JP2018191286A - 所定の物理トポロジを有する無線メッシュネットワークへの高速な加入 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線ネットワークノードが、所定の物理トポロジを有するメッシュ無線ネットワークに効率的に加入することを可能にする。【解決手段】既知または所定の物理トポロジを有する無線メッシュネットワークでは、ネットワークノードまたはアクセスポイント(AP)は、ネットワーク広告を受信することに応答して、ネットワーク上での動作を即座に開始し得る。特に、ノードまたはAPは、ネットワーク通信スケジュールを記憶し、ネットワークマネージャから受信されたネットワーク広告において受信されたパラメータ値に基づいて、ネットワーク通信スケジュールを調整する。【効果】ノードまたはAPは、調整済み通信スケジュールにおいて割り当てられた通信チャネルおよびタイムスロットの対を使用してパケットを伝送することによって、ネットワーク広告を受信した直後に、ネットワークの通信スケジュールに従って、動作を開始することができる。【選択図】図3

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2017年5月1日出願の米国仮特許出願第62/492,636号の利益を主張し、その開示は、その全体が参照により本明細書に組み入れられる。
本主題は、無線ネットワークノードが、所定の物理トポロジを有するメッシュ無線ネットワークに効率的に加入することを可能にするための技法および機器に関する。
無線メッシュネットワークは、無線ネットワークノードが無線リンクのメッシュを通じて互いに通信するように構成されたネットワークである。ネットワークマネージャは、その関連付けられたアクセスポイントを通して無線ネットワークノードと通信し、無線メッシュネットワークとメッシュネットワークの外部の要素(例えば、外部ネットワーク、外部アプリケーション等)との間のインターフェースを提供する。
また、ネットワークマネージャは、ネットワークの動作を管理するように構成され、ノードがネットワークを通じて通信する前にネットワークに無線ネットワークノードを付加するかまたは加入させることを含む。ネットワークノードの加入は、通常はマネージャと各加入無線ネットワークノードとの間の一連のハンドシェイクパケットを必要とし、マネージャから加入ノードへのネットワーク通信スケジュールの伝送を含む。このように、無線メッシュネットワークの確立は、時間のかかるプロセスである可能性がある。
本明細書における教示は、無線ネットワークノードが、所定の物理トポロジを有するメッシュ無線ネットワークに効率的に加入することを可能にすることによって、上記の問題を軽減する。
既知または所定の物理トポロジを有する無線メッシュネットワークでは、ネットワークノードまたはアクセスポイント(AP)は、ネットワーク広告を受信することに応答して、ネットワーク上での動作を即座に開始し得る。特に、ノードまたはAPは、ネットワーク通信スケジュールを記憶し、ネットワークマネージャから受信されたネットワーク広告において受信されたパラメータ値に基づいて、ネットワーク通信スケジュールを調整する。結果として、ノードまたはAPは、調整済み通信スケジュールにおいて割り当てられた通信チャネルおよびタイムスロットの対を使用してパケットを伝送することによって、ネットワーク広告を受信した直後に、ネットワークの通信スケジュールに従って、動作を開始することができる。ノードまたはAPによって記憶されたネットワーク通信スケジュールは、ネットワーク広告において受信されたパラメータ値を入力として取り、ノードまたはAPによって実行されると、調整済みネットワーク通信スケジュールを出力するアルゴリズムの形態を取ることができる。
1つの例示的な実施形態では、無線メッシュネットワークにおける高速な加入を可能にするための方法は、無線ネットワークノードにおいて、無線メッシュネットワークのマネージャによって伝送されたパケットを受信することを含み得る。パケットは、無線メッシュネットワークのマネージャによって伝送されたパラメータ値を含む。無線メッシュネットワークのための調整済み通信スケジュールは、無線ネットワークノードにおいて、パケットで受信されたパラメータ値と、無線ネットワークノードによって記憶された所定の通信スケジュールとに基づいて判定される。調整済み通信スケジュールは、複数の無線ネットワークノードのそれぞれのノードを1つ以上の通信チャネル・タイムスロット対に関連付け、各通信チャネル・タイムスロット対は、無線メッシュネットワーク上でパケットを伝送するためにそれぞれのノードによって使用される、複数の通信チャネルのうちの通信チャネルと、複数のタイムスロットのうちのタイムスロットとを示す。パケットは、通信チャネル上の無線ネットワークノードから、調整済み通信スケジュールにおいて無線ネットワークノードと関連付けられたタイムスロット中に伝送される。
別の例示的な実施形態では、無線メッシュネットワークへの高速な加入のために構成された無線ネットワークノードは、無線トランシーバと、プロセッサと、非一時的メモリとを含み得る。無線トランシーバは、無線ネットワークノードおよび無線メッシュネットワークのアクセスポイントと無線通信するように構成される。プロセッサは、無線トランシーバに通信可能に接続される。非一時的メモリデバイスは、プロセッサによって実行されると、無線ネットワークノードに、無線トランシーバを介して、無線メッシュネットワークのマネージャによって伝送されたパケットを受信させるプログラム命令を記憶し、パケットは、無線メッシュネットワークのマネージャによって伝送されたパラメータ値を含む。命令は、無線ネットワークノードに、パケットで受信されたパラメータ値と、無線ネットワークノードの非一時的メモリに記憶された所定の通信スケジュールとに基づいて、無線メッシュネットワークに対する調整済み通信スケジュールをさらに判定させる。調整済み通信スケジュールは、複数の無線ネットワークノードのそれぞれのノードを1つ以上の通信チャネル・タイムスロット対に関連付け、各通信チャネル・タイムスロット対は、無線メッシュネットワーク上でパケットを伝送するためにそれぞれのノードによって使用される、複数の通信チャネルのうちの通信チャネルと、複数のタイムスロットのうちのタイムスロットとを示す。命令は、無線トランシーバを介して、通信チャネル上の無線ネットワークノードに、調整済み通信スケジュールにおいて無線ネットワークノードと関連付けられたタイムスロット中にパケットをさらに伝送させる。
さらなる利点および新規の特徴は、一部が以下に続く説明において述べられ、一部は、当業者には、以下に続く添付の図面を検討することで明らかとなるか、または当該例の生産または動作によって習得され得る。本教示の利点は、以下に論じる詳細な例で述べられるさまざまな態様の方法論、有用性および組み合わせの実践または使用によって実現され達成され得る。
図面は、本教示による1つ以上の実施を、例示のみを目的とし、限定を目的とせずに描画する。図面において、同様の参照番号は、同じかまたは類似の要素を指す。
高速なネットワーク加入能力を提供する無線メッシュネットワークシステムを提供する無線メッシュネットワークシステムの高レベルの機能ブロック図である。 既知の物理トポロジを有する無線メッシュネットワークの高レベルの機能ブロック図である。 図1Aまたは1Bに示されたような無線メッシュネットワークのための例示的な通信スケジュールを示す概略図であり、 図2Aの例示的な通信スケジュールの一部の詳細図である。 図1に示されたような無線メッシュネットワークへの無線ノードの高速な加入のための例示的な方法を示すフローチャートである。 図1に示されたような無線メッシュネットワークへの無線ノードの高速な加入の識別情報を判定するための例示的な方法を示すフローチャートである。 図1に示されたような無線メッシュネットワーク内のネットワークマネージャによる高速な加入のための例示的な方法を示すフローチャートである。 図1Aならびに/もしくは1Bの無線メッシュネットワークで、および/または図3、4、ならびに/もしくは5の方法で使用され得る例示的な無線ネットワークノードの高レベルの機能ブロック図である。 図1Aならびに/もしくは1Bの無線メッシュネットワークで、および/または図3、4、ならびに/もしくは5の方法で使用され得る例示的なアクセスポイント(AP)の高レベルの機能ブロック図である。 図1Aならびに/もしくは1Bの無線メッシュネットワークで、および/または図3、4、ならびに/もしくは5の方法で使用され得る例示的なネットワークマネージャの高レベルの機能ブロック図である。
以下の詳細な説明では、関連する教示の完全な理解を提供するために、例示を目的として多数の具体的な詳細が述べられる。しかしながら、当業者には、本教示がそのような詳細なしに実践され得ることが理解されるべきである。他のケースでは、本教示の態様を必要以上に不明瞭にすることを回避するために、周知の方法、手順、構成要素、および/または回路が、比較的高レベルで詳細なしに説明されている。
本明細書に開示されたさまざまな方法およびシステムは、無線ネットワークノードが、ネットワークマネージャから受信されたパラメータに基づいて、ネットワーク通信スケジュールを判定するかまたは調整することを可能にすることによって、無線メッシュネットワークの確立における効率を改善する。例えば、各ノードは、ネットワーク広告内の受信パラメータ値およびノード内に記憶された所定の通信スケジュール情報のみに基づいて、通信スケジュールを判定し得る。結果として、無線メッシュネットワークのノードは、ネットワーク広告を受信した後に即座に(例えば、10秒を下回る)動作を開始することができる。また、ノードもネットワークマネージャも、時間がかかるネットワーク発見またはマルチパケットハンドシェイクに従事することを必要とせず、そのため、最低限のネットワーク帯域幅を使用する能率化されたネットワーク加入および形成プロセスを提供する。
動作中に、無線ネットワークノードは、起動時にネットワーク広告を聞き取ることができる。ネットワーク広告は、直接またはメッシュネットワークに加入した1つ以上の無線ネットワークノードを通してネットワークマネージャによってブロードキャストされたパケットであり、メッシュネットワークに加入するために無線ネットワークノードによって使用されるネットワーク識別子(例えば、ネットワークID)および1つ以上のパラメータ値を含む。パラメータ値は、メッシュネットワーク特性(例えば、ノード数等のメッシュネットワークサイズ、メッシュネットワークトポロジ等)等を示すパラメータ値を含むことができる。ネットワーク広告を受信することに応答して、無線ネットワークノードは、ネットワーク広告内の、受信された受信パラメータ値と、無線ネットワークノードによって記憶された所定の通信スケジュールとに基づいて、メッシュネットワークのためにネットワーク通信スケジュールを判定するかまたは調整する。例えば、無線ネットワークノードは、ネットワークのそれぞれのノードを1つ以上の通信チャネル・タイムスロット対に関連付けるネットワーク通信スケジュールを演算し得、各通信チャネル・タイムスロット対は、無線メッシュネットワーク上でパケットを伝送するためにそれぞれのノードによって使用されるために割り当てられた通信チャネルおよびタイムスロットを含む。ネットワーク通信スケジュールは、無線ネットワークノードによって記憶され、受信されたパラメータ値を入力として取るアルゴリズムを実行することによって判定することができる。次いで、無線ネットワークノードは、例えば判定されたネットワーク通信スケジュールにおいて、無線ネットワークノードに割り当てられているとして識別された通信チャネル・タイムスロット対の中でネットワーク加入または他のメッセージを伝送することによって、通信スケジュールに基づいて動作を開始することができる。
このように、ネットワーク内のネットワークマネージャおよび無線ネットワークノードの各々は、伝達されたパラメータ値に基づいて各無線ネットワークノードにおいて確定的に判定された同じネットワーク通信スケジュールに基づいて、即座に動作を開始することができる。例えば、ネットワークマネージャおよび無線ネットワークノードは、ネットワーク加入メッセージがノードの各々からネットワークマネージャによって受信される前であっても、同じネットワーク通信スケジュールに基づいて動作を開始することができる。
各ノードは、(i)乱数、(ii)ネットワーク内で予想されるノード数等のネットワーク特性、(iii)ネットワークのためのスケジューリングアルゴリズムの識別情報等のスケジューリング特性、(iv)現在のタイムスロット番号等のタイミング特性、および/または(v)ネットワークによって使用されない通信チャネルブラックリスト一覧通信チャネル等の通信チャネル特性のうちの1つ以上を含む、ネットワークマネージャから受信されたパラメータ値に基づいてネットワーク通信スケジュールを判定する。
パラメータ値が乱数を含む場合、ネットワーク通信スケジュールは、ランダムに選択される。しかしながら、すべての無線ネットワークノードが同じ乱数をパラメータ値として受信するため、すべての無線ネットワークノードは、同じ/共通の通信スケジュールを判定し、そのため、ランダムに選択された同じ/共通のスケジュールに従って互いに通信することができる。
無線ネットワークノードが動作を開始してネットワーク通信スケジュールを(例えば、ネットワークマネージャから受信されたパラメータ値に基づいて)判定すると、無線ネットワークノードは、いずれのネットワーク通信スケジュールのノードに対応するかを知り得ない。そのような状況では、無線ネットワークノードは、ネットワーク通信スケジュールにおいて異なるノードに割り当てられた複数の通信チャネル・タイムスロット対を(例えば、ランダムに)選択する。ネットワークノードは次に進み、選択された通信チャネル・タイムスロット対において無線メッシュネットワークを通じて通信する。次に、修正されたノード識別情報を含むネットワークマネージャからの応答の受信に応答して、ノードは、識別され修正されたノードに対応することを判定し、ネットワーク通信スケジュールにおいて識別され修正されたノードに割り当てられた通信チャネル/タイムスロット対を使用して、ネットワークを通じてこの先のパケットを伝送する。
高速な加入のための方法は、ネットワークノードが、無線メッシュネットワーク上で、10秒以下のうちに、無線メッシュネットワークのためのネットワーク広告を受信する動作を開始することを可能にする。具体的には、加入ノードが、ネットワーク広告内に含まれるパラメータ値および記憶された通信スケジュール情報、例えば通信スケジュールを判定するためのアルゴリズムのみに基づいて通信スケジュールを判定することを可能にすることによって、ノードは、ネットワークの通信スケジュールに従ってすぐに動作を開始することができる。また、ノードは、最小限のネットワーク帯域幅を使用して加入し、それによって、ノードをネットワークに加入させるために必要とされるネットワーク資源を低減させる。
本明細書で説明された高速な加入システムおよび方法は、有利には、ブートアップ後即座に開始するための動作を必要とする無線メッシュネットワーク、例えば無線バッテリ監視システム(WBMS)、鉄道車両監視等で使用される無線メッシュネットワークで使用され得る。そのような用途では、無線メッシュネットワークは、車両(例えば、電気自動車、機関車等)の始動直後に動作を開始することを要する場合がある。
以下に、添付の図面に図示された例に関連して、さらなる特徴が詳細に述べられる。
図1は、高速な加入を提供する無線メッシュネットワークシステム100の一例を図示する。図示されるように、無線メッシュネットワークシステム100は、複数の無線ノード103(例えば、センサノードまたはモート)を含む無線メッシュネットワーク101と、無線通信リンク(破線で例示的に示される)を通じて互いに無線通信する1つ以上のアクセスポイント(AP)105とを含む。アクセスポイント105は、1つ以上の無線ネットワークマネージャ107に通信可能に接続される。ネットワークマネージャ107は、関連付けられたアクセスポイント105と同じ物理的デバイスの一部を形成することができるか、または図1Aに図示されるような通信リンク(例えば、有線接続)を通して、関連付けられたAP105と通信することができる。
AP105は、一方で無線メッシュネットワーク101間を橋絡し、他方でネットワークマネージャ107と無線メッシュネットワーク101外の要素とを橋絡する。例えば、AP105およびネットワークマネージャ107は、無線メッシュネットワーク101と無線メッシュネットワーク外部の通信ネットワーク111との間のブリッジまたはゲートウェイ、例えば有線通信ネットワーク(例えば、インターネット)および/または無線ネットワーク(例えば、Wi−Fiネットワーク)を提供することができる。また、AP105およびネットワークマネージャ107は、無線メッシュネットワーク101とホストアプリケーション109(例えば、通信ネットワーク111を通してアクセス可能である)との間のブリッジまたはゲートウェイを提供することができる。
動作中、無線メッシュネットワーク101の各ノード103またはAP105は、「アップストリーム」パケットを生成して、その通信範囲内である任意の他のノード103またはAP105に送信することができ、次に、パケットは、受信ノード103またはAP105によって、ネットワーク内のさらなるノードまたはAPに中継および再度伝送することができる。このように、ノード103によって伝送されたパケットは、無線メッシュネットワーク101を通して任意のネットワークマネージャ107または外部のホストアプリケーション109に伝播することができる。これと異なり、ノード103は、メッシュ無線ネットワーク101を通して任意のマネージャ107またはホストアプリケーション109から伝播された「ダウンストリーム」パケットを受信および処理することができる。パケットは、データ(例えば、センサノードからのセンサデータ、アクチュエータノードからの制御データ)および/またはネットワークを確立または維持するための動作データ(例えば、新規のノードをネットワークに加入させるために使用される加入パケット)を含み得る。
無線メッシュネットワーク101とネットワーク外部の要素との間のブリッジを提供することに加えて、無線ネットワークマネージャ107は、無線メッシュネットワーク101を運用または管理する。このように、無線ネットワークマネージャ107は、1つ以上の関連付けられたAP105に、無線メッシュネットワーク101のためのネットワーク広告を伝送またはブロードキャストさせることを可能にすることができ、その次に、ネットワーク加入メッセージを受信したノード103およびAP105をメッシュ無線ネットワーク101に加入させることができる。
無線ネットワークマネージャ107はさらに、メッシュ無線ネットワーク101のためのネットワーク通信スケジュールを設定する。ネットワーク通信スケジュールは、ネットワークに加入したそれぞれのノードを、通信チャネルおよびタイムスロットの1つ以上の対に関連付ける。通信スケジュールの各通信チャネル・タイムスロット対は、無線メッシュネットワーク101上でパケットを伝送するために、関連付けられたノード103によって使用されるために割り当てられた通信チャネルおよびタイムスロットを示す。このように、関連付けられたノード103は、割り当てられた各通信チャネル・タイムスロット対の中で、その通信範囲内である無線メッシュネットワーク101の1つ以上の他のノードにパケットを伝送することができる。また、各ノード103は、隣接するノードに割り当てられた通信チャネル・タイムスロット対の中で、通信範囲内に位置付けられた隣接するノードからパケットを受信することができる。通信チャネル・タイムスロット対は、ノード間の通信リンクと称されることがあり、無線メッシュネットワーク101を通したパケットの流れは、隣接するノード103およびAP105の対の間の通信を可能にするためのネットワークの通信スケジュールに含まれる通信リンクによって少なくとも部分的に判定され得る。
また、無線ネットワークマネージャ107は、ネットワークを通じて加入するかまたは通信するノード103、AP105、および他のマネージャ107を認証することによって、およびネットワーク101を通じて伝達されたパケットの暗号化を可能にすることによって、ネットワークセキュリティを提供する役割を担っている。これらの目的のために、無線ネットワークマネージャ107は、認証データを維持する。認証データは、パケットの暗号化/復号化のために、および無線メッシュネットワーク101内のデバイスの認証のために使用されるセキュリティキー(例えば、暗号化および復号化キー)およびカウンタ(例えば、パケットカウンタ)を含むことができる。同様に、各ネットワークノード103および/またはAP105は、認証キー(例えば暗号化ならびに/もしくは復号化キー)およびパケットカウンタを含む相補認証データを記憶し、利用する。このように、認証データに基づいて、パケットは、無線メッシュネットワーク101を通して、パケットを復号化することができるネットワークノード103またはAP105に送信される前に、任意のネットワークマネージャ107によって暗号化することができ、無線メッシュネットワーク101を通してネットワークノード103またはAP105から受信されると、任意のネットワークマネージャ107によって復号化することができる。
無線メッシュネットワーク101におけるネットワークノード103およびAP105の互いに対する物理的または位置的/地理的配置は、ネットワークの物理トポロジと称される。ネットワークのトポロジは、ネットワークノード103が互いに対して体系化されていない位置的配置を有する図1Aに例示的に示されるように、ランダムであることができる。代替的に、ネットワークノード103は、規則正しく配置され、高度に組織化された物理トポロジを有するネットワーク101’を形成することができ、その1つの例示的な例が図1Bに示される。ネットワークの物理トポロジは、いずれのネットワークノード103およびAP105が互いの通信範囲内であるか、およびいずれのネットワークノード103およびAP105が結果として互いに直接無線通信することができるかを判定する。
ネットワークの物理トポロジに加えて、ネットワークの通信スケジュールは、いずれのノードに互いに通信するための機会が備えられているかを判定し、そのような機会のタイミングを判定する。この点において、ネットワークの通信スケジュールは、ネットワークのリンクトポロジを判定する。具体的には、ネットワークの通信スケジュールは、いずれのノードが、通信チャネル・タイムスロット対の割り当てを通して、他のノードとの通信範囲のために通信リンクまたは機会に割り当てられたかを判定する。
ネットワークの物理トポロジが、ネットワークが最初に確立された時点で周知ではない状況では、および/またはネットワークの物理トポロジが(例えば、移動可能なノードに起因して)可変である状況では、ネットワークは、いずれのネットワークのノード103およびAP105が互いの通信範囲内であるかを判定するための、ネットワークの発見に従事し得る。ネットワークの発見を通して、ネットワークマネージャには、設備、例えば建物または工場の全体にわたって分散されたデバイス(例えば、ノード103およびAP105)の位置に関する情報が提供され得る。次いで、ネットワークマネージャ107は、ネットワークの発見結果に基づいて、その特定のネットワーク配備に適切な通信スケジュールを確立することができる。このネットワークの発見は、時間を要し、ネットワーク資源を消費する。
他の状況では、ネットワークの物理トポロジは、通信ネットワークの確立より先に予め判定されるかまたは既知であってもよい。例えば、無線バッテリ監視システム(WBMS)では、デバイスの位置は、既知であり固定であってもよく、例えば、すべてのデバイスがバッテリエンクロージャ内部に位置していてもよく、互いの略通信範囲内であってもよい。別の例では、列車監視システムにおいて、デバイス位置は既知であり、列車の長さに沿って固定されてもよく、それによって、各デバイスが、列車の長さに沿った少数の隣接デバイスのみの通信範囲内であり得るようにされる。これらのケースでは、ネットワーク形成プロセスは、既知のネットワーク物理トポロジを利用して、マネージャ107、ノード103、およびAP105において第1のトポロジに適切な固定リンクトポロジおよび/または1つ以上のネットワーク通信スケジュールを予めプログラムすることによって加速することができる。
固定リンクトポロジは、ネットワークが、確立されるたびに通信リンクの同じ/所定の配置によってそれ自体を自動的に確立することができるようにされる、ネットワーク101のノード103とAP105との間の通信リンクの所定の配置を指す。実際のところ、そのような使用のケースは、ネットワークを瞬間的に形成するかまたは再形成することを可能にし得る。以下の詳細のように、提案されたソリューションは、少量のパラメータによって判定され、ネットワーク内の任意のデバイスによって算出することができるこれらのネットワークのための通信スケジュールを使用することを含む。
有利には、ネットワーク内の任意のデバイスによって、少量のパラメータに基づいて効率的に算出することができる通信スケジュールの使用は、ノード103およびAP105がデバイスごとに1つのハンドシェイクパケットにおいてネットワークに加入することを可能にし、大量の最適にスケジューリングされた帯域幅が、各デバイスにおいてすばやく付加されることを可能にし、認証およびセキュリティが、加入ノードに/加入ノードから伝送されたすべてのパケット上に維持されることを可能にする。例えば、各々が2つのAPを通して2つのマネージャに毎秒10パケットを送信する8つのノードを含むWBMSの実施では、高速な加入のために構成されていないネットワーク内のネットワークに再加入したノードは、ネットワークに再加入するためにたっぷり1分かかる場合がある。これと異なり、本明細書で詳述された高速な加入方法を用いることによって、ノードは、わずか1秒でネットワークに再加入し得る。
既知の物理トポロジを有するネットワークの例示的な一実施形態では、図1Bの無線メッシュネットワーク101’は、無線バッテリ監視システム(WBMS)の一部を形成し得る。本明細書で説明されたWBMSの例は、例示のみを目的として使用され、WBMS使用のケースの特定性が本開示の範囲を限定するものではないことに留意すべきである。例示的なWBMS使用のケースでは、すべてのノード103およびAP105は、1つのバッテリエンクロージャ(例えば、車または他の車両内のバッテリ用エンクロージャ)内に包含され、そのため、8つのノード103および2つのAP105すべてが、互いの通信距離または範囲内である。しかしながら、ネットワーク通信における待ち時間を最小限にするために、通信スケジュールは、ネットワークの各ノード103からいずれかのAP105に高帯域幅リンク(例えば、破線で例示的に示される)を割り当てることができ、ネットワーク101のノード103のリング周りにパケットを通信するための低帯域幅のリンクのリング(例えば、破線で例示的に示される)を割り当てる。
図1Bの例では、ネットワークは、再構築されるたびに、同じ物理トポロジ(例えば、図1Bの例示的なトポロジ)によって再構築される。このように、同じリンクトポロジを使用することができ、それゆえに、各デバイスは、同じ親デバイスへのリンクを割り当てることができる。また、1つのノードがリセットされた場合、予め有していた同じ親によってネットワークに再加入することができる。
ネットワークのための固定された物理トポロジを所与とすると、ネットワークのための通信スケジュールは、例えばデータ収集が調整されかつ無衝突であることを可能にする、時間同期されたチャネルホッピングスケジュールを提供するために、確定的に作成することができる。通信スケジュールの作成は、特定の時間で(すなわち、スロットフレーム内の特定のタイムスロットで)、かつスロットフレーム内の特定のチャネルまたはオフセット上で、スケジュール内に無線リンクを設けることを含むことができる。次いで、確定的に作成された通信スケジュールは、ネットワークが再形成されるたびに再利用することができる。
図2Aは、図1Bに示されたような無線メッシュネットワークのための例示的な通信スケジュールを示す概略図であり、図2Bは、図2Aの通信スケジュールの部分Aの詳細図である。
図2Aに図示されるように、通信スケジュールは、フレーム、スロットフレーム、または通信チャネル・タイムスロット対のアレイとして表現することができる。例示された例では、タイムスロットは、x軸に沿って連続的にグラフ化され、通信チャネルは、y軸に沿ってグラフ化され、フレームまたはアレイ内のセルは、通信のための無線ネットワークノード103に割り当てることができる通信チャネル・タイムスロット対に各々対応する。動作中、フレームは、無線メッシュネットワークのための連続的な通信スケジュールを提供するために、例えばフレームの長さを有する期間で周期的に繰り返される。
図2Aに示された例では、フレームは、最大で1320個のセルまたは通信チャネル・タイムスロット対を提供する120個のタイムスロットおよび11個の通信チャネルオフセットの長さを有する。フレームは、8個の無線ノード103またはAP105を有する無線メッシュネットワークのための通信スケジュールを特徴付ける。図示されるように、特定の伝送ノードまたはAPに割り当てられたセルは、特定の送信ノードまたはAPと関連付けられたシェーディングで表される。加えて、図2Bに示された詳細図では、特定の送信ノードまたはAPに割り当てられた各セルは、その上方に表示された割り当てられたノードまたはAPを識別する文字(a−h)を有する。加えて、白いセル(図2Bの識別子「Y])は、ネットワーク広告に対して割り当てられた通信チャネル・タイムスロット対を識別し、黒いセル(図2Bの識別子「Z」)は、ネットワークのAP105からのダウンストリーム伝送に対して割り当てられた通信チャネル・タイムスロット対を識別する。例示的な通信スケジュールでは、無線ノードとAPとの間の通信に対して割り当てられた通信チャネル・タイムスロット対は、5個ずつのタイムスロットで間隔を置かれ、ノード対の間の通信に対して割り当てられた通信チャネル・タイムスロット対の群は、フレームの始まりにおいて生じる。
有利には、図2Aおよび2Bの例示的な通信スケジュールは、図1Bの無線メッシュネットワーク101’内で、例えばWBMSアプリケーション内で使用することができる。スケジュールでは、ノードとAPとの間のリンクは、好ましくは待ち時間を最小限にするように一定の時間間隔を置かれる。例えば、各ノード(a−h)は、スロット0、10、20、…上の第1のAP(例えばAP1)への伝送リンクと、スロット5、15、25、…上の第2のAP(例えばAP2)への伝送リンクとを有することができる。このように、各ノード(a−h)には、5個のスロットごとにAP105に伝送するための時会が設けられる。リンクは、繰り返すフレーム構造で、例えば図1Bの120個のスロットのフレームスケジュールで収集される。
通信スケジュールが少数のパラメータに基づいてネットワーク内の任意のデバイスによって効率的に算出されることを可能にする一部として、図3〜5に関連して説明された以下の方法300、400、および500を用いることができる。
図3は、無線メッシュネットワーク101へのノード103の高速な加入のための例示的な方法300を示すフローチャートである。また、ネットワーク101へのAP105の高速な加入のために、同じ方法300を使用することもできる。該方法は、ノード103で受信されたパラメータ値と、ノード103によって記憶された所定の情報とに基づいて、無線メッシュネットワークの通信スケジュールを効率的に判定するステップを含む。
無線メッシュネットワーク101へのノード103の高速な加入のための方法300は、ステップ301で開始し、ノード103がネットワークマネージャ107から、ネットワークの通信スケジュールの判定に使用するための1つ以上のパラメータ値を含むパケットを受信する。パケットは、一般的には、ネットワークマネージャ107によってその関連付けられたアクセスポイント(AP)105を通して伝送されたネットワーク広告である。パケットは、ネットワークマネージャのAP105とノード103との間の直接無線通信を通して、または無線メッシュネットワーク101の一部を形成する1つ以上の他のノード103および/またはAP105を通して中継された間接的な無線通信を通して受信され得る。概して、ネットワーク広告は、メッシュ無線ネットワーク101をユニークに識別するためのネットワーク識別子(ネットワークID)と、ネットワークに加入することを求めているノードをネットワーク時間基準に同期させることを可能にするためのタイミング情報と、パラメータ値とを含む。ステップ301で受信されたパケットがネットワーク広告である場合、ネットワークノード103は、パケットに含まれるタイミング情報を使用して、ネットワークノード103自体をネットワーク時間基準に同期させることができる。
パケットの受信に応答して、ネットワークノード103はステップ303に進み、受信されたパラメータ値に基づいて、無線メッシュネットワーク101に対する調整済み通信スケジュールを判定する。加えて、調整済み通信スケジュールは、無線ネットワークノードによって記憶された所定の通信スケジュールに基づいて判定される。
いくつかの例では、所定の通信スケジュールは、ネットワークノード103に記憶され、受信されたパラメータ値を入力として取るアルゴリズムの形態を採ることができる。そのような例では、ネットワークノード103は、ステップ303においてアルゴリズムを実行し、それによって、無線メッシュネットワーク101に対する調整済み通信スケジュールをアルゴリズムの出力として演算する。そのような例では、アルゴリズムは、異なるパラメータ値が入力として提供されると、異なる調整済み通信スケジュールを出力する。
いくつかの例では、所定の通信スケジュールは、ノード103のメモリに記憶された1つ以上の通信スケジュールの形態を採ることができる。そのような例では、ステップ303における通信スケジュールの調整は、調整済み通信スケジュールを提供するために、所定の通信スケジュールの1つ以上の通信チャネル・タイムスロット対を変更することを包含し得る。例えば、所定の通信スケジュールの通信チャネル・タイムスロット対のうちのいくつかのみが変更され得る一方で、他の通信チャネル・タイムスロット対は、変更されないままであってもよい。調整の一部として変更された1つ以上の通信チャネル・タイムスロット対は、ステップ301で受信された1つ以上のパラメータ値に基づいて確定的に識別されてもよく、ステップ301で受信された1つ以上のパラメータ値に基づいて確定的な方法で変更されてもよい。このように、同じ1つ以上のパラメータ値を受信するすべてのノード103またはAP105は、同じ方法で所定の通信スケジュールを調整するようにされ、すべてのノード103およびAP105で同じ調整済み通信スケジュールを取得するようにされ得る。
いったん調整済みネットワークスケジュールが判定されると、ネットワークノード103はステップ305に進み、判定通信スケジュールに基づいて無線メッシュネットワーク101上にパケットを伝送する。具体的には、無線メッシュネットワーク101は、通信チャネル上で、調整済み通信スケジュールにおいて無線ネットワークノード103と関連付けられたタイムスロット中、パケットを伝送する。
上記の方法300の説明は、無線メッシュネットワーク101の1つのネットワークノード103の機能に焦点を当てているが、該方法300は、無線メッシュネットワーク101のすべてのネットワークノード103および/または無線メッシュネットワーク101に加入することを求めているすべてのネットワークノード103で行われる。例えば、ステップ301のパケットを受信しているすべてのネットワークノード103、例えば無線メッシュネットワーク101の通信範囲内であるすべてのネットワークノード103(例えば、無線メッシュネットワーク101に現在加入しているノード103またはAP105の通信範囲内であるすべてのネットワークノード103)が、該方法を行ってもよい。
方法300が無線メッシュネットワーク101のさまざまなネットワークノード103(および/またはAP105)で実行されると、ノード103およびAP105の各々で判定された調整済み通信スケジュールは、好ましくは互いに互換性がある。具体的には、調整済み通信スケジュールは、好ましくは、例えば無線メッシュネットワーク101の2つの異なるノードに同じ通信チャネル・タイムスロット対を割り当てることによって、互いの間で競合を生じさせない。そのような競合を回避するために、無線通信ネットワーク101のすべてのネットワークノード103は、通常は受信されたパラメータ値に基づいて同じ通信スケジュールを判定する。この目的のために、すべてのネットワークノード103が、通常は、同じ所定の通信スケジュール、例えば無線メッシュネットワーク101のための通信スケジュールを判定するための同じアルゴリズムを記憶する。このように、無線メッシュネットワーク101内のすべてのネットワークノード103がネットワークマネージャ107から同じパラメータ値を受信するため、すべてのノード103が、同じ調整済みネットワークスケジュールを判定および使用することができる。
調整済みネットワークスケジュールを判定するために使用されるパラメータは、以下のうちの1つ以上を含むことができる。
a.乱数またはシード、
b.無線メッシュネットワーク101を特徴付けるパラメータ、例えばネットワーク内で予想されるノード、AP、またはデバイスの数(例えば、最大数)、
c.ネットワークで使用するための通信スケジュールまたはアルゴリズムに対する指数、例えば、ネットワークのノード103およびAP105によって記憶された複数の所定の通信スケジュールまたはアルゴリズムの中から選択するための指数、
d.ネットワークの絶対スロット数で表現された現在時間、および/または
e.ネットワークのためのネットワーク通信スケジュールに含まれない通信チャネルのブラックリスト。
ネットワークスケジュールを判定するために使用されるパラメータが乱数またはシードを含む状況では、ネットワーク内のすべてのノード103が、ネットワーク通信スケジュールを判定または算出するために、ネットワークマネージャ107から同じ乱数またはシードを受信する。具体的には、1つのネットワークマネージャ107が、ランダムシードを(例えば、ADCの下位ビット上の高エントロピーノイズから)生成し、そのマネージャ107が、そのAP105を初期化して、ランダムシードを内包するネットワーク広告を伝送する。このように、すべてのノードが、同じランダムシードを受信し、結果として得られる同じ調整済み通信スケジュールを判定する。
ステップ301〜305の上記の説明は、ネットワークノード103またはAP105が無線メッシュネットワーク101に加入する使用ケースに焦点を当てている。加えて、ステップ301〜305は、ネットワークの動作中にネットワークの通信スケジュールに対する調整を行ってもよく、または代替的にはそのために使用されてもよく、例えば、すでにネットワーク101に加入したすべてのネットワークノード103およびAP105に、調整済みネットワーク通信スケジュールに従って動作を開始させてもよく、または代替的にはそのために使用されてもよい。そのような状況では、ネットワークマネージャ107は、ステップ301において、すべてのノードおよびAP等に伝送されたネットワーク広告、ブロードキャストパケットのいずれかの形態での、1つ以上のパラメータ値を含む通信を伝送し得る。次に、ステップ303において、すべてのノード103およびAP105が調整済み通信スケジュールを判定し得、以前の通信スケジュールに従って動作することから、適切な時に(例えば、以下のスロットフレームの開始時に)調整済みスケジュールに従って動作を開始することに移行し得る。
方法300は、無線ノード103が無線メッシュネットワーク101に対する調整済み通信スケジュールを判定することと(例えばステップ303)、先に進んで、判定された通信スケジュールに従ってパケットを伝送することと(例えばステップ305)を可能にする。しかしながら、いくつかの例では、無線ノード103は、いずれのノードの調整済み通信スケジュールのノードに対応するかを知り得ず、したがって、いずれの通信スケジュールの通信チャネル・タイムスロット対がそれに割り当てられているかを知り得ない。そのような状況では、無線ノード103は、図4の方法400によって進み得る。
図4は、ネットワークノード103またはAP105が、いずれのノード/APの通信スケジュールに対応するかを判定することを可能にするための例示的な方法400を示すフローチャートである。方法400は、無線メッシュネットワーク101のための調整済み通信スケジュールが判定されているノード103(例えば、方法300のステップ303が完了しているノード103)によって行われ得る。
方法400は、ステップ401で開始し、ノード103は、調整済み通信スケジュールにおいて複数の異なる無線ネットワークノードと関連付けられた複数の通信チャネル・タイムスロット対を選択する。例えば、通信チャネル・タイムスロット対はランダムに、例えば通信スケジュール内のすべてのノード間からの異なるノードのランダムな選択に割り当てられた通信チャネル・タイムスロット対を含むように選択され得る。
複数の通信チャネル・タイムスロット対は、複数の異なるノードに割り当てられた対を含むように選択され、それによって、選択された対においてノード103によって伝送されたパケットが、すでにネットワークに加入している同じ他のノード103からの伝送に持続的に衝突または干渉しないようにされる。また、複数の通信チャネル・タイムスロット対は、有利にはランダムに選択され、それによって、異なる加入ノードが、異なるランダムな通信チャネル・タイムスロット対の混合を選択し、それによって、ネットワーク101内の2つの加入ノードからの伝送間の持続的な衝突または干渉の可能性を低減させることができる。
いったん選択がなされると、ノード103は、ステップ403において、選択された通信チャネル・タイムスロット対を使用してパケットを伝送する。例えば、ノードは、選択された通信チャネル・タイムスロット対のうちの1つの間に、無線メッシュネットワーク101のネットワークマネージャ107に1つの加入パケットを伝送し得、ネットワークマネージャ107から応答が受信されるまで、選択された通信チャネル・タイムスロット対のうちの後続の1つの間に、加入パケットを再伝送し続け得る。
ステップ405において、ノード103は、ノードのためのユニークな識別子を含むネットワークマネージャ107からの通信を受信する。通信は、ステップ403で伝送された加入パケットに応答して受信され得、マネージャ107によって伝送された、ノード103のための正しいノード識別情報(例えば、識別子ノードID)を含む1つのパケットの形態を採り得る。また、通信は、セキュリティキー、例えば無線メッシュネットワーク101上で伝送されるかまたはそこから受信されたパケットの暗号化および/または復号化で使用するためのノード103のための暗号化および/または復号化キーを含んでもよい。また、セキュリティキーは、ノード103のためのセキュリティカウンタ値を含んでもよい。
いったんノード103がそのユニークな識別子を知らされると、ノード103は、ネットワーク通信スケジュール内でノードのユニークな識別子と関連付けられた通信チャネル・タイムスロット対を使用して、すべてのその後のパケットを伝送することができる(ステップ407と、場合によってはステップ305)。このように、方法400によれば、ノード103がいずれの通信スケジュールのノードに対応するかがわからないケースであっても、ノード103は、マネージャ107に伝送されたわずか1つのパケット(例えば、ステップ403)と、マネージャ107から受信された1つのパケット(例えば、ステップ405)とを使用して、その正しいノード識別情報(例えば、ノードID)を判定することができる。
方法400は、ノード103がいずれの通信スケジュールのノードに対応するかがわからない状況に焦点を当てているが、ノード103は、代替的に非一時的メモリにその識別情報を記憶してもよい。そのような状況では、ノード103は、ステップ303の完了に続いてそれに割り当てられた通信チャネル・タイムスロット対の中で、すぐにパケットの伝送を開始し得る。さらなる例では、いずれの通信スケジュールのノードに対応するかがわからないノード103は、ネットワーク通信スケジュール内の加入要求パケットの通信用に割り当てられた通信チャネル・タイムスロット対を使用して、ステップ403の1つの加入パケット(例えば、ネットワーク加入パケット)をネットワークマネージャ107に伝送し得る。そのような例では、処理はその後、上述されたようなステップ405および407に進むことができる。
方法300および400は、無線メッシュネットワーク101へのネットワークノード103の高速な加入で使用される方法を説明しているが、該方法は、無線メッシュネットワーク101に高速に加入するアクセスポイント(AP)105にまったく同じように適用することができる。したがって、方法300および400の上記の説明におけるノード103への言及は、AP105に適用されるとして理解されるべきである。さらに、ネットワークデバイスへの言及は、ネットワークノード103および/またはAP105に言及するものとして理解されるべきである。
上述の方法は、無線メッシュネットワーク101のノード103およびAP105で行われる動作を説明している。これらの方法と併用して、以下の図5の方法500が、無線メッシュネットワーク101のネットワークマネージャ107によって行われ得る。
図5は、ネットワークノード103またはAP105を無線メッシュネットワーク101への高速な加入に従事させることを可能にするために、ネットワークマネージャ107において行われる例示的な方法500を示すフローチャートである。方法500は、ノード103またはAP105を無線メッシュネットワーク101に加入させるためのステップと、ノード103またはAP105の高速な加入をトリガするためのステップとを含む。
方法500は、ステップ501で開始し、ネットワークマネージャ107は、無線メッシュネットワーク101のためのユニークな識別子(例えばネットワークID)を確立する。マネージャ107は、ネットワークのための通信スケジュール、例えば、通信チャネル・タイムスロット対を異なるネットワークノードに割り当てる通信スケジュールをさらに確立する。通信チャネルは、ネットワーク101での通信のために割り当てられた周波数帯に対応し得る。通信スケジュールは、概して、ネットワーク加入メッセージがネットワークに加入することを求めているノードによって伝送することができる期間のタイムスロットと通信チャネルとの組み合わせに対応する少なくとも1つのネットワーク加入時間間隔を含む。
ネットワークのための通信スケジュールの判定の一部として、ネットワークマネージャ107は、確立された無線メッシュネットワーク101が既知であるかまたは所定の物理トポロジを有するか、または確立された無線メッシュネットワーク101が互いに対して未知の位置関係を有するネットワークノード103およびAPで形成されることになるかを判定し得る。ネットワーク101が既知であるかまたは所定の物理トポロジに基づいて確立されることになる場合、ネットワークマネージャ107は、ネットワークのためのリンクトポロジをさらに判定し得、リンクトポロジのための適切な通信スケジュールを判定し得る。適切な通信スケジュールは、以下のうちの1つ以上のパラメータ値の選択から特に判定することができる。
a.無線メッシュネットワーク101を特徴付けるパラメータ、例えばネットワーク内で予想されるノード、AP、またはデバイスの数(例えば、最大数)、
b.ネットワークで使用するための通信スケジュールまたはアルゴリズムに対する指数、例えば、ネットワークのノード103およびAP105によって記憶された複数の所定の通信スケジュールまたはアルゴリズムの中から選択するための指数、および/または
c.ネットワークの絶対スロット数で表現された現在時間。
ネットワークマネージャ107は、ネットワーク通信スケジュールの生成で使用するための乱数またはシード等のさらなるパラメータ値を判定し得、および/またはネットワークのためのネットワーク通信スケジュールに含まれない通信チャネルのブラックリスト(例えば、低信頼性を有することがわかっているチャネルのリスト)を判定し得る。
いったんネットワーク通信スケジュールの生成で使用されるパラメータ値が選択されると、ネットワークマネージャ107は、判定されたパラメータ値に基づいて、無線メッシュネットワーク101に対する調整済み通信スケジュールを判定する。加えて、調整済み通信スケジュールは、無線ネットワークノードによって記憶された所定の通信スケジュール、例えば、ネットワークマネージャ107に記憶され、受信されたパラメータ値を入力として取るアルゴリズムに基づいて判定される。
ステップ503において、ネットワークマネージャ107は、その関連付けられたアクセスポイント(AP)105を通してネットワーク広告を伝送する。概して、ネットワーク広告は、ネットワーク識別子(例えば、ネットワークID)と、ネットワークに加入することを求めているノードをネットワーク時間基準に同期させることを可能にするためのタイミング情報と、メッシュネットワークに加入するために無線ネットワークノードによって使用される1つ以上のパラメータ値とを含む。ネットワーク広告は、ネットワークマネージャのAP105を通して、AP105の通信範囲である任意のノード103に無線伝送され、すでにネットワーク101に加入している任意のノード103によって、無線メッシュネットワーク101を通して中継される。
ステップ503におけるネットワーク広告の伝送は、方法300を、また任意に方法400を、広告を受信した1つ以上のノード103またはAP105において行われるようにトリガし得る。これらの方法を行うことの一部として、ノード103またはAPは、マネージャ107のAP105によって直接無線で受信され得るか、または無線メッシュネットワーク101を通してマネージャ107に伝播され得るネットワーク加入要求パケット(例えば、ステップ403)を伝送し得る。
ネットワークノード103によって伝送されたネットワーク加入要求は、AP105およびネットワークマネージャ107に到達するまで、無線メッシュネットワーク101を通して伝播する。ネットワークマネージャ107はステップ505においてそのAP105を通してネットワーク加入要求を受信し、先に進んで、ステップ507においてノードを認証する。
無線ネットワークに加入することを求めるネットワークノード103の認証の一部として、ネットワークマネージャ107は、受信された加入要求からノード103のための識別子を取り出し、識別されたノードが無線メッシュネットワーク101上の通信のために認可されているかを判定し得る。加入しているネットワークノード103の認証が成功すると、動作はステップ509に進む。
ステップ509では、ネットワークマネージャ107は、ノード103をネットワークに加入させる。加入プロセスの一部は、例えば、加入ノード103のためのノード識別子(例えばノードID)を判定することによって、ネットワーク通信スケジュールに含まれるノードのうちのいずれのノードに加入ノード103が対応するかを識別することを含むことができる。任意選択で、ステップ509において、ネットワークマネージャ107は、加入したノード103のための認証データ、例えば、加入したノード103によってすべての後続の通信のために使用される一組の暗号化/復号化セッションキー(例えば、加入したノード103用のユニキャストセッションキー)を生成および記憶する。さらに、ネットワークマネージャ107は、加入したノード103によってその後の通信において認証およびセキュリティの目的で使用されるカウンタ、例えばリプレイアタックを防止するために使用されるカウンタを起動する(またはリセットする)ことができる。
いったんノード103がネットワークに加入すると、ネットワークマネージャ107はステップ511に進み、加入したネットワークノード103に加入応答パケットを伝送する。加入応答パケットは、AP105および無線メッシュネットワーク101を通して、加入したネットワークノード103に伝送される。加入応答パケットは、加入したノード103のためのネットワーク識別子(例えばネットワークID)を含む。加えて、加入応答パケットは、暗号化および/または復号化セッションキーを含む、加入したネットワークノード103のための認証データを含むことができる。
無線メッシュネットワーク101のさらなる動作において、無線メッシュネットワーク101のネットワークノード103およびAPは、ネットワークマネージャ107によるパラメータ値通信に基づいてネットワークノード103およびAP105の各々において判定された通信スケジュールに従ってパケットを交換する。具体的には、ノード103またはAP105が、伝送するためのパケットを有している場合、ノード103またはAP105はノード103またはAP105が通信リンクに割り当てられる通信スケジュールの次のタイムスロットまで待機し得る。割り当てられたタイムスロットに到達すると、ノード103またはAP105はその後、ネットワーク通信スケジュールにおいてタイムスロットと関連付けられた通信チャネル上でパケットを伝送することができる。
本明細書で述べられた例示的なWBMSの例では、ネットワークの通信スケジュールを判定するために使用される1つのパラメータは、乱数またはシードであり得る。一例では、パラメータ値として使用される乱数またはシードは、さまざまなノード103によって使用されるタイムスロットを固定し、各リンクのチャネルオフセットを変動させることによって、スケジュールのランダム性を得ることができる。例えば、図2Aおよび2Bのフレームでは、例示的な通信スケジュールは、偶数チャネルオフセットのみを使用し、タイムスロットごとに最大で3個の使用セルを有する。通信スケジュール算出アルゴリズムは、各タイムスロット内の第1の使用済みチャネルのためのランダムな偶数チャネルオフセットをピックアップし、その後2個を加えて第2の使用済みチャネルを得、また別の2個を加えて第3の使用済みチャネルを得ることができる。すべての加算は、モジュラ(例えば、チャネルの総数モジュロ、例えばモジュロ11)である。
前述の説明は、無線メッシュネットワーク101のさまざまなノード103、AP105、およびマネージャ107によって行われる説明された機能を説明した。図6、7、および8は、以下に詳細に説明され、上述の機能を実施し行うために使用され得るノード103、AP105、およびネットワークマネージャ107の例示的な実施形態を示す。
図6は、図1のネットワークシステム100で使用される例示的なノード103の高レベルの機能ブロック図を示す。ノード103は、プロセッサ603(例えば、マイクロプロセッサ)と、処理能力を提供するメモリ605とを含む。メモリ605は、ノード103の動作を制御するためのアプリケーションプログラムおよび命令を記憶し、プロセッサ603は、メモリ605に記憶されたアプリケーションプログラムおよび命令を実行するように構成される。特に、メモリ605に記憶されたアプリケーションプログラムの実行を通して、プロセッサ603は、ノード103に、本開示において説明されたような機能を行わせ得、ネットワークマネージャから受信されたパラメータ値に基づいて通信スケジュールを判定するための機能を含む。
加えて、ノード103は、プロセッサ603に提供され、および/またはメモリ605に記憶された検知または測定データをもたらすセンサ609を含むことができる。加えてまたは代替的に、ノード103は、アクチュエータ(例えば、モータ、バルブ等)、またはプロセッサ603によって制御される他の動作出力部(例えば、ディスプレイ)を含むことができる。ノード103は、ネットワーク(例えば、無線メッシュネットワーク)を通じた他のノード103またはAP105との通信を可能にするトランシーバ601をさらに含む。図6に図示されるように、トランシーバ601は、アンテナに接続され無線通信のために構成された無線トランシーバ601であり、他の実施形態では、トランシーバ601は、有線トランシーバであってもよい。ノード103のさまざまな構成要素は、互いに(例えば、バスまたは他の通信ラインを介して)通信可能に接続される。
上記で詳細に説明されたように、ノード103は、メモリ605に、受信されたパラメータ値に基づいて通信スケジュールを判定するためのアルゴリズムの形態を採ることができる所定の通信スケジュールを記憶する。ノード103のプロセッサ603は、通信スケジュールを判定するために、例えば記憶されたアルゴリズムを実行し、受信されたパラメータ値をアルゴリズムに対する入力として提供することによって、所定の通信スケジュールに基づいて処理を行うことができる。次に、プロセッサ603は、ノードに、判定された通信スケジュールに従って無線メッシュネットワーク101を通じて通信させることができる。ノード動作に関連するさらなる機能は、例えば方法300、400、および500に関係して上記に詳細に説明されている。
図7は、図1のネットワークシステム100で使用される例示的なAP105の高レベルの機能ブロック図を示す。AP105は、ノード103のものと略同様の構成要素を含み、メッシュネットワークトランシーバ701、プロセッサ705(例えば、マイクロプロセッサ)、およびメモリ707を含む。AP105のそのような構成要素は、ノード103の対応する構成要素と略同様であり、構成要素およびそれらの機能に関する詳細な情報のために、ノード103の説明を参照することができる。例えば、メモリ707は、プロセッサ705によって実行されると、AP105に、本開示において説明されたような、ネットワークマネージャから受信されたパラメータ値に基づいて通信スケジュールを判定するための機能を含む機能を行わせるアプリケーションプログラムを記憶し得る。任意選択で、AP105は、ノード103と同様に、センサ、アクチュエータ、またはプロセッサ705によって制御される他の動作出力部を含む。
上記で詳細に説明されたように、AP105は、メモリ707に、受信されたパラメータ値に基づいて通信スケジュールを判定するためのアルゴリズムの形態を採ることができる所定の通信スケジュールを記憶する。AP105のプロセッサ705は、通信スケジュールを判定するために、例えば記憶されたアルゴリズムを実行し、ネットワークマネージャ107から受信されたパラメータ値をアルゴリズムに対する入力として提供することによって、所定の通信スケジュールに基づいて処理を行うことができる。次に、プロセッサ705は、APに、判定された通信スケジュールに従って無線メッシュネットワーク101を通じて通信させることができる。AP動作に関連するさらなる機能は、例えば方法300、400、および500に関係して上記に詳細に説明されている。
加えて、AP105は、デュアル通信インターフェース、すなわち、ネットワーク101のノード103との通信用に構成された第1の通信インターフェース(例えば、メッシュネットワークトランシーバ701)と、メッシュネットワーク外の通信、例えばネットワークマネージャ107との、または(例えば、ネットワークマネージャ107を介した)アプリケーション109および/または通信ネットワーク111との通信用に構成された第2の通信インターフェース703(例えば、WANトランシーバ)とを含むことができる。我々の例では、メッシュネットワークトランシーバ701は無線トランシーバであってもよく、一方で第2の通信インターフェース703は、ネットワークマネージャ107との直接の、または1つ以上のネットワークを介した間接的な有線通信用に構成されたトランシーバ(例えば、イーサネット(登録商標)規格に準拠したトランシーバ)であってもよい。図7には2つの通信インターフェースが示されているが、いくつかの実施形態は、両方の通信機能を行う1つのトランシーバを含んでもよく、一方で他の実施形態では、ネットワークマネージャ107との通信は、直接有線リンクを介してもよい。
図8は図1のネットワークシステム100で使用される例示的なネットワークマネージャ107の高レベルの機能ブロック図を示す。ネットワークマネージャ107は、メッシュネットワークの動作を制御し、ネットワークと外部との間のインターフェースとして(例えば、無線メッシュネットワーク101と外部ネットワーク111、外部アプリケーション109等との間のインターフェースとして)の役割を果たす。具体的には、メッシュネットワークと外部アプリケーション109または外部ネットワーク111との間のすべての通信が、ネットワークマネージャ107を通して流れてもよく、さもなければネットワークマネージャ107によって制御されてもよい。
図1では、ネットワークマネージャ107は、AP105とは別個のエンティティであるとして、かつあらゆるAP105から物理的に分離しているとして示される。そのような実施形態では、ネットワークマネージャ107およびAP105は、別個のエンティティであり、通信ケーブル、1つ以上の有線または無線ネットワーク、および/または1つ以上の無線通信リンクを介して通信可能に接続され得る(図示の通り)。他の実施形態では、ネットワークマネージャ107は、例えば同じデバイス筐体内で、1つのAP105と同一場所に配置されてもよい。そのような実施形態では、ネットワークマネージャ107およびAP105は、別のプロセッサを有していてもよく、別の回路基板上に実装されていてもよく、回路基板間のワイヤトレースによって通信可能に接続されてもよい。さらなる実施形態では、ネットワークマネージャ107は、AP105と同じプロセッサ上で実行してもよい。
ネットワークマネージャ107は、処理能力を提供するプロセッサ803(例えば、マイクロプロセッサ)およびメモリ805を含む。メモリ805は、ネットワークマネージャ107の動作を制御するためのアプリケーションプログラムおよび命令を記憶し、プロセッサ803は、メモリ805に記憶されたアプリケーションプログラムおよび命令を実行し、マネージャ107の動作を制御するように構成される。特に、メモリ805に記憶されたアプリケーションプログラムの実行を通して、プロセッサ803は、ネットワークマネージャ107に、本開示で説明されたような機能を行わせ得る。
上記で詳細に説明されたように、ネットワークマネージャ107は、メモリ805に、受信されたパラメータ値に基づいて通信スケジュールを判定するためのアルゴリズムの形態を採ることができる所定の通信スケジュールを維持する。ネットワークマネージャ107のプロセッサ803は、ネットワーク通信スケジュールの確立に使用される適切なパラメータおよび対応するパラメータ値を判定するための処理を行うことができる。プロセッサ803はさらに、通信スケジュールを判定するために、例えば記憶されたアルゴリズムを実行し、判定されたパラメータ値をアルゴリズムに対する入力として提供することによって、メモリに記憶された所定の通信スケジュールに基づいて処理を行うことができる。次に、プロセッサ803は、マネージャ107と関連付けられたAP105に、無線メッシュネットワーク101を通じて、判定されたパラメータ値を含むネットワーク広告を伝送させることができる。ネットワークマネージャ動作に関連するさらなる機能は、例えば方法300、400、および500に関係して上記に詳細に説明されている。
加えて、ネットワークマネージャ107は、ネットワーク111を介した通信のためのトランシーバ等の通信インターフェース801を含む。図8には1つの通信インターフェース801が示されているが、ネットワークマネージャ107は、例えば、ネットワークマネージャ107が異なる通信規格またはプロトコルを使用して、または異なるネットワークまたは通信リンクを使用して、その関連付けられたAP105、アプリケーション109、および/またはネットワーク111またはサーバと通信する状況では、複数のトランシーバを含むことができる。例えば、メッシュネットワーク101のAP105との通信のために、専用の通信インターフェース(例えば、専用ポート)を含むことができる。図8に示されるように、通信インターフェース801は、ネットワーク111に接続された有線トランシーバであってもよく、他の実施形態では、ネットワークマネージャ107は、アンテナに接続され、無線通信用に構成された1つ以上の無線トランシーバを含む。
ネットワークマネージャ107のさまざまな構成要素は、互いに(例えば、バスまたは他の通信ラインを介して)通信可能に接続され、動作電力を受け取るために電源に電気接続される。
ネットワークマネージャ107は、メッシュネットワークの監視を提供し、ネットワークの動作を制御することができる。例えば、ネットワークマネージャ107は、ノードをネットワークに加入させ、ネットワークタイミングを設定し、および/またはネットワーク通信スケジュールを設定し、メモリ805に記憶されプロセッサ803上で実行されたプログラム命令に基づいて他のネットワーク管理を行う。加えて、ノードおよびAPのネットワークへの加入の一部として、ネットワークマネージャ107は、ノード103およびAP105から識別情報を受信することができ、識別情報に基づいてノードおよびAPを認証することができる。いくつかの例では、認証は、認証サーバと協力して、認証サーバに識別情報を伝送し、サーバから認証確認または認証拒否を取得することによって行われる。他の例では、認証は、ネットワークマネージャ107によって識別情報に基づいてローカルに行われる。さらに、ネットワークの動作中、ネットワークマネージャは、パケットを、無線メッシュネットワーク101を通じて伝送する前に暗号化することができ、および/または無線メッシュネットワーク101を通して受信されたパケットを、ホストアプリケーション109および/または外部ネットワーク111に中継する前に復号化することができる。
前述の説明によれば、無線ネットワークデバイス(例えば、新規のノード103またはAP105)が起動(または再起動)すると、該デバイスは、ネットワーク広告を聞き取る。ネットワーク広告の聞き取りが既定のトポロジ実施で使用される1つ以上のパラメータ値を含む場合、該デバイスは、ネットワークトポロジおよび通信スケジュールを確立するためにハンドシェイクパケットのセットを待機する代わりに、通信スケジュールをすぐに算出することができる。加入デバイスは、そのノードIDを知っている場合、正規のネットワーク通信スケジュールを使用してすぐにネットワーク動作(例えば、パケットの伝送)を始めることができる。さもなければ、加入デバイスは、ノードIDを含むネットワーク加入応答を受信するまで待機し、ネットワーク通信スケジュールにおいてノードIDに割り当てられた通信チャネル・タイムスロット対の中でパケットの伝送を開始し得る。
本明細書で述べられた例示的なWBMS使用のケースでは、すべてのノード103が、図1Bの両方のAP105に接続され、すべてのノード103が同じ帯域幅要件を有する。さらに一般的なケースでは、リンクトポロジは、それらのデータパブリッシング要件を満たすように、異なる接続性を提供するために確立され、異なるノード103に異なる数の伝送リンクを設け得る。この情報が既知のアプリオリであるという前提で、WBMSスケジュールと同様の適切なネットワーク通信スケジュールは、ネットワーク内のすべてのノード103およびAP105の中に作成され記憶することができる。例えば、図1Bの両方のアクセスポイント105、AP1およびAP2に直接伝送する第1のノード「a」の代わりに、第1のノードは、5個のリンクを有する第2のノード「b」および5個のリンクを有する第3のノード「c」の代わりに伝送してもよく、第2および第3のノードの両方が、20個のリンクを有する両方のAPに連続して伝送してもよい。これらのケースのいずれかにおいて、ノード103およびAP105の接続性は、ネットワークは、好ましくは先に周知である。実際のところ、そのような例では、第1のノードが、第2および第3のノードの範囲外である場合、無線メッシュネットワーク101’を通じて加入するかまたは通信することが可能ではない場合がある。
デバイス(例えば、ノード103およびAP105)が、可能ではあるが配備までわからないいくつかの接続性パターンを支持することになる場合、各パターンに対して1つのアルゴリズムが、すべてのデバイス上で各パターンに対して予めプログラムすることができる。ランタイム時、マネージャ107は、いずれのアルゴリズム指数を広告するかを告げることができる。同様に、異なるアルゴリズム指数を、ネットワーク内のすべてのノードに異なる量の均一な帯域幅を割り当てるために使用することができる。
1つのWBMSの例では、ランダムシードを使用して、チャネルオフセットをランダム化することができるが、タイムスロットはランダム化しない。概して、アルゴリズムは、ランダムシードを使用して、チャネルオフセットに加えて、またはその代わりにタイムスロット割り当てをランダム化することができる。
前述では、例示を目的として特定のWBMSの例に焦点を当てたが、本明細書で説明された概念は、より一般的には、ネットワークマネージャによって伝送され、加入デバイスによって受信されるネットワーク広告タイプに基づいて、規則的なデバイス動作と高速加入/既定のトポロジ動作との間で切り替えるようなさらなる例で使用することができる。加えてまたは代替的に、新規のスケジュールを作成するためのアルゴリズムは、over−the−air−provisioning(OTAP)プロセスを通してネットワーク内のデバイスに伝送することができる。デバイスは、その後の高速加入動作で使用するために、OTAPプロセスを通して受信された新規のスケジューリングアルゴリズムを受信および記憶し得る。そのようなプロセスを使用して、ネットワーク全体を、その後の時点で、例えば測定された干渉を克服するために、異なる確定的スケジュールに切り替えることができる。マルチホップネットワークに対しては、ノードは、ネットワークマネージャまでずっと行く代わりに、それらを通して加入する子ノードにアルゴリズム的スケジュールを割り当てることができる。
より小さなネットワークに対しては、ネットワーク広告は、各ノードのMACアドレスのノードIDへのマッピングを包含し得、そのため、そのスケジュールをすぐに知ることができ、ここで、MACアドレスは、8バイト/ノードであるが、このことは、限られたメモリを有するデバイス上に組み込むために圧縮の使用を必要とする場合がある。
上記で詳述したシステムおよび方法は、周知の接続性による、ネットワーク内のノードの高速な加入を可能にする。該手法は、確定的なスケジュールのセット内でネットワーク通信スケジュールをランダム化するためのネットワーク広告構造を活用する。加えて、ネットワークへのノードの加入は、1つのダウンストリーム(マネージャ対ノード)パケットを使用して行うことができ、それによって、特定のマネージャとノードとの間でハンドシェイクパケットを加入させるための専用のコンジットを提供するために以前使用されていたダウンストリームトランスポートセッションを使用することなく、加入を行うことができる。ダウンストリームトランスポートセッションを要しないため、加入のために複数の独立したマネージャを使用し、それによって冗長性を提供して、帯域幅制限を低減させることができる。
特に断らない限り、すべての測定値、値、定格、位置、規模、サイズ、および以下に続く請求項におけるものを含む本明細書で述べられた他の仕様は、概算であり、正確ではない。これらは、それらが関連し、それらが属する当該技術分野において慣例である機能と整合性がある適度な範囲を有することが意図される。
保護範囲は、ここで以下に続く請求項によってのみ限定される。この範囲は、本明細書および後に続く審査経過に鑑みて解釈された場合、請求項で使用される言語の通常の意味と整合性があり、かつすべての構造的かつ機能的な均等物を包含する程度に広範であることが意図され、またそう解釈されるべきである。それにもかかわらず、請求項のいずれもが、米国特許法第101条、102条、または103条の要件を満たすことができない主題を含むことは意図されておらず、そのように解釈されるべきでもない。そのような主題のあらゆる意図されない包含は、ここに否定される。
すぐ上で述べたことを除き、述べられるかまたは例示されてきたいずれもが、請求項に列記されているか否かにかかわらず、あらゆる構成要素、ステップ、特徴、対象、利益、利点、または均等物の一般への貢献を生じさせることが意図されておらず、またはそのように解釈されるべきでもない。
本明細書で使用される用語および表現は、さもなければ特定の意味が本明細書で述べられている場合を除き、それらの対応するそれぞれの調査および研究領域に関するそのような用語および表現に与えられるような通常の意味を有することが理解されよう。関連を表す用語、例えば第1および第2等は、エンティティまたは行動間のあらゆる実際のそのような関係または順序を必ずしも必要とすることなく、または含意することなく、単に1つのエンティティまたは行動を別のものと区別するために使用され得る。「含む(comprises)」、「含む(comprising)」という用語、またはそのあらゆる他の変形は、それによって、要素のリストを含むプロセス、方法、物、または機器が、それらの要素を含むのみならず、明確にリストアップされていないかまたはそのようなプロセス、方法、物、または機器に固有ではない他の要素を含み得る非排他的な含有を網羅することが意図される。「1つの(a)」または「1つの(an)」に続く要素は、さらなる制約なしに、該要素を含むプロセス、方法、物、または機器における付加的な同一の要素の存在を排除しない。
本開示の要約は、読み手が技術的開示の本質をすぐに確認することを可能にするために提供される。請求項の範囲または意味を解釈または限定するためには使用されないという理解で提示される。加えて、前述の詳細な説明では、本開示を合理化する目的のために、さまざまな特徴がさまざまな実施形態において、ともにグループ化されていることを見て取ることができる。開示された本方法は、特許請求された実施形態が、各請求項で明確に列記されたものよりも多くの特徴を必要とする意図を反映するものとしては解釈されない。むしろ、以下に続く請求項が反映する場合、発明の主題は、1つの開示された実施形態のすべての特徴を下回ることにある。このように、以下に続く請求項は、ここにおいて詳細な説明に組み入れられ、各請求項はそれ自体が別個に特許請求された主題として主張される。
上記では、最良の形態および/または他の例と考えられるものが説明されてきたが、それらに対してさまざまな変更がなされてもよく、本明細書に開示された主題がさまざまな形態および例で実施されてもよく、該教示が数々の用途に適用されてもよいことが理解され、そのうちのいくつかのみが本明細書で説明されている。以下の請求項によって、本教示の本来の範囲に含まれるいずれかまたはすべての適用、変更および変形を主張することが意図される。
100 無線メッシュネットワークシステム
101 無線メッシュネットワーク
103 無線ノード
105 アクセスポイント(AP)
107 無線ネットワークマネージャ
109 ホストアプリケーション
111 通信ネットワーク
601 トランシーバ
603 プロセッサ
605 メモリ
609 センサ
701 メッシュネットワークトランシーバ
703 通信インターフェース
705 プロセッサ
707 メモリ
801 通信インターフェース
803プロセッサ
805 メモリ

Claims (18)

  1. 無線メッシュネットワークにおける高速な加入を可能にするための方法であって、
    無線ネットワークノードにおいて、前記無線メッシュネットワークのマネージャによって伝送されたパケットを受信するステップであって、前記パケットが、前記無線メッシュネットワークの前記マネージャによって伝送されたパラメータ値を含む、ステップと、
    前記無線ネットワークノードにおいて、前記パケットで受信された前記パラメータ値と、前記無線ネットワークノードによって記憶された所定の通信スケジュールとに基づいて、前記無線メッシュネットワークに対する調整済み通信スケジュールを判定するステップであって、
    前記調整済み通信スケジュールが、複数の無線ネットワークノードのそれぞれのノードを1つ以上の通信チャネル・タイムスロット対に関連付け、各通信チャネル・タイムスロット対が、前記無線メッシュネットワーク上でパケットを伝送するために前記それぞれのノードによって使用される、複数の通信チャネルのうちの通信チャネルと、複数のタイムスロットのうちのタイムスロットとを示す、ステップと、
    前記無線ネットワークノードから、通信チャネル上に、前記調整済み通信スケジュールにおいて前記無線ネットワークノードと関連付けられたタイムスロット中にパケットを伝送するステップと、を含む、方法。
  2. 前記無線ネットワークノードによって記憶された前記所定の通信スケジュールが、アルゴリズムを含み、
    前記調整済み通信スケジュールを判定するステップが、異なる調整済み通信スケジュールが異なるパラメータ値について前記無線メッシュネットワークについて判定されるように、前記アルゴリズムを実行して、前記マネージャから受信された前記パラメータ値に基づいて、前記無線メッシュネットワークに対する前記調整済み通信スケジュールを判定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記マネージャによって伝送された前記受信されたパケットが、前記パラメータ値を含むネットワーク加入メッセージであり、前記無線メッシュネットワークの1つ以上の他の無線ネットワークノードを通して前記無線ネットワークノードに中継され、
    前記アルゴリズムが、前記ネットワーク加入メッセージを受信することに応答して実行される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ネットワーク加入メッセージに含まれる前記パラメータ値が、前記無線メッシュネットワークに含まれる最大数の無線ネットワークノードを示し、
    前記アルゴリズムが、前記ネットワーク加入メッセージに示された前記最大数の無線ネットワークノードに基づいて、前記無線メッシュネットワークに対する前記調整済み通信スケジュールを判定する、請求項3に記載の方法。
  5. 前記アルゴリズムが、前記無線メッシュネットワークの前記複数の無線ネットワークノードの各々に対して、前記調整済み通信スケジュールを判定し、
    前記方法が、
    前記無線メッシュネットワークの前記マネージャから、前記無線ネットワークノードにおいて、前記無線メッシュネットワークの前記複数の無線ネットワークノードのうちの特定の無線ネットワークノードの識別情報を受信するステップと、
    前記無線メッシュネットワークを通じて、無線ネットワークノードによって、前記調整済み通信スケジュールにおいて識別された特定の無線ネットワークノードと関連付けられた通信チャネル・タイムスロット対のみを使用して、パケットを伝送するステップと、をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  6. 前記無線ネットワークノードで前記特定の無線ネットワークノードの前記識別情報を受信する前に、前記無線メッシュネットワークを通じて、無線ネットワークノードによって、前記調整済み通信スケジュールにおいて異なる無線ネットワークノードと関連付けられた複数の通信チャネル・タイムスロット対を使用して通信するステップをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記パケットの前記伝送が、前記複数の通信チャネル・タイムスロット対のうちの第1の通信チャネル・タイムスロット対の第1のタイムスロット中に、前記無線ネットワークノードから前記無線メッシュネットワークのマネージャにネットワーク加入要求を伝送することを含み、前記第1のタイムスロットが、前記無線メッシュネットワークに加入するための要求と関連付けられる、請求項1に記載の方法。
  8. 前記無線メッシュネットワークの前記複数の無線ネットワークノードが、互いの無線通信範囲内である無線ネットワークノードの対を含む所定の物理トポロジを有し、
    前記受信されたパラメータ値に基づいて判定された前記調整済み通信スケジュールが、前記無線ネットワークノードの前記所定の物理トポロジに従って互いの無線通信範囲内である一対の無線ネットワークノードを、各通信チャネル・タイムスロット対と関連付ける、請求項1に記載の方法。
  9. 前記無線メッシュネットワークの前記複数の無線ネットワークノードのそれぞれの無線ネットワークノードが、それぞれのアルゴリズムを含む所定の通信スケジュールを記憶し、それぞれのアルゴリズムが、前記無線メッシュネットワークのすべての他の無線ネットワークノードのそれぞれのアルゴリズムによって判定されたそれぞれの調整済み通信スケジュールと互換性がある前記それぞれの無線ネットワークノードに対する調整済み通信スケジュールを判定するように構成される、請求項1に記載の方法。
  10. 無線メッシュネットワークへの高速な加入のために構成された無線ネットワークノードであって、
    無線ネットワークノードおよび前記無線メッシュネットワークのアクセスポイントと無線通信するように構成された無線トランシーバと、
    前記無線トランシーバに通信可能に接続されたプロセッサと、
    前記プロセッサによって実行されると、前記無線ネットワークノードに、
    無線メッシュネットワークのマネージャによって伝送されたパケットを、前記無線トランシーバを介して受信することであって、前記パケットが、前記無線メッシュネットワークの前記マネージャによって伝送されたパラメータ値を含む、前記受信することと、
    前記パケットで受信された前記パラメータ値と、前記無線ネットワークノードの非一時的メモリに記憶された所定の通信スケジュールとに基づいて、前記無線メッシュネットワークに対する調整済み通信スケジュールを判定することであって、
    前記調整済み通信スケジュールが、複数の無線ネットワークノードのそれぞれのノードを1つ以上の通信チャネル・タイムスロット対に関連付け、各通信チャネル・タイムスロット対が、前記無線メッシュネットワーク上でパケットを伝送するために前記それぞれのノードによって使用される、複数の通信チャネルのうちの通信チャネルと、複数のタイムスロットのうちのタイムスロットとを示す、前記判定することと、
    前記無線トランシーバを介して、通信チャネル上で、前記調整済み通信スケジュールにおいて前記無線ネットワークノードと関連付けられたタイムスロット中にパケットを伝送することと、を行わせる、プログラム命令を記憶する非一時的メモリデバイスと、を備える、無線ネットワークノード。
  11. 前記無線ネットワークノードの前記非一時的メモリに記憶された前記所定の通信スケジュールが、アルゴリズムを含み、
    前記プロセッサによって実行されると、前記調整済み通信スケジュールを判定するための前記プログラム命令が、前記無線ネットワークノードに、さらに、
    異なる調整済み通信スケジュールが異なるパラメータ値について前記無線メッシュネットワークについて判定されるように、前記アルゴリズムを実行させて、前記マネージャから受信された前記パラメータ値に基づいて、前記無線メッシュネットワークに対する前記調整済み通信スケジュールを判定する、請求項10に記載の無線ネットワークノード。
  12. 前記マネージャによって伝送された前記受信されたパケットが、前記パラメータ値を含むネットワーク加入メッセージであり、前記無線メッシュネットワークの1つ以上の他の無線ネットワークノードを通して前記無線ネットワークノードに中継され、
    前記プログラム命令が、前記無線ネットワークノードに、前記ネットワーク加入メッセージを受信することに応答してアルゴリズムを実行させる、請求項11に記載の無線ネットワークノード。
  13. 前記ネットワーク加入メッセージに含まれる前記パラメータ値が、前記無線メッシュネットワークに含まれる最大数の無線ネットワークノードを示し、
    前記プログラム命令が、前記無線ネットワークノードに、アルゴリズムを実行させて、前記ネットワーク加入メッセージに示された前記最大数の無線ネットワークノードに基づいて、前記無線メッシュネットワークに対する前記調整済み通信スケジュールを判定する、請求項12に記載の無線ネットワークノード。
  14. 前記アルゴリズムが、前記無線メッシュネットワークの前記複数の無線ネットワークノードの各々に対して、前記調整済み通信スケジュールを判定し、
    前記プログラム命令が、前記無線ネットワークノードに、
    前記無線メッシュネットワークの前記マネージャから、前記無線トランシーバを介して、前記無線メッシュネットワークの前記複数の無線ネットワークノードのうちの特定の無線ネットワークノードの識別情報を受信することと、
    前記無線メッシュネットワークを通じて、無線トランシーバを介して、前記調整済み通信スケジュールにおいて識別された特定の無線ネットワークノードと関連付けられた通信チャネル・タイムスロット対のみを使用して、パケットを伝送することと、をさらに行わせる、請求項11に記載の無線ネットワークノード。
  15. 前記プログラム命令が、前記無線ネットワークノードに、
    前記特定の無線ネットワークノードの前記識別情報を受信する前に、前記無線メッシュネットワークを通じて、無線トランシーバを介して、前記調整済み通信スケジュールにおいて異なる無線ネットワークノードと関連付けられた複数の通信チャネル・タイムスロット対を使用して通信すること、をさらに行わせる、請求項14に記載の無線ネットワークノード。
  16. 前記プログラム命令が、前記プロセッサによって前記パケットを伝送するために実行されると、前記無線ネットワークノードに、前記複数の通信チャネル・タイムスロット対のうちの第1の通信チャネル・タイムスロット対の第1のタイムスロット中に、前記無線メッシュネットワークのマネージャに前記無線トランシーバを介してネットワーク加入要求を伝送することをさらに行わせ、前記第1のタイムスロットが、前記無線メッシュネットワークに加入するための要求と関連付けられる、請求項10に記載の無線ネットワークノード。
  17. 前記無線メッシュネットワークの前記複数の無線ネットワークノードが、互いの無線通信範囲内である無線ネットワークノードの対を含む所定の物理トポロジを有し、
    前記受信されたパラメータ値に基づいて判定された前記調整済み通信スケジュールが、各通信チャネル・タイムスロット対によって、前記無線ネットワークノードの前記所定の物理トポロジによって互いの無線通信範囲内である一対の無線ネットワークノードに関連付ける、請求項10に記載の無線ネットワークノード。
  18. 前記無線メッシュネットワークの前記複数の無線ネットワークノードのそれぞれの無線ネットワークノードが、それぞれのアルゴリズムを含む所定の通信スケジュールを記憶し、それぞれのアルゴリズムが、前記無線メッシュネットワークのすべての他の無線ネットワークノードのそれぞれのアルゴリズムによって判定されたそれぞれの調整済み通信スケジュールと互換性がある前記それぞれの無線ネットワークノードに対する調整済み通信スケジュールを判定するように構成される、請求項10に記載の無線ネットワークノード。
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