JP2018185185A - バルブ取付構造用のガス漏れ検知キャップ及びガス漏れ検知方法 - Google Patents

バルブ取付構造用のガス漏れ検知キャップ及びガス漏れ検知方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018185185A
JP2018185185A JP2017086050A JP2017086050A JP2018185185A JP 2018185185 A JP2018185185 A JP 2018185185A JP 2017086050 A JP2017086050 A JP 2017086050A JP 2017086050 A JP2017086050 A JP 2017086050A JP 2018185185 A JP2018185185 A JP 2018185185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
cap
gas leak
tester
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017086050A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6854692B2 (ja
Inventor
山下 博也
Hiroya Yamashita
博也 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP2017086050A priority Critical patent/JP6854692B2/ja
Publication of JP2018185185A publication Critical patent/JP2018185185A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6854692B2 publication Critical patent/JP6854692B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)
  • Pipeline Systems (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Abstract

【課題】スローリークを含めてバルブ取付構造におけるガス漏れを早期に検知可能とするための安価な構造を提供することである。【解決手段】ガス漏れ検知キャップ10は、バルブ取付構造60において、グランドナット70及びバルブ本体75の上部を覆うように流路形成部材61に取り付けられる。ガス漏れ検知キャップは、自由状態で塞ぎ部17によって塞がれ、外側から押された場合に開放されるテスター孔18が形成される。塞ぎ部は、外側からガス漏れテスター80の剛体の検知部81が挿入された場合に検知部を締め付けてテスター孔を塞ぐように構成される。ガス漏れ検知キャップは、テスター孔を通じて内部に検知部が挿入された状態でグランドナット70の周囲におけるガス漏れを検知可能に構成される。【選択図】図2

Description

本発明は、バルブ取付構造用のガス漏れ検知キャップ及びガス漏れ検知方法に関する。
従来から、空気調和装置、冷蔵庫、冷凍機等の冷凍サイクル装置の作動のために冷媒が用いられ、冷媒は、冷凍サイクル装置内を循環移動するように流れる。このような冷凍サイクル装置では、屋外に凝縮器が設けられ、凝縮器の近くに開閉弁を有するバルブ取付構造が配置される場合がある。
特許文献1には、ガス供給システムのガス漏れ位置を特定するために、ガスを供給する配管路に、微小流量時には閉塞する複数の圧力差開閉弁を、間隔をあけて配置するとともに、その弁の上流側及び下流側を連通する連通管を設ける構成が記載されている。連通管の中間部には漏えい検知メータを設けて、隣り合った漏えい検知メータに流量差があった場合に、その検知メータの間の配管のガス漏れありを検知するとされている。
特許文献2には、配管の破損漏えい個所を特定するために、バルブの上流側及び下流側の圧力を検出する圧力センサを設ける構成が記載されている。バルブ閉鎖時において、隣り合うバルブによって閉鎖された区間内の圧力信号値が同等で、かつ、他側と圧力差を生じているバルブを検出し、そのバルブにより閉鎖された配管区間を、流体の漏えい個所ありとして特定するとされている。
実開平5−17793号公報 特開平10−30973号公報
冷凍サイクル装置の使用時において、定期的、または所定のタイミング等において冷媒のガス漏れ点検が行われる場合がある。この場合に、作業者はガス漏れテスターを用いてガス漏れの有無を確認するが、ガスが微小量ずつゆっくり漏れ出るスローリークと呼ばれる状態ではガス漏れテスターが反応しにくい場合がある。特に、上記のバルブ取付構造において、グランドナットの近くでは、緩みによってこのスローリークが発生しやすい。
特許文献1及び特許文献2に記載された構成では、ガス漏れを検知するために配管またはバルブ構造を大幅に変更する必要があるので、ガス漏れ点検を可能とするための費用が高くなる原因となる。
本発明の目的は、スローリークを含めてバルブ取付構造におけるガス漏れを早期に検知可能とするための安価な構造及びガス漏れ検知方法を提供することである。
本発明に係るバルブ取付構造用のガス漏れ検知キャップは、バルブ挿入孔及び弁座を含み、内側にガス流路が形成される流路形成部材と、前記流路形成部材において、前記バルブ挿入孔の開口周辺部にねじ止め結合されるグランドナットと、前記グランドナットの内側を通じて前記バルブ挿入孔に挿入され、前記弁座への接触または離隔により、前記ガス流路の閉鎖及び開放を切り換えるバルブ本体と、を備えるバルブ取付構造において、前記グランドナット及びバルブ本体の上部を覆うように前記流路形成部材に取り付けられるバルブ取付構造用のガス漏れ検知キャップであって、自由状態で塞ぎ部によって塞がれ、外側から押された場合に開放されるテスター孔が形成され、前記塞ぎ部は、外側からガス漏れテスターの剛体の検知部が挿入された場合に前記検知部を締め付けて前記テスター孔を塞ぐように構成され、前記テスター孔を通じて内部に前記検知部が挿入された状態で前記グランドナットの周囲におけるガス漏れを検知可能に構成される。
また、本発明に係るガス漏れ検知方法は、前記流路形成部材において、前記グランドナット及びバルブ本体の上部を覆うように、本発明に係るバルブ取付構造用のガス漏れ検知キャップを取り付けるステップと、前記テスター孔を通じて前記ガス漏れ検知キャップの内部に前記ガス漏れテスターの検知部を挿入した状態で、ガス漏れ検知を行うステップとを含む。
本発明に係るバルブ取付構造用のガス漏れ検知キャップ及びガス漏れ検知方法によれば、スローリークを含めてバルブ取付構造におけるガス漏れを早期に検知可能とするための安価な構造及びガス漏れ検知方法を提供できる。
本発明の実施形態のガス漏れ検知キャップが取り付けられたバルブ取付構造を含む冷凍サイクル装置の一部を示す図である。 ガス漏れ検知キャップにガス漏れテスターの検知部を挿入した状態で示している、図1のA部拡大断面図である。 図1からガス漏れ検知キャップを取り出して示す斜視図である。 図3のB−B断面図である。 実施形態の別例のガス漏れ検知キャップを示している、図2に対応する図である。 実施形態の別例のガス漏れ検知キャップの斜視図である。 実施形態の別例のガス漏れ検知キャップの斜視図である。
以下において、図面を用いて本発明に係る実施の形態につき詳細に説明する。以下で説明する形状、材料などは説明のための例示であって、ガス漏れ検知キャップの仕様により変更が可能である。以下では同様の構成には同一の符号を付して説明する。
図1は、実施形態のガス漏れ検知キャップ10が取り付けられたバルブ取付構造60を含む冷凍サイクル装置50の一部を示す図である。図2は、ガス漏れ検知キャップ10にガス漏れテスター80の検知部81を挿入した状態で示している、図1のA部拡大断面図である。冷凍サイクル装置50は、例えば空気調和装置、冷蔵庫、冷凍機等であり、作動のために冷媒が用いられる。以下では、冷凍サイクル装置50が空気調和装置である場合を説明する。
空気調和装置では、冷媒経路51に冷媒が循環移動するように流れる。このとき、ガス状の冷媒が圧縮機で圧縮されて昇温され、その後、凝縮器53で外部の空気と熱交換を行うことで放熱しながら凝縮し液状冷媒となる。その後、液状冷媒が膨張弁で膨張し蒸発器で気化することで周囲の空気から熱を奪って空気を温度低下させる。気化した冷媒は再度圧縮機に送られて、上記のサイクルを繰り返す。
このとき、冷媒が流れる冷媒経路51において、凝縮器53の上流側に開閉弁の機能を有するバルブ取付構造60が配置される。バルブ取付構造60は、例えば凝縮器53の近くにおいて、凝縮器53の下側に配置され、2つの配管52a、52bの間に接続される。
図2に示すように、バルブ取付構造60は、流路形成部材61、グランドナット70、及びバルブ本体75を含んで構成される。流路形成部材61は、内側に形成された2つのガス流路62,63と、弁座64及びバルブ挿入孔65とを含む。2つのガス流路62,63は、直線状に離れて形成される。2つのガス流路62,63は、バルブ挿入孔65の下端部と、中間壁部66に形成された孔66aとを介して通じている。
流路形成部材61において、ガス流路62の上流端周辺部とガス流路63の下流端周辺部とには、配管52a、52bと接続するためのフランジ(図示せず)が形成される。バルブ挿入孔65は、中間壁部66において上下方向に形成され断面が円形の段付き孔であり、上端が開口し、下端が塞がれる。バルブ挿入孔65の下端部では、下端に向かうほど直径が小さくなっており、バルブ挿入孔65の内側面の下端部には、バルブ本体の下端部が密に接触する弁座64が形成される。
流路形成部材61の上端部には、上下方向に突出する円柱状の台座部67がバルブ挿入孔65を囲うように突出する。この台座部67の外周面にはおねじ部67aが形成される。このおねじ部67aには、後述のガス漏れ検知キャップ10の開口内周面に形成された雌ねじ部13がねじ結合される。台座部67において、バルブ挿入孔65の上部内周面には、後述のグランドナット70の下端部とねじ結合される雌ねじ部67bが形成される。
バルブ本体75は、中間部に大径円筒部76を有する円柱状であり、下端部が先細り形状となっている。また、バルブ本体75の大径円筒部76より上側の外周面には、おねじ部(図示せず)が形成されている。
グランドナット70は、中心部にねじ孔71が形成され、下端部に台座部67の雌ねじ部67bとねじ結合されるおねじ部72が形成される。バルブ本体75は、グランドナット70のねじ孔71にねじ結合されながら、バルブ挿入孔65に挿入される。これにより、バルブ本体75は、例えば作業者がグランドナット70の上側に突出した部分をモンキーレンチ等の工具により掴んで回転させることでバルブ挿入孔65に対し上下方向に移動される。また、グランドナット70は、流路形成部材61において、バルブ挿入孔65の上端開口周辺部にねじ止め結合される。グランドナット70と流路形成部材61との間にシール部材を配置することもできる。
バルブ本体75は、グランドナット70の内側を通じてバルブ挿入孔65に挿入され、弁座64への接触または離隔により、ガス流路62,63の閉鎖及び開放を切り換える。これにより、手動式の開閉弁が形成される。バルブ取付構造60及び凝縮器53は、屋外等に配置される。バルブ取付構造60は、冷凍サイクル装置50の複数位置に設けられる。
このようなバルブ取付構造60では、長期間の使用等により、グランドナット70の緩みが発生する可能性があり、グランドナット70の取付部の近くでガス状冷媒のガス漏れが発生しやすい。このため、冷凍サイクル装置50の使用時において、定期的、または所定のタイミング等において、作業者がガス漏れ検知装置であるガス漏れテスター(リークテスター)を用いて、グランドナット70の取付部の近くでガス状冷媒のガス漏れの有無を確認する。一方、従来は、グランドナット及びバルブ本体の上部を覆うキャップがないので、スローリークの発生状態ではガス漏れテスターが反応しにくい。また、グランドナット及びバルブ本体の上部を覆うように、上端が塞がれ下端が開口する筒状のキャップをバルブ取付構造に取り付けることも考えられるが、キャップを外した状態では、ガス漏れがあってもガスが広く拡散してしまう。このため、ガス漏れテスターを用いても、スローリークのガス漏れを確認しにくい場合がある。以下に説明する本実施形態のガス漏れ検知キャップ10及びガス漏れ検知方法は、スローリークを含めてバルブ取付構造60におけるガス漏れを早期に検知可能とするための安価な構造を提供するために発明したものである。
具体的には、ガス漏れ検知キャップ10は、図1〜図4に示すように、上端が天板部11で塞がれ、下端に開口12が形成される円錐台の筒状に形成される。また、ガス漏れ検知キャップ10の下端部には、内向きの円板状のフランジ14が形成される。これにより、ガス漏れ検知キャップ10の下端開口は、円形となっている。以下、ガス漏れ検知キャップは、キャップと記載する場合がある。このようなキャップ10は、樹脂により形成される。なお、キャップ10は、アルミニウム等の軽量な金属により形成されてもよい。キャップ10は、非透明であり、内部が外側から見えないようになっている。
また、キャップ10を構成する筒部15の周方向一部には、内外を貫通する円形の孔が形成され、その孔16の内周に塞ぎ部17が取り付けられる。塞ぎ部17は、ゴム等の弾性材料により、円板の中心から放射状に複数の切欠を形成することにより構成される。そして、複数の切欠の先端の集合位置である中心に、図3に点で示すテスター孔18が形成される。テスター孔18は、塞ぎ部17の自由状態では塞ぎ部17によって塞がれるが、塞ぎ部17が外側から押された場合に開放される。テスター孔18は、内側にガス漏れテスター80(図2)の剛体の検知部81を挿入可能な孔である。
具体的には、塞ぎ部17は、図2に示すように外側からガス漏れテスター80の棒状の剛体の検知部81が挿入された場合に、切欠により形成される複数の三角形状の弾性片17aが弾性的に内側に曲げられて、テスター孔18を大きくする。このとき、塞ぎ部17の複数の弾性片17aは、検知部81を弾性的に締め付けてテスター孔18を塞ぐように構成される。
また、キャップ10の下端に形成された開口12は、内周面に形成された雌ねじ部13を有する。雌ねじ部13は、流路形成部材61の台座部67の外周面に形成されたおねじ部67aとねじ結合される。これにより、キャップ10は、流路形成部材61に着脱可能に取り付けられる。このとき、キャップ10の下端面の開口周辺部と台座部67との間にシールテープを巻き付けるように貼着してもよい。これにより、キャップ10のねじ込み部からのガス漏れを防止しやすくなる。
ガス漏れテスター80は、棒状の検知部81と、検知部81の先端で検知されたガス漏れの有無の検知結果を表す表示部を有する本体部82とを含む。ガス漏れテスター80は、例えば赤外線検知方式等により、空気中におけるガス状冷媒の有無を検知部81の先端部で検知する。ガス漏れテスター80は、本体部82から導出される検知部81の全体が棒状である場合に限定せず、先端部のみを剛体とし、その先端部がチューブ等の柔軟性のある部分で本体部82に結合されてもよい。キャップ10は、バルブ取付構造60の台座部67に、グランドナット70及びバルブ本体75の上部を覆うように、着脱可能にねじ結合で取り付けられる。そして、このときに、キャップ10は、テスター孔18を通じて内部にガス漏れテスター80の検知部81が挿入された状態で、グランドナット70の周囲におけるガス漏れを検知可能に構成される。
上記のようなキャップ10を用いてガス漏れ検知を行うガス漏れ検知方法は、取付ステップと、検知ステップとを有する。取付ステップは、流路形成部材61の台座部67において、グランドナット70及びバルブ本体75の上部を覆うように、キャップ10をねじ結合で着脱可能に取り付ける。検知ステップは、取付ステップ後、テスター孔18を通じてキャップ10の内部にガス漏れテスター80の検知部81を横方向に挿入した状態で、ガス漏れ検知を行う。このとき、検知部81は、バルブ本体75の側面に突き当てられる。この突き当てによって、作業者は、キャップ10の内部が外側から見えない状態でも、検知部81がキャップ10の内側に十分に挿入されたと判断でき、誤検知をなくすことができる。検知ステップにより、ガス漏れありと検知された場合には、作業者が、例えばグランドナット70を流路形成部材61に増し締めまたは締め直す等、ガス漏れ部をなくすための適宜の作業を行う。
上記のように構成されるキャップ10及びキャップ10を用いたガス漏れ検知方法によれば、スローリークを含めてバルブ取付構造60におけるガス漏れが早期に検知可能となる。これにより、ガス漏れ検知作業の手間を軽減できる。また、ガス漏れ検知を行うために特許文献1,2に記載された構成のように、配管またはバルブ構造を大幅に変更する必要がない。これにより、スローリークを含めてバルブ取付構造60におけるガス漏れを早期に検知可能とするための安価な構造及びガス漏れ検知方法を提供できる。ガス漏れの早期検知によって、冷凍サイクル装置50におけるガス不足運転を防止して、装置の故障を未然に防止できる。
上記のキャップ10を用いた構成と異なり、テスター孔がないキャップを用いてグランドナット70及びバルブ本体75の上部を覆う比較例の構成も考えられる。この比較例を用いた構成では、キャップを取り外した状態で、バルブ取付構造60におけるガス漏れ検知を行う必要がある。この場合には、バルブ取付構造60にガス漏れが発生し、キャップ内で漏れたガスが溜まっていたとしても、キャップを取り外した後では、風等によりガスが逃げてしまって、ガス漏れテスター80を用いてもガス漏れ検知が難しい場合がある。実施形態では、このような不都合をなくすことができる。
また、キャップ10は、ねじ結合により流路形成部材61に着脱可能に取り付けられるので、バルブ取付構造60の点検及び締付作業を行う場合に、キャップ10を取り外すことにより、作業を容易に行える。
図5は、実施形態の別例のキャップ10aを示している、図2に対応する図である。図5に示す別例のキャップ10aでは、上記の図1〜図4に示したキャップ10と異なり、テスター孔18が、横方向に対面する2つの位置に形成されている。そして、テスター孔18が塞ぎ部17によって塞がれている。各塞ぎ部17の構成は、図1〜図4のキャップ10の塞ぎ部17と同様である。このようなキャップ10aを用いた場合には、キャップ10aと周囲の部品との配置関係等により2つのテスター孔の一方のテスター孔を通じてガス漏れテスター80の検知部を挿入することが難しい場合でも、他方のテスター孔を通じてその検知部を内側に挿入できる。その他の構成及び作用は、図1〜図4の構成と同様である。
図6は、実施形態の別例のキャップ10bの斜視図である。図6に示すキャップ10bは、少なくとも筒部15aの一部または全部が透明な樹脂材料等の透明な材料により形成される。このとき、天板部11及びフランジ14も透明な材料によって形成されてもよい。このようなキャップ10bにおいて、テスター孔18を通じて内側にガス漏れテスターの検知部を挿入した場合には、その挿入状態を外部から見て判断できるので、検知部の先端をバルブ本体に突き当てる必要がない。その他の構成及び作用は、図1〜図4の構成と同様である。図6の構成において、テスター孔18及び塞ぎ部17を、図5の構成と同様にキャップ10bの2つの位置に形成してもよい。
図7は、実施形態の別例のキャップ10cの斜視図である。図7に示すキャップ10cは、布、樹脂フィルム等の柔軟性がある材料により袋状に形成される。この場合に、キャップ10cを形成する材料はガスを通しにくい材料とする。キャップ10cの下端には開口12aが形成され、開口12aの周縁部に沿って形成された紐通路19内に紐20の中間部が挿入され、紐20の両端が紐通路19の周方向一部から導出されている。また、キャップ10cの一部には、テスター孔18及び塞ぎ部17が形成されている。このようなキャップ10cは、図2を参照して流路形成部材61の台座部67の周辺部に、グランドナット70及びバルブ本体75の上部を覆い、紐20の両端を引っ張って縛り結ぶことにより、台座部67にキャップ10cを取り付けることができる。その他の構成及び作用は、図1〜図4の構成と同様である。図7のキャップ10cにおいて、少なくとも一部を透明材料により形成したり、図5の構成と同様にテスター孔及び塞ぎ部をキャップ10cの2つの位置に形成することもできる。
10,10a、10b、10c ガス漏れ検知キャップ(キャップ)、11 天板部、12,12a 開口、13 雌ねじ部、14 フランジ、15,15a 筒部、16 孔、17 塞ぎ部、17a 弾性片、18 テスター孔、19 紐通路、20 紐、50 冷凍サイクル装置、51 冷媒経路、52a,52b 配管、53 凝縮器、60 バルブ取付構造、61 流路形成部材、62,63 ガス流路、64 弁座、65 バルブ挿入孔、66 中間壁部、66a 孔、67 台座部、67a おねじ部、67b 雌ねじ部、70 グランドナット、71 ねじ孔、72 おねじ部、75 バルブ本体、76 大径円筒部、80 ガス漏れテスター、81 検知部、82 本体部。

Claims (5)

  1. バルブ挿入孔及び弁座を含み、内側にガス流路が形成される流路形成部材と、
    前記流路形成部材において、前記バルブ挿入孔の開口周辺部にねじ止め結合されるグランドナットと、
    前記グランドナットの内側を通じて前記バルブ挿入孔に挿入され、前記弁座への接触または離隔により、前記ガス流路の閉鎖及び開放を切り換えるバルブ本体と、を備えるバルブ取付構造において、前記グランドナット及びバルブ本体の上部を覆うように前記流路形成部材に取り付けられるバルブ取付構造用のガス漏れ検知キャップであって、
    自由状態で塞ぎ部によって塞がれ、外側から押された場合に開放されるテスター孔が形成され、
    前記塞ぎ部は、外側からガス漏れテスターの剛体の検知部が挿入された場合に前記検知部を締め付けて前記テスター孔を塞ぐように構成され、
    前記テスター孔を通じて内部に前記検知部が挿入された状態で前記グランドナットの周囲におけるガス漏れを検知可能に構成される、バルブ取付構造用のガス漏れ検知キャップ。
  2. 請求項1に記載のバルブ取付構造用のガス漏れ検知キャップにおいて、
    下端に形成された開口の内周面において、前記流路形成部材に形成されたおねじ部とねじ結合される雌ねじ部を有し、前記流路形成部材に着脱可能に取り付けられる、バルブ取付構造用のガス漏れ検知キャップ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のバルブ取付構造用のガス漏れ検知キャップにおいて、
    前記テスター孔が、横方向に対面する2つの位置に形成された、バルブ取付構造用のガス漏れ検知キャップ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1に記載のバルブ取付構造用のガス漏れ検知キャップにおいて、
    少なくとも一部が透明材料で形成される、バルブ取付構造用のガス漏れ検知キャップ。
  5. 前記流路形成部材において、前記グランドナット及びバルブ本体の上部を覆うように、請求項1から請求項4のいずれか1に記載のバルブ取付構造用のガス漏れ検知キャップを取り付けるステップと、
    前記テスター孔を通じて前記ガス漏れ検知キャップの内部に前記ガス漏れテスターの前記検知部を挿入した状態で、ガス漏れ検知を行うステップとを含む、ガス漏れ検知方法。
JP2017086050A 2017-04-25 2017-04-25 バルブ取付構造用のガス漏れ検知キャップ及びガス漏れ検知方法 Active JP6854692B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017086050A JP6854692B2 (ja) 2017-04-25 2017-04-25 バルブ取付構造用のガス漏れ検知キャップ及びガス漏れ検知方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017086050A JP6854692B2 (ja) 2017-04-25 2017-04-25 バルブ取付構造用のガス漏れ検知キャップ及びガス漏れ検知方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018185185A true JP2018185185A (ja) 2018-11-22
JP6854692B2 JP6854692B2 (ja) 2021-04-07

Family

ID=64355846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017086050A Active JP6854692B2 (ja) 2017-04-25 2017-04-25 バルブ取付構造用のガス漏れ検知キャップ及びガス漏れ検知方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6854692B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113252325A (zh) * 2021-05-08 2021-08-13 重庆红江机械有限责任公司 一种气体流量测量装置
CN113309613A (zh) * 2021-05-25 2021-08-27 中国商用飞机有限责任公司 气体泄漏探测件、气体泄漏探测组件、引气管路结构和飞机

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5423785U (ja) * 1977-07-20 1979-02-16
JPS5642122A (en) * 1979-09-14 1981-04-20 Sumitomo Electric Ind Ltd Testing method for airtightness of metallic sheath joint for duct line in-air cable
JPH01250699A (ja) * 1987-12-02 1989-10-05 Nippon Sanso Kk 防災キャップ
JPH05196535A (ja) * 1992-01-18 1993-08-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 飛散防止カバー付き油漏れセンサー
JPH10132110A (ja) * 1996-10-31 1998-05-22 Ito Koki Kk 過流防止機能を有するlpg用高圧ホース
JP2010043946A (ja) * 2008-08-12 2010-02-25 Chugoku Electric Power Co Inc:The 気体の漏れの有無を判定する方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5423785U (ja) * 1977-07-20 1979-02-16
JPS5642122A (en) * 1979-09-14 1981-04-20 Sumitomo Electric Ind Ltd Testing method for airtightness of metallic sheath joint for duct line in-air cable
JPH01250699A (ja) * 1987-12-02 1989-10-05 Nippon Sanso Kk 防災キャップ
JPH05196535A (ja) * 1992-01-18 1993-08-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 飛散防止カバー付き油漏れセンサー
JPH10132110A (ja) * 1996-10-31 1998-05-22 Ito Koki Kk 過流防止機能を有するlpg用高圧ホース
JP2010043946A (ja) * 2008-08-12 2010-02-25 Chugoku Electric Power Co Inc:The 気体の漏れの有無を判定する方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113252325A (zh) * 2021-05-08 2021-08-13 重庆红江机械有限责任公司 一种气体流量测量装置
CN113309613A (zh) * 2021-05-25 2021-08-27 中国商用飞机有限责任公司 气体泄漏探测件、气体泄漏探测组件、引气管路结构和飞机

Also Published As

Publication number Publication date
JP6854692B2 (ja) 2021-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9127781B2 (en) Pinch valve
US10228064B2 (en) Multi-ported refrigeration valve assembly
JP2018185185A (ja) バルブ取付構造用のガス漏れ検知キャップ及びガス漏れ検知方法
JP2007333607A (ja) 水蒸気移動制御装置を取り付けるための箱体を検査対象とした気密検査装置
CN109654377A (zh) 一种管道泄漏检测装置
US20160178107A1 (en) Sealant hose and method of use
US20230332702A1 (en) Check cover assemblies for backflow prevention assemblies with integrated test cock protection shroud
US3996789A (en) Leak detection
GB2577445A8 (en) Air conditioning device
US20170082517A1 (en) Leak detection system
US20160238157A1 (en) Tap with integral ball valve
EP3371496B1 (en) Assembly for start-up testing fluid flow control devices at various pressures and temperatures
WO2018233433A1 (zh) 一种真空管道密封检测装置
JP3619207B2 (ja) 配管接続具
US11326978B2 (en) Leak indicating clamp
CN205780992U (zh) 一种波纹管用带泄漏检测功能阀门
US20090194180A1 (en) Cover member of closing valve or branch joint
JP3451078B2 (ja) ガスメータの配管構造
AU2015301069B2 (en) Landfill gas wellhead cap assembly
JP2007121021A (ja) 配管の気密検査方法
CN219933001U (zh) 一种制冷剂可视的球阀
JPH0210430Y2 (ja)
CN105805338B (zh) 一种波纹管用带泄漏检测功能阀门
CN106644286B (zh) 一种低温截止阀密封固定装置
JP2009192242A (ja) 水道配管における漏水検知方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210316

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6854692

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250