JP2018162550A - 回転衝撃緩和ヘルメット - Google Patents

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Abstract

【課題】回転衝撃緩和ヘルメットを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、帽体1と、帽体1内に設けられる衝撃吸収ライナー2とを含む回転衝撃緩和ヘルメットを開示し、帽体1と衝撃吸収ライナー2との間に隙間を有し、帽体1と衝撃吸収ライナー2との間に帽体1が衝撃吸収ライナー2に対して回転させる回転衝撃緩和装置16が設けられる。ヘルメットが外力による衝撃を受けた時、帽体接線方向に作用する外力の分力により帽体1は衝撃吸収ライナー2に対して回転する。本発明は回転衝撃緩和装置16の接線方向への変形を通じて衝撃吸収ライナー2が動かない前提下で、帽体1が衝撃吸収ライナー2に対して一定の角度に回転できる。従って外力による着用者への衝撃を大幅に軽減する役割を果たす。
【選択図】図1

Description

(関連出願)
本出願は、「多重緩衝機能を持つヘルメット」という名称の中国実用新案出願第201720306130.7号、「ヘルメット5D緩衝構造」という名称の中国実用新案出願第201720409239.3号、「多重緩衝機能を持つヘルメット」という名称の中国特許出願第201710693725.7号、「回転衝撃緩和ヘルメット」という名称の中国特許出願第201810210306.8号の優先権を主張する。
(技術分野)
本発明は、安全防護分野に関し、特に、回転衝撃緩和ヘルメットに関する。
ヘルメットは、常用されている安全防護用品である。特許文献1(中国実用新案登録出願番号201520252101.8)では、帽体と内張りと固定端点とあご紐とスナップボタンとDリングとを含むヘルメットを開示し、弾性材質の内張りがリムを通じて帽体内に固定され、固定端点が内張りの帽体に近い頂端に配置され、スナップボタンが帽体内部の頂端に設けられる。従来のヘルメットは、主に外部からヘルメットへの法線方向衝撃に対し防護の役目を果たす。しかしながら、実際に事故が発生した場合、ヘルメットが単純な法線方向の衝撃力を受ける確立は、比較的小さく、多くの場合、法線方向衝撃力以外に接線方向上の衝撃力が作用する。このような接線方向上の衝撃力が作用すると、ヘルメットは容易に一定角度回転し、従って着用者の頭部に外傷が生じやすい。よって、外部回転衝撃力に対し比較的良い緩衝作用を有し、外力回転衝撃を受けた時に、頭部に外傷が生じにくい回転衝撃緩和ヘルメットを設計することは、解決が急務の課題となっている。
中国実用新案第204796822号明細書
そこで、本発明は、従来ヘルメットの外力による回転衝撃に耐えられる能力が比較的劣り、外力回転衝撃を受けた時に頭部に外傷が生じやすいという欠点を克服するため、外部回転衝撃力に対し非常に良好な緩衝作用を有し、外力による回転衝撃を受けた時に頭部に外傷が生じにくい回転衝撃緩和ヘルメットを提供することを目的とする。
本発明の技術的手段としては、帽体を備える回転衝撃緩和ヘルメットであって、前記回転衝撃緩和ヘルメットは帽体内に設けられる衝撃吸収ライナーを更に備え、帽体と衝撃吸収ライナーとの間に隙間を有し、帽体と衝撃吸収ライナーとの間に帽体を衝撃吸収ライナーに対して回転させる回転衝撃緩和装置が設けられている。本発明のヘルメットは、帽体と衝撃吸収ライナーとの間に回転衝撃緩和装置が設けられており、回転衝撃緩和装置がヘルメットの法線方向における弾性変形機能を有するとともに、ヘルメットの接線方向における弾性変形機能を有する。これにより、ヘルメットが外力による衝撃を受けた時、帽体接線方向に作用する外力の分力により帽体は衝撃吸収ライナーに対し回転する。本発明の帽体と衝撃吸収ライナーとの間に、帽体を衝撃吸収ライナーに対して回転させる回転衝撃緩和装置が設けられ、回転衝撃緩和装置の接線方向への変形を通じて衝撃吸収ライナーが動かない前提下で、帽体が衝撃吸収ライナーに対して一定の角度に回転できる。これにより、回転衝撃緩和の役目を果たし、こうして外力による着用者への衝撃を大幅に軽減することができる。また、回転衝撃緩和装置の変形量は一定の範囲を有し、ヘルメットの帽体が衝撃吸収ライナーに対して一定の角度に回転した後、回転衝撃緩和装置の回転減衰抵抗力は大幅に増加する。従って帽体の衝撃吸収ライナーに対する回転は、一定の角度範囲内に制御される。こうして、本発明は、従来ヘルメットの外力による回転衝撃に耐える能力が比較的劣り、外力による回転衝撃を受けた時に頭部に外傷が生じやすく頭部を効果的に保護できないという欠点を解決し、ヘルメット着用者に対する保護作用を大幅に高める。
好ましくは、回転衝撃緩和装置は、複数の緩衝構成部材を有し、前記複数の緩衝構成部材のそれぞれは、帽体内側に嵌め込まれるプラスチック釘受座と、柱状の弾性ワッシャと、弾性ワッシャとプラスチック釘受座を連結するためのプラスチック釘とを有し、プラスチック釘受座には、小径部の端が内端にある外階段状穴が設けられており、弾性ワッシャには小径部の端が外端にある内階段状穴が設けられており、弾性ワッシャの外端面はプラスチック釘受座の内端面に密着されており、前記プラスチック釘は、内階段状穴の大径部内に位置する圧盤と、内階段状穴の小径部と外階段状穴の小径部とを貫き、かつ一端が圧盤と連結された釘胴部と、外階段状穴の大径部内に位置し、かつ釘胴部の他端と連結された脱落防止具とを有し、内階段状穴の小径部の直径と釘胴部の外径がマッチし、外階段状穴の小径部の直径が釘胴部の外径より大きく、弾性ワッシャの内端面が衝撃吸収ライナーと連結される。該構造は、帽体と連結されるプラスチック釘受座と、衝撃吸収ライナーと連結される弾性ワッシャとを備え、プラスチック釘受座と弾性ワッシャとの間がプラスチック釘を介して通じて連結されている。これにより、プラスチック釘で弾性ワッシャが固定される。また、プラスチック釘の釘胴部の外径は外階段状穴の小径部の直径より遥か小さいため、プラスチック釘受座と弾性ワッシャとの間が一定の範囲内において横方向に摺動できる。このような摺動は、帽体が衝撃吸収ライナーに対し回転する一部の緩衝変位量を構成する。また、該脱落防止具は釘胴部がプラスチック釘受座から抜け落ちることを防止し、プラスチック釘受座と弾性ワッシャとの間の相互連結を確保する。本明細書に記載した「内端」は、衝撃吸収ライナーに近い端のことであり、「外端」は回転衝撃緩和装置の帽体に近い端のことである。また、柱状構造の弾性ワッシャは、外力による衝撃を受けた時、縦方向又は横方向に潰れて変形する。弾性ワッシャが縦方向に潰れて変形することでヘルメット法線方向における耐衝撃緩衝を構成し、弾性ワッシャが横方向に潰れて変形することで帽体の衝撃吸収ライナーを回転させる別の一部の緩衝変位量を構成する。こうして本発明は、緩衝構成部材のプラスチック釘受座、プラスチック釘、弾性ワッシャ、及び衝撃吸収ライナーの組み合わせにより、法線方向衝撃力及び回転(接線方向)衝撃力からの多重緩衝保護を行うことで、より一層良好な保護効果を奏する。弾性ワッシャは、プラスチック釘を介して帽体内側に嵌め込まれるプラスチック釘受座と連結されるため、容易かつ速やかに着脱することができる。
好ましくは、弾性ワッシャ両端の外周に各々内凸リング及び外凸リングが設けられており、弾性ワッシャは内凸リングを介して衝撃吸収ライナーと連結されており、内凸リングと外凸リングとの間には弾性ワッシャ外周上に複数の外環溝が設けられ、弾性ワッシャの内階段状穴の大径部の内側には複数の内環溝が周設されている。内凸リング及び外凸リングを形成することにより、弾性ワッシャとプラスチック釘受座及び衝撃吸収ライナーとの有効な接触面積が増加し、緩衝構成部材が接線方向の力を受けた際の構造安定性が増加する。外環溝及び内環溝の共同作用のもとで、弾性ワッシャの側壁が波形構造に形成されており、緩衝構成部材の緩衝性能が高められる。
好ましくは、圧盤の弾性ワッシャとの接触面は、内方に凹む球面構造であり、弾性ワッシャの内端面は凸状の球面構造である。圧盤と弾性ワッシャ及び弾性ワッシャと衝撃吸収ライナーの間はいずれも球面接触を通じてマッチし、緩衝構成部材が接線方向の力作用を受けた状態下の構造安定性を増加し、緩衝構成部材の緩衝性能を高めることに有利になる。
別の代替案としては、回転衝撃緩和装置は複数の緩衝組立体を有し、前記複数の緩衝組立体のそれぞれは、複数の柱状の緩衝ワッシャに設けられ帽体内側と連結される取付板と、個数が緩衝ワッシャの個数と同じでかつ一対一で対応して緩衝ワッシャ中心の穴に嵌設された緩衝ポストとを有し、前記取付板には、緩衝ワッシャの個数と同じ個数の取付穴が設けられ、緩衝ワッシャが一対一で対応して取付穴に貫設されており、緩衝ポストの長さは緩衝ワッシャ中心の穴の深さより短く、緩衝ワッシャの高さは取付板の厚みより大きく、緩衝ワッシャの内端は衝撃吸収ライナーと連結されている。該構造は、外力による衝撃を受けた時、緩衝組立体の緩衝ワッシャ、緩衝ポスト及び衝撃吸収ライナーの組み合わせにより、法線方向衝撃力及び回転(接線方向)衝撃力からの多重緩衝保護を行うことで、良好な緩衝効果が得られる。また、緩衝組立体の取付板に帽体内側と連結する複数の緩衝ワッシャが設けられ、緩衝ポストが緩衝ワッシャ中心の穴に嵌設され、緩衝ワッシャの弾性変形を通じて緩衝保護を行うことで、緩衝ワッシャの弾性変形が一定の範囲内に制御され、かつ緩衝ワッシャを元の状態に復帰しやすくすることができる。
好ましくは、緩衝ワッシャの外側に複数の外凹溝が周設され、緩衝ワッシャ中心の穴側に複数の内凹溝が周設され、外凹溝及び内凹溝は緩衝ワッシャの軸線方向に沿って交互に設けられる。外凹溝及び内凹溝の共同作用のもとで、緩衝ワッシャの側壁は波形構造に形成され、緩衝ワッシャの緩衝性能を高めることに有利になる。
好ましくは、前記帽体内側には、緩衝ワッシャの個数と同じ個数でかつ緩衝ワッシャと一対一で対応する皿穴が設けられており、緩衝ワッシャの外端には、皿穴とマッチする外凸縁が設けられており、緩衝ワッシャの内端には内凸縁が設けられており、緩衝ワッシャは内凸縁を介して衝撃吸収ライナーと連結されている。緩衝ワッシャの外凸縁は、緩衝ワッシャと帽体との連結強度を高めることができる。また、緩衝ワッシャの内凸縁は、緩衝ワッシャとバックルと衝撃吸収ライナーとの連結強度を高めることができる。
更なる代替案としては、回転衝撃緩和装置は、帽体内側に設けられた凹み部と、外端が凹み部底面に連結される複数の弾性支柱と、弾性支柱の個数と同じ個数の位置決め孔を有するクッションとを有し、クッションは凹み部内に入れられており、位置決め孔に一対一で対応して弾性支柱の外端が嵌め込まれており、弾性支柱の内端は、衝撃吸収ライナーと連結されている。該構造は、外力による回転衝撃を受けた時、緩衝組立体の弾性支柱、クッション及び衝撃吸収ライナーの組み合わせにより、衝撃力及び回転力の衝撃からの多重緩衝保護を行い、クッションは弾性支柱が元の状態に復帰しやすくする。
好ましくは、回転衝撃緩和ヘルメットは、U形緩衝材を更に有し、U形緩衝材の一端は衝撃吸収ライナーに連結され、U形緩衝材の他端は連結材の一端に連結され、連結材の他端には係止具が設けられ、帽体内側には係止具とマッチする係止孔が設けられ、係止具と係止孔とは対応して係着する。衝撃吸収ライナーは、U形緩衝材及び連結材を介して帽体と一体化され、一方、U形緩衝材は、衝撃吸収ライナーと帽体との間の緩衝構造を構成し、接線方向の力を受けた時、緩衝の役割を果たす。更にU形緩衝材は、回転力の衝撃を受けた時の緩衝効果を向上させるとともに、衝撃吸収ライナーと帽体との間の過度摺動も制限することができる。また、係止具と係止孔とをマッチする固定方法は、着脱する際に便利である。
好ましくは、衝撃吸収ライナーは、数枚の帯状構造であり、頭頂部に位置するU形内装体と頭周部の環形内装体とを有しており、U形緩衝材が2本で、各々ヘルメット後部の左右両側の環形内装体上に設けられ、U形緩衝材と衝撃吸収ライナーとの連結部に2本のヘッドバンドが対応して設けられ、ヘッドバンドの他端がバックルに連結される。本発明のU形緩衝材は、ヘルメット後部の左右両側に設けられ、U形緩衝材と衝撃吸収ライナーとの連結部及びヘッドバンドと衝撃吸収ライナーとの連結部が同一位置にある。バックルの役目は、ヘッドバンドの張り具合を調整することであり、ヘッドバンドと頭部との当たりを良くすると、外力による回転衝撃を受けた時に頭部を保護することができる。
本発明は、ヘルメットの帽体と衝撃吸収ライナーとの間に回転衝撃緩和装置を設けることで、ヘルメットが外力による衝撃を受けた時の接線方向の分力を大幅に減少させ、外力による着用者への衝撃を大幅に減らすことができる。また、回転衝撃緩和装置の変形量は、一定の範囲を有し、ヘルメットの帽体が衝撃吸収ライナーに対して一定の角度に回転したときに、回転衝撃緩和装置の回転減衰抵抗力は大幅に増加する。従って帽体の衝撃吸収ライナーに対する回転は、一定の角度範囲内に制御される。こうして、本発明は、従来ヘルメットの外力による回転衝撃に耐える能力が比較的劣り、外力による回転衝撃を受けた時に頭部に外傷が生じやすく頭部を効果的に保護できないという欠点を解決し、ヘルメット着用者に対する保護作用を大幅に高める。
本発明の実施例1に係る構造断面図である。 本発明の実施例1における緩衝構成部材の構造断面図である。 本発明の実施例2に係る構造断面図である。 本発明の実施例2における緩衝組立体の構造断面図である。 本発明の実施例3に係る構造断面図である。 本発明の構造を示す下面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明に対し更なる説明を行う。
(実施例1)
図1、図2は、帽体1を含む実施例1に係る回転衝撃緩和ヘルメットを示している。前記回転衝撃緩和ヘルメットは、帽体内に設けられる衝撃吸収ライナー2を有している。衝撃吸収ライナーの材質はPC板又は発泡スチロールであり、帽体と衝撃吸収ライナーとの間には隙間が形成されている。帽体と衝撃吸収ライナーとの間には、帽体を衝撃吸収ライナーに対して回転させる回転衝撃緩和装置が設けられている。前記回転衝撃緩和装置は、21個の緩衝構成部材16を有している。前記緩衝構成部材は、帽体内側に嵌め込まれるプラスチック釘受座18と、柱状の弾性ワッシャ21と、弾性ワッシャとプラスチック釘受座を連結するためのプラスチック釘19とを有している。プラスチック釘受座には小径部の端が内端にある外階段状穴17が設けられている。弾性ワッシャには小径部の端が外端に位置する内階段状穴20が設けられており、弾性ワッシャの外端面はプラスチック釘受座の内端面に密着されている。前記プラスチック釘19は、内階段状穴の大径部内に位置し、弾性ワッシャとの接触面が内方に凹む球面構造である圧盤22と、内階段状穴の小径部と外階段状穴の小径部とを貫き、かつ一端が圧盤と連結した釘胴部23と、内階段状穴の小径部の直径と釘胴部の外径がマッチし、外階段状穴の小径部の直径が釘胴部の外径より大きく、外階段状穴の大径部内に位置し、かつ釘胴部の他端と連結する脱落防止具24とを有する。本実施例における圧盤、釘胴部及び脱落防止具は一体成形構造であり、弾性ワッシャの材質はシリコンである。弾性ワッシャの内端面は凸状の球面構造であり、弾性ワッシャの内端面が衝撃吸収ライナーと連結される。前記弾性ワッシャ両端の外周に各々内凸リング25及び外凸リング26が設けられている。弾性ワッシャは、内凸リングを介して衝撃吸収ライナーと連結され、内凸リングと外凸リングとの間の弾性ワッシャ外周上に6個の外環溝27が形成されている。弾性ワッシャの内階段状穴の大径部の内側に3個の内環溝28が周設される。
回転衝撃緩和ヘルメットは、U形緩衝材33を更に有する。U形緩衝材の一端は衝撃吸収ライナーに連結され、U形緩衝材の他端は連結材35の一端に連結されている。連結材の他端には、係止具34が設けられている。帽体内側には、係止具とマッチする係止孔36が設けられており、係止具と係止孔は対応して係着する。本実施例の衝撃吸収ライナーは、2枚の帯状構造を有しており、頭頂部に位置するU形内装体37と頭周部の環形内装体38(図6)とを有している。前記U形緩衝材が2本で、各々ヘルメット後部の左右両側の環形内装体上に設けられ、U形緩衝材と衝撃吸収ライナーとの連結部に2本のヘッドバンド3が対応して設けられ、前記ヘッドバンドの他端がバックル4に連結される。
(実施例2)
図3、図4は、実施例2に係る回転衝撃緩和装置を示している。回転衝撃緩和装置は、7個の緩衝組立体5を有している。前記緩衝組立体は、取付板8と緩衝ポスト9を有している。取付板8は、3個の柱状の緩衝ワッシャ6に設けられ、帽体内側と両面テープ7により接着されている。緩衝ポスト9は、個数が緩衝ワッシャの個数と同じで、一対一で対応して緩衝ワッシャ中心の穴に嵌設されている。前記取付板には、個数が緩衝ワッシャの個数と同じ取付穴10が設けられ、緩衝ワッシャが一対一で対応して取付穴に貫設されている。緩衝ワッシャ及び緩衝ポストの材質はシリコンである。緩衝ポストの長さは緩衝ワッシャ中心の穴の深さより短く、緩衝ワッシャの高さは取付板の厚みより大きい。緩衝ワッシャの内端は衝撃吸収ライナーと連結される。帽体内側には、個数が緩衝ワッシャの個数と同じでかつ緩衝ワッシャと一対一で対応する皿穴13が設けられている。緩衝ワッシャの外端には皿穴とマッチする外凸縁14が設けられており、緩衝ワッシャの内端には内凸縁15が設けられている。緩衝ワッシャは、内凸縁を介して衝撃吸収ライナーと連結されている。その他の構成は実施例1と同じである。
(実施例3)
図5は、実施例3に係る回転衝撃緩和装置を示している。回転衝撃緩和装置は、帽体内側に設けられる凹み部29と、外端が凹み部底面に連結される24本の弾性支柱30と、個数が弾性支柱の個数と同一の位置決め孔31を有するクッション32とを有している。クッションは凹み部に入れられており、位置決め孔に一対一で対応して弾性支柱の外端が嵌め込まれている。弾性支柱の内端は衝撃吸収ライナーと連結される。本実施例において、弾性支柱の材質はナイロンであり、横断面形状が正六角形である。クッション32の材質はシリコンである。その他の構成は、実施例1と同じである。
本発明の3つの実施例の回転衝撃緩和ヘルメットと従来ヘルメットとを用いて試験を行い、その結果を比較すると、
落下高さ1m、落下速度4.43m/s、試験点における回転加速度を各々4065、5527、6548(r/s)とした条件下で、3つの実施例の回転衝撃緩和ヘルメットの損傷は26.4〜45.7%減少した。
落下高さ1.5m、落下速度5.42m/s、試験点における回転加速度を各々5683、6294、7094.(r/s)とした条件下で、3つの実施例の回転衝撃緩和ヘルメットの損傷は33.1〜32.3%減少した。
本発明のヘルメットは、帽体と衝撃吸収ライナーとの間に回転衝撃緩和装置が設けられており、回転衝撃緩和装置がヘルメットの法線方向における弾性変形機能を有するとともに、ヘルメットの接線方向における弾性変形機能を有する。これにより、ヘルメットが外力による衝撃を受けた時、帽体接線方向に作用する外力の分力により帽体は衝撃吸収ライナーに対し回転する。本発明の帽体と衝撃吸収ライナーとの間に、帽体を衝撃吸収ライナーに対して回転させる回転衝撃緩和装置が設けられ、回転衝撃緩和装置の接線方向への変形を通じて衝撃吸収ライナーが動かない前提下で、帽体が衝撃吸収ライナーに対して一定の角度に回転できる。これにより、回転衝撃緩和の役目を果たし、こうして外力による着用者への衝撃を大幅に軽減することができる。また、回転衝撃緩和装置の変形量は一定の範囲を有し、ヘルメットの帽体が衝撃吸収ライナーに対して一定の角度に回転した後、回転衝撃緩和装置の回転減衰抵抗力は大幅に増加する。従って帽体の衝撃吸収ライナーに対する回転は、一定の角度範囲内に制御される。また衝撃吸収ライナーは、U形緩衝材及び連結材を介して帽体と一体的に接続されているため、回転力の衝撃を受けた時の緩衝効果をさらに向上させることができる。こうして、本発明は、従来ヘルメットの外力による回転衝撃に耐える能力が比較的劣り、外力による回転衝撃を受けた時に頭部に外傷が生じやすく頭部を効果的に保護できないという欠点を解決し、ヘルメット着用者に対する保護作用を大幅に高める。
上記実施例以外に、本発明の特許請求の範囲及び明細書で開示する範囲内において、本発明の技術的特徴又は技術データを改め選択及び組み合わせることで、新しい実施例を構成でき、それらは均しく当業者が格別な創意工夫を要しなくとも実現できる。よって、本発明で詳細に記載していないそれら実施例も本発明の具体的実施例と見なして本発明の保護範囲内に含まれることは勿論である。
(付記)
(付記1)
帽体(1)を備える回転衝撃緩和ヘルメットであって、
前記回転衝撃緩和ヘルメットは、前記帽体内に設けられる衝撃吸収ライナー(2)を更に備え、
前記帽体と前記衝撃吸収ライナーとの間に隙間を有し、前記帽体と前記衝撃吸収ライナーとの間に前記帽体を前記衝撃吸収ライナーに対して回転させる回転衝撃緩和装置が設けられている、
ことを特徴とする回転衝撃緩和ヘルメット。
(付記2)
前記回転衝撃緩和装置は、複数の緩衝構成部材(16)を有し、
前記複数の緩衝構成部材のそれぞれは、前記帽体内側に嵌め込まれるプラスチック釘受座(18)と、柱状の弾性ワッシャ(21)と、弾性ワッシャとプラスチック釘受座を連結するためのプラスチック釘(19)とを有し、
前記プラスチック釘受座には、小径部の端が内端にある外階段状穴(17)が設けられており、
前記弾性ワッシャには小径部の端が外端にある内階段状穴(20)が設けられており、前記弾性ワッシャの外端面は前記プラスチック釘受座の内端面に密着されており、
前記プラスチック釘は、前記内階段状穴の大径部内に位置する圧盤(22)と、前記内階段状穴の小径部と前記外階段状穴の小径部とを貫き、かつ一端が前記圧盤と連結された釘胴部(23)と、前記外階段状穴の大径部内に位置し、かつ前記釘胴部の他端と連結された脱落防止具(24)とを有し、前記内階段状穴の小径部の直径と前記釘胴部の外径がマッチし、前記外階段状穴の小径部の直径が前記釘胴部の外径より大きく、
前記弾性ワッシャの内端面が前記衝撃吸収ライナーと連結される、ことを特徴とする付記1に記載の回転衝撃緩和ヘルメット。
(付記3)
前記弾性ワッシャの両端の外周に各々内凸リング(25)及び外凸リング(26)が設けられており、前記弾性ワッシャは前記内凸リングを介して前記衝撃吸収ライナーと連結されており、前記内凸リングと前記外凸リングとの間には前記弾性ワッシャの外周上に複数の外環溝(27)が設けられ、前記弾性ワッシャの前記内階段状穴の大径部の内側には複数の内環溝(28)が周設されている、ことを特徴とする付記2に記載の回転衝撃緩和ヘルメット。
(付記4)
前記圧盤の前記弾性ワッシャとの接触面は、内方に凹む球面構造であり、前記弾性ワッシャの内端面は凸状の球面構造である、ことを特徴とする付記2に記載の回転衝撃緩和ヘルメット。
(付記5)
前記回転衝撃緩和装置は、複数の緩衝組立体(5)を有し、
前記複数の緩衝組立体のそれぞれは、複数の柱状の緩衝ワッシャ(6)に設けられ帽体内側と連結される取付板(8)と、個数が前記緩衝ワッシャの個数と同じでかつ一対一で対応して前記緩衝ワッシャ中心の穴に嵌設された緩衝ポスト(9)とを有し、
前記取付板には、前記緩衝ワッシャの個数と同じ個数の取付穴(10)が設けられ、前記緩衝ワッシャが一対一で対応して前記取付穴に貫設されており、前記緩衝ポストの長さは前記緩衝ワッシャ中心の穴の深さより短く、前記緩衝ワッシャの高さは前記取付板の厚みより大きく、前記緩衝ワッシャの内端は前記衝撃吸収ライナーと連結されている、ことを特徴とする付記1に記載の回転衝撃緩和ヘルメット。
(付記6)
前記緩衝ワッシャの外側に複数の外凹溝(11)が周設され、前記緩衝ワッシャ中心の穴側に複数の内凹溝(12)が周設され、前記外凹溝及び前記内凹溝は前記緩衝ワッシャの軸線方向に沿って交互に設けられる、ことを特徴とする付記5に記載の回転衝撃緩和ヘルメット。
(付記7)
前記帽体内側には、前記緩衝ワッシャの個数と同じ個数でかつ前記緩衝ワッシャと一対一で対応する皿穴(13)が設けられており、前記緩衝ワッシャの外端には、前記皿穴とマッチする外凸縁(14)が設けられており、前記緩衝ワッシャの内端には内凸縁(15)が設けられており、前記緩衝ワッシャは前記内凸縁を介して前記衝撃吸収ライナーと連結されている、ことを特徴とする付記5に記載の回転衝撃緩和ヘルメット。
(付記8)
前記回転衝撃緩和装置は、前記帽体内側に設けられた凹み部(29)と、外端が前記凹み部底面に連結される複数の弾性支柱(30)と、前記弾性支柱の個数と同じ個数の位置決め孔(31)を有するクッション(32)とを有し、
前記クッションは前記凹み部内に入れられており、前記位置決め孔に一対一で対応して前記弾性支柱の外端が嵌め込まれており、
前記弾性支柱の内端は、前記衝撃吸収ライナーと連結されている、ことを特徴とする付記5に記載の回転衝撃緩和ヘルメット。
(付記9)
U形緩衝材(33)を更に有し、前記U形緩衝材の一端は前記衝撃吸収ライナーに連結され、前記U形緩衝材の他端は連結材(35)の一端に連結され、前記連結材の他端には係止具(34)が設けられ、前記帽体内側には前記係止具とマッチする係止孔(36)が設けられ、前記係止具と前記係止孔とは対応して係着する、ことを特徴とする付記1〜8のいずれか1つに記載の回転衝撃緩和ヘルメット。
(付記10)
前記衝撃吸収ライナーは、数枚の帯状構造であり、頭頂部に位置するU形内装体(37)と頭周部の環形内装体(38)とを有しており、前記U形緩衝材が2本で、各々ヘルメット後部の左右両側の前記環形内装体上に設けられ、前記U形緩衝材と前記衝撃吸収ライナーとの連結部に2本のヘッドバンド(3)が対応して設けられ、前記ヘッドバンドの他端がバックル(4)に連結される、ことを特徴とする付記9に記載の回転衝撃緩和ヘルメット。
1 帽体
2 衝撃吸収ライナー
3 ヘッドバンド
4 バックル
5 緩衝組件
6 緩衝ワッシャ
7 両面テープ
8 取付板
9 緩衝ポスト
10 取付穴
11 外凹溝
12 内凹溝
13 皿穴
14 外凸縁
15 内凸縁
16 緩衝構成部材
17 外階段状穴
18 プラスチック釘受座
19 プラスチック釘
20 内階段状穴
21 弾性ワッシャ
22 圧盤
23 釘胴部
24 脱落防止具
25 内凸リング
26 外凸リング
27 外環溝
28 内環溝
29 凹み部
30 弾性支柱
31 位置決め孔
32 クッション
33 U形緩衝材
34 係止具
35 連結材
36 係止孔
37 U形内装体
38 環形内装体

Claims (10)

  1. 帽体(1)を備える回転衝撃緩和ヘルメットであって、
    前記回転衝撃緩和ヘルメットは、前記帽体内に設けられる衝撃吸収ライナー(2)を更に備え、
    前記帽体と前記衝撃吸収ライナーとの間に隙間を有し、前記帽体と前記衝撃吸収ライナーとの間に前記帽体を前記衝撃吸収ライナーに対して回転させる回転衝撃緩和装置が設けられている、
    ことを特徴とする回転衝撃緩和ヘルメット。
  2. 前記回転衝撃緩和装置は、複数の緩衝構成部材(16)を有し、
    前記複数の緩衝構成部材のそれぞれは、前記帽体内側に嵌め込まれるプラスチック釘受座(18)と、柱状の弾性ワッシャ(21)と、弾性ワッシャとプラスチック釘受座を連結するためのプラスチック釘(19)とを有し、
    前記プラスチック釘受座には、小径部の端が内端にある外階段状穴(17)が設けられており、
    前記弾性ワッシャには小径部の端が外端にある内階段状穴(20)が設けられており、前記弾性ワッシャの外端面は前記プラスチック釘受座の内端面に密着されており、
    前記プラスチック釘は、前記内階段状穴の大径部内に位置する圧盤(22)と、前記内階段状穴の小径部と前記外階段状穴の小径部とを貫き、かつ一端が前記圧盤と連結された釘胴部(23)と、前記外階段状穴の大径部内に位置し、かつ前記釘胴部の他端と連結された脱落防止具(24)とを有し、前記内階段状穴の小径部の直径と前記釘胴部の外径がマッチし、前記外階段状穴の小径部の直径が前記釘胴部の外径より大きく、
    前記弾性ワッシャの内端面が前記衝撃吸収ライナーと連結される、ことを特徴とする請求項1に記載の回転衝撃緩和ヘルメット。
  3. 前記弾性ワッシャの両端の外周に各々内凸リング(25)及び外凸リング(26)が設けられており、前記弾性ワッシャは前記内凸リングを介して前記衝撃吸収ライナーと連結されており、前記内凸リングと前記外凸リングとの間には前記弾性ワッシャの外周上に複数の外環溝(27)が設けられ、前記弾性ワッシャの前記内階段状穴の大径部の内側には複数の内環溝(28)が周設されている、ことを特徴とする請求項2に記載の回転衝撃緩和ヘルメット。
  4. 前記圧盤の前記弾性ワッシャとの接触面は、内方に凹む球面構造であり、前記弾性ワッシャの内端面は凸状の球面構造である、ことを特徴とする請求項2に記載の回転衝撃緩和ヘルメット。
  5. 前記回転衝撃緩和装置は、複数の緩衝組立体(5)を有し、
    前記複数の緩衝組立体のそれぞれは、複数の柱状の緩衝ワッシャ(6)に設けられ帽体内側と連結される取付板(8)と、個数が前記緩衝ワッシャの個数と同じでかつ一対一で対応して前記緩衝ワッシャ中心の穴に嵌設された緩衝ポスト(9)とを有し、
    前記取付板には、前記緩衝ワッシャの個数と同じ個数の取付穴(10)が設けられ、前記緩衝ワッシャが一対一で対応して前記取付穴に貫設されており、前記緩衝ポストの長さは前記緩衝ワッシャ中心の穴の深さより短く、前記緩衝ワッシャの高さは前記取付板の厚みより大きく、前記緩衝ワッシャの内端は前記衝撃吸収ライナーと連結されている、ことを特徴とする請求項1に記載の回転衝撃緩和ヘルメット。
  6. 前記緩衝ワッシャの外側に複数の外凹溝(11)が周設され、前記緩衝ワッシャ中心の穴側に複数の内凹溝(12)が周設され、前記外凹溝及び前記内凹溝は前記緩衝ワッシャの軸線方向に沿って交互に設けられる、ことを特徴とする請求項5に記載の回転衝撃緩和ヘルメット。
  7. 前記帽体内側には、前記緩衝ワッシャの個数と同じ個数でかつ前記緩衝ワッシャと一対一で対応する皿穴(13)が設けられており、前記緩衝ワッシャの外端には、前記皿穴とマッチする外凸縁(14)が設けられており、前記緩衝ワッシャの内端には内凸縁(15)が設けられており、前記緩衝ワッシャは前記内凸縁を介して前記衝撃吸収ライナーと連結されている、ことを特徴とする請求項5に記載の回転衝撃緩和ヘルメット。
  8. 前記回転衝撃緩和装置は、前記帽体内側に設けられた凹み部(29)と、外端が前記凹み部底面に連結される複数の弾性支柱(30)と、前記弾性支柱の個数と同じ個数の位置決め孔(31)を有するクッション(32)とを有し、
    前記クッションは前記凹み部内に入れられており、前記位置決め孔に一対一で対応して前記弾性支柱の外端が嵌め込まれており、
    前記弾性支柱の内端は、前記衝撃吸収ライナーと連結されている、ことを特徴とする請求項5に記載の回転衝撃緩和ヘルメット。
  9. U形緩衝材(33)を更に有し、前記U形緩衝材の一端は前記衝撃吸収ライナーに連結され、前記U形緩衝材の他端は連結材(35)の一端に連結され、前記連結材の他端には係止具(34)が設けられ、前記帽体内側には前記係止具とマッチする係止孔(36)が設けられ、前記係止具と前記係止孔とは対応して係着する、ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の回転衝撃緩和ヘルメット。
  10. 前記衝撃吸収ライナーは、数枚の帯状構造であり、頭頂部に位置するU形内装体(37)と頭周部の環形内装体(38)とを有しており、前記U形緩衝材が2本で、各々ヘルメット後部の左右両側の前記環形内装体上に設けられ、前記U形緩衝材と前記衝撃吸収ライナーとの連結部に2本のヘッドバンド(3)が対応して設けられ、前記ヘッドバンドの他端がバックル(4)に連結される、ことを特徴とする請求項9に記載の回転衝撃緩和ヘルメット。
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