JP2018181814A - 照明装置および表示装置 - Google Patents

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有広 武田
森本 浩和
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Abstract

【課題】 可撓性を有した照明装置および表示装置を提供する。【解決手段】 一実施形態に係る照明装置は、第1光源ユニットと、第2光源ユニットと、前記第1光源ユニットから放たれた光が入射する第1導光体と、前記第2光源ユニットから放たれた光が入射する第2導光体と、を備えている。前記第1光源ユニットおよび前記第2光源ユニットは、可動自在な連結部によって連結されている。さらに、前記第1導光体および前記第2導光体の各々は、入射した光を伝播するコアと、前記コアを囲うクラッドとを備える導光ロッドを含む。【選択図】 図3

Description

本発明の実施形態は、照明装置および表示装置に関する。
従来、液晶表示装置のようにバックライトを利用して画像を表示する表示装置が知られている。例えばテレビなどの大型の表示装置においては表示パネルの裏面に光源を配置した直下型のバックライトが主流である。直下型のバックライトを用いると、表示装置の厚さが増すため、スマートフォン等の小型デバイス用の表示装置には向かない。そこで、小型デバイス用の表示装置については、表示パネルの裏面に対向する導光板の側面に沿って光源を配置したサイドエッジ型のバックライトが広く採用されている。
近年、可撓性を有したフレキシブルタイプの表示パネルが開発されている。フレキシブルタイプの表示パネルを用いた表示装置を曲げるためには、バックライトも可撓性を有している必要がある。
なお、バックライトとしてだけでなく、可撓性を有した照明装置は種々の分野で利用価値がある。
特開2000−47038号公報 特開平7−49423号公報 特開2004−226709号公報 特開2014−519049号公報 特開2016−146296号公報 特開2016−184564号公報
本開示の一態様における目的は、可撓性を有した照明装置および表示装置を提供することである。
一実施形態に係る照明装置は、第1光源ユニットと、第2光源ユニットと、前記第1光源ユニットから放たれた光が入射する第1導光体と、前記第2光源ユニットから放たれた光が入射する第2導光体と、を備えている。前記第1光源ユニットおよび前記第2光源ユニットは、可動自在な連結部によって連結されている。さらに、前記第1導光体および前記第2導光体の各々は、入射した光を伝播するコアと、前記コアを囲うクラッドとを備える導光ロッドを含む。
一実施形態に係る表示装置は、表示パネルと、前記表示パネルに光を照射する照明装置とを備え、前記照明装置からの光を用いて前記表示パネルが画像を表示する。前記照明装置は、第1光源ユニットと、第2光源ユニットと、前記第1光源ユニットから放たれた光が入射する第1導光体と、前記第2光源ユニットから放たれた光が入射する第2導光体と、を備えている。前記第1光源ユニットおよび前記第2光源ユニットは、可動自在な連結部によって連結されている。さらに、前記第1導光体および前記第2導光体の各々は、入射した光を伝播するコアと、前記コアを囲うクラッドとを備える導光ロッドを含む。
図1は、第1実施形態に係る液晶表示装置の構成例を示す概略的な断面図である。 図2は、第1実施形態における発光素子に適用し得る構成の一例を示す図である。 図3は、第1実施形態に係る照明装置の構成の一部を示す図である。 図4は、図3に示す照明装置を曲げた状態を示す図である。 図5は、第1実施形態に係る照明装置における光路を示す概略的な断面図である。 図6は、照明装置の他の例を示す断面図である。 図7は、照明装置のさらに他の例を示す断面図である。 図8は、第1実施形態に係る表示装置の概略的な側面図である。 図9は、図8におけるIX−IX線に沿う表示装置の概略的な断面図である。 図10は、第1実施形態に係る照明装置が備える導光ロッドが曲げられた状態を示す図である。 図11は、第2実施形態における発光素子に適用し得る構成の一例を示す図である。 図12は、第2実施形態に係る照明装置の構成の一部を示す図である。 図13は、図12に示す照明装置を曲げた状態を示す図である。 図14は、第2実施形態に係る照明装置の概略的な断面図である。
以下、いくつかの実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
各実施形態においては、表示装置の一例として、透過型の液晶表示装置を開示する。また、照明装置の一例として、液晶表示装置のバックライトを開示する。ただし、各実施形態は、他種の表示装置や照明装置に対する、各実施形態にて開示される個々の技術的思想の適用を妨げるものではない。他種の表示装置としては、例えば、透過型の機能に加えて外光を反射してこの反射光を表示に利用する反射型の機能を備えた液晶表示装置や、Micro Electro Mechanical System(MEMS)シャッターが光学素子として機能する機械式表示パネルを有する表示装置などが想定される。他種の照明装置としては、例えば、表示装置の表示面側に配置されるフロントライトなどが想定される。また、照明装置は、表示装置のバックライトやフロントライトとは異なる用途で使用することもできる。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る液晶表示装置1(以下、表示装置1と呼ぶ)の構成例を示す概略的な断面図である。図中において、第1方向X及び第2方向Yは互いに交差する方向であり、第3方向Zは第1方向X及び第2方向Yと交差する方向である。一例では、第1方向X、第2方向Y、および第3方向Zは、互いに直交しているが、互いに90度以外の角度で交差してもよい。本明細書において、第3方向Zを示す矢印の先端に向かう方向を下方(あるいは、単に下)と称し、矢印の先端から逆に向かう方向を上方(あるいは、単に上)と称する。
表示装置1は、表示パネル2と、バックライトとしての照明装置3と、カバー部材CGと、配線基板F1、F2とを備えている。表示パネル2は、第1基板SUB1と、第1基板SUB1に対向する第2基板SUB2と、第1基板SUB1と第2基板SUB2の間に封入された液晶層とを備えている。第1基板SUB1は、例えば画素電極、画素電極との間で電界を形成する共通電極、画素電極に電圧を供給するスイッチング素子、および各種の周辺回路などが設けられたアレイ基板である。第2基板SUB2は、例えばカラーフィルタなどを含む対向基板であり、シール材を介して第1基板SUB1と貼り合わされている。上記共通電極は、第2基板SUB2に配置されてもよい。上記カラーフィルタは、第1基板SUB1に配置されてもよい。
本実施形態において、表示パネル2は、可撓性を有している。すなわち、第1基板SUB1および第2基板SUB2の各々の基材は、可撓性を有した樹脂材料で構成されている。このような樹脂材料としては、例えばポリイミドを用いることができる。
表示パネル2は、画像が表示される表示面2Aと、表示面2Aの反対側の裏面2Bとを有している。表示面2Aは第2基板SUB2の外面に相当し、裏面2Bは第1基板SUB1の外面に相当する。表示面2Aには、第1偏光板PL1が貼り付けられている。裏面2Bには、第2偏光板PL2が貼り付けられている。第2偏光板PL2の下面には、プリズムシートPSが貼り付けられている。例えば、プリズムシートPSは、下方に向けて突出した多数のプリズムレンズを備えているが、この例に限られない。プリズムシートPSは、第3方向Zに重ねられた2つのプリズムシートを含んでもよい。
第1基板SUB1は、第2基板SUB2と対向しない端子領域TAを有している。配線基板F1の一端は、この端子領域TAに接続されている。配線基板F1の他端は、接続部材51を介して配線基板F2に接続されている。配線基板F1は、例えばフレキシブル回路基板であり、可撓性を有している。図1の例においては、配線基板F1が円弧状に曲げられており、配線基板F2が表示パネル2の裏面2Bの側に位置している。但し、配線基板F1は、他の形状に曲げられてもよいし、曲げられていなくてもよい。配線基板F2も配線基板F1と同様に可撓性を有してもよい。配線基板F1には回路部品52が実装され、配線基板F2には複数の回路部品53が実装されている。これら回路部品52、53は、例えばICで構成されており、表示パネル2を制御するドライバなどを含んでいる。照明装置3が配線基板F1、F2の少なくとも一方にさらに接続されてもよい。この場合において、回路部品52、53のいずれかが照明装置3を制御するドライバを含んでもよい。
カバー部材CGは、表示パネル2の表示面2Aと対向している。カバー部材CGは、例えば透明なガラスで構成することができる。また、カバー部材CGは、可撓性を有する樹脂材料で構成してもよい。図1の例においては、透明な接着層GLを介してカバー部材CGが第1偏光板PL1および表示パネル2に貼り付けられている。
照明装置3は、表示パネル2の裏面2Bと対向している。図1の例においては、表示パネル2と配線基板F2の間に照明装置3が配置されている。照明装置3は、光源ユニットLUと、導光体LGと、拡散部材DFと、反射部材RF1、RF2とを備えている。図1においては、1つの光源ユニットLUと1つの導光体LGの断面を示しているが、実際には後述するように照明装置3が複数の光源ユニットLUと複数の導光体LGとを備えている。
導光体LGは、第1端部E1と、第2端部E2とを有している。光源ユニットLUは、導光体LGの第1端部E1に対向する発光素子LSと、発光素子LSを支持する支持部材30とを備えている。例えば、発光素子LSは、第1方向Xと平行な光軸を有する光を放つ発光ダイオード(LED)である。導光体LGは、表示パネル2と第3方向Zにおいて重なっている。
拡散部材DFは、導光体LGとプリズムシートPSの間に配置されている。拡散部材DFは、例えば光を拡散するための多数の粒子を含むシート材であるが、この例に限られない。反射部材RF1は、導光体LGと配線基板F2の間に配置されている。すなわち、導光体LGは、拡散部材DFと反射部材RF1の間にある。反射部材RF2は、導光体LGの第2端部E2に対向している。反射部材RF2は、支持部材40によって支持されている 。
さらに、照明装置3は、導光体LGの第1端部E1の近傍に配置された保持部材31、32と、第2端部E2の近傍に配置された保持部材41、42とを備えている。詳しくは後述するが、保持部材31、32、41、42は、光源ユニットLU、導光体LG、拡散部材DF、反射部材RF1、RF2を保持している。
図2は、発光素子LSに適用し得る構成の一例を示す図である。図示した発光素子LSは、プリント基板100と、反射カップ101と、LEDチップ102と、第1電極103と、第2電極104と、封入樹脂105とを備えている。反射カップ101は、プリント基板100に取り付けられている。LEDチップ102は、反射カップ101の内部に配置され、封入樹脂105で覆われている。反射カップ101の内壁は、プリント基板100に向けて内径が小さくなる傾斜面である。第1電極103および第2電極104は、それぞれ正電極と負電極であり、LEDチップ102と電気的に接続されている。第1電極103および第2電極104を介してLEDチップ102に電圧が印加されると、LEDチップ102が発光する。この光は、平坦な発光面106から外部に放たれる。このような構成の発光素子LSを用いれば、広範囲に効率良く光を照射することができる。
なお、発光素子LSは、図2の例に限られず、種々の構造を採用し得る。
図3は、照明装置3の構成の一部を示す図である。図示した照明装置3は、4つの光源ユニットLU(LU1〜LU4)と、4つの導光体LG(LG1〜LG4)とを備えている。但し、照明装置3が備える光源ユニットLUおよび導光体LGの数は、それぞれ4つに限られない。図3においては、光源ユニットLU1〜LU4を簡略化して示している。
各光源ユニットLU1〜LU4は、第2方向Yに並んでいる。各光源ユニットLU1〜LU4は、第2方向Yに並ぶ複数の発光素子LSを備えている。一例として、各光源ユニットLU1〜LU4が備える発光素子LSの数は、いずれも3つであるが、この例に限られない。各光源ユニットLU1〜LU4が備える発光素子LSの数は、各光源ユニットLU1〜LU4の少なくとも一部において異なってもよい。一例として、光源ユニットLU1、LU4が2つの発光素子LSを備え、光源ユニットLU2、LU3が4つの発光素子LSを備える構成を採用し得るが、この例に限られない。
導光体LG1の第1端部E1は光源ユニットLU1の発光面に対向し、導光体LG2の第1端部E1は光源ユニットLU2の発光面に対向し、導光体LG3の第1端部E1は光源ユニットLU3の発光面に対向し、導光体LG4の第1端部E1は光源ユニットLU4の発光面に対向している。各導光体LG1〜LG4の各々は、複数の導光ロッド60を備えている。導光ロッド60は、図5を用いて後に説明するように、光ファイバ型の構造を有している。例えば、各導光ロッド60は、第1方向Xに延びる円柱状である。各導光ロッド60は、三角柱や四角柱のような多角柱状など、他の形状であってもよい。
図3の例においては、導光体LG1と導光体LG2の間、導光体LG2と導光体LG3の間、導光体LG3と導光体LG4の間に、それぞれ隙間Sが設けられている。他の例として、これらの隙間Sが設けられていなくてもよい。
各導光体LG1〜LG4の各々において、各導光ロッド60は、第2方向Yに並ぶとともに、第3方向Zに重ねられている。図2に示した構造の発光素子LSは、広範囲に光を照射することが可能なため、複数の導光ロッド60に対して好適に光を入射させることができる。図3の例においては、各導光ロッド60が第3方向Zにおいて2段で配置されているが、より多くの段で配置されてもよい。また、各導光ロッド60が1段で配置されてもよい。
光源ユニットLU1と光源ユニットLU2、光源ユニットLU2と光源ユニットLU3、光源ユニットLU3と光源ユニットLU4は、それぞれ連結部70によって可動自在に連結されている。本実施形態において連結部70はヒンジ機構であり、隣り合う光源ユニットLUは連結部70の軸AX周りで回動自在である。軸AXは、例えば第1方向Xと平行である。
このような構成の照明装置3においては、例えば図4に示すように、各光源ユニットLU1〜LU4をY−Z平面内で自由に曲げることができる。各導光体LG1〜LG4と各導光体LG1〜LG4とが上述の保持部材31にて保持されているために、各導光体LG1〜LG4は各光源ユニットLU1〜LU4とともに曲がる。
図5は、照明装置3における光路を示す概略的な断面図である。導光ロッド60は、第1方向Xに沿って延びるコア61と、コア61の側面を囲うクラッド62とを備えている。一例として、コア61は第1方向Xに長尺な円柱状であり、クラッド62は第1方向Xに長尺な円筒状である。但し、コア61およびクラッド62の形状はこれらに限定されない。図5においては、導光ロッド60の第1方向Xにおける長さを実際よりも短く示している。第1端部E1および第2端部E2において、コア61は、クラッド62から露出している。
コア61は、第1屈折率を有する第1材料により形成されている。クラッド62は、第1屈折率よりも低い第2屈折率を有する第2材料により形成されている。第1材料及び第2材料としては、例えば、石英ガラス、多成分ガラス、或いはプラスチックなどを用いることができる。
発光素子LSからの光は、第1端部E1からコア61に入射する。コア61に入射した光は、例えば光路L1のように、コア61とクラッド62との境界面で全反射されながら第2端部E2に向けてコア61を伝播する。第2端部E2に到達した光は、反射部材RF2によって反射され、第1端部E1に向けてコア61を伝播する。例えば光路L2のように、コア61を伝播する光の一部は、コア61とクラッド62との境界面における全反射条件を外れてクラッド62の外表面(外周面)から出射する。このような光は、拡散部材DFにて拡散され、上述の表示パネル2に照射される。拡散部材DFを設けることで、隣り合う導光体LGの間に上述の隙間Sが形成される場合であっても、表示パネル2に照射される光の輝度を均一化することができる。例えば光路L3のように、拡散部材DFとは反対側におけるクラッド62の外表面からも光が出射し得るが、このような光は反射部材RF1にて反射され、再び導光ロッド60に入射する。図3に示したように複数の導光ロッド60が第2方向Yおよび第3方向Zに並べられている場合には、ある導光ロッド60から出射する光が他の導光ロッド60に入射することもある。
クラッド62の外表面から出射する光の光量は、例えば、コア61の材料の第1屈折率と、クラッド62の材料の第2屈折率とにより調整できる。すなわち、最適な光量が得られるように、コア61およびクラッド62の材料を選定すればよい。
また、図6に示すように、コア61の内部に散乱体SCを配置することで、クラッド62の外表面から出射する光の光量を調整してもよい。散乱体SCは、例えばコア61の母材と異なる物質とすることができる。他の例として、散乱体SCは、空隙(気泡)とすることもできる。
クラッド62の外表面から出射する光の光量は、発光素子LSに近い位置で大きくなり得る。そこで、コア61における散乱体SCの密度を、発光素子LSに近い第1端部E1から第2端部E2に向けて高めてもよい。また、クラッド62の外表面から出射する光の光量は、反射部材RF2に近い位置でも大きくなり得る。そこで、第1端部E1および第2端部E2のそれぞれからコア61の第1方向Xにおける中心付近に向けて散乱体SCの密度を高めてもよい。
図5および図6の例では、発光素子LSと導光ロッド60とが他の部材を介さずに対向している。他の例として、図7に示すように、発光素子LSと導光ロッド60の間にレンズ80が配置されてもよい。レンズ80は、例えば発光素子LSの発光面と導光ロッド60の端面の大きさが異なる場合などにおいて、発光面からの光の照射範囲を調整する役割を担う。図7の例では、第3方向Zにおいて、発光面の幅が2つの導光ロッド60の端面の幅より大きい。そこで、レンズ80により、発光素子LSからの光を2つの導光ロッド60の端面の大きさに集光している。この例とは逆に、第3方向Zにおいて発光面の幅が2つの導光ロッド60の端面の幅よりも小さい場合には、レンズ80により発光素子LSからの光を第3方向Zに広げてもよい。なお、レンズ80は、第2方向Yにおいて発光素子LSからの光の幅を調整するものであってもよい。
続いて、照明装置3の各部を一体に支持するための構造の具体例について説明する。図8は、曲げられた状態の表示装置1を光源ユニットLUの側から見た概略的な側面図である。図9は、図8におけるIX−IX線に沿う表示装置1の概略的な断面図である。
図8および図9においては、照明装置3が3つの光源ユニットLU(LU1〜LU3)と3つの導光体LG(LG1〜LG3)を備える場合を例示しているが、図3に示したように照明装置3が4つの光源ユニットLUおよび導光体LGを備えてもよいし、2つ或いは5つ以上の光源ユニットLUおよび導光体LGを備えてもよい。また、図8においては、配線基板F1、F2の図示を省略している。
表示パネル2、第1偏光板PL1、第2偏光板PL2、プリズムシートPS、および照明装置3は、いずれも可撓性を有している。したがって、例えば図8に示すように、これら表示パネル2等を所定形状に曲げることができる。カバー部材CGは、曲げられた表示パネル2等に対応する形状を有している。カバー部材CGを例えば樹脂材料で形成して可撓性を与えた場合には、カバー部材CGも表示パネル2等と一緒に曲げることができる。
各光源ユニットLU1〜LU3が備える複数の発光素子LSは、それぞれ各光源ユニットLU1〜LU3の支持部材30に取り付けられている。隣り合う支持部材30は、連結部70によって可動自在に連結されている。上述の保持部材31、32は、各光源ユニットLU1〜LU3にそれぞれ設けられている。図9に示すように、保持部材31は、板状の第1部分31aと、断面形状がL字型の第2部分31bとを有している。また、保持部材32は、板状の第1部分32aと、断面形状がL字型の第2部分32bとを有している。第1部分31a、32aの間に光源ユニットLU1の発光素子LSおよび導光体LG1の各導光ロッド60が配置されている。各発光素子LSおよび各導光ロッド60は、互いに対向した状態で第1部分31a、32aにより挟持されている。
保持部材31の第2部分31bは、第1部分31aに取り付けられている。第1部分31aと第2部分31bの間には、溝部GR1が形成されている。同様に、保持部材32の第2部分32bは第1部分32aに取り付けられ、第1部分32aと第2部分32bの間に溝部GR2が形成されている。拡散部材DFの端部は、溝部GR1に挿入されている。反射部材RF1の端部は、溝部GR2に挿入されている。
図1に示した支持部材40、保持部材41、42の構造は、それぞれ支持部材30、保持部材31、32と同様である。すなわち、導光体LGの第2端部E2の側においては、隣り合う支持部材40が連結部70によって可動自在に連結されている。また、保持部材41、42は第1部分と第2部分を有し、これら第1部分と第2部分の間に溝部が形成されている。保持部材41、42の各第1部分の間に、各導光ロッド60および反射部材RF2が配置されている。保持部材41の溝部には拡散部材DFの端部が挿入され、保持部材42の溝部には反射部材RF1の端部が挿入されている。
図8に示すように、照明装置3は、端部フレーム33、34をさらに備えている。端部フレーム33は、各光源ユニットLUのうち一方の端に配置された光源ユニットLU(図8の例ではLU1)に取り付けられ、端部フレーム34は、各光源ユニットLUのうち他方の端に配置された光源ユニットLU(図8の例ではLU3)に取り付けられている。端部フレーム33、34は、いずれも内側に向けて下端が突出したL字型の形状を有している。端部フレーム33、34は、反射部材RF1の端部をそれぞれ支持している。例えば、端部フレーム33、34は、照明装置3の第1方向Xに沿う一端と他端にそれぞれ設けられてもよい。また、端部フレーム33、34は、照明装置3の第1方向Xに沿う一端から他端に亘って長尺に延びてもよい。
このように、図8および図9に示す照明装置3においては、保持部材31、32により光源ユニットLU1と導光体LG1、光源ユニットLU2と導光体LG2、光源ユニットLU3と導光体LG3の位置関係がそれぞれ固定される。したがって、例えば光源ユニットLU1、LU2を互いに動かした際に、導光体LG1が光源ユニットLU1とともに動き、導光体LG2が光源ユニットLU2とともに動く。光源ユニットLU2、LU3と導光体LG2、LG3についても同様である。これにより、照明装置3を曲げた場合であっても、各光源ユニットLU1〜LU3からの光をそれぞれ各導光体LG1〜LG3へ好適に入射させることができる。
また、保持部材31、32、41、42により拡散部材DFおよび反射部材RF1がそれぞれ保持される。したがって、例えば図10に示すように、拡散部材DFおよび反射部材RF1を各導光体LG1〜LG3の導光ロッド60とともに曲げることができる。なお、図10においては、各導光ロッド60が第1方向Xと平行に延びた状態で波形に曲げられた状態を示しているが、曲げ方はこの例に限られない。例えば、各導光ロッド60が可撓性を有する場合には、各導光ロッド60の少なくとも一部が曲げられてもよい。さらには、拡散部材DFおよび反射部材RF1がこれら導光ロッド60に沿って曲げられてもよい。
本実施形態においては、拡散部材DFおよび反射部材RF1が保持部材31、32、41、42で各導光体LGおよび各光源ユニットLUとともに保持される構成を例示した。しかしながら、拡散部材DFおよび反射部材RF1を保持する部材と、各導光体LGおよび各光源ユニットLUを保持する部材とが異なってもよい。また、拡散部材DFおよび反射部材RF1は、透明な接着層を介して各導光体LGに貼り付けられてもよい。
以上の本実施形態においては、隣り合う光源ユニットLUが連結部70により可動自在に連結されている。このような構成においては、各光源ユニットLUを曲げることが可能となる。さらに、導光体LGが光ファイバ型の複数の導光ロッドで構成されているため、導光体LGも曲げることができる。このように、光源ユニットLUと導光体LGの双方を曲げることが可能であるために、可撓性を有した照明装置3を実現できる。さらに、本実施形態では表示パネル2も曲げることが可能であるために、可撓性を有した表示装置1を実現できる。
その他、本実施形態の構成によれば、上述した種々の好適な効果を得ることができる。
[第2実施形態]
第2実施形態について説明する。特に言及しない表示装置1および照明装置3の構成や効果については、第1実施形態と同様である。
図11は、本実施形態における発光素子LSに適用し得る構成の一例を示す図である。図示した発光素子LSは、リードフレーム200と、反射カップ201と、LEDチップ202と、第1電極203と、第2電極204と、封入樹脂205と、レンズ206とを備えている。第1電極203および第2電極204は、それぞれリードフレーム200およびLEDチップ202と電気的に接続されている。反射カップ201は、リードフレーム200に設けられている。LEDチップ202は、反射カップ201の内部に配置され、封入樹脂205で覆われている。反射カップ201の内壁は、底部に向けて内径が小さくなる傾斜面である。レンズ206は、リードフレーム200、反射カップ201、LEDチップ202、第1電極203、第2電極204、および封入樹脂205を覆うとともに、凸型の発光面206aを有している。第1電極203および第2電極204を介してLEDチップ202に電圧が印加されると、LEDチップ202が発光する。この光は、発光面206aにて所定範囲に集光された状態で外部に放たれる。このような構成の発光素子LSを用いれば、指向性の強い光を照射することができる。
なお、発光素子LSは、図11の例に限られず、種々の構造を採用し得る。
図12は、本実施形態における照明装置3の構成の一部を示す図である。図示した照明装置3は、第2方向Yに並ぶ4つの光源ユニットLU(LU1〜LU4)と、4つの導光体LG(LG1〜LG4)とを備えている。但し、照明装置3が備える光源ユニットLUおよび導光体LGの数は、それぞれ4つに限られない。各光源ユニットLU1〜LU4は、それぞれ1つの発光素子LSを含む。導光体LG1の第1端部E1は光源ユニットLU1の発光面に対向し、導光体LG2の第1端部E1は光源ユニットLU2の発光面に対向し、導光体LG3の第1端部E1は光源ユニットLU3の発光面に対向し、導光体LG4の第1端部E1は光源ユニットLU4の発光面に対向している。図12の例においては、各導光体LG1〜LG4がいずれも1つの導光ロッド60で構成されている。発光素子LSと対向する導光ロッド60の端部は、例えば発光素子LSから放たれる光の照射範囲と同程度の大きさを有している。図11に示す構造の発光素子LSは、指向性の高い光を放つことが可能なため、導光ロッド60に対して好適に光を入射させることができる。例えば、各導光ロッド60は、第1方向Xに延びる円柱状である。各導光ロッド60は、三角柱や四角柱のような多角柱状など、他の形状であってもよい。
なお、各光源ユニットLU1〜LU4は、複数の発光素子LSを備えてもよい。また、各導光体LG1〜LG4は、複数の導光ロッド60を備えてもよい。
図12の例においては、導光体LG1と導光体LG2の間、導光体LG2と導光体LG3の間、導光体LG3と導光体LG4の間に、それぞれ隙間Sが設けられている。他の例として、これらの隙間Sが設けられていなくてもよい。
光源ユニットLU1と光源ユニットLU2、光源ユニットLU2と光源ユニットLU3、光源ユニットLU3と光源ユニットLU4は、それぞれ連結部70によって可動自在に連結されている。本実施形態において、連結部70は、可撓性を有している。連結部70は、例えば隣り合う光源ユニットLUの間で長尺に延びる柱状であり、ゴムや樹脂などの材料で形成することができる。なお、各導光体LG1〜LG4の第2端部E2の側において、隣り合う導光体LGが同様の連結部70によって可動自在に連結されてもよい。
このような構成の照明装置3においては、例えば図13に示すように、各光源ユニットLU1〜LU4を自由に曲げることができる。各導光体LG1〜LG4と各導光体LG1〜LG4とは、例えば第1実施形態と同様の構成の保持部材31、32、41、42にて保持されている。そのため、各導光体LG1〜LG4の第1端部E1と各光源ユニットLU1〜LU4とが対向した状態を保つことができる。
図14は、本実施形態に係る照明装置3のY−Z平面に沿う概略的な断面図である。導光ロッド60は、第1実施形態と同じく、コア61と、クラッド62とを備えた光ファイバ型の構造を有している。図14の例において、照明装置3は、拡散部材DFおよび反射部材RF1に加え、反射部材RF3、RF4を備えている。なお、各導光ロッド60の第2端部E2の側には、上述の反射部材RF2が配置されている。反射部材RF3、RF4は、第2方向Yにおいて対向している。各導光ロッド60は、これら反射部材RF3、RF4の間に配置されている。
発光素子LSからコア61に入射し、クラッド62の外表面から拡散部材DFに向けて出射した光は、拡散部材DFにて拡散され、表示パネル2に照射される。拡散部材DFを設けることで、隣り合う導光体LGの間に上述の隙間Sが形成される場合であっても、表示パネル2に照射される光の輝度を均一化することができる。クラッド62の外表面から拡散部材DFとは異なる方向にも光が出射し得るが、このような光は反射部材RF1、RF3、RF4にて反射され、拡散部材DFに照射されるか、あるいは再び導光ロッド60に入射する。なお、第1実施形態にて開示した照明装置3においても、反射部材RF3、RF4を設けてもよい。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、連結部70を可撓性の材料で構成する場合には、第1実施形態で開示したような1軸式のヒンジ機構に比べて構造が簡単であり、製造コストを低減できるとともに、曲げの自由度も高まる。
以上説明した第1および第2実施形態において例示した複数の光源ユニットLU、複数の導光体LG、複数の発光素子LS、複数の支持部材30、40、複数の保持部材31、32、41、42、複数の導光ロッド60、複数の連結部70、あるいは複数の反射部材RF1、RF2、RF3のように、同一または類似する複数の要素に対しては、適宜に「第1」、「第2」、「第3」、「第4」・・・のような文言を付加して互いを識別させることができる。
各実施形態にて開示した表示装置1は、スマートフォン、車載器、ノートブックタイプのコンピュータ、ゲーム機器など種々の電子機器に搭載することができる。また、表示装置1は、その可撓性を活かして、折り畳みが可能な見開きタイプのディスプレイ、車載器などで用いられる曲面タイプのディスプレイ、円柱状の柱など平面でない構造物に設置されるサイネージ用のディスプレイなどに利用することができる。
さらに、照明装置3の構成は、表示装置1のバックライト以外にも、種々の分野で利用することができる。例えば、上下方向に沿って延びる導光ロッド60を多数配列して、照明機能を備えたカーテンを構成することができる。また、壁紙や絨毯などに導光ロッド60を配置することで、埋め込み式の照明を構成することもできる。
本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変形例に想到し得るものであり、それら変形例についても本発明の範囲に属するものと解される。例えば、上述の実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、若しくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
また、上述の実施形態において述べた態様によりもたらされる他の作用効果について、本明細書の記載から明らかなもの、又は当業者において適宜想到し得るものについては、当然に本発明によりもたらされるものと解される。
1…液晶表示装置、2…表示パネル、SUB1…第1基板、SUB2…第2基板、CG…カバー部材、F1,F2…配線基板、PS…プリズムシート、GL…接着層、PL1…第1偏光板、PL2…第2偏光板、RF1,RF2…反射部材、3…照明装置、LU…光源ユニット、LS…発光素子、LG…導光体、DF…拡散部材、30,40…支持部材、31,32,41,42…保持部材、33,34…端部フレーム、51…接続部材、52,53…回路部品、60…導光ロッド、61…コア、62…クラッド、70…連結部。

Claims (20)

  1. 第1光源ユニットと、
    第2光源ユニットと、
    前記第1光源ユニットから放たれた光が入射する第1導光体と、
    前記第2光源ユニットから放たれた光が入射する第2導光体と、
    を備え、
    前記第1光源ユニットおよび前記第2光源ユニットは、可動自在な連結部によって連結され、
    前記第1導光体および前記第2導光体の各々は、入射した光を伝播するコアと、前記コアを囲うクラッドとを備える導光ロッドを含む、照明装置。
  2. 前記導光ロッドにおいて、前記コアを伝播する光が前記クラッドの外表面から出射する、
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記第1導光体および前記第2導光体の各々は、複数の前記導光ロッドを含む、
    請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記第1光源ユニットおよび前記第2光源ユニットの各々は、複数の発光素子を含み、
    前記第1光源ユニットに含まれる前記発光素子の数と、前記第2光源ユニットに含まれる前記発光素子の数とが同じである、
    請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記第1光源ユニットおよび前記第2光源ユニットの各々は、複数の発光素子を含み、
    前記第1光源ユニットに含まれる前記発光素子の数と、前記第2光源ユニットに含まれる前記発光素子の数とが異なる、
    請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記連結部は、前記第1光源ユニットおよび前記第2光源ユニットを回動自在に連結する、
    請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記連結部は、可撓性を有している、
    請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 前記クラッドから出射した光を拡散する拡散部材と、
    前記クラッドから出射した光を反射する反射部材と、
    をさらに備え、
    前記第1導光体および前記第2導光体は、前記拡散部材と前記反射部材の間に配置されている、
    請求項1乃至7のうちいずれか1項に記載の照明装置。
  9. 前記第1光源ユニットおよび前記第1導光体を保持する第1保持部と、
    前記第2光源ユニットおよび前記第2導光体を保持する第2保持部と、
    をさらに備え、
    前記第1光源ユニットおよび前記第2光源ユニットを互いに動かした際に、前記第1導光体が前記第1光源ユニットとともに動き、前記第2導光体が前記第2光源ユニットとともに動く、
    請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載の照明装置。
  10. 表示パネルと、前記表示パネルに光を照射する照明装置とを備え、前記照明装置からの光を用いて前記表示パネルが画像を表示する表示装置であって、
    前記照明装置は、
    第1光源ユニットと、
    第2光源ユニットと、
    前記第1光源ユニットから放たれた光が入射する第1導光体と、
    前記第2光源ユニットから放たれた光が入射する第2導光体と、
    を備え、
    前記第1光源ユニットおよび前記第2光源ユニットは、可動自在な連結部によって連結され、
    前記第1導光体および前記第2導光体の各々は、入射した光を伝播するコアと、前記コアを囲うクラッドとを備える導光ロッドを含む、表示装置。
  11. 前記表示パネルは、画像が表示される表示面と、前記表示面の反対側の裏面とを有し、
    前記照明装置は、前記裏面に対向している、
    請求項10に記載の表示装置。
  12. 前記表示パネルは、可撓性を有している、
    請求項10又は11に記載の表示装置。
  13. 前記導光ロッドにおいて、前記コアを伝播する光が前記クラッドの外表面から出射する、
    請求項10乃至12のうちいずれか1項に記載の表示装置。
  14. 前記第1導光体および前記第2導光体の各々は、複数の前記導光ロッドを含む、
    請求項10乃至13のうちいずれか1項に記載の表示装置。
  15. 前記第1光源ユニットおよび前記第2光源ユニットの各々は、複数の発光素子を含み、
    前記第1光源ユニットに含まれる前記発光素子の数と、前記第2光源ユニットに含まれる前記発光素子の数とが同じである、
    請求項10乃至14のうちいずれか1項に記載の表示装置。
  16. 前記第1光源ユニットおよび前記第2光源ユニットの各々は、複数の発光素子を含み、
    前記第1光源ユニットに含まれる前記発光素子の数と、前記第2光源ユニットに含まれる前記発光素子の数とが異なる、
    請求項10乃至14のうちいずれか1項に記載の表示装置。
  17. 前記連結部は、前記第1光源ユニットおよび前記第2光源ユニットを回動自在に連結する、
    請求項10乃至16のうちいずれか1項に記載の表示装置。
  18. 前記連結部は、可撓性を有している、
    請求項10乃至16のうちいずれか1項に記載の表示装置。
  19. 前記クラッドから出射した光を拡散する拡散部材と、
    前記クラッドから出射した光を反射する反射部材と、
    をさらに備え、
    前記第1導光体および前記第2導光体は、前記拡散部材と前記反射部材の間に配置されている、
    請求項10乃至18のうちいずれか1項に記載の表示装置。
  20. 前記第1光源ユニットおよび前記第1導光体を保持する第1保持部と、
    前記第2光源ユニットおよび前記第2導光体を保持する第2保持部と、
    をさらに備え、
    前記第1光源ユニットおよび前記第2光源ユニットを互いに動かした際に、前記第1導光体が前記第1光源ユニットとともに動き、前記第2導光体が前記第2光源ユニットとともに動く、
    請求項10乃至19のうちいずれか1項に記載の表示装置。
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