JP2018169878A - 情報収集システム、及び情報収集プログラム - Google Patents

情報収集システム、及び情報収集プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】道路状況を正確に把握することが可能となる、情報収集システム、及び情報収集プログラムを提供すること。【解決手段】情報収集システム1は、地図DB23aの地図情報と、プローブDB23bにて格納されたプローブ情報とに基づいて、仮通行不可区間を特定する仮通行不可区間特定部22aと、プローブDB23bにて格納されたプローブ情報の中に、仮通行不可区間特定部22aにて特定された仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報が含まれている場合に、当該プローブ情報をプローブDB23bから除外すべきか否かを判定する判定部22bと、判定部22bにて仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報を除外すべきと判定された場合に、当該プローブ情報をプローブDB23bから除外する除外部22cと、除外部22cにて除外されたプローブ情報に基づいて、通行不可区間を特定する通行不可区間特定部22dと、を備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、情報収集システム、及び情報収集プログラムに関する。
従来、道路の区間のうち、車両が通行することができる区間であるか否かを判定する技術の一つとして、各区間に設置されている交通設備(例えば、車両感知器)自体に異常が生じている場合、又はこの交通設備から送信される情報に異常が発生している場合において、この異常に対応する区間を走行した車両から収集されたプローブ情報が中央装置に格納されているか否かに基づいて当該区間が車両の通行ができない区間(以下、「通行不可区間」と称する)であるか否かを判定し、このプローブ情報が中央装置に格納されている場合には通行不可区間でないと判定し、このプローブ情報が中央装置に格納されていない場合には通行不可区間であると判定するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−97550号公報
しかしながら、上述した従来の技術においては、中央装置によって車両から収集された車両のプローブ情報のすべてを対象として通行不可区間である否かの判定を行うので、例えば、この車両のプローブ情報の中に上記異常に対応する区間を走行することが例外的に許可されている一部の車両のプローブ情報が含まれている場合には、この区間を通行不可区間として判定することができないことから、通行不可区間を正確に判定することが難しくなるという問題があった。よって、道路状況を正確に把握する観点からは改善の余地があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、道路状況を正確に把握することが可能となる、情報収集システム、及び情報収集プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る情報収集システムは、地図情報を格納する地図情報格納手段と、車両から収集されたプローブ情報であって、当該車両の走行経路を特定する走行経路情報を含むプローブ情報を格納するプローブ情報格納手段と、前記地図情報と、前記プローブ情報格納手段にて格納された前記プローブ情報とに基づいて、車両が通行することができない可能性がある区間である仮通行不可区間を特定する仮通行不可区間特定手段と、前記プローブ情報格納手段にて格納された前記プローブ情報の中に、前記仮通行不可区間特定手段にて特定された前記仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報が含まれている場合に、当該プローブ情報を前記プローブ情報格納手段から除外すべきか否かを判定する判定手段と、前記判定手段にて前記仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報を除外すべきと判定された場合に、当該プローブ情報を前記プローブ情報格納手段から除外する除外手段と、前記除外手段にて除外された前記プローブ情報に基づいて、車両が通行することができない区間である通行不可区間を特定する通行不可区間特定手段と、を備えた。
また、本発明に係る情報収集プログラムは、コンピュータを、地図情報を格納する地図情報格納手段と、車両から収集されたプローブ情報であって、当該車両の走行経路を特定する走行経路情報を含むプローブ情報を格納するプローブ情報格納手段と、前記地図情報と、前記プローブ情報格納手段にて格納された前記プローブ情報とに基づいて、車両が通行することができない可能性がある区間である仮通行不可区間を特定する仮通行不可区間特定手段と、前記プローブ情報格納手段にて格納された前記プローブ情報の中に、前記仮通行不可区間特定手段にて特定された前記仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報が含まれている場合に、当該プローブ情報を前記プローブ情報格納手段から除外すべきか否かを判定する判定手段と、前記判定手段にて前記仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報を除外すべきと判定された場合に、当該プローブ情報を前記プローブ情報格納手段から除外する除外手段と、前記除外手段にて除外された前記プローブ情報に基づいて、車両が通行することができない区間である通行不可区間を特定する通行不可区間特定手段と、として機能させる。
本発明に係る情報収集システムによれば、プローブ情報格納手段にて格納されたプローブ情報の中に、仮通行不可区間特定手段にて特定された仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報が含まれている場合に、当該プローブ情報をプローブ情報格納手段から除外すべきか否かを判定する判定手段と、判定手段にて仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報を除外すべきと判定された場合に、当該プローブ情報をプローブ情報格納手段から除外する除外手段と、除外手段にて除外されたプローブ情報に基づいて、通行不可区間を特定する通行不可区間特定手段と、を備えているので、除外手段にて除外されたプローブ情報に基づいて、通行不可区間を特定でき、従来技術(収集された車両のプローブ情報のすべてを対象として通行不可区間を特定する技術)に比べて通行不可区間を正確に特定できる。よって、道路状況を正確に把握することが可能となる。
本発明に係る情報収集プログラムによれば、コンピュータを、プローブ情報格納手段にて格納されたプローブ情報の中に、仮通行不可区間特定手段にて特定された仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報が含まれている場合に、当該プローブ情報をプローブ情報格納手段から除外すべきか否かを判定する判定手段と、判定手段にて仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報を除外すべきと判定された場合に、当該プローブ情報をプローブ情報格納手段から除外する除外手段と、除外手段にて除外されたプローブ情報に基づいて、通行不可区間を特定する通行不可区間特定手段と、として機能させるので、除外手段にて除外されたプローブ情報に基づいて、通行不可区間を特定でき、従来技術(収集された車両のプローブ情報のすべてを対象として通行不可区間を特定する技術)に比べて通行不可区間を正確に特定できる。よって、道路状況を正確に把握することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る情報収集システムを例示するブロック図である。 通行実績DBの構成例を示す図である。 実施の形態に係る更新処理のフローチャートである。 実施の形態に係る通行不可区間特定処理のフローチャートである。 通行不可区間特定処理の処理対象とする走行領域を例示した図である。
以下、本発明に係る情報収集システム、及び情報収集プログラムの実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。ただし、実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
[実施の形態の具体的内容]
まず、実施の形態の具体的内容について説明する。
(構成)
最初に、実施の形態に係る情報収集システムの構成を説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る情報収集システムを例示するブロック図である。図1に示すように、情報収集システム1は、プローブ情報を収集するシステムであり、車両(図示省略)に搭載された端末装置10(例えば、車載用ナビゲーション装置等)と、基地局(図示省略)等に設けられたセンタ装置20(例えば、据え置き型のサーバ等)とを備えており、これら端末装置10とセンタ装置20とはネットワーク2を介して相互に通信可能に接続されている。ここで、「プローブ情報」とは、車両の通行に関する情報であり、実施の形態では、車両を一意に識別する車両識別情報、後述する端末装置10の現在位置取得部11にて取得された車両の現在位置を示す現在位置情報、車両の現在位置に対応する通行日時を示す通行日時情報、車両の現在位置に対応する区間であって、車両が通行した区間を一意に識別する区間識別情報、後述する設定経路を示す経路情報等を含んで構成されている。なお、「区間」とは、道路上の地点の間を意味し、例えば、少なくとも1つ以上のリンクを含んで構成されている。また、図1には、端末装置10を1台のみ示しているが、実際には情報収集システム1は、複数の車両の各々に搭載された端末装置10と、これら複数の端末装置10に対して通信可能な共通のセンタ装置20とを備えて構成されている。ただし、これら複数の車両の各々の端末装置10は、相互に同様に構成することができるため、以下では、1台の車両(以下、「自車両」と称する)に搭載された端末装置10について説明するものとし、他の車両(以下、「他車両」と称する)に搭載された端末装置10についてはその説明を省略する。なお、自車両と他車両を区別する必要がない場合には、これらを単に「車両」と総称する。また、「車両」とは、四輪自動車、二輪自動車、及び自転車等を含む概念であるが、実施の形態では、四輪自動車として説明する。
(構成−端末装置)
次に、端末装置10の構成について説明する。この端末装置10は、自車両の各種の情報をセンタ装置20に出力すると共に、センタ装置20から出力された情報に基づく各種の制御を行う装置である。この端末装置10は、現在位置取得部11、通信部12、タッチパッド13、制御部14、及びデータ記録部15を備えている。なお、この端末装置10は、例えば自車両に搭載された公知の車載ナビゲーション装置等によって構成することができるので、その詳細な説明は省略する。
(構成−端末装置−現在位置取得部)
現在位置取得部11は、自車両の現在位置を取得する現在位置取得手段であり、例えばGPS受信機を用いて構成されており、現在の自車両の位置及び方位等を公知の方法にて検出する。
(構成−端末装置−通信部)
通信部12は、センタ装置20との間でネットワーク2を介して通信するための通信手段である。この通信の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の移動体無線通信手段や、FM多重放送やビーコンを介した公知のVICS(登録商標)システム用の無線通信手段を用いることができる。
(構成−端末装置−タッチパッド)
タッチパッド13は、ユーザの指等で押圧されることにより、当該ユーザから各種操作入力を受け付ける操作手段であり、例えば、抵抗膜方式や静電容量方式等による操作位置検出手段を備えた公知のタッチバッド等を用いて構成されている。
(構成−端末装置−制御部)
制御部14は、端末装置10を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、実施の形態に係る情報収集プログラムは、任意の記録媒体又はネットワーク2を介して端末装置10にインストールされることで、制御部14の各部を実質的に構成する(なお、後述するセンタ装置20の制御部22の構成についても同様とする)。
(構成−端末装置−データ記録部)
データ記録部15は、端末装置10の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、外部記録装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されている。ただし、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、DVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体、又はFlash Rom、USBメモリ、SDカードの如き電気的記録媒体を含む、その他の任意の記録媒体を用いることができる(なお、後述するセンタ装置20のデータ記録部23の構成についても同様とする)。
(構成−センタ装置)
次に、センタ装置20の構成について説明する。センタ装置20は、プローブ情報を収集する装置である。図1に示すように、このセンタ装置20は、通信部21、制御部22、及びデータ記録部23を備えている。なお、このセンタ装置20は、例えば基地局に設置された公知のサーバ等によって構成することができるので、その詳細な説明は省略する。
(構成−センタ装置−通信部)
通信部21は、端末装置10との間でネットワーク2を介して通信するための通信手段である。この通信手段の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の移動体無線通信手段や、FM多重放送やビーコンを介した公知のVICS(登録商標)システム用の無線通信手段を用いることができる。
(構成−センタ装置−制御部)
制御部22は、センタ装置20を制御する制御手段であり、図1に示すように、機能概念的に、仮通行不可区間特定部22a、判定部22b、除外部22c、及び通行不可区間特定部22dを備えている。
仮通行不可区間特定部22aは、後述する地図DB23aの地図情報と、後述するプローブDB23bにて格納されたプローブ情報とに基づいて、仮通行不可区間を特定する仮通行不可区間特定手段である。ここで、「仮通行不可区間」とは、道路の区間のうち、車両が通行することができない可能性がある区間を意味する。
判定部22bは、後述するプローブDB23bにて格納されたプローブ情報の中に、仮通行不可区間特定部22aにて特定された仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報が含まれている場合に、当該プローブ情報を後述するプローブDB23bから除外すべきか否かを判定する判定手段である。
除外部22cは、判定部22bにて仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報を除外すべきと判定された場合に、当該プローブ情報を後述するプローブDB23bから除外する除外手段である。
通行不可区間特定部22dは、除外部22cにて除外されたプローブ情報に基づいて、通行不可区間を特定する通行不可区間特定手段である。ここで、「通行不可区間」とは、道路の区間のうち、車両が通行することができない区間を意味する。なお、この制御部22によって実行される処理の詳細については後述する。
(構成−センタ装置−データ記録部)
データ記録部23は、センタ装置20の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、図1に示すように、地図データベース23a(以下、データベースを「DB」と称する)、プローブDB23b、及び通行実績DB23cを備えている。
(構成−センタ装置−データ記録部−地図DB)
地図DB23aは、地図情報を格納する地図情報格納手段である。また、「地図情報」とは、道路、道路構造物、施設等を含む各種の位置の特定に必要な情報であり、例えば、道路上に設定された各ノードに関するノードデータ(例えばノードID、座標等)や、道路上に設定された各リンクに関するリンクデータ(例えばリンクID、リンク名、接続ノードID、道路座標、道路種別(例えば、有料道路、一般道等)、車線数等)、地物データ(例えば信号機、道路標識、ガードレール、施設等)、地形データ等を含んで構成されている。また、この地図情報は、施設情報を含んで構成されている。ここで、「施設情報」とは、施設を特定する情報である。また、「施設」とは、地図上に設定された建物、設備等を意味する。この「施設情報」は、例えば、施設の名称を特定する施設名情報、施設の位置(座標位置)を特定する施設位置情報、及び施設種別を特定する施設種別情報等を含む概念であり、地物データと関連付けて格納されている。
(構成−センタ装置−データ記録部−プローブDB)
プローブDB23bは、プローブ情報を格納するプローブ情報格納手段である。
(構成−センタ装置−データ記録部−通行実績DB)
通行実績DB23cは、通行実績情報を格納する通行実績情報格納手段である。ここで、「通行実績情報」とは、公知の統計学的な手法を用いて、車両から収集されたプローブ情報に基づいて生成された実績情報である。なお、この「通行実績情報」は、実施の形態では、自車両の通行実績情報及び他車両の通行実績情報を含むものとして説明するが、これに限られず、例えば、自車両又は他車両のいずれか一方の通行実績情報のみであってもよい。
図2は、通行実績DB23cの構成例を示す図である。図2に示すように、通行実績DB23cは、項目「時間帯」、項目「区間ID」、項目「道路特性」、項目「設定回数」、項目「通行回数」、項目「迂回回数」、及び項目「迂回率」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成されている。また、項目「道路特性」は、さらに、道路特性に関する項目として、項目「道路種別」及び項目「車線数」を含んでいる。ここで、項目「時間帯」に対応する情報は、車両が区間を通行した時間帯を示す時間帯情報であり、例えば、図2に示す時間帯である「2017年3月24日8時〜9時」等が該当する。また、項目「区間ID」に対応する情報は、区間を一意に識別するための区間識別情報であり、例えば、図2に示す区間IDである「S0001」等が該当する。また、項目「道路特性」に対応する情報は、区間の道路特性を示す情報である。このうち、項目「道路種別」に対応する情報は、区間の道路の種別を示す道路種別情報であり、例えば、図2に示す道路の種別である「細街路」等が該当する。また、項目「車線数」に対応する情報は、区間の車線数を示す車線数情報であり、例えば、図2に示す車線数である「両側二車線」、「両側一車線」等が該当する。このうち、「両側二車線」とは、自車線側に設けられた1つの車線と、対向車線側に設けられた1つの車線とのみを含むことを意味する。また、「両側一車線」とは、自車線及び対向車線を兼ねる1つの車線のみを含むことを意味する。また、項目「設定回数」に対応する情報は、設定回数を示す設定回数情報であり、例えば、図2に示す設定回数である「100回」等が該当する。ここで、「設定回数」とは、端末装置10において設定された経路(以下、「設定経路」と称する)の中に区間が含まれた回数を意味する。また、項目「通行回数」に対応する情報は、通行回数を示す通行回数情報であり、例えば、図2に示す通行回数である「5回」等が該当する。ここで、「通行回数」とは、車両が区間を通行した回数を意味する。また、項目「迂回回数」に対応する情報は、迂回回数を示す迂回回数情報であり、例えば、図2に示す迂回回数である「95回」等が該当する。ここで、「迂回回数」とは、車両が区間を迂回した回数を意味する。また、項目「迂回率」に対応する情報は、迂回率を示す迂回率情報であり、例えば、図2に示す迂回率である「95%」等が該当する。ここで、「迂回率」とは、車両が区間を迂回する比率を意味し、実施の形態では迂回回数を設定回数で除算することにより算出される。なお、実施の形態では、図2に示す設定回数情報、通行回数情報、迂回回数情報、及び迂回率情報は、走行した車両の進行方向に関わらない回数(又は比率)を示す情報として説明する。
(処理)
次に、このように構成される情報収集システム1によって実行される処理について説明する。情報収集システム1によって実行される処理は、更新処理と、通行不可区間特定処理とに大別される。以下、更新処理と、通行不可区間特定処理とのそれぞれについて説明する。
(処理−更新処理)
まず、更新処理について説明する。図3は、実施の形態に係る更新処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。更新処理は、プローブDB23b及び通行実績DB23cを更新するための処理である。この更新処理を実行するタイミングは任意であるが、実施の形態では、端末装置10及びセンタ装置20の電源が投入された後に起動されるものとして説明する。
更新処理が起動されると、まず、図3に示すように、SA1においてセンタ装置20の制御部22は、所定の監視領域内に位置する端末装置10からプローブ情報が受信されたか否かを判定する。ここで、「所定の監視領域」とは、実施の形態では、センタ装置20のデータ記録部23にあらかじめ登録された領域を監視領域として設定するが、これに限られず、例えば、センタ装置20の管理者が図示しない操作部を介して監視領域を入力することで設定してもよい(なお、後述する所定値の設定、後述する所定距離の設定、及び後述する所定の配信領域の設定についても同様とする)。そして、センタ装置20の制御部22は、プローブ情報が受信されるまで待機し(SA1、No)、プローブ情報が受信された場合に(SA1、Yes)、SA2へ移行する。
SA2においてセンタ装置20の制御部22は、プローブDB23bを更新し、具体的には、SA1にて受信されたプローブ情報をプローブDB23bに格納する。
SA3からSA6の間のループにおいてセンタ装置20の制御部22は、SA1にて受信されたプローブ情報に含まれる区間識別情報の区間のすべてを対象として、SA4、SA5の処理を順次行う。以下では、SA4、SA5の間のループにおいて処理対象となる区間を「対象区間」と称する。
SA3からSA6の間のループにおいては、最初にSA4においてセンタ装置20の制御部22は、対象区間に関する通行実績情報を作成する。
この通行実績情報の作成方法については任意であるが、例えば、通行実績情報の時間帯情報については、SA1にて受信されたプローブ情報に含まれる現在位置情報、通行日時情報、及び区間識別情報に基づいて車両が対象区間を走行した時間帯を特定し、当該特定した時間帯を示す情報を時間帯情報として作成する。また、通行実績情報の区間識別情報については、対象区間に対応する区間識別情報を通行実績情報の区間識別情報として作成する。また、通行実績情報の道路種別情報については、センタ装置20の地図DB23aの地図情報(特に、リンクデータ)に基づいて対象区間に対応する道路種別を特定し、当該特定した道路種別を示す情報を道路種別情報として作成する。また、通行実績情報の車線数情報については、センタ装置20の地図DB23aの地図情報(特に、リンクデータ)に基づいて対象区間に対応する車線数を特定し、当該特定した車線数を示す情報を車線数情報として作成する。また、通行実績情報の設定回数情報については、SA1にて受信されたプローブ情報に含まれる経路情報に基づいて対象区間が設定経路に含まれた回数を特定し、当該特定した回数を示す情報を設定回数情報として作成する。また、通行実績情報の通行回数情報については、SA1にて受信されたプローブ情報に含まれる区間識別情報に基づいて車両が対象区間を通行した回数を特定し、当該特定した回数を示す情報を通行回数情報として作成する。また、通行実績情報の迂回回数情報については、SA1にて受信されたプローブ情報に含まれる区間識別情報及び経路情報に基づいて車両が対象区間を迂回した回数(具体的には、設定経路に含まれている対象区間を実際には車両が通行しなかった回数)を特定し、当該特定した回数を示す情報を迂回回数情報として作成する。また、通行実績情報の迂回率情報については、対象区間に対応する迂回回数情報の迂回回数を対象区間に対応する設定回数情報の設定回数で除算することにより迂回率を算出し、当該算出した迂回率を示す情報を迂回率情報として作成する。
SA5においてセンタ装置20の制御部22は、通行実績DB23cを更新する。この通行実績DB23cの更新方法については任意であるが、例えば、SA4にて作成された通行実績情報の時間帯情報、区間識別情報、道路種別情報、及び車線数情報と同一の通行実績情報が通行実績DB23cに格納されていない場合には、SA4にて作成された通行実績情報をそのまま格納する。また、SA4にて作成された通行実績情報の時間帯情報、区間識別情報、道路種別情報、及び車線数情報と同一の通行実績情報が通行実績DB23cに格納されている場合には、当該既に格納されている通行実績情報の設定回数情報の設定回数に対してSA4にて作成された通行実績情報の設定回数情報の設定回数を加算し、当該それぞれ加算した情報を新たな設定回数情報として格納する(なお、通行回数情報及び迂回回数情報についても同様とする)。また、上記新たな迂回回数情報の迂回回数を上記新たな設定回数情報の設定回数で除算することにより迂回率を算出し、当該算出した迂回率を示す情報を新たな迂回率情報として格納する。
そして、SA5の処理後、センタ装置20の制御部22は、他の区間を対象区間としてSA4、SA5の処理を再び繰り返す。
以上のように、SA3からSA6の間のループにおいて、処理対象となる区間のすべてを対象として、SA4、SA5の処理が順次行われた後、センタ装置20の制御部22は、SA1へ移行する。
このような更新処理により、センタ装置20がプローブ情報を受信する毎にプローブDB23b及び通行実績DB23cを更新することが可能となる。
(処理−通行不可区間特定処理)
次に、通行不可区間特定処理について説明する。図4は、実施の形態に係る通行不可区間特定処理のフローチャートである。通行不可区間特定処理は、通行不可区間を特定するための処理である。この通行不可区間を実行するタイミングは任意であるが、実施の形態では、端末装置10及びセンタ装置20の電源が投入された後に起動され、更新処理と並行して実行される。
通行不可区間特定処理が起動されると、まず、図4に示すように、SB1においてセンタ装置20の制御部22は、特定タイミングが到来したか否かを判定する。ここで、「特定タイミング」とは、通行不可区間を特定する必要性が生じたタイミングを意味する。また、この特定タイミングが到来したか否かの判定方法については任意であるが、例えば、定期的なタイミング(例えば、30分間隔のタイミング等)が到来したか否かに基づいて判定したり、外部装置から通行不可区間の特定を要求する旨の要求情報を受信したか否かに基づいて判定してもよい。ここで、上記定期的なタイミングが到来した場合又は上記要求情報を受信した場合に、特定タイミングが到来したと判定し、上記定期的なタイミングが到来していない場合又は上記要求情報を受信していない場合に、特定タイミングが到来していないと判定する。そして、センタ装置20の制御部22は、特定タイミングが到来するまで待機し(SB1、No)、上記特定タイミングが到来したと判定された場合(SB1、Yes)にはSB2へ移行する。
SB2においてセンタ装置20の仮通行不可区間特定部22aは、通行実績DB23cに格納されている通行実績情報に基づいて、車両が迂回した区間である迂回区間を特定できるか否かを判定する。この迂回区間を特定できるか否かの判定方法については任意であるが、例えば、通行実績DB23cに格納されている通行実績情報の迂回回数情報であって所定の時間帯情報(一例として、最新の時間帯情報等)に対応する迂回回数情報の中に、迂回回数が1回以上である迂回回数情報が含まれているか否かを判定し、当該迂回回数情報が含まれていない場合には、迂回区間を特定できると判定し、当該迂回回数情報が含まれている場合には、迂回区間を特定できると判定する。そして、センタ装置20の制御部22は、迂回区間を特定できると判定された場合(SB2、Yes)には当該迂回回数情報に対応する区間を迂回区間として特定した後にSB3へ移行し、迂回区間を特定できないと判定された場合(SB2、No)にはSB1へ移行する。
SB3においてセンタ装置20の仮通行不可区間特定部22aは、SB2にて特定された迂回区間に基づいて仮通行不可区間を特定する。この仮通行不可区間の特定方法については任意であるが、例えば、通行実績DB23cに格納されている通行実績情報の迂回率情報であって所定の時間帯情報に対応する迂回率情報に基づいて、SB2にて特定された迂回区間の中から、迂回率が所定値以上(一例として、90%以上等)の迂回区間を抽出し、当該抽出した迂回区間を仮通行不可区間として特定してもよい。あるいは、通行実績DB23cに格納されている通行実績情報の迂回回数情報であって所定の時間帯情報に対応する迂回回数情報に基づいて、SB2にて特定された迂回区間の中から、迂回回数が所定値以上(一例として、20回以上等)の迂回区間を抽出し、当該抽出した迂回区間を仮通行不可区間として特定してもよい。このような処理により、迂回区間の特性(例えば、迂回率又は迂回回数等)に応じた仮通行不可区間を特定できるので、信憑性のある仮通行不可区間を特定することができる。なお、例えば、通行実績DB23cに格納されている迂回率情報の中に所定値以上の迂回率を示す迂回率情報が格納されていないことで、仮通行不可区間を特定できなかった場合には、センタ装置20の制御部22は、SB1へ移行する。
SB4からSB11の間のループにおいてセンタ装置20の制御部22は、SB3にて特定された仮通行不可区間のすべてを対象として、SB5からSB10の処理を順次行う。以下では、SB4からSB11の間のループにおいて処理対象となる仮通行不可区間を「対象仮通行不可区間」と称する。
SB4からSB11の間のループにおいては、最初にSB5においてセンタ装置20の判定部22bは、対象仮通行不可区間の道路特性が両側二車線の細街路であるか否かを判定する。この両側二車線の細街路であるか否かの判定方法については任意であるが、例えば、通行実績DB23cに格納されている通行実績情報の道路特性情報に基づいて、対象仮通行不可区間の道路種別が細街路であり、且つ対象仮通行不可区間の車線数が両側二車線であるか否かに基づいて判定する。ここで、対象仮通行不可区間の道路種別が細街路であり、且つ対象仮通行不可区間の車線数が両側二車線である場合には、両側二車線の細街路であると判定し、対象仮通行不可区間の道路種別が細街路でなく、又は対象仮通行不可区間の車線数が両側二車線でない場合には、両側二車線の細街路でないと判定する。そして、センタ装置20の判定部22bは、両側二車線の細街路であると判定された場合(SB5、Yes)にはSB6へ移行し、両側二車線の細街路でないと判定された場合(SB5、No)には、他の仮通行不可区間を対象仮通行不可区間として、SB5からSB10の処理を再び繰り返す。
ここで、SB5において両側二車線の細街路であると判定された区間のみを後述するSB9の処理対象とする理由(つまり、当該区間のみを通行不可区間として特定する理由)は、以下の通りである。すなわち、まず1つ目の理由については、例えば、一般道で通行不可区間が発生した場合には、その旨を示すVICS情報が端末装置10に配信されることで、その旨をユーザが知ることができるが、細街路で通行不可区間が発生した場合には、その旨を示すVICS情報が端末装置10にほとんど配信されないため、その旨をユーザが知ることが難しいことから、このような問題を解消する必要がある。また、2つ目の理由については、両側二車線の一般道の場合には、中央分離帯により一方の車線と他方の車線が独立していることが多いので、例えば、一方の車線で交通事故等が起こることにより通行不可区間が発生した場合でも車両が他方の車線を通行することができることから、当該通行不可区間を特定することが難しいと考えられる。一方、両側二車線の細街路の場合には、一方の車線で交通事故等が起こることにより通行不可区間が発生した場合に、交通事故等の影響を受けることで二車線とも車両が通行することができなくなる可能性が高いことから、当該通行不可区間を特定しやすいと考えられる。そして、3つ目の理由については、両側二車線の細街路は、他の種別の道路に比べて、車両が迂回を開始した地点と車両が迂回を終了した地点とを比較的特定しやすいと考えられる。したがって、これら3つの理由から、SB5において両側二車線の細街路であると判定された区間のみをSB9の処理対象としている。
SB6においてセンタ装置20の判定部22bは、対象仮通行不可区間(具体的には、対象仮通行不可区間の両側二車線のいずれか一方の車線)を車両が通行した実績があるか否かを判定する。この車両が通行した実績があるか否かの判定方法については任意であるが、例えば、通行実績DB23cに格納されている通行実績情報の通行回数情報であって所定の時間帯情報に対応する通行回数情報に基づいて、対象仮通行不可区間に対応する通行回数情報の通行回数がゼロ値であるか否かに基づいて判定し、通行回数がゼロ値でない場合には車両が通行した実績があると判定し、通行回数がゼロ値である場合には車両が通行した実績がないと判定する。そして、センタ装置20の制御部22は、車両が通行した実績があると判定された場合(SB6、Yes)にはSB7へ移行し、車両が通行した実績がないと判定された場合(SB6、No)にはSB9へ移行する。
SB7においてセンタ装置20の判定部22bは、対象仮通行不可区間に対応するプローブ情報をプローブDB23bから除外すべきか否かを判定する。
この上記プローブ情報をプローブDB23bから除外すべきか否かの判定方法については任意であるが、実施の形態では、センタ装置20のデータ記録部23(又は図示しない外部装置)から進入目的情報を取得し、当該取得した進入目的情報と、対象仮通行不可区間に対応するプローブ情報(具体的には、経路情報等)とに基づいて、上記プローブ情報をプローブDB23bから除外すべきか否かを判定する。ここで、「進入目的情報」とは、仮通行不可区間に進入した車両の進入目的を示す情報であり、例えば、仮通行不可区間に車両が進入することが許容される施設種別を示す進入許容施設種別情報等を含む概念である。具体的には、対象仮通行不可区間に対応するプローブ情報の経路情報に示される設定経路の目的地(又は経由地)のうち、対象仮通行不可区間に隣接する目的地(又は経由地)、且つ対象仮通行不可区間から分岐した道路に隣接する目的地(又は経由地)を抽出し、センタ装置20の地図DB23aの地図情報(特に、施設情報)に基づいて当該抽出した目的地(又は経由地)の施設種別を特定し、当該特定した施設種別が上記取得された進入目的情報の進入許容施設種別情報の施設種別(一例として、自宅、病院、学校、営業所等)のいずれかと一致するか否かに基づいて判定してもよい(なお、上記抽出した目的地(又は経由地)が複数ある場合には、当該複数の目的地(又は経由地)の施設種別のすべてが進入許容施設種別情報の施設種別のいずれかと一致するか否かに基づいて判定する)。ここで、「対象仮通行不可区間から所定距離内に位置する目的地(又は経由地)」とは、例えば、対象仮通行不可区間に隣接する目的地(又は経由地)や、対象仮通行不可区間から分岐した道路に隣接する目的地(又は経由地)等を含む概念である。そして、上記抽出した目的地(又は経由地)の施設種別が上記進入許容施設種別情報の施設種別のいずれかと一致する場合(又は、複数の目的地(又は経由地)の施設種別のすべてが進入許容施設種別情報の施設種別のいずれかと一致する場合)には、上記プローブ情報をプローブDB23bから除外すべきと判定する。一方、上記抽出した目的地(又は経由地)の施設種別が上記進入許容施設種別情報の施設種別のいずれかと一致しない場合(又は、複数の目的地(又は経由地)の施設種別のすべてが進入許容施設種別情報の施設種別のいずれかと一致しない場合)には、上記プローブ情報をプローブDB23bから除外すべきでないと判定する。このような処理により、進入目的の内容に応じて車両のプローブ情報を除外すべきか否かを判定できるので、当該判定を正確に行うことができる。
そして、センタ装置20の判定部22bは、上記プローブ情報をプローブDB23bから除外すべきと判定された場合(SB7、Yes)にはSB8へ移行し、上記プローブ情報をプローブDB23bから除外すべきでないと判定された場合(SB7、No)には、他の仮通行不可区間を対象仮通行不可区間として、SB5からSB10の処理を再び繰り返す。
SB8においてセンタ装置20の除外部22cは、SB7にて除外すべきと判定されたプローブ情報をプローブDB23bから除外すると共に、当該プローブ情報に対応する通行実績情報を通行実績DB23cから除外し、その後SB9へ移行する。ここで、このプローブ情報の除外方法については任意であるが、例えば、プローブDB23bに格納されているプローブ情報の中から、対象仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報をすべて削除する。また、この通行実績情報の除外方法については任意であるが、例えば、まず、通行実績DB23cに格納されている通行実績情報の設定回数情報のうち、対象仮通行不可区間に対応する設定回数情報については、この設定回数情報の回数から当該設定回数情報に対応する通行回数情報の回数を差し引いた回数を示す情報を、新たな設定回数情報として修正する(一例として、対象仮通行不可区間に対応する設定回数情報=100回、対象仮通行不可区間に対応する通行回数情報=5回である場合には、新たな対象仮通行不可区間に対応する設定回数情報=100回−5回=95回として修正する)。また、通行実績DB23cに格納されている通行実績情報の通行回数情報のうち、対象仮通行不可区間に対応する通行回数情報については、ゼロ値を示す情報を新たな通行回数情報として修正する。また、通行実績DB23cに格納されている通行実績情報の迂回率情報のうち、対象仮通行不可区間に対応する迂回率情報については、100%を示す情報を新たな迂回率情報として修正する。
SB9においてセンタ装置20の通行不可区間特定部22dは、対象仮通行不可区間を通行不可区間として特定し、その後SB10へ移行する。
SB10においてセンタ装置20の制御部22は、SB9にて特定された通行不可区間を示す情報(以下、「通行不可区間情報」と称する)を作成して配信し、その後他の仮通行不可区間を対象仮通行不可区間として、SB5からSB10の処理を再び繰り返す。この通行不可区間情報の配信方法については任意であるが、例えば、所定の配信領域内に位置する端末装置10に対して配信したり、設定経路上の地点に所定の配信領域内の地点が含まれている端末装置10に対して配信したり、又は、VICS情報を送信している外部装置に対して配信してもよい。
以上のように、SB4からSB11の間のループにおいて、対象仮通行不可区間のすべてを対象として、SB5からSB10の処理が順次行われた後、センタ装置20の制御部22は、SB1へ移行する。
このような通行不可区間特定処理により、除外部22cにて除外されたプローブ情報に基づいて、通行不可区間を特定できるので、従来技術(収集された車両のプローブ情報のすべてを対象として通行不可区間を特定する技術)に比べて通行不可区間を正確に特定できる。よって、道路状況を正確に把握することが可能となる。特に、両側二車線の細街路において通行不可区間を正確に特定できるので、両側二車線の細街路に関する道路状況を正確に把握することが可能となる。
(通行不可区間特定処理−具体的な処理内容)
続いて、このような通行不可区間特定処理が実行される具体的な処理内容について説明する。図5は、通行不可区間特定処理の処理対象とする走行領域Rを例示した図である。
最初に、通行不可区間特定処理の処理対象とする図5の走行領域Rの概要について説明する。まず、図5に示すように、走行領域Rは、上記所定の配信領域に含まれる領域であって、第1車両V1に対応する端末装置10にて設定された設定経路に含まれる走行道路TRであり、当該走行道路TR上に工事地点WP、迂回開始地点BSP、迂回終了地点BEPが位置する走行道路TR(図5では、両側二車線の道路)と、迂回開始地点BSPと交差している第1交差道路CR1と、迂回終了地点BEPと交差している第2交差道路CR2と、第1交差道路CR1と第2交差道路CR2との間において、走行道路TRと交差している第1交差道路CR3と、第1交差道路CR1、第2交差道路CR2、第3交差道路CR3と交差している並設道路PRであって、走行道路TRよりも図5の左側において並設されている並設道路PRとを備えている。また、図5には、迂回開始地点BSPから迂回終了地点BEPまでの区間TI(ここでは、区間ID=S0001の区間。以下、「対象区間TI」と称する。)へ進入する許可を有しない第1車両V1が、走行道路TRから第1交差道路CR1、並設道路PR、及び第2交差道路CR2を介して走行道路TRに至る経路を通行している状態が示されている。また、第2車両V2が、対象区間TIに進入した後に停止している状態が示されている。
次に、図5の走行領域Rにて通行不可区間を特定する場合には、以下に示すような処理が行われる。すなわち、図5に示すように、走行道路TR上の工事地点WPで工事が行われていることで、第1車両V1が対象区間TIを通行できない場合において、まず、図4のSB1において特定タイミングが到来すると、通行実績DB23cに格納されている最新の時間帯情報(ここでは、時間帯情報=2017年3月24日8時〜9時)に対応する迂回回数情報のうち、対象区間TIに対応する迂回回数情報=95回であることで、図4のSB2において対象区間TIが迂回区間として特定される。次に、通行実績DB23cに格納されている最新の時間帯情報に対応する迂回率情報のうち、対象区間TIに対応する迂回率情報=95%であることで、図4のSB3において図4のSB2にて特定された迂回区間(すなわち、対象区間TI)が仮通行不可区間として特定される。次いで、通行実績DB23cに格納されている道路種別情報及び車線数情報のうち、対象区間TIに対応する道路種別情報=細街路、及び車線数情報=両側二車線であることで、図4のSB5において仮通行不可区間の道路特性が両側二車線の細街路であると判定されると、対象区間TIに5台の第2車両V2が進入したことにより、通行実績DB23cに格納されている最新の時間帯情報に対応する通行回数情報のうち、対象区間TIに対応する通行回数情報=5回であった場合には、図4のSB6において車両が通行した実績があると判定される。ここで、対象区間TIに進入した5台の第2車両V2の端末装置10において設定されている設定経路の目的地の施設種別のすべてがセンタ装置20のデータ記録部23に記録された進入目的情報(進入許容施設種別情報)の施設種別のいずれかと一致することにより、図4のSB7において仮通行不可区間(すなわち、対象区間TI)に対応するプローブ情報をプローブDB23bから除外すべきと判定された場合には、図4のSB8において対象区間TIを通過に進入した5台の第2車両V2のプローブ情報がプローブDB23bから除外されると共に、当該プローブ情報に対応する通行実績情報が通行実績DB23cから除外される。そして、図4のSB9において仮通行不可区間(すなわち、対象区間TI)が通行不可区間として特定され、図4のSB10において当該特定された通行不可区間を示す通行不可区間情報が作成されて配信される。このような処理により、両側二車線の細街路において対象区間TIを通行不可区間として正確に特定できるので、走行領域Rに関する道路状況を正確に把握することが可能となる。
〔実施の形態に対する変形例〕
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏することがある。
(分散や統合について)
また、上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。また、本出願における「装置」とは、単一の装置によって構成されたものに限定されず、複数の装置によって構成されたものを含む。例えば、センタ装置20を、相互に通信可能に構成された複数の装置に分散して構成し、これら複数の装置の一部に制御部22を設けると共に、これら複数の装置の他の一部にデータ記録部23を設けてもよい。
(形状、数値、構造、時系列について)
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
(端末装置について)
上記実施の形態では、端末装置10が車載ナビゲーション装置を用いて構成されていると説明したが、これに限られず、例えば、スマートフォン、タブレット端末、携帯用ナビゲーション装置等の公知のモバイル端末を用いて構成されてもよい。
(進入目的情報について)
上記実施の形態では、進入目的情報は、進入許容施設種別情報を含むと説明したが、これに限られない。例えば、進入許容施設種別情報に加えて、仮通行不可区間に進入が許容される車両を一意に識別するための進入許容車両識別情報を含んでもよい。この場合において、例えば、通行不可区間特定処理のSB7においてプローブ情報をプローブDB23bから除外すべきか否かを判定する場合において、対象仮通行不可区間に対応するプローブ情報の車両識別情報の車両IDが上記取得された進入目的情報の進入許容車両識別情報の車両IDのいずれかと一致するか否かに基づいて判定してもよい(なお、上記車両識別情報の車両IDが複数ある場合には、当該複数の車両IDのすべてが進入許容車両識別情報の車両IDのいずれかと一致するか否かに基づいて判定する)。
(通行不可区間特定処理について)
上記実施の形態では、SB7において、両側二車線の細街路に対応する区間に進入した車両のプローブ情報のみを対象として、当該プローブ情報を除外すべきか否かを判定すると説明したが、これに限られない。例えば、両側二車線の細街路以外の他の道路種別(一例として、両側二車線の一般道等)に対応する区間に進入した車両のプローブ情報を対象として、当該プローブ情報を除外すべきか否かを判定してもよい。この場合には、SB5の処理を省略できる。
〔実施の形態の特徴と効果の一部〕
最後に、これまでに説明した実施の形態の特徴と効果の一部を、以下に例示する。ただし、実施の形態の特徴と効果は、以下の内容に限定されず、以下の特徴の一部のみを具備することによって以下の効果の一部のみを奏する場合や、以下の特徴以外の他の特徴を具備することによって以下の効果以外の他の効果を奏する場合がある。
実施の形態の1つの側面1に係る情報収集システムは、地図情報を格納する地図情報格納手段と、車両から収集されたプローブ情報であって、当該車両の走行経路を特定する走行経路情報を含むプローブ情報を格納するプローブ情報格納手段と、前記地図情報と、前記プローブ情報格納手段にて格納された前記プローブ情報とに基づいて、車両が通行することができない可能性がある区間である仮通行不可区間を特定する仮通行不可区間特定手段と、前記プローブ情報格納手段にて格納された前記プローブ情報の中に、前記仮通行不可区間特定手段にて特定された前記仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報が含まれている場合に、当該プローブ情報を前記プローブ情報格納手段から除外すべきか否かを判定する判定手段と、前記判定手段にて前記仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報を除外すべきと判定された場合に、当該プローブ情報を前記プローブ情報格納手段から除外する除外手段と、前記除外手段にて除外された前記プローブ情報に基づいて、車両が通行することができない区間である通行不可区間を特定する通行不可区間特定手段と、を備えた。
上記側面1に係る情報収集システムによれば、プローブ情報格納手段にて格納されたプローブ情報の中に、仮通行不可区間特定手段にて特定された仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報が含まれている場合に、当該プローブ情報をプローブ情報格納手段から除外すべきか否かを判定する判定手段と、判定手段にて仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報を除外すべきと判定された場合に、当該プローブ情報をプローブ情報格納手段から除外する除外手段と、除外手段にて除外されたプローブ情報に基づいて、通行不可区間を特定する通行不可区間特定手段と、を備えているので、除外手段にて除外されたプローブ情報に基づいて、通行不可区間を特定でき、従来技術(収集された車両のプローブ情報のすべてを対象として通行不可区間を特定する技術)に比べて通行不可区間を正確に特定できる。よって、道路状況を正確に把握することが可能となる。
実施の形態の他の側面2に係る情報収集システムは、上記側面1に係る情報収集システムにおいて、前記判定手段は、所定方法で取得された進入目的情報であって前記仮通行不可区間に進入した車両の進入目的を示す進入目的情報に基づいて、当該車両のプローブ情報を除外すべきか否かを判定する。
上記側面2に係る情報収集システムによれば、判定手段が、所定方法で取得された進入目的情報に基づいて、当該車両のプローブ情報を除外すべきか否かを判定するので、進入目的の内容に応じて車両のプローブ情報を除外すべきか否かを判定でき、当該判定を正確に行うことができる。
実施の形態の他の側面3に係る情報収集システムは、上記側面1又は上記側面2に係る情報収集システムにおいて、前記仮通行不可区間特定手段は、前記地図情報と、前記プローブ情報格納手段にて格納されている前記プローブ情報とに基づいて車両が迂回した区間である迂回区間を特定し、当該特定された迂回区間に基づいて前記仮通行不可区間を特定する。
上記側面3に係る情報収集システムによれば、仮通行不可区間特定手段は、地図情報と、プローブ情報格納手段にて格納されているプローブ情報とに基づいて迂回区間を特定し、当該特定された迂回区間に基づいて仮通行不可区間を特定するので、迂回区間の特性(例えば、迂回率又は迂回回数等)に応じた仮通行不可区間を特定でき、信憑性のある仮通行不可区間を特定することができる。
実施の形態の他の側面4に係る情報収集システムは、上記側面1から上記側面3のいずれかに係る情報収集シテムにおいて、前記判定手段は、両側二車線の細街路に対応する区間に進入した車両のプローブ情報のみを対象として、当該プローブ情報を除外すべきか否かを判定する。
上記側面4に係る情報収集システムによれば、判定手段は、両側二車線の細街路に対応する区間に進入した車両のプローブ情報のみを対象として、当該プローブ情報を除外すべきか否かを判定するので、両側二車線の細街路において通行不可区間を正確に特定でき、両側二車線の細街路に関する道路状況を正確に把握することが可能となる。
実施の形態の他の側面5に係る情報収集プログラムは、コンピュータを、地図情報を格納する地図情報格納手段と、車両から収集されたプローブ情報であって、当該車両の走行経路を特定する走行経路情報を含むプローブ情報を格納するプローブ情報格納手段と、前記地図情報と、前記プローブ情報格納手段にて格納された前記プローブ情報とに基づいて、車両が通行することができない可能性がある区間である仮通行不可区間を特定する仮通行不可区間特定手段と、前記プローブ情報格納手段にて格納された前記プローブ情報の中に、前記仮通行不可区間特定手段にて特定された前記仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報が含まれている場合に、当該プローブ情報を前記プローブ情報格納手段から除外すべきか否かを判定する判定手段と、前記判定手段にて前記仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報を除外すべきと判定された場合に、当該プローブ情報を前記プローブ情報格納手段から除外する除外手段と、前記除外手段にて除外された前記プローブ情報に基づいて、車両が通行することができない区間である通行不可区間を特定する通行不可区間特定手段と、として機能させる。
上記側面5に係る情報収集プログラムによれば、コンピュータを、プローブ情報格納手段にて格納されたプローブ情報の中に、仮通行不可区間特定手段にて特定された仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報が含まれている場合に、当該プローブ情報をプローブ情報格納手段から除外すべきか否かを判定する判定手段と、判定手段にて仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報を除外すべきと判定された場合に、当該プローブ情報をプローブ情報格納手段から除外する除外手段と、除外手段にて除外されたプローブ情報に基づいて、通行不可区間を特定する通行不可区間特定手段と、として機能させるので、除外手段にて除外されたプローブ情報に基づいて、通行不可区間を特定でき、従来技術(収集された車両のプローブ情報のすべてを対象として通行不可区間を特定する技術)に比べて通行不可区間を正確に特定できる。よって、道路状況を正確に把握することが可能となる。
1 情報収集システム
2 ネットワーク
10 端末装置
11 現在位置取得部
12 通信部
13 タッチパッド
14 制御部
15 データ記録部
20 センタ装置
21 通信部
22 制御部
22a 仮通行不可区間特定部
22b 判定部
22c 除外部
22d 通行不可区間特定部
23 データ記録部
23a 地図DB
23b プローブDB
23c 通行実績DB
BSP 迂回開始地点
BEP 迂回終了地点
CR1 第1交差道路
CR2 第2交差道路
CR3 第1交差道路
PR 並設道路
R 走行領域
TI 対象区間
TR 走行道路
V1 第1車両
V2 第2車両
WP 工事地点

Claims (5)

  1. 地図情報を格納する地図情報格納手段と、
    車両から収集されたプローブ情報であって、当該車両の走行経路を特定する走行経路情報を含むプローブ情報を格納するプローブ情報格納手段と、
    前記地図情報と、前記プローブ情報格納手段にて格納された前記プローブ情報とに基づいて、車両が通行することができない可能性がある区間である仮通行不可区間を特定する仮通行不可区間特定手段と、
    前記プローブ情報格納手段にて格納された前記プローブ情報の中に、前記仮通行不可区間特定手段にて特定された前記仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報が含まれている場合に、当該プローブ情報を前記プローブ情報格納手段から除外すべきか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段にて前記仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報を除外すべきと判定された場合に、当該プローブ情報を前記プローブ情報格納手段から除外する除外手段と、
    前記除外手段にて除外された前記プローブ情報に基づいて、車両が通行することができない区間である通行不可区間を特定する通行不可区間特定手段と、
    を備えた情報収集システム。
  2. 前記判定手段は、所定方法で取得された進入目的情報であって前記仮通行不可区間に進入した車両の進入目的を示す進入目的情報に基づいて、当該車両のプローブ情報を除外すべきか否かを判定する、
    請求項1に記載の情報収集システム。
  3. 前記仮通行不可区間特定手段は、前記地図情報と、前記プローブ情報格納手段にて格納されている前記プローブ情報とに基づいて車両が迂回した区間である迂回区間を特定し、当該特定された迂回区間に基づいて前記仮通行不可区間を特定する、
    請求項1又は2に記載の情報収集システム。
  4. 前記判定手段は、両側二車線の細街路に対応する区間に進入した車両のプローブ情報のみを対象として、当該プローブ情報を除外すべきか否かを判定する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の情報収集システム。
  5. コンピュータを、
    地図情報を格納する地図情報格納手段と、
    車両から収集されたプローブ情報であって、当該車両の走行経路を特定する走行経路情報を含むプローブ情報を格納するプローブ情報格納手段と、
    前記地図情報と、前記プローブ情報格納手段にて格納された前記プローブ情報とに基づいて、車両が通行することができない可能性がある区間である仮通行不可区間を特定する仮通行不可区間特定手段と、
    前記プローブ情報格納手段にて格納された前記プローブ情報の中に、前記仮通行不可区間特定手段にて特定された前記仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報が含まれている場合に、当該プローブ情報を前記プローブ情報格納手段から除外すべきか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段にて前記仮通行不可区間に進入した車両のプローブ情報を除外すべきと判定された場合に、当該プローブ情報を前記プローブ情報格納手段から除外する除外手段と、
    前記除外手段にて除外された前記プローブ情報に基づいて、車両が通行することができない区間である通行不可区間を特定する通行不可区間特定手段と、
    として機能させるための情報収集プログラム。
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