JP2018178982A - 水中で空気の浮力を利用した発電装置 - Google Patents
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Abstract
Description
公開番号 出願番号 特願 2009−165103
公開期日 平成21年12月4日
(2)液体中に浮上する気体の浮力からエネルギーを取り出す技術 発明者 大桃 禎人
整理番号20111108 提出日 平成23年11月8日
特許出願人識別番号 509197058
以下数件あり
本発明は、従来の自然エネルギーを使った、発電エネルギーの開発技術に無かった、水中の浮力を利用した発電システムの開発である。
この空気流発電方式は、火力 原子力よりも環境に優しく、水力のように設備面や許認可条件 立地条件の制約が厳しくなく。風力 太陽光のように昼夜、晴雨天 季節の影響を受けることが無く。自然界に無尽蔵に存在する水と空気をエネルギー源とするクリーンエネルギーを利用する開発技術である。地球上で水と空気のあるところであれば、どこででも発電することの出来る発電技術である。
水の中で気体の空気を放出すると、気体は浮力を生じて上昇する。気体は水中では容積を得て重力を伴わない浮力エネルギー体となる。
水槽の中にパイプケースを設置する。ケースの中に羽根車を数段に設置して置くと羽根車は浮上してくる空気を捕捉して回転する。水底から連続的に大量の圧縮空気Qを放出して、パイプケースの中に捕捉すると、下段の羽根車から順に回転して渦巻き流を発生させて上段に向かって回転力を増して行く、そして、パイプケースの中の羽根車群は一体となって回転する。水面上の同軸に発電機を置き連結すると、羽根車の回転により発電する。即ち、パイプケースによって捕捉された空気の浮力が、回転力に変換されて、発電エネルギーが発生する。
▲1▼ この発電装置のエネルギー源はA点の送風機で発生する大量の圧縮空気Qから始まる。
送風機 A点で発生し圧縮空気Qは、エアーパイプで水底まで移送するのだが、水底の水深による水圧作用に劣るために、移送して来た圧縮空気Qは水中に放出することが出来ない。
▲2▼ 圧縮空気を水中に放出する手段として、下段水槽の上段に上段水槽Cを設置して、上段、下段水槽の水位差を利用して圧力の強い流水を水パイプでB点へ移送する。エアーパイプの吐出口を二重管として,内側の管を圧力の強いジェット流を、外側の管は送風機からの圧縮空気Qを通して、混合物として水底の水の中に放出する。
内側管は流水圧が強いジェット流となるために、二重管の中の水パイプ吐口で、真空に近い状態になる。送風機からの 圧縮空気Qは真空状態の中をジェット流と混合して水底の水中に放水される。
▲3▼ 圧縮空気は水圧の影響を受けてこの水中から、浮上速度を伴うエネルギー体となる。パイプケースの中に捕捉されて浮上 速度 を得て羽根車に作用するときは浮力エネルギー体となる。
▲4▼ 羽根車の回転と上段水槽への揚水
浮力エネルギー体は、パイプケースの中の羽根車に捕捉されて回転する。この浮力体は空気と水の気泡体である。これが、一連の羽根車の回転によって渦巻き流になってパイプケースの中で下段水槽の水面を越えて盛り上がり、パイプの上端で上段水槽の中に揚水する。
▲5▼ パイプケース [図―1]
パイプケースの中に複数の羽根車を回転軸を同一にして連結する。羽根車は水中にして、同一軸の水面上に発電機を設置する。
パイプケースの中は数段の羽根車の回転体により圧縮空気は渦巻流となって浮上する、パイプケースの長さの容積が浮力エネルギーの算出理論の要素となる。又、一方、気泡体を上段水槽まで揚水供給する装置である。
▲6▼ 羽根車の回転体
羽根車は浮上してくる気泡体を羽根で捕捉して回転する。パイプケースの中の復数の羽根車の回転体は同軸シャフトで連結しておく。ケースの中は渦巻き流となる。一連の羽根車の回転体群はパイプケースの中の浮力エネルギーを回転力に変換する。
▲7▼ 発電機 [図―1]
同一のシャフトで連結した羽根車の回転力を水面上の発電機に連結して発電するには、発電機の回転数に整合させる装置が必要となる。又回転力を整合させるフライホールなどを装置する。
発電した電力を利用電力に整合するために変圧調整器。分電盤などを設置する。一連の設備を装置して、発電機は作動して発電する。
▲8▼ 発生電力 [図―1]
発生した電力をケーブルで変圧調整機、分電盤に、分電盤から圧縮空気発生用の送風機の消費電力を賄い。余剰電力を需要に供給する。
既存の、水力 火力 原子力などの発電設備に比べて設備的に、社会的に、技術的に、法律や官僚機構の制約が少ない発電装置である。
水力、火力や原子力のような長期期間わたつての環境調査や水文調査の必要が無く、水力のダム地点のような、広大な集水域の確保の必要が無く、立地の用地確保に大きな敷地を必要としたり、環境調査に厳しい制約を受けることがなく、建設地点を選定することが出来る。用地の確保少なくてすむ。また、水力のように自然災害である、洪水や渇水などの災害や、季節による降水量の影響を受けることの程度の少ない発電設備である。
また、太陽光 風力 などのように昼夜間 天候の晴雨 風の有無などの自然現象の制約を受けることが無く、年中昼夜間無休で電力エネルギーを生産することが出来る。
CO2の問題は発生しない発電設備である。
既存の電力設備の中には無い最も安全で、相対的に建設費用のかからないで民間の資金事情で建設出来るので需要の拡大が期待出来る。安定的に長時間の運転が出来る発電技術である。
2 下段水槽
3 パイプケース
4 単一軸
5 羽根車
6 送風機
7 発電機
8 エアーパイプ
9 水パイプ
10 逆止弁
11 変圧調整機
12 分電盤
Claims (12)
- 発明の概念
水深のある水中、今回は水槽Aとする。水槽にパイプケースを設置して、パイプケース羽根車を複数設置する。水パイプで下段水槽のB点で圧力の強い流水のジェット流を使って大量の圧縮空気を水中に放出する。パイプケースの中は渦巻流によって上段水槽Cに揚水される。
パイプケースの下部から大量の圧縮空気を放出続けると、複数の羽根車は回転する、 複数の羽根車の同軸水面上に発電機を設置して、回転力により発電する。 - 送風機と空気流の発生 [図ー1]
発明の発電装置のエネルギー源である大量の圧縮空気を発生させる装置として。電気エネルギーで賄われる圧縮空気発生装置としてコンプレッサーやブロァー式送風機がある。
、発明の発電装置に適合するものを市販で求めて利用するが、ファン式やブロァ式の電力送風機で十分である。
水面上に圧縮空気Qを発生させる送風機Aを置き、送風機からエアーパイプで水中のパイプケースの底Bに大量の圧縮空気を移送する装置。 - ノズルの二重パイプ方式で圧縮空気Qの水底放出 [図ー2]
水面上に圧縮空気Qを発生させる送風機Aを置き大量の圧縮空気は、水底B点の水圧に劣るのて水中に放出出来ない。この低圧の圧縮空気を水底の水中に放出する手段として、上段水槽Cを設置して、パイプケースから上段水槽に噴出する気泡による揚水を行う。上段水槽Cの位置の高い所からの水パイプの圧力の強い流水を、ノズルの二重パイプの中で水パイプを内側にしてジェット流を発生させて、ノズルの中に真空状態の領域を発生させる、この領域に低圧の圧縮空気Q0を逆止弁付きエアーパイプから放出する。ノズルの出口はジェット流の泡状となって水底B点の水中に放出する装置。 - エアーパイプ [図―2]
送風機から水底のパイプケースの底辺B点まで圧縮空気発を移送する。エアーパイプはノズルの手前で逆止弁を取り付ける。ノズルの中は水パイプを内側にして二重管にする。水パイプのジェット流により水底の水中に放出される。この圧縮空気を移送する装置。 - 下段水槽
水槽は、水中で浮力エネルギーの生産装置であるパイプケース、エアーパイプ、水パイプ、ケース内には羽根車の回転体などが収容される。送られて来た圧縮空気を浮力に変換して羽根車の回転体に回転力を発生させる。などの、この発明の主要設備を収容する装置。 - 上段水槽と水パイプ
上段水槽は上下水槽の水位差を利用して水底B点にジェット流を放水する水源地である。 上段水槽は下段水槽の水面上で、パイプケースの中を上昇してくる気泡混合体の水部分を蓄えて、水パイプを通してジェット流を発生させる装置。 - 上段水槽Cへ気泡混合体による揚水
パイプケースの中は水と空気の泡状の浮力体が羽根車を回転させて渦巻流が浮上している。 パイプケースの上端で、空中へ出たとき、渦巻き流から解放される。この時、浮上してきた空気は空気中に、水分は上部水槽Cに貯まる。要するに、パイプケースは、気泡井戸の原理で下段水槽の水を上段水槽に揚水する装置。 - 二重パイプ構造
送風機Aからの圧縮空気は水槽の水底Bまでエアーパイプで移送されてくる。 送風機からの圧縮空気は圧力が弱いために、所定の水底B点で、水中に放出が出来ない。
エアーパイプはノズルの二重パイプ構造の直前で逆至弁を取り付けておく。圧縮空気Qは上部水槽Cからの圧力の強い水パイプのジェット流でエアーパイプの中の二重管の吐出口で放水する。二重管の内の水パイプの吐出口では、ジェット流によって真空状態が出来る、この真空状態の中で圧力の弱い圧縮空気Qは、ジェット流と混合して、水底Bの水中に放出させる装置。 - パイプケース
パイプケースの中は数段の羽根車の回転体により圧縮空気は渦巻流となって浮上する。回転体、の羽根車を収容して、圧力の掛かった渦巻き流が回転浮上する、パイプケースの容積が浮力エネルギーの算出理論の要素となる、又一方、気泡体を上段水槽まで揚水するなどの、機構を備えだ装置 - 羽根車回転体 [図―3]
パイプケースの中の復数の羽根車の回転体は同軸シャフトで連結して回転する。羽根車は浮上してくる気泡体を羽根で捕捉して回転する。ケースの中は渦巻き流となる。一連の羽根車の回転体群はパイプケースの中の浮力エネルギーを回転力に変換する装置。 - 発電機 [図―1]
一連の羽根車の回転体群の水面上に発電機を連結する。発電機の回転数に整合させる歯車機構などの装置が必要となる。又回転力を整合させるフライホールなどを装置する。
発電した電力を利用電力に整合するために変圧調整器。分電盤などを設置する。一連の設備を装置して、発電機が作動して発電する装置。 - 発生電力 [図―1]、発生した電力をケーブルで分電盤に、分電盤から圧縮空気発生の送風機の消費電力を賄い。余剰電力を需要に供給する考え方。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021143667A (ja) * | 2020-03-12 | 2021-09-24 | 久夫 大桃 | 螺旋式回転機付き浮力発電装置 |
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2017
- 2017-04-21 JP JP2017096033A patent/JP2018178982A/ja active Pending
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