JP2018163217A5 - - Google Patents

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プロジェクター
本発明は、プロジェクターに関する。
単一または複数のカメラで投写画像を撮影し、撮像画像を解析することで、指などの指示体の位置座標を特定する技術が知られている。撮像画像を解析する際、撮像画像に含まれる投写画像がノイズとなり、撮像画像の回生を妨害する課題がある。これまでに、撮像画像と投写画像の差分処理を行なうことで、指示位置を特定する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。この技術では、撮像画像と投写画像をフレームメモリーに格納した後に、両画像のタイミングをフレーム単位で合わせている。
特開2008−152622号公報
しかし、従来技術では、撮像画像内に投写画像の前後フレームの画像が含まれてしまうクロストークが発生するという問題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の一形態によれば、プロジェクターが提供される。このプロジェクターは、映像信号に基づいて投写画像データを形成する画像形成部と、前記投写画像データに基づいて投写画像を投写面に投写する投写部と、前記投写面をライン毎又はブロック毎に撮像することにより、撮像画像データを形成する撮像部と、前記撮像画像データと前記投写画像データとに基づいて、前記撮像画像データに含まれる前記投写画像以外の物体を検出する検出部と、を備える。前記投写部は、走査によってライン毎又はブロック毎に前記投写画像を切り替え、前記撮像部は、少なくとも前記投写画像の切り替えが行なわれる期間では、前記投写面のうち切り替えが完了した領域から順次撮像を開始する。
この形態のプロジェクターによれば、撮像部は、少なくとも投写画像の切り替えが行なわれる期間では、投写面のうち切り替えが完了した領域から順次撮像を開始するので、撮像中に投写画像が切り替わることに起因する、前後フレームのクロストークの発生を抑制できる。
上記形態のプロジェクターにおいて、前記検出部は、前記投写面の一部の領域毎に前記物体の前記検出を行ない、前記撮像が完了した領域から前記検出を順次開始してもよい。この形態のプロジェクターによれば、撮像が完了した領域から検出を順次開始するので、撮像画像が処理されるまでの遅延を抑制できる。
本発明の他の形態によれば、プロジェクターが提供される。このプロジェクターは、映像信号に基づいて投写画像データを形成する画像形成部と、前記投写画像データに基づいて投写画像を投写面に投写する投写部と、前記投写面を撮像することにより、撮像画像データを形成する撮像部と、前記撮像画像データと前記投写画像データとに基づいて、前記撮像画像データに含まれる投写画像以外の物体を検出する検出部と、を備える。前記投写部は、走査によって前記投写画像を切り替え、前記撮像部は、前記投写部による前記投写画像の切り替えが行なわれていない期間に、前記撮像を行なう。
この形態のプロジェクターによれば、撮像部は、投写部による投写画像の切り替えが行なわれていない期間に、撮像を行なうので、撮像中に投写画像が切り替わることに起因する、前後フレームのクロストークの発生を抑制できる。
上記形態のプロジェクターにおいて、前記検出は、前記撮像画像データから前記投写画像データを除去する背景除去処理を行った後に、前記背景除去処理後の画像から物体を検出してもよい。この形態のプロジェクターによれば、背景除去処理後の画像から物体を検出することが可能となる。
本発明は、プロジェクター以外の種々の形態で実現することが可能であり、例えば、プロジェクターの制御方法や、インタラクティブプロジェクションシステム等の形態で実現することができる。
本発明の第1の実施形態におけるプロジェクターシステムの斜視図。 プロジェクターシステムの構成を示すブロック図。 投写画像データと、投写画像と、撮像画像との関係の説明図。 プロジェクターの映像信号が入力されてから背景除去処理が完了するまでの動作におけるタイミングチャート。 タイミングチャートの一部を抜粋し拡大した図である。 図5に示した時刻t1における液晶駆動とカメラの駆動についての説明図。 図5に示した時刻t2における液晶駆動とカメラの駆動についての説明図。 図5に示した時刻t3における液晶駆動とカメラの駆動についての説明図。 第2の実施形態におけるタイミングチャート。
A.第1の実施形態
図1は、本発明の第1の実施形態におけるプロジェクターシステム300の斜視図である。このシステム300は、プロジェクター100と、投写板200と、を有する。投写板200の一方の面は、投写面SSとして利用される。本実施形態では、プロジェクター100は、支持部材910によって投写板200の上部に固定されている。
プロジェクター100は、投写面SS上に投写画像PSを投写する。投写画像PSは、通常は、プロジェクター100内で描画された画像(描画画像)を含んでいる。プロジェクター100内に描画画像がない場合には、プロジェクター100から投写画像PSに光が照射されて、白色画像が表示される。本明細書において、投写面SSとは、画像が投写される部材の表面を意味する。また、投写画像PSとは、プロジェクター100によって投写面SS上に投写された画像の領域を意味する。通常は、投写面SSの一部に投写画像PSが投写される。
また、プロジェクター100は、投写面SSの撮像も行なう。プロジェクター100は、撮像した画像と投写した画像とを比較することによって、投写画像PS以外の物体(例えば、指500)を検出する。プロジェクター100は、検出した指500の位置情報に基づいて使用者による入力操作を実行するインタラクティブプロジェクターである。本実施形態において、指500による操作を示しているが、例えば、ペン型の指示体による操作も可能である。
図2は、プロジェクター100の内部構成を示すブロック図である。プロジェクター100は、画像形成部10と、投写部20と、撮像部30と、撮像画像補正部40と、背景除去処理部50と、検出部60と、フレームメモリー70と、ラインメモリー80と、撮像タイミング制御部90と、を有する。
画像形成部10は、映像処理部12と描画処理部14とを有する。画像形成部10は、入力された映像信号に基づいて、投写画像データを形成する。具体的には、映像信号は、映像処理部12によって、映像処理を施される。映像処理には、例えば、色補正や高画質化処理を用いることができる。映像処理が施された映像信号は、描画処理部14によって、描画処理を施される。描画処理は、例えば、後述する指示位置情報に基づきユーザーの指示(描画やツールの選択等)を実行する処理である。画像形成部10によって形成された投写画像データは、フレームメモリー70に記憶される。
フレームメモリー70は、記憶領域を複数備えた揮発性メモリーであり、複数の投写画像データを記憶できる。本実施形態では、3種類の投写画像データを記憶できる。3種類の投写画像データとは、次に投写する投写画像データと、現在投写している投写画像データと、前に投写していた投写画像データである。フレームメモリー70は、投写部20と背景除去処理部50が投写画像データを読み出せるように、投写部20と背景除去処理部50に接続されている。フレームメモリー70は、画像形成部10と投写部20と背景除去処理部50とのそれぞれと接続する記憶領域を切り替えることができる。フレームメモリー70の枚数は、任意に変更可能である。
投写部20は、フレームメモリー70に記憶された投写画像データに従って、投写画像PSを投写面SSへ投写する。投写部20は、液晶駆動部22と、液晶パネル24と、投写光源26と、を有する。液晶駆動部22は、フレームメモリー70に記憶された投写画像データを順次読み出し、液晶パネル24を駆動する。液晶駆動部22は、正極性と負極性とで交互に液晶パネル24を駆動し、液晶パネル24の焼き付きを抑制する。液晶駆動部22は、順次走査方式によって投写画像PSを表示するように液晶パネル24を制御する。液晶駆動部22は、液晶パネル24の駆動のタイミングを示す駆動タイミング信号を生成し、生成した駆動タイミング信号を撮像タイミング制御部90へと送信する。投写光源26は、例えば、ハロゲンランプやレーザーダイオードなどで実現される。投写画像データに基づいて液晶パネル24に描画される描画画像は、投写光源26によって投写面SSへ投写される。液晶パネル24の代わりに、デジタルミラーデバイスなどの他の光変調素子を用いてもよい。
本実施形態において、投写部20は、ライン順次走査方式で投写画像PSを切り替える。すなわち、液晶パネル24への描写が1ライン毎に実行され、描画実行ラインがライン方向と垂直な走査方向に従って順次更新される。但し、ライン順次走査の代わりにブロック順次走査方式を採用してもよい。後述の場合には、液晶パネル24への描画が、複数ラインで構成される1ブロック毎に実行される。
撮像タイミング制御部90は、液晶駆動部22と撮像部30とに接続されている。撮像タイミング制御部90は、液晶駆動部22の生成した駆動タイミング信号に基づいて、撮像タイミング信号を生成する。生成された撮像タイミング信号は、撮像タイミング制御部90から撮像部30へと送信される。
撮像部30は、投写面SSを含む撮像領域MR(後述する図3)を撮像することにより、撮像画像データを形成する。撮像部30は、撮像タイミング制御部90とラインメモリー80とに接続されている。撮像部30は、2台のカメラ32a、32bを有する。撮像部30による撮像のタイミングは、撮像タイミング制御部90から送信される撮像タイミング信号に基づいて制御され、投写部20の駆動と同期して駆動するように制御されている。
カメラ32a、32bは、画面内でライン毎又はブロック毎に露光期間を順次ずらしてゆくローリングシャッター方式のカメラを採用している。なお、「ブロック」とは、複数のラインで構成される領域を意味する。カメラ32a、32bは、撮像領域MRを複数の領域に分割し、分割した領域ごとにシャッターを開けて順次露光を開始する。カメラ32a、32bは、露光を早く開始した領域からシャッターを閉じ順次露光を終了する。カメラ32a、32bは、露光を終了した領域の撮像画像データを順次ラインメモリー80へ出力する。本実施形態では、カメラ32a、32bは、可視領域の光を受光して撮像を行なうカメラだが、可視領域以外の光(例えば、近赤外領域)を利用するカメラであってもよい。また、撮像部30が有するカメラ32a、32bの台数は、2台に限定されるものではない。例えば、1台でもよく、3台以上であってもよい。以下の説明において、2台のカメラ32a、32bを区別する必要がない場合には、「カメラ32」と呼ぶ。
撮像画像補正部40は、不揮発性メモリーである記憶部42と、ラインメモリー80と、に接続されている。撮像画像補正部40は、撮像部30がラインメモリー80に順次出力した撮像画像データを順次取り込む。撮像画像補正部40は、取り込んだ撮像画像データに順次補正処理を施す。補正処理は、例えば、記憶部42に記憶されたキャリブレーション情報に基づいて撮像画像データの歪みを補正するとともに、撮像画像データの画素数を投写画像データの画素数に合わせて調整する処理である。補正処理を施す際には、補正処理を施す撮像画像データだけではなく、ラインメモリー80上に記憶された周辺の領域の撮像画像データも利用される。撮像画像補正部40は、補正処理を施した後の撮像画像データ(補正後撮像画像)をラインメモリー80へ出力する。ラインメモリー80としては、カメラ32の一画面分のライン数よりも少ないラインのデータを記憶できるメモリーが使用される。例えば、ラインメモリー80のライン数を、カメラ32のライン数の1/10以下に設定してもよい。ラインメモリー80の記憶容量として必要なライン数は、撮像画像補正部40における補正処理や、検出部60における検出処理の方法に応じて決定される。
背景除去処理部50は、フレームメモリー70とラインメモリー80とに接続されている。背景除去処理部50は、撮像画像補正部40がラインメモリー80に順次出力した補正後撮像画像を順次取り込む。背景除去処理部50は、取り込んだ補正後撮像画像に順次背景除去処理を施す。具体的には、背景除去処理部50は、補正後撮像画像と投写画像データの一部をフレームメモリー70から読み出し、投写画像PSと読み出した撮像画像データとの差分処理によって背景を除去する。投写画像データの一部とは、投写画像データの補正後撮像画像と対応する画素位置のデータである。本実施形態では、背景除去処理として、単純な引き算による差分処理を採用しているが、これに限定されるものではない。背景除去処理は、投写画像PSと撮像画像の比較から背景画像を除去するする方法であれば良く、例えば、第1のカメラ32aと第2のカメラ32bのそれぞれが撮像した画像を比較する処理を加えられてもよい。背景除去処理部50は、背景除去処理が完了すると、背景除去処理後の撮像画像データ(除去後撮像画像)をラインメモリー80へと出力する。
検出部60は、ラインメモリー80と描画処理部14と接続されている。検出部60は、除去後撮像画像に含まれる指500を検出し、検出結果である指示位置情報を描画処理部14に送信する。検出部60は、指検出部62と指先座標検出部64を有する。
指検出部62は、除去後撮像画像と予め用意されているテンプレート画像とを比較するテンプレートマッチング法によって、撮像画像データにおける指500が含まれていた領域である指領域を検出する。指500が検出された場合には、指検出部62は、検出結果を指先座標検出部64に送信する。指検出部62は、投写画像PS全体より小さな領域毎に指500を検出する。指検出部62は、ラインメモリー80から撮像画像データを順次読み込んで、撮像が完了した領域から検出を順次開始してもよい。
指先座標検出部64は、指領域の重心を求めることで、撮像画像データにおける指500の先端の座標(指先座標)を導出する。指先座標検出部64は、第1のカメラ32aと第2のカメラ32bのそれぞれの撮像画像データにおける指先座標から三角測量の原理を用いて、実際に指500が指し示していた三次元座標である指先位置情報を算出する。算出された指先位置情報は、指先座標検出部64から描画処理部14へ送信される。
検出部60は、液晶駆動部22から駆動タイミング信号が正しく出力されていない場合に、検出処理を行なわないようにしてもよい。駆動タイミング信号が正しく出力されていない場合には、何らかの原因で映像が正しく投写されていないので、誤った指先位置情報が得られる可能性がある。従って、この場合に検出処理を行なわないようにすれば、誤った指先位置情報を用いた誤った描画処理を防止できる。
図3は、液晶パネル24上に表示される投写画像データPDと、投写面SS上の投写画像PSと、撮像画像Vcとの関係の説明図である。プロジェクター100は、投写面SSに矩形の投写画像PSを投写するため、投写画像PSと投写画像データPDは相似形の画像である。カメラ32によって撮像された撮像画像Vcは、投写面SSを含み投写面SSより広い範囲である撮像領域MRを撮像した画像である。撮像画像Vcにおいて投写画像PSが撮像されている投写画像領域PSRは、撮像方向に起因する台形歪みと撮像レンズの歪曲収差に基づく樽型歪みを含む。本実施形態において、撮像画像Vcは、撮像画像補正部40(図2)による補正処理によって、投写画像領域PSRのみが切り出され、投写画像PSと同じ画素数の画像データに変換される。
液晶パネル24は、投写画像PSを表示する際に、ライン順次走査方式による表示を行なっている。投写面SSに投写されている投写画像PSも液晶パネル24の走査に従って切り替わる。投写画像PSは、最も上側に位置するラインL1から最も下側に位置するラインLnに向かって順次画像が切り替わる。ラインL1からラインLnに向かう方向を投写走査方向SDと呼ぶ。投写画像PSを切り替える際には、切り替え前の画像が表示されている領域と切り替え後の画像を表示している領域が存在する。異なる画像を表示する領域が存在する期間においてカメラ32で撮像を行うと、クロストークが発生する場合がある。
上記のごとく、カメラ32は、ローリングシャッター方式のカメラを採用し、ライン毎又はブロック毎に投写画像PSを撮像している。カメラ32は、矢印によって示した撮像走査方向BDに向かって順次露光を開始する領域を移動させる。撮像走査方向BDは、投写画像領域PSRに撮像される投写画像PSの投写走査方向SDと平行な方向になるように制御されている。撮像走査方向BDは、例えば、キャリブレーション情報を取得する際に、投写部20と撮像部30の位置関係を取得し、取得した位置関係に基づいて算出することができる。例えば、図1に示した配置では、投写走査方向SDと撮像走査方向BDは共に投写面SSの上方から下方に向かう方向である。一方、図1の配置を上下逆転させて、投写面SSの下方からプロジェクター100が投写を行なう場合には、投写走査方向SDと撮像走査方向BDも図1の配置の場合とは逆転した方向となる。なお、撮像領域MRにおける撮像走査方向BDの最も上流側のラインをラインB1と呼び、最も下流側のラインをラインBnと呼ぶ。投写画像領域PSRにおける撮像走査方向BDの上流側端部T1を含む撮像走査方向BDと垂直なラインをラインB(T1)と呼ぶ。投写画像領域PSRにおける撮像走査方向BDの下流側端部Tnを含む撮像走査方向BDと垂直なラインをラインB(Tn)と呼ぶ。
図4は、プロジェクター100の映像信号が入力されてから背景除去処理が完了するまでの動作におけるタイミングチャートである。図4中のV1〜V4は、投写画像PSとして投写される4フレーム分の画像データである。V0c〜V3cは、それぞれ画像データV0〜V3が投写された際の投写画像PSを撮像した撮像画像データである。nV0〜nV3は、それぞれ撮像画像データV0c〜V3cに差分処理(背景除去処理)を施した画像データである。クロストーク期間ctは、投写画像PSの切り替えが行なわれる期間であって、クロストークが発生し得る期間である。
プロジェクター100は、例えば60Hzの周波数で入力される垂直同期信号に基づいて動作している。垂直同期信号に同期して、プロジェクター100に入力される映像信号と、フレームメモリー70から液晶駆動部22に入力される投写画像データと、が切り替わる。例えば、プロジェクター100が垂直同期信号p1を受信すると、入力映像信号はV1からV2に切り替わり、液晶駆動部22へ入力される投写画像データはV0からV1へと切り替わる。
液晶パネル24は、入力映像の垂直同期信号の4倍の周波数で駆動されている。液晶パネル24は、フレームメモリー70から入力される映像信号が切り替わると、表示する描画画像が変更される。例えば、液晶駆動部22へ入力される投写画像データがV0からV1に切り替わると、液晶駆動がV0からV1へラインL1から順次切り替わる。図4において、液晶駆動が斜めに降下する矢印によって表現されているのは、液晶パネル24がライン順次走査によって駆動していることを示すためである。本実施形態において、液晶駆動は、垂直同期信号の4倍の速度であるが、液晶駆動の速度は、垂直同期信号の周波数の整数倍であればよく、4倍に限定されるものではない。なお、液晶駆動は、1画面毎に駆動極性を切り替えつつ実行するようにしてもよい。
カメラ32の駆動は、カメラ同期信号に基づいて行なわれる。カメラ同期信号がLレベルからHレベルに切り替わると、カメラ32はラインB1(図3)から順次露光を開始する。カメラ同期信号がHレベルからLレベルに切り替わると、カメラ32は、上側のラインB1から順次シャッターを閉じて露光を終了する。具体的には、ラインB(T1)の撮像は時刻s1に開始され、時刻s1から予め定められた露光時間etが経過して時刻e1になると撮像を完了する。露光時間etは、1フレーム分の入力映像の表示期間に2回の撮像が可能となるように設定されている。ラインB(Tn)の撮像は時刻snに開始され、時刻snから露光時間etが経過して時刻enになると撮像が完了する。露光が完了したラインB1〜Bnは、露光を行わない時間であるシャッタータイムstが経過した後に、順次撮像を開始する。シャッタータイムstは、カメラ32のシャッターの開閉可能な長さの時間に設定されている。
ラインB1〜Bnのうち投写画像PSを含むラインB(T1)〜B(Tn)では、カメラ32が露光を終了すると、撮像画像データが1ライン毎にラインメモリー80へ出力される。例えば、ラインB(T1)の撮像画像データは時刻e1に出力され、ラインB(Tn)の撮像画像データは時刻enに出力される。
撮像画像データがラインメモリー80に出力されると、撮像画像データに対応する投写画像データがフレームメモリー70から読みだされ、差分処理が施される。例えば、時刻e1において、ラインB(T1)の画像データが出力されると、投写画像データのうちラインB(T1)に対応した位置の画像データがフレームメモリー70から読みだされ、差分処理が施される。
本実施形態において、1フレーム分の入力映像の表示期間に2回の撮像を行なっている理由は、HDR(High Dnamic Range)撮影を行なうためである。例えば、1回目と2回目の撮影における露光時間etを異なる値に設定し、2回の撮影で得られた撮像画像Vcを合成することによって、ダイナミックレンジが広い画像を得ることができる。HDR撮影を行なわない場合は、1フレーム分の入力映像の表示期間に1回の撮影を行なうようにしても良い。
図5は、タイミングチャートの一部を抜粋し拡大した図である。図6、図7、図8は、図5に示した時刻t1、t2、t3における液晶駆動とカメラ32の駆動について説明する図である。
図5に示すように、時刻t1において、液晶パネル24に描画されている画像はV0からV1への切り替えが開始される。時刻t1では、ラインB1からラインBj1までのラインについて画像V0に関するカメラ32の露光が100%完了している。一方、ラインBj1よりも下側のラインについては、画像V0に関する露光の途中である。さらに、ラインB1からラインBk1までは、次の画像V1に関する露光が開始されている。液晶パネル24において画像の切り替えが開始されているライン(「現行描画ラインSL」と呼ぶ)の位置は、ラインL1の位置である。図6には、時刻t1における液晶パネル24の描画状態DS(t1)と、カメラ32のレンズを介して見た場合の撮像領域MR(t1)と、カメラ32の各ラインB1〜Bnの露光割合Re(V0、t1)、Re(V1、t1)のグラフと、が示されている。露光割合Re(V0、t1)は、画像V0に関する時刻t1における露光割合である。同様に、露光割合Re(V1、t1)は、画像V1に関する時刻t1における露光割合である。図6の撮像領域MR(t1)内において、現行描画ラインSLよりも上流側にカメラ32による露光が開始される露光開始線ESが位置し、現行描画ラインSLよりも下流側に露光終了線EEが位置している。現行描画ラインSLは、露光終了線EEと露光開始線ESとに挟まれた領域である領域A1に位置している。領域A1は、画像V0に関する露光が100%完了している領域である。投写画像領域PSRを含む領域のうち、露光終了線EEと下端のラインB(Tn)との間の領域A2は、画像V0に関する露光が進行中の領域である。
図5に示すように、時刻t2において、液晶パネル24に描画されている画像の半分程度が画像V0から画像V1に切り替わっている。時刻t2では、ラインB1からラインBj2までのラインについて画像V0に関するカメラ32の露光が100%完了している。一方、ラインBj2よりも下側のラインについては、画像V0に関する露光の途中である。さらに、ラインB1からラインBk2までは、次の画像V1に関する露光が開始されている。図7には、時刻t2における液晶パネル24の描画状態DS(t2)と、カメラ32のレンズを介して見た場合の撮像領域MR(t2)と、カメラ32の各ラインB1〜Bnの露光割合Re(V0、t2)、Re(V1、t2)のグラフと、が示されている。液晶パネル24において現行描画ラインSLの位置は、液晶パネル24の中央付近の位置である。図7において、画像V1が表示されている領域にはハッチングを施している。図7の撮像領域MR(t2)内において、現行描画ラインSLよりも上流側にカメラ32による露光が開始される露光開始線ESが位置し、現行描画ラインSLよりも下流側に露光終了線EEが位置している。現行描画ラインSLは、露光終了線EEと露光開始線ESとに挟まれた領域である領域A1に位置している。したがって、画像V1の現行描画ラインSLは、画像V0に関する撮像が終了した位置にある。現行描画ラインSLの下流側の領域A2では、画像V0のための露光が進行されている。現行描画ラインSLの上流側の領域であるA3では、次の画像V1のための露光が開始されている。
図5に示すクロストーク期間ctにおいて、現行描画ラインSLは露光が完了した位置(露光終了線EE)に追従するように移動し、露光を開始する位置(露光開始線ES)は現行描画ラインSLに追従するように移動する。つまり、露光が終了し撮像が完了した領域から順次投写画像PSが切り替えられ、投写画像PSの切り替えが完了した領域から順次露光が開始される。
図5に示すように、時刻t3において、液晶パネル24に描画されている画像はすべて画像V1に切り替えられている。時刻t3では、ラインBj3からラインBk3までのラインについて画像V1に関する露光の途中である。図8には、時刻t3における液晶パネル24の描画状態DS(t3)と、カメラ32のレンズを介して見た場合の撮像領域MR(t3)と、カメラ32の各ラインB1〜Bnの露光割合Re(V1、t3)のグラフと、が示されている。液晶パネル24において現行描画ラインSLの位置は、液晶パネル24の中央付近である。撮像領域MR(t3)内において、ラインB(T1)からラインB(Tn)の間の領域A3では、画像V1のための露光が進行している。現行描画ラインSLは、領域A3内に位置し、露光が進行している画像を切り替えている。しかし、すでに液晶パネル24全体が画像V1に切り替えを完了しているため、投写画像領域PSRは変化しない。したがって、クロストークは発生しない。
以上のように、投写画像PSの撮像を行なっている各ラインB(T1)〜B(Tn)は、露光している間には単一の画像のみがそれぞれ表示されている。
以上説明した、第1の実施形態によれば、撮像部30は、少なくとも投写画像PSの切り替えが行なわれる期間であるクロストーク期間ctでは、投写面SSのうち切り替えが完了した領域から順次撮像を開始する。したがって、撮像部30は、撮像中に投写画像PSが切り替わらないように制御されており、前後フレームのクロストークが発生することを抑制できる。これにより、プロジェクター100は、撮像画像Vc中のノイズを低減が可能となり、投写画像PSと撮像画像Vcの比較を高品位に行なうことが可能である。
また、第1の実施形態は、撮像が完了した領域から順次検出を開始するため、撮像画像が処理されるまでの遅延を抑制できる。この結果、リアルタイムで指示位置を検出することが容易になる。
また、本実施形態では、クロストーク期間ctの間も撮像が可能である。したがって、クロストーク期間ctの間に撮像を行わない場合と比べて、露光時間etを長くすることが可能である。
プロジェクター100は、1フレームの間に2回の撮像を行なうため、同一の投写画像PSについての撮像画像Vcを2つ取得することが可能である。この場合には、2つの撮像画像Vcを用いてHDR撮影を行なうことができる。これによって、1の投写画像PSについて1の撮像画を取得する場合と比べて、撮像画像Vcの階調を広げることが可能となる。
また、撮像部30の駆動は、液晶駆動部22が生成する駆動タイミング信号に基づく撮像タイミング信号によって制御されている。このため、投写部20が正常に動作していない場合には、撮像部30の駆動は停止する。したがって、投写画像PSが表示されていない際の誤操作を抑制することができる。
B.第2の実施形態
第2の実施形態に係るプロジェクター100は、撮像部30が有するカメラ32がグローバルシャッター形式である点が、第1の実施形態と異なる。グローバルシャッター形式では、撮像領域全体で同時に撮像(露光)を開始し、同時に撮像を終了する。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。
図9は、第2の実施形態におけるタイミングチャートである。プロジェクター100は、クロストーク期間ctの間には撮像を行なわない。また、プロジェクター100は、1フレーム分の画像の4回の描画の間に1回の撮像を行なう。プロジェクター100は、クロストーク期間ctが終わった後に撮像を開始し、次のクロストーク期間ctが開始する前に撮像を終了する。その他の駆動は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
以上説明した第2の実施形態に係るプロジェクター100は、投写部20による投写画像PSの切り替えが行なわれていない期間、つまりクロストーク期間ct以外の期間に、撮像を行なう。したがって、撮像中に投写画像PSが切り替わり、前後フレームのクロストークが発生することを抑制できる。これにより、プロジェクター100は、撮像画像Vc中のノイズを低減が可能となり、投写画像PSと撮像画像Vcの比較を高品位に行なうことが可能である。なお、第1実施形態のようにローリングシャッター方式のカメラ32を用いた場合にもクロストーク期間ct以外の期間に撮像を行なうようにしてもよい。
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行なうことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…画像形成部、12…映像処理部、14…描画処理部、20…投写部、22…液晶駆動部、24…液晶パネル、26…投写光源、30…撮像部、32a、32b、32…カメラ、40…撮像画像補正部、42…記憶部、50…背景除去処理部、60…検出部、62…指検出部、64…指先座標検出部、70…フレームメモリー、80…ラインメモリー、90…撮像タイミング制御部、100…プロジェクター、200…投写板、300…プロジェクターシステム、500…指、910…支持部材、SS…投写面、PS…投写画像、PSR…投写画像領域、MR…撮像領域、Vc…撮像画像、SL…現行描画ライン、ct…クロストーク期間、et…露光時間、st…シャッタータイム、p1…垂直同期信号

Claims (5)

  1. プロジェクターであって、
    映像信号に基づいて投写画像データを形成する画像形成部と、
    前記投写画像データに基づいて投写画像を投写面に投写する投写部と、
    前記投写面をライン毎又はブロック毎に撮像することにより、撮像画像データを形成する撮像部と、
    前記撮像画像データと前記投写画像データとに基づいて、前記撮像画像データに含まれる前記投写画像以外の物体を検出する検出部と、を備え、
    前記投写部は、走査によってライン毎又はブロック毎に前記投写画像を切り替え、
    前記撮像部は、少なくとも前記投写画像の切り替えが行なわれる期間では、前記投写面のうち切り替えが完了した領域から順次撮像を開始する、
    プロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターであって、
    前記検出部は、前記投写面の一部の領域毎に前記物体の前記検出を行ない、前記撮像が完了した領域から前記検出を順次開始する、
    プロジェクター。
  3. プロジェクターであって、
    映像信号に基づいて投写画像データを形成する画像形成部と、
    前記投写画像データに基づいて投写画像を投写面に投写する投写部と、
    前記投写面を撮像することにより、撮像画像データを形成する撮像部と、
    前記撮像画像データと前記投写画像データとに基づいて、前記撮像画像データに含まれる前記投写画像以外の物体を検出する検出部と、を備え、
    前記投写部は、走査によって前記投写画像を切り替え、
    前記撮像部は、前記投写部による前記投写画像の切り替えが行なわれていない期間に、前記撮像を行なう、
    プロジェクター。
  4. 請求項3に記載のプロジェクターであって、
    前記投写部は、1フレームで複数回の走査を行い、
    前記撮像部は、前記1フレームの最初の走査が終わった後に撮像を開始し、次のフレームの最初の走査が開始する前に撮像を終了させる、
    プロジェクター。
  5. 請求項1から請求項のいずれか1つに記載のプロジェクターであって、
    前記検出は、前記撮像画像データから前記投写画像データを除去する背景除去処理を行った後に、前記背景除去処理後の画像から前記物体を検出する、
    プロジェクター。
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