JP2018166322A - 無線受信装置 - Google Patents

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陽平 森下
坂本 剛憲
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Abstract

【課題】サンプリングレートを下げることなくアナログ/デジタル変換器の消費電力を下げること。【解決手段】ゲイン制御部19は、最適ゲインを示すゲインコード、カットオフ周波数を示すカットオフ周波数コード、及び、ビット数を示すビット数コードを設定する。AEQ/VGAゲイン制御部20は、周波数特性を示す周波数特性コード、補正後のゲインを示すゲインコード、及び、ビット数を示すビット数コードを設定する。AEQ/VGA15は、ゲインコードに基づいて、ベースバンドの受信信号を増幅し、周波数特性コードに基づいて、ベースバンドの受信信号の周波数特性を補正する。HPF16は、カットオフ周波数コードに基づいて、AEQ/VGA15の出力信号のカットオフ周波数未満の帯域を遮断する。ADC17は、ビット数コードに基づくビット数により、HPF16の出力信号を量子化してデジタルの受信信号を生成する。【選択図】図1

Description

本開示は、ミリ波の無線通信に使用される無線受信装置に関する。
近年、広帯域且つ高周波の信号を取り扱うミリ波の無線通信に使用可能な装置の開発が進められている。このため、ミリ波の無線通信では、無線受信装置のアナログ/デジタル変換器において、サンプリングレートの高速化が検討されている。
アナログ/デジタル変換器の消費電力は、サンプリングレートと、アナログ信号が量子化されるビット数とに比例する。このため、特許文献1の受信装置の構成において、ミリ波の高周波信号(無線周波数信号)を処理する場合、アナログ/デジタル変換器の消費電力が高くなる。
特開2003−224489号公報
Behzad Razavi著 「アナログCMOS集積回路の設計」
これまで、ミリ波の無線通信において、アナログ/デジタル変換器の消費電力の低減についての検討は不十分であった。
本開示の一態様は、サンプリングレートを下げることなくアナログ/デジタル変換器の消費電力を下げることができる無線受信装置の提供に資する。
本開示の一態様に係る無線受信装置は、ゲイン調整期間、チャネル推定期間及び信号受信期間を有する無線周波数の受信信号を周波数変換してベースバンドの受信信号を出力する周波数変換回路と、ゲインコードに基づいて前記ベースバンドの受信信号を増幅し、周波数特性コードに基づいて前記ベースバンドの受信信号の周波数特性を補正する1つ以上の周波数特性補正回路と、カットオフ周波数コードに基づいて、前記ベースバンドの受信信号のうち、カットオフ周波数未満の帯域の受信信号を遮断する1つ以上のフィルタ回路と、ビット数コードに基づくビット数により、前記周波数特性の補正及び前記帯域遮断された信号を量子化してデジタル受信信号を生成するアナログ/デジタル変換回路と、前記デジタル受信信号を復調し、周波数特性を推定するデジタル信号処理回路と、前記ゲイン調整期間、前記チャネル推定期間及び前記信号受信期間に応じて、前記周波数特性コード、前記ゲインコード、前記カットオフ周波数コード及び前記ビット数コードを設定する制御部と、を具備する。
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム又は記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示の一態様によれば、無線回路と伝搬路による周波数特性を、受信信号がアナログ/デジタル変換器に入力される前に低減できるので、アナログ/デジタル変換器のビット数を下げることができる。したがって、サンプリングレートを下げることなくアナログ/デジタル変換器の消費電力を下げることができる。
本開示の一態様における更なる利点および効果は、明細書および図面から明らかにされる。かかる利点および/又は効果は、いくつかの実施形態並びに明細書および図面に記載された特徴によってそれぞれ提供されるが、1つ又はそれ以上の同一の特徴を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。
本開示の実施の形態1に係る無線受信装置の構成例を示すブロック図 本開示の実施の形態1に係る無線受信装置の構成の他の例を示すブロック図 本開示の実施の形態1に係る無線受信装置の構成の他の例を示すブロック図 フレームフォーマットの一例を示す図 本開示の実施の形態1に係る無線受信装置の制御の流れを示すフロー図 本開示の実施の形態2に係るCT/DTハイブリッド回路 本開示の実施の形態2に係るクロック生成回路によって生成される制御信号S1〜S4のタイミングチャートを示す図 本開示の実施の形態2に係るCT/DTハイブリッド回路の低域通過特性のうち、容量比Kの変更に対する周波数特性の回路シミュレーションの結果を示す図 本開示の実施の形態2に係るCT/DTハイブリッド回路のうち、クロック周波数fckの変更に対する周波数特性の低域通過特性の回路シミュレーションの結果を示す図 本開示の実施の形態2に係るCT/DTハイブリッド回路のCMOSでの実装方法の一例を示す図 図9のクロック生成回路の構成の一例を示す図 図9のクロック生成回路の構成の一例を示す図 図9のクロック生成回路に入力される正弦波を示す図 本開示の実施の形態2に係る無線受信装置の制御の流れを示すフロー図 本開示の実施の形態3に係る送受信装置の構成例を示すブロック図 本開示の実施の形態3に係る送受信装置の構成の他の例を示すブロック図 本開示の実施の形態4に係るIEEE802.11ayのフレームフォーマットを示す図 本開示の実施の形態4に係るシングルチャネル時の変調波スペクトラムのイメージを示す図 本開示の実施の形態4に係るチャネルボンディング時の変調波スペクトラムのイメージを示す図 本開示の実施の形態4に係るフレームフォーマットを受信した無線受信装置による、無線受信装置のゲイン調整、周波数特性及びビット数の制御を示すフロー図 本開示の実施の形態4に係るフレームフォーマットに対するADCの設定値を示す図 本開示の実施の形態5に係るフレームフォーマットを受信した無線受信装置による、無線受信装置のゲイン調整、周波数特性及びビット数の制御を示すフロー図 本開示の実施の形態5に係るフレームフォーマットに対するADCの設定値を示す図 本開示の実施の形態6に係るフレームフォーマットを受信した無線受信装置による、無線受信装置のゲイン調整、周波数特性及びビット数の制御を示すフロー図 本開示の実施の形態6に係るフレームフォーマットに対するADCの設定値を示す図
以下、図面を適宜参照して、本開示の実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
<無線受信装置の構成>
図1は、実施の形態1に係る無線受信装置1の構成例を示すブロック図である。図1において、無線受信装置1は、受信アンテナ11と、LNA(Low Noise Amplifier:低雑音増幅器)12と、ローカル信号発生器13と、MIX(Mixer)14と、AEQ(Analog Equalizer:アナログイコライザ)/VGA(Variable Gain Amplifer:可変利得増幅器)15と、HPF(High Pass Filter:高周波通過フィルタ)16と、ADC(Analog Digital Converter:アナログ/デジタル変換器)17と、DSP(Digital Signal Processor:デジタル信号処理部)18と、ゲイン制御部19と、AEQ/VGA制御部20と、を含む。
受信アンテナ11は、ミリ波の高周波の信号を受信し、LNA12に出力する。なお、受信アンテナ11は、複数のアンテナ素子により構成されても良い。
LNA12は、受信アンテナ11から出力された高周波(無線周波数)の受信信号を増幅し、MIX14に出力する。
ローカル信号発生器13は、MIX14におけるダウンコンバート(周波数変換)のためのローカル信号を発生し、MIX14に供給する。
MIX14は、LNA12から出力された高周波(無線周波数)の受信信号を、ローカル信号発生器13から供給されたローカル信号を用いてダウンコンバートしてベースバンドの受信信号を生成し、AEQ/VGA15に出力する。
AEQ/VGA15は、ゲイン制御部19、AEQ/VGA制御部20から出力されたゲインコードに基づいてゲインを設定し、設定したゲインを用いて、MIX14から出力された受信信号のレベルを増幅又は減衰する増幅処理を行う。また、AEQ/VGA15は、AEQ/VGA制御部20から出力された周波数特性コードに基づいて、MIX14から出力された受信信号の周波数特性を補正するアナログ等化処理を行い、受信信号の波形を整形する。AEQ/VGA15は、増幅処理およびアナログ等化処理を行った受信信号をHPF16に出力する。
ここで、ADC17のダイナミックレンジ(ビット数)は、(条件1)変調信号の復調に求められるSNR(Signal to Noise Ratio)[dB]またはEVM(Error Vector Magnitude)[dB]、(条件2)伝搬路と無線回路の周波数特性による帯域内の利得偏差[dB]、(条件3)設計マージン、の合計に基づいて求められる。本開示では、AEQ/VGA15によって(条件2)を小さくすることにより、ADC17はビット数を下げることができるため、無線受信装置1は消費電力を低減できる。
HPF16は、ゲイン制御部19から出力されたカットオフ周波数コードに基づいてカットオフ周波数を設定し、AEQ/VGA15から出力された受信信号のうち、カットオフ周波数未満の帯域の受信信号を遮断し、ADC17に出力する。ここで、図1では、HPF16をAEQ/VGA15の後段に接続する構成を示したが、本実施の形態では、HPF16をAEQ/VGA15の前段に接続してもよいし、AEQ/VGA15の前段および後段の両方に接続してもよい。
ADC17は、ゲイン制御部19、AEQ/VGA制御部20から出力されたビット数コードに基づくビット数により、HPF16から出力されたアナログの受信信号を量子化してデジタルの受信信号を生成し、DSP18に出力する。
DSP18は、ADC17から出力された受信信号を、所定の復調方式に従ってデジタル信号処理することにより復調する。DSP18に入力された受信信号のレベルのデジタル値は、無線受信装置1の後段(図示せず)及びゲイン制御部19に出力される。また、DSP18は、無線回路と伝搬路の周波数特性を推定し、推定結果を示す信号をAEQ/VGA制御部20に出力する。なお、本実施の形態では、DSP18の代わりに、CPU(Central Processing Unit)その他のプロセッサを用いて構成されても良い。
ゲイン制御部19は、AGC(Auto Gain Control)期間、及び、AGC期間後のチャネル推定期間のそれぞれにおいて、DSP18から出力された受信信号レベルのデジタル値とADC17のダイナミックレンジから決まる最適受信信号レベルとを比較する。そして、ゲイン制御部19は、比較結果に基づいて、ADC17のダイナミックレンジに整合するAEQ/VGA15の最適ゲインを定める。そして、ゲイン制御部19は、最適ゲインを示すゲインコードをAEQ/VGA15に出力する。
また、ゲイン制御部19は、AGC期間及びチャネル推定期間のそれぞれにおいて、HPF16のカットオフ周波数を設定し、カットオフ周波数を示すカットオフ周波数コードをHPF16に出力する。
また、ゲイン制御部19は、AGC期間及びチャネル推定期間のそれぞれにおいて、ADC17の量子化のビット数を設定し、ビット数を示すビット数コードをADC17に出力する。
AEQ/VGA制御部20は、チャネル推定期間後の信号受信期間において、AEQ/VGA15の出力信号の周波数特性が、DSP18で推定された周波数特性の逆特性となるようにAEQ/VGA15の周波数特性およびゲインの補正量を定める。これによって、MIX14の出力信号(周波数特性補正前のADC17への入力信号)には、無線回路と伝搬路との周波数特性が含まれるが、AEQ/VGA15における周波数特性およびゲインの補正量を用いて、周波数特性およびゲインの補正を行うことで、無線回路と伝搬路との周波数特性を削除することができる(周波数特性がフラットになる)。そして、AEQ/VGA制御部20は、周波数特性を示す周波数特性コード、及び、補正後のゲインを示すゲインコードをAEQ/VGA15に出力する。
また、AEQ/VGA制御部20は、信号受信期間において、ADC17の量子化のビット数を設定し、ビット数を示すビット数コードをADC17に出力する。
<無線受信装置の構成のバリエーション>
図1では、無線受信装置1のAEQ/VGA15とHPF16を1段としているが、本実施の形態では、AEQ/VGA15とHPF16の段数については任意であり、図2に示すように、AEQ/VGA15とHPF16を2段にしてもよい。AEQ/VGA15とHPF16を複数段にする場合、各段において、AEQ/VGA15内の素子値を互いに異なるものとしてもよい。
なお、図2では、AEQ/VGA15−1、HPF16−1、AEQ/VGA15−2、HPF16−2の順に接続としたが、本実施の形態では、HPF16−1、AEQ/VGA15−1、HPF16−2、AEQ/VGA15−2の順に接続してもよい。
また、図1の例では、AEQ/VGA15において、周波数特性の調整とゲインの調整の両方を行う場合を示しているが、本実施の形態はこれに限られず、図3に示すように、ゲインの調整(増幅処理)を行うVGA15Aと、周波数特性の補正(アナログ等化処理)を行うAEQ15Bに分離しても良い。
図3では、VGA15A、AEQ15Bの順に接続したが、本実施の形態では、AEQ15B、VGA15Aの順に接続してもよい。また、VGA15AとAEQ15Bの間にHPF16を追加してもよいし、AEQ15Bの前段後段、VGA15Aの前段後段のいずれの場所に任意の数のHPF16を配置してもよい。
なお、図1、図2、図3において、ゲイン制御部19とAEQ/VGA制御部20を分離して記載しているが、統合してDSP18の処理結果を受けて、ゲイン制御、AEQ/VGA制御、ADC17のビット数制御を行ってもよい。ADC17の制御は、ゲイン制御部19、AEQ/VGA制御部20のいずれかが行う構成としてもよい。
<フレームフォーマット>
図4は、ミリ波帯の広帯域無線システムIEEE 802.11adのフレームフォーマットを示す。図4では、フレームフォーマット200は、STF(Short Training Field)201、CEF(Channel Estimation Field)202、ヘッダ203、データ204、サブフィールド205の各フィールドに分かれている。
無線受信装置1は、AGC期間(約1.2μs)において、STF201を用いてゲイン調整を行う。また、無線受信装置1は、チャネル推定期間において、CEF202を用いて無線回路と伝搬路の周波数特性を推定する。また、無線受信装置1は、信号受信期間において、ヘッダ203、データ204、サブフィールド205の受信(復調)を行う。
<制御フロー>
次に、無線受信装置1がフレームフォーマット200を受信した場合における、無線受信装置1のゲイン、周波数特性及びビット数の制御の流れについて、図5を用いて説明する。
ミリ波の通信では、AGC期間が1.2μs程度と短いため、AGCの収束時間が600n秒程度であることが望ましい。そのため、HPF16のカットオフ周波数fcは数百MHzに設定されている。したがって、無線受信装置1は、AGC期間の開始時(STF201の受信開始時またはSTFの受信以前)において、HPF16のカットオフ周波数HFP-fcを第1カットオフ周波数値「fc−H」に設定する。また、無線受信装置1は、AEQ/VGA15から出力される信号の周波数特性AEQ-Fを信号帯域においてフラットとなる値「A」に設定し、ADC17のビット数ADC-RESを第1ビット数「L」に設定する(ST301)。また、無線受信装置1は、AEQ/VGA15のゲインAEQ-Gを標準値「Ave」に設定する。ここで、「fc−H」はAGCの収束時間が600ns秒程度になるようなカットオフ周波数であり、「L」はチャンネル(周波数特性の)推定に求められるビット数以下であるが、AGCを行うに十分なビット数である。
この状態で、STF201が受信された場合、ゲイン制御部19が、AEQ/VGA15のゲイン調整を行う(ST302)。例えば、ゲイン制御部19は、ADC17から出力された受信信号のレベルが閾値を越えているか否かによってAEQ/VGA15のゲインAEQ-Gの設定を調整することを繰り返す。ゲイン制御部19は、まず、バイナリサーチによる粗調整を行い、次にリニアサーチによる微調整を行う。
AEQ/VGA15のゲインAEQ-Gの調整が完了した後(ゲイン調整値)、ゲイン制御部19は、データ復調時の通信品質の劣化を避けるために、HPF16のカットオフ周波数HFP-fcを第2カットオフ周波数値「fc−L」に設定する。このHPF16のカットオフ周波数の変更に伴って受信信号の振幅が変化するため、ゲイン制御部19は、この振幅の変化を打ち消すように、AEQ/VGA15のゲインAEQ-Gを補正する(第1ゲイン補正値)。
これにより、受信信号のエラーレートの上昇を防止できる。なお、この第1ゲイン補正値は予め見積もられる。また、ゲイン制御部19は、無線回路と伝搬路の周波数特性の推定を高精度に行うため、ADC17のビット数ADC-RESを第2ビット数「H」に設定する(ST303)。ここで、「fc−L」はHPFによる受信信号の復調精度の劣化が許容できる程度に抑えられるようなカットオフ周波数であり、第2ビット数「H」はチャンネル(周波数特性の)推定に十分なビット数である。
ST303の設定状態で、CEF202が受信された場合、DSP18は、ADC17から出力された受信信号に基づいて、無線回路と伝搬路の周波数特性を推定する(ST304)。
AEQ/VGA制御部20は、DSP18の推定値の逆特性となるように、AEQ/VGA15の周波数特性AEQ-Fを「B」に設定する。このとき、周波数特性の変更に伴って受信信号の振幅が変化するため、AEQ/VGA制御部20は、この振幅の変化を打ち消すように、AEQ/VGA15のゲインAEQ-Gを補正する(第2ゲイン補正値)。これにより、無線回路と伝搬路による周波数特性による信号帯域内の利得偏差を、受信信号がADC17に入力される前に低減できるので、ADC17に要求されるビット数が下がる。このため、AEQ/VGA制御部20は、ADC17のビット数ADC-RESを再び第1ビット数「L」に設定する(ST305)。ここで、「L」は復調に十分なビット数であり、周波数特性推定時の「H」よりも小さい値である。ST301の「L」とST305の「L」とは異なる値でもよい。
この状態で、無線受信装置1は、ヘッダ203、データ204の受信(復調)を行う(ST306)。
なお、図5において、ゲインAEQ-Gの補正、カットオフ周波数HPF-fcの設定、AEQ/VGA15の周波数特性AEQ-Fの設定、ビット数ADC-RESの設定が、同一のステップで行われるように記載されている場合でも、これらの処理は、同時に(並列的に)行われるとは限らず、順番に(直列的に)行われても良い。
<効果>
以上のように、本実施の形態では、カットオフ周波数の変更に伴う振幅の変化に対応するゲイン補正を行い、さらに周波数特性の変更に伴う振幅の変化に対応するゲイン補正を行う。これにより、無線回路と伝搬路による周波数特性を、受信信号がADC17に入力される前に低減できるので、ADC17にて使用されるビット数を下げることができる。したがって、サンプリングレートを下げることなくADC17の消費電力を下げることができる。
なお、本開示において、周波数特性を推定した後のAEQ/VGA15の周波数特性とゲインの設定値は、推定値の逆特性そのものに限らず、推定値の周波数特性の変動を抑える値であればよい。
また、本実施の形態では、図4のIEEE 802.11adのフレームフォーマットの信号を受信する場合について説明したが、本開示はこれに限られず、他のフレームフォーマットの信号を受信する場合にも適用できる。
また、本実施の形態では、AGC期間において、ADC17のビット数を第2ビット数「H」よりも低い第1ビット数「L」に設定する場合について説明したが、本開示では、パターンマッチングによる雑音レベル以下の信号を検出するために、AGC期間中のADC17のビット数を第1ビット数よりも高い第2ビット数「H」に設定してもよい。
例えば、図4のSTF201の開始時点において、基本モードでは、ADC17のビット数を第1ビット数「L」に設定しておいて、受信電力が雑音電力以下であると判断される場合に、ADC17のビット数を第2ビット数「H」に設定するという操作を行っても良い。
また、ADC17に関しては、ADC17を一つとしてADC17のビット数を切り替えて使用する構成を説明したが、ビット数の異なる複数のADC17を用意し、求められるビット数に応じて使用するADC17を切り替えてもよい。
また、図4のフレームフォーマットにおいてHeaderとSubfieldsは、BPSKのような復調に求められるSNRが小さい変調方式が使用されることが想定されるので、Data区間よりHeaderとSubfieldsのADC17のビット数を下げてもよい。
また、本開示において、無線受信装置1のゲイン調整は、LNAゲイン、ミキサゲイン、ローカル振幅の調整を含んでいてもよい。
(実施の形態2)
実施の形態2では、AEQ/VGA15として、CT(Continuous Time:連続時間系)/DT(Discrete Time:離散時間系)ハイブリッド回路を用いる場合について説明する。
<CT/DTハイブリッド回路の構成>
本実施の形態に係るCT/DTハイブリッド回路100の要部構成について、図6を用いて説明する。図6に示すCT/DTハイブリッド回路100は、図1に示した無線受信装置1のAEQ/VGA15に相当し、周波数特性の補正およびゲイン調整を行う。
図6に示すCT/DTハイブリッド回路100は、TA(Transconductance Amplifier:電圧電流変換回路)110と、容量120と、電荷反転回路130と、クロック生成回路140と、を有する。CT/DTハイブリッド回路100には、ベースバンドのアナログ信号が入力端子T-Vinから入力される。CT/DTハイブリッド回路100は、入力されたアナログ信号に対して、TA110と、容量電荷反転回路130において周波数特性の補正を行い、出力端子T-Voutから、出力電圧信号Voutを出力する。
TA110は、電圧電流変換回路であり、入力されるアナログ信号を入力電圧信号Vinとし、入力電圧信号Vinを電流(g×Vin)に変換する。なお、gはTA110のトランスコンダクタンス(相互コンダクタンス)の値である。
容量120は、一方の端子がTA110の出力端子T-TAoutに接続され、他方の端子がGNDに接地される。容量120の容量値は、Cである。
電荷反転回路130は、端子AがTA110の出力端子T-TAoutに接続され、端子BがGNDに接地される。電荷反転回路130は、電荷を保持する動作および電荷を反転して接続する動作を行う回路である。電荷反転回路130は、クロック生成回路140から供給される制御信号に基づいて電荷共有を行い、入力されるアナログ信号に対する周波数特性の補正とゲイン調整を行う。なお、電荷反転回路130の具体的な構成については、後述する。
クロック生成回路140は、参照周波数発振部(図示せず)から出力された参照周波数信号(fREF)からクロックS1〜S4(制御信号)を生成し、電荷反転回路130に供給する。クロック生成回路140によって生成される制御信号S1〜S4のタイミングチャートを図7に示す。制御信号S1〜S4は、パルス幅Ts、制御信号の周期TCKにより構成される。パルス幅Tsは、サンプル間隔と同一である。なお、図7では、矩形クロックを示しているが、電荷反転回路130は、波形がなまったクロックでも動作する。図7では、クロック生成回路140は、DUTY比(=パルス幅Ts/制御信号の周期TCK)が0.25であり、90度ずつ位相がずれた4相の制御信号S1、S2、S3およびS4を、電荷反転回路130へ供給する。
電荷反転回路130は、2個の容量131−1および容量131−2と、2個の容量131−1および容量131−2の接続を制御する8個のスイッチ132−1〜132−8を有する。電荷反転回路130は、両端に端子Aおよび端子Bを有する。CT/DTハイブリッド回路100において、電荷反転回路130の端子Aまたは端子Bのいずれか一方がTA110の出力端子T-TAoutに接続され、他方がGNDに接地される。以下では、電荷反転回路130の端子Aは、TA110の出力端子T-TAoutに接続された一例について説明する。
容量131−1は、端子X1および端子Y1を有し、容量131−2は、端子X2および端子Y2を有する。容量131−1および131−2は、互いに並列に設けられる。容量131−1および131−2の容量値は、それぞれCである。
スイッチ132−1は、端子X1と端子Aの接続を制御信号S1によって制御し、ハイ期間中は接続し、ロー期間中は切断する。スイッチ132−2は、端子Y1と端子Bの接続を制御信号S1によって制御し、ハイ期間中は接続し、ロー期間中は切断する。スイッチ132−3は、端子X2と端子Aの接続を制御信号S2によって制御し、ハイ期間中は接続し、ロー期間中は切断する。スイッチ132−4は、端子Y2と端子Bの接続を制御信号S2によって制御し、ハイ期間中は接続し、ロー期間中は切断する。スイッチ132−5は、端子X1と端子Bの接続を制御信号S3によって制御し、ハイ期間中は接続し、ロー期間中は切断する。スイッチ132−6は、端子Y1と端子Aの接続を制御信号S3によって制御し、ハイ期間中は接続し、ロー期間中は切断する。スイッチ132−7は、端子X2と端子Bの接続を制御信号S4によって制御し、ハイ期間中は接続し、ロー期間中は切断する。スイッチ132−8は、端子Y2と端子Aの接続を制御信号S4によって制御し、ハイ期間中は接続し、ロー期間中は切断する。
<CT/DTハイブリッド回路の動作>
次に、CT/DTハイブリッド回路100における動作について説明する。
CT/DTハイブリッド回路100は、間隔Ts毎に電荷共有を繰り返し行い、サンプル値を生成する。CT/DTハイブリッド回路100は、次の2種類の動作を平行して行う。
(動作1−a)TA110が、入力電圧信号Vinを電流に変換した電荷、つまり、TA110の出力端子T-TAoutに出力される電荷(以下、入力電荷と記載)を容量120及び容量131−1、131−2に蓄積する。
(動作1−b)容量120、容量131−1または容量120、容量131−2が電荷共有する。
なお、電荷共有において、電荷反転回路130は、保持している2Ts時間前の電荷の極性を反転させることによって電荷共有する。
電荷反転回路130は、図7に示した制御信号S1〜S4に基づくスイッチ132−1〜132−8の制御(オンとオフ)によって、次の4つの動作を1周期(1TCK)内に行い、周期TCK毎に繰り返す。
第1の動作:制御信号S1がハイ期間中は、容量131−1の端子X1が端子Aに接続され、端子Y1が端子Bに接続される(以下、「容量131−1の正相接続」と記載する)。
第2の動作:制御信号S2がハイ期間中は、容量131−2の端子X2が端子Aに接続され、端子Y2が端子Bに接続される(以下、「容量131−2の正相接続」と記載する)。
第3の動作:制御信号S3がハイ期間中は、容量131−1の端子Y1が端子Aに接続され、端子X1が端子Bに接続される(以下、「容量131−1の逆相接続」と記載する)。
第4の動作:制御信号S4がハイ期間中は、容量131−2の端子Y2が端子Aに接続され、端子X2が端子Bに接続される(以下、「容量131−2の逆相接続」と記載する)。
つまり、容量131−1が正相接続され、容量131−2が逆相接続により電荷共有された電荷を保持する第1の動作、容量131−2が正相接続され、容量131−1が正相接続により電荷共有された電荷を保持する第2の動作、容量131−1が逆相接続され、容量131−2が正相接続により電荷共有された電荷を保持する第3の動作、および、容量131−2が逆相接続され、容量131−1が逆相接続により電荷共有された電荷を保持する第4の動作、という4つの動作が間隔Ts毎に行われる。
容量131−1および131−2は、正相接続(逆相接続)により電荷共有された電荷を逆相接続(正相接続)することによって、保持している電荷の極性を反転させて接続する動作を行う。
つまり、上記第1の動作から第4の動作によって、電荷反転回路130は、容量131−1が保持している電荷の極性を反転させて接続し、容量131−2の接続が開放されて電荷を保持する動作(第1の動作及び第3の動作)と、容量131−2が保持している電荷の極性を反転させて接続し、容量131−1の接続が開放されて電荷を保持する動作(第2の動作及び第4の動作)が、Ts期間毎に交互に繰り返される。
これによって実現される回路の伝達関数HCDは式(1)となる。
Figure 2018166322
DCゲインは、式(2)で記述できる。ゲインは、電圧電流変換回路のトランスコンダクタンス値gm、容量比K、K’、容量値、クロック周波数によって制御することができる。
Figure 2018166322
フラットな特性を実現する場合のゲインがフラットな帯域幅は、式(3)となる。
Figure 2018166322
帯域幅は、容量比とクロック周波数によって定まる。
<CT/DTハイブリッド回路の周波数特性>
次に、CT/DTハイブリッド回路100の周波数特性について説明する。図8Aは、CT/DTハイブリッド回路100の低域通過特性のうち、容量比Kの変更に対する周波数特性の回路シミュレーションの結果を示す図である。図8Bは、CT/DTハイブリッド回路100の低域通過特性のうち、クロック周波数fckの変更に対する周波数特性の回路シミュレーションの結果を示す図である。図8A及び図8Bの横軸は周波数を示し、縦軸はゲインを示す。また、図8A及び図8Bは、容量比Kおよびクロック周波数fckをパラメータとして変化するCT/DTハイブリッド回路100の低域通過特性を示している。
図8A及び図8Bより、CT/DTハイブリッド回路100は、広帯域信号が通過可能な回路であり、容量比またはクロック周波数を変化させることによって、通過帯域の帯域内偏差(レベル差)と通過帯域幅を調整できる。
CT/DTハイブリッド回路100は、gm、、CRの値を調整することによりゲインを調整することもできるので、可変利得増幅器(VGA)としても使用できる。TA110の入力または出力に増幅器を接続し、ゲインを増加させてもよい。
なお、CT/DTハイブリッド回路100は、容量120(容量値C)、および、容量131−1、131−2(容量値C)を可変容量とすることで、特性の変更が容易となり、通信環境(例えば、周囲温度又は電源電圧の変化)又は回路素子のバラツキの影響に対して、適応的に特性を変更できる。
可変容量の構成としては、スイッチによって接続される容量数を制御する方法、電圧によってバラクタ容量に印加する電圧値を制御して、容量値を変化させる方法、といったものが挙げられる。これは以降の実施の形態でも同様である。
なお、出力端子T-Voutのモニタの方法としては、保持している電荷の移動を最小限に抑えるVCVS(Voltage-Controlled Voltage Source)のようなバッファ又はアンプを接続してモニタする方法を用いてもよい。
また、CT/DTハイブリッド回路100は、容量120(容量値C)を省略した構成でもよい。
<CT/DTハイブリッド回路の実装方法>
図9にCT/DTハイブリッド回路100のCMOSでの実装方法の一例を示す。図9に示すCT/DTハイブリッド回路100は、TA110Aと、容量120と、スイッチ150と、クロック生成回路140Aと、出力バッファ160と、を有する。TA110Aはインバータ型のアンプで構成される。スイッチ150はNMOSトランジスタを用いた構成である。出力バッファ160はソースフォロワを用いた構成である。なお、スイッチ150は、PMOSトランジスタを用いた構成、NMOSとPMOSを用いた相補型スイッチの構成としてもよい(例えば、非特許文献1参照)。
図9では、離散回路ブロック151のスイッチ150の入力に、8個のスイッチバイアス調整回路152が接続され、クロックのDC電位とスイッチのバイアス電位を別にできる構成としている。また、スイッチバイアス調整回路152の入力にインバータ回路153を接続している。なお、インバータ回路153の段数は任意であるが、インバータ回路153は省略してもよい。
図10A及び図10Bに、図9のクロック生成回路140Aの構成の一例を示す。図10A及び図10Bのクロック生成回路140Aには、図11の位相の90度ずれた4相の正弦波が入力される。
図10Aは入力正弦波のバイアスを調整しインバータとNANDに入力する構成、図10Bは入力正弦波のバイアスを調整しインバータに入力する構成である。どちらも、図7に示すDUTY25%のクロック同様の機能を実現する。
図9におけるクロックS1〜S4のDUTY比は、図10のクロックのバイアスVDCによって調整できる。一方、離散回路ブロック内のNMOSスイッチのゲートバイアス電圧は、図9のVSWによって制御でき、DUTY比調整とは分離して制御できる。
図12にAEQ/VGA15としてCT/DTハイブリッド回路100を用いた場合の、無線受信装置(図示無)の制御フローを示す。なお、図12に示す制御フローにおいて、図5と共通するステップには同一符号を付す。
図5のST301及びST305で行うAEQ/VGA15の周波数特性AEQ-Fの調整を、図12では、ST301A及びST305Aにおいて、容量比Kとクロック周波数fckによって行う。
具体的には、ST301Aにおいて、無線受信装置1は、CT/DTハイブリッド回路100の容量比Kを「K1」に設定し、クロック周波数fckを「f1」に設定する。また、ST305Aにおいて、無線受信装置1は、CT/DTハイブリッド回路100の容量比Kを「K2」に設定し、クロック周波数fckを「f2」に設定する。
なお、K1、f1の値は任意である。例えば使用するシステムの信号帯域の低域から高域に渡って複数の同一振幅のテスト信号を入力した場合にADC17の入力において、信号帯域の周波数特性がフラットになればよい。K2、f2は、ST304の周波数特性推定の結果を受けて、ADC17の入力において信号帯域の周波数特性に、回路又は伝搬路による帯域内の偏差の増加を抑制できる値であればよい。なお、K2とf2とのそれぞれは、K1とf1とのそれぞれと、異なる値であってもよい。
また、図5のST302で行うAEQ/VGA15のゲイン調整を、図12では、gmの調整によって行う。
なお、IEEE 802.11ayで用いられているチャンネルボンディングのように、状況によって帯域幅の変更を行うシステムにおいては、CT/DTハイブリッド回路100の帯域幅とADC17の参照クロックを共有し、帯域幅の変更に応じて、参照クロックの周波数を変えることにより、AEQ/VGA15とADC17との帯域幅を変更することができるので、構成を簡略化でき、消費電力を低減できる。
(実施の形態3)
実施の形態3では、送受信装置の周波数特性を、工場出荷時の調整によって補償する場合について説明する。
<送受信装置の構成>
図13は、本実施の形態の送受信装置2の構成を示すブロック図である。なお、図13に示す送受信装置2において、図1に示した無線受信装置1と共通する部分については図3と同一符号を付して説明を省略する。
図13に示す送受信装置2は、受信部3と、送信部4と、AEQ/VGA制御部5と、を有する。受信部3は、受信アンテナ11と、LNA12と、ローカル信号発生器13と、MIX14と、AEQ/VGA15と、HPF16と、ADC17と、DSP18と、ゲイン制御部19と、を含む。送信部4は、DSP31と、DAC(Digital Analog Converter:デジタル/アナログ変換器)32と、HPF33と、AEQ/VGA34と、ローカル信号発生器35、MIX36と、PA(Power Amplifer:パワーアンプ)37と、送信アンテナ38、検出回路39と、を含む。
DSP31は、送信データを、所定の変調方式に従ってデジタル信号処理することにより変調し、DAC32に出力する。また、DSP31は、いくつかの周波数のテスト信号をAEQ/VGA制御部5に出力する。
DAC32は、AEQ/VGA制御部5から出力されたビット数コードに基づいて、DSP31から出力されたデジタルの送信信号をアナログの送信信号に変換し、HSP33に出力する。
HPF33は、カットオフ周波数を設定し、DAC32から出力された送信信号のうち、カットオフ周波数未満の帯域の送信信号を遮断し、AEQ/VGA34に出力する。
AEQ/VGA34は、AEQ/VGA制御部5から出力された周波数特性コードに基づいて、HPF33から出力された送信信号の周波数特性を補正するアナログ等化処理を行い、送信信号の波形を整形する。AEQ/VGA34は、増幅処理およびアナログ等化処理を行った受信信号をMIX36に出力する。
ローカル信号発生器35は、MIX36におけるアップコンバートのためのローカル信号を発生させてMIX36に供給する。
MIX36は、AEQ/VGA34から出力されたベースバンドの送信信号を、ローカル信号発生器35から供給されたローカル信号を用いてアップコンバートし、ミリ波の送信信号を生成し、PA37に出力する。
PA37は、MIX36から出力されたミリ波の送信信号を増幅して送信アンテナ38に出力する。
送信アンテナ38は、PA37から出力されたミリ波の送信信号を無線送信する。なお、送信アンテナ38は、複数のアンテナ素子により構成されても良い。
検出回路39は、PA37の出力のゲインと周波数特性を検出する。例えば、検出回路39は、カプラを用いて信号帯域に渡ってPA37の出力信号を0.1倍する構成としてもよいし、2乗検波回路のように振幅を検出する回路であってもよい。振幅を検出する回路を用いる場合、検出回路39は、複数の周波数のテスト信号を使用してPA37の周波数特性を検出する。検出回路39は、検出したゲインと周波数特性をADC17に出力する。
なお、図13では、送受信装置2が、受信アンテナ11及び送信アンテナ38を含むが、本実施の形態はこれに限られず、図14に示すように、送受信装置2が、受信アンテナ11及び送信アンテナ38を含まない構成でもよく、外部のアンテナを用いる。
<工場出荷前の検査時の処理>
本実施の形態では、送受信装置2は、例えば、工場出荷前のプローブ検査において、以下の処理を行う。
送信部4のDSP31は、いくつかの周波数のテスト信号をAEQ/VGA制御部5に出力する。
テスト信号が出力される毎に、検出回路39から出力された信号がADC17にてデジタル信号に変換され、AEQ/VGA制御部5に入力される。AEQ/VGA制御部5は、入力値から送信部4の周波数特性を推定し、その逆特性となる周波数特性を示す周波数特性コードをAEQ/VGA34に出力する。
次に、送信部4のDSP31から出力されたテスト信号は、図13において、点線に示すように、送信部4のPA37から受信部3のLNA12に入力され、最終的に受信部3のDSP18に入力される。このとき、受信部3に入力される信号として、PA37からLNA12へのリーク信号を用いてもよいし、プロービングやスイッチングによって意図的にPA37からLNA12への信号経路を用意してもよい。受信部3のDSP18は、受信結果をAEQ/VGA制御部5に出力する。AEQ/VGA制御部5は、受信したデータから受信部3の周波数特性を推定し、その逆特性となる周波数特性を示す周波数特性コードをAEQ/VGA15に出力する。
AEQ/VGA制御部5は、受信部3の送信部4と周波数特性の設定値を内部のeFuse5Aに書き込む。
なお、送信部4は、IQ間、差動間のAEQ/VGA34のゲイン調整を行い、キャリアリーク、イメージリークの調整を行ってもよい。
なお、本実施の形態では、送信部4のテストにおいても受信部3のADCを使用する構成を示しているが、テストにおいてはADC17のビット数を下げても良い、またテスト用のADC17を別途用意してもよい。
なお、周波数特性推定後のAEQ/VGA15、34の周波数特性とゲインの設定値は、推定値の逆特性以外にも、推定値の周波数特性の変動を抑える値であればよい。
また、図13、図14において、ゲイン制御部19は、受信部3のAEQ/VGA15、ADC17に接続されているが、受信部3のHPF16および送信部2のAEQ/VGA34とHPF33に接続し、AEQ/VGA34のゲイン制御、HPF16のカットオフ周波数の制御を行ってもよい。なお、ゲイン制御部19とAEQ/VGA制御部5を統合して1つとしてもよい。また、AEQ/VGA15、34と、HPF16、33とを配置する場所及び個数は、実施の形態1と同様に、構成してもよい。
以上、図面を参照しながら各実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範囲内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記の各実施の形態では、ミリ波通信に使用される装置の周波数特性の補償をアナログイコライザで行う場合について説明したが、本開示はこれに限られず、セルラ通信において検討されているNOMA(Non-Orthogonal Multiple Access)においてもADC17のビット数の切り替えにおいて、消費電力削減効果を得ることができる。以下、この点について説明する。
セルラ通信の端末は、基地局に近い端末として受信する信号と、基地局に遠い端末として受信する信号と、の両方を認識するため、ADC17において、より多くのビット数を用いる。
ここで、端末が基地局に遠い端末である場合、基地局に近い他の端末への信号は、基地局に遠い端末である自端末宛の信号に対して十分に小さいため、ADC17は、基地局に近い他の端末への信号を認識することを省略できる。このため、基地局に遠い端末である自端末宛の信号の認識に合わせて、ビット数を下げることができる。
基地局から端末までの距離に応じて、ADC17のビット数を使いわけることで不必要な消費電力を抑制することができる。端末が基地局からの距離を知る手段の一例としては、基地局が端末に位置情報を伝えることが挙げられる。
また、基地局に近い端末が、自端末向けの信号の復調のための受信期間とは別に、基地局から遠い端末に向けて送信された信号を、例えば、キャンセリングのために妨害波として復調する期間を設けている場合、基地局に近い端末は、その妨害波の復調の期間において、ADC17のビット数を抑えることによって、基地局に近い端末の消費電力を低減することができる。
(実施の形態4)
本実施の形態は、図1、図2、図3に示す無線受信装置1が、IEEE802.11ayに準拠して動作するための起動手順に関して説明する。
図15Aは、IEEE802.11ayのフレームフォーマットを示す。
IEEE802.11ayでは、第一のトレーニングフィールド(第1STF)201A,第一のチャネル推定フィールド(第1CEF)202A,PHYヘッダ203Aの期間において、受信装置はシングルチャネルで受信を行い、第二のトレーニングフィールド(第2SFT)201B,第二のチャネル推定フィールド(第2CEF)202B,ペイロード(データ)204Aの期間において、無線受信装置1はチャネルボンディングで受信を行う。
図15Bは、シングルチャネル時の変調波スペクトラムのイメージを示す。図15Cは、チャネルボンディング時の変調波スペクトラムのイメージを示す。
受信装置は、チャネルボンディング時には複数のチャネルをつなげて1つの広帯域とした変調波信号を受信する。
なお、図15AはIEEE802.11ayにおける2チャネルボンディングの場合のフレーム構成を示している。なお、3チャネルボンディングまたは4チャネルボンディングでは、シングルチャネルとして受信するチャネル数が1,2,3,4のいずれかであり、チャネルボンディングとして受信するチャネルボンディングされたチャネル数が3または4になるという違いがあるが、受信装置の構成、制御フローとしては、2チャネルボンディングと同じであるので、ここでの説明は省略する。
<制御フロー>
図16Aは、図15Aに示したフレームフォーマット200Aを受信した図1から図3に示した無線受信装置1による、無線受信装置1のゲイン調整、周波数特性及びビット数の制御を示すフロー図である。
図16Bは、フレームフォーマット200Aに対するADCの設定値を示す。サンプリング周波数をfs−L、ビット数をL(Hよりも低ビット)の区間をできるだけ長くすることでADCの低消費電力化を行う。
(シングルチャネルの受信)
まず、ST301Bとして、ミリ波帯域を用いた通信では、AGC期間(201A、201B)が短いため、AGCの収束時間が600n秒程度であることが望ましい。そのため、HPF16のカットオフ周波数fcは数百MHzに設定されている。したがって、無線受信装置1は、AGC期間の開始時(第一のトレーニングフィールド201Aの開始時または受信以前)において、HPF16のカットオフ周波数HFP-fcを第1カットオフ周波数値「fc−H」に設定する。
フレームフォーマット200Aの前半では、シングルチャネルの受信となるので、ADC17のサンプリング周波数をシングルチャネルの復調に適用した値fs−Lに設定する。また、あらかじめ制御パケットによって把握している、フレームフォーマット200Aの前半で使用するチャネルにローカル信号発生器13の周波数(f1またはf2)を合わせる。
また、無線受信装置1は、AEQ/VGA15から出力される信号の周波数特性AEQ-Fを信号帯域においてフラットとなる値「A」に設定し、ADC17のビット数ADC-RESを第1ビット数「L1」に設定する。
また、無線受信装置1は、AEQ/VGA15のゲインAEQ-Gを標準値「Ave」に設定する。
ここで、「fc−H」はAGCの収束時間が600ns秒程度になるようなカットオフ周波数であり、「L1」はチャネル(周波数特性の)推定に求められるビット数より低いが、AGCを行うに十分なビット数である。
次に、ST302Bにおいて、第一のトレーニングフィールド201Aが受信された場合、ゲイン制御部19が、AEQ/VGA15のゲイン調整を行う。例えば、ゲイン制御部19は、ADC17から出力された受信信号のレベルが閾値を越えているか否かによってAEQ/VGA15のゲインAEQ-Gの設定を調整することを繰り返す。ゲイン制御部19は、まず、バイナリサーチによる粗調整を行い、次にリニアサーチによる微調整を行う。
次に、ST303Bにおいて、AEQ/VGA15のゲインAEQ-Gの調整が完了した後(ゲイン調整値)、ゲイン制御部19は、データ復調時の通信品質の劣化を避けるために、HPF16のカットオフ周波数HFP-fcを第2カットオフ周波数値「fc−L」に設定する。このHPF16のカットオフ周波数の変更に伴って受信信号の振幅が変化するため、ゲイン制御部19は、この振幅の変化を打ち消すように、AEQ/VGA15のゲインAEQ-Gを補正する(第1ゲイン補正値)。
これにより、受信信号のエラーレートの上昇を防止できる。なお、この第1ゲイン補正値は予め見積もられる。また、ゲイン制御部19は、無線回路と伝搬路の周波数特性の推定を高精度に行うため、ADC17のビット数ADC-RESを第2ビット数「H1」に設定する。ここで、「fc−L」はHPFによる受信信号の復調精度の劣化が許容できる程度に抑えられるようなカットオフ周波数であり、第2ビット数「H1」はシングルチャネルのチャネル(周波数特性の)推定に十分なビット数である。
次に、ST304Bにおいて、ST303Bの設定状態で、第一のチャネル推定フィールド202Aが受信された場合、DSP18は、ADC17から出力された受信信号に基づいて、無線回路と伝搬路の周波数特性(Ch1またはCh2)を推定する。
次に、ST305Bにおいて、AEQ/VGA制御部20は、DSP18の推定値の逆特性となるように、AEQ/VGA15の周波数特性AEQ-Fを「B」に設定する。このとき、周波数特性の変更に伴って受信信号の振幅が変化するため、AEQ/VGA制御部20は、この振幅の変化を打ち消すように、AEQ/VGA15のゲインAEQ-Gを補正する(第2ゲイン補正値)。
これにより、無線回路と伝搬路による周波数特性による信号帯域内の利得偏差を、受信信号がADC17に入力される前に低減できるので、ADC17に要求されるビット数が下がる。
このため、AEQ/VGA制御部20は、ADC17のビット数ADC-RESを第3ビット数「L2」に設定する(ST305)。ここで、「L2」は復調に十分なビット数であり、周波数特性推定時の「H1」よりも小さい値である。ST301Bの「L1」とST305Bの「L2」とは同じ値でもよい。PHYヘッダは短いので、203AにおいてADC−RES=H1としておいてもよい。
次に、ST306Bにおいて、ST305Bの設定状態で、無線受信装置1は、PHYヘッダ203Aの受信(復調)を行う。
(チャネルボンディングの受信)
次に、ST307Bにおいて、フレームフォーマット200Aの後半ではチャネルボンディングの受信(第二のトレーニングフィールド201Bの受信)となるので、ADC17のサンプリング周波数ADC-fsを使用するチャンネル数に対応できる値「fs−H」に変更する。チャネルボンディング信号の中心((f1+f2)/2)に、ローカル信号発生器13の周波数を合わせる。
また、無線受信装置1は、AEQ/VGA15から出力される信号の周波数特性AEQ-Fを信号帯域においてフラットとなる値「A」に設定する。
この状態で、ゲイン制御部19が、AEQ/VGA15のゲイン補正を行う(第3ゲイン補正値)。ゲイン制御部19は、まず、事前に用意したテーブルの補正値を用いて粗調整を行い、次にリニアサーチによる微調整を行う。
ここで、テーブルの補正値は、事前に用意したもので、シングルチャネルとチャネルボンディングでの振幅の差を補正するものであり、例えば、2チャネルボンディングでは、振幅がおおよそ2倍になるので、おおよそ1/2に近い値がテーブルに記載されていることになる。なお、ST307BにてADC17のビット数をトレーニングに適した別の値L2’にしてもよい。
次に、ST308Bにおいて、ST307Bの設定状態で、ゲイン制御部19は、チャネルボンディングでの無線回路と伝搬路の周波数特性の推定を高精度に行うため、ADC17のビット数ADC-RESを第4ビット数「H2」に設定する。この状態で、第二のチャネル推定フィールド202Bが受信された場合、DSP18は、ADC17から出力された受信信号に基づいて、チャネルボンディングでの無線回路と伝搬路の周波数特性を推定する。
次に、ST309Bにおいて、AEQ/VGA制御部20は、DSP18の推定値の逆特性となるように、AEQ/VGA15の周波数特性AEQ-Fを「C」に設定する。このとき、周波数特性の変更に伴って受信信号の振幅が変化するため、AEQ/VGA制御部20は、この振幅の変化を打ち消すように、AEQ/VGA15のゲインAEQ-Gを補正する(第4ゲイン補正値)
これにより、チャネルボンディング時の無線回路と伝搬路による周波数特性による信号帯域内の利得偏差を、受信信号がADC17に入力される前に低減できるので、ADC17に要求されるビット数が下がる。
このため、AEQ/VGA制御部20は、ADC17のビット数ADC-RESを第5ビット数「L2」に設定する。ここで、「L3」はチャネルボンディング信号の復調に十分なビット数であり、周波数特性推定時の「H2」よりも小さい値である。
ここで、ST301Bの「L1」とST305Bの「L2」とST309Bの「L3」とは同じ値でもよい。また、ST303Bの「H1」とST307Bの「H2」とは同じ値でもよい。
次に、ST310Bにおいて、無線受信装置1は、ペイロード204Aの受信(復調)を行う。
なお、図16において、ゲインAEQ-Gの補正、カットオフ周波数HPF-fcの設定、AEQ/VGA15の周波数特性AEQ-Fの設定、ビット数ADC-RESの設定が、同一のステップで行われるように記載されている場合でも、これらの処理は、同時に(並列的に)行われるとは限らず、順番に(直列的に)行われても良い。
<効果>
以上のように、本実施の形態では、カットオフ周波数の変更に伴う振幅の変化に対応するゲイン補正を行い、さらに無線回路と伝搬路による周波数特性の変化に対応する周波数特性の補正を行う。これにより、無線回路と伝搬路による周波数特性を、受信信号がADC17に入力される前に低減できるので、ADC17にて使用されるビット数を下げることができる。さらに、受信する変調波の帯域幅に応じて、ADCのサンプリングレートを変更することで、ADC17の消費電力を下げることができる。
(実施の形態5)
本実施の形態5は、図1、図2、図3に示す無線受信装置1が、IEEE802.11ayに準拠して動作するための起動手順に関して説明する。
本実施の形態5は、実施の形態4に対して制御フローが異なるため、実施の形態4と異なる点を以下で説明する。
図17Bは、フレームフォーマット200Aに対するADCの設定値を示す。ビット数をL(Hよりも低ビット)の区間をできるだけ長くすることでADCの低消費電力化を行う。
実施の形態4に対して、サンプリング周波数が高い期間が長いが、ビット数を下げることのできる区間が長い方法となっている。
<制御フロー>
図17Aは、フレームフォーマット200Aを受信した無線受信装置1による、無線受信装置1のゲイン調整、周波数特性及びビット数の制御を示すフロー図である。なお、図16Aと同じ動作については同じ符号をつけ、ここでの説明を省略する。
(シングルチャネルの受信)
まず、ST301Cでは、他の実施の形態と同様に、無線受信装置1は、AGC期間の開始時(201Aの開始時または201Aの受信以前)において、HPF16のカットオフ周波数HFP-fcを第1カットオフ周波数値「fc−H」に設定する。
また、フレームフォーマット200Aの前半では、シングルチャネルの受信となるが、図17Aのフロー図では、低ビットでの動作時間を長くするために、ADC17のサンプリング周波数をチャネルボンディングの復調に求められる値fs−Hに設定し、シングルチャネル受信時においても2チャネルのシングルチャネル信号を受信し、フレームフォーマットの前半においてCH1とCH2の両方の周波数特性を把握できるようにする。また、チャネルボンディング信号の中心((f1+f2)/2)にローカル信号発生器13の周波数を合わせる。
また、無線受信装置1は、AEQ/VGA15から出力される信号の周波数特性AEQ-Fを信号帯域においてフラットとなる値「A」に設定し、ADC17のビット数ADC-RESを第1ビット数「L1」に設定する。
また、無線受信装置1は、AEQ/VGA15のゲインAEQ-Gを標準値「Ave」に設定する。
なお、ST302BからステップST306Bは、図16Aと同じ動作であるため、ここでの説明は省略する。ただし、ST304Bにおける無線回路と伝搬路の周波数特性の推定は、チャンネルボンディングの帯域(CH1+CH2)に対するものである。また、ST305BにおけるAEQの周波数特性Bは、チャンネルボンディングの帯域(CH1+CH2)の周波数特性を補正するものである。
(チャネルボンディングの受信)
次に、ST302Cでは、フレームフォーマットの後半ではチャネルボンディングの受信となる。
第二のトレーニングフィールド201Bの受信時にシングルチャネルからチャネルボンディング帯域幅が広がる。
さらに、AEQ/VGA制御部20は、DSP18の推定値の逆特性(CH1+CH2)となるように、AEQ/VGA15の周波数特性を「C」に設定する。
このとき、帯域幅と周波数特性の変更に伴って受信信号の振幅が変化するため、AEQ/VGA制御部20は、この振幅の変化を打ち消すように、AEQ/VGA15のゲインAEQ−Gを補正する(第3のゲイン補正値)。
ゲイン制御部19は、まず、事前に用意したテーブルの補正値を用いて粗調整を行い、次にリニアサーチによる微調整を行う。
ここで、テーブルの補正値は、事前に用意したもので、シングルチャネルとチャネルボンディングでの振幅の差とAEQの周波数特性に基づくゲイン差を補正するものである。
また、ADC17のビット数ADC-RESを、チャネルボンディング信号のチャネル推定(AEQ補正後のものに対する)と復調に必要なビット数、第4ビット数「L3」に設定する。
なお、ST303Cにおいて、ST302Cにおいて設定された状態で、第二のチャネル推定フィールド202Bが受信された場合、DSP18は、ADC17から出力された受信信号に基づいて、チャネルボンディングでの無線回路と伝搬路の周波数特性を推定する。
なお、図17では、図16のステップST309Bを省略して、ステップST310Bに移行し、無線受信装置1は、ペイロード206Aの受信(復調)を行う。
なお、第二のチャネル推定の結果を用いてアナログイコライザによる周波数特性の補正を行い、ペイロード部でL3よりも低い第5のビット数L4に変更してもよい。
<効果>
以上のように、本実施の形態では、カットオフ周波数の変更に伴う振幅の変化に対応するゲイン補正を行い、さらに無線回路と伝搬路による周波数特性の変化に対応する周波数特性の補正を行う。これにより、無線回路と伝搬路による周波数特性を、受信信号がADC17に入力される前に低減できるので、ADC17にて使用されるビット数を下げ、ADC17の消費電力を下げることができる。
(実施の形態6)
本実施の形態6は、図1、図2、図3に示す無線受信装置1が、IEEE802.11ayに準拠して動作するための起動手順に関して説明する。実施の形態6は実施の形態4に対して制御フローが異なるため、実施の形態4と異なる点を以下で説明する。
図18Bは、フレームフォーマット200Aに対するADCの設定値を示す。サンプリング周波数をfs−L、ビット数をL(Hよりも低ビット)の区間をできるだけ長くすることでADCの低消費電力化を行う。
実施の形態4に対して、受信機のローカル周波数の変更が多くなるが、ビット数を下げることのできる区間が長い方法となっている。
<制御フロー>
図18Aは、フレームフォーマット200Aを受信した無線受信装置1による、無線受信装置1のゲイン調整、周波数特性及びビット数の制御を示すフロー図である。なお、図16と同じ動作については同じ符号をつけ、ここでの説明は省略する。
(シングルチャネルの受信)
まず、ステップST301Dにおいて、フレームフォーマット200Aの前半では、シングルチャネルの受信となるので、ADC17のサンプリング周波数をシングルチャネルの復調に適用した値fs−Lに設定する。また、あらかじめ制御パケットによって把握している、フレームフォーマット200Aの前半で使用するチャネルのうちの一つにローカル信号発生器13の周波数(f1)を合わせる。
また、無線受信装置1は、AEQ/VGA15から出力される信号の周波数特性AEQ-Fを信号帯域においてフラットとなる値「A」に設定し、ADC17のビット数ADC-RESを第1ビット数「L1」に設定する。
また、無線受信装置1は、AEQ/VGA15のゲインAEQ-Gを標準値「Ave」に設定する。
なお、以後のステップST302BからST303Bまでは、図16と同じ動作であるため、ここでの説明は省略する。
次に、ステップST302Dにおいて、ステップST303Bの設定状態(fLO=f1)で、第一のチャネル推定フィールド202Aが受信された場合、DSP18は、ADC17から出力された受信信号に基づいて、無線回路と伝搬路の周波数特性(Ch1)を推定する。
次に、ステップST303Dにおいて、ローカル信号発生器13の周波数をもう一方のシングルチャネルに合わせる(fLO=f2)。DSP18は、ADC17から出力された受信信号に基づいて、無線回路と伝搬路の周波数特性(Ch2)を推定する。
このとき、CH1とCH2の信号の振幅差が大きいと予想される回路またはチャンネルでは、ローカル信号発生器の13の周波数を変更後に、例えば、リニアサーチで、受信回路のゲイン調整を行なってもよい。
また、CH1とCH2の信号の振幅差が大きいと予想される場合は、ST302BとST303Bのゲイン調整をCH1とCH2の両方で行なってもよい。つまり、CH1とCH2の信号の振幅差が大きいと予想される場合には、第一のトレーニングフィールドでCH1、CH2それぞれのゲイン調整を、ローカル周波数を変えて順番に行い、テーブルにゲイン設定を保持し、保持したゲイン設定を用いて、第一のチャネル推定フィールドでCH1、CH2それぞれのチャネル推定を、テーブルの値に従ったゲイン設定で順番に行ってもよい。なお、ゲイン設定後に、CH1、CH2,いずれかのPHYヘッダを復調する。
なお、以後のステップST305B、ST307Bの動作は、図16と同じであるため、ここでの説明は省略する。
(チャネルボンディングの受信)
次に、ステップST304Dにおいて、フレームフォーマット200Aの後半ではチャネルボンディングの受信(第二のトレーニングフィールド201Bの受信)となるので、ADC17のサンプリング周波数ADC-fsを使用するチャンネル数に対応できる値「fs−H」に変更する。チャネルボンディング信号の中心((f1+f2)/2)に、ローカル信号発生器13の周波数を合わせる。
また、ADC17のビット数ADC-RESを、チャネルボンディング信号のチャネル推定(AEQ補正後のものに対する)と復調に必要なビット数、第4ビット数「L3」に設定する。
この状態で、ゲイン制御部19が、AEQ/VGA15のゲイン補正を行う(第3ゲイン補正値)。ゲイン制御部19は、まず、事前に用意したテーブルの補正値を用いて粗調整を行い、次にリニアサーチによる微調整を行う。
以後は、図16のST308B、ST310Bと同じ動作を行う。ここで、第二のチャネル推定の結果を用いてアナログイコライザによる周波数特性の補正を行い、ペイロード部でL3よりも低い第5のビット数L4に変更してもよい。
<効果>
以上のように、本実施の形態では、カットオフ周波数の変更に伴う振幅の変化に対応するゲイン補正を行い、さらに無線回路と伝搬路による周波数特性の変化に対応する周波数特性の補正を行う。これにより、無線回路と伝搬路による周波数特性を、受信信号がADC17に入力される前に低減できるので、ADC17にて使用されるビット数を下げることができる。さらに、受信する変調波の帯域幅に応じて、ADCのサンプリングレートを変更することで、ADC17の消費電力を下げることができる。
なお、実施の形態4,5,6において、周波数特性を推定した後のAEQ/VGA15の周波数特性とゲインの設定値は、推定値の逆特性そのものに限らず、推定値の周波数特性の変動を抑える値であればよい。
また、実施の形態4,5,6では、AGC期間において、ADC17のビット数を第2ビット数「H」よりも低い第1ビット数「L1」に設定する場合について説明したが、本開示では、パターンマッチングによる雑音レベル以下の信号を検出するために、AGC期間中のADC17のビット数を第1ビット数よりも高い第2ビット数「H1」に設定してもよい。
また、実施の形態4,5,6では、ADC17に関しては、ADC17を一つとしてADC17のビット数を切り替えて使用する構成を説明したが、本開示では、ビット数の異なる複数のADC17を用意し、求められるビット数に応じて使用するADC17を切り替えてもよい。
また、実施の形態4,5,6において、無線受信装置1のゲイン調整は、LNAゲイン、ミキサゲイン、ローカル振幅の調整を含んでいてもよい。
また、実施の形態4,5,6において、図12のようにAEQとして、図6のCT/DTハイブリッド回路を用いても良い。この場合、クロック周波数と容量比によって周波数特性補正量と帯域幅を変えることができ、微細CMOSでの実装に適する。AEQとADCでクロック周波数を連動させることも可能となり、制御が容易となる。
なお、全ての実施の形態において、AEQによる周波数特性補正前のチャネル推定結果を用いてAEQによる周波数特性補正後の受信信号を復調する復調回路DSP18は、AEQによる周波数特性補正によって、生じる周波数特性の変化を、予め測定しておき、実際の復調では、変化量を考慮して処理する。
(他の実施の形態)
上記実施の形態では、本開示の一態様をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本開示はハードウェアとの連携においてソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。集積回路は、上記実施の形態の説明に用いた各機能ブロックを制御し、入力と出力を備えてもよい。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
本開示の無線受信装置は、ゲイン調整期間、チャネル推定期間及び信号受信期間を有する無線周波数の受信信号を周波数変換してベースバンドの受信信号を出力する周波数変換回路と、ゲインコードに基づいて前記ベースバンドの受信信号を増幅し、周波数特性コードに基づいて前記ベースバンドの受信信号の周波数特性を補正する1つ以上の周波数特性補正回路と、カットオフ周波数コードに基づいて、前記ベースバンドの受信信号のうち、カットオフ周波数未満の帯域の受信信号を遮断する1つ以上のフィルタ回路と、ビット数コードに基づくビット数により、前記周波数特性の補正及び前記帯域遮断された信号を量子化してデジタル受信信号を生成するアナログ/デジタル変換回路と、前記デジタル受信信号を復調し、周波数特性を推定するデジタル信号処理回路と、前記ゲイン調整期間、前記チャネル推定期間及び前記信号受信期間に応じて、前記周波数特性コード、前記ゲインコード、前記カットオフ周波数コード及び前記ビット数コードを設定する制御部と、を具備する。
また、本開示の無線受信装置は、前記制御部が、前記ゲイン調整期間において、前記ゲインコードを、初期値に設定し、前記周波数特性コードを、第1の周波数特性値に設定し、前記カットオフ周波数を、前記信号受信期間における第2カットオフ周波数よりも高い第1カットオフ周波数に設定し、前記ビット数を、前記信号受信期間における第2ビット数よりも多い第1ビット数に設定する。
また、本開示の無線受信装置は、前記制御部が、前記ゲイン調整期間後に、前記カットオフ周波数を、前記第1カットオフ周波数より低い前記第2カットオフ周波数に設定し、前記ビット数を、前記第1ビット数より多い前記第2ビット数に設定し、前記ゲインコードを、前記ゲイン調整によって調整されたゲイン調整値に対して、前記第2カットオフ周波数によって変化する前記ベースバンドの受信信号の振幅を補正する第1ゲイン補正値に設定する。
また、本開示の無線受信装置は、前記制御部が、前記周波数特性コードを、前記チャネル推定期間において推定したゲイン補正後のベースバンドの受信信号の周波数特性に基づいて、第2の周波数特性値に設定し、前記ビット数を、前記第2ビット数より少ない前記第1ビット数に設定し、前記ゲインコードを、前記第2周波数特性値によって変化する前記ベースバンドの受信信号の振幅を補正する第2のゲイン補正値に設定する。
また、本開示の無線受信装置は、前記周波数特性補正回路として、CT(Continuous Time)/DT(Discrete Time)ハイブリッド回路を用いる。
また、本開示の送受信装置は、送信装置、受信装置および制御部を具備する送受信装置であって、前記受信装置は、ゲイン調整期間、チャネル推定期間及び信号受信期間を有する無線周波数の受信信号を周波数変換してベースバンドの受信信号を出力する受信側周波数変換回路と、ゲインコードに基づいて前記ベースバンドの受信信号を増幅し、周波数特性コードに基づいて前記ベースバンドの受信信号の周波数特性を補正する1つ以上の受信側周波数特性補正回路と、カットオフ周波数コードに基づいて、前記ベースバンドの受信信号のうち、カットオフ周波数未満の帯域の信号を遮断する1つ以上の受信側フィルタ回路と、ビット数コードに基づくビット数により、前記周波数特性の補正及び前記帯域遮断された信号を量子化してデジタル受信信号を生成するアナログ/デジタル変換回路と、前記デジタル受信信号を復調し、周波数特性を推定する受信側デジタル信号処理回路と、を具備し、前記送信装置は、送信データをデジタル信号処理することにより変調してデジタル送信信号を生成する送信側デジタル信号処理回路と、ビット数コードに基づくビット数により、前記デジタル送信信号を変換してアナログ送信信号を生成するデジタル/アナログ変換回路と、前記アナログ送信信号のうち、カットオフ周波数未満の帯域の信号を遮断する1つ以上の送信側フィルタ回路と、ゲインコードに基づいて前記アナログ送信信号を増幅し、周波数特性コードに基づいて前記アナログ送信信号の周波数特性を補正する1つ以上の送信側周波数特性補正回路と、前記アナログ送信信号を周波数変換して無線周波数の送信信号を増幅して出力する送信側周波数変換回路と、を具備し、前記制御部は、前記ゲイン調整期間、前記チャネル推定期間及び前記信号受信期間に応じて、前記周波数特性コード、前記ゲインコード、前記カットオフ周波数コード及び前記ビット数コードを設定する。
また、本開示の無線受信装置は、前記送信装置は、前記送信側周波数変換回路から出力されたテスト信号のゲインと周波数特性を検出する検出回路をさらに具備し、前記アナログ/デジタル変換回路は、前記テスト信号が出力される毎に、前記検出回路から出力された信号をデジタル信号に変換して前記制御部に出力し、前記制御部は、前記アナログ/デジタル変換回路から入力した信号にも基づいて前記送信装置の周波数特性を推定する。
本開示の一態様は、数GHz〜数十GHzのサンプリングレートのアナログ/デジタル変換器を必要とする広帯域通信用の無線受信装置に用いるに好適である。
1 無線受信装置
2 送受信装置
3 受信部
4 送信部
5 AEQ/VGA制御部
11 受信アンテナ
12 LNA
13、35 ローカル信号発生器
14、36 MIX
15、34 AEQ/VGA
16、33 HPF
17 ADC
18、31 DSP
19 ゲイン制御部
20 AEQ/VGA制御部
32 DAC
37 PA
38 送信アンテナ
39 検出回路
100 CT/DTハイブリッド回路

Claims (7)

  1. ゲイン調整期間、チャネル推定期間及び信号受信期間を有する無線周波数の受信信号を周波数変換してベースバンドの受信信号を出力する周波数変換回路と、
    ゲインコードに基づいて前記ベースバンドの受信信号を増幅し、周波数特性コードに基づいて前記ベースバンドの受信信号の周波数特性を補正する1つ以上の周波数特性補正回路と、
    カットオフ周波数コードに基づいて、前記ベースバンドの受信信号のうち、カットオフ周波数未満の帯域の受信信号を遮断する1つ以上のフィルタ回路と、
    ビット数コードに基づくビット数により、前記周波数特性の補正及び前記帯域遮断された信号を量子化してデジタル受信信号を生成するアナログ/デジタル変換回路と、
    前記デジタル受信信号を復調し、周波数特性を推定するデジタル信号処理回路と、
    前記ゲイン調整期間、前記チャネル推定期間及び前記信号受信期間に応じて、前記周波数特性コード、前記ゲインコード、前記カットオフ周波数コード及び前記ビット数コードを設定する制御部と、
    を具備する無線受信装置。
  2. 前記制御部は、
    前記ゲイン調整期間において、
    前記ゲインコードを、初期値に設定し、
    前記周波数特性コードを、第1の周波数特性値に設定し、
    前記カットオフ周波数を、前記信号受信期間における第2カットオフ周波数よりも高い第1カットオフ周波数に設定し、
    前記ビット数を、前記信号受信期間における第2ビット数よりも多い第1ビット数に設定する、
    請求項1に記載の無線受信装置。
  3. 前記制御部は、
    前記ゲイン調整期間後に、
    前記カットオフ周波数を、前記第1カットオフ周波数より低い前記第2カットオフ周波数に設定し、
    前記ビット数を、前記第1ビット数より多い前記第2ビット数に設定し、
    前記ゲインコードを、前記ゲイン調整によって調整されたゲイン調整値に対して、前記第2カットオフ周波数によって変化する前記ベースバンドの受信信号の振幅を補正する第1ゲイン補正値に設定する、
    請求項2に記載の無線受信装置。
  4. 前記制御部は、
    前記周波数特性コードを、前記チャネル推定期間において推定したゲイン補正後のベースバンドの受信信号の周波数特性に基づいて、第2の周波数特性値に設定し、
    前記ビット数を、前記第2ビット数より少ない前記第1ビット数に設定し、
    前記ゲインコードを、前記第2周波数特性値によって変化する前記ベースバンドの受信信号の振幅を補正する第2のゲイン補正値に設定する、
    請求項1に記載の無線受信装置。
  5. 前記周波数特性補正回路として、CT(Continuous Time)/DT(Discrete Time)ハイブリッド回路を用いる、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の無線受信装置。
  6. 送信装置、受信装置および制御部を具備する送受信装置であって、
    前記受信装置は、
    ゲイン調整期間、チャネル推定期間及び信号受信期間を有する無線周波数の受信信号を周波数変換してベースバンドの受信信号を出力する第1周波数変換回路と、
    ゲインコードに基づいて前記ベースバンドの受信信号を増幅し、周波数特性コードに基づいて前記ベースバンドの受信信号の周波数特性を補正する1つ以上の第1周波数特性補正回路と、
    カットオフ周波数コードに基づいて、前記ベースバンドの受信信号のうち、カットオフ周波数未満の帯域の信号を遮断する1つ以上の第1フィルタ回路と、
    ビット数コードに基づくビット数により、前記周波数特性の補正及び前記帯域遮断された信号を量子化してデジタル受信信号を生成するアナログ/デジタル変換回路と、
    前記デジタル受信信号を復調し、周波数特性を推定する第1デジタル信号処理回路と、
    を具備し、
    前記送信装置は、
    送信データをデジタル信号処理することにより変調してデジタル送信信号を生成する第2デジタル信号処理回路と、
    ビット数コードに基づくビット数により、前記デジタル送信信号を変換してアナログ送信信号を生成するデジタル/アナログ変換回路と、
    前記アナログ送信信号のうち、カットオフ周波数未満の帯域の信号を遮断する1つ以上の第2フィルタ回路と、
    ゲインコードに基づいて前記アナログ送信信号を増幅し、周波数特性コードに基づいて前記アナログ送信信号の周波数特性を補正する1つ以上の第2周波数特性補正回路と、
    前記アナログ送信信号を周波数変換して無線周波数の送信信号を増幅して出力する第2周波数変換回路と、
    を具備し、
    前記制御部は、
    前記ゲイン調整期間、前記チャネル推定期間及び前記信号受信期間に応じて、前記周波数特性コード、前記ゲインコード、前記カットオフ周波数コード及び前記ビット数コードを設定する、
    送受信装置。
  7. 前記送信装置は、
    前記第2周波数変換回路から出力されたテスト信号のゲインと周波数特性を検出する検出回路をさらに具備し、
    前記アナログ/デジタル変換回路は、前記テスト信号が出力される毎に、前記検出回路から出力された信号をデジタル信号に変換して前記制御部に出力し、
    前記制御部は、前記アナログ/デジタル変換回路から入力した信号にも基づいて前記送信装置の周波数特性を推定する、
    請求項6に記載の送受信装置。
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