JP2018165262A - 観賞用静止液浸標本 - Google Patents

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佳央子 重川
Kaoko Shigekawa
佳央子 重川
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Abstract

【課題】従来技術観賞用植物標本のハーバリウムと云うインテリア装飾品においては、保存処理済植物はオイルの中では浮遊してしまい、植物のレイアウトを保持することが困難であった。また、輸送等の振動等で、レイアウトが崩れる等の問題があった。亦、紫外線等による、色の退色が旱かった前記不都合を解消した観賞用静止液標本の提供。【解決手段】透明な容器2内に、標本5を固定した透明な支持体3を入れるとともに、オイル4を入れてなる観賞用静止液浸標本1。容器2と支持体3とオイル4とが、ほぼ同一の屈折率であることが好ましく、容器2がガラスで、支持体3がポリプロピレンで、オイル4が流動パラフィンである、観賞用静止液標本1。光源を容器2底面に設け、支持体3がパイプ状、紐状、板状とし、容器2のガラス表面に紫外線をカットする塗装又はコーティングを施すことが好ましい、観賞用静止液標本。【選択図】図5

Description

本発明は主に保存処理済みの標本がオイルで満たした容器内で静止して浮かんで見えるようにした観賞用静止液浸標本に関するものである。
従来としては、透明容器に保存処理済の植物を入れ、オイルで満たすことにより、保存処理済植物を湿気と埃から守り保存性を改善した観賞用植物標本のハーバリウムというインテリア装飾品がある。
前記従来技術においては、保存処理済植物はオイルの中では浮遊してしまい、植物のレイアウトを保持することが困難であった。また、レイアウトを保持するためにはたくさんの植物を入れ浮遊する隙間をできるだけ少なくする方法しかなく、それでもトラック輸送などの振動などで、レイアウトが崩れるなどの問題があった。
また、紫外線カットした容器ではないため、色の退色が早く、問題となっている。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決するものであり、保存処理済標本を透明な支持体に固定し、透明支持体と同様の屈折率を有するオイルで満たすことにより、透明支持体の存在を視覚的に消滅させ、あたかも標本がオイルの中で浮かんだ状態で静止しているように見えると共に、紫外線カット容器により、色の退色を最小限に抑える観賞用静止液浸標本を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、透明な容器内に、標本を固定した透明な支持体を入れるとともに、オイルを入れてなること。前記容器と前記支持体と前記オイルがほぼ同一の屈折率であること。容器がガラスで、支持体がポリプロピレンで、オイルが流動パラフィンであること。標本は、保存処理済みの動植物であること。容器の底面に光源を設けたこと。支持体がパイプ状、ひも状、板状であること前記容器のガラスの表面に紫外線をカットする塗装またはコーティングを施してなることを特徴とする。
1)、透明な支持体に標本を固定することにより、標本が浮かんで静止しているように見える。
2)、ほぼ同一の屈折率を有することにより、透明な支持体が視覚的に消滅したように見える。
3)、容器をガラス、支持体をポリプロピレン、オイルが流動パラフィンの組み合わせが、見栄えがよく良好である。
4)、保存済みの動植物、例えば、プリザーブドフラワー、ドライフラワー、乾燥した昆虫類を使用できる。
5)、屈折率がほぼ同一であるため、容器内全体で光が全反射することにより、標本の全体を効率的に照射することができる。
6)、保存処理済の動植物の形態により、透明な支持体がパイプ状、ひも状、板状を自由に選択できる。
7)、紫外線カット加工の容器を使用することにより、標本及びオイルの劣化を防止させる。
本発明の第1実施例を示す観賞用静止液浸標本の支持体の正面図 本発明の第1実施例を示す観賞用静止液浸標本の支持体の側面図 本発明の第1実施例を示す観賞用静止液浸標本の支持体に標本を取り付けた正面図 本発明の第1実施例を示す観賞用静止液浸標本の支持体に標本を取り付けた側面図 本発明の第1実施例を示す観賞用静止液浸標本の1部縦断正面図 本発明の第2実施例を示す観賞用静止液浸標本の1部縦断正面図 本発明の第3実施例を示す観賞用静止液浸標本の1部縦断正面図 本発明の第4実施例を示す観賞用静止液浸標本の要部1部縦断正面図
観賞用静止液浸標本1は、容器2と支持体3とオイル4と保存処理済みの標本5から構成される。(図5参照)
容器2は、ガラス容器、ペットボトルであり、透明度が高いものが望ましいが、屈折率がほぼ同一のものであれば、特に限定するものでもない。なお、紫外線カット加工の容器2を使用することが望ましい。
支持体3は、板状のものであり、厚さが0.1ミリ以下のもので、自立するものが望ましく、端面は研磨処理が望ましいが、オイル4と屈折率が同じくらいのものであれば、特に限定するものでもない。(図1〜図4参照)
板状の場合、表面及び裏面に複数の標本を取り付けられるものである。
オイル4は、流動性パラフィン(常温では無色で非揮発性。化学的に安定な物質で、通常の条件では酸化を受けない肌への刺激が極めて少ないオイル。)であるが、支持体3と屈折率が同じくらいのものであれば、特に限定するものでもない。(図5参照)
標本5は、この実施例の場合、プリザーブドフラワーにおける小菊の花を取り付け(変性シリコン等)てなるものである。(図3〜図5参照)
観賞用静止液浸標本21は、前記観賞用静止液浸標本1における板状の支持体3ではなく、パイプ状の支持体23で、特に上下方向に長い標本25を取り付けるのに有効である。(図6参照)
観賞用静止液浸標本31は、前記観賞用静止液浸標本1における板状の支持体3ではなく、ひも状(スパイラル状で自立するもの)の支持体33で標本35――を上向き・下向き・左向き・右向き等、自由に設定できるものである。(図7参照)
観賞用静止液浸標本41は、前期と同様な容器42の底面に設けてなる光源6で、円盤状の基台6aの上部中央に、LED6bを設けてなるもので、色は特に限定するものではない。
上記各実施例において、支持体の材質はポリプロピレンが望ましいが、特に限定するものではない。また、標本においても色々な植物や昆虫類を使用でき、特に限定するものではない。
更に各部材の大きさ等は必要に応じて決めればよい。
産業上の利用の可能性
特に、標本を浮かんで静止しているように見えるため、インテリアとしてのみではなく、学術的な標本にも有効であり、色々な分野に使用するころができる。
1観賞用静止液浸標本
2容器
3支持台4
4オイル
5標本
6光源

Claims (7)

  1. 透明な容器内に、標本を固定した透明な支持体を入れるとともに、オイルを入れてなることを特徴とする観賞用静止液浸標本
  2. 前記容器と前記支持体と前記オイルがほぼ同一の屈折率であることを特徴とする請求項1記載の観賞用静止液浸標本
  3. 前記容器がガラスで、前記支持体がポリプロピレンで、前記オイルが流動パラフィンであることを特徴とする請求項1または2記載の観賞用静止液浸標本
  4. 前記標本は、保存処理済みの動植物であることを特徴とする請求項1、2または3記載の観賞用静止液浸標本
  5. 前記容器の底面に光源を設けたことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の観賞用静止液浸標本
  6. 前記支持体がパイプ状、ひも状、板状であることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の観賞用静止液浸標本
  7. 前記容器のガラスの表面に紫外線をカットする塗装またはコーティングを施してなることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の観賞用静止液浸標本
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019111789A (ja) * 2017-12-26 2019-07-11 理絵 興津 装飾置物の製造方法

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