JP2018163504A - 対話制御装置及び対話システム - Google Patents
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Abstract
【課題】顧客と適切な対話を行うことができる対話制御装置を提供する。【解決手段】対話制御装置は、飲食店に入店した顧客との対話を行う対話シナリオ情報であって、前記顧客の前記飲食店における滞在状態に応じた対話シナリオ情報を取得する、情報取得部と、前記情報取得部で取得された対話シナリオ情報に基づいて、前記顧客との対話を行う、対話制御部と、前記顧客との対話内容に基づいて、前記顧客の前記飲食店内における滞在状態を判断する、滞在状態判断部と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、対話制御装置及び対話システムに関する。
近年、レストランその他公共施設において、来場客の案内役としてヒューマノイド型ロボットを活用する事例が見られる。このようなロボットとのコミュニケーション(対話)を専用の操作端末を用いて行う技術が検討されており、この技術によれば、ユーザは、操作端末を介してロボットとの対話を楽しんだり、案内情報を入手したりすることができる。
具体的には、テーブル席に設置されたロボットと、直接的あるいはタブレット等を介して間接的に対話を行うサービスが考えられる。この場合、お薦めメニューを提示したり、雑談をしたりすることにより顧客の満足度を向上させることができる。
しかしながら、このようなサービスの提供をしても、対話が現在の状況、例えば、注文前である状況、注文後であり飲食物が提供前である状況、食事中である状況等に見合ったものでないと、対話がちぐはぐなものとなり、却って顧客の満足度を下げることにもなりかねない。
そこで、本発明は、顧客と適切な対話を行うことができる対話制御装置及び対話システムを提供するものである。
一実施形態に係る対話制御装置は、飲食店に入店した顧客との対話を行う対話シナリオ情報であって、前記顧客の前記飲食店における滞在状態に応じた対話シナリオ情報を取得する、情報取得部と、前記情報取得部で取得された対話シナリオ情報に基づいて、前記顧客との対話を行う、対話制御部と、前記顧客との対話内容に基づいて、前記顧客の前記飲食店内における滞在状態を判断する、滞在状態判断部と、を備える。
前記情報取得部は、前記滞在状態判断部が判断した前記顧客の滞在状態に基づいて、対話シナリオ情報を取得してもよい。
前記滞在状態判断部が判断する前の前記顧客の滞在状態と、前記滞在状態判断部が判断した前記顧客の現在の滞在状態とが異なっている場合に、前記顧客の現在の滞在状態を、前記顧客の滞在状態として更新する、滞在状態更新部をさらに備えていてもよく、前記情報取得部は、前記滞在状態更新部が更新した前記顧客の滞在状態に基づいて、対話シナリオ情報を取得してもよい。
前記滞在状態判断部が判断する前記顧客の滞在状態は、時間の経過により変化する状態であってもよい。
前記滞在状態判断部が判断する前記顧客の滞在状態は、前記顧客が前記飲食店に入店、又は、着席してから飲食物を注文するまでの状態と、前記顧客が注文した飲食物が提供されるのを待っている状態と、前記顧客が飲食物の飲食を完了するまでの状態と、前記顧客が飲食物の飲食を完了してから退店するまでの状態と、のうち、少なくとも1つの状態を含んでいてもよい。
前記滞在状態判断部は、前記顧客との対話内容がメニューに関する情報から他の情報へと遷移した場合、前記顧客の滞在状態を、前記顧客が注文した飲食物が提供されるのを待っている状態であると判断してもよい。
それぞれの異なる複数の対話シナリオ情報を蓄積するシナリオ蓄積部を備え、前記情報取得部は、前記顧客の滞在状態に応じた対話シナリオ情報を、前記シナリオ蓄積部から取得してもよい。
前記情報取得部は、前記顧客の滞在状態に応じた対話シナリオ情報を、通信ネットワークを介して取得してもよい。
一実施形態に係る対話システムは、指示信号に応じた動作を行う、ロボットと、前記ロボットが飲食店に入店した顧客との対話を行う対話シナリオ情報であって、前記顧客の前記飲食店における滞在状態に応じた対話シナリオ情報を取得する、情報取得手段と、前記情報取得手段で取得された対話シナリオ情報に基づいて、前記ロボットが前記顧客との対話を行う指示信号を制御する、対話制御手段と、前記顧客と前記ロボットとの対話内容に基づいて、前記顧客の前記飲食店内における滞在状態を判断する、滞在状態判断手段と、を備える。
前記指示信号を生成して前記ロボットに送信する操作端末であって、前記情報取得手段及び前記対話制御手段を少なくとも備える、端末装置をさらに備え、前記顧客と前記ロボットが前記操作端末を介して前記顧客の滞在状態に応じた対話をしてもよい。
本発明によれば、顧客と適切な対話を行うことができる。
以下、本発明の実施形態に係る対話システムの構成及び作用について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態は、本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。また、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号又は類似の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率は、説明の都合上実際の比率とは異なる場合や、構成の一部が図面から省略される場合がある。
図1は、本発明の実施形態による対話システム1を示すブロック図である。図1に示すように、対話システム1は、ロボット2と、ロボット制御装置の一例である操作端末3と、ハンディ端末4と、POS(Point Of Sales)システムなどの店舗管理装置5と、を備える。対話システム1は、例えば、飲食店の顧客(以下、ユーザと呼ぶ)が、ロボット2を操作する操作端末3を介してロボット2と対話をするためのシステムである。ハンディ端末4は、例えば、店舗スタッフが所持している注文端末であり、店舗スタッフは、ユーザから注文を受けた場合、ハンディ端末4を介して注文を店舗管理装置5へと送信する。
図1におけるロボット2は、人間に似た外観及び対話機能を有する機械、すなわちヒューマノイドである。なお、ロボット2は、動物やキャラクタなどの人間と非類似の外観を有していてもよい。また、ロボット2は、表示部35に表示された画像による仮想的なロボットであってもよい。
(ロボット2)
図1に示すように、ロボット2は、ロボット駆動部21と、駆動制御部の一例である、ロボット制御部22と、を有する。ロボット2は、商用電源から供給される電力によって駆動するものであってもよいし、電池等のバッテリにより駆動するものであってもよい。
図1に示すように、ロボット2は、ロボット駆動部21と、駆動制御部の一例である、ロボット制御部22と、を有する。ロボット2は、商用電源から供給される電力によって駆動するものであってもよいし、電池等のバッテリにより駆動するものであってもよい。
ロボット駆動部21は、ロボット2の発話音声を出力する音声出力装置を備える。ロボット駆動部21を必要に応じて駆動させることにより、ユーザとの対話を行うためにロボット2に発話させることができる。ロボット駆動部21には、ロボット制御部22から、ロボット駆動部21の駆動を制御する駆動制御信号が入力される。ロボット駆動部21は、駆動制御信号に応じて駆動される。なお、ロボット駆動部21は、他に、自由度を有するロボット2の部位を駆動するアクチュエータや、ロボット2の眼球部を点灯させる点灯装置等を有していてもよい。
ロボット制御部22は、指令信号の一例であるロボット制御コマンドを操作端末3から受信する。ロボット制御部22は、受信したロボット制御コマンドに基づいて、上述の駆動制御信号を生成し、生成された駆動制御信号をロボット駆動部21へと出力する。すなわち、ロボット2は、ロボット制御コマンドに応じて動作することができる。なお、ロボット2を発話させるためのコマンドには、発話内容を示すデータ(後述するシナリオデータ)が含まれる。
ロボット制御部22は、例えば、アプリケーションプログラムやこれを動作させるオペレーティングシステムなどのソフトウェアが記憶された少なくとも1つのメモリと、メモリに記憶されたソフトウェアを実行するCPU(Central Processing Unit)とを有し、メモリに記憶されたソフトウェアをCPUが実行することにより駆動制御信号を生成してもよい。
(操作端末3)
操作端末3は、ユーザが携帯する対話制御装置であり、例えば、タッチ機能を備えたタブレット端末である。この他、操作端末3は、スマートフォンや卓上のディスプレイ型の端末などでもよい。図1に示すように、操作端末3は、センサの一例である方位センサ31と、指令信号生成部及び送信部の一例である動作生成部32とを有する。操作端末3は、内蔵電池から供給される電力によって駆動される。
操作端末3は、ユーザが携帯する対話制御装置であり、例えば、タッチ機能を備えたタブレット端末である。この他、操作端末3は、スマートフォンや卓上のディスプレイ型の端末などでもよい。図1に示すように、操作端末3は、センサの一例である方位センサ31と、指令信号生成部及び送信部の一例である動作生成部32とを有する。操作端末3は、内蔵電池から供給される電力によって駆動される。
方位センサ31は、操作端末3の方位を示す方位検出信号を動作生成部32へと出力する。方位センサ31は、検出された操作端末3の方位を示す方位検出信号を動作生成部32へと出力し、動作生成部32は、例えば、この方位検出信号に基づいて操作端末3が存在する方向を向くように、ロボット2の姿勢を制御するためのロボット制御コマンドを生成する。
動作生成部32は、ロボット2の動作を制御するロボット制御コマンドを生成する。動作生成部32は、生成されたロボット制御コマンドを、例えば、Wi−Fiなどの無線通信を介してロボット制御部22へと送信する。ロボット制御部22は、動作生成部32からのロボット制御コマンドを受信し、受信されたロボット制御コマンドに応じた駆動制御信号をロボット駆動部21へと出力することにより、ロボット2の動作の制御を行う。
ロボット2の動作としては、音声を用いてユーザと会話を行う対話動作も含まれる。ユーザとロボット2との間での対話を行うための構成として、操作端末3は、上述の動作生成部32に加え、さらに、シナリオDB(データベース)33と、シナリオ制御部34と、表示部35と、タッチパネル等の入力部36と、音声出力部37とを備える。
シナリオDB33は、シナリオ蓄積部であり、ユーザとロボット2との間での対話を行うための複数の異なる対話シナリオ情報が蓄積されている。対話シナリオ情報は、複数の対話シナリオを含んでいる。対話シナリオとは、ユーザとロボット2との間でやりとりされる対話のストーリである。飲食店に入店したユーザは、入店してから退店するまでの間に複数の滞在状態を遷移する。そこでシナリオDB33には、遷移状態ごとに別個の対話シナリオが蓄積されている。また、ある滞在状態にて実行された対話シナリオの進行中に、顧客が操作端末3で複数の選択肢の中から特定の選択肢を選択した場合には、別の対話シナリオに切り替わる場合もあり得る。各対話シナリオは、ロボット2が対話(すなわち、発話)に用いるロボット側シナリオデータと、ユーザが対話(すなわち、操作端末3での選択)に用いるユーザ側シナリオデータとで構成されている。ユーザ側シナリオデータは、各対話シナリオにおけるロボット2の発話に対するユーザ側の選択肢等を集めたデータである。ユーザ側シナリオデータは、対話シナリオの進行に合わせて、操作端末3の表示部35に選択肢等を表示するために用いられる。ユーザは、表示された選択肢の中から特定の選択肢を入力部36にて選択することができる。
そして、ユーザ側シナリオデータに示される対話シナリオの選択肢のそれぞれに、互いに異なる新たな(下位の)ロボット側シナリオデータとユーザ側シナリオデータが交互にノードとして結合されたツリー構造を有する。ツリー構造のうち、最上位から最下位にわたる所定の一連のノード群は、例えば、典型的な対話に用いられる基本シナリオとして管理され、多のノード群は、基本シナリオを補正する補正シナリオとして管理されていてもよい。
例えば、飲食店向けの対話シナリオデータは、飲食店におけるユーザの滞在情報を示すステータスデータに応じて複数のシナリオ群に区分されていてもよい。ステータスデータとは、ユーザの滞在状態が変更されるユーザの行為を含むデータのことであり、例えば、ハンディ端末4から店舗スタッフにより送信され、又は、対話内容に基づき対話制御部345から送信される情報である。図1の例におけるステータスデータは、着席、注文、飲食物提供、食事終了、及び、会計の各行為をしたことを示す情報である。対話シナリオデータはこれらのステータスデータにより区分されるシナリオ群の中から提供される。
シナリオ制御部34は、ユーザの滞在状態に基づいてシナリオを制御する。図2は、操作端末3のシナリオ制御部34の構成を示すブロック図である。この図2に示すように、シナリオ制御部34は、受信部341と、滞在状態判断部342と、情報取得部343と、対話制御部345と、を備える。なお、この図2においては、図1に示される操作端末3内の方位センサ31及び音声出力部37は、簡単のため省略している。
操作端末3の受信部341は、例えば、店舗管理装置5から出力されたステータスデータを含む情報を受信する。ステータスデータは、例えば、飲食店の店舗スタッフが形態する注文用のハンディ端末4にて入力可能である。このステータスデータは、ハンディ端末4から店舗管理装置5に送信され、シナリオ制御部34の受信部341へと送信される。また、ステータスデータは、店舗管理装置5を経由せずに、ハンディ端末4から直接受信部341を介して操作端末3へと送信されるようにしてもよい。
なお、本実施形態においては、対話の中から滞在状態を判断するので、ハンディ端末4から送信されたステータスデータは、予備的に滞在状態を判断するために使われるものであってもよい。また、初期状態、すなわち、ユーザが入店又は着席した状態の場合に、滞在状態を初期化するためにハンディ端末4から入店又は着席した情報をステータスデータとして送信してもよい。このように、予備的に、ハンディ端末4を介して入力されたステータスデータから滞在状態を判断することにより、対話の中で滞在状態の変更が判断されなかった場合にも、ハンディ端末4から強制的に滞在状態を変更することが可能となる。
例えば、店舗スタッフがユーザを座席に案内した時点において、ユーザから注文が入った場合、店舗スタッフがユーザの注文をハンディ端末4に入力したタイミングにおいて、滞在状態を注文後であり飲食物の提供待ちの状態へと設定することが可能となる。また、別の例としては、ユーザとロボット2が対話中に、ユーザが店舗スタッフに対して注文をし、店舗スタッフがハンディ端末4にメニューを入力した場合、このタイミングで、滞在状態が注文前の状態であったとしても、強制的に注文後であり飲食物の提供待ち状態へと遷移するようにしてもよい。このようにすることにより、対話中では滞在状態は変化していないが、ユーザの行動により滞在状態が変化した場合にも対応することが可能となる。このように店舗スタッフにより滞在状態が更新された場合には、当該滞在状態に応じたオペレーションを行っている場合があるので、オペレーション指示を出さないようにしてもよい。
滞在状態判断部342は、ロボット2とユーザとの間で行われた対話情報に基づいて、ユーザの滞在状態を判断する。また、ハンディ端末4からのステータスデータの入力を受け付ける場合には、予備的に、受信部341が受信したステータスデータに基づいてユーザの滞在状態を判断するようにしてもよい。この滞在状態は、時間の経過とともに変化するユーザの状態を示す状態である。
情報取得部343は、シナリオDB33から、滞在状態判断部342が判断した滞在状態に応じた対話シナリオ情報を取得する。対話シナリオ情報とは、滞在状態により変化するシナリオ群の情報、又は、当該シナリオ群に含まれる個々のシナリオデータ等のことを言う。シナリオ群が存在せず、複数の対話シナリオのデータで対話シナリオ情報が構成されていてもよい。
シナリオ群とは、ユーザの滞在状態に適したシナリオデータの束であり、滞在状態に併せた種々のシナリオデータを含む。例えば、ユーザの滞在状態が注文前の状態である場合、シナリオ群には、それぞれの時刻に併せたメニューを提示するシナリオデータや、大人、子どもの人数により対話の内容や、話し方が変化するシナリオデータ、その他様々なシチュエーションに応じたシナリオデータが含まれている。また、同一の滞在状態であっても、操作端末3の操作に応じて選択されうる複数の対話シナリオデータを設けていてもよい。
情報取得部343は、滞在状態判断部342が判断したユーザの滞在状態に応じて対話するシナリオデータを取得するようにしてもよいし、情報取得部343がシナリオ群を取得した上で、当該シナリオ群から対話に用いるシナリオデータを選択して出力するようにしてもよい。シナリオ群から対話に用いるシナリオデータを選択するのは、情報取得部343であってもよいし、対話制御部345であってもよい。
対話制御部345は、ユーザの滞在状況に応じて取得した対話に用いるシナリオデータを含む情報を動作生成部32へと出力する。さらに、対話制御部345は、必要であれば、操作端末3の表示部35へと対話に用いるデータを出力してもよい。対話に用いるデータは、基本的には、ロボット側シナリオデータに応答するために使用するユーザ側シナリオデータの情報である。
なお、対話制御部345が出力するデータは、ユーザ側シナリオデータには限られず、ユーザがメニューを選択する際には、飲食物の画像や動画を表示部35へと出力するようにしてもよい。すなわち、対話に用いる言葉、文字に関する情報だけではなく、適宜、画像、動画等、表示に用いることのできるデータを表示部35へと出力するようにしてもよい。
また、これには限られず、必要に応じて操作端末3から音声を出力させたり、操作端末3を振動させたりしてもよく、この場合には、これらの音声データ、振動データ等を出力するようにしてもよい。また、ロボット2が音声を発する場合には、ロボット2が発する音声を文字として表示部35へと併せて出力するようにしてもよい。一方、ユーザは、表示部35に表示されているユーザ側シナリオデータに基づき、表示部35に表示された選択肢の中から、入力部36にて任意の選択を行う。
そして、対話制御部345は、ユーザに選択されたデータに応答するためのロボット側シナリオデータを表示部35、及び、動作生成部32へと出力する。この際、ユーザの選択を、音声出力部37を介して操作端末3から音声情報として出力するようにしてもよい。このように、対話制御部345により、ユーザとロボット2との対話が繰り返し行われる。以上の構成により、対話シナリオデータを用いてユーザとロボット2との間で対話を行うことができる。
(店舗管理装置)
店舗管理装置5は、店舗に存在するロボット2、操作端末3、ハンディ端末4、POS端末等その他の店舗内の装置類を総括して管理する装置である。
店舗管理装置5は、店舗に存在するロボット2、操作端末3、ハンディ端末4、POS端末等その他の店舗内の装置類を総括して管理する装置である。
店舗管理装置5は、送信部を備え、店舗内にある各装置へと必要となる情報を送信する。必要となるデータとは、例えば、シナリオ制御部34の滞在状態判断部342においてステータスデータから滞在状態を判断するステータスデータ等である。
また、店舗管理装置5は、受信部を備え、店舗内にある各装置から必要となる情報を受信する。必要となるデータとは、例えば、ハンディ端末4から送信されるステータスデータや、POS端末から送信される会計データ等である。さらに、これら送受信に用いるデータを格納しておくデータベースを店舗管理装置5内に備えていてもよい。
また、店舗管理装置5は、ユーザの滞在状態が変更された場合に、店舗スタッフへと変更された滞在状態に対応するオペレーションを指示するオペレーション指示部を備えていてもよい。店舗スタッフへのオペレーション指示は、ハンディ端末4に行うほか、店舗内の所定の位置にオペレーション指示を受ける表示板等を備えるようにし、当該表示板等に表示されるようにしてもよい。
さらに、店舗管理装置5は、その他の店舗に関する処理を行う。例えば、ハンディ端末4を介してユーザから注文を受けた場合、当該注文を厨房に伝えることにより、飲食物を調理するスタッフにユーザの注文を伝えることができる。さらに、ユーザからの注文情報をユーザと紐付けておくことにより、ユーザが退店する際にPOS端末において各ユーザの注文した飲食物に基づいて会計処理をすることも可能となる。
(滞在状態)
図3は、ロボット2とユーザとの対話から、シナリオデータの選択までの処理の様子を時系列と併せて模式的に表した図である。この図3において、実線の矢印は、データ及び信号の入出力、破線の矢印は、時間の経過を表す。上述した説明、及び、この図3に示されているように、シナリオデータ選択までの処理は、店舗管理装置5と、シナリオDB33と、シナリオ制御部34により実行される。
図3は、ロボット2とユーザとの対話から、シナリオデータの選択までの処理の様子を時系列と併せて模式的に表した図である。この図3において、実線の矢印は、データ及び信号の入出力、破線の矢印は、時間の経過を表す。上述した説明、及び、この図3に示されているように、シナリオデータ選択までの処理は、店舗管理装置5と、シナリオDB33と、シナリオ制御部34により実行される。
この図3を用いて滞在状態とシナリオ群の推移について説明する。まず、店舗スタッフの操作によりハンディ端末4に、ユーザが入店したという第1情報、又は、ユーザが着席したという第2情報がステータスデータ(滞在情報)として入力される。このステータスデータは、店舗管理装置5を介して操作端末3へと送信される。滞在状態判断部342は、このステータスデータが入力されると、ユーザの滞在状態を初期化し、ユーザが飲食店に入店、又は、着席してから注文をするまでの状態である滞在状態P1であると判断する。滞在状態判断部342は、情報取得部343へユーザの滞在状態が、滞在状態P1であることを通知する。
情報取得部343は、この滞在状態P1に応じたシナリオ群1に属するシナリオデータをシナリオDB33から取得し、ユーザとの対話を行う。
滞在状態P1において時間が経過し、ユーザとロボット2との間の対話からユーザが注文したい飲食物が決まったと滞在状態判断部342により判断されると、滞在状態判断部342は、ユーザが注文する飲食物を決定してから注文するまでの滞在状態である、あるいは、ユーザが注文した飲食物が提供されるのを待っている状態であると判断する。情報取得部343は、シナリオDB33から当該滞在状態に適したシナリオ群に属するシナリオ情報に基づいて動作生成部32を介して当該シナリオ情報に基づいた対話をロボット2に発話させるように制御する。
例えば、滞在状態は、この他に、ユーザが飲食物の飲食を完了する迄の状態、ユーザが飲食物の飲食を完了してから退店するまでの状態、ユーザが食後に会話を楽しんでいる状態、ユーザがデザートの注文をした状態等の状態を備えていてもよい。
上記のそれぞれの滞在状態に応じてシナリオ群が選択され、ユーザとロボット2との間の対話が為される。そして、変化した滞在状態に応じた対話シナリオの選択が情報取得部343により為される。
具体的には、ユーザが前記飲食店に入店、又は、着席してから注文する飲食物を決定するまでの滞在状態においては、シナリオ群1に属するシナリオデータが取得される。同じように、例えば、ユーザが注文する飲食物を決定してから注文するまでの滞在状態及びユーザが注文した飲食物が提供されるのを待っている滞在状態であれば、シナリオ群2から、ユーザが飲食物の飲食を完了するまでの滞在状態であれば、シナリオ群3から、ユーザが飲食物の飲食を完了してから退店するまでの滞在状態であれば、シナリオ群4からシナリオデータが取得される。
このように時間の経過により、ユーザの滞在状態は変化する。この滞在状態の変化は、ユーザとロボット2との対話に基づいて滞在状態判断部342が判断するか、あるいは、補助として、店舗スタッフの所持するハンディ端末4により強制的に変更される。また、滞在状態により、所定の時間が経過した場合には、次の滞在状態へと遷移するようにしてもよい。
なお、これらのシナリオ群と滞在状態との対応は、一例として示したものであり、他の滞在状態及びシナリオ群が追加されたり、また、上述した滞在状態を省略したり、結合したりしてもよい。
(動作例)
次に、上述した処理の流れについてフローチャートを用いて説明する。図4は、本実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。
次に、上述した処理の流れについてフローチャートを用いて説明する。図4は、本実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。
ユーザが来店し、着席すると、シナリオ制御部34は、店舗スタッフの所持するハンディ端末4を介して、ユーザの滞在情報が、ユーザが入店、又は、着席したステータスデータを取得する処理、すなわち、滞在情報の初期値の取得処理を行う(ステップS10)。例えば、ユーザが着席したタイミングで、店舗スタッフがハンディ端末4へ当該テーブルに対応する番号にユーザが着席した旨をステータスデータとして店舗管理装置5へと送信する。そして、店舗管理装置5から受信部341を介して滞在状態判断部342が当該ステータスデータを取得することにより行われる。
次に、滞在状態判断部342は、取得したステータスデータに基づいて、ユーザの滞在状態を判断する(ステップS11)。例えば、ユーザが着席した旨のステータスデータを受信した場合、滞在状態判断部342は、得られた滞在状態P1を、情報取得部343へと出力する。
次に、滞在状態判断部342は、ユーザの滞在状態が変更されたか否かを判定する(ステップS12)。例えば、未入店又は未着席の状態から滞在状態P1へと変更している場合、滞在状態判断部342は、新たな滞在状態へと遷移したと判定し(ステップS12:YES)、シナリオ群の選択ステップへと移行する。
滞在状態が変更されたと判定した滞在状態判断部342は、滞在状態が変更された旨を情報取得部343へと通知する。滞在状態が変更された旨が通知された情報取得部343は、更新された滞在状態に対応するシナリオ群を選択する(ステップS13)。例えば、滞在状態が、図3に示す滞在状態P1から滞在状態P2へと更新されたことが通知された場合、情報取得部343は、シナリオデータを取得するシナリオ群を、シナリオ群1からシナリオ群2へと変更する。
次に、情報取得部343は、選択したシナリオ群から対話シナリオを取得する(ステップS14)。このように、情報取得部343は、滞在状態に基づき適切なシナリオ群に属するシナリオデータを取得する。
次に、情報取得部343は、取得したシナリオデータを対話制御部345へと送信し、対話制御部345は、受信したシナリオデータに基づいて対話動作を行い、ロボット2は、ユーザとの対話動作へと移行する(ステップS15)。なお、滞在状態が変更されていなかった場合(ステップS12:NO)は、シナリオ群の選択及びシナリオの取得を行うことなく対話動作が継続される。
次に、対話制御部345は、対話内容に基づいてステータスデータを取得する(ステップS15)。ステータスデータは、例えば上述したように、ユーザが注文するメニューを決定した状態、ユーザへと飲食物が提供された状態、ユーザが飲食を完了した状態、ユーザが退店しようとしている状態等の状態を示すデータである。
次に、対話制御部345は、対話内容に基づいて対話を終了させるか否かを判定する(ステップS16)。対話動作を終了させると判定した場合(ステップS16:YES)、例えば、ユーザが対話を終わらせる旨の選択をした場合や、会計をする滞在状態となった場合、対話動作を終了する。一方、対話動作を終了させないと判定した場合(ステップS16:NO)、ステップS15において取得したステータスデータに基づき、ステップS11からの動作を繰り返すことにより、対話を継続させる。
次に、対話の流れ及び滞在状態の判断について、図を用いてより具体的に説明する。
図5は、ユーザが着席した後のロボット2と操作端末3の対話の一例を示す図である。店舗スタッフにより、ハンディ端末4にユーザが座席に着席した旨が通知されると、当該ステータスデータは、店舗管理装置5及び受信部341を介して滞在状態判断部342へと通知される。滞在状態判断部342は、当該ステータスデータを受信すると、滞在状態の初期値として、ユーザが座席に着席した状態であると判断する。
滞在状態として初期値が設定されると、ロボット2は、ユーザにメニューを見せる対話動作を開始する。なお、この際、ロボット2、店舗管理装置5又は操作端末3が保持している時刻情報に合わせて挨拶をするようにしてもよい。例えば、朝の時刻であれば、ロボット2は、「おはよう!」等の挨拶をするようにしてもよい。又は、話し始める前にロボット2の自己紹介をするようにしてもよい。例えば、挨拶と続けて、「おはよう!ロボだよ!」等と発話するようにしてもよい。そして、図5に示すように、「何を注文する?」等と発話する。
操作端末3は、このタイミングに合わせて、通常のメニューを参照するか又はおすすめメニューを参照するかをユーザに選択させるようにしてもよい。例えば、ユーザがおすすめメニューを参照することを選択した場合、操作端末3の表示部35の表示は、図6に示す表示となる。
図6は、図5において、「おすすめメニューを教えて!」がユーザにより選択された場合の表示部35の表示例を示す図である。この図6に示すように、本日のおすすめメニューとして、「イタリア産チーズのハンバーグ」の文字が、画像や動画とともに表示される。それとともに、その他のおすすめメニューを併せて表示するようにしてもよい。
図7は、おすすめメニューを選択した場合の対話例を示す図である。まず、ロボット2は、ユーザが選択したことに対して、「おすすめメニューを選んでくれたんだ。ありがとう!」等のメッセージを発話する。そして、表示部35には、その発話に対する回答として、「もちろん!」、「やっぱり替える」と言った選択肢が表示される。ここで、「もちろん!」がユーザにより選択されると、ロボット2は、例えば、「おすすめメニューは、・・・、グッドチョイスだよ!」と発話する。続いて、「店員さんを呼んで注文しよう!」等、ユーザに注文を促すようなメッセージを発話する。
このロボット2の発話と並行して、対話制御部345は、滞在状態判断部342へとユーザがメニューを決めたというステータスデータを通知する。このステータスデータが通知された滞在状態判断部342は、ユーザの滞在状態が、ユーザが注文する飲食物を決定してから注文するまでの滞在状態であると判断する。
滞在状態判断部342は、滞在状態が変更されたと判断すると、情報取得部343にシナリオ群を変更するように通知する。この判断は、情報取得部343が行ってもよく、滞在状態が通知された情報取得部343が、滞在状態が変更されたことを判断し、シナリオ群の選択をするようにしてもよい。
情報取得部343は、シナリオ群の選択を行った後、ユーザとロボット2との対話を行うためのシナリオデータを当該シナリオ群に属するシナリオデータの中から取得する。
図7は、滞在状態が、初期状態から、ユーザが注文を決めてから注文するまでの状態へと遷移したタイミングにおける対話例である。すなわち、情報取得部343が初期状態とは異なる状態におけるシナリオ群からシナリオデータを取得している例である。このタイミングにおいては、ユーザが注文を完了しているか否かが不明である。そのため、例えば、ロボット2は、「まだ他のメニューも見る?」等、ユーザが注文を完了しているか否かが判断できるような質問をするようにしてもよい。
この状態において、「まだ見たいな」の選択肢をユーザが選択した場合、対話制御部345は、ユーザがメニューをまだ閲覧する、というステータスデータを発行し、滞在状態判断部342は、ユーザの滞在状態に変更がないと判断する。ユーザの滞在状態に変更がないため、情報取得部343は、シナリオデータを取得せずに対話を継続させるようにするか、又は、現状のシナリオ群に属するシナリオデータを取得することにより対話を継続する。なお、このような滞在状態が変化しない選択肢については、ステータスデータを発行しないようにしてもよい。すなわち、ユーザ側シナリオデータにおいて、ステータスデータを発行しない選択肢、例えば、「まだ見たいな」と言った選択肢が設定されていてもよい。別の方法としては、このような選択肢の場合には、ステータスデータを滞在状態判断部342へと送信しないようにしてもよい。
一方、「もう見ないよ」の選択肢をユーザが選択した場合、対話制御部345は、ユーザが注文を確定した、又は、ユーザが注文を完了したというステータスデータを発行し、滞在状態判断部342は、ユーザの滞在状態が更新されたと判断する。情報取得部343は、更新された滞在状態に基づいたシナリオ群から新たなシナリオデータを取得し、ロボット2は、情報取得部343が取得したシナリオデータに基づいて対話を行う。
例えば、滞在状態が、ユーザが注文を完了した後、飲食物が提供されるのを待っている状態である場合、「じゃあ、食べ物が来るまで、お話ししよう!」、「それとも何かゲームをする?」等、飲食物の提供を待っている状態に適した対話が行われるようになる。
なお、滞在状態の変更がどこで判断されるかは、上記のものには限られない。すなわち、対話制御部345がステータスデータ又は滞在状態を記憶しておき、対話において現在のステータスデータとは異なるステータスデータを取得した場合、あるいは、現在の滞在状態から異なる滞在状態へと移行させるステータスデータを取得した場合に滞在状態判断部342へとステータスデータを送信するようにしてもよい。
別の例としては、滞在状態判断部342において滞在状態を記憶するようにしておき、対話制御部345は、対話において変化するステータスデータ又は対話内容を逐次、滞在状態判断部342へと通知し、対話制御部345から通知されたステータスデータ又は対話内容により現在の滞在状態と異なる滞在状態へと移行する場合に、店舗管理装置5へと更新された滞在状態を送信するようにしてもよい。
さらに別の例としては、情報取得部343において滞在状態を記憶するようにしておき、滞在状態判断部342から送信される滞在状態が変更された場合に、シナリオデータを取得するシナリオ群を変更するようにしてもよい。
さらに別の例としては、滞在状態を格納する、滞在状態格納部(図示しない)を備えていてもよい。滞在状態判断部342は、所定の時間ごと、例えば、30秒ごとや1分ごとに滞在状態格納部の滞在状態を更新する。そして、情報取得部343は、所定の時間ごと、例えば30秒ごとや1分ごとに滞在状態格納部の滞在状態を参照し、滞在状態が異なる滞在状態へと更新された場合に、シナリオデータを取得するシナリオ群を変更するようにしてもよい。なお、所定の時間は、30秒や1分に限られるものではなく、さらに短い時間間隔であっても又はさらに長い時間間隔であってもよい。
滞在状態の確認方法は、上述したものには限られず、対話制御部345が通知するステータスデータ、又は、滞在状態判断部342が判断する滞在状態により適切にシナリオ群が選択できるものであればどのような形態であってもよい。
上記の例は、対話中において注文が決まったことがユーザから明示的に示されず、ユーザの選択から予測して判断する場合であるが、注文が決まったことをユーザが明示的に選択するようにしてもよい。図9は、ユーザが明示的にステータスデータを更新することを選択させる例を示す図である。
例えば、ユーザが注文したいメニューとして所定数の飲食物を選択した後、ロボット2は、「注文はきまった?」と発話するようにする。そして、表示部35には、「決まった!」、「まだ考え中」と言った選択肢が表示される。ここで、「決まった!」がユーザにより選択されると、対話制御部345は、メニューが確定した旨のステータスデータを滞在状態判断部342へと通知する。ステータスデータの通知を受けた滞在状態判断部342は、ステータスデータに対応する滞在状態を判断し、情報取得部343へと送信する。滞在状態を受信した情報取得部343は、シナリオデータを取得するシナリオ群を変更する。例えば、注文中である滞在状態に対応したシナリオ群から、飲食物提供待ちである滞在状態に対応したシナリオ群へと変更し、新たなシナリオデータに基づき、ロボット2に「じゃあ、店員さんを呼んで、注文してからお話ししよう!」という発話をさせた後、ロボット2とユーザとの対話を行うように制御する。
上記に示したように、対話している間にユーザにより、明示的又は明示的ではなくステータスデータが更新される。このステータスデータの変更は、シナリオデータに含まれるようにしてもよい。すなわち、シナリオDB33に格納されているシナリオデータは、ユーザが選ぶ選択肢と紐付けられたステータスデータを内部的に保持し、対話制御部345によりそのステータスデータを参照できるようにしておいてもよい。別の例としては、各選択肢に所定のステータスデータに対する点数を割り振っておきをしておき、当該ステータスデータに対する点数の累積値がしきい値を超えた場合に、対話制御部345がステータスデータを発行するようにしてもよい。
なお、上記においては、注文前後のシナリオ群に関する対話例について説明したが、これには限られず各滞在状態又はステータスデータに基づいたシナリオ群の選択が為される。
例えば、飲食物が提供された後、ユーザとロボット2との対話がされないような状態へと移行してもよい。この場合、シナリオデータとしては、無言のシナリオを設定するようにしてもよい。そして、操作端末3が操作されたタイミングにおいて、ユーザが飲食を終えて対話モードになったというステータスデータを通知するようにしてもよい。別の例として、飲食中には操作端末3を介して明示的に飲食が完了したというステータスデータが通知されるまでは、対話をしないようにしてもよい。
この他の滞在状態についても、同様である。
ユーザが着席したステータスデータが入力されてから、所定の時間、対話制御部345からステータスデータの通知が無い場合、注文が決まったか否かを確認するようなシナリオデータを準備しておき、当該シナリオデータを用いてユーザとロボット2とが対話をするようにしてもよい。
飲食中の滞在状態において、操作端末3を介してユーザがメニューを参照し始めた場合、追加の注文があると予測し、追加の注文がある場合に対応するシナリオ群を選択し、シナリオデータを取得するようにしてもよい。
飲食が完了した滞在状態においては、対話やゲームをしてもよいし、又は、適当なタイミングにおいて追加の注文があるか否かを選択させるようなシナリオデータを取得するようにしてもよい。
なお、滞在状態やその滞在状態に対応するシナリオ群の選択及びシナリオデータの取得は、ユーザの満足度を向上するものであれば上述したものには限られない。
上述したように、滞在状態ごとに対応するシナリオ群が存在し、各シナリオ群には複数の対話シナリオ情報があり、ユーザとロボット2は互いに対話を行うことで、1つの対話シナリオ情報の対話を進行させる。さらに、ユーザの選択内容等によっては、1つの対話シナリオ情報から他の対話シナリオ情報の対話シナリオに切り替わることがあってもよい。
以上のように、本実施形態によれば、ユーザとロボット2との間の対話の状態によりステータスデータを発行し、発行されたステータスデータにより滞在状態を判断し、判断された滞在状態に基づいてシナリオ群を選択してシナリオデータを取得することにより、ユーザは、様々な滞在状態に対応した適切な対話をロボット2との間で行うことができ、ユーザの満足度を向上することが可能となる。
以下、変形例について説明する。なお、以下に説明する各変形例についても、基本的な動作は同様である。
(第1変形例)
前述した実施形態においては、滞在状態判断部342が操作端末3のシナリオ制御部34内に備えられているとしたが、これには限られない。例えば、店舗管理装置5が滞在状態判断部342を備えるようにしてもよい。図10は、本変形例に係る操作端末3及び店舗管理装置5の構成を示すブロック図である。
前述した実施形態においては、滞在状態判断部342が操作端末3のシナリオ制御部34内に備えられているとしたが、これには限られない。例えば、店舗管理装置5が滞在状態判断部342を備えるようにしてもよい。図10は、本変形例に係る操作端末3及び店舗管理装置5の構成を示すブロック図である。
店舗管理装置5は、送信部51と、滞在状態判断部342とを備える。このように、滞在状態判断部342が店舗管理装置5に備えられている場合、ユーザとロボット2との対話におけるステータスデータ又は対話内容は、対話制御部345から店舗管理装置5の滞在状態判断部342へと送信される。ステータスデータ又は対話内容を受信した滞在状態判断部342は、ユーザの滞在状態を判断し、送信部51を介して滞在状態をシナリオ制御部34の情報取得部343へと送信する。
このように、滞在状態判断部342を店舗管理装置5に備えることにより、操作端末3における処理能力やデータ領域を確保することが可能となる。一般的には、タブレット等である操作端末3よりもサーバ等である店舗管理装置5の方が、その処理能力が高く、かつ、データ領域も大きい。また、操作端末3は、ユーザが手に持って操作するため、電源等に接続されていない場合、長時間ユーザにより操作されることによって電池の蓄電量がその使用時間に応じて下がっていく。本変形例によれば、より適切な箇所において高速な処理を行うことが可能となり、操作端末3の処理を軽くするとともに、操作端末3の電池の使用状況も改善し、より長時間、ユーザが把持して使用することを可能とする。
また、滞在状態の使い途は、シナリオデータの取得のみには限られない。すなわち、操作端末3以外の箇所で滞在状態を利用したい場合には、店舗管理装置5において滞在状態を判断することが好ましい場合もある。このような構成にすることにより、判断材料を店舗管理装置5に集約することが可能となり、様々な状況について管理しやすくすることを可能とする。
(第2変形例)
前述した実施形態においては、対話システム1は、操作端末3を備えるものであったが、これには限られない。例えば、操作端末3が無く、音声によりユーザとロボット2との対話動作を行うようにしてもよい。図11は、本変形例に係る対話システム1の構成を示すブロック図である。
前述した実施形態においては、対話システム1は、操作端末3を備えるものであったが、これには限られない。例えば、操作端末3が無く、音声によりユーザとロボット2との対話動作を行うようにしてもよい。図11は、本変形例に係る対話システム1の構成を示すブロック図である。
図10に示すように、本変形例に係る対話システム1において、ロボット2は、ロボット駆動部21と、ロボット制御部22と、動作生成部32と、シナリオDB33と、シナリオ制御部34と、さらに、音声認識部23とを備える。ロボット駆動部21及びロボット制御部22に関しては、前述した実施形態と同様であり、動作生成部32と、シナリオDB33は、操作端末3を省く代わりにロボット2へと移動したものである。
音声認識部23は、ユーザからの音声を受け付けると、受け付けた音声を、音声認識手法を用いて信号に変換し、変換された信号データからユーザ側シナリオデータへと変換する。音声認識手法としては、隠れマルコフモデルをはじめとする音響モデルを用いてもよいし、文脈自由文法等をはじめとする言語モデルを用いてもよい。音声認識手法はこれらには限られず、適切に音声を文字列データへと変換できるものであればどのようなものでもよい。また、図示しないが、周りのノイズ等とユーザの音声とを区別するためにマイク等の入力装置が備えられていてもよい。
音声認識部23は、ユーザの音声が文字列のデータに変換された後、変換された文字列データを用いてユーザ側シナリオデータを抽出する。抽出されたユーザ側シナリオデータは、シナリオ制御部34へと送信される。図11におけるシナリオ制御部34は、図2に示すシナリオ制御部34と同等のものであり、滞在状態判断部342は、シナリオ制御部34に備えられている。これ以降の処理は前述した実施形態と同様のものとなる。
このように、操作端末3を省き、ユーザとロボット2とが音声を介して対話を行うことも可能である。このようにすることにより、ユーザは、操作端末3に表示された選択肢を選んで対話するのではなく、人間同士の会話により近い状態でロボット2と対話することが可能となり、さらに、対話システム1は、これらの会話の中からステータスデータを適切に抽出することが可能となる。
なお、本変形例は、対話システム1が操作端末3を備えていない場合について説明したが、操作端末3を備えている場合においても、本変形例のように、滞在状態判断部342がロボット2内に備えられ得ようにしてもよい。すなわち、滞在状態判断部342は、第1実施形態のように操作端末3に備えられていてもよいし、第1変形例のように店舗管理装置5に備えられていてもよいし、本変形例のようにロボット2内に備えられていてもよい。これらは、各装置や端末における処理の重さ、データフロー、メモリ量、当該機能を確保するプログラムのためのデータ領域等様々な観点に基づき、搭載箇所を適切な箇所へと適宜変更可能である。
(第3変形例)
前述した第2変形例においては、ロボット2内で滞在状態を判断し、シナリオデータを取得するものであったが、本変形例に係る対話システム1においては、滞在状態の判断及びシナリオデータの取得を店舗管理装置5において行おうとするものである。
前述した第2変形例においては、ロボット2内で滞在状態を判断し、シナリオデータを取得するものであったが、本変形例に係る対話システム1においては、滞在状態の判断及びシナリオデータの取得を店舗管理装置5において行おうとするものである。
一般的に、ロボット2は、物理的に制御を行う機構や構造を備え、さらにそれを制御するためのデータ領域等を備えなければならず、その他の処理能力やデータ領域を確保することが困難なことがある。そこで、本変形例においては、高負荷が掛かる処理を店舗管理装置5において行う。
図12は、本変形例に掛かる対話システム1の構成を示すブロック図である。本変形例において、ロボット2は、ロボット駆動部21と、ロボット制御部22と、音声認識部23とを備える。また、店舗管理装置5は、動作生成部32と、シナリオDB33と、シナリオ制御部34と、滞在状態判断部342と、を備える。
ロボット2は、音声認識部23により、ユーザの音声、すなわち、対話データを取得し他の地、店舗管理装置5の滞在状態判断部342へと対話データを送信する。滞在状態判断部342は、対話データにステータスデータが含まれる場合には、滞在状態を判断し、シナリオ制御部34へと滞在状態を出力する。
滞在状態を受信したシナリオ制御部34は、シナリオデータを取得し、動作生成部32がユーザとの対話動作を制御する。なお、本変形例におけるシナリオ制御部34は、図10に示すシナリオ制御部34の構成と同等のものとする。
以上のように、操作端末3を備えていない場合においても、高負荷な処理を行う箇所を店舗管理装置5へ備えておくことも可能である。特に、通信の帯域が十分である場合や、ロボット2の処理能力を確保したい場合に、このような構成が有効となる。
(第4変形例)
前述した実施形態及び各変形例においては、シナリオDB33は、ロボット2、操作端末3又は店舗管理装置5に備えられているものであったがこれらには限られない。図13は、本変形例に掛かる対話システム1の構成を示すブロック図である。
前述した実施形態及び各変形例においては、シナリオDB33は、ロボット2、操作端末3又は店舗管理装置5に備えられているものであったがこれらには限られない。図13は、本変形例に掛かる対話システム1の構成を示すブロック図である。
図13に示すように、シナリオDB33は、有線又は無線の手法により接続される通信ネットワーク6を介して別の場所にあってもよい。例えば、クラウド上の所定のデータベースに格納されていてもよいし、多数の店舗を統括するサーバ上にあってもよい。このようにシナリオDB33を配置することにより、店舗ごとにシナリオDB33を確保する必要がなくなり、また、シナリオを一元化して管理することも可能となる。
なお、上述した全ての実施形態及び変形例においては、対話は、ユーザ、又は、ロボット2が何かしらの情報を出力している状態として説明したが、これには限られない。例えば、食事中であれば、ロボット2との対話の必要性は低くなるので、このような場合においては、無言のシナリオをあらかじめ準備しておき、この無言のシナリオを出力するようにしてもよい。
さらに、このようにシナリオデータベースがロボット2、操作端末3及び店舗管理装置5のいずれにも備えられていない場合、種々の変形が考えられる。例えば、店舗管理装置5内に滞在状態判断部342を含むシナリオ制御部34が備えられ、店舗管理装置5のシナリオ制御部34から、シナリオDB33に対してロボット2及び操作端末3へとシナリオデータを出力する指示をするようにしてもよい。この場合、ロボット2にはロボット側シナリオデータが、動作生成部32、表示部35及び入力部36を備えた操作端末3には、ユーザ側シナリオデータが、シナリオDB33から送信される。これらのシナリオデータを用いてユーザとロボット2が対話をするようにしてもよい。そして、操作端末3から、ユーザの対話内容を店舗管理装置5へと送信し、店舗管理装置5において滞在状態の判断、シナリオ群の選択、及び、どのシナリオデータを取得するかを決めるようにしてもよい。このようにすることにより、高負荷となる処理をさらに店舗管理装置5へと集約することが可能となる。
上述した全ての実施形態及び変形例に掛かる対話システム1は、記述したように飲食サービスに好適に適用することができるが、飲食サービス以外の種々のサービスに適用されてもよい。
本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が相当しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容及びその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更及び部分的削除が可能である。
1 対話システム、2 ロボット、3 操作端末、34 シナリオ制御部、342 滞在状態判断部、5 店舗管理装置
Claims (10)
- 飲食店に入店した顧客との対話を行う対話シナリオ情報であって、前記顧客の前記飲食店における滞在状態に応じた対話シナリオ情報を取得する、情報取得部と、
前記情報取得部で取得された対話シナリオ情報に基づいて、前記顧客との対話を行う、対話制御部と、
前記顧客との対話内容に基づいて、前記顧客の前記飲食店内における滞在状態を判断する、滞在状態判断部と、
を備える対話制御装置。 - 前記情報取得部は、前記滞在状態判断部が判断した前記顧客の滞在状態に基づいて、対話シナリオ情報を取得する、請求項1に記載の対話制御装置。
- 前記滞在状態判断部が判断する前の前記顧客の滞在状態と、前記滞在状態判断部が判断した前記顧客の現在の滞在状態とが異なっている場合に、前記顧客の現在の滞在状態を、前記顧客の滞在状態として更新する、滞在状態更新部をさらに備え、
前記情報取得部は、前記滞在状態更新部が更新した前記顧客の滞在状態に基づいて、対話シナリオ情報を取得する、請求項1に記載の対話制御装置。 - 前記滞在状態判断部が判断する前記顧客の滞在状態は、時間の経過により変化する状態である、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の対話制御装置。
- 前記滞在状態判断部が判断する前記顧客の滞在状態は、
前記顧客が前記飲食店に入店、又は、着席してから飲食物を注文するまでの状態と、
前記顧客が注文した飲食物が提供されるのを待っている状態と、
前記顧客が飲食物の飲食を完了するまでの状態と、
前記顧客が飲食物の飲食を完了してから退店するまでの状態と、
のうち、少なくとも1つの状態を含む、請求項4に記載の対話制御装置。 - 前記滞在状態判断部は、前記顧客との対話内容がメニューに関する情報から他の情報へと遷移した場合、前記顧客の滞在状態を、前記顧客が注文した飲食物が提供されるのを待っている状態であると判断する、請求項5に記載の対話制御装置。
- それぞれの異なる複数の対話シナリオ情報を蓄積するシナリオ蓄積部を備え、
前記情報取得部は、前記顧客の滞在状態に応じた対話シナリオ情報を、前記シナリオ蓄積部から取得する、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の対話制御装置。 - 前記情報取得部は、前記顧客の滞在状態に応じた対話シナリオ情報を、通信ネットワークを介して取得する、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の対話制御装置。
- 指示信号に応じた動作を行う、ロボットと、
前記ロボットが飲食店に入店した顧客との対話を行う対話シナリオ情報であって、前記顧客の前記飲食店における滞在状態に応じた対話シナリオ情報を取得する、情報取得手段と、
前記情報取得手段で取得された対話シナリオ情報に基づいて、前記ロボットが前記顧客との対話を行う指示信号を制御する、対話制御手段と、
前記顧客と前記ロボットとの対話内容に基づいて、前記顧客の前記飲食店内における滞在状態を判断する、滞在状態判断手段と、
を備える対話システム。 - 前記指示信号を生成して前記ロボットに送信する操作端末であって、前記情報取得手段及び前記対話制御手段を少なくとも備える、端末装置をさらに備え、
前記顧客と前記ロボットが前記操作端末を介して前記顧客の滞在状態に応じた対話をする、請求項9に記載の対話システム。
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