JP2018172991A - エンジン装置 - Google Patents

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侑之介 橋本
Yunosuke Hashimoto
侑之介 橋本
圭二 國澤
Keiji Kunisawa
圭二 國澤
利樹 白水
Toshiki Shiramizu
利樹 白水
敦仁 岩瀬
Atsuhito Iwase
敦仁 岩瀬
知広 大谷
Tomohiro Otani
知広 大谷
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Abstract

【課題】エンジン70からの排気ガス中のPM量抑制とNOx量抑制とを両立させて制御できるようにする。【解決手段】本願発明のエンジン装置は、エンジン70と、エンジン70に燃料を噴射する燃料噴射装置117と、排気系からの排気ガスで駆動する過給機100と、排気系からの排気ガスの一部をEGRガスとして吸気系に還流させるEGR装置90と、排気系からの排気ガスを浄化する後処理装置50と、エンジン回転速度Nを検出する回転速度検出手段14と、吸気系の過給圧Pを検出する過給圧検出手段85と、前記エンジン70の駆動を制御するエンジンECU11とを備える。エンジンECU11は、エンジン回転速度Nの変化が所定値を下回ると共に燃料噴射量Qの変化が所定値を上回り且つ過給圧Pが所定値を上回る場合に、前記EGR装置90のEGR弁94を中間開度に開弁させる。【選択図】図4

Description

本願発明は、例えば建設機械、農作業機及びエンジン発電機といった作業機に搭載されるエンジン装置に関するものである。
従来、ディーゼルエンジンにおいては、エンジン回転速度の変化と燃料噴射量の変化とに基づいて過渡状態であるか否かを判断し、過渡状態であればEGR弁を閉弁させる技術が知られている(例えば特許文献1等参照)。当該従来技術では、エンジン回転速度の増加量が所定値を上回ると主に加速による過渡状態と判断され、燃料噴射量の増加量が所定値を上回ると主に負荷投入による過渡状態と判断される。いずれの過渡状態でもEGR弁は閉弁される。
特開2012−21443号公報
前記従来技術では、緩慢な負荷投入による過渡状態であり且つ過給遅れが発生している状態であれば、過給遅れに起因して排気ガス中の粒子状物質(以下「PM」という。)量が過多になるから、PM量抑制のためにEGR弁を閉弁させるのは好ましい。
しかし、緩慢な負荷投入による過渡状態であり且つ過給遅れがないか解消している状態であってもEGR弁を閉弁させるため、排気ガス中のPM量は比較的少ないものの、窒素酸化物(以下「NOx」という。)量は逆に増加してしまうという点で改善の余地があった。
本願発明は、上記のような現状を検討して改善を施したエンジン装置を提供することを技術的課題としている。
本願発明は、エンジンと、前記エンジンに燃料を噴射する燃料噴射装置と、排気系からの排気ガスで駆動する過給機と、排気系からの排気ガスの一部をEGRガスとして吸気系に還流させるEGR装置と、排気系からの排気ガスを浄化する後処理装置と、エンジン回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記吸気系の過給圧を検出する過給圧検出手段と、前記エンジンの駆動を制御するECUとを備えるエンジン装置において、前記ECUは、エンジン回転速度の変化が所定値を下回ると共に燃料噴射量の変化が所定値を上回り且つ過給圧が所定値を上回る場合に、前記EGR装置のEGR弁を中間開度に開弁させるというものである。
本願発明において、前記ECUは、エンジン回転速度の変化が所定値を下回ると共に燃料噴射量の変化が所定値を上回り且つ過給圧が所定値を下回る場合に、前記EGR弁を閉弁させるようにしてもよい。
本願発明において、前記ECUは、エンジン回転速度の変化が所定値を上回る場合に、前記EGR弁を閉弁させるようにしてもよい。
本願発明によると、緩慢な負荷投入による過渡状態であり且つ過給遅れがないか解消している状態では、排気ガス中のPM量はもともと少ないので、排気ガスの一部をEGRガスとして吸気系に還流させてNOx量を優先的に低減できる。従って、排気ガス中のPM量抑制とNOx量抑制とを両立させて制御できる。
また、本願発明によると、エンジン回転速度の変化が所定値を下回ると共に燃料噴射量の変化が所定値を上回り且つ過給圧が所定値を下回る場合に、EGR弁を閉弁させる構成とすることで、過給圧が所定値以上であれば、過給遅れの虞がなく、EGR弁を開弁することで、NOx排出量を抑制することができる。
本願発明によると、エンジン回転速度の変化が所定値を上回る場合に、EGR弁を閉弁させるから、回転速度低下を伴う急峻な負荷投入状態にPM排出量過多となった状態であっても、EGR弁を閉弁することで、排気ガス中のPM量を抑制できる。
エンジンの燃料系統説明図である。 エンジン及び後処理装置の関係を示す機能ブロック図である。 燃料の噴射タイミングを説明する図である。 EGR弁開閉制御の制御手順を示すフローチャートである。 回転速度過渡判定の制御手順を示すフローチャートである。 噴射量過渡判定の制御手順を示すフローチャートである。 噴射量過渡時のタイムチャートである。 回転速度過渡時のタイムチャートである。
以下に、本願発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1及び図2を参照しながら、エンジン70及びその周辺の構造を説明する。図2に示すように、エンジン70は4気筒型のディーゼルエンジンであり、上面にシリンダヘッド72が締結されたシリンダブロック75を備えている。シリンダヘッド72の一側面には吸気マニホールド73が接続されており、他側面には排気マニホールド71が接続されている。シリンダブロック75の側面のうち吸気マニホールド73の下方には、エンジン70の各気筒に燃料を供給するコモンレール装置117が設けられている。吸気マニホールド73には、内部の吸気圧(過給圧)を検出する過給圧検出手段としての吸気圧センサ85が装着され、排気マニホールド71には、内部の排気圧を検出する排気圧センサ86が装着されている。
図1及び図2に示すように、エンジン70における4気筒分の各インジェクタ115に、燃料噴射装置としてのコモンレール装置117及び燃料供給ポンプ116を介して、燃料タンク118が接続される。各インジェクタ115は電磁開閉制御型の燃料噴射バルブ119を備えている。コモンレール装置117は円筒状のコモンレール120を備えている。燃料供給ポンプ116の吸入側には、燃料フィルタ121及び低圧管122を介して燃料タンク118が接続されている。燃料タンク118内の燃料が燃料フィルタ121及び低圧管122を介して燃料供給ポンプ116に吸い込まれる。実施形態の燃料供給ポンプ116は吸気マニホールド73の近傍に配置されている。一方、燃料供給ポンプ116の吐出側には、高圧管123を介してコモンレール120が接続されている。コモンレール120には、4本の燃料噴射管126を介して、4気筒分のインジェクタ115が接続されている。
上記の構成において、燃料タンク118の燃料は燃料供給ポンプ116によってコモンレール120に圧送され、高圧の燃料がコモンレール120に蓄えられる。各燃料噴射バルブ119がそれぞれ開閉制御されることによって、コモンレール120内の高圧の燃料が各インジェクタ115からエンジン70の各気筒に噴射される。すなわち、各燃料噴射バルブ119を電子制御することによって、各インジェクタ115から供給される燃料の噴射圧力、噴射時期、噴射期間(噴射量)が高精度にコントロールされる。従って、エンジン70からのNOxを低減できると共に、エンジン70の騒音振動を低減できる。
図3に示すように、コモンレール装置117は、上死点(TDC)を挟む付近でメイン噴射Aを実行するように構成されている。また、コモンレール装置117は、メイン噴射A以外に、上死点より約60°以前のクランク角度θ1の時期に、NOx及び騒音の低減を目的として少量のパイロット噴射Bを実行したり、上死点直前のクランク角度θ2の時期に、騒音低減を目的としてプレ噴射Cを実行したり、上死点後のクランク角度θ3及びθ4の時期に、PMの低減や排気ガスの浄化促進を目的としてアフタ噴射D及びポスト噴射Eを実行したりするように構成されている。
パイロット噴射Bは、メイン噴射Aに対して大きく進角した時期に噴射することによって、燃料と空気との混合を促進させるものである。プレ噴射Cは、メイン噴射Aに先立って噴射することによって、メイン噴射Aでの着火時期の遅れを短縮するものである。アフタ噴射Dは、メイン噴射Aに対して近接した時期に噴射することによって、拡散燃焼を活性化させPMを再燃焼させる(PMを低減する)ものである。ポスト噴射Eは、メイン噴射Aに対して大きく遅角した時期に噴射することによって、実際の燃焼過程に寄与せずに未燃焼の燃料として後述するDPF50に供給するものである。DPF50に供給された未燃焼の燃料は後述するディーゼル酸化触媒53上で反応し、その反応熱によってDPF50内の排気ガス温度が上昇することになる。図3におけるグラフの山の高低は、大まかに言って各噴射段階A〜Eでの燃料噴射量の差異を表現している。
なお、図2に示すように、燃料タンク118には、燃料戻り管129を介して燃料供給ポンプ116が接続されている。円筒状のコモンレール120の長手方向の端部に、コモンレール120内の燃料の圧力を制限する戻り管コネクタ130を介して、コモンレール戻り管131が接続されている。すなわち、燃料供給ポンプ116の余剰燃料とコモンレール120の余剰燃料とが、燃料戻り管129及びコモンレール戻り管131を介して燃料タンク118に回収されることになる。
排気マニホールド71の排気下流側に接続された排気管77には、後述するターボ過給機100のタービンケース102と、後処理装置の一例であるディーゼルパティキュレートフィルタ50(以下「DPF」という。)とが接続される。エンジン70の各気筒から排気マニホールド71に排出された排気ガスは、排気管77、ターボ過給機100及びDPF50を経由して、浄化処理をされてから外部に放出される。
図1に示すように、ターボ過給機100は、排気系と吸気系との間(実施形態では排気管77と吸気管76との間)に配置されていて、タービンホイール(図示省略)を内蔵したタービンケース102と、ブロアホイール(図示省略)を内蔵したコンプレッサケース101とを備えている。タービンケース102の排気ガス取入れ側に排気管77が接続され、タービンケース102の排気ガス排出側には、排気ガス排出管103を介してDPF50が接続される。エンジン70の各気筒から排気マニホールド71に排出された排気ガスは、ターボ過給機100のタービンケース102を経由してDPF50に送られる。
一方、コンプレッサケース101の給気取入れ側には、給気管104を介してエアクリーナ(図示省略)が接続される。コンプレッサケース101の給気排出側には、吸気管76を介して吸気マニホールド73が接続される。すなわち、エアクリーナによって除塵された外気は、コンプレッサケース101から、吸気管76及び吸気マニホールド73を介してエンジン70の各気筒に供給される。
図1に示すように、DPF50は、排気ガス中のPM等を捕集するためのものである。実施形態のDPF50は、耐熱金属材料製のケーシング51内にある略筒型のフィルタケース52に、例えば白金等のディーゼル酸化触媒53とスートフィルタ54とを直列に並べて収容したものである。フィルタケース52の排気上流側にディーゼル酸化触媒53が配置され、排気下流側にスートフィルタ54が配置される。スートフィルタ54は、排気ガスをろ過可能な多孔質隔壁にて区画された多数のセルを有するハニカム構造に構成されている。
ケーシング51の一側部には、排気管77のうち排気絞り装置82の排気下流側に連通する排気導入口55が設けられている。前記ケーシング51の一側部と、フィルタケース52の一側部は第1側壁板56及び第2側壁板57にて塞がれている。ケーシング51の他側部は第1蓋板59及び第2蓋板60にて塞がれている。両蓋板59,60の間は、フィルタケース52内に複数の連通管62を介して連通する排気音減衰室63に構成されている。また、第2蓋板60を略筒型の排気出口管61が貫通している。排気出口管61の外周面には、排気音減衰室63に向けて開口する複数の連通穴58が形成されている。排気出口管61及び排気音減衰室63等によって消音器64を構成している。
ケーシング51の一側部に形成された排気導入口55には排気ガス導入管65が挿入されている。排気ガス導入管65の先端は、ケーシング51を横断して排気導入口55と反対側の側面に突出している。排気ガス導入管65の外周面には、フィルタケース52に向けて開口する複数の連通穴66が形成されている。排気ガス導入管65のうち排気導入口55と反対側の側面に突出する部分は、これに着脱可能に螺着された蓋体67にて塞がれている。
DPF50には、検出手段の一例として、スートフィルタ54の詰まり状態を検出するDPF差圧センサ68が設けられている。DPF差圧センサ68は、DPF50内におけるスートフィルタ54の上流側と下流側との各排気圧の圧力差(入口側と出口側との排気ガス差圧)を検出するものである。この場合、排気ガス導入管65の蓋体67に、DPF差圧センサ68を構成する上流側排気圧センサ68aが装着され、スートフィルタ54と排気音減衰室63との間に、下流側排気圧センサ68bが装着されている。
なお、DPF50の上下流間の圧力差と、スートフィルタ54(DPF50)内のPM堆積量との間に特定の関連性があるから、DPF差圧センサ68にて検出される圧力差に基づき、DPF50内のPM堆積量が演算にて求められる。そして、PM堆積量の演算結果に基づき、コモンレール120を作動制御することにより、スートフィルタ54(DPF50)の再生制御が実行される。
上記の構成において、エンジン70からの排気ガスは、排気導入口55を介して排気ガス導入管65に入って、排気ガス導入管65に形成された各連通穴66からフィルタケース52内に噴出し、ディーゼル酸化触媒53からスートフィルタ54の順に通過して浄化処理される。排気ガス中のPMは、スートフィルタ54(各セル間の多孔質隔壁)に捕集される。ディーゼル酸化触媒53及びスートフィルタ54を通過した排気ガスは、消音器64を介して排気出口管61から機外に放出される。
排気ガスがディーゼル酸化触媒53及びスートフィルタ54を通過するに際して、排気ガス温度が再生可能温度(例えば約250〜300℃)を超えていれば、ディーゼル酸化触媒53の作用によって、排気ガス中のNO(一酸化窒素)が不安定なNO(二酸化窒素)に酸化される。そして、NOがNOに戻る際に放出するO(酸素)にて、スートフィルタ54に堆積したPMを酸化除去することにより、スートフィルタ54のPM捕集能力が回復する。すなわち、スートフィルタ54(DPF50)が再生するのである。
図1に示すように、排気系と吸気系との間(実施形態では排気マニホールド71と吸気マニホールド73との間)は、エンジン70の排気ガスの一部(EGRガス)を吸気マニホールド73に還流させるEGR装置90(排気ガス再循環装置)を介して接続されている。EGR装置90は、排気マニホールド71と吸気管76との間をつなぐ還流管路としての再循環排気ガス管91と、還流するEGRガスを冷却するEGRクーラ92と、再循環排気ガス管91を開閉してEGRガス量を調節するEGR弁93とを備えている。EGRクーラ92及びEGR弁93は、再循環排気ガス管91の中途部に設けられている。
上記の構成において、エアクリーナから吸気絞り装置81を介して吸気マニホールド73側に新気(外部空気)を供給する一方、排気マニホールド71から再循環排気ガス管91を介してEGRガスを吸気マニホールド73側に供給する。従って、エアクリーナからの新気と排気マニホールド71からのEGRガスとは、混合されて吸気マニホールド73に供給される。すなわち、エンジン70から排気マニホールド71に排出された排気ガスの一部が、吸気マニホールド73からエンジン70に還流されることによって、高負荷運転時の最高燃焼温度が低下し、エンジン70からのNOxの排出量が低減されることになる。
次に、図2等を参照しながら、エンジン70の制御関連の構成を説明する。図2に示す如く、エンジン70における各気筒の燃料噴射バルブ119を作動させるエンジンECU11を備えている。エンジンECU11は、各種演算処理や制御を実行するCPU31の他、各種データを予め固定的に記憶させたROM32、制御プログラムや各種データを書換可能に記憶するEEPROM33、制御プログラムや各種データを一時的に記憶するRAM34、時間計測用のタイマー35、及び入出力インターフェイス等を有しており、エンジン70又はその近傍に配置される。
エンジンECU11の入力側には、少なくともコモンレール120内の燃料圧力を検出するレール圧センサ12、燃料ポンプ116を回転又は停止させる電磁クラッチ13、エンジン70の回転速度(クランク軸74のカムシャフト位置)を検出する回転速度検出手段としてのエンジン速度センサ14、インジェクタ115の燃料噴射回数(1行程の燃料噴射期間中の回数)を検出及び設定する噴射設定器15、アクセル操作具(図示省略)の操作位置を検出するスロットル位置センサ16、吸気系の吸気温度を検出する吸気温度センサ17、排気系の排気ガス温度を検出する排気温度センサ18、エンジン70の冷却水温度を検出する冷却水温度センサ19、コモンレール120内の燃料温度を検出する燃料温度センサ20、過給圧検出手段としての吸気圧センサ85、排気圧センサ86、並びに、DPF差圧センサ68(上流側排気圧センサ68a及び下流側排気圧センサ68b)等が接続されている。
エンジンECU11の出力側には、エンジン4気筒分の各燃料噴射バルブ119の電磁ソレノイドがそれぞれ接続されている。すなわち、コモンレール120に蓄えた高圧燃料が燃料噴射圧力、噴射時期及び噴射期間等を制御しながら、1行程中に複数回に分けて燃料噴射バルブ119から噴射されることによって、NOxの発生を抑えると共に、すすや二酸化炭素等の発生も低減した完全燃焼を実行し、燃費を向上させるように構成されている。また、エンジンECU11の出力側には、再循環排気ガス管91を開閉してEGRガス量を調節するEGR弁93、エンジンECU11の故障を警告報知するECU故障ランプ22、及び、DPF50内における排気ガス温度の異常高温を報知する排気温度警告ランプ23等が接続されている。
ここで、エンジン70では、エンジン回転速度が安定している定常状態の場合には、EGR弁93を所定の開度で開いて排気ガスを吸気に再循環させる一方、加速や負荷投入による過渡状態の場合には、PMの排出量を抑制するべく、EGR弁93を閉じて排気ガスを吸気に再循環させないEGR開閉制御が行われる。
そして、EGR弁93を閉じるか否かの判断は、エンジン回転速度N、コモンレール装置117の燃料噴射量Q、過給圧P、EGR弁93が閉じられてから経過した時間(以下「経過時間」という。)Tに基づいて行われる。なお、経過時間Tは、エンジンECU11が有するタイマー35によって計測される。
エンジンECU11のEEPROM33には、エンジン回転速度Nとコモンレール装置117の燃料噴射量Qとの関係を規定する制御マップ(図示省略)が記憶されており、エンジン回転速度Nに応じた燃料噴射量Qが制御マップに基づいて所定時間毎に算出される。更に、EEPROM33には、所定時間毎に検知されたエンジン回転速度N及び所定時間毎に算出された燃料噴射量Qが、一時的に記憶(以下「バッファリング」という。)される。
ここで、EEPROM33にバッファリングされているエンジン回転速度Nのうち、直近に検知されたエンジン回転速度(以下「直近回転速度」という。)をNn、直近回転速度Nnの一回前に検知されたエンジン回転速度(以下「前回回転速度」)をNn−1、前回回転速度Nn−1から直近回転速度Nnを引いて算出された値(以下「回転速度偏差」という。)をΔNn(=(Nn−1)−Nn)、エンジン70の目標とする回転速度(以下「目標回転速度」という。)をNsetで表すものとする。なお、前回回転速度Nn−1に代えて、直近回転速度Nnの任意前に検知されたエンジン回転速度を用いて、回転速度偏差ΔNnを算出してもよい。
また、EEPROM33にバッファリングされている燃料噴射量Qのうち、直近回転速度Nnに応じた燃料噴射量(以下「直近噴射量」という。)をQn、前回回転速度Nn−1に応じた燃料噴射量(以下「前回噴射量」という。)をQn−1、直近噴射量Qnから前回噴射量Qn−1を引いて算出された値(以下「噴射量偏差」という。)をΔQn(=Qn−(Qn−1))で表すものとする。なお、前回噴射量Qn−1に代えて、直近回転速度Nnの任意前に検知されたエンジン回転速度に応じた燃料噴射量を用いて、噴射量偏差ΔQnを算出してもよい。
なお、エンジンECU11には、エンジン回転速度N及び燃料噴射量Qに係るデータがエンジン70(エンジン出力軸)一回転毎に所定回数更新されるように、エンジン回転速度毎にバッファリング周期が設定される。
次に、EGR開閉制御を行う場合の基準値(所定値)について説明する。直近回転速度Nnに関する基準値には、エンジン70が目標の回転速度を達成しているか否かを判断するための目標回転速度Nsetがあり、目標回転速度Nsetは、予め設定される。
回転速度偏差ΔNnに関する基準値には、エンジン回転速度Nが低下傾向にあるか否かを判断するための回転速度偏差(以下「基準過渡回転速度偏差」という。)A1があり、基準過渡回転速度偏差A1は、予め設定される。そして、回転速度偏差ΔNnが基準過渡回転速度偏差A1を上回った回数(以下「過渡回転速度偏差カウント数」という。)Xnが、エンジンECU11が有する図示せぬカウンターによって計測される。
過渡回転速度偏差カウント数Xnに関する基準値には、エンジン回転速度Nが低下傾向にあることを連続して確認できたか否かを判断するための回数(以下「基準過渡回転速度偏差カウント数」という。)X1があり、基準過渡回転速度偏差カウント数X1は、予め設定される。
また、噴射量偏差ΔQnに関する基準値には、燃料噴射量Qが増加傾向にあるか否かを判断するための噴射量偏差(以下「基準過渡噴射量偏差」という。)A2があり、基準過渡噴射量偏差A2は、予め設定される。そして、噴射量偏差ΔQnが基準過渡噴射量偏差A2を上回った回数(以下「過渡噴射量偏差カウント数」という。)Xqが、エンジンECU11が有する図示せぬカウンターによって計測される。
過渡噴射量偏差カウント数Xqに関する基準値には、燃料噴射量Qが増加傾向にあることを連続して確認できたか否かを判断するための回数(以下「基準過渡噴射量偏差カウント数」という。)X2があり、基準過渡噴射量偏差カウント数X2は、予め設定される。
過給圧Pに関する基準値には、ターボ過給機100による過給が十分であるか否かを判断するための過給圧(以下「基準過給圧」という。)Pcがある。基準過給圧Pcには、任意の値を設定してもよいし、定常状態における過給圧(以下「定常時過給圧」という。)Psに、一定の比率(以下「解除比率」という。)αを掛けて算出された過給圧を設定してもよい。また、過給圧Pは一般に、エンジン回転速度N及びエンジン負荷が大きいほど大きくなる関係にあるため、このような関係に基づく基準過給圧Pcの関数式(例えば図7の破線参照)を実験等から求めておき、当該関数式を用いて基準過給圧Pcを算出することも可能である。
以上のような、目標回転速度Nset、基準過渡回転速度偏差A1、基準過渡回転速度偏差カウント数X1、基準過渡噴射量偏差A2、基準過渡噴射量偏差カウント数X2、並びに基準過給圧Pcは、EEPROM33に記憶されている。更に、EEPROM33には、後述する制御手順に従ってEGR開閉制御を行うための制御プログラム等も記憶されている。
次に、EGR開閉制御の制御手順について、図4〜図8を参照して説明する。図4に示すように、エンジン70が始動されると(ステップS1、YES)、エンジンECU11からの信号によりEGR弁93が所定の開度で開かれて(ステップS2)、排気ガスが吸気系に再循環される。
すると、エンジン回転速度Nの変化に基づいて過渡状態であるか否かを判断する判定(以下「回転速度過渡判定」という。)(ステップS3)が行われ、回転速度過渡判定で判定成立となったか否かが判断される(ステップS4)。回転速度過渡判定の詳細については後述する。回転速度過渡判定で判定成立となった場合は(ステップS4、YES)、急峻な加速や負荷投入による過渡状態であるから、エンジンECU11からの信号によりEGR弁93が閉弁されて(ステップS9)、吸気系への排気ガスの再循環が一時的に停止される。そして、エンジン70の運転中であれば(ステップS12、NO)、ステップS3に戻って以降の制御手順が繰り返される。
回転速度過渡判定で判定不成立となった場合(ステップS4、NO)、燃料噴射量Qの変化に基づいて過渡状態であるか否かを判断する判定(以下「噴射量過渡判定」という。)(ステップS5)が行われ、噴射量過渡判定で判定成立となったか否かが判断される(ステップS6)。噴射量過渡判定の詳細については後述する。
噴射量過渡判定で判定不成立となった場合は(ステップS6、NO)、急峻な加速や負荷投入による過渡状態でも、緩慢な加速や負荷投入による過渡状態でもないから、エンジンECU11からの信号によりEGR弁93が所定の開度で開かれて(ステップS11)、排気ガスが吸気系に再循環される。そして、エンジン70の運転中であれば(ステップS12、NO)、ステップS3に戻って以降の制御手順が繰り返される。
噴射量過渡判定で判定成立となった場合は(ステップS6、YES)、緩慢な加速や負荷投入による過渡状態であるから、次いで、過給圧Pが読み込まれ(ステップS7)、過給圧Pが基準過給圧Pcを下回っているか否かが判断される(P≦Pc、ステップS8)。なお、基準過給圧Pc自体は、下回る側に含めてもよいし、上回る側に含めてもよい。実施形態は下回る側に含めた場合である(過給圧Pが基準過給圧Pc以下か否かを判断している。)。
過給圧Pが基準過給圧Pcを下回る場合は(ステップS8、YES)、緩慢な加速や負荷投入による過渡状態下であるが、ターボ過給機100による過給が十分でなく過給遅れが生じていると判断され、エンジンECU11からの信号によりEGR弁93が閉弁されて(ステップS9)、吸気系への排気ガスの再循環が一時的に停止される。そして、エンジン70の運転中であれば(ステップS12、NO)、ステップS3に戻って以降の制御手順が繰り返される。
過給圧Pが基準過給圧Pcを上回る場合は(ステップS8、NO)、緩慢な加速や負荷投入による過渡状態下であると共に、ターボ過給機100による過給が十分で過給遅れがないか解消していると判断され、エンジンECU11からの信号によりEGR弁93が中間開度(全閉と全開との間の任意の開度)まで開弁される(ステップS10)。その結果、ステップS2、S10よりも制限された量ではあるが、排気ガス(EGRガス)が吸気系に再循環される。そして、エンジン70の運転中であれば(ステップS12、NO)、ステップS3に戻って以降の制御手順が繰り返される。
図5に示すように、前記回転速度過渡判定が開始されると、所定時間毎に検知された回転速度信号が随時読み込まれ(ステップS21)、直近回転速度Nnが目標回転速度Nsetより大きいか否かが判断される(ステップS22)。そして、直近回転速度Nnが目標回転速度Nset以下の場合は(ステップS22、NO)、目標の回転速度を達成していないと判断され、引き続き、回転速度偏差ΔNnが算出され(ステップS23)、回転速度偏差ΔNnが基準過渡回転速度偏差A1より大きいか否かが判断される(ステップS24)。
そして、回転速度偏差ΔNnが基準過渡回転速度偏差A1を上回る場合は(ステップS24、YES)、エンジン回転速度Nが低下傾向にあると判断され、過渡回転速度偏差カウント数Xnに対して1増やす(以下「カウントインクリメント」という。)処理が行われる(ステップS25)。すると、カウントインクリメント後の過渡回転速度偏差カウント数XnがエンジンECU11のカウンターにより計測され(ステップS27)、過渡回転速度偏差カウント数Xnが基準過渡回転速度偏差カウント数X1以上か否かが判断される(ステップS28)。
そして、過渡回転速度偏差カウント数Xnが基準過渡回転速度偏差カウント数X1以上の場合は(ステップS28、YES)、エンジン回転速度Nが低下傾向にあることを連続して確認できたと判断され、判定成立、つまり、過渡状態であると判断される(ステップS29)。
一方、過渡回転速度偏差カウント数Xnが基準過渡回転速度偏差カウント数X1を下回る場合は(ステップS28、NO)、エンジン回転速度Nが低下傾向にあることを連続して確認できないと判断され、判定不成立、つまり、過渡状態でないと判断される(ステップS30)。
なお、直近回転速度Nnが目標回転速度Nsetを上回る場合(ステップS22、YES)は、目標の回転速度を達成していると判断され、回転速度偏差ΔNnが基準過渡回転速度偏差A1以下の場合は(ステップS24、NO)、エンジン回転速度が低下傾向にないと判断され、何れの場合も過渡回転速度偏差カウント数Xnに対してゼロの状態に戻す(以下「カウントクリア」という。)処理が行われた上で(ステップS26)、判定不成立、つまり、過渡状態でないと判断される(ステップS30)。
図6に示すように、前記噴射量過渡判定が開始されると、所定時間毎に検知された回転速度信号が随時読み込まれる(ステップS31)。すると、エンジン回転速度Nに応じた燃料噴射量Qが制御マップに基づいて所定時間毎に算出され(ステップS32)、引き続き、噴射量偏差ΔQnが算出され(ステップS33)、噴射量偏差ΔQnが基準過渡噴射量偏差A2より大きいか否かが判断される(ステップS34)。なお、噴射量偏差ΔQnは、前述の通り、直近噴射量Qnから前回噴射量Qn−1を引いて算出した値(Qn−(Qn−1))である。
そして、噴射量偏差ΔQnが基準過渡噴射量偏差A2を上回る場合は(ステップS34、YES)、燃料噴射量Qが増加傾向にあると判断され、過渡噴射量偏差カウント数Xqに対してカウントインクリメント処理が行われる(ステップS35)。すると、カウントインクリメント後の過渡噴射量偏差カウント数XpがエンジンECU11のカウンターにより計測され(ステップS37)、過渡噴射量偏差カウント数Xpが基準過渡噴射量偏差カウント数X2以上か否かが判断される(ステップS38)。
そして、過渡噴射量偏差カウント数Xpが基準過渡噴射量偏差カウント数X2以上の場合は(ステップS38、YES)、燃料噴射量Qが増加傾向にあることを連続して確認できたと判断され、判定成立、つまり、過渡状態であると判断される(ステップS39)。
一方、過渡噴射量偏差カウント数Xpが基準過渡噴射量偏差カウント数X2を下回る場合は(ステップS38、NO)、燃料噴射量Qが増加傾向にあることを連続して確認できないと判断され、つまり、過渡状態でないと判断される(ステップS40)。
なお、噴射量偏差ΔQnが基準過渡噴射量偏差A2以下の場合は(ステップS34、NO)、燃料噴射量Qが増加傾向にないと判断され、過渡噴射量偏差カウント数Xqに対してカウントクリア処理が行われた上で(ステップS36)、判定不成立、つまり、過渡状態でないと判断される(ステップS40)。
図7のタイムチャートに示すように、エンジン70が緩慢な加速や負荷投入による過渡状態になると、噴射量過渡判定が成立してフラグが立ち上がる。このとき、過給圧Pが基準過給圧Pcよりも低ければ、ターボ過給機100での過給遅れが生じているので、EGR弁93を閉弁させて吸気系への排気ガスの再循環を一時的に停止し、エンジン70の燃焼温度を増大させて排気ガス中のPM量の低減を優先する。その結果、DPF50を効果的に保護できる(出力低下やエンジンストールの防止、再生頻度の低減を図れる。)。
その後、過給圧Pが基準過給圧Pcを上回ると、過給遅れが解消しているので、EGR弁93を中間開度まで開弁させて、制限された量の排気ガス(EGRガス)を吸気系に再循環させる。エンジン70の燃焼温度を低下させて排気ガス中のNOx量の低減を優先する。なお、EGR弁93の中間開度は一定でもよいし、連続的又は段階的に大きくしてもよい。
また、図8のタイムチャートに示すように、エンジン70が急峻な加速や負荷投入による過渡状態になると、回転速度過渡判定が成立してフラグが立ち上がり、EGR弁93を閉弁させて吸気系への排気ガスの再循環を一時的に停止し、エンジン70の燃焼温度を増大させて排気ガス中のPM量の低減を優先する。この場合も、DPF50を効果的に保護できる(出力低下やエンジンストールの防止、再生頻度の低減を図れる。)。
以上の説明から分かるように、実施形態によると、エンジン回転速度Nの変化、燃料噴射量Qの変化並びに過給圧Pをパラメータとして利用することによって、エンジン70からの排気ガス中のPM量抑制とNOx量抑制とを両立させて制御できる。
本願発明は、前述の実施形態に限らず、様々な態様に具体化できる。各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
11 エンジンECU
14 エンジン速度センサ
50 DPF
70 エンジン
85 吸気圧センサ
86 排気圧センサ
90 EGR装置
93 EGR弁
100 ターボ過給機
117 コモンレール装置

Claims (3)

  1. エンジンと、前記エンジンに燃料を噴射する燃料噴射装置と、排気系からの排気ガスで駆動する過給機と、排気系からの排気ガスの一部をEGRガスとして吸気系に還流させるEGR装置と、排気系からの排気ガスを浄化する後処理装置と、エンジン回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記吸気系の過給圧を検出する過給圧検出手段と、前記エンジンの駆動を制御するECUとを備えるエンジン装置において、
    前記ECUは、エンジン回転速度の変化が所定値を下回ると共に燃料噴射量の変化が所定値を上回り且つ過給圧が所定値を上回る場合に、前記EGR装置のEGR弁を中間開度に開弁させる、
    エンジン装置。
  2. 前記ECUは、エンジン回転速度の変化が所定値を下回ると共に燃料噴射量の変化が所定値を上回り且つ過給圧が所定値を下回る場合に、前記EGR弁を閉弁させる、
    請求項1に記載のエンジン装置。
  3. 前記ECUは、エンジン回転速度の変化が所定値を上回る場合に、前記EGR弁を閉弁させる、
    請求項2に記載のエンジン装置。
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