JP2018156605A - 紙葉類処理装置、紙葉類処理方法、および、紙葉類処理プログラム - Google Patents

紙葉類処理装置、紙葉類処理方法、および、紙葉類処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】紙葉類の券種判別の性能を向上させることである。
【解決手段】実施形態の紙葉類処理装置は、撮像部と、記憶部と、第1の券種識別部と、汚損度計測部と、第2の券種識別部と、券種決定部とを持つ。撮像部は、紙葉類を撮像する。記憶部は、第1の基準パターンと、第2の基準パターンとを記憶する。第1の券種識別部は、撮像部により撮像された紙葉類の画像と第1の基準パターンとの類似度に基づいて、前記紙葉類の券種を識別する。汚損度計測部は、紙葉類の画像から第1の券種識別部により識別された券種に基づいて少なくとも一つの部分領域を抽出し、抽出した部分領域に対する汚損度を計測する。第2の券種識別部は、部分領域の画像と第2の基準パターンとの類似度とに基づいて、紙葉類の券種の世代を識別する。券種決定部は、前記第2の券種識別部による識別結果と、前記汚損度計測部により計測された汚損度とに基づいて前記紙葉類の券種を決定する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、紙葉類処理装置、紙葉類処理方法、および、紙葉類処理プログラムに関する。
投入された紙幣等の紙葉類を鑑査し、紙葉類の券種に応じて振り分けを行う紙葉類処理装置が知られている。紙葉類の種類には、印刷模様が非常に類似した同じ金種で別の世代(シリーズ)が存在するが、真偽判別の性能向上の観点から、券種の識別と、世代の識別とをそれぞれ別のカテゴリとして処理する必要がある。しかしながら、世代によって異なる領域が、汚れやかすれ等によって、その特徴が失われた場合に、世代を正しく識別できず、券種判別の性能を低下させてしまう場合があった。
特許第5111794号公報
本発明が解決しようとする課題は、紙葉類の券種判別の性能を向上させることができる紙葉類処理装置、紙葉類処理方法、および、紙葉類処理プログラムを提供することである。
実施形態の紙葉類処理装置は、撮像部と、記憶部と、第1の券種識別部と、汚損度計測部と、第2の券種識別部と、券種決定部とを持つ。撮像部は、紙葉類を撮像する。記憶部は、前記紙葉類の券種を識別するための第1の基準パターンと、前記券種ごとの世代を識別するための第2の基準パターンとを記憶する。第1の券種識別部は、前記撮像部により撮像された紙葉類の画像と、前記記憶部に記憶された第1の基準パターンとの類似度に基づいて、前記紙葉類の券種を識別する。汚損度計測部は、前記紙葉類の画像から前記第1の券種識別部により識別された券種に基づいて少なくとも一つの部分領域を抽出し、抽出した部分領域に対する汚損度を計測する。第2の券種識別部は、前記部分領域の画像と、前記記憶部に記憶された第2の基準パターンとの類似度とに基づいて、前記紙葉類の券種の世代を識別する。券種決定部は、前記第2の券種識別部による識別結果と、前記汚損度計測部により計測された汚損度とに基づいて、前記紙葉類の券種を決定する。
第1の実施形態の紙葉類処理装置の構成について説明するための図。 紙葉類Pの汚損度に応じた重み付けにより紙葉類の券種を決定することについて説明するための図。 特徴抽出対象領域の設定例について説明するための図。 部分領域の設定例について説明するための図。 第1の実施形態の券種検出処理について説明するためのフローチャート。 紙葉類Pの汚損度に応じた補正により紙葉類の券種を決定することについて説明するための図。 第2の実施形態の券種検出処理について説明するためのフローチャート。
以下、実施形態の紙葉類処理装置、紙葉類処理方法、および、紙葉類処理プログラムを、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の紙葉類処理装置の構成について説明するための図である。第1の実施形態の紙葉類処理装置100は、例えば、紙葉類の種類を識別し、正券、損券、排除券の各集積部に振り分けて集積または施封するものとする。正券とは、例えば、再流通が可能と判定された正常な紙葉類である。損券とは、例えば、汚損等により最流通が不可能と判定された紙葉類である。排除券とは、例えば、紙葉類処理装置100が紙葉類の種類を識別できなった紙葉類または偽物と判定された紙葉類である。
紙葉類処理装置100は、例えば、供給部110と、取出部120と、搬送状態検知部130と、検出部140と、厚さ検知部150と、集積部160と、排除券集積部170と、制御部180と、記憶部190とを備える。搬送状態検知部130、検出部140、厚さ検知部150、および制御部180が備える機能の一部または全部は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが記憶部190に記憶されている各種プログラムを実行することにより実現される。プログラムは、例えば、ネットワークNWを介して外部サーバからダウンロードされてもよいし、SDカード等の可搬型記憶媒体に格納されたものがインストールされてもよい。また、搬送状態検知部130、検出部140、厚さ検知部150、および制御部180が備える機能のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されてもよい。
供給部110には、例えば、複数枚の紙葉類が一括して装填される。取出部120は、供給部110から紙葉類を1枚ずつ取り出し搬送路200に供給する。
搬送状態検知部130は、搬送路200上を搬送される紙葉類の搬送位置、搬送スキューおよび搬送ギャップ等の搬送状態を検知する。搬送位置とは、紙葉類が搬送されたときの紙葉類の搬送中心である。搬送スキューとは、紙葉類が搬送されたときの紙葉類の搬送方向に対する紙葉類の搬送の傾きである。搬送ギャップとは、搬送路200上を先に搬送された紙葉類の搬送方向後端と、次に搬送された紙葉類の搬送方向先端との距離である。
例えば、搬送状態検知部130は、紙葉類が存在する部分では紙面からの反射が高く、存在しない部分では反射率が低いため、両者のレベル差を所定の閾値で2値化することで、紙葉類の位置を特定する。また、搬送状態検知部130は、紙葉類の搬送路200の中心線からの搬送位置のズレを計測する。
検出部140は、紙葉類Pの券種情報、真偽(本物か、偽者か)、正損(正券か、損券か)、記番号等の券種情報を検出する。検出部140は、例えば、読取部141と、券種検出部142と、真偽検出部143と、正損判別部144と、記番号検出部145とを備える。読取部141は、「撮像部」の一例である。
読取部141は、搬送路200上を搬送する紙葉類Pを含む画像領域を撮像する。読取部141は、例えば、画像読取センサ、CCD(Charge Coupled Device)カメラ、CIS(Contact Image Sensor)カメラである。
券種検出部142は、例えば、紙葉類の種類、搬送される紙葉類の搬送の向きとしての表裏、および正逆(正立か、倒立か)等の券種情報を検出する。券種検出部142の機能の詳細については後述する。
真偽検出部143は、券種検出部142による紙葉類の券種または世代情報に基づいて、紙葉類が真券(本物の紙葉類)であるか偽券(偽者の紙葉類)であるかを検出する。真偽検出部143は、例えば、搬送路200により搬送される紙葉類の物理的特性および磁気的特性を検出し、その検出結果に基づいて、真券であるか偽券であるかを検出する。物理的特性とは、例えば、紙葉類に含まれる蛍光特性や赤外線特性である。磁気的特性とは、例えば、紙葉類に含有される磁性体量である。
正損判別部144は、真偽検出部143により真券と判別された紙葉類が、再流通が可能な状態であると判定された場合に、その紙葉類を正券であると判別する。再流通が可能な状態とは、例えば、紙葉類の汚損や破損等が予め設定された閾値未満の状態である。また、正損判別部144は、真偽検出部143により真券と判別された紙葉類が、再流通が不可能な状態であると判定された場合に、その紙葉類を損券であると判別する。再流通が不可能な状態とは、例えば、紙葉類の汚損や破損等が予め設定された閾値以上の状態である。
記番号検出部145は、紙葉類の画像から、紙葉類P上に印刷されている記番号を読み取る。例えば、記番号検出部145は、紙葉類の画像に対して文字解析等の画像処理等を行い、紙葉類に記載されているシリアルナンバー等を検出する。
厚さ検知部150は、紙葉類の厚さを検知する。例えば、紙葉類が2枚重なって搬送された場合には、厚さ検知部150によって2枚分の厚さが検知される。集積部160は、制御部180の制御により、搬送状態検知部130、検出部140、および厚さ検知部150のそれぞれの処理結果に基づいて、紙葉類を区分して集積または施封する。集積部160は、例えば、正券集積部161と、損券集積部162とを備える。正券集積部161には、総合判定部182により正券と判定された紙葉類が券種(例えば、券種A、B、…)ごとに集積される。損券集積部162は、総合判定部182により損券を判定された紙葉類が券種ごとに集積される。
排除券集積部170は、制御部180の制御により、搬送状態検知部130、検出部140、および厚さ検知部150のそれぞれの処理結果に基づいて、種類等が識別できないと判定された紙葉類を集積または施封する。
制御部180は、例えば、主制御部181と、総合判定部182と、操作部183とを備える。主制御部181は、紙葉類処理装置100の各機能を制御する。例えば、主制御部181は、総合判定部182による判定結果に基づいて、紙葉類処理装置100が備えるゲートG1およびG2を回動させて紙葉類を所定の搬送先に搬送させる。例えば、主制御部181は、総合判定部182により紙葉類が正券であると判定された場合に、振り分けゲートG1を左(反時計方向)に回動させ、さらに振り分けゲートG2を右方向(時計方向)に回動させて、紙葉類を集積部160の正券集積部161に集積させる。また、主制御部181は、総合判定部182により紙葉類が損券であると判定された場合に、振り分けゲートG1が左(反時計方向)に回動させ、さらに振り分けゲートG2が左(反時計方向)に回動させて、紙葉類を集積部160の損券集積部162に集積させる。また、主制御部181は、総合判定部182により紙葉類が排除券であると判定された場合に、振り分けゲートG1を右(時計方向)に回動させて、紙葉類を排除券集積部170に集積させる。
総合判定部182は、搬送状態検知部130による搬送状態検知結果、券種検出部142による券種判別結果、真偽検出部143による真偽検知結果、正損判別部144による正損判別結果、記番号検出部145による記番号検知結果、および厚さ検知部150による厚さ検知結果を総合的に判定して、紙葉類の券種や、紙葉類が正券であるか、損券であるか、または排除券であるか等を判定する。
操作部183は、例えば、キーボード、マウス、液晶ディスプレイである。操作部183は、紙葉類処理装置100の動作モードの設定、紙葉類Pの部分領域の設定、処理結果の表示、第1の基準パターン191および第2の基準パターン192の記憶部190への登録等に関する操作を操作者から受け付ける。第1の基準パターン191とは、例えば、紙葉類の券種ごとに、対象領域の輪郭形状、色、図柄、模様等に関する特徴情報が設定されたものである。第1の基準パターン191は、例えば、紙葉類の券種(例えば、一万円、五千円、千円、10ドル、20ドル、50ドル、100ドル等)の識別に用いられる。第2の基準パターン192とは、例えば、紙葉類の券種および世代ごとであって、さらに券種ごとに設定された紙葉類の少なくとも一つの部分領域に対して特徴情報が設定されたものである。部分領域は、例えば、操作者が操作部183により複数の券種間で違いのある領域を選択することで設定する。また、部分領域は、予め設定された領域(例えば、紙葉類の中心または左上等の基準位置からの所定領域)が設定されてもよい。第2の基準パターンは、例えば、紙葉類の世代(例えば、新札、旧札)の識別に用いられる。
記憶部190は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、またはRAM(Random Access Memory)等により構成される。記憶部190は、紙葉類処理装置100に関する各種情報やプログラムを記憶する。記憶部190には、例えば、第1の基準パターン191と、第2の基準パターン192とが格納される。
次に、第1の実施形態の券種検出部142における紙葉類の券種検出の具体例について説明する。図2は、紙葉類Pの汚損度に応じた重み付けにより紙葉類の券種を決定することについて説明するための図である。図2は、紙葉類処理装置100の各構成のうち、読取部141、券種検出部142、および制御部180を表している。
読取部141は、搬送路200によって矢印A方向に搬送される紙葉類Pの物理的特性である反射光を検知する。読取部141は、例えば、LED(Light Emitting Diode)アレイを発光部とし、フォトダイオードアレイまたはCCDセンサを受光部とした画像読取センサである。
券種検出部142は、例えば、第1の券種識別部142aと、汚損度計測部142bと、第2の券種識別部142cと、券種決定部142dとを備える。第1の券種識別部142aは、読取部141により読み取られた紙葉類Pの画像から特徴抽出対象領域を設定する。第1の券種識別部142aは、例えば、紙葉類Pの輪郭情報により、紙葉類の領域の端点と紙葉類の領域の重心位置とを算出し、重心位置を基準に紙葉類領域の全面を設定する。
図3は、特徴抽出対象領域の設定例について説明するための図である。図3では、二つの紙葉類P1およびP2を表している。第1の券種識別部142aは、それぞれの紙葉類P1およびP2の画像から、輪郭情報等に基づいて、紙葉類P1およびP2の輪郭に対応する領域300および302を設定する。なお、第1の券種識別部142aは、紙葉類P1およびP2の領域を複数の格子状に均等なブロック単位で分割して複数の領域を設定してもよい。
また、第1の券種識別部142aは、設定された特徴抽出対象領域に対して、特徴抽出を行う。第1の券種識別部142aは、例えば、特徴抽出対象領域の各画素の濃淡値もしくは複数画素の平均濃淡値を特徴としてもよく、その微分値を特徴としてもよい。また、第1の券種識別部142aは、例えば、特徴抽出対象領域の輪郭形状、図柄、模様等に関する特徴情報を抽出してもよい。
また、第1の券種識別部142aは、特徴抽出対象領域から抽出した特徴情報と、記憶部190に記憶された第1の基準パターン191に含まれるそれぞれの券種ごとの基準パターンとの類似度を算出する。例えば、第1の券種識別部142aは、識別対象の券種数がN個(Nは、1以上の自然数)であるとすると、N個の基準パターンとの類似度Si(i:1〜N)を算出する。類似度の算出は、例えば、各特徴情報同士を比較した場合の一致率や、画素同士の比較結果、単純類似度法や複合類似度法を用いて算出することができる。また、第1の券種識別部142aは、算出した類似度に基づいて、紙葉類Pが、どの券種に属するかの第1判定を行う。第1判定では、各券種の類似度Siの中で最大値となる紙葉類Pの券種であって、その類似度が閾値以上である場合に、その券種を第1判定結果とする。
汚損度計測部142bは、紙葉類Pの画像から世代を識別するための少なくとも一つの部分領域を設定する。図4は、部分領域の設定例について説明するための図である。図4では、新札の紙葉類P2および旧札の紙葉類P2’を表している。例えば、紙葉類P2の世代が変わる場合には、一世代前のシリーズと比較して、一部の領域の情報しか変更されないため、印刷模様が非常に類似している。したがって、汚損度計測部142bは、それぞれの紙葉類P2およびP2’の画像から、世代によって変更された特徴が埋め込まれた部分領域304および306を設定する。部分領域は、券種別に少なくとも一つが設定される。この部分領域を用いることで、汚損度の計測や世代の識別を行う際の情報量を低減することができるため、効率的且つ迅速な識別処理を実現できる。
汚損度計測部142bは、第1判定結果に基づく券種に対応する少なくとも一つの部分領域を抽出し、抽出したそれぞれの部分領域の汚損度を計測する。例えば、汚損度計測部142bは、抽出した部分領域に各画素の輝度分布と、汚損等がない綺麗な紙葉類の部分領域の各画素の輝度分布とを比較し、その分布の類似度等に応じて汚損度を計測する。また、汚損度計測部142bは、それぞれの部分領域に付着したシミや汚れ、または部分領域に含まれる紙葉類Pの折り目やしわ等による物理的特性や磁気的特性の読み取りの度合いを汚損度として計測してもよい。また、汚損度計測部142bは、部分領域における汚損の特徴情報を求め、求めた汚損特徴の特徴量に対応付けて汚損度を計測してもよい。
第2の券種識別部142cは、第1の券種識別部142aで識別された券種に対する世代を識別する。例えば、第2の券種識別部142cは、汚損度を計測した部分領域に対して特徴を抽出する。第2の券種識別部142cは、例えば、部分領域の各画素の濃淡値もしくは複数画素の平均濃淡値を特徴としてもよく、その微分値を特徴としてもよい。また、第2の券種識別部142cは、例えば、部分領域の輪郭形状、図柄、模様等に関する特徴情報を抽出してもよい。
また、第2の券種識別部142cは、抽出した特徴情報と、記憶部190に記憶された第2の基準パターン192との類似度を算出する。例えば、第2の券種識別部142cは、識別対象の世代数がM個(Mは、1以上の自然数)であるとすると、M個の基準パターンとの類似度Si(i:1〜M)を算出する。類似度の算出は、例えば、各特徴情報同士を比較した場合の一致率や、画素同士の比較結果、単純類似度法や複合類似度法を用いて算出することができる。また、第2の券種識別部142cは、算出した類似度に基づいて、紙葉類Pが、どの世代に属するかの第2判定を行う。第2判定では、各世代の類似度Siの中で類似度が閾値以上である場合に、その券種を第2判定結果とする。
券種決定部142dは、第2判定結果と、汚損度計測部142bにより計測された汚損度に基づいて、最終的な紙葉類Pの券種を決定する。券種決定部142dは、部分領域における計測された汚損度に応じて、その部分領域の類似度に重み付けを行う。例えば、券種決定部142dは、部分領域の汚損度が閾値以上の場合には類似度に重み「0」を乗算し、汚損度が閾値未満である場合には類似度に「1」を乗算する。これにより、券種決定部142dは、汚損度が少ない部分領域を基準に券種判定を行うことができ、判定結果の信頼性を高めることができる。また、券種決定部142dは、汚損度の逆数を重みとして、類似度に乗算してもよい。これにより、部分領域が、より綺麗であれば類似度の数値を高めることができる。したがって、判定結果の信頼性を高めることができる。
図5は、第1の実施形態の券種検出処理について説明するためのフローチャートである。まず、主制御部181は、紙葉類Pが読取部141の撮像位置に達したことを検知する(ステップS100)。搬送位置の検知された場合、読取部141は、主制御部181による制御により、紙葉類Pの読取画像を取得する(ステップS102)。次に、第1の券種識別部142aは、取得した紙葉類Pの読取画像により特徴抽出対象領域の設定を行う(ステップS104)。
次に、第1の券種識別部142aは、特徴抽出対象領域より特徴抽出を行う(ステップS106)。次に、第1の券種識別部142aは、抽出された特徴情報と記憶部190に記憶されている第1の基準パターン191との類似度を算出する(ステップS108)。次に、第1の券種識別部142aは、算出した類似度に基づいて、どの券種に属するかの第1判定を行う(ステップS110)。次に、汚損度計測部142bは、第2の券種識別部142cは、第1判定結果に基づいて、識別に用いる部分領域を設定する(ステップS112)。
次に、汚損度計測部142bは、設定した部分領域に対して汚損度を計測する(ステップS114)。次に、第2の券種識別部142cは、汚損度を計測した部分領域に対して特徴を抽出する(ステップS116)。次に、第2の券種識別部142cは、抽出した部分領域における特徴情報と、記憶部190に記憶された各券種の第2の基準パターン192との類似度を算出する(ステップS118)。
次に、券種決定部142dは、算出した類似度に基づいて、どの券種のどの世代に属するかの券種の第2判定を行う(ステップS120)。次に、券種決定部142dは、部分領域における計測された汚損度合に応じて、第2判定結果に重み付けを行う(ステップS122)。次に、券種決定部142dは、重み付けした第2判定結果に基づいて、最終的な紙葉類Pの券種を決定する(ステップS124)。
以上説明したように、第1の実施形態の紙葉類処理装置100によれば、例えば、汚損の進んだ紙葉類(例えば、部分的な印刷模様の違いのある領域が汚れまたはかすれ等により特徴が失われた状態の紙葉類)であっても、部分領域における計測された汚損度に応じた重み付けで紙葉類の券種を判定することができる。これにより、紙葉類の券種の誤読を軽減することができるとともに、紙葉類の券種判別の性能を向上させることができる。また、券種に対応する真偽判別の性能を向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、紙葉類処理装置の第2の実施形態の構成について説明する。第2の実施形態の紙葉類処理装置は、第1の実施形態と比較して、券種検出部142に補正部142eを備える点で相違する。したがって、以下の説明では、主に、補正部142eの機能を中心に説明する。また、以下の説明では、第1の実施形態の券種検出部142と同様の機能を備える構成については、同一の名称および符号を用いることとし、具体的な説明は省略する。
図6は、紙葉類Pの汚損度に応じた補正により紙葉類の券種を決定することについて説明するための図である。図6に示す券種検出部142Aは、例えば、第1の券種識別部142aと、汚損度計測部142bと、第2の券種識別部142cと、券種決定部142dと、補正部142eとを備える。
補正部142eは、例えば、汚損度計測部142bにより計測された部分領域ごとの汚損度が閾値以上である場合に、部分領域の画像を補正する。補正部142eは、例えば、濃度変換によりコントラストを強調するヒストグラム均等化法を用いて部分領域の画像を補正する。また、補正部142eは、予め綺麗な状態での明度基準に関する情報を記憶部190等に格納しておき、部分領域の明度が基準値になるように明度変換を行ってもよい。明度変換とは、例えば、ガンマ補正等の画像処理である。
また、補正部142eは、汚損度計測部142bにより計測された部分領域ごとの汚損度に応じて、画像を補正する際のパラメータ(例えば、コントラストの大きさ設定する設定パラメータ)の値を変更して補正を行ってもよい。これにより、汚損度に応じて、より細かな画像補正を行うことができる。
第2の券種識別部142cは、補正部142eにより補正された部分領域の画像と、記憶部190に記憶された第2の基準パターン192との類似度を算出し、世代の識別を行う(第2判定)。また、券種決定部142dは、世代の識別結果に基づいて、最終的な紙葉類Pの券種を決定する。
図7は、第2の実施形態の券種検出処理について説明するためのフローチャートである。第2の実施形態の券種検出処理は、第1の実施形態の券種検出処理と比較して、ステップS122の処理が削除され、ステップS130およびステップS132の処理が追加されている。したがって、以下では、主にステップS130およびステップS132の処理を中心に説明する。
補正部142eは、ステップS114の処理において、汚損度計測部142bにより部分領域の汚損度を計測した後、その汚損度が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS130)。汚損度が閾値以上である場合、補正部142eは、部分領域の画像を補正し(ステップS132)、その後、ステップS116以降の処理を実行する。ステップS124の処理では、券種決定部142dは、券種の第2判定結果に基づいて、最終的な券種の判定を行う。
以上説明したように、第2の実施形態の紙葉類処理装置によれば、汚損度に基づいて部分画像を補正して、紙葉類の券種を判定することで、紙葉類の券種の誤読を軽減することができるとともに、紙葉類の券種判別の性能を向上させることができる。また、券種に対応する真偽判別の性能を向上させることができる。なお、第1および第2の実施形態は、他の実施形態の一部または全部と組み合わせてもよい。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、紙葉類処理装置100は、紙葉類Pを撮像する撮像部(読取部141)と、紙葉類Pの券種を識別するための第1の基準パターンと、前記券種ごとの世代を識別するための第2の基準パターンとを記憶する記憶部190と、撮像部により撮像された紙葉類Pの画像と記憶部190に記憶された第1の基準パターン191との類似度に基づいて、紙葉類Pの券種を識別する第1の券種識別部142aと、紙葉類Pの画像から第1の券種識別部142aにより識別された券種に基づいて少なくとも一つの部分領域を抽出し、抽出した部分領域に対する汚損度を計測する汚損度計測部142bと、部分領域の画像と、記憶部190に記憶された第2の基準パターン192との類似度とに基づいて、紙葉類Pの券種の世代を識別する第2の券種識別部142cと、第2の券種識別部142cによる識別結果と、汚損度計測部142bにより計測された汚損度とに基づいて、紙葉類の種類を判定する券種決定部142dとを持つことにより、紙葉類の券種判別の性能を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100…紙葉類処理装置、110…供給部、120…取出部、130…搬送状態検知部、140…検出部、141…読取部、142…券種検出部、142a…第1の券種識別部、142b…汚損度計測部、142c…第2の券種識別部、142d…券種決定部、142e…補正部、143…真偽検出部、144…正損判別部、145…記番号検出部、150…厚さ検知部、160…集積部、170…排除券集積部、180…制御部180…記憶部

Claims (6)

  1. 紙葉類を撮像する撮像部と、
    前記紙葉類の券種を識別するための第1の基準パターンと、前記券種ごとの世代を識別するための第2の基準パターンとを記憶する記憶部と、
    前記撮像部により撮像された紙葉類の画像と、前記記憶部に記憶された第1の基準パターンとの類似度に基づいて、前記紙葉類の券種を識別する第1の券種識別部と、
    前記紙葉類の画像から前記第1の券種識別部により識別された券種に基づいて少なくとも一つの部分領域を抽出し、抽出した部分領域に対する汚損度を計測する汚損度計測部と、
    前記部分領域の画像と、前記記憶部に記憶された第2の基準パターンとの類似度とに基づいて、前記紙葉類の券種の世代を識別する第2の券種識別部と、
    前記第2の券種識別部による識別結果と、前記汚損度計測部により計測された汚損度とに基づいて、前記紙葉類の券種を決定する券種決定部と、
    を備える紙葉類処理装置。
  2. 前記券種決定部は、前記汚損度計測部により計測された部分領域の汚損度に応じて、前記第2の券種識別部による識別結果に重み付けを行い、重み付けされた識別結果に基づいて、前記紙葉類の種類を判定する、
    請求項1に記載の紙葉類処理装置。
  3. 紙葉類を撮像する撮像部と、
    前記紙葉類の券種を識別するための第1の基準パターンと、前記券種ごとの世代を識別するための第2の基準パターンとを記憶する記憶部と、
    前記撮像部により撮像された紙葉類の画像と、前記記憶部に記憶された第1の基準パターンとの類似度に基づいて、前記紙葉類の券種を識別する第1の券種識別部と、
    前記紙葉類の画像から前記第1の券種識別部により識別された券種に基づいて少なくとも一つの部分領域を抽出し、抽出した部分領域に対する汚損度を計測する汚損度計測部と、
    前記汚損度計測部により計測された汚損度に基づいて、前記部分領域の画像を補正する補正部と、
    前記補正部により補正された部分領域の画像と、前記記憶部に記憶された前記第2の基準パターンとの類似度とに基づいて、前記紙葉類の券種を識別する第2の券種識別部と、
    前記第2の券種識別部による識別結果に基づいて、前記紙葉類の種類を決定する券種決定部と、
    を備える紙葉類処理装置。
  4. 前記補正部は、抽出した前記少なくとも一つの部分領域のうち、前記汚損度が閾値以上の部分領域の画像を補正する、
    請求項3に記載の紙葉類処理装置。
  5. コンピュータが、
    撮像部により撮像された紙葉類の画像と、記憶部に記憶された前記紙葉類の券種を識別するための第1の基準パターンとの類似度に基づいて、前記紙葉類の券種を識別し、
    前記紙葉類の画像から、前記識別された券種に基づいて少なくとも一つの部分領域を抽出し、
    抽出された前記部分領域に対する汚損度を計測し、
    前記部分領域の画像と、前記記憶部に記憶された券種ごとの世代を識別するための第2の基準パターンとの類似度とに基づいて、前記紙葉類の券種の世代を識別し、
    識別された前記紙葉類の券種の世代と、計測された前記汚損度とに基づいて、前記紙葉類の券種を決定する、
    紙葉類処理方法。
  6. コンピュータに、
    撮像部により撮像された紙葉類の画像と、記憶部に記憶された前記紙葉類の券種を識別するための第1の基準パターンとの類似度に基づいて、前記紙葉類の券種を識別させ、
    前記紙葉類の画像から、前記識別された券種に基づいて少なくとも一つの部分領域を抽出させ、
    抽出させた前記部分領域に対する汚損度を計測させ、
    前記部分領域の画像と、前記記憶部に記憶された券種ごとの世代を識別するための第2の基準パターンとの類似度とに基づいて、前記紙葉類の券種の世代を識別させ、
    識別させた前記紙葉類の券種の世代と、計測された前記汚損度とに基づいて、前記紙葉類の券種を決定させる、
    紙葉類処理プログラム。
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