JP2018182917A - 直流モータ - Google Patents
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Abstract
Description
また、整流子側の回転軸を駆動軸として使用しうるように、エンドプレートを、ボールベアリングを収容可能な軸受保持部を有するものと交換することも考えられるが、この場合においても、エンドプレートを別途製作する必要があり、部品の共用化が図れないので、コスト高となる。
(1) 一端が閉塞され、他端が開口している筒状のモータケースと、前記開口を閉塞するエンドキャップと、前記モータケース内に収容され、中心に、前記モータケースの一端方向及び前記エンドキャップ方向に延出する回転軸を有するロータとを備え、前記モータケースの一端方向に延出する前記回転軸を第1の出力軸部とし、前記エンドキャップ方向に延出する前記回転軸を第2の出力軸部として、これら第1の出力軸部及び第2の出力軸部を、前記モータケースの一端部に形成された第1軸受保持部及び前記エンドキャップに形成された第2軸受保持部にそれぞれ設けた軸受部材により支持してなる直流モータにおいて、
前記第1軸受保持部及び第2軸受保持部の内径を、互いに同径とし、かつこれら第1、第2軸受保持部の内部に、前記軸受部材としての外径の等しいスリーブベアリングまたはボールベアリングを選択的に収容しうるようにする。
従って、従来の直流モータのように、外径の異なるボールベアリングやスリーブベアリングを別途用意したり、外径の異なるボールベアリングやスリーブベアリングに対応して、第1軸受保持部または第2軸受保持部の内径を異ならせたモータケースやエンドキャップを別途製作したりする必要はなく、部品の共用化によりコストの低減が図れる。
従って、モータケース及びエンドキャップの小型化、軽量化が図れるだけでなく、モータケース及びエンドキャップを共用化して、モータに対する負荷の大きさ、モータの用途や設置位置等、多種多様の要求に対応することができ、コスト低減を図ることができる。
また、キャップ本体10の内面には、ノイズ防止回路のインダクタを構成する1対のチョークコイルやブラシ押さえ等が、公知の態様で設けられているが、これらも、本発明とは直接関係ないので、図示及び詳細な説明は省略する。
いずれの組付順序によっても、スリーブベアリング19及びシールドキャップ11は、第2の出力軸部5上において、軸方向に位置決めされ、この状態で、モータケース2の開口端にシールドキャップ11を固定することができる。
このようにすると、長さの異なる回転軸を、モータの用途等に対応して複数製作する必要はなく、コスト低減が図れる。
ターミナル端子13、13には、一体的に連結された給電用のコネクタ29、29が差し込まれている。
実施例2のモータ1は、上記実施例1のものとは反対に、ボールベアリング18を第2軸受保持部172の内部に固定し、スリーブベアリング19を第1軸受保持部171の内部に圧入し、ボールベアリング18により支持された第2の出力軸部5を駆動軸として、自動車のエンジンのスロットルバルブ(図示略)を開閉する駆動源に使用した例である。
図7の拡大断面図に示すように、シールドキャップ11をモータケース2に取付ける前に、第2軸受保持部172内にボールベアリング18と平ワッシャ31を左方の開口端より順に嵌合し、第2軸受保持部172の左方の開口縁部の複数箇所を、かしめ工具により強圧して、求心方向を向く複数の塑性変形部32を形成することにより、ボールベアリング18の外輪は、第2軸受保持部172の内部に、平ワッシャ31を介してかしめ固定されている。ボールベアリング18の内輪は、シールドキャップ11をモータケース2に取付ける際に、第2の出力軸部5に圧入される。
なお、第2軸受保持部172へのボールベアリング18の固定は、かしめによらずに、圧入して固定することもできる。この際には、平ワッシャ31は必ずしも必要ではない。
上記第1、第2実施例のモータのエンドキャップ3は、合成樹脂製のキャップ本体10と、その側面を覆う金属製のシールドキャップ11とからなるものとし、シールドキャップ11に、軸受部材を収容する第2軸受保持部172を形成しているが、ノイズ対策が不要な場合は、シールドキャップ11を省略し、キャップ本体10に第2軸受保持部172を形成することもある。
2 モータケース
2A 端壁
3 エンドキャップ
4 第1の出力軸部
5 第2の出力軸部
6 ロータ
7 マグネット
8 コア
9 整流子
10 キャップ本体
11 シールドキャップ
11A 切欠溝
12 かしめ片
13 ターミナル端子
14 ピッグテール
15 ブラシ
16 ブラシホルダ
17、17A ボス
18 ボールベアリング
19 スリーブベアリング
20 カラー
21 平ワッシャ
22 アクチュエータ
23 筒状ブラケット
24 遊星歯車機構
25 出力軸
26 支持軸
27 キャリアプレート
28 回転センサマグネット
29 コネクタ
30 ケーシング
31 平ワッシャ
32 塑性変形部
33 駆動ギヤ
34 減速ギヤ
35 出力ギヤ
171 第1軸受保持部
172 第2軸受保持部
241 サンギヤ
242 プラネタリギヤ
243 リングギヤ
341 ボス軸
Claims (5)
- 一端が閉塞され、他端が開口している筒状のモータケースと、前記開口を閉塞するエンドキャップと、前記モータケース内に収容され、中心に、前記モータケースの一端方向及び前記エンドキャップ方向に延出する回転軸を有するロータとを備え、前記モータケースの一端方向に延出する前記回転軸を第1の出力軸部とし、前記エンドキャップ方向に延出する前記回転軸を第2の出力軸部として、これら第1の出力軸部及び第2の出力軸部を、前記モータケースの一端部に形成された第1軸受保持部及び前記エンドキャップに形成された第2軸受保持部にそれぞれ設けた軸受部材により支持してなる直流モータにおいて、
前記第1軸受保持部及び第2軸受保持部の内径を、互いに同径とし、かつこれら第1、第2軸受保持部の内部に、前記軸受部材としての外径の等しいスリーブベアリングまたはボールベアリングを選択的に収容しうるようにしたことを特徴とする直流モータ。 - 前記モータケースの一端の外側面と前記エンドキャップの外側面とに、それぞれ互いに反対方向に突出する内径の等しい筒状のボスをほぼ対称的に形成し、前記モータケース側のボスを前記第1軸受保持部とし、前記エンドキャップ側のボスを前記第2軸受保持部としたことを特徴とする請求項1に記載の直流モータ。
- 前記エンドキャップを、前記モータケースの開口端部に嵌合された合成樹脂製のキャップ本体と、その外側面を覆うようにして前記モータケースの開口端部に固定される金属製のシールドキャップとからなるものとし、前記シールドキャップに前記ボスを形成し、このボスを、前記スリーブベアリングまたはボールベアリングが圧入される前記第2軸受保持部としたことを特徴とする請求項2に記載の直流モータ。
- 前記ボールベアリングにより支持された前記第1、第2出力回転軸のいずれか一方を、被駆動部材を駆動する駆動軸としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の直流モータ。
- 前記直流モータは、前記第2の出力軸部に整流子が設けられるとともに、前記エンドキャップに前記整流子に摺接するブラシが設けられたブラシ付き直流モータであり、前記第1軸受保持部に前記スリーブベアリングを収容し、前記第2の出力軸部により被駆動部材を駆動するようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の直流モータ。
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