JP2018171265A - 胎動情報共有システム、胎動情報を共有するための方法、コンピュータプログラム、端末装置、及び管理サーバ - Google Patents

胎動情報共有システム、胎動情報を共有するための方法、コンピュータプログラム、端末装置、及び管理サーバ Download PDF

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偉久 白石
Takehisa Shiraishi
偉久 白石
大高 秀夫
Hideo Otaka
秀夫 大高
侑亮 別所
Yusuke Bessho
侑亮 別所
昌弥 米澤
Masaya Yonezawa
昌弥 米澤
雅史 太田
Masafumi Ota
雅史 太田
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Abstract

【課題】 妊婦と、妊婦に関連する対象者との間で胎動があったことについての互いの共有感を高めることができる技術を提供する。【解決手段】胎動情報共有システム1は、妊婦Aの胎動を検出する胎動検出センサ2と、胎動検出センサ2の出力に基づいて胎動に関する胎動情報を生成する情報生成部16aと、前記胎動情報を、当該胎動情報の出力先となる遠隔地の家族Bへ出力する胎動情報出力部18aと、出力された前記胎動情報に対する家族Bによる応答を受け付ける受付処理部18bと、受付処理部18bが前記応答を受け付けると、受付処理部18bが前記応答を受け付けたことを妊婦Aへ示すための応答情報を妊婦Aへ出力する応答出力部16bと、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、胎動情報共有システム、胎動情報を共有するための方法、コンピュータプログラム、端末装置、及び管理サーバに関する。
従来から、妊婦の胎動を監視するために、妊婦に対して胎動を検出するためのセンサを装着し、無線通信等を介して前記センサによるセンサ出力を取得し、外部から胎動を監視する試みがなされていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−169409号公報
上記従来例は、医学的な観点から医師が監視する際に用いられることが多く、センサ出力は医師に送信され、医師によって取り扱われることが多い。
その一方、妊婦と家族との間で胎動が生じたことについて共有するために、胎動を検出するセンサの検出結果を、妊婦の家族に通知するといったことについては行われていない。すなわち、妊婦と家族との間で胎動が生じたことについて共有することでその共有感を高め、ひいては、新たな家族が増えることに対しての期待感等、家族の気持ちを高めるといったことは行われていない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、妊婦と、妊婦に関連する対象者との間で胎動があったことについての互いの共有感を高めることができる技術を提供することを目的とする。
(1)本発明に係る胎動情報共有システムは、妊婦の胎動を検出するセンサと、前記センサの出力に基づいて前記胎動に関する胎動情報を生成する情報生成部と、前記胎動情報を、当該胎動情報の出力先となる遠隔地の対象者へ出力する第1出力部と、出力された前記胎動情報に対する前記対象者による応答を受け付ける受付部と、前記受付部が前記応答を受け付けると、前記受付部が前記応答を受け付けたことを示すための応答情報を前記妊婦へ出力する第2出力部と、を備えている。
上記構成によれば、胎動が検出されたことを示す胎動情報を対象者へ出力するので、対象者は妊婦の胎動があったことを妊婦による連絡を介することなく認識できる。
また、妊婦は、胎動があったことを妊婦自身が伝えていない対象者から、胎動があったことについての応答を受け取ることができる。
このため、妊婦及び対象者は、胎動があったことについての情報を互いに伝え合うことなく、胎動があったという同じ事実を認識することができる。この結果、妊婦及び対象者における、胎動があったことについての互いの共有感を高めることができる。
(2)上記胎動情報共有システムにおいて、前記第1出力部は、前記胎動情報を、文字、画像、音声、動画、及び振動の内、いずれか1つ、又はこれらの組み合わせによって出力することが好ましい。
(3)また、前記第2出力部は、前記応答情報を、文字、画像、音声、動画、及び振動の内、いずれか1つ、又はこれらの組み合わせによって出力することが好ましい。
(4)上記胎動情報共有システムにおいて、前記対象者に対する宣伝のための広告情報を生成する広告情報生成部と、前記受付部が前記応答を受け付けると、前記広告情報を前記対象者へ出力する広告出力部と、をさらに備えていてもよい。
この場合、妊婦や、お産、新生児等にとって必要な商品等の宣伝のための広告情報を適切なタイミングで対象者に出力することができる。
(5)前記受付部は、前記胎動情報の回数をカウントし、前記回数が所定の条件を満たしたときに広告出力部に前記広告情報を前記対象者へ出力させることが好ましい。
この場合、対象者へ胎動情報を出力するごとに広告情報を出力するのではなく、一定の間隔を置いて広告情報を出力することができ、対象者の期待感が高まったタイミングで広告情報を出力することができる。
(6)また、前記妊婦の出産予定日を受け付ける予定日受付部をさらに備え、前記広告情報生成部は、現在日と前記出産予定日との差に基づいて前記対象者に対する宣伝のための広告情報を生成するものであってもよい。
この場合、妊婦の出産予定日までの時期に応じて適切な広告情報を対象者に出力することができる。
(7)前記受付部は、前記対象者による応答のための操作を受け付ける操作部を複数備えていることが好ましい。
この場合、複数の操作部それぞれに異なる処理を対応付けることができる。
(8)前記複数の操作部には、前記操作を受け付けると、前記受付部が前記広告出力部に前記広告情報を出力させる第1操作部が含まれていてもよい。
(9)また、前記複数の操作部には、前記操作を受け付けると、前記受付部が前記端末装置において実行可能な通信アプリケーションを起動させる第2操作部が含まれていてもよい。
この場合、対象者に対して複数の選択肢を提示することができ、対象者が容易に応答することができる。
(10)上記胎動情報共有システムにおいて、前記センサは、複数の前記妊婦に設けられ、前記第1出力部は、複数の前記妊婦の各々に対応する対象者へ前記胎動情報を出力し、前記受付部が応答を受け付けるごとに応答先の前記妊婦にポイントを付与し、付与されたポイント数を複数の前記妊婦ごとに管理するポイント管理部と、複数の前記妊婦それぞれに付与されたポイント数を複数の前記妊婦に出力するポイント出力部と、さらに備えていてもよい。
この場合、複数の妊婦同士間でポイント数を競わせることができる。
(11)上記胎動情報共有システムにおいて、前記センサは、複数の前記妊婦に設けられ、前記情報生成部及び前記第2出力部は、複数の前記センサそれぞれに接続され複数の前記妊婦それぞれが所有する第1端末装置に設けられ、前記第1出力部及び前記受付部は、複数の前記妊婦に対応する前記対象者それぞれが所有する第2端末装置に設けられ、前記第1端末装置及び前記第2端末装置との間で通信可能な管理サーバに設けられ、複数の前記妊婦及びこれらに対応する対象者に関する対象者関連情報を管理するとともに前記情報生成部が生成する前記胎動情報を前記第1出力部へ与え、前記受付部が前記応答を受け付けると、前記応答を受け付けたこと示す受付情報を前記第2出力部へ与える情報管理部をさらに備えていてもよい。
この場合、情報管理部によって、端末に関する情報を一括管理することができる。
(12)上記胎動情報共有システムにおいて、前記情報生成部及び前記第2出力部は、前記センサに接続され前記妊婦が所有する第1端末装置に設けられ、前記第1出力部及び前記受付部は、前記対象者が所有する前記第1端末装置と通信可能な第2端末装置に設けられていることが好ましい。
(13)また、本発明は、妊婦の胎動に関する胎動情報を、前記妊婦と、前記胎動情報の出力先となる対象者との間で共有するための方法であって、センサにより前記胎動を検出するステップと、前記センサの検出結果に基づいて前記胎動情報を生成するステップと、前記胎動情報を、前記対象者へ出力するステップと、出力された前記胎動情報に対する前記対象者による応答を受け付けるステップと、前記応答を受け付けると、前記応答を受け付けたことを示す応答情報を前記妊婦へ出力するステップと、を含む。
(14)また、本発明は、妊婦の胎動に関する胎動情報を、前記妊婦と、前記胎動情報の出力先となる対象者との間で共有するための処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、前記胎動を検出するセンサの出力に基づいて前記胎動情報を生成するステップと、前記胎動情報を、前記対象者へ出力するステップと、出力された前記胎動情報に対する前記対象者による応答を受け付けるステップと、前記応答を受け付けると、前記応答を受け付けたことを示す応答情報を前記妊婦へ出力するステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムである。
(15)本発明は、妊婦の胎動に関する胎動情報を、前記妊婦と、前記胎動情報の出力先となる対象者との間で共有するための情報共有システムに用いられる端末装置であって、前記胎動を検出するセンサの出力に基づいて前記胎動情報を生成する情報生成部と、前記対象者に出力された前記胎動情報に対する前記対象者による応答を受け付ける受付部が前記応答を受け付けると、応答情報を前記妊婦へ出力する第2出力部と、を備えている。
(16)また、本発明は、妊婦の胎動に関する胎動情報を、前記妊婦と、前記胎動情報の出力先となる対象者との間で共有するための情報共有システムに用いられる端末装置であって、前記胎動を検出するセンサの出力に基づいて生成される前記胎動情報を前記対象者へ出力する第1出力部と、前記胎動情報に対する前記対象者による応答を受け付けたことを示す応答情報を出力する第2出力部に、前記応答情報を前記妊婦へ出力させるために、前記対象者による前記応答を受け付ける受付部と、を備えている。
(17)また、本発明は、妊婦の胎動に関する胎動情報を、前記妊婦と、前記胎動情報の出力先となる対象者との間で共有するための情報共有システムに用いられる管理サーバであって、前記妊婦及び前記妊婦に対応する前記対象者に関する対象者関連情報を管理するとともに、前記妊婦の胎動を検出するセンサの出力に基づいて生成される胎動情報を前記対象者へ出力するための第1出力部へ与え、前記胎動情報に対する前記対象者による応答を受け付ける受付部が前記応答を受け付けると、前記受付部が受付情報を前記第2出力部へ与える情報管理部を備えている。
本発明によれば、妊婦と、妊婦に関連する対象者との間で胎動があったことについての互いの共有感を高めることができる。
第1実施形態に係る胎動情報共有システムの全体構成を示す図である。 胎動検出センサの外観図である。 センサシートの断面図である。 第1端末と、第2端末との間で行われる処理を示したシーケンス図である。 胎動情報出力部が胎動情報を出力するために、入出力装置のタッチパネルに表示させる表示画面の一例を示す図である。 (a)は、受付処理部がタッチパネルに表示させる応答受付画面の一例を示す図、(b)は、受付処理部がタッチパネルに表示させる応答受付画面の他の例を示す図である。 受付処理部が行う、応答受付画面を選択し表示するための処理を示すフローチャートである。 (a)は、家族Bがメッセージ送信ボタンを操作したときに入出力装置のタッチパネルに表示される応答情報を出力するための表示画面の一例を示す図、(b)は、家族Bがビデオチャット開始ボタンを操作したときに入出力装置のタッチパネルに表示される応答情報を出力するための表示画面の一例を示す図である。 応援処理部が行う、応援処理を示すフローチャートである。 広告出力処理を示すフローチャートである。 予定日受付画面の一例を示す図である。 第2実施形態に係る胎動情報共有システムの全体構成を示す図である。 第2実施形態における、第1端末、第2端末、及び管理サーバの間で行われる処理を示したシーケンス図である。 端末データベースの内容の一例を示す図である。 ポイントデータベースの内容の一例を示す図である。 受付情報を送信する際の処理を示すフローチャートである。 応答出力部が応援ポイントに関する情報を表示するために、入出力装置のタッチパネルに表示させる表示画面の一例を示す図である。
以下、好ましい実施形態について図面を参照しつつ説明する。
〔システムの全体構成について〕
図1は、第1実施形態に係る胎動情報共有システムの全体構成を示す図である。
図1中、胎動情報共有システム1は、妊婦の胎動に関する情報(胎動情報)を、妊婦と、胎動情報の出力先となる遠隔地の家族(対象者)との間で共有するためのシステムであり、妊婦Aに装着される胎動検出センサ2と、妊婦Aが所有する第1端末3と、妊婦Aの家族Bが所有する複数の第2端末4とを備えている。
なお、遠隔地とは、物理的に遠く離れている必要はなく、例えば、妊婦と家族とが壁を隔てて隣の部屋にいる場合等、妊婦と家族とが直接会話できない状況を含む。
第1端末3及び第2端末4は、例えば、スマートフォンで構成されている。なお、第1端末3及び第2端末4は、携帯電話やパソコン等によって構成することもできる。
第1端末3と、複数の第2端末4とは、互いにネットワーク5を介して通信可能に構成されている。
胎動検出センサ2は、妊婦Aに装着されて当該妊婦Aの胎動を検出するために用いられるセンサである。
図2は、胎動検出センサ2の外観図である。図2に示すように、胎動検出センサ2は、妊婦Aに装着される本体部7と、本体部7から延びる接続線7aに接続された出力回路8とを備えている。
本体部7は、腹帯9と、腹帯9に固定された複数のセンサシート10とを備えている。
図3は、センサシート10の断面図である。図3に示すように、センサシート10は、センサ素子10aと、被覆部材10bとを備えている。センサ素子10aは、長方形の面状に形成され、面方向に沿って伸縮変形可能に形成された静電容量素子によって構成されている。
被覆部材10bは、伸縮異方性を有する布生地により形成されており、センサ素子10aの表面全体を覆っている。
センサシート10は、面方向に伸縮変形可能なセンサ素子10a及び被覆部材10bによって構成されることで、面方向に伸縮変形可能である。
センサシート10が面方向へ変形すれば、センサ素子10aも面方向へ変形する。センサ素子10aは、面方向へ変形するとその変形に応じて当該センサ素子10aの静電容量が変化する。よってセンサシート10は、センサ素子10aの静電容量によって、センサシート10に生じる変形状態を表すことができる。
センサ素子10aの一端には、センサ素子10aを出力回路8に接続するためのリード線10cが設けられている。センサ素子10aは、リード線10c及びリード線10cの先端に設けられた接続端子10dを介して接続線7aに接続され、出力回路8に接続される。
出力回路8は、センサ素子10aに電流を与えることで、センサ素子10aの静電容量を電気信号に変換し、変換した信号を出力する機能を有している。よって、出力回路8が出力する出力信号は、センサ素子10aの静電容量を示す信号として出力される。この出力信号の信号レベルがセンサシート10の変形状態を表している。
このように、センサシート10及び出力回路8は、センサシート10の変形状態を検出し、出力信号として出力することができる。また、出力回路8は、各センサシート10に対応した出力信号を出力する。
出力回路8は、第1端末3に対して有線によって接続されている。出力回路8は、各センサシート10の出力信号を、第1端末3に与える。
図2に示すように、センサシート10は、腹帯9に固定されている。センサシート10は、その長手方向が腹帯9の長手方向に沿うように配置され、また、腹帯9の短手方向に沿って複列に並べて配置されている。
腹帯9は、妊婦Aの腹部に装着される。よって、複数のセンサシート10は、腹帯9とともに、妊婦Aの腹部に沿った状態で配置される。このため、例えば、妊婦Aに胎動が生じれば、複数のセンサシート10は、胎動によって変形する。よって、胎動検出センサ2の出力信号の信号レベルには、胎動による変形に応じた変化が現れる。
なお、胎動検出センサ2の出力信号には、胎動による変形に応じた信号レベル変化と、それ以外の妊婦Aの動作に伴う変形に応じた信号レベル変化とが現れると考えられる。
この点、胎動は、妊婦Aの腹部表面が局部的に変形する場合が多い一方、妊婦Aの動作によって腹部表面が局部的に変形することはあまりない。
そこで、本実施形態では、腹帯9の短手方向に沿って隣接して並べて配置されているセンサシート10同士間で、変形に応じた信号レベル変化の変位を比較する。隣接して配置されているセンサシート10同士間における変形に応じた信号レベル変化の変位差が大きければ、妊婦Aの腹部表面が局部的に変形していると判断することができる。一方、変形に応じた信号レベル変化の変位差が小さければ、腹部表面が全体的に緩やかに動いているため、妊婦Aの動作と判断することができる。
このようにして、本実施形態では、妊婦Aの腹部表面が局部的に変形する場合と、そうでない場合とを特定し、妊婦Aの腹部表面が局部的に変形する場合に胎動が生じていると判定するように構成されている。胎動検出センサ2の出力信号に基づいて胎動の有無を判定し検出する処理は、第1端末3によって行われる。なお、出力回路8が胎動の有無を判定し検出する処理を行うための機能部を備えている場合には、出力回路8で行ってもよい。
図1に戻って、第1端末3は、入出力装置15と、処理装置16とを備えている。
入出力装置15は、妊婦Aによる操作入力を受け付ける入力機能とともに、画面表示や、振動、又は音等によって妊婦Aに対して出力を行う出力機能を有する。
処理装置16は、第1端末3が有する他の端末との間の通信機能やその他必要な機能を実現するとともに、情報生成部16aと、応答出力部16bとを機能的に有している。これら機能部が行う処理については、後に説明する。
第2端末4も第1端末3と同様、入出力装置17と、処理装置18とを備えている。
入出力装置17は、第2端末4を操作する操作者による操作入力を受け付ける入力機能とともに、画面表示や、振動、又は音等によって操作者に対して出力を行う出力機能を有する。
処理装置18は、第2端末4が有する他の端末との間の通信機能やその他必要な機能を実現するとともに、胎動情報出力部18aと、受付処理部18bと、応援処理部18cと、広告情報生成部18dと、広告出力部18eとを機能的に有している。これら機能部が行う処理については、後に説明する。
入出力装置15及び入出力装置17は、例えば、タッチパネル、スピーカ及び振動デバイスによって構成されている。なお、入出力装置は、キーボードや、モニタ等によって構成することもできる。
また、処理装置16及び処理装置18は、プロセッサや、メモリ又はハードディスクからなる記憶部等を備えたコンピュータによって構成されている。記憶部には、通信機能に関する処理や、通信アプリケーション、その他機能に関する処理を実行するためのプログラム等がインストールされているとともに、必要な情報等が記憶されている。第1端末3及び第2端末4が有する通信機能や、通信アプリケーション、その他の機能部は、プロセッサが記憶部に記憶されているプログラムを実行することで実現される。
〔システムが行う処理について〕
図4は、第1端末3と、第2端末4との間で行われる処理を示したシーケンス図である。
まず、図4において、第2端末4の受付処理部18bは、自装置4が機能的に有しているカウンタのカウント値cを「0」にリセットする(ステップS1)。
第1端末3には、胎動検出センサ2から出力される出力信号(センサ出力)が常時与えられる。
第1端末3の情報生成部16a(図1)は、胎動検出センサ2から与えられるセンサ出力を受け付けると(ステップS2)、センサ出力に基づいて胎動の有無を判定する(ステップS3)。胎動がないと判定すると、情報生成部16aは、継続してセンサ出力を受け付け(ステップS2)、胎動の有無を判定する(ステップS3)。
一方、胎動が生じていると判定すると、情報生成部16aは、センサ出力から検出した胎動に関する胎動情報を生成する(ステップS4)。
胎動情報は、胎動が検出されることに応じて生成される情報であり、胎動が生じたことを示す情報である。また、胎動情報は、検出された胎動が生じた日時や、胎動が生じていた期間の長さ等を含むことがある。
このように、情報生成部16aは、胎動検出センサ2から与えられる出力信号(センサ出力)に基づいて胎動の有無を検出し、胎動が検出された場合、この検出された胎動に関する胎動情報を生成する機能を有している。
なお、情報生成部16aが行う、胎動の有無を判定し検出する処理は、例えば、上述した方法で行われる。
次いで、第1端末3の情報生成部16aは、生成した胎動情報を、家族Bが所有する各第2端末4へ向けて第1端末3の通信機能を用いて送信する(ステップS5)。
処理装置16(図1)の記憶部には、妊婦Aの家族Bが所有する第2端末4との間で通信するために必要な通信アドレス等の情報が予め記憶されている。情報生成部16aは、記憶部に記憶されている通信アドレス等に関する情報を参照することで、胎動情報を各第2端末4へ向けて送信することができる。
第1端末3が送信した胎動情報を第2端末4が受信すると(ステップS6)、第2端末4の胎動情報出力部18a(図1)は、第2端末4を所有する所有者(家族B)へ向けて胎動情報を出力する(ステップS7)。
胎動情報出力部18aは、入出力装置17(図1)に胎動情報を表示することにより出力する。
図5は、胎動情報出力部18aが胎動情報を出力するために、入出力装置17のタッチパネルに表示させる表示画面の一例を示す図である。
図5に示すように、胎動情報を表示するための表示画面21は、入出力装置17が有するタッチパネル20に表示される。
表示画面21は、妊婦を表すイラスト画像部21aと、胎動の特徴を示す特徴情報を表示するための特徴表示部21bと、胎動回数を表示するための回数表示部21cとを含んでいる。
イラスト画像部21aは、胎動を想起させるフラッシュ動画等の動画によって構成されており、胎動が生じたことを第2端末4を所有する家族Bへ報知する内容となっている。
特徴表示部21bに表示される特徴情報は、胎動情報出力部18aにより与えられる。胎動情報出力部18aは、胎動情報が有する特徴(例えば、検出された胎動が生じていた期間の長さ)を予め複数の類型に分類した類型情報を有している。胎動情報出力部18aは、この類型情報を参照し、与えられた胎動情報がいずれの類型に該当するかを特定する。胎動情報出力部18aは、与えられた胎動情報が該当する類型によって示される胎動の特徴を特徴情報として特徴表示部21bに表示する。
本実施形態では、胎動情報が有する特徴が、胎児の気持ちを擬似的に表す言葉と関連付けられている。胎動情報出力部18aは、特徴情報を胎児の気持ちを擬似的に表す言葉として表示するように構成されている。
なお、上記のように類型情報を設けずに、特徴情報を、後述する胎動回数と対応づけることもできる。具体的には、所定時間内(例えば1時間)の胎動回数が、所定の閾値1を超える場合、「元気」と表示させ、所定の閾値2よりも小さい場合、「睡眠中」などと表示させることができる。
回数表示部21cに表示される胎動回数は、胎動情報出力部18aから与えられる。胎動情報出力部18aは、過去に胎動情報を受信し表示画面21を表示した累計回数を胎動回数として与える。なお、胎動回数としては、例えば、1日の間や、過去数時間の間等、所定期間内における胎動情報を受信した回数としてもよい。
上述のように、表示画面21は、妊婦Aに胎動が生じたことや、その胎動の特徴が表示されており、胎動情報を表示している。
第2端末4を所有する家族Bは、タッチパネル20に表示される表示画面21を視認することで、妊婦Aに胎動が生じたこと等、胎動情報を認識することができる。
また、胎動情報出力部18aは、入出力装置17が有するスピーカ及び振動デバイスから音及び振動を生じさせることで、胎動が生じたことを第2端末4を所有する家族Bへ出力してもよい。この場合、胎動情報出力部18aは、スピーカによって胎動があったことを音声で出力してもよいし、音楽等を出力してもよい。また、胎動情報出力部18aは、振動デバイスによって胎動を模擬的に表すような振動を生じさせ、胎動が生じたことを出力してもよい。
このように、胎動情報出力部18aは、表示画面21をタッチパネル20に表示させたり、スピーカや振動デバイスによって音や振動を生じさせることで、胎動が生じたことを示す情報(胎動情報)を第2端末4を所有する家族Bへ出力する第1出力部を構成する。
図4に戻って、ステップS7において胎動情報出力部18aが胎動情報を出力すると、第2端末4の受付処理部18bは、応答受付画面をタッチパネル20に表示させるための処理を行う(ステップS8)。
応答受付画面は、妊婦Aに胎動が生じたこと(胎動情報)を知らされたことに対する家族Bによる応答を受け付けるための画面である。
図6(a)は、受付処理部18bがタッチパネル20に表示させる応答受付画面の一例を示す図である。
図6(a)に示すように、応答受付画面22は、タッチパネル20に表示されている。
応答受付画面22は、メッセージ送信ボタン22aと、スタンプ送信ボタン22bと、ビデオチャット開始ボタン22cとを含んでいる。
各ボタン22a,22b,22cは、操作者によるタッチ操作によって操作者による操作を受け付けることができる。
受付処理部18b(受付部)は、家族Bが当該各ボタン22a,22b,22cに対してタッチ操作することで、妊婦Aに胎動があったこと(胎動情報)を知らされたことに対する家族Bによる応答を受け付けることができる。
図6(b)は、受付処理部18bがタッチパネル20に表示させる応答受付画面の他の例を示す図である。
図6(b)に示す、応答受付画面22は、メッセージ送信ボタン22a、スタンプ送信ボタン22b、及びビデオチャット開始ボタン22cに加えて、プレゼントボタン22dが加えられている。
各ボタン22a,22b,22cには、それぞれ妊婦Aを応援するための異なる処理が対応付けられている。
メッセージ送信ボタン22aは、例えば、第2端末4にインストールされているメッセージ送信用アプリケーションを起動させる処理に対応付けられている。スタンプ送信ボタン22bは、第2端末4にインストールされているスタンプ画像を送信可能なメッセージ送信用アプリケーションを起動させる処理に対応付けられている。また、ビデオチャット開始ボタン22cは、第2端末4にインストールされているビデオチャット用アプリケーションを起動させる処理に対応付けられている。
また、プレゼントボタン22dは、妊婦Aに対するプレゼントに関連した情報を表示する処理に対応付けられている。
家族Bがいずれかのボタンを操作することで、各ボタン22a,22b,22c,22dが家族Bによる操作を受け付けると、受付処理部18bは、後述するように、操作を受け付けたボタンに対応した応援のための処理を実行する。
また、受付処理部18bは、各ボタン22a,22b,22c,22dが家族Bによる操作を受け付けると、後述するように、受付情報を第1端末3へ送信する。
但し、上記の通り、他のアプリケーションを起動して、妊婦に応援メッセージを伝えた場合、他のアプリケーションによって妊婦へ応援メッセージを第2端末4が送信したことを、第2端末4の受付処理部18b及び第1端末3の応答出力部16bが認識することができれば、これを受付情報の送信とし、受付情報の第1端末3への送信を省略することもできる。
このように、受付処理部18bは、応援のための処理を選択するための各ボタン22a,22b,22c,22dを家族Bに提示し、選択させることで、胎動に対する家族Bによる応答を受け付ける。
受付情報は、胎動に対する家族Bによる応答を当該受付処理部18bが受け付けたことを、第1端末3へ通知するための情報である。
このように、受付処理部18bが家族Bの操作を受け付ける複数のボタン(操作部)を備えているので、妊婦Aに向けた処理として、複数のボタンそれぞれに異なる処理を対応付けることができる。
この結果、受付処理部18bは家族Bに対して複数の選択肢を提示することができるとともに、胎動が生じたことに対する家族Bの、妊婦Aの出産に係る期待値のレベルに応じた応答ができるようになっている。
図4中、ステップS8において、受付処理部18bは、プレゼントボタン22dを含まない応答受付画面22を表示するのか、プレゼントボタン22dを含む応答受付画面22を表示するのかについての選択を行う。
図7は、受付処理部18bが行う、応答受付画面22を選択し表示するための処理を示すフローチャートである。
まず、受付処理部18bは、自装置4が機能的に有しているカウンタのカウント値cが「5」より大きいか否かを判定する(ステップS21)。
カウント値cが「4」より大きくない場合、受付処理部18bは、ステップS22へ進み、プレゼントボタン22dを含まない応答受付画面22(図6(a))を表示し、カウント値cに「1」を加えて戻る。
一方、カウント値cが「4」より大きい場合、受付処理部18bは、ステップS24へ進み、プレゼントボタン22dを含む応答受付画面22(図6(b))を表示し、カウント値cを「0」にリセットして戻る。
よって、第2端末4が繰り返し胎動情報を受信し、胎動情報の出力及び応答受付画面の表示を繰り返して行う際、受付処理部18bは、プレゼントボタン22dを含まない応答受付画面を5回連続して表示した後、プレゼントボタンを含む応答受付画面を表示する。
つまり、受付処理部18bは、応答受付画面を表示する機会の内、6回に1回の割合でプレゼントボタン22dを含む応答受付画面を表示するように構成されている。
なお、この実施形態では、胎動情報のカウント値cに応じて、プレゼントボタン22dを含む応答受付画面22を表示するか否かを決定する例を示したが、上述の特徴情報に応じて、プレゼントボタン22dを含む応答受付画面を表示するか否かを決定してもよい。また、図6(a)を設けることなく、上述の通り、胎動情報のカウント値cが所定の回数以上になった場合、もしくは特徴情報が所定の場合にのみ、プレゼントボタン22dを含む応答受付画面(図6(b)に相当)を出力するようにすることもできる。これらの場合でも、家族Bの、妊婦Aの出産にかかる期待値が高まったタイミングでプレゼントボタン22dを含む応答受付画面を出力できるという効果を奏する。そのため、後述する広告表示画面において、家族Bが商品を購入して、その商品を妊婦Bにプレゼントする回数を確実に増やすことができる。
図4に戻って、ステップS8において応答受付画面22を表示すると、受付処理部18bは、応答受付画面22における各ボタン22a,22b,22c,22dが操作されたか否かを判定する(ステップS9)。
ステップS9において各ボタン22a,22b,22c,22dが操作されていないと判定する場合、受付処理部18bは、応答受付画面22を表示してから所定期間が経過したか否かを判定する(ステップS10)。所定期間が経過していないと判定する場合、受付処理部18bは、再度ステップS9に進み同様の処理を繰り返す。一方、所定期間が経過していると判定する場合、家族Bに応答の意思がないものとして、受付処理部18bは処理を終える。
ステップS9において各ボタン22a,22b,22c,22dが操作されたと判定する場合、受付処理部18bは、胎動が生じたことを知らされたことに対する家族Bによる応答を当該受付処理部18bが受け付けたことを通知するための情報である受付情報を第1端末3へ送信する(ステップS11)。
また、受付処理部18bは、家族Bが各ボタン22a,22b,22c,22dの内、いずれのボタンを操作したかを示す操作ボタン情報を受付情報に含めて送信する。
処理装置18の記憶部には、第1端末3との間の通信に必要な通信先情報が予め記憶されている。受付処理部18bは、第2端末4の通信機能を用いるとともに、記憶部に記憶されている通信先情報を参照し、受付情報を第1端末3へ向けて送信することができる。
第2端末4の受付処理部18bが送信した受付情報を第1端末3が受信すると(ステップS12)、第1端末3の応答出力部16bは、第2端末4の受付処理部18bが家族Bによる前記応答を受け付けたことを示すための応答情報を、第1端末3を所有する妊婦Aへ出力する(ステップS13)。
応答出力部16b(第2出力部)は、受付情報に含まれる操作ボタン情報を参照し、操作ボタン情報が示す各ボタン22a,22b,22c,22dに対応する応答情報を出力する。
応答出力部16bは、入出力装置15のタッチパネルに応答情報を表示することにより出力する。
図8(a)は、家族Bがメッセージ送信ボタン22aを操作したときに入出力装置15のタッチパネルに表示される応答情報を出力するための表示画面の一例を示す図である。
図8(a)に示すように、応答情報を出力するための表示画面26は、入出力装置15が有するタッチパネル25に表示されている。
表示画面26は、胎動について認識したことを妊婦Aに伝えるためのメッセージ(応答情報)及び家族Bが操作したボタンに対応するメッセージが表示されるメッセージ表示部26aと、ボタンを操作した家族Bの氏名が表示される氏名表示部26bと、妊婦Aが表示メッセージを確認したことを受け付けるための確認ボタン26cとを含んでいる。
図8(b)は、家族Bがビデオチャット開始ボタン22cを操作したときに入出力装置15のタッチパネルに表示される応答情報を出力するための表示画面の一例を示す図である。
図8(c)は、家族Bがプレゼントボタン22dを操作したときに入出力装置15のタッチパネルに表示される応答情報を出力するための表示画面の一例を示す図である。
このように、応答出力部16bは、家族Bが操作した操作ボタンに対応する応答情報を出力する。
妊婦Aは、応答情報を出力するための表示画面26を見れば、家族Bの氏名を認識することができるとともに、その家族Bが当該妊婦Aに胎動が生じたことを知っていることを認識することができる。
すなわち、上記構成のシステム1によれば、胎動が検出されたことを示す胎動情報をほぼリアルタイムで家族Bへ出力するので、家族Bは妊婦Aの胎動があったことを妊婦Aによる連絡を介することなく認識できる。これにより、家族Bの、妊婦Aの出産に関する期待感を、効果的に高めることができる。
また、妊婦Aは、胎動があったことを妊婦A自身が伝えていない家族Bから、胎動があったことについての応答を受け取ることができる。
このため、妊婦A及び家族Bは、胎動があったことについての情報を互いに伝え合うことなく、胎動があったという同じ事実を認識することができる。この結果、妊婦A及び家族Bにおける、胎動があったことについての互いの共有感を高めることができる。更に、孤独感を感じがちな妊婦Aが、家族Bからの応援メッセージなどをリアルタイムに受け取ることが可能となるため、妊婦の満足感を向上することができる。
妊婦Aは、表示画面26を確認すると、確認ボタン26cを操作する。
確認ボタン26cが妊婦Aの操作を受け付けると、応答出力部16bは、図4に示すように、応答出力部16bは、妊婦Aが家族Bによる応答を確認したことを示す応答確認を第2端末4へ向けて送信する(ステップS14)。
第1端末3からの応答確認を第2端末4が受信すると(ステップS15)、第2端末4の応援処理部18cは、応援処理を実行する(ステップS16)。
図9は、応援処理部18cが行う、応援処理を示すフローチャートである。
応援処理部18cは、家族Bによってプレゼントボタン22dが操作されたか否かを判定する(ステップS31)。
プレゼントボタン22dが操作されたと判定する場合、応援処理部18cは、広告出力処理を広告情報生成部18d及び広告出力部18eに実行させ(ステップS32)、戻る。
一方、プレゼントボタン22dが操作されていないと判定する場合、他のボタン22a,22b,22cが家族Bによって操作されているので、応援処理部18cは、家族Bが操作したボタンに対応する通信アプリケーションを起動させ(ステップS33)、戻る。
家族Bは、応援処理部18cが起動した通信アプリケーション(メッセージアプリ、スタンプアプリ、ビデオチャットアプリ等)を利用して妊婦Aを応援することができる。
図10は、広告出力処理を示すフローチャートである。
図9中、ステップS32において広告出力処理に移行すると、まず、広告情報生成部18dが妊婦Aの出産予定日を受け付けているか否かを判定する(ステップS35)。
出産予定日を受け付けていないと判定すると、広告情報生成部18dは、出産予定日を受け付けるための予定日受付画面を第2端末4のタッチパネル20に表示させる(ステップS36)。
図11は、予定日受付画面の一例を示す図である。
図11に示すように、予定日受付画面30は、出産予定日を受け付けるための入力ボックス30aと、家族Bが入力した出産予定日の受け付けを要求するための決定ボタン30bとを含む。
家族Bは、予定日受付画面30の入力ボックス30aに出産予定日を入力した後、決定ボタン30bを操作する。
決定ボタン30bが家族Bの操作を受け付けると、広告情報生成部18dは、妊婦Aの出産予定日を受け付け(ステップS37)、ステップS38へ進む。
図10中、ステップS35において出産予定日を受け付けていると判定する場合、広告情報生成部18dは、ステップS38へ進む。
広告情報生成部18dは、ステップS38に進むと、現在日と妊婦Aの出産予定日との差に基づいて広告情報を生成する(ステップS38)。
ここで、家族Bは、妊婦Aに対してプレゼントすることについて応答している。よって、広告情報生成部18dは、妊婦Aに対するプレゼントのための広告情報を生成する。
広告情報としては、妊婦Aに対するプレゼントに関する商品の宣伝のための情報、及びこの商品を販売する販売者に関する情報が含まれる。
また、広告情報生成部18dは、現在日と妊婦Aの出産予定日との差に基づいて広告情報を生成するので、妊婦Aの出産予定日までの時期に応じた適切なプレゼント商品に関する広告情報を生成することができる。
ステップS38において広告情報生成部18dが広告情報を生成すると、次いで、広告出力部18eは、広告情報に基づいた広告を第2端末4のタッチパネル20に表示する(ステップS39)。
広告出力部18eは、妊婦Aに対するプレゼントに関する商品の宣伝のための情報、及びこの商品を販売する販売者に関する情報をタッチパネル20に表示してもよいし、これら商品を販売する販売者のウエブサイトを表示してもよい。
なお、広告情報生成部18d及び広告出力部18eによる広告出力処理は、プレゼントボタン22dが操作されないと実行されない。
ここで、プレゼントボタン22dは、上述したように、胎動情報が出力され応答受付画面が表示される機会の内、6回に1回の割合でプレゼントボタン22dを含む応答受付画面を表示するように構成されている。
つまり、本実施形態では、受付処理部18bが胎動情報出力部18aによる胎動情報の出力回数(カウンタのカウント値c)をカウントし、出力回数が6回となったときに広告出力部18eに広告情報を家族Bへ出力させるように構成されている。
これにより、家族Bへ胎動情報を出力するごとに広告情報を出力するのではなく、一定の間隔を置いて広告情報を出力することができ、家族Bの期待感が高まったタイミングで広告情報を出力することができる。そのため、広告表示画面において、家族Bが商品を購入して、その商品を妊婦Bにプレゼントする回数を確実に増やすことができる。
なお、上記実施形態では、第1端末3の応答出力部16bが出力する応答情報を、入出力装置15のタッチパネルに表示する場合を例示したが、例えば、応答情報は、文字、画像、音声、動画、及び振動の内、いずれか1つ、又はこれらの組み合わせによって出力してもよい。
〔第2実施形態について〕
図12は、第2実施形態に係る胎動情報共有システムの全体構成を示す図である。
本実施形態のシステム1では、複数の妊婦Aと、これら複数の妊婦Aそれぞれに対応する複数の家族Bとの間に介在して情報の授受を行う管理サーバ35を備えている点である。
本実施形態では、複数の妊婦A(図例では、妊婦A1,A2)、及び、複数の妊婦Aそれぞれに対応する複数の家族B(図例では、家族B1,B2)は、ネットワーク5を介して管理サーバ35と通信を行う。よって、妊婦A(A1,A2)と、家族B(B1,B2)とは、互いに管理サーバ35を介して通信を行う。
妊婦A1,A2における胎動検出センサ2及び第1端末3は、第1実施形態と同様の構成である。家族B1,B2における第2端末4も第1実施形態と同様の構成である。
管理サーバ35は、処理装置36と、記憶装置37とを備えている。
処理装置36は、管理サーバ35が有する他の端末との間の通信機能やその他必要な機能を実現するとともに、情報管理部36aと、ポイント管理部36bとを機能的に有している。これら機能部が行う処理については、後に説明する。
記憶装置37は、メモリやハードディスク等により構成されており、端末データベース37aと、ポイントデータベース37bとを記憶している。これら両データベース37a,37bについても、後に説明する。
図13は、第2実施形態における、第1端末3、第2端末4、及び管理サーバ35の間で行われる処理を示したシーケンス図である。なお、図13では、妊婦A1及びその家族B1との間の処理について説明する。
まず図13において、妊婦A1に胎動が検出されると(ステップS40)、第1端末3は、図4において説明した処理を行って胎動情報を生成し、生成した胎動情報を管理サーバ35へ向けて送信する(ステップS41)。
第1端末3が送信した胎動情報を管理サーバ35が受信すると(ステップS42)、管理サーバ35の情報管理部36a(図12)は、記憶装置37に記憶されている端末データベース37aを参照する。
図14は、端末データベース37aの内容の一例を示す図である。
図14に示すように、端末データベース37aには、各第1端末3の通信アドレス、これら第1端末3を所有する妊婦Aの氏名、その妊婦Aの家族Bが所有する第2端末4の通信アドレス、及びこれら第2端末4を所有する家族Bの氏名が家族単位で対応付けて登録されている。
よって、例えば、妊婦A1が所有する第1端末3からの情報を、管理サーバ35が受信した場合、管理サーバ35は、受信した情報の送信元の通信アドレスと、端末データベース37aとに基づいて、妊婦A1に対応する家族B1が所有する第2端末4の通信アドレスを特定することができる。
逆に、管理サーバ35が家族B1が所有する第2端末4からの情報を受信した場合、管理サーバ35は、家族B1に対応する妊婦A1が所有する第1端末3の通信アドレスを特定することができる。
よって、図13中、ステップS42において管理サーバ35が第1端末3からの胎動情報を受信すると、管理サーバ35の情報管理部36aは、記憶装置37に記憶されている端末データベース37aを参照し、受信した胎動情報の送信元の第1端末3を所有する妊婦A1に対応する家族B1の第2端末4の通信アドレスを特定する。
次いで、情報管理部36aは、特定した第2端末4の通信アドレスに向けて受信した胎動情報を送信する(ステップS43)。
このように、管理サーバ35は、第1端末3が送信した胎動情報を当該第1端末3を所有する妊婦A1に対応する家族B1が所有する第2端末4へ中継する。
管理サーバ35からの胎動情報を第2端末4が受信すると(ステップS44)、第2端末4は、当該第2端末4を所有する家族B1へ胎動情報を出力するとともに、応答受付画面を表示して家族B1による応答を受け付ける。なおこれら処理は、図4中、ステップS6からステップS10と同様である。
第2端末4は、応答受付画面によって家族B1による応答を受け付けると、受付情報を管理サーバ35へ送信する(ステップS45)。
第2端末4が送信した受付情報を管理サーバ35が受信すると(ステップS46)、管理サーバ35のポイント管理部36b(図12)は、記憶装置37に記憶されている端末データベース37aを参照する。
管理サーバ35のポイント管理部36bは、記憶装置37に記憶されている端末データベース37aを参照し、受信した受付情報の送信元の第2端末4を所有する家族B1に対応する妊婦A1の第1端末3の通信アドレスを特定する。
さらにポイント管理部36bは、記憶装置37に記憶されているポイントデータベース37bを参照する。
図15は、ポイントデータベース37bの内容の一例を示す図である。
図15に示すように、ポイントデータベース37bには、各第1端末3の通信アドレス、これら第1端末3を所有する妊婦Aの氏名、これら第1端末3を所有する妊婦Aに付与された応援ポイント、及び、妊婦Aの胎動回数が対応付けて登録されている。妊婦Aの胎動回数とは、妊婦Aが所有する第1端末3からの胎動情報を受信した回数であり、管理サーバ35が胎動情報を受信するごとに更新される。
応援ポイントとは、管理サーバ35のポイント管理部36bによって各妊婦Aに対して付与されるポイントであり、第2端末4の受付処理部18bが応答受付画面によって家族Bによる応答を受け付けるごとに応答先の妊婦Aに付与される。
ポイント管理部36bは、ポイントデータベース37bの内容について登録、更新を行い、妊婦Aごとに応援ポイント及び胎動回数を管理する。
管理サーバ35が受付情報を受信すれば、この受付情報の送信元の第2端末4の受付処理部18bは、応答受付画面によって家族Bによる応答を受け付けている。
よって、図13に示すように、第2端末4が送信した受付情報を管理サーバ35が受信し(ステップS46)、受信した受付情報の送信元の第2端末4に対応する妊婦A1の第1端末3の通信アドレスを特定すると、ポイント管理部36bは、ポイントデータベース37bを参照し、特定した妊婦A1の第1端末の通信アドレスに対応して登録されている応援ポイントに対して付与すべきポイントを加算し(ステップS47)、ポイントデータベース37bを更新する。
なお、ポイント管理部36bは、受付情報を受信するごとに一定のポイント数を付与してもよいし、受付情報に含まれる前記操作ボタン情報を参照し、家族Bが各ボタン22a,22b,22c,22dの内、いずれのボタンを操作したかに応じて、付与すべきポイント数に差を設けてもよい。
次いで、管理サーバ35の情報管理部36aは、特定した第1端末3の通信アドレスに向けて受信した受付情報を送信する(ステップS48)。
このように、管理サーバ35は、第2端末4が送信した受付情報を、当該第2端末4を所有する家族B1に対応する妊婦A1が所有する第1端末3へ中継する。
管理サーバ35の情報管理部36aは、受付情報を第1端末3へ送信する際、ポイントデータベース37bに登録されている妊婦A1の応援ポイントに関する情報を、当該受付情報とともに第1端末3へ送信するか否かを判定する(ステップS48)。
図16は、受付情報を送信する際の処理を示すフローチャートである。
受付情報の送信を決定した情報管理部36aは、まず、現時点が所定のタイミングか否かを判定する(ステップS61)。
現時点が所定のタイミングでないと判定すると、情報管理部36aは、受付情報のみを第1端末3へ送信し(ステップS62)、戻る。
一方、現時点が所定のタイミングであると判定すると、情報管理部36aは、応援ポイントに関する情報を受付情報とともに送信し(ステップS63)、戻る。
ここで、応援ポイントに関する情報は、付与された応援ポイントの合計数が多い妊婦Aの上位者の氏名及びそのポイント数と、送信先である第1端末3を所有する妊婦A1に付与された応援ポイントの合計数とを含む。
ここで、所定のタイミングとは、例えば、午後0時を過ぎた後、最初に受付情報を送信するタイミングや、受付情報のみを所定回数送信した後、さらに受付情報を送信するタイミング等に設定される。
管理サーバ35が送信した受付情報を第1端末3が受信すると(ステップS49)、第1端末3は、家族B1による応答を受け付けたことを示すための応答情報を、第1端末3を所有する妊婦A1へ出力するとともに、応答確認の受付及び送信を行う(ステップS50)。なお、ステップS50の処理は、図4中、ステップS13からステップS16と同様である。この場合、管理サーバ35は、第1端末3から第2端末4へ向けて送信される応答確認についても中継する。
さらに、第1端末3が受付情報とともに応援ポイントに関する情報も受信した場合、第1端末3の応答出力部16bは、この応援ポイントに関する情報を妊婦A1に出力する(ステップS51)。
応答出力部16bは、入出力装置15のタッチパネルに応援ポイントに関する情報を表示することにより出力する。
図17は、応答出力部16bが応援ポイントに関する情報を表示するために、入出力装置15のタッチパネルに表示させる表示画面の一例を示す図である。
図17中、タッチパネル25に表示される表示画面29は、付与された応援ポイントの合計数が多い妊婦Aの上位者の氏名及びポイント合計数を表示するための上位者表示部29aと、この応援ポイントに関する情報を受信した第1端末3を所有する妊婦A1の応援ポイントの合計数を表示するためのポイント表示部29bとを含んでいる。
このように、第1端末3の応答出力部16bは、妊婦A1に付与された応援ポイントの合計数を妊婦A1に出力するポイント出力部を構成している。
本実施形態では、応援ポイントの合計数が上位である複数の他の妊婦Aそれぞれに付与された応援ポイントの合計数と、妊婦A1に付与された応援ポイントの合計数とを、第1端末3の応答出力部16bが妊婦A1に出力するので、複数の妊婦A同士でポイント数を競わせることができる。
これにより、妊婦Aに、自身の応援ポイントの合計数を増加させるために、自身の家族Bに働きかけを行わせることができ、妊婦Aと家族Bとの間の共有感、および出産に関する期待感をより高めることができる。
さらに、家族Bが各ボタン22a,22b,22c,22dの内、いずれのボタンを操作したかに応じて、付与すべきポイント数に差が設けられている場合、妊婦Aと家族Bとの間における話題を提供することができ、妊婦Aと家族Bとの間の共有感をさらに高めることができる。
なお、上記実施形態では、妊婦Aが所有する第1端末3とその家族Bが所有する第2端末4とが管理サーバ35を介して行う処理について示したが、より多くのポイントを獲得したい妊婦Aは、家族Bだけではなく、親しい友人などにも胎動情報が送信されるように、友人等の端末をその妊婦Aの第1端末3に対応する第2端末4として管理サーバ35に登録してもよい。つまり、第2端末4の所有者は、妊婦Aの家族Bに限定されるものではなく、妊婦Aの友人等であってもよい。これにより、胎動情報を出力する対象者が増えることになり、対象者が広告表示画面から商品を購入して、妊婦にプレゼントする回数を更に増加させることが可能となる。
〔その他〕
本発明は、上記各実施形態に限定されるものではない。
例えば、図9中、第1端末3の情報生成部16aによる胎動情報の送信(ステップS5)及び第2端末4による胎動情報の受信(ステップS6)、第2端末4の受付処理部18bによる受付情報の送信(ステップS11)及び第1端末3による受付情報の受信(ステップS12)、第1端末3の応答出力部16bによる応答確認の送信(ステップS14)及び第2端末4による応答確認の受信(ステップS15)については、各機能部が各端末の通信機能を用いて通信を行う他、各端末にインストールされている通信アプリケーションを本実施形態のシステムを構成する各機能部が制御することによって行うこともできる。
上記各実施形態では、センサ素子10aとして、素子本体の伸張状態に応じて静電容量が変化する静電容量式のセンサ素子を用いた場合を例示したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、素子本体の伸張状態に応じて抵抗値が変化する抵抗式のセンサ素子はもちろん、素子に作用する圧力を検出する圧力センサ素子なども好適に用いることができる。
また、上記各実施形態では、静電容量式のセンサ素子を含むセンサシート10を1次元的に配列しかつ1次元的に検出する場合を例示したが、腹帯9の長手方向及び短手方向それぞれに2次元的にセンサシート10を配列しかつ2次元的に胎動を検出するようにすることもできる。この場合、胎動を2次元、かつ広範囲に渡って検出することが可能になる。
また、上記各実施形態では、出力回路8と第1端末3とが有線で接続されている場合を例示したが、無線LAN等によって無線接続とすることもできる。
上記各実施形態で示した腹帯9は、出産後は、乳児の枕カバーとして使用できるようにすることも可能である。この場合、センサは、乳児の着床、起床を検出することが可能である。検出した着床、起床データをもとに、胎児の睡眠情報(胎動情報に相当)を生成して、上記と同様の仕組みで、リアルタイムで胎児の睡眠情報を家族と共有するようにすることもできる。このように構成することにより、睡眠時間が少なく、乳児の母親の負担が大きくなっていることが予想される場合に、家族から母親に対して、リアルタイムで応援メッセージを送ることができる。
このような変更は、ネットワークを介して、端末のプログラムを更新することにより、容易に行うことができる。
更に、上記各実施形態において、例えば、第1端末が備える記憶装置に胎動検出回数を、胎動検出時刻と共に記憶しておき、当該第1端末の処理装置により、それらのデータから過去の胎動検出履歴情報を作成し、当該第1端末の第2出力部に出力するようにすることもできる。これにより、胎児の状況や成長度合いなどを可視化することができるため、妊婦の満足感、安心感が向上する。
なお、胎動検出回数、胎動検出時刻を記憶する記憶装置は、第1端末内に設けられることが必須ではなく、例えば、管理サーバ内に設けられても良い。この場合、管理サーバの処理装置が過去の胎動検出履歴情報を生成し、第1端末の第2出力部に送信するように構成することができる。同様に、胎動検出回数、胎動検出時刻を記憶する記憶装置は、第2端末内に設けられることもできる。
また、過去の胎動検出履歴情報を、第1端末の第2出力部だけではなく、第2端末の第1出力部に出力するようにしてもよい。この場合、妊婦だけではなく、妊婦の家族及び知人の満足感、安心感を向上することができる。
1 胎動情報共有システム
2 胎動検出センサ
3 第1端末
4 第2端末
5 ネットワーク
7 本体部
7a 接続線
8 出力回路
9 腹帯
10 センサシート
10a センサ素子
10b 被覆部材
10c リード線
10d 接続端子
15 入出力装置
16 処理装置
16a 情報生成部
16b 応答出力部
17 入出力装置
18 処理装置
18a 胎動情報出力部
18b 受付処理部
18c 応援処理部
18d 広告情報生成部
18e 広告出力部
20 タッチパネル
21 表示画面
21a イラスト画像部
21b 特徴表示部
21c 回数表示部
22 応答受付画面
22a メッセージ送信ボタン
22b スタンプ送信ボタン
22c ビデオチャット開始ボタン
22d プレゼントボタン
25 タッチパネル
26 表示画面
26a メッセージ表示部
26b 氏名表示部
26c 確認ボタン
29 表示画面
29a 上位者表示部
29b ポイント表示部
30 予定日受付画面
30a 入力ボックス
30b 決定ボタン
35 管理サーバ
36 処理装置
36a 情報管理部
36b ポイント管理部
37 記憶装置
37a 端末データベース
37b ポイントデータベース

Claims (17)

  1. 妊婦の胎動を検出するセンサと、
    前記センサの出力に基づいて前記胎動に関する胎動情報を生成する情報生成部と、
    前記胎動情報を、当該胎動情報の出力先となる遠隔地の対象者へ出力する第1出力部と、
    出力された前記胎動情報に対する前記対象者による応答を受け付ける受付部と、
    前記受付部が前記応答を受け付けると、前記受付部が前記応答を受け付けたことを示すための応答情報を前記妊婦へ出力する第2出力部と、
    を備えている胎動情報共有システム。
  2. 前記第1出力部は、前記胎動情報を、文字、画像、音声、動画、及び振動の内、いずれか1つ、又はこれらの組み合わせによって出力する請求項1に記載の胎動情報共有システム。
  3. 前記第2出力部は、前記応答情報を、文字、画像、音声、動画、及び振動の内、いずれか1つ、又はこれらの組み合わせによって出力する請求項1又は請求項2に記載の胎動情報共有システム。
  4. 前記対象者に対する宣伝のための広告情報を生成する広告情報生成部と、
    前記受付部が前記応答を受け付けると、前記広告情報を前記対象者へ出力する広告出力部と、をさらに備えている
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の胎動情報共有システム。
  5. 前記受付部は、前記胎動情報の回数をカウントし、前記回数が所定の条件を満たしたときに広告出力部に前記広告情報を前記対象者へ出力させる請求項4に記載の胎動情報共有システム。
  6. 前記妊婦の出産予定日を受け付ける予定日受付部をさらに備え、
    前記広告情報生成部は、現在日と前記出産予定日との差に基づいて前記対象者に対する宣伝のための広告情報を生成する
    請求項4又は請求項5に記載の胎動情報共有システム。
  7. 前記受付部は、前記対象者による応答のための操作を受け付ける操作部を複数備えている
    請求項4から請求項6のいずれか一項に記載の胎動情報共有システム。
  8. 前記複数の操作部には、前記操作を受け付けると、前記受付部が前記広告出力部に前記広告情報を出力させる第1操作部が含まれている
    請求項7に記載の胎動情報共有システム。
  9. 前記複数の操作部には、前記操作を受け付けると、前記受付部が前記端末装置において実行可能な通信アプリケーションを起動させる第2操作部が含まれている
    請求項7又は請求項8に記載の胎動情報共有システム。
  10. 前記センサは、複数の前記妊婦に設けられ、
    前記第1出力部は、複数の前記妊婦の各々に対応する対象者へ前記胎動情報を出力し、
    前記受付部が応答を受け付けるごとに応答先の前記妊婦にポイントを付与し、付与されたポイント数を複数の前記妊婦ごとに管理するポイント管理部と、
    複数の前記妊婦それぞれに付与されたポイント数を複数の前記妊婦に出力するポイント出力部と、さらに備えている
    請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の胎動情報共有システム。
  11. 前記センサは、複数の前記妊婦に設けられ、
    前記情報生成部及び前記第2出力部は、複数の前記センサそれぞれに接続され複数の前記妊婦それぞれが所有する第1端末装置に設けられ、
    前記第1出力部及び前記受付部は、複数の前記妊婦に対応する前記対象者それぞれが所有する第2端末装置に設けられ、
    前記第1端末装置及び前記第2端末装置との間で通信可能な管理サーバに設けられ、複数の前記妊婦及びこれらに対応する対象者に関する対象者関連情報を管理するとともに前記情報生成部が生成する前記胎動情報を前記第1出力部へ与え、前記受付部が前記応答を受け付けると、前記応答を受け付けたこと示す受付情報を前記第2出力部へ与える情報管理部をさらに備えている
    請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の胎動情報共有システム。
  12. 前記情報生成部及び前記第2出力部は、前記センサに接続され前記妊婦が所有する第1端末装置に設けられ、
    前記第1出力部及び前記受付部は、前記対象者が所有する前記第1端末装置と通信可能な第2端末装置に設けられている
    請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の胎動情報共有システム。
  13. 妊婦の胎動に関する胎動情報を、前記妊婦と、前記胎動情報の出力先となる対象者との間で共有するための方法であって、
    センサにより前記胎動を検出するステップと、
    前記センサの検出結果に基づいて前記胎動情報を生成するステップと、
    前記胎動情報を、前記対象者へ出力するステップと、
    出力された前記胎動情報に対する前記対象者による応答を受け付けるステップと、
    前記応答を受け付けると、前記応答を受け付けたことを示す応答情報を前記妊婦へ出力するステップと、
    を含む
    方法。
  14. 妊婦の胎動に関する胎動情報を、前記妊婦と、前記胎動情報の出力先となる対象者との間で共有するための処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記胎動を検出するセンサの出力に基づいて前記胎動情報を生成するステップと、
    前記胎動情報を、前記対象者へ出力するステップと、
    出力された前記胎動情報に対する前記対象者による応答を受け付けるステップと、
    前記応答を受け付けると、前記応答を受け付けたことを示す応答情報を前記妊婦へ出力するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  15. 妊婦の胎動に関する胎動情報を、前記妊婦と、前記胎動情報の出力先となる対象者との間で共有するための情報共有システムに用いられる端末装置であって、
    前記胎動を検出するセンサの出力に基づいて前記胎動情報を生成する情報生成部と、
    前記対象者に出力された前記胎動情報に対する前記対象者による応答を受け付ける受付部が前記応答を受け付けると、応答情報を前記妊婦へ出力する第2出力部と、
    を備えている端末装置。
  16. 妊婦の胎動に関する胎動情報を、前記妊婦と、前記胎動情報の出力先となる対象者との間で共有するための情報共有システムに用いられる端末装置であって、
    前記胎動を検出するセンサの出力に基づいて生成される前記胎動情報を前記対象者へ出力する第1出力部と、
    前記胎動情報に対する前記対象者による応答を受け付けたことを示す応答情報を出力する第2出力部に、前記応答情報を前記妊婦へ出力させるために、前記対象者による前記応答を受け付ける受付部と、
    を備えている端末装置。
  17. 妊婦の胎動に関する胎動情報を、前記妊婦と、前記胎動情報の出力先となる対象者との間で共有するための情報共有システムに用いられる管理サーバであって、
    前記妊婦及び前記妊婦に対応する前記対象者に関する対象者関連情報を管理するとともに、前記妊婦の胎動を検出するセンサの出力に基づいて生成される胎動情報を前記対象者へ出力するための第1出力部へ与え、前記胎動情報に対する前記対象者による応答を受け付ける受付部が前記応答を受け付けると、前記受付部が受付情報を前記第2出力部へ与える情報管理部を備えている管理サーバ。

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