JP2018185939A - ヒータおよびこれを備えたグロープラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】 高い信頼性および耐久性を有するヒータおよびこれを備えたグロープラグを提供する。
【解決手段】 ヒータは、棒状のセラミック体と、該セラミック体の内部に位置しており折返し形状を有する発熱抵抗体と、前記セラミック体の内部に位置するとともに前記発熱抵抗体に接続された一対のリードとを備えており、前記発熱抵抗体と前記一対のリードとは前記セラミック体の軸方向に垂直な方向に重なって接続されていて、前記発熱抵抗体と前記一対のリードとが重なって接続されている領域を通り、前記セラミック体の軸方向に垂直な断面を見たときに、前記リードは、前記発熱抵抗体よりも内側に位置しているとともに、前記発熱抵抗体を挟むように前記発熱抵抗体の外周側に回り込む部分を有しており、前記回り込む部分の外周と前記発熱抵抗体の外周とが連続した曲線になっている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば燃焼式車載暖房装置における点火用若しくは炎検知用のヒータ、石油ファンヒータ等の各種燃焼機器の点火用のヒータ、自動車エンジンのグロープラグ用のヒータ、酸素センサ等の各種センサ用のヒータ、測定機器の加熱用のヒータ等に利用されるヒータに関するものである。
自動車エンジンのグロープラグ等に用いられるヒータとして、例えば、特許文献1に記載のヒータが知られている。特許文献1に記載のヒータは、棒状のセラミック体と、セラミック体の先端に埋設された発熱抵抗体と、発熱抵抗体に接続されたリードとを備えている。発熱抵抗体は、リードよりも抵抗値が大きく設定されているとともに、折返し形状を有している。このようなヒータにおいては、リードと発熱抵抗体の接続部分は界面が直線状になっていた。近年、グロープラグは、更なる急速昇温と耐久性の両立が求められてきている。
特開2003−22889号公報
このようなヒータを急速昇温したときには、発熱抵抗体とリードとが急激に熱膨張することになる。このとき、発熱抵抗体とリードとの境界が直線状であることから、発熱抵抗体とリードとの境界に沿ってせん断応力が生じるおそれがあった。特に、発熱抵抗体とリードとの境界のうちセラミック体に接する部分には特に応力が集中する傾向にあった。その結果、ヒータを繰り返し使用したときには、発熱抵抗体とリードとの境界のうちセラミック体に接する部分にクラックが生じ、このクラックが発熱抵抗体とリードとの境界に沿って進展するおそれがあった。その結果、ヒータの長期信頼性を向上させることが困難であった。
本発明のヒータは、棒状のセラミック体と、該セラミック体の内部に位置しており折返し形状を有する発熱抵抗体と、前記セラミック体の内部に位置するとともに前記発熱抵抗体に接続された一対のリードとを備えており、前記発熱抵抗体と前記一対のリードとは前記セラミック体の軸方向に垂直な方向に重なって接続されていて、前記発熱抵抗体と前記一対のリードとが重なって接続されている領域を通り、前記セラミック体の軸方向に垂直な断面を見たときに、前記リードは、前記発熱抵抗体よりも内側に位置しているとともに、前記発熱抵抗体を挟むように前記発熱抵抗体の外周側に回り込む部分を有しており、前記回り込む部分の外周と前記発熱抵抗体の外周とが連続した曲線になっている。
本発明のヒータによれば、リードが発熱抵抗体を挟むように発熱抵抗体の外周側に回り込む部分を有していることによって、発熱抵抗体とリードとの間にせん断応力が発生することを低減できる。また、上記の回り込む部分の外周と発熱抵抗体の外周とが連続した曲線であることによって回り込む部分の外周と発熱抵抗体との外周のどちらかに応力が集中することを低減できる。
ヒータの一例を示す断面図である。 (a)は図1に示すヒータの領域Aの部分拡大図であり、(b)はX−X線で切った断面図である。 (a)は図1に示すヒータの領域Aの部分拡大図であり、(b)はY−Y線で切った断面図である。 (a)は図1に示すヒータの領域Aの部分拡大図であり、(b)はZ−Z線で切った断面図である。 グロープラグの一例を示す断面図である。 ヒータの製造工程の一部を示す断面図である。 ヒータの製造工程の一部を示す断面図である。
図1、2に示すように、ヒータ10は、セラミック体1とセラミック体1の内部に位置している発熱抵抗体2と、セラミック体1の内部に位置するとともに発熱抵抗体2に接続された一対のリード3とを備えている。ヒータ10は、例えば、グロープラグ用のヒータ10として用いられる。
ヒータ10におけるセラミック体1は、例えば長手方向(軸方向)を有する棒状である。このセラミック体1には発熱抵抗体2およびリード3が埋設されている。ここで、セラミック体1はセラミックスからなる。これにより急速昇温時の信頼性が高いヒータ10を提供することが可能になる。セラミックスとしては、酸化物セラミックス、窒化物セラミックスまたは炭化物セラミックス等の電気的に絶縁性を有するセラミックスが挙げられる。セラミック体1は、窒化珪素質セラミックスからなっていてもよい。窒化珪素質セラミックスは、主成分である窒化珪素が強度、靱性、絶縁性および耐熱性の観点で優れている。
窒化珪素質セラミックスからなるセラミック体1は、例えば、以下の方法で作製できる。具体的には、主成分の窒化珪素に対して、焼結助剤、AlおよびSiOを混合して混合物を得る。混合物を所定の形状に成形して成形体を得る。その後、成形体を1650〜1780℃でホットプレス焼成することによってセラミック体1を得ることができる。焼結助剤としては、3〜12質量%のY、YbまたはEr等の希土類元素酸化物を用いることができる。Alは例えば、0.5〜3質量%用いることができる。SiOは、セラミック体12に含まれるSiO量が、例えば、1.5〜5質量%となるように混合することができる。セラミック体12の長さは、例えば20〜50mmに設定され、セラミック体12の直径は例えば3〜5mmに設定される。
なお、セラミック体1として窒化珪素質セラミックスからなるものを用いる場合は、MoSiOまたはWSi等を混合し、分散させてもよい。この場合には、母材である窒化珪素質セラミックスの熱膨張率を発熱抵抗体2の熱膨張率に近付けることができる。その結果、ヒータ10の耐久性を向上させることができる。
発熱抵抗体2は、セラミック体1の内部に設けられている。発熱抵抗体2はセラミック体1の先端側(一端側)に設けられている。発熱抵抗体2は、電流を流すことによって発熱する部材である。発熱抵抗体2は、折返し形状を有している。
発熱抵抗体2の形成材料としては、W,MoまたはTiなどの炭化物、窒化物または珪化物などを主成分とするものを使用することができる。
さらに、セラミック体1が窒化珪素質セラミックスからなる場合は、発熱抵抗体2は、
無機導電体のWCを主成分とし、これに添加される窒化珪素の含有率が20質量%以上であってもよい。例えば、窒化珪素質セラミックスからなるセラミック体1中において、発熱抵抗体2となる導体成分は窒化珪素と比較して熱膨張率が大きいため、通常は引張応力がかかった状態にある。これに対して、発熱抵抗体2中に窒化珪素を添加することにより、熱膨張率をセラミック体1のそれに近付けて、ヒータ10の昇温時および降温時の熱膨張率の差による応力を緩和することができる。
また、発熱抵抗体2に含まれる窒化珪素の含有量が40質量%以下であるときには、発熱抵抗体2の抵抗値のばらつきを小さくさせることができる。従って、発熱抵抗体2に含まれる窒化珪素の含有量は20〜40質量%であってもよい。また、発熱抵抗体2への同様の添加物として、窒化珪素の代わりに窒化硼素を4〜12質量%添加することもできる。発熱抵抗体2は全長を3〜15mm、断面積を0.15〜0.8mmに設定することができる。
リード3は、発熱抵抗体2と外部の電源とを電気的に接続するための部材である。リード3は、発熱抵抗体2に接続されるとともにセラミック体1の表面に引き出されている。具体的には、発熱抵抗体2の両端部にそれぞれリード3が接合されている。一方のリード3は、一端側で発熱抵抗体2の一端に接続され、他端側でセラミック体1の後端寄りの側面から導出されている。他方のリード3は、一端側で発熱抵抗体2の他端に接続され、他端側でセラミック体1の後端部から導出されている。
このリード3は、例えば、発熱抵抗体2と同様の材料(主成分)を用いて形成される。リード3は、発熱抵抗体2よりも断面積を大きくしたり、セラミック体1の形成材料の含有量を発熱抵抗体2よりも少なくしたりすることによって、単位長さ当たりの抵抗値が低くなっている。また、リード3は無機導電体であるWCを主成分とし、これに窒化珪素を含有量が15質量%以上となるように添加していてもよい。これにより、リード3の熱膨張率を、セラミック体1を構成する窒化珪素の熱膨張率に近付けることができる。
そして、図2に示すように、ヒータ10は、棒状のセラミック体1と、セラミック体1の内部に位置しており折返し形状を有する発熱抵抗体2と、セラミック体1の内部に位置するとともに発熱抵抗体2に接続された一対のリード3とを備えている。そして、発熱抵抗体2と一対のリード3とはセラミック体1の軸方向に垂直な方向に重なって接続されていて、発熱抵抗体2と一対のリード3とが重なって接続されている領域を通り、セラミック体1の軸方向に垂直な断面を見たときに、リード3は、発熱抵抗体2よりも内側に位置しているとともに、発熱抵抗体2を挟むように発熱抵抗体2の外周側に回り込む部分を有しており、回り込む部分の外周と発熱抵抗体2の外周とが連続した曲線になっている。
このように、リード3が発熱抵抗体2を挟むように発熱抵抗体2の外周側に回り込む部分を有していることによって、発熱抵抗体2とリード3との間にせん断応力が発生することを低減できる。また、上記の回り込む部分の外周と発熱抵抗体2の外周とが連続した曲線であることによって回り込む部分の外周と発熱抵抗体2との外周のどちらかに応力が集中することを低減できる。これにより、ヒータ10の長期信頼性を向上できる。
特に挟む位置(リード3の股の部分)が外周側であることで、熱はヒータ10の表面に散逸する。応力を閉じ込めたリード3の股の部分(発熱抵抗体2を挟んでいる部分)をヒータ10の表面に近づけることで、熱をヒータ10表面に散逸させやすくして応力を小さくすることができる。
また、図2に示すように、挟まれた発熱抵抗体2の先端は鋭角になっている。発熱抵抗体2の先端が鋭角となってリード3に挟まれていることによって、リード3が発熱抵抗体
2をくわえ込んだ形状にすることができる。これにより、発熱抵抗体2がリード3から抜けてしまうおそれを低減できる。
さらに、回り込む部分の外周と発熱抵抗体2の外周とが弧状になっていてもよい。これにより、ヒートサイクル下における熱膨張および熱収縮を繰り返しても、セラミック体1に接しているリード3と発熱抵抗体2との境目部分が弧状になっていることで応力が弧に沿って分散しやすくなる。その結果、リード3および発熱抵抗体2にクラックが生じるおそれを低減できる。
このとき、発熱抵抗体2のうち回り込む部分の内周も弧状になっていてもよい。これにより、回り込む部分において局所的に熱応力が集中するおそれを低減できる。特に、回り込む部分の内周が外周と同じ向きに凸な弧状であってもよい。これにより、回り込む部分においてセラミック体1および発熱抵抗体2から熱応力を受けたとしても、この熱応力を回り込む方向に分散させやすくすることができる。
さらに、回り込む部分が、回り込む部分の先端に向かうに連れて細くなっていてもよい。これにより、回り込む部分に加わる熱応力の分布を徐々に変化させることができる。これにより、局所的に熱応力が発生することによってクラックが生じるおそれを低減できる。
さらに、発熱抵抗体2と一対のリード3とのそれぞれの境界線を見たときに、回り込んでいる部分以外のそれぞれの境界線は、一方に対して他方が傾斜していてもよい。これはヒータ10を断面視した時に、熱の分布は中心の温度が高く、表面の温度が低くなっている。境界線は、一方に対して他方が傾斜していることで、温度が高い中心側が熱膨張したときに、リード3が発熱抵抗体2を挟む部分に熱応力を集中させやすくすることができる。これにより、発熱抵抗体2からリード3が抜けてしまうおそれを低減できる。
さらに、図2、3に示すように、回り込んでいる部分が、前記セラミック体の軸方向に沿ってリード3側から発熱抵抗体2側に向かうに連れて小さくなっていてもよい。発熱抵抗体2側はリード3側よりも温度が高くなるので、これに合わせて回り込んでいる部分を小さくすることによって熱応力を低減することができる。
また、図2(b)と図3(b)との比較から分かるように、リード3が発熱抵抗体2を挟む角度(発熱抵抗体2のうちリード3に挟まれている部分の角度)が、リード3側よりも発熱抵抗体2側の方が角度が大きくなっていてもよい。発熱抵抗体2側はリード3側よりも温度が高くなるので、リード3が発熱抵抗体2を挟む部分の角度を鈍角にすることによって力の加わり方を緩やかにすることができる。
また、図4に示すように、リード3の先端(リード3のうち最も発熱抵抗体2側の部分)においては、リード3が発熱抵抗体2を挟んでいなくてもよい。リード3の先端は発熱抵抗体2との間に生じる熱応力が最も大きくなるので、この部分において、リード3が発熱抵抗体2を挟んでいないことによって発熱抵抗体2から加わる力によってリード3が割ける方向にクラックが入るおそれを低減できる。
また、図5に示すように、グロープラグ100は、発熱抵抗体2がセラミック体1の一端側に位置しているヒータ10と、セラミック体1の他端側を覆うように取り付けられた金属筒4とを備えている。グロープラグ100は上記のヒータ10を備えていることにより、長期信頼性が向上している。
<製造方法1>
次に上述のヒータ10の製造方法について説明する。ヒータ10は、例えば、発熱抵抗体2、リード3およびセラミック体1を射出成型で形成することができる。
まず、導電性セラミック粉末および樹脂バインダーを含む、発熱抵抗体2用の導電性ペーストとリード3用の導電性ペーストとを作製する。また、絶縁性セラミック粉末および樹脂バインダーを含む、セラミック体1用の絶縁性ペーストを作製する。
次に、発熱抵抗体2用の導電性ペーストを用いて発熱抵抗体2用の成形体21を形成する。また、図6に示すように、成形体21を金型5内に保持した状態でリード3用の導電性ペーストを充填してリード3用の成形体31を形成する。このとき、成型体21と金型5との間の隙間を調整することによって、リード3が発熱抵抗体2の外周側に回り込む部分を有する形状にすることができる。なお、図6においては、(a)がリード3用の導電性ペーストを充填する前の様子を、(b)がリード3用の導電性ペーストを充填した後の様子を示している。
これにより、成形体21と成形体31とが金型内に保持された状態になる。次に、金型内に成形体21と成形体31とを保持した状態で、金型の一部をセラミック体1の成形用のものに取り替えた後、金型内にセラミック体1用の絶縁性ペーストを充填する。これにより、ヒータ10の成型体を得ることができる。次に、得られたヒータ10の成形体を焼成することによってヒータ10を作製できる。
<製造方法2>
ヒータ10の他の製造方法について説明する。他の製造方法においては、ヒータ10は、例えば、発熱抵抗体2、リード3およびセラミック体1をプレス成型で形成することができる。まず、発熱抵抗体2、リード3およびセラミック体1となるそれぞれの成型体を形成する。このとき、図7(a)に示すように、リード3用の成型体31は必ずしも発熱抵抗体2の外周側に回り込む部分を有していなくてもよいが、発熱抵抗体2用の成型体21とセラミック体1用の成型体11との間に隙間を形成しておく。セラミック体1用の成型体11の中に発熱抵抗体2用の成型体21とリード3用の成型体31とを配置して、圧力を加えながら焼成することによって、リード3用の成型体31が発熱抵抗体2用の成型体21とセラミック体1用の成型体11との間の隙間に広がることによって、図7(b)に示すように、リード3が発熱抵抗体2の外周側に回り込む部分を有する形状にすることができる。なお、図7においては、(a)が焼成前の成型体の様子を、(b)が焼成後の様子を示している。
1:セラミック体
2:発熱抵抗体
3:リード
4:金属筒
10:ヒータ
100:グロープラグ

Claims (6)

  1. 棒状のセラミック体と、該セラミック体の内部に位置しており折返し形状を有する発熱抵抗体と、前記セラミック体の内部に位置するとともに前記発熱抵抗体に接続された一対のリードとを備えており、
    前記発熱抵抗体と前記一対のリードとは前記セラミック体の軸方向に垂直な方向に重なって接続されていて、
    前記発熱抵抗体と前記一対のリードとが重なって接続されている領域を通り、前記セラミック体の軸方向に垂直な断面を見たときに、
    前記リードは、前記発熱抵抗体よりも内側に位置しているとともに、前記発熱抵抗体を挟むように前記発熱抵抗体の外周側に回り込む部分を有しており、前記回り込む部分の外周と前記発熱抵抗体の外周とが連続した曲線になっているヒータ。
  2. 前記回り込む部分の外周と前記発熱抵抗体の外周とが弧状になっている請求項1に記載のヒータ。
  3. 前記回り込む部分が、前記回り込む部分の先端に向かうに連れて細くなっている請求項1または請求項2に記載のヒータ。
  4. 前記発熱抵抗体と前記一対のリードとのそれぞれの境界線を見たときに、前記回り込んでいる部分以外の前記それぞれの境界線は、全体が一方に対して他方が傾斜している請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のヒータ。
  5. 前記回り込んでいる部分が、前記セラミック体の軸方向に沿って前記リード側から前記発熱抵抗体側に向かうに連れて小さくなっている請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のヒータ。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のヒータであって前記発熱抵抗体が前記セラミック体の一端側に位置しているヒータと、前記セラミック体の他端側を覆うように取り付けられた金属筒とを備えたグロープラグ。
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