JP2018187281A - 小型鋏 - Google Patents

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Abstract

【課題】 刃渡りが短い小型鋏において、毛や糸などの切断対象を切りやすくすること。【解決手段】作用部とハンドル部をそれぞれ備える第一部材および第二部材を回動可能に連結した小型鋏であって、第一部材及び第二部材の少なくも一方の作用部の先端付近の刃に、切断対象の滑りを防止する滑り防止部を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は小型鋏に関する。
特許文献1のように、鼻毛や眉毛を切断するための小型鋏が知られている。
特開2005−304655号公報
小型鋏で鼻毛などの短い毛を切ろうとすると、刃渡りが短いため、毛が刃から逃げやすく、切りづらい。本願発発明は、刃渡りが短い小型鋏において、毛や糸などの切断対象を切りやすくすることを目的とする。
本発明は、上記課題の少なくとも1つを解決するものであるが、その例を挙げるならば、次の通りである。すなわち、本発明の小型鋏は、作用部とハンドル部をそれぞれ備える第一部材および第二部材を回動可能に連結した小型鋏であって、前記第一部材及び前記第二部材の少なくも一方の作用部の先端付近の刃に、切断対象の滑りを防止する滑り防止部を備える。
前記滑り防止部は、V字状の複数の凹部を有していてもよい。
前記滑り防止部は、底が丸い複数の凹部を有していてもよい。
前記滑り防止部は、底が角のある複数の凹部を有していてもよい。
前記滑り防止部は、横長の複数の凹部を有してもよい。
前記滑り防止部は、当該滑り防止部が形成された前記第一部材または前記第二部材の連結部付近から先端方向に至る内側の輪郭線の延長線よりも突出する複数の凸刃を有してもよい。
前記第一部材の刃に前記滑り防止部が形成されており、前記第二部材の刃は、背側に近づく方向に湾曲していてもよい。
前記第一部材と前記第二部材の両方の刃に、前記滑り防止部が形成されていてもよい。
前記第一部材の刃の滑り防止部と、前記第二部材の滑り防止部とは、位置がずれていてもよい。
前記第一部材の刃の滑り防止部と、前記第二部材の滑り防止部とは、形状が異なっていてもよい。
前記作用部の先端には刃が形成されていなくてもよい。
前記作用部の先端は、丸く膨張した形状を有していてもよい。
前記作用部は、切断面を潰すための切断面潰し部を有していてもよい。
前記切断面潰し部では、前記第一部材または前記第二部材の断面の刃側の角度が45〜90度とすることができる。また、前記切断面潰し部では、前記第一部材または前記第二部材の断面の刃側の角度が90〜110度とすることができる。
前記第一部材及び第二部材の前記作用部の先端付近がともに同一方向に反っていてもよい。
実施形態1に係る小型鋏を説明するための図である。 実施形態1に係る小型鋏の刃先部分の(A)拡大正面図、(B)拡大背面図、(C)断面図、(D)変形例にかかる断面図である。 実施形態1の変形例に係る小型鋏の刃先部分の(A)拡大正面図、(B)断面図、(C)拡大正面図である。 実施形態2に係る小型鋏1aを説明するための図である。 実施形態2に係る小型鋏1aの刃先部分の(A)拡大正面図、(B)断面図である。 実施形態3に係る小型鋏1bの刃先部分の(A)拡大正面図、(B)変形例にかかる滑り防止部の拡大図である。 実施形態4に係る小型鋏1cの刃先部分の拡大正面図である。 実施形態4の変形例に係る小型鋏1dの刃先部分の拡大正面図である。 実施形態4の変形例に係る小型鋏1eの刃先部分の拡大正面図である。 実施形態5に係る小型鋏1fの刃先部分の拡大正面図である。 実施形態5の変形例に係る小型鋏1fの刃先部分の(A)断面図、(B)及び(C)変形例にかかる断面図である。 変形例に係る小型鋏1gの上面図である。 変形例に係る小型鋏1hの正面図である。
以下、図面を参照して本願に係る小型鋏の実施形態の例を説明する。なお、下記のいくつかの実施形態の説明では、同一の構成要素については、説明を省略することがある。
<実施形態1>
図1は、実施形態1に係る小型鋏1を説明するための正面図である。図2(A)は、刃先部分の正面拡大図、図2(B)は、刃先部分の拡大背面図である。図2(C)は、小型鋏1の先端付近の断面図である。図2(D)は、小型鋏1の変形例に係る先端付近の断面図である。
小型鋏1は、鼻毛、眉毛や、テグスなどの短い毛、滑りやすい糸を切るための道具である。なお、下記では、切断対象が毛であるとして説明する。
小型鋏1は、全長7〜10cmである。ただし、使用目的に応じて、これより短いものであってもよいし、長いものであってもよい。
小型鋏み1は、作用部10と、ハンドル部30と、作用部10とハンドル部30とを連結する連結部20とを有する。小型鋏1は、2つの部材(第一部材M1,第二部材M2)を有し、それぞれの部材M1,M2に、作用部10、連結部20、及びハンドル部30を備える。2つの部材M1,M2は、連結部20において、互いに回動可能にネジ40で留められており、ハンドル部30の開閉に応じて、作用部10が開閉する。
なおここでは、第一部材M1と第二部材M2を回動可能にネジ40で留められているが、カシメ留されていてもよく、取り外し可能としても良い。
ハンドル部30は、第一部材M1および第二部材M2のそれぞれに、リング状の指輪31が形成されている。使用時には、一方の指輪31には、親指が入れられ、他方の指輪31には、人差し指(または、中指、薬指)が入れられ、操作される。指輪31が互いに衝突する部分には、互いに向き合って、凸状の接点突起32が形成されている。
作用部10は、対となる第一部材M1と第二部材M2とが互いに向かい合う部分に、刃12、17を備える。刃12、17の刃渡り(刃先の長さ)は、通常、1cm〜3.5cmである。刃先は最も肉薄になっている部分であり、断面視において頂点部分である。
第一部材M1の作用部10は、刃元131から先端132付近にかけて、図3(A)に示すように、断面が鋭角である刃12が形成されている。また、先端132の付近に滑り防止部11が設けられている。刃元131から滑り防止部11までは直線状の刃である。
滑り防止部11は、直線の刃12に対して所定間隔で切欠いた(落ち込み、陥没した)、V字状の複数の凹部111を備える。
凹部111の深さは、切断対象の毛が引っ掛かり易い深さである。凹部111の深さは、例えば0.2〜1mmである。隣り合う凹部111の間隔は、好ましくは0.3mm〜1.5mmであり、より好ましくは、0.5mm〜1.0mmである。凹部111の数は、2〜10個であり、例えば、5個である。
切断しようとする毛は、凹部111に引っかかる。したがって、切断しようとしたときに毛が刃先から滑って逃げてしまうのを防止し、容易に切断できるようになる。
第二部材M2の作用部10には、刃元から先端132の付近に至るまで、図2(B)に示すように、直線状の刃17が形成されている。
第一部材M1および第二部材M2の作用部10側の先端132には刃が設けられていない。また、先端付近は、背側14が丸く膨張した形状(半円形状)である。すなわち、先端132は鋭利ではなく丸い形状である。この形状により、小型鋏1の作用部10の先端が仮に皮膚に当たった場合でも皮膚が傷ついてしまうのを防止することができる。
以上、実施形態1の小型鋏1について説明した。小型鋏1によれば、刃に滑り防止部11を備えているので、短く滑りやすい毛や糸であっても容易に切断することができる。
実施形態1の変形例として、小型鋏1は、切断した毛や糸の断面が尖らないような構造を備えることができる。例えば、図2(D)に示すように、小型鋏1の作用部10の第二部材M2の断面の刃17の側の角度は、90度に近く、切断面潰し部18として機能する。刃17の断面の角度は、例えば、45〜90度、好ましくは50〜85度、より好ましくは70〜85度である。
なおここでは、第二部材M2に切断面潰し部18を設けたが、第一部材M1に切断面潰し部18を設けても良く、さらには第一部材M1と第二部材M2の両方に切断面潰し部18を設けても良い。また、第一部材M1と第二部材M2の厚さを、例えば、1mmから2mmと厚くすることで、切断時に隙間が開かずに切断潰しや潰し切断が可能となる。また、各刃の断面形状は、90度以上(例えば、90度を超え110度以下)にしても良い。
このような刃の形状とすることで、切断対象の切断面が鋭角にならず、砕いて切断したようになる。すなわち、小型鋏1で毛や糸を切断したときの切断面を潰れた状態とすることができ、毛先が尖ることを防止することができる。
例えば、鼻毛を切断した後に徐々に伸びてきて毛先が皮膚へ接触すると、尖った形状により「ちくちく感」を生じることがある。上記、切断面潰し部18を備える小型鋏1によれば、切断した後の毛先が尖るのを避けることができるため「ちくちく感」を緩和することができる。
また、テグスなどを切断した場合は、切断部分が潰れることで白く濁るので、先端が見えやすくなる。
実施形態1のさらなる変形例として、図3(A)は、刃先の先端132の背側を略半球状の半球状体141としたものである。図3(B)は、その半球状体141の断面を示す。ここでは略半球状体を示すが略球状に近いものでも良い。さらに図3(C)は、複数の略半円形状の複数半円球状体141、142を設けたものを示す。また、ここでは、略半円形状を示すが、略半円球状との組み合わせでも良い。
また、これらの皮膚に接触する接触面のバリはもちろん、角をバレル研磨や、サンドブラスト加工、バフ掛けで表面を滑らかにすることが有効である。また、これらの面は鏡面加工などとしても良いが、人によって皮膚感触の違いから、表面をサテン加工(つや消しやヘアライン仕上げなど)としても良い。
これらにより、皮膚への損傷を防止するばかりでなく皮膚や、粘膜に対する接触時の安心、安堵感を得ることができる。
<実施形態2>
図4(A)は、実施形態2にかかる小型鋏1aの作用部10aの拡大正面図であり、図4(B)は、その拡大背面図である。なお、連結部、ハンドル部は、実施形態1と同様なので説明を省略する。図5(A)は、先端付近の拡大正面図、図5(B)はその断面図である。
小型鋏1aの第一部材M1には、先端132付近に滑り防止部11aが形成されている。滑り防止部11aは、第一部材M1の作用部10aの付け根131pから先端132に向かう内側の輪郭線12pの延長線上より僅かに突出した複数の凸刃部112aを備え、隣り合う凸刃部112aの間には溝(凹部)111aが形成されている。なお、内側の輪郭線には刃が形成されていてもよく、形成されていなくともよい。さらに、対峙する第二部材M2側の対応部についても、刃が形成されていてもいなくともよい。
凸刃部112aの幅L1は、0.2mm〜1mm、好ましくは0.3mm〜0.5mmである。溝111aの幅L2は、0.2mm〜1mm、好ましくは0.3mm〜0.5mmである。溝111aの深さは、0.3mm〜1.5mm、好ましくは0.5mm〜1mmである。
凸刃部112aの内側(第二部材M2側)には、斜めカット刃(内側斜め刃113a)が設けてある。この理由について説明する。小型鋏1aのハンドル部の閉動作に伴い、第一部材M1の刃先と第二部材M2の刃先とが、刃元から先端に向けて順次接触していく。このとき二つの刃先が確実に接触するように、第一部材M1と第二部材M2は、やや交差するようにひねりが加えられて構成されている。凸刃部112aは、刃元の刃の延長線よりも突出しているため、滑り防止部11a付近まで閉じると、第二部材M2の刃が凸刃部112aにぶつかり、それ以上の閉動作がしにくくなる。そこで、内側(第二部材M2側)に、斜めカット刃(内側斜め刃113a)が設け、閉動作が円滑に行われるようにしている。同時に、切断時に112aの先端に切断物が支えられる形で切り込まれ後、内側斜め刃113aの角と17の角で切断することで、切断を助けると共に、先端尖りを防止することができる。
第二部材M2の刃先は、実施形態1の小型鋏1の変形例と同様に、切断面潰し部18を設けることができる。
かかる小型鋏1aによれば、切断時に滑って逃げやすい毛(糸)であっても、溝111aに毛(糸)が嵌るため、逃がすことなく切断することができる。また、第二部材M2の刃は、90度に近いため、切断面が潰れ、切断後の「ちくちく感」を抑制できる。また、テグスを切断した場合は、白く濁ることで、先端が見えやすくなる。
図6(A)は、実施形態2の変形例に係る小型鋏1bの作用部10bの拡大正面図である。小型鋏1bに示すように、滑り防止部11bを有し、刃12に、所定間隔で溝111bが形成されている。溝111bは、底をUの字状に丸くすることができる。図6(B)に示すように、底をコの字状に角のある溝111b’としてもよい。凸刃部112bの刃先は、刃元131から滑り防止部11bまでの刃12の刃先の延長線から突出することなく、延長線上である。
溝111bの深さは、例えば0.2〜1mmである。溝111bの間隔は、0.2mm〜1mm、好ましくは0.3mm〜0.5mmである。溝幅L2は、0.2mm〜1mm、好ましくは0.3mm〜0.5mmである。
図5で示したものと同様に、凸刃部112bの内側(第二部材M2側)には、斜めカット刃(内側斜め刃)が設けてある。
本実施形態の小型鋏1bによれば、溝111bに切断対象が嵌まり込むため、滑って逃がすとなく切断することができる。
<実施形態3>
図7は、実施形態3に係る小型鋏1cの作用部10cの拡大正面図である。
小型鋏1cは、実施形態1の小型鋏1に対して、さらに、第二部材M2にも、先端付近に、滑り防止部11cを備える。滑り防止部11cの形状は、実施形態1の滑り防止部11と同様である。
かかる形状により、ハンドル部30の閉じる動作に伴って、作用部10の刃が互いに近づく際に、滑り防止部11、11cに、毛(糸)が滑ることなくとどまり、容易に切断することができる。
図8は、実施形態3の変形例にかかる小型鋏1dを示す。
小型鋏1dの第二部材M2には、第一部材M1の滑り防止部11の位置よりも刃元131側に、滑り防止部11dが形成されている。
かかる小型鋏1dによれば、位置が異なる二か所で、切断対象(毛や糸)の滑りを防止することが可能である。したがって、より確実に、切断対象を逃がさずに切断することが可能となる。
なお、第一部材M1と第二部材の両方に滑り防止部を形成する場合、同様の形状の滑り防止部を設けてもよいし、互いに異なる形状の滑り防止部を設けてもよい。また、片方の部材の刃に複数個所に間隔をあけて滑り防止部を設けてもよい。
<実施形態4>
図9(A)は、実施形態4に係る小型鋏1eの作用部10eの拡大正面図である。
小型鋏1eの第二部材M2の刃は、刃元から先端の間に、背側に湾曲した湾曲刃17eを備える。
湾曲刃17eにより、切断対象(毛や糸)が湾曲部分に留まり易くなり、滑り防止部として機能する。そして、二つの刃の間から切断対象が逃げるのを防止することができる。
図9(B)は、変形例として、第一部材M1と第二部材M2の両側に湾曲刃17e、12eを設けたものを示す。
さらに図9(C)は、変形例として、第一部材M1の湾曲刃12eに、複数の溝からなる滑り防止部11eを設けたものである。
<実施形態5>
図10は、実施形態5に係る小型鋏1fの作用部10fの拡大正面図である。
第一部材M1の作用部10fの刃12fは、刃元から先端付近まで直線状である。一方、第二部材M2の作用部10fの刃17fは、先端付近に複数の凹部111fを備える滑り防止部11fが設けられており、刃元から滑り防止部11fまでは直線状の刃である。凹部111fは、横長の溝であり、深さが、0.2mm〜0.8mm、好ましくは、0.3mm〜0.6mmである。また、溝幅は、0.2mm〜1.5mm、好ましくは、0.3mm〜1.0mmである。
図11(A)は、滑り防止部11fを含む先端付近の断面拡大図である。
第一部材M1の刃12fは、断面鋭角である。一方、第二部材M2の刃17f(滑り防止部11f(凹部111fの部分も含む)を含む)は、断面の刃側の角度が90度に近く、切断面潰し部18fを備える。刃17fの断面形状は、例えば、45〜90度、好ましくは50〜85度、より好ましくは70〜85度である。
なお、図11(B)に示すように、刃17fの断面形状は、例えば、90度以上または90度を超える角度とすることができる。具体的には、例えば、90〜110度、好ましくは90〜100度、より好ましくは90〜95度としてもよい。
また、図11(C)に示すように、第一部材M1の刃12fが、断面90度に近い切断面潰し部19fを備えてもよい。刃12eの断面形状は、例えば、45〜90度、好ましくは50〜85度、より好ましくは70〜85度である。
これらの、切断面潰し部18f、19fにより、切断面が鋭くなるのを防止することができる。また、テグスを切断する場合は、切断部分を白く濁らせ、見つけやすくすることができる。
本発明の小型鋏は、図12の閉じた状態の上面図に示すように、第一部材M1および第二部材M2の作用部11gの先端付近12gが同一方向に反って湾曲した小型鋏(剪刃)1gであってもよい。
さらに、本発明の小型鋏は、図13に示すように、和ばさみ形状の小型鋏1hであってもよい。小型鋏1hにおいて、第一部材M1と第二部材とは、それぞれの連結部20hが軸40hでネジやカシメ留めで留められている。作用部10hを金属で構成し、ハンドル部30hをプラスチックで形成することができる。作用部10hの外側に覆いかぶさるようにハンドル部30hが形成されている。第一部材M1と第二部材M2とが開く方向に付勢するバネ41hが軸40hに取り付けられている。作用部10hは、上記実施形態のいずれかの態様のように、第一部材M1の刃の先端に滑り防止部11hが形成されている。このような小型鋏1hにおいても、上記実施形態のように、さまざまな形状の滑り防止部や切断面潰し部を備えることができる。また、先端の背側の形状も、上記実施形態のように、半球状とすることもできる。
和ばさみ形状の小型鋏1hは、釣り糸の切断に利用することができる。
以上、本発明に係る小型鋏の実施形態について説明したが、これらは本発明の実施形態の一例に過ぎず、本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明の小型鋏は、毛や糸の切断に限らず、細かい形状に切る場合にも利用できる。例えば、海苔を人や動物の形状に切って弁当のご飯の上に載せることがあるが、海苔を細かい形状(人の顔の眉毛や口などの部品)に切ったり、ごぼうなどの繊維質の食材を小さく切る場合にも利用できる。
また、掃除機のローラ部に絡んだ糸くずを除去するために切断する場合などに利用することができる。
1、1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g、1h・・・小型鋏
10、10a、10b、10c、10d、10e、10f、10g、10h・・・作用部
11、11a、11b、11c、11d、11e、11f、11g、11h・・・滑り防止部
12、17・・・刃
131・・・刃元、132・・・先端
20、20h・・・連結部
30、30h・・・ハンドル部
31・・・指輪
32・・・接点突起
40・・・ネジ
40h・・・軸、41h・・・バネ
M1・・・第一部材
M2・・・第二部材

Claims (16)

  1. 作用部とハンドル部をそれぞれ備える第一部材および第二部材を回動可能に連結した小型鋏であって、
    前記第一部材及び前記第二部材の少なくも一方の作用部の先端付近の刃に、切断対象の滑りを防止する滑り防止部を備える
    ことを特徴とする小型鋏。
  2. 請求項1に記載の小型鋏であって、
    前記滑り防止部は、V字状の複数の凹部を有する
    ことを特徴とする小型鋏。
  3. 請求項1または2に記載の小型鋏であって、
    前記滑り防止部は、底が丸い複数の凹部を有する
    ことを特徴とする小型鋏。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の小型鋏であって、
    前記滑り防止部は、底が角のある複数の凹部を有する
    ことを特徴とする小型鋏
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の小型鋏であって、
    前記滑り防止部は、横長の複数の凹部を有する
    ことを特徴とする小型鋏。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の小型鋏であって、
    前記滑り防止部は、当該滑り防止部が形成された前記第一部材または前記第二部材の連結部付近から先端方向に至る内側の輪郭線の延長線よりも突出する複数の凸刃を有する
    ことを特徴とする小型鋏。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の小型鋏であって、
    前記第一部材の刃に前記滑り防止部が形成されており、
    前記第二部材の刃は、背側に近づく方向に湾曲している
    ことを特徴とする小型鋏。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の小型鋏であって、
    前記第一部材と前記第二部材の両方の刃に、前記滑り防止部が形成されている
    ことを特徴とする小型鋏。
  9. 請求項8に記載の小型鋏であって、
    前記第一部材の刃の滑り防止部と、前記第二部材の滑り防止部とは、位置がずれている
    ことを特徴とする小型鋏。
  10. 請求項8または9に記載の小型鋏であって、
    前記第一部材の刃の滑り防止部と、前記第二部材の滑り防止部とは、形状が異なる
    ことを特徴とする小型鋏。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の小型鋏であって、
    前記作用部の先端には刃が形成されていない
    ことを特徴とする小型鋏。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の小型鋏であって、
    前記作用部の先端は、丸く膨張した形状を有している
    ことを特徴とする小型鋏。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の小型鋏であって、
    前記作用部は、切断面を潰すための切断面潰し部を有する
    ことを特徴とする小型鋏。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の小型鋏であって、
    前記切断面潰し部では、
    前記第一部材または前記第二部材の断面の刃側の角度が45〜90度である
    ことを特徴とする小型鋏。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載の小型鋏であって、
    前記切断面潰し部では、
    前記第一部材または前記第二部材の断面の刃側の角度が90〜110度である
    ことを特徴とする小型鋏。
  16. 請求項1〜15のいずれか一項に記載の小型鋏であって、
    前記第一部材及び第二部材の前記作用部の先端付近がともに同一方向に反っている
    ことを特徴とする小型鋏。
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