JP2018190159A - 警報出力システム、警報出力装置、警報出力装置用コンピュータプログラムおよび警報出力方法 - Google Patents

警報出力システム、警報出力装置、警報出力装置用コンピュータプログラムおよび警報出力方法 Download PDF

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克也 松本
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Abstract

【課題】警報を発する対象となる利用者が存在する場合に警報を発する警報出力システム、警報出力装置、警報出力装置用コンピュータプログラムおよび警報出力方法を提供する。【解決手段】警報を発する対象者であることを示す情報を近距離無線通信の無線電波にて送信する第1の近距離通信部23を有する携帯端末装置2と、携帯端末装置2から送信された、警報を発する対象者であることを示す情報を受信したかの判断を行う制御部15と、制御部15により、警報を発する対象者であることを示す情報を受信したと判断された場合に、警報信号を出力する出力部14と、を備えた警報出力装置1と、を有する。【選択図】 図1

Description

本実施形態は利用者の立ち入りに関し、警報を発する警報出力システム、警報出力装置、警報出力装置用コンピュータプログラムおよび警報出力方法に関する。
危険区域への利用者の立ち入りに関し警報を発する警報装置が知られている。
特開2006−178722公報
危険区域への利用者の立ち入りに関し警報を発する警報装置が知られている。通常警報装置は、危険区域への利用者の立ち入りを検出しサイレン等の警報を発する。しかしながら、危険区域へ接近する全ての利用者に対しても警報を発することになり、音声等により発せられる警報が騒がしいと感じられる場合があった。一方、危険区域への立ち入りが許される利用者もいる。立ち入りが許される利用者が危険区域に立ち入る場合には、警報を解除することが必要とされ、警報を解除する作業が煩雑であった。上記のように警報を発する対象ではない利用者に対しても警報を発することは、不都合であった。
本実施形態は、警報を発する対象となる利用者が存在する場合に警報を発する警報出力システム、警報出力装置、警報出力装置用コンピュータプログラムおよび警報出力方法を提供することを目的とする。
本実施形態の警報出力システムは次のような構成を有することを特徴とする。
(1)以下を備えた携帯端末装置。
(1−1)警報を発する対象者であることを示す情報を近距離無線通信の無線電波にて送信する第1の近距離通信部。
(2)以下を備えた警報出力装置。
(2−1)前記携帯端末装置から送信された、警報を発する対象者であることを示す情報を受信したかの判断を行う制御部。
(2−2)前記制御部により、警報を発する対象者であることを示す情報を受信したと判断された場合に、警報信号を出力する出力部。
また、上記の各部の動作を実行する警報出力装置、警報出力装置用コンピュータプログラム、警報出力方法も本実施形態に含まれる。
実施形態にかかる警報出力システムを示す図 実施形態にかかる警報出力システムの携帯端末装置2の動作フローを示す図 実施形態にかかる警報出力システムの警報出力装置1の動作フローを示す図
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1を参照して本実施形態の一例として、鉄道の駅に設置された場合の警報出力システムについて説明する。
(1)システムの全体構成
本警報出力システムは、警報出力装置1、携帯端末装置2、状態監視装置3、報知部4を有する。警報出力装置1と携帯端末装置2は、近距離無線通信による通信を行う。基地局8は、携帯電話回線による通信の中継を行うため、電柱やビルに配置された基地局である。警報出力装置1と携帯端末装置2は、基地局8を介し携帯電話回線による通信を行う。GPS9は、携帯端末装置2に位置情報を提供するGPSである。携帯端末装置2は、GPS9と無線通信にて位置情報に関する通信を行う。
本警報出力システムにおいて、以下の情報が、入力、出力、送受信または記憶される。
a1.警報を発する対象者であることを示す情報
a2.警報を発する対象者のランク情報
b1.危険区域内の状況を示す情報
c1.警報信号1
c2.警報信号2
d1.利用者を誘導するための情報
鉄道の駅に設置された警報出力システムの場合、a1の情報は、例えば、利用者の障害の有無および障害の種別を示す電文による情報である。本実施形態では、a1の情報は、利用者が視覚障害を有することを示す情報である。視覚障害がある利用者が警報を発する対象者である。
または、a1の情報は、空データであってもよい。空データとは、「NULL」のようなデータであってもよいし、音声データであってもよい。a1の情報が空データである場合、警報出力装置1の近距離通信部13は、この空データを受信した場合、警報を発する対象者が接近したと認識する。
利用者が、警報を発する対象者である場合、a2の情報は、例えば視覚障害の程度を示す下記の情報である。
ランク1:軽度の視覚障害
ランク2:重度の視覚障害
本実施形態では、利用者の障害は視覚障害であるものとしたが、障害はこれに限られない。例えば、聴覚障害や歩行障害等に対応するものであってもよい。
鉄道の駅に設置された警報出力システムの場合、b1の情報は、例えば、列車が接近しているか否かを示す情報である。
鉄道の駅に設置された警報出力システムの場合、d1の情報は、例えば、利用者を改札口まで誘導するための情報である。
(2)警報出力装置1の構成
警報出力装置1は、マイクロコンピュータ及びその周辺装置により構成される。警報出力装置1は、警報を発する対象となる利用者が存在する場合に警報を発する装置である。警報出力装置1は、立ち入り危険区域の入り口としての、鉄道の駅のホームの端に配置される。警報出力装置1は、携帯端末装置2と近距離無線通信にて利用者の接近を認識する。警報出力装置1は、鉄道に設置された、電車の接近を検出する状態監視装置3と有線にて通信を行う。警報出力装置1は、鉄道の駅のホーム設置された報知部4に、警報信号を出力する。
警報出力装置1は、第1の通信部(以下、通信部11と総称する)、入力部12、第1の近距離通信部(以下、近距離通信部13と総称する)、出力部14、および第1の制御部(以下、制御部15と総称する)を有する。
通信部11は、携帯電話回線に対応した通信回路により構成される。通信部11は、基地局8との間で無線電波による通信を行う。通信部11は、制御部15に接続される。通信部11は、基地局8を介し携帯端末装置2と携帯電話回線による通信を行う。通信部11は、携帯端末装置2に対しd1の情報を送信する。
入力部12は、送受信回路により構成される。入力部12は、入力側が通信線を介し外部の状態監視装置3に、出力側が制御部15に接続される。入力部12は、状態監視装置3から送信されたb1の情報を受信する。
近距離通信部13は、WiFi等の近距離無線通信に対応した通信回路により構成される。近距離通信部13は、携帯端末装置2との間で近距離無線通信の無線電波による通信を行う。近距離通信部13は、制御部15に接続される。近距離通信部13は、携帯端末装置2から送信されたa1、a2の情報を受信する。
出力部14は、送信回路により構成される。出力部14は、入力側が制御部15に、出力側が報知部4に接続される。出力部14は、制御部15に制御され、警報信号c1、c2を出力する。
制御部15は、CPU回路により構成される。制御部15は、コンピュータプログラムを内蔵し、通信部11、入力部12、近距離通信部13、出力部14の制御を行う。
(3)携帯端末装置2の構成
携帯端末装置2は、マイクロコンピュータ及びその周辺装置により構成されたスマートフォンやPDF端末のような機器である。携帯端末装置2は、利用者により携帯される。したがって鉄道の駅のホームに複数の利用者が存在する場合、複数の携帯端末装置2が近接して存在する場合がある。携帯端末装置2は、警報出力装置1に対し近距離無線通信にて利用者が接近したことを報知する。
携帯端末装置2は、第2の通信部(以下、通信部21と総称する)、操作部22、第2の近距離通信部(以下、近距離通信部23と総称する)、表示部24、および第2の制御部(以下、制御部25と総称する)を有する。
通信部21は、携帯電話回線およびGPSに対応した通信回路により構成される。通信部21は、基地局8およびGPS9との間で無線電波による通信を行う。通信部21は、制御部25に接続される。通信部21は、基地局8を介し警報出力装置1と携帯電話回線による通信を行う。また、通信部21は、GPS9と無線通信にて位置情報に関する通信を行う。通信部21は、警報出力装置1から送信されたd1の情報を受信する。
操作部22は、表示部24に設けられたタッチパネル式のスイッチにより構成される。操作部22は、出力側が制御部25に接続される。操作部22は、a1、a2の情報が、利用者により入力され、制御部25に出力する。
近距離通信部23は、WiFi等の近距離無線通信に対応した通信回路により構成される。近距離通信部23は、警報出力装置1との間で近距離無線通信の無線電波による通信を行う。近距離通信部23は、制御部25に接続される。近距離通信部23は、警報出力装置1にa1、a2の情報を送信する。
表示部24は、液晶パネルのような表示装置にて構成される。表示部24は、制御部25により、表示が制御される。
制御部25は、CPU回路により構成される。制御部25は、コンピュータプログラムを内蔵し、通信部21、操作部22、近距離通信部23、表示部24の制御を行う。
(4)状態監視装置3
状態監視装置3は、危険区域内の状況を検出しb1の情報を警報出力装置1に通信線を介し送信する。鉄道の駅に設置された警報出力システムの場合、b1の情報として、例えば、列車が接近しているか否かを示す情報が、警報出力装置1に送信される。
(5)報知部4
報知部4は、スピーカ等により構成され、警報出力装置1から出力されたc1、c2の情報を音声にて出力する。鉄道の駅に設置された警報出力システムの場合、c1の情報として例えば、「この先、ホームの端になります」等の情報が、c2の情報として例えば、「電車が接近しています、直ちに退避してください」等の情報が、報知部4から出力される。
[1−2.作用]
次に、本実施形態の警報出力システムの動作を図1〜3に基づき説明する。
(1)携帯端末装置2の作用
本実施形態の警報出力システムの携帯端末装置2の動作を説明する。
携帯端末装置2は、警報出力装置1に対し利用者が接近したことを報知するスマートフォンやPDF端末のような機器である。携帯端末装置2は、コンピュータプログラムにより動作する制御部25を有する。図2に、携帯端末装置2の制御部25にかかるコンピュータプログラムのフロー図を示す。携帯端末装置2の制御部25は、このコンピュータプログラムに基づき、以下の手順で各部の制御を行う。
(ステップS01:利用者により、a1、a2の情報が設定される)
利用者により、操作部22から、警報を発する対象者であることを示す情報a1および警報を発する対象者のランク情報a2が入力され、制御部25は、a1およびa2の情報を記憶する。鉄道の駅に設置された警報出力システムの場合、a1の情報は、例えば、利用者の障害の有無および障害の種別を示す情報である。また、警報を発する対象者である場合、a2の情報は、例えば視覚障害の程度を示す下記の情報を含む。
ランク1:軽度の視覚障害
ランク2:重度の視覚障害
(ステップS02:警報を発する対象者であるか否かの判断を行う)
次に、制御部25は、ステップ01において制御部25に記憶されたa1の情報に基づき、警報を発する対象者であるか否かの判断を行う。制御部25が、警報を発する対象者であると判断した場合には、ステップ03に移行する。一方、制御部25が、警報を発する対象者でないと判断した場合にはプログラムを終了する。
(ステップS03:a1の情報を送信する)
ステップ02で制御部25が、警報を発する対象者であると判断した場合、制御部25は、近距離通信部23を介し、例えば1秒周期等の、予め定められた一定の周期にてa1の情報の送信を行う。警報出力装置1の近距離通信部13が、このa1の情報を受信した場合、警報出力装置1は、利用者が接近したと認識する。
(ステップS04:警報出力装置1からa2の情報のリクエスト信号を受信したかの判断を行う)
次に、制御部25は、近距離通信部23を介し、警報出力装置1からa2の情報を送信せよとのリクエスト信号を受信したかの判断を行う。制御部25が、リクエスト信号を受信したと判断した場合には、ステップ05に移行する。一方、制御部25が、警報を発する対象者でないと判断した場合には、ステップ02に移行する。
(ステップS05:a2の情報を送信する)
ステップ04で制御部25が、リクエスト信号を受信したと判断した場合、制御部25は、近距離通信部23を介し、視覚障害の程度を示すa2の情報を送信する。
(ステップS06:警報出力装置1からd1の情報を受信したかの判断を行う)
次に、制御部25は、通信部21を介し、警報出力装置1から利用者を誘導するための情報d1を受信したかの判断を行う。制御部25が、d1の情報を受信したと判断した場合には、ステップ07に移行する。一方、制御部25が、d1の情報を受信しないと判断した場合には、ステップ02に移行する。
(ステップS07:d1の情報に基づき、利用者を安全な場所へ誘導する)
ステップ06で制御部25が、d1の情報を受信したと判断した場合、制御部25は、利用者を誘導するための情報d1に基づき、利用者を安全な場所へ誘導する。この誘導は、携帯端末装置2の、表示部25、音声出力装置(図中不示)またはバイブレータ(図中不示)を用いて行われる。ステップS07終了後、ステップ02に移行する。以上が、携帯端末装置2の動作である。
(2)警報出力装置1の作用
次に、本実施形態の警報出力システムの警報出力装置1の動作を説明する。
警報出力装置1は、警報を発する対象者である利用者を、携帯端末装置2から送信される信号により検出した場合に、警報を出力する装置である。警報出力装置1は、コンピュータプログラムにより動作する制御部15を有する。図3に、警報出力装置1の制御部15にかかるコンピュータプログラムのフロー図を示す。警報出力装置1の制御部15は、このコンピュータプログラムに基づき、以下の手順で各部の制御を行う。
(ステップS11:携帯端末装置2からa1の情報を受信したかの判断を行う)
制御部15は、近距離通信部13が、携帯端末装置2から送信されたa1の情報を受信したかの判断を行う。警報を発する対象者である旨のa1の情報が設定された携帯端末装置2は、前述のステップ03によりa1の情報を送信している。
警報を発する対象者である旨のa1の情報が設定された携帯端末装置2が、近距離通信部13の受信可能な範囲に入った場合、近距離通信部13は、携帯端末装置2から送信されたa1の情報を受信することができる。
近距離通信部13は、微弱電波による通信を行うので近接する携帯端末装置2から発信された電波のみを受信する。警報出力装置1は、近距離通信部13が携帯端末装置2から送信されたa1の情報を受信したことにより、警報を発する対象者である利用者が接近しつつあることを認識する。制御部15が、a1の情報を受信したと判断した場合には、ステップ12に移行する。一方、制御部15が、a1の情報を受信しないと判断した場合には、ステップS11を繰り返す。
(ステップS12:a2の情報のリクエスト信号を送信する)
ステップ11で制御部15が、携帯端末装置2からa1の情報を受信したと判断した場合、制御部15は、近距離通信部13から、a2の情報をリクエストするリクエスト信号を送信する。
(ステップS13:携帯端末装置2からa2の情報を受信したかの判断を行う)
次に、制御部15は、近距離通信部13を介し、携帯端末装置2からa2の情報を受信したかの判断を行う。制御部15が、a2の情報を受信したと判断した場合には、ステップ14に移行する。一方、制御部15が、a2の情報を受信しないと判断した場合には、警報を発する対象者である利用者が遠ざかったことが想定されるため、ステップ11に戻る。
(ステップS14:a2の情報のランクの判断を行う)
ステップ13で制御部15が、携帯端末装置2からa2の情報を受信したと判断した場合、制御部15は、警報を発する対象者のランク情報a2のランクの判断を行う。a2の情報はランク1であると、制御部15が判断した場合には、ステップ15に移行する。a2の情報はランク2であると、制御部15が判断した場合には、ステップ16に移行する。
前述のとおり、a2の情報は、例えば視覚障害の程度を示す下記の情報である。
ランク1:軽度の視覚障害
ランク2:重度の視覚障害
(ステップS15:出力部14を介し、報知部4に警報信号c1を出力する)
ステップ14で制御部15が、a2の情報がランク1(軽度の視覚障害)であると判断した場合、制御部15は、出力部14を介し、報知部4にc1の警報信号1を出力する。警報信号c1は音声による「この先、ホームの端になります」等のメッセージでもよいし、サイレン等の音声であってもよい。
(ステップS16:出力部14を介し、報知部4に警報信号c1を出力し、通信部11を介し利用者を誘導するための情報d1を送信する)
ステップ14で制御部15が、a2の情報がランク2(重度の視覚障害)であると判断した場合、制御部15は、出力部14を介し、報知部4にc1の警報信号1を出力する。
また、制御部15は、通信部11を介し利用者を誘導するための情報d1を送信する。利用者を誘導するための情報d1は、利用者を安全な場所へ誘導するための信号であり、この誘導は、携帯端末装置2の、表示部24、音声出力装置(図中不示)またはバイブレータ(図中不示)を用いて行われる。
(ステップS17:状態監視装置3から危険区域内の状況を示す情報b1を受信する)
次に、制御部15は、入力部12を介し、状態監視装置3から危険区域内の状況を示す情報b1を受信する。危険区域内の状況を示す情報b1は、鉄道の駅に設置された警報出力システムの場合、例えば、列車が接近しているか否かを示す情報である。
(ステップS18:出力部14を介し、報知部4に警報信号c2を出力する)
次に制御部15は、ステップ17にて状態監視装置3から受信した危険区域内の状況を示す情報b1に、危険を示す情報が含まれていた場合、出力部14を介し報知部4にc2の警報信号2を出力する。警報信号c2は音声による「電車が接近しています、直ちに退避してください」等のメッセージでもよいし、サイレン等の音声であってもよい。制御部15は、危険区域内の状況を示す情報b1に応じた警報を出力するように、出力部14を制御する。以上が、警報出力装置1の動作である。
[1−3.効果]
(1)本実施形態によれば、携帯端末装置2から送信された、警報を発する対象者であることを示す情報を受信したと、警報出力装置1の制御部15が判断した場合に、警報信号が出力されるので、警報を発する対象となる利用者が存在する場合に警報が発せられる警報出力システムを提供することができる。その結果、警報を発する対象となる利用者が危険区域に立ち入ることを防止することができる。さらに、警報を発する対象となる利用者が不在の場合には、警報が出力されず、不要な警報の出力を避けることができる。本実施形態によれば危険区域であることを報知することができるので、障害を有する利用者の危険区域への侵入防止を補助することができる。
(2)本実施形態によれば、警報出力装置1の制御部15は、携帯端末装置2から送信された、警報を発する対象者のランク情報に基づきランクの判断を行い、このランクに応じ利用者を誘導するための情報を送信するので、利用者は安全に危険区域から退避することができる。本実施形態によれば、障害の程度を示すランクに基づき、利用者を誘導するための情報が送信されるので、障害を有する利用者が退避することを補助することができる。
(3)本実施形態によれば、警報出力装置1は、危険区域内の状況を検出する状態監視装置3から送信された危険区域内の状況を示す情報を受信する入力部12を備え、危険区域内の状況を示す情報に応じた警報を出力部14から出力するので、危険が迫っていることを、警報を発する対象となる利用者に報知することができる。本実施形態によれば、電車が接近している等の危険が迫っていることを、障害を有する利用者に報知することができる。
[2.第2実施形態]
[2−1.構成]
本実施形態の一例として、電力施設に設置された場合の警報出力システムについて説明する。第2実施形態は、電力施設に設置されるため入力、出力、送受信または記憶されるデータの内容のみ第1実施形態と異なる。
(1)システムの全体構成
第2実施形態のシステム構成は、図1に示す第1実施形態の構成と同じである。第1実施形態の構成と同様に本警報出力システムは、警報出力装置1、携帯端末装置2、状態監視装置3、報知部4を有する。
警報出力装置1は、電力施設の立ち入り危険区域の入り口に配置される。携帯端末装置2は、利用者により携帯される。したがって電力施設に複数の利用者が存在する場合、複数の携帯端末装置2が存在する場合がある。携帯端末装置2は、警報出力装置1に対し近距離無線通信にて利用者が接近したことを報知する。
状態監視装置3は、危険区域内の状況を検出しb1の情報を警報出力装置1に通信線を介し送信する。電力施設に設置された警報出力システムの場合、b1の情報として、例えば、地絡等の事故を起こした設備があるか否かを示す情報が、警報出力装置1に送信される。
本警報出力システムにおいて、第1実施形態と同様に以下の情報が、入力、出力、送受信または記憶される。
a1.警報を発する対象者であることを示す情報
a2.警報を発する対象者のランク情報
b1.危険区域内の状況を示す情報
c1.警報信号1
c2.警報信号2
d1.利用者を誘導するための情報
電力施設に設置された警報出力システムの場合、a1の情報は、例えば、電力施設の設備工事を行う資格の有無を示す情報である。電力施設の設備工事を行う資格のない利用者が警報を発する対象者である。また、警報を発する対象者である場合、a2の情報は、例えば下記の情報である。
ランク1:電力会社の従業員
ランク2:見学者等、電力会社の従業員でない者
電力施設に設置された警報出力システムの場合、b1の情報は、例えば、地絡等の事故を起こした設備があるか否かを示す情報である。
電力施設に設置された警報出力システムの場合、d1の情報は、例えば、利用者を電力施設の出口まで誘導するための情報である。
電力施設に設置された警報出力システムの場合、c1の情報は、例えば「この先、高電圧の設備になります。侵入しないでください」等の情報である。c2の情報は、例えば「設備が地絡事故をおこしています、直ちに退避してください」等の情報である。
[2−2.作用]
次に、本実施形態の警報出力システムの動作を説明する。第2実施形態は、電力施設に設置されるため入力、出力、送受信または記憶されるデータの内容のみ第1実施形態と異なる。第2実施形態のシステム構成は、図1に示す第1実施形態の構成と同じである。
(1)携帯端末装置2の作用
本実施形態の警報出力システムの携帯端末装置2の動作を説明する。第2実施形態の携帯端末装置2の動作フローは、図2に示す第1実施形態の動作フローと同じである。携帯端末装置2の制御部25は、図2に示すコンピュータプログラムに基づき、以下の手順で各部の制御を行う。
(ステップS01:利用者により、a1、a2の情報が設定される)
利用者により、操作部22から、警報を発する対象者であることを示す情報a1および警報を発する対象者のランク情報a2が入力され、制御部25は、a1およびa2の情報を記憶する。電力施設に設置された警報出力システムの場合、a1の情報は、電力施設の設備工事を行う資格の有無を示す情報である。また、警報を発する対象者である場合、a2の情報は、例えば下記の従業員、非従業員を示す情報を含む。
ランク1:電力会社の従業員
ランク2:見学者等、電力会社の従業員でない者
(ステップS02:警報を発する対象者であるか否かの判断を行う)
次に、制御部25は、a1の情報に基づき、警報を発する対象者であるか否かの判断を行う。
(ステップS03:a1の情報を送信する)
ステップ02で制御部25が、警報を発する対象者であると判断した場合、制御部25は、近距離通信部23を介し、一定の周期にてa1の情報の送信を行う。警報出力装置1の近距離通信部13が、このa1の情報を受信した場合、警報出力装置1は、利用者が接近したと認識する。
(ステップS04:警報出力装置1からa2の情報のリクエスト信号を受信したかの判断を行う)
次に、制御部25は、近距離通信部23を介し、警報出力装置1からa2の情報を送信せよとのリクエスト信号を受信したかの判断を行う。
(ステップS05:a2の情報を送信する)
ステップ04で制御部25が、リクエスト信号を受信したと判断した場合、制御部25は、近距離通信部23を介し、従業員、非従業員を示すa2の情報を送信する。
(ステップS06:警報出力装置1からd1の情報を受信したかの判断を行う)
次に、制御部25は、通信部21を介し、警報出力装置1から利用者を誘導するための情報d1を受信したかの判断を行う。
(ステップS07:d1の情報に基づき、利用者を安全な場所へ誘導する)
ステップ06で制御部25が、d1の情報を受信したと判断した場合、制御部25は、利用者を誘導するための情報d1に基づき、利用者を安全な場所へ誘導する。
(2)警報出力装置1の作用
次に、本実施形態の警報出力システムの警報出力装置1の動作を説明する。第2実施形態の警報出力装置1の動作フローは、図3に示す第1実施形態の動作フローと同じである。警報出力装置1の制御部15は、図3に示すコンピュータプログラムに基づき、以下の手順で各部の制御を行う。
(ステップS11:携帯端末装置2からa1の情報を受信したかの判断を行う)
制御部15は、近距離通信部13が、携帯端末装置2から送信されたa1の情報を受信したかの判断を行う。
(ステップS12:a2の情報のリクエスト信号を送信する)
ステップ11で制御部15が、携帯端末装置2からa1の情報を受信したと判断した場合、制御部15は、近距離通信部13から、a2の情報のリクエスト信号を送信する。
(ステップS13:携帯端末装置2からa2の情報を受信したかの判断を行う)
次に、制御部15は、近距離通信部13を介し、携帯端末装置2からa2の情報を受信したかの判断を行う。
(ステップS14:a2の情報のランクの判断を行う)
ステップ13で制御部15が、携帯端末装置2からa2の情報を受信したと判断した場合、制御部15は、警報を発する対象者のランク情報a2のランクの判断を行う。前述のとおり、a2の情報は、例えば下記の従業員、非従業員を示す下記の情報である。
ランク1:電力会社の従業員
ランク2:見学者等、電力会社の従業員でない者
(ステップS15:出力部14を介し、報知部4に警報信号c1を出力する)
ステップ14で制御部15が、a2の情報がランク1(電力会社の従業員)であると判断した場合、制御部15は、出力部14を介し、報知部4にc1の警報信号1を出力する。警報信号c1は音声による「この先、高電圧の設備になります。侵入しないでください」等のメッセージでもよいし、サイレン等の音声であってもよい。
(ステップS16:出力部14を介し、報知部4に警報信号c1を出力し、通信部11を介し利用者を誘導するための情報d1を送信する)
ステップ14で制御部15が、a2の情報がランク2(見学者等、電力会社の従業員でない者)であると判断した場合、制御部15は、出力部14を介し、報知部4にc1の警報信号1を出力する。また、制御部15は、通信部11を介し利用者を誘導するための情報d1を送信する。利用者を誘導するための情報d1は、利用者を安全な場所へ誘導するための信号である。
(ステップS17:状態監視装置3から危険区域内の状況を示す情報b1を受信する)
次に、制御部15は、入力部12を介し、状態監視装置3から危険区域内の状況を示す情報b1を受信する。危険区域内の状況を示す情報b1は、電力施設に設置された警報出力システムの場合、例えば、地絡等の事故を起こした設備があるか否かを示す情報である。
(ステップS18:出力部14を介し、報知部4に警報信号c2を出力する)
次に制御部15は、ステップ17にて状態監視装置3から受信した危険区域内の状況を示す情報b1に、危険を示す情報が含まれていた場合、出力部14を介し報知部4にc2の警報信号2を出力する。警報信号c2は音声による「設備が地絡事故を起こしています、直ちに退避してください」等のメッセージでもよいし、サイレン等の音声であってもよい。以上が、警報出力装置1の動作である。
[2−3.効果]
(1)本実施形態によれば、警報を発する対象となる利用者が危険区域に立ち入ることを防止することができる。さらに、警報を発する対象となる利用者が不在の場合には、警報が出力されず、不要な警報の出力を避けることができる。本実施形態によれば危険区域であることを報知することができるので、電力施設の設備工事を行う資格のない利用者の危険区域への侵入防止を補助することができる。
(2)本実施形態によれば、a2の情報に含まれるランクに基づき、利用者を誘導するための情報が送信されるので、電力施設の設備工事を行う資格のない利用者が退避することを補助することができる。
(3)本実施形態によれば、事故を起こした設備がある等の危険が迫っていることを、電力施設の設備工事を行う資格のない利用者に報知することができる。
[3.他の実施形態]
変形例を含めた実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。以下は、その一例である。
(1)上記実施形態では、警報を発する対象者であることを示す情報a1は、利用者の視覚障害の有無または電力施設の設備工事を行う資格の有無を示す情報としたが、a1の情報は、これに限られない。a1の情報は、他の条件を示す情報であってもよいし、または、単に警報が発せられることを希望するか否かを表す情報であってもよい。
(2)上記実施形態では、a2の情報のリクエスト信号は、ステップS12で1回送信するものとしたが、近距離通信部13から送信される電波の出力を下げ、複数回送信されるようにしてもよい。電波の出力を下げたリクエスト信号に応答があった場合、携帯端末装置2がより警報出力装置1に近接したと考えられるため、警報出力装置1は、警報をより大音量にして警報を発する、または警告メッセージをより逼迫したものにするようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、ステップ17の「状態監視装置3から危険区域内の状況を示す情報b1を受信する」ことおよび「報知部4にc2の警報信号2を出力する」ことをステップ17およびステップ18で行うものとしたが、これらのステップは、コンピュータプログラムにおける別のタイミングで行われるようにしてもよい。例えば、本プログラムの冒頭で繰り返し行うようにしてもよい。
(4)本実施形態では、ステップS18で、ステップ17にて状態監視装置3から受信した危険区域内の状況を示す情報b1に、危険を示す情報が含まれていた場合、出力部14を介し報知部4にc2の警報信号2を出力するものとしたが、警報を報知する方法はこれに限られない。例えば、制御部15が通信部11を介し、通信にて携帯端末装置2に危険を報知するようにしてもよい。
1・・・警報出力装置
2・・・携帯端末装置
3・・・状態監視装置
4・・・報知部
8・・・基地局
9・・・GPS
11、21・・・通信部
12・・・入力部
13、23・・・近距離通信部
14・・・出力部
15、25・・・制御部
22・・・操作部
24・・・表示部

Claims (7)

  1. 警報を発する対象者であることを示す情報を近距離無線通信の無線電波にて送信する第1の近距離通信部を有する携帯端末装置と、
    前記携帯端末装置から送信された、警報を発する対象者であることを示す情報を受信したかの判断を行う制御部と、
    前記制御部により、警報を発する対象者であることを示す情報を受信したと判断された場合に、警報信号を出力する出力部と、を備えた
    警報出力装置と、
    を有する警報出力システム。
  2. 前記携帯端末装置の第1の近距離通信部は、警報を発する対象者のランク情報を送信し、
    前記警報出力装置の制御部は、前記携帯端末装置から送信された、警報を発する対象者のランク情報に基づきランクの判断を行い、前記ランクに応じ利用者を誘導するための情報を送信する、
    請求項1に記載の警報出力システム。
  3. 前記警報出力装置は、危険区域内の状況を検出する状態監視装置から送信された危険区域内の状況を示す情報を受信する入力部を備え、危険区域内の状況を示す情報に応じた警報を前記出力部から出力する、
    請求項1または2に記載の警報出力システム。
  4. 前記警報出力装置は、第2の近距離通信部を備え、
    前記第2の近距離通信部から送信される電波の出力を下げ、前記携帯端末装置にリクエスト信号を複数回送信し、前記携帯端末装置からの応答に応じた警告メッセージを出力する
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の警報出力システム。
  5. 携帯端末装置から近距離無線通信の無線電波にて送信された、警報を発する対象者であることを示す情報を受信したかの判断を行う制御部と、
    前記制御部により、警報を発する対象者であることを示す情報を受信したと判断された場合に、警報信号を出力する出力部と、を備え
    前記携帯端末装置から送信された、警報を発する対象者のランク情報に基づきランクの判断を行い、前記ランクに応じ利用者を誘導するための情報を送信する、
    警報出力装置。
  6. 携帯端末装置から近距離無線通信の無線電波にて送信された、警報を発する対象者であることを示す情報を受信したかの判断を行う受信判断ステップと、
    前記受信判断ステップにより、警報を発する対象者であることを示す情報を受信したと判断された場合に、警報信号を出力する警報出力ステップと、
    前記携帯端末装置から送信された、警報を発する対象者のランク情報に基づきランクの判断を行い、前記ランクに応じ利用者を誘導するための情報を送信する情報送信ステップと、
    を有する警報出力装置用コンピュータプログラム。
  7. 携帯端末装置から近距離無線通信の無線電波にて送信された、警報を発する対象者であることを示す情報を受信したかの判断を行う受信判断手段と、
    前記受信判断手段により、警報を発する対象者であることを示す情報を受信したと判断された場合に、警報信号を出力する警報出力手段と、
    前記携帯端末装置から送信された、警報を発する対象者のランク情報に基づきランクの判断を行い、前記ランクに応じ利用者を誘導するための情報を送信する情報送信手段と、
    を有する警報出力方法。

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CN116994417A (zh) * 2023-09-27 2023-11-03 广东电网有限责任公司云浮供电局 一种基于可穿戴式近电告警装置的近电告警方法及系统
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