JP2018169429A - 光学フィルターデバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】干渉フィルターを筐体に収納しつつ、干渉フィルターのギャップ寸法の検出精度を向上させた光学フィルターデバイスを提供する。【解決手段】光学フィルターデバイス10は、互いに対向する一対の反射膜54,55を備えた波長可変干渉フィルター5と、一対の反射膜54,55間のギャップGの寸法を検出するギャップ検出部14と、波長可変干渉フィルター5およびギャップ検出部14を収納し、内部空間が気密に維持される筐体6と、を備える。これにより、波長可変干渉フィルター5とギャップ検出部14とを接続する配線71の寄生容量を、従来よりも小さくし、かつ、湿度変化による変動を抑制する。【選択図】図2

Description

本発明は、光学フィルターデバイスに関する。
従来、互いに対向する一対の基板と、各基板に配置されて互いに対向する一対の反射膜
とを備えた干渉フィルターが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の干渉フィルターでは、各基板に、互いに対向する静電容量モニター
用電極と、互いに対向する静電力印加用電極(静電アクチュエーター)とが配置されてい
る。静電力印加用電極は、制御回路から印加される駆動電圧によって反射膜間のギャップ
寸法を調整する。静電容量モニター用電極は、静電容量検出回路(ギャップ検出部)に接
続されており、静電容量検出回路は、静電容量モニター用電極の電位に基づいて反射膜間
のギャップ寸法を検出する。ここで、制御回路は、検出されるギャップ寸法に基づいて静
電アクチュエーターへの駆動電圧をフィードバック制御することにより、ギャップ寸法を
目標値に合わせて調整する。これにより、干渉フィルターは、ギャップ寸法に応じた特定
波長の光を高精度かつ安定的に透過させることができる。
特開平1−94312号公報
ところで、近年、特許文献1に記載のような干渉フィルターと当該干渉フィルターを収
納する筐体とを備えた光学フィルターデバイスが多く用いられている。このような光学フ
ィルターデバイスでは、筐体内が気密に保たれることにより、反射膜の劣化やギャップ寸
法の変動が抑制される。また、一般に干渉フィルターは光学装置に組み込まれて使用され
るが、光学フィルターデバイスとして光学装置に設置されることにより、光学装置を組み
立てる際の作業効率が向上する。
しかし、従来の光学フィルターデバイスでは、筐体内の干渉フィルターと筐体外のギャ
ップ検出部とを電気的に接続するために、筐体の内外に配線を延伸させる必要があり、当
該配線の長さが長くなる分、配線の寄生容量が増加する。この寄生容量は環境条件(湿度
等)によって変動するため、配線の寄生容量が増加すると、その変動による影響も大きく
なる。このため、従来の光学フィルターデバイスでは、ギャップ検出部によるギャップ寸
法の検出精度が低下するという課題がある。
本発明は、干渉フィルターを筐体に収納しつつ、干渉フィルターのギャップ寸法の検出
精度を向上させた光学フィルターデバイスを提供することを目的とする。
本発明に係る一適用例の光学フィルターデバイスは、互いに対向する一対の反射膜を備
えた干渉フィルターと、前記一対の反射膜間のギャップ寸法を検出するギャップ検出部と
、前記干渉フィルターおよび前記ギャップ検出部を収納し、内部空間が気密に維持される
筐体と、を備えることを特徴とする。
本適用例では、干渉フィルターおよびギャップ検出部が同じ筐体内に収納されるため、
干渉フィルターとギャップ検出部とを接続する配線は、筐体内に収まる長さとなり、筐体
の内外に延伸させていた従来の配線と比べて短い。このため、配線の寄生容量を従来より
も小さくすることができる。また、筐体の内部空間は気密に維持されるため、例えば湿度
変化による寄生容量の変動を抑えることができる。
これにより、本適用例の光学フィルターデバイスは、干渉フィルターを筐体に収納しつ
つ、ギャップ検出部によるギャップ寸法の検出精度を向上させることができる。
本適用例の光学フィルターデバイスにおいて、前記ギャップ検出部は、前記一対の反射
膜間の静電容量の変化を検出する静電容量検出回路であることが好ましい。
本適用例では、前述したように配線の寄生容量を従来よりも小さくできるため、静電容
量の変化をより高精度に検出することができる。
本適用例の光学フィルターデバイスにおいて、前記筐体の内部は大気圧に比べて減圧さ
れていることが好ましい。
本適用例では、筐体内の湿度等の環境の変化をより低く抑えることができ、配線の寄生
容量の変動をより抑制することができる。また、一対の反射膜に対する空気抵抗が軽減さ
れるため、後述のギャップ変更部によるギャップ寸法の変更をより高精度に行うことがで
きる。
本適用例の光学フィルターデバイスにおいて、前記干渉フィルターは、前記一対の反射
膜の間のギャップ寸法を変更するギャップ変更部を備え、前記筐体には、前記ギャップ変
更部を制御する駆動回路がさらに収納されていてもよい。
本適用例では、ギャップ変更部が干渉フィルターのギャップ寸法を変更することにより
、所望の波長の光を選択することができる。また、本適用例では、干渉フィルターおよび
ギャップ検出部だけでなく、駆動回路も筐体に収納されており、これらが一体的に構成さ
れている。このため、本適用例の光学フィルターデバイスを用いた光学装置は、従来の光
学装置に比べて、小型化することができる。
本適用例の光学フィルターデバイスは、前記ギャップ検出部を含む回路基板を備え、前
記反射膜の膜厚方向から見た際に、前記回路基板の少なくとも一部は、前記干渉フィルタ
ーと重なり合っていてもよい。
本適用例では、ギャップ検出部を干渉フィルターの側方に配置する場合よりも、反射膜
の膜厚方向から見たときの光学フィルターデバイスの大きさを抑えることができる。
本適用例の光学フィルターデバイスにおいて、前記干渉フィルターは、複数の電極端子
を備え、前記回路基板を介して前記筐体と電気的に接続されていることが好ましい。
本適用例では、干渉フィルターは、回路基板および筐体を介して、筐体の外部と電気的
に接続することができる。このため、干渉フィルターを駆動するフィルター駆動部は、回
路基板に形成することもできるし、筐体の外側に配置することもできる。
本適用例の光学フィルターデバイスにおいて、前記干渉フィルターは、前記一対の反射
膜の間のギャップ寸法を変更するギャップ変更部を備え、前記回路基板は、前記干渉フィ
ルターから出力された光を受光し、受光信号を出力する受光部と、前記ギャップ変更部を
制御する駆動回路を含むフィルター駆動部と、静電気対策部品とをさらに備えていてもよ
い。
本適用例では、ギャップ変更部が干渉フィルターのギャップ寸法を変更することにより
、所望の波長の光を選択することができる。また、本適用例では、受光部、フィルター駆
動部および静電気対策部品が回路基板に形成されて筐体に収納される。このため、本適用
例の光学フィルターデバイスを用いた光学装置をより小型化することができる。また、静
電気対策部品が回路基板に形成されるため、本適用例の光学フィルターデバイスが光学装
置に組み込まれる前であっても、回路基板に形成された各部品への静電気の影響を抑制す
ることができる。
本適用例の光学フィルターデバイスにおいて、前記回路基板と前記干渉フィルターとは
、所定の隙間をあけて配置されていることが好ましい。
本適用例によれば、干渉フィルターが回路基板に干渉されず、干渉フィルターの周波数
特性を精度よく設定することができる。
第一実施形態の光学フィルターデバイスを含む分光測定装置の概略構成を示すブロック図。 第一実施形態の光学フィルターデバイスの概略構成を示す断面図。 図2のS1線矢視断面図。 第二実施形態の光学フィルターデバイスの概略構成を示す断面図。 図4のS2線矢視断面図。
〔第一実施形態〕
以下、本発明に係る第一実施形態について、図面に基づいて説明する。本実施形態では
、本発明の光学フィルターデバイスを含んで構成された分光測定装置について説明する。
[分光測定装置の構成]
図1に示すように、分光測定装置1は、光学フィルターデバイス10を含んで構成され
、測定対象物Xで反射または発光した測定対象光における各波長の光の光量を測定する。
具体的には、分光測定装置1は、光学フィルターデバイス10と、受光部11と、信号処
理部12と、フィルター駆動部13と、制御部20とを備えている。
光学フィルターデバイス10は、波長可変干渉フィルター5およびギャップ検出部14
を有しており、これらは後述する筐体6に収納されている。波長可変干渉フィルター5は
、波長可変型のファブリーベローエタロン素子であり、後述する一対の反射膜54,55
、および、反射膜54,55の間のギャップ寸法を変更するギャップ変更部としての静電
アクチュエーター56等を有する(図2参照)。ギャップ検出部14は、波長可変干渉フ
ィルター5における反射膜54,55の間のギャップ寸法を検出し、検出信号をフィルタ
ー駆動部13に出力する。
受光部11は、波長可変干渉フィルター5を透過した光を受光し、受光した光の光強度
(光量)に応じた受光信号(電流)を出力する。受光部11は、例えばCCDセンサー等
のイメージセンサーやフォトダイオード等により構成される。
信号処理部12は、例えばI−V変換器、アンプおよびA/D変換器等を含んで構成さ
れる。信号処理部12では、受光部11から入力された受光信号をI−V変換器が電圧信
号に変換し、変換された電圧信号をアンプが増幅し、増幅された信号をA/D変換器がデ
ジタル信号に変換して制御部20に出力する。
フィルター駆動部13は、制御部20から入力される目標指令信号に基づいて、波長可
変干渉フィルター5の静電アクチュエーター56に対して駆動電圧を印加することで、反
射膜54,55間のギャップ寸法を調整する。また、フィルター駆動部13は、制御部2
0から入力される目標指令信号と、ギャップ検出部14から入力されるギャップ寸法の検
出信号とに基づき、その偏差が所定閾値以内になるように、静電アクチュエーター56へ
の駆動電圧を調整するフィードバック制御を実施する。
具体的には、フィルター駆動部13は、フィードバック制御部(例えばPID制御器)
、駆動回路および昇圧回路等を含んで構成される。フィードバック制御部は、前述のフィ
ードバック制御を行い、フィードバック信号を出力する。駆動回路は、昇圧回路から出力
される電圧をフィードバック信号に基づいて変調することにより、静電アクチュエーター
56への駆動電圧を出力する。
制御部20は、分光測定装置1の全体動作を制御するものであり、例えばCPU(Cent
ral Processing Unit)やメモリー等が組み合わさることで構成され、電圧制御部21、
分光測定部22および記憶部23を備えている。
記憶部23には、分光測定装置1を制御するための各種プログラムや各種データ(例え
ばV−λデータ)が記憶されている。V−λデータは、静電アクチュエーター56への駆
動電圧と、波長可変干渉フィルター5から取り出される光の波長との関係を示すデータで
ある。
電圧制御部21は、設定された目標波長に基づいて、記憶部23から当該目標波長に対
応する駆動電圧を読み出し、フィルター駆動部13に目標指令信号を出力する。
分光測定部22は、受光部11から出力された受光信号を、信号処理部12を介して取
得し、この受光信号に基づいて測定対象光のスペクトル特性を測定する。
[光学フィルターデバイスの構成]
次に、光学フィルターデバイス10の構成について、図2および図3を参照して説明す
る。光学フィルターデバイス10は、前述したように、波長可変干渉フィルター5と、ギ
ャップ検出部14と、これらを収納する筐体6とを備える。
以下、各部の構成を詳細に説明する。
(波長可変干渉フィルター)
波長可変干渉フィルター5は、可視光に対して透過性を有する固定基板51および可動
基板52を備えている。固定基板51および可動基板52は、例えば矩形板状であり、ギ
ャップGを介して対向配置された状態で接合膜53により接合されている。
固定基板51は、一端部511が、可動基板52の一端部521よりも突出するように
配置されており、この一端部511が、固定材65を介して、筐体6の凹部611の側面
に固定されている。一方、可動基板52は、他端部522が固定基板51の他端部512
よりも突出するように配置されており、この他端部522には、複数の電極端子581〜
584が形成された電装部58が設けられている。
固定基板51の具体的構成について説明する。図2に示すように、固定基板51のうち
、可動基板52に対向する面には、例えばエッチングによって電極配置溝513および反
射膜設置部514が形成されている。
電極配置溝513は、固定基板51を基板厚み方向から見た平面視(以降、単に平面視
と称する)において、固定基板51の中心点を中心とした略環状に形成されている。電極
配置溝513の溝底面には、静電アクチュエーター56を構成する固定電極561が設け
られている。
反射膜設置部514は、平面視において略環状の電極配置溝513の内側に形成されて
おり、電極配置溝513よりも可動基板52側に突出している。反射膜設置部514の先
端面には、固定反射膜54が設けられている。
固定電極561は、導電性を有する電極材料であり、例えばPt,Ir,Au,Al,
Cu,Ti,ITO,IGO等の他、導電性ポリマー等を用いることができる。固定電極
561は、電極配置溝513と同様の略環状に形成されており、固定基板51の他端部5
12に近接する一部に、環内外連通する切欠部561Aが設けられている。
固定反射膜54は、例えばAg等の金属膜や、Ag合金等、導電性の合金膜により構成
される。この固定反射膜54は、固定反射膜54と可動反射膜55との間のギャップGに
応じた静電容量を検出するための容量検出電極としても機能する。
また、固定反射膜54として、高屈折層および低屈折層を積層した誘電体多層膜を用い
てもよい。この場合、例えば誘電体多層膜の最下層または表層に導電性の金属合金膜が形
成することで、固定反射膜54を容量検出電極として機能させることができる。
図3に示すように、固定基板51には、固定電極561および固定反射膜54にそれぞ
れ接続された引き出し電極571,572が設けられている。
引き出し電極571は、固定電極561から固定基板51の他端部512に向かって延
び、可動基板52に設けられた電極端子581に接続されている。この電極端子581は
、例えばFPC(Flexible Printed Circuits)やリード線等の配線73により、筐体6
の内側端子部641に接続されている。
一方、引き出し電極572は、固定反射膜54から固定電極561の切欠部561Aを
通過し、固定基板51の他端部512に向かって延び、可動基板52に設けられた電極端
子582に接続されている。この電極端子582は、例えばFPCやリード線等の配線7
1によりギャップ検出部14に接続されている。
なお、図3において図示する引き出し電極571,572や電極端子581,582の
形状および配置等は模式的なものであり、これに限定されない。
次に、可動基板52の具体的構成について説明する。図2に示すように、可動基板52
は、可動基板52の中心位置に設けられた円形状の可動部523と、可動部523を基板
厚み方向に進退可能に保持する保持部524と、保持部524の外側に配置された基板外
周部525とを備えている。
可動部523は、保持部524よりも厚み寸法が大きく、かつ、平面視において反射膜
設置部514の外周縁の径寸法よりも径寸法が大きく形成されている。この可動部523
には、可動電極562および可動反射膜55が設けられている。
可動電極562は、固定電極561に対向して配置され、固定電極561と共に静電ア
クチュエーター56を構成する。また、可動電極562は、固定電極561と同一形状と
なる略環状に形成されており、可動基板52の他端部522に近接する一部に、環内外連
通する切欠部562Aが設けられている。
可動反射膜55は、可動部523の固定基板51に対向する面の中心部に、固定反射膜
54とギャップGを介して対向して設けられる。この可動反射膜55としては、前述した
固定反射膜54と同一の構成の反射膜が用いられる。
保持部524は、可動部523の周囲を囲うダイアフラムであり、可動部523よりも
厚み寸法が小さく形成されている。このような保持部524は、可動部523よりも撓み
やすく、僅かな静電引力により、可動部523を固定基板51側に変位させることが可能
となる。この際、可動部523が保持部524よりも厚み寸法が大きく、剛性が大きくな
るため、保持部524が静電引力により固定基板51側に引っ張られた場合でも、可動部
523の形状変化が抑制される。
なお、本実施形態では、ダイアフラム状の保持部524を例示するが、これに限定され
ず、例えば、フィルター中心軸を中心として、等角度間隔で配置された梁状の保持部が設
けられる構成などとしてもよい。
基板外周部525は、接合膜53を介して固定基板51に固定されている。基板外周部
525の固定基板51に対向する面には、前述した電装部58が設けられている。
図3に示すように、可動基板52には、可動電極562および可動反射膜55にそれぞ
れ接続された引き出し電極573,574が設けられている。
引き出し電極573は、可動電極562から可動基板52の他端部522側に向かって
延び、電装部58の電極端子583に接続されている。この電極端子583は、例えばF
PCやリード線等の配線73により、筐体6の内側端子部641に接続されている。
一方、引き出し電極574は、可動反射膜55から可動電極562の切欠部562Aを
通過し、可動基板52の他端部522側に向かって延び、電装部58の電極端子584に
接続されている。この電極端子584は、例えばFPCやリード線等の配線71によりギ
ャップ検出部14に接続されている。
なお、図3において図示する引き出し電極573,574や電極端子583,584の
形状および配置等は模式的なものであり、これに限定されない。
以上のように構成された波長可変干渉フィルター5では、固定電極561および可動電
極562間に駆動電圧が印加されることで、静電引力により可動部523が固定基板51
側に変位する。これにより、反射膜54,55間のギャップGを所定の寸法に変更するこ
とが可能となる。また、反射膜54,55間のギャップGに応じた静電容量がギャップ検
出部14に検出される。
(ギャップ検出部の構成)
ギャップ検出部14は、例えばC−V変換回路を有し、反射膜54,55間の静電容量
を電圧値(検出信号)に変換する静電容量検出回路として構成されている。このようなC
−V変換回路としては、例えばスイッチト・キャパシター型CV変換回路等が挙げられる

ここで、ギャップ検出部14は、平面視において波長可変干渉フィルター5とは重なら
ないように配置されている。具体的には、ギャップ検出部14は、平面視において、電装
部58が設けられた可動基板52の他端部522に対向する位置であって、かつ、電極端
子582,584の近傍に配置されており、筐体6の凹部611の底面等に固定されてい
る。
また、ギャップ検出部14は、配線72を介して筐体6の内側端子部641に接続され
てる。
(筐体の構成)
筐体6は、ベース61と、ガラス基板62と、カバーガラス63とを備え、これらは例
えば低融点ガラス接合等により接合されている。
ベース61は、例えば薄板状のセラミックを積層することで構成され、波長可変干渉フ
ィルター5およびギャップ検出部14を収納可能な凹部611を有する。ガラス基板62
は、凹部611の開口を覆うように、ベース61に接合されている。
ベース61の凹部611の底部分には、波長可変干渉フィルター5の反射膜54,55
と重なる位置に、光通過孔612が形成されている。カバーガラス63は、ベース61の
光通過孔612を覆うように接合されている。
筐体6の凹部611による内部空間は、大気圧よりも減圧された圧力(例えば真空)に
維持されている。
また、ベース61には、筐体6の内外の電気的な接続を行うための接続部64が設けら
れている。接続部64は、凹部611の内側に露出した複数の内側端子部641と、ベー
ス61の貫通孔613を介して各内側端子部641に接続され、ベース61の外側に露出
した複数の外側端子部642とを有している。静電アクチュエーター56およびギャップ
検出部14は、それぞれ、筐体6の接続部64を介して、筐体6の外側に存在するフィル
ター駆動部13に接続されている。
〔第一実施形態の作用効果〕
本実施形態では、光学フィルターデバイス10は、互いに対向する一対の反射膜54,
55を備えた波長可変干渉フィルター5と、一対の反射膜54,55間のギャップ寸法を
検出するギャップ検出部14と、波長可変干渉フィルター5およびギャップ検出部14を
収納し、内部空間が気密に維持される筐体6と、を備える。
つまり、本実施形態では、波長可変干渉フィルター5およびギャップ検出部14が同じ
筐体6内に収納されるため、波長可変干渉フィルター5とギャップ検出部14とを接続す
る配線71は、筐体6内に収まる長さとなり、筐体の内外に延伸させていた従来技術の配
線と比べて短い。このため、配線71の寄生容量を従来技術よりも小さくすることができ
る。また、筐体6の内部空間は気密に維持されるため、湿度変化などによる配線71の寄
生容量の変動を抑えることができる。
これにより、光学フィルターデバイス10は、波長可変干渉フィルター5を筐体6内に
収納しつつ、ギャップ検出部14によるギャップ寸法の検出精度を向上させることができ
る。
本実施形態では、ギャップ検出部14は、一対の反射膜54,55間の静電容量の変化
を検出する静電容量検出回路である。よって、前述したように配線71の寄生容量を従来
技術よりも小さくできるため、静電容量の変化をより高精度に検出することができる。
本実施形態では、筐体6の内部は大気圧に比べて減圧されている。よって、筐体6内の
湿度等の環境変化をより低く抑えることができ、配線71の寄生容量の変動をより抑制す
ることができる。また、一対の反射膜54,55に対する空気抵抗が軽減されるため、ギ
ャップ寸法の変更をより高精度に行うことができる。
本実施形態では、波長可変干渉フィルター5が、一対の反射膜54,55の間のギャッ
プ寸法を変更する静電アクチュエーター56を備える。このため、波長可変干渉フィルタ
ー5により所望の波長の光を選択することができる。
〔第二実施形態〕
次に、本発明に係る第二実施形態について、図4および図5を参照して説明する。
前述の第一実施形態の光学フィルターデバイス10では、ギャップ検出部14が筐体6
に収納される一方、受光部11やフィルター駆動部13は筐体6の外側に配置されていた
。これに対して、第二実施形態の光学フィルターデバイス10Aは、筐体6A内に、受光
部11、フィルター駆動部13およびギャップ検出部14等が形成された回路基板8が収
納されている点で、第一実施形態と相違する。言い換えると、第二実施形態の光学フィル
ターデバイス10Aは、波長可変干渉フィルター5と、受光部11と、フィルター駆動部
13と、ギャップ検出部14と、これらを収納する筐体6とを備える(図1中の二点鎖線
参照)。
なお、第二実施形態において、第一実施形態と同様の構成については同符号を付し、そ
の説明を省略または簡略化する。
回路基板8は、反射膜54,55の膜厚方向から見た際に、波長可変干渉フィルター5
と重なるように、第一面81が可動基板52に対向して配置されている。また、回路基板
8の第二面82は、筐体6Aの凹部611の底面に固定されている。
ここで、回路基板8と可動基板52とは、互いに干渉しない程度の隙間をあけて配置さ
れている。また、回路基板8は、その両側の端部83,84が、可動基板52の両側の端
部521,522よりも外側に突出するように、可動基板52よりも大きな矩形状を有し
ている。
なお、筐体6Aのベース61には、第一実施形態と異なり、光通過孔が形成されていお
らず、光通過孔を塞ぐためのカバーガラスが接合されていない。
回路基板8の第一面81の一端部83には、第一接続部85が配置されている。この第
一接続部85には、複数の電極端子851〜854が形成されており、各電極端子851
〜854は、FPCやリード線、ワイヤーボンディング等の配線74を介して、可動基板
52の電装部58の電極端子581〜584に接続されている。
一方、回路基板8の第一面81の他端部84には、第二接続部86が配置されている。
この第二接続部86には、複数の電極端子861〜864が形成されており、各電極端子
861〜864は、FPCやリード線等の配線75を介して筐体6Aの内側端子部641
に接続されている。
回路基板8は、例えば集積回路として構成されており、その内部に、受光部11、フィ
ルター駆動部13、ギャップ検出部14、静電気対策部品としてのESD(Electro-Stat
ic Discharge)保護素子15等が形成されている。
受光部11は、平面視において、その受光領域110が波長可変干渉フィルター5の反
射膜54,55と重なるように配置されており、例えば第二接続部86の電極端子861
を介して信号処理部12に接続されている。
フィルター駆動部13は、回路基板8の任意の位置に配置されている。また、フィルタ
ー駆動部13は、例えば第二接続部86の電極端子862〜864を介して、制御部20
や外部電源に接続されている。さらに、フィルター駆動部13は、第一接続部85の電極
端子851,853および電装部58の電極端子581,583を介して、固定電極56
1および可動電極562にそれぞれ接続されている。
ギャップ検出部14は、第一接続部85の電極端子852,854および電装部58の
582,584を介して、反射膜54,55に接続されている。また、ギャップ検出部1
4は、例えば回路基板8に形成された配線を介してフィルター駆動部13に接続されてい
る。
ESD保護素子15は、第二接続部86の近傍に配置され、第二接続部86の電極端子
861〜864と他の回路との間に接続されている。ESD保護素子15は、筐体6A内
に侵入した静電気をグランドへ逃がすことができる。
なお、図4に示す回路基板8の各部品や、図5に示す電極端子851〜854,861
〜864等は、模式的なものであり、その配置や形状等はこれに限定されない。ただし、
ギャップ検出部14は、反射膜54,55との配線長が短くなるように配置したほうが検
出精度の向上の点で好ましい。また、フィルター駆動部13は、ギャップ検出結果を参照
して駆動するため、ギャップ検出部14の近くに配置した方が駆動精度の点で好ましい。
〔第二実施形態の作用効果〕
本実施形態では、光学フィルターデバイス10Aは、ギャップ検出部14を含む回路基
板8を備え、反射膜54,55の膜厚方向から見た際に、回路基板8の一部は、波長可変
干渉フィルター5と重なり合っている。これにより、反射膜54,55の膜厚方向から見
たときの光学フィルターデバイス10Aの大きさを、第一実施形態よりも抑えることがで
きる。
本実施形態では、回路基板8は、波長可変干渉フィルター5から出力された光を受光し
、受光信号を出力する受光部11と、静電アクチュエーター56を制御するフィルター駆
動部13と、ESD保護素子15とをさらに備えている。すなわち、筐体6Aには、受光
部11、フィルター駆動部13およびESD保護素子15がさらに収納される。このため
、本実施形態の光学フィルターデバイス10Aを用いた分光測定装置1は、従来の分光測
定装置に比べて小型化される。また、ESD保護素子15が回路基板8に形成されるため
、光学フィルターデバイス10Aが分光測定装置1に設けられる前であっても、回路基板
8に形成された各部品への静電気の影響を抑制することができる。
本実施形態では、回路基板8と波長可変干渉フィルター5とは、所定の隙間をあけて配
置されている。このため、波長可変干渉フィルター5が回路基板8に干渉されず、波長可
変干渉フィルター5の周波数特性を精度よく設定することができる。
また、本実施形態では、筐体6Aに光通過孔が形成されていおらず、光通過孔を塞ぐた
めのカバーガラスが接合されていないため、筐体6Aの内部空間の気密性を向上させるこ
とができる。
〔変形例〕
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる
範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記第一実施形態において、フィルター駆動部13を構成する駆動回路は、ギャップ検
出部14と共に集積化され、筐体6に収納されていてもよい。これにより、光学フィルタ
ーデバイス10が設けられた分光測定装置1を、より小型化することができる。
前記第二実施形態において、回路基板8と筐体6Aとは、配線75を用いたワイヤーボ
ンディグによって電気的に接続されているが、本発明はこれに限られず、BGA(Ball g
rid array)やバンプを用いて接続してもよい。
同様に、前記第二実施形態において、回路基板8と可動基板52とは、配線74を用い
たワイヤーボンディグによって電気的に接続されているが、本発明はこれに限られず、B
GA(Ball grid array)やバンプを用いて接続してもよい。
また、前記第二実施形態において、回路基板8の一部が波長可変干渉フィルター5と重
なり合っているが、回路基板8の全部が波長可変干渉フィルター5と重なり合っていても
よい。
前記第二実施形態において、回路基板8には、受光部11、フィルター駆動部13、ギ
ャップ検出部14、ESD保護素子15等が形成されているが、本発明はこれに限られな
い。例えば、回路基板8には、さらに信号処理部12を構成する回路が形成されていても
よい。または、フィルター駆動部13は、回路基板8ではなく、筐体6の外側に設けられ
ていてもよい。
例えば、前記第二実施形態において、フィルター駆動部13が回路基板8ではなく、筐
体6の外側に配置される場合、波長可変干渉フィルター5は、回路基板8および筐体6A
の接続部64を介して、筐体6の外部のフィルター駆動部13に電気的に接続することが
できる。
前記各実施形態において、筐体6,6Aの内部空間は減圧されることに限られず、例え
ば筐体6,6A内に窒素等の不活性ガスが封止されていてもよい。
前記各実施形態では、本発明に係るギャップ検出部の一例として、静電容量検出回路を
構成するギャップ検出部14を例示したが、これに限定されない。例えば、可動基板52
の湾曲状態を検出する歪ゲージや光センサー等により構成されてもよい。
また、前記各実施形態では、本発明に係るギャップ変更部の一例として静電アクチュエ
ーター56を例示したが、これに限定されない。例えば、圧電アクチュエーターや、誘電
コイルアクチュエーター等、他のアクチュエーターであってもよい。
また、前記各実施形態では、本発明に係る干渉フィルターの一例として波長可変干渉フ
ィルター5であるエタロンを例示したが、反射膜間のギャップの大きさを変化させない干
渉フィルターであってもよい。
本発明の光学フィルターデバイスは、前記各実施形態のように分光測定装置1に用いら
れることに限られず、他の光学装置に適宜用いることができる。
1…分光測定装置、5…波長可変干渉フィルター、6,6A…筐体、8…回路基板、10
,10A…光学フィルターデバイス、11…受光部、13…フィルター駆動部、14…ギ
ャップ検出部、15…ESD保護素子、20…制御部、51…固定基板、52…可動基板
、54…固定反射膜、55…可動反射膜、56…静電アクチュエーター、561…固定電
極、562…可動電極、581〜584…電極端子、851〜854…電極端子、861
〜864…電極端子、G…ギャップ。

Claims (8)

  1. 互いに対向する一対の反射膜を備えた干渉フィルターと、
    前記一対の反射膜間のギャップ寸法を検出するギャップ検出部と、
    前記干渉フィルターおよび前記ギャップ検出部を収納し、内部空間が気密に維持される
    筐体と、を備える
    ことを特徴とする光学フィルターデバイス。
  2. 請求項1に記載の光学フィルターデバイスにおいて、
    前記ギャップ検出部は、前記一対の反射膜間の静電容量の変化を検出する静電容量検出
    回路である
    ことを特徴とする光学フィルターデバイス。
  3. 請求項1または請求項2に記載の光学フィルターデバイスにおいて、
    前記筐体の内部は大気圧に比べて減圧されている
    ことを特徴とする光学フィルターデバイス。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光学フィルターデバイスにおいて、
    前記干渉フィルターは、前記一対の反射膜の間のギャップ寸法を変更するギャップ変更
    部を備え、
    前記筐体には、前記ギャップ変更部を制御する駆動回路がさらに収納されている
    ことを特徴とする光学フィルターデバイス。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光学フィルターデバイスにおいて、
    前記ギャップ検出部を含む回路基板を備え、
    前記反射膜の膜厚方向から見た際に、前記回路基板の少なくとも一部は、前記干渉フィ
    ルターと重なり合っている
    ことを特徴とする光学フィルターデバイス。
  6. 請求項5に記載の光学フィルターデバイスにおいて、
    前記干渉フィルターは、複数の電極端子を備え、前記回路基板を介して前記筐体と電気
    的に接続されている
    ことを特徴とする光学フィルターデバイス。
  7. 請求項5または請求項6に記載の光学フィルターデバイスにおいて、
    前記干渉フィルターは、前記一対の反射膜の間のギャップ寸法を変更するギャップ変更
    部を備え、
    前記回路基板は、前記干渉フィルターから出力された光を受光し、受光信号を出力する
    受光部と、前記ギャップ変更部を制御する駆動回路を含むフィルター駆動部と、静電気対
    策部品と、をさらに備える
    ことを特徴とする光学フィルターデバイス。
  8. 請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の光学フィルターデバイスにおいて、
    前記回路基板と前記干渉フィルターとは、所定の隙間をあけて配置されている
    ことを特徴とする光学フィルターデバイス。
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