JP2018160582A - 半導体発光装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体発光装置及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】発光素子の製造誤差による厚みによらず、色度のバラツキを抑えることが可能な半導体発光装置及びその製造方法を提供する。【解決手段】半導体発光装置1は、実装基板2と、実装基板2の上に載置され、発光層を含む半導体層からなる発光素子3と、発光素子3を覆うように実装基板2の上に載置され、蛍光体粒子42と樹脂とを含む樹脂層4と、を有して構成される。樹脂層4は、発光素子3の光取出し面33の全領域であって、この領域の全体に亘って蛍光体粒子42が設けられている第1の領域R1と、発光素子3の側面から側面の外側方向に向かう実装基板2の上の領域として画定されている領域であって、蛍光体粒子を含む領域である第2の領域R2と、第2の領域の外側の領域として画定されている領域であって、蛍光体粒子を含まない領域である第3の領域R3と、を有している。【選択図】図3

Description

本発明は、半導体発光装置及びその製造方法に関する。
LED(Light Emitting Diode)素子を搭載した半導体発光装置は、照明等に用いられている。このような半導体発光装置では、例えば、白色光を得るために青色光を発するLED素子上に黄色蛍光体を配することが行われている。
このような半導体発光装置の製造方法としては、例えば、パッケージの収納部に発光素子を実装して、蛍光体粒子を含む透光性樹脂を発光素子を覆うように前記収納部に充填して硬化させることを含む発光装置の製造方法であって、前記透光性樹脂は、硬化されるまでの間に表層部に比べて前記発光素子の周りに多くの蛍光体粒子が沈降するようにその粘度が調整されており、かつ前記透光性樹脂を硬化させた後に、硬化した透光性樹脂の表面を研磨することを含む、発光装置の製造方法が特許文献1に開示されている。
特開2004−186488号公報
ところで、LED素子の厚みは、製造誤差によってわずかなバラツキがある。
特許文献1に示される発光装置の製造方法のように、蛍光体粒子を沈降させてLED素子の光取出し面に蛍光体粒子を載せる場合、発光素子(LED素子)の厚みと、収納部(キャビティ)の深さが問題となる。
具体的には、LED素子厚さが平均的な厚さよりも厚くなると、キャビティ内部の透光性樹脂の体積が減少し、平均的な厚さよりも薄くなると、キャビティ内部の透光性樹脂の体積が増大する。
キャビティ内部の透光性樹脂の体積が変化すると、これに含まれる蛍光体粒子の量も変化する。この結果、LED素子の光取出し面に載置される蛍光体粒子の量も変化し、半導体発光装置の色度にバラツキが生じる問題がある。特に、キャビティが浅く形成される場合は、半導体発光装置の色度のバラツキが顕著に現れる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、LED素子の厚みによらず半導体発光装置の色度のバラツキを抑えることが可能な半導体発光装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明の半導体発光装置は、実装基板と、前記実装基板上に載置され、発光層を含む半導体層からなる発光素子と、前記発光素子を覆うように前記実装基板上に載置され、蛍光体粒子と樹脂とを含む樹脂層と、を有し、前記樹脂層は、前記発光素子の光取出し面の全領域であって、この領域の全体に亘って前記蛍光体粒子が設けられている第1の領域と、前記発光素子の側面から前記側面の外側方向に向かう前記基板上の領域として画定されている領域であって、前記蛍光体粒子を含む領域である第2の領域と、前記第2の領域の外側の領域として画定されている領域であって、前記蛍光体粒子を含まない領域である第3の領域と、を有していることを特徴とする。
実施例1の半導体発光装置の全体構成を示す上面図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 図1のA−A線に沿った断面図であって、樹脂層の各領域を示しているものである。 樹脂層の各領域を示した半導体発光装置の上面図である。 半導体発光装置の製造手順を示すフロー図である。 ステップS01における半導体発光装置の断面図である。 ステップS01における半導体発光装置の断面図である。 ステップS02における半導体発光装置の断面図である。 ステップS03における半導体発光装置の断面図である。 ステップS04における半導体発光装置の断面図である。 ステップS04における半導体発光装置の断面図である。 ステップS04における半導体発光装置の断面図である。 実施例2に係る半導体発光装置の製造手順の一部を示す断面図である。 実施例2に係るステップS01における半導体発光装置の断面図である。 実施例3の半導体発光装置の製造工程で用いる型の断面図である。 実施例3の半導体発光装置の製造方法で製造された半導体発光装置の断面図である。 実施例4の半導体発光装置の断面図であって、樹脂層の各領域及びハウジングの凹部の底面の領域を示しているものである。 実施例5に係るステップS01における半導体発光装置の断面図である。 実施例5に係るステップS01における半導体発光装置の断面図である。 実施例5に係る半導体発光装置を示す断面図である。
以下に本発明の好適な実施例を詳細に説明する。尚、以下の説明及び添付図面においては、実質的に同一又は等価な部分には同一の参照符号を付している。
本発明の半導体発光装置1は図1及び図2に示すように、実装基板2と、実装基板2の上面に載置され、発光層を含む半導体層からなる発光素子3と、発光素子3を覆うように実装基板2の上に載置され、蛍光体粒子と樹脂とを含む樹脂層4と、を有して構成されている。
実装基板2は、例えばアルミナやAlNなどのセラミック材料からなるものである。実装基板2は、発光素子3及び樹脂層4を収容するハウジング(キャビティ)21と、発光素子3と電気的に接続する接続電極22とを有して構成されている。実装基板2の表面(上面)には、発光素子3と電源(図示せず)とを接続する配線(図示せず)が設けられている。
ハウジング21は、実装基板2と、実装基板2の周囲を囲うように設けられた柱状のリフレクタ23と、によって枠体状に形成されている。(換言すると、実装基板2は、凹部25を有するハウジング21として形成される。)
リフレクタ23は、シリコーン樹脂等の樹脂材内に光散乱材を分散させた、いわゆる白色樹脂と称される材料からなるものである。リフレクタ23の実装基板2への固定は、例えばエポキシ樹脂等からなる接着剤によって行われている。
配線は、電源の一端側と接続電極22とを接続するものと、電源の他端側と発光素子3とを接続するものと、の2種類を有している。
発光素子3及び樹脂層4は、ハウジング21の凹部25の底面26の中央部上に載置される。
発光素子3は、発光層を有する半導体構造層31と、半導体構造層31を支持する支持基板32とから構成されている。
半導体構造層31は、その上面(光取出し面)33側に表面電極34が設けられ、支持基板32側の半導体構造層31の表面に裏面電極(図示せず)が設けられている。
支持基板32は、例えばSi及びSiCなどの導電性材料からなる。
支持基板32の実装基板2への固定は、例えば、ダイアタッチ剤などの導電性の接着剤を用いて行われている。
表面電極34と接続電極22とは、金等で形成されたボンディングワイヤ5を用いてワイヤボンディングによって電源の一端側に接続されている。
裏面電極と実装基板2の配線とは、支持基板32を介して電源の他端側に接続されている。
樹脂層4は、例えばシリコーン樹脂などの透光性の樹脂41と、発光素子3の発光層から放出される光の波長を変換する蛍光体粒子42と、を有して構成されている。
樹脂層4は、表面電極34を含む発光素子3の全体を覆うように、すなわち、ハウジング21内の凹部25の全体を埋設するように、リフレクタ23の内壁面に当接し、かつ、この内壁面の高さと同等の高さまで形成される。
具体的には図3及び図4に示すように、樹脂層4は、発光素子3の光取出し面33の全領域であって、この領域の全体に亘って蛍光体粒子42が設けられている第1の領域R1と、発光素子3の側面35からこの側面35の外側方向に向かう基板上の領域として画定されている領域であって、蛍光体粒子42を含む領域である第2の領域R2と、第2の領域R2の外側の領域として画定されている領域であって、蛍光体粒子42を含まない領域である第3の領域R3と、を有している。
第1の領域R1は、樹脂41と蛍光体粒子42とで構成されている領域である。第1の領域R1においては、蛍光体粒子42が光取出し面33上に満遍なく設けられている。第1の領域R1の蛍光体粒子42の密度は、第2の領域R2よりも高くなっている。図4の樹脂層4の各領域の拡大図にも示すように、第1の領域R1の蛍光体粒子42の密度分布は、その中央部R1aから周辺部R1bに向かうに従って減少している。
すなわち、第1の領域R1における蛍光体粒子42の分布は、中央部R1aには第1の領域R1の中で最も多くの蛍光体粒子42が集まり、周辺部R1b(第2の領域R2方向)に向かうにしたがい、徐々に蛍光体粒子42の数が少なくなるようになっている。
第2の領域R2は、樹脂41と蛍光体粒子42とで構成されている領域である。第2の領域R2において、蛍光体粒子42の密度は、第1の領域R1よりも少なくなっている。第2の領域R2における蛍光体粒子42の密度分布の偏りは、第1の領域R1に比べて少なくなっているか、又は、ほとんど偏りがない。
第3の領域R3は、蛍光体粒子42が全く含まれずに構成されている領域である。
蛍光体粒子42は、例えば青色光によって励起されて黄色蛍光を出射する。
このような蛍光体粒子42としては、Ce附活イットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG:Ce)、Ce附活テルビウム・アルミニウム・ガーネット(TAG:Ce)、オルトシリケート蛍光体((BaSrCa)SiO4、他)、αサイアロン蛍光体(Ca−α−SiAlON:Euなど)などを用いることができる。
次に、本発明の半導体発光装置1の製造方法について図5に示すフロー図及び図6ないし11を参照して説明する。
図6は、実装基板2に発光素子3を載置した状態を示す半導体発光装置1の断面図である。図7は、蛍光体粒子42を含まない樹脂原料をハウジング内に入れた状態を示す半導体発光装置1の断面図である。図8は、半導体発光装置1の製造工程で用いる型の凹部に樹脂原料を入れた状態を示す断面図である。図9は、半導体発光装置1の製造工程で用いる型の凹部の底面に蛍光体粒子42が沈降した状態を示す断面図である。図10A,図10B,図11は、仮硬化させた樹脂原料をハウジング21内に入れる態様を示した断面図である。
図6に示すように、支持基板32を実装基板2に固定した後、表面電極34及び接続電極22間をワイヤボンディングによって接続して、実装基板2に発光素子3を載置する(ステップS01)。この際、図7に示すように、蛍光体粒子42を含まない樹脂原料を予めハウジング21内に入れておく。
図8に示すように、蛍光体粒子42と樹脂とを少なくとも含む樹脂原料を、発光素子3の取出し面を包含する大きさの凹部61を有する型6に入れる(ステップS02)。
図9に示すように、樹脂原料を加熱しつつ、凹部61の底面62に蛍光体粒子42を沈降させて樹脂原料を仮硬化する(ステップS03)。
図10A又は図10Bに示すように、型6とハウジング21の縁同士を貼り合わせた後、図11に示すように、仮硬化された樹脂原料を重力落下により型6から外して光取出し面33上に載り移す(ステップS04)。従って、図10Bのように型6を重力方向の下側にしてハウジング21の縁を貼り合わせた場合は、天地を逆にしてこの工程を行う。
型6を取り外し、樹脂原料を加熱することにより本硬化させて発光素子3の上に樹脂層4を形成する(ステップS05)。
尚、ステップS02において使用した型6の凹部61は、底面62が半球状に形成され、かつ、底面62から開口部63に向かって円柱状に形成されている。この開口部63の面積は、発光素子3の面積とほぼ同一である。
凹部61は、蛍光体粒子42の底面62への沈降によって、蛍光体粒子42の密度分布を形成する形状を有する。
従って、ステップS04の工程において、凹部61の形状に基づいて仮硬化された樹脂原料は、ある程度の形状(蛍光体粒子42の密度分布)を保ったままハウジング21に落下し、光取出し面33の上に蛍光体粒子42が載置される。
この蛍光体粒子42の密度分布を保ったまま、ステップS05の樹脂原料を本硬化する工程が行われることにより、第1の領域R1の蛍光体粒子42の密度分布が形成されている。
また、本実施例はステップS04の工程において、重力落下により仮硬化させた樹脂原料を型6から外したが、このような方法に限られるものではなく、例えば、型6の凹部61の内壁面と仮硬化させた樹脂原料との間に空気を導入することにより、樹脂原料が型6から剥離されるようにしてもよい。
以上のように、本発明の半導体発光装置1は、仮硬化された樹脂原料を発光素子3の上に移すことにより、発光素子3の所望の位置に所望の量の蛍光体粒子42を設けることができる。これにより、発光素子3の製造誤差に基づく厚みのバラつきに関係なく、発光素子3の光取出し面33に一定量の蛍光体粒子42を載置することができる。
従って、半導体発光装置1の色度のバラつきを抑制することが可能となる。
すなわち、従来の製造方法では、ハウジング21(キャビティ)の深さが1mm以下に浅く形成されている場合、キャビティ内部の透光性樹脂の体積キャビティへの導入量が発光素子3の厚みによって影響を受け、半導体発光装置1の色度にバラツキが生じる問題は特に深刻になる。
しかし、本発明の半導体発光装置1は、発光素子3の光取出し面33に直接的に蛍光体粒子42を配置することが可能となるため、このような問題は生じず、半導体発光装置1の色度のバラツキを低減させることが可能である。
このように、発光素子3の光取出し面33に効率よく蛍光体粒子42を載置することができるため、蛍光体粒子42の使用量を少なくすることができ、半導体発光装置1の製造コストを低減することができる。
上述のように、型6の凹部61の形状は、樹脂層4の第1の領域R1における蛍光体粒子42の密度分布に影響を与える。
そこで、適宜凹部61の形状を変更して、所望の蛍光体粒子42の密度分布とするようにしてもよい。
図12は、型6の凹部61に樹脂原料を入れた状態を示す断面図である。図13は、型6の凹部61の底面62に蛍光体粒子42が沈降した状態を示す断面図である。
具体的には、図12に示すように、型6の凹部61は台形台状に形成されている。
この型6を用いて半導体発光装置1を製造する方法は以下の通りとなる。
ステップS01は、実施例1と同一であるので説明を省略する。
図12及び図13に示すように、上述したステップS02とステップS03と同様に、樹脂原料を加熱しつつ、凹部61の底面62に蛍光体粒子42を沈降させて樹脂原料を仮硬化する。以後の工程は同一であるので説明を省略する。
尚、本実施例では、凹部61の形状を台形台状に形成して実施したが、凹部61の形状を円錐台状に形成してもよいし、凹面状、柱状、又は、これらの組み合わせによって形成して実施してもよい。
以上のように、型6の凹部61を所望の形状に形成することで、第1の領域R1の蛍光体粒子42の密度分布を所望の状態にすることができる。
従って、蛍光体粒子42の密度分布によって光路長を調整することができ、光路長の違いにより生じる半導体発光装置1の色ムラを防止することが可能となる。
上述の樹脂原料を本硬化する工程(ステップS05)において、樹脂層4にレンズを形成するようにしてもよい。
図14は、実施例3において使用する型6の形状を示す断面図である。図15は、実施例3の製造方法によって製造された半導体発光装置1の断面図である。
図14に示すように、型6の凹部61は、浅い凹面状に形成されている。
この型6を用いて樹脂層4にレンズを形成した半導体発光装置1を製造する方法は以下の通りとなる。
上述のステップS01において、ハウジング21の壁面高さと略同一の位置まで蛍光体粒子42が入っていない樹脂原料を入れる。その後、上述のステップS02〜ステップS04まで同一の工程を行う。
ステップS05の工程において、樹脂原料を本硬化させた後に、型6の凹部61の形状に沿って型6を樹脂層4から外す。
図15に示すように、このように製造された半導体発光装置1の樹脂層4は、発光素子3から出射された光の出射方向の表面である上面に凹部61の形状に応じて形成されたレンズ(凸部)43を有している。
以上のように、本実施例の半導体製造方法によれば、樹脂原料を硬化する工程とレンズが形成される工程が同一の工程で実施されるため、製造工程の短縮化を図ることができる。
樹脂層4は、ハウジング21の凹部25の一部に設けられているようにしてもよい。
具体的には、図16に示すように、樹脂層4は、半導体構造層31、半導体構造層31上の表面電極34及び支持基板32を埋設するように凹部25の中央部上に載置されている。
凹部25の底面26は、樹脂層4が載置された領域の外側に画定されている領域であって、蛍光体粒子42を含まない第4の領域R4を有する。
第4の領域R4は、樹脂層4が凹部25の底面26を覆う領域(すなわち、樹脂層4が載置された領域)を取り囲む領域として形成されている。
尚、このように樹脂層4を形成した場合は、ハウジング21の凹部25に形成された隙間(第4の領域R4を含む)を埋設するように、例えば、透光性を有する樹脂等を充填して実施することもできる。
上述の実施例においては、実装基板2にハウジング21が形成されているものであったが、平板状の実装基板2で実施することもできる。
図17に示すように、本実施例の実装基板2は、ハウジング21が形成されていない点が上記実施例とは異なるが、この点を除き全て同一の構成である。
この実装基板2を用いて半導体発光装置1を製造する方法は以下の通りとなる。
ステップS01〜ステップS03までの工程は、実施例1と同一であるので説明を省略する。
図18に示すように、ステップS04において、型6を下側にして型6とハウジング21の縁同士を貼り合わせる。以後の工程は、上記の実施例と同一であるので説明を省略する。
以上のように、平板状の実装基板2を用いて半導体発光装置を製造した場合であっても、図19に示すように、樹脂層4は、第1の領域R1と、第2の領域R2と、第3の領域R3と、を有して構成されている。従って、上述の実施例と同様に光取出し面33の上に一定量の蛍光体粒子42を載置することができ、半導体発光装置1の製造誤差による色度のバラツキを抑制することができる。
1 半導体発光装置
2 実装基板
21 ハウジング
3 発光素子
33 光取出し面
35 側面
4 樹脂層
41 樹脂
42 蛍光体粒子
43 レンズ
6 型
61 凹部
62 底面
R1 第1の領域
R2 第2の領域
R3 第3の領域

Claims (10)

  1. 実装基板と、
    前記実装基板上に載置され、発光層を含む半導体層からなる発光素子と、
    前記発光素子を覆うように前記実装基板上に載置され、蛍光体粒子と樹脂とを含む樹脂層と、を有し、
    前記樹脂層は、前記発光素子の光取出し面の全領域であって、この領域の全体に亘って前記蛍光体粒子が設けられている第1の領域と、前記発光素子の側面から前記側面の外側方向に向かう前記基板上の領域として画定されている領域であって、前記蛍光体粒子を含む領域である第2の領域と、前記第2の領域の外側の領域として画定されている領域であって、前記蛍光体粒子を含まない領域である第3の領域と、を有していることを特徴とする半導体発光装置。
  2. 前記第1の領域は、前記第2の領域よりも前記蛍光体粒子の密度が高いことを特徴とする請求項1に記載の半導体発光装置。
  3. 前記第1の領域の蛍光体粒子の密度分布は、その中央部から周辺部に向かうに従って減少することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体発光装置。
  4. 前記実装基板は、平板状に形成されている、又は、前記発光素子及び前記樹脂層を収容するハウジングを有して形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の半導体発光装置。
  5. 前記実装基板は凹部を有するハウジングとして形成され、
    前記発光素子及び前記樹脂層は、前記凹部の底面の中央部上に載置され、
    前記凹部の前記底面は、前記樹脂層が載置された領域の外側に画定されている領域であって、前記蛍光体粒子を含まない第4の領域を有することを特徴とする請求項4に記載の半導体発光装置。
  6. 前記樹脂層は、前記発光素子から出射された光の出射方向の表面にレンズ状に形成された凸部を有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の半導体発光装置。
  7. 実装基板上に発光素子を載置する工程と、
    蛍光体粒子と樹脂とを少なくとも含む樹脂原料を、前記発光素子の光取出し面を包含する大きさの凹部を有する型に入れる工程と、
    前記蛍光体粒子を前記凹部の底面に沈降させた後、前記樹脂原料を仮硬化する工程と、
    当該仮硬化された前記樹脂原料を前記型から外して前記光取出し面上に載り移す工程と、
    前記樹脂原料を本硬化させて前記発光素子上に樹脂層を形成する工程と、
    を有することを特徴とする半導体発光装置の製造方法。
  8. 前記凹部は、前記蛍光体粒子の前記底面への沈降によって、前記蛍光体粒子の密度分布を形成する形状を有することを特徴とする請求項7に記載の半導体発光装置の製造方法。
  9. 前記凹部は、凹面状、錐台状、柱状又は、これらの組み合わせのいずれかの形状で形成されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の半導体発光装置の製造方法。
  10. 前記樹脂原料を硬化して樹脂層を形成する工程において、
    前記凹部の形状に応じたレンズが前記樹脂層に形成されることを特徴とする請求項7ないし9のいずれかに記載の半導体発光装置の製造方法。
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