JP2018179349A - 飛しょう体用レドームリング及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 近年の飛しょう体は、飛しょう時間の増加及び飛しょう速度の高速化に伴い、飛しょう体に加わる空力加熱が増加し、飛しょう体の温度も増加している。このためレドームとレドームリングを接合する部位に大きな熱応力が加わるという問題があった。
【解決手段】 熱膨張率の異なる材料X、材料Z、材料Yを積層して飛しょう体用レドームリングを成形し、シェルと接する部分は材料Xのみを残して加工し、レドームと接する部分は材料Zのみを残して加工する。これにより熱膨張差が小さい部分でレドームとレドームリング、レドームリングとシェルを接合することができ、接合部に発生する熱応力を低減することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 熱膨張率の異なる材料X、材料Z、材料Yを積層して飛しょう体用レドームリングを成形し、シェルと接する部分は材料Xのみを残して加工し、レドームと接する部分は材料Zのみを残して加工する。これにより熱膨張差が小さい部分でレドームとレドームリング、レドームリングとシェルを接合することができ、接合部に発生する熱応力を低減することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、飛しょう体用のレドームを保持するレドームリング及びその製造方法に関する。
飛しょう体用のレドームは、飛しょう体先端部に設けられるレーダの使用電波を透過するとともにレーダ用アンテナを外囲環境から保護する。飛しょう体用レドームは、飛しょう体の胴体を構成するシェルに対して、レドームリングにより接合される。
飛しょう体は、飛しょう開始後に短時間で超音速や極超音速に達するため、空力加熱により瞬時に高温に晒される。レドームは、飛しょう体の先端部に在るため飛しょう体において最も大きな空力荷重、熱衝撃を受ける。例えばマッハ5程度で飛しょうする場合、レドームの空気温度は1000℃を超える。このためレドームの材料には、耐熱性と電波透過性を兼ね備えた誘電体材料、具体的にはアルミナ、コージェライト、ヒューズドシリカ焼結体等のセラミックスが使用される。
セラミックスは、一般に熱膨張率が低く、0.1×10−6〜2×10−6/K程度の値を有する。一方、シェルの材料には、軽量化とコストの観点からアルミニウム合金が使用されている。アルミニウム合金の熱膨張率は、23×10−6/K程度である。このように飛しょう体のレドームとシェルには、大きな熱膨張差があり、両者を直接接合した構造の場合、飛しょう中の空力加熱により温度が上昇し、接合部に大きな熱応力が生じる。
このため、高剛性で熱膨張率が4×10−6〜10×10−6/K程度のFRP(繊維強化プラスチック)を材料としたレドームリングを介在して、レドームとシェルを接合することで、熱応力を緩和した飛しょう体が開示されている(例えば特許文献1参照)。
このため、高剛性で熱膨張率が4×10−6〜10×10−6/K程度のFRP(繊維強化プラスチック)を材料としたレドームリングを介在して、レドームとシェルを接合することで、熱応力を緩和した飛しょう体が開示されている(例えば特許文献1参照)。
近年、飛しょう時間の増加、飛しょう速度のさらなる高速化から、従来よりも飛しょう体に加わる空力加熱が増加し、それに伴い飛しょう体のシェルが高温度に晒されている。熱膨張率の高いアルミニウム合金が使用されるシェルは、熱膨張により径方向外側に向かって膨張するように変形する。
シェルの変形とともに、レドームリングも径方向外側に向かって膨張するように変形する。このためレドームとレドームリングを接合する部位に大きな熱応力が加わる。レドームは、変形しないうちに破壊する性質を持つ脆性材料のセラミックスを使用している。このためレドームが当該熱応力に耐えることができず、場合により破壊してしまうといった強度上の課題があった。
本発明は係る課題を解決するためになされたものであって、シェルの熱膨張により発生する熱応力を低減するレドームリングを提供することを目的とする。
本発明による飛しょう体用レドームリングは、飛しょう体用のレドームが接して固着し、上記レドームに近い第1の熱膨張率を有する第1の層と、飛しょう体の胴体のシェルが接して接合し、上記シェルに近い第2の熱膨張率を有する第2の層と、上記第1の層と第2の層の間に積層され、上記第1の層と第2の層の間の熱膨張率を有する第3の層と、を備えたものである。
本発明によれば、レドームとレドームリングを接合する部位に生じる熱応力を低減することができ、脆性材料を使用したレドームの破壊を抑制することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る実施の形態1による飛しょう体の構成を説明する図である。図1において、飛しょう体100は、胴体を構成する本体30と、本体30の先端部もしくは飛しょう体100の前方部に取り付けられたレドーム1から構成される。本発明の説明に不可欠ではない飛しょう体の構成については、その記載を省略している。
図1は、本発明に係る実施の形態1による飛しょう体の構成を説明する図である。図1において、飛しょう体100は、胴体を構成する本体30と、本体30の先端部もしくは飛しょう体100の前方部に取り付けられたレドーム1から構成される。本発明の説明に不可欠ではない飛しょう体の構成については、その記載を省略している。
レドーム1は、本体30の先端部に設けられたレーダの使用電波を透過するとともに、レーダ用アンテナを外囲環境から保護する。レドーム1は円錐筒形状をなす。シェル3は、本体30の円筒形状の外殻を構成する。シェル3は、その代表外形よりも小径の突出部40を、飛しょう体100の前方部側の前縁部に有する。
レドームリング2は、前端面と後端面が開放した円筒形状のリングである。レドームリング2は、前端面方向(図1の左側方向)または後端面方向(図1の右側方向)からみた場合に、厚みを持ったリング材によって円形を成している。レドームリング2は、例えばFRP(繊維強化プラスチックス)を複数層積層して形成する。
レドームリング2の前端部は、レドーム1の後端部の内周面に嵌合し、レドーム1が接着される。また、レドームリング2の後端部は、シェル3の突出部40の外周面に嵌合し、シェル3とねじ締結部材により締結される。
ここで、レドーム1の後端部の内周面の内径寸法は、レドームリング2の外径に嵌め合う寸法であり、レドームリング2の後端部の内径寸法は、シェル3の突出部40の外径に嵌め合う寸法である。すなわち、レドーム1の後端部の内周面の内径寸法は、シェル3の突出部40の外径寸法よりも大きい。
断熱材4は、レドームリング2の外周における、レドーム1の後端部とシェル3の前端部側外周との間に嵌め込まれ、レドームリング2の外周に固着される。断熱材4は、レドームリング2の空力加熱による温度上昇を防ぐ。
実施の形態1による飛しょう体は、レドーム1の部分とシェル3の部分とを、レドームリング2を介して接合している。
本実施の形態1において、レドーム1の材料は、耐熱性と電波透過性を兼ね備えた誘電体材料、具体的には、アルミナやコージェライト、ヒューズドシリカ焼結体等のセラミックス(熱膨張率:0.1×10−6〜2×10−6/K程度)である。
本実施の形態1において、レドーム1の材料は、耐熱性と電波透過性を兼ね備えた誘電体材料、具体的には、アルミナやコージェライト、ヒューズドシリカ焼結体等のセラミックス(熱膨張率:0.1×10−6〜2×10−6/K程度)である。
また、シェル3は、軽量化とコストの観点からアルミニウム合金(熱膨張率:23×10−6/K程度)が使用される。レドーム1とシェル3には大きな熱膨張差があり、両者を直接接合した構造では、飛しょう中の空力加熱により温度が上昇した場合、接合部に大きな熱応力が生じる。このため、当該熱応力を緩和する目的でレドームリング2がレドーム1とシェル3の間に配置される。
図2は、実施の形態1によるレドームリング2の形状を示すものである。図2に示すように、レドームリング2は、円形の上面と下面が共に開放された円筒形状を成す。そして、円筒形状のレドームリング2の円筒側面には、レドームリング2とシェル3をねじ締結するために、ねじ締結用のボルトを通す穴5が複数設けられている。また、レドームリング2の断面6は、レドーム1に接する第1の層9とシェル3に接する第3の層7から構成される。
図3は、実施の形態1によるレドームリング2の積層体200の構造を示すものである。
図3に示すように、レドームリング2は、第1の層9と第2の層8と第3の層7を積層して成形される。第1の層9は熱膨張率の異なる材料Zから構成される。第2の層8は熱膨張率の異なる材料Yから構成される。第3の層7は熱膨張率の異なる材料Xから構成される。
例えば、第1の層9、第2の層8及び第3の層7は、材料Z、材料Y及び材料Xのプリプレグを積層し、オートクレーブにより高温及び真空圧で硬化成形する。
ここで、第3の層7はシェル3と接する部分であるため、材料Xとしてシェル3に近い熱膨張率を持つ材料、例えばタングステン合金の短繊維強化プラスチックを使用する。
また、第1の層9はレドーム1と接する部分であるため、材料Zとしてレドーム1に近い熱膨張率を持つ材料、例えばCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を使用する。
さらに、第2の層8は材料Xと材料Zの間に積層する材料Yである。
図3に示すように、レドームリング2は、第1の層9と第2の層8と第3の層7を積層して成形される。第1の層9は熱膨張率の異なる材料Zから構成される。第2の層8は熱膨張率の異なる材料Yから構成される。第3の層7は熱膨張率の異なる材料Xから構成される。
例えば、第1の層9、第2の層8及び第3の層7は、材料Z、材料Y及び材料Xのプリプレグを積層し、オートクレーブにより高温及び真空圧で硬化成形する。
ここで、第3の層7はシェル3と接する部分であるため、材料Xとしてシェル3に近い熱膨張率を持つ材料、例えばタングステン合金の短繊維強化プラスチックを使用する。
また、第1の層9はレドーム1と接する部分であるため、材料Zとしてレドーム1に近い熱膨張率を持つ材料、例えばCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を使用する。
さらに、第2の層8は材料Xと材料Zの間に積層する材料Yである。
また、材料Xと材料Zの熱膨張差を緩和するため、徐々に熱膨張率が小さくなるように、材料Xと材料Zの間に材料Yを積層した材料の集合とする。
例えば、シェル3の熱膨張率をαa、レドーム1の熱膨張率をαb、第3の層7の材料Xの熱膨張率をαx、第1の層9の材料Zの熱膨張率をαzとする。また、第2の層8の材料Yを、シェル3側から材料y1、材料y2、材料y3を複数積層した材料とし、それぞれの熱膨張率をαy1、αy2、αy3とする。
この場合、熱膨張率の大小関係はαa≒αx>αy1>αy2>αy3>αz≒αbとなる。
例えば、シェル3の熱膨張率をαa、レドーム1の熱膨張率をαb、第3の層7の材料Xの熱膨張率をαx、第1の層9の材料Zの熱膨張率をαzとする。また、第2の層8の材料Yを、シェル3側から材料y1、材料y2、材料y3を複数積層した材料とし、それぞれの熱膨張率をαy1、αy2、αy3とする。
この場合、熱膨張率の大小関係はαa≒αx>αy1>αy2>αy3>αz≒αbとなる。
図4は、実施の形態1によるレドームリング2の加工物300の加工手順を説明する図である。図3においてレドームリング2の積層体200を形成した後、図4に示すような加工物300への加工を行う。
まず、第1の工程において、第1の層9と第2の層8と第3の層7を積層し、積層体200を形成する。
次に、第2の工程において、第1の層9の下側にカッターを当てて切断、切削及び引き剥がし(ピーリング)等を行って、第2の層8(材料Y)の一部と第3の層7(材料X)の一部を除去する加工を行う。
更に、第3の層7の上側にカッターを当てて切断、切削及び引き剥がし(ピーリング)等を行って、第1の層9(材料Z)の一部と第2の層8(材料Y)の一部を除去する加工を行う。
まず、第1の工程において、第1の層9と第2の層8と第3の層7を積層し、積層体200を形成する。
次に、第2の工程において、第1の層9の下側にカッターを当てて切断、切削及び引き剥がし(ピーリング)等を行って、第2の層8(材料Y)の一部と第3の層7(材料X)の一部を除去する加工を行う。
更に、第3の層7の上側にカッターを当てて切断、切削及び引き剥がし(ピーリング)等を行って、第1の層9(材料Z)の一部と第2の層8(材料Y)の一部を除去する加工を行う。
かくして、シェル3と接する部分は、第3の層7のみを残して、積層体200から第1の接合部(後述する)における第2の層8及び第1の層9を除去するようにレドームリング2を加工する。また、レドーム1と接する部分は、第1の層9のみを残して、積層体200から第2の接合部(後述する)における第3の層7及び第2の層8を除去する。
なお、第1の層9と第2の層8と第3の層7の加工による端面形状は、熱応力解析を用いて決定することが望ましい。
なお、第1の層9と第2の層8と第3の層7の加工による端面形状は、熱応力解析を用いて決定することが望ましい。
図5は、実施の形態1によるレドーム1とレドームリング2の嵌め合い接着及びレドームリング2とシェル3を嵌合及び締結した場合の断面図を示す。
図5に示すように、レドームリング2のレドーム1と接する部分(前述の第2の接合部)は、上述の通り、第1の層9の材料Zのみで構成されている。材料Zの熱膨張12はレドーム1の熱膨張13と同等となる。
第3の工程において、レドームリング2の第1の層9は第2の接合部においてレドーム1と接着により固着する。
図5に示すように、レドームリング2のレドーム1と接する部分(前述の第2の接合部)は、上述の通り、第1の層9の材料Zのみで構成されている。材料Zの熱膨張12はレドーム1の熱膨張13と同等となる。
第3の工程において、レドームリング2の第1の層9は第2の接合部においてレドーム1と接着により固着する。
また、レドームリング2のシェル3と接する部分(前述の第1の接合部)は、上述の通り、第3の層7の材料Xのみで構成されている。材料Xの熱膨張10はシェル3の熱膨張11と同等となる。
第4の工程において、レドームリング2の第3の層7は第1の接合部においてシェル3とねじ締結により接合する。
第4の工程において、レドームリング2の第3の層7は第1の接合部においてシェル3とねじ締結により接合する。
以上より、熱膨張差が小さい第2の接合部で、レドーム1とレドームリング2を接着により接合するとともに、熱膨張差が小さい第1の接合部で、レドームリング2とシェル3を接着により接合する。これにより、シェル3の熱膨張によって当該第1、第2の接合部に発生する熱応力を低減することができる。
また、レドームリング2の第3の層7の材料Xと第1の層9の材料Zの間に、第2の層8の材料Yを使用し、積層する。第2の層8の材料Yは、第3の層7の材料Xの熱膨張率と第1の層9の材料Zの熱膨張率の間の熱膨張率を有する。
これによって、レドームリング2内の層間の熱膨張差が小さくなり、層間で発生する材料の剥離を抑えることができる。
また、レドームリング2の第3の層7の材料Xと第1の層9の材料Zの間に、第2の層8の材料Yを使用し、積層する。第2の層8の材料Yは、第3の層7の材料Xの熱膨張率と第1の層9の材料Zの熱膨張率の間の熱膨張率を有する。
これによって、レドームリング2内の層間の熱膨張差が小さくなり、層間で発生する材料の剥離を抑えることができる。
本実施の形態1による飛しょう体用レドームリングは、飛しょう体用のレドーム1が接して固着し、上記レドーム1に近い第1の熱膨張率を有する第1の層9と、飛しょう体の胴体のシェル3が接して接合し、上記シェル3に近い第2の熱膨張率を有する第2の層7と、上記第1の層9と第2の層7の間に積層され、上記第1の層9と第2の層7の間の熱膨張率を有する第3の層8と、を備えたことを特徴とする。また、上記レドーム1は上記第1の層9に接着され、上記シェル3は上記第2の層7にねじにより締結されることを特徴とする。
また、飛しょう体用のレドーム1が第1の接合部にて接して固着し、上記レドーム1に近い第1の熱膨張率を有する第1の層9と、飛しょう体の胴体のシェルが第2の接合部にて接して接合し、上記シェルに近い第2の熱膨張率を有する第2の層7と、上記第1の層9と第2の層7の間に積層され、上記第1の層9と第2の層7の間の熱膨張率を有する第3の層8と、を備えた飛しょう体用レドームリングの加工方法であって、上記第1、第2、及び第3の層を積層して積層体200を形成する工程と、上記積層体200から第1の接合部における第2,第3の層7,8の一部を除去し、上記積層体から第2の接合部における第1,第3の層9,8の一部を除去する工程と、上記第1の層9に上記レドーム1を接着する工程と、上記第2の層7に上記シェル3を締結する工程とを備える。
これによって、レドームとレドームリングを接合する部位に生じる熱応力を低減することができ、脆性材料を使用したレドームの破壊を抑制することができる。
1 レドーム、2 レドームリング、3 シェル、4 断熱材、5 レドームリングとシェルを締結する穴、6 レドームリングの断面、7 第3の層、8 第2の層、9 第1の層、100 飛しょう体、200 積層体、300 加工物。
Claims (3)
- 飛しょう体用のレドームが接して固着し、上記レドームに近い第1の熱膨張率を有する第1の層と、
飛しょう体の胴体のシェルが接して接合し、上記シェルに近い第2の熱膨張率を有する第2の層と、
上記第1の層と第2の層の間に積層され、上記第1の層と第2の層の間の熱膨張率を有する第3の層と、
を備えた飛しょう体用レドームリング。 - 上記レドームは上記第1の層に接着され、上記シェルは上記第2の層にねじにより締結されることを特徴とする請求項1記載の飛しょう体用レドームリング。
- 飛しょう体用のレドームが第1の接合部にて接して固着し、上記レドームに近い第1の熱膨張率を有する第1の層と、
飛しょう体の胴体のシェルが第2の接合部にて接して接合し、上記シェルに近い第2の熱膨張率を有する第2の層と、
上記第1の層と第2の層の間に積層され、上記第1の層と第2の層の間の熱膨張率を有する第3の層と、
を備えた飛しょう体用レドームリングの加工方法であって、
上記第1、第2、及び第3の層を積層して積層体を形成する工程と、
上記積層体から第1の接合部における第1、第2の層の一部を除去し、上記積層体から第2の接合部における第2、第3の層の一部を除去する工程と、
上記第1の層に上記レドームを接着する工程と、
上記第2の層に上記シェルを締結する工程と、
を備えた飛しょう体用レドームリング。
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JP2017076586A JP2018179349A (ja) | 2017-04-07 | 2017-04-07 | 飛しょう体用レドームリング及びその製造方法 |
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