JP2018175759A - Rice cooker - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、炊飯器に関するものである。 The present invention relates to a rice cooker.
従来の炊飯器として、米飯を保温劣化の少ない低温保温温度で保温し、この低温保温温度から高温保温温度に米飯を速やかに上昇させるときには、保温合数に基づく最適の加熱条件で加熱制御するものがある(例えば、特許文献1参照)。この炊飯器は、米飯の保温劣化を抑えかつ殺菌も行えるので、美味しい保温の米飯を提供することができる。 As a conventional rice cooker, heat the rice under heat holding control at low temperature holding temperature with little heat holding deterioration and heat the rice under the optimum heating condition based on the number of heat holding when raising the rice quickly from the low temperature holding temperature to the high temperature holding temperature (See, for example, Patent Document 1). Since this rice cooker can suppress the heat retention deterioration of the cooked rice and can also sterilize it, it is possible to provide delicious kept warm rice.
しかしながら、このような炊飯器では、蓋部が閉まっている際の米飯の品質のみに焦点が当てられており、誤って開けた蓋部がそのままになっていたり、蓋部の閉め忘れがあった場合には、米飯の品質を保つことが難しいという課題があった。 However, in such a rice cooker, the focus is only on the quality of cooked rice when the lid is closed, and the lid that was accidentally opened remains as it is, or the lid has forgotten to be closed. In the case, it was difficult to maintain the quality of cooked rice.
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、保温中に開けられた蓋部を自動で閉めることができる炊飯器を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the problems as described above, and it is an object of the present invention to provide a rice cooker capable of automatically closing a lid opened during heat retention.
本発明に係る炊飯器は、上部から内釜が出し入れ自在に収容される本体部と、本体部の上部を開閉する蓋部と、蓋部の開閉を検知する蓋開閉検知手段と、本体部に収容された内釜を加熱する加熱手段と、内釜の温度を検出する第1センサーと、蓋部に閉動作を与える蓋駆動手段と、保温中に蓋開閉検知手段の検知により蓋部の開放を確認すると、第1センサーにより検出される内釜の温度を読み込み、その温度が第1設定温度以下になったときに蓋駆動手段によって蓋部を閉めさせる制御手段とを備えたものである。 The rice cooker according to the present invention comprises a main body in which the inner pot can be freely inserted and removed from the upper part, a lid for opening and closing the upper part of the main body, lid opening / closing detection means for detecting opening and closing of the lid, The heating means for heating the inner pot housed, the first sensor for detecting the temperature of the inner pot, the lid driving means for giving a closing operation to the lid, and the opening and closing of the lid by detection of the lid opening / closing detection means during heat retention And the control means for reading the temperature of the inner pot detected by the first sensor and causing the lid driving means to close the lid when the temperature falls below the first set temperature.
本発明においては、保温中に蓋開閉検知手段の検知により蓋部の開放を確認すると、第1センサーにより検出される内釜の温度を読み込み、その温度が第1設定温度以下になったときに蓋駆動手段によって蓋部を閉めさせるようにしている。この制御により、保温中に開けられた蓋部が自動で閉められるようになり、米飯の品質の低下を抑えることができる。 In the present invention, when the opening of the lid is confirmed by the detection of the lid opening / closing detection means during heat retention, the temperature of the inner pot detected by the first sensor is read, and the temperature falls below the first set temperature The lid is closed by the lid driving means. By this control, the lid opened during heat retention can be automatically closed, and the deterioration of the quality of cooked rice can be suppressed.
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る炊飯器の正面図、図2は図1に示す炊飯器のA−A断面図、図3は図1に示す炊飯器の背面図、図4は図1に示す蓋部を開放した状態の炊飯器の斜視図である。
図1〜図4において、本実施の形態1に係る炊飯器100は、上部に開口を有する本体部10と、本体部10の開口から出し入れ自在に収納される内釜21と、本体部10の上部を開閉する蓋部30とを備えている。本体部10は、上面が開口された箱形形状の本体ケースと11と、本体ケース11の上部から開口側に水平に設けられ、内釜21を出し入れするための開口を形成する上枠体12とで外枠が形成されている。
Embodiment 1
1 is a front view of a rice cooker according to Embodiment 1 of the present invention, FIG. 2 is a cross-sectional view of the rice cooker shown in FIG. 1 taken along the line A-A, FIG. 3 is a rear view of the rice cooker shown in FIG. It is a perspective view of the rice cooker of the state which open | released the cover part shown in FIG.
1 to 4, the
本体部10は、円筒形状の内遮熱板13と、内遮熱板13の外周面に設けられた胴ヒーター14と、内遮熱板13の下側に設置されたほぼ深皿形状のコイル台15と、コイル台15の外側の面に配設された渦巻状の誘導加熱コイル16と、コイル台15の中央に設置された第1センサーである温度センサー17と、電源基板18と、蓋開閉ボタン19とを備えている。前述の内遮熱板13とコイル台15とで、内釜21が出し入れ自在に収納される内釜収納部20が形成されている。この内釜収納部20の上部開口は、本体ケース11の上枠体12で形成された開口とほぼ同じ大きさである。
The
誘導加熱コイル16は、電源基板18からの高周波電流により交番磁界を発生し、内釜収納部20に収納された内釜21を誘導加熱する。胴ヒーター14は、炊飯時および保温時に通電されて発熱し内釜21を加熱する。温度センサー17は、例えばサーミスタからなり、内釜収納部20に収納された内釜21の底部に当接し、内釜21の温度を検出する。
The
電源基板18は、本体部10を正面(蓋開閉ボタン19が設置されている面)から見て、本体部10内の後部に配置され、電源基板カバー22によって覆われている。蓋開閉ボタン19は、本体ケース11の正面に設けられている。この蓋開閉ボタン19は、蓋部30が閉じられたときに蓋部30と係合して蓋部30の閉塞状態を保持し、奧側に押されたときには、蓋部30との係合を解除して蓋部30を開放させる構成となっている。
The
本体ケース11の正面には、第3センサーである例えば人感センサー40が設けられている。この人感センサー40は、例えば図1および図4に示すように、本体ケース11の正面のうち蓋開閉ボタン19の右側の位置に取り付けられている。人感センサー40は、米飯の保温中に蓋部30が開放されたときに作動し、炊飯器100の手前の人体を検知するために設けられている。なお、人感センサー40に代えて、照度センサーを用いてもよい。
A third sensor, for example, a
また、本体部10の上枠体12の下側に、蓋開閉検知手段である例えばマイクロスイッチ43が設けられている。このマイクロスイッチ43は、例えば図4に示すように、本体部10の上部を上から見て、上枠体12の手前側の右角部に位置し、上枠体12を上下動自在に貫通するアクチュエータ部43aを備えている。このアクチュエータ部43aは、後述する作動体43bが当接したときに下方へ移動して、マイクロスイッチ43の内部接点をオンする。
Further, under the
蓋部30は、本体部10の上部にヒンジ軸23によって開閉自在に設けられている。蓋部30の正面の側壁30aには、報知手段である例えばLED41が設置されている。このLED41は、蓋部30のヒンジ軸23側に設けられた蓋駆動手段50によって蓋部30が閉じる際に点灯あるいは点滅する。なお、蓋駆動手段50については、後述する。
The
蓋部30の内側に設けられた内枠体30bには、内蓋31が取り外し自在に装着されている。内枠体30bの裏面には、蓋ヒーター33が設けられている。この蓋ヒーター33は、炊飯時および保温時に通電され、内枠体30bを介して内蓋31を加熱する。また、蓋部30のヒンジ軸23側の位置に蒸気口32が設けられ、蓋部30の前部側には、操作表示部34が設けられている。なお、前述した胴ヒーター14、誘導加熱コイル16および蓋ヒーター33によって、本発明における加熱手段が構成されている。
An
操作表示部34は、炊飯キー、保温キー、メニュー選択キーなどのスイッチを有する操作部34aと、表示窓34bとで構成されている。表示窓34bは、蓋部30の内側に設置された表示部35と対向する位置に設けられている。この表示部35は、操作表示基板36に実装され、前述のキー操作に応じて炊飯機能、炊飯動作などを表示する。操作表示基板36には、操作部34aからの操作信号に応じて、電源基板18に制御信号を出力すると共に、操作信号に基づく炊飯機能などを表示部35に表示する制御回路が実装されている。なお、制御回路については後述する。
The
蓋部30の内枠体30bには、第4センサーである例えば赤外線センサー42が設けられている。この赤外線センサー42は、例えば図4に示すように、内枠体30bの左上の角部に取り付けられている。赤外線センサー42は、米飯の保温中に蓋部30が開放されたときに作動し、使用者の腕あるいは手から発する熱(赤外線)を検出するために設けられている。つまり、赤外線センサー42は、蓋部30が開放された状態のときに、例えば本体部10の上部の手前側半分の領域を検出できるように下方に向けられている。内枠体30bの右上の角部には、蓋部30が閉じられたときに、前述のマイクロスイッチ43のアクチュエータ部43aに接触して下方へ移動させる作動体43bが設けられている。
The
ここで、前述した蓋駆動手段50の構成について、図5および図6を用いて説明する。
図5は図3に示す蓋駆動手段の概略構造の斜視図、図6は図5に示す蓋駆動手段の側面図である。
蓋駆動手段50は、本体部10を正面から見て、本体ケース11内の後部左側に設置され(図3参照)、例えば図5および図6に示すように、モーター51と、5つのギアー52、53、54、55、56とで構成されている。ギアー52は、モーター51の回転軸に取り付けられ、ギアー53と噛み合っている。ギアー54は、径の異なる2つの円柱形状のギアー54a、54bで構成され、そのうちのギアー54aはギアー53と噛み合っている。ギアー55は、ギアー54よりも大径で、径の異なる2つの円柱形状のギアー55a、55bで構成されている。そのうちのギアー55aは、前述のギアー54bと噛み合っており、また、ギアー55bは、扇形状のギアー56と噛み合っている。
Here, the configuration of the lid driving means 50 described above will be described with reference to FIGS. 5 and 6.
FIG. 5 is a perspective view of the schematic structure of the lid driving means shown in FIG. 3, and FIG. 6 is a side view of the lid driving means shown in FIG.
The lid driving means 50 is disposed on the rear left side in the
このギアー56は、円弧部の外面に周方向に歯が設けられ、その円弧部の中心角となる位置に偏平形状のヒンジ軸23が挿入されている。ヒンジ軸23の一端は、本体部10を正面から見て、蓋部30の左側の側壁に回転自在に設けられている。モーター51が回転すると、その回転は4つのギアー52、53、54、55を介して扇形状のギアー56に伝わり、ヒンジ軸23を蓋部30の閉方向に回転させる。なお、ギアー53、ギアー54およびギアー55の両端には、図示していないが、本体ケース10内で回転自在に支持された軸が設けられている。
The
次に、本実施の形態1の炊飯器100の回路構成を図7に基づいて説明する。
図7は本発明の実施の形態1に係る炊飯器の概略構成を示すブロック図である。
制御回路60は、例えばマイクロコンピュータによって構成されている。この制御回路60は、蓋部30の閉塞をマイクロスイッチ43のオン信号から検知し、操作部34aからの操作信号に応じて炊飯動作に入る。制御回路60は、例えば、炊飯メニュー、炊飯量、温度センサー17により検出される内釜21の温度などに応じて、予熱工程、炊飯工程、蒸らし工程、保温工程の各工程を実行する。
Next, the circuit configuration of the
FIG. 7 is a block diagram showing a schematic configuration of a rice cooker according to Embodiment 1 of the present invention.
The
例えば、制御回路60は、予熱工程においては、内釜21の温度が予熱温度に達するようにインバーター駆動回路62を制御し、内釜21の温度が予熱温度に達したときには予熱温度が保持されるようにインバーター駆動回路62を制御する。制御回路60は、炊飯工程においては、内釜21の温度が沸騰温度に達するように、インバーター駆動回路62を制御すると共に、ヒーター通電回路64を制御する。また、制御回路60は、蒸らし工程においては、インバーター駆動回路62とヒーター通電回路64の制御を停止する。そして、制御回路60は、蒸らし工程後の保温工程においては、内釜21の温度が保温温度になるように、再び、インバーター駆動回路62あるいはインバーター駆動回路62とヒーター通電回路64とを制御する。
For example, in the preheating step, the
インバーター駆動回路62は、制御回路60の制御に基づいて例えばPWM信号を生成し、生成したPWM信号をインバーター63に出力して、誘導加熱コイル16に高周波電流が流れるようにする。ヒーター通電回路64は、制御回路60の制御に基づいて胴ヒーター14と蓋ヒーター33への通電量を制御する。
The
制御回路60は、米飯の保温中にマイクロスイッチ43のオフから蓋部30の開放を確認すると、温度センサー17により検出される内釜21の温度を読み込み、読み込んだ温度が第1設定温度(例えば、保温温度よりも低い58℃)以下になったときに蓋駆動手段50を駆動して蓋部30を閉めさせる。制御回路60は、蓋駆動手段50によって蓋部30が閉じられる際に、LED41を例えば点灯すると共に、もう一つの報知手段であるスピーカー61によって蓋部30が閉じる旨を音声で報知する。なお、スピーカー61に代えて、ブザーで報知するようにしても良い。
The
制御回路60は、内釜21の温度が58℃以下になる前に、人感センサー40により検知される情報を読み込み、読み込んだ情報から人体を確認したときには、蓋駆動手段50を駆動することなく、蓋部30の開状態を維持する。また、制御回路60は、内釜21の温度が58℃以下になる前に、赤外線センサー42により検出される周囲温度を読み込み、周囲温度の中に周囲温度よりも高い第2設定温度(例えば、肌温度30℃〜40℃)を検知したときには、蓋駆動手段50を駆動することなく、蓋部30の開状態を維持する。
The
更に、制御回路60は、蓋駆動手段50の負荷トルクの変化を検知したときに、蓋駆動手段50の駆動を停止して蓋部30の閉動作を停止する。制御回路60は、蓋部30の閉動作を中止する際、LED41を例えば点滅すると共に、スピーカー61によって蓋部30が障害物で閉じない旨を音声で報知する。制御回路60における負荷トルクの変化の検知は、例えば、蓋駆動手段50のモーターの回転速度が下がったとき、あるいはモーターに流れる電流が増加したときに、負荷トルクが変化したと判断する。
Furthermore, when detecting a change in load torque of the lid driving means 50, the
前記のように構成された炊飯器100において、保温中に開けられた蓋部30を自動で閉じる動作について、図8のフローチャートに基づいて説明する。
図8は本発明の実施の形態1に係る炊飯器において、保温中に開けられた蓋部に対しての動作を示すフローチャートである。
In the
FIG. 8 is a flow chart showing the operation of the lid portion opened during heat retention in the rice cooker according to Embodiment 1 of the present invention.
制御回路60は、マイクロスイッチ43のオフから蓋部30の開放を確認すると(ステップS1)、本体部10の内釜収納部20に内釜21がセットされているかどうかを判定する(ステップS2)。この判定は、誘導加熱コイル16あるいは誘導加熱コイル16と胴ヒーター14と蓋ヒーター33とに通電されているかどうかで行っている。制御回路60は、内釜21がセットされていないと判定したときには図7の動作を終了するが、内釜21がセットされていると判定したときには保温中かどうかを判定する(ステップS3)。
When the
制御回路60は、保温中でないとき、即ち操作部34aによって保温が取り消しされていたときには図7の動作を終了するが、保温中であることを確認したときには炊飯器100の前に人(使用者)がいるかどうかを判定する(ステップS4)。この場合、制御回路60は、人感センサー40により検知される情報を読み込み、読み込んだ情報から人体を確認できたかどうかを判定する。制御回路60は、人感センサー40からの情報を基に炊飯器100の前に人がいると判定したときには、蓋駆動手段50を起動することなく、蓋部30の開状態を維持する(ステップS13)。これは、使用者がしゃもじ等でご飯をよそう可能性があるとして、蓋部30の開状態を維持している。
The
一方、制御回路60は、人感センサー40からの情報を基に炊飯器100の前に人がいないと判定したときには、人(使用者)の手および腕あるいは何れか一方を確認したかどうかを判定する(ステップS5)。この場合、制御回路60は、赤外線センサー42により検出される周囲温度を読み込み、その周囲温度の中に周囲温度よりも高い第2設定温度(30℃〜40℃)を検知したかどうかを判定する。第2設定温度は、人の手および腕あるいは何れか一方の肌温度である。
On the other hand, when the
制御回路60は、周囲温度の中に第2設定温度を検知したときには、しゃもじ等でご飯をよそっていると判定して、蓋駆動手段50を起動することなく、蓋部30の開状態を維持する(ステップS13)。一方、制御回路60は、周囲温度の中に第2設定温度を検知できなかったときには、内釜21の温度が第1設定温度(58℃)以下かどうかを判定する(ステップS6)。この場合、制御回路60は、温度センサー17により検出される内釜21の温度を読み込み、読み込んだ温度が第1設定温度(58℃)を超えているときには、米飯の温度が保温温度を維持しているとして、前記と同様に、蓋部30の開状態を維持する(ステップS13)。
When the
制御回路60は、内釜21の温度が第1設定温度(58℃)以下のときには、LED41を点灯すると共に、スピーカー61によって蓋部30が閉じる旨を音声で報知する(ステップS7)。そして、制御回路60は、蓋駆動手段50を起動して蓋部30の閉動作を実施させる(ステップS8)。制御回路60は、蓋部30が本体部10の上部を閉塞する前に、障害物がないかどうかを判定する(ステップS9)。障害物としては、例えば内釜21内に立て掛けたしゃもじである。
When the temperature of the
制御回路60は、蓋部30が閉じる前に蓋駆動手段50の負荷トルクの変化を検知したときには、蓋部30が障害物に当たっているとして、LED41を点滅すると共に、スピーカー61によって蓋部30が障害物で閉じない旨を音声で報知する(ステップS11)。その報知後に、制御回路60は、蓋駆動手段50の駆動を停止して蓋部30の閉動作を中止し(ステップS12)、図7の動作を終了する。
When the
一方、制御回路60は、障害物を検知しなかったときには、蓋部30が閉じたかどうかを判定する(ステップS10)。制御回路60は、蓋部30が閉じていないとき、即ちマイクロスイッチ43がオフ状態のときには、ステップS8〜ステップS10を繰り返し、障害物を検知することなく、マイクロスイッチ43がオフからオンに切り替わったときに蓋部30が閉じたとして、図7の動作を終了する。
On the other hand, when the
以上のように本実施の形態1においては、米飯の保温中にマイクロスイッチ43のオフから蓋部30の開放を確認した後に、温度センサー17により検出される内釜21の温度が第1設定温度(58℃)以下になったときには、蓋駆動手段50を起動して蓋部30を閉めさせるようにしている。この制御により、保温中に開けられた蓋部30が自動で閉められるようになり、米飯の品質の低下を抑えることができる。
As described above, in the first embodiment, the temperature of the
また、内釜21の温度が58℃以下になる前に、人感センサー40により検知される情報から人体を確認したときには、蓋駆動手段50を駆動することなく、蓋部30の開状態を維持するようにしている。この制御により、使用者がしゃもじでご飯をよそうとした場合に蓋部30が閉じるようなことがなく、使い勝手の良い炊飯器を提供できる。
Further, when the human body is confirmed from the information detected by the
また、赤外線センサー42により検出される周囲温度の中に周囲温度よりも高い第2設定温度(30℃〜40℃)を検知したときに、蓋部30の開状態を維持するようにしている。この制御により、使用者がしゃもじでご飯をよそっているときに、蓋部30の内蓋31が手あるいは腕に接触して内蓋31で火傷をするようなことなく、安全性の高い炊飯器を提供できる。
In addition, when the second set temperature (30 ° C. to 40 ° C.) higher than the ambient temperature is detected in the ambient temperature detected by the
更に、蓋部30が閉じる前に蓋駆動手段50の負荷トルクの変化を検知したときには、蓋駆動手段50の駆動を停止して蓋部30の閉動作を中止するようにしているので、蓋駆動手段50のモーター51が発熱したり、焼損するようなことがなく、蓋駆動手段50そのものを保護することができる。
Furthermore, when a change in load torque of the lid driving means 50 is detected before the
実施の形態2.
実施の形態1では、米飯の保温中に蓋部30が開放されてから内釜21の温度が第1設定温度以下になったときに開状態の蓋部30を自動で閉じるようにしたが、本実施の形態2は、米飯の保温中に蓋部30が開放されてから設定時間を経過したときに開状態の蓋部30を自動で閉じるようにしたものである。以下、図面を用いて説明する。
図9は本発明の実施の形態2に係る炊飯器の横断面図、図10は図9に示す蓋部を開放した状態の炊飯器の斜視図、図11は本発明の実施の形態2に係る炊飯器の概略構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1の炊飯器と同様又は相当の部分には同じ符号を付している。
Second Embodiment
In the first embodiment, the
FIG. 9 is a cross-sectional view of a rice cooker according to Embodiment 2 of the present invention, FIG. 10 is a perspective view of the rice cooker with the lid shown in FIG. 9 in the open state, and FIG. It is a block diagram which shows schematic structure of the rice cooker which concerns. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the part the same as that of the rice cooker of Embodiment 1, or considerable part.
本実施の形態2に係る炊飯器100には、内釜21の内部温度を検出する第2センサーである温度センサー44が備えられている。この温度センサー44は、例えばサーミスタからなり、蓋部30の内側に内蓋31から突出するように設けられている。
The
本実施の形態2における制御回路60は、保温中にマイクロスイッチ43(蓋開閉検知手段)の検知により蓋部30の開放を確認すると、温度センサー44により検出される周囲温度を読み込み、読み込んだ周囲温度が第1設定温度(58℃)以下になったときから設定時間(例えば、30秒)を経過すると、蓋駆動手段50を起動して蓋部30を閉めさせる制御手段を備えている。
The
次に、本実施の形態2に係る炊飯器100において、保温中に開けられた蓋部30を自動で閉じる動作について、図12のフローチャートに基づいて説明する。
図12は本発明の実施の形態2に係る炊飯器において、保温中に開けられた蓋部に対しての動作を示すフローチャートである。なお、図12に示すフローチャートにおいては、ステップS6aとステップS6bとが図8のフローチャートと異なるだけであるため、その異なるステップS6a、S6bのみを説明する。
Next, in the
FIG. 12 is a flow chart showing the operation of the lid portion opened during heat retention in the rice cooker according to Embodiment 2 of the present invention. In the flowchart shown in FIG. 12, only Step S6a and Step S6b are different from the flowchart of FIG. 8, so only the different Steps S6a and S6b will be described.
制御回路60は、米飯の保温中において、炊飯器100の前に人が存在せず(ステップS4)、更に、人の手および腕あるいは何れか一方を確認できなかったときには(ステップS5)、温度センサー44により検出される周囲温度を読み込み、読み込んだ周囲温度が第1設定温度(58℃)以下になったかどうかを判定する(ステップS6a)。周囲温度は、蓋部30が開けられた状態で、温度センサー44側から見た場合の内蓋31前方の温度である。制御回路60は、周囲温度が第1設定温度を超えていたときには、蓋駆動手段50を起動することなく、蓋部30の開状態を維持し(ステップS13)、ステップS4に戻る。
The
一方、制御回路60は、周囲温度が第1設定温度以下になったときには、周囲温度が第1設定温度以下になったときから設定時間(30秒)を経過したかどうかを判定する(ステップS6b)。つまり、制御回路60は、周囲温度が第1設定温度以下になったときの時間から計測し、計測した時間が30秒を経過したかどうかを判定する。制御回路60は、計測した時間が30秒を経過していないときには、蓋駆動手段50を起動することなく、蓋部30の開状態を維持し(ステップS13)、ステップS4に戻る。
On the other hand, when the ambient temperature falls below the first set temperature,
制御回路60は、計測した時間が30秒を経過したときには、実施の形態1と同様に、LED41を点灯すると共に、スピーカー61によって蓋部30が閉じる旨を音声で報知し(ステップS7)、蓋駆動手段50を起動して蓋部30の閉動作を実施させ(ステップS8)、ステップS9に進む。
When the measured time passes 30 seconds, the
以上のように本実施の形態2においては、温度センサー44により検出される周囲温度が第1設定温度(58℃)以下になったときに時間を計測し、計測した時間が30秒を経過したときには、蓋駆動手段50を起動して蓋部30の閉動作を実施させるようにしている。この制御により、保温中に開けられた蓋部30が自動で閉められるようになり、米飯の品質の低下を抑えることができる。
As described above, in the second embodiment, the time is measured when the ambient temperature detected by the
なお、実施の形態1、2では、保温中に開けられた蓋部30を自動で閉じるようにしたが、自動で蓋部30が閉じないようにしても良い。例えば、操作部34aに蓋駆動手段50での蓋部30の閉動作を解除する解除スイッチを設け、解除スイッチの操作を検知したときに、蓋駆動手段50によって蓋部30が閉まらないように設定する制御手段の機能を制御回路60が備えるようにする。この構成により、自動で蓋部30が閉じないようにすることができる。これは、小さな子供がいる家庭での危険を未然に防いだり、使用者の意思を尊重するためである。
In the first and second embodiments, the
また、上枠体12の表面をステンレス等の板金で覆うようにしても良いし、また、上枠体12をステンレス等の板金で構成しても良い。
Further, the surface of the
10 本体部、11 本体ケース、12 上枠体、13 内遮熱板、14 胴ヒーター、15 コイル台、16 誘導加熱コイル、17 温度センサー、18 電源基板、19 蓋開閉ボタン、20 内釜収納部、21 内釜、22 電源基板カバー、23 ヒンジ軸、30 蓋部、30a 蓋部の側壁、30b 内枠体、31 内蓋、32 蒸気口、33 蓋ヒーター、34 操作表示部、34a 操作部、34b 表示窓、35 表示部、36 操作表示基板、40 人感センサー、41 LED、42 赤外線センサー、43 マイクロスイッチ、43a アクチュエータ部、43b 作動体、44 温度センサー、50 蓋駆動手段、51 モーター、52、53 ギアー、54、55 円柱形状のギアー、56 扇形状のギアー、60 制御回路、61 スピーカー、62 インバーター制御回路、63 インバーター、64 ヒーター通電回路、100 炊飯器。
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記本体部の上部を開閉する蓋部と、
前記蓋部の開閉を検知する蓋開閉検知手段と、
前記本体部に収容された内釜を加熱する加熱手段と、
前記内釜の温度を検出する第1センサーと、
前記蓋部に閉動作を与える蓋駆動手段と、
保温中に前記蓋開閉検知手段の検知により前記蓋部の開放を確認すると、前記第1センサーにより検出される前記内釜の温度を読み込み、当該温度が第1設定温度以下になったときに前記蓋駆動手段によって前記蓋部を閉めさせる制御手段と
を備えたことを特徴とする炊飯器。 A main body portion in which the inner pot is freely accommodated from the upper part, and
A lid for opening and closing an upper portion of the main body;
Lid opening / closing detection means for detecting opening / closing of the lid;
Heating means for heating the inner pot housed in the main body;
A first sensor that detects the temperature of the inner pot;
Lid driving means for giving a closing operation to the lid;
If opening of the lid is confirmed by detection of the lid opening / closing detection means during heat retention, the temperature of the inner pot detected by the first sensor is read, and the temperature falls below the first set temperature. And a control means for closing the lid portion by a lid driving means.
前記本体部の上部を開閉する蓋部と、
前記蓋部の開閉を検知する蓋開閉検知手段と、
前記本体部に収容された内釜を加熱する加熱手段と、
前記内釜の内部温度を検出する第2センサーと、
前記蓋部に閉動作を与える蓋駆動手段と、
保温中に前記蓋開閉検知手段の検知により前記蓋部の開放を確認すると、前記第2センサーにより検出される温度を読み込み、当該温度が第1設定温度以下になったときから設定時間を経過すると、前記蓋駆動手段によって前記蓋部を閉めさせる制御手段と
を備えたことを特徴とする炊飯器。 A main body portion in which the inner pot is freely accommodated from the upper part, and
A lid for opening and closing an upper portion of the main body;
Lid opening / closing detection means for detecting opening / closing of the lid;
Heating means for heating the inner pot housed in the main body;
A second sensor that detects the internal temperature of the inner pot;
Lid driving means for giving a closing operation to the lid;
If opening of the lid is confirmed by detection of the lid open / close detection means during heat retention, the temperature detected by the second sensor is read, and when the set time has elapsed from when the temperature falls below the first set temperature And a control means for closing the lid by the lid driving means.
前記制御手段は、前記第3センサーにより検知される情報を読み込み、前記情報から人体を確認したときには前記蓋部の開状態を維持することを特徴とする請求項1又は2に記載の炊飯器。 A third sensor provided on the front of the main body,
The rice cooker according to claim 1 or 2, wherein the control means reads information detected by the third sensor, and maintains the open state of the lid when the human body is confirmed from the information.
前記制御手段は、前記第4センサーにより検出される周囲温度を読み込み、前記周囲温度の中に当該周囲温度よりも高い第2設定温度を確認したときには前記蓋部の開状態を維持することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の炊飯器。 A fourth sensor provided on the back surface of the lid;
The control means reads the ambient temperature detected by the fourth sensor, and maintains the open state of the lid when the second set temperature higher than the ambient temperature is confirmed in the ambient temperature. The rice cooker according to any one of claims 1 to 3, which is used.
前記制御手段は、前記蓋駆動手段によって前記蓋部が閉じる際に、前記報知手段によって報知することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の炊飯器。 Equipped with notification means,
The rice cooker according to any one of claims 1 to 4, wherein the control means gives notification by the notification means when the lid is closed by the lid driving means.
前記制御手段は、前記解除スイッチの操作を検知したときに、前記蓋駆動手段によって前記蓋部が閉まらないように設定することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の炊飯器。 And a release switch for releasing the closing operation of the lid portion by the lid driving means,
The rice cooker according to any one of claims 1 to 6, wherein the control means sets the lid portion not to close by the lid driving means when detecting the operation of the release switch. vessel.
Priority Applications (1)
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JP2017084320A JP2018175759A (en) | 2017-04-21 | 2017-04-21 | Rice cooker |
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Publications (1)
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Cited By (1)
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KR20210136475A (en) * | 2020-05-07 | 2021-11-17 | (주)쿠첸 | A cooking apparatus for control a cooking mode based on leakage vapor level |
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2017
- 2017-04-21 JP JP2017084320A patent/JP2018175759A/en active Pending
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KR20210136475A (en) * | 2020-05-07 | 2021-11-17 | (주)쿠첸 | A cooking apparatus for control a cooking mode based on leakage vapor level |
KR102336126B1 (en) | 2020-05-07 | 2021-12-08 | (주)쿠첸 | A cooking apparatus for control a cooking mode based on leakage vapor level |
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