JP2018174417A - リソース割当方法及びリソース割当装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光周波数リソースの使用効率を向上させる。【解決手段】リソース割当装置は、光ノードをリンクで接続したネットワークにおける始点から終点の光ノードまでのリソース割当対象の光信号に、当該光信号が伝送される通信経路を構成するリンクで使用する空間多重路と、当該空間多重路で使用する周波数幅とを割当てる。リソース割当装置は、ネットワーク内のリンクに含まれる空間多重路に対し、当該空間多重路の光信号伝送に関する品質に基づいて、伝送可能距離、又は、光ノード間の伝送可能ホップ数に応じた分類を決定する。リソース割当装置は、通信経路における伝送距離又はホップ数と、当該通信経路を構成するリンクにおける空間多重路の分類とに基づいて、1以上の空間多重路をリソース割当対象の光信号に割当て、さらに、割当てた空間多重路において使用可能な周波数幅の中から周波数幅を割当てる。【選択図】図1

Description

本発明は、リソース割当方法及びリソース割当装置に関する。
現在、パソコンやスマートフォンなどを用いて音声や画像、高精細映像など様々なデータを、インターネットを介して世界中で自由に通信できる時代となっている。このような世界中の通信を支えている光通信ネットワークは、光信号の接続管理のための光パスなどのネットワーク管理制御技術と、光信号の中継伝送のための波長分割多重伝送装置(WDM装置)や光挿入分岐多重装置(OADM装置)などの光中継伝送装置と、各装置を接続する光ファイバなどの伝送路とによって構成されている。
近年では、光通信分野におけるディジタル信号処理(DSP: Digital Signal Processing)技術の適用によって、光伝送技術における通信容量の大容量化や長延化が進展し、光中継伝送装置のカラーレス・ディレクションレス・コンテンションレス化や多方路化と組み合わせることで、自由度の高い光通信ネットワークが構成されている。
このように、光通信ネットワークの大容量化はこれまでの30年間で5桁以上の大容量化を実現してきたが、伝送路としての光ファイバであるシングルモード光ファイバ(SMF)の物理的な伝送限界により、1本のSMFで伝送できる伝送容量は100Tb/s近辺で限界を迎えることが予測されている。そのため、近年では、光ファイバの空間的な自由度(複数コア、複数伝搬モード)を活用した空間多重分割(SDM)技術が提案され、国内外の多くの機関で研究開発が活発化している。
このようなSDM技術に支えられた光通信ネットワークを構成するためには、大容量な光信号を効率的かつ経済的に方路制御するための光中継伝送装置が必要となることはもちろんのこと、通信を設定するための光信号の始点と終点を結ぶ光パスの設計技術は、光通信ネットワークの周波数リソースを効率的に利用し、SDM技術によりもたらされた空間の自由度を最大限に活用する上でも重要な技術となってくる。以下、光パスに関する周波数リソースを「光周波数リソース」という。
一方、光パスの設計においては、通信の設定要求に基づく光伝送装置間の中継区間で光信号の再生中継処理を実行することがないトランスペアレント光パスの設定が、光ネットワークを経済的に構築する上で重要となる。
トランスペアレント光パスネットワークを効率的に構築するために、光通信ネットワークへの通信設定要求に伴い、光通信ネットワーク上のどの通信経路を選択し、選択した通信経路のエンド・トゥー・エンドにおいてトランスペアレント化を実現するためには、通信経路上で共通の空き波長を使用するという条件(波長連続制約)の下で、通信経路に割り当てる光周波数リソース(光信号の波長)を適切に定めるという問題が、課題の一つとなる。この問題は、RWA(Routing and Wavelength Assignment)問題と呼ばれ、NP(Non-deterministic Polynomial)完全問題としても知られている。
通信経路に割り当てる光周波数リソースとして可変帯域の周波数幅を割り当てるエラスティック光ネットワークにおいては、上記のRWA問題がより複雑化したRSA(Routing and Spectrum Assignment)問題も課題となっている。周波数幅は、光信号の周波数帯域の幅であり、異なる周波数の差を示す。
さらに、先に述べたSDM技術に支えられた光通信ネットワークにおいては、空間の自由度が増したことによる、RSSA(Routing, Spectrum and Spatial Assignment)問題も課題となっている。
トランスペアレント光パスネットワークにおけるRSSA問題について、通信経路及びリソース割当て方式を説明する。
図11は、従来のRSSA方式を示す図である。図11に示すような通信経路及びリソース割当て方式では、はじめに、通信経路の探索処理によって通信経路を決定する。通信経路の探索及び決定する際に用いられるアルゴリズムは、例えば、最短経路(Shortest Path)アルゴリズム、通信経路におけるホップ数を最小化するFewest−hop法、ネットワークにおける通信経路の物理的な距離を最短化するShortest Distance法などである。
次に、これらアルゴリズムにより決定された通信経路を参照して、利用可能リソース探索処理によりその経路に割当て可能なリソース(空間多重路、および光周波数リソース)を探索する。ここでは波長連続制約と、空間多重路制約を満たす通信経路とリソースの組を探索する。ここでいう空間多重路制約とは、SDM技術を用いた光ネットワークにおいて、例えば、空間多重路を光伝送路としてマルチコアファイバを用いた場合、コア間での光信号のクロストークが伝送品質を劣化させるため、光伝送路や光ノードでのコア間のクロストーク量も考慮に入れ、エンド・トゥー・エンドで光パスを割当て可能なコア(空間多重路)を利用するという条件のことである。
次に、これら制約条件を満たす通信経路とリソースの組を参照して、リソース(空間多重路と光周波数リソース)を割り当てる。
光周波数リソースの一例である波長の割り当てに用いられるアルゴリズムには、例えば、First−fit法(以下、「λ−FF法」と略記する。)、Most−used法、LF(Least-fragmentation)法などである(例えば、非特許文献1及び2参照)。λ−FF法は、通信経路上の光信号の波長を選択する際にエンド・トゥー・エンドで割り当て可能な波長が複数存在した場合、波長に付与した番号に対してその番号が最も小さいものから順番に割り当てる。Most−used法は、ネットワーク全体で使用されている波長を検出して最も使用されている波長から優先的に使用する。LF法は、通信経路上の各リンクの波長使用状況と隣接リンクの波長使用状況との相関量を求め、各通信経路区間に対して波長の使用状況が細切れとなる区間の発生を抑える波長から優先的に使用する。
また、空間多重路の割り当てに用いられるアルゴリズムには、例えば、空間多重路に付与した番号に対してその番号が最も小さいものから順番に割り当てるFirst−fit法(以下、「Space−FF法」と略記する。)などがある。
SDM光ネットワークにおける通信経路及びリソース割当て方式は、トランスペアレント光パスネットワークの光周波数リソースおよび空間多重リソースを有効的かつ効率的に使用でき、光通信ネットワークの構築や運用を経済化すると期待されている。従来のSDM光ネットワークにおける通信経路及びリソース割当て方式では、以下の課題がある。
図12は、従来のRSSA方式によるネットワークの物理モデルの例を示す図である。例えば、波長割当てアルゴリズムとしてλ−FF法を、空間多重路割当てアルゴリズムとしてSpace−FF法を用い、ネットワークトポロジが図12に示すような3×3格子網である場合について説明する。各リンクの光ファイバはコア数が3のMCF(マルチコアファイバ)であり、各光ファイバコアの波長使用可能数の上限は4である。図12では、一例として簡単のため、通信設定要求に基づいて光パスが、第1ノード(N1)から第9ノード(N9)間のリンク1−リンク2−リンク3−リンク4の経路上(通信経路候補1)のみに発生すると仮定する。図13に示すとおり、MCFの3つのコアにはそれぞれ、コア番号1〜3が付与されている。
図14は、通信設定要求に対する始点ノード番号と終点ノード番号の例を示す図である。また、図15は、従来のRSSA方式による通信経路、空間多重路および光周波数リソース(ここでは、波長)の割当て例を示す図であり、リンク番号とコア番号および波長番号との対応付けにより各通信設定要求への割当てを示している。図15に示すように、従来のRSSA方式によって、図14の通信設定要求C−17までが設定された波長使用状況のネットワークを想定する。ネットワーク全体でのコア間クロストークなどの影響による伝送品質を考慮した場合、コア番号1およびコア番号3のコアではホップ数1,2,3および4に該当する伝送距離の光パスが設定可能であり、コア番号2のコアではホップ数1および2に該当する伝送距離の光パスが設定可能であるとする。ここでの従来のRSSA方式は、始点ノードから終点ノードに発生する通信要求設定に対し、波長連続制約と空間多重路制約を探索したのち、空間多重路のリソース割当アルゴリズムとしてSpace−FF法を適用した後、波長リソース割当てアルゴリズムとしてλ−FF法を適用したリソース割当方法により使用する波長を決定する。
従来のRSSA方式では、図15に示したリソース使用状況から、図14の通信設定要求C−18の通信設定要求(第1ノード(N1)から第8ノード(N8)への光パス設定要求)に対し、波長連続制約と空間多重路制約を探索したのち、Space−FF法とλ−FF法のリソース割当に従うと、コア番号3、波長番号4のリンク1、リンク2およびリンク3の空き波長リソースを使用することになる。この状態のリンク番号とコア番号および波長番号との対応付けの例を図16に示す。
SDMネットワークではコア間クロストークなどの影響によりコア毎に伝送品質が異なるケースが発生するため、伝送特性の良いコア、すなわち、隣接コア数の少ないコアの波長使用率を高めると、伝送距離又はホップ数の大きな光パスのための波長リソースが枯渇しがちになる。ネットワーク全体に多くの通信設定要求を受けるためには、伝送品質のよいコアの波長リソースはなるべく残すようにリソースを利用したほうがよい。
図16のリソース使用状況において、次に図14の通信設定要求C−19の通信設定要求(第1ノード(N1)から第8ノード(N8)への光パス設定要求)に対しては、波長連続制約と空間多重路制約を満足する利用可能な空きリソースが無く、通信設定要求を受けられない。このように、最短の通信経路上に波長が割り当てられないことは、光通信ネットワークの経済化を図るための有効的かつ効率的な光周波数リソースの使用を目指す上で、大きな課題となる。
なお、SDMネットワークの伝送路光ファイバとして複数伝搬モードや、複数コアかつ複数伝搬モードの空間の自由度を活用した場合のRSSA方式においても、コア間又はモード間クロストークなどの影響によりコア毎又はモード毎に伝送品質が異なるネットワーク構成の場合、同様の課題がある。すなわち、従来のリソース割当装置は、光周波数リソースの使用効率を向上させることができないという問題がある。
上記事情に鑑み、本発明は、光周波数リソースの使用効率を向上させることが可能となるリソース割当方法及びリソース割当装置を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、光ノードをリンクで接続したネットワークにおける始点の前記光ノードから終点の前記光ノードまでのリソース割当対象の光信号に、当該光信号が伝送される通信経路を構成する前記リンクで使用する空間多重路と、当該空間多重路で使用する周波数幅とを割当てるリソース割当装置が実行するリソース割当方法であって、前記ネットワーク内の前記リンクに含まれる空間多重路に対し、当該空間多重路の光信号伝送に関する品質に基づいて、伝送可能距離、又は、光ノード間の伝送可能ホップ数に応じた分類を決定する分類ステップと、前記通信経路における伝送距離又はホップ数と、前記通信経路を構成する前記リンクにおける前記空間多重路について前記分類ステップにより決定された前記分類とに基づいて、前記通信経路を構成する前記リンクで使用する前記空間多重路を1以上、リソース割当対象の前記光信号に割当てる空間多重路割当ステップと、前記空間多重路割当ステップにおいて割当てた前記空間多重路において使用可能な周波数幅の中からリソース割当対象の前記光信号に周波数幅を割当てる周波数割当ステップと、を有する。
本発明の一態様は、上述したリソース割当方法であって、前記空間多重路割当ステップにおいては、伝送可能又は伝送ホップ数がより短い通信経路のリソース割当対象の光信号に、より短い伝送可能距離又は伝送可能ホップ数に応じた分類の前記空間多重路を優先的に割当て、伝送距離又はホップ数がより長い通信経路のリソース割当対象の光信号に、より長い伝送可能距離又は伝送可能ホップ数に応じた分類の前記空間多重路を優先的に割当てる。
本発明の一態様は、上述したリソース割当方法であって、前記分類ステップにおいて、前記空間多重路がN個に分類され、対応する伝送可能距離又は伝送可能ホップ数が少ない順に並べたときのi番目(iは1以上N以下の整数)の前記分類を分類iとしたときに、前記空間多重路割当ステップにおいて、前記通信経路の伝送距離又はホップ数が分類iに対応した伝送可能距離又は伝送可能ホップ数以下である場合に、リソース割当対象の前記光信号に分類iの前記空間多重路を割当て、前記通信経路の伝送距離又はホップ数が分類iに対応した伝送可能距離又は伝送可能ホップ数を超え、かつ、分類(i+1)に対応した伝送可能距離又は伝送可能ホップ数以下である場合に、リソース割当対象の前記光信号に分類(i+1)の前記空間多重路を割当て、前記通信経路の伝送距離又はホップ数が分類(N−1)に対応した伝送可能距離又は伝送可能ホップ数以下である場合に、リソース割当対象の前記光信号に分類Nの前記空間多重路を割当てる。
本発明の一態様は、上述したリソース割当方法であって、前記空間多重路割当ステップにおいて、分類j(jは1以上N−1以下の整数)の前記空間多重路にリソース割当対象の前記光信号を収容可能な周波数幅リソースが無い場合、リソース割当対象の前記光信号を収容可能な周波数リソース幅が存在する前記空間多重路が検出されるまで順次jの値を増加させ、検出された前記空間多重路をリソース割当対象の前記光信号に割当てる。
本発明の一態様は、上述したリソース割当方法であって、前記空間多重路割当ステップにおいて、前記通信経路における伝送距離又はホップ数が全ての前記分類に対応した伝送可能距離又は伝送可能ホップ数を上回る場合に、リソース割当対象の前記光信号の通信経路が設定できないこと、又は、前記通信経路における任意の地点において光信号を再生中継する必要があることを通知する。
本発明の一態様は、光ノードをリンクで接続した光ネットワークにおける始点の前記光ノードから終点の前記光ノードまでのリソース割当対象の光信号に、当該光信号が伝送される通信経路を構成する前記リンクで使用する空間多重路と、当該空間多重路で使用する周波数幅とを割当てるリソース割当装置であって、前記光ネットワーク内の前記リンクに含まれる空間多重路に対し、当該空間多重路の光信号伝送に関する品質に基づいて、伝送可能距離、又は、光ノード間の伝送可能ホップ数に応じた分類を決定する分類部と、前記通信経路における伝送距離又はホップ数と、前記通信経路を構成する前記リンクにおける前記空間多重路について前記分類部が決定した前記分類とに基づいて、前記通信経路を構成する前記リンクで使用する前記空間多重路を1以上、リソース割当対象の前記光信号に割当てる空間多重路割当部と、前記空間多重路割当部が割当てた前記空間多重路において使用可能な周波数幅の中からリソース割当対象の前記光信号に周波数幅を割当てる周波数割当部と、を備える。
本発明により、光周波数リソースの使用効率を向上させることが可能となる。
本発明の第1の実施形態におけるネットワーク管理装置の構成を示す図である。 同実施形態における空間多重路分類算出部による空間多重路分類例を示す図である。 同実施形態において適用されるネットワークの物理モデル例および空間多重路例を示す図である。 同実施形態におけるリソース使用状況例を示す図である。 同実施形態における利用可能リソース探索部の構成を示す図である。 同実施形態におけるリソース割当部の構成を示す図である。 同実施形態におけるリソース使用状況例を示す図である。 同実施形態における最終的なリソース使用状況例を示す図である。 第2の実施形態における利用可能リソース探索部の構成を示す図である。 同実施形態におけるリソース割当部の構成を示す図である。 一般的なRSSA方式を示す図である。 従来のRSSA方式によるネットワークモデル例および空間多重路例を示す図である。 MCFに付与されたコア番号を示す図である。 通信設定要求例を示す図である。 従来のRSSA方式による通信経路、空間多重路および波長の割当て例を示す図である。 従来のRSSA方式による通信経路、空間多重路および波長の割当て例を示す図である。
本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
以下では、光信号を電気的に終端することなく光多重分離及び光増幅する光ノードと、光伝送媒体である光ファイバとを含むフォトニックネットワークに接続されるネットワーク管理装置を説明する。ネットワーク管理装置は、RWA方式、RSA方式又はRSSA方式に基づいて通信する。以下では、ネットワーク管理装置は、一例として、RSSA方式に基づいて通信する。
(第1の実施形態)
図1は、ネットワーク管理装置100の構成の例を示す図である。ネットワーク管理装置100(リソース割当装置)は、空間多重路分類算出部101と、空間多重路分類算出結果記憶部102と、通信経路探索部103と、通信経路算出結果記憶部104と、利用可能リソース探索部105と、利用可能リソース算出結果記憶部106と、リソース割当部107と、通信経路・リソース割当結果記憶部108と、通信経路・リソース選択部109と、選択結果記憶部110とを備える。
空間多重路分類算出部101と、通信経路探索部103と、利用可能リソース探索部105と、リソース割当部107と、通信経路・リソース選択部109とのうち一部又は全部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが、記憶部に記憶されたプログラムを実行することにより機能するソフトウェア機能部である。また、これらの機能部のうち一部又は全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェア機能部であってもよい。
空間多重路分類算出結果記憶部102、通信経路算出結果記憶部104、利用可能リソース算出結果記憶部106、通信経路・リソース割当結果記憶部108および選択結果記憶部110は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置等の不揮発性の記憶媒体(非一時的な記録媒体)を有する記憶装置を用いて構成される。空間多重路分類算出結果記憶部102、通信経路算出結果記憶部104、利用可能リソース算出結果記憶部106、通信経路・リソース割当結果記憶部108および選択結果記憶部110は、例えば、RAM(Random Access Memory)やレジスタなどの揮発性の記憶媒体を有していてもよい。
空間多重路分類算出部101は、空間多重路の光伝送方式、波長分散、非線形光学効果、クロストークなどにより生じる光波形劣化などの光信号品質に基づいて、伝送可能距離又は光ノード間の伝送可能ホップ数に応じて空間多重路を分類する。ここでは、空間多重路分類算出部101は、SDMネットワークにおける空間多重路間(コア間又は伝搬モード間)のクロストーク特性に従った光パスの伝送可能距離又はそれに準じるホップ数に応じて番号を付与し、空間多重路を分類する。図2は、3コアのMCFをSDMネットワークの伝送路光ファイバと想定した際の空間多重路分類例を示す図である。同図では、コア番号1,2,3の3つのコア(空間多重路)が、コア分類1又はコア分類2の空間多重路分類(以下、単に「分類」ともいう。)に分類されている。この空間多重路の分類の詳細については、後述する。次に、空間多重路分類算出部101は、空間多重路の分類結果を、空間多重路分類算出結果記憶部102に格納する。
通信経路探索部103は、最短経路(Shortest Path)アルゴリズム(Fewest-hop法、Shortest Distance法など)に基づく経路探索によって、光ノードをリンクで接続した光ネットワークにおける地点間の通信経路を算出する。通信経路探索部103は、通信設定要求および空間多重路分類算出結果記憶部102から空間多重路分類に基づいて、通信経路を算出する。通信経路探索部103は、通信経路の算出結果を、通信経路算出結果記憶部104に格納する。さらに、通信経路探索部103は、この通信経路の算出結果を、利用可能リソース探索部105に通知する。通信経路算出結果記憶部104は、通信経路探索部103の通信経路の算出結果を格納する。
利用可能リソース探索部105は、RSSA方式に基づいて、利用可能リソースを探索する。利用可能リソース探索部105は、通信経路探索部103から通知された情報に基づいて、通信経路算出結果記憶部104から通信経路の算出結果を取得し、取得した算出結果に対する空間多重路制約および波長連続制約を満たす利用可能リソースを算出する。利用可能リソース探索部105は、利用可能リソースの算出結果を利用可能リソース算出結果記憶部106に格納し、この算出結果をリソース割当部107に通知する。利用可能リソース算出結果記憶部106は、利用可能リソース探索部105による通信経路の候補、空間多重路の候補および波長等の候補の組(以下「候補組」という。)の算出結果を格納する。
リソース割当部107は、RSSA方式に基づいて、空間多重路割当てにはSpace−FF法など、波長割当てにはλ−FF法やLF法などを実行する。リソース割当部107は、利用可能リソース探索部105から通知された情報に基づいて、利用可能リソース算出結果記憶部106から候補組を取得し、取得した候補組に対する空間多重路および波長等の割当てを算出する。リソース割当部107は、算出した割当ての結果を通信経路・リソース割当結果記憶部108に格納し、この割当ての結果を通信経路・リソース選択部109に通知する。通信経路・リソース割当結果記憶部108は、リソース割当部107による候補組の算出結果を格納する。
通信経路・リソース選択部109は、リソース割当部107から通知された情報に基づいて、候補組の算出結果を、通信経路・リソース割当結果記憶部108から取得する。通信経路・リソース選択部109は、複数の候補組が存在した場合に最終的な候補組を選択する。通信経路・リソース選択部109は、選択結果を選択結果記憶部110に格納する。選択結果記憶部110は、通信経路・リソース選択部109が選択途中である候補組を格納する。さらに、選択結果記憶部110は、通信経路・リソース選択部109が最終的な選択結果である候補組を格納する。
図3は、本実施形態に適用されるネットワークの物理モデルの例を示す図である。同図に示す物理モデルは、第1ノード(N1)〜第9ノード(N9)からなる3×3格子網である。ネットワークを構成するノード間の各リンクの光ファイバは、図2に示すコア数が3のMCFである。図2に示すコア番号2の空間多重路は、主にコア番号1およびコア番号3の空間多重路からのコア間クロストークの影響を強く受け、一方、コア番号1およびコア番号3の空間多重路は主にコア番号2の空間多重路からのコア間クロストークの影響を強く受ける。そのため、伝送品質としては、コア番号1および3の空間多重路の方がコア番号2の空間多重路よりも優れている。このような空間多重路ごとの伝送品質を鑑みて、空間多重路分類算出部101により、コア番号2はコア分類1、コア番号1および3はコア分類2に分類される。また、各光ファイバコアの波長使用可能数の上限は4である。図4は、ある複数個の通信設定要求に基づき、通信経路とリソースが図3のネットワークに設定された状態における、リンク番号とコア番号、コア分類および波長番号との対応付けの例を示す図である。
図5は、利用可能リソース探索部105の構成の例を示す図である。利用可能リソース探索部105は、空間多重路制約計算部151と、空間多重路制約計算結果記憶部152と、波長連続制約計算部153と、波長連続制約計算結果記憶部154とを備える。
空間多重路制約計算部151は、光パスを設定可能な空間多重路を算出する。空間多重路制約計算部151は、通信経路算出結果記憶部104から取得された通信経路候補の中から、通信設定要求に対する光パスの始終点ノードの伝送距離又はそれに準じるホップ数に応じて付与された空間多重路分類に従い、光パスを設定可能な空間多重路を算出する。空間多重路制約計算部151は、計算結果を空間多重路制約計算結果記憶部152に格納し、計算結果を波長連続制約計算部153に通知する。空間多重路制約計算結果記憶部152は、空間多重路制約を満たす経路候補を格納する。
波長連続制約計算部153は、空間多重路制約計算部151から通知された情報に基づいて、空間多重路制約計算結果記憶部152から空間多重路制約を満たす通信経路の算出結果を取得し、取得した算出結果に対し波長連続制約を満たす利用可能リソースを算出する。波長連続制約計算部153は、利用可能リソースの算出結果を波長連続制約計算結果記憶部154に格納し、この算出結果をリソース割当部107に通知する。波長連続制約計算結果記憶部154は、波長連続制約を満たす経路候補を格納する。以上のように利用可能リソース探索部105において、候補組が算出される。
利用可能リソース探索部105の構成例として、空間多重路制約計算部151、波長連続制約計算部153の順に処理したが、波長連続制約計算部153、空間多重路制約計算部151の順に処理してもよい。一般的には、空間多重路の候補数は20程度、波長の候補数は80程度と波長の候補数の方が多くなるため、処理全体の計算量を少なくするためには、空間多重路制約を先に計算して経路候補数を絞った方がよい。
図6は、リソース割当部107の構成の例を示す図である。リソース割当部107は、空間多重路分類選択部171と、空間多重路分類選択結果記憶部172と、波長・コア割当部173と、波長・コア割当結果記憶部174とを備える。
空間多重路分類選択部171は、光パスの始終点ノードの伝送距離又はそれに準じるホップ数に対して最適な空間多重路を選択する。図3に示したネットワークにおいては、ネットワーク全体でのコア間クロストークなどの影響による伝送特性を考慮した場合、コア分類2(コア番号1および3)のコアではホップ数1,2,3および4に該当する伝送距離の光パスが設定可能であり、コア分類1(コア番号2)のコアではホップ数1および2に該当する伝送距離の光パスが設定可能である。ネットワーク全体に多くの通信設定要求を受けるためには、伝送特性のよいコアの波長リソースはなるべく残すようにリソースを利用したほうがよいため、本実施形態の空間多重路分類選択部171では、コア分類2のコアではホップ数3および4に該当する伝送距離の光パスを優先的に設定し、ホップ数1および2に該当する伝送距離の光パスはコア分類1に優先的に設定し、コア分類1の空間多重路上に、ホップ数1および2に該当する伝送距離の通信設定要求に対する光パスを収容することが出来なくなった際に初めて、コア分類2の空間多重路をホップ数1および2に該当する伝送距離の光パスに使用する割当方法を適用する。空間多重路分類選択部171は、利用可能リソース算出結果記憶部106から取得された候補組の中から、本実施形態のリソース割当方法に従う空間多重路分類を選択する。空間多重路分類選択部171は、選択結果を空間多重路分類選択結果記憶部172に格納し、選択結果を波長・コア割当部173に通知する。空間多重路分類選択結果記憶部172は、選択された候補組を格納する。
波長・コア割当部173は、空間多重路分類選択部171から通知された情報に基づいて、空間多重路分類選択結果記憶部172から空間多重路分類割当方法に従った候補組の選択結果を取得し、取得した選択結果に対し、例えば、空間多重路割当てにはSpace−FF法など、波長割当てにはλ−FF法やLF法などを実行する。波長・コア割当部173は、波長・コア割当に従う候補組を算出し、割当結果を波長・コア割当結果記憶部174に格納し、割当結果を通信経路・リソース選択部109に通知する。波長・コア割当結果記憶部174は、波長・コア割当に従う候補組を格納する。以上のようにリソース割当探索部において、候補組が算出される。
次に、図4のリソース使用状況例を用いて、本実施形態のリソース割当方法を説明する。ここでは、簡単のため、図3に示すネットワークにおいて、第1ノード(N1)から第9ノード(N9)間のリンク1−リンク2−リンク3−リンク4の経路上のみに対して通信設定要求が発生する場合を例に説明する。
通信経路探索部103は、例えば、ダイクストラ法を実行する。通信経路探索部103の算出結果である第1ノード(N1)から第8ノード(N8)までの光パスに対する通信経路は複数経路存在するが、利用可能リソース探索部105による空間多重路制約と波長連続制約を満たす通信経路候補は、点線矢印で示す最短経路の通信経路候補1であるとする。
図4のリソース使用状況(波長利用状況)から、図14に示した通信設定要求が発生した場合を考える。ここでは、波長・コア割当部173は、Space−FF法、λ−FF法の順番にリソース割当アルゴリズムを実行する。通信設定要求C−1は、第1ノード(N1)から第2ノード(N2)へのリンク番号1を経由する光パス設定であり、伝送距離はホップ数1に該当するため、コア分類1、コア番号2、波長番号1のリソースに割当てられる。図7は、同様に、通信設定要求C−2から通信設定要求C−14までの通信設定要求に対する光パスを、本実施形態のリソース割当方法に従って設定した場合のリソース使用状況を示す図である。
次の通信設定要求C−15は、第8ノード(N8)から第9ノード(N9)へのリンク番号4を経由する光パス設定であり、伝送距離はホップ数1に該当する。そのため、コア分類1(コア番号2)の空きリソースに優先的に配置されるが、通信設定要求C−15を設定可能な空きリソースが存在しないため、コア分類2におけるリンク4の空きリソースが利用される。波長・コア割当アルゴリズムのSpace−FF法、λ−FF法の順番に従うと、通信設定要求C−15は、コア分類2、コア番号1、波長番号3のリソースに割当てられる。同様に通信設定要求C−16、C−17についてもその伝送距離はそれぞれホップ数2、1に該当するため、コア分類1(コア番号2)の空きリソースに優先的に配置したいが、空きリソースが存在しないため、コア分類2における空きリソースを設定候補とする。さらに、同様に通信設定要求C−18以降の通信設定要求に対して光パスを設定すると、通信設定要求C−21までリソースを有効活用して通信設定要求を設定可能である。図8は、この時のリソース使用状況を示す図である。
このように、ネットワーク管理装置100は、伝送可能距離又は伝送可能ホップ数がより短いパスには、伝送可能距離又は伝送可能ホップ数がより短い分類の空間多重路を優先的に割り当て、伝送距離又はホップ数がより長い光パスに、伝送可能距離又は伝送可能ホップ数がより長い分類の空間多重路を優先的に割当てる。
なお、通信設定要求C−22に対しては、当該光パスを収容する空きリソースが既に存在しないため、設定不可をネットワーク管理者などに通知する。また、通信設定要求に基づく光パスの伝送距離又はホップ数が空間多重路分類の伝送可能距離又は伝送可能ホップ数を上回る場合に、当該光パスが設定不可であること、又は当該光パスを設定する始終点間の任意の地点にて光信号を再生中継する必要があることをネットワーク管理者などに通知することも、第1の実施形態のネットワーク管理装置100では可能である。
以上のように、第1の実施形態のネットワーク管理装置100は、従来のRSSA方式によるリソース割当に比べ、光周波数リソースの使用効率を向上させることが可能となる。伝送品質のよいコアの波長リソースはなるべく残すようにリソースを利用することで、特定のリンクにおいて使用できる波長がなく通信設定要求を受付できなくなるタイミングを遅らせることができる。
また、第1の実施形態のネットワーク管理装置100は、トランスペアレント光パスネットワークにおいてリンクの波長使用数が上限(最大値)に達することによって通信設定要求が設定不可となる状態が発生することを抑制し、光周波数リソースの使用効率を最適化することができる。
なお、固定の周波数帯域(波長)を用いたネットワーク構成であっても、可変の周波数帯域(周波数幅)を用いたネットワーク構成であっても、またそれらのネットワーク構成において波長分割多重伝送(WDM)された光信号がさらに空間的に分割多重されたネットワークであっても、リソースの使用効率は最適化される。
第1の実施形態のネットワーク管理装置100は、通信を確立するための光信号を電気的に終端することなく光多重分離及び光増幅する機能を有する光ノードと、光伝送媒体である光ファイバにより構成されるフォトニックネットワークにおいて、通信を設定するための光信号の始点から終点までを結ぶ光パスの通信経路、空間多重路および当該通信経路上で割り当てるリソースを選択する。
第1の実施形態のネットワーク管理装置100は、フォトニックネットワークの効率的な光パス設定に伴い、当該光パスの通信経路算出及びリソースの割当てに対し、周波数幅として例えばITU−Tによって定められた固定の周波数幅(波長)や、可変の周波数幅の場合であっても、光周波数リソースの使用効率を向上させることが可能となる。第1の実施形態のネットワーク管理装置100は、空間的に多重化された光ファイバコア又はモード間の固定や可変の周波数幅の場合であっても、リソースの使用効率を向上させることが可能となる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、利用可能リソース探索部にて光パスの始終点ノードの伝送距離又はそれに準じるホップ数に対して最適な空間多重路を選択される点が、第1の実施形態と相違する。第2の実施形態では、第1の実施形態との相違点についてのみ説明する。本実施形態のネットワーク管理装置100は、第1の実施形態における利用可能リソース探索部105、リソース割当部107に代えて、図9に示す利用可能リソース探索部105a、図10に示すリソース割当部107aを備えた構成である。
図9は、利用可能リソース探索部105aの構成の例を示す図である。利用可能リソース探索部105aは、空間多重路制約計算部251と、空間多重路制約計算結果記憶部252と、空間多重路分類選択部253と、空間多重路分類選択結果記憶部254と、波長連続制約計算部255と、波長連続制約計算結果記憶部256とを備える。
空間多重路制約計算部251は、第1の実施形態の空間多重路制約計算部151と同様に、通信経路算出結果記憶部104から取得された通信経路候補の中から、通信設定要求に対する光パスの始終点ノードの伝送距離又はそれに準じるホップ数に応じて付与された空間多重路分類に従い、光パスを設定可能な空間多重路を算出する。空間多重路制約計算部151は、計算結果を空間多重路制約計算結果記憶部252に格納し、計算結果を空間多重路分類選択部253に通知する。空間多重路制約計算結果記憶部252は、空間多重路制約を満たす経路候補を格納する。
空間多重路分類選択部253は、第1の実施形態の空間多重路分類選択部171と同様に、光パスの始終点ノードの伝送距離又はそれに準じるホップ数に対して最適な空間多重路を選択する。図3に示したネットワークの場合、空間多重路分類選択部253は、第1の実施形態と同様に、コア分類2のコアにはホップ数3および4に該当する伝送距離の光パスを優先的に設定し、ホップ数1および2に該当する伝送距離の光パスにはコア分類1のコアを優先的に設定する割当方法を適用する。空間多重路分類選択部253は、空間多重路制約計算結果記憶部252から取得された候補組の中から、本実施形態のリソース割当方法に従う空間多重路分類を選択する。空間多重路分類選択部253は、選択結果を空間多重路分類選択結果記憶部254に格納し、選択結果を波長連続制約計算部255に通知する。空間多重路分類選択結果記憶部254は、選択された候補組を格納する。
波長連続制約計算部255は、空間多重路分類選択部253から通知された情報に基づいて、空間多重路分類選択結果記憶部254から選択された候補組を取得し、取得した候補組に対し波長連続制約を満たす利用可能リソースを算出し、算出結果を波長連続制約計算結果記憶部256に格納し、算出結果をリソース割当部107aに通知する。波長連続制約計算結果記憶部256は、波長連続制約を満たす経路候補を格納する。
また、波長連続制約計算部255において、波長連続制約を満たす選択された候補組が存在しない場合、すなわち、コア分類1の空間多重路上に、ホップ数1および2に該当する伝送距離の通信設定要求に対する光パスを収容することが出来なくなった場合は、空間多重路分類選択部253に候補組が存在しないことを通知する。空間多重路分類選択部253は、コア分類2の空間多重路をホップ数1および2に該当する伝送距離の光パスを設定する割当方法を適用し、再度、空間多重路制約計算結果記憶部252から取得された候補組の中から、本実施形態のリソース割当方法に従う空間多重路分類を選択する。以降、前述と同様に、空間多重路分類選択部253は、選択結果を空間多重路分類選択結果記憶部254に格納し、選択結果を波長連続制約計算部255に通知し、空間多重路分類選択結果記憶部254は、選択された候補組を格納する。波長連続制約計算部255は、空間多重路分類選択部253から通知された情報に基づいて、空間多重路分類選択結果記憶部254から選択された候補組を取得し、取得した候補組に対し波長連続制約を満たす利用可能リソースを算出する。波長連続制約計算部255は、算出結果を波長連続制約計算結果記憶部256に格納し、算出結果をリソース割当部107aに通知し、波長連続制約計算結果記憶部256は、波長連続制約を満たす経路候補を格納する。以上のように利用可能リソース探索部105aにおいて、候補組が算出される。
利用可能リソース探索部105aの構成例として、空間多重路制約計算部251、空間多重路分類選択部253、波長連続制約計算部255の順に処理したが、波長連続制約計算部255、空間多重路制約計算部251、空間多重路分類選択部253の順に処理してもよい。第1の実施形態と同様に、処理全体の計算量を少なくするためには、空間多重路制約を先に計算して経路候補数を絞った方がよい。
図10は、リソース割当部107aの構成の例を示す図である。リソース割当部107aは、波長・コア割当部271と、波長・コア割当結果記憶部272とを備える。
波長・コア割当部271は、利用可能リソース探索部105aから通知された情報に基づいて、利用可能リソース算出結果記憶部106から本実施形態のリソース割当方法に従った候補組の選択結果を取得し、取得した選択結果に対し、例えば、空間多重路割当てにはSpace−FF法など、波長割当てにはλ−FF法やLF法などを実行する。波長・コア割当部271は、波長・コア割当に従う候補組を算出し、割当結果を波長・コア割当結果記憶部272に格納し、割当結果を通信経路・リソース選択部109に通知する。波長・コア割当結果記憶部272は、波長・コア割当に従う候補組を格納する。以上のようにリソース割当探索部において、候補組が算出される。
第2の実施形態のリソース割当方法を適用することで、第1の実施形態と同等に、リソースの使用効率を向上させることが可能となる。
上記においては、空間多重路が2つに分類された場合を例に示したが、分類数がN(Nは2以上の整数)である場合は、第1の実施形態のリソース割当部107及び第2の実施形態のリソース割当部107aにおける空間多重路の割当処理は、以下のように一般化できる。なお、対応する伝送可能距離又は伝送可能ホップ数が少ない分類から順に分類1、2、…、Nとする。リソース割当部107、107aは、通信要求に基づき設定する光パスの伝送距離又はホップ数が、分類i(iは1以上N以下の整数)に対応した伝送可能距離又は伝送可能ホップ数以下の場合に、その光パスに分類iの空間多重路を割当てる。通信要求に基づき設定する光パスの伝送距離又はホップ数が、分類iに対応した伝送可能距離又は伝送可能ホップ数を上回り、かつ、分類(i+1)の伝送可能距離又は伝送可能ホップ数以下の場合に、リソース割当部107、107aは、その光パスに分類(i+1)の空間多重路を割当てる。また、通信要求に基づき設定する光パスの伝送距離又はホップ数が、分類(N−1)に対応した伝送可能距離又は伝送可能ホップ数以下の場合に、リソース割当部107、107aは、その光パスに分類(N)の空間多重路を割当てる。さらに、リソース割当部107、107aは、光パスの伝送可能距離又は伝送可能ホップ数に対応した分類j(jは1以上(N−1)以下の整数)の空間多重路に、その光パスを伝送する光信号を収容可能な周波数幅リソースが無くなった場合には、分類(j+1)の空間多重路をその光パスに割当てる。分類(j+1)の空間多重路にもその光パスを伝送する光信号を収容可能な周波数幅リソースが無ければ、リソース割当部107、107aは、順次、分類(j+2)以降であり、光信号を収容可能な周波数リソース幅が存在する空間多重路を割当てる。
上述した実施形態によれば、リソース割当装置は、リソース割当対象光信号に、当該リソース割当対象光信号が伝送される通信経路を構成するリンクで使用する空間多重路と、当該空間多重路で使用する周波数幅とを割当てる。リソース割当対象光信号は、光ノードをリンクで接続したネットワークにおける地点間の通信要求により設定される始点の光ノードから終点の光ノードまでの光信号である。リソース割当装置は、分類部と、空間多重路割当部と、周波数割当部とを備える。例えば、リソース割当装置は、ネットワーク管理装置100であり、分類部は空間多重路分類算出部101であり、空間多重路割当部及び周波数割当部は、リソース割当部107、107aである。
分類部は、ネットワーク内のリンクに含まれる空間多重路に対し、当該空間多重路の光信号伝送に関する品質、例えば、波長分散、非線形光学効果やクロストークなどにより生じる光波形劣化に基づいて、伝送可能距離、又は、光ノード間の伝送可能ホップ数に応じた分類を決定する。空間多重路割当部は、リソース割当対象光信号の通信経路における伝送距離又はホップ数と、その通信経路を構成するリンクにおける空間多重路について決定された分類とに基づいて、その通信経路を構成するリンクで使用する空間多重路を1以上、リソース割当対象光信号に割当てる。例えば、空間多重路割当部は、伝送可能又は伝送ホップ数がより短い通信経路のリソース割当対象光信号に、より短い伝送可能距離又は伝送可能ホップ数に応じた分類の空間多重路を優先的に割当て、伝送距離又はホップ数がより長い通信経路のリソース割当対象光信号に、より長い伝送可能距離又は伝送可能ホップ数に応じた分類の空間多重路を優先的に割当てる。周波数割当部は、空間多重路割当部が割当てた空間多重路において使用可能な周波数幅の中からリソース割当対象光信号に周波数幅を割当てる。
なお、空間多重路割当部は、空間多重路の分類数がN個であり、伝送可能距離又は伝送可能ホップ数が少ない順に並べたときのi番目(iは1以上N以下の整数)の分類を分類iとした場合、通信経路の伝送距離又はホップ数が、分類iに対応した伝送可能距離又は伝送可能ホップ数以下である場合に、リソース割当対象光信号に分類iの空間多重路を割当て、通信経路の伝送距離又はホップ数が、分類iに対応した伝送可能距離又は伝送可能ホップ数を超え、かつ、分類(i+1)に対応した伝送可能距離又は伝送可能ホップ数以下である場合に、リソース割当対象光信号に分類(i+1)の空間多重路を割当てる。また、空間多重路割当部は、通信経路の伝送距離又はホップ数が分類(N−1)に対応した伝送可能距離又は伝送可能ホップ数以下である場合に、リソース割当対象光信号に分類Nの空間多重路を割当てる。
また、空間多重路割当部は、分類j(jは1以上N−1以下の整数)の空間多重路にリソース割当対象光信号を収容可能な周波数幅リソースが無い場合、リソース割当対象光信号を収容可能な周波数リソース幅が存在する空間多重路が検出されるまで順次jの値を増加させ、検出された空間多重路をリソース割当対象光信号に割当ててもよい。
また、空間多重路割当部は、通信経路における伝送距離又はホップ数が全ての分類に対応した伝送可能距離又は伝送可能ホップ数を上回る場合に、リソース割当対象光信号の通信経路が設定できないこと、又は、通信経路における任意の地点において光信号を再生中継する必要があることを通知してもよい。
上述した実施形態におけるネットワーク管理装置100の少なくとも一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
100…ネットワーク管理装置, 101…空間多重路分類算出部, 102…空間多重路分類算出結果記憶部, 103…通信経路探索部, 104…通信経路算出結果記憶部, 105…利用可能リソース探索部, 105a…利用可能リソース探索部, 106…利用可能リソース算出結果記憶部, 107…リソース割当部, 107a…リソース割当部, 108…通信経路・リソース割当結果記憶部, 109…通信経路・リソース選択部, 110…選択結果記憶部, 151…空間多重路制約計算部, 152…空間多重路制約計算結果記憶部, 153…波長連続制約計算部, 154…波長連続制約計算結果記憶部, 171…空間多重路分類選択部, 172…空間多重路分類選択結果記憶部, 173…波長・コア割当部, 174…波長・コア割当結果記憶部, 251…空間多重路制約計算部, 252…空間多重路制約計算結果記憶部, 253…空間多重路分類選択部, 254…空間多重路分類選択結果記憶部, 255…波長連続制約計算部, 256…波長連続制約計算結果記憶部, 271…波長・コア割当部, 272…波長・コア割当結果記憶部

Claims (6)

  1. 光ノードをリンクで接続したネットワークにおける始点の前記光ノードから終点の前記光ノードまでのリソース割当対象の光信号に、当該光信号が伝送される通信経路を構成する前記リンクで使用する空間多重路と、当該空間多重路で使用する周波数幅とを割当てるリソース割当装置が実行するリソース割当方法であって、
    前記ネットワーク内の前記リンクに含まれる空間多重路に対し、当該空間多重路の光信号伝送に関する品質に基づいて、伝送可能距離、又は、光ノード間の伝送可能ホップ数に応じた分類を決定する分類ステップと、
    前記通信経路における伝送距離又はホップ数と、前記通信経路を構成する前記リンクにおける前記空間多重路について前記分類ステップにより決定された前記分類とに基づいて、前記通信経路を構成する前記リンクで使用する前記空間多重路を1以上、リソース割当対象の前記光信号に割当てる空間多重路割当ステップと、
    前記空間多重路割当ステップにおいて割当てた前記空間多重路において使用可能な周波数幅の中からリソース割当対象の前記光信号に周波数幅を割当てる周波数割当ステップと、
    を有することを特徴とするリソース割当方法。
  2. 前記空間多重路割当ステップにおいては、伝送可能又は伝送ホップ数がより短い通信経路のリソース割当対象の光信号に、より短い伝送可能距離又は伝送可能ホップ数に応じた分類の前記空間多重路を優先的に割当て、伝送距離又はホップ数がより長い通信経路のリソース割当対象の光信号に、より長い伝送可能距離又は伝送可能ホップ数に応じた分類の前記空間多重路を優先的に割当てる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のリソース割当方法。
  3. 前記分類ステップにおいて、前記空間多重路がN個に分類され、対応する伝送可能距離又は伝送可能ホップ数が少ない順に並べたときのi番目(iは1以上N以下の整数)の前記分類を分類iとしたときに、
    前記空間多重路割当ステップにおいて、
    前記通信経路の伝送距離又はホップ数が分類iに対応した伝送可能距離又は伝送可能ホップ数以下である場合に、リソース割当対象の前記光信号に分類iの前記空間多重路を割当て、
    前記通信経路の伝送距離又はホップ数が分類iに対応した伝送可能距離又は伝送可能ホップ数を超え、かつ、分類(i+1)に対応した伝送可能距離又は伝送可能ホップ数以下である場合に、リソース割当対象の前記光信号に分類(i+1)の前記空間多重路を割当て、
    前記通信経路の伝送距離又はホップ数が分類(N−1)に対応した伝送可能距離又は伝送可能ホップ数以下である場合に、リソース割当対象の前記光信号に分類Nの前記空間多重路を割当てる、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリソース割当方法。
  4. 前記空間多重路割当ステップにおいて、
    分類j(jは1以上N−1以下の整数)の前記空間多重路にリソース割当対象の前記光信号を収容可能な周波数幅リソースが無い場合、リソース割当対象の前記光信号を収容可能な周波数リソース幅が存在する前記空間多重路が検出されるまで順次jの値を増加させ、検出された前記空間多重路をリソース割当対象の前記光信号に割当てる、
    ことを特徴とする請求項3に記載のリソース割当方法。
  5. 前記空間多重路割当ステップにおいて、前記通信経路における伝送距離又はホップ数が全ての前記分類に対応した伝送可能距離又は伝送可能ホップ数を上回る場合に、リソース割当対象の前記光信号の通信経路が設定できないこと、又は、前記通信経路における任意の地点において光信号を再生中継する必要があることを通知する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のリソース割当方法。
  6. 光ノードをリンクで接続した光ネットワークにおける始点の前記光ノードから終点の前記光ノードまでのリソース割当対象の光信号に、当該光信号が伝送される通信経路を構成する前記リンクで使用する空間多重路と、当該空間多重路で使用する周波数幅とを割当てるリソース割当装置であって、
    前記光ネットワーク内の前記リンクに含まれる空間多重路に対し、当該空間多重路の光信号伝送に関する品質に基づいて、伝送可能距離、又は、光ノード間の伝送可能ホップ数に応じた分類を決定する分類部と、
    前記通信経路における伝送距離又はホップ数と、前記通信経路を構成する前記リンクにおける前記空間多重路について前記分類部が決定した前記分類とに基づいて、前記通信経路を構成する前記リンクで使用する前記空間多重路を1以上、リソース割当対象の前記光信号に割当てる空間多重路割当部と、
    前記空間多重路割当部が割当てた前記空間多重路において使用可能な周波数幅の中からリソース割当対象の前記光信号に周波数幅を割当てる周波数割当部と、
    を備えることを特徴とするリソース割当装置。
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