JP2018165900A - 忘れ物防止システム及び忘れ物防止方法 - Google Patents

忘れ物防止システム及び忘れ物防止方法 Download PDF

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従道 篠原
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Abstract

【課題】利用者に忘れ物を詳細に通知して忘れ物を防止することができる忘れ物防止システムを得る。
【解決手段】無線媒体検出装置が、利用者が利用施設に入場するか退場するかの利用者状況データを作成し、また、利用者ID無線媒体と持ち物ID無線媒体を検出する。そして、ホストサーバが、無線媒体検出装置から、利用者ID無線媒体の利用者情報と、持ち物ID無線媒体の持ち物情報と、利用者状況データを受信し持ち物管理データベースに登録し、利用者が利用施設へ入場する際と退場の際に所持する持ち物が異なる場合を判定して利用者に通知する忘れ物防止システムを用いる。
【選択図】図1

Description

本発明は、幼稚園や小学校等へ通園・通学をする児童等が、利用施設に持ち物の忘れ物をし、あるいは、他人の持ち物を自分の持ち物と間違えて持ち帰るトラブルを防止する忘れ物防止システム及び忘れ物防止方法に関する。
従来、忘れ物を防止するシステムとして、特許文献1で、手荷物の持ち主が所定の場所を通過する際に忘れ物があるか否かを判定して、忘れ物を持ち主に知らせる忘れ物防止システムが提案されていた。
この忘れ物防止システムでは、利用施設に入場する利用者の非接触ICカードの記憶手段に手荷物の情報を記憶させておき、利用者の持ち物預かり所が、利用者の預けた持ち物に添付されている無線ICタグ読み取り装置を備え、利用者が利用施設を退場する際に、利用者の非接触ICカードが記憶している利用者の持ち物の無線ICタグを持ち物預かり所内で探索する。持ち物預かり所の無線ICタグ読み取り装置が利用者の持ち物の無線ICタグを検出した場合に、利用者に忘れ物がある旨を警告する。
特開2008−140196号公報
しかし、特許文献1では、利用者の非接触ICカードの記憶手段に手荷物の情報を記憶させるため、システムが複雑になり、コスト高になる問題があった。
そこで、本発明の課題は、利用者のIDを記録した無線媒体には、手荷物の情報を記憶せずシステムを簡易化してシステムの導入コストを低くするとともに、利用者の持ち物の情報を詳細に登録でき、利用者に忘れ物を適切に通知して忘れ物を防止する忘れ物防止システムを提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、利用者が所持する利用者ID無線媒体と、手荷物に設けた持ち物ID無線媒体と、利用施設の入退場門に設置した無線媒体検出装置と、前記無線媒体検出装置に接続するホストサーバを備えた忘れ物防止システムであって、前記無線媒体検出装置は、利用者が利用施設に入場するか退場するかの利用者状況データを作成する手段と、前記利用者ID無線媒体と前記持ち物ID無線媒体を検出する手段と、利用者への通知手段を備え、
前記ホストサーバは、前記無線媒体検出装置から、前記利用者ID無線媒体の利用者情報と、前記持ち物ID無線媒体の持ち物情報と、前記利用者状況データとを受信し登録する持ち物管理データベースを備え、
利用者が利用施設へ入場する際と退場の際に所持する持ち物情報の差異を算出する忘れ物判定手段を備える
ことを特徴とする忘れ物防止システムである。
本発明は、この構成により、利用者が忘れ物をして、利用施設へ入場する際と退場の際に所持する持ち物が異なる場合を検出して利用者に通知することができ、利用者の忘れ物
を防止できる効果がある。
また、本発明は、上記の忘れ物防止システムであって、前記無線媒体検出装置が、前記利用施設の入退場門に設置したRFタグリーダアンテナに接続するRFタグリーダを有することを特徴とする忘れ物防止システムである。
また、本発明は、上記の忘れ物防止システムであって、前記利用者ID無線媒体と前記持ち物ID無線媒体が前記RFタグリーダに検出されることを特徴とする忘れ物防止システムである。
また、本発明は、利用者が所持する利用者ID無線媒体と、手荷物に設けた持ち物ID無線媒体と、利用施設の入退場門に設置した無線媒体検出装置と、前記無線媒体検出装置に接続するホストサーバを用いる忘れ物防止方法であって、
前記無線媒体検出装置が、利用者が利用施設に入場するか退場するかの利用者状況データを作成し、かつ、前記利用者ID無線媒体と前記持ち物ID無線媒体を検出し、
前記ホストサーバが、前記無線媒体検出装置から、前記利用者ID無線媒体の利用者情報と、前記持ち物ID無線媒体の持ち物情報と、前記利用者状況データを受信し持ち物管理データベースに登録し、
前記ホストサーバが、前記持ち物管理データベースのデータから、利用者が利用施設へ入場する際と退場の際に所持する持ち物が異なる場合を判定して利用者に通知する
ことを特徴とする忘れ物防止方法である。
また、本発明は、上記の忘れ物防止方法であって、前記無線媒体検出装置のRFタグリーダに接続するRFタグリーダアンテナを前記利用施設の入退場門に設置し、前記利用者ID無線媒体と前記持ち物ID無線媒体を検出することを特徴とする忘れ物防止方法である。
本発明は、無線媒体検出装置が、利用者が利用施設に入場するか退場するかの利用者状況データを作成し、また、利用者ID無線媒体と持ち物ID無線媒体を検出する。そして、ホストサーバが、無線媒体検出装置から、利用者ID無線媒体の利用者情報と、持ち物ID無線媒体の持ち物情報と、利用者状況データを受信し持ち物管理データベースに登録し、利用者が忘れ物をして、利用施設へ入場する際と退場の際に所持する持ち物が異なる場合を検出して利用者に通知する。それにより、本発明により、利用者の忘れ物を防止できる効果がある。
本発明の実施形態の忘れ物防止システムのブロック図である。 本発明の実施形態の忘れ物防止システムのホストサーバ100の持ち物管理データベース110に登録される情報を示す図である。 本発明の実施形態の忘れ物防止システムの処理手順を示すフローチャート(その1)である。 本発明の実施形態の忘れ物防止システムの処理手順を示すフローチャート(その2)である。 本発明の実施形態の忘れ物防止システムの処理手順を示すフローチャート(その3)である。 本発明の実施形態の忘れ物防止システムの、無線媒体検出装置がホストサーバ100の持ち物管理データベース110に登録する利用者情報と持ち物情報を示す図である。
以下、本発明の実施形態の忘れ物防止システムについて、図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施形態における忘れ物防止システムのブロック図、図2は、本実施形態のホストサーバ100の持ち物管理データベース110の登録情報を示す図、図3は、本実施形態の忘れ物防止システムの処理手順を示すフローチャートである。
本発明の忘れ物防止システムは、利用者2を識別するためのRFIDタグ(無線ICタグ)等の利用者ID無線媒体10と、利用者2の持ち物1に添付して持ち物を識別するためのRFIDタグ等の持ち物ID無線媒体20を用いる。そして、利用施設3に無線媒体検出装置30を設置し、利用施設3の入退場門に、無線媒体検出装置30のRFタグリーダ31に接続したRFタグリーダアンテナ3aを設置する。
持ち物1に設けられた持ち物ID無線媒体20は、持ち物1の所定位置に固定し、又は、取り外し可能に添付してもよい。
また、図1に示すように、本発明の忘れ物防止システムは、パーソナルコンピュータなどの利用者端末装置200が、利用者2と持ち物1の情報を通信ネットワーク300を介してホストサーバ100に送信し、ホストサーバ100の持ち物管理データベース110に情報を登録させる。
無線媒体検出装置30は、RFタグリーダ31を用いて、入退場門を通過する利用者2と持ち物1を検出し、その情報を通信ネットワーク300を介してホストサーバ100に送信し、ホストサーバ100の持ち物管理データベース110に情報を登録させる。
利用施設3の入退場門に、無線媒体検出装置30に接続するRFタグリーダアンテナ3aを設置し、無線媒体検出装置30が利用者2と利用者2の持ち物1を検出してホストサーバ100に情報を送信し、ホストサーバ100が、その情報を持ち物管理データベース110で記憶して、利用者2と利用者2の持ち物1の入退出を管理する。
利用施設3の入退場門では、無線媒体検出装置30のRFタグリーダ31に接続し入退場門に設置したRFタグリーダアンテナ3aからRFタグに通信要求電波を送信する。この通信要求電波を、利用者2の持ち物1に設けられた持ち物ID無線媒体20が受信し、その持ち物ID無線媒体20が応答電波を送信し、無線媒体検出装置30のRFタグリーダ31が応答電波を受信することで、利用者2が利用施設3内に持ち込んだ持ち物1を調べる。
つまり、持ち物1に添付した持ち物ID無線媒体20が、利用施設3のRFタグリーダアンテナ3aが設置された入退場門を通る際に、無線媒体検出装置30のRFタグリーダ31がRFタグリーダアンテナ3aから送信する通信要求電波に対して応答することで、利用施設3の入退場門を通る持ち物1が調べられる。
次に、本発明の実施形態の忘れ物防止システムのシステム構成を、図1に基づいて説明する。
(利用者ID無線媒体10)
利用者ID無線媒体10として無線ICタグを用いる。利用者ID無線媒体10を利用者2の身に付けて利用者2に所持させる。利用者ID無線媒体10の記憶手段には、利用者情報(利用者2のID情報)が記憶されている。また、必要により、利用者2の連絡先情報を記憶しても良い。
利用者2が身に付けて所持する利用者ID無線媒体10が、利用施設3のRFタグリーダアンテナ3aを設置した入退場門を通過すると、利用者ID無線媒体10がRFタグリーダアンテナ3aから受信した電力により利用者ID無線媒体10内部の各回路に電源を供給し、返信信号の電波を送信する。それにより、無線媒体検出装置30のRFタグリーダ31が利用者ID無線媒体10を検出して利用者2を識別する。
(持ち物ID無線媒体20)
持ち物ID無線媒体20として無線ICタグを用いる。持ち物ID無線媒体20は持ち物1に添付する。持ち物ID無線媒体20はID情報を記憶し、RFタグリーダアンテナ3aから受信した電力により持ち物ID無線媒体20内部の各回路に電源を供給し、返信信号の電波を送信する。
持ち物ID無線媒体20には、持ち物ID無線媒体20毎に固有のID情報が記憶されている。持ち物ID無線媒体20は、RFタグリーダアンテナ3aから送信された通信要求電波を受信した際に、記憶しているID情報等を応答電波として送信する。
(無線媒体検出装置30)
利用施設3の利用者が出入りする入退場門に無線媒体検出装置30を備える。無線媒体検出装置30のRFタグリーダ31に接続するRFタグリーダアンテナ3aを入退場門に設置する。無線媒体検出装置30は、RFタグリーダ31と、ホストサーバ100と通信する通信手段32と、利用者に忘れ物を通知する通知手段33を有する。
(RFタグリーダ31)
無線媒体検出装置30のRFタグリーダ31は、それに接続するRFタグリーダアンテナ3aから無線で、利用者ID無線媒体10、又は、利用者2の持ち物1に添付された持ち物ID無線媒体20に、電力を供給しつつ、それらのRFタグの情報を受信する。
すなわち、利用者ID無線媒体10から利用者情報(利用者ID情報)を受信し、利用者2の持ち物1に添付された持ち物ID無線媒体20からID情報を受信する。
(利用者の検出)
詳しくは、無線媒体検出装置30のRFタグリーダ31が、利用施設3からRFタグリーダアンテナ3aを設置した入退場門を通る利用者2の利用者ID無線媒体10を読み取ることで、入退場門を通る利用者2を検出する。
(利用者の持ち物の検出)
また、利用者2が無線媒体検出装置30のRFタグリーダ31に接続したRFタグリーダアンテナ3aを設置した入退場門を通過する際に、利用者2の持ち物1の持ち物ID無線媒体20は、RFタグリーダアンテナ3aから無線電力が供給されることにより動作して、RFタグリーダ31にID情報を送信する。それにより、RFタグリーダ31が利用者2の持ち物1の持ち物ID無線媒体20のID情報を受信することで、利用者2の持ち物1を検出する。
(通信手段32)
無線媒体検出装置30の通信手段32は、通信ネットワーク300を介してホストサーバ100と通信し、無線媒体検出装置30が利用者2の利用者ID無線媒体10から読み取った利用者情報と、利用者の持ち物1に添付された持ち物ID無線媒体20から読み取ったID情報を、ホストサーバ100に送信する。
すなわち、無線媒体検出装置30は、RFタグリーダ31が読み取った、持ち物ID無
線媒体20のID情報と、利用者ID無線媒体10の利用者情報を関連付けた情報と、又、利用者2が利用施設3に入退したか退場したかの利用者状況を示す情報とを、通信ネットワーク300を介してホストサーバ100に送信する。
(通知手段33)
無線媒体検出装置30の通知手段33は、ホストサーバ100から無線媒体検出装置30に通知された利用者の忘れ物情報を、利用者に通知する。通知手段33は、スピーカからの音声や光の信号で利用者2に忘れ物を通知する手段を備える。
(ホストサーバ100)
ホストサーバ100は、持ち物管理データベース110と、忘れ物判定手段120と、忘れ物通知手段130を備える。
(持ち物管理データベース110)
ホストサーバ100は、利用施設3の管理者から利用者2の利用者情報と連絡先情報を受け取り、持ち物管理データベース110で記憶する。
(利用者情報の登録)
ホストサーバ100が登録する利用者情報は、例えば、ユーザーを特定する利用者ID情報等のユーザーコード、住所、氏名、電話番号、生年月日などの情報である。また、利用者2の連絡先情報として、利用者2毎の都合に応じて、電話番号、メールアドレスなどを登録することができる。これらの利用者情報のデータを、図2(b)のように、持ち物管理データベース110で記憶する。
また、忘れ物防止システムのサービス提供者は、ホストサーバ100の持ち物管理データベース110に登録した利用者2用の利用者ID無線媒体10を発行し、その利用者ID無線媒体10を利用施設3の管理者又は利用者に送付する。
(持ち物情報の登録)
ホストサーバ100は、利用者2の利用者端末装置200から、通信ネットワーク300を介して、利用者ID無線媒体10の利用者ID情報に紐付けた、利用者2の持ち物1に添付する持ち物ID無線媒体20のID情報と持ち物1の名称等の持ち物情報を受信する。
ホストサーバ100は、その利用者端末装置200から受信した情報に従い、持ち物管理データベース110に、図2(b)のような利用者情報と持ち物情報のデータを記憶する。例えば、利用者2の持ち物1が、カバン、傘、など複数ある場合には、それぞれの持ち物1の持ち物ID無線媒体20毎に持ち物情報の登録を行う。
また、ホストサーバ100は、利用者2が入退場門を通過する毎に、無線媒体検出装置30から受信した情報に従い、持ち物管理データベース110に利用者2と持ち物1の状況のデータを更新して記憶する。
利用者2と持ち物1の状況のデータは、図2(a)の様に、利用者ID無線媒体10のID番号と、利用者名と、利用者状況の情報と、持ち物1の持ち物ID無線媒体20のID情報(持ち物RFID媒体のID番号)と、持ち物名のリストを記憶する。
ホストサーバ100は、持ち物管理データベース110に登録されている利用者2の持ち物1の名称などの情報から、持ち物ID無線媒体20が添付された持ち物1がどのような物であるのかを判定することができる。
(無線媒体検出装置30から持ち物情報受信)
利用施設3の入退場門に設置した無線媒体検出装置30は、利用者2の利用者ID無線媒体10の利用者情報と、利用者2の持ち物1に添付された持ち物ID無線媒体20のID情報と、利用者2が利用施設3に入退したか退場したかの利用者状況を示す情報との、利用者2と持ち物1の状況のデータをホストサーバ100に送信する。
ホストサーバ100は、無線媒体検出装置30から受信した利用者2と持ち物1の状況のデータを持ち物管理データベース110に図2(a)のように記憶する。そして、利用者2が入場した場合は、図2(a)の、利用者状況が”入場”である利用者2と持ち物1の状況のデータを更新する。
利用者2が退場した場合は、図2(a)の、利用者状況が”退場”である利用者2と持ち物1の状況のデータを更新する。こうして、ホストサーバ100が、利用者2が利用施設3に持ち込んだ持ち物1の管理を行う。
(入場処理)
ホストサーバ100は、利用者2が、RFタグリーダアンテナ3aを設置した入退場門を通って利用施設3に入場する際に、通信ネットワーク300を介して、無線媒体検出装置30から、利用者2の利用者ID無線媒体10から読み取られた利用者情報(利用者ID情報)と、持ち物1に添付された持ち物ID無線媒体20のID情報と、利用者2が利用施設3に入退した利用者状況を示す情報とを受信し、持ち物管理データベース110に登録する。
(退場処理)
ホストサーバ100は、利用者2が、RFタグリーダアンテナ3aを設置した入退場門を通って退出する際に、通信ネットワーク300を介して、無線媒体検出装置30から、利用者2の利用者ID無線媒体10から読み取られた利用者情報(利用者ID情報)と、持ち物1に添付された持ち物ID無線媒体20のID情報と、利用者2が利用施設3から退場した利用者状況を示す情報とを受信し、持ち物管理データベース110に記憶する。
(忘れ物判定手段120)
ホストサーバ100の忘れ物判定手段120は、利用者2の退場時に、利用者2の入場時の持ち物1の持ち物ID無線媒体20のID情報と退場時の持ち物1の持ち物ID無線媒体20のID情報を比較する比較処理を行う。
そして、持ち物管理データベース110に記憶された入場時の持ち物1の持ち物ID無線媒体20のID情報と退場時の持ち物1の持ち物ID無線媒体20のID情報が全て一致するか否かに基づき、比較結果に差があるか否かを判定する。
忘れ物判定手段120は、持ち物管理データベース110に記憶された入場時の持ち物1の持ち物ID無線媒体20のID情報と退場時の持ち物1の持ち物ID無線媒体20のID情報が全て一致する場合、比較結果に差がないと判定し、利用者に忘れ物がないと判定する。
忘れ物判定手段120は、持ち物管理データベース110に記憶された入場時の持ち物1の持ち物ID無線媒体20のID情報と退場時の持ち物1の持ち物ID無線媒体20のID情報が一部でも異なる場合、比較結果に差があると判定し、利用者2に忘れ物があると判定する。
ホストサーバ100は、忘れ物判定手段120が、利用者2に忘れ物があると判定した場合は、忘れ物通知手段130が、利用者2が通過している入退場門の無線媒体検出装置30に対して、利用者2に警告を通知すべき旨の警告情報を送信する。
(警告通知処理)
無線媒体検出装置30は、ホストサーバ100から、利用者2に警告を通知すべき旨の警告情報を受信した場合は、無線媒体検出装置30が、通知手段33に警告音を発生させるなどの警告処理を行わせることで、忘れ物がある等の情報を利用者2に知らせる。通知手段33による警告処理は、警告音に限定されるものではなく、表示ランプをつける等の種々の警告処理を行うようにしてもよい。
これにより、例えば、利用者2が入場時と異なる他人の持ち物1を持って退場しようとした場合に、無線媒体検出装置30が、通知手段33に警告音を発生させるなどの警告処理を行わせることで、忘れ物がある等の情報を利用者2に知らせる。
ホストサーバ100の忘れ物通知手段130は、利用者2が忘れた、又は、誤って持ち出した他人の持ち物1の詳細な持ち物情報を無線媒体検出装置30に送信することができる。無線媒体検出装置30は、その詳細な持ち物情報を通知手段33を用いて利用者2に通知することができる。
それにより、利用者2が具体的にどの持ち物1を忘れたか、あるいは間違えて持ち出したかを知ることができる。
また、利用者2の退場に付き添う管理者も、通知手段33からの通知により、利用者2が忘れ物をしたか、又は、誤って他人の持ち物1を持ち帰っていることを知ることができ、利用者2が忘れた持ち物1を確実に利用者2に持ち帰らせる対応を行え、利用者2の忘れ物を防止することができる。
(利用者端末装置200)
利用者端末装置200は、利用者2用の利用者ID無線媒体10と持ち物ID無線媒体20を読み取るRFタグリーダ210を備える。
利用者2は、利用者2の所有する持ち物1の登録処理として、利用者端末装置200のRFタグリーダ210で、利用者2用の利用者ID無線媒体10と持ち物1に添付する持ち物ID無線媒体20の情報を読取り、利用者2の利用者ID無線媒体10の利用者ID情報と持ち物ID無線媒体20のID情報に紐付けた持ち物情報を作成する。
そして、利用者端末装置200は、利用者ID無線媒体10と持ち物ID無線媒体20と持ち物情報を紐付けたデータを、通信ネットワーク300を介して、ホストサーバ100に送信する。
ホストサーバ100を管理する忘れ物防止システムのサービス提供者は、利用者端末装置200用の専用プログラムを提供する。この専用プログラムの提供方法の1つは、利用者2が、利用者端末装置200に、ホストサーバ100が管理するホームページから専用プログラムをダウンロードすることができるようにして提供することができる。
この専用プログラムをインストールした利用者端末装置200が、利用者ID無線媒体10の利用者ID情報にその他の利用者情報を紐付け、また、利用者ID情報に紐付けた持ち物ID無線媒体20のID情報に紐付けた持ち物情報のデータを作成する。そして、その利用者情報と持ち物情報のデータを通信ネットワーク300を介してホストサーバ1
00に送信し、持ち物管理データベース110に利用者2と持ち物1の情報を登録する。
ここで、利用者端末装置200は、利用施設3の管理者が保持する利用者端末装置200を管理者が使って、利用者2に代わって、利用者ID無線媒体10の利用者ID情報に、利用者情報と、持ち物ID無線媒体20のID情報と持ち物情報とを紐付けたデータを作成し、通信ネットワーク300を介してホストサーバ100に送信して持ち物管理データベース110に登録することもできる。
(管理者の利用者端末装置200)
利用施設3の管理者の保持する利用者端末装置200は、利用施設3の利用者2の利用者情報と連絡先情報をホストサーバ100に送信してホストサーバ100の持ち物管理データベース110に利用者2を登録する。
また、利用施設3の管理者の利用者端末装置200は、利用者2が利用施設3に入場済みか、あるいは退場済みかの利用者2の所在の情報をホストサーバ100に送信してホストサーバ100の持ち物管理データベース110に登録することができる。
更に、利用施設3の管理者の利用者端末装置200は、持ち物ID無線媒体20がどの利用者2の所有する持ち物1に添付された持ち物ID無線媒体20であるか、持ち物1が所属する利用者2の情報をホストサーバ100に送信し、ホストサーバ100の持ち物管理データベース110に登録することができる。
(処理手順)
次に、本発明の実施形態の忘れ物防止システムの処理手順を、図4のフローチャート図に基づいて説明する。
(ステップS1)利用者情報登録依頼処理
まず、利用施設3の管理者は、新しい利用者2を登録する場合に、管理者の利用者端末装置200から、忘れ物防止システムのサービス提供者に、利用施設3の利用者2の利用者情報及び利用者の連絡先情報を送信して、新しい利用者2用の利用者ID無線媒体10の発行を依頼する。
(ステップS2)利用者情報の登録
サービス提供者は、利用施設3の管理者からの利用者ID無線媒体10の発行依頼に関る情報をもとに、ホストサーバ100の持ち物管理データベース110に、利用者ID無線媒体10の利用者情報及び利用者の連絡先情報を登録する。
(ステップS3)利用者2用の利用者ID無線媒体10の発行
そして、サービス提供者のホストサーバ100は、登録した利用者2用の利用者ID無線媒体10を発行し、利用施設3の管理者又は利用者2に送付する。
また、サービス提供者は、利用者2の持ち物1に添付させる持ち物ID無線媒体20を、利用施設3の管理者又は利用者2に送付する。
(ステップS4)持ち物情報の登録
利用者2は、利用者2の利用者端末装置200に、利用者2の持ち物1に添付する持ち物ID無線媒体20のID情報を読み込ませ、利用者ID無線媒体10のID番号に紐つけた持ち物1の持ち物名及び持ち物ID無線媒体20のID情報などの持ち物情報を作成する。
そして、その持ち物情報を通信ネットワーク300を介して、ホストサーバ100に送信し、ホストサーバ100の持ち物管理データベース110に、図2(b)のような、利用者2の所有する持ち物1の情報を登録する。
ホストサーバ100は、利用者2の利用者端末装置200から受信した利用者2の持ち物1に添付する持ち物ID無線媒体20のID情報と持ち物1の持ち物名などの持ち物情報を、利用者情報に関連させた図2(b)のような情報を持ち物管理データベース110で記憶する。
(利用施設3への入退場処理)
次に、利用者2が持ち物1を持って利用施設3へ入退場する際に、以下の処理を行う。
(ステップS11)入場処理
利用者2がRFタグリーダアンテナ3aを設置した入退場門を通って利用施設3に入場する際に、RFタグリーダアンテナ3aに接続した無線媒体検出装置30のRFタグリーダ31が、利用者ID無線媒体10から利用者情報を読み取り、同時に、利用者2の持ち物1に添付された持ち物ID無線媒体20からID情報を読み取り、利用者2の利用施設3への入場を示す利用者状況データを作成する。
(ステップS12)
次に、無線媒体検出装置30が、図6(a)のような、利用者ID無線媒体10から読み取った利用者ID情報と、持ち物ID無線媒体20から読み取ったID情報と、利用者2の入場を示す利用者状況データをホストサーバ100に送信する。
ホストサーバ100は、無線媒体検出装置30から受信した、利用者ID無線媒体10の利用者ID情報と持ち物ID無線媒体20のID情報と、利用者2が利用施設3に入退したか退場したかの利用者状況を示す情報とを関係付けた図2(a)のような情報を、持ち物管理データベース110で記憶する。
(ステップS13)退場処理
その後、利用者2がRFタグリーダアンテナ3aを設置した入退場門を通り利用施設3から退場する際に、RFタグリーダアンテナ3aに接続した無線媒体検出装置30のRFタグリーダ31が、利用者ID無線媒体10から利用者情報を読み取り、同時に、利用者2の持ち物1に添付された持ち物ID無線媒体20からID情報を読み取り、利用者2の利用施設3からの退場を示す利用者状況データを作成する。
(ステップS14)
次に、無線媒体検出装置30が、図6(b)のような、利用者ID無線媒体10から読み取った利用者ID情報と、持ち物ID無線媒体20から読み取ったID情報と、利用者2の退場を示す利用者状況データをホストサーバ100に送信する。
ホストサーバ100は、無線媒体検出装置30から受信した、利用者ID無線媒体10の利用者ID情報と持ち物ID無線媒体20のID情報と、利用者2が利用施設3に入退したか退場したかの利用者状況を示す情報とを関係付けた情報を、持ち物管理データベース110で記憶する。
(ステップS15)忘れ物判定処理
ホストサーバ100の忘れ物判定手段120が、持ち物管理データベース110が記憶している、図6(b)のような利用者2の退場時のデータに記録された持ち物ID無線媒体20のID情報を、図6(a)のような利用者2の入場時のデータに記録された持ち物
ID無線媒体20のID情報と比較する。
忘れ物判定手段120は、利用者2の入場時の持ち物ID無線媒体20のID情報と退場時の持ち物ID無線媒体20のID情報が全て一致する場合、比較結果に差がないと判定し、利用者2の忘れ物がないと判定する。
(ステップS16)忘れ物の通知処理
忘れ物判定手段120は、利用者2の入場時の持ち物ID無線媒体20のID情報と退場時の持ち物ID無線媒体20ID情報が一部でも異なる場合、比較結果に差があると判定し、利用者2の忘れ物があると判定する。
その場合は、忘れ物通知手段130が、無線媒体検出装置30に対して、利用者2に忘れ物の警告情報を送信する。図6のように、利用者2のA太郎の退場時の持ち物1のデータの図6(b)が、入場時の持ち物1のデータの図6(a)と比較して、弁当箱の持ち物1の持ち物ID無線媒体20のID情報が足りない場合は、入場時の図6(a)のデータの2番目のデータが示す持ち物1を忘れた旨の、忘れ物の警告情報を無線媒体検出装置30に送信する。
(ステップS17)
無線媒体検出装置30は、ホストサーバ100から忘れ物の警告情報を受信した場合に、通知手段33から、利用者に対して忘れ物の情報を通知する。すなわち、「A太郎が退場時に弁当箱を忘れています。」と言う通知を利用者2に通知する。
以上の処理により、利用者2が利用施設3から退場しようとしてRFタグリーダアンテナ3aを設置した入退場門から出ようとした際に、持ち物1を持ち忘れた場合や持ち物1を間違えて持ち帰ろうとした場合に利用者2に知らせることができ、利用者2の忘れ物を予防できる。
また、本発明は、上記の実施形態に限定されず、利用者2が身に着ける利用者ID無線媒体10、及び、利用者2の持ち物1に添付する持ち物ID無線媒体20は、必ずしも無線ICタグに限定されるものではなく、その他にも、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)などの無線デバイスを用いることもできる。更に、利用者ID無線媒体10として非接触ICカードを用いることもできる。
また、本発明のホストサーバ100は、利用施設外のシステムに限定されず、ホストサーバ100を利用施設内に設置したコンピュータで構成し、有ホストサーバ100を線通信手段で無線媒体検出手段30に接続して用いることもできる。
1・・・持ち物
2・・・利用者
3・・・利用施設
3a・・・RFタグリーダアンテナ
10・・・利用者ID無線媒体
20・・・持ち物ID無線媒体
30・・・無線媒体検出装置
31・・・RFタグリーダ
32・・・通信手段
33・・・通知手段
100・・・ホストサーバ
110・・・持ち物管理データベース
120・・・忘れ物判定手段
130・・・忘れ物通知手段
200・・・利用者端末装置
210・・・RFタグリーダ
300・・・通信ネットワーク

Claims (5)

  1. 利用者が所持する利用者ID無線媒体と、手荷物に設けた持ち物ID無線媒体と、利用施設の入退場門に設置した無線媒体検出装置と、前記無線媒体検出装置に接続するホストサーバを備えた忘れ物防止システムであって、
    前記無線媒体検出装置は、利用者が利用施設に入場するか退場するかの利用者状況データを作成する手段と、前記利用者ID無線媒体と前記持ち物ID無線媒体を検出する手段と、利用者への通知手段を備え、
    前記ホストサーバは、前記無線媒体検出装置から、前記利用者ID無線媒体の利用者情報と、前記持ち物ID無線媒体の持ち物情報と、前記利用者状況データとを受信し登録する持ち物管理データベースを備え、
    利用者が利用施設へ入場する際と退場の際に所持する持ち物情報の差異を算出する忘れ物判定手段を備える
    ことを特徴とする忘れ物防止システム。
  2. 請求項1記載の忘れ物防止システムであって、前記無線媒体検出装置が、前記利用施設の入退場門に設置したRFタグリーダアンテナに接続するRFタグリーダを有することを特徴とする忘れ物防止システム。
  3. 請求項2記載の忘れ物防止システムであって、前記利用者ID無線媒体と前記持ち物ID無線媒体が前記RFタグリーダに検出されることを特徴とする忘れ物防止システム。
  4. 利用者が所持する利用者ID無線媒体と、手荷物に設けた持ち物ID無線媒体と、利用施設の入退場門に設置した無線媒体検出装置と、前記無線媒体検出装置に接続するホストサーバを用いる忘れ物防止方法であって、
    前記無線媒体検出装置が、利用者が利用施設に入場するか退場するかの利用者状況データを作成し、かつ、前記利用者ID無線媒体と前記持ち物ID無線媒体を検出し、
    前記ホストサーバが、前記無線媒体検出装置から、前記利用者ID無線媒体の利用者情報と、前記持ち物ID無線媒体の持ち物情報と、前記利用者状況データを受信し持ち物管理データベースに登録し、
    前記ホストサーバが、前記持ち物管理データベースのデータから、利用者が利用施設へ入場する際と退場の際に所持する持ち物が異なる場合を判定して利用者に通知する
    ことを特徴とする忘れ物防止方法。
  5. 請求項4記載の忘れ物防止方法であって、前記無線媒体検出装置のRFタグリーダに接続するRFタグリーダアンテナを前記利用施設の入退場門に設置し、前記利用者ID無線媒体と前記持ち物ID無線媒体を検出することを特徴とする忘れ物防止方法。
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