JP2018178088A - ゴム組成物の製造方法およびタイヤの製造方法 - Google Patents

ゴム組成物の製造方法およびタイヤの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】耐摩耗性に優れたゴム組成物の製造方法を提供すること。【解決手段】スチレン含量15〜40質量%、ビニル含量10〜30%のスチレンブタジエンゴム35〜70質量%と、ブタジエンゴム30〜65質量%とを含むゴム成分100質量部に対して、24M4DBP吸油量が90mL/100g以上のカーボンブラック50質量部以上を混練する第1ステップと、第1ステップで得られた混練物に、ゴム成分100質量部に対して、硫黄1.8質量部以下と、スルフェンアミド系加硫促進剤1.9質量部以下とを添加して、混練する第2ステップと、第2ステップで得られた混練物を押し出す第3ステップとを含んでなるゴム組成物の製造方法であって、第3ステップにおける押出速度が35m/分未満である、ゴム組成物の製造方法。【選択図】なし

Description

本発明は、ゴム組成物の製造方法、および、該ゴム組成物の製造方法により得られたゴム組成物を用いてタイヤを製造するタイヤの製造方法に関する。
車両輸送を担うタイヤには、耐摩耗性は重要な特性の一つである。耐摩耗性向上のため、補強性の高い微粒子カーボンブラックを使用する技術が知られている(特許文献1)。
しかし、微粒子カーボンブラックを多く配合すると、高発熱化するため、押出し工程でゴムやけが発生するという問題があった。
特開2014−234438号公報
本発明は、補強性の高い微粒子カーボンブラックを含むことでゴム組成物の耐摩耗性を向上せしめつつ、その製造工程における押出し工程でのゴムやけの発生を防止ないし抑えることのできるゴム組成物の製造方法、および、該ゴム組成物の製造方法により得られたゴム組成物を用いてタイヤを製造するタイヤの製造方法を提供することを目的とする。
本発明者は、鋭意検討の結果、所定のスチレンブタジエンゴムとブタジエンゴムと所定の微粒子カーボンブラックとを含むゴム組成物を製造するに際し、加硫系薬品の種類と量を制限し、かつ、混練物の押出し工程で押出し速度を調節することにより、前記課題を解決できることを見出し、さらに検討を重ねて本発明を完成した。
すなわち、本発明は、
[1]スチレン含量15.0〜40.0質量%(好ましくは20.0〜40.0質量%、より好ましくは25.0〜40.0質量%、さらに好ましくは30.0〜40.0質量%、さらに好ましくは35.0〜39.0質量%)、ビニル含量10.0〜30.0%(好ましくは13.0〜25.0%、より好ましくは15.0〜20.0%)のスチレンブタジエンゴム35〜70質量%(好ましくは40〜65質量%、より好ましくは43〜62質量%、さらに好ましくは45〜60質量%)と、ブタジエンゴム30〜65質量%(好ましくは35〜60質量%、より好ましくは38〜57質量%、さらに好ましくは40〜55質量%)とを含むゴム成分100質量部に対して、24M4DBP吸油量が90mL/100g以上(好ましくは91mL/100g以上、より好ましくは92mL/100g以上、さらに好ましくは93mL/100g以上、さらに好ましくは95mL/100g以上、さらに好ましくは100mL/100g以上)のカーボンブラック50質量部以上を混練する第1ステップと、
第1ステップで得られた混練物に、ゴム成分100質量部に対して、硫黄1.8質量部以下(好ましくは0.4〜1.8質量部、より好ましくは0.6〜1.7質量部、さらに好ましくは0.6〜1.6質量部、さらに好ましくは0.6〜1.5質量部)と、スルフェンアミド系加硫促進剤1.9質量部以下(好ましくは0.1〜1.9質量部、より好ましくは0.2〜1.8質量部、さらに好ましくは0.5〜1.8質量部)とを添加して、混練する第2ステップと、
第2ステップで得られた混練物を押し出す第3ステップと
を含んでなるゴム組成物の製造方法であって、
第3ステップにおける押出速度が35m/分未満(好ましくは33m/分以下、より好ましくは30m/分以下)である、ゴム組成物の製造方法、
[2]ブタジエンゴムのシス含量が90%以上(好ましくは95%以上)である、上記[1]記載のゴム組成物の製造方法、
[3]第1ステップの排出温度が140〜180℃(好ましくは150〜170℃)、混練の回転数が20〜60rpm(好ましくは30〜50rpm)である、上記[1]または[2]記載のゴム組成物の製造方法、
[4]第2ステップの排出温度が80〜130℃(好ましくは90〜120℃)、混練の回転数が15〜45rpm(好ましくは20〜35rpm)である、上記[1]〜[3]のいずれか1項に記載のゴム組成物の製造方法、
[5]上記[1]〜[4]のいずれか1項に記載のゴム組成物の製造方法により製造したゴム組成物を、未加硫の段階でトレッドの形状に押出し加工してトレッド部材を得るステップ、
該トレッド部材を、タイヤ成形機上で他のタイヤ部材とともに貼り合わせ、成形して、未加硫タイヤを形成するステップ、
該未加硫タイヤを、加硫機中で加熱加圧するステップ
を含んでなるタイヤの製造方法、
に関する。
本発明のゴム組成物の製造方法によれば、スチレンブタジエンゴムおよびブタジエンゴムを含むゴム成分に微粒子カーボンブラックを大量に配合しても、混練物の押出し工程でゴムやけの発生を防止ないし抑制することができる。また、本発明のゴム組成物の製造方法により得られるゴム組成物および該ゴム組成物を用いて製造されたタイヤ、とりわけ、該ゴム組成物を用いて製造されたトレッドを有するタイヤは、耐摩耗性に優れる。
本発明の一実施形態であるゴム組成物の製造方法は、スチレン含量15.0〜40.0質量%、ビニル含量10.0〜30.0%のスチレンブタジエンゴム35〜70質量%と、ブタジエンゴム30〜65質量%とを含むゴム成分100質量部に対して、24M4DBP吸油量が90mL/100g以上のカーボンブラック50質量部以上を混練する第1ステップと、第1ステップで得られた混練物に、ゴム成分100質量部に対して、硫黄1.8質量部以下と、スルフェンアミド系加硫促進剤1.9質量部以下とを添加して、混練する第2ステップと、第2ステップで得られた混練物を押し出す第3ステップとを含んでなるゴム組成物の製造方法であって、第3ステップにおける押出速度が35m/分未満であるゴム組成物の製造方法である。
理論に拘束されることは意図しないが、通常、スチレンブタジエンゴムとブタジエンゴムに補強性の高い微粒子カーボンブラック、換言すれば高ストラクチャーのカーボンブラックを配合するとゴムやけが生じやすくなるが、本発明では、加硫系薬品の種類と量を制限してゴムやけを抑えるとともに、押出速度を遅くすることでさらにゴムやけを防いでいる。また、押出速度を遅くすることで、カーボンブラックのストラクチャーの比較的弱い部分が壊れるのを抑制することにも寄与していると考えられる。このように、微量領域でのゴムやけを防ぐとともにカーボンブラックの高ストラクチャーを維持することができるため、結果として、得られるゴム組成物の耐摩耗性が相乗的に向上していると考えられる。
<ゴム成分>
ゴム成分としては、所定のスチレンブタジエンゴム(SBR)およびブタジエンゴム(BR)を含むものである。
(SBR)
SBRとしては、特に限定されず、例えば未変性の乳化重合スチレンブタジエンゴム(E−SBR)や溶液重合スチレンブタジエンゴム(S−SBR)、これらを変性した変性乳化重合スチレンブタジエンゴム(変性E−SBR)や変性溶液重合スチレンブタジエンゴム(変性S−SBR)などの変性SBRが挙げられる。またSBRとしては、伸展油を加えて柔軟性を調整した油展タイプのものと、伸展油を加えない非油展タイプのものとがあるが、このいずれも使用可能である。例えば、JSR(株)製のもの、旭化成ケミカルズ(株)製のもの、日本ゼオン(株)製のもの等を使用することができる。SBRは、1種または2種以上を用いることができる。
SBRのスチレン含量は、15.0質量%〜40.0質量%である。15.0質量%未満では充分なゴム強度が得られない傾向があり、加えて充分なグリップ性も得られない傾向がある。40.0質量%超では、充分な低燃費性が得られない傾向がある。スチレン含量は、20.0質量%以上が好ましく、25.0質量%以上がより好ましく、30.0質量%以上がさらに好ましく、35.0質量%以上がさらに好ましい。また、SBRのスチレン含有量は、39.0質量%以下が好ましい。なお、本明細書におけるSBRのスチレン含量は、1H−NMR測定により算出される値である。
SBRのビニル含量(1,2−結合ブタジエン単位量)は、10.0〜30.0%である。10.0%未満では充分なゴム強度が得られない傾向があり、加えて充分なグリップ性も得られない傾向がある。30.0%超では充分な低燃費性が得られない傾向がある。ビニル含量は、13.0%以上が好ましく、15.0%以上がより好ましい。また、ビニル含量は、25.0%以下が好ましく、20.0%以下がより好ましい。なお、本明細書におけるSBRのビニル含量は、赤外吸収スペクトル分析法によって測定できる。
SBRのゴム成分中の含有量は、35〜70質量%である。この範囲をはずれると、発明の効果が充分に発揮されにくくなる傾向がある。SBRの含有量は、好ましくは40質量%以上、より好ましくは43質量%以上、さらに好ましくは45質量%以上である。一方、SBRの含有量は、好ましくは65質量%以下、より好ましくは62質量%以下、さらに好ましくは60質量%以下である。なお、SBRとして油展タイプのSBRを用いる場合は、当該油展タイプのSBR中に含まれる固形分としてのSBR自体の含有量をゴム成分中のSBRの含有量とする。
(BR)
BRとしては、特に限定されず、この分野で通常使用されるものをいずれも好適に使用することができる。例えば、宇部興産(株)製のもの、日本ゼオン(株)製のものなどを好適に用いることができる。BRとしては、1種または2種以上を用いることができる。
BRとしては、優れた耐摩耗性が得られるという点から、シス含量(シス1,4結合含有率)が90%以上のハイシスBRが好ましい。BRのシス含量は、95%以上がより好ましい。なお、本明細書におけるシス含量は、赤外吸収スペクトル分析法により測定される値である。
またBRとしては、充填剤との相互作用をより強固とし低燃費性に優れるという理由から、変性BRを用いることができる。変性BRとしては、末端および/または主鎖が変性された変性BR、スズ、ケイ素化合物などでカップリングされた変性BR(縮合物、分岐構造を有するものなど)、シリカと相互作用を持つ官能基により末端および/または主鎖が変性された変性BR、特に、シリル基、アミノ基、アミド基、水酸基、およびエポキシ基からなる群から選ばれる少なくとも1種を有する変性BRなどが挙げられる。
BRを含有する場合のゴム成分中の含有量は、30〜65質量%である。この範囲をはずれると、発明の効果が充分に発揮されにくくなる傾向がある。BRの含有量は、35質量%以上が好ましく、38質量%以上がより好ましく、40質量%以上がさらに好ましい。一方、BRの含有量は、60質量%以下が好ましく、57質量%以下がより好ましく、55質量%以下がさらに好ましい。
(その他のゴム成分)
ゴム成分は、上記SBRとBR以外のゴム成分(その他のゴム成分)を含むものであってもよい。その他のゴム成分としては、例えば、非改質天然ゴム(NR)、エポキシ化天然ゴム(ENR)、イソプレンゴム(IR)、スチレンイソプレンゴム(SIR)、スチレンイソプレンブタジエンゴム(SIBR)、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)などが挙げられる。なお、ゴム成分としては、その他のゴム成分は含まず、SBRとBRのみからなることが好ましい。
<充填剤>
本実施形態において、所定の微粒子カーボンブラックは、充填剤として配合されるものである。本実施形態においては、該所定の微粒子カーボンブラックが所定量配合される他は、他の充填剤が配合されてもよい。そのような他の充填剤としては、通常この分野で使用されるものを適宜使用することができる。そのような他の充填剤の例としては、例えば、シリカが挙げられる。
(カーボンブラック)
本実施形態において、所定の微粒子カーボンブラックとは、24M4DBP吸油量(圧縮ジブチルフタレート吸油量)が90mL/100g以上のカーボンブラックをいう。ここで、24M4DBP吸油量はASTM D3493−91(Standard Test Method for Carbon Black−n−Dibuty 1 Phthalate Absorption Number of Compressed Sample)に基づいて測定される値である。カーボンブラックは、1種または2種以上を用いることができる。
カーボンブラックの24M4DBP吸油量が90mL/100g未満では、本発明の効果が達成されない傾向がある。24M4DBP吸油量は、91mL/100g以上が好ましく、92mL/100g以上がより好ましく、93mL/100g以上がさらに好ましく、95mL/100g以上がさらに好ましく、100mL/100g以上がさらに好ましい。一方、24M4DBP吸油量の上限について特に限定はないが、充分なグリップ力の観点からは適当な範囲であることが望ましく、例えば、200mL/100g以下、好ましくは180mL/100g以下、より好ましくは160mL/100g以下である。
カーボンブラックの窒素吸着比表面積(N2SA)は、好ましくは80m2/g以上、より好ましくは100m2/g以上である。また、該N2SAは、好ましくは200m2/g以下、より好ましくは180m2/g以下、さらに好ましくは160m2/g以下である。なお、カーボンブラックのN2SAは、JIS K6217のA法によって求められる。
カーボンブラックの平均一次粒子径は、好ましくは5nm以上、より好ましくは10nm以上、さらに好ましくは15nm以上、さらに好ましくは18nm以上である。上記範囲にあることで、その分散性を確保しやすいという傾向がある。また、該平均一次粒子径は、好ましくは50nm以下、より好ましくは30nm以下、さらに好ましくは27nm以下、さらに好ましくは25nm以下である。上記範囲にあることで、耐摩耗性やグリップ性能を改善できる傾向がある。なお、カーボンブラックの平均一次粒子径は、透過型電子顕微鏡により、視野内に観察された一次粒子を400個以上測定し、その平均により求めることができる。
カーボンブラックの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、50質量部以上である。カーボンブラックの含有量が50質量部未満であると、発明の効果が充分発揮されにくくなる傾向にある。一方、カーボンブラックの含有量の上限は、発明の効果の観点からは特に制限はないが、良好な低燃費性および耐候性等の観点から、100質量部以下が好ましく、90質量部以下がより好ましく、80質量部以下がさらに好ましく、70質量部以下がさらに好ましくい。
(シリカ)
本実施形態において、ゴム組成物には、シリカを配合してもよい。シリカとしては特に限定されず、例えば、乾式法シリカ(無水ケイ酸)、湿式法シリカ(含水ケイ酸)等が挙げられるが、シラノール基が多いという理由から、湿式法シリカが好ましい。シリカは、1種または2種以上を用いることができる。
シリカの窒素吸着比表面積(N2SA)は、特に限定されないが、好ましくは50m2/g以上、より好ましくは100m2/g以上、さらに好ましくは150m2/g以上である。50m2/g以上であることで、低燃費性、耐摩耗性が向上する傾向がある。該N2SAは、好ましくは250m2/g以下、より好ましくは210m2/g以下である。250m2/g以下であることで、分散が容易となり、低燃費性、耐摩耗性が向上する傾向がある。なお、シリカのN2SAは、ASTM D3037−93に準じてBET法で測定される値である。
シリカの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、5質量部〜50質量部である。5質量部以上であることで、低発熱性の観点から好ましく、50質量部以下であることで、シリカが充分に分散し加工性に優れる傾向がある。シリカの含有量は、好ましくは10質量部以上である。一方、シリカの含有量は、好ましくは40質量部以下、より好ましくは30質量部以下である。
(充填剤の含有量)
カーボンブラック以外の充填剤を配合する場合において、充填剤全体の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、50質量部〜150質量部であることが好ましい。前記の範囲内とすることが発明の効果が充分に発揮される傾向がある。充填剤の含有量は、好ましくは55質量部以上である。一方、充填剤の含有量は、好ましくは120質量部以下、より好ましくは100質量部以下、さらに好ましくは80質量部以下である。
(シランカップリング剤)
シリカを配合する場合、シランカップリング剤を使用することができる。シランカップリング剤としては特に限定されず、従来からタイヤ分野において汎用されているものを使用でき、例えば、スルフィド系、メルカプト系、ビニル系、アミノ系、グリシドキシ系、ニトロ系、クロロ系シランカップリング剤などが挙げられる。なかでも、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)ジスルフィドなどのスルフィド系を好適に使用できる。補強性改善効果などの点から、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィドおよび3−トリメトキシシリルプロピルベンゾチアゾリルテトラスルフィドが特に好ましい。これらのシランカップリング剤は単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
シランカップリング剤の含有量は、シリカ100質量部に対して、好ましくは1質量部以上、より好ましくは2質量部以上である。シランカップリング剤の含有量が1質量部以上であることで、加工性が向上する傾向がある。また、シランカップリング剤の含有量は、シリカ100質量部に対し、好ましくは20質量部以下、より好ましくは15質量部以下である。シランカップリング剤の含有量が20質量部以下であることで、そのコストに見合ったシランカップリング剤の配合効果が得られる傾向がある。
<硫黄>
本実施形態において、ゴム組成物は硫黄を含有する。硫黄としては、ゴム工業において一般的に用いられる粉末硫黄、沈降硫黄、コロイド硫黄、不溶性硫黄、高分散性硫黄、可溶性硫黄などを、いずれも好適に用いることができる。
硫黄の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、1.8質量部以下である。硫黄の含有量が1.8質量部超であると、ゴムやけを充分に防止ないし抑制できない傾向がある。硫黄の含有量は好ましくは1.7質量部以下、より好ましくは1.6質量部以下、さらに好ましくは1.5質量部以下である。一方、硫黄の含有量の下限値としては、この分野で通常使用する量である限り特に限定はないが、通常、0.4質量部以上、より好ましくは0.6質量部以上である。0.4質量部以上であることで、加硫後の硬度(Hs)や隣接ゴム配合との共架橋が充分に得られる傾向がある。なお、硫黄の含有量とは、第2ステップで投入される純硫黄成分量であり、例えば、不溶性硫黄(オイル含有)を用いる場合はオイル分を除いた純硫黄量を意味する。
<加硫促進剤>
本実施形態で用いる加硫促進剤はスルフェンアミド系加硫促進剤である。このように所定の加硫促進剤を使用することで、ゴムやけを防止ないし抑制することに寄与する。スルフェンアミド系加硫促進剤としては、この分野で通常使用するものをいずれも好適に使用することができるが、そのような加硫促進剤としては、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、N−オキシエチレン−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、N−オキシエチレン−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、N,N’−ジイソプロピル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミドなどを挙げることができる。加硫促進剤は、1種または2種以上を用いることができる。
スルフェンアミド系加硫促進剤の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、1.9質量部以下である。加硫促進剤の含有量が1.9質量部以上であると、ゴムやけを充分に防止ないし抑制できない傾向がある。加硫促進剤の含有量は好ましくは1.8質量部以下である。一方、加硫促進剤の含有量の下限値としては、この分野で通常使用する量である限り特に限定はないが、通常、0.1質量部以上、好ましくは0.2質量部以上、より好ましくは0.5質量部以上である。
<その他の配合成分>
上記ゴム組成物には、前記成分の他に、従来ゴム工業で使用される配合成分、例えば、可塑剤もしくはオイル、酸化亜鉛、ステアリン酸、老化防止剤などを含有せしめてもよい。
可塑剤を含有する場合のゴム成分100質量部に対する含有量は、加工性の観点から、1質量部以上であり、3質量部以上が好ましい。また、可塑剤の含有量は、耐摩耗性および操縦安定性の観点から、40質量部以下であり、20質量部以下が好ましい。なお、可塑剤の含有量には、油展ゴムや不溶性硫黄に含まれるオイル分も含まれる。可塑剤は、1種または2種以上を用いることができる。
オイルとしては、プロセスオイル、植物油脂、動物油脂などが挙げられる。オイルを含有する場合のゴム成分100質量部に対する含有量は、加工性の観点から、2質量部以上が好ましく、5質量部以上がより好ましい。また、オイルの含有量は、工程面での負荷の観点から、40質量部以下が好ましい。
<ゴム組成物の製造>
本実施形態において、ゴム組成物は、下記の第1ステップ、第2ステップおよび第3ステップを含んでなる製造方法により、製造することができる。
第1ステップ
所定のスチレンブタジエンゴム35〜70質量%と、ブタジエンゴム30〜65質量%とを含むゴム成分100質量部に対して、所定のカーボンブラック50質量部以上を混練するステップ
第2ステップ
第1ステップで得られた混練物に、ゴム成分100質量部に対して、硫黄1.8質量部以下と、スルフェンアミド系加硫促進剤1.9質量部以下とを添加して、混練するステップ
第3ステップ
第2ステップで得られた混練物を、押出速度が35m/分未満で、押し出すステップ
各ステップは、公知の混練機を用いることができ、そのような混練機としては、例えば、バンバリーミキサー、ニーダー、オープンロールなどが挙げられる。
(第1ステップ)
第1ステップは、所定のゴム成分100質量部に対して、所定のカーボンブラック50質量部以上を含む混合物を混練するステップである。ゴム組成物に配合する成分として、これら以外のものが存在する場合、硫黄および加硫促進剤以外のものはすべて、この第1ステップで混練される。
第1ステップにおける混練りの時間は、通常、1〜10分、好ましくは2〜7分である。混練の回転数は、通常、20〜60rpm、好ましくは30〜50rpmである。排出温度は、通常、140〜180℃であり、好ましくは150〜170℃である。このような範囲にあることが、各成分が良好に分散した混練物を効率よく得る上で好ましい。
(第2ステップ)
第2ステップは、第1ステップで得られた混練物に、ゴム成分100質量部に対して、硫黄1.8質量部以下と、スルフェンアミド系加硫促進剤1.9質量部以下とを添加して、混練するステップである。加硫促進剤としてスルフェンアミド系加硫促進剤を使用すること、および、硫黄と加硫促進剤の使用量を少なくすることで、ゴムやけを防止ないし抑えることができ、得られるゴム組成物の耐摩耗性の向上に寄与する。
第2ステップにおける混練りの時間は、通常、1〜10分、好ましくは2〜7分である。混練の回転数は、通常、15〜45rpm、好ましくは20〜35rpmである。排出温度は、通常、80〜130℃であり、好ましくは90〜120℃である。このような範囲にあることが、各成分が良好に分散した混練物を効率よく得る上で好ましい。
(第3ステップ)
第3ステップは、第2ステップで得られた混練物を、押出速度35m/分未満で押し出すステップである。押出し速度を遅くすることで、カーボンブラックのストラクチャーの破壊を抑制することができる。これによって、得られるゴム組成物の耐摩耗性の向上に寄与することができる。押出し速度の下限については特に制限はないが、生産効率の観点から、通常、25m/分以上であることが好ましい。本ステップにおける押出しは、通常の方法により実施できる。
第3ステップにおける押出し速度は、33m/分以下がより好ましく、30m/分以下がより好ましい。
<タイヤの製造方法>
前記ゴム組成物は、耐摩耗性などのゴム物性に優れることから、各種タイヤ部材(例えば、トレッド、サイドウォール、カーカス、クリンチ、ビードなど)に好適に用いることができるが、特に、タイヤトレッドに用いることが好ましい。
本実施形態において、タイヤは、前記ゴム組成物を用いて、通常の方法により製造することができる。すなわち、前記ゴム組成物を、未加硫の段階で所望のタイヤ部材の形状(例えば、トレッドの形状)に押出し加工し、タイヤ成形機上で他のタイヤ部材とともに貼り合わせ、通常の方法にて成形することにより未加硫タイヤを形成し、この未加硫タイヤを加硫機中で加熱加圧することにより、製造することができる。
これらタイヤは、いずれの車両のタイヤとしても使用することができるが、特に、荷重車両であるトラック・バスなどのタイヤとして好適に使用される。
本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明は、実施例にのみ限定されるものではない。
以下、実施例および比較例で用いた各種薬品をまとめて示す。
スチレンブタジエンゴム(SBR):JSR(株)製のJSR0122(スチレン含量:37質量%、ビニル含量が18%、重量平均分子量(Mw)が63万、Tgが−35℃、油展品(油量:25.4%))
ブタジエンゴム(BR):JSR(株)製のBR730(シス含量:95%、重量平均分子量(Mw):67万、Tg:−108℃)
カーボンブラック(CB)1:東海カーボン(株)製のN134(24MDBP吸油量103mL/100g、N2SA:143m2/g、平均一次粒子径:23nm)
カーボンブラック(CB)2:三菱化学(株)製のシーストN220(24MDBP吸油量93mL/100g、N2SA:114m2/g、平均一次粒子径:29nm)
カーボンブラック(CB)3:三菱化学(株)製のシーストN330(24MDBP吸油量88mL/100g、N2SA:78m2/g、平均一次粒子径:43nm)
硫黄:細井化学工業(株)製のHK−200−5(オイル分5質量%)
加硫促進剤:大内新興化学工業(株)製のノクセラーNS−P(TBBS、N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド)
実施例1〜6および比較例1〜3
(第1ステップ)
表1に示す配合内容に従い、薬品を、1.7Lバンバリーミキサーを用いて、50rpmで、5分間、排出温度150℃になるまで混練りし、混練り物を得た。
(第2ステップ)
第1ステップで得られた混練物に、表1に示す配合内容に従い、硫黄および加硫促進剤を添加し、2軸オープンロールを用いて、20rpmで、5分間、80℃になるまで混練りし、混練り物を得た。
(第3ステップ)
第2ステップで得られた混練物を、表1に示す押出し速度の下、押出し、未加硫ゴム組成物を得た。
<スコーチタイム指数>
得られた未加硫ゴム組成物について、JIS K6300の未加硫ゴム物理試験方法のムーニースコーチ試験の記述に従って試験を行い、130.0±0.5℃でのt5[分]を測定し、比較例1の結果を100として指数表示した(スコーチタイム指数)。スコーチタイムが短くなるとゴムやけの問題が起こる。今回の評価では、スコーチタイム指数の目標値は110以上である。ムーニースコーチタイム指数が目標値以下となると、仕上げ練りや押し出し工程等で焼けの問題が起こる可能性が生じる。
<耐摩耗性>
得られた未加硫ゴム組成物を、170℃の条件で10分間加硫し、加硫ゴムシートを製造した。該加硫ゴムシートについて、ランボーン型摩耗試験機を用いて、室温、負荷荷重1.0kgf、スリップ率30%の条件で摩耗量を測定した。そして、比較例1の測定結果を100とし、下記計算式により指数表示した。なお、耐摩耗性指数が大きいほど、耐摩耗性能に優れることを示す。今回の評価では、耐摩耗性指数の目標値は80以上である。
(耐摩耗性指数)=(比較例1の摩耗量)/(各配合の摩耗量)×100
Figure 2018178088
本発明によれば、耐摩耗性に優れたゴム組成物の製造方法を提供することができる。

Claims (5)

  1. スチレン含量15.0〜40.0質量%、ビニル含量10.0〜30.0%のスチレンブタジエンゴム35〜70質量%と、ブタジエンゴム30〜65質量%とを含むゴム成分100質量部に対して、24M4DBP吸油量が90mL/100g以上のカーボンブラック50質量部以上を混練する第1ステップと、
    第1ステップで得られた混練物に、ゴム成分100質量部に対して、硫黄1.8質量部以下と、スルフェンアミド系加硫促進剤1.9質量部以下とを添加して、混練する第2ステップと、
    第2ステップで得られた混練物を押し出す第3ステップと
    を含んでなるゴム組成物の製造方法であって、
    第3ステップにおける押出速度が35m/分未満である、ゴム組成物の製造方法。
  2. ブタジエンゴムのシス含量が90%以上である、請求項1記載のゴム組成物の製造方法。
  3. 第1ステップの混練の回転数が20〜60rpm、排出温度が140〜180℃である、請求項1または2記載のゴム組成物の製造方法。
  4. 第2ステップの混練の回転数が15〜45rpm、排出温度が80〜130℃である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のゴム組成物の製造方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のゴム組成物の製造方法により製造したゴム組成物を、未加硫の段階でトレッドの形状に押出し加工してトレッド部材を得るステップ、
    該トレッド部材を、タイヤ成形機上で他のタイヤ部材とともに貼り合わせ、成形して、未加硫タイヤを形成するステップ、
    該未加硫タイヤを、加硫機中で加熱加圧するステップ
    を含んでなるタイヤの製造方法。
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