一方、1リットル積算メータ19の指針18が逆方向(平面視反時計方向)に回転している場合、つまり、逆流方向に通水されている場合には、2値化処理回路部46から出力される第1フォトダイオード35の2値化出力値と、2値化処理回路部47から出力される第2フォトダイオード36の2値化出力値は、指針18の1回転に対して、(0,0)→(0,1)→(1,1)→(1,0)→(0,0)の順に変化する。
また、図2乃至図4に示すように、回路基板31には、回転検出器1の全体を制御する制御回路部51(検出装置)、インターネット8に無線接続される通信装置52、バッテリ23の電力を駆動回路48、制御回路部51、通信装置52等の各部へ供給する電源供給部53が配置されている。尚、電源供給部53と各部との間に、電源スイッチを設けるようにしてもよい。そして、回転検出器1を水道メータ6の開口7の内側に上方から着脱可能に装着した後、電源スイッチをオンにして、各部へ電源を供給するように構成してもよい。
また、制御回路部51には、各2値化処理回路部46、47、駆動回路48、通信装置52等が電気的に接続されている。そして、後述のように、制御回路部51は、1リットル積算メータ19の指針18の正方向の回転数と、逆方向の回転数とを検出して、所定時間毎に、例えば、12時間毎に、各検出データを検針センタ3のサーバ装置5へ送信可能に構成されている。
制御回路部51は、回転検出器1の全体の制御を行う演算装置及び制御装置としてのCPU61、RAM62、ROM63、時間を計測するタイマ65等を備えている。また、CPU61、RAM62、ROM63、タイマ65は、バス線66によって相互に接続されて、相互のデータのやり取りが行われる。RAM62は、CPU61により演算された各種の演算結果や各フォトダイオード35、36の2値化出力値等を一時的に記憶させておくためのものである。
ROM63は、各種のプログラムを記憶させておくものであり、後述の1リットル積算メータ19の指針18の正方向及び逆方向のそれぞれの回転数を検出してサーバ装置5へインターネット8を介して送信する「回転検出処理」等の各種プログラムが記憶されている。そして、CPU61は、かかるROM63に記憶されている各種のプログラムに基づいて各種の演算及び制御を行う。
次に、上記のように構成された回転検出器1のCPU61が実行する処理であって、1リットル積算メータ19の指針18の正方向及び逆方向の回転数を検出して、所定時間毎にサーバ装置5へインターネット8を介して送信する「回転検出処理」について図7に基づいて説明する。尚、図7にフローチャートで示されるプログラムは、回転検出器1が水道メータ6の開口7の内側に上方から着脱可能に装着されて、当該回転検出器1の各部に電源が供給された場合に、CPU61によって所定時間毎に、例えば、約1msec毎に実行される処理である。
図7に示すように、先ず、ステップ(以下、Sと略記する)11において、CPU61は、2値化処理回路部46から出力される第1フォトダイオード35の2値化出力値と、2値化処理回路部47から出力される第2フォトダイオード36の2値化出力値との各出力状態に変化があったか否かを判定する判定処理を実行する。そして、2値化処理回路部46から出力される第1フォトダイオード35の2値化出力値と、2値化処理回路部47から出力される第2フォトダイオード36の2値化出力値との各出力状態に変化が無いと判定した場合には(S11:NO)、CPU61は、当該処理を終了する。
一方、2値化処理回路部46から出力される第1フォトダイオード35の2値化出力値と、2値化処理回路部47から出力される第2フォトダイオード36の2値化出力値との各出力状態に変化があったと判定した場合には(S11:YES)、CPU61は、S12の処理に移行する。S12において、CPU61は、各2値化処理回路部46、47から出力される2値化出力値の変化は、1リットル積算メータ19の指針18の正方向の回転に伴う変化であるか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、各2値化処理回路部46、47から出力される2値化出力値の変化は、1リットル積算メータ19の指針18の正方向の回転に伴う変化であると判定した場合には(S12:YES)、CPU61は、S13の処理に移行する。具体的には、2値化処理回路部46から出力される第1フォトダイオード35の2値化出力値と、2値化処理回路部47から出力される第2フォトダイオード36の2値化出力値との変化が、図6に示すように、(0,0)→(0,1)、(0,1)→(1,1)、(1,1)→(1,0)、(1,0)→(0,0)のうちのいずれかの変化であれば、CPU61は、1リットル積算メータ19の指針18の正方向の回転に伴う変化であると判定して(S12:YES)、S13の処理に移行する。
S13において、CPU61は、カウント値NをRAMから読み出し、このカウント値Nに「1」加算して、再度RAM62に記憶する。続いて、S14において、CPU61は、カウント値Nを再度RAM62から読み出し、カウント値Nが「4」以上であるか否か、つまり、1リットル積算メータ19の指針18が正方向に1回転したか否かを判定する判定処理を実行する。そして、カウント値Nが「4」未満であると判定した場合には(S14:NO)、CPU61は、1リットル積算メータ19の指針18が正方向に1回転していないと判定して、後述のS21の処理に移行する。
一方、カウント値Nが「4」以上であると判定した場合には(S14:YES)、CPU61は、1リットル積算メータ19の指針18が正方向に1回転したと判定して、S15の処理に移行する。S15において、CPU61は、正方向回転数WをRAM62から読み出し、この正方向回転数Wに「1」加算して、再度RAM62に記憶する。その後、S16において、CPU61は、カウント値NをRAMから読み出し、このカウント値Nに「0」を代入してリセットし、再度RAM62に記憶した後、後述のS21の処理に移行する。尚、カウント値Nと正方向回転数Wは、回転検出器1の起動時に「0」が代入されてRAMに記憶される。
他方、上記S12において、各2値化処理回路部46、47から出力される2値化出力値の変化は、1リットル積算メータ19の指針18の逆方向の回転に伴う変化であると判定した場合には(S12:NO)、CPU61は、S17の処理に移行する。具体的には、2値化処理回路部46から出力される第1フォトダイオード35の2値化出力値と、2値化処理回路部47から出力される第2フォトダイオード36の2値化出力値との変化が、図6に示すように、(0,0)→(0,1)、(0,1)→(1,1)、(1,1)→(1,0)、(1,0)→(0,0)のうちのいずれかの変化であれば、CPU61は、1リットル積算メータ19の指針18の逆方向の回転に伴う変化であると判定して(S12:NO)、S17の処理に移行する。
S17において、CPU61は、カウント値NをRAMから読み出し、このカウント値Nから「1」減算して、再度RAM62に記憶する。続いて、S18において、CPU61は、カウント値Nを再度RAM62から読み出し、カウント値Nが「−4」以下であるか否か、つまり、1リットル積算メータ19の指針18が逆方向に1回転したか否かを判定する判定処理を実行する。そして、カウント値Nが「−4」よりも大きいと判定した場合には(S18:NO)、CPU61は、1リットル積算メータ19の指針18が逆方向に1回転していないと判定して、後述のS21の処理に移行する。
一方、カウント値Nが「−4」以下であると判定した場合には(S18:YES)、CPU61は、1リットル積算メータ19の指針18が逆方向に1回転したと判定して、S19の処理に移行する。S19において、CPU61は、逆方向回転数QをRAM62から読み出し、この逆方向回転数Qに「1」加算して、再度RAM62に記憶する。その後、S20において、CPU61は、カウント値NをRAMから読み出し、このカウント値Nに「0」を代入してリセットし、再度RAM62に記憶した後、後述のS21の処理に移行する。尚、逆方向回転数Qは、回転検出器1の起動時に「0」が代入されてRAMに記憶される。
S21において、CPU61は、タイマ65の計測時間を読み出し、正方向回転数Wと逆方向回転数Qの各データを検針センタ3のサーバ装置5へ送信するデータ送信時間になったか否かを判定する判定処理を実行する。このデータ送信時間は、午前0時、午後0時等、所定時間毎に送信するように設定され、予めROM63に記憶されている。そして、タイマ65の計測時間を読み出し、正方向回転数Wと逆方向回転数Qの各データを検針センタ3のサーバ装置5へ送信するデータ送信時間になっていないと判定した場合には(S21:NO)、CPU61は、当該処理を終了する。
一方、タイマ65の計測時間を読み出し、正方向回転数Wと逆方向回転数Qの各データを検針センタ3のサーバ装置5へ送信するデータ送信時間になったと判定した場合には(S21:YES)、CPU61は、S22の処理に移行する。S22において、CPU61は、正方向回転数Wと逆方向回転数Qの各データをRAM62から読み出し、当該回転検出器1を識別する識別IDと共に、通信装置52を介して検針センタ3のサーバ装置5へインターネット通信により送信する。尚、回転検出器1を識別する識別IDは、予めROM63に記憶されている。
その後、S23において、CPU61は、RAM62から読み出した正方向回転数Wと逆方向回転数Qのそれぞれに「0」を代入してリセットし、再度RAM62に記憶した後、当該処理を終了する。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係る回転検出器1では、赤外線LED33の光軸は、1リットル積算メータ19の「0」リットルを指している指針18上に位置するように下向きに配置されている。そして、指針18から反射してくる赤外線を受光する第1フォトダイオード35と第2フォトダイオード36の各光軸は、赤外線LED33の光軸を挟んで、1リットル積算メータ19上の赤外線LED33の光軸に対して対称な位置にそれぞれ下向きに配置されている。
また、赤外線LED33の直下に指針18が位置したとき、つまり、第1フォトダイオード35と第2フォトダイオード36との間の中間位置に指針18が位置したときに、各A/D変換回路部43、45から閾値以上の各出力信号71、72が出力され、各2値化処理回路部46、47の出力値が「1」になるように設定されている。つまり、赤外線LED33は、第1フォトダイオード35と第2フォトダイオード36との間の中間位置に指針18が位置したときに、各A/D変換回路部43、45から閾値以上の各出力信号71、72が出力されるように配置されている。
これにより、制御回路部51のCPU61は、2値化処理回路部46から出力される第1フォトダイオード35の2値化出力値と、2値化処理回路部47から出力される第2フォトダイオード36の2値化出力値に基づいて、1リットル積算メータ19の指針18の正方向(平面視時計方向)又は逆方向(平面視反時計方向)の回転方向と各回転方向に対応する回転数とを正確に検出することが可能となる。
また、回転検出器1を水道メータ6の開口7に取り付けた状態において、第1フォトダイオード35の光軸と第2フォトダイオード36の光軸は、指針18の回転中心37に対して、赤外線LED33の光軸を通る同心円38の当該赤外線LED33の光軸の位置を通る接線39上に配置されている。また、第1フォトダイオード35の光軸と第2フォトダイオード36の光軸は、赤外線LED33の光軸を挟んで、1リットル積算メータ19上の赤外線LED33の光軸に対して対称な位置にそれぞれ下向きに配置されている。これにより、第1フォトダイオード35と第2フォトダイオード36との間の中間位置に指針18が位置したときに、各A/D変換回路部43、45から閾値以上の各出力信号71、72が出力されるように容易に構成することが可能となる。
また、制御回路部51のCPU61は、所定時間毎に、正方向回転数Wと逆方向回転数Qの各データをRAM62から読み出し、当該回転検出器1を識別する識別IDと共に、通信装置52を介して検針センタ3のサーバ装置5へインターネット通信により送信する。これにより、各家庭の水道メータ6に装着された回転検出器1の識別IDをサーバ装置5に予め登録しておくことによって、サーバ装置5は、各家庭の水道使用量を自動検針することが可能となる。
また、回転検出器1は、水道メータ6の開口7に着脱可能に取り付けることができるため、各家庭の既存の水道メータ6のメータ表示部17に設けられた1リットル積算メータ19の指針18の上側に配置して、水道使用量を自動検針することが可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、以下のようにしてもよい。また、以下の説明において上記図1乃至図7の前記実施形態に係る回転検出器1の構成等と同一符号は、前記実施形態に係る回転検出器1の構成等と同一あるいは相当部分を示すものである。
(A)例えば、回転検出器1を水道メータ6の開口7に取り付けた状態において、第1フォトダイオード35の光軸と第2フォトダイオード36の光軸は、指針18の回転中心37に対して、赤外線LED33の光軸よりも半径方向外側、若しくは、半径方向内側を通る同心円の当該赤外線LED33の光軸を通る半径に対して直交する接線上に配置されるようにしてもよい。そして、第1フォトダイオード35の光軸と第2フォトダイオード36の光軸は、赤外線LED33の光軸を通る半径に対して対称な位置にそれぞれ下向きに配置されるようにしてもよい。
これにより、第1フォトダイオード35と第2フォトダイオード36との間の中間位置に指針18が位置したときに、各A/D変換回路部43、45から閾値以上の各出力信号71、72が出力されるように容易に構成することが可能となる。この結果、制御回路部51のCPU61は、2値化処理回路部46から出力される第1フォトダイオード35の2値化出力値と、2値化処理回路部47から出力される第2フォトダイオード36の2値化出力値に基づいて、1リットル積算メータ19の指針18の正方向(平面視時計方向)又は逆方向(平面視反時計方向)の回転方向と各回転方向に対応する回転数とを正確に検出することが可能となる。
(B)また、例えば、回転検出器1を水道メータ6の開口7に取り付けた状態において、第1フォトダイオード35の光軸と第2フォトダイオード36の光軸は、指針18の回転中心37に対して、赤外線LED33の光軸を通る同心円上に配置されるようにしてもよい。そして、第1フォトダイオード35の光軸と第2フォトダイオード36の光軸は、赤外線LED33の光軸を通る半径に対して対称な位置にそれぞれ下向きに配置されるようにしてもよい。
これにより、第1フォトダイオード35と第2フォトダイオード36との間の中間位置に指針18が位置したときに、各A/D変換回路部43、45から閾値以上の各出力信号71、72が出力されるように容易に構成することが可能となる。この結果、制御回路部51のCPU61は、2値化処理回路部46から出力される第1フォトダイオード35の2値化出力値と、2値化処理回路部47から出力される第2フォトダイオード36の2値化出力値に基づいて、1リットル積算メータ19の指針18の正方向(平面視時計方向)又は逆方向(平面視反時計方向)の回転方向と各回転方向に対応する回転数とを正確に検出することが可能となる。
(C)また、例えば、回転検出器1を水道メータ6の開口7に取り付けた状態において、第1フォトダイオード35の光軸と第2フォトダイオード36の光軸は、指針18の回転中心37に対して、赤外線LED33の光軸よりも半径方向外側、若しくは、半径方向内側を通る同心円上に配置されるようにしてもよい。そして、第1フォトダイオード35の光軸と第2フォトダイオード36の光軸は、赤外線LED33の光軸を通る半径に対して対称な位置にそれぞれ下向きに配置されるようにしてもよい。
これにより、第1フォトダイオード35と第2フォトダイオード36との間の中間位置に指針18が位置したときに、各A/D変換回路部43、45から閾値以上の各出力信号71、72が出力されるように容易に構成することが可能となる。この結果、制御回路部51のCPU61は、2値化処理回路部46から出力される第1フォトダイオード35の2値化出力値と、2値化処理回路部47から出力される第2フォトダイオード36の2値化出力値に基づいて、1リットル積算メータ19の指針18の正方向(平面視時計方向)又は逆方向(平面視反時計方向)の回転方向と各回転方向に対応する回転数とを正確に検出することが可能となる。
(D)また、例えば、本体ケース25は、水道メータ6の開口7の半径とほぼ同じ半径の平面視半円形状の略箱体に形成してもよい。そして、本体ケース25は、ガラス板12を挟んで平面視略円形状のメータ表示部17のうち、パイロット15と1リットル積算メータ19と10リットル積算メータ22を含む平面視略半円形状の部分を覆うように配置してもよい。従って、積算カウンタ16は、本体ケース25によって覆われないため、直読可能に構成されている。これにより、本体ケース25内の容積を大きくすることができ、バッテリ23の容量を大型化することが可能となる。
(E)また、例えば、回転検出器1を、ガスメータの表示部に設けられて指針の回転でガス流量をアナログ表示する積算メータに対向するように取り付けてもよい。そして、回転検出器1の赤外線LED33の光軸を当該指針に対向するように配置してもよい。これにより、各フォトダイオード35、36の出力の変化に基づいて、前記実施形態と同様に、ガスメータの表示部に設けられた積算メータの指針の正方向(平面視時計方向)又は逆方向(平面視反時計方向)の回転方向と各回転方向に対応する回転数とを正確に検出することが可能となる。
また、制御回路部51のCPU61は、所定時間毎に、正方向回転数Wと逆方向回転数Qの各データをRAM62から読み出し、当該回転検出器1を識別する識別IDと共に、通信装置52を介して検針センタ3のサーバ装置5へインターネット通信により送信するようにしてもよい。これにより、各家庭のガスメータに装着された回転検出器1の識別IDをサーバ装置5に予め登録しておくことによって、サーバ装置5は、各家庭のガス使用量を自動検針することが可能となる。
(F)また、例えば、前記S22において、CPU61は、正方向回転数Wから逆方向回転数Qを減算した積算正方向回転数Yを算出し、この積算正方向回転数Yを当該回転検出器1を識別する識別IDと共に、通信装置52を介して検針センタ3のサーバ装置5へインターネット通信により送信するようにしてもよい。これにより、各家庭の水道メータ6に装着された回転検出器1の識別IDをサーバ装置5に予め登録しておくことによって、サーバ装置5は、各家庭の水道使用量を容易に自動検針することが可能となる。
(G)また、例えば、回転検出器1の本体ケース25内にバッテリ23を内蔵することなく、外部の電源から電源供給部53にリード線を介して所定電圧の電力を供給するように構成してもよい。
(H)また、例えば、回転検出器1の赤外線LED33に替えて、赤色LED、青色LED等の可視光LEDを配置してもよい。また、各フォトダイオード35、36は、可視光LEDに対応するものを配置するようにしてもよい。
1:回転検出器
2:検針システム
3:検針センタ
5:サーバ装置
6:水道メータ
17:メータ表示部
18:指針
33:赤外線LED
35:第1フォトダイオード
36:第2フォトダイオード
38:同心円
39:接線
51:制御回路部
52:通信装置
61:CPU
62:RAM
63:ROM
65:タイマ

Claims (8)

  1. 被計測流体の積算流量が表示される表示部に設けられた前記被計測流体の流れ方向及び流量に対応して回転する指針に対向するように配置されて、前記指針の所定回転位置に向けて光を発光する発光素子と、
    前記指針に対向するように配置されると共に前記指針の所定回転位置を挟むように配置されて、前記発光素子が発した光のうち前記指針から反射してくる光を受光可能な一対の受光素子と、
    前記一対の受光素子が出力する出力信号に基づいて、前記指針の時計方向又は反時計方向の回転方向と各回転方向に対応する回転数とを検出する検出装置と、
    を備え、
    前記発光素子は、前記一対の受光素子間の中央に前記指針が位置したときに、該一対の受光素子が所定閾値以上の出力信号を出力するように配置されていることを特徴とする回転検出器。
  2. 前記一対の受光素子は、前記指針の回転中心に対して同心円の同一の接線上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の回転検出器。
  3. 前記一対の受光素子は、前記指針の回転中心に対して同一の同心円上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の回転検出器。
  4. 前記発光素子は、前記指針の回転中心に対して前記一対の受光素子間の中央位置を通る直径方向の直線上に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の回転検出器。
  5. 前記発光素子は、前記一対の受光素子間の中央に位置するように配置されていることを特徴とする請求項4に記載の回転検出器。
  6. 前記検出装置が検出した前記指針の時計方向と反時計方向の各回転方向に対応する回転数を積算して記憶する回転数記憶部と、
    前記回転数記憶部に積算して記憶する前記各回転方向に対応する回転数を外部に出力するタイミングになったか否かを判定する出力判定部と、
    前記回転数記憶部に積算して記憶する前記各回転方向に対応する回転数を外部に出力するタイミングになったと判定された場合に、前記回転数記憶部に積算して記憶する前記各回転方向に対応する回転数を外部に出力する出力部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の回転検出器。
  7. 外部のサーバ装置と通信可能な通信装置を備え、
    前記出力部は、前記回転数記憶部に積算して記憶する前記各回転方向に対応する回転数を前記通信装置を介して前記サーバ装置に送信することを特徴とする請求項6に記載の回転検出器。
  8. 被計測流体の積算流量が表示される表示部と、
    前記表示部に設けられて前記被計測流体の流れ方向及び流量に対応して回転する指針と、
    前記指針の時計方向又は反時計方向の回転方向と各回転方向に対応する回転数とを検出する回転検出器と、
    を備えた流量計において、
    前記回転検出器は、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の回転検出器であり、着脱可能に取り付けられていることを特徴とする流量計。
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