JP2018174823A - Combine-harvester - Google Patents
Combine-harvester Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018174823A JP2018174823A JP2017080696A JP2017080696A JP2018174823A JP 2018174823 A JP2018174823 A JP 2018174823A JP 2017080696 A JP2017080696 A JP 2017080696A JP 2017080696 A JP2017080696 A JP 2017080696A JP 2018174823 A JP2018174823 A JP 2018174823A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- driver
- seat
- partition wall
- engine
- combine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
- Combines (AREA)
Abstract
Description
本発明は、運転部とエンジンルームとを仕切る仕切壁を備えるコンバインに関する。 BACKGROUND OF THE INVENTION Field of the Invention The present invention relates to a combine provided with a partition wall that divides an operating unit and an engine room.
コンバインは、エンジンが配置されるエンジンルームと、オペレータが座る運転座席が配置される運転部と、を備えており、運転座席の下方には、運転部とエンジンルームとを仕切る仕切壁が設けられている。 The combine is provided with an engine room in which the engine is arranged, and an operation unit in which a driver's seat where the operator sits is arranged. Under the driver's seat, a partition wall is provided to divide the operation unit and the engine room ing.
この種のコンバインでは、エンジン回りのメンテナンスを行うにあたり、運転部を覆うキャビン全体を機体外側方に回動可能としたものや(特許文献1参照)、仕切壁に、着脱カバーの着脱に応じて開閉される開口部を設け、該開口部を介して運転部側からエンジン周りのメンテナンスを行うものが知られている。 In this type of combine, when performing maintenance around the engine, the entire cabin that covers the operation part can be turned to the outside of the machine (see Patent Document 1), or according to the attachment of the detachable cover to the partition wall. It is known to provide an opening that is opened and closed, and to perform maintenance around the engine from the driving unit side via the opening.
前者では、キャビン全体の回動に応じてエンジンルームを広範囲に亘って開放できるので、メンテナンス性に優れるという利点があるものの、キャビン全体を回動可能にする大掛かりな回動機構が必要になり、重量の増大や大幅なコストアップを招来する虞がある。一方、後者では、コストアップを回避可能であるが、仕切壁には、運転座席を位置調整可能に支持する運転座席支持装置が取付けられているので、開口部を介して運転部側からエンジン周りのメンテナンスを行う際に運転座席支持装置が邪魔になる虞があった。 In the former case, the engine room can be opened over a wide range according to the rotation of the entire cabin, which has the advantage of excellent maintainability, but requires a large-scale rotation mechanism that makes the entire cabin rotatable. There is a risk of increasing the weight and the cost. On the other hand, in the latter case, cost increase can be avoided, but the driver's seat supporting device for supporting the driver's seat so that position adjustment can be performed is attached to the partition wall. When performing the maintenance of the above, there is a possibility that the driver's seat support device may get in the way.
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、オペレータが座る運転座席が配置される運転部と、エンジンが配置されるエンジンルームと、を備えるコンバインであって、少なくとも前記運転座席の下方で前記運転部と前記エンジンルームとを仕切る仕切壁を備え、前記運転座席は、前記仕切壁の前方を向く面にのみ締結された運転座席支持装置で支持され、前記締結箇所の締結及び締結解除に基づいて、前記運転座席及び前記運転座席支持装置が一体的に着脱されることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載のコンバインであって、前記運転部は、一側部に乗降口を備え、前記運転座席及び前記運転座席支持装置は、機体から降りた状態のオペレータが前記乗降口を介して着脱可能であることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のコンバインであって、前記仕切壁は、上側ほど後退するように傾斜する傾斜面部を備え、該傾斜面部と前記運転座席の下面との間に空間部が形成されることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバインであって、前記仕切壁は、前記運転座席の後方で前記運転部と前記エンジンルームのエンジン上方空間とを連通させる開口部と、前記開口部を開閉可能に覆う着脱カバーと、を備えることを特徴とする。
The present invention has been made to solve these problems in view of the above situation, and the invention of
The invention according to
The invention according to
The invention according to
請求項1の発明によれば、運転座席は、仕切壁の前方を向く面にのみ締結された運転座席支持装置で支持され、締結箇所の締結及び締結解除に基づいて、運転座席及び運転座席支持装置が一体的に着脱されるので、エンジンルームや運転部のメンテナンスに際し、運転座席及び運転座席支持装置を効率良く着脱することで、エンジンルーム及び運転部のメンテナンス性を向上できる。
また、請求項2の発明によれば、運転座席及び運転座席支持装置は、機体から降りた状態のオペレータが乗降口を介して着脱可能なので、運転座席及び運転座席支持装置の着脱作業効率を更に向上させることができる。
また、請求項3の発明によれば、仕切壁は、上側ほど後退するように傾斜する傾斜面部を備え、該傾斜面部と運転座席の下面との間に空間部が形成されるので、運転座席及び運転座席支持装置の着脱作業効率を更に向上させることができるだけでなく、仕切壁とオペレータの足との間に空間部を介在させることにより、エンジンルームからの熱がオペレータの足に伝わることを抑制できる。
また、請求項4の発明によれば、仕切壁は、前記運転座席の後方で運転部とエンジンルームのエンジン上方空間とを連通させる開口部と、開口部を開閉可能に覆う着脱カバーと、を備えるので、運転座席、運転座席支持装置及び着脱カバーを取り外せば、運転部側から開口部を介してエンジン上部をメンテナンスすることができる。
According to the invention of
Further, according to the invention of
Further, according to the invention of
Further, according to the invention of
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1〜図3において、1はコンバインであって、該コンバイン1は、機体フレーム2の下方にクローラ式の走行部3を備える走行機体4と、走行機体4の前部に昇降自在に連結される前処理部5と、走行機体4の左側に配置され、前処理部5が刈り取った茎稈から穀粒を脱穀して選別する脱穀部6と、走行機体4の右側に配置され、脱穀部6が選別した穀粒を貯留する穀粒タンク7と、穀粒タンク7内の穀粒を機外に排出する排出オーガ8と、走行機体4の右側で、且つ穀粒タンク7の前側に配置される運転部9とを備える。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described based on the drawings. In FIGS. 1 to 3, 1 is a combine, and the
運転部9は、運転空間を覆うキャビン10を備えており、キャビン10で覆われる運転空間には、オペレータが座る運転座席11や各種の操作具が配置されている。キャビン10は、右側部に乗降口10aを有し、該乗降口10aを介してオペレータの乗降が行われる。また、キャビン10は、乗降口10aを覆うスライド式のドア12を備え、該ドア12のスライド操作に基づいて乗降口10aが開閉される。
The
図4〜図6に示すように、運転座席11の後下方で、且つ穀粒タンク7の前方には、エンジン14などを収容するエンジンルーム15が形成されている。エンジン14の右側近傍には、ラジエータ16及び冷却ファン17が配置されており、冷却ファン17の駆動に応じて機体右側方から防塵網15aを介してエンジンルーム15内にエンジン冷却風が導入される。エンジンルーム15は、前方及び後方が覆われ、左側方が開放されているため、エンジンルーム15に導入されたエンジン冷却風は、ラジエータ16を通過した後、主にエンジン14の周囲を通ってエンジンルーム15の左側方に排出される。
As shown in FIGS. 4 to 6, an
エンジン14には、その吸気を機外から導入するための吸気経路と、排気ガスを機外に排出するための排気経路が接続されている。吸気経路には、プレクリーナ18及びエアクリーナ19が設けられており、プレクリーナ18によって浄化された外気が、プレクリーナ18の吸気出口とエアクリーナ19の吸気入口とを接続する吸気接続パイプ20を介してエアクリーナ19に吸入されるとともに、エアクリーナ19によって浄化された空気が、エアクリーナ19の吸気出口とエンジン14の吸気口とを接続する吸気パイプ21を介してエンジン14に吸入される。
An intake path for introducing the intake air from the outside of the engine and an exhaust path for discharging exhaust gas to the outside are connected to the
排気経路には、粒子状物質除去装置22(DPF:Diesel Particulate Filter)及び窒素酸化物浄化装置23(SCR:Selective Catalytic Reduction)が設けられており、エンジン14の排気ガスが、エンジン14の排気口と粒子状物質除去装置22の排気入口とを接続する排気パイプ24を介して粒子状物質除去装置22に排出されるとともに、粒子状物質除去装置22によって浄化された排気ガスが、粒子状物質除去装置22の排気出口と窒素酸化物浄化装置23の排気入口とを接続する排気接続パイプ25を介して窒素酸化物浄化装置23に排出される。そして、窒素酸化物浄化装置23によって浄化された排気ガスは、一端が窒素酸化物浄化装置23の排気出口に接続され、且つ他端に排気出口26aを有するテールパイプ26を介して機外に排出される。
A particulate matter removal device 22 (DPF: Diesel Particulate Filter) and a nitrogen oxide purification device 23 (SCR: Selective Catalytic Reduction) are provided in the exhaust path, and the exhaust gas of the
因みに、プレクリーナ18は、吸気の力で渦を発生させ、吸気中の大きなゴミを分離する装置であり、エアクリーナ19は、交換可能なエレメントにより吸気を濾過する装置である。また、粒子状物質除去装置22は、排気ガス中の粒子状物質を除去する装置であり、捕集した粒子状物質による目詰りを解消するために、捕集した粒子状物質を燃焼などにより取り除く再生手段を備える。また、窒素酸化物浄化装置23は、排気ガス中の窒素酸化物を浄化する装置であり、具体的は、排気ガスに尿素水を噴射し、排気ガスに含まれる窒素酸化物を窒素、水蒸気などに変換して無害化する。
Incidentally, the
エアクリーナ19、粒子状物質除去装置22及び窒素酸化物浄化装置23は、エンジン14の上方空間に配置されている。エンジン14の上方空間には、機体フレーム2から立設されるフレーム部材(図示せず)が配置されており、該フレーム部材に対し、エアクリーナ19、粒子状物質除去装置22及び窒素酸化物浄化装置23が取付支持されている。本実施形態では、エンジン14の真上にエアクリーナ19を配置するとともに、エアクリーナ19の後方に粒子状物質除去装置22を配置し、さらに、エアクリーナ19及び粒子状物質除去装置22の上方に窒素酸化物浄化装置23を配置するにあたり、エンジン14とエアクリーナ19との間に、エンジン14の上部をメンテナンスするためのメンテナンス空間S1が設けられる。これにより、エンジン14のメンテナンス性を低下させることなく、エンジン14の上方空間にエアクリーナ19、粒子状物質除去装置22及び窒素酸化物浄化装置23が配置される。
The
つぎに、キャビン10(運転部9)の構成について、図7〜図14を参照して説明する。 Below, the structure of the cabin 10 (driving part 9) is demonstrated with reference to FIGS. 7-14.
キャビン10は、運転座席11の下方で運転部9とエンジンルーム15とを仕切る仕切壁30を備える。仕切壁30は、キャビン10の床部31の後端から垂直に立ち上がり、エンジン14の前方を覆う垂直面部32と、垂直面部32の上端から上側ほど後退するように傾斜状に延出し、エンジン14の上方空間の前方及び上方を覆う傾斜面部33と、を備える。また、傾斜面部33は、運転部9とエンジンルーム15とを連通させるメンテナンス用の開口部34と、傾斜面部33に沿う取付面35aを有し、開口部34を開閉可能に覆う着脱カバー35と、を備える。
The
傾斜面部33は、運転座席11の下方から運転座席11の後方に亘って広い範囲に設けられており、開口部34は、運転座席11の下方から運転座席11の後方に亘り、傾斜面部33の高さ方向略全域を開口させるように形成されている。
The
着脱カバー35は、高さ方向の中間部に運転座席11の一部が入り込む凹部35bを備える。運転座席11は、座部11aと、該座部11aの後端部から立ち上がる背凭れ部11bと、を備えており、座部11aの後端部と背凭れ部11bの下端部が着脱カバー35の凹部35bに入り込むように配置されている。
The
仕切壁30には、運転座席11を位置調整可能に支持する運転座席支持装置36が取付けられている。本実施形態の運転座席支持装置36は、高さ調節レバー37の操作に応じて運転座席11の高さ調整を許容する高さ調整部38と、前後位置調整レバー39の操作に応じて運転座席11の前後位置調整を許容する前後位置調整部40と、高さ調整部38に一体的に設けられ、仕切壁30に取付けられる取付部41と、を備える。
A driver's
運転座席支持装置36の取付部41は、仕切壁30の前方を向く面にのみ締結されている。具体的に説明すると、取付部41は、高さ調整部38の下端部から下方に延出し、上下に並ぶ2つの締結部T1、T2を有する下方延出部41aと、高さ調整部38の上端部から後下方に傾斜状に延出し、左右に並ぶ2つの締結部T3、T4を有する後方延出部41bと、を備えており、締結部T1、T2が仕切壁30の垂直面部32に締結され、締結部T3、T4が仕切壁30の傾斜面部33(着脱カバー35)に締結される。
The mounting
このように、運転座席支持装置36の取付部41は、仕切壁30の前方を向く面にのみ締結されているので、前方からの締結解除操作のみで運転座席支持装置36及び運転座席11を仕切壁30から容易に取外すことが可能になる。例えば、機体から降りた状態のオペレータが、乗降口10aを介して締結部T1〜T4にアクセスし、運転座席支持装置36及び運転座席11を取外すことも可能になる。
As described above, since the mounting
また、仕切壁30の傾斜面部33と運転座席11の下面との間には、側面視三角形状の空間部S2が形成されている。このような空間部S2によれば、運転座席11及び運転座席支持装置36をむき出し状態にしてその着脱作業効率を更に向上させることができるだけでなく、仕切壁30とオペレータの足との間に空間部S2を介在させることにより、エンジンルーム15からの熱がオペレータの足に伝わることを抑制できる。
Further, a space portion S2 having a triangular shape in a side view is formed between the
つぎに、仕切壁30及び着脱カバー35の具体的な構成について、図10〜図12及び図14を参照して説明する。
Next, specific configurations of the
図10及び図11に示すように、仕切壁30は、仕切壁30の骨組みである枠体Fと、枠体Fに取付けられて前述した垂直面部32を構成する下部パネルP1と、枠体Fに取付けられて前述した傾斜面部33の左側を構成する中間パネルP2と、枠体Fに取付けられて傾斜面部33の上部を覆う上部パネルP3と、開口部34を覆うように枠体Fに着脱可能に取付けられて傾斜面部33の右側を構成する前述した着脱カバー35と、を備える。
As shown in FIGS. 10 and 11, the
さらに、仕切壁30の裏面側には、開口部34の周縁部を補強する図示しない開口部用補強部材と、前述した締結部T1〜T4との締結箇所を補強する2つの運転座席用補強部材44、45と、が設けられている。本実施形態の開口部用補強部材は、枠体Fの一部として設けられており、着脱カバー35は、複数のボルトBを介して開口部用補強部材に固定される。また、開口部用補強部材の右側は、乗降口側の支柱となるドア受枠60を利用して取付支持され、傾斜面部33の傾斜は、ドア受枠60の傾斜に沿って形成されている。
Furthermore, on the back side of the
図11に示すように、第1運転座席用補強部材44は、上下両端部が枠体Fに連結された状態で下部パネルP1の裏面側に設けられ、締結部T1、T2と締結される。また、第2運転座席用補強部材45は、左右両端部が枠体Fに連結された状態で着脱カバー35の裏面側に設けられ、締結部T3、T4と締結される。
As shown in FIG. 11, the first driver
本実施形態の第2運転座席用補強部材45は、着脱カバー35の裏面に一体的に取付けられる補強部材本体45aと、枠体Fから開口部34内に突設される左右一対の連結部45bと、に分割形成されている。そして、着脱カバー35が開口部34を覆う状態では、着脱カバー固定用のボルトBを介して、補強部材本体45aの左右両端部を左右の連結部45bに連結することにより、第2運転座席用補強部材45の必要強度を確保する一方、着脱カバー35を取外して開口部34を開放する際には、補強部材本体45aを着脱カバー35と一体的に取外しことにより、第2運転座席用補強部材45がメンテナンスの邪魔になることを回避できるようになっている。
The second driver
図12及び図14に示すように、本実施形態の着脱カバー35は、カバー本体46と、左右一対のサイドカバー47と、着脱カバー用補強部材48、49と、前述した補強部材本体45aと、を一体的に備える。
As shown in FIGS. 12 and 14, the
カバー本体46は、金属製の一枚板からなり、該一枚板を4箇所折り曲げることにより、前述した凹部35bが形成される。着脱カバー用補強部材48、49は、断面L字形状の金属製板材からなり、カバー本体46の四辺に沿うように裏面側から一体的に溶着されている。サイドカバー47は、カバー本体46と着脱カバー用補強部材48との間に生じる隙間を覆うように、カバー本体46及び着脱カバー用補強部材48に対して溶着されている。
The cover
そして、このように構成された着脱カバー35は、着脱カバー用補強部材48、49によって形成される取付面35aを開口部34の周縁部に重ねるとともに、周縁部に沿って複数形成される取付孔35cにボルトBを挿入して開口部用補強部材60に締結することで枠体F側に一体的に取り付けられる。
The attachment /
互いに重なり合う着脱カバー35の取付面35aと仕切壁30の傾斜面部33との間には、開口部34の全周に亘って図示しない第1スポンジ部材が挟装されている。このような第1スポンジ部材によれば、エンジンルーム15からキャビン10に伝わる騒音を低減できるだけでなく、キャビン10への塵埃の侵入も防止することができる。
A first sponge member (not shown) is nipped across the entire circumference of the
また、本実施形態では、図14に示すように、開口部34の周縁部に形成される立ち下がり部34aと着脱カバー用補強部材48の立ち下がり部48aとの間にも第2スポンジ部材50を挟装している。このような第2スポンジ部材50によれば、第1スポンジ部材のみの場合に比べ、騒音低減効果や防塵効果を高めることができるだけでなく、第1スポンジ部材が劣化してもある程度の騒音低減効果や防塵効果を維持することが可能になる。
Further, in the present embodiment, as shown in FIG. 14, the
なお、本実施形態の着脱カバー35は、小窓35dと、該小窓35dを開閉可能に覆う蓋35eと、を備えており、簡易的なメンテナンス時には、着脱カバー35や運転座席11を取外すことなく、蓋35eを取外すだけで、エンジンルーム15へのアクセスが可能となる。
The
叙述の如く構成された本実施形態によれば、運転座席11は、仕切壁30の前方を向く面にのみ締結された運転座席支持装置36で支持され、締結箇所の締結及び締結解除に基づいて、運転座席11及び運転座席支持装置36が一体的に着脱されるので、エンジンルーム15や運転部9のメンテナンスに際し、運転座席11及び運転座席支持装置36を効率良く着脱することで、エンジンルーム15及び運転部9のメンテナンス性を向上できる。
According to this embodiment configured as described above, the driver's
また、運転座席11及び運転座席支持装置36は、機体から降りた状態のオペレータが乗降口10aを介して着脱可能なので、運転座席11及び運転座席支持装置36の着脱作業効率を更に向上させることができる。
In addition, since the driver's
また、仕切壁30は、上側ほど後退するように傾斜する傾斜面部33を備え、該傾斜面部33と運転座席11の下面との間に空間部S2が形成されるので、運転座席11及び運転座席支持装置36の着脱作業効率を更に向上させることができるだけでなく、仕切壁30とオペレータの足との間に空間部S2を介在させることにより、エンジンルーム15からの熱がオペレータの足に伝わることを抑制できる。
Further, the
また、仕切壁30は、運転座席11の後方で運転部9とエンジンルーム15のエンジン上方空間とを連通させる開口部34と、開口部34を開閉可能に覆う着脱カバー35と、を備えるので、運転座席11、運転座席支持装置36及び着脱カバー35を取り外せば、運転部9側から開口部34を介してエンジン上部をメンテナンスすることができる。
Further, the
1 コンバイン
9 運転部
10 キャビン
10a 乗降口
11 運転座席
14 エンジン
15 エンジンルーム
19 エアクリーナ
22 粒子状物質除去装置
23 窒素酸化物浄化装置
30 仕切壁
33 傾斜面部
34 開口部
35 着脱カバー
35a 取付面
35b 凹部
36 運転座席支持装置
S1 メンテナンス空間
S2 空間部
DESCRIPTION OF
Claims (4)
エンジンが配置されるエンジンルームと、を備えるコンバインであって、
少なくとも前記運転座席の下方で前記運転部と前記エンジンルームとを仕切る仕切壁を備え、
前記運転座席は、前記仕切壁の前方を向く面にのみ締結された運転座席支持装置で支持され、前記締結箇所の締結及び締結解除に基づいて、前記運転座席及び前記運転座席支持装置が一体的に着脱されることを特徴とするコンバイン。 A driving unit in which a driver's seat where the operator sits is disposed
And an engine room in which an engine is disposed.
A partition wall is provided to partition the driving unit and the engine room at least below the driver's seat,
The driver's seat is supported by a driver's seat supporting device fastened only to the front facing surface of the partition wall, and the driver's seat and the driver's seat supporting device are integrated based on fastening and unfastening of the fastening point. A combine that is characterized by being attached to and detached from.
前記運転座席及び前記運転座席支持装置は、機体から降りた状態のオペレータが前記乗降口を介して着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。 The driver is provided with an entrance at one side,
The combine according to claim 1, wherein the driver's seat and the driver's seat support device are detachable via an operator's exit through an operator in a state of getting down from the machine body.
前記運転座席の後方で前記運転部と前記エンジンルームのエンジン上方空間とを連通させる開口部と、
前記開口部を開閉可能に覆う着脱カバーと、を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバイン。 The partition wall is
An opening for communicating the driving portion with the space above the engine compartment at the rear of the driver's seat;
The combine cover according to any one of claims 1 to 3, further comprising: a detachable cover that covers the opening so as to be openable and closable.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017080696A JP6869788B2 (en) | 2017-04-14 | 2017-04-14 | combine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017080696A JP6869788B2 (en) | 2017-04-14 | 2017-04-14 | combine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018174823A true JP2018174823A (en) | 2018-11-15 |
JP6869788B2 JP6869788B2 (en) | 2021-05-12 |
Family
ID=64279835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017080696A Active JP6869788B2 (en) | 2017-04-14 | 2017-04-14 | combine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6869788B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021023121A (en) * | 2019-07-31 | 2021-02-22 | 株式会社クボタ | combine |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61160324A (en) * | 1985-01-07 | 1986-07-21 | Iseki & Co Ltd | Driver's seat height adjustment device |
JPS62116641U (en) * | 1986-01-17 | 1987-07-24 | ||
JPH0624045U (en) * | 1992-08-29 | 1994-03-29 | ハニックス工業株式会社 | Assembly device for control device in construction machinery |
JPH06107239A (en) * | 1992-09-29 | 1994-04-19 | Iseki & Co Ltd | Maneuvering part of working vehicle |
JPH11196651A (en) * | 1998-01-09 | 1999-07-27 | Iseki & Co Ltd | Air cleaner cover device of combine harvester |
JP2003074085A (en) * | 2001-08-30 | 2003-03-12 | Kubota Corp | Revolving work machine |
JP2012100610A (en) * | 2010-11-11 | 2012-05-31 | Kubota Corp | Combine harvester |
KR20130013313A (en) * | 2011-07-28 | 2013-02-06 | 대동공업주식회사 | Cabin type combine |
-
2017
- 2017-04-14 JP JP2017080696A patent/JP6869788B2/en active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61160324A (en) * | 1985-01-07 | 1986-07-21 | Iseki & Co Ltd | Driver's seat height adjustment device |
JPS62116641U (en) * | 1986-01-17 | 1987-07-24 | ||
JPH0624045U (en) * | 1992-08-29 | 1994-03-29 | ハニックス工業株式会社 | Assembly device for control device in construction machinery |
JPH06107239A (en) * | 1992-09-29 | 1994-04-19 | Iseki & Co Ltd | Maneuvering part of working vehicle |
JPH11196651A (en) * | 1998-01-09 | 1999-07-27 | Iseki & Co Ltd | Air cleaner cover device of combine harvester |
JP2003074085A (en) * | 2001-08-30 | 2003-03-12 | Kubota Corp | Revolving work machine |
JP2012100610A (en) * | 2010-11-11 | 2012-05-31 | Kubota Corp | Combine harvester |
KR20130013313A (en) * | 2011-07-28 | 2013-02-06 | 대동공업주식회사 | Cabin type combine |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021023121A (en) * | 2019-07-31 | 2021-02-22 | 株式会社クボタ | combine |
JP7317620B2 (en) | 2019-07-31 | 2023-07-31 | 株式会社クボタ | combine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6869788B2 (en) | 2021-05-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2384954B1 (en) | Bonnet structure | |
JP4705130B2 (en) | Construction machinery | |
JP6879714B2 (en) | Harvester | |
JP6888988B2 (en) | combine | |
JP6825828B2 (en) | combine | |
JP5507769B1 (en) | Wheel loader | |
US9657459B2 (en) | Construction machine | |
JP6877225B2 (en) | combine | |
JP5843030B2 (en) | Combine | |
JP2013027346A (en) | Combine harvester | |
JP6300531B2 (en) | Combine | |
JP6869788B2 (en) | combine | |
JP7094324B2 (en) | combine | |
JP2007028971A (en) | Combine harvester | |
CN111852699A (en) | Engine air pre-cleaning system | |
CN106465605B (en) | Combine harvester | |
JP6807763B2 (en) | combine | |
JP7370839B2 (en) | combine | |
JP6839499B2 (en) | combine | |
JP2010252651A (en) | Combine harvester | |
JP6416025B2 (en) | Combine | |
JP2021090364A (en) | Combine-harvester | |
JP2023051494A (en) | tractor | |
JP5325357B1 (en) | Wheel loader | |
TWI727064B (en) | Combine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210318 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210414 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6869788 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |