JP2018177215A - 作業ロボットシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】作業面上を移動して、作業面に対して所定の作業を行うロボットユニット2を有する作業ロボットシステムにおいて、動力源を供給する動力供給装置を備え、作業面上を移動可能な供給ステーション1と、1台または複数のロボットユニット2と、供給ステーション1を牽引して移動させる牽引装置6を有すること、供給ステーション1が接続ケーブル3を介してロボットユニット2に接続され、動力供給装置が接続ケーブル3を介してロボットユニット2に動力を供給し、ロボットユニット2には、作業面に対して所定の作業を行う作業実行装置8と、ロボットユニット2を作業面に吸着させるロボット吸着装置4と、ロボットユニット2を作業面上を移動させるロボット移動装置13を有すること、を特徴とする。
【選択図】図3
Description
(1)作業面上を移動して、前記作業面に対して所定の作業を行うロボットユニットを有する作業ロボットシステムにおいて、動力源を供給する動力供給装置を備え、作業面上を移動可能な供給ステーションと、1台または複数のロボットユニットと、供給ステーションを牽引して移動させる牽引装置を有すること、供給ステーションが接続ケーブルを介してロボットユニットに接続され、動力供給装置が接続ケーブルを介してロボットユニットに動力を供給し、ロボットユニットには、作業面に対して所定の作業を行う作業実行装置と、ロボットユニットを作業面に吸着させるロボット吸着装置と、ロボットユニットを作業面上を移動させるロボット移動装置を有すること、を特徴とする。
(3)(1)または(2)に記載する作業ロボットシステムにおいて、前記供給ステーションは、前記供給ステーションを移動させる供給ステーション移動装置、及び前記供給ステーションを前記作業面に吸着させる供給ステーション吸着装置を有すること、を特徴とする。
(4)(1)乃至(3)に記載するいずれか1つの作業ロボットシステムにおいて、前記ロボットユニットが複数であること、前記供給ステーションは、複数の前記ロボットユニットの各々に動力を供給するための動力分岐部を有すること、を特徴とする。
(6)(1)乃至(5)に記載するいずれか1つの作業ロボットシステムにおいて、前記供給ステーションは、展開可能なアプローチスパンプレートを有すること、
前記アプローチスパンプレートは、展開状態にある場合、少なくとも一端面が作業面と接触し、前記ロボットユニットが、前記アプローチスパンプレート上を移動可能であること、を特徴とする。
前記ロボットユニットは作業面から回収カプセルの内に移動して回収されると共に、前記回収カプセルの中から作業面に移動可能であること、を特徴とする。
(8)(6)に記載する作業ロボットシステムにおいて、前記アプローチスパンプレートは、前記ロボットユニットを収容する回収カプセルを有し、前記ロボットユニットは作業面から回収カプセルの内に移動して回収されると共に、前記回収カプセルの中から作業面に移動可能であること、を特徴とする。
(10)(1)乃至(9)に記載するいずれか1つの作業ロボットシステムにおいて、前記ロボットユニットが、壁面清掃用装置を有し、前記作業面が建物の鉛直壁面や傾斜壁面であり、前記牽引装置が、建物の屋上に設置される巻き上げ機であり、前記巻き上げ機は吊りロープにより、供給ステーションを吊り下げ上下に移動させること、前記供給ステーションは、前記ロボットユニットに洗浄水を供給すること、を特徴とする。
本発明では、アプローチスパンプレートが凹部を塞ぐことにより、ロボットユニットは、アプローチスパンプレートの表面上を移動できるため、供給ステーション吸着装置の吸着力が低下することがなく、ロボットユニットが自重により落下する恐れがない。
また、回収カプセルを有しているので、作業を行う作業面まで、ロボットユニットを収納した状態で供給ステーションを下降させ、その後ロボットユニットを回収カプセルから送り出すことができ、また、作業終了後も、ロボットユニットを回収カプセルに収納した状態で供給ステーションを上昇できるため、安全性を確保することができる。
図3及び図4を参照すると、本発明の作業ロボットシステムの好ましい実施例は、移動可能な供給ステーション1と、複数のロボットユニット2と、供給ステーション1を牽引し移動させるための牽引装置6とを備える。屋上Bに設置された牽引装置6が供給ステーション1を牽引し移動させる。牽引装置6がロープ7により供給ステーション1を牽引する。上記供給ステーション1は自発的に移動する能力がないので、牽引装置6の牽引により移動する。本実施例では、牽引装置6により、供給ステーション1は、上下方向に移動するのみであるが、例えば、屋上Bにレールを敷設して、牽引装置6をレール上に移動可能な走行車上に載置すれば、図中横方向の移動も可能である。
図3及び図4を参照すると、実施例1の変形例として、供給ステーション1に供給ステーション吸着装置及び供給ステーション移動装置(図3に示されていない)が更に配置される。高空作業の場合、供給ステーション1を吊るすためのロープ7は数十メートル、乃至百メートルの長さに達する場合がある。高空における激しい横風によりロープ7に作用力が付加された結果、ロープ7が揺れ、延いては供給ステーション1が揺れることになる。揺れている供給ステーション1が接続ケーブル3によりロボットユニット2を引っ張るので、ロボットユニット2の安定性に深刻な影響を与える場合がある。
上記供給ステーション移動装置は複数の車輪を含む。供給ステーション吸着装置(ロボットユニット2の吸着装置と原理は同じであるが大型で強力な吸着力を有する。)により供給ステーション1を作業面に吸着することで、供給ステーション移動装置の車輪と作業面との間に接触及び摩擦力が発生する。この追加された摩擦力によりロープ7による横風引っ張り力に抗するため、想定外の強い横風が吹いても、引っ張り力が接続ケーブル3に伝達されず、ロボットユニット2にも伝達されない。これによって、予測できない横風引っ張り力による影響を解消し、ロボットユニット2の安定性を確保することできる。予測できない横風引っ張り力による影響が解消されたので、ロボットユニット2の吸着装置4が常に最大吸着力の状態で作業する必要はないので、吸着装置4のエネルギー消耗が小さくなる。これにより、背景技術に記載の問題(5)がよく解消される。
図5は、実施例2の変形例である。上記供給ステーション1には供給ステーション移動装置及び供給ステーション吸着装置(図には示されていない)が配置される。上記供給ステーション移動装置は複数の車輪を含む。上記供給ステーション1に一つのアプローチスパンプレート15が設置されている。アプローチスパンプレート15は、その少なくとも一部が収納展開可能(回転軸15cを中心に回転可能である。)に供給ステーション1に設置されている。本実施例では、図6に示すように、アプローチスパンプレート15は、折り曲げ部分により側面部15bと底面部15aに分かれている。回転軸15cには、回転駆動用のモータが取り付けられている。折り曲げられた底面部15aは、作業面5にほぼ全面接触している。
アプローチスパンプレート15が展開状態にある場合、アプローチスパンプレート15の少なくとも一方の側辺(底面部15a)が作業面に置かれ、当該一方の側辺から上記ロボットユニット2がアプローチスパンプレート15に移動し、他方の側辺からアプローチスパンプレート15に移出する。図6に示すように、供給ステーション1には一つのアプローチスパンプレート15が設置される。アプローチスパンプレート15は一方の側辺が供給ステーション1に回転軸15cを中心にして回動可能に取り付けられ、当該側辺を軸線にして収納展開可能に回動する。アプローチスパンプレート15が展開状態にある場合、アプローチスパンプレート15の折り曲げられた平面部は、作業面5に存在する凹部である溝Fを跨いで位置している。
ロボットユニット2が溝Fを乗り越えた後、アプローチスパンプレート15がある角度回動して収納状態になり、アプローチスパンプレート15の側辺が作業面5から離れて、供給ステーション1が移動する場合にアプローチスパンプレート15の側辺と作業面5に摩擦を発生することを避ける。
実施例4は実施例3の変形例であり、具体的に図7及び図8を参照する。図7における供給ステーション1には左右方向及び下方向に3個のアプローチスパンプレート15が設置されている。アプローチスパンプレート15はその一方側が供給ステーション1に回転軸15cを中心として回転可能に取り付けられ、回転軸15cを中心に回転することで、収納及び展開をすることができる。実施例3と相違するのは、アプローチスパンプレート15が折り曲げ部を有していない点である。この場合には、ロボットユニット2は、1個のアプローチスパンプレート15により供給ステーション1の上面に乗り上げ、その後他のアプローチスパンプレート15により供給ステーション1から降りることになる。
アプローチスパンプレート15が展開状態にある場合、アプローチスパンプレート15の他方側が作業面5と接触する。図7における点線に示す移動路線の通り、ロボットユニット2が一つのアプローチスパンプレート15に移動し、そしてもう一つのアプローチスパンプレートから移出する。ロボットユニット2が溝Fを乗り越えた後、アプローチスパンプレート15がある角度回動して収納状態になることで、アプローチスパンプレート15の側辺が作業面5から離れ、これによって、供給ステーション1が移動する場合にアプローチスパンプレート15の側辺と作業面5との間に摩擦を生じることを避ける。
図9に示すように、実施例5は、実施例2のもう一つの変形例である。図9は、供給ステーション1の断面図である。上記供給ステーション1には供給ステーション移動装置及び供給ステーション吸着装置が配置される。上記供給ステーション移動装置が複数の車輪17を備える。上記供給ステーション1には、少なくとも一つのロボットユニット2を収納する回収カプセル16が配置され、上記ロボットユニット2が作業面5から回収カプセル16内に移動して回収され、或いは回収カプセル16の中から作業面5に移動することができる。上記回収カプセル16の外側部に、収納・展開可能に構成されるアプローチスパンプレート15が設置される。展開状態にある場合、アプローチスパンプレート15の少なくとも一方の側辺が作業面5上に置かれ、作業面5と接触する。上記ロボットユニット2がアプローチスパンプレート15により回収カプセル16内に移動する。回収カプセル16が作業面に非常に近くするように設置される場合、アプローチスパンプレート15が必要なく、ロボットユニット2が直接的に回収カプセル16に入ることができる。
回収カプセル16のアプローチスパンプレート15が展開状態にあり、アプローチスパンプレート15の一方の側辺が作業表面と接触する。ロボットユニット2がアプローチスパンプレート15により供給ステーション1の回収カプセル16に移動した後、アプローチスパンプレート15が収納され、収納状態になる。ロボットユニット2を載せている供給ステーション1は、牽引装置及び供給ステーション移動装置により、溝Fや凸部G等の障害物を乗り越える作業を完成する。
図10に示すように、凸部Hである障害物の高さが供給ステーション移動装置の車輪17の半径よりも小さい場合、車輪17が非駆動輪である従動輪であってもよい。凸部Gである障害物の高さが供給ステーション移動装置の車輪17の半径よりも大きい場合、車輪17が駆動可能な主動輪でなければならない。図11に示すように、主動輪と凸部Gとの間に摩擦力を発生することで、供給ステーション1に凸部Gである障害物を乗り越えさせることができる。供給ステーション1が凸部Gである障害物を乗り越えた後、アプローチスパンプレート15が再び展開して、ロボットユニット2が作業表面に移動し、引き続き作業する。
図13に示す実施例は、実施例5の変形例である。図13は、供給ステーション1の平面断面図である。回収カプセル16がアプローチスパンプレート15の上に設置される。ロボットユニット2を回収する時、アプローチスパンプレート15及び回収カプセル16を一緒に展開し、アプローチスパンプレート15の一端を作業表面と接触させる。
図3と図4を同時に参照すると、本発明の一つの特別な応用として、ロボットシステムを建物壁面清掃分野に応用する。複数のロボットユニット2が壁面清掃ロボットとして、作業実行装置8が壁面清掃装置として用いられる。複数のロボットユニット2の走行作業面5は鉛直或いは傾斜の建物壁面であり、牽引装置6は巻き上げ機を含む。本実施例では、供給ステーション1及び複数のロボットユニット2の走行表面は建物壁面である作業面5である。上記建物トップ部Bに配置される巻き上げ機は、吊りロープ7により、供給ステーション1を作業面5に沿って上下に移動するように牽引する。複数のロボットユニット2が、建物壁面である作業面5に対して洗浄作業を行う壁面清掃ロボットであり、該壁面清掃ロボットに清掃用ブラシ8が設置される。複数のロボットユニット2がその吸着装置4により作業面5に吸着されながら走行する。供給ステーション1には給水源(図には示さず)が設置される。給水源は、供給ステーション1に設置される貯水タンクや加圧水ポンプであってもよく、加圧水ポンプにより貯水タンク中の水が加圧されてロボットユニット2に輸送される。また、給水源は、原材料輸送管路により外部(例えば、屋上)から加圧水源を持続的に得た後、供給ステーション1における原材料中継管路を介して該水源をロボットユニット2に輸送するように構成されてもよい。接続ケーブル3は、分岐路動力ケーブル及び分岐路水管を含み、供給ステーション1が分岐路水管を介してそれぞれのロボットユニット2に清潔水を供給する。
ロボットユニット2は、GPS装置及び無線発信装置を有し、GPS装置のGPS信号を、無線発信装置により遠隔コントロールシステムに発信すること、遠隔コントロールシステムは、受信したGPS信号により、ロボットユニット2の位置を確認し、ロボットユニット2の移動を制御することができる。
実施例5と実施例6では、ロボットユニットを供給ステーションに収納して一体になるように構成されている。しかし、回収カプセルとアプローチスパンプレートの設計により供給ステーションの構造が複雑になり、重量が増えてしまう。本実施例は変形の実施形態を提供する。供給ステーションとロボットユニットに互いに接続する機構が設置されている。互いに接続する機構によって供給ステーション1とロボットユニット25を互いに接続・脱離させることができる。図14は設計の一例である。供給ステーション1に回動可能なフック18が設置され、ロボットユニット25にフックリング26が設置されている。ロボットユニット25が供給ステーションに近接した時、フック18が回動してフックリング26に掛けて、供給ステーション1とロボットユニット25を互いに接続させる。互いに接続している状態では、供給ステーション1がロボットユニット25を連れて窪んだ溝Fを通ることができ、ロボットユニット25が動力を失う場合又は故障があった場合においてもロボットユニット25を落とさないように確保することができる。互いに接続する機構は様々な設計形態がある。もう1つの例を挙げると、ロボットユニット25にフックが設置されていると共に、供給ステーション1にフックリングが設置されている。更に例を挙げると、供給ステーション1とロボットユニット25とのそれぞれに磁性吸着部材が設置されており、磁性吸着により互いに接続させる。この実施例によれば、ロボットユニット25を供給ステーション1に搭載する必要がないため、供給ステーション1の構造を簡略化できると共に、軽量化することができる。
(1)作業面上を移動して、前記作業面に対して所定の作業を行うロボットユニットを有する作業ロボットシステムにおいて、動力源を供給する動力供給装置を備え、作業面上を移動可能な供給ステーションと、1台または複数のロボットユニットと、供給ステーションを牽引して移動させる牽引装置を有すること、供給ステーションが接続ケーブルを介してロボットユニットに接続され、動力供給装置が接続ケーブルを介してロボットユニットに動力を供給し、ロボットユニットには、作業面に対して所定の作業を行う作業実行装置と、ロボットユニットを作業面に吸着させるロボット吸着装置と、ロボットユニットを作業面上を移動させるロボット移動装置を有すること、を特徴とするので、単独の供給ステーション1を設置することで、ロボットユニット2の実行装置とその駆動装置及び供給装置とを分離させるので、供給ステーション1によりロボットユニット2に原料及びエネルギーを絶えずに供給し、ロボット側の重量及び体積を低減させ、その一回の作業時間を延ばし、作業効率及びロボットユニットの安定性、制御性を向上させることができ、エネルギー消耗の低下も可能である。
Claims (11)
- 作業面上を移動して、前記作業面に対して所定の作業を行うロボットユニットを有する作業ロボットシステムにおいて、
動力源を供給する動力供給装置を備え、前記作業面上を移動可能な供給ステーションと、1台または複数の前記ロボットユニットと、前記供給ステーションを牽引して移動させる牽引装置を有すること、
前記供給ステーションが接続ケーブルを介して前記ロボットユニットに接続され、前記動力供給装置が前記接続ケーブルを介して前記ロボットユニットに動力を供給し、前記ロボットユニットには、前記作業面に対して所定の作業を行う作業実行装置と、前記ロボットユニットを前記作業面に吸着させるロボット吸着装置と、前記ロボットユニットを前記作業面上を移動させるロボット移動装置を有すること、
を特徴とする作業ロボットシステム。 - 請求項1に記載する作業ロボットシステムにおいて、
前記供給ステーションと前記ロボットユニットが、着脱自在に係合されていること、
を特徴とする作業ロボットシステム。 - 請求項1または請求項2に記載する作業ロボットシステムにおいて、
前記供給ステーションは、前記供給ステーションを移動させる供給ステーション移動装置、及び前記供給ステーションを前記作業面に吸着させる供給ステーション吸着装置を有すること、
を特徴とする作業ロボットシステム。 - 請求項1乃至請求項3に記載するいずれか1つの作業ロボットシステムにおいて、
前記ロボットユニットが複数であること、
前記供給ステーションは、複数の前記ロボットユニットの各々に動力を供給するための動力分岐部を有すること、
を特徴とする作業ロボットシステム。 - 請求項4に記載する作業ロボットシステムにおいて、
前記供給ステーションは、複数の前記ロボットユニットの各々に作業用流体を供給するための作業用流体分岐部を有すること、
を特徴とする作業ロボットシステム。 - 請求項1乃至請求項5に記載するいずれか1つの作業ロボットシステムにおいて、
前記供給ステーションは、展開可能なアプローチスパンプレートを有すること、
前記アプローチスパンプレートは、展開状態にある場合、少なくとも一端面が作業面と接触し、前記ロボットユニットが、前記アプローチスパンプレート上を移動可能であること、
を特徴とする作業ロボットシステム。 - 請求項1乃至請求項5に記載するいずれか1つの作業ロボットシステムにおいて、
前記供給ステーションは、前記ロボットユニットを収容する回収カプセルを有し、
前記ロボットユニットは作業面から回収カプセルの内に移動して回収されると共に、前記回収カプセルの中から作業面に移動可能であること、
を特徴とする作業ロボットシステム。 - 請求項6に記載する作業ロボットシステムにおいて、
前記アプローチスパンプレートは、前記ロボットユニットを収容する回収カプセルを有し、
前記ロボットユニットは作業面から回収カプセルの内に移動して回収されると共に、前記回収カプセルの中から作業面に移動可能であること、
を特徴とする作業ロボットシステム。 - 請求項7または請求項8に記載する作業ロボットシステムにおいて、
前記回収カプセルは、前記ロボットユニットの落下を防ぐための落下防止装置を有すること、
を特徴とする作業ロボットシステム。 - 請求項1乃至請求項9に記載するいずれか1つの作業ロボットシステムにおいて、
前記ロボットユニットが、壁面清掃用装置を有し、
前記作業面が建物の鉛直壁面や傾斜壁面であり、前記牽引装置が、建物の屋上に設置される巻き上げ機であり、前記巻き上げ機は吊りロープにより、供給ステーションを吊り下げ上下に移動させること、
前記供給ステーションは、前記ロボットユニットに洗浄水を供給すること、
を特徴とする作業ロボットシステム。 - 請求項1乃至請求項10に記載するいずれか1つの作業ロボットシステムにおいて、
前記ロボットユニットは、GPS装置及び無線発信装置を有し、
前記GPS装置のGPS信号を、前記無線発信装置により遠隔コントロールシステムに発信すること、
前記遠隔コントロールシステムは、受信した前記GPS信号により、前記ロボットユニットの位置を確認し、前記ロボットユニットの移動を制御すること、
を特徴とする作業ロボットシステム。
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