JP2018174445A - 仮想lanの時刻同期方法 - Google Patents
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Abstract
Description
A:前記マスターにおいて前記PTPの処理に関連するパケットを受信し、かつ該パケットの所属する仮想LANについて透過処理が必要であれば、該仮想LANが所属する受信ポート以外の全ポートに前記パケットを転送するパケット転送ステップ
B:前記パケットが「announceメッセージ」のときに実行されるマスター選出の条件に前記仮想LANの情報を加えるマスター選出処理ステップ
C:前記「announceメッセージ」の情報が自身のマスター情報よりも優位であれば、前記マスターにおいて前記「announce」メッセージを受信したポートの所属する仮想LANについて透過処理を有効に設定し、該仮想LANに所属する全ポートに前記「announceメッセージ」のパケットを転送するメッセージ転送ステップ
D:前記メッセージ転送ステップ後に前記「announceメッセージ」を受信したポートの所属する仮想LANと全ポートとについて透過処理が有効となれば、前記マスターがスレーブに遷移し、前記マスター選出処理で選出された新たなマスターと時刻同期を実行するマスター状態遷移ステップ
(2)本発明の他の態様は、以下のステップ(a)〜(d)を有する。
a:前記スレーブにおいて前記PTPの処理に関連するパケットを受信し、かつ該パケットについて透過処理する必要があれば、前記パケットを受信したポートのVLANに所属する受信ポート以外の全ポートに前記パケットを転送するスレーブ側のパケット転送ステップ
b:前記パケットが「announceメッセージ」のときに実行されるマスター選出の条件に前記仮想LANの情報を加えるマスター選出処理ステップ
c:前記パケットの送信元が前記マスター側であれば、前記スレーブにおいて「announceメッセージ」についての受信タイムアウト用のタイマーを再登録する第1のタイマー再登録ステップ
d:前記パケットの送信元が前記マスターでなければ、前記スレーブにおいてマスター選出処理の結果、新たなマスターが選出されているか否かを確認し、新たなマスターが選出されているときは前記受信タイムアウト用のタイマーを再登録する第2のタイマー再登録ステップ
図2に基づき前記仮想LANの時刻同期方法の全体処理(処理ステップ)を説明する。ここではPTPハブ20は、自動でマスター(時刻同期元)とスレーブ(時刻同期先)とが切り替え可能であり、スレーブとマスターとでは動作が相違する。
図3に基づきS02のマスター状態処理(マスター側の処理)を説明する。ここではマスターとなるPTPハブ(以下、マスターと省略する。)20の基本的なマスター状態処理A1と、タイマー処理B1とに大別して説明する。
S11〜S13:マスター20aは、受信したパケット(以下、受信パケットとする。)がPTPの時刻処理に関連するか否か、即ちIEEE1588に規定するPTPパケットが否かを判断する(S11)。
S30〜S32:マスター20aは、タイマー情報D4に基づき登録タイマーがタイムアウト状態か否かを確認し(S30)、タイムアウト状態であればタイマー処理B1を終了する。一方、登録タイマーがタイムアウト状態でなければ、タイマー種別が「announceメッセージ」の送信か否かを確認する(S31)。
図4に基づきS04のスレーブ状態処理(スレーブ側の処理)を説明する。ここではスレーブとなるPTPハブ(以下、マスターと省略する。)20の基本的なスレーブ状態処理A2と、タイマー処理B2とに大別して説明する。
S41〜S43:スレーブ20bは、受信したパケット(以下、受信パケットとする。)がPTPの時刻処理に関連するか否か、即ちIEEE1588に規定するPTPパケットが否かを判断する(S41)。
スレーブ20bは、登録タイマーがタイムアウト状態か否かを確認する(S60)。この確認の結果、タイムアウト状態でなければ、スレーブ20bは従来のPTPのタイマー処理を実行する(S61)。
前記仮想LANの時刻同期方法によれば、簡易VLAN対応のPTPを使用することでVLANを使った幅広いネットワーク構成が可能となる。以下、代表的な実施例を説明する。
図5に基づき実施例1を説明する。この実施例1は、PTPハブ20の冗長化接続例を示している(PTPハブの冗長化接続が可能)。
図6に基づき実施例2を説明する。この実施例2は、単一VLAN同士の接続例を示している(単一VLAN同士の接続が可能)。
図7に基づき実施例3を説明する。この実施例3は、複数VLAN同士の接続例を示している(複数VLAN同士の接続が可能)。
図8に基づき実施例4を説明する。この実施例4は、遠隔地の複数VLAN接続の中継接続を示している(遠隔地の複数VLAN接続の中継が可能)。図8中のPTPハブ1〜3は拠点Aに配置されたマスターのPTPハブ20を示し、同PTPハブ6〜8は拠点Bに配置されたスレーブのPTPハブ20を示し、PTPハブ1〜3の優先度についてはPTPハブ1が最も高く設定されている。
21…PTP処理タスク
Claims (5)
- 仮想LANにおいてPTP(PrecisionTime Protocol)によりスレーブをマスターに時刻同期させる方法であって、
前記マスターにおいて前記PTPの処理に関連するパケットを受信し、かつ該パケットの所属する仮想LANについて透過処理が必要であれば、該仮想LANが所属する受信ポート以外の全ポートに前記パケットを転送するパケット転送ステップと、
前記パケットが「announceメッセージ」のときに実行されるマスター選出の条件に前記仮想LANの情報を加えるマスター選出処理ステップと、
前記「announceメッセージ」の情報が自身のマスター情報よりも優位であれば、前記マスターにおいて前記「announce」メッセージを受信したポートの所属する仮想LANについて透過処理を有効に設定し、該仮想LANに所属する全ポートに前記「announceメッセージ」のパケットを転送するメッセージ転送ステップと、
前記メッセージ転送ステップ後に前記「announceメッセージ」を受信したポートの所属する仮想LANと全ポートとについて透過処理が有効となれば、前記マスターがスレーブに遷移し、前記マスター選出処理で選出された新たなマスターと時刻同期を実行するマスター状態遷移ステップと、
を有することを特徴とする仮想LANの時刻同期方法。 - 前記パケット転送ステップのパケットが「announceメッセージ」でなければ、前記マスターにおいて登録タイマーをチェックするステップと、
前記チェックの結果、タイマー種別が「announceメッセージ」/「syncメッセージ」の送信であれば、マスター前記において透過処理の無効な仮想LANに所属する全ポートへ「announceメッセージ」/「syncメッセージ」のパケットを送信するステップと、
前記チェックの結果、タイマー種別が「announceメッセージ」の受信であれば、前記マスターにおいて対象のVLANの透過処理を無効にするステップと、
をさらに有することを特徴とする請求項1記載の仮想LANの時刻同期方法。 - 仮想LANにおいてPTP(PrecisionTime Protocol)によりスレーブをマスターに時刻同期させる方法であって、
前記スレーブにおいて前記PTPの処理に関連するパケットを受信し、かつ該パケットについて透過処理する必要があれば、前記パケットを受信したポートのVLANに所属する受信ポート以外の全ポートに前記パケットを転送するスレーブ側のパケット転送ステップと、
前記パケットが「announceメッセージ」のときに実行されるマスター選出の条件に前記仮想LANの情報を加えるマスター選出処理ステップと、
前記パケットの送信元が前記マスター側であれば、前記スレーブにおいて「announceメッセージ」についての受信タイムアウト用のタイマーを再登録する第1のタイマー再登録ステップと、
前記パケットの送信元が前記マスターでなければ、前記スレーブにおいてマスター選出処理の結果、新たなマスターが選出されているか否かを確認し、新たなマスターが選出されているときは前記受信タイムアウト用のタイマーを再登録する第2のタイマー再登録ステップと、
を有することを特徴とする仮想LANの時刻同期方法。 - 前記パケットが「syncメッセージ」であれば、前記スレーブにおいて前記パケットの送信元が前記マスターであるか否かを確信し、送信元が前記マスターの場合は「delay requestメッセージ」を返信するステップを、
さらに有することを特徴とする請求項3記載の仮想LANの時刻同期方法。 - 前記第2のタイマー再登録ステップ後、スレーブにおいて前記受信タイムアウト用のタイマーがタイムアウトか否かを確認するステップと、
前記確認の結果、タイムアウトの場合にタイマー種別が「announceメッセージ」の受信であれば、前記スレーブにおいて前記マスターの情報をクリアしてマスター判定状態に遷移するステップと、
を有することを特徴とする請求項3または4に記載の仮想LANの時刻同期方法。
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