JP2018182828A - 保護継電装置および保護継電装置のサイクルナンバ制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】保護リレー100,200…の各自端データ収集部120に、送電線300の相電流の1サイクル中のデータサンプリング数12と同数の連続した番号(0〜11)を計数して得たサンプリングナンバをサンプリングデータに付与し、且つ前記相電流の各サイクルに対応したサイクルナンバを付与する機能を各々持たせ、前記サンプリングナンバの、ある1周期の最後の番号「11」のタイミングで、サイクルナンバ候補値を決定し(151)、前記サンプリングナンバの次の1周期の最初の番号「0」のタイミングで、前記各端子のサイクルナンバ全てを、前記サイクルナンバ候補値に1を加えたサイクルナンバに各々更新する(152)。
【選択図】 図1
Description
前記各保護継電装置の自端データ収集部には、
設定した所定数範囲を1周期として繰り返される複数個の連続した番号を設定した時間毎に計数してサンプリングナンバを得、該サンプリングナンバを前記複数の端子の各自端データ収集部で収集されたサンプリングデータに対して、同一のサンプリング時間には同一の番号となるように付与する機能と、
電力系統の基本周波数と同数の範囲で繰り返される複数個の連続した番号を前記基本周波数の逆数の時間毎に計数してサイクルナンバを得、該サイクルナンバを前記自端データ収集部で収集されたサンプリングデータに対して付与する機能と、を持たせ、
前記各保護継電装置に、
前記サンプリングナンバの、ある1周期中の番号のうち最後の番号であるタイミングにおける、前記複数の端子の各自端データ収集部で収集されたデータに付与されたサイクルナンバの多数決をとってサイクルナンバ候補値を決定するサイクルナンバ候補探索部と、
前記サンプリングナンバの、前記ある1周期の次の1周期中の番号のうち最初の番号であるタイミングで、前記複数の端子の各自端データ収集部で収集されたデータに各々付与されたサイクルナンバすべてを、前記サイクルナンバ候補探索部で決定されたサイクルナンバ候補値に1を加えたサイクルナンバに各々更新するサイクルナンバ同期部と、を設けたことを特徴としている。
前記各保護継電装置の自端データ収集部が、
設定した所定数範囲を1周期として繰り返される複数個の連続した番号を設定した時間毎に計数してサンプリングナンバを得、該サンプリングナンバを前記複数の端子の各自端データ収集部で収集されたサンプリングデータに対して、同一のサンプリング時間には同一の番号となるように付与するステップと、
前記各保護継電装置の自端データ収集部が、
電力系統の基本周波数と同数の範囲で繰り返される複数個の連続した番号を前記基本周波数の逆数の時間毎に計数してサイクルナンバを得、該サイクルナンバを前記自端データ収集部で収集されたサンプリングデータに対して付与するステップと、
前記各保護継電装置のサイクルナンバ候補探索部が、
前記サンプリングナンバの、ある1周期中の番号のうち最後の番号であるタイミングにおける、前記複数の端子の各自端データ収集部で収集されたデータに付与されたサイクルナンバの多数決をとってサイクルナンバ候補値を決定するサイクルナンバ候補探索ステップと、
前記各保護継電装置のサイクルナンバ同期部が、
前記サンプリングナンバの、前記ある1周期の次の1周期中の番号のうち最初の番号であるタイミングで、前記複数の端子の各自端データ収集部で収集されたデータに各々付与されたサイクルナンバすべてを、前記サイクルナンバ候補探索部で決定されたサイクルナンバ候補値に1を加えたサイクルナンバに各々更新するサイクルナンバ同期ステップと、
を備えたことを特徴としている。
前記サンプリングナンバは、前記送電線の相電流の1サイクル中のデータサンプリング数12と同数の連続した番号を、(電力系統の基本周波数×12)の逆数の時間毎に計数して得られることを特徴としている。
前記サンプリングナンバは、前記送電線の相電流の1サイクル中のデータサンプリング数12と同数の連続した番号を、(電力系統の基本周波数×12)の逆数の時間毎に計数して得られることを特徴としている。
(2)請求項2、4に記載の発明によれば、サイクルナンバが同一となる端子が存在せずサイクルナンバが全ての端子で異なった場合でも、サイクルナンバの同期を行うことができる。
(3)請求項3、6に記載の発明によれば、送電線の複数の端子各々に設けられたPCM電流差動保護継電装置間で、異なるサイクルナンバを制御して同期させることができる。これによって、各端子間のサンプリングデータの比較をより容易に行うことができる。
110…A/D変換部
120…自端データ収集部
130…データ送受信部
131…送信部
132…受信部
140…リレー演算部
150…サイクルナンバ制御部
151…サイクルナンバ候補探索部
152…サイクルナンバ同期部
300…送電線
401,402…遮断器
Claims (6)
- 送電線の複数の端子に各々設けられ、電力系統の事故を検出する保護継電装置であって、前記送電線の自端子の電気量データを、他端子に設けられた保護継電装置と同期して一定間隔でサンプリングして収集する自端データ収集部と、前記自端データ収集部のデータと他端子でサンプリングされたデータの送受信を行うデータ送受信部と、前記自端データ収集部により収集された自端子のデータと前記データ送受信部を介して得られた他端子のデータとに基づいて保護演算を行うリレー演算部とを備えた保護継電装置において、
前記各保護継電装置の自端データ収集部には、
設定した所定数範囲を1周期として繰り返される複数個の連続した番号を設定した時間毎に計数してサンプリングナンバを得、該サンプリングナンバを前記複数の端子の各自端データ収集部で収集されたサンプリングデータに対して、同一のサンプリング時間には同一の番号となるように付与する機能と、
電力系統の基本周波数と同数の範囲で繰り返される複数個の連続した番号を前記基本周波数の逆数の時間毎に計数してサイクルナンバを得、該サイクルナンバを前記自端データ収集部で収集されたサンプリングデータに対して付与する機能と、を持たせ、
前記各保護継電装置に、
前記サンプリングナンバの、ある1周期中の番号のうち最後の番号であるタイミングにおける、前記複数の端子の各自端データ収集部で収集されたデータに付与されたサイクルナンバの多数決をとってサイクルナンバ候補値を決定するサイクルナンバ候補探索部と、
前記サンプリングナンバの、前記ある1周期の次の1周期中の番号のうち最初の番号であるタイミングで、前記複数の端子の各自端データ収集部で収集されたデータに各々付与されたサイクルナンバすべてを、前記サイクルナンバ候補探索部で決定されたサイクルナンバ候補値に1を加えたサイクルナンバに各々更新するサイクルナンバ同期部と、を設けたことを特徴とする保護継電装置。 - 前記サイクルナンバ候補探索部は、サイクルナンバ候補値を多数決により決定できないときは、前記多数決に代えて、前記複数の端子の各自端データ収集部で収集されたデータに付与されたサイクルナンバの最大値をサイクルナンバ候補値に決定することを特徴とする請求項1に記載の保護継電装置。
- 前記自端データ収集部が収集する電気量データは、前記送電線の相電流を電気角30度間隔で各々サンプリングしたデータであり、
前記サンプリングナンバは、前記送電線の相電流の1サイクル中のデータサンプリング数12と同数の連続した番号を、(電力系統の基本周波数×12)の逆数の時間毎に計数して得られることを特徴とする請求項1又は2に記載の保護継電装置。 - 送電線の複数の端子に各々設けられ、電力系統の事故を検出する保護継電装置であって、前記送電線の自端子の電気量データを、他端子に設けられた保護継電装置と同期して一定間隔でサンプリングして収集する自端データ収集部と、前記自端データ収集部のデータと他端子でサンプリングされたデータの送受信を行うデータ送受信部と、前記自端データ収集部により収集された自端子のデータと前記データ送受信部を介して得られた他端子のデータとに基づいて保護演算を行うリレー演算部とを備えた保護継電装置のサイクルナンバ制御方法において、
前記各保護継電装置の自端データ収集部が、
設定した所定数範囲を1周期として繰り返される複数個の連続した番号を設定した時間毎に計数してサンプリングナンバを得、該サンプリングナンバを前記複数の端子の各自端データ収集部で収集されたサンプリングデータに対して、同一のサンプリング時間には同一の番号となるように付与するステップと、
前記各保護継電装置の自端データ収集部が、
電力系統の基本周波数と同数の範囲で繰り返される複数個の連続した番号を前記基本周波数の逆数の時間毎に計数してサイクルナンバを得、該サイクルナンバを前記自端データ収集部で収集されたサンプリングデータに対して付与するステップと、
前記各保護継電装置のサイクルナンバ候補探索部が、
前記サンプリングナンバの、ある1周期中の番号のうち最後の番号であるタイミングにおける、前記複数の端子の各自端データ収集部で収集されたデータに付与されたサイクルナンバの多数決をとってサイクルナンバ候補値を決定するサイクルナンバ候補探索ステップと、
前記各保護継電装置のサイクルナンバ同期部が、
前記サンプリングナンバの、前記ある1周期の次の1周期中の番号のうち最初の番号であるタイミングで、前記複数の端子の各自端データ収集部で収集されたデータに各々付与されたサイクルナンバすべてを、前記サイクルナンバ候補探索部で決定されたサイクルナンバ候補値に1を加えたサイクルナンバに各々更新するサイクルナンバ同期ステップと、
を備えたことを特徴とする保護継電装置のサイクルナンバ制御方法。 - 前記サイクルナンバ候補探索ステップは、サイクルナンバ候補値を多数決により決定できないときは、前記多数決に代えて、前記複数の端子の各自端データ収集部で収集されたデータに付与されたサイクルナンバの最大値をサイクルナンバ候補値に決定することを特徴とする請求項4に記載の保護継電装置のサイクルナンバ制御方法。
- 前記自端データ収集部が収集する電気量データは、前記送電線の相電流を電気角30度間隔で各々サンプリングしたデータであり、
前記サンプリングナンバは、前記送電線の相電流の1サイクル中のデータサンプリング数12と同数の連続した番号を、(電力系統の基本周波数×12)の逆数の時間毎に計数して得られることを特徴とする請求項4又は5に記載の保護継電装置のサイクルナンバ制御方法。
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JP2017075701A JP6805941B2 (ja) | 2017-04-06 | 2017-04-06 | 保護継電装置および保護継電装置のサイクルナンバ制御方法 |
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