JP2018163549A - ウェアラブル端末、安否確認システム、安否確認方法およびプログラム - Google Patents

ウェアラブル端末、安否確認システム、安否確認方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】繁雑な操作を行うことなく安否の報告を行う。【解決手段】サーバ装置30は、安否の報告を要求する要求メッセージを携帯端末10へ送信する。携帯端末10は、要求メッセージを受信すると、安否の報告を要求する音声メッセージを出力する。ユーザは、安否の状態に応じて携帯端末10を叩く。携帯端末10は、携帯端末10を3回叩く動作を検出した場合、「異変あり」の安否情報を生成し、携帯端末10を1回叩く動作を検出した場合、「異変なし」の安否情報を生成する。携帯端末10は、生成した安否情報をサーバ装置30へ送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、ウェアラブル端末、安否確認システム、安否確認方法およびプログラムに関する。
監視のための技術として、例えば特許文献1には、ヘルメットに装着したカメラおよびインターカムからの映像信号および音声信号をウェストポーチに収納したエンコードサーバで記録することで、装着者が移動しながら映像および音声を記録するシステムが開示されている。また、特許文献1には、通信回線網を介してエンコードサーバがセンターサーバと双方向の通信を行うことが開示されている。
特開2006−148842号公報
施設やイベントに係わる警備員やスタッフは、定期的に送信される報告要請に応じて、携帯している装置で定期的に監視センタへ報告を行うが、定期的に報告を行う度に携帯している装置を操作して報告を行うのは繁雑である。また、携帯している装置を操作して報告を行う場合、報告を行うための動作により、警備員やスタッフの目視による監視が一時的に中断されることにもなり得る。
本発明は、繁雑な操作を行うことなく安否の報告を行う技術を提供すること目的とする。
本発明は、自端末に加えられた外力を検出するセンサと、自端末を装着したユーザに対して前記センサを利用した安否報告処理の実行を報知する報知手段と、前記センサで検出した前記外力に基づいて安否情報を監視センタへ送信する前記安否報告処理を実行する処理手段とを備えるウェアラブル端末を提供する。
本発明においては、前記センサによる検出結果に基づいて前記ユーザの運動状態を判定する運動状態判定手段を有し、前記処理手段は、判定された前記運動状態が運動中でないときに前記安否報告処理を実行する構成としてもよい。
また、本発明においては、前記処理手段は、前記運動状態判定手段により判定された運動状態が運動中の場合、当該運動中の状態が解消された後に前記安否報告処理を実行する構成としてもよい。
また、本発明においては、前記センサは、自端末に加えられた衝撃または振動を検出する手段であり、前記処理手段は、所定の衝撃または振動が検出された場合、安全である旨を示す前記安否情報を送信する構成としてもよい。
また、本発明は、自端末に加えられた外力を検出するセンサと、自端末を装着したユーザに対して前記センサを利用した安否報告処理の実行を報知する報知手段と、前記センサで検出した前記外力に基づいて安否情報を監視センタへ送信する前記安否報告処理を実行する処理手段とを備えるウェアラブル端末と、前記安否情報を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した安否情報に基づいて前記ユーザの安否を判定する安否判定手段とを有する監視装置と、を備える安否確認システムを提供する。
また、本発明は、自端末を装着したユーザに対してセンサを利用した安否報告処理の実行を報知する報知ステップと、前記センサで検出した外力に基づいて安否情報を監視センタへ送信する前記安否報告処理を実行する処理ステップとを備える安否確認方法を提供する。
また、本発明は、コンピュータを、自端末を装着したユーザに対してセンサを利用した安否報告処理の実行を報知する報知手段と、前記センサで検出した外力に基づいて安否情報を監視センタへ送信する前記安否報告処理を実行する処理手段として機能させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、繁雑な操作を行うことなく安否の報告を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る画像監視システム1を示した図。 ユーザが携帯端末10を身に付けている状態を示した図。 携帯端末10のハードウェア構成を示したブロック図。 携帯端末10の機能構成を示したブロック図。 サーバ装置30のハードウェア構成を示したブロック図。 サーバ装置30の機能構成を示したブロック図。 制御部101が行う処理の流れを示したフローチャート。
図1は、本発明の一実施形態に係る安否確認システムを利用した画像監視システムの一例を示した図である。画像監視システム1は、例えばイベントにおける不審人物や不審物の監視、イベントにおける不審人物や不審物の監視を行う者の安否確認に用いられる。なお、画像監視システム1は、イベントにおける監視だけではなく、施設における不審人物や不審物の監視にも適用できる。
通信網2は、インターネットや固定電話網、音声通信やデータ通信などの通信サービスを提供する移動体通信網などを含む。通信網2には、携帯端末10が無線によって接続される。なお、通信網2には、複数の携帯端末10を接続可能であるが、図においては図面が煩雑になるのを防ぐため、一つの携帯端末10のみを示している。
本実施形態に係る携帯端末10は、例えばスマートフォンである。携帯端末10は、イベントの監視員およびスタッフが使用する。警備員は、例えばイベントの警備を行う事業者により雇用された人物である。スタッフは、例えば、イベントの運営に係る者やイベントを支援する者である。以下、説明の便宜上、警備員およびスタッフをユーザと称する。
携帯端末10は、イベントが行われている監視エリアを内蔵カメラで撮影するため、ユーザの身体または衣服に装着される。図2は、ユーザが携帯端末10を身に付けている状態の一例を示した図である。ユーザが着用しているベストBには、携帯用ケース60が取り付けられ、携帯端末10は、この携帯用ケース60に保持される。携帯端末10は、図2に示したようにユーザが身に付けた状態で利用される端末であり、本発明に係るウェアラブル端末の一例である。携帯端末10は、ユーザに装着された状態で内蔵カメラによる周囲の撮影が可能なように、内蔵カメラのレンズが携帯用ケース60から露出している状態で収容される。携帯端末10は、ユーザに装着された状態で、監視用にユーザの周囲を内蔵カメラで常時または断続的に撮影し、撮影した画像を監視センタ20に送信する。
監視センタ20は、例えばイベントの警備を行う事業者により運営される施設である。監視センタ20には、サーバ装置30と操作端末40が設置される。サーバ装置30は、本発明に係る監視装置の一例であり、通信網2と、監視センタ20内に設けられたLAN(Local Area Network)50に接続されたコンピュータ装置である。サーバ装置30は、通信網2を介して携帯端末10と通信を行い、携帯端末10に対して情報の送信および受信を行う。サーバ装置30は、複数のユーザが装着する各々の携帯端末10から受信した監視用の画像を解析することで、不審者や不審物の存在など監視エリアに発生した異常事象を検出する。
操作端末40は、LAN50に接続されたコンピュータ装置であり、サーバ装置30にアクセスするクライアント端末として機能する。操作端末40は、例えば、デスクトップ型またはラップトップ型のパーソナルコンピュータである。操作端末40は、監視センタ20にて各ユーザを統括する管制員により操作され、サーバ装置30が受信した複数の監視用の画像のマルチ画面表示や、異常事象の発生の管制員への報知を行う。なお、図1においては、一つの操作端末40を示しているが、LAN50には複数の操作端末40が接続可能である。
(携帯端末10の構成)
図3は、携帯端末10のハードウェア構成を示した図である。通信部105は、通信網2を介した通信を行う通信インターフェースである。オーディオ部107は、マイクロフォンとスピーカを有しており、音と音声の放音および収音を行う。タッチパネル103は、表示装置の一例である液晶ディスプレイと、表示装置の表面において指の接触を検知するセンサとを組み合わせた装置である。タッチパネル103は、文字やGUI(Graphical User Interface)などを表示する。また、タッチパネル103は、ユーザが指で触れた位置をセンサで検出する。
センサ部108は、携帯端末10に加えられた外力を検出するための手段であり、本実施形態では、三軸の加速度センサを有する。センサ部108は、加速度センサが測定した加速度を表す信号を制御部101へ出力する。撮影部109は、所謂携帯端末10の内蔵カメラであり、撮像素子と、撮像素子に像を結像するレンズを有する。撮影部109は、撮像素子に結像した像を表す画像情報を生成し、生成した画像情報を制御部101へ出力する。本実施形態においては、撮影部109は、携帯端末10の背面、即ちタッチパネル103を備える面とは反対側の面に設けられている。
記憶部102は、不揮発性メモリーを有しており、オペレーションシステムのプログラムやアプリケーションプログラムを記憶する。本実施形態においては、記憶部102は、ユーザの予め定められた動作の検出、サーバ装置30への情報の送信およびサーバ装置30から送信された情報の受信を行うアプリケーションプログラムを記憶している。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)およびRAM(Random Access Memory)を有する。制御部101は、記憶部102に記憶されているオペレーションシステムのプログラムやアプリケーションプログラムを実行する。オペレーションシステムのプログラムを実行した制御部101は、タッチパネル103が検出した指の位置と、タッチパネル103で表示されている画面に応じてユーザの操作を特定し、特定した操作に応じて各部の制御や各種処理を実行する。
本実施形態においては、制御部101は、記憶部102に記憶されている画像監視アプリケーションプログラムと安否報告アプリケーションプログラムを実行する。監視用アプリケーションプログラムは、タッチパネル103へのユーザの操作に応じて実行される。監視用アプリケーションプログラムを実行している制御部101は、撮影部109による撮影を行い、撮影部109で得られた画像情報を処理し、監視センタ20のサーバ装置30に順次送信する。安否報告アプリケーションプログラムは、サーバ装置30から送信された安否確認の要求メッセージの受信や、予め登録されたスケジュールに応じて実行される。安否報告アプリケーションプログラムを実行している制御部101は、センサ部108により検出された携帯端末10に加えられた外力に基づき、監視センタ20のサーバ装置30へ安否報告を行う。
図4は、制御部101が安否報告アプリケーションプログラムを実行することにより実現する機能のうち、本発明に係る機能の構成を示したブロック図である。本発明に係る報知手段の一例である報知部1001は、オーディオ部107を制御し、センサ部108を利用した安否報告処理の実行をユーザに報知する。本発明に係る処理手段の一例である処理部1002は、センサ部108の検出結果に基づいて、安否情報を監視センタ20へ送信する安否報告処理を実行する。本発明に係る運動状態判定手段の一例である運動状態判定部1003は、センサ部108の検出結果に基づいてユーザの運動状態を判定する。
(サーバ装置30の構成)
図5は、サーバ装置30のハードウェア構成を示した図である。通信部305は、通信網2を介した通信と、LAN50を介した通信を行う通信インターフェースとして機能する。記憶部302は、ハードディスク装置を有しており、オペレーティングシステムのプログラムやアプリケーションプログラムを記憶している。本実施形態においては、記憶部302は、携帯端末10への情報の送信および携帯端末10から送信された情報の受信を行うアプリケーションプログラムを記憶している。また、記憶部302には、携帯端末10から受信した画像情報を携帯端末10ごとに記憶する。また、記憶部302は、ユーザの安否の報告を携帯端末10のユーザへ指示するスケジュールを表すスケジュール情報を記憶している。例えば、スケジュール情報は、毎正時の時刻の情報を含む。スケジュール情報はユーザごとに設定してもよい。さらに、記憶部302は、携帯端末10から受信した安否情報をユーザごとに記憶する。
制御部301は、CPU(Central Processing Unit)およびRAM(Random Access Memory)を有する。制御部301は、記憶部302に記憶されているオペレーションシステムのプログラムやアプリケーションプログラムを実行する。オペレーションシステムのプログラムを実行した制御部301は、実行しているプログラムに従って各部の制御や各種処理を実行する。
制御部301は、携帯端末10から送信されてくる監視用の画像情報について、異常検出処理を行う。異常検出処理において、制御部301は、監視用の画像情報を解析して不審者や不審物を検出する。不審者や不審物の検出方法については公知の画像解析技術を適用可能であり、ここでの説明は省略する。
図6は、制御部301がアプリケーションプログラムを実行することにより実現する機能のうち、本発明の安否確認に係る機能の構成を示したブロック図である。送信部3001は、スケジュール情報で定められた時刻になると、安否の報告を要求する要求メッセージを、通信部305を制御して携帯端末10へ送信する。本発明に係る受信手段の一例である受信部3002は、携帯端末10から送信される安否情報を受信する。本発明に係る安否判定手段の一例である安否判定部3003は、受信部3002が受信した安否情報に基づいてユーザの安否を判定する。
(実施形態の動作例)
次に本実施形態の動作例について説明する。イベント監視の配置についたユーザは、携帯端末10を操作して監視用アプリケーションを起動させた状態で、携帯端末10を装着する。携帯端末10は、ユーザが向いている方向を撮影部109で常時撮影し、撮影部109が生成した画像情報をサーバ装置30へ送信する。サーバ装置30は、複数の携帯端末10から送信される画像情報を取得する。サーバ装置30は、取得した画像情報に対して異常検出処理を実行し、画像解析により不審者等の異常事象が検出された場合、操作端末40へ異常事象が発生した旨を通知し、異常内容を表示させる。また、操作端末40は、サーバ装置30が取得した複数の画像情報が表す画像を、マルチ画面上に表示する。これにより、監視センタ20の管制員は、携帯端末10のユーザが監視している場所の映像を見ることができる。
サーバ装置30は、スケジュール情報で定められた時刻になると、安否の報告を要求する要求メッセージを携帯端末10へ送信する。携帯端末10は、サーバ装置30が送信した要求メッセージを受信する。
要求メッセージを受信した制御部101は、安否報告アプリケーションを起動し、図7に示した安否報告処理を実行する。まず制御部101は、センサ部108が出力する信号に基づいて、ユーザの運動状態を判定し、ユーザが運動中であるか判断する(ステップSA1)。運動中とは、例えば、歩いている状態や走っている状態、身体を動かしている状態などを含む。制御部101は、センサ部108から供給される信号に基づいて、センサ部108で検出された各軸の加速度をスカラー化した値を運動値として求め、その運動値の大きさが閾値未満の状態が所定時間(例えば3秒間)継続している場合、ユーザは運動中ではないと判定し、閾値未満の状態が所定時間継続していない場合には、ユーザは運動中であると判定する。なお、ユーザが運動中であるか否かの判断方法については、上述の方法に限定されるものではなく、加速度センサを用いた周知の判断方法を用いることができる。
制御部101は、ユーザが運動中であると判断した場合(ステップSA1でYES)、オーディオ部107を制御し、安否報告のタイミングが到来したこと、および、安否報告動作のために運動を停止するよう指示する音声メッセージ(例えば「安否報告時刻です。一旦静止してから安否報告を行ってください」)を放音し(ステップSA2)、処理の流れをステップSA1へ戻す。
また、制御部101は、ユーザが運動中ではないと判断した場合(ステップSA1でNO)、オーディオ部107を制御し、安否報告の実行をユーザに報知する音声メッセージ(例えば「安否報告を行ってください」)を放音するとともに(ステップSA3)、安否報告のための予め定められた動作(安否確認動作)の検出処理を開始する(ステップSA4)。ユーザは、ステップSA3の音声メッセージを聞くことで安否報告処理が開始されたこと、即ち、携帯端末10が安否報告動作の受付状態になったことを認識し、現在の状況に応じて安否報告動作を行う。ここで、安否報告動作は、携帯端末10のタッチパネル103等を操作することではなく、例えば、携帯端末10に外力を付加するために携帯端末10の筐体を軽く叩く動作であり、ユーザは自身の安否状況に応じて叩き方を異ならせることで安否報告を行う。
ステップSA4において、制御部101は、センサ部108から出力される信号に基づいて、ユーザの安否報告の動作を検出する。制御部101は、センサ部108から出力される信号が表す加速度に基づいて、携帯端末10に作用する外力を解析し、携帯端末10を叩く動作を検出する。例えば、ユーザは、特に異変なく通常の監視を行えている場合は、携帯端末10を1回叩き、自身の体調悪化や、周囲に異変が生じている場合には、携帯端末10を3回叩く。制御部101は、センサ部108で検出された信号に基づいて、各軸の加速度をスカラー化した値を時系列に繋いだ波形から加速度のピーク値を抽出し、閾値以上であるピーク値が検出された場合、ユーザによる1回の叩き動作があったと判定する。なお、携帯端末10の表面に対して垂直方向など、所定方向に対する加速度を対象にピーク値の抽出および叩き動作の判定を行ってもよい。
制御部101は、検出した衝撃に基づいて安否報告の動作を特定し、特定した動作に基づいて安否情報を生成する(ステップSA5)。具体的には、制御部101は、最初の叩き動作を検出してから所定期間(例えば5秒間)以内における叩き動作の検出回数をカウントする。制御部101は、最初の叩き動作を含め、カウントした検出回数が3回または3回以上であった場合、即ち、携帯端末10を少なくとも3回叩く動作を検出した場合、異変が生じていることを表す「異変あり」の安否情報を生成する。また、制御部101は、最初の叩き動作を含め、カウントした検出回数が1回の場合、即ち、携帯端末10を1回叩く動作を検出した場合、異変が生じていないことを表す「異変なし」の安否情報を生成する。なお、制御部101は、最初の叩き動作を検出してから所定時間(例えば2秒間)以内に次の叩き動作の検出がなければ、検出処理を終了して「異変なし」の安否情報を生成してもよい。続いて、制御部101は、携帯端末10の識別情報およびステップSA5で生成した安否情報を、通信部105を制御してサーバ装置30へ送信する(ステップSA6)。
サーバ装置30は、携帯端末10が送信した安否情報と識別情報を受信する。サーバ装置30は、受信した安否情報を、識別情報から特定される携帯端末10を所持するユーザのユーザ名および安否情報を受信した日時を対応付けて記憶部302に記憶させる。
サーバ装置30は、携帯端末10から「異変あり」の安否情報を受信した場合、または、要求メッセージを送信してから予め定められた時間が経過するまでの間に携帯端末10から安否情報が送信されなかった場合、当該携帯端末10のユーザについて安否異常が発生したと判定する。そして、サーバ装置30は、安否異常が発生したことを、該当する携帯端末10の識別情報、ユーザ名、日時とともに、操作端末40へ通知する。操作端末40は、安否異常の通知を受信すると、安否異常を通知するメッセージ、受信したユーザ名および日時を表示するとともに、当該ユーザの位置などの勤務ステータスを示す情報を表示する。
なお、サーバ装置30は、安否異常が発生した場合だけでなく、受信したすべての安否情報を操作端末40に通知し、安否情報の一覧を表示させてもよい。また、サーバ装置30は、要求メッセージを送信してから予め定められた時間が経過するまでの間に安否報告がなかった場合、「異変あり」とは区別して「無応答」として記憶部302に安否報告結果を記憶し、操作端末40へ安否異常を通知してもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、ユーザが携帯端末10を操作するためのインターフェースを直接操作しなくても、ユーザの安否を監視センタ20へ報告することができる。これにより、安否報告にかかる監視業務への影響を低減することができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態および以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
携帯端末10は、スマートフォンに限定されるものではなく、通信網2を介した通信が可能であればよい。例えば、携帯端末10は、フィーチャーフォン、タブレット端末であってもよい。また、携帯端末10は、ユーザが着用する衣服に一体化したもの、眼鏡型のもの、頭部に装着する形状のもの、腕に装着する形状のものなどであってもよい。また、携帯端末10は、撮影部109と通信部105とが別体に構成されてもよく、この場合、撮影部109がユーザの周囲を撮影可能なように装着される。
本発明においては、携帯端末10は、サーバ装置30から送信される要求メッセージの受信に応じて、図7の安否報告処理を行っているが、要求メッセージの受信とは異なる契機で、安否報告処理を開始してもよい。例えば、携帯端末10は、上述のスケジュール情報を記憶し、スケジュール情報で定められた時刻になると、安否報告処理を実行してもよい。また、サーバ装置30から発行される要求メッセージは、操作端末40を介した管制員の指示操作に応じて送信されてもよい。
上述した実施携帯においては、携帯端末10は、加速度センサを用いて携帯端末10の筐体を叩く動作を検出して安否報告を行う構成としたが、振動センサなど他のセンサを用いて叩く動作を検出する構成としてもよい。また、ユーザが行う安否報告の動作は、携帯端末10を身体に装着した状態で筐体に外力が作用したことを認識できる動作であれば、上述した実施形態で説明した叩く動作に限定されるものではない。上述した実施形態においては、制御部101は、携帯端末10を叩く動作に応じて安否情報を生成しているが、叩く動作に替えて、例えば、センサ部108にて検出された加速度から携帯端末10を振る動作を検出し、検出した動作に応じて安否情報を生成してもよい。この場合、制御部101は、振る動作により発生した、第1方向の加速度のピークおよび第1方向と反対向きの第2方向の加速度のピークをセットで検出すると、この検出したセットを1回の振る動作としてカウントする。制御部101は、例えば、携帯端末10を3回振る動作を検出した場合、「異変あり」の安否情報を生成し、携帯端末10を1回振る動作を検出した場合、「異変なし」の安否情報を生成してもよい。
また、携帯端末10の筐体に加えられた圧力を検出する感圧センサをセンサ部108に設け、感圧センサで検出した圧力に応じて安否情報を生成してもよい。感圧センサは、例えば、タッチパネル103への押圧を検出するセンサとして構成することができる。この場合、制御部101は、例えば、携帯端末10を3回押す動作を検出した場合、「異変あり」の安否情報を生成し、携帯端末10を1回押す動作を検出した場合、「異変なし」の安否情報を生成してもよい。なお、携帯端末10の所定の箇所に圧電素子を配置するなど、他のセンサを用いて上述の押す動作を検出する構成としてもよい。
本発明においては、センサ部108を加速度センサに替えてジャイロセンサで構成し、ジャイロセンサで検出された携帯端末10の傾きに応じて安否情報を生成してもよい。この場合、制御部101は、携帯端末10が垂直な状態(ユーザが直立の状態)から所定の側に一定の角度以上傾いた回数または時間に基づき、安否情報を生成する。例えば、制御部101は、携帯端末10が垂直な状態から前面側に30度以上傾いたことを検出した後に5度未満の傾きに戻ったことを検出すると、ユーザによる携帯端末10の傾け動作としてカウントし、傾け動作の検出回数が1回の場合は「異変なし」の安否情報を生成し、傾け動作の検出回数が3回の場合は「異変あり」の安否情報を生成する。また上述の構成に替えて、制御部101は、1回の傾け動作に掛かった時間が1秒未満の場合は「異変なし」の安否情報を生成し、1回の傾け動作に掛かった時間が1秒以上の場合は「異変あり」の安否情報を生成してもよい。あるいは、制御部101は、携帯端末10が垂直な状態から傾く方向に応じて安否情報を生成してもよい。例えば、携帯端末10が垂直な状態から背面側へ30度以上傾いたことを検出した場合は「異変あり」の安否情報を生成し、前面側へ30度以上傾いたことを検出した場合には「異変なし」の安否情報を生成してもよい。なお、加速度センサと地磁気センサを用いるなど、他のセンサにて上述の傾け動作を検出する構成としてもよい。
本発明においては、携帯端末10は、生成した安否情報の内容をユーザに知らせる構成であってもよい。例えば、携帯端末10は、生成した安否情報の内容を音声でユーザに伝える構成であってもよい。
1…画像監視システム、2…通信網、10…携帯端末、20…監視センタ、30…サーバ装置、40…操作端末、50…LAN、60…携帯用ケース、101…制御部、102…記憶部、103…タッチパネル、105…通信部、107…オーディオ部、108…センサ部、109…撮影部、301…制御部、302…記憶部、305…通信部、1001…報知部、1002…処理部、1003…運動状態判定部、3001…送信部、3002…受信部、3003…安否判定部、B…ベスト

Claims (7)

  1. 自端末に加えられた外力を検出するセンサと、
    自端末を装着したユーザに対して前記センサを利用した安否報告処理の実行を報知する報知手段と、
    前記センサで検出した前記外力に基づいて安否情報を監視センタへ送信する前記安否報告処理を実行する処理手段と
    を備えるウェアラブル端末。
  2. 前記センサによる検出結果に基づいて前記ユーザの運動状態を判定する運動状態判定手段を有し、
    前記処理手段は、判定された前記運動状態が運動中でないときに前記安否報告処理を実行する
    請求項1に記載のウェアラブル端末。
  3. 前記処理手段は、前記運動状態判定手段により判定された運動状態が運動中の場合、当該運動中の状態が解消された後に前記安否報告処理を実行する
    請求項2に記載のウェアラブル端末。
  4. 前記センサは、自端末に加えられた衝撃または振動を検出する手段であり、
    前記処理手段は、所定の衝撃または振動が検出された場合、安全である旨を示す前記安否情報を送信する
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のウェアラブル端末。
  5. 自端末に加えられた外力を検出するセンサと、
    自端末を装着したユーザに対して前記センサを利用した安否報告処理の実行を報知する報知手段と、
    前記センサで検出した前記外力に基づいて安否情報を監視センタへ送信する前記安否報告処理を実行する処理手段と
    を備えるウェアラブル端末と、
    前記安否情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した安否情報に基づいて前記ユーザの安否を判定する安否判定手段と
    を有する監視装置と、
    を備える安否確認システム。
  6. 自端末を装着したユーザに対してセンサを利用した安否報告処理の実行を報知する報知ステップと、
    前記センサで検出した外力に基づいて安否情報を監視センタへ送信する前記安否報告処理を実行する処理ステップと
    を備える安否確認方法。
  7. コンピュータを、
    自端末を装着したユーザに対してセンサを利用した安否報告処理の実行を報知する報知手段と、
    前記センサで検出した外力に基づいて安否情報を監視センタへ送信する前記安否報告処理を実行する処理手段
    として機能させるためのプログラム。
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